グッドアフタヌーン俺ら
ちょっとだけど投下な
パロ注意あと一応フリーダム警報発令
撲滅運動を始めてから五日が経った。
今日、俺らはこれに決着を付けるためにある計画を実行することを決めた。
概要は、まず俺は金持ちだと言う嘘と三橋の持ってる携帯番号を書いたビラをばらまいて犯行させ、逆探知。
つぎに犯人の居場所を突き止めたら取っ捕まえる。
そして犯人をフルボッコ。
これで完璧。
俺らは第一段階のビラ貼りを済ませ今は犯行を待っている状況だ。
「犯人捕まえられるといいね」
「そうだな」
和やかな雰囲気が漂っていたが三橋の携帯の着信音が鳴りだしたとき、緊迫した空気が張り詰めた。
「おおお俺くん!電話だよっ!どどどうするの?!」
「三橋、サードランナー!」
俺はそう言ってテンパっている三橋から携帯を奪いスピーカーボタンを押してから通話ボタンを押した。
声が聞こえて来る。
『もももしもしも三橋さんですか?』
電話してるやつやたらと喘ぎ声が耳に障る。
内心電話のやつエスパ乙と思いながら黙ってたら三橋が「そうだ よー」と返事した。
『ひゃっほおおおおおお!!!やったぜ俺らマジで三橋の携番だっ――』
黙って電話を切った。
三橋にあれは答えなくて良いんだよ、と教えてくれた西広副会長のフォローは遅かった気がする。