阿部「三橋!今日こそ結婚すんぞ!」

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797世界鬼畜劇場・12
ようやく追い着いて色んな意味で涙目の俺参上。
L5とS谷終わっちゃったよエビフライ良かったよ兄弟プレイの栄口最高だよ潔癖来てるよ!
だがスレタイに間に合わなくてゲンミツに凹んだ。

前回→http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1189706280/616
あらすじ:鬼畜な栄口が三橋にいろいろしてる。詳しくはwikiで。まとめの俺ら超ありがとう。
今回は鬼畜ってより鬱注意。相変わらず栄口壊れ気味の上エロのターンじゃないから嫌な俺らは飛ばしてくれ。


 射精と同時に崩れ落ちそうになった三橋の体を、背中に手を回して支える。
 俯いているから表情は見えない。けど、汗よりも大きい雫がぽたぽたとシーツの上に落ちてきて、
ああ泣いてるんだって事だけは分かった。
「っ、ぁ…」
 指を引き抜くと、三橋が小さく喘いだ。ついでに入りっぱなしだった三橋の指も抜いてやってから、
力の抜けきった体をベッドの上にゆっくりと倒す。
 仰向けに寝ているせいで自然と上向きになった三橋の顔を覗き込む。涙を流し続けるうつろな目の中に、
オレの姿が映り込んでいる。けど、三橋はなんの反応も返してはこなかった。
「三橋」
 名前を呼んでも、ぴくりとも動かない。
 ぞく、と背中に悪寒が走る。
「三橋、…みはし…っ」
 頬を軽く叩いてやると、ようやく反応があった。ゆっくりと瞬きをして、光の戻ってきた目がオレを映す。
「…さかえ、ぐち、く…ん……」
 ほとんどため息みたいな弱々しい声で、けれど確かにオレを呼ぶ声が耳に届く。
 思わず息をつきそうになって、喉の奥でそれを飲み込んだ。唇を歪ませて、笑顔の形をつくる。
「…意識がとんじゃうくらい良かった?」
「あ…っ! ぅ、オ、レ…っ、オレ、ご、ごめ……っ」
 一瞬だけ赤くなって、けどすぐに怯えたように青くなって顔をくしゃくしゃにしながら、三橋が言う。
 その言葉と表情に、神経をざらっと撫でられたような気がした。
「どうして謝るんだよ」