※学生の俺らのために社会人の俺が社内恋愛もの書いてみる。
理系なので文才はない。一部地域覚悟でよろしく。
「やっ ダメだって…」
周りを気にしながら震える三橋を長机の上に押し倒す。
誰もいない会議室。時間は十時を回ったところだ。
俺と三橋は大学を卒業後、とあるシステム会社に就職した。
そこは主に金融関係のシステム開発を行っており、
斜陽といわれるIT業界の中では中堅の位置にある会社だ。
「どうして、阿部く…っ」
わけがわからないという顔の三橋を無視して
両手首を右手で掴み、机の上へ引っ張り上げる。
「昼間は楽しそうだったな」
「ひっ昼間って なん…うひゃぁっ」
俺はわざと答えさせないようにして
三橋の首筋から耳の裏にかけて舌を這わせる。
みっともない。馬鹿だ。わかっている。
それでも昼間の光景がちらついて
沸点に達した頭が収まりそうもない。
「…中村さんと楽しそうに喋ってたじゃん」
「あっあれはっ…おおお俺が馬鹿だから 教えてもら…ひぁっ」
わかってるよんなこと!