※前からあったSSとタイトルかぶってたのでwiki職人さんがつけてくれた名前に変更。
すいませんでした。気をつける。
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1191360574/869,878 「沖って意外と大胆なんだなー」
ふいに目の前に影がさした。
田島君が、いつのまにか、オレの肩に腕、まわしてる。
そのまま、ぐいって体ひっぱって、半身でかばうみたいにして、オレから沖君が見えないようにしてくれた。
け、ど、……あれ?
「いや、ちが、チンコじゃなくって」
肩に回った手が、オレのシャツの袖口をまくりあげてる。
むきだしになった肘や二の腕を手のひらでゆっくりなでてくる。
田島君、ヘン?
いつもよく体さわるけど、いつもと、さわりかた、ちがくない、か?
肘、ひえてたのかな?それで、あっためて、くれてる?
うん、そうだ。きっと。
変態は沖君だけで十分だ。
「ちげーの?」
「いや、ちがわないけど、他も、使いたいっていうか」
「イミわかんねー。なんかねーの、見本とかさ」
「こ、これっ」
田島君の腕がスッとはなれて、沖君が差し出したパンフレットみたいなのを手に取った。
(パンフレット片手に沖ががんばって説明しましたが描写省略。)
沖君の長い長い説明が終わって、部屋の空気がしんとしずまりかえった。
お互いがお互いの出方をうかがって、見えない圧力があって、耳がつーんってする。
こういうふんいき、苦手、だ。
なんかしゃべりたい、けど、オレ、あんなの見せられてどうしたらいいんだろ。