阿部「俺はHENTAIをやめるぞ!三橋ーッ!!」

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506fusianasan
ちょww1日来なかっただけでスレ進みすぎwww何事wwwww

http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1191309267/842

「お前、最近何か変だぞ」
練習が終わり、部室で二人きりになった途端に、阿部にそう言われてギクッとした。
「変、って」
自分に向けられる視線に耐えかねて、三橋は阿部に背を向けた。着替えの途中の手が止まり、ぎゅっとアンダーの裾を握り締める。
「オレ、今日、投げるの 変、 だった?」
まさか、ここ最近の島崎との行為が投球に影響したのだろうか。野球をしている時だけは、そんな事を忘れていられると思っていたのに。
「いや…そうじゃねえ。お前のピッチは、今日も良かったよ」
即座に阿部は否定した。その言葉にほっとする。
「ただ」
言いにくそうに、阿部が続けた。
「最近のお前、何かヘンだし。…何か、以前と感じが違うっていうか」
心臓が、急に早鐘を打つ。阿部に気取られるほど、自分は何か変わってしまったのだろうか。
何かって…そんなの、自分が一番よく分かっているのに。
「三橋」
少しの間をおいて、阿部が三橋の背中に向かって言った。
「お前、いつから島崎と仲いいの」
息が止まりそうになる。阿部の言葉に何も答えられずに、三橋はただ黙って床に視線を落とした。
「いつの間に連絡なんか取ってんだ。今朝、島崎と来たよな。あれ、何。最近のお前が変なの、何か島崎と関係あるわけ」
どうしようどうしよう。阿部君になんて言ったらいいんだ。いえない。こんなこと、いえるわけがない。
足元がガタガタと震え出した。真っ青な表情で俯いたままの三橋を見て、阿部が苦しそうに顔を歪める。
「悪りぃ、別に責めてるわけじゃねえよ」
オレのほうこそ、ごめんなさい。こんなに心配、させてしまって。オレはまた、阿部君にメイワクかけてしまった。
「ただ、最近の三橋、何考えてんのか全然分かんねえから…クソ、こんなこと言うつもりじゃなかったのによ」
チッ、と阿部が吐き捨てるように呟いた。
「ごめん、ね 阿部君」
阿部から目をそらしたまま三橋が言った。