前スレ
>>992 阿部視点
口に入れず、出ている舌を自分の舌で舐める。
三橋は熱に浮かされたように自分の舌を精一杯外に出した。
俺は伸ばされた舌を自分の舌で舐め、すすり、弾く。
「ひゃ、あ、いは、もお、おえ、おえ、へちゃう…!」
出ちゃう、って言ってんのか。
俺はかっちかちの二人分のちんぽを掴む。
そして上下にこする。
「あ、ああ!ああ、あっ、あっ!」
くっついたままの舌を吸い込む。
三橋の声は全部俺の口の中だ。
ああキス、してんなあ。
初めてのキスがいきなりこんなんでいいのか。
もごもごと舌を動かしていた三橋はうっすらと涙の浮かんだ目を開く。
(俺たち、キスしてんぞ。男同士でキスだぞ)
好きだからキスしてんだ、と俺は目で訴える。
伝わったのか伝わっていないのか、三橋は視線を外して、俺の首にしがみつく。
「あ、あべくん、どこ、に出す、の?」
いきなりかよ。雰囲気ぶちこわしだな、おい。
「このままっ…出す、?」
「三橋、こすってくんねえ?」
「…ん、は、はい」
三橋はぎこちない手つきでちんぽをまとめてこする。