前どこか分からんS谷。やっとセックルのターンがきたお。
「あっ」
シャツの裾から両手を突っ込んで、乳首を軽くひねると三橋が短く声を漏らした。
嫌だって言ってるけど、ちょっと刺激してやるだけで簡単に立ちあがる。
三橋は服の上から俺の手を阻むみたいに押さえ込んだ。
「もう立ってる」
「ちっ が…」
「何が違うの?乳首立ってるよ、自分じゃわからない?」
チューブの蓋開けるみたいに、指で挟んで押しつぶしてやった。
すぐに三橋の体は反応する。指の間で充血して堅くなった乳首が自己主張を始める。
声を漏らさないように引き結ばれた三橋の唇を塞いで、強引舌を差し込んだ。
逃げるみたいに引っ込んだ舌を絡め取って、上あごから頬の内側まで舐めてやると、合わさった唇の隙間から息が漏れる。
「はっ あ」
「キスくらいはした?」
誰と、なんて言わなくても、三橋は質問の意味を理解した。
今にも涙がこぼれそうなくらいに潤んだ目が俺を見る。
「して、ないっ」
「ほんとに?」
押しつぶすみたいに乳首を指の腹で擦ると、その目がきつく閉じられた。
「してないっ」
俺の手を掴んだ手に力がこもる。
でも、それじゃあ止めて欲しいのか、もっとして欲しくて押さえつけてんのかわかんないよ?
「なに、もっとして欲しいの?」
三橋の手に、視線を落として聞く。
「ちがっ」
違うって言い終わるよりも早く俺はシャツの裾を胸元まで捲り上げる。
赤くなってるそこに噛み付いて、先端を舌で弾くと三橋の背が反った。