某エロゲパロ
トイレの続き
…………………し、死んだかと思った。
「うおおおおおおお!!!!俺が死んだぁあああああああ!」
助けて斗貴子さん!
トイレで三橋に包丁でグッサ☆グサ☆にされるる酷い悪夢だ。
こえーよー!!こえーよー!!!
ガタガタとベッドの中で震える俺に枕が投げつけられた。
「朝だぞー!起きろ、俺ー!!」
「いってぇな!…ぁ?た、田島っ!?」
「おそよー、俺!」
田島はケラケラと笑って手を振ってくる。
「早く行かないと遅刻すんぜー!!」
「あ、お、おう!」
俺は素早く着替えて支度をしながら、ふと思い出した。
…………なんで田島が俺の家に?
確かに家、近いしクラスメートだけど呼んでねーぞ?
昨日、泊めた訳でもない。そうだ。
それに昨日帰宅した時、俺は三橋が追ってくるんじゃないかと怖くてチェーンロックをしたはずだ。鍵も。
背中にドッと冷や汗が流れる。
…………田島はどうやって家に入ってきたんだ?
「俺、早くしろよー!!!」 「おう…」
怖い。田島が怖い。
いや、待てよ。気のせいじゃないか?
本当に鍵をちゃんと閉めたか?確認してないんじゃないか?
そもそも昨日、三橋が俺の居る個室トイレに入ってきたのだって怪しい。