※鬱注意 次回最終回です うおー遅刻するー
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1191176303/l50 オレはギョッとして振り返る。
「さみぃ だろ 風邪ひく」
阿部くんはスイと体を離し、毛布を取ろうとする。スルリとオレから引き抜かれる。
独特の感触にオレは声を漏らしてしまう。
「は? え、何だ 俺なにをしてた? 何で俺もお前も何も着てない?三橋、何だよこれえぇえ? はぁああ? ありえねぇだろ、これ!」
オレはちり紙を取るために体を起こし、阿部くんの方に向き直った。
「なあ、三橋ぃ 知っているんだろ、説明しろよ、何が起きたんだよ、一体」
「ニンゲン 一生知らない方が イイコトも ある よ」
オレは何枚かのちり紙を阿部くんに手渡した。
オレは残りのちり紙で自分の尻と目頭を拭った。
オレは阿部くんに自宅へ電話をさせた。
そのやり取りから大騒ぎしているのが伝わってくる。
今日は、学校の無い日だから練習休んで家にいたらいい、
みんなにはオレから伝えておくって家に帰るよう促した。
事情をみんなに聞きたいからココから練習に行くって言い張ったのには閉口した。
ホントに何も覚えていないらしい。
「一番最近のコトって何?」
「ああ、膝切った所がやたら痛くてなー、そのこと訴えたら、
あんまり追加したくないんだけれど、少しだけって・・
手術自体はうまくいったって言われたのは何となく覚えているよ あとは」
昨日のご飯の残りと牛乳を冷蔵庫からリビングに持っていきながら
オレは問いただす。
「そ それで」
「うん・・暫くして。物凄く気分が悪くなった」