阿部「三橋！お前は縛られてるのがお似合いだぜ」

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泉が三橋に着せたのは、意外にもオーソドックスな紺地のセーラー服だった。
三橋はスカートの裾を気にしながら、頬を染めておどおどしている
しかしどんなモードの最先端な奇抜な衣装が出てくるかと思って、どきどきしていた一同には、ちょっと拍子抜けだった。
「けっこう普通だったな。似合うけど」
詰まらなそうに水谷が言うと、泉のマジパンチが腹にめり込んだ。
「しっかり見ろ！　このクソ。まずここ！」
ビシッと泉がセーラー服の胸元を指差す。
「ここに、コムサ・デ・イズミのブランドの証である★★★★が刺繍されてんだろ。
それからここ！」
そう言って泉はセーラーの襟元をぐっと持ち上げる。
「ほら、よく見ろ。ラインが二本だろ？　な」
そう言われても、だから何なのだ？　一同が首をかしげる。
そんな冷めた反応に、ちっと泉が舌打ちをする。
「いいか？　ビデ倫の規定で三本線のセーラー服はＮＧなんだぜ。だからあえて二本！」
堂々と泉が言い放つ。
どうして泉はそんなＡＶ豆知識に詳しいのだ？　聞きたいが誰も聞けなかった。
「さらに足元！」

イズミブランドロゴは雑談から頂いた。ありがとう