http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1191176303/378 あと少しのところで夢を打ち砕かれ、絶望感の中俺はその場を阿部に譲る。
まるで金ダライを喰らったみてぇだぜ…頭がフラフラするぁ…
俺はその場に崩れ落ちた。
バシャーン!
本当にちょうどいい湯加減のお風呂になんか切ない。
「阿部君…」
三橋は目をうるうるさせながら阿部に抱きついた。
「三橋…」
阿部も三橋の背中に手を回してぎゅってしてる。
阿部この野郎!!Shine!!
畜生!こうなったら俺が空気を変えてやる!
このピョアな空気を吹っ飛ばしてやる!
「っはい!はい!はい!はい!はい!ソレソレソレソレ!」
俺は二人の横で踊りだした。
そんな俺を二人はまったく気にもとめない。
「阿部君、おれ…こ、怖かった…すごく…怖かった」
ぼたぼたと涙を零す三橋。
「ああ、もう大丈夫だ!大丈夫だからな!」
阿部が三橋の髪をやんわりと撫でてる。
俺はまだ踊り続けていた。
「そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!はい、ミッハッシー!」
二人とも完全スルー。
なんかもうシールド貼られてるみたい。
それで何かすごく冷静になった。
あれ?何この俺バカみたいな空気…