阿部「三橋、身も心も全裸になろうぜ!」

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432仁義なき兄弟
>>413
三橋!おはよう!

>>248

三橋さんの家に着くなり、玄関で押し倒した。
曜日で大体三橋さんの親が遅く帰る日がわかってる。
今日はその日。まぁ狙ってたけど。
少し乾いた三橋さんの唇に貪りついた。はっきり言って俺は餓えてた。
カサカサした唇に俺の唾液を塗りつけて潤す。
俺のお気に入りのさわり心地の三橋さんの髪に手を差し込んで、逃がさないように頭を固定した。
「ふぁ…っ」
唇を触れる程度に離すと、三橋さんが苦しそうに呼吸する。
三橋さんは罪悪感に苛まれた目を半分閉じて、俺を見つめてた。

「三橋さんは兄ちゃんとしたくて、俺とやってたんですよね」

「俺は三橋さんが好きだから三橋さんとしたいんですけど、三橋さんがまだ兄ちゃん好きなら利害一致してませんか」

会いたかったよ、と小さく言った三橋さんにこうやって俺は追い討ちをかけた。
好きだ、と言われた三橋さんの体が怯えたように揺れたのを俺は見逃さなかった。
本当はもうきっと俺とセックスなんかしたくないんだ。
でも、自分に好意を持ってる人間をこの人は跳ね除けることなんかできない。
脅すように三橋さんに迫った自分が情けなかったけど、他に方法が思いつかなかった。
三橋さんが俺に兄ちゃんを重ねても、それはもう構わない。
一番最初にそうするように仕向けたのは自分なんだから、そのツケくらい払っていい。

軽く三橋さんの下唇を噛んで、舌先でなぞる。
所々薄く皮がむけてて、三橋さんがちょっと痛そうな声を漏らした。沁みるのかな。
お腹から胸にかけて、手でさすると三橋さんの服が少しじんわり湿ってた。
俺も服越しにしか触ってないのに、三橋さんに触れてる手がじんじん熱くて熱を帯びてる。
動きが止まった俺の手を三橋さんの手が重ねた。それも、じとっと湿ってた。