http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1190984924/647 家に帰ると、昨日以上に沢山の料理が用意してあった。
なんとも複雑な味の多い夕飯だったが、レンはハグハグと旨そうに
俺が食べられなかった分まで全部たいらげる。
二人で一緒に片付けして、またリビングのソファーでまったりする。
「レンはいっぱい食べるなぁ。」
ソファに座り雑誌をめくりながら言うと、床に敷いたラグの上でペタンと座ってるレンが見上げてきた。
「お オレ 食べるの 好き だから・・・」
付き合ってるときはあんまり食べてなかったと思うけど急に食べるようになったのか・・・
「前まではそんな食べてなかったよな。」
「んっと・・・え っと」
言いにくそうに視線をキョロキョロさせてる。なんだ?
「こんな に 食べるって 分かると 嫌われ る かと 思っ て・・・」
大食いってばれると嫌われると思って少なめに食ってたってことか。
それでも俺からしたらデートの時もたくさん食ってたけど。
レンは俺に嫌われないように色々考えてくれてたのか・・・
座ってる俺の両足の間に入り込むようにレンが座ってくる。
「き 嫌い に なった?」
俺はわしわしとレンの頭を撫でて「まさか」と冗談ぽく笑う。
「俺はレンがどんなことしても嫌いにならないよ。」
「ほ ほんと にっ!?」
「うん」
身を乗り出してきたレンの頬に手を当てて軽くキスする。