阿部「三橋!オメーの席ねーから!」

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481手乗り

手乗りミハシを購入した翌日、俺はさっそく秋葉、デパート、それにドラッグストアと
アダルトショップをまわった。ミハシは家で留守番。午前中よく寝ていたミハシは
俺が声をかけても起きなかった。こう・・・ピョアピョアな穢れなき天使の寝顔で、
起こすに起こせなかった。一応出かける時に「ちょっと留守するからいい子で留守番してろよ」
「美味いケーキ買ってきてやるから」と言ったら「ふぁい・・・」とホアホア笑ってたので大丈夫だろう。
あー、すんげえエロいこといっぱい教えてやろ。
オレじゃないと満足できない体にしてやろう。
しかし頭の中でミハシにエロいことをさせまくる一方、ただただ優しく甘やかしてやりたい俺がいる。
あー、葛藤。その葛藤も楽しい。
最近の俺はけっこう無気力だった。仕事も淡々とこなしてつまんねえ一人暮らし、映画だとかTVや
音楽に対する感動もどっか冷めてて、ときめきなんて随分忘れてたのに、今はワクワクしてたまらない。
今朝も起きたミハシに食べさせてやろうと久しぶりにまともなメシを作った。
材料なんて大したもんなかったからありあわせのチャーハンだけど。あー、スーパーにも寄ろ。

だが浮かれた気分で帰った俺の目に飛び込んできたのは、朝よりずっと本やゴミが散乱している
暗く静かな部屋だった。