http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1190379665/361 そのまま体も起こして、足の間にオレの体を挟むようにして三橋が膝をつく。
顔を見ると目の端に涙を溜めた状態で、熱に浮かされたみたいにぼんやりしてた。
興奮してんのはお互いさまだけど、こいつ大丈夫か? なんて思ってたら今度はぶんぶんと軽く頭を振りはじめた。
「はあ、う……」
三橋の手が白い肌の上に伸びる。
自分の腹を撫でるようにして動きながらどんどん上にあがって、胸のとこで止まった。
ちょうど膨らんでるとこの、際どい境目。
釣られるようにしてオレの視線も三橋の胸の方に動いた。
寒いのか、それとも興奮のせいか。
どっちかわかんねえけど、薄く色付いた乳首がぴんと硬く尖って自己主張している。
「あ、あべく、ぅ」
手の平は肌に貼り付けたまま指先だけが薄い肉のすぐ傍でわきわきと動いて、三橋がなにかに迷うような素振りを見せた。
垂れた眉で眉間に皺寄せて、んで、口を開いたかと思うと切なげな溜息を漏らす。
こく、と音が聞こえたのは多分三橋が息を飲み込む音だったんだと思う。
それと同時にオレがじっと凝視していた三橋の手が動く。
上の方にすっと動いて、膨らんだ胸を包み込むみたいにしたと思ったら今度はぎゅうっと脇の部分からも肉を寄せるみたいにして。
ない胸の肉を寄せてぎゅっとして、オレの方に突き出すみたいにして三橋がこう言った。
「な、舐めてぇ……」
返事をする暇もなく、オレはすぐに目の前にある乳首にしゃぶりついた。
こんなこと言われてそうそう冷静でいられるかっつうの。
大体いっつも思うけど三橋は今でもどこかに、なんていうか妙な初々しさを隠したままで、こいつの全部を暴き出してやることなんて永遠に不可能なんじゃないかってくらい、定期的に新しい側面が見えてくる。
普段ずっと胸は弄られるのは嫌がる三橋が自分からここに誘いをかけてくるなんて初めてだった。
こういう体になってから変化した部分は他のとこよりもさらに敏感なんじゃねえかって、薄々そんなことを思ってたけど、やっぱそうだ。
しゃぶりついた途端三橋が動物みたいな鳴き声をあげて、上半身を反り返らせた。
ぐにゃりと体の柔らかい三橋じゃないと到底できないような体勢。
自分から突き出しといて逃げ腰になっている体をオレは背中に手を回すことで押さえつけた。