「あっ、あぁぁぁぁぁ…」
下半身はこれ以上無いぐらい湿っていたが成熟しきっていない乂の物にとってそれは余りに大きすぎた。
それに加えて誤爆の経験の無さによる未熟さと興奮した誤爆の動きの激しさから痛みは想像を絶する物となっていた。
「い、痛い、痛い!抜いて!抜いて!!」
乂が生まれてから初めて出すような大声を上げる。
誤爆は乂の叫び声と自分に対して丁寧語を使う余裕すら無くすほどの苦痛を与えてしまったことに気がつく。
すぐに乂の恥部に入り込んでいた異物は抜かれた。乂は安堵の溜息を吐く、誤爆は泣きながら謝る。
初めて見る誤爆の泣き顔。それを見ながら乂は思う。
―――…誤爆さんは私が本当に嫌がるような事はしない。
初めに胸を揉まれた時も股間を弄くられた時も確かに気持ちよかった。
最初はどんなに嫌でも弄られると条件反射でああなる物なのだと思ったが今のはただ痛いだけだった。
トイレの件に関してもそうだ。
なぜ本当に嫌ならお風呂に行けと促された時に抗議しなかったのだろう、カメラで自分を撮る誤爆さんに抗議しなかったのだろう。
誤爆さんが相手でも本当に嫌ならなりふり構わず拒否することは出来た。でも私はあの時にはそれをしなかった。
バイブを入れられた時も心の何処かで期待していたのではないだろうか?
誤爆さんは本当に私が嫌がる事は絶対にしない…。
そう思った途端、誤爆への愛情が胸に溢れてくる。
そっと誤爆の背中に両腕を回し誤爆を抱きしめキスをする。
「誤爆さん…全然気にしてないのでいつまでもいて下さい。」
誤爆は無言で乂を力いっぱい抱きしめながら乂の舌に自分の舌を絡める。
乂も同じように力を込めて抱きしめ、誤爆の思いのままに舌を絡めさせる。
そして誤爆は口から糸を垂らしたまま乂の首筋や鎖骨、脇の下などを丹念に舐めていく。
乂は自分の左足と誤爆の左足を絡ませ誤爆の右腕を取り、自分の恥部やアナルに入っていた指を確認するかのように舐める。
そして誤爆が脇の下から胸、腰、ヘソの辺りを辿り乂の恥部を舐め始める。
背徳心の無い素直な快楽が乂を包み込む。眼前には誤爆の恥部がある。愛液が乂の顔に垂れてくる。
先ほど舐めたときはあまり確認していなかったがこれが誤爆の大事な場所なのだと見つめそっと唇を当てる。
いやらしい音が二箇所から同時になり続ける。
しかしそれはそれほど長くは続かなかった。
乂が歓喜の悲鳴を上げて誤爆の名前を叫びながら潮を噴く。
誤爆は一滴も溢さないようにとジュルジュルという音を立てながらそれをすする。
そして潮が噴きやんだら今度はアナルを指で弄りながら舐める。
逝かされてから息もつかない間に再び快楽が乂を包み込みあっという間に潮を噴き出す。
これも同じように誤爆は一滴も溢さないようにとすすりだす。
連続で逝かされ息も絶え絶えになりながら乂は言う。
「あ、あの、誤爆さん。」
「どうしたの乂ちゃん?」
「誤爆さんのを、もっと、ちゃんと舐めたいんです…ですから私のを舐めるの、やめてくれませんか?」
「じゃあ、舐めやすい体勢にして上げるから四つん這いになってくれる?」
そういうと誤爆は立ち上がり、乂はゆっくりと四つん這いになる。
しかし誤爆はそのまま乂の腰を捉えアナルに舌を這わせる。
「やっ、約束が違います。そ、それにそんなとこ舐めたら汚いです。」
「今は私が乂ちゃんを味わいたい気分なんだからダメ。それと乂ちゃんに汚いところなんてありません。」
そう言うと誤爆は乂のアナルに舌を捻じ込む。
乂が抗議しようとしてもそれは全て喘ぎ声となり誤爆の燃えるような欲情に油を注ぐ。