ゆき姫の葉鍵ゲーム作ってもう一度おびき寄せよう

ＳＳとか

789 名前：名無しさんだよもん 投稿日：02/12/23 20:15 ID:ogyt3kz6
「オタクなんてキライよ…、みんな居なくなっちゃえばいいのに！」

ゆきは魘されて目を覚ました。
時計はまだ鳴っていない。もう冬休みに入ったからだ。
だから、もう一度暖かい布団の中に潜りなおす事にする。
眼から赤い色が引くまで、リビングに下りるつもりは無い。
周囲の朝の音を布団で遮音するように、膝を抱えて丸くなる。
つい一週間前の事を忘れるように。

以前から気になっているクラスメートが居る。
彼はサッカー部で、ゆきには少し格好良く見えた。
朝も早くから、この寒い冬空の下で練習をしている彼を見ると
何とも逞しそうに見えたのだ。
彼は男友達も多い、満遍なく気軽に誰とでも接する事ができるタイプ。
だから、ゆきにも近づけるタイミングは幾らでも在った。
しかし、年頃の少女特有の奥手が、
周囲と一緒になって彼を囲む事を選んだ。それでも楽しかった。

いつもの様に男女入り混じって話をしている時の事、
ふと誰かが言い始めた年末の予定。
華々しい年末、会話は次第にクリスマスの予定などに移行してゆく。
どうやら彼はクリスマスに予定は無いらしい。
隣に居た女友達に背中を押され、彼を誘おうとしていた矢先、
一人の少年が口を開いた。
「俺さぁ、今リアルタイムでONEやってるんだよね。」
勿論ゆきが目当てにしている彼はONEなど知らないようだった。
だが人の良い彼は、少年に聞き返す。
ONEの事を。
少年は得意げになって、KANONやその他エロゲー、
終いにはkeyやLeafと云ったエロゲーブランドの話まで持ち出してくる。
周囲はそんな少年を煙たがり、蔑視しようとしていたのに、
少年の話しは止まる事を知らない。
いつもは只のクラスメートだった少年は、水を得た魚の様に捲し立てる。
ゆきの目当ての彼は、そんな少年の話を頷いて聴いているだけだったが
食わず嫌いをしないのが身上の彼は、少年がエロゲーを貸してくれると云うと
素直に受け取る事にした…。

それが一週間前に起こった変貌の始まり。
ゆきが後で気付いた彼の変貌の始まり。

791 名前：名無しさんだよもん 投稿日：02/12/23 20:16 ID:ogyt3kz6
終業式に再度、彼にクリスマスの予定を尋ねたとき、彼はこう答えた。
「ごめん、もうちょっとで全キャラクリアなんだ。
　もしかしたら、クリスマスには俺もリアルで長森とすごせるかも知れない。
　これって凄い事だと思わない？　何かこう、ゲームがゲームじゃないような…
　ああ、年末？　年末は、お台場の隣に行く事にしたんだ。
　初めて行くから今からとても楽しみだよっ。」

多感な時季に、友人から渡された一つのソフトによって、
ゆきが密かに心を寄せていた、明朗快活な彼は、
無残にも脆く崩れ去っていた。

今の彼はサッカーよりもエロゲーが好き。
外でスポーツするよりもモニターの中でで登校する方が好き。

ゆきの憎しみの感情は、感化されやすく情けない彼には向けられず、
オタクのコミュニティ全般に向けられた。
コイツ等さえ居なければ…。全部根絶やしにしてやるんだ…。
一言でも二言でも、文句をぶつけてやるんだ。
気が済むまで馬鹿にして見下してやるんだ。

少女の短絡的な挑戦は続く。

ゆき ◆7iPHGa2ZdE
葉鍵板に来ると記憶を失う少女。
ただオタクのことが憎いという記憶だけを頼りに、
強引にスレを立て、名無しのオタクに付きまとう。
しかしオタク達にしてみれば見ず知らずのその少女に、
目の敵にされる覚えなどなかった。

「オタクなんか嫌いよー！」

〜女神降臨伝説其の1〜

葉鍵板にて１２月２２日に次のスレッドが立ちました
【オタク】リアル女だけど何か質問ある？【キモイ】
1 ：ゆき ◆7iPHGa2ZdE ：02/12/22 17:58 ID:/ZWwuHA1
リア女に相手にされないオタクの住む板はここですか？

ええ、よく見るスレッドです。
いわゆる葉鍵板の住人を否定するスレが立ちました。
最初はいつもの糞スレだと住人たちは>>1を叩き始めました。
>>1はリアル女と言っていましたが、住人たちにはどうでもいい事でした。
おそらく、ネカマに違いないという考えが多かったのか、それとも２Ｄにしか興味がなかったのかは定かではないですが・・・
ネカマだったとすると、叩いているうちに本性を現してくるはずです。
住人たちは、叩いて、叩いて、叩きまくりました。
そしてついに>>1、、ゆき ◆7iPHGa2ZdEは本性を現しはじめたのです。

〜女神降臨伝説其の2〜

しかし、住人たちはゆき ◆7iPHGa2ZdEの本性を見て驚愕しました。
なんと、ゆき ◆7iPHGa2ZdEの本性は葉鍵キャラだったのです。
葉鍵キャラ、、いわゆる葉鍵に登場しそうなヒロインのようでした。
それには、住人たちは驚きを隠せませんでした。
「葉鍵の住人たちが萌えそうな、人がこのスレには、いる・・」
ゲームのようにただテキストどおりに進む話とは違ってキチンと返してくれるゆきはこのスレの住人たちにとってあこがれに変わったのです。

そうしてゆきは一晩で住人たちを虜にしていきました。

しかし、理由はそれだけではなかったでしょう。
葉鍵住人得意の補完ストーリーはいっそう、住人たちを萌え上がらせました。

かくして、ゆきは、ゆきタン、ゆきちん、姫などと呼ばれるようになり現在に至ります。

ハカギイタアイドルゆき１５歳
　　　　 ＿
　　 , '´　　ヽ 　　 はじめまして。私は、葉鍵板に生きる”毒電波の妖精”ゆきといいます。
　　i　ﾉ从从〉　 　実体を持った女性よりも二次元の美少女が好きだ！
　　|.|」ﾒﾟ ‐ﾟﾉ| 　 　というオタクを罵倒するために生まれた新しい形のネットアイドルです。
　　|⊂)!∞〉⊃ 　 どうかよろしくお願いします。
　　ﾚﾘ〈__l」ソ　
　　 　 し'ﾉ　　　　◇ゆきのプロフィール◇
　┏━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━┓
　┃名　前 　 ┃ゆき◆7iPHGa2ZdE　　　　　　　　　　┃
　┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
　┃年　齢 　 ┃１５歳　　　　 　　　　　　　　　　　　 　 ┃
　┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
　┃性　別 　 ┃ネカマ　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
　┃誕生日 　┃１２月２２日 　 　　　　　　　　　　　　　┃
　┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
　┃血液型 　┃Ａ型 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┃
　┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
　┃好きな...　┃ＤＱｼﾘｰｽﾞ 　 　 　　　　　　　　　　　　 ┃
　┃ ゲーム　.┃ＦＦｼﾘｰｽﾞ 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　┃
　┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
　┃嫌いな...　┃オタク　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┃
　┃人　種 　 ┃　　　　　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　┃
　┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
　┃座右の銘┃「オタクなんて嫌いよー！」　 　 　　　┃
　┗━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━┛　

つーかクリスマスまでもう二ヶ月もないじゃん。

ゆき姫とコミケ行くイベント欲しいな。
オタ殲滅で乗り込むつもりが、いつの間にか好きな漫画の同人誌買っちゃってるゆき姫とか。

それ、まんま瑞希じゃないですか

オタクをつぶすために、自ら戦場へと乗り込むのが僕らのゆき姫。
特に葉鍵オタには激しく粘着する。

また立ったかこのスレｗ

ゆき姫にあいたい

>>20
|ヽ||´ ∀｀||＜それが、ゆき姫クオリティｗ

　　　　　＼　　　 　　 　　＼∧＿ﾍ　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　　　　　＼　　　　　　　/ ＼〇ノゝ∩ ＜　ゆき取り合戦、いくぞｺﾞﾙｧ！！　
　　　　　　　　＼　　　　　/三√ ﾟДﾟ)　/　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　　　　　　 　　　＼　　　　/三/| ﾟＵﾟ|＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　＼　　　,,Ｕ （:::::::::::）　　,,､,､,,,　＼オーーーーーーーッ！！／　
　　　　　　　　　　　　 ＼ 　//三/|三|＼　　　　　∧＿∧∧＿∧ ∧＿∧∧＿∧
ゆきｹﾞﾄｰ　　　　　　　　＼　 ∪　 ∪　　　,,､,､,,, （　　　　）　　　 （　　　　 ）　　　　）　
∧∧　≡≡≡　　　　　　　＼ ∧∧∧∧∧　 　∧＿∧∧＿∧∧＿∧ ∧＿∧∧＿∧
(ﾟーﾟ*) ､　≡≡≡　　　　　　＜　　　　雪　 ＞ （　　　　）　　　 （　　　　）　　　 （　　　　）　
O┬Oｃ　）〜　≡≡≡　　　.＜　　　　取　 ＞　
（＊）ι_/（＊）　≡≡≡.　　　＜　 予　 り　 ＞　　　　　　　　　　　　　　　　　
―――――――――――＜　　　　 合　＞―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　＜　 感　 戦　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧＿∧
い、今だゆきゲットォ!!　　　＜ 　 !! 　の　＞　　　　　　ゆきゲットしますた　（ ´Д｀　）
　.∧ ∧　＝-　　　　　　　 　 　/∨∨∨∨∨＼　　　　　　　　　　　　　　　　　／,　　/
　（ﾟДﾟ；）　≡＝-　　　 　　　　/　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　(ぃ９　|
　⊂┯⊂)　　≡＝-　　　　　/　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　/　　 /、 　
　（ヽ＼　ヽ ）　≡＝-　　　 ./　　　　　　 　　　　　　　 ＼ 　 　　　　　　　　　/　　∧_二つ
　　 し＼Ｊ　　　＝-　　　　/今だ！ゆきゲットォォｫｫ！＼ .　　　　　　　　/　　　￣￣　ヽ
　　（（￣(◎)　≡＝- 　　/　　　　 ∧∧　　　）　　　　　　(´ ＼　　　　　　 /　 /~￣￣/　／
　　　　　　　　　　 　　.　/　　　⊂（ﾟДﾟ⊂⌒｀つ≡≡≡(´ ;;;≡.＼ 　　)⌒ ＿ ノ　　　 / ./　　　
　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　 ￣￣　 (´⌒(´⌒;;.＼　　 ＼　|　/　　　　　　 （　ヽ

┏ゆき姫━┓
　　┃Ｈ　１２　 ┃
　　┃Ｍ　２２.　┃
　　┃オ：怒り　┃　　オ＝オタクハンター
　　┗━━━━┛
　　　　 ＿
　　 , '´　　ヽ 　　
　　i　ﾉ从从〉　 　
　　|.|」ﾒﾟ ‐ﾟﾉ| 　 　
　　|⊂)!∞〉⊃ 　
　　ﾚﾘ〈__l」ソ　
　　 　 し'ﾉ　　　　

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ゆき姫は　レベルオタク　デス！をとなえた　　 　 . ┃
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┃
┃名無しさんだよもん1には　きかなかった！　　　　. ┃
┃名無しさんだよもん2は　怒ってしまった！. 　 　　.　┃
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┃
┃オタクは　とりあえず萌えている 　 　 　 　　 　 　 　 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

どうせクリスマスになったらまた立つんだし、それまでは保守りたい所だな。
適当にネタ出しするか。

初恋の人がオタクだったという事実にショックを受け、オタクを憎むようになったゆき。
復習のため、連日のようにオタク集まる葉鍵板を荒らしていた。
一方主人公はそんなゆきの蛮行を「またネカマか…」と冷めた目でいていた。

主人公の父、の友人が転勤のため、その娘さんを預かることに。
主人公が料理作ってもてなすと、尊敬の目で見られる。今度好物のカレー作ってくださいとねだられる。
少女は『年の離れた兄ができたみたい』と主人公に対して好感を持っているが、
極度のオタク嫌いのため、主人公は必死でオタク趣味を隠す。
しかし努力むなしくオタクがバレてしまい、『オタクとなんか一緒に暮らせない！』と家出してしまうゆき。
ゆきの家族はもう引っ越した後で、帰る場所のないゆき。
探す当てのない主人公、ゆき＝ゆき姫に気づきネットをつける。ゆきはまた葉鍵板にいた。
名無しにまじり帰ってこいと説得する。カレー用意して待ってるから、と伝言。
帰ってくるゆき。主人公を許した訳じゃないが、カレー勿体ないと食べてくれる。
翌朝、主人公の部屋のオタグッズが捨てられてる。
ゆき、「オタク壊滅の一歩はまず身内から」　主人公を改心させる誓いを立てる

主人公、隠れて積みゲを崩そうとするがゆきに見つかり罵倒される。
オタ趣味を見つかってから、ゆきの主人公への好感度激減。
洗濯別にしろだの部屋に入るなだの激しく拒絶される。オタに人権はないと主張。
ある日、ゆきが夜から慌ただしく支度しているところに出くわす。
何でも大作ゲームの発売が午前0時からで、購入のために並ぶらしい。
「ゲームのために並ぶのってモロオタクじゃん」「オタクはみんなプレイしてる」
との主人公のつっこみに、ショックを受けるゆき。泣く泣くゲームをあきらめる。
隅っこで寂しく一人モノポリーするゆき。少し罪悪感芽生えた主人公。
取りに行かないのなら俺が頂く、と予約券をぶんどりゆきを挑発し、ゲームショップまで追いかけっこ。
「アンタに渡すくらいなら私が」と、主人公の計らいに少し照れながらも喧嘩腰のゆき、結局０時販売に並ぶことに。
周りはオタばかりで不機嫌なゆきだったが、同じ趣味のために、大勢でお祭り騒ぎする楽しさを少しだけ理解する。
（途中、未成年補導の警官が現れ、ゆきを隠す為に密着とか）
（男オタばかりの中にぽつぽつとカップル見つける。主人公、俺らはせいぜい兄妹にしか見えないとの子供扱い発言にゆき怒る。
「年の離れた恋人って可能性もあるじゃない！」「お前俺と恋人したいのか？」「んなわけあるかあぁー！！」色々複雑なゆきだった）
帰り道、唐突に「手つないであげるわよ」とゆき。
少女につきまとう変態に見られるかも知らないから等と言うが、態度の豹変に怪しむ主人公。
さっきの追いかけっこも妙に全力疾走だった。もしや暗闇が怖いのかとからかうと、真っ赤になって否定、怒りだすゆき。
主人公の耳引っ張りながら家路につく。

人居ねえ。クリスマスまで時間ねえ。そろそろ真面目に作るか。
一応絵師と音屋とマーを募集したいところだが、誰も見てない状況じゃ無理か。
ある程度ネタ固まって企画を完成させたら、大々的に募集かけよう。うん。

人いるよ。
立ち絵くらいは経験あるけど時間ないのでロムってます。
一応初代スレはリアルタイムで見てたくち。

>28＝村様

　 _、 _
（　ー`)　＜ごきげんよう。

村様キター

家の中でこみけのチラシを発見し、オタク殲滅のいい機会だと乗り込む準備を始めるゆき。
一方、ゆきに見つからないよう同人誌作成に励む主人公。
しかし結局バレてしまい、完成原稿を台無しにされる。切れた主人公はゆきを怒鳴って泣かしてしまう。
数時間後、落ち着きを取り戻した主人公は、ゆきの涙目を思い出して怒鳴ったことを後悔。
旨い物で機嫌取ろうかと思った矢先、ゆきの方が夜食を持って謝りにくる。
「今回だけは見逃してあげる」とゆき。二人で原稿に取りかかる。
コミケ当日。オタ殲滅の為にゆきも主人公についていく。
殲滅といっても、何をするか具体的に決めておらず、準備で忙しい主人公を手伝わせる。
「現実の女の子に興味持てば、オタ趣味を卒業できるのでは」と適当に助言。
猫耳と尻尾を装備させ、オタ達を改心させる作戦と称して売り子を押しつける。
乗せられたゆきは、まず主人公の同人誌に勝って二次元＜三次元を証明してみせると宣言。
『中学生の猫耳コス』という噂はあっという間に広がり、ゆきに群がるオタ達。まんざらでもないゆき。
だが、カメコの一人がゆきに近づくため、主人公の同人誌をなぎ倒し踏みつぶしてしまう。
本来ゆきの敵である同人誌のその有様に、激高し大暴れ。スタッフにこっぴどくしかられる。
あとで「あんたが頑張ってたの、隣で見てたから」と怒った理由を漏らす。
帰り道、主人公が持ってたパンパンの紙袋。売れ残っちゃったんだ…と寂しそうに眺めるゆきだったが、
中に入ってた各種エロ同人の戦利品を見つけ、「せええぇ敗ぃーー！」と殲滅。

ゆき姫てかげとらの漫画？？

What is Kagetora ?

Kagetora is manga in magazine special.

wow! it great!

そろそろDTクリスマススレも立たないかなと
気が気でない11月なかば

一人でクリスマス迎えるのはつらい。

ネギ挿し絵まだ？

姫・・・

誘拐されたんだよ

ハイーキョ？　…ちょっと期待してたんだけどな。
あの素晴らしいネタ的存在を誰か再現してくれないものか。

もうゆき姫の顔も思い出せない。
どんな顔してたっけ…

鼻がでかいらしいぞ。
目が大きいぶん、あまり気にならないということだが。

ゆき姫に鼻なんかありません。

yukihime mode

うんこは〜？

そもそも肛門がないよ

さて、もうすぐ二周期な訳ｄが

姫や大樹のようなカリスマはもう現れないのだろうか

長谷部で我慢汁

あんなマスカキーは勘弁

　

葉鍵板から移転記念カキコ

うわ…葉鍵板のアイドルがまさか投げ捨てられるとは

ゆき「何としても葉鍵住人達を見返してやるのよ」
名無し「そんな、見返すだなんて」
ゆき「なに甘いこと言ってんのよ！ 名無しのくせに。傷つけられたプライドは…十倍にして返してやるのよ！」

ああ、移転されてたのか。

当日やねぇ

れべるおたくです・・・

え？