Berryz工房のエロ小説を書こうよ!!!

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292名無しさん@ピンキー

兄と性交しない日が四日ほど続いた。
わたしが眠るまで兄はベッドに来なかったし、
朝わたしが目ざめたときにはすでに兄はいなかった。
兄の腕の中で眠っていたとしても、眠りの前後にわたしはひとりだった。

わたしの性欲は扱いに困るような激しいものではない。
しかし、兄とのスキンシップはわたしの精神衛生にはもはや不可欠のようだ。
兄の陰茎がほしくなくても、兄と言葉を交わすこと、兄の肌に触れることが恋しくなる。

わたしたちにはかけひきも損得勘定もない。
わたしは床につく前に兄に言う。
「今日も遅いの」
「そうでもない」
「舞美が寝るまで寝ないじゃん」
「う? たまってきた?」
「下品!」
「あ、咳でる、ゲヒンゲヒン」
「ダジャレかよぅ!」
「話がたまってきた?って言ってんだけどよ」
「勉強のじゃまはしないけど、ちょっとかまってほしくなってきた」
「おう。だな。ちょっと起きてろ」
「何分くらい」
「うん、あと20分で風呂にする」
「‥‥ありがと」
「なにいってんだ」
293名無しさん@ピンキー:05/02/25 01:18:37

目を合わせなくても、兄と話していると安心できる。
飾りのないやりとりは、兄とだけのものだ。
兄と言葉を交わせさえすれば、性交がなくても苦しくない。
なんの警戒心もなく、自分の感情をとりつくろわず、わがままも痛みもすべて
感じたままに訴えられる兄は、わたしにとってベストパートナーだ。
兄もわたしを同じように思ってほしい‥‥。
だが、兄はわたしへの不満をめったに言ってくれない。
294名無しさん@ピンキー:05/02/25 01:19:24

風呂からあがった兄が戻ってきた。
髪もボディもシャンプーは無香のものを選んだ兄は、
洗顔フォームの微かな香料だけをいつも香らせている。
抱き合って、頬と頬を密着させながら、わたしたちは積もった話をする。
「絵里さんの相手でいそがしいんでしょ」
「うちにいるだろっていうか部屋にいるじゃんかよ」
「いつセックスすんの」
「当分さきだな」
「見に行っていい」
「別にどうしても来たいなら止めねーけどあんま」
「‥‥わかった」
兄の腕の力が少しだけ強くなった。押しつけ合った胸がもっと密着する。
わたしは片脚をあげて兄の下半身に巻き付けた。
兄の勃起がわたしに伝わってくる。
明日は学校が休みだ。