http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091012-00000507-san-soci “大人の交流”に警視庁が「待った!」 アダルトライブチャットの赤裸々実態とは…
10月12日7時52分配信 産経新聞
インターネット上で女性のわいせつな姿を“生中継”したとして、9月下旬、公然わいせつ容疑でサイト運営会社の社長と従業員ら計8人が警視庁に逮捕された。
社長らが運営していたのは「アダルトライブチャット」と呼ばれる成人向け交流サイト。
本来は見知らぬ男女が会話を楽しむのが目的だが、男性の求めに応じて女性が大胆なポーズをとるケースも多く、
過激化する“大人の交流”に待ったがかかった形だ。一方で、女性も指名度の高さによっては高給が得られる仕組みで、
手軽な副業として人気を集めているという。男女が群がるチャットの“うまみ”とは…。(滝口亜希)
■「コスプレ」「S女」…1万人のチャットガールがスタンバイ
トップ画面で明滅する「スタンバイ」「ツーショット」の文字。その下には顔のアップや下着姿、胸を手で隠したいわゆる「手ブラ」姿など、
女性会員のプロフィル画像が並ぶ。スタンバイは「待機中」、ツーショットは「男性会員と1対1でチャット中」という意味だ。
「コスプレ」「ロリータ」「ぽっちゃり」「S女」…。女性のタイプ別に画像が掲載されたページもある。
今回、警視庁が摘発した「ショーガール」は、全国1万人以上の女性会員数を誇るアダルトライブチャットサイト。
男性会員は「チャットガール」と呼ばれる女性会員の中から好みの相手を選び、文字や音声で会話をすることができる。
女性会員はパソコンに設置したカメラで、自分の様子をリアルタイムで中継。男性会員もカメラを設置すれば、テレビ電話のように楽しむことも可能だ。
こうしたサイトの多くは「ノーマルチャット」「ツーショットチャット」の2つのコースに分かれる。
ノーマルでは複数の男性会員が参加して会話を楽しむのに対し、ツーショットは男女が1対1で利用。
女性を“独占”できるとあって利用料金はツーショットの方が高いが、会話がエスカレートするに従い、
男性側からの要求に応じて女性が裸になったりわいせつ行為をしてみたりすることもあるなど、性的な要素が強くなっている。
こうした行為について警視庁は今回、公然わいせつと判断したのだ。