894 :
ミゲル大佐:2006/07/08(土) 23:09:59 ID:DOKBSK99O
瑞希伍長、それはどういう意味かね?
(・∞・)
瑞希伍長のお尻に顔を挟んじゃうぞ
895 :
瑞希伍長:2006/07/09(日) 00:17:29 ID:v3JYpX9Y0
(書庫から一枚の古い地図を持ち出す。
帰り際に洗面台の鏡を覗く。一週間前にミゲル大佐につけられた顔のあざは
黄色く変色していた。)
この分ならあと数日で消えるかな…
(地図を持って宿舎の自室に戻り、細かくチェックをすると地図を小さく折りたたんで
引き出しの中の天板に貼り付けて隠した)
896 :
瑞希伍長:2006/07/09(日) 01:36:21 ID:f72haS/10
(引き出しの中からセピア色になった一枚の写真を取り出す。
そこに写っているのは亡くなった母に抱かれた赤ん坊の私と父とまだ幼い兄)
(一緒に過ごした記憶のない父と兄はまだ生きているだろうか、なにはともあれ
国境近くに転属された今がチャンスに間違いない)
(写真をさきほどの地図の中に挟み引き出しをゆっくり閉じた)
897 :
ミゲル大佐:2006/07/09(日) 01:47:53 ID:/WQJ06/ZO
伍長、部屋の整理をしてどうしたのかね?
(゚∞゚)
898 :
瑞希伍長:2006/07/10(月) 16:33:32 ID:SMffAQoM0
(静かだ…こんな静かな日が非番だなんて…
軍服を脱いで質素な私服に着替える。
引き出しを開け、隠しておいた写真と地図と死んだ母の通行証明書をポケットに入れ、
代わりに一切の武器類を引き出しの中にしまいこむ。
門兵に街まで買い物に行って来ると言って基地を歩いて出る。
しばらく歩いて立ち止まり周りを見渡し、誰もいないのを確認すると
林の中に隠れ夜になるのを待った。
軍曹やミゲル大佐らに見つかる前にうまく国境を越えられるといいが。
国境を越えたとしても敵方に密偵がいるはずだからそれをすり抜けて民間人に
成りすますのは至難の業か…)
…なにはともあれ、これで私は『脱走兵』か。
そういや、ここの基地に潜入してから成果らしいものを挙げてないな…どうしようかな。
(廊下を歩いていると、以前お邪魔した瑞希伍長の部屋に差し掛かる)
ちょっと、雑談して何か有用な情報でも聞き出せれば御の字か…
(ドアをノックするが応答がない。ドアノブを回してみるとドアが開いた。どうやら鍵を掛けていなかったようだ)
お邪魔します…
(そこはもぬけの殻であった。いつも着ている軍服も綺麗に折りたたまれていた)
…もしかしたら、脱走か…。少なくとも彼女は我が国の機関に所属していた女ではなかったはずだ。
(部屋に何か行き先が分かるモノが無いかと探してみた)
んっ?この都市の名前は…10数年前の両国間で行われた戦いでうちの家族が生き別れになった街の名か…
あの戦いでは数多く国境に引き裂かれた家族がいたらしいからな…
とりあえず追ってみるか。
(門番に瑞希伍長が街に買い物で出たことを確認して、街の方向へ歩を進めた)
900 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 23:13:20 ID:nizUWJw6O
誰か…?
(夜になって国境まで来たものの、警備が厳しくなっている)
リリーの時より厳しくなっているじゃないの!
これでは母の通行証明書ではすぐに見破られるか…
しょうがない、川を越えていくか…
(警備が手薄になっているはずの川上を目指して横道の街道を歩き出した)
(瑞希伍長が向かったと思われる方向へ進むが、目印も無く考え込む)
あの街に出るには、少なくとも国境の大河を越える必要がある。
それを女1人では決して渡れるものじゃないからな…
(暫く考えてみると、1つ思い出した)
やはりあの渡し舟だろうな…
(俺は国境の川上にある渡し舟の方角へひたすら歩いていった)
(街道をはずれ、林の中を通り、川下から歩いていくことにした。
川の様子をみて愕然とした)
なに…この水流の荒れ様は…先日の大雨ね!
(思わず地べたにへたりこんだ。川下でこんなに荒れているのなら
川上はもっと激しく荒れているに決まっている。)
どうしよう…日が昇るまでになんとかしないと…
(悔し涙が一粒こぼれた)
(暫く歩いていくと川岸で佇んでいる女の後姿を見つけた)
(さらに近づいてみると、瑞希伍長だと確信がついた)
(俺は後ろから瑞希伍長の肩を叩いた)
よっ!真夜中に女が涙か…絵になるね〜
もしかして川の向こうに行きたいのか…
安心しろ、別に上層部に密告する気も何もないから
第一、この国の兵士じゃないし…
(そういうと、おもむろに隠していた無線機を取り出した)
こちらドラゴン、ノースリバー応答せよゲストを向かい入れてくれ
(了解。そのまま待たれよ)
その代わり、俺らの正体だけは忘れてくれよ。あの街で生き別れた人でもいるんだろ…
(ハンカチを手渡しながらつぶやく)
俺もあの街で母親と妹と生き別れたからな…
(!見つかった…)
…別にあなたがスパイだろうと私には関係ないわ。
私が逃げ出したのはただ軍にいるのが嫌になっただけよ…
(私はもう誰だろうと軍人の言うことは信用しない!
入隊してからどれだけ騙され体を奪われたことか…
リュウ伍長の隙をついてポケットから写真と地図と通行証明書をこっそり
取り出して河原の石の下に隠すように捨てた)
まぁ、いいさ…おっ来たみたいだ。
ノースリバー遅かったじゃないか!
【ドラゴン、お前がいきなり呼ぶから…】
カサッ
(何か物が捨てられた音がした。龍は2人に気付かれないようにそれらを拾い上げてポケットに押し込んだ))
瑞希伍長、あの街に用があるんだろ行くぞ!
(無理矢理手首を掴み小船に乗せる)
安心しろ、こいつも俺も貴方に手出しすることは無い。それをしたらこの国では処刑だからな…
(実際、龍たちの国は女王政の為、強姦などの行為に関しては死罪が適用されていた)
(暫くすると川岸についた)
さっ、行きたい街へ行って来い。俺らはここで待っているから。
(私は一目散に走り出し、亡くなった母が教えてくれた父と兄が
住んでいるはずの家に向かった。だがそこにあったのは)
…。廃墟?
(私は愕然とした。周りを見回してもどの家にも人が住んでいる様子が
見られない。希望を失った私は泣きながら歩き出した。信じないと決めたのに
どういうわけか「ここで待っているから」という言葉を、リュウ伍長を信じて川岸に戻った)
(瑞希伍長が戻ってくるのがみえた)
あれ?もう良かったのか…それじゃあ戻るぞ。太陽が昇ると色々まずいからな…。
(瑞希伍長達を乗せた小船は再び、元居た国に戻ってきた)
それじゃあ、また頼むぞ
【もうこの船はドラゴン兄貴の私物じゃないんすから】
うるさいぞwまたな〜
(ノースリバーに別れを告げて、瑞希伍長を連れて基地へ引き返す)
「おい2人揃って門限の時間をとっくに…」
(上官の文句を全て聞かぬうちに)
すいません!瑞希伍長が道に迷っているとこを敵の潜入兵に囲まれておりまして、それを助けていた次第です(敬礼)
「そうか、して場所は?」
はい川下のこのあたりです!
(龍は自分の友軍が居ない位置を指し示した)
(瑞希伍長の部屋まで来る)
おい、君が脱走を図ろうとしたことは忘れるから、そのかわり俺やノースリバーとかの正体は
忘れてくれよ…
(瑞希伍長にお願いして部屋を後にする)
【ごめんなさい!またHまで至らず!無念です!!!】
909 :
瑞希伍長:2006/07/11(火) 02:55:19 ID:DD2D10EE0
(私は黙ってリュウ伍長のあとをついて歩いて基地に戻った。
途中何度も涙があふれ、リュウ伍長に借りたハンカチでそれを拭った。
部屋に戻りリュウ伍長とお互いのことは秘密にすると約束して彼の
背中を見送るとベッドの上に倒れこんだ。
結局、私はここに戻ってきてしまった…。
なんでだろう、あのまま向こうでなんとか暮らしていく道もあったはずなのに…。
なにかの因縁なのか、運命か…
とにかく今日のことは忘れよう。次に目を覚ました時はいつもの私に戻るんだ…。
そういえばハンカチを借りっぱなしだった。でも私はそれをなんとなく胸にあてて握り締めた)
【いいえ、お疲れ様でした♪また機会があればよろしくお願いしますm(_ _)m】
910 :
エリナ少尉:2006/07/11(火) 14:32:36 ID:RitWdBehO
…はい…そうですか。…ええ。よろしくお願いします。
−ガチャン…
[電話を置き静かな部屋を見渡す]
(先週の作戦が筒抜け…?スパイ…どっちにしろ今日のことも迂闊には話せないな。)
(大佐には期待はできない…まず最近配備された兵からリストアップするか…)
[机の上の資料を3・4冊取り出し開いていく。]
パラパラッ…。
(なかなか…多いなぁ…。でも…探さなきゃ…)
(15人…か…身元を本国にもどって調べれば…)
お兄さん…お母さん元気かな…
[受話器を上げダイヤルを回す]
エリナ・マツナガです。ショウ・マツナガ中将はいらっしゃいますか?
あ…お父さん?
−エリナか…どうした?
スパイを調べにそちらに行きたいんだけど…
−そうか。一室用意しておこう。
有難う。兄さんから便りは来た?元気そう?
−…母さんから電話が来たが…ダメらしい…
…そっか…。じゃぁ今夜中には本部へ戻りますので…
−解った。気をつけてな。
はい…。失礼致します。
[震える手で受話器を置いた]
(誰にでも死は来るんだ…勿論私にも…)
[荷物をまとめ部屋を出た。]
911 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 17:13:36 ID:EioIekXjO
ミゲルは誰からも信用ないね☆
912 :
誘導:2006/07/11(火) 21:02:44 ID:8TMjyyce0
913 :
ミゲル大佐:2006/07/11(火) 22:49:34 ID:B9yzo7g8O
まぁ…そんなもんだろ
914 :
瑞希伍長:2006/07/11(火) 22:54:30 ID:82gPn57c0
(でもまぁ、そういうキャラがいないとおもしろくないから っと失言(*´艸`*)
(瑞希伍長と別れて、自分の部屋に戻る)
あのまま瑞希伍長を我が軍に連れて行けば手柄だったのに、なんで優しさなんてみせたんだろうな
まぁ、俺だからそうなんだろうな…
(近くにあった野球ボールを手にする)
そういえば、こいつも親父の形見だったけ、、親父は俺とキャッチボールするのが好きだったよな…
親父はいつも、俺が酒を飲めるようになったら、一緒に呑もうって言ってくれてたけど、結局出来なかったんだよな…
感傷に浸ってもしょうがないか…とりあえず朝まで寝るとするか
(部屋の電気を消して床につく)
916 :
ミゲル大佐:2006/07/12(水) 01:09:47 ID:OA28Yl7wO
(机の地図を眺め)
はぁ…提督の作戦なんて誰がゴーサイン出したんだよ?
おかげで混乱を増したじゃねーか
寝よ寝よ
提督ってミゲルは海軍だったのかー!
提督とは本来、一定地域の行政を司る役職を示す言葉であった。現代の言葉で最も近いのは知事であろうか。
(ちなみに閣下というのは本家軍人(将軍)戦争のみの役職にあたるモノを言う)
ただ、その地域の軍事的指揮権を有していたため、将軍(閣下)の別称として使用されるようになったのである。
その場合でも、「海軍の将官」に限られていたわけではない。
むしろ、単に提督と称した場合には「陸軍の将官」を意味した。
海軍、もしくは水軍の将官を意味する場合には、わざわざ「水師提督」という言葉を使用したのである。
提督と海軍将官が同義語となったのは、日本における誤用が発端である。
日本のように海に囲まれた国では海軍が重要視された。(英国なども同様)
それに伴って提督という階級は海軍(水軍)のみに通用するようになった。
919 :
准将:2006/07/12(水) 09:13:18 ID:3YPoDNTs0
フン!史上最大の包囲殲滅戦か。
確かにコイツが成功したら歴史に不滅の名を残すことになるだろうな。
お偉方が夢を見たくなるワケだ。
だが、敵さんがこっちの思惑通りに動いてくれたらって条件付きだ。
全く、上の連中は安っぽいドラマか映画のようにコマを進められるとでも思ってんだろうな。
やれやれ…
これは勝つことよりも我が軍が劣勢になった時のことを考えておいた方がよさそうだ。
全滅だけは避けなくてはな…
さて、ウロチョロしてるネズミさんをどうするか…
奴は瑞希伍長に接近してたな…
瑞希伍長にネズミをうまいこと動かしてもらえるといいんだが、
最近の彼女には不穏な様子が見受けられるな。
あーもうっ!不確定要素が多すぎるっ!
920 :
ミゲル大佐:2006/07/12(水) 09:44:06 ID:OA28Yl7wO
そう俺は海軍だよ
だから敬礼も横に広げずちっちゃく
/・ω・)
>>920 ミゲル大佐はゴロツキ陸軍のエロ将校だと思ってた。(笑)
922 :
瑞希伍長:2006/07/12(水) 21:44:52 ID:1meBHbWx0
途中までリカバリー終わった。今日はこのぐらいにして残りは
明日にまわすか…
通信兵の苦労が分かるね。
923 :
ことみ:2006/07/12(水) 23:04:47 ID:U/vyjX/tO
体がほてりっぱなし…、何て薬なの!?
こんな体じゃ自力での脱出は不可能ね…。
味方の救出だけが頼りだわ…。
でもそれまで持つかしら…?いえ、持たせないと…。
924 :
瑞希伍長:2006/07/12(水) 23:38:04 ID:I2xW0+cn0
うわ。SP2入れないと使えないのがごろごろ。
仕事にならんなぁ。明日にでも入れないと…。
疲れた〜。
でもでもさて、夜の見回りにでもいきますか…
925 :
ミゲル大佐:2006/07/12(水) 23:59:37 ID:OA28Yl7wO
ルクレールでも補給してもらうかなぁ?
926 :
瑞希伍長:2006/07/13(木) 00:04:06 ID:a6ZTvwBL0
海軍に戦車ですかぁ?
927 :
ミゲル大佐:2006/07/13(木) 00:15:28 ID:kkWFdedzO
上陸とかイロイロとあるのだよ
海軍だからといって海だけ潜ってりゃイイ!
というコトではないからな…
928 :
瑞希伍長:2006/07/13(木) 00:30:49 ID:AJE+GFho0
そういえば、昔、故郷帰途でイージス艦を見ましたがそれはそのまま
隣のお国のお船を追っかけに行ってしまいました。
( ´〜)◇y ゴクゴク
929 :
ミゲル大佐:2006/07/13(木) 00:40:43 ID:kkWFdedzO
艦って「ノット」で呼ばれると遅そうだけど
「1ノット=1海里」で実際は早いんだよな
930 :
瑞希伍長:2006/07/13(木) 00:57:03 ID:Q/ryAQuc0
まぁ、どの艦を指しているかは分かりませんけど30ノットと仮定すると
約時速60キロですから自動車より断然早いですね。。。
931 :
ミゲル大佐:2006/07/13(木) 01:00:26 ID:kkWFdedzO
瑞希伍長もなかなか勉強してるな…
さて、伍長の尻も撫でたいがそろそろ就寝だ。
では…
932 :
瑞希伍長:2006/07/13(木) 01:09:35 ID:dW8EFpTt0
はい、お疲れ様でした〜
ごゆるりとお休みくださいませ。
933 :
瑞希伍長:2006/07/13(木) 01:18:18 ID:hcYIF4qC0
(ん?海に信号のない高速とかがあれば自動車のほうが速いか…ま、いいや)
934 :
中尉:2006/07/13(木) 14:21:52 ID:gqO2HEuQO
瑞希伍長か…調べによると非番に街に目撃情報はなし。
怪しいな、誰か遣わしてムリヤリ白状させるか…
( ;^ω^)なんだこのスレ
936 :
瑞希伍長:2006/07/14(金) 13:44:41 ID:+o3BWHTZ0
(中尉たち一部の上官に敵国との密通容疑をかけられ
兵舎一室に軟禁状態にされてしまった)
う〜ん、どうやって疑いを晴らそう…
937 :
名無し将校:2006/07/14(金) 22:30:42 ID:JQhTwwGT0
>>927 貴方が何処の部隊のどんな立場か知りませんが、海軍大佐なら、
空母の艦長や艦隊指令付参謀くらいは
経験されていらっしゃるのでしょうねぇ…?
それとも地上勤務で出世なさいましたか??
938 :
ミゲル大佐:2006/07/14(金) 23:35:31 ID:umhwbMGNO
そんな細かいコトまで聞かないでくれぃ
939 :
SP将校:2006/07/15(土) 00:39:18 ID:mt8MwNOQ0
戦闘艦の指揮を執った経験がないのかい、大佐殿。
軍医でもなさそうだし、どうやってその階級まで上ったのか、
一度、SP(海軍憲兵)までご足労いただいて
伺わないといけないかもしれませんなぁ。
それとも貴官は政治士官出身ですかな?
…もっともわが国は滅んだ赤い国とは違って
そういうものは存在しないがね。
近々、迎えの者を寄越しますよ。
完全武装でね。
(´д`).。oOますますスレHから遠のいてしまう…
941 :
ミゲル大佐:2006/07/15(土) 23:17:10 ID:d50L3SQcO
私はまぁ王族だからな
軍においてはアンタッチャブルな存在だ
942 :
A級戦犯:2006/07/16(日) 04:22:04 ID:6xwbJlSLO
943 :
A級戦犯: