エロゲに関する悲惨な経験 その2

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487名無さん@初回限定
身内や彼女が部屋に来る、というイベントに戦々恐々とするエロゲーマーは多いが。
俺の場合、会社の同期連中(男女総勢6名)をお迎えする羽目になってさあ大変。
ボロイとはいえ、なまじ一戸建ての平屋を借りているのが災いした。季節は冬。
同期の中でリーダーシップを取っているTちゃん(女、三つ年下、結構可愛い)が、
「○さん(俺)の家で鍋パーティするからねー。あさっての夕方決行だよ」
その日から、定時で退社しては夜中まで部屋のブツを片付ける毎日。寝不足。
そしてXデー。
「おじゃましまーす。おおっ結構綺麗じゃん! ちゃんとエログッズは隠した?(w」
「隠したよ。(皆が思ってるような真っ当なエログッズじゃないけどネ!)」
「台所借りるね。…じゃ、男連中はお酒とか買い出しに行って来て」
「「うーい」」「…うーい(お、俺、部屋、空ける、の? マジで?)」
…皆で酒を買って戻るまでの僅か二十分をあれほど長く感じた事は無い。
帰って来た時、何事も無く調理を続けていた女の子三人を見て、安堵のあまり
立ち眩みそうになる。…いや、まだだ。これは前哨戦に過ぎん! 些細なミスが
死(自主退社)に繋がるぞ! 気を抜くな俺!
やがて鍋完成。皆でわいわい突つきながら酒を交わす。楽しい。…異変はその後に。
隣のNさん(女、同い年、控えめな性格)が俺の背中を突ついて小声で言った。
「○くん、アレ、隠した方がいいよ…(w」
瞬時に酔いが醒める。絶望が鼓動を早める。…なんだ? 何が見つかった?
ピュアメ? フロレ? 檸檬? ホワルバ? パラハモ? 何を隠し忘れた?
彼女が目配せする方向にはCDやビデオや雑誌が一杯のラック。その中に。
「ジーザス栗と栗鼠スーパースター」(AV、1週間レンタルCHU!)
…良かった ←良くはないよ
「(小声で)ありがとー。気い使ってくれて」
「男の人だし、しょうがないでしょ(w」
やがて終了。以来エロゲは別の部屋に完全隔離。今日もまた生き延びたというお話。