>>229 惜しいな小僧。もう一発あるんだぜ……。
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澄乃「彼方さん、聞いて聞いてだよ〜」
診療所から帰ってきた澄乃は満面の笑顔だ、ということは
澄乃「赤ちゃんできたよ〜彼方さんと澄乃の赤ちゃんだよ〜」
はぁ……来るべき時が来たか。
たしかに子供の2人や3人は
出来てもおかしくないぐらいの
量と回数で中に出しちまったけど、
こうして結果が出るまでは
男には実感ってのは無いもんだよな。
実際、感無量ってよりは気が重いぜ……。
扶養家族が一名増えるって事は
俺もバリバリ稼がなきゃって事だもんな。
……よし。あの計画を実行に移すときがついに来たか……。
「とうとう俺もお父さんか?」
澄乃「そういうことだよ〜パパ〜」
「お前に……パパって言われると
何か違うものを感じるけどな」
「しっかし…子供が子供を産むってか?」
澄乃「えぅぅ……澄乃はもう子供じゃないよ〜」
「大人は自分のことを澄乃って言わないだろ。
それはともかく俺がお世話になってるお前ん家
……雑貨屋だけどさ、いつまでもこのままって
わけにも行かないだろ?」
澄乃「でも、雑貨屋さんは雑貨屋さんだよ〜」
「お前な、いまはもう21世紀だろ?
21世紀にあんな何の変哲もない雑貨屋が
生き残れるか?……答えはNO!だ」
「そこでだ。俺が21世紀の雑貨屋にふさわしい
改装プランってのを作ってやった。今から澄乃の
ご両親の所に持ち込んで熱く語ってくる予定だけどよ、
その前にお前に聞かせてやるからありがたく聞けよ……」