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284魔法少女アイ
 妊婦のようになった愛のお腹をみて、春巳は妖艶な笑みを浮かべた。
「ようやく全部入ったわね、偉いわ。ご褒美のキスをあげる」
「ぐっ… うぐぐ… あぁぁ…」
まともに声すら出せない愛に対して、悪戯っぽく笑いかけキスをする。
「その触手はね。女を感じさせてその精神エナジーを食べるの。体が馴染んできたら凄く
なるわよ。楽しみにしていてね」
 そう告げると、魔力のある唾液を流し込み、消耗した愛を回復させていく。


 春巳の言う通り、段々と愛の体は触手に馴染んでいった。最初は息すら出来ないほどの苦しさだった
が、今はそれほどではない。まだまだ痛みはあるのだが、圧迫による鈍痛のようなものになっている。

(…うん? なにこれ…)
 それは最初、小さな違和感だった。ずーんとした下腹部の闇に、小さな光が灯されるような
感覚。そんな違和感だった。何か確かめようと意識をそれに集中させようとすると、ふわっとすり抜ける。
 その感触が妙に心地よく、愛は何度もそれに意識を向ける。その度に光は輝きながら避け続ける。
(…もしかしてこれって ……気持ちいい?  ああっ! なにっ 急に… あっ ああっ───)
 それを快感だと頭が認識した瞬間、一気に下腹部にその感触が広がっていく。今までも同じ
だけの快感を愛は感じていた。ただ、それを上回る苦痛のために脳が認識できなかっただけだ。
だが体が触手に馴染み苦痛が減った今、一旦認識した快楽を止める術はなかった。

「やあ… はぁっ! ああっ」
「あら、始まったみたいね。凄いでしょ。そいつはどんどんと感じる部分を探し出して行くわよ。
自らがより高純度のエナジーを得るためにね。そして成長していくの」
 ずっと愛に唾液を流し込んでいた春巳が、愛の変化を察知して話し掛ける。
 胎内で触手がゆっくりと動き出す。あくまで苦痛を感じさせない速度で。それでも
ギチギチに張り詰めた愛の粘膜は、その僅かな動きにすら大きく反応してしまう。
「ああっ… だめぇっ… 動かないで!! お腹の中っ か、かき回さないでぇっ!!」
「ふふ、もっと気持ち良くさせてあげるわ」
 春巳の長い舌が口内をねぶりまわす。それだけで愛は激しく感じてしまう。
 と同時にお腹のなかで触手がくうねった。暴力的なほどの快美感が愛を支配する。
「ひゃあ、舌が…ふぅん。ああっ お腹ぁ…暴れちゃだめぇ やぁ… だめなのぉ…」
 だんだんと触手の動きが激しくなる。お腹の中でうねり、敏感な粘膜をこすりたてる。
「こっちもね、うふふ」
 春巳の手が乳首にのびた。そのまま きゅっ、きゅっと摘み上げられる。
「ん… ああっ…ひいっ…」
 胸の先端から痺れるような快感が広がって行く。
「ひゃ… はぁあ… くぅうん…」
 口の中で春巳の舌が動くたびに、脳が蕩かされていくようだ。
「だめっ 本当にだめっ おかしくなっちゃう やぁ…」
 乳首がぎゅっと引っ張られる、舌と舌とが絡みあう、お腹を満たしている触手が震え出す。
 今まで感じたことがないほどの快感が愛をおそった。
「やだっ 止まって、いや… いやぁっ… はっ あっ… あああっ…」
 体の震えが激しくなり何かに耐えるように手足を突っ張らせる。
「はあっ、ああ──、く、くるー!! ああっ あ────!!」
 どんどんと高まる快感が、弾けた。
 愛の身体がビクビクと震え、女陰からどっと愛液があふれだしていく。
285魔法少女アイ:2001/06/29(金) 15:57 ID:.fHpYdbU
「ひぃ! そこはダメッ!! あっ へんっ へんになるー!」
 1回イカせた後でも春巳と触手は責めを休めない。むしろより一層過激に責めたてる。
 触手が愛の感じる部分を探し出し、ピンポイントで責めだした。自らの一部を硬化させグリグリ
と押し付けては、振動を加える。かと思うと羽毛のように柔らかに変化し、ソフトタッチで撫で上げる。
人では決して与えられない刺激を受け、愛は更に追い立てられた。
「そんなっ またっ… あうぅぅ また… いくぅ───!!」
「ああっ もう止めて… ひぃ… あああ───」



 立て続けに絶頂を向かえさせられ、愛の意識が無くなりかけた頃ようやく責めが止まった。
「愛ちゃんのイク時の顔って可愛いかったわ。それに凄い精神エナジー。きっと触手も喜ぶわよ」
 高純度のエナジーを吸収したためか、触手は動きを休めている。
「これならきっと触手の成長も凄いでしょうね。ふふ、愛ちゃん壊れないでね」
 サディスティックな笑みを浮かべ、春巳がお腹をゆっくりとさすった。
(……え? せいちょう? なにを言ってるの)
 激しすぎる絶頂をむかえ、愛の意識はまだハッキリとしない。それを嘲笑うかのように触手が
成長を始める。ようやく触手に馴染んだはずの体が、また苦痛にさいなまれる。

「うそっまた! ぐぐぅ… ああっ いや… 広がる、裂けちゃう── あああ!!」
「あんなに高純度のエナジーですもの。まだまだ終わらないわよ。ほらもっともっと大きくなる」
 既に触手は一分の隙間も無いほどギチギチに大きくなっている。それでもまだ成長しているため、下腹部
への圧迫感は増す一方だ。当然それに伴い愛の苦しみも増していく。
「どうやら愛ちゃんの体の限界のが先に来ちゃったみたいね。でも安心して、時間が経てば絶対に受け
入れられるから。ゆっくりと体が馴染んでくるわ。まあその間はずっと苦しいけどね」
 冷酷な春巳の言葉通り、今の愛の体はこの責め苦にも序々に対応できてしまう。死にも勝る苦痛を
受けながら、気を失うことも許されずに。愛はただ触手の成長が終わるのを待つことしか出来なかった。
286魔法少女アイ:2001/06/29(金) 15:58 ID:.fHpYdbU
「ぐ… ぐぅ… はぁ… ああっ…」
「そろそろ成長が止まったようね。うふふ、さっきよりも1回り以上大きなお腹になったわ」
 慈しむような眼差しを指し向け、春巳がお腹を撫でさする。その動作でほんの僅かだが
苦痛が軽減される。だが、それが愛には逆に哀しかった。
「分かってると思うけど今の状態に馴染んだら、またたくさんイカせてあげるからね。
きっと今度はもっと触手が成長するわ。うふふっ、楽しみね」
「やっ、いや… …もう殺して…」
「ダメよ、そんな勿体無いこと。自殺も許さないわ。そんなことをしたら岡島も殺すわよ。それもじわじわと
苦しめるやり方でね。それでもいいの?」
(クッ……)
 以前なら人の命などに躊躇わなく死を選んでいただろう。だが秋俊のことを想う今、それは出来なかった。



「あっ… また… もう嫌なのに、なんで…」
 またと苦痛が薄れ、代わりに耐えがたいほどの快感が押し寄せてくる。触手は先ほどの学習を生かして、
より的確に愛の弱点を責めたててくる。
「やぁ… もうイキたくない。止めて… おねがい、止まってぇ…」
 そんな愛の嘆願を完全に無視して触手の責めは加速する。愛の感じる部分を見つけ出してはそこを
徹底的に嬲っていく。表面を珠のように硬質化させると、それを指のように這い回らせクリクリと弄りまわす。
特にGスポットへの責めは幾つも珠を使い、周囲から揉み上げるように責めたてた。それはまるで何本もの
指が、交互にGスポットを目指しているかのような感覚を与える。
「あひぃ! だめっ やっ! ああ…」
 おぞましい程の快感が背中を駆け上がり、愛は絶頂への階段を上らされた。
(イキたくない! お願い許して… でも気持ちいいっ 感じちゃう… あぁっ イっちゃう… イクっ!)
まさに絶頂に達しようとした時、不意に触手の動きが止まった。それだけでなく、今まで張り裂けん
ばかりにお腹を満たしていた圧迫感がほんの僅かだが弱まる。
「はぁ… はぁ… あぁ」(えっ…? なに、 どうして…?)
「もう焦らすってことを学習したみたいね。愛ちゃんはイカないで済んでほっとした? それともイキそうなの
を止められてがっかりした? あらっ、イケなくて残念って顔ね。安心してまだまだ責めはこれからよ」
287魔法少女アイ:2001/06/29(金) 15:59 ID:.fHpYdbU
 愛の絶頂感が収まると再び触手がお腹を満たし、弱点を責めたてる。あっと言う間に愛は達しそうになる。
すると今度は触手は動きを弱めた。的確に弱点を責めていたのが、今は弱点を避けて刺激を送り続ける。
Gスポットの周囲までを珠で刺激し、すっと離れて行く。生殺しの快楽責めだ。
「ふあぁ、 ああっ… い、ひぃくぅ… ああっそんな! もぉ やめてぇ…」
「何をやめてもらいたいの。 弄られること? イカされること? それともイクのを止められること?
ほらハッキリ言わないとずっとこのままかも知れないわよ」
 春巳がにじり寄り、愛の胸に舌を伸ばした。だがそれは決して敏感な胸の頂きには向かわず、
乳房の周囲を舐めまわすだけだ。胸も焦らされ、愛はさらに悶える。
「わ…わからないっ… ああっ ゆるしてぇ… あああああ」
 イカして欲しい。浅ましい欲求が愛に芽生えている。しかし、触手が成長することの恐怖と
何より戦士としてのプライドが、その言葉を飲み込ませる。代わりに懇願するような瞳で春巳を見る。
(イキたくない…でも このままずっと焦らされたら… ああ お願いなんとかして)

 異様なまでに艶めかしい愛の表情を、春巳は満足げに見つめ返した。
「良い表情ね、可愛いわよ。ちゃんと言ってないけど特別に胸を責めてあげるわ」
 散々胸を焦らしていた舌が乳首を捕らえ、ピンピンと弾いていく。もう1つ先端には春巳の腕が伸ばされ、
キュッっと摘まれる。痛いくらいの刺激だが、今の愛にはそれすら甘美なものに感じてしまう。
「ほらイってしまいなさい。乳首こりこり責められて、イッちゃいなさい。」
「ん…、ああくる… きちゃう… いやっ…」
「あら、今『いや』って言ったわね。 良いわ、胸を責めるの止めてあげるわよ」
 あれほど激しく胸を責めていたのに、愛の一言でそれが完全に止まる。触手も焦らす動きのままだ。
「そんな… ああああ!  ひどい… あぁん 胸……」
 イク寸前でまた止められ、愛は身も世もなく叫んだ。その声に応えるように春巳の両手が乳首に伸びる。
だが、今回は指先を乳輪に沿って這わせるだけで、なかなか乳首には手を付けない。時折舌を使って
乳首を弾くがそれすらも羽毛のようなタッチだ。触れるか触れないかの感触が愛を身悶えさせる。
「あぁ もうやぁ… んぅ… ああああん」
 余りのもどかしさに、体をよじり胸を突き出す。少しでも刺激を強めようとする女の性だ。しかしそれ程まで
追い詰められていても、まだ『イカせてくれ』とは頼めなかった。それは愛の最後の抵抗だった。
(あんなに乱れているのに… たいした精神力だこと。まあその方が楽しめるんだけどね)

 その状態が30分以上も続いた。はじめは体を揺り動かしていた愛も、今では手足に力が入らないのか
ほとんど動かない。ただ、ときおりうわ言のように喘ぎながら顔を力無く左右に振るだけだ。
 その涙まじりの視線は定まらず、秘裂からは溢れた愛液が股間に水溜りを作っている。
288魔法少女アイ:2001/06/29(金) 16:02 ID:.fHpYdbU
「うあっ… ああぁん… くぅ…」
 突如ぐったりとしていた愛の体が跳ねあがる。
 今まで焦らすだけ焦らし、昇り詰める寸前で動きを止めていた触手だったが今度は違った。
 感じるポイントを微妙にずらしていた珠が、的確に弱点を捉えだす。硬くなった珠をそっと押し付けては
離れていく。押さえつけられと、じわっと快感が湧き上がり、離れると切なさがつのる。
 珠を押し付けたままグリグリと動かされると、指を押し付けられているようだ。
(ひぃっ た…たくさんの指が… わたしのなかで あっ、暴れてるっ!!)
 何人もの手が体の中で暴れている。そんな錯覚を愛は感じていた。指は敏感なポイントを押し込み、
くすぐり、這い回り、震わせる。そのどれもが異常なまでの快感を引きずり出す。
(ああっ だめっ 震えないで…… ぐぅん 痺れる ひぃ!)
 もはや声を出すゆとりすら無かった。触手は愛が特に振動に弱いと察知したのか、それぞれの場所で
珠を震わせる。振動はすぐに同調し触手全体が共鳴し出す。ヴヴヴという低周音が響き渡る。

(どうやら触手が頃合と見たようね。それじゃ私も…)
 触手の責めが激しくなったのを察知し、春巳も愛を絶頂へと導き出す。
 両方の乳首を摘み、キュっとつねる。ずっと焦らされつづけていた乳首から通常の何倍もの快感が
沸き起こる。すぐに手を離したかと思うと今度は爪の先で、乳首をピンピンとはじき出す。
(きゃぅ、くぅっ! ひゃっ… ああっ)
 弾かれるたびにどうしても体に力が入ってしまう。するとお腹の中の振動がよりハッキリと
伝わってくる。乳首と下腹部から信じられない快感が紡ぎ出されていく。
「ああっ だめ い…くぅ──! あ… あっああああ──」
(いやっ! へんっ! イッてるのに、イケない?  ああっ おかしくなるっ)
既に絶頂を迎えるだけの快感を愛は与えられていた。実際に体は完全にイッている状態だ。
しかし絶え間無く与えられる刺激により、快感の頂きを超えてイケると思った瞬間に、
すぐ次の快感の山を強制的に昇らされる。愛はまさに息をつくことも出来ない状態で
快感だけを高められていった。
(だめっ おかしくなる!! ああ…死んじゃうっ! も、もう だめぇ───)
(ああっ くう──  ま、またっ  あああああ──)


 暫くしてようやく触手の動きがおとなしくなった。それに合わせて春巳の責めも止まる。
「ああっ! こ、これで… くぅうっ… いくっ、 ああっ  いく────!」
 皮肉なことに刺激が無くなったことで、ようやく愛は絶頂を迎えられた。だがさんざん高められた快感は
一度の絶頂ではとても終わらない。息をつく間もなく次の絶頂が押しよせる。
「そんな、触られていないのに…… やぁぁ──!! またっ また… い、イッちゃう──」
「もう いやぁ… お、お願い 止まってぇ─   ああっ また… あああ─!」
 数十回分の絶頂が時間差で愛を襲う。その度に溢れるエナジーを触手と春巳が吸収していく。
 やがて嵐のような絶頂が収まると、涙と唾液でべしょべしょになった愛に、春巳がキスをする。
 「今日はこれくらいでいいかしらね。明日までに愛ちゃんのお腹がどうなってるのか楽しみだわ。」
 朦朧とする意識のなかで、愛はまた触手が成長していくのを感じていた。