武田騎馬軍団VSエロゲキャラ

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176高坂昌信 ◆CZSM0JCA
朝の食卓。母が目玉焼きをトーストにのせて置く。
「おはよう、兄上」
妹・雪が晴彦に眠たげな細い目でそっと微笑む。
「おはよう」
晴彦も席に着く。
傍目にはごく自然なひととき。
しかし晴彦はどこかギクシャクした動きを放っていた。
いつものようでいつもとは違う光景にどうしてよいのか解らない。
常の如くふるまえばよいはずであるが、
通常、おのれがどのようにかような場を過していたのか思い出せぬ。
女はこういう事にするどい。
「兄上、どうかした?」
幼げな瞳が晴彦を無邪気に見つめる。
果たしてこれが昨夜、あれほど一人乱れていた女であるか、
悪い夢の続きだったのではと、一瞬だけおのれを疑う晴彦。
見ればあまりにあどけなく、やはりまだ色気を持つほどには見えない。

母がサラダを並べて席に着き、二人の方を向く。
「そういえば、明日は雪の誕生日ね」
「そーそー。プレゼント忘れないでよー」
気が紛れればこれ幸いと晴彦も会話に加わる。
「そうだったな。ところでお前っていくつになるんだっけ?

(選択肢、年齢・口調を決めるべし! 午後23時までの時間制限多数決)
「明日で(11-16)歳・それくらい覚えておいてよ〜」