エロゲーマー刃牙

このエントリーをはてなブックマークに追加
131名無しさん@初回限定
水月「喜劇だ。」
  「孝之と付き合って以来―。」
  「孝之に愛され続けていると思っていたわたしが実は。」
  「実は一度も愛されていない。」
  「ははは、これ以上の喜劇があるかね。」
  「ならば、愛されたいな。」
遙 「それはかないません。」
  「たった今生まれたばかりのささやかな夢。」
  「この私が断つ。」
水月「遙っっっ。」
  「気づいていたよ。涼宮 遙」
  「私は孝之に愛されていなかったのだ。」
  「孝之の恋人だったはずのこの私の人生が、その実、暗黒に満ち―。」
132名無しさん@初回限定:2001/07/14(土) 18:42 ID:qBSOLYS6
水月「プール」
  「ほら」
  「プール」
  「パパがね…………」
  「泳ぎに連れて行ってくれないの…………プール……」
  「私はたくさん泳ぎに行きたいのに…………」
遙 「愛されつづけることで支えてきた自我。」
  「その実、――――――」
  「一度も愛されていないと解した今――――」
  「彼女の脳は、自我の崩壊を選択した。」
  「水月君。」
  「私が好きなだけ泳ぎに連れて行ってやるさ。」
水月「ほんと」
  「本当に」
遙 「ああ、本当だとも。」