201 :
な梨:
>200
自分で書きましょう
>199
1,「もちろん村社の見舞いに保健室」
俺は保健室に向かった。
ノックをして保健室に入ってみたが、どうやら村社は居ない様だ。
(まあ、べつに約束してたわけじゃないからな…)
しょうがない、一人で帰るかぁ。などと考えながら俺は玄関へ向かった。
(ん、あれは…)
下駄箱につかまりながら靴を履き替えてる女の子がいる。
左手にマリオネットを持ってるから、たぶん村社だろう。
さて、どうしようか?
1、いっしょに帰ろう、と声をかける
2、めんどいから、無視
3、様子を見てる
4、お持ち帰り、要するにテイクアウト
伊集院のヤツっては必ず3だか4の選択肢はウケ狙いだったよね?
202 :
名無しさん@初回限定:01/09/25 10:51 ID:KOYU7tHY
>201
1、いっしょに帰ろう、と声をかける
「よう、村社」
「あ、水原さん」
村社は俺を見てちょっと恥ずかしそうな顔をする。(ピエロはなんかあたふたしてる)
「いっしょに帰らないか?」
「え?」
「足捻ったから歩くの大変だろ。家まで送ってやるよ」
「でも……」
「村社が怪我したのは俺がからかったせいだし、な、お詫びのしるしにさ」
「……分かりました。じゃあお願いします」
「おう、任せてくれ」そう言って俺は、
1.村社に肩を貸した。
2.村社をおんぶした。
3.村社をお姫様抱っこした。
203 :
久しぶりに前世ルート:01/09/29 00:32 ID:k/ZQIg.U
>>178 2.「ひょっとしたら前世の記憶ってやつなのかな?」
「じゃあ、ご主人様と私は前世からの縁(えにし)なのですね」
玲は楽しそうに微笑んだ。
「運命の恋人同士……ご主人様はお話が上手ですね」
「え、お話って?玲は知らないの?」
「私、前世とかそういうオカルトって嫌いなんです」
「……そ、そうだよね。前世なんて変な話してごめん。どうかしてるみたいだ」
頭を掻いて、着替えるために洋服ダンスに向かう俺。そのとき、玲のつぶやきが耳に入る。
「……早すぎますから」
「何か言った?」
振り向くと、玲は微笑んで小首を傾げる。
「いいえ、なにも」「そう」
俺は今日の服を選び始めた。
1「今日も学校だ」
2「今日は祝日だ」
3「今日はさぼろう」
4「早く起きたから、朝のジョギング」
>>179 2,うちの学園に小鳥遊ひびきに似てる女の子、いないか?
「いるわけねーだろ、いたら学園のアイドルだ」
「まあ…そうだよな」
「いや、待てよ待てよ待てよ〜…今日、たしかうちの学年に、転校生が来るはずだ」
「…なぜそこまで知ってる、お前」
「この俺の情報網を、あなどってもらっちゃ困るな〜
…けど、期待しない方がいいな…」
「なんでだ? お前さっき生活に夢もてとか言ってたろ?」
「…二週間前の悲劇を、繰り返したくないからな…」
「二週間、前…?」
「お前が転校してきた時だよ! 忘れたか、クラス男子のため息を!!」
「ぐ…反論出来ない……」
「それじゃ、転校生を紹介する」
ホームルーム開始早々、担任の口からその一言が発せられる
「おい、お前が朝話してた転校生って…」
「ああ、間違いねーな…けどなぁ…」
以前(俺のせいで)痛い目を見た田中(仮)はつまんなそうな顔でつぶやく
「さ、入ってきなさい」
扉が開いた次の瞬間、そんな田中(仮)と、クラス男子全員の表情が一変した
(続く、すまぬがちょっと待ってくれ(汗)
>203
3.今日はサボろう。
正直、昨日から色んなことが有り過ぎて混乱している。
何が夢で何が現実なのか判別できない。
こんな状態で学校に行ってもとんでもない失敗をやらかすだけだ。
「玲、俺調子が悪いんで今日は学校を休むわ」
「あらあらご主人様サボりですか?」
「あれっ? やっぱりバレバレかぁ」
「だって、先程まであんなに元気でしたのに」
玲はそう言うとクスクスと笑った。
俺は思わず赤面し、誤魔化すように言った。
「とっ、とにかく、学校への連絡お願いできるかな?」
「はい、かしこまりました。
蛍様と牡丹(姉の名前。勝手に命名)様には私から申し上げておきますので
ご主人様はお部屋でどうぞごゆっくり」
玲はそう言うと俺の部屋を後にした。
それから俺はと言うと蛍と姉さんが外出する時間まで暇を潰すためと
学校をサボったからには少しは勉強しなくてはという思いに駆られたのとで、
部屋に置いてあった歴史関係の本を読み始めた。
西洋の歴史・・・何かあの奇妙な夢と関係のあることでも載っているだろうか?
そんな風に思いながらぼんやりと本を眺め続けていた。
その時だった、俺の部屋の扉をノックする者がいた。
1.「ねぇ、大丈夫?」姉さんだ。
2.「ご主人様、入ってもよろしいでしょうか?」玲だ。
3.「こんばんは〜三河屋です」なぜ酒屋さんがここまでっ!?
4.「奥さん米屋です、ハァハァ」って奥さんじゃねぇしっ!!
t
207 :
名無しさん@初回限定:01/09/30 22:03 ID:ca2YjM0o
最近はストーリーの流れがはやくてうれしいなage。
208 :
名無しさん@初回限定:01/10/01 00:06 ID:DjUK/z2k
>207
しかしつまらん物も多い。
「するか?」「はい」とか、なんの間も無いようなそんなものばっかりだ。
209 :
名無しさん@初回限定:01/10/01 11:57 ID:oHoQ/L2k
会話文が多く、間がない。それってエロゲテキスト的なので、スレの趣旨には合ってるんじゃないの(藁
ここは創作文芸版じゃないんだし、あまり細かく言っても仕方ないじゃん。
>208-209
よく見りゃまるで違うIDなんだが、一瞬自作自演かと思ったよ(藁
>205
1.「ねぇ、大丈夫?」姉さんだ。
牡丹姉さんはそう言って俺の部屋に入ってきた。
そろそろ家を出ないと大学の講義に間に合わない筈なのに。
ちょっと申し訳ない気持ちになりながら、俺は答えた。
「うん、少し気分が悪いだけだから」
「そう? 熱は……ないみたいだけど」
そう言って姉さんはベッドに身を起こしている俺に顔を近づけ、額を合わせてくる。
「だ、大丈夫だよ」
俺は恥ずかしくなって、布団をかぶってベッドに寝転がった。
その拍子に膝に置いていた歴史関係の本が床に落ちる。
それに気づいた姉さんは、本を手に取ってパラパラとめくった。
「驚いた。涼が本を読むなんて。しかも歴史関係だし。どういう心境の変化? 何か悪いものでも食べたんじゃない?」
姉さんは心配そうに真剣な口調で話す。でも、目は面白い玩具を見つけたような悪戯っぽい目をしている。
くそう。俺のことをからかってるな。
「いいだろ、別に。それより、そろそろ家を出ないと講義に間に合わないよ」
「可愛い弟の事が心配だから講義は休むわ。どうせ今日は特につまらない講義ばっかりの日だし」
「……そんなんで単位大丈夫なの?」
「大丈夫、大丈夫。ちょうど全部出席取らない講義なの。さて、そんなことはどうでもいいとして……」
「どうでもいいの?」
「そ、どうでもいいの。それより涼の悩みの方が重要よ」
そう言って姉さんは今度は真剣な目で俺を見る。
「俺の……悩み? 何のこと?」
俺は精一杯とぼけて何のことか分からないふりをしてみる。
「とぼけないの。何か悩んでるでしょ。昨日から様子が変だし」
普段通りにしてたつもりだったけど、姉さんには気づかれたのか。
さて、どうしようか。
この際姉さんに夢のことを相談してみるか?
でも玲みたいに作り話と思われるだけかもしれないし……
俺は迷った末、
1.姉さんに夢の事を相談してみることにした。
2.姉さんには夢の事は黙っておくことにした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
主人公のフルネーム、勝手ですが「水原涼」としました。
今まで「水原」と名字だけしか決まってなかったみたいなんで。
ついでに姉の水原牡丹は大学生ということにしました。
>208
遠慮のない感想ありがと。
間を作るのって難しいからつい楽な会話文中心にしてたかも。
あまり意識してなかったから今後はなるべく気をつけるよ。
誰でも参加OKなんだから、現状に不満があるのなら君も書いてみるというのも一つの手だよ。
212 :
208:01/10/02 01:47 ID:DdJ2uZmo
>211
いや遠慮ねー感想で悪かったが淡白過ぎてな。
ちなみに、一部キャラを出したりしたのは俺だった。
……既に書いてんだなコレが。
213 :
名無しさん@初回限定:01/10/02 14:03 ID:Nn4aP6Gw
>211
1.姉さんに夢の事を相談してみることにした。
空はどこまでも蒼く、雲がながれている。あの頃と何一つ変わらずに。
ここで僕たちが過ごした日々は、眩しい記憶となっていつまでも残るだろう。
そして僕たちはそれぞれの速度で、すこしずつ、でも確かに大人になっていった。
2.姉さんには夢の事は黙っておくことにした。
空はどこまでも蒼く、雲がながれている。あの頃と何一つ変わらずに。
ここで僕たちが過ごした日々は、眩しい記憶となっていつまでも残るだろう。
そして僕たちはそれぞれの速度で、すこしずつ、でも確かに大人になっていった。
214 :
名無しさん@初回限定:01/10/04 11:37 ID:l737K/Lg
>>211 1,姉さんに夢の事を相談してみることにした。
俺は姉にすべてを話した。
「涼が童貞卒業か。赤飯炊いてお祝いしなくちゃね」
姉は複雑な表情で俺を見つめた。なんだか落ち着かない心地になる。
「姉さんは俺の話、どう思う?」
「あんたがそういう夢を見たのは本当なんだろ。それが前世かどうかはともかくね」
俺の不安を悟ったのだろう。姉は優しい表情で微笑んだ。姉が自分の話を信じてくれたことが嬉しかった。
「あんたの話ね、ちょっと思い当たることがあるの。ヨーロッパの伝説について調べていた時、似たような話を見たような覚えがあるの。調べておくから、二日ほど時間ちょうだい」
頼む、と俺は姉に言った。任せといて、と姉は大きな胸を張った。
「でも、涼が玲を相手に童貞卒業とわね。参った……私が奪うつもりだったのに」
俺は驚いて姉を見つめる。また俺をからかってるのか、と思った。だが、姉は頬を上気させて俺を見つめる。クリーム色のタートルネックのセーターに包まれた胸が大きく上下している。
俺の名前を呟いて、姉は俺に迫ってくる。俺は硬直して姉の動きを見ているだけだった。姉の熱い息が顔を撫で、目の前で鮮やかなルージュを引いた唇が動く。
「抱いて」
「冗談やめてくれよ、牡丹姉さん」
「私、本気よ」
俺は……
1,「姉さん、俺も!」欲望のままに姉を……
2,「俺たち、姉弟なんだよ」と姉をとどめる。
3、「や、やめて下さい!人を呼びますよ!」と助けを求める。
4、「変な夢を見たな。あの姉が俺に迫るなんて」夢オチ
215 :
さっきこのスレを見つけたばかりの人:01/10/05 00:19 ID:xwybjkJY
>>15(ちゃん様との会話)の続き考えたけど、書ていいですか?(遅すぎですよね、やっぱり・・・)
216 :
名無しさん@初回限定:01/10/05 00:51 ID:3b/WisD.
>>215 いいよいいよ。書いて書いて。
ここは来る者は拒まず。話が書ける人は大歓迎!
217 :
215:01/10/05 02:02 ID:xwybjkJY
>>15 1、
「お礼に私のは・じ・め・てをあげる」
「・・・マジ?」
驚いて聞き返す俺の問いに美里は応えず、俺の背後に回り込む。
腰に手をまわし、ぎゅっと抱き着いてきた。
美里の吐息が俺のうなじに吹きかかる。
「本気よ。・・・できちゃってもかまわないよ」
「ちょ、ちょっとまて、それはこ・・・」
ぶんっ!
一瞬の浮遊感、そして・・・
どごぉ!
脳天から壁に突っ込んだ。どうやら投げっぱなしジャーマンを喰らったようだ。
「なんのマネだ、これは・・・」
ズキズキと痛む頭を押さえながら立ちあがり、俺は問い掛ける。
「プロレスごっこだよ。パパとママもこうやって私を生んだんだよ。
涼がはじめてなんだよ、こうしてプロレスするの・・・」
消防のようなことを言う美里。頬を赤らめながら答えるところを見ると、どうやらマジで言ってるようだ。
「いくよ、涼」
「・・・」
あきれてモノも言えない俺に対し、性知識消防カターリちゃん様は間合いを詰め、容赦ない追撃をかける。
「えいっ!」
「くっ!」
鋭い上段回し蹴りを放つ美里、身を屈めてソレをかわす俺。
「やっ!」
最初の回し蹴りの勢いを利用した、中段後ろ回し蹴りが俺のこめかみに襲い掛かる。
選択:
1・更に屈んでかわす
2・受け止める
218 :
215:01/10/05 02:35 ID:xwybjkJY
>>217 1、
俺はさらに身を屈めて危機を回避する。
「おっ!」
身を屈めた俺の視界に白い布地が飛び込む。
セークスをプロレスごっこと勘違いしてるカターリちゃん様のパンツだ。
だが、これが命取りだった。
回し蹴りの隙を後ろ回し蹴りでフォローして姿勢を立てなおした美里と、一瞬とはいえパンツに気を取られた上に屈んだ状態の俺。
どちらが先に動けたかは説明するまでもないだろう。
「やあっ!」
美里の鋭い膝蹴りが俺の顎を捉え、その勢いで俺を立ちあがらせる。
「ぐっ!」
俺はどうにか意識を保ち、姿勢を整える。
「!」
姿勢を整えた俺の前に、美里の姿はない。
「いくよ!」
声とともに腰に手が回される。
まずい! そう思ったときには手遅れだった。
一回目よりもやや長い浮遊感。
がしゃぁぁぁぁぁん!
二階の部屋の窓を突き破り、外に投げ出される俺の身体。
走馬灯のように駆け巡るカターリちゃん様の白いパンツとそこから伸びる二本の足。
「って、俺の思い出はそれだけかい!」
ぐしゃ!
自分自身へのツッコミ、それが俺がこの世で最後に口にした言葉だった。
バッドエンド:注意一秒、怪我一巻の終わり
>>217 2.受け止める
美里の回し蹴りを片手で受け止める、所詮は鍛えられてない女の筋力
「うん…よく手入れされてて、綺麗な足だ」
そのまま、手を太股の方まで持っていき、さわさわ…
「ちょ、ちょっと、くすぐった…ふぁ…」
俺は、美里をバックで座らせ…
1.今度は胸に手を伸ばした
2.スカートの中へ手を入れた
220 :
K・S:01/10/06 12:26 ID:i0XnBjB2
>>165 >3.「お風呂場で、蛍がどれだけ覚えたか試してみようか」
やや広めの風呂とはいえ、やはり2人で入ると窮屈だ。
蛍は背を向けたままで、なるべく身を縮めるようにしてお湯につかっている。首筋から肩、
背中、尻に至るラインは、俺の知らぬ間に“女”のそれになっていたようだ。
むぅ。
「きゃっ」
蛍が小さく悲鳴を上げた。
臨界硬度に達した俺の暴れん棒が、蛍の腰を突っついてしまったようだ。
「お、お兄ちゃん。背中流してあげる」
出し抜けに立ち上がって湯船を出た蛍がそんなことを言った。洗い場でタオル相手に、
こすこすと泡を立てはじめる。顔が真っ赤だ。
俺はお言葉に甘えて、風呂椅子に腰を下ろした。泡だらけのタオルが俺の背中を這う。
力はないものの丁寧な所作が気持ちいい。
しばし柔らかい感触に酔っていると、蛍の手がぴたりと止まった。
「背中は、終わったけど、その」
「あ、ああ」
「……」
「……」
「前、も、スル?」
「お、おぅ、頼む」
どもっちまった。
俺は半回転し、蛍は俺のモノにご対面した。
「すごぃ……もうこんなになってる」
白くて細い指が恐る恐る、いきり立つ肉の器官に絡まってきた。わお。
「熱くて……それに、今朝よりおっきいみたい」
「蛍だからだよ」
と俺は言った。自然に出た言葉だった。
おとがいに指をそえると、蛍は小さく震えながら目を閉じた。
キス。
やさしく触れた唇の柔らかさを堪能しつつ、俺は舌を割り入れた。
そのとき、風呂の戸が乱暴に開かれた。
221 :
K・S:01/10/06 12:29 ID:i0XnBjB2
「うわっ!」
「きゃあっ!」
「動くな! ソ○倫だ!」
「なんの用だ、邪魔するな!」
「実妹との性行為はまかりならん。発禁だ!」
「何言ってんだ。蛍は従妹だぞ、い・と・こ」
「しらばっくれてもだめだ。これを見ろ」
<過去ログ保管サイとより抜粋>
>水原蛍(みずはらほたる):たぶん1年。主人公の妹。下着の色は白。登場時は従妹だったのは気にしないように(w
「んな馬鹿な!」
「問答無用!!」
==== BAD END ====
蛍「う〜ん、残念。でもやっぱ実の妹はまずいよね〜(^_^)
これにめげないで、ゲームを続けてね? 蛍からのオ・ネ・ガ・イ♪」
222 :
へタレ編集:01/10/08 16:25 ID:3Zh.zWj6
>214
3:「や、やめて下さい!人を呼びますよ!」と助けを求める。
「やっ、やめて下さい! 人を呼びますよ・・・」
俺は上擦った声でそう言ったが、牡丹姉さんは怯まず、
その長く細い指をそっと俺の首筋に這わせた。
「無駄よ・・・玲には薬や氷を買ってくるように頼んだから・・・、
今は家には誰もいないわ・・・私達二人だけ・・・よ」
熱っぽい瞳、艶やかな唇、紅潮した頬、静かに上下する華奢な肩、荒い息。
それが俺を狂わそうと迫る。牡丹姉さんの手がそっと俺の背に伸びた。
「そっ、そういう問題じゃなくてっ!」
そう言って、俺は慌てて俺の背に回った牡丹姉さんの手を振り解いた。
だが、直ぐに牡丹姉さんは再び手を回し、今度はより深く俺を抱き締める。
「玲は・・・玲はよくて・・・私は駄目なの?」
潤んだ瞳が俺を見つめる。懇願する小犬のような目。
俺の持っている牡丹姉さんのイメージにはえらく不似合いな瞳。
『ぞくっ』と寒気とも快感ともつかない何かが俺の背を駆け登った。
ヤバイ・・・ヤバイ・・・確実に。理性が崩れてしまう。
「ほっ、ほら・・・俺達は姉弟じゃ・・・」
「そんなの・・・関係ない」
牡丹姉さんはまるで・・・叱れた子供のようにそう呟いた。
「関係あるに決まってっ・・・」
姉さんの唇が目の前にあった。
無意識の内に俺はごくりと唾を飲み込んだ。
「関係ない・・・愛してるんだから」
「んっ・・・」
唇が、牡丹姉さんの唇が・・・俺から言葉を奪った。
「んっ、んっ、んっ・・・」
想像していたよりもずっと不器用な口付け。
玲と比べるとあまりにも初々しく稚拙なディープキス。
それから二分が経ち、ようやく俺の唇は自由を得た。
「ぷはっ、、、ぼっ、牡丹、、、姉さん、、、」
「関係ない・・・」
牡丹姉さんは今にも泣き出しそうな・・・そんな瞳で俺を見ていた。
こんな姉さんを俺は見た事はなかった。でも不思議と奇妙な既視感を感じてもいた・・・。
1、「関係ない」。俺は牡丹姉さんほ押し倒した。
2、「関係ある」。俺は慌てて逃げ出そうとした。
3、あの白昼夢を見る。
4、玲が帰って来る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
牡丹と蛍って主人公と従姉妹? 兄弟?
蛍は初登場時に従妹だったけど、何時の間にか実妹っぽく・・・。
どちらなのでしょうか?
224 :
5の人:01/10/12 00:02 ID:zXxOUIuY
>>223 2,関係ある。俺は慌てて逃げ出そうとした。
崩れそうになった理性を総動員して姉をはねのけた。立ち上がって、窓の方へと後じさる。
「涼……」
「やめてよ、姉さん。そんなの姉さんじゃないよ!」
牡丹姉さんは幼い頃からの俺の憧れだった。美人で頭が良く、俺の友人が姉を誉めるのを聞いては姉への誇りを感じていた。その牡丹姉さんが、俺に抱いてくれと迫るなんて。
「俺たち、姉弟なんだ。こんなの許されることじゃないよ!」
「いいのよ、涼。だって……私たち、本当の姉弟じゃないんだから」
瞳を潤ませて、姉さんは言った。実の姉弟でない? その言葉を理解するまでに、たっぷり10呼吸の時間が必要だった。
「姉弟じゃない?」
「私はね、あなたが産まれる前に引き取られたの。本当の両親は、私が赤ん坊だった時に死んでいるの」
俺は姉の話を、口を開けて聞くばかりだった。実の姉弟ではなかった、という言葉が頭の中で渦を巻いている。
「この事実を知った時ね、このことをずっと黙っていようと決めたわ。涼に本当の弟として接していこうと思ってた。でも駄目だった。いつのまにか一人の男として涼を見てたの」
姉は立ち上がると、ミニスカートのボタンを外すて足下に落とした。次にタートルネックのセーターを脱ぎ始める。俺が動くことができず見守る中、姉はついに最後に残った薄いブルーのショーツを足から抜いた。
(でけえ)
姉の胸は玲のよりも大きかった。姉の裸身に下半身は素直に反応する。憧れの姉を組み敷き、快楽の声を上げさせ、あの巨乳を思うさま嬲り尽くしたい。攻撃的な衝動が心の奥底から吹き出してくる。
「姉さん……」
「今日だけでいいから、私を一人の女として見て」
1「分かった」俺は姉を優しく抱き寄せた
2「やっぱりできないよ!」俺は部屋から走り出て、家を出た
3白日夢を見る
4「ただいま帰りました」玲が帰ってきた
225 :
名無しさん@初回限定:01/10/13 01:29 ID:DjeHS.KU
>>224 4
「ただいま帰りました」
帰ってきた玲の声が吹き飛びかけた理性を呼び戻した。
「姉さん、今は自分を抑えて」
「今は?」
「うん、今はね」
「涼・・・」
俺の言葉に表情を輝かせる姉さん。
「正直言って俺は今、混乱している。
姉さんと血の繋がりがなくて、しかも俺のことを弟ではなく一人の男として見ていた・・・
姉さんの告白があまりにも唐突すぎて、受け入れられなくて、今は混乱してる。
玲の時も混乱してた。突然の展開に混乱して、そのまま欲望のままに玲を抱いて今の状態になってた。
でも姉さんに迫られて、その状態に疑問を覚えた。どちらかというと疑問というよりも不安かな・・・
とにかく少し時間が欲しいんだ、全てを受け入れたうえで、自分に問いかけ、自分を見つめなおす時間が・・・
そして、答えを出したい、俺は本当は誰が好きなのか、誰を心から抱きたいと思っているのか・・・」
「・・・・・・」
期待していたこととは違う内容の俺の言葉に沈み込む姉さん。
「時間はかかるかもしれない。玲を選ぶかも知れない、もしかしたら蛍を選ぶかも知れない。
誰を選ぶかは、まだ俺自身にもわからない。
でも答えが出せたそのときは・・・全てのしがらみを捨てて、一人の女性として付き合いたいと思う
だから、姉さん・・・」
俺は姉さんを抱き寄せ、額の髪をかきあげた。
CHU!
「今は、これで我慢してくれないか」
「涼・・・」
「姉さん、とりあえず服着てくれないか」
「あ、う、うん」
俺の言葉にわたわたと慌てて脱ぎ捨てたものを身につける姉さん。
こんこん
「あのう、ご主人様。そろそろ入ってよろしいでしょうか?」
ドアの向こうから遠慮がちなノックと玲の声が聞こえてくる。
「・・・玲、いつからそこにいたの」
「『正直言って』の辺りで一度ノックしたのですが、反応がないうえになんだか入りづらい雰囲気になってしまいまして・・・」
「全部聞いてたんだな」
「申し訳ありません」
「いいよ、別に。入っておいでよ」
「では失礼いたします、ご主人様」
ドアを開け、玲が申し訳なさそうに入ってくる。
「玲は怒ったりしてない?」
「は、何がでございましょうか?」
「俺が今までの関係に疑問というか不安を持ったって言ってたことに」
「そのことなら全く気にしてません。私はただのメイド。ご主人様に使えるだけの存在。
ただの性の捌け口として扱われてもかまいません。ご主人様にご奉仕できるだけで玲は幸せでございます」
「玲・・・」
「ご主人様と結ばれようなど、恐れ多くてできません。
決して危険日に中出しさせて、責任とかいって一生傍に居ようなどとは全く考えてはおりません」
おいおい、そんなこと考えてたのか・・・
「涼、誰を選んでも恨んだりはしないからね。
玲を選んだら月のない夜道で襲撃しようとか、蛍を選んだらソフ倫に訴えてやるなんて思ってもないから」
・・・姉さん。
俺は誰を選ぶべきなのだろうか・・・
1.玲
2.牡丹姉さん
3.蛍
4.白昼夢に逃げる
5.すぐには決められそうにない、もしくは上の三人以外の誰か
226 :
名無しさん@初回限定:01/10/15 23:55 ID:zJVCKN9v
>225
5.すぐには決められそうにない、もしくは上の三人以外の誰か
「姉さん、玲、ゴメン。やっぱり俺はまだ誰を選ぶか決めれないよ。
だからもう少し考えさせてくれないかな」
「涼……分かったわ」
「御主人様……分かりました」
姉さんと玲がそう答えた後、部屋に沈黙が訪れる。
2人に挟まれかなり居心地が悪い。できれば逃げ出したいくらいだ。
落ち着きなく視線をさまよわせていた俺は、ふと時計に目をとめた。
時刻は11時を30分ほど過ぎている。
俺はとにかく話題を変えてみることにした。
「そ、そろそろ昼飯の準備をした方がいいんじゃないかな」
俺がそう言うと、意外なことに玲より早く牡丹姉さんが反応した。
「そうね。今日は私が作ってあげるから楽しみに待っててね」
「そんな、料理を作るのはメイドの仕事です。
牡丹様は料理が出来上がるのをご主人様とお待ちくださいませ」
「玲にばかり作らせては悪いでしょ。玲こそ涼と待っていて頂戴」
「いえいえ牡丹様こそここで料理ができるのをお待ちください」
2人とも表面上はにこやかに話しているが目は笑っていない、と言うか火花が散ってるし。
あれ? そもそも姉さんって料理作った事ってあったっけ。いつも蛍が作ってた気がするぞ。
何で今日に限って………あ、そうか、玲と張り合ってるのか。
うーん、どっちに料理を頼むべきか。頼まなかった方には恨まれそうだから慎重に決めないと。
悩んだ末、俺は2人にこう言った。
1.「美味しい料理を頼むよ、玲」
2.「たまには姉さんの料理が食べたいな」
3.「2人で一緒に作ったらどう? その方が早くできるだろうし」
228 :
被害者:01/10/17 00:59 ID:qR7jiuer
>>227 たしかに、この後を書いてくれないと
学園モノルートが続けられない。
229 :
228:01/10/17 01:01 ID:qR7jiuer
スマソ、別ハンドルでしかもあげちまった……
逝ってくるよ
230 :
名無しさん@初回限定:01/10/17 01:05 ID:oDlcqEsq
>>226 2.
「たまには姉さんの料理が食べたいな」
「まかせて! とびっきりおいしいご飯を作ってあげるんだから」
「ご主人様・・・」
上機嫌で部屋を出て行く姉さん。そして姉さんとは対照的に不機嫌な表情で俺を睨む玲。
こっちのフォローもしておかないとな。
「悪いな玲。姉さんは一度言い出したら聞かないから・・・」
「それで私ではなく牡丹様に」
「ああ、それにべつに料理だけがメイドの仕事ってわけじゃないだろ」
「ふふ、そうですね」
「・・・。ちょっと待った。そこでなぜ脱ぎ始める?」
「待っている間、ご主人様が退屈なさらないようにご奉仕させていただこうと思いまして」
「いや、今はそう言う気分じゃないから・・・」
玲の半脱ぎにムスコは反応し始めているのだが、あえてここは断った。
万が一姉さんに見られたりでもしたら、と思うと怖くて・・・。
「たまにはHじゃなくて、普通に話でもしよ・・・」
ちゅどおおおおおおおおおおおおおん!
その爆発音はキッチンから聞こえてきた。
「な、なんだ!」
ぴちょ〜ん、ころろ〜ん ずどおぉぉぉぉぉぉん! ぷ〜ぴ〜
明らかに調理のモノとは思えない怪奇音がキッチンから聞こえてくる。
「れ、玲、見てきてくれる・・・」
「ご、ご主人様の・・・ご・・・御命令とあらば・・・」
俺の非情の命令に震える声で応え、キッチンへと向かっていく玲。
続く
231 :
名無しさん@初回限定:01/10/17 01:06 ID:oDlcqEsq
>>230続き
ちろろろろぉぉぉん じゅる ぬぷ じゅぷ ぴょろろ〜ん
「きゃあああああああ!」
怪奇音に混じって聞こえる玲の悲鳴。玲を行かせたのは拙かったかな・・・
ぴょぽ〜 がすがす ざしゅっ ずしゅっ ぷぷ〜
「ああ〜、だめです! だめです! 牡丹様〜!」
ちゅどどどどどどどどどどぉぉぉぉん! がたがたっ! じゅにゅっ!
「あぁん! だ・・・だめ・・・です・・・もうこれ以上は・・・」
じゅちゅっ! ぎゅにゅっ! ぐじゅっ! どごぉぉぉぉぉぉぉぉん!
「あぁ・・あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
おぃ〜っす!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
い、一体何が・・・
こんこん
「・・・ご、御主人様・・・昼食の用意が・・・出来ました・・・」
「ああ、今行・・・、わあっ!」
ドアを開けると、ぼろぼろになった玲が倒れこんできた。
「れ、玲」
俺は慌てて玲の身体を受け止める。
「ご、御主人様・・・牡丹様の調理の前に玲は無力でした・・・お役に立てなくて申し訳ありません・・・。
御武運をお祈りいたしております・・・」
そう言って、玲の身体は力なく崩れた。
「お、おい! 玲!」
「す〜、す〜」
「なんだ、眠ってるだけか・・・」
俺は玲をベッドに横たえると、キッチンに向かった。
廊下には雑巾やバケツなどが積み上げられ、玲の奮戦の跡が伺える。
だが、その奮戦の跡はこれから踏み入れる地獄への入り口に過ぎない。
「!!!」
キッチンに足を踏み入れ、俺は言葉を失った。とても人の生活の場の一部であったとは思えない惨状。
幸か不幸か、俺はこの惨状を的確に表現するだけのボキャブラリーを持ち合わせていない。
「あれ、涼。玲はどうしたの?」
この惨状の中、全く無傷の姉さんが声をかけてくる。
「疲れたみたいで、俺の部屋で寝てるよ」
「そう、しかたないわね。じゃ、二人で食べましょ」
「そ、そうだね・・・」
テーブルの上に地球上の元素で構成されているのかどうかも怪しい物体が置かれている。怖くて素材や料理名は聞けない。
恐る恐るその物体を口に運んでみる。
・・・。不味い・・・と言うのだろうかこれは?
とにかく表現のしようのない味だった。
無言のまま二口三口と口に運んでみる。
あれ、なんだか目の前が暗くなってく・・・、意識が・・・
あ、光が見える。あ、川の向こうにお花畑が見える。
川を渡った俺の意識が戻ることは二度と無かった。
〜〜BAD END〜〜〜
玲です。
ご主人様、普段料理をしない人に料理を作らせた場合どうなるか。
オチを読まないからこういうことになってしまうんですよ。
これに懲りずに再挑戦してくださいね。それでは。
>>202 1,村社に肩を貸した。
「ここです」
俺たちは高級マンションの前にいた。ここの6階に彼女の家があるそうだ。
「ここまで来れば、あとは一人で大丈夫ですから」
「わかった」
村社は俺から離れると、ありがとうございました、と頭を下げる。ピエロではなく、自分の声でである。
それが何か嬉しかった。
彼女がマンションの入り口へと消えるのを見送り、俺はこれからどうしようかと考えた。
さて……
1,商店街をぶらつく
2,家にまっすぐ帰る
3、学校に戻る
4、「見たぞ〜!」「田中(仮)、どうしてここに……」
>>204続き、遅れて申し訳ない…
「え、えっと…」
「「うおぉぉぉぉ!!」」
「皆の者、宴じゃ! 宴の準備じゃ〜!!」
その少女の声をかき消すほどの歓声、そして始まる大騒ぎ
「お〜い、お前ら…」
「今こそ我らが世の春! ほら、お前も加われ!」
待て山田(仮)、俺まで巻き込むな〜!
「貴方達…いい加減に、しなさい!」
メキッ
うちのクラス委員長の一言と共に飛んできた「広辞苑・第六版」が
モロに顔面を捉え、山田(仮)がゆっくりと地に墜ちる
リーダー格の山田(仮)を失った事により、祭りは終わりクラスには平穏が訪れた…
「あー…自己紹介」
「あ、はい、今日転校してきた、鳴神美咲(なるかみ、みさき)と言います
えとえと、よろしくお願いします(ぺこ)」
黒髪、ロング…やっぱり、昨日間違ってうちに来た女の子だ
昨日は…まあ、手続きとかあったんだろうな
「席は、窓際の一番後ろ…水原の隣しか空いてないな、そこに座れ」
お、俺の隣…?
ぐあ、男子約20名からの視線が痛い…
「よろしくお願いしますね…あ、あわわ…昨日の…」
「…よろしく」
……心なしか、視線の中に殺意が混ざってるのは気のせいだろうか
波乱のホームルームが終わり、一限…おあつらえ向きに、今日の数学は自習だ
秋穂先生、どうかしたのか…?
さて、どうするか…予想通り、自分の(というか転校生の)周りに男子の大多数が群がっている
1.気合いで鳴神と話をする
2.さっき俺の危機を救ってくれた委員長(女)へお礼をする
3.とりあえず、山田(仮)の生死を確認する
>222
シナリオは次々と増えていくのだから
「〜以降をまとめました」ではなく
「〜までをまとめました」としてくれたら嬉しい。
>234
確かにその方が分かりやすいかもしれませんね。了解です。
236 :
名無しさん@初回限定:01/10/20 01:14 ID:ieYuJY8U
>232
1.商店街をぶらつく
俺は何となく商店街をぶらついていた。
さて、この後どうしようか。本屋で立ち読みでもしようかな?
などと考えながら歩いていると、前からこちらに向かって歩いてくる女の子と偶然目が合った。
ん? 昨日のレッサーパンダ耳の少女じゃないか。
そういえば昨日彼女と会ったのもこの辺だったっけ。(
>>139-146参照)
「よう、また会ったな」
「あ、昨日私にこの耳のことを訊いてきたチャレンジャーさんですね」
俺が声をかけると彼女はパンダ耳に手をやってそう言った。
「チャレンジャーって……」
「1ヶ月くらい前からこのレッサーパンダ耳ヘアバンドしてますけど、これについて訊いてきた人はあなたが初めてです」
「……普通学校とかで、どうしてそんな妙な耳着けてるのか問い詰められると思うんだが」
「一応ヘアバンドの一種ですし、私が堂々としてるからか教師は気後れして全然訊いてこないんです。
だから昨日あなたにこの耳について訊かれた時はちょっと嬉しかったです」
「そ、そうか。それは良かったな。って訊かれたかったのか!?」
俺がそう驚くと彼女は急に真面目な顔をした。
「ええ、そうですよ。人は自分が理解できないモノ、異質なモノを前にした時にどのような反応をするのか調査したかったのですが、
私の想像以上に現代の日本人は他人に無関心で事なかれ主義だったようで、なかなか結果が得られず困ってたんです」
「………」
言葉もなく沈黙する俺。すると彼女はふっと表情を緩めてこう言った。
>236続き
「というのは冗談で、」
「へ?」
「このヘアバンド着けてるのは、最近パンダが私の中でマイブームなだけなんですけどね」
「………マイブーム」
「そうです、マイブームです」
「ふ、ふーん。ま、まあ己の道を貫いてくれ。
あれ? でも昨日ヘアバンドの話題になった時ちょっと困った顔してなかった?」
「困った顔はしてないですよ。どちらかと言うとあの時は嬉しかったですし」
「じゃああの時、ヘアバンドつけてる理由を聞いてたら…」
「たぶん、あっさり答えてましたね」
「そうだったのか。じゃあ昨日遠慮せずに訊けば良かったな」
しかし、やっぱりこの娘も変わってるなぁ。変さで村社と充分張り合ってるよ。
でもまあ、ちょっと変わってるけど結構可愛いし、親しくなっておいて損はないだろ、うん。
とりあえず彼女の名前を尋ねておくか。
「ところで、君の名前は?」
「名前ですか? そういえばまだ言ってなかったですね。
私の名前は渡会睦月(わたらい むつき)、椿台学園の3年です」
「!? 3年だったのか。てっきり俺と同じ2年かと思ってたよ。
俺は水原涼、よろしく睦月先輩」
「こちらこそ。よろしく水原くん」
さて、この後どうしようか。
1.せっかくだから喫茶店に誘ってみる。
2.また今度会おうと言って別れる。
238 :
名無しさん@初回限定:01/10/20 03:37 ID:J/45mMXL
しかしこんだけシナリオがあればSYS3.Xで作れそうですね。
絵は別途さがさねばなりませぬが。
>>238 「エロゲシナリオを作ろう」から
「エロゲを作ろう」に転換ですか?
原画書いてくれる人がいればだけどね……ヽ(´ー`)ノ
恋愛シミュレーションツクールとか転用できないかな?
……と思ったけど、結局はエロ絵がないから一緒か。
241 :
238:01/10/20 16:58 ID:R/wZrlsr
>>239 完結しているシナリオがあるなら、
ノベルゲームっぽく仕上げることはまぁ一晩もあればできますが。
絵かきさんは捜してみればいるのでは?
あぼーん
243 :
239:01/10/20 18:48 ID:XC/aWJml
つか、俺このスレでロクに文も書いてねぇな……
そんな状態でよくもこんな事が言えたもんだ。
何か書いてから、出直してきます……鬱
あぼーん
245 :
名無しさん@初回限定:01/10/21 23:45 ID:YhoLrbjM
>>243期待age
しかしここ、長く続いてるよなぁ…ネギ板創立からずっと続いてるのか?
>>245 エロゲ板のinspireスレみたいになるといいねぇ…
>>233 2.委員長(女)にお礼をする
目当てが俺でないとはいえ、男に囲まれるのは耐えがたい。
俺は委員長にお礼をする為に席を立った。
委員長はメガネを外し、ハンカチで拭いていた。
「さっきはありがとな、委員長」
俺が声を掛けると、委員長は流し目で俺を睨んだ。
その迫力に俺は数歩ほど後ずさってしまった。
普段話し掛けない奴から話し掛けられて、怒っているのか?
「…その声は水原君かしら?」
メガネをかけた途端、委員長の流し目は少し潤んだ瞳に変わる。
彼女はメガネを掛けないと何も見えないほどの近眼だと聞いたことがある。
さっき睨んだように見えたのは、目を細めていたのか…
「貴方に礼を言われるような事、してないはずだけど」
「いや、さっき広辞苑で俺の危機を…」
「あれは私が勝手にやった事よ、貴方を助ける気は全く無かったわ」
やっぱり俺、こいつ苦手だ。
「それに、私のこと"委員長"って呼ぶの、やめてくれる?私、好きでやってるわけじゃないし…」
委員長こと小林京子(こばやし・きょうこ)は、深くため息をついた。
確か一学期、男子にふざけ半分に推薦されたんだっけ。
そう考えてみると、何か今まで彼女を"委員長"と呼んでいたことに少し罪悪感を感じた。
「…用が無いなら、失礼するわね」
彼女は席を立ち、教室の外に出ようとしている。
俺は小林(委員長)に…
1.呼び方について謝った
2.転校生の話題を振った
3.笑いかけ眼鏡を奪った
4.前世を信じるか尋ねた
>>237 1.せっかくだから喫茶店に誘ってみる。
「じゃあ、素晴らしい先輩との出会いを記念して、そこでお茶でも飲みますか」
我ながら、悪い冗談だ。ほとんど初対面に近いのに、これではまるで、俺がナンパしているみたいではないか。
だが
「それもいいですね」
と、あっさり了承されてしまった。
俺は、さっき思ったことを、もう一度、今度は小声でつぶやく。
「ほんとに、変な人なんだな、先輩って……」
「そう? はっきり言ってあなたの方が変な人だと思うけど……」
当たっているだけに、反論できない。
「ま、そんなことはどうでもいいね」
「そうだな、俺も先輩以上に変な奴を知ってるし」
よく考えると、俺の周りは変な奴ばかりだ。けれども、それにいつしか慣れてしまっている自分が怖い。
でも、そんな生活も結構楽しかったりするので、別に不満はない……はずだ。
楽しければ大丈夫なんだろう、うん。
とりあえず、近くの喫茶店に入ってみた。
ここの喫茶店は初めてと言うわけではないが、顔なじみになるほど来てもいない。
早い話が、通りすがっただけに近い。
「さて……あの奥の席が空いてるな」
俺と先輩は適当な席に座り、とりあえず何か飲むことにした。
てか、出来れば今月はもう金がない(
>>146のあたり参照)ので何も頼みたくはないのだが……
どこか何も注文しないでも文句言われない喫茶店が欲しいと、切実に思う。
「じゃ、注文してくるよ。俺はコーヒーなんだけど……先輩は何がいい?」
ほんの数秒唸った後、
「じゃ、紅茶お願いね、水原君」
と、言った。
たいして混んでいないので、並ばなくても割とすぐ注文が出来る。
俺はコーヒーと紅茶を受け取って、席に戻ろうとした。
が、ここで少しいたずらを考えついた。
1・紅茶にガムシロップを大量に入れてみる
2・タイミングを見て帰ったふりをする
3・やめとく
参考サイト……青紫先生のエロゲシナリオの書き方講座
http://leaf.aquaplus.co.jp/kaihatsu/kai007.html
>248
アンタ、なんてモノを参考サイトとして挙げてるんだ(藁
250 :
名無しさん@初回限定:01/10/23 23:30 ID:HAtp9iFN
ここってマギレテ本物のライターが書いてたりする?ドキドキ
>233続き
3.とりあえず、山田(仮)の生死を確認する
「山田? おい山田ってば…(ゆさゆさ)」
インパクトの瞬間、頚椎が見なれない角度にまで曲がったからなあ…駄目かも。
よくよく耳を澄ますと、微笑みに良く似た表情で悶絶している山田の口元からは、
「ぴぐっ」とか「ぱひゅっ」とか効果音ライクな呼吸が聞こえる。とりあえずOK。
「山田死んだ?」
…微妙に韻を踏みながら俺に問いかける女が一人。どこか茫洋とした眠たげな口調
は、まあいつものこと。上浦真帆(かみうら・まほ)だ。
「ああ、立派な死に様だったよ…」
「大空に笑顔でキメ、って感じだねー」
こいつのダウナー系なノリは、結構好きだったりする。当の山田からのツッコミが
ないのはちと寂しいが。涅槃に到達しつつある現在では望むべくもないか。
「あっ、見て見てほら。可愛い子だよ。美人で転校生かー。
くーっ、モテ街道まっしぐらだね」
「うらやましいなら上浦も転校してみるか?」
「うん。そんでもって一週間ぐらいしたらまた戻ってくるの。
新しいのに懐かしい転校生。…ミステリアス」
この手のおバカな会話さえしなければ、こいつだってそれなりにモテるはずなのだが。
一見物静かなクールビューティの口から
「鳥そぼろが入っててこそ、本当のうぐいすパンだと思わない?」
なんて問い掛けが発せられたら、そりゃ普通の奴は引く。アメリカザリガニばりに。
ちなみに問い掛けられたのは俺で、場所は学食のパン売り場。初対面なのに。
…以来、こんな感じ。
「水原も、ああいう子が好きなんでしょ?」
不意にそんな話しを振ってくる上浦。うーん、俺は…
1.確かに俺のタイプだな
2.どっちかといえば上浦みたいな子のほうが…
>>226 1.「美味しい料理を頼むよ、玲」
「はい、ご主人様!」
玲は嬉しそうに微笑むと、足取りも軽やかに部屋を出ていった。
「涼……」
姉は恨めしげな顔で俺を睨んでる。
「ごめん、姉さん。どうしても二人で話したいことがあって、玲に離れていてもらいたかったから」
俺の言葉に、姉は機嫌を良くした。何なの?と、目線で俺に問いかけてくる。
俺は深呼吸をすると、牡丹姉さん(実の姉弟ではなかったが、俺の中では今だ姉である)に尋ねた。
「俺と姉さんは血がつながってないんだよね。じゃあ、俺と蛍は……血がつながっているのか?」
聞かされた実の姉弟ではないという告白が頭に染みこむにつれ、この疑問が俺の中でふくらんでいた。
もしも蛍と血がつながっていなかったなら……俺は蛍に何をしてしまうか分からない。このまま知らないでいた方が良いのかもしれない
。
だが……俺はどうしても牡丹姉さんに確かめずにはいられなかった。
「それは……」
1,「そうあなたと蛍も実の兄妹ではないわ」
2,「あなたたちは本当の姉弟よ」
相当に重大な分岐ですが……後の方、よろしく〜(藁
たまにはあげ
期待上げ
あぼーん
保守点検上げ
新キャラ続出で、正直どう続けたものか混迷中。
この頃はHシーンがなくて、エロゲシナリオっぽくないぞ(藁
259 :
名無しさん@ピンキー:01/11/04 00:19 ID:ikTfkC4j
>>257 スマソ、自分の奴から出てるね、二人とも(汗
>>258 もうちょっとで出る…と期待してみる
261 :
ヘタレ編集:01/11/04 01:59 ID:t1tGKwZ2
262 :
5の人:01/11/04 02:23 ID:zM+hT9Kd
>>248 3・やめとく
まだ知り合ったばかりの時に、悪印象を抱かれることは止めよう。
俺は席に戻ると、紅茶を先輩に差し出した。
「ありがとう、水原君」
垂れ目気味の目を細めて先輩は微笑み、カップを受け取った。
「先輩、この商店街にはよく来るの?」
「家への帰り道なの」
俺と先輩はしばらく喫茶店で雑談を続けた。先輩は話題が豊富で、楽しい時間が過ぎていった。
「もうこんな時間」
先輩の声に時間を確かめると、6時近くになっている。
「水原君、私、もう帰らないと」
「先輩、俺につきあってくれてありがとう」
「私も楽しかったわ。そうそう、飲み代は私がおごってあげる」
「そんな。俺が誘ったのに」
「いいのよ。だって、水原君は金欠なんでしょ」
悪戯っぽい微笑みを向ける先輩に、俺は頭を掻く。雑談の中で、金欠状態のことまでしゃべってしまったのだ。
「それに、お金は捨てるほどあるしね」
その言葉を言った先輩の表情と口調に影があった。だが、すぐに明るい口調に戻る。
「じゃ、またね」
先輩はレジで俺の分のお金も支払い、喫茶店を出ていった。
さて、俺は……
1,家に帰る。
2,先輩を尾行する。
3,喫茶店で今日の出来事をネタに、妄想にふける。
>>258 鬼畜ルートかカターリちゃん様シナリオならHシーンにすぐ持っていけると思うけど誰か書かないかな(藁)
>>257 ひそかにもう一人増やしたいなとか思ってるんだけど・・・
巫女さん出したいな・・・
再びこのスレが動き出しましたね。
新キャラは人によっては動かしづらくなるので、
もう少し他のキャラが固まってからで良いと思うのですが。
265 :
263:01/11/05 22:48 ID:5fUSCEmB
>>252の続きに出したいと思ったけど、少し待った方がいいかな、巫女さん・・・
役割としては助言役OR追加ヒロインキャラといったところ
(助言役で終わるか否かは後の人の選択しだいという感じで)
ちなみに263=217=218=225です。
前世ルートはキャラ数が学園ルートほどじゃないから、大丈夫だと思う。
ただ、このルートは主人公の家庭内で話が進んでるから、家族以外を出すと散漫になるかも。
個人的には、252の次にどうやって巫女さんが登場するか興味はありますが。
そろそろ何かエロ入れた方が良いかな、と鬼畜ルートやってみる。
>>185 2,放課後に秋穂のマンションで
「秋穂、遅かったじゃないか」
俺は帰ってきた秋穂に、ソファに身を沈めたままで言った。
「職員会議が遅くなって……」
「へへ、まあいいじゃないか」
隣の部屋から熊谷が出てきた熊谷が俺にとりなす。秋穂に近づいた熊谷は、いきなりスカートの中に手を入れる。
「あ……」
声を上げて身をよじるが、拒否はしない。うつむいて熊谷のなすがままだ。
「ひゃあ、ちょっと触っただけでグチョグチョだ」
おどけた口調でスカートから抜いた手を広げてみせる。指の間に光る糸が架かっていた
「会議の間中、俺たちに入れてもらうことばかり考えて濡らしてたんだろ」
数学の授業の後、質問の振りをしてマンションで待ってることを秋穂に告げたのだ。うつむいた顔に、歓喜の色が走るのを俺は見逃さなかった。
「なぁ、水原。今日は俺が最初でいいだろ」
熊谷が俺に問いかける。スカートの上から、秋穂の尻を撫で回している。
「実はさ、3日間オナニー断ちしてたんだよ。秋穂にたっぷり出してやろうと思って」
「おいおい」
「な、いいだろ」
俺は……
1,熊谷に任せる
2,最初は俺だ
3、まずは秋穂のメス奴隷の挨拶
4,一緒にやろう
268 :
265:01/11/06 21:19 ID:rdOwsrEv
>>266 近々書くつもりだけど、巫女さんは単なる趣味で、巫女さんである必然性は全くないキャラなのであまり期待しないでね。
269 :
名無しさん@初回限定:01/11/07 02:24 ID:K4EzvPn2
>>252 2.
「あなたたちは本当の姉弟よ」
「・・・」
「あなたと蛍は私が引き取られた後に生まれた父さんと母さんの実の子よ」
「俺と蛍は本当に、実の兄弟なんだね」
「ええ、そうよ。だから間違っても蛍に手を出そうなんて考えたりしちゃ駄目よ」
「べ、べつにそんなこと考えてないよ」
血が繋がってないって言われたら考えたかも知れないけど・・・
「だったらなんでそんなに動揺するよのよ」
「いや、姉さんがとんでもないこと言うから・・・」
「ふ〜〜ん・・・」
「・・・」
不信の眼差しで見つめられ、俺は思わず視線をずらす。
「・・・(じぃ〜〜〜〜)」
「・・・」
無言で見つめる姉さんと視線をそらせて固まった俺、互いに無言のまま時間だけが過ぎていく・・・
「涼・・・」
不意に姉さんが口を開く。
「あまり目を逸らさないで・・・」
俺の首筋に腕を回し、色っぽい目つきと仕草で甘えるように囁きかけてきた。
「私だけを見て・・・、あなたに見つめてほしいの、涼・・・」
徐々に姉さんの顔が近づいてくる。
吹きかかる甘い吐息に理性が・・・
「ご主人様、御食事の用意が出来ました」
「!」
計ったようなタイミングで聞こえてきた玲の声ではっと我に返る。
「だめだよ、姉さん」
「もう、タイミング悪いなぁ」
いや、俺にはナイスタイミングだったよ。
続く
270 :
名無しさん@初回限定:01/11/07 02:25 ID:K4EzvPn2
>>269続き
「はあ・・・」
学校の帰り道、俺は今日何度目かわからないため息をついた。
あれ以来、姉さんと玲は顔を合わすたびに火花を散らしている。
おかげで俺は落ち着いて事態を受け入れるどころか、何をやっても上の空という状態だ。
「あれ、ここは・・・?」
家に帰りづらくて、気の向くままに歩いていたら見なれない神社の前に来ていた。
「困った時の神頼み・・・か」
御祈りした所でどうにかなるとは思わないが、なんとなく俺は神社に中に足を踏み入れていた。
「ふう、気休めぐらいにはなるかな」
俺は小銭を賽銭箱に投げ、事態が収束するようにとお祈りをした。
ふと顔を上げて横を見ると境内の庭で巫女さんが掃除している。
向こうを向いてて顔は良く見えないが、腰まで伸びた流れるような黒髪、袖口わずかに顔を出し竹箒を持つ白い指先、露出は全くないのに心揺さぶるその姿、やっぱり巫女さんはいいなぁ〜〜。
あ、こっち見た。
あれ、近づいてくる。やべ、俺そんなに変な目で見てたかな・・・
ん? あの巫女さん・・・どこかで・・・
あどけなさの残る丸顔に、綺麗に切りそろえた前髪の下で大きな瞳の存在をさらに強調してで縁のない眼鏡。顔見知りだった。
「水原先輩?」
「しぃちゃん?」
彼女の名は函家 詩衣乃(はこや しいの)。
俺が籍を置いている(だけの)光画部の後輩だ。
気まぐれでたまに部室に顔を出すと、なぜか必ず彼女とかち合うため、彼女のことは割と覚えている。
「先輩、どうしたんですか、そんな死に場所を探す象さんみたいなオーラを漂わせて」
一体どんな風に見えてたんだ俺・・・
「いや、別にたいしたことじゃないさ」
「かなり深刻そうに見えましたよ」
「いや、大丈夫、本当にたいしたことじゃないから」
「・・・。先輩、悩み事は一人で抱え込むより、誰かに話したほうが気が楽になりますよ」
「ふう、話さないと逃がしてくれそうにないな・・・」
「あ、ご、ごめんなさい・・・、わたし・・・そんなつもりじゃ・・・」
「いや、いいんだよ。しぃちゃんは心配して言ってくれてるのに、俺の方が無神経だったよ」
「いえ、わたしの方こそ・・・悩んでる人にしつこく聞いたりして・・・」
「少し・・・話し相手になってくれるかな?」
「あ、はい、わたしでよろしければ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は彼女にここ最近あった出来事を全て話した。玲のこと、牡丹姉さんのこと、肉体関係のことは伏せつつ、全てを話した。
そして、彼女はただ無言でそれらを聞いていた。
「先輩も大変ですね・・・、お姉さんに突然血の繋がりが無いって言われた上にメイドさんと先輩を争って三角関係だななんて」
「ああ、ホントどうしたものか・・・」
「でも先輩、血の繋がりって法的には何の意味もないんですよ。実でも義理でも先輩のお姉さんはお姉さんなんですよ」
「・・・」
「でも、だからといって安易な気持ちでメイドさんを弄んだりしないで下さいね。
傷付いたり、傷付けたりすることを怖がりすぎるとお互いが更に大きな傷を負うこともありますから・・・って、全くの他人のわたしが偉そうに言えることじゃないですね」
「いや、君と話したらだいぶ気が楽になったよ、ありがとう」
そして俺は・・・
1.「また時々話し相手になってくれるかな」そう言いつつ家に帰った
2.彼女にすっかり惚れてしまっていた
3.彼女をおいしく頂くことにした
4.「法的には実も義理も同じか・・・」蛍狙いも視野に入れようと思った
271 :
名無しさん@初回限定:01/11/07 22:25 ID:GZ9t9PoE
>>262 1.家に帰る。
「ただいまー」
「お帰りなさい、御主人様」
家に帰った俺は、玲にそう声を掛けてから自分の部屋へ向かう。
部屋に入り、鞄を床に投げ出してベッドに寝転がる。
このまま夕食まで一眠りするか。
うつらうつらとしながらふと考える。
ピエロの操り人形を常に持っている、ポーカーフェイスな後輩の村社綾乃。
レッサーパンダ耳のヘアバンドが特徴の、進学校の3年の渡会睦月。
2人ともこの街に来てから親しくなった女の子だ。
どちらもどこか変わっているが、容姿はかなり可愛い。
できれば彼女にしたいところだ。
でも、二兎を追う者は一兎を得ずとも言うし、やはり攻略対象は1人に絞らないとなぁ。
俺は……
1.村社一筋でいくか、と決意した。
2.睦月先輩と付き合いたい、と思った。
>>271 1,村杜一筋でいくか、と決意した。
俺は村社に惹かれてる自分に気がついた。
どうしていつもピエロで会話するのか、繊細な表情に見え隠れする寂しげな影は何なのか、俺は知りたいと思っている。
これって「好き」ってことなのかも、と思う。
「ご主人様、できましたよ〜」
玲の声を聞いてベッドから起きあがった俺は、明日も村社と会おうと決意していた。
次の日。
昼休み、俺は自販機の場所に行った。もしかして今日も村社がいるかと期待していたが、期待通りに彼女は自販機の前にいた。
「やあ、水原先輩」
ピエロが右手を挙げて、俺に挨拶してきた。
「足は大丈夫?」
「ああ。もうほとんど痛みはない」
横柄な口調のピエロではなく、村社の可愛い肉声を聞きたいのだが……。
俺は……
1,「そのピエロの名前は?」と、まずは会話の糸口を。
2,「村社の口でしゃべってよ」とお願い。
3、いきなりスカートをめくって、悲鳴を上げさせる。
273 :
KS:01/11/10 18:52 ID:wNJ0p2Z3
>>267 3.まずは秋穂のメス奴隷の挨拶
「落ち着けよ、まずは挨拶からだ。なあ、秋穂?」
「……はい」
秋穂は俺たちによく見えるように、ゆっくりとスカートをめくりあげた。窮屈な空間に閉じ込められていたむせ返るような牝の匂いが、室内の空気に溶け広がる。
ストッキングの下の黒のショーツは、もともと透け透けの素材でできた、性器を隠す機能を完全に放棄した品だ。一般には決してお目にかかれないいやらしい下着は、俺が案内したアダルトグッズ店で秋穂自信に買わせたものだ。
そのショーツも今では秋穂が分泌した愛液にまみれ、黒い茂みの下の淫裂や勃起した淫核を、ぴっちりと浮かび上がらせている。
「淫乱なメス奴隷の秋穂は、ご主人様のお声がかかるのを毎日濡らしながら待っていました。ご主人様、熊谷クン。こんな……いやらしいメス犬に、どうかご奉仕させてください……あぁ」
言い終えるなり、秋穂は小さく震えた。自分の言葉に興奮しているのだろう。新たな愛液がショーツを押しのけてあふれ、太腿まで光る筋を引いた。
「メス犬か。なら、尻尾が必要だな」
片方の端に白い尻尾が付いたアナルバイブを取り出すと、秋穂は嬉々として俺の方に尻を向けて四つん這いになった。捧げるように、むっちりとしたヒップを高く上げる。
スカートをめくりあげ、ショーツをストッキングごと尻の半ばまで下ろすと、まだピンク色をした菊蕾がさらされた。
「どこに尻尾をつけたらいいんだ?」
俺は白い双丘をねちっこく撫でながら、わざと尋ねた。
「あ、はい……私のお尻に……きゃあっ!」
派手な打撃音に、秋穂の悲鳴が重なった。白い尻肉に俺の手形が赤く浮かび上がってくる。
「メス犬がずいぶんとお上品じゃないか。どこに、だって?」
「あぁ、ごめんなさい……ケツの、穴、です。ケツの穴から尻尾を生やして、秋穂を立派なメス犬にしてくださいぃ」
俺はメス犬の言葉に満足すると、愛液をまぶした指でアヌスをほぐしてやった。やがてほっこりと口を開けた尻穴に、アナルバイブをずぶずぶと押し入れていく。しっかり拡張してあるだけあって楽々だ。
「ほら、熊谷がお待ちかねだぜ」
上半身を床に投げ出して快楽に震える奴隷の尻をぺちぺちと叩いてやる。
起き上がった秋穂は四つんばいのまま、ベッドに腰を下ろした熊谷に尻尾を振り振り這いよった。
274 :
KS:01/11/10 18:53 ID:wNJ0p2Z3
<つづき>
「あぁ……熊谷くん、どうかメス犬の秋穂に、ご奉仕させてください」
「おお、いいぜ」
わざわざ許可を与えるのは儀式みたいなものだ。
秋穂はふんぞり返る熊谷の股間に顔を潜り込ませた。
器用に動かす舌でチャックのつまみを立ち上げると、歯でくわえてゆっくり引き下ろす。ブリーフの前開き部分を同様に舌でずらすと、すっかり硬くなった陰茎が飛び出すように現れた。
ついこの間まで処女だった秋穂だが、みっちりと施した訓練のおかげで、口腔奉仕はプロのレベルに達している。
秋穂はいわゆる“お座り”のポーズで奉仕をしている。「メス犬は手を使わない」と俺が教え込んだからだ。腰を床につけ、両手を同じく床にそろえたまま、口と舌のみで男根に快楽を与えるのだ。
熊谷のかぶり気味の包皮と亀頭の間に舌を差し込み、ねっとりとした舌使いで剥き上げる。すでに陰茎を光らせている先走りの汁を、舌全体を使って舐め取る。裏筋に沿って舌を這わせ、硬くした先端で尿道口を刺激し、またあふれてくる汁に口をつけてずずっと吸い上げる。
「うおおっ……よ、よし、そろそろ咥えていいぞ」
声が裏返ってるぜ、熊谷くん。
秋穂は嬉しそうに男根を咥え込むと、ゆっくりと頭を上下させた。朱唇が男根をしごき上げるその間も、口内では舌による絡みつくような奉仕が続いているはずだ。
唇と剛直の隙間からは、唾液と先走り汁が混じった液が、ずるずるじゅぶじゅぶと淫らな水音を立てて、秋保を耳からも犯していく。
いつのまにか秋穂は腰を振っていた。そればかりか、股間や尻尾を床に押し付けて、性器や尻穴からもどかしい快感を得ようとしている。俺が苦笑しながらアナルバイブのリモコンをONにしてやると、白い尻がびくんと跳ね上がった。大きめのヒップが快感にただ震えている。
秋穂の服は脱がしておらず、ボタン一つはずしていない。学校で着ていたスーツのままだ。立ち上がってスカートさえ下ろしてしまえば元通りになり、誰が見ても若くて清楚な女教師で通るだろう。
それが今、自室の床に四つん這いになり、アヌスにバイブを受け入れながら、自ら進んで教え子の男根に口腔奉仕を行っている。それも喜びながら、だ。
俺はソファに座ったまま、すっかり奴隷と化した女教師に向かって、満足げな笑みを浮かべた。
275 :
KS:01/11/10 18:54 ID:wNJ0p2Z3
<さらにつづき>
秋穂の口腔奉仕が激しさを増した。
「くうぅっ……出すぞ、秋穂。三日分溜めこんだ濃ーい精液だ。嬉しいだろう。たっぷり味あわせてやるから全部飲めよ。飲むんだぞ。いいな?」
「はい……んふぅ……秋穂は精液が大好きなメス犬です……あぁ……いやらしい口の中にたっぷり注ぎ込んで、いっぱい精液を飲ませてください」
奴隷の言葉を並べる間も、秋穂の奉仕は休みなしに続いている。もちろん口は使えない。
顔だ。すっきりと通った鼻梁、丸やかな曲線を作る顎、柔らかい頬、形の良いまぶた――淫靡な台詞を吐きながら、秋穂は清楚な顔全体を男根にこすりつけ、奉仕しているのだ。
顔面の凹凸や不規則な硬度の与える予期できない刺激に、熊谷の腰が痙攣するように跳ねる。
登りつめる二人に合わせて、バイブのリモコンをMAXにしてやった。喜びに震える秋穂が、再び陰茎にむしゃぶりつく。
「イクぞ秋穂! 飲め、飲め、飲めっ!」
熊谷は秋穂の頭をつかむと、喉奥まで自分の男根を突っ込んだ。喉に叩きつけられる精液を、秋穂はむせもせずに受け止める。途切れなく放出されるオスのエキスを次々と飲み干していく。
まるで、渇いた喉にスポーツドリンクを流し込むような勢いで、ごくり、ごくりと喉を鳴らす音は、俺の耳にまで届いた。
「ん……ン……うふぅ……っっっ!」
高校教諭である秋穂は、教え子の精液を飲みながら、イッた。
★ ★ ★
秋穂は男根に残った精液をすすり上げ、後始末の奉仕をはじめた。熊谷は満足しきった顔で女教師の頭を撫でているが、溜めていただけあってまだまだ萎える気配もない。
俺は――
1.「そろそろ帰るか、熊谷」と帰るふりをする。
2.「メス犬の散歩の時間だ」と首輪を見せる。
3.なにも言わず、いきなり後から挿入する。
4.ふと、保健の先生の顔を思い浮かべる。
>>275 1.「そろそろ帰るか、熊谷」と帰るふりをする。
「そうだな。俺も出してスッキリしたし」
熊谷は意図を察して、絶妙の呼吸で合わせてくる。ズボンのジッパーを上げる。
「そ、そんな。ご主人様……」
秋穂は熊谷の先走りの液が付着した顔を、悲痛に歪ませる。餌を取り上げられた犬の表情だった。
「秋穂の振る舞い、お気に召しませんでしたか?」
必死に俺たちにすがりついてくる秋穂に、俺と熊谷は笑みを交わしあう。
「なんかさ、気が失せたんだよ」
「一発出したら、妙にスッキリしたしな」
おあずけを喰った秋穂の表情を楽しみながら、俺たちは演技を続ける。
「ただ、秋穂次第でまたやる気が出るかもな」「そうだな」
「ご主人様、熊谷クン……」
俯かせていた顔を上げて、秋穂は期待を顔にあふれさせる。
「秋穂、俺たちがやる気起こるようなことやってみろよ」
「どんなことを……」
「それくらい自分で考えろ。数学と物理の先生なんだから、すこしぐらい頭使え」
「は、はい」
秋穂は少し考えをまとめていたようだった。そして、俺たちに顔を向けて口を開く。
「秋穂は卑しく淫らなメス奴隷です。どうかご主人様と熊谷クンの太くて硬いご立派なモノで、今日も秋穂を犯して気持ち良くして下さい」
情感をたっぷり込めて、それを3度繰り返した。被虐的な気分になったらしく、腰をモジモジさせる。
(続き)
秋穂はゆっくりと立ち上がると、スーツの一番上のボタンを外し始める。
「どうか秋穂の裸踊り、お楽しみ下さい」
ストリップではなく、裸踊りという泥臭い下卑た表現はわざと使ったのだろう。
知的な女の口から裸踊りという言葉が出るのは、結構インパクトがある。
リズムを取って体を動かし、甘い声と吐息をつきながら、秋穂は少しずつボタンを外していく。
「お、おい。水原、俺たまんなくなっちまったよ」
熊谷が耳元でささやきかけてくる。
さて……
1,裸踊りを最後までさせる
2,熊谷にやらせてやる
3、俺がやる
4,他のことをやらせる
いつからこのスレはさげ進行になったんだろうかと思いつつ
DAT落ち防止下げ
>>247 4.前世を信じるか尋ねた
俺は小林を呼び止めようと声をかけた。
「なぁ小林、お前、前世って信じるか?」
…思わず口に出てしまった。
我ながらなんて呼び止め方だろう。
きっと「何言ってンの、馬鹿じゃないの?」とか言われてしまうンだろうな…。
そして次の瞬間、俺は自分の耳を疑った。
「信じているわよ?」
振り返って即答。
「まさか貴方が前世を信じているなんて思わなかったわ…
ちょっとここでは話し難いし、その件に関しては昼休みの図書室で…ネ?」
小林は今まで俺と話していた口調とは180度違う甘い声で囁き、
呆然としている俺に向かって微笑んだ。
よくわからんが懐かしい感じがしてきた。何だか魅了されそう。
まぁわからんことは後回しということで、俺は回れ右して席に戻ろうとした…
が、俺の席は転校生目当ての男で群がっていた。
「…貴方達、鳴神さんから、離れなさいっ!」
後ろから"委員長"の声が響き、
数秒もしないうちに男どもが蜘蛛の子を散らすように離れていく。
よく見ると隣のクラスの奴だろうか、俺の知らない奴まで混じっていた。
「あ、ありがとうございました〜」
ちょっと驚きながら、鳴神さんが俺の後ろに向かって礼を言う。
「…追い払ってあげたわよ、水原クン…v」
背中にゾクッとくるほど甘い"小林"の声が、俺の後ろから聞こえた。
…どうやら、俺は彼女に気に入られたようだ。
悪い気はしないが、正直ちょっとだけ…怖かったりする。
そして鳴神さんは上浦に連れられて校内を回ってきたらしく、
自習時間の終わりとともに戻ってきた。
さて、次の授業は……
1.体育
2.サボる
3.…カバン、家に忘れた(゚д゚)
>>266 散漫覚悟で書いてみました。
……あげ
>>270 1.「また時々話し相手になってくれるかな」そう言いつつ家に帰った
他人に話したからだろうか、心が軽くなった気がする。心に余裕ができた。
家に帰って、玲と姉さんの間に入ることを思うと気が重くなるのは確かだが、だからといって街中をうろつくのは逃避でしかない。
(俺、逃げることばかり考えてたんだな)
玲と姉さんは、俺に対する想いをぶつけてきてくれた。それなのに俺は逃げてばかり。情けないと思った。
(どうすればいいんだろう?)
俺は家へと向いながら、考え続けた。
1,玲しかいない。
2、牡丹姉さんだ。
3,実の妹でも良い。俺は蛍が好きなんだ。
4、玲と姉さんのどちらかなんて無理だ……二人とも俺の女にする。
5、まだ選べない。それとも上記以外の人。
>272
2,「村社の口でしゃべってよ」とお願い。
と言うと、
『腹話術の原理も知らねーのかこのクサレ野郎がゴルァ(゚Д゚ ) 』
いきなりの罵詈雑言だった。
「…どういう意味だそりゃ」
『この声がどっから出てるのかも分からないような奴にフラグ立てる資格ナシ!』
そう言い、びしっと指をさされる。ってーかフラグって何だよオイ。
「声……って」
そりゃ確かに腹話術ってのは、当人の声だが……。
『今までも何度か似たようなこと言う人はいたけど巨大なお世話だ』
「別に普通に喋るぐらいなんでも無いだろ」
『世の中には手首のバンダナを外しちゃいけない少女とか、風呂に入るときですら眼鏡を必須な奴とか色々事情持ちがいるんだから。そんなお約束も理解できないようじゃ逝ってよし!』
……実はこいつ、末期の2ちゃんねらーなんじゃないのか?
仕方ない、話題を変えるか……。
1.村社の3サイズって?
2.クラスはどうよ?
3.好きなゲンガーは?
283 :
名無し:01/11/17 05:04 ID:zxFaK7MZ
誰か全員、お嬢様のゲーム作ってくれい!
284 :
ななし改 ◆FM77X42c :01/11/17 17:44 ID:1rizOL8Q
>>281 5、まだ選べない
いや、まだ選ぶには早すぎるだろう。
よく考えてみれば、こんな状況になったのも、ここ数日くらい……の出来事なのだ。
そもそも選ぼうとかいう考えが間違っているのかもしれない、と俺は思った。
「はあ……」
決意はしたはずなのに、やはり帰るとなると気は重い。
これから家に帰ったらどうなるかは、大体想像がつく。余り気分のいいものではない。
「前世、か……」
ふと口にして、考える。
もし前世というモノがあれば、一体自分は何だったのであろうか。
そして、玲の言う「前世」と俺の「前世」は……
そこまで考えたところで、自分の家の門を通りすぎてしまったことに気がついた。
俺は慌てて引き返す。
もう、なるようになればいい。
ただどうなろうと、半端な気持ちで接するのはやめようと誓った。
「……ただいま」
俺を出迎えたのは
1、玲だった
2、姉さんだった
3、何故か知らない人がいた
4、誰もいなかった
>>284 2、姉さんだった
「お帰りなさい、涼」
姉さんは笑顔で俺を迎えた。なんと深いスリットが入ったチャイナドレスだ。紅の地に龍やら何やら中華風の刺繍がされている。
「どう?」
スリットから覗く足のラインの艶めかしさに俺は息を呑んだ。
「綺麗だよ、とっても……」
「うれしいわ」
姉は俺の言葉に素直に微笑んだ。最近、姉は俺に対して露骨に誘惑を仕掛けてくる。俺も健康な高校生、欲望がないわけじゃない。でも、牡丹姉さんが実の姉ではないと知ったときから、玲にも姉さんにも性的な行為は行っていない。
ただ、寝る前に玲や姉が見せた俺への誘惑を思い出しては、それをオカズにして己自身で衝動をなだめている。何かの発散がなくては、欲求不満で何をしでかすか自分でも分からない……
「玲は?」
「出かけてるわ。買い物でしょう」
玲の名前を出したために不機嫌になる牡丹姉さんだが、すぐに微笑みを取り戻す。
「涼、あなたが話してた夢の話、やっと資料を見つけたわよ」
姉は古ぼけたハードカバーを俺に差し出した。
「『ヨーロッパの失われた伝説』?」
(続き)
「アーサー王伝説って知ってる?」
「大体の筋は知ってるよ」
アーサー王伝説も元ネタにしたライトノベルを何冊か読んだことがあったので、アーサー王については知識があった。
「岩に刺さった王の証、エクスガリバーを引き抜いて王になる。円卓の騎士を集め、王国に平和と反映をもたらす。だけど、姉である妖姫モルガンとの間の子、モートレッドとの対決で命を落とす……」
「その際、聖剣は湖の妖精に返され、アーサー王は女神達にいざなわれて楽園アヴァロンへ去っていった……」
できの悪い生徒が珍しく模範解答を出したのを喜ぶ先生みたいな様子で、姉は何度もうなずく。
「それくらい知ってるのなら大丈夫ね。この本はアーサー王伝説が確立していく課程で吸収された伝説・伝承をまとめたものなの。その中に、涼が話してくれた内容に近い物があるのよ」
俺は姉が渡してくれた本を、適当に開いて少し読んでみる。古い本特有のニオイを感じ、黄ばんだ紙を何枚かめくってみる。翻訳された専門書で、古めかしい言葉遣いと難解な表現や用語が頻出でちょっと目を通したくらいでは理解できそうにない。
「涼、私が解説してあげるわよ。ただし……」
「ただし?」
俺の困り顔を見て姉が提案するが、条件が気になる。
「涼が自分から、私にキスして」
1,それくらいなら……姉にキスする
2、自分で何とか読み込んでみる。
3,もっとすごいことしてあげる。
287 :
名無しさん@初回限定:01/11/19 02:08 ID:cZteo/Fc
>誰か全員、お嬢様のゲーム作ってくれい!
誰か全員て、無茶苦茶な指示だな(藁
お嬢様を出したかったら、自分で書いてくれい。
それとも、「お嬢様が出てくるエロゲテキストを書こう」でも作れ。
288 :
名無しさん@初回限定:01/11/19 23:46 ID:hZ8gz0oa
>287
…加えようにも、もう10人近く登場キャラがいるんだよな(w
誰かイラストでも描かないかなーとか言ってみたりして。
つーか色々な方面をカバーしてるのぉ。
289 :
名無しさん@初回限定:01/11/20 00:54 ID:iRE7tqw3
>…加えようにも、もう10人近く登場キャラがいるんだよな(w
学園ルートの人形娘・アイドル似・レッサーパンダ耳少女は、「実はお嬢様だった」が可能だね。
290 :
ななし改 ◆FM77X42c :01/11/20 12:40 ID:r/abPvaV
291 :
KS:01/11/22 14:13 ID:k/6tChIJ
>288
>つーか色々な方面をカバーしてるのぉ。
まだ「メガネで関西弁」も「熟れた未亡人」も「スポーツ系ボク女」も出てないぞ!(w
……まあ、出たらそれこそ収拾がつかなくなるが。
292 :
名無しさん@初回限定:01/11/22 17:37 ID:/cwCC3Jt
>ちなみに、
>>262に伏線らしきモノがあります。
じゃあ、レッサーパンダ少女の続き書く人に「伏線を生かし、お嬢様ということに」をお願いしておこう。
293 :
カターリちゃん様ルート:01/11/29 23:31
>>219 2.スカートの中へ手を入れた。
そして、内股に指を這わせた。
「やっ、くっ、くすぐったいよ! そんなところ撫で・・・あ、やっ!」
布地越しに秘部を撫でられ、短く悲鳴を上げる美里。
「やぁ、そ、そこは・・・あぁ!」
さっきより指に力をこめて丹念に擦ってやる。
指を布地の隙間から秘所に挿入しよううとしたその時だった・・・
「きゃあああああああああああああああ!」
部屋の外から蛍の悲鳴が聞こえてきた。
「な、なんだ?」
俺はカターリちゃん様の相手を中断し、声のした方へと向かった。
悲鳴が挙がった所は台所だった。
蛍は姉さんに抱き付いたまま震えている。
さらになぜか北川(仮)と巫女装束、眼鏡なしのしぃちゃんもいる。
「俺は熊谷だ!」
ナレーションにつっこむな。
「一体なにが・・・うっ!」
蛍に悲鳴を挙げさせたものを目の当たりにして、俺は言葉を失った。
「もう、一体なにがあっ・・・ひっ!」
遅れて現れた美里もそれを見て言葉を失う。
俺達が見たもの、それは・・・
「玲・・・」
台所の奥で、自分の生首を膝に乗せて正座している玲だった・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
沈黙が場を支配している。
「・・・」
最初に沈黙を破ったのは美里だった。
1.「犯人を必ず捕まえて見せる。(カターリ)ちゃん様の名に賭けて!」
2.「謎はすべて解けた・・・」
3.「とにかく警察に電話を!」
294 :
カターリちゃん様ルート:01/12/02 01:30
>>293 3.「とにかく警察に電話を!」
「ああ、そうだな!」
美里に言われ、俺は慌てて電話の受話器を取った。
・・・、・・・、・・・
「!?」
プッシュ音がしない?
「涼、これ・・・見て・・・」
美里の手には切れたケーブルが握られていた。
「どう言うことだ・・・」
奇怪なことに、ケーブルは引き千切ったような切れ方をしていた。
トゥルルルル、トゥルルルル、トゥルルルル・・・
「!!」
不通のはずの電話が突然鳴り出した。
「はい、水原です」
不審に思いながらも、とりあえず出てみる。
「・・・リョウ・・・アイシテル・・・ダレニモワタサナイ・・・」
抑揚の無い無感情な声だった、生気を感じさせない冷たい声・・・
「・・・チカヅクオンナハ・・・ミンナ・・・コロス!」
最後の『コロス』だけは怒気のこもった感情的な声だった。この世のあらゆる事象を憎むかのような恐ろしい怒りの声・・・
「・・・・・・」
あまりの恐ろしさに全身が凍りついたように動かない、心臓だけがバクバクいっている。
「圏外! どういうこと!」
「俺も圏外だ」
「私も・・・」
固まっている俺の傍らで、姉さんたちが騒いでいる。
「まさかこれほどまでに強いとは・・・」
「・・・。なにか知ってるの、しぃちゃん」
硬直から立ち直った俺はしぃちゃんに訊ねた。
「ええ、もともとそれが目的で来たんです。」
「目的って?」
「先輩を取り巻く強大な邪念、それが具現化して事を起こす前に払おうと思って来たんですが・・・、手遅れだったようですね」
「邪念? 具現化?」
「邪な念が先輩を取り巻いてました、現実に影響を及ぼしかねないほど強大な邪念が。
そして、その邪念はわたしの想像を遥かに超えた凶悪な力となって今の事象を引き起こしてしまいました」
「マジ?」
「本気です。だから眼鏡もしてないんです」
「眼鏡がないと本気ってどういうこと?」
「今のわたしは霊力を高めるためにできるだけ俗世間との繋がりを断ち切るようにしています。
そのために眼鏡のような文明を感じさせるものは全て外してるんです」
「にわかに信じがたい話だけど・・・、さっきの電話や携帯が通じないことを考えると信じざるを得んな」
「じゃあ、あのメイドさんもその『邪念』とか言うのに殺されたというのか」
「ええ、そういうことです。熊谷先輩」
「あ、そう言えばなんでお前もいるんだ、熊谷(仮)」
「(仮)をつけるな! 俺はお前に借りてた物を返しに来たんだよ」
(続く)
295 :
カターリちゃん様ルート:01/12/02 02:17
>>294 (続き)
「借りてた物?」
「ああ、これだ」
熊谷が手提げ鞄からある物を取り出し、俺に渡した。
エロゲー『誰彼』
「涼ってそんなのやるんだ・・・」
エロゲーゲンガーカターリちゃん様に言われたくないやい
「こんなところで渡すな、嫌がらせか!」
「あと、これとこれもな」
『Tomak〜Save The Earth〜−LoveStory−』『炎多留』
「こんなの貸した覚えないぞ」
「じゃ、確かに返したからな。巻き込まれないうちに帰るからな」
「貸した覚えなんかねえつうの」
「あ、そうそう、『The ガッツ』はもう少し待ってくれな」
「んなの知らねえつうの! 勝手なこと言って帰ってくな!」
わめく俺を無視して去っていく熊谷(笑)
「(笑)なんかつけるな!」
お前こそ心の声につっこむな。
それにしても、女の子たちの視線が痛い・・・
「! なんだこれは!」
玄関のドアを開けた熊谷が驚きの声をあげる。
熊谷の背中越しに見た玄関の向こう側は・・・
1.鏡に映った像のように対象になった俺の家の中だった
2.学校の廊下だった
3.古びた洋館のエントランスだった
296 :
名無しさん@初回限定:01/12/02 15:51
>>286 1,それくらいなら……姉にキスする
「分かった」
俺は姉にキスをした。無意識に舌を絡めて、牡丹姉さんの口腔を舌先で愛撫する。
しばらくして唇を離すと、姉さんは頬を薄紅色に上気させ、うっとりした表情を浮かべていた。
「すごい。こんなやり方、どこで覚えたの……」
特に意識せず、自然に行った動作だった。姉の様子に俺の方が驚いてしまう。姉の熱っぽい視線に落ち着かなくなり、話を進めようと思った。
「牡丹姉さん、解説お願いしたいんだけど」
「……分かったわ」
姉と俺は居間に行った。
ある騎士がいた。武者修行中のその騎士は魔剣を守る妖精と出会い、その魔剣と妖精の愛を得る。騎士は魔剣の力と妖精の加護を受け、数々の武勲を立てる。が、それに嫉妬した隣地の領主が騎士の守る地へと侵攻。大きな戦いが起こり、名だたる騎士の多くが剣を交える。
戦いの最後、騎士はその領主との一騎打ちをする。その男を倒すも、領主の親族の少女の槍を受け相打ちになる。
死を悲しんだ妖精は騎士の遺骸を己の国へと連れて行き、2度と現れなかった……。
その後、その地域は騎士を倒した娘が見事に収めた……。
297 :
名無しさん@初回限定:01/12/02 15:51
(続き)
「こういう内容ね」
「妖精って?」
「メルヘン的な物語に出てくる羽のある小さな妖精ではなくて、一種の女神と思っていいわ。中世の騎士物語には、騎士の守護神として加護を与える女神というモチーフがよく出てくるの」
俺は姉の居間のソファに座って、正面に座る姉の講義を興味深く聞いた。ただ、深いスリットのチャイナドレスで高く足を組む姿に、目のやり場に困ってしまってはいたけれど。「この本では、アーサー王伝説に吸収されて今では消滅同然の物語と書いてあるわね」
(ミズハ……私はこの剣をあなたに与え、この身と心をゆだねます)
いきなり、俺の脳裏に声が響く。同時に激しい頭痛が俺を襲った。
「涼、どうしたの!」
いきなり頭を抱え込んだ俺の様子に、姉が驚いて声を上げる。
慌てて駆け寄ってくる姉の姿を見たのを最後に、俺の意識は暗転した……
1,再びあの白昼夢の中
2、眼を開けると、俺の部屋の天井が見えた
3,「起きたの?涼」裸の姉が俺を覗き込んだ。
4、「気持ちいい……」起きると、姉と玲が俺のモノを……
>>297 1,再びあの白昼夢の中
暗黒が、あたりを包んでいた。
光ひとつ見えない漆黒の闇。いや、闇ですらない絶対の無。
これが“死”だろうか。
「いいや違うね! お前に死など与えるものか!」
突如甲高い声と哄笑が脳裏に反響した。性別も年齢も不明なその声の成分は――邪悪。
「お前は何度も生まれ変わり、何度でも呪われた生を受けるのさ! それが報いだよ!」
報い? 何の? この声にはどこか聞き覚えが……。
「忌々しい《因子》どものせいでこの前は逃がしちまったが、まさか《因子》ごと転生して
いようとはね、この間抜けども! 今度はまとめて呪ってやるよ!」
そうだ、こいつは彼女達を《因子》と呼んでいた。《光の四因子》と。
胸の中で、何かがはじけた。
私は黒騎士ミズハだ。
「黙るがいい、邪悪なる妖精よ。彼女らは私が守ってみせる。私の魂にかけて!」
俺は水原涼だ。
「ふざけんな。なにがなんだかわからねえが、とりあえず思い通りにはさせねえぞ!」
私の身体に力が戻ってきた。光の妖精レイ、女領主ボターニュ、哀れなる騎士タホラ、
我が従者シーラ――誰一人として見捨てはしない。
私が右手の黒剣を振るうと、あふれ出た光が暗黒を切り裂き、邪悪なる妖精女王の姿を
浮かび上がらせた。
俺は見た。豊満な左胸から右腰にかけて走った、醜く腐った傷跡を。
妖精女王は怨嗟の声を上げた。
あまりの圧力に吹き飛ばされながらも、俺の心に恐れは沸いてこなかった。
(つづき)
目が覚めるとベッドの中だった。
「あ、起きた」
枕もとの蛍が嬉しそうに言った。
話によると、気絶した俺を姉さんと玲が二人ががりで運び、その後どちらが世話をするかで
もめて、中立の蛍がお役を授かることになったらしい。やれやれだ。
そのとき、右手の違和感に気づいた俺は、握り締めていたものを見つめた。
なんだこりゃ。
掌にすっぽりと収まるくらいのミニチュアの西洋刀が、蛍光灯の光を反射していた。
見覚えがあるようなないような。
翌朝、登校時にそれをポケットに突っ込んだのは、どうにも気になったせいだ。
通学路の途中で蛍が、あ、と声を上げ、俺も目を丸くした。
お下げに眼鏡はまだいい。恥知らずなくらい肌もあらわな、細い皮紐で構成されたボンデージ・
ファッションは、どう考えても朝の町には似合わない。
うろうろきょろきょろしていたその少女は、俺の顔を見るなりびしっと指を突きつけた。おい。
「見つけたでえ。ここにおったんか、水原涼! ……って、なんで引くねん!」
無茶言うな。そういうファッションは、雑誌やビデオの中で見て楽しむもんだろう。
俺達はなるべく目線を合わせないようにして、通り過ぎようとした。
「待ちいや! 妖精女王様の一の家来が、おのれをぎったんぎったんに……」
いきのいい啖呵は急速にしぼんだ。なにせ、朝だ。登校中の学生や近所の住人がいつのまにか
集まってきて、眼鏡お下げを遠巻きに見ていた。群衆のあちこちからは、可哀想に、誰か警察を、
なんて声も聞こえてくる。
「くっ……なかなかやるやないか、水原涼!」
「人の名前を気安く連呼するんじゃねえ! 知り合いだと思われるじゃねえか!」
「今回は引き分けにしといたるわ。また合うで」
眼鏡お下げは走り去っていった。なんなんだ。
俺は――
1.後を追いかける
2.気を取り直して学校に行く
3.なーんか馬鹿馬鹿しくなってしまったので、今日はサボろう
300 :
名無しさん@初回限定:01/12/04 00:45
>>299 2.気を取り直して学校に行く
俺と蛍は学校に入った。
「お兄ちゃん、あの人なんだったんだろうね」
「さあなぁ、この季節に増えるあれかな」
下駄箱に向う途中で、朝に出会った痴女のことを蛍と話す。
何かが俺の背筋を伝わり、右手の鞄を持ち上げて身体ごと振り向いた。
勢いのついたサッカーボールが大きな音を立てて鞄に当たった。
「ごめん!」
朝練のサッカー部員が詫びの言葉を発した。
「お兄ちゃん、よく分かったね。すごい!」
妹の感嘆に、わずかに笑って応えた。自分自身でも、咄嗟にとった行動に驚いていた。
俺は運動神経は並程度。特にカンが良いって方でもなかった。それなのに、後ろから迫るボールに対応して咄嗟に鞄を盾にした。
(まるで俺じゃないみたいだ)
「どうしたの?」
下駄箱の入り口で、蛍が不思議そうな顔で俺を見てる。自分の思考に入り込んで、足を止めてたようだ。
それから……
1,授業中に
2、昼休みに
3,放課後に
4、家に帰って