【2014】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 3本目

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91銃騎士 Cutie☆Bullet選評 ◆ym2J8X5l32
じゃあ話しちまうか

結論から言うと作中で散々出てくる伝説の銃士「ダルタニアン」が実は主人公でした!というのがオチである。
最終場面でサイボーグ化した橘男爵に妹共々コテンパンにやられてまさにその時自分がダルタニアンだっと思いだして前から持ってたダルタニアンの銃で逆転勝利する。

とまぁ最終局面で実は主人公に隠された力が!っていうのは王道だしそれはそれでいいんだが、問題なのはお前は何時ダルタニアンとして活動してたんだ?ってことだ。
エロゲの絵だから正確でないとしても主人公はどう老けてると見積もっても20代半ばがいいところだ。
なのにダルタニアンは諸国を漫遊しながら伝説と言われる位長期的かつ派手な活動をしていた義賊という設定である。
しかも子供時代の三波を救っているということから主人公が10代前半以前からダルタニアンとして活動していた事はほぼ確実という事になってしまう。
なのに人々の間に伝えられている容姿は「女だった」「背中に刺青があった」と言った物ばかりだ。上記の内容が本当だったら真っ先に「子供だった」とかいう話が出るのが妥当じゃないのだろうか?

加えてそういった容姿の事を男爵に問い詰められると「昔は髪切るの面倒で長髪だから女と間違えたんだろう」「その内消えるインクで刺青した」とか取ってつけた新設定で無かったことになってしまう。
記憶をなくしていたのも爆発事故に巻き込まれたかららしいが、以後ダルタニアンの話題に触れることなく生きてきたなら思い出さなかったのも理解できるが前述のように作中で散々出てくるので
何で今更思い出すんだよ・・・とご都合主義に飽きれざるを得ない。

グランドルートの笑い所はせいぜいサイボーグ化して銃弾が効かない橘男爵という超展開位だ。
最もサイボーグ化したからといって立ち絵が変化するわけでもないし、胸部を開けてサイボーグであることを見せびらかすシーンでも立ち絵は微動だにしないが。
あと敗れた後手術で何事もなかったように人間に戻る。


以上、今書いたんで読みづらいかもしれないが補足説明ということで。
しかし銃騎士の恐ろしいのはこういう矛盾や超展開がどうでも良くなる純粋なつまらなさにあるんだけどね・・・