小学生の女児2人に覚醒剤を注射し、その2人を含む女子児童4人に性的暴行をしたとして強姦(ごうかん)罪などに
問われた福岡県宮若市の無職、林重光被告(66)の判決公判が27日、福岡地裁飯塚支部(松下潔裁判長)であり、
懲役23年(求刑・懲役25年)を言い渡した。
判決によると、林被告は2012年1?2月、交際していた女性の娘(当時12歳)と友人の女子児童3人=
いずれも当時11〜12歳=のうち、2人に覚醒剤を無理やり注射し、4人を計8回にわたり、自宅などで暴行した。
林被告は起訴内容を否認していた。
松下裁判長は「交際相手の娘が怖くて逆らえないことにつけ込み、その友人も暴行した事案で、卑劣さが際立っている」とし
「女児らの心身に与えた影響は図りしれないにもかかわらず、反省の態度が認められない」と断じた。【佐藤心哉】
毎日新聞 2014年03月28日 03時30分
http://mainichi.jp/select/news/20140328k0000m040209000c.html