おつかろー
270 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:02:49.59 ID:hboJfG7d0
静奈after
<第24話 温泉と受験勉強とエッチな誘惑>
静奈ルートで進学が決まり、勉強に勤しむ清美。そんな彼女が自学と並行して2人の面倒を見るということで、内海の旅館を貸し切って3人で勉強会。
一通り終えた清美は最初に離脱。誠悟に泊り込むなと釘を刺してその場を後にする。
2人きりになってイチャイチャしていたはずが、それにタイミングよく料理や温泉を告げに来る仲居さん。
ちょっと気恥ずかしいながらも、温泉に浸かっていると、男湯に静奈が入ってきて……
(その後、Hシーン123の3連発)
布団で一緒に横になり、神那覇島の未来を話す。
他の地域との合併を極力拒否し、「島」を守ろうとする住人たち。
また誠悟の両親が研究を再開して島に貢献しているが、それに漬け込んで再び有馬のような悪党が害をもたらかもしれない。
これから大変になるであろう島のために、自分たちが何ができるのか考える誠悟と、それに賛同する静奈。
本当は帰るつもりだったがそのまま寝入ってしまい、翌朝怒り心頭の清美に叩き起こされる。
昨夜はそれだけ「励む」元気があったなら、勉強は昨日よりももっとハードがいい、と清美は悪魔の提案を持ちかけ……
ある日、誠悟は清美に呼び出された。
相変わらず無垢なお子ちゃまだ、と清美に言われた静奈は頬を膨らませ、「セックスしたから清美ちゃんよりは大人ですよ」と反論。
誠悟のおかげで変な知識を持った静奈に、清美は頭を悩ませていた。
そんな誠悟を呼び出したのは、実は内海の指示で本格的に自分が受験勉強を開始するため、静奈の世話役を彼に引き継がせようとしていたのだ。
つまりは”あれ”やら”これ”やらできると妄想を膨らませる誠悟。
そんな邪念が顔に出ている彼を見た清美は、やっぱり先行きが不安で……
271 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:06:15.55 ID:hboJfG7d0
<第25話 お世話役は大変です>
改めて清美の役を引き継いだことで内海の祖父から挨拶を交わす誠悟。その後、ある程度清美本人から仕事の概要についてのご教授。
その中で、誠悟は観光ポスターの予算について疑問を抱いていた。微妙に高額な気がする。
別に有馬のように不正をしているわけではなく、できるかぎりの利益を考慮して設定されている契約だ。だから相手は悪いわけではない。
しかしそんな誠悟に、静奈が優柔不断なだけではなく、きちんと自身で判断する決断力が必要ですと注意してきた。
裏方で考えた末に経費削減について思考を巡らす誠悟と、実際に取引先と値切りの方向で交渉で検討させる静奈のコンビ。
自分一人の勝手な考えで静奈を動かして申し訳ないと謝るが、本人は一途に誠悟を信じていた。
値切りを迫られていた相手先は、少々理不尽では無いかと、祖父のもとへ直談判。
だが、内海は自分たち客人がコストが安い方を目指すのは当然のことで、それ相応の努力をしなかったお前が悪いと一蹴する。
しかし、祖父も気になり誠悟を呼び出す。
内海の下っ端でありながら勝手なことをしたことに悪気を感じるが、逆に祖父は若い者は若い内に経験を積めろと激励。好きにしろと声をかける。
さらに今回の業者以外の参考企業の資料を渡し、それを使って相手を見極める眼力をつけろとアドバイスしてくれた。
いろいろ考えた後、観光協会を外の業者ではなく内海の内部に新設させたり、ポスターのデザインを学院の文化部に任せたり、印刷を彩の兄の知人と交渉したり、実際に行動すれば思ったように安価で事が運んだ。
必然的に、今回の業者との商談は決裂。
しぇ
273 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:08:34.27 ID:hboJfG7d0
ここ最近仕事ばかりで「貯まっていた」誠悟。同じ状態の静奈も頑張った褒美が欲しいとせがむので2人で林道に入り……
(Hシーン4)
その後、清美からどこで道草食っているのかというコール。
また内海の旅館で風呂に入り……
(Hシーン5、というかCGは以前のものの使いまわしです)
翌朝、今度は清美ではなく彼女に召喚された美琴によるモーニングコール。
いらぬ知恵をつけた清美に敵意を抱く誠悟であった。
後日、若輩者の分際で、業者を断ったことを内海様に謝罪する誠悟。
しかし祖父は、好きにしろと言ったはずと、彼を咎めるどころか彼なりの懸命な判断だと評価する。
そして感想を聞かれ、誠悟は(今回の仕事はおそらく内海にとっては小さなことでも)ビジネス面で自身の大きな経験になったと礼を言う。
だがその判断力はまだ未熟。今回のように断ったら、最悪倒産など相手に不幸があるのではないか、という不安が募っていた。
参考までに経験を持つ祖父に、どう判断すればいいかと質問をすると、人を見て考えて、救うべきに値するか判断してから行動していると答えられた。
その線引きは経験則から来るものなので、これからも精進しろと命令。
だが全ての者を救うことは現実的には不可能だが、若いうちはそのように重く考えず、「全員を救うつもり」でと助言を与える。
そのような話をしている場に割って入ってきた静奈。
勝手に誠悟を奪った祖父に怒っては、誠悟を連れ出すのだった……
274 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:11:46.89 ID:hboJfG7d0
<第26話 幸せな明日のために>
それ以降も、表で静奈が取引先と交渉し、裏で誠悟がその業者の資料を作成するという連携。
疲労した静奈に気を遣うが、誠悟のサポートがあったから順調だと礼を言われる。
同時に誠悟は、このような多忙なことを学生の身でこなしていた清美に少し尊敬の念を抱く。
気分転換に2人で伊東家へ。
誠悟は不謹慎と自覚しながらもビジネスは駆け引きが肝のゲームのようだと称し、ゴールが存在しないことでやり甲斐がある大変で楽しいことだと気に入る。
そして静奈と甘い関係になり……と天丼のごとく覗き見していた美琴と藍子。
週末にまた旅館で勉強会。
わがまま静奈が誘惑するが、先日美琴に怒られたトラウマから、自重すべきと判断。
しかしその妹本人が気を遣ったのか、今夜は佳代子の家で世話になるという連絡が入る。
すると静奈が、折角だから手料理を誠悟に食べさせると言い、妹が留守にしている伊東家で料理をすることに。
買い物経験が少ないお嬢様と、スーパーを利用する誠悟。楽しい買い物帰りに、今度冬休みにでも本土にデートに行かないかと約束する。
275 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:14:36.17 ID:hboJfG7d0
そして帰宅直後、興奮を抑えきれずに静奈に抱きつき……そこにタイミングよく帰ってきた両親と鉢合わせ。
自己紹介とともに交際していることを話す静奈。
内海の人間であることに父は恐縮していたが、静奈は家柄などではなく個人の感情でお付き合いしているから関係ないと反論。
一方で大らかな母は、天然な静奈の組み合わせと人間的に息がピッタリだった。
約束通り、静奈が創作したカレーを食べる伊東家。そして両親も寝静まったので……
(Hシーン6)
誠悟は寄り添う静奈に、「今は全てを救う気でいろ」という内海の祖父に言われたありがたい話をする。
それを聞いた静奈は人を救うのに個人だけでは手が届かないなら、自分の手を使え、それでも届かないなら清美の手を使えと信頼を求め、誠悟も了承する。
<静奈エピローグ>
当然のごとく熟睡し、清美の怒鳴り声で起こされた。
勉強会の日に、不純な理由で寝坊したことを正座で説教される2人。
しかし実は常に努力していた彼らは、本来今日すべきだったノルマも達成しており、本日はフリーとなった。
すると清美は褒美だと言って、2人に本土へのデートを許可する。
楽しみにしていた本土へ行くことになり、気が早くヒッチハイクをしようとする静奈。
そんな天然な彼女に振り回されたり、この前の商談以上のプレッシャーのかかる内海で働かされたり、大変な日常はこれからも続くだろう。
でも、彼女と一緒ならばきっと……
(静奈after完)
しえ?
277 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:19:35.57 ID:hboJfG7d0
extra hearts前半
<第21話 新たなる始まり>
生徒会の意見箱にエロ本があった→けしからん!!→みんなで山分けしよう、という理解不能な成り行きで取引していたのをまっちゃんらに見つかり逃亡する3人。
実質上誠悟は巻き込まれたのだが、何となく聖良たちに捕まりたくないというプライドが勝り、結局逃亡することに。
その頃、生徒会室で新副会長のゆっきーが愕然としていた。藍子も別件(後述)で不在だし、当の生徒会長は逃亡犯の1人だし、1人で仕事をしなければならない。
しかし、廊下に出ると偶然誠悟と遭遇。匿ってくれる条件に仕事の手伝いを約束する。
当初は順調に進んでいたものの、不意に部屋で異性と2人きりということに互いに気がつく。
その場を誤魔化そうと、換気としてドアを開けると、タイミングよくまっちゃんが来室し、止む無く逃亡劇を再会(そして仕事に嘆くゆっきー)。
今度はDIYの倉庫に隠れていると、資料の撮影のために訪れた藍子に遭遇。
ところがガタが来ていた資材が崩れ、咄嗟に誠悟が抱いて庇ったものの藍子が足を捻ってしまう。
そこに合流した久志たち。藍子の怪我を察した2人は再び外へ出て風紀を陽動、誠悟に藍子を託していく。
美琴に警戒されつつも藍子を保健室に搬送した誠悟は、エロ本を書籍に混ぜて隠せばいいと考え、図書館へ。
だが勉強中だった清美が、自分が隠したエロ本(を挟んだ本)を資料として手にとってしまう。
必死に中身を隠そうと、勢いに乗せて清美の机下に潜ってしまった誠悟。
やって来たまっちゃんが清美に事情聴取を取るが、何とか匿ってくれた。
278 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:22:39.00 ID:hboJfG7d0
その後、春樹は猪突猛進に聖良に挑んでKO。久志は弁解の余地なく数人がかりに抱えられ連行されていた。
最後に残った誠悟は学校裏の廃屋へ。日も暮れたと思ったら、天候が崩れてきた。
そんな泥だらけの野外に、丘の上から「ティンダロスの猟犬」ことまっちゃんが登場。
ど根性で泥の斜面を走り抜けて誠悟の元へ向かうまっちゃんだが、バランスを崩して転倒しかけ、危うく大惨事になるところを誠悟に救ってもらう。
雨でドロドロのまっちゃん。だが興が冷めて、彼女を汚したことに後ろめたさを感じた誠悟は自らそのお縄についた。
玄関につくと皆が集まっている中でエロ本を落とす誠悟。
「「巨乳!?」」、「後輩!?」、「眼鏡!?」。
本のキーワードに心当たりがありドン引きするサブヒロインたちに、全く属性が当たらないことに乱心する聖良。
そんな感じで騒がしくも楽しい日々。
それは有馬たちとの戦いを終え、元の日常に戻っていることに他ならなかった……
支援
280 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:25:15.56 ID:hboJfG7d0
<第22話 新生生徒会奮闘記>
(冒頭の説明によると、このルートでは美琴ルートと同様、誠悟の実父の遺産が見つかり両親はそれを改善策として研究を再開しているようです)
クルセイダーズのメンバーは、昼食時は生徒会室に集まって食事をするのが日課になっていた。その脇で仕事に従事する久志たち。
やってきた前会長の静奈らが困ったら力を貸すと言っても、意固地にそれを拒絶する。
別に彼女らを嫌っているわけではなく、久志は襲名して会長の座を奪ったことに後ろめたさと責任を感じていたのだ。
極力、自分たちの力でなんとかしたいと、静奈たちに言い放つ。
その後、誠悟が中庭を歩いていると、何やら話をしている聖良とまっちゃんと遭遇。
家の都合で風紀の仕事を満足にできなくなったまっちゃんが、風紀委員長の権限を聖良に一任させるという話らしい。
仕事に誠実なまっちゃんが風紀より優先する事情が気になるが、本人が詮索を嫌がるのであまり深く考えないことに。
珍しく、佳代子が体調が悪いと保健室へ。
誠悟の手料理で以前より血色がよくなって健康的になっていると榊は評価するが、それで肥満を心配する佳代子。
だが口は災いの元、同じものを食べても(ある部分が)成長しない美琴は理不尽に怒り、後にやって来た誠悟にも八つ当たり。
281 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:27:35.12 ID:hboJfG7d0
下校時、彩と春樹が久志を玄関で待っていた。
本当は生徒会の仕事を手伝いたかったが、先に帰っていいと言われ、しかも春樹らの「たとえ誠悟に及ばなくても」という発言を耳にした途端ヒステリーを起こしたらしい。
思えば、廃校問題を終えても久志とゆっきーは「捕われた」ままだった。生徒会という地位は生半可で就いたり辞めたりしていいものではない。彼らなりのケジメが欲しかったのだ。
そこで静奈も現れて対話していると、ようやく仕事を終えた久志も合流。
仲間意識として、再び困ったら手を貸すと声をかけるが、地雷を踏んで「やはり心配されるほど自分は無能なのか」と自暴自棄にさせてしまう。
廃校問題の打開策のために生徒会を引き継いだが、結局は誠悟にいいところを持っていかれ、活躍という活躍がなかった。自分は何もできていないし、していない。
だがやってきた清美が一喝。お前の発言は同情して欲しいだけのエゴに過ぎない。
クルセイダーズの皆も嫌な思い出を抱いてあの戦いを乗り切り、過去を後悔しているのはお前だけじゃないと。
それに久志らが生徒総会を開くという「きっかけ」が無ければ、勝利すら無かったかもしれない。久志はすでに一矢報いていたのだ。
つっかえが取れた久志とゆっきーは生徒会を辞職、静奈たちが再びその地位に返り咲くことになった……
282 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:30:54.37 ID:hboJfG7d0
<第23話 秋祭りと巫女さん>
早弁をしていた春樹は、相変わらず頑固なまっちゃんに制裁を加えられ、さらに彼女の陰口を呟いていたのを本人に聞かれ、再び追跡される。
まさに問題児とその天敵という間柄であった。
先日の生徒総会の活躍に感化された離れ町の人が、誠悟たちを神社の縁日に招待してくれた。
催し物が好きな彩や勝負ごとに敏感な聖良だけでなく、縁日の経験がない佳代子も興奮を抑えられない。
とりあえず招待してくれた方への挨拶と、出店のフリーパスを受け取るため、ヒロインたちを残して男3人で境内の奥へ。
春樹らと逸れて孤立して迷った誠悟は、偶然美しい「巫女さん」と出会う。
弱腰の誠悟を面白い人とクスリと笑う繊細なイメージを持つ巫女の少女。親切な彼女に道をナビゲートしてもらう。
ようやく春樹らと合流した誠悟。だが「誠悟」という言葉に何故か少女は動揺の素振りを見せて走り去ってしまう。
疑問に思う誠悟に、何かを感じた春樹、そして久志は何かに気付いたようだが、黙っていた方が面白いと……
ようやく腹を空かせたヒロインたちと合流し、フリーパスを渡す。
ところが春樹の様子がおかしい。本人でも理解できなかったが、久志の分析によると例の巫女さんに恋をしたようだ。
すると興味津々のヒロインたちに、どんな巫女だったのか聞かれ、彼女のことを語る誠悟たち。
誰かに例えてみると、その場にいなかったまっちゃんが例に挙がるが、彼女を毛嫌いする春樹はそれを激しく却下。
一方でその巫女さんは、実は誠悟たちの近くで彼らの会話を耳にしており……
283 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:36:02.41 ID:hboJfG7d0
学校で春樹は、恋の病に黄昏ていた。春樹と巫女との仲をなんとか取り繕いたい誠悟たち。
しかし小さな神社だから、もしかしたらあの縁日だけのためのお手伝いだったのかもしれない。
念のため、彩とゆっきーで神社を訪れると、なんとまっちゃんがいた。
実はその神社は彼女の母方の実家だったのだ。
早速巫女のことを知らないかと尋ねる誠悟。だが巫女に対する好印象を話せば話すほど、何故かまっちゃんが不機嫌になってしまう。
見送った後、一方的に彼を怒ったことを後悔するまっちゃん。
その後、学校で騒動を起こしてまた風紀に追跡される3人。誠悟のことで呆けていたまっちゃんは、手加減を忘れて春樹を保健室送りにしてしまう。
流石に聖良と久志も深刻な事態に、やる気が失せ、本日の追跡劇はお開きとなった。
誠悟は単独になったまっちゃんに接触し、先日の不機嫌になったことを謝る。別に誠悟が悪い分けではないと戸惑うまっちゃん。
ある日、巫女さんは神社で子どもたちと庭掃除をしていた。
やんちゃな子どもが道具を壊してパニックになっていると、再び神社を訪ねた誠悟が修復してあげる。
改めて自己紹介と、先日道案内をしてくれたことに礼を言う誠悟。
繊細な少女と対面して緊張していたが、声をかけて来た叔父さんとの会話で巫女の正体がまっちゃんだったことにようやく気付く。
(ちなみにまっちゃんはこの姿では眼鏡を外して裸眼(近眼)のため顔で人物を判断しづらい状態で、先日誠悟に気付かなかったのもそのため)
恥ずかしいから内緒にしてと頼むまっちゃんだったが、むしろ「自分だけしか知らない秘密」を持つことに至高の喜びを感じる誠悟であった……
支援
シェー
286 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:38:14.05 ID:hboJfG7d0
<第24話 試験勉強をしよう!>
試験間近となり、HRで部活動の自粛を伝える坂本。さらに能天気トリオ(久、春、彩)に赤点を取らないよう警告するが効果なし。
由々しき事態と考えた誠悟は、さらに佳代子、ゆっきーを加えて勉強会。
さらに帰ってきた美琴や藍子、途中から聖良やまっちゃんも参戦して大所帯に。
藍子に勉強を教え、いい雰囲気になりかけるが、敵視する美琴に阻まれてしまう。
ある程度勉強が進むと、クールダウンとして皆でカキ氷を堪能。食いしん坊の彩が目を輝かせたと思いきや、佳代子はカキ氷器そのものをいたく気に入り、鼻歌交じりに氷を削る。
日が暮れて帰宅する藍子は、兄という存在に憧れを抱いていて……
突然清美に呼び出された誠悟。
彼女たちが生徒会を再開したのはいいが、久志からバトンタッチしたばかりで予算整理に思ったより労力がいる。
頼みの綱は書記のままでいた藍子であるが、1年の彼女は試験期間。
誠悟を呼び出したのは、その彼女の勉強を見させるため。生徒会の仕事により減ってしまう勉強時間を、誠悟のレッスンで賄おうというのだ。
珍しく、深々と頭を下げる清美に、誠悟は承諾。できる範囲で静奈と礼をすると言われて興奮して……
真面目に取り組む藍子だが、明確な「目標」がない彼女はうまく力が出せずに悩んでいた。
すると誠悟は、平均点以上なら何でも言うことを聞くと約束し、彼女のやる気を促す。
そして試験終了し、約束通り平均点以上を取った藍子。
どんな約束がいいかと聞くと、一人っ子だから誠悟を借りて「一日お兄ちゃん」にしたいとおねだりしてきた。
まぁ、今は文化祭が控えて忙しいから、それが終わってからと、藍子と約束する誠悟であった……
287 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:40:58.86 ID:hboJfG7d0
<第25話 DIYクラブは今日も奮闘中>
試験が終わり、次は文化祭が待ち構えている。皆がそれぞれの生活サイクルを営む日々。
春樹と久志とともにDIY活動をしていたら、ゆっきーも参加。二手に分かれて部活動をすることに。
当初はクラスメイトなのに覚えて無かったとか、初めて声をかけたのが風紀の模擬戦でパンツを見たときとか、恥ずかしい思い出話をする2人。
体育祭や廃校問題は誠悟が活躍したからと持ち上げるゆっきー。
それに対して、誠悟は自分一人ではなくてみんなと協力した証だと返す。
そして親の研究も、島の応援で順調だと語る。
それに安心したゆっきーは、嬉し涙を流しながら誠悟に抱きつき、現場を誤解したまっちゃんと聖良が乱入する事態に。
そんな活動も終えて下校時、誠悟は買い物をするために、道が同じゆっきーと2人きりで歩く。
和食が多い神那島の食卓のゆっきーは、誠悟の手料理に憧れていたので、今度ご馳走すると約束。
ある日、誠悟は清美から、もうクルセイダーズの隠れ蓑ではなく正式な部活動となったDIYには、副部長が必要だと告げられる。
彩、ゆっきー、春樹、久志と教室で相談。
途中から会議に参加した佳代子は、最近内海で秘書の修行をしており、聖良にいたっては幽霊部員であり風紀が多忙のため除外。
久志に振ると、生徒会でのプレッシャーから重役は避けたいと辞退。同じく彩も無理だと拒絶。春樹に至っては……まぁ馬鹿だから却下(笑)。
流れ的にゆっきーに白羽の矢がたつが、すんなりと引き受けてくれた。
そんな会話も気がつけばエロネタ話に発展するが、いつもと違いどこか違和感。本来なら真っ先に興奮するはずの久志が上の空。それを気にするゆっきーで……
288 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:43:30.79 ID:hboJfG7d0
真夜中の浜辺に叫ぶ久志。
実は(彩ルート同様)ゆっきーに告白しようとして振られていたのだ。
それであれこれあって、気がつけば粕谷たち大人たちによって海の飲み会が企画されたわけだ。
(というか、ただ理由をつけて宴がしたいだけだろ、あんたら……)
当然、島の住人でどんちゃん騒ぎをしていたから、当の久志とゆっきーの噂は島中に認知されていた。
心の傷が消えなかったのか、登校時に合流しなかった久志。だが、心配していた皆をよそに、久志は当選で当たった抱き枕カバーに自宅で興奮していただけだった。
暴走する久志を止める佳代子、彩、そしてゆっきー。どうやら彼女も立ち直ったようである。
久志が生徒会ではなくなったため、最近では教室で食事をすることになっている。
珍しくまっちゃんも加わり会話をすると、文化祭の班の出店をどうするかという話に。
久志の意見はたこ焼きやお好み焼きと最初こそはよかったが、コスプレを提案したことで皆が硬直。
だがメイドにバニー、巫女(女子1人が過剰反応)とか言っていたら、話を耳にした男子が勝手に盛り上がる始末。
結局、まっちゃんの「大却下」発言で、その理想郷も脆く崩れ去った。
台風が過ぎ去った数日後(ちなみに彩ルートと同じく学院内で出産に立ち会った騒動が存在する)。
その被害は思ったより大きく、半壊したDIYの物置を整備することに。
誠悟はゆっきーと屋根の修復をしていたら、2人きりなのでいい雰囲気。
そこで聖良がやってきて冷やかし、下にいたメンバーも聞きつけて誤解が大きく発展。
ゆっきーが弁解しようと必死になっていたら危うく落ちそうになり、とっさに胸を掴んで助ける誠悟。
(おぉと!ここで理不尽に怒る聖良のスタンプ攻撃だ!)
そんな聖良が来たのは、DIYで演劇部の舞台を作成してほしいという依頼を伝えるため、文化祭を盛り上げるために喜んで引き受ける誠悟。
無事に注文の品を完成して出店の班に戻ると、試食をさせようとする聖良、彩、佳代子に迫られるど修羅場と化してしまった……
支援
しえ
291 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:47:01.25 ID:hboJfG7d0
<第26話 文化祭の準備は大波乱>
内海家の祖父が、静奈と清美を呼び出した。将来を考え、自分は隠居に入る準備をし、後継者である静奈の父のサポートを静奈に任命する。
文化祭があるからと、訴えるものの、あの若造(誠悟)がいれば大丈夫だろうと一蹴して話を切り上げる。
事実上、静奈は生徒会から離脱し清美がそれを仕切ることになる。あまり誠悟君に頼りすぎないでねと、静奈は軽い注意のつもりで清美に声をかけるが……
出店の練習。
人との交流を避けていた佳代子も和気藹々とお好み焼き、彩はたこ焼き、さらに誠悟はワッフルを計画。
そこへこの世の終わりを見たかのように絶望状態のゆっきー。誠悟のワッフルの試食に手が止まらず、体重が気になっているらしい。
でも食べ物には罪はないと、葛藤とのいたちごっこで……
佳代子とゆっきーとともにジュースを買いに校舎裏に行くと、そこには珍しく口論する静奈と清美が。ただの意見の食い違いだと誤魔化されても納得できず……
後に生徒会室に聞きにきた誠悟。
だがそこでも、もう済んだことと清美に追い出されてしまった。多忙な仕事を手伝おうという姿勢を見せるも、自分でなんとかできると言われてしまう。
翌日の登校時に清美の話題をふるが、実は藍子によると生徒会は誠悟が想像していたより深刻な状態だった。
だが、清美は意固地になって誠悟の助けを拒んでいる。
静奈に話を聞くと、例の祖父の隠居話に加え、生徒会は文化祭の実行委員と折り合いがつかずに作業が長引いていることを知らされる。
そして「誠悟にばかり頼るな」と忠告したのを、清美が間に受け過ぎたのかと心配する彼女。
支援
293 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:50:09.50 ID:hboJfG7d0
出店の練習は、あまりにも香りが良過ぎて部活や勉強に集中できないという苦情から自粛命令が下る。
それでも聖良が要求するので家でホットケーキを奢ると言ったら、芋づる式に佳代子や彩、さらに春樹も加わる。
などと下校の準備をしていたら、どこからか清美の怒鳴り声。
現場に行ってみると、実行委員の(新キャラ)平山と口論になっていた。
実は実行委員(実際には平山)が文化祭に関する仕事を生徒会に押し付け、さらに無理難題を加えては無能と罵っていたのだ。
とにかく傲慢で高圧的な態度を取る平山は、内海家、クルセイダーズ、そして生徒会を途中辞退した久志やゆっきーを貶して去っていく。
もう干渉せずにはいられないとメンバーは清美に事情を聞きだす。
平山の正体は、南部の大地主の孫である。
父親は穏健派だが(ちなみに23話で縁日に誘ったのはその人らしい)、内海と不仲な祖父の影響が強い彼は、同じく内海を毛嫌い。
さらに静奈たちに圧倒的な人気の差で生徒会長の座を奪わたり、クルセイダーズに人気に対して日陰となっていることを良く思っていなかった。
そしてお人好しである藍子を介して仕事を押し付け、現在の状況に至っていた。
だが事情を話しても、相変わらず清美は誠悟たちの協力を拒否。
しかし最後の仕事を自分でやり遂げたいだけだから、本当に困ったらお前たちに頼ると信頼の約束を交わしてくれた。
私は私なりに、お前たちはお前たちなりに文化祭の成功を目指してくれ。
肩の荷が下りた清美は、いつものように誠悟とどつき漫才を披露して……
294 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 21:54:35.51 ID:hboJfG7d0
<第27話 がんばる副会長さん>
やはり無茶が祟って清美が倒れてしまった。保健室で安静にしている彼女を心配する一同。
そして文化祭が迫った準備中。どこかおかしい。
物品、予定地、予算……文化祭に必要なものに食い違いがあり過ぎて、円滑に活動が進まない。
真相を確かめるために実行委員の所にいくと、さらにそこには直談判をする生徒たちの姿が。
しかもあろうことか平山は不在で、その責任を押し付けられた後輩の女生徒が四苦八苦対応していた。
見ていられなくなった誠悟はできる範囲で指示。混乱を最小限に留める。
しかしそこに平山が登場。余計なことはするなと嫌味の連続。
様子を見てかけつけたまっちゃんの横でも、平山の態度は梃子でも動かず、文化祭の成功のために誠悟はやむなく土下座までしようとする。
しかしその必要はないと制止する人影、清美だった。
誠悟の姿を見て寝てはいられないと、無理をおして来たのだ。
そして平山に、自分の仕事すら満足にできない人間が人を無能と言うなと言い放つ。
加えてよくよく考えたら、仕事を押し付けているなら実行委員の意見は無視して、押し付けられた自分たちで文化祭をすればいいんじゃないかという結論に至り、平山の立場を揺るがす。
逆上した平山は、近くにいた実行委員の女子に手を上げようとし、危ういところを春樹が庇い、とっさに清美の一撃を受け、まっちゃんによって指導室送りへ。
しぇー
296 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 22:01:06.22 ID:hboJfG7d0
清美に騒動の話をする誠悟。
あの平山の器の小ささは、内海の人間である清美でも認知ずみのことであった。
自己中心的なエリート路線に沿っていないと生きていけず、しかも他者からのその「路線」を意固地に拒む矛盾した性悪な性格。
さらに平山について聞くと、彼が内海、というか静奈を恨んでいるのは幼少時代に口喧嘩で負けて恥をかいたことが起因しているらしい。
そして、やはり英雄視されるクルセイダーズにも嫉妬していた。
だが嫉妬と言えば、自身も誠悟に嫉妬していたから、今回のように頼りたくなかったと語る清美。
何年も過ごして「変える事ができなかった幼馴染静奈の心境」を、会って数ヶ月の人間がいとも容易く塗り替えてしまったと。
誠悟はそれに対して自分はそんな凄いことは成し遂げていないと否定。
ドキドキのシチュレーションで、実は長い間盗み見ていた静奈。
赤面しつつも、清美が完璧人でないことに、どこか親近感がわく誠悟。
そういえば、例のお礼(24話参照)のことを思い出し、いろいろ考えた末に以前の聖良と同じくバニーをリクエスト。
そんなコスチュームすぐには用意できないさ、と自分に言い聞かせて口約束する清美だったが……
今では身勝手な平山の存在など眼中にもなく準備を進める全生徒。
いよいよ本格的に文化祭が近づいてきた。
自分のノートPCを貸して清美の事務職を手伝う誠悟。
疲れが溜まった清美が自分によりかかって寝入ったり、起きた拍子に倒れて胸に当たったりというラッキースケベ。
腹立たしくなった清美が締め上げるが、部屋に戻った藍子に誤解され、彼女は必死に抗議するのであった……
支援
支援
299 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 22:05:55.60 ID:hboJfG7d0
<第28話 神那学院フェスティバル>
文化祭当日。
布団に潜っていた伊東誠悟君は本日も元気に……あの世へ旅立ちました(常軌を逸した彩の踏みつけにより)。
文化祭の興奮を隠し切れず、誠悟宅に集まるヒロインたち。ハーレム状態で登校する誠悟は何か「忘れている」と感じていたが、そのころ誰も迎えに来ない久志と春樹が冷たい風を感じていて……
様子見のため文化祭を見回る誠悟。だが一件の怪しい店を見つける。
内容は輪投げだったが、景品は写真部の盗撮写真。偶然居合わせた聖良、まっちゃんに通報し、取り締まってもらう。
でも盗撮写真に自分が被写体になっていないことに、どこか複雑な心境なまっちゃん。
誠悟は聖良とまっちゃんと同行して校舎は徘徊することに。
慣れない猫言葉を使う佳代子に、まっちゃんたちに激辛たこ焼きを食わせて彼女たちの舌を燃やす彩。
珍しい対戦カードで闘志を燃やす2人。
聖良がゆっきーに聞くと、最も頑張った出店は、売り上げの分け前が増えるらしい。しかし本音は誠悟の手料理を賭けてのもの(本人には内密)。
自分が当事者であることを知る由も無く応援する誠悟を、聖良たちは温かい目で見守る。
保健室に差し入れを渡しにいくと、気付かぬうちに先ほどの盗撮写真(榊)が紛れ込んでおり、落としたところを誤解されてしまう。
見損なった美琴に叩かれるが、聖良たちの証言で誤解が解け、謝り返す美琴。
しかし疑わしくなりカツアゲのごとく跳ねさせられたら、出るわ出るわ写真の山(何故にホワイ?)
今度は生徒会に差し入れ。誤って清美が激辛たこ焼きに手を伸ばし、誠悟が止めようとするタイミングもなく口に運ぶ。
しかしとくになんともなく、清美はたこ焼きにいちゃもん。
疑問に思った誠悟も食べたら、即「fire」!!
大げさだと笑う清美に、そういえば清美ちゃんは辛い物が得意でしたねと微笑む静奈。
これを平気な彼女の味覚は一体?
校庭に戻ると、大人たちも文化祭を楽しんでいた。
粕谷に恥ずかしい過去を暴露されている校長、認知症の母を連れてきた教頭、そしていつのまにかモブキャラに混じってお好み焼きを食す岡田……
夕方、空き教室で大変だった一日を振り返る誠悟。
ふと誰かがやって来る足音が聞こえ……(サブヒロイン選択肢)
し
えん
支援
302 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/11/27(日) 22:08:39.17 ID:hboJfG7d0
(真智子)
ツンデレな態度で誠悟にジュースを渡すまっちゃん。
未だに彼女は、廃校時に芹沢側にいたことを根に持っていた。
でもたとえ間違っていた芹沢に付いていたとしても、風紀を行使していたのは貫く自分の意思があったからだとフォローする誠悟。
それでも自分は嫌われ者だと自省するまっちゃんを誠悟は反論し、校庭から彼女と誠悟を後夜祭に呼びかける彩たちに視線を落とした……
(藍子)
今日一日よく頑張ったねと撫でてあげる誠悟。
しかし自分も疲労が溜まり、藍子の言葉に甘えて仮眠することに。
その愛くるしい寝姿に、微笑ましく思う藍子。
誠悟が目を覚ました後、彩たちの呼びかけに気付き、後夜祭のために教室をあとにした……
(清美)
まっちゃん編と同様にジュースを届けてきた清美。
いつもの暴君と違い、よく頑張ったと優しく誠悟の頭を撫でる。
平山のことが気に食わなかったが、自分も奴に対して誠悟を引き合いに出すくせに、結局その力に頼ってしまったという清美。
しかし誠悟はクルセイダーズの一件も始め、自分独りでは無能で、メンバー、もちろん清美も含めた皆の存在があったから成功したと返す。
嬉しい言葉をかけられた清美は誠悟を抱擁。
恥ずかしさとは違う感情を、誠悟は感じ始めて……
(優喜)
出店の差し入れを持って来たゆっきー。
文化祭の余韻があるから、延長にどこかに行かないかと提案する誠悟。
皆で行くという意味合いで言ったつもりが、2人きりと勘違いしたゆっきーがモジモジ。
でもたしかにそれとは別に2人の時間も過ごしたいと初心な誠悟たちはデートを考えて……
303 :
名無しさん@初回限定:2011/11/27(日) 22:10:05.55 ID:hboJfG7d0
本日も投稿はここまでで。
来週末にはからサブヒロイン二人ずつで続きを載せようと思います。
乙です。
すいません、何度か出ているとは思いますが
「未来ノスタルジア」を希望します
>>218[甜菜]
218 名前: 名無しさん@初回限定 [sage] 投稿日: 2011/11/20(日) 21:38:44.19 ID:30LZ37Ug0
「翠の海」をお願いできますか?
お願いできません
平日にこのスレに書き込んでる奴はろくな奴がいない。
俺も含めてな。
>>309です。愛する妻、美咲の不倫証拠 『旦那とどっちが気持ちいい?』→『貴方の方が…あっ、ダメッ、またイちゃうッ…!』 をお願いします。
>>309の父です。催眠性処理学園〜会長共を催眠で性狂いの変態性癖にしてみた〜 をお願いします。
淫!辱!ピンクレンジャー!! 〜堕ちた変身ヒロイン〜をお願い
孕ませ学園ロワイヤル〜処女たちの精子争奪戦〜を頼む。
妄想具現化AVG デイドリーム・ビリーバーを頼む。
>>303 乙です。
俺と冴子さんと寝取られメール をおねがいします
姦獄島をたのむ
319 :
名無しさん@初回限定:2011/11/29(火) 18:47:33.12 ID:P6El7BCF0
新やらせてっ!てぃーちゃーをリクします
320 :
名無しさん@初回限定:2011/11/29(火) 18:47:53.42 ID:P6El7BCF0
インモラル・情母・ハザード を是非ともお願い申し上げます。
CALCITEをリクエスト致します。
リクエストですが、
甘えむっ♪ 〜おかあさんのかぞくけいかく〜
お願いします。
朝からずっしり・ミルクポット おち○ぽみるく2杯目をリクしません。
お父さんとわたしを何卒宜しくお願い申し上げます。
魔法神姫リリカ をお願いします。
Master×Re:master をお頼み申す
このスレ終了でいいか?
どっちでもいい..
リクエスト禁止にすればいい
今溜まってる分がある程度消化できるまではリク禁止でもいいかもしれんね
リクエスト禁止するメリットって何あるか?
World Wide Love!〜世界征服彼女ファンディスク〜、たのむ。
荒らし報告がしやすくなる
現状だと別人のレスまで抽出されちゃうだろ
リクエスト禁止したら「ストーリーを教えてもらうスレ」じゃなくなるだろうが。
スレ終了というか
ニコニコのプレイ動画で和解金払う事態になってるからね
まぁ、動画と文じゃ違うけどガイドライン作るらしいから様子見かね
全セリフ、全文章を一言一句漏らさず書き写すなら問題だけど、
概要をまとめるだけだからそんなにダメージはない気がする
むしろ、このスレで概要読んで気になって買うこともあるし。
最後の一文は言い訳に過ぎなくね?
プレイ動画見て買ってくれるかもしれないっていうのと一緒
そんなもんは難癖つけられてから考えりゃいい話だろ。
よっぽど親切な人でない限りはゲームやった直後で
記憶が鮮明なうちならパパっと書くよってなもんで後になって
「大丈夫だということになったから○○と○○と○○お願いします」と言われても
よほどのビックタイトルじゃない限りは誰も投稿せずにお蔵入り。
常識的に考えて○○の要約文を書いたヤツは賠償金払えとはならんし、要求しても通らない。
最悪でも「現在wikiに掲載されてる当社の○○の要約を削除して下さい」あたりだろ。
削除するのはいつでも出来るんだから曖昧な自重論で投稿の可能性を削る必要はない。
難癖つけられたときに困るのは投稿者であり
その可能性がある限り投稿してくれる人が出にくいのでは?っておはなしだよ僕
そういう状況だろうがなかろうが
もともと書きて居なかった
このスレ程度で難癖がつくとは思えないけどね
ファイル交換サイトすら放置されてる現状では
>>342 社員なら社員だと明かして
「僕の会社のこの作品の要約はやめて下さい」と頼んだ方が早いと思うぞ。
ただでさえ書き手いねーから別にこのまま何もなかったように
ごくたまに投下されるだけだろ
それでいいじゃん
347 :
名無しさん@初回限定:2011/12/01(木) 17:06:37.91 ID:X97KeHsgO
凄いなwwwww!!!治療のために注射を施した医者に、傷害罪だとかホザいて裁判沙汰に持ち込もうとするkichigaiがいたとは
348 :
名無しさん@初回限定:2011/12/01(木) 17:14:56.88 ID:X97KeHsgO
昨今、東映制作の特撮は公式HPにご丁寧に結末まであらすじを書いてあるし、マンガなんかブックオフで立ち読みできるし、今期放送中のアニメに至ってはテレビを付けてみればタダで見れる。
音楽を無断配信したとか、ゲームを買ってプレイしないと見れないイベントCGを勝手にうpされたとかみたいに著作権に違反したわけでもないのに、スレの存在意義を批判する理由が、はたしてあるのだろうか・・・・
どうでもいいがあげるなよ
せきさば!〜私立せきがはら学園女子サバイバルゲーム部〜をリクエスト致します
イヅナ斬審剣をたのむ
「たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのこと」をお願いします。
「やきにくくりぷうぴ」をお願いします。
君がいた季節 をおねがいします。
都合のよいセックスフレンド?をリクエストいたします。
神聖にして侵すべからず を宜しく頼みます。
ワルキューレロマンツェをお願い申し上げます。
リク荒らしは何を考えながら書き込んでいるんだろうな
期待に満ち溢れたリクエスト揃いではないか。
というわけで、私からも『プリーズ・レ○プ・ミー!』をリクエストいたします。
他の男の精液で孕んでもいいですか…?4をお願いします
エロゲ1本の要約書くのも大変なのに溜まり過ぎだよな
書くの大変って書く人いないでしょうがw
簡易ならすぐ書けるなと思いつつも他力本願してるうちに内容を忘れていくループ
こういうスレに来るのは「シナリオゲー」が好きな人が多いからな。
抜きゲーや恋愛ゲーは書くの面倒以前にプレイがされない。
同人含め、低価格抜きゲーは何本もやってるけど、
シナリオ、なんて大層なものがない(状況説明ちょこっとだけやったら後はひたすらエロ)作品が多く、
このスレに書くような内容がない。
以前、Nornのメイドもの1本、それからスワンの娼婦もの上げたけど、
あれでも相当引き延ばしに引き伸ばした結果だからね。
そういう奴こそ数行まとめでええやん
処理してくれるならしてくれた方がいいっしょ
恋愛0キロメートルをお頼み申す。
370 :
恋色空模様FD:2011/12/03(土) 17:34:07.74 ID:iE1GJAOl0
extra hearts後半
真智子ルート
<第29話 巫女さんは気の休まるときがない>
風紀委員の顧問は、誠悟への暴行で休職した芹沢から教頭に引き継がれ、以前よりも規制が緩和されていた。
やりがいが無くて、暇だ暇だと騒ぐ聖良。対して以前の厳格さがどこかへ消え、柔軟な思考を持つようになったまっちゃん。
どういった心境の変化かと聖良が驚愕し、もしや男でもできたのかと彼女を冷やかす。しかもピンポイントで相手は誠悟という前提で。
たしかにまっちゃんは彼のことで頭が一杯だ。他の男子と違い、嫌われ者であるはずの自分にも普通に接してくれる。
何より、廃校問題のときは勇敢にも自分の親を捨てる覚悟で真実へと導いた。もし自身が同じ立場だったとしても、そこまでできる勇気がない。
授業を聞いていないほど考え込んでいたまっちゃん。まさか私は……
悩みを抱えたまま神社で作業をするまっちゃん。
自分の気持ちに戸惑っては、神社で遊ぶマセた女の子に「恋する乙女」と言われる始末。
そこに意中の誠悟が、両親へ届け物をした帰りに立ち寄ったからとまっちゃんに挨拶。
軽い会話の節々に見られるまっちゃんの可愛い仕草を気にする誠悟。
そう、実は彼の方もまっちゃんに恋をしていたのだ。恋愛に抵抗がある2人は、互いに両想いであるという事実など知る由も無い。
ある日。春樹が今頃になって縁日で会った巫女(まっちゃん)のことを思い出し、今度こそ告白すると言い出した。
それに困った誠悟は、まっちゃんを呼び出して伝達。
一番のベストは春樹が諦めてくれることだが、猪突猛進な日本男児、その方向は難しい。
誠悟は、できる限り裏方でフォローすると約束する。
その放課後。緊張した春樹を連れて神社を訪れた誠悟。
ところが春樹を不審者だと思い込んだ子どもと彼が喧嘩になり、視力が悪いまっちゃんがその現場を「そこにいた男(誠悟)が子どもを襲っている」と勘違いして投げ飛ばしてしまった。
誤解は解けたが、技を受けた誠悟は手を捻り、春樹は子どもたちと一緒に近場で湿布を買ってくると言って神社を去る。
371 :
恋色空模様FD:2011/12/03(土) 17:36:46.52 ID:iE1GJAOl0
まっちゃんの手当てを受ける誠悟。
2人きりになったので、彼女のことが気になる誠悟は好きな人がいるのかどうか問い詰めてみた。
すると、いるにはいる、自分にとって好きな人がいちゃ悪いか、とヤケになった答えを受けてしまう。
相手を聞こうと思った矢先、偶然近くを通って春樹から連絡を受けた榊が登場(ちなみに神社の宮司が榊の患者ということで、彼女もまっちゃんが巫女であることを熟知している)。
榊の乱入で相手を聞けずじまいでその場は終了。もしかして、まっちゃんの想い人は芹沢なのか?
翌日、誠悟は春樹に巫女には好きな人がいるという事実を伝え、彼の恋路を諦めさせようとする。その一方で、それが自分の恋敵にもなりえることに苦悩し……
怪我した手は鈍痛で、別に最低限なら生活に支障はない。しかし痛むたびにまっちゃんのことを思い起こされ、集中力が殺がれる誠悟。
昼食もいつもの主夫弁当ではなく、美琴が作った(兄と比較してはごく一般的で簡素な)弁当。
そこへ怪我をさせた責任を感じたまっちゃんが、心配して誠悟の元へ来た。
だが本来なら知らないはずの怪我のことのまっちゃんが知っていることを疑問に思った春樹は、巫女がまっちゃんの姉妹だと考える。
巫女と比較してまっちゃんを罵倒する春樹。刹那、誠悟が突然声を荒げて、春樹に怒鳴り返した。
突然の豹変に皆が驚き、春樹も申し訳なさそうに謝る。
誠悟自身も自分がした行動を理解できなかったが、無意識にまっちゃんにだけ「接し方」が違うような気がすると彩たちにも指摘される。
夕方、まっちゃんとともに神社を訪れた誠悟。
丁度外出するところだった宮司さんに、連れてきた男友達のことをからかわれるまっちゃん。
それに対して誠悟は、彼女は(芹沢のような)年上好みだから自分は対象外ですと否定。
ところが宮司が去った後、勝手な返答をしたことを怒るまっちゃん。彼女は年上好みや、ましてや芹沢に恋愛感情は持ち合わせていなかったのだ。
では好きな相手は誰なのか聞くと、恥ずかしながらも誠悟本人であることを告白される。
その言葉を聞いて安心した誠悟も、まっちゃんに告白。互いに両想いであったことをようやく自覚する。
そのまま身を委ねてキスしようと思ったが、じっくり観察していた悪ガキどもに冷やかされてしまった……
372 :
恋色空模様FD:2011/12/03(土) 17:39:39.24 ID:iE1GJAOl0
<第30話 不慣れな恋愛模様>
恋人ができて心に思ったことが次々顔に出るまっちゃん。それを面白がってニヤニヤする聖良。
一方で誠悟はキスが未遂に終わった悔しさと、まだ巫女のことを諦め切れていない春樹に罪悪感を感じていた。
放課後、誠悟を校門で待っていたまっちゃんと一緒に神社で共同で仕事をすることに。
道中、まっちゃんは主夫誠悟に料理の質問。健康的な調理法の話をしていたはずが、佳代子や彩といった他の女の子の話題が出ることに嫉妬するまっちゃん。
自分は「地味」で「キツイ性格」だから、あの子たちと比べたら好かれる要素はない。
誠悟はそれに反論し、前者は積極的じゃないから、後者は仕事への使命感から厳しくなっているだけで、まっちゃん自身も自分の魅力に気付くべきだと返した。
そして神社へ赴き、一通りの作業終了。
できた恋人に「何をすべき」か分からないまっちゃんだったが、その「してあげること」にエッチも含むのかと聞いてきた。
しかし、それはいずれ行き着く先だとしても、初心な自分たちにはまだ早い。
今の段階でできるのはせめてこれ位と、先日出来なかった接吻を交わす。
その夜、布団でキスの感覚を忘れられずに興奮する誠悟で……
翌日、美琴が保健委員の仕事で先に登校していたため、寝坊していた誠悟は遅刻。
疾走していたら、通学路でなんとまっちゃんも合流し、結局2人は聖良に渡された反省文を書かされる羽目に。
珍しく遅刻したまっちゃんの話題になるメンバー。そして勘の鋭い聖良と久志は、何か知っているような素振りを見せる。
夕方、再び神社の手伝い。
恋人と言えばとやはり性についての話になるが、避妊や学生という身分がある。
だがセックスとまでは行かなくても、男子は発散させてあげないと辛いのではと、まっちゃんが言ってきて……
(Hシーン1)
休み時間に挙動不審なまっちゃんに、すでに彼女の恋愛を認知したうえで話しかけてくる聖良。
聖良は、恋愛は似合う似合わないという問題ではないので恥じるべきことではないと言う一方で、自分より先に春をenjoyしているからと腹いせに冷やかしをしてくる。
そして恋で変わってしまったまっちゃんに1人感心。
一方、まっちゃんは昨日の「行為」をした自分に、風紀の人間としての資質があるのか疑念を抱いていた。
373 :
恋色空模様FD:2011/12/03(土) 17:42:29.23 ID:iE1GJAOl0
また神社の手伝いの際、親しくなったので「まっちゃん」から「真智子」、「伊東」から「誠悟」に呼び方を変える。
そして再び神社で2人きりということで、今度こそ……
(Hシーン2)
実は真智子はあの「初キスの日」に誠悟で妄想して1人エッチしていたことが判明。どちらも晩熟なムッツリさん。
しかし、それも一度過ぎてしまえば箍が外れ、長々と続く夜の営み。
真智子は学校で、美琴と藍子が風紀委員の男子らと揉めていたのを見つけ、仲裁に入る。
委員曰く藍子の髪飾りが派手だから注意していたとのことだが、美琴の言い分では注意もなくいきなり掴みかかったらしい。
まずは穏便に現状注意に留めるべきと言う真智子に、風紀委員は以前の真智子と違い甘くなって失望したと野次を飛ばす。
とりあえず真智子は、責任は自分が受け持つと風紀委員を説得し、陰で藍子らには目を瞑ると約束する。
風紀の言葉を間に受ける真智子。たしかに以前の自分なら彼らと同じような行動をしていたはず。
でも実際にはどうだ?没収しようとしたのは、たしかに規則に反するものでも、別にあっても問題にすらならない”ただの”髪飾り。
自分は風紀委員としてそんなことをやって、何をしたかったのか……
相変わらず巫女への告白を考えていた春樹を見て、誠悟は真智子と相談。
いっそのこと、もう恋人になったんだから皆に明かしてしまおうと提案する。
しかし真智子が考えていた問題は春樹たちよりも、風紀委員へその事実が知れ渡ること。
仮にも誠悟という人間は彼らの恩師である芹沢を休職に追い込んだ張本人、そんな彼と風紀の中心にいる自分が付き合っていることなど言える訳が無い。
だが誠悟は、もしそんな後ろ指を指されたら、俺がどんな手を使っても全力で守ると約束する。
すると真智子は、その条件に誠悟の部屋に行きたいと言い出して……
374 :
恋色空模様FD:2011/12/03(土) 17:45:35.70 ID:iE1GJAOl0
<第31話 新たなる風となって>
路上でパンクして立ち往生していた節子。
偶然通りすがりの人物に直して貰い、礼を言おうとしたがその人は即座に去ってしまった。
その人物はどうやら神那学院の教師らしいのだが……
約束通り、真智子を部屋に上げる誠悟。
しばらくして部屋に戻ると、真智子は彼の布団に包まっていた。聞くと誠悟の「匂い」で一杯の部屋に興奮したらしく……
(Hシーン3)
セックスの気持ちよさを実感した2人は互いに欲求不満で困っていたら、こうやって助け合おうと誓い合う。
夜に真智子と会話すると、今まで生真面目だったのは別に家庭環境が厳しかったわけではなく、自分の意思で振舞っていたそうな。
だが誠悟とつきあって考えが変わってしまった真智子は、風紀を辞退すると言い出した。
誠悟と不純異性交遊をした自分に所属する資格もないし、逆に自分が辞めてしまうことで、他の連中の方針にも変化があるかもしれないから。
だが、誠悟は真智子は風紀にいたまま今のように変わったのだから、別に残ったままで風紀委員を変えてあげればいいんじゃないかとフォロー。
ある日、誠悟は春樹と久志をDIY倉庫に呼び出し、巫女姿の真智子と対面させる。
先日の約束通り、交際宣言と巫女の正体を明かす2人。
片想いをしていた相手が真智子だと知った春樹は逃亡、対して久志はやはりすでに2人の関係を知っていて落ち着いていたが、最後の最後で「リア充爆死しろ」と嫉妬の暴言を吐いて春樹を追って去っていく。
(言うまでもなく、久志は23話の時点で察知していた。ちなみに本人曰く「匂い」で女子を判別できるらしい)
入れ替わりでやってきた佳代子たちにも報告。祝福を受けつつも、煩悩の塊の誠悟と誠実な真智子が付きあってることを疑われる始末。
ゆっきーに振られた久志の次は、今度は春樹が海に向かって失恋の悔しさを叫んでいた。
でもって、また粕谷が聞きつけて宴会を企画。
やっぱり神那島の男どもはただ馬鹿騒ぎがしたいだけのようです。
試演
376 :
恋色空模様FD:2011/12/03(土) 17:51:14.09 ID:iE1GJAOl0
春樹への罪滅ぼしとして、誠悟は彼とより親しく購買のパンを買いに行く。
パンを奪い合う戦場を生き抜いたと思ったら、また春樹の様子がおかしい。今度は購買の姉さんに恋心を抱いてしまったのだ(そして再び黄昏た彼を景観に悪いと批難する皆)。
午後の予定を聞いてきた真智子だが、誠悟は部活があると詫びを入れる。
一緒の時間を作れないことを悔やむ2人。
皆との会話中、惚気を指摘され動揺した真智子により、行為したことが知れ渡ってしまう。
ショックを受けて教室を出て行く春樹、久志、その他野郎どもの大行進。
そんな男子どもはほっといて、興味津々の聖良たちは真智子を中心とした女子会を企画(場所は菓子で買収した佳代子宅)。
しかし、そうなると余計2人の時間が無くなると懸念した誠悟は、休み時間に真智子を倉庫に呼び出し……
(Hシーン4)
(これ以降は聖良ルートと一部類似していますので詳細が分からない部分はそちらを参照してください)
突如、他の風紀委員に呼び出された真智子は、彼らから芹沢派の力で彼の復職を企てないかと勧誘される。そして廃屋場で芹沢と対面するが……
その夜、誠悟宅を訪れて昼間のことを相談する真智子。
昼間の廃屋場では、場の雰囲気に飲まれて辞職を言うことも、彼に意見する勇気もなかった。
そんな弱気な彼女に、誠悟はそれは恐怖じゃなくて、自分が親を信じて改竄の事実を認めなかったように、真智子も芹沢を信じていた結果じゃなかったのかとフォロー。
冷静に考え直した真智子は、今まで芹沢に盲信的だったのは彼に依存すれば学院の風紀が良くなると思い込んでいたからで、自分の本心は「学院の風紀を改善すること」そのものだったことを自覚する。
そして芹沢を救うため、彼の野望を読めようと決意、誠悟も芹沢の正体を探ることに。
それから時が経ち、真智子は手を負傷した誠悟を介護していた。事の発端は、真智子が相談した日の翌日……
(回想)
再び芹沢に会った真智子は、彼に説得を試みるも、逆に毒されたと見限られ、他の芹沢派に囲まれてしまう。
間一髪、尾行していた佳代子たちが割って入ったことでその場で暴力沙汰は起こらなかったが、芹沢は土地の権利書と復職を条件に4対4の勝ち抜き戦を希望。
しかも佳代子が芹沢側についてしまう。
377 :
恋色空模様FD:2011/12/03(土) 17:53:47.05 ID:iE1GJAOl0
試合当日。
この世界線では誠悟は佳代子が先鋒に当たることを予想、こちらは聖良を先鋒に回すことで相打ちに持ち込む。
残りのメンバーは総長、もとい清美が単独で活躍。姑息な芹沢の作戦にも、臆することなく連勝。
芹沢の敗北が確定したが、逆上した彼は近くの風紀委員から武器を取り上げてその委員に手を出そうとする。
咄嗟に生徒を庇った真智子は、芹沢の「正義」が間違っていると撤回を訴える。
その言葉を受けて芹沢は改心……したかに見せかけて、寄ってきた真智子にナイフをつきつけて人質にとってしまう。
そこで誠悟は芹沢の「正体」、そして島の「真相」を話し説得を試みが、乱心した芹沢は真智子を突き飛ばし、誠悟を切りつけてしまう。
一触即発の緊迫した空気……のはずだったが、そんなムードを平然と壊す予想外の人物、節子が来訪。
現状を読めていない彼女に一瞬焦っていたが、ふと気が付くと芹沢の様子が変だ。節子の顔を見た途端、借りてきた猫のようにおとなしくなっていた。
(お気付きの人もいると思いますが、冒頭で節子を救ったのは彼です)
「あ、これ先日のお礼のつまらないものですが……いつもうちの子たちがお世話になってます」
「ああ、どうも、恐縮です」
突然、異空間に取り残されて呆ける皆。誠悟ですら思考が追いつかない。
「あんたまさか、うちのお袋に……」
「な、何を言っているのかね!?チミは!」
一足先に正気に戻った真智子の号令で、連携して芹沢からナイフを奪う風紀委員。
その光景で、ようやく状況を理解した節子は、刹那に芹沢の顔を叩く。
これが教師のするべきことか、何か困っていたことがあったなら、あの時あなたが私にしてくれたように、あなたに手を差し伸べてくれる人がいたはず、と一喝する。
それを受けて、泣き崩れてしまう芹沢。
「ごめんなさい、ママ……」……
(回想終了)
378 :
恋色空模様FD:2011/12/03(土) 17:55:15.17 ID:iE1GJAOl0
芹沢は節子に惚れていたのではなく、彼女に自分の母親の面影を重ねていたのだ(さすがに真智子も彼に幻滅)。
事件も無事解決したが、真智子は自分のために怪我を負った誠悟を心配する。
すると誠悟は、礼がしたいなら形で示して欲しいと、巫女服をリクエストし……
(Hシーン5)
<真智子エピローグ>
結局、真智子は風紀委員を辞める道を選んだ。
誠悟は別に辞める必要なんてなかったと言うが、真智子は嘗て芹沢を支持していた自分こそ風紀にいるべきでなはないと答える。
それにあの時の芹沢の姿を見て彼側の人間も改心したから、彼らが新しい風紀を受け入れてくるのにもう自分は必要ない。
何よりも、自身が不純異性交遊しているのが一番の理由。
私は「独占欲」が強い方だから覚悟しておくことね、と誠悟に自分の「悪さ」を忠告する真智子であった……
(真智子ルート完)
新作トリを忘れているぞ
380 :
恋色空模様FD:2011/12/03(土) 17:58:21.28 ID:iE1GJAOl0
藍子ルート
<第29話 お兄ちゃんのままではいられない>
今日は一部のメンバーで伊東家のお泊り会。
アニメを観賞していた佳代子は朝型なので先に睡眠、ゲームで遊び疲れた美琴も眠りついてしまった。そして彩も時間を見て離脱し、残るは藍子と誠悟の2人だけで、他愛もない話をする。
藍子は男子にモテそうな容姿をしているのに、今まで告白された経験がないらしい。
誠悟は疑問に思ったが、即解決。美琴の存在が、藍子によってくる悪い虫を追い払っていたからだろう。
気が付けば猫の話題となり、誠悟の部屋でネット動画を見る2人。
しかし藍子も疲れて誠悟の布団で寝てしまい、無理に起こすのは悪いと、誠悟自身は居間の床で寝ることに。
翌朝、美琴が誠悟を起こしに部屋に入ると、藍子が寝ていて驚愕。藍子にやらかしたと思い込んで誠悟を問い詰める。
そこに早朝から(神那島一周を)ジョギングしていた佳代子と彩が帰宅し、誠悟が居間で寝ていたというアリバイを証明してくれた。
ある日。検査入院のため美琴が3日間不在になり、それを知った藍子がこれを機に先日約束した(24話参照)「一日お兄ちゃん」をして欲しいとお願いしてきた。
次の日。まさか朝一から藍子がやって来るとは露知らず、誠悟は朝勃ちを見られて、藍子は悲鳴をあげてしまう。
そんな事故で互いに気まずい中、藍子が作った朝食を堪能、(少々カオス)な美琴のイメージと比較して、妹として申し分ない可愛さを感じる。
そんな今日は休日で、誠悟は生徒会と保健の仕事の予定がある藍子と同行することに。
美琴とは違う印象を受ける「お兄ちゃん」という藍子の言葉に心を射抜かれる誠悟。
思わず彼女の頭を撫でるが、本人もいたく気に入っている。
誠悟は藍子に理想の”妹”としての像と重ねているし、藍子も本当の兄妹になりたいと甘えてくる。
381 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/03(土) 18:00:33.97 ID:iE1GJAOl0
生徒会を訪れ、静奈たちに今日の藍子との約束を話す誠悟。
すると自分たちもそんな約束したかったと悔やむ……というか誠悟を無視して勝手に妄想する静奈たち。
とくに清美さんはいろいろな仕事を代理で押し付ける気満々。取引してはいけない気がする。
こんな可愛い”妹”を美琴と交換したいと願ってしまう誠悟だが、静奈はそれでは美琴が嫉妬しないかと指摘。
昼食の弁当を買い出しに行く道中、佳代子たちと遭遇。彼女たちは女子会の鍋パーティーを予定していた。
藍子も誘われるが、今日の「お兄ちゃん」の方を優先して断りを入れる。
夕方に藍子の仕事も終わり、「一日お兄ちゃん」も終了……するはずだった。
しかし夕食は独りで適当に済ますと言うと、そんな不摂生はダメだと、藍子は親に「佳代子たちの所に泊まる」と嘘の連絡をしてまで「一日お兄ちゃん」を延長してきた。
誠悟の要望でカレーの材料を買って一緒に帰る2人。
しかし誠悟の目には、隣を歩く藍子がもう”妹”としては映っておらず……
夕食を終えて片付けをしていた藍子は、ドジって鍋をひっくり返してカレーまみれに。
彼女の服のシミ抜きと洗濯をする誠悟。着替えのためにしかたなく美琴の服を拝借しようと思っていたら、藍子がパジャマ姿で現れた(つまり最初から泊まるつもり)。
その後も彼女のお願いで、アニメ(「魔法少女巴弥ちゃん」)の鑑賞会をしたり、一緒に寝たり、特別な日はあっという間に過ぎて行く。
翌朝、仮兄妹が解消され、親友の兄と妹の親友という関係に戻ることに虚無感を覚える両者。
終わってしまったことを藍子が悔やむので、誠悟は冗談のつもりで「胸に飛び込んでおいで」と言うと本当に抱きついてきた。
思わず抱き返す誠悟は、ついに藍子に告白。結果は両想い。
だが、美琴の絆を壊したくないと言う藍子は、交際拒否を選択。
その後美琴が帰宅して、誠悟はいつもの平常心を持って生活を送っていたが、心に芽生えたやるせなさが消えず……
支援
383 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/03(土) 18:04:44.73 ID:iE1GJAOl0
<第30話 絡み合う心とココロ>
藍子の様子がおかしいことを察知した美琴は、誠悟が彼女に疚しいことをしでかしたと誤解し、裏庭に呼び出す。
一方的にリンチする美琴、聖良やまっちゃんの制止も聞かないし、誠悟自身もそんな彼女に事実を話すことができない。
直後、藍子が来て真実を説明、自分が誠悟を振ったことを語る。
驚愕の中、美琴はその説明を受けても納得してくれない。何故なら、断った方の藍子が悲しそうだから……
そこに様子を見ていた静奈と清美が現れ、藍子が言い出せなかった本心を代弁してくれる。
兄が藍子を苦しめていると思っていたが、本当に彼女を苦しめていたのは親友という自分の存在だった。
静奈たちが去り3人だけになると、美琴はそれまでの沈黙を破り、もしも2人が関係を持ったとして、兄妹として、親友としていてくれるのかと2人に質問。
勿論!!と即答した2人に安心した美琴は、無駄なことに怒って損したと交際を認めて去っていく。
改めて告白しなおす誠悟。美琴の言葉を受けて安心した藍子も、OKを出しキスを交わす。
保健室の美琴に、佳代子や彩たちが「誠悟を彼女に取られた残念会」と称する女子会に誘ってきた(主催は静奈)。
仲良しこよしの女の子たちに、羽目を外しすぎるなと注意する榊。
しかし、その女子会では出席者は酒で全滅するというハプニングが発生。時間の都合で泊めることになった加代子と美琴の絡み酒に寝つけられない誠悟。
翌朝、誠悟の顔を一早く見たいと起こしにきた藍子とハグ……言うまでもなく、起きた美琴たちに見られて「チチクリマンボー(by佳代子)」。
登校中、美琴が明日は佳代子の家に泊まりたいと言い出した。不摂生な佳代子に食事を提供するためと、興味津々の彩も参加。
昨日の今日で2人はすでにイチャイチャで、生徒会室ではポジティブに憧れる静奈とネガティブに殺意を抱く清美の異なる視線を向けられる。
そして翌日。
誠悟君は念入りに歯を磨いていました。
何故なら美琴が佳代子の家に泊まるので、事実上藍子と一つ屋根の下で2人きりだから。
藍子が見たがっていたアニメを観たり、楽しい時間が過ぎる。
そして風呂上りに、ついに「誠悟さんの女」にしてくださいと彼女が言い出して……
(Hシーン1)
支援
相変わらず長いな緑茶の作品は・・・
385 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/03(土) 18:08:19.67 ID:iE1GJAOl0
翌朝、藍子を一旦見送り、登校中に彼女を含めた皆と合流。
伊東家のお泊りはどうだったと、無邪気な彩が公然で聞くものだから、噴き出す久志。そして初めてバカップルの存在を知らされて嫉妬する春樹。
今日のDIYはどの部員も各自の都合で欠席。誠悟は独りで資材の点検をしようと倉庫へ行くと、藍子がいた。
気にせず外の作業を終え、倉庫に戻ると藍子は誰がここに持ち込んだのか、エッチな本を味読していた。
取り上げようとするも、誠悟のための勉強中だったから本が欲しかったら実践させて欲しいと言ってきて……
(Hシーン2)
また別の日、美琴は榊の往診の付き添いのため帰宅が遅くなるということで、再び藍子と2人きり。
帰宅した矢先、誠悟は衝動を抑えられなくなり……
(Hシーン3)
2人揃って生まれたままの姿でいたら、帰ってきた美琴の声。すかさず着替えて出迎え、ギリギリセーフ。
夕食は、美琴と藍子のタッグが担当し、3人で食事会。
その時点から美琴の様子がいつもと違う。
藍子に興奮して抱きついたと思ったら、彼女を見送って帰ってきた誠悟に対して、感情の篭らない二つ返事で応答する。
いつもの”不機嫌”とは形容しがたい妹の言動に、どこか違和感を感じる誠悟。
もう定番となった加代子宅への女子限定お泊り会をした週明け、誠悟は佳代子とゆっきーに話があると、倉庫に連れ込まれる。
彼女たちによると、泊りに来た美琴の元気がなかったらしい。
美琴は誠悟たちの関係にまだ悩んでいた。事実、佳代子の家に頻繁に行っていたのもその事実から逃げていたからではないのだろうか。
あの時2人を認めて解決したと思っていたのだが、彼女の本音は……
386 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/03(土) 18:11:12.48 ID:iE1GJAOl0
<第31話 トライアングルハート>
誠悟は何でも好きな物をご馳走すると言うし、藍子は新しくできたショップの買い物を約束してくるし、2人がいつも以上に優しいことを妙だと感じる美琴。
夜も誠悟が買ってきたダンスゲームで1対1の熱戦を続ける。
そんな美琴は未だに蟠りがあり、保健室で彼女の様子が気になり聞いてきた榊に相談。
誠悟と藍子が仲良くなると、なんだか自分から離れてしまう気がしていた。
最近妙に優しいのが、その本心に気付いて機嫌を取るためだということも察していた。
しかし、それこそ自分たちだけの時間を過ごしたいはずの2人には辛いことではないのかと考え込む。
すると榊は、美琴に誠悟を「兄」として、藍子を「親友」として以外で好きであるのか聞いてきた。
考えが纏まらず、さらに回答に困る美琴。
そこで榊は、2人は美琴の存在を嫌だと思うはずがないから、まずは自分の本心を2人に打ち明けるべきだとアドバイスを送る。
それでも美琴の心には、2つの矛盾した大きな感情があった。
大切な2人が仲良くなれば幸せになってくれる喜びと、仲良くなるほど自分の居場所がなくなってしまう不安。
不安は限界を向かえ、美琴が夢に見るのは藍子が遠くへ行ってしまう悪夢。
悪い目覚めの朝、美琴は体調不良。学校を休むことに。
そして再び目を覚ますと藍子がいた。美琴が心配で学校を無断早退してきたらしい。
そして同じく早引きしてきた誠悟も部屋を訪れ、3人が揃う。
支援
388 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/03(土) 18:14:25.67 ID:iE1GJAOl0
やはり過保護すぎる2人に、美琴は自分のことは気にせずに2人の時間を作れと自暴自棄になり、いっそ自分が死んでしまえばいいとまで口走ってしまう。
そんな彼女に説得する藍子と誠悟。
気持ちが抑えきれなくなった美琴は、ついに自分も誠悟のことを兄妹ではなく異性として好きだったことを告白。
突然のイベントに戸惑う誠悟の横で、美琴の本心を聞けて安心した藍子は、だったら三人一緒にいればいいんですと提案。
そう、この中の誰かが欠けてはいけない、このトライアングルこそが自分たちにとっての普通……むしろ正しい形だった。
それに気付いた3人は、もう何も怖くない。
その後、決意を固めた美琴もしたいと言い出して、経験者である藍子がリードして3人で……
(Hシーン4)
自分たちは三角関係であることを決意したが、そんなのを認めない世間では大きな困難が待ち構えているだろう。
そんな世界から、美琴たちを守ろうと心に誓う誠悟であった。
ある下校時、美琴から父の伝で、彼の知人のもとにステイして東京へ進学しないかと提案される。
だが内心では一緒にいて欲しいと願っていた彼女のためにそれを拒否し、近場の大学へ受験することにする。
一方で美琴は、藍子とともに誠悟に捨てられないように新必殺技を試すと言い出して……
(Hシーン5)
<藍子エピローグ>
あれ以来、誠悟たちの三角関係は続いていた。
だが時が経てば、いつかそんな3人を引き離してしまうような試練が訪れることだろう。
でもどうか、できればいつまでも末永く、このトライアングルが続きますように……
(藍子ルート完)
389 :
名無しさん@初回限定:2011/12/03(土) 18:15:34.55 ID:iE1GJAOl0
本日はここまでです。
すいません、指摘に気付くまで新作タグを付け忘れていました。
できれば次回で清美、ゆっきー、フィナーレをまとめたいと思います。
ちょっと前にリクエストがあった(ような気がする)
「奴隷将校クラリス」を書かせてもらいます。
多少見難い部分もあるかもですが、ご容赦ください。
登場人物
クラリス・フォン・ザッハ
『新生ナフド王国』の最高司令官。
優秀かつ気品溢れる立ち振る舞いで、国民からの人気も高い。
責任感が強いが、周囲の評価が上がるに連れ、肩書きに押しつぶされそうな重圧を感じており、
秘かに「だれかに甘えたい。従属したい」という欲求がくすぶっている。
ソニア王女から絶大な信頼を受けている。
ソニア・スヴェトラーナ
『新生ナフド王国』の初代女王。
年相応の少女ではあるが、独特の高貴さとカリスマ性がある。
王政復古のクーデターで新生ナフド王国の初代女王の座に就いたが、
穏やかで優しい性格のため政治や軍事に興味は無く、もっぱらクラリスに頼っている。
自覚は無いが、痛みを快楽に感じてしまう天性のマゾ気質。
レイミ・シュバイツェル
マルキの補佐官兼愛人。元はクラリスの片腕とも呼べる存在であったが1年前、
ある諜報活動に関わっている最中にマルキ率いる特務機関に捕縛された。
実は彼女の情報はナフド王国の王政反対派によってマルキに筒抜けになっていて、
我欲のために共通の敵である西側に自分を売った反対派やそれを野放しの祖国に嫌気が差し、
西側に寝返った。クラリスのことは個人的には現在でも慕っている模様。
ブレンダ・オールビー
バクシア共和国軍属(西側)の研究機関の女医で、マルキの愛人。
自白剤や特殊隊員用の特別薬を調合、支給する。
本人は善良な人間だが、マルキのためならどんな汚れ仕事でも請け負う覚悟を決めている。
マルキの主治医でもあり、最近では実験中の薬まで要求するようになったマルキを内心案じている。
エメリア・ナオ・フジワラ
ジャーナリスト。マルキに協力する見返りに、それに匹敵する情報や対価を要求する。
マルキ・ドナスィヤン
本編主人公『バクシア共和国 特務機関隊長』。 若くして特務機関の長になったエリート。
有能かつ職務に忠実なため、部下からの信頼は厚いが、
一方で上層部からは「有能すぎる」という理由でマークされている。
現在は「東側勢力の有力者やその縁者を拉致、洗脳し西側の工作員にしたてあげる」
という任務を任されているが、それとは別にある計画を進めている。
(共通ルート)
舞台は20××年。アメリカ等の超大国が経済破綻やクーデターで自滅し、
新たな新興国によって勢力争いが行なわれる時代。
世界は『新生ナフド王国』を中心とする東側新連邦と、
西側の『バクシア共和国』を盟主とする新経済ブロックに二分されていた。
そんな中開かれた東西の国際会議だが、「極めて毒性の強いウィルスの保持者が会場に紛れ込む」
というアクシデントが発生。関係者の一部は西側の用意した医療施設に緊急搬送された。
しかし、そのウィルス云々はマルキ率いる西側特務機関が流したデマであり、
例の医療施設もその実は捕虜を尋問、洗脳するための特殊施設だった。
マルキの目的は、東側有力者の通訳になりすまして秘かに会議に参加していたナフド王国の最高指令クラリスの捕縛。
まんまとクラリスを手中に収めたマルキは、薬物投与や性的調教でクラリスからナフドの機密情報を手に入れようとするが、
今までマルキが相手にしてきた者たちと違い、クラリスの精神はちょっとやそっとでは曲がらない。
それを見たマルキは、クラリスならば自分の『計画』の良きパートナーのなってくれるのでは…と期待を寄せ始める。
ブレンダの調合した薬を使い、意識朦朧のクラリスからナフド王国最深部への抜け道を聞き出したマルキ。
早速それをつかってナフド王国、引いては東側の頂点とも言えるソニア王女の拉致に成功する。
上層部からは当然、彼女にも洗脳を行なうように指令が下り、
マルキも表向きはそれに従うが、不思議なカリスマをもつ彼女に惹かれてもいた。
しばらくして、ある程度クラリスたちと(半ば無理やりとはいえ)打ち解けてきたマルキは二人に自分の「計画」を打ち明けた。
「仮に東西の両勢力が全面戦争に陥る流れになった場合、それぞれの要となる人物や彼らの率いる軍が“消える”」
それがマルキの「計画」である。要は戦争を良しとしない者たちで結束してエスケープするということだ。
『下らない、そんな世迷言につきあうバカがいるものか』
クラリスは一蹴するが、たしかにその通りである。
いくら世界平和のためでも祖国を裏切ってまで敵国の人間と手を組むバカはいやしない。
それはマルキも承知の上のこと。
しかし、“絶対に”“一人も”いない、と言い切れるか?
という質問にクラリスは黙り込む。
マルキは、人間は信用できない…ということを信用している。
「そんなバカな」と思っても「もしかしたら…」と勘ぐってしまうのが人の性。
その時点で両勢力共に自軍の部下を調査せざるをえなくなり戦争どころではなくなる。
そして、その「もしかしたら」に説得力を与えるために、マルキは任務を通じて両勢力の要人とパイプを築いてきたのだ。
全ては西側上層部に「目に物見せてやる」ため。
数年前、西側のエリート軍人だったマルキは何故か汚れ仕事担当の特務機関に回された。
上層部にいる彼の兄エルデューは、マルキの能力が高いからこそだというが、本来は真面目で誠実なマルキ自身は不満であった。
それから少し後のこと、部下であるブレンダが自分を調べていることを知ったマルキは彼女を問いただした。
するとブレンダは、自分が上層部から回されたスパイであること、その任務はマルキの落ち度を見つけて失脚させること、
そして、それがマルキの兄による指示だということを告白した。
その時、マルキの中で何かが壊れてしまった。以降の彼は任務に忠実な振りをしつつ、秘かに例の計画を進め始めたのである。
洗脳調教も終盤に差し掛かった頃、エメリアのもってきた情報の中に不吉な予感を感じたマルキ。
その予感は的中し、夜になると施設の中に十数名の武装集団がなだれ込んできた。
あっという間に警備兵を倒して行く彼らの手並みを見たレイミは、
武装集団の正体がクラリス直属の親衛隊であると看破。
自身が捕らえられることすら考慮していたクラリスが、事前に手を打っていたのだ。
このままではクラリス達を奪還される。
そう踏んだマルキは単身で出撃、施設の照明を落として敵の進行がほんのわずかに鈍ったスキをついて攻撃をしかける。
暗視ゴーグルすら使わずに、暗闇の中で一方的に親衛隊を撃破していくマルキ。
彼は計画遂行の手段の一つとして、実験中の強化薬の類を日ごろから自身の肉体でテストして強化人間となっていた。
その引き換えに自分の寿命がへることも承知の上で。
結果としてマルキは、部隊を制圧し、かつほぼ全員を生かして捕らえることに成功した。
それは単なる人道ではなく、彼らを使えば、クラリスの心を折る最後の一押しになると考えたのだ。
しぇ
(クラリスルート)
マルキを快く思っていない上層部からの横槍で一時的に調教が中止になった。
マルキはその通達の影に兄のエルデューの影を感じ取るが、
当のエルデューは秘かに施設を訪れ、クラリスと接触していた。
突然マルキの前に姿を現したクラリス。
彼女はエルデューと取引して自分とソニアの陵辱データと引き換えにマルキの暗殺に手を貸すことにしたと言う。
しかし、土壇場でクラリスは銃をマルキに手渡してしまう。
背後のエルデューがあわてて銃をぬくが、強化人間のスピードには敵わなかった。
マルキはあえて肩を打ち抜き、エルデューに問いただした。
『なぜ、そこまで自分を憎むのか?』
エルデューは名門一族に生まれ、自信も優秀であったがあまりにも規格外のマルキを弟にもってしまい、
常に周囲の視線とマルキ自身に恐怖していたという。
はじめて兄の「本心」に触れたマルキは、自分がかつてどれ程エルデューを慕っていたかを語り、
彼を許した。
エルデューが立ち去った後、どうして自分の味方をしたのかクラリスにたずねたが、
本人もよくわからないらしい。
強いて言うなら「気分が乗らなかった」そうだ。
もっとも、あの場で実の兄を顔色一つ変えずに撃てる男なら見限ったかもしれなかったらしいが。
計画最終日。表向きは「検査」ということになっているクラリス(と非公式にソニア)を祖国に返還する日がきた。
クラリスは例の計画について、東側の協力をとりつけてくれるという。
すると彼女は木彫りのナイフをマルキに差し出した。
就寝中まで含めて24時間監視されていたはずの彼女がどこでこんなものを仕入れたのかと訪ねると、
机の裏板を使って、口の中で自分の歯でけずって作った
などととんでもない事をさらりと言ってのける。
今まで何度、自分が無防備に彼女に接触したか思い返してみると背筋が寒くなる。
結局、生殺与奪権を握られていたのは自分の方だったということに苦笑するマルキ。
マルキは改めてクラリスの底の知れなさを思い知り、また彼女との間に妙なシンパシーを感じるのだった。
(ソニアルート)
ナフドは元々は軍部の独裁国家だった。しかし打倒軍部と王政復古をもとめるクーデターが起きそうになり、
当時の権力者は王家の末裔であるソニアとその両親を恐れ、ついにはソニアの両親を殺害した。
その後、ソニアは民のためにと女王に成ったが、旧独裁政権の生き残りや考えの浅い民にたたかれるようになる。
一体、自分や両親の命はなんのためにあったのか?
そんな疑問からソニアは政治に関して興味や熱意を失っていった。
マルキとの対話の中で、「目的のためなら手段を選ばない」と言うマルキの瞳に、
両親の敵と同じものを感じ、恐怖するソニア。
しかし同時に別の人間のイメージを感じ取り、それを機にマルキに興味を持っていく。
最終日の前日。マルキとの最後の逢瀬で、マルキの瞳がクラリスに、そして今は亡き父に似ていることに気づくソニア。
善悪を別にして、自分の人生を自らの意思で懸命に生きているマルキたちに感銘を受けるソニア。
そんな彼女にマルキは、これからのソニアに必要なのは「覚悟」だと告げた。
選択する「覚悟」、背負う「覚悟」、そして決断する「覚悟」
翌日、ソニアはマルキと顔を合わせずヘリに乗り込んでいったが、クラリスが怪訝な顔をしている。
なにやらソニアがたくましくなっており、今後は政治のこともクラリスに頼り切らないようにすると言ってきたらしい。
4円
(レイミルート)
クラリスたちの調教の途中で、上司からレイミを引き渡すようにと要請が来た。
もとは敵方の人間だから信用ならないと言うが、本音はただの下心である。
とはいえ、上司の命令をただ無視しても受けが悪いので、名目上レイミもいっしょに洗脳うることになった。
その中で改めて互いの情の深さをたしかめあうマルキとレイミ。
最終的に、彼女は洗脳した(ということにした)クラリスとともに連絡役として東側に帰ることになったが、
今後も口実を見つけてはマルキとの関係を続けていくのだった。
(隷属ルート)
洗脳した部下達をつかってのハードな調教により、ついに心が折れてしまったクラリス。
完全にマルキに隷属するようになり、それによって芋づる式にソニアも支配下になった。
クラリスたちが西側ではなくマルキ個人に忠誠を誓うようにしたことで、
計画の進行は早まったが、個人的にはクラリスには「同等の存在」になってほしかったと、
マルキは少し残念に思うのだった。
支援
(大団円ルート)
クラリスとソニアの計画への協力をとりつけたマルキは、それを上層部に報告する。
当初は、マルキの計画を鼻で笑っていた上層部だが、
クラリスが“消えた”人間達を率いて第三勢力になる可能性を示したこと、各国はおろか、
テロリストにまで計画をしらせたことで、その危険性に気づいた。
この計画は、世界中の人間と信頼関係を気づくのではなく、
不信感を共有しあうシステムなのだ。
あわてた上層部はソニアに交渉を持ちかけるが、ソニアはそれを一蹴。
ついにマルキは自身の目的を遂げることに成功するのだった。
全てに満足するマルキだが、彼の寿命は残りわずか。それでもいいと思っていたが、
三人の女達にあれよあれよと医療技術の高い東側への亡命を決められてしまうのだった。
(バッドエンド各種)
1 クラリスに見限られて銃殺される
2 マルキに依存しすぎてヤンデレ気味になったソニアに刺されて東側にお持ち帰り
3 時間内にどのエンド条件も満たせないと、東側に拉致されて今度は自分がクラリスたちに飼い殺しにされる
以上で「奴隷将校クラリス」終了です。
以下補足。各キャラのエロ傾向はクラリスがメイドコス、輪姦などの屈辱系。
ソニアがムチやら蝋燭やらのSM系、レイミが束縛や薬物系です。
他二人はちょろっと普通のエロイベントがあるぐらいです。
そこそこ難易度が高くてゲーム性が強かったので初見はだいたいクラリスに殺されます。
そういう手ごたえのあるエロゲに興味のある方はぜひ。
個人的にはソニア王女(cv青川ナガレ)がツボでした。
乙乙
翠の海 -midori no umi-を重ねてお願いします (`・ω・´)ゞ
wikiっていつ更新されるの?
未解決一覧は更新されたけど新規追加されたエロゲは10月のまま
wikiは特定誰かがやってるわけじゃないので、誰かが気が向いた時に更新される
俺も暇な時は更新してたけど、最近はめんどいからやってない
ライブドアwikiの場合、だれでも自由に編集、ということが出来ないのも難点だなぁ
@wikiなら割と気軽に編集できるんだけど
だれでも自由に編集できた初代wikiはウイルスか何か仕込まれたからなあ。
ずっと! 女装で孕ませてっ をリクエスト致します。
今の状態じゃwiki更新どころじゃないだろ。。
つ【 「初恋サクラメント」と「未来ノスタルジア」と「CAFE SOURIRE」と「your diary」と「翠の海 -midori no umi-」を重ねてお願い申し上げます 】
>>411 いや、「最近更新したページ」を見ると編集者も一緒に載っているのだが、
少なくともここ2年間はほとんど同じ人がやっている。
まとめサイトって消えたの?
エイプリルフールに仕込むお茶目な管理人がいたのに
>>416[訂補]
つ【 「夏に奏でる僕らの詩」と「初恋サクラメント」と「未来ノスタルジア」と「夏ノ雨」と「CAFE SOURIRE」と「your diary」と「翠の海 -midori no umi-」を重ねてお願い申し上げます 】
420爆発しろ
どっかーん
423 :
忍法帖導入議論中@自治スレ:2011/12/08(木) 21:43:13.41 ID:+bexnXkUO
VenusBlood-EMPIRE-をお願いします
うふ〜ん
うつりぎ七恋天気あめをお願いします
426 :
忍法帖導入議論中@自治スレ:2011/12/10(土) 19:08:26.96 ID:O9q+EgxP0
シナリオが長かったので、今週は清美ルートのみで。
427 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/10(土) 19:11:27.99 ID:O9q+EgxP0
清美ルート
<第29話 バニーさんは下級生に人気>
誠悟は本能垂れ流しで興奮の真っ只中、廊下ですれ違う女子たちにも冷たい目で見られても、そんなの眼中にない。
そう、今日は先日(27話)約束した2人のバニー姿が拝める日。
ノリノリの静奈に、羞恥心を隠し切れていない清美に眼福の誠悟。
だが調子に乗って念入りに高性能カメラを持参していたのが仇となり、清美の逆鱗による一撃でその場は終焉を迎えた。
そんな悩ましいことがあった翌日、清美は気分が優れなかった。
静奈は内海関係で別行動で、生徒会室にいるのは藍子と自分だけ。しかも生徒会の本日の仕事は全て終えていた。
普段が仕事人であるが故か、何かをしていないと落ち着かないという体質。
すると藍子の提案で、次期予算の参考のために校舎を見回りして抜き打ちで部活動の審査を行うことに。
まずは、野球部。
軽く相手をしたつもりが、いとも容易く彼らのプライドをへし折ってしまった。
罪悪感を感じる中、もしも大会に出たら静奈と応援にでも行ってやると慰めると、一変してテンションを上げる部員たち。
しかも静奈や自分がチアリーダーになるとか、勝手に話を進めるし。
しかしながら静奈はともかく、何でこいつらは自分に願望があるのか?
すると様子を見ていた聖良から、清美は男女問わずに人気が高く、とくに男子には好意を寄せている輩が少なくないことを告げられる。
だが、本人は「年下は頼り甲斐が無いから対象外」と、その恋愛成就を否定。それを聞いて、じゃあ誠悟は不戦敗か、と自分勝手に納得する聖良。
運動部、文化部……いろいろな部活を回る清美。
もちろんDIYもその対象で、廊下で踏みつけた誠悟(下窓の修繕をしていた)もその監査を受けることに。
いつもながら清美の機嫌を損ねることを言って予算が危うくなるが、話の折り合いを見ると、どうやら妥協してくれた様子。
しかしながら、何故か反省の色もなく、毎度清美をからかってしまう誠悟であった。
sien
つ【 支援 】
つ【 支援 】
431 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/10(土) 19:15:04.10 ID:O9q+EgxP0
ある日、清美は図書室で勉強していた。
別に彼女は進学する気はなく、勉強は気を遣った静奈が設けてくれた自由時間の、単なる”暇つぶし”だった。
しかしいざ暇を貰うと、自身の”したいこと”が理解できず、何をしても全て無駄に感じてしまう。
せめて「あいつ」がいたら、こんな気分も紛らしてくれるだろうさ……
そんなことを思っていたら、風紀の聖良に追われた誠悟が図書室へ。
清美の机下に逃げ込んだり、何だかデジャブ。
匿ってもらった誠悟は、清美が最近単独行動が目立つのを疑問に思い、彼女に質問。
内海の方針で卒業後は本格的に使用人として忙しくなるから、代わりに現在自由な時間が与えられているんだろうと、自分の状況を推測して語る清美。
しかし、突然こんな時間を作っても、”暇つぶし”の経験も、個人的な「趣味」も無い彼女は何をすればいいのか分からない。
会話の最中、やはり逆上した清美の大声で、図書室から追放された2人は、否応無く生徒会室へ移動(風紀から逃亡中の誠悟にとっては「計画通り(ニヤリ)」)。
清美の機嫌を取ろうと誠意を込めて肩揉みする誠悟。
ところが、リラックスした彼女が変な声を漏らすから、聞きつけた聖良が侵入、そして当初の目的を思い出して逃亡劇を再開する両者。
それ以降も、清美は”暇な暇つぶし”をしているらしい。
家事を奪われたらヒステリーになる誠悟も、彼女の悩みにシンパシーを感じていた。
彼女のために、何かしてあげたい。
しかし、その動機を自己確認すると、何故か彼女のことを「仲間」という単純な枠組みで捉えることができない。
それはさておき、彼女を喜ばせるサプライズはないかと考えて……
誠悟に扇動され、生徒会を訪ねるメンバー。
清美が辛いのが平気だったことを思い出し、その耐性が如何ほどのものか、本土から取り寄せた激辛スナックで皆と勝負することに。
まずは一段階低い辛さのスナック(「少し頭冷やそうか」)で練習、それでも十分な辛さ。
そして本番のスナック(「茶番は終わりだ」)。だが、先に無謀な挑戦をしたのは暢気な彩と春樹、負けず嫌いの聖良で、3人とも脱落。
誠悟の挑発に乗り、もしも辛いと思わなかったら毎日肩揉みをしてもらう、という賭けをした清見も一口味見。
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435 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/10(土) 19:17:57.33 ID:O9q+EgxP0
しかし、ノーリアクション。
皆が悶絶するような辛さでも平然としていた。
かくして、誠悟は清美の肩揉み当番になることに(しかも清美さんは激辛スナックを気に入ってるし)……
マッサージしながら、誠悟は清美の肩が凝りやすいのは、やはり胸なのかと質問。
恥ずかしながらも、清美はこんなもの自分には必要なく、静奈たちに比べたら自分はモテル分類には入らないと卑下する。
その言葉を聞いて考えた誠悟。
清美はこれから先、男運に恵まれずに自分のためだけの”楽しい時間”を作ることなく、内海の使用人としての人生を送るのか?
彼女の将来を案じた誠悟は、ふと聴いてみる。
「清美さん、俺と付き合ってくれませんか?」
突然の告白に動揺する清美。だがそれ以上に焦っていたのは、自分で突拍子もないことを口走った誠悟だった。
負い目を感じた清美に断られつつ、誠悟は清美にちょっかいを出していたのも、彼女への恋愛感情の裏返しであり、好きという感情を今になって自覚する。
私よりもっと言い相手がいると卑下する彼女に、女子としての自分の魅力を知るべきだと推し進めて、交際を承諾してもらった。
しかし再び肩揉みを始めたが、カップルとなっても”変化”が起きたような気がしっくりと来なかったので、その象徴として接吻。
初キスの味に誠悟は……激しく苦しみ悶えた(問題:清美は一体何を食べていたでしょうか?)。
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439 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/10(土) 19:21:51.00 ID:O9q+EgxP0
交際を決めたものの、その後の2人の日常には顕著な変化がなかった。
誠悟に至っては聖良の発言を火種にゆっきーの胸について談笑したり、藍子から修繕の依頼を受けたり、坂本の原付を修理したり、いつも通りの日々が過ぎて行く。
ところが突然、その談笑中に怪訝な清美が割って入ったと思ったら、別になんでもないとそっぽを向いて再び去っていく。
気になって生徒会室を訪れると、そこには清美ではなく静奈がいた。
彼女に問いかけられて、交際をカミングアウト。
静奈は最近の清美の様子から、清美の変化に勘付いていたようだ。
何でもお洒落な身嗜みを気にするようになったとか。
鈍感な誠悟はそのことに気付かずに変化を感じ取れなかったが、静奈によると初心な清美が照れているだけらしい。
誠悟はそんな清美の陰なりの努力を見ていなかったことを悪く思う。
夕方、内海家から清美を呼び出して大橋の下へ。
不機嫌にさせてしまったことを謝ったが、逆に謝り返された。
曰く、日常的に誠悟の周囲にヒロインたちが集まることを、今頃になって意識してヤキモチを焼いていたらしい。
しかも、自分を未だに「行為」に誘わないままでいるのも、誠悟が本当は自分を愛していないのではと不安を抱いていたのだ。
だが、誠悟は自分が清美を好きなのは変わらないし、「行為」も清美のペースを考えてしたいと告げる。
お互いの気持ちを知り安心した両者は、再びキスを交わし……
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445 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/10(土) 19:24:36.70 ID:O9q+EgxP0
<第30話 ビタースイートな関係>
榊が保健室に戻ると、美琴&藍子のコンビが出迎えた。
美琴はともかく、藍子が最近頻繁に保健室にいることを疑問に思った榊は質問するが、どうやら向こうが「居辛い」空気になっているらしい。
その真意は「誠悟と清美が付き合っているから」。相変わらず不機嫌な妹の横で、その情報の意外性に驚く榊。
交際の噂は学院に広まり、榊のように驚きを隠せない連中も多い。
清美の顔を見るために誠悟は生徒会室を訪問し、自分たちが学院の話題の中心になっていることを話す。
お互いに周囲からの質問攻めがあったらしい。でも一体誰が言いふらしたのだろう?
そんなことは気にせず、2人きりになった誠悟がせがむので誰にも見られていないうちにキス……そこへ静奈が戻ってきて思い切り背負い投げ!!
誠悟が体調不良で倒れたと必死に嘘を述べる清美と、既に全てを悟ってアラアラと笑う静奈、その合間に挟まって身動きできない誠悟。
3人になったので、清美は本格的に自分が伊東誠悟という異性と交際していることを、使用人として静奈に報告。
勿論、2人の人間性を知っている静奈は喜んで祝福する。
ある日、誠悟は清美を初めて自室に上げた。
何でもパソコンを買い換えるため、参考としてインターネットを貸して欲しいとのこと。
2人でディスプレイを見ていたら、密着した清美の体に誠悟が欲情。
美琴が帰ってきたら如何すると必死に清美は制止するが、即座に本人から本日は藍子のとこでお泊りという連絡が入り、意を決した2人は……
(Hシーン1)
セックスの最中、誠悟が何か隠し事をしているのを察知した清美。
恐喝(?)の末に彼が仮性包茎だと知り続行……
(Hシーン2)
446 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/10(土) 19:27:18.25 ID:O9q+EgxP0
彼氏の可愛さと、彼女の魅力を互いに感じた両者。
「行為」は留まることなく気がつけば夜分遅くになっていた。
念のため内海に電話すると静奈が応答。
「初めては痛かった?」などストライクな誘導尋問に思わず清美は口ごもるが、向こうは向こうで清美の帰宅が遅いことをフォローしてくれるそうだ。
翌日の生徒会室、昨日の経験からお互いを意識する2人。
親密なムードになりかけるも、藍子が生徒会の仕事をできないことに堪忍袋の緒が切れた美琴が乱入、その場の暴走は収まった。
考えたら困っていた藍子や周囲の人を見ず、清美しか見ていなかったと、誠悟は反省する。
生徒会室へ行くことは自粛したが、事実上清美との時間が過ごせなくなるのが寂しい。
すると清美からメールが来たので、生徒会の仕事が終わったら教室で、と待ち合わせの返信をして一緒に下校。
道中、清美によって波止場へ寄り道すると、人通りがないことを確認した清美に抱きつかれた。
相手をリードすべき年上としてのプレッシャーと、誠悟ががさつな自分を本当に愛してくれているのだろうかという不安を振り払うための抱擁である。
誠悟も愛しているのは本当だと言い放ち、港の廃屋に侵入して……
(Hシーン3)
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452 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/10(土) 19:30:25.83 ID:O9q+EgxP0
帰り際に進路の話をば。
誠悟はあと一年で受験勉強に入るが、卒業間際の清美は進学する意思は無い。
勿体無いと反論する誠悟に対し、清美は自分の意思だから気にするなと返す。
清美は彼女を慕う複数の女子たちに険悪なムードで囲まれていた。
誠悟との交際の事実について問い詰められていたのだ。
その場を誤魔化そうと、誠悟は彼氏ではなく、ただの弟分だと方便を立てるが、それを見ていた誠悟に気付き……
後に2人きりになる誠悟たち。
あんな嘘をついたことを清美は詫びるが、あの子たちを悲しませたくないし、恋愛に晩熟な彼女の性格上仕方がない。
しかし、清美はお詫びに今日一日好きにしても良いと言い放ち……
(Hシーン4)
静奈と清美が内海の祖父とお茶の相手をしていると、最近の耳にしたという誠悟の色恋沙汰について話題を振られる。
内海はその相手が清美だと知るや否や、使用人としての立場や身分を弁えて行動しろと警告。
それに異を唱える静奈と口論になりかけ、自分のために争うなと仲裁する清美。
親方の言葉を受けて、たしかに恋愛で自惚れていたことに落ち度を感じていた彼女は、自分なりのケジメをつけると約束する。
だが大好きな誠悟と大切な静奈。
どちらとも選ぶことができずに激しく葛藤し……
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458 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/10(土) 19:35:45.88 ID:O9q+EgxP0
<第31話 神那島スキャンダル>
登校した誠悟は、教室中から来る妙な視線に違和感を感じていた。
彩たちは清美とのリア充モードが噂になっているだけと言っているが、何故か彼女たちもそれ以外の何かを隠しているようで、聞いても有耶無耶にされる。
生徒会室にいる誠吾と清美、清美の3人。
静奈がこっそりと徹夜してまで読むマンガを薦められ、清美は暇な今を活用して誠悟から借りたというその本を読み漁ることに。
(余談ですが、察するに作品の内容は、大きな筋肉繊維の人間と人々たちとの戦いを描いた某軍事モノのようです)
清美は読書中に周りからの感覚神経をシャットダウンすることを知った誠悟は静奈と悪ノリ。
こっそり胸を揉もうとするが、直前で読み終えて気付かれてしまう。
何故か恋人である自分よりも静奈とのシンクロ率が高いと清美がツッコミを入れたり、楽しいトリオ漫才がなされていた。
そして用を終えて生徒会室を出ると、今朝と同じく周囲からのヒソヒソ話。
生徒たちの陰口は、朝の時よりもはっきりと聞き取れ、清美についての陰口をしているのが耳に入った。
様子を見ていた久志たちが、もう唯事ではなくなったと誠悟を呼び寄せ……
久志たちから事情を聞いた誠悟は、急いで生徒会室へUターン。
学院中に、清美が不純異性交遊をする最低な人間で、誠悟もその鴨に過ぎなかったというデマが流されていたのだ。
別の生徒経由で熟知していた清美は、当事者でありながら人の噂も、と静観するつもりでいた。
だがこの汚名が内海に響くのではと誠悟は心配するが、もし本当に内海を破門されるようなことがあったら、自分を拾ってくれるかと投げ返す清美。
誠悟は、自分が惚れたのは「内海の使用人」ではなく「清美」という女性だから当然だと約束する。
答えを聞いて安心した素振りを見せた清美だったが、内心ではまだ苦悩していた。
内海を敵に回すということは、その影響を持つ神那島をも再び敵にしてしまうということ、自分の好きな異性1人には荷が重い。
一方で清美の建前を聞いても、噂の変質が腑に落ちない誠悟。
当初は生徒会役員と一介の男子生徒との恋バナだったのが、一種の「悪意」にすり替わっていた。
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464 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/10(土) 19:39:07.85 ID:O9q+EgxP0
不審に思った誠悟はメンバーを収集、当事者でうかつに動けない自分の代わりに聞き込みを依頼する。
そして聞き込みが終えると、何故か脱力した一同。大方誠悟も予想していたが、噂を流した人物が即座に判明。
それはあの文化祭実行委員の平山だった。
一応犯人が絞り込めたが、今度は聖良が誠悟と清美との関係の真意を聞いていた。
そこで他ルートと同様、女子会を企画(場所も他ルートと同様佳代子宅)。
そんなちょっかいを出されてはいるが、協力に感謝する誠悟。
だが、まだ清美に対する心配は拭えなかった。先ほど冗談交じりに内海からの追放の可能性を清美が語っていたが、もしかしたら自分が知らない間に清美と内海で何かが起こっているのか。
誠悟は静奈の元を訪れて、彼女たちの将来について訊く。
内海の方針で静奈は見合い結婚の可能性、一方で清美はその相手先の都合によって静奈の従者でい続けられるか、もしくは島に残るか。
できれば彼女には進学して貰い、自分なりの道を見つけて欲しいと願う静奈。
誠悟は、清美が静奈のお目付け役として深い絆を持っている一方で、それに依存してしまっているのでは推測。
清美が自分の将来について無関心なのは、主人となる静奈自身が進路を決めて前へ引っ張らないからだと指摘し、それに納得して静奈も考えを改めてくれた。
そして今度は静奈からの指摘。現在、清美は大きな選択を迫られているという。
だが、家柄としてあまりに近しい自分には何もできず、彼女を救えるのは誠悟しかいないと懇願された。
久々に男3人で下校する誠悟たち。
そこに平山が現れ、自分が立てた噂による清美の嫌味から始め、誠悟を詐欺師一家の子だなどと罵詈雑言を浴びせ挑発してきた。
友のために怒りを我慢できない春樹たちを抑え、逆に誠悟は平山を挑発。
地主の子息だとよく嘯くが、実際には同様に権力者の子であっても個人の人間性から人望が集まる静奈や清美たちとは間逆の、虎の威を借る狐ではないのか。
しかも誘導尋問で、南部で不合格になったから神那学院に通学していた落ちこぼれであることが発覚。
自尊心を傷つけられた平山は、遂に誠悟に掴みかかった。
それに答えるように、誠悟も久志たちに傍観を頼み、平山とのタイマンに突入し……
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つ【 「夏に奏でる僕らの詩」と「初恋サクラメント」と「未来ノスタルジア」と「夏ノ雨」と「CAFE SOURIRE」と「your diary」と「翠の海 -midori no umi-」を重ねてお願い申し上げます 】
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470 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/10(土) 19:42:57.79 ID:O9q+EgxP0
一戦を終えて保健室で手当てをしてもらう誠悟。
性懲りもなく無茶をすると呆れる美琴に、自分のために無理をしたと心配する清美。
別部屋に待たせている平山の介抱のために榊たちが部屋を後にし、残った3人。
もう自分のためにあんなことをしないでくれと心配する清美に、誠悟もそっちも独りで全てを抱えようとしないでと約束を求める。
そんなバカップルの脇でニコニコ微笑む静奈。
だが、静奈と清美との対話が気がつけば意地の張り合う軽い口論となってしまう。
内海家としてはまだ未熟な静奈の身を案じて進学を犠牲にする清美と、清美に自身の将来を見定めて欲しいと願って彼女に頼らずに内海の人間として生きようと努力する静奈。
そこで誠悟は会話に割って入り、2人に確認する。全ては両者が相手を思って選択した行動のはず。
だがその自己犠牲が、相手を苦しめている結果に直結しているのではないのか?
誠悟に説得されて自覚した2人だが一筋縄ではいかないらしく、静奈から家の借金の見返りのために縁談がほぼ確定していることを告げられる(静奈ルート参照)。
それを聞いて口論はさらに加速し、清美は先日、内海に誠悟との交際に釘を刺されたことを口走る。
初めてそのことを知る誠悟。内海の考えでは、主人である静奈より先に使用人である清美が落ち着くことに反対しているらしい。
だが静奈も共感するように、それは古い体制に過ぎないのではないのだろうか。
むしろ現在悪質なものに変異した”噂”を何とかするには、堂々ときちんとした恋愛であることを認めて貰うべき。
それに、もしかして祖父が最近隠居に向かっているのも、実は借金返済のアテがあるからではと推測も立てる。
つまり無意味な縁談を考えていた静奈は清美だけではなく、祖父にも迷惑をかけていたのか。
すると誠悟は、他所へ嫁ごうとせずに内海に残って恩を返せばと静奈に、そのサポートとして清美にいるべきと説得する。
むしろ現在父の補助という重役である静奈が内海を離れては本末転倒だ。
説得された静奈は清美とともに進学する道を、説得した誠悟は2人の間にいてその絆の支えになろうと決意する。
葛藤が消えてひと段落した清美は誠悟に密着、お前の彼女で良かったと礼を言う。
しかし本格的に大変なのはここから、内海家へ事の全てを交渉しなければならない。
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476 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/10(土) 19:45:46.24 ID:O9q+EgxP0
その矢先、逆に内海に呼び出された誠悟たち。
なんと平山の祖父が内海家に来て、自分の孫と誠悟が粗相を起こした事実を確かめに来たのだ。
有力者たちの集まる部屋で、プレッシャーに負けずに誠悟は自分が平山とサシで喧嘩したことを正直に話し、どんな責任も個人で背負うと言い放つ。
それを聞いて爆笑する長老会、しかも平山の祖父まで笑っている。
実は、平山と内海は犬猿の仲ではあるが、それと誠悟とは別。むしろ彼も廃校問題の時に危うく土地を騙し取られたことがあり、誠悟は彼にとっての恩人だったのだ。
また、例の噂を流した孫には自宅謹慎をしているから許してくれと侘びを入れる。
そして話題は清美との交際についてに切り替わる。
実際に話を聞くと、内海は全否定ではなく学生や家という立場を弁えろ言っただけとグレーゾーン。
だが気さくな老人たちによると、本音は誠悟自身を静奈と結ばせようとしていたらしい。
粕谷たちにからかわれて逆上する祖父。
そこに誠悟はさらに圧して、清美との交際を認めて貰ううえで、内海の元で働きながら3人で受験することを話す。
ならば、誠意を見せずに進学ができなかったら誠悟を内海や毛内の敷居を跨がせないが、代わりにその受験成功まで静奈の縁談を保留すると祖父は約束してくれた。
事件解決後、誠悟と清美は内海の旅館を借りて勉強会。
受験の話で誠悟に貶されたと感じた清美は、お仕置きが必要だと言い出して……
(Hシーン5)
<清美エピローグ>
後日。励み過ぎてど疲れモードの清美の横で、だったら私が代理として誠吾君の「お相手」を、なんて言い出す静奈。
爆弾発言に清美は動揺するが、静奈は本当に大切な人を横取りなんかはしないと誤魔化す。
そんな3人はともに内海の未来、ひいてはクルセイダーズの皆と一丸となり島の未来のために歩み続ける。
でも自己犠牲とは違う、お互いを助け合う心と清美のおっぱいがあれば……
(清美ルート完)
と、モノローグに異物混入して清美に突っ込まれる誠悟であった……
(清美ルート本当に完)
sienn?
478 :
忍法帖導入議論中@自治スレ:2011/12/10(土) 19:46:28.74 ID:O9q+EgxP0
次回こそは、ゆっきールートとフィナーレを投稿しようと思います。
本日はここまで。
>>478 乙&四時間後、このスレで待っているぞ。
鍵っ子少女 陽射しの中のおるすばん
をお願いします
生真面目クールな女神騎士様に子作り修行〜師匠、ダメだ!はしたないのに子宮が精子で幸せになってしまう!〜
をお願いいたします。
話の流れだけざっくりと書きます。キャラクターや導入部は公式参照
・伊織ルート
幼い頃入院していた病院で一緒だった陽一が自分を思い出さない苛立ちで、強く当たってしまう伊織。
交通事故にあい入院した陽一が過去を思い出し、恋人となる。
しかし陽一への想いと共に強くなる伊織の能力は暴走し、詩やハルを傷付けてしまう。
杏奈は伊織を殺してでも暴走を止めようとするが、陽一の説得で能力を抑えるのに協力し力を使い果たし未来へ帰ってしまう。
陽一は能力を完全に封印され暴走の心配も無くなった伊織と新しい未来を生きる。
・詩ルート
陽一の周りに美少女が増えて焦った詩が告白したのをきっかけに付き合いだす。
未来を変える目的の杏奈と、それに釣られた陽一が超能力の事を詩にバラす。
詩は一時的に混乱するが二年前誘拐された詩を陽一が超能力で助けた事を知らされあっさり受け入れる。
しかし詩のみんなと一緒に居たいという想いが暴走し、陽一の能力を乗っ取る様な形で二人が付き合っていた記憶が消される。
暗示が効かない杏奈と伊織の協力で、詩が陽一への想いを再確認して再び恋人に戻る。
・野乃ルート
近くで交通事故を目撃し、幼い頃両親を亡くした交通事故の事を思い出した野乃はスランプに陥る。
ハルの話を聞や陽一がずっと出せずにいた手紙で立ち直りスランプを脱する野乃。
順調に付き合いだす二人だが野乃には深く結び付いた相手の能力を低下させる力があった。
それは野乃が母親から受け継いだ力であり、陽一より強力な念力や瞬間移動が使えた父が交通事故で死んでしまった原因であった。
野乃と居られるなら超能力が無くなっても構わないと思う陽一であったが、伊織の予知能力により野乃が近い将来歩けなくなると言われる。
何とかそれを避けるため、深い結び付きを弱めようと野乃から距離を置く陽一。
理由を知らない野乃は問い詰めるが超能力という突飛な説明を信じらず、傷ついてしまう。
しかし瞬間移動で交通事故から野乃を救い出し、仲直りする。
・日奈乃ルート
HATORIのCMに出て注目される日奈乃を、改めて異性として意識するようになり付き合いだす。
しかし有名人になった日奈乃が、義理とは言え兄と付き合っている事に悪い噂が立つ。
いつものメンバーの協力で盗撮などをしていた犯人が逮捕され、日奈乃を狙う事は危ないと知らしめる事で堂々と恋人として振舞う。
・杏奈ルート
陽一の学園生活が気になった杏奈が学園に編入してきて、陽一はその世話をするうち恋人となる。
そして杏奈がやってきた未来の出来事を記憶を託すという形で知らされる。
伊織ルートで力の暴走が抑えられず伊織を亡くし自身もかなりの深手を負った状態の陽一は、最期に伊織以上の力のせいで孤独だった杏奈を引き取り家族の温もりを教え息を引き取っていた。
杏奈の決意を知った陽一はずっと一緒にいる事を誓い、いつものメンバーも祝福し二人は結婚式を挙げる。
しかし杏奈がこの時代に留まっている事は出来ず、いつか再会すると約束を残して消えてしまう。
数年後タイムスリップしてきた杏奈から記憶を託されていたこの時代の杏奈と初めて出会い、そして再会する。
つ【 「夏に奏でる僕らの詩」と「初恋サクラメント」と「未来ノスタルジア」(もっとマシなの)と「夏ノ雨」と「CAFE SOURIRE」と「your diary」と「翠の海 -midori no umi-」を重ねてお願い申し上げます 】
489 :
名無しさん@初回限定:2011/12/13(火) 05:12:10.18 ID:Ts17ho5gO
>>450 書かれた直後にもっとマシなの書けやってのは言い過ぎだと思う
アンカミスった
もっと姉、ちゃんとしようよとFDをお願いします
493 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:13:23.07 ID:p9NX4tdq0
優喜ルート
<第29話 気遣い上手なあの子>
今夜は佳代子の家でDIYクラブの3年生送別式……のはずが、冒頭からいきなりの地獄絵図。
春樹がパーティーを盛り上げようと、ちょっとした悪戯心でジュースに酒を混入したのが事の始まり。
そして絡み酒の聖良を筆頭に、次々と生まれるバイオハザード。
笑い上戸の佳代子と彩はワンニャアと頭の螺子が飛び、泣き上戸の美琴は兄に縋り付く。
藍子がおしっこしたいと甘えれば、静奈と清美に至っては脱ぎ上戸で今にでもはだけようとする始末。
幸い被害を受けずに正気を保っていた誠悟とゆっきーが、事態の収拾に奔走することに。
だが暴走は留まることを知らず、突然彩が誠悟が増殖したとか幻覚を見始め、聖良がお持ち帰りと言いながらキスを迫ろうとする。
ゆっきーは咄嗟に、聖良個人の所有物ではないと制止して引き離す。
納得いかない飲兵衛から証拠を見せろとブーイングを受けたので、ゆっきーはその場の打開策のため誠悟に断りを入れて彼の頬にキス。
突然のことに我を忘れる誠悟。だが動揺していたのは彼だけでなく、本当にキスしたことに驚いた女子たちは急に酔いが覚めて放心状態。
へべけれご一行は何だか気まずくなったので、就寝を選んで解散。
女子たちの誘導を終えて戻って来たゆっきーに、先ほど聖良から救ってもらった例を言う。
私なんかが勝手にキスして嫌だったでしょと消極的なゆっきーに、誠悟はそんなことないと否定する。
宴会の後片付けを自分たちだけで終え、縁側で涼む2人。
卒業を控えている静奈と来年の自分たちを重ねて、進路をどうするかという他愛もない話。
誠悟の候補はこの島から行ける国立大学だが、成績が中の下のゆっきーは専門か就職程度を目処にしている。
彼女によると、佳代子たちも誠悟との進学を考えているようで、たしかに卒業後も皆と一緒なら楽しいなと、淡い願望を抱く。
そんな話をしていると、誠悟が無意識に口上手であることを指摘し、その発言を聞いた女の子が誤解して好きになったりしたらどうするのと問うゆっきー。
外が冷えてきたので、返答なくその場を終えたが、誠悟はその答えを見つけられずに真剣に考えていた。
ゆっきーの言う通り、自身の何気ない一言で女子に勝手な勘違いをさせては相手に悪い。
というよりも、もしかしたら既に……
494 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:16:17.54 ID:p9NX4tdq0
後日のDIY。
暴走したらしき聖良を止めていたため活動に遅刻したゆっきーが、まっちゃんから謝礼として受け取ったジュースをお裾分け。
しかし皆が飲み終えた後に、誠悟1人分だけがはぶられていることに気付き、自分の飲みかけを差し出してくれた。
誠悟は胸の鼓動の高鳴りを抑えながらも平然を装って飲んでいたが、春樹の「”関節”キスじゃね?」という言葉で二重の意味で噴き出してしまう。
皆に冷やかされるが、当のゆっきーも小悪魔になって、その輪に入り誠悟をいじってきた。
軽く謝られた後、再び活動開始。だがゆっきーとペアを組んだ誠悟は、間近にある彼女の生足を凝視してしまい、無言。
それを先ほどの悪戯でまだ不機嫌だと誤解したゆっきーが、キスするから機嫌を直してと顔を近づけてきた。
ギリギリのところで聖良が乱入、万札がそんなトリップした顔をするのは私にこんな風に胸を揉まれてるときだけだ!!と突然のセクハラ。
誠悟、やって来た春樹、久志は恥じるゆっきーのエロい声に興奮して身動きができず……
とんだ災難に遭遇した帰り道。
誠悟は夕食の買い出しに、ゆっきーは髪留めを買いたいと一緒に買い物。
本質では人見知りが激しい誠悟だが、ゆっきーとは何故か気兼ねなく接して話をすることができる。
買い物に付き合っただけだが、軽いデート気分。彼女と会う明日が、待ち遠しく思えてきた。
翌朝、買い換えたゆっきーの髪留めを聖良が指摘し、それを誠悟とデートして買ったと冷やかされる。そして公衆の面前で毎度の如く聖良のセクハラ。
気まずい雰囲気の中フォローしていたはずが、昨日ゆっきーの足を嘗め回すように見ていたことを勝手に自白した誠悟であった。
機嫌を直してもらおうと、ゆっきーが忘れていたという宿題を教える誠悟。
だが、ゆっきーは別に朝のことを気にしておらず、ただ誠悟をからかっただけだった。
イチャイチャぶりにバツイチの久志は逃亡、HR中に春樹が抱えて連れ戻したのを、変に曲解して掛け算するクラスの腐った女の子たち。
495 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:19:06.15 ID:p9NX4tdq0
ゆっきーに誘われて中庭の自販機へ。
ジュースを飲む彼女の顔を魅入っていた誠悟。
それを不思議に思った本人に聞かれ、顔が可愛いから見てたと即答したら、タイムラグで噴き出してきた。
赤面する彼女への恋愛感情を、誠悟は初めて自覚する。
しかしながら、ゆっきーは「他に好きな人がいる」と言って、以前久志をフッてるはず。
つまり恋愛成就は叶わぬ夢であることは必然で、ましてや心に傷を負った親友を出し抜くことなど愚の骨頂、告白する気になれない。
その後、再びDIYでゆっきーとペアになった誠悟は、彼女を意識し始めて必死に視線を逸らしてしまう。
その場に耐え切れなくなり倉庫へ逃亡するが、無論ゆっきーも追いかけてきた。
様子がおかしい誠悟を心配するゆっきーに、誠悟は腹を括って彼女の好きな人が誰なのか聞き出す。
突然の問いかけに戸惑うゆっきーに、誠悟は遂に告白し、それでも彼女が別の人に思いを馳せているのを知ってるから身を引くと告げる。
ところが急に泣き出したゆっきー。
実はその好きな男性が、目の前にいる誠悟本人だったのだ。
両想いと知って喜ぶ2人。
告白の緊張の余り、あの廃校問題で勇猛果敢に戦ったはずの英雄の手も震えていた。
それだけ誠悟が必死に本心を吐露したのを理解したゆっきーは、じゃあ今度は私が頑張る番と、彼に口づけし……
496 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:22:00.86 ID:p9NX4tdq0
<第30話 初デートの甘い罠>
翌日、久志に呼び出されゆっきーとの仲を聞かれる。
フラれた本人だから、ゆっきーの視線とその先にある誠悟の変化を敏感に感じ取っていたのだ。
隠す意味がないと、誠悟は久志に交際していることを報告。
親友である彼に申し訳ないと後ろめたく謝るが、逆に久志は自分が原因で誠悟たちが幸せになれない方が気がかりだと返してきた。
一面の笑みを浮かべた久志からの祝福の一言……「リア充爆死しろ!!!」(どっちだ?)
後にゆっきーにも呼び出された誠悟。彼女も逆に久志の今朝の違和感を不審に思っていた。
ゆっきーと交際している事実を知って傷心していることを話し、今度春樹と一緒に遊びに誘って慰めとくと約束する。
少々気まずいゆっきー、そういえばあの時既に誠悟が好きだったから、久志の告白を(言われる前に)拒否していた。
いつから自分のことを好きだったのか聞いてみたら、気にしたのは体育祭の時から。
その後、クルセイダーズを纏めて勇敢に立ち向かう誠悟の姿を見て、それが好意だと後々に気付いたらしい。
好きな相手を前に誠悟は気持ちが溢れ、予鈴までゆっきーをハグ。
皆で机を寄せての昼食時、ゆっきーが手作り弁当を誠悟にプレゼント。
聖良の詮索でゆっきーがキスしたことを口走るから、とうとう久志だけでなく皆(というか聞いていたクラス全員)に関係が知れ渡る。
改めて誠悟は交際宣言をし、熱々の2人に耐え切れず逃亡しようとする久志。
だが彩たちが引き止めると思いきや、方向転換したかと思ったら誠悟の弁当をやけ食い。
彩たちも自分の分を取られまいと、いつのまにか弁当争奪戦になっていた。
497 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:24:54.85 ID:p9NX4tdq0
また2人だけでの部活準備中。
ゆっきーとキスをしようと思ったら、見回りをしていた野次馬風紀委員コンビが監視中。
学内で如何わしいことするなと顔を赤らめる初心なまっちゃんと、彼女や誠悟たちの反応を楽しむ聖良。
だが、聖良は付き合うのは本気なのかと問いかけ、誠悟たちも肯定する。
不埒なことは認めるわけにはいかないが、愛しているならもしもの時に彼女を支えてあげて、とゆっきーを託して去るまっちゃんたち。
帰り道、誠悟はデートに誘うタイミングが見つからず四苦八苦していた。
しかし互いに何か言いたそうなのを察し、ゆっきーに促されて文化祭の時の約束という口実でデートを企画する。
それに驚くゆっきー、実は彼女が言いたいことも同じだった。好きな人と心が共鳴しているのを快く感じる。
土曜のデート。
近頃できた人気コーヒーショップから辛うじて品をテイクアウトし、浜辺で駄弁る2人。
有頂点になったゆっきーが彩もしているからと抱きついてきた。
でも、明らかに彼女とは違う弾力ががが……
そして恋人との会話は時間が経つのを忘れ、気がつけば水平線に夕陽が浮かんでいた。
街角で余韻に浸りながらゆっきーとお別れ。
しかしその名残惜しさが抑えきれない誠悟は、自宅前で先ほどの別れた場所に走って戻る。
そこには同じく戻ってきたゆっきー……やっぱり心が通じ合っている。
そのまま夜の学院に侵入し、家に嘘の連絡をして誰もいない保健室で……
(Hシーン1)
498 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:27:30.73 ID:p9NX4tdq0
励み過ぎたバカップルは爆睡し、翌朝休日出勤した榊に起こされる。
遅れて美琴がやってくるが、先生の時間稼ぎで何とか見つからずに済んだ。
だが、一教職員である榊に事実を知られているのは変わりないから、覚悟を決めなければならない。
ゆっきーを即座に家に送迎するのも気まずかったので、伊東家で風呂と朝食をもてなす。
そして彼女の要望で誠悟の部屋へ。
彼氏の布団にダイブしたり興奮するゆっきーだが、やっぱりオリジナルの誠悟がいいと……
(Hシーン2)
その後のいろいろやりまくってまた一日が終わり、下着が汚れたゆっきーはノーブラ、ノーパンで帰宅することに。
ゆっきーは誠悟が自分を好きなのは理解しているが、もしも佳代子たちに誘われても自分を選び続けてくれるのかと質問。
下心のある男たるや、一概に否定できず申し訳ない誠悟。
そんな彼を見たゆっきーは、マグロのままじゃだめだと独り言を呟いて……
彼女を送って帰宅すると、入れ替わりで学院から帰ってた美琴。
昨日はどこぞ(注:学院です)で勝手に外泊したことに怒り心頭、罰として晩飯抜きを通告される。
しかし同情したツンデレの妹は、おにぎりだけでも作ってあげて、自分は風呂へ。
と思ったら、血相を変えて戻ってきた。
洗濯機に知らない女の下着が入っていたのだ。
クラスメイトのです、なんて言える訳も無く、結局誠悟はご立腹の美琴に晩飯を没収されて……
499 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:32:11.02 ID:p9NX4tdq0
<第31話 負けられないからね>
緊迫した雰囲気の校長室。
今回の失態は自分に非があると互いに責任を持とうする校長、教頭に榊。
その傍らで自分の生徒が取り返しのつかないことをしたと嘆く担任。
とくに校長たちは、廃校問題の時に自分たちの目を覚ませてくれた恩があると、その処置に躊躇していた。
呼び出されて入室した誠悟とゆっきー。
真偽を問われ、ゆっきーは腹を括って誠悟とのセックスを供述。
坂本の弁護を横から聞きつつも、校長は今回の件を「反省」しているのかと確認、このまま彼らが流れに乗れば口裏合わせで罪は軽くなるはずだった。
だが誠悟は、たしかに不法侵入へ保健室を場所に選んだことは悪いことだが、セックスはゆっきーを愛している証明だから、後悔していないと主張する。
これは梃子でも動かないと判断した校長たちは、現状注意に留め、反省文と学院内での2人きり禁止令を下す。
そして、こうやって若者を導くのが自分たち大人だが、結果的にモラルを守れるのは若者自身の行動次第だと年配者として忠告を与えてその場を締めた。
夜分の聖良とゆっきーの通話。
校長たちの慈悲とはいえ停学しなかったのは奇跡だが、よくもそんな度胸があったなと大爆笑。
だが好きな人と「したい」という欲求は致し方ないが、先生らも警告したように学生のリスクを考えとけと忠告。
そしてマグロのままだと誠悟を他人に取られるぞ、と警告して通話を終える。
電話を切った後、ゆっきーは枕を抱いて誠悟のことを考えて大興奮。
そういえばと、思い出したように美琴から貰った紙袋を開封してみるが……
少し前の時系列。
前回のラストで下着を没収された誠悟は、美琴の入浴中に部屋に忍び込み、ブツを探す。
しかし戻ってきた佳代子たちと鉢合わせし、屋外へ放り出されてしまった。
ゆっきーに渡した紙袋の中身は、きちんと洗った彼女の下着と、「変態な兄をどうかよろしく」というツンデレ妹の挨拶文だった。
500 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:35:56.07 ID:p9NX4tdq0
2人きりは禁じられたが、校門で誠悟を待っていたゆっきー。
だが他のヒロインたちと集団登校しているのを見た途端、怖くなって逃亡。
やっぱり自分はマグロか、と独り悲観していると、追ってきた誠悟が話しかけてきた。
言葉の真意に気付いていない誠悟に、同じ食材(マグロ)だけじゃなく他のも食べたいなぁ、なんて思っていたと嘘をつく。
だが「たしかに同じものばっかりだと飽きるよな」という誠悟の返答で、ゆっきーに変なスイッチが入り……
放課後、ゆっきーは用事があるから帰りが遅いと誠悟に通達。
終わるまで待ってるよと、誠悟は彩たちと4人でクリハンなる携帯狩りゲームで時間を潰す。
一方でゆっきーはまっちゃんと接触。誠悟とのエッチで精進するため、風紀委員で没収した雑誌を読ませて欲しいと懇願する。
勢いで丸められたまっちゃんと、DIYの倉庫でこっそり資料を閲覧。
一通り読んだゆっきーは、今度はその練習をさせてくれとまっちゃんに迫って……
ゲーム機の電池切れを起こした誠悟は、(何故か)倉庫にあるアダプタを取りに離脱。
当然ながら、そこには「お取り込み中」のゆっきーとまっちゃんがいて3者硬直。
必死に弁解する女子2人だが、目の前の光景に我を忘れた誠悟は馬耳東風。
ゆっきーが”そっち系”でも受け入れると、一方的に頷いて倉庫を去る。
そして聖良に緊急連絡網。ねぇ、ちょっと聞くけど、俺の彼女って両刀なの?
わけ分からん連絡を聞いた聖良は、電話を切った直後誠悟の前に現れて一発かます。
道中に予め本人たちに会って事情を聞いてきたのだ。
説明を受けてようやく事の真相(とゆっきーのマグロ発言の真意)を理解した誠悟。
たしかに好きな人のあんな姿を見たら誤解してしまうが、好きな人のことぐらい信じろと聖良に説教されて反省。
501 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:40:18.50 ID:p9NX4tdq0
皆の都合で、再び部活動は禁止令が出された2人のみ。
誤解が解けたが、あの時どんなことを「勉強」していたのか知りたい。
誠悟はDIYの裏工作で作った秘密通路で、風紀の目の届かない開かずの教室に入り……
(Hシーン3)
昼食時、律儀な佳代子が清美から仕事の連絡が来たと携帯を取り出す。
って携帯!!??と機械音痴の私物に驚く一同。
久志と美琴、誠悟は所有しており、羨ましがる彩、春樹、そしてゆっきー。
家にゆっきーが遊びに来た。2人でいたのに、榊の付き合いがあると美琴、内海の仕事帰りで家に泊めてくれと佳代子からメールが入り、やっぱりメールができると楽しそうと羨むゆっきー。
じゃあ良い機種を探してみようと誠悟のパソコンでネットサーフィン。
右も左も分からないゆっきーに誠悟が一から説明するが、これは聖良が持ってるとか、これは清美が持っているとか女子を引き合いに出したため彼女が嫉妬。
でも一番好きなのはゆっきーだと誠悟は言い聞かせ……
(Hシーン4)
決心したゆっきーは母と交渉、休日に誠悟の付き添いで携帯を購入。
試運転に「好きだよ」メールを交互に送信、家に帰っても恋人とメールのやり取り。
その後、泊まりに来た佳代子に心配されるほど寝不足で衰弱した誠悟であった。
ある日、暇ができた佳代子が美琴を映画鑑賞に誘うと、周囲からも興味津々で参加者が募ったため、会場を最新大型テレビのある誠悟宅に設定。
ホラー映画でキャーキャー騒ぐヒロインたち、むさ苦しい春樹しか抱きついて来ないという誤算に嘆く久志。
映画を見終わった後、久志は怖がる春樹を送りに、他の女子たちは内海旅館でパジャマパーティーをしに移動。
家に残った2人だが、先ほどの映画で怖くなったゆっきーは、お手洗いが我慢できないから側まで付いて来てとお願い(何プレイ?)。
用を済ますのをトイレの外で待った誠悟は、今度は自分が「我慢できない」と一緒に風呂に入り……
(Hシーン5)
502 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:44:30.18 ID:p9NX4tdq0
誠悟は登校時に、知らない少女にラブレターを渡される。
拒否するタイミングが掴めず受け取ってしまい、それを見ていたゆっきー。
彼女に謝ろうとするも、別に気にしてない!!とゆっきーは感情的に怒鳴って去っていく。
とにかくラブレターを渡した少女に断らないと前に進めないと意を決する。
しかし、その子が天然なのか、手紙を見ても名無しの権子。
制服が一年のものであったのを頼りに美琴、藍子に聞き出すと、彼女らは仁科というクラスメイトだと推測。
晩熟な性格で前々から誠悟へのアタックを考えていたようだ。
一方でゆっきーは聖良、まっちゃんと相談。
誠悟を信じているが、彼が手紙を受け取ったのを見て、自分が信じていること自体が正しいのか分からない。
すると聖良は「お互いのことを好きなのはいいが、気を遣いすぎて本音を伝えようとしない。大切な相手なら胸の内を堂々とさらせ」と背中を押す。
決心して去るゆっきーを見送る聖良に、まっちゃんが一言。
さっきの台詞はゆっきーではなく、聖良自身が自分に言い聞かせたいことだった。
誠悟もゆきちも、私の大切な親友だとまっちゃんに答える聖良。
刹那、誠悟抜きで悪巧みを企てている男2人を発見。
ストレス発散に丁度いいと有頂天の聖良と、その視線を浴びて膝が笑う久志たちで……
503 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:46:13.61 ID:p9NX4tdq0
どうにか仁科の告白を断り、傷心した彼女の身柄を美琴たちに預けた誠悟。
するとゆっきーが登場し、謝ってきた。
自分は久志の告白を受ける”前”に断ったが、もしも受け取った”後”なら流れに逆らえず承諾していたかもしれない。
対して誠悟は女子からラブレターを受け取っても、それに左右されずにきちんと振ってくれた。
でも本当は渡される時点で断るべきだったと誠悟は詫び、自分は鈍感だからこんなことがあったらその都度いくらでも嫉妬して、自分に気付かせてくれと頼む。
互いの本音を知り安心した2人は「これからもよろしく」と誓いの言葉を立てて……
<優喜エピローグ>
奇妙な縁で、あの一件で仁科は美琴たちと親友になっていた。
現在も伊東家にお泊りして誠悟のことを虎視眈々と狙っているらしい。
仁科に彼氏を取られないよう奮起するゆっきーを見た誠悟は、「大好きだよ」と一言。
笑顔でゆっきーも「大好き」と返してきた……
(優喜ルート完)
※ちなみに他のルートはエピローグ後にEDですが、何故かゆっきールートだけED後にエピローグがあります。
504 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:48:46.96 ID:p9NX4tdq0
finale
<卒業式>
今日は静奈たち3年生の卒業式。
誠悟は式の送辞役に抜擢され、登校中から必死に本番で使う文面を暗記していた。
あの廃校問題の時とはうって変わり、プレッシャーに圧されて必死な誠悟のギャップを不思議がる一同。
美琴も、「あの時は最初は目立って女子にチヤホヤされたかっただけ」なんて兄の下心を語るが、実際に今回の送辞を引き受けたのも、3年生の美人な先輩たちに囲まれてウハウハしていたから。
貶されたことに助け舟を求めても、全員一致で「自業自得」。
とは言うものの、卒業生たちのためにも誠悟の練習を邪魔するわけにもいかず、校門前でそれぞれの持ち場に別れる一同。
準備に勤しむ人だかりが五月蝿かったので、誠悟は集中しやすい静かな場所を探す。
校舎を回りながら哀愁を漂わせる誠悟。
古びても、趣のある木造の校舎。
あの廃校問題で負けていたら、今日の静奈たちの、そして来年の自分たちの卒業式も無かったかもしれない。
皆と笑い、泣き、楽しみ、苦しみ、挫折しかけ、支えあった日々。
1年少ししか過ごしていないのに何年も過ごしたかのように長く、全てがまるで昨日のことのように感じる。
そんな物思いにふけっていると、清美が登場。
もう明日からお前らに騒がれずに済むと冗談を飛ばすが、誠悟の送辞に期待の言葉をかけて去っていく。
送辞を一通り覚えた誠悟は、中庭で練習しようとしたが、突然それを制止する声が。
その場所は生徒会室の裏で、部屋の窓から静奈が覗いていた。
本番まで聞かせないでくれと静奈に頼まれ、練習を中断。
そして、その窓が誠悟と静奈が初めて出会った場所であることに気付き、2人で思い出を振り返る。
その後、来賓に会うため静奈も離脱し、再び練習を再開。
505 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:51:32.25 ID:p9NX4tdq0
そして卒業式。
誠悟はなんとか送辞を読み終え、次は静奈の答辞。
どんな言葉を会場に奉げるのかと思ったら、一度思いつめた静奈は、最初はこの学院、ひいては神那島そのものが嫌いだったことを語る。
突然の言葉に群衆が騒ぐ中、答辞は続く。
令嬢として「鳥篭」にいた自分は、自身で物事を変えることはできないと、あらゆることを諦めていた。
かつて全寮制の学校で何もなく過ごした経験から、「学校」と言うものは干渉しようがしまいが、ただ過ぎ去る過程だと思っていた。
そしてあの廃校問題も、当初は何をしても自分に変える力など無いと、流されるだけの賛成派の一員だった。
だが、クルセイダーズの力でその”結末”を大きく変えてしまった時、諦めなければ何でも実現できることを実感。
そして、そんな皆との交流で今は毎日が楽しく、素晴らしいと思える日々に変わっていた。
自分が閉じこもっていた「鳥篭」と比喩していたこの世界の正体も、未来を育む「揺り篭」だったのだ。
しかし自分は巣立ち、次の世代の子たちの未来を育む揺り篭にしなれけばならない。
次々と自分の気持ちを語る静奈は、その言葉に涙を堪えつつ最後の言葉で場を締める。
「卒業生……代表、内海静奈」
<グランドフィナーレ>
静奈の呼びかけで校庭に集まる皆。
カメラに向かって
「「「「「「「「「「ありがとうございました」」」」」」」」」」(パシャ!!)
(恋色空模様〜after happiness and extra hearts〜完)
506 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/13(火) 21:55:03.28 ID:p9NX4tdq0
以上で「恋色空模様〜after happiness and extra hearts〜」の全シナリオは終了です。
個人的な評価をすると、本編のクルセイダーズのようなシリアスさはほとんど無く、ほのぼのした日常が多かった気がしますね。
支援
長らくの間お疲れさまでした!
いやー、本編に輪をかけて長いですね。さすが緑茶・・・
509 :
名無しさん@初回限定:2011/12/14(水) 02:56:51.37 ID:Kga2m4al0
略奪 緊縛の館 完結編をおねがいします。アニメを見たんですけどあれも原作のエンディングの一つなのでしょうか?その辺もできれば教えてください。
>>482 ある日主人公は生真面目クールな女神騎士とモブ女神騎士が戦ってるのを見かける
→あっさり勝ったヒロイン騎士に一目惚れした主人公は思い切って話しかけてみる
→師匠に愛を知らない内は真の強さは手に入らんと言われて愛を学ぶため下界に降りてきたらしい
→俺は愛の達人ですって吹かして女神騎士の愛の師匠に収まるナンパ成功率0の童貞主人公
→女神騎士を家に連れ込んで愛の修行の名の元セックス三昧
→いいかんじにセックスの快感教え込んで心もほだされてきたとこで女神師匠の試練
→主人公を守る愛の力で師匠をも破る女神騎士でハッピーエンド
あと、このブランドのは全部こんな感じだからもう他のは聞かなくていい
ヒロインの設定に合わせてストーリーのガワが変わるだけで流れは同じ
つ【 「夏に奏でる僕らの詩」と「初恋サクラメント」と「未来ノスタルジア」(より良質なもの)と「夏ノ雨」と「CAFE SOURIRE」と「your diary」と「翠の海 -midori no umi-」を重ねてお願い申し上げます 】
>>512氏へ
>つ【 「夏に奏でる僕らの詩」と「初恋サクラメント」と「未来ノスタルジア」(より良質なもの)と「夏ノ雨」と「CAFE SOURIRE」と「your diary」と「翠の海 -midori no umi-」を重ねてお願い申し上げます 】
それらへの要望は既に4回他の方が申請されています。書き手の方もこれらの作品への要望が強い事は分かったと思いますので、次からは少し間をおいてはいかがでしょうか。
>>416氏
>つ【 「初恋サクラメント」と「未来ノスタルジア」と「CAFE SOURIRE」と「your diary」と「翠の海 -midori no umi-」を重ねてお願い申し上げます 】
>>420氏
>つ【 「夏に奏でる僕らの詩」と<<〜〜同上〜〜>>を重ねてお願い申し上げます 】
>>466氏
>つ【 <<〜〜同上〜〜>>を重ねてお願い申し上げます 】
>>488氏
>つ【 <<〜〜中略〜〜「未来ノスタルジア」(もっとマシなの)〜〜中略〜〜>>を重ねてお願い申し上げます 】
後、(より良質なもの)とはどういう意味でしょうか。
もっと端的に纏めてほしいのか、もっと嵩を増やしてほしいのか、もっと人物像を掘り下げてほしいのか。
良質といっても方向性は様々ですので、
>>41氏のように焦点を絞った要望であれば、補足を書きたい方も書きやすいかと思います。
……とまあそれはともかく『恋祭綺想カメリアノート』を落としても良いかな?
後、好ましい文章量を教えてもらう意味で文章量の違う要約を複数個落としたいんだけど良いかな?
>>513氏
ありがとうございます。今回は合計8レスポンスのまとめを落とします。
――恋祭綺想カメリアノートの製品情報――
真名:恋祭☆綺想カメリアノート 〜夢に忍ばず、斬り咲け乙女!〜
仮名:れんさい きそう カメリアノート 〜ゆめに しのばず、 きりさけ おとめ〜
製作:TriTail
種別:アクションカードバトル&育成SLG
発売:2011年03月25日
公式:
http://ninetail.tk/site_info.htm ――概要――
恋祭綺想カメリアノートは序章含め6章立ての物語。序章から参章までがほぼ共通ルート、肆章から陸章までがヒロイン別ルートとなります。
今回は最適な文章量を測る意味で3種類の要約を落としたいと思います。
壹、百字要約
貳、箇条書き方式の一投要約(1レス≒940字程度)
參、共通ルート、ヒロイン別分岐をそれぞれ1レスずつ
まずは百字要約から。
【――壹、百字要約――】
虚構の物語で活躍する虚構の主人公。ある時、作り手より自身の活躍がただの虚構なのだと知る。だが、愛する彼女の存在が、虚構の主人公を現実の少年へと変える。作り手を討ち斃し、少年は彼女と共に現実を謳歌する。(百字)
次は貳の箇条書き方式の一投要約を落とします。
【――貳、一投要約――】
恋祭綺想カメリアノートは序章含め6章立ての物語。攻略可能ヒロインは涼花、ことり、成美、芭蕉の4人。参章から微妙な分岐が始まって、肆章で明確に物語が変わるものの、分岐自体は弐章末に行われるので注意。
基本的に命刻祭を勝ち進んでいく内に、命刻祭が学生達の欲望を吸収する為の仕組みであり、上位入賞者は虚構の妖である児雷也に喰われてしまう事が判明する。児雷也の正体は、翔一の養父であり学園長である緒方浩之。
児雷也は江戸期の『自来也説話』『児雷也豪傑譚話』から生まれた虚構の妖。Wikipediaを見れば分かる通り、元ネタが『我来る也』なせいで自己顕示欲が滅法強く、その欲を満たすべく他人を喰い続ける化け物。
児雷也は、虚構世界と呼ばれる極狭い空間の中でのみ、人々の願望が自由に叶う世界を作る事ができる。虚構世界は児雷也の作った物語に等しいので、願いが叶うからと虚構世界に入り浸っていると児雷也に吸収されてしまう。
この能力で児雷也は人々を喰らい、その欲望を吸収して自身を強化し続けている。芭蕉は児雷也に命数を操作されてしまい不死身となっている松尾芭蕉本人。児雷也を止めるべく何度も戦いを挑み、全て負けている。
主人公の翔一は児雷也の虚構から生まれた存在。子供が欲しいと願う夫婦の願いに付け込んだ児雷也が虚構世界を使って夫婦に産ませた子供が翔一。
夫婦が児雷也に喰われた後も翔一は生きていた為、これを育てた後に喰らえば更なる力を得れると踏んだ児雷也によって養子として育てられた。
涼花は、翔一の欲望を叶えるべく命刻祭の虚構空間が生み出したヒロイン。虚構空間が生み出した人間としては、他に石川と藤林と『影』がいる。
どのヒロインの物語にせよ、最終的にヒロインと組んで児雷也と戦う。そして児雷也を滅ぼした後、2人がカップルになって物語は終了。
尚、出典元が文化天保期の『自来也説話』『児雷也豪傑譚話』なのに、寛永元禄期の松尾芭蕉の生死に介入できる点に突っ込んではいけない。
芭蕉編では室町期の時点から活動していたとあるので、両者の元ネタである宋代の沈俶が書いた『諧史』の頃から存在してたのかもしれない。
次は參のヒロイン単位の要約です。
【――參、ヒロイン単位の一投要約――】
前述した通り、恋祭綺想カメリアノートは前半の共通ルートと後半のヒロイン別ルートに分かれています。ヒロインは涼花、ことり、成美、芭蕉の4人なので、共通ルートとヒロインの計5レスに収めた要約を落とします。
――共通ルート――
雷公学園命刻祭。学生同士が『戦椿符』を奪い合い、全ての『戦椿符』を集めた者は好きな願いを叶えてもらえるという。
主人公の翔一も雷公学園の学生の一人。『戦椿符』の影響で江戸期から来たという少女、涼花を過去へと返すべく、命刻祭で戦っている。(この命刻祭での対戦がカードバトル部分となっています)
忍者である涼花の助けもあり、次々と現れる強敵達を打ち破り、着実に優勝へと近付く二人。しかし、勝ち上がる度に、翔一に瓜二つの存在『影』が現れ、翔一達に妨害を仕掛けてくる。
そして命刻祭に勝ち上がる一方で『影』の正体を探る内に、遂に翔一達は衝撃の真実を付き付けられる。
人の欲望を喰らい巨大化していく虚構の妖、児雷也。翔一達はその児雷也の餌として生まれた虚構の産物であり、涼花に至ってはその翔一の欲望から生まれた虚構の産物でしかないというのである。
……(ここからヒロイン別ルートに分岐します)……
――涼花編(前半)――
衝撃の真実は涼花を打ちのめした。自分が翔一を悦ばせる為だけの都合の良い玩具や道具に過ぎないのだと涼花は絶望してしまったのだ。
それでも翔一は、児雷也に喰われずに自分と涼花が未来に生き残る為の方策を探し始めた。やがて、全ての『戦椿符』を集める事で完成するという『戦椿帳』があれば、児雷也に喰われずに済む事が判明する。
『戦椿帳』を完成させるべく、単身『戦椿符』を集めるべく戦う翔一。涼花がただの虚構である事を理解して尚、涼花の為に戦う翔一の姿を見て、涼花は絶望から立ち直った。
――涼花編(後半)――
2人は命刻祭で『戦椿符』を集め続け、そして遂に学生側の持つ『戦椿符』全てを集め切った。残りは児雷也の持つ『戦椿符』のみ。2人は明日の希望の為に児雷也へと戦いを挑む。
しかし、児雷也は圧倒的な力で2人の『戦椿符』を奪い取って『戦椿帳』を完成させて、涼花を存在毎抹殺。翔一もまた、児雷也に呑まれてしまった。
だが、それでも翔一は涼花との思い出を守るべく児雷也の中からの脱出を試みる。それでも力及ばず倒れかけたその瞬間、今まで翔一を妨害してきた『影』が現れた。
『影』は翔一の心の弱さを憎む、もう一人の翔一だった。だが、涼花の為に奮起する翔一を見て、『影』は翔一の思いを認め、翔一に力を与える事にしたのだ。
『影』の合力を得た翔一は絶大な力を得て、児雷也の中から脱出した。
だが児雷也は虚構の妖、普通の攻撃では児雷也を倒せない。窮した翔一は『影』との合力を生かし、虚構に肉体を与える奇策を以てこれに対抗。児雷也が実体化した為、殺せる目こそ生まれたものの依然窮地にいる事は変わりない。
が、そこに予想外の奇跡が生じる。児雷也を殺すべく虚構を実体化した際、本来虚構であった涼花もついでに実体化、つまり蘇ったのである。
そして2人は再び児雷也に挑む。実体化したとはいえ、やはり児雷也は強敵だった。しかし激闘の末、遂に児雷也は崩れ、消滅した。児雷也の生みだした虚構でしかなかった2人は、児雷也を乗り越え現実の命を手に入れたのである。
もっとも、児雷也を倒したツケはそれなりに高く付いた。児雷也との死闘に加えて、涼花や児雷也の肉体の生成。『影』の合力があったとはいえ、過剰な負荷の反動で、翔一は実に4ヶ月近く寝込んでしまったのだ。
そして翌年。4ヶ月寝込んだ上に、リハビリ等で時間を取られた翔一は留年してしまった。しかし、翔一の傍にはやはり涼花がいる。2人で掴んだ現実の世界を、翔一達は満喫するのであった。
――ことり編(前半)――
翔一の幼馴染にして同級生のことり。その正体は現代に生きる風魔忍軍の若き当主、風魔小太郎。ことりの助けを借りながら命刻祭を勝ち上がる中で、翔一達は児雷也から翔一が虚構であるという事実を叩き突けられる。
――ことり編(後半)――
自分が児雷也の気紛れで消されかねない哀れな存在である事を知った翔一は自暴自棄となり、自分一人で児雷也に挑み相討ちになる事を決意する。
一方、ことりの方も児雷也との対決の中で、自分が風魔という裏側の人間であり陽の当たる人間である翔一と相容れないと思い詰め、こちらも自分一人で児雷也との決着を付けようとし始める。
互いに自分で児雷也との決着を付けようとするが為に、相手を追い払うような態度を取る2人。
だが、命刻祭の関係から翔一達を見守っていた保健教師の芭蕉先生は相手を思いやっているように見える2人の中に自己犠牲に酔う自己陶酔の気を感じ取る。
このままでは自己陶酔自体が願望となってしまい、児雷也を倒すつもりが逆に児雷也の餌になりかねない。芭蕉先生はことりの友人の涼花や翔一の友人の大五の協力を得て、2人を自己陶酔の夢から覚まさせる。
他者を追い払うような自己陶酔が無くなった事で2人は素直になり、互いへの愛を確認した。
やがて命刻祭終幕を飾る決勝戦が始まり、翔一とことりはこれに勝利、優勝した。その瞬間、児雷也が現れて『戦椿符』を集めて虚構の力を存分に蓄えた翔一を喰らうべく襲いかかる。
涼花や大五、多くの仲間達が翔一を守るべく児雷也の前に立ちはだかるが、児雷也はこれらを一蹴して遂に翔一を追い詰めた。
と、その時、児雷也の力の源泉だった2冊の本を持ってことりが現れた。ことりは風魔忍軍の力で児雷也が隠していた2冊の原本を入手していたのである。児雷也は本から生まれた虚構の妖。原本が喪失すればその力は大幅に弱体化する。
本を取り返そうとする児雷也の目前で古本を叩き斬ることり。激昂した児雷也は怒りのままに2人に襲いかかる。だが、力を喪った児雷也に勝ち目は無く児雷也は敗北した。
児雷也「幸せにいいいいい!!」
『俺もランカちゃんの歌を聴くぞー!!』並の珍断末魔を残して児雷也は消えていった。戦いは終わったのだ。
それから1年半後、ことりは卒業を機に忍者稼業を止める事になったのだが、その代わりに翔一が風魔忍軍本拠地に討ち入る羽目になってしまった。
色々と大変だが、ことりの為なら何でもできる。今の翔一にはそう思えるだけの自信があった。
――成美編――
翔一の後輩である成美。幼い頃に喪った両親の分まで充実して生きる為に忍者を目指す成美と共に、翔一は鍛錬を積みながら命刻祭を勝ち上がる。
他の分岐だと早々に明かされる児雷也や虚構関連の話がこの分岐では最後の最後まで暴露されない為、何も知らない2人は純粋に命刻祭へとのめり込んでいく。
特に翔一は自分の思い通りになる命刻祭に酔ってしまい、好戦的に豹変してしまった翔一を憂う成美の心配にさえ気付く事無く、命刻祭と虚構空間が提示する闘争と勝利の快楽へと溺れてしまっていた。
代わりにこの分岐では、石川というキャラが児雷也や虚構空間の臭いを嗅ぎ付けて、そして命刻祭に浸かり過ぎると児雷也に喰われるという真相を知る。
その為、他の学生達を命刻祭から救うべく、手段を選ばず学生達の『戦椿符』を奪って敗北させて、学生達を命刻祭から追い出していたのだが、これを疎んだ児雷也によって石川は翔一達の目前で暗殺されてしまった。
石川暗殺の一件を目撃して、ようやく翔一は酔いから醒めてこの命刻祭が危険な物だと知る。それでも2人は、命刻祭に溺れる学生達を救おうとした石川の遺志を継ぐべく命刻祭を続ける事を決意した。
やがて現れた黒幕の児雷也。元凶を討つべく児雷也に挑んだ2人であるが、虚構空間と『戦椿符』の力に頼る2人の戦いではそれらの創造主である児雷也に傷一つ付ける事ができない。
しかし、翔一達に敗北した事で現実世界に追い返された学生達が加勢に参上、現実世界相手ではさしもの児雷也も手傷を負わざるを得ない。
そして人々の欲望が『戦椿符』を通じて児雷也に力を与えたように、今度は学生達の希望が『戦椿符』を通じて翔一に力を与えた。欲望と希望の対決は欲望の敗北に終わり、数世紀を生きた巨怪、児雷也はあっけなく消えた。
児雷也が消えた後も、2人は一緒に鍛錬を続けている。命刻祭のような刺激的な快楽は無いが、普通に好きな相手と一緒にいるだけと言うのも悪くない。2人はこの普通な生活を充実して過ごすのだった。
――芭蕉編――
雷公学園保健教師、松尾芭蕉。その正体は、寛永元禄期の俳人松尾芭蕉その人本人。清々しい人格故に児雷也の嫉妬を買った彼女は児雷也によって命数を操作されて不老不死にされてしまっていた。
自身から真っ当な人間としての生を奪い、願望を餌に人々を喰らう児雷也を憎んだ彼女は以後三百年以上もの長きに亘り児雷也との暗闘を続けていた。
児雷也の事も翔一の事も良く知る彼女故に、当初は命刻祭に入れ込む翔一に冷ややかな態度を見せ、時に脅迫も織り交ぜながら命刻祭からの脱落を翔一に迫っていた。
しかし、自分の弱さを克服すべく真摯に命刻祭に打ち込む翔一の姿を見て遂に折れ、命刻祭とその黒幕達に少しでも対抗できるよう翔一に稽古を付けてくれるようになる。
児雷也側の動きが活発になるにつれ、芭蕉は遂に翔一に真実を話す。そして迎える児雷也との決戦。三百年間連戦連勝故に傲り高ぶる児雷也の油断を突いて芭蕉の一世一代の大魔術が炸裂、児雷也は深手を負った。
だが、大魔術の反動で疲弊し切った芭蕉に対して児雷也にはまだ余力がある。勝利を確信した児雷也だったが、今までぞんざいに扱ってきた部下の藤林に寝首を掻かれて力尽きてしまった。
児雷也を討った藤林。しかし、彼女も児雷也の虚構空間から作られた人間の一人。児雷也諸共消滅する愚を避けるべく、児雷也の力を吸収した。
しかし、児雷也の力は藤林には強大過ぎ、児雷也の力が藤林を侵蝕、藤林は黒ノ椿と言う化け物へと塗り替えられてしまった。
児雷也を超える力を駆使する黒ノ椿。万に一つの勝機を得るべく、芭蕉は自分が時間を稼ぐ間に翔一を特訓させる奇策に出る。
しかし翔一々人の特訓でどうにかなるものでもない。その窮地を救ったのは『影』だった。『影』は自らと翔一の『戦椿符』を新たな『戦椿符』に創造して翔一に託した。
新たな『戦椿符』は黒ノ椿への特効薬となった。黒ノ椿の力を吸収する『戦椿符』の前に黒ノ椿は力を全て奪い取られ消失した。
黒ノ椿、否児雷也との決着を終えた2人は翔一の家で同棲する事になった。
芭蕉は三百年間の戦いで児雷也に斃された者達、翔一は涼花に石川に藤林。互いにこの戦いで多くの者達を喪った。それでも2人は歩み続ける。それが死んだ者達への供養になると信じて。
以上で恋祭綺想カメリアノートは終了です。
各ヒロイン分岐については省略した上に、文章量を抑える為に登場人物を相当数削ってあります。ですので、もう少し文章量の多い要約が欲しいという事であれば、即座にとはいきませんが書けると思います。
分からない点等がありましたら指摘してくださると幸いです。お付き合い頂きありがとうございました。
つ【 「夏に奏でる僕らの詩」と「初恋サクラメント」と「未来ノスタルジア」(より詳細で良質なもの)と「夏ノ雨」と「CAFE SOURIRE」と「your diary」と「翠の海 -midori no umi-」を重ねてお願い申し上げます 】
新規リクは制限あるけれど、既存リクの再リクは制限無しだよな?
やりたきゃやればいいけど何の意味があるのか疑問
ここまで再三にわたって催促されると、むしろ誰も書いてくれなくなって逆効果な様な
「そんなに気になるなら自分でやれ!」って話になる
528 :
名無しさん@初回限定:2011/12/16(金) 05:15:07.17 ID:XBtfkfkRO
毎日繰り返して
荒らしのレベル
っていうか、荒らし。
リクは荒らし
ゲームセンターあらし
>>524 せめて一つくらい自力でやれよと言いたい
それに
>>527の言うとおり完全に逆効果だと思う
モンテスキューをバカにするな
ごめん。スレ間違えた。
536 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/18(日) 19:40:40.95 ID:vpL8x2Gw0
すいません。本文は全てうpしましたが、後々に自分で誤字脱字に気づいたので報告致します。
242(2011/11/26(土) 21:34)
「そして誠”吾”は、今度は内海家に」→「そして誠”悟”は、今度は内海家に」
243(2011/11/26(土) 21:36)
「以前”の”ほどの実力行使」→「以前ほどの実力行使」
249(011/11/26(土) 21:45)
「”綺麗に”洗って綺麗になったところ」→「洗って綺麗になったところ」
293(2011/11/27(日) 21:50)
「クルセイダーズ”に”人気に」→「クルセイダーズ”の”人気に」
376(2011/12/03(土) 17:51)
「彼の野望を”読め”ようと」→「彼の野望を”止め”ようと」
377(2011/12/03(土) 17:53)
「説得を試みが」→「説得を試み”る”が」
458(2011/12/10(土) 19:35)
「生徒会室にいる誠”吾”と清美、清美の3人」→「生徒会室にいる誠”悟”と清美、清美の3人」
476(2011/12/10(土) 19:45)
「騙し取られた」→「騙し取られ”かけ”た」
「誠”吾”君の「お相手」」→「誠”悟”君の「お相手」」
499(2011/12/13(火) 21:32)
「たしかに不法侵入”へ”保健室を」→「たしかに不法侵入”や”保健室を」
そして今更ながら、支援してくださった方々ありがとうございました。
537 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/18(日) 19:42:47.27 ID:vpL8x2Gw0
あとさらにすいません
458は「誠悟と静奈、清美の3人」でした。
清美が2人いる……
誰が殺したコマドリを CSA版 を希望いたします。
俺はツマキラー 〜妻5人、娘5人、親娘丼おかわりっ!〜をお願い申し上げます。
炎の孕ませ俺の嫁 おっぱい乳双+ 〜エクストリームに発育中なおっぱい幼なじみに毎日中出し&おっぱい身体測定!〜
………を是非ともお願い申し上げます。
>>541 ケコーンして
やりまくってたら
子供が出来た
いやがらせでも何でもなく、マジでこれしか書きようがない
FDだから日常描写も比較的多いのかなーと思ったらこのざまだよ!
「無限煉姦」お願いします
「恋ではなく」をお願いします
「夏ノ雨」をお願いします
「CAFE SOURIRE」をお願いします
「your diary」をお願いします
「翠の海 -midori no umi-」をお願いします
550 :
名無しさん@初回限定:2011/12/20(火) 02:40:46.76 ID:8/GRskLb0
NGワード:お願いします
your diaryを頼む
CAFE SOURIREも頼む
554 :
恋色空模様FD ◆l1l6Ur354A :2011/12/20(火) 22:41:29.43 ID:HNFYmnkP0
さらに追加で修正点です。
380(2011/12/03(土) 17:58)
「(少々カオス”)”な」→「(少々カオスな”)”」
383(2011/12/03(土) 18:04)
385(2011/12/03(土) 18:08)
ともに「”加”代子」→「”佳”代子」
です。ヒロインの名前を間違えてました。
これらの他にお気づきの方がいましたら、修正をお願いします。
ボクの彼女はガテン系の4つをお願いします
「Crescendo」お願いします
人間デブリ お知りの方いたら是非
夏ノ雨を是非
560 :
名無しさん@初回限定:2011/12/24(土) 00:17:09.66 ID:DSOloJY+O
先週から本家Wikiで恋チョコが毎日編集されてるけど、このスレが次にまとめられるのは、いつごろだろうな
561 :
名無しさん@初回限定:2011/12/24(土) 00:27:23.24 ID:DSOloJY+O
えと、最後に本家にうpされた日からスレに書かれたのは「恋空あはえは」、「奴隷将校」、「みらノス」、「カメリア」、「生真面目クール」の5ケか
562 :
名無しさん@初回限定:2011/12/24(土) 00:35:35.26 ID:fdIzdcdT0
それでも妻を愛してるをお願いします。
恋チョコまとめの方、どうもありがとうございます。
……なるほど、これは千里、プレイヤーから嫌われるわけだな(汗
ティンクル くるせいだーす お願いします!
揺り籠より天使まで
春季限定ポコ・ア・ポコ!
晴れときどきお天気雨
花散峪山人考
25c -その箱は少女の悲鳴を漏らさない-
LEGEND SEVEN 〜白雪姫と7人の英雄〜
Strawberry Nauts -ストロベリーノーツ-
ましろサマー
めたもるふぁっく運動会!〜飛び込めパンツの向こう側〜
やや、置き場がない!
アルバイトの先輩の女のコに仕事を教わっていたら始まっちゃうHな関係。
ケータイ王様ゲーム@セックス 再会の淫編
テンタクルロード -我が手に堕ちよ勇壮なる乙女-
ヴァージン・ワイフ、密やかな開通〜あなた、お父さんに躾けられてしまったの…〜
嫁の妹との淫愛〜妻に隠れて交わる夫と義妹〜
学園迷宮エロはぷにんぐ! 〜イクぜ!性技のダンジョン攻略〜
完堕ち! ジュエルスターズ! 〜触手地獄で永遠に苛まれる3人のヒロイン達〜
現在もいつかもふぁるなルナ
守護聖女プリズムセイバー
女将と仲居に中出ししまくり!肉接待宿に堕ちた温泉旅館〜私たちの肉体で誠心誠意おもてなしします〜
真・NOZOKI魔2〜女学寮の秘密〜
正しき姫初め+俺色願望
他の男の精液を流し込まれるわたし…… 愛する彼女は先輩の肉棒を嬉しそうに咥え込む
突然怪人にされた俺と悪堕ちする魔法少女の話
突発性ミルク娘 千夏「もう、パパのせいでいっぱいでちゃうぅ!」
彼女は高天に祈らない -quantum girlfriend-
放課後キッチン
魔法少女と恋+
夢みる月のルナルティア
無限煉姦〜恥辱にまみれし不死姫の輪舞〜
566 :
565:2011/12/24(土) 21:47:51.33 ID:IVooFz4E0
すみません、ID変わってますが誤爆です
なんともわざとらしい
誤爆ってんなら本来の投稿先はどこのスレだ?
そんなタイトル羅列スレ気になるから教えろ
荒らしてる犯人が間違えて送信しちゃったんだろ
春季限定ポコ・ア・ポコ!をリクエストいたします。
571 :
名無しさん@初回限定:2011/12/25(日) 08:52:37.20 ID:QzvXAzw40
揺り籠より天使まで を頼む。
574 :
名無しさん@初回限定:2011/12/25(日) 19:35:01.45 ID:IDUy8Qe2O
本家Wikiの更新て定期なの不定期なの?前は定期的だった気がするけど
女将と仲居に中出ししまくり!肉接待宿に堕ちた温泉旅館〜私たちの肉体で誠心誠意おもてなしします〜をリクエストします
他の男の精液を流し込まれるわたし…… 愛する彼女は先輩の肉棒を嬉しそうに咥え込む
をリクエストいたします
ヴァージン・ワイフ、密やかな開通〜あなた、お父さんに躾けられてしまったの…〜をお頼み申す。
業者コメントは削除してたな
livedoorはそーゆーの放置するしまぁ生きてはいるんだろう
完堕ち! ジュエルスターズ! 〜触手地獄で永遠に苛まれる3人のヒロイン達〜 をよろしこ。
学園迷宮エロはぷにんぐ! 〜イクぜ!性技のダンジョン攻略〜 をリクします。
>>581 生存は確認か………。
bbspinkって2chじゃなかったのか
まあ2ちゃんとは別モンだな
>>584 別ですよ&アルバイトの先輩の女のコに仕事を教わっていたら始まっちゃうHな関係。をおねがいいたします。
「突発性ミルク娘 千夏「もう、パパのせいでいっぱいでちゃうぅ!」」を何卒宜しくお願い申し上げます。
リクエスト:
嫁の妹との淫愛〜妻に隠れて交わる夫と義妹〜
めたもるふぁっく運動会!〜飛び込めパンツの向こう側〜 を頼みます。
591 :
名無しさん@初回限定:2011/12/26(月) 02:59:45.51 ID:f+POhdqKO
と思ってたら、本家がナイスタイミングで更新されてた。
592 :
名無しさん@初回限定:2011/12/26(月) 03:03:06.41 ID:f+POhdqKO
でも、あはえはの修正はされてない。一度書き込んでしまったら、改稿は反映されないみたいだな
突然怪人にされた俺と悪堕ちする魔法少女の話、ヨロ。
594 :
名無しさん@初回限定:2011/12/26(月) 08:30:10.80 ID:f+POhdqKO
△の「魔法戦士フェアリーメイズ」をリクエスト希望!!!
というかヒロインの一人がデコレーションケーキの女体盛りにされる経緯を是非とも教えて欲しい です
テンタクルロード -我が手に堕ちよ勇壮なる乙女- をたのみます
>>574 本家がVer.2.0のことなら、定期的に更新していたことはありません。
1ヶ月に1回くらいを目安に、溜まってきたら時間があるときに更新しています。
>>592 自分が訂正を見かけたら反映させています。
見落とした場合や、他の人が更新した場合はその限りではありません。
ケータイ王様ゲーム@セックス 再会の淫編 を頼みます
インクルージョンをお願いします
無限煉姦〜恥辱にまみれし不死姫の輪舞〜 をおねがいします
真・NOZOKI魔2〜女学寮の秘密〜をリク。
つ【 やや、置き場がない! 】
たのんます。
彼女は高天に祈らない -quantum girlfriend- を希望いたします。
未解決一覧にのっていた『闇の声zero』を書かせていただきます。
まずは登場人物からです。
606 :
闇の声zero:2011/12/28(水) 18:35:44.86 ID:p1GEBnnE0
登場人物
小夜子
シリーズ皆勤の謎の美女。今回は久々のプレイヤーキャラ。
抜群の容姿と妖しいカリスマで次々と人間を堕落させていく。
太刀川 桂
とある漁村に住む少年。中性的な容姿で童顔。
ある意味では今作のもうひとりの主人公。
ミストカニック大学御一行様
今回の餌食の皆さん。
数年に一度しか現れないという不思議な島『異影島』を調査しにやって来た。
内訳は以下の五人。
池上清彦 大学教授。物理学者でもあり、「彼方」なるものの研究をしている。ストイックな性格。
池上久美子 清彦の妻。メンバーに女学生がいるため、夫の不倫を警戒して付いてきた。ややヒステリー。
南田光敏 大学生、魔導書マニア。とある伝説上の魔導師に興味を持っている。
松原美紀 大学生、超能力少女。明るく快活な性格。所持する能力は、読心・サイコキネシス・暗示など多岐にわたる。
大場エリ 大学生、霊感少女。美紀とは反対に内気な性格。死者と交流が可能。
607 :
闇の声zero:2011/12/28(水) 18:36:30.26 ID:p1GEBnnE0
本編
「闇の声1」から少し前。
とある漁村の沖に数年に一度だけ現れる『異影島』。
その島を調査するためにミスカトニック大学から五人の人間がやって来た。
彼らと、船頭として雇われた地元の少年、太刀川桂の六人は、無事に異影島に到着するものの、
そこには謎の館と女主人、小夜子が待ち受けていた。
美紀をはるかに凌ぐ超能力を持つ小夜子に不安を覚えるも、彼女が直接危害を加える様子がないことから、
調査隊は館と島の調査を開始する。
しかし、やがて調査隊のメンバーは一人、また一人と小夜子の手にかかり、性的なモラルを失っていく。
そんな中で、当の小夜子は桂に目をつけていた。
他のメンバーとは違い、彼の中には「こちら側」の住人になる素質がある。
そのように感じ取った小夜子は、自らの手で直接かつ念入りに桂を誑かしていく。
608 :
闇の声zero:2011/12/28(水) 18:37:04.58 ID:p1GEBnnE0
そうして、ついに調査隊を完全に堕落させ、桂を「こちら側」に引き入れることに成功した小夜子は、
仕上げとして桂の魂を自分が作った「少女の人形」へと移した。
こうして文字通りに「身も心も」完璧な人外となった桂。
ちなみに残った元の体は、館のもう一人の住人である「闇の声」の媒介となった。
(ついでに今回のメンバーは「なんか調査とかしてめんどくさいから」
という理由で小夜子によって闇の声の玩具にされた)
人間を捨てた桂には新しい名前が必要だと言う小夜子。
「そうね。『K』、アルファベットの『K』。それがあなたの新しい名前よ」
こうして闇の声の名物キャラ、「メイドのK」が誕生したのだった。
609 :
闇の声zero:2011/12/28(水) 18:37:39.34 ID:p1GEBnnE0
小夜子の正体
本編中、制限ターン内に一人でも堕落させきれなかったキャラがいると、
そのキャラ固有のバッドエンドになります(大まかな流れはキャラと小夜子の対話)
それらによって明かされる情報を統合すると小夜子の正体が解る仕組みです。
小夜子の正体は、クトゥルー神話の旧支配者であり、
邪神シュブ=ニグラスが産み落とした『1千匹の子羊』のひとつ、『快楽』。
特に地球支配などの目的はなく、ただ単に「人類に快楽をあたえること」を使命としているらしい。
610 :
闇の声zero:2011/12/28(水) 18:38:11.06 ID:p1GEBnnE0
1963年、「彼女」はクトゥルーの眷属と一まとめにされて、とある場所に封印されていた。
しかし、その場所でクトゥルーの眷属を蘇らせようとする邪教集団と封印の守人との間で抗争が勃発し、
結果的に、封印が浅かった「彼女」だけが蘇った。
その時「彼女」は邪教集団の長だった女魔術師の容姿と名前を借り受けて、
以後は「小夜子」と名乗るようになった(体を乗っ取ったのか、真似ただけなのかは不明)
その後、しばらく地球を見回っていた小夜子は、南太平洋に浮かぶ『イエー島』にて、
島の主である大魔術師「アレイスター」と出会う。
妙に意気投合した二人は、“人がやってくるように”という理由で、
イエー島を日本に転送、中睦まじく暮らしていたが、
人間であるアレイスターの体は、邪神である小夜子と深く交わりすぎて溶けてしまった。
それ以後アレイスターは思念体となり、名前も捨てて自ら「闇の声」と名乗るようになった。
そして定期的に近場の人間を島におびき寄せては、
モラルや道徳を破壊して堕落の道へと誘うようになったのだった。
611 :
闇の声zero:2011/12/28(水) 18:38:50.97 ID:p1GEBnnE0
以上で闇の声zero、終了です。
エロの傾向なんかは公式サイトの登場人物の項を参照してください。
以下 蛇足
初期のブラックサイク作品にはやたらと濃くて(そして無駄にかっこいい)男キャラが多いのですが、
本作だと池上教授がそれにあたりますね。
全身に「おとなのおもちゃ」を装備して会心のドヤ顔する教授は最高でした(公式で見れます)。
そりゃドM化した美紀ちゃんもドン引きしますて。
作品自体は、ブラックサイクの作品の中でも難易度低めかつ鬱っぽい展開も無いので、
シリーズやブランドに興味のお有の方には、入門者用としてちょうど良い作品だったと思います。
花散峪山人考をリクエストいたします。
Strawberry Nauts -ストロベリーノーツ- をおねがいいたします
LEGEND SEVEN 〜白雪姫と7人の英雄〜をたのむ
乙しながら荒らしてんじゃねえよ
何度も何度もいい加減にしろ
ましろサマーをお願いします。
>>617 一緒にしないでくれ。
正しき姫初めと俺色願望を頼む。
守護聖女プリズムセイバー をおねがい
>リクエスト
夢みる月のルナルティア
晴れときどきお天気雨がまだなので、リクエストします。
25c -その箱は少女の悲鳴を漏らさない- をおねがい
現在もいつかもふぁるなルナ
を頼む
626 :
名無しさん@初回限定:2011/12/30(金) 21:47:55.30 ID:qwPCQ+nC0
魔法少女と恋+ を頼む
放課後キッチンを是非とも宜しく。
ごっくん!マイダーリン 〜金髪ぷに巨乳な婚約者の調教DAYS〜をお願いいたします。
男痴妻〜オトコト、シマクル、オンナタチ〜 を頼む
『たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのこと』をリクエストします。
Ark Shellの「ハーレム&ハーレム」をお願いします
リクエストですが、
Artの深紅のソワレ cardinal soriee
お願いします。
擬人化ペットの子作り恩返し〜健気で甘えたなウサ娘に死ぬほど愛される!〜をお願いします。
淫刻の虜姫 〜囚われた没落の姫姉妹、淫教の果てに〜 を頼む
らぶギア 〜Kinematic Lovers〜 をリクします。
美少女万華鏡 をお願いします
おとラブ〜女装美少年限定!〜 をお願いします
641 :
名無しさん@初回限定:2012/01/10(火) 23:13:53.59 ID:oVsfnDQH0
お前は馬鹿かといわれる覚悟で質問です。 BALDR SKYを今更やろうと思ってるんですが、
セーブデータを当てるなりしてレイン編を最後にやるなんてアクロバティックな
進め方でも楽しめるでしょうか?
伏線未回収のせいでほかのルート訳わかんなかったりするのが心配です。
好きなキャラを最後にまわさないと気がすまない性質で…
どなたかお願いします。 …レスあんのかなこの質問
>641
それは・・・作品別スレで聞いた方が良くないか?
淫淵の館 をお願いします
USBオナホールと3Dカスタム少女
をリクエストします。
646 :
名無しさん@初回限定:2012/01/12(木) 01:15:13.76 ID:xMSFD48uO
「七つの不思議の終わるとき」……七不思議の真相が気になるのでリクエストします。
「ぜったい順守 強制子作り許可証」について
本編は自分でプレイしたものの、ソフマップ特典のハーレム追加ディスクは手に入らなかった。
なので、このディスク持ってる人、ハーレム展開の概要の解説をお願いします。
>>647 タイトルから直接ハーレムストーリーに入るので、大したストーリーは無い。
「許可証を受け取って以来、肉体関係を持った女の子たちが押しかけてきて共同生活。」
「そして日夜行われる争奪戦。」といった主人公のモノローグのあとに
美咲&ひまり、恵那&紅葉、紗雪&静凪&楪、凛&沙羅の各シーンが連続して続き、
「体力や精力が大変だけど、皆の笑顔が見られる今は最高に幸せだ。」といったモノローグで締め。
649 :
名無しさん@初回限定:2012/01/14(土) 00:49:15.22 ID:nEXDHTt8O
「EXTRAVAGANZA〜末路の果てに〜」を依頼します。
単体で売って無い上に、かなり短いオマケシナリオですが、グロさがヤバ過ぎるらしいんです。
でも、自分にグロ耐性が高く無いので、お願いします。
それと、「青空がっこのせんせい君。」もお願いします。
>>648 たったそれだけ?
なんだかなぁ。そんな程度なら、わざわざ特典にする必要なかったじゃん・・・
>>649 グロい部分を細かく説明するのもどうかと思ったので
その辺は曖昧にしたけど、こんな感じででいいのかな。
○美弥香・末路の果てに(美弥香編)
史郎の仲間にさんざん陵辱されたのち、
史郎に優しくされた(と言っても客観的に見ればやはり扱いは酷い)ため
史郎に依存することで幸せを感じるようになった美弥香の後日談。
本編「EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜」のまとめで言うと、
夢美2の(A)で唯が出てこないバージョンのエンドのあと。
もう飽きた、という理由で史郎はあっさり美弥香を捨ててボロボロに陵辱。
その後、美弥香は肉体改造&体内へ蟲を入れられて街中へ放置され、
精神的に壊れた美弥香は蟲のせいもあってどんどんとグロい状態へ。
最終的に不死の奇形になってどこぞのコレクターに売られ、意思もなくただ生き続けていく。
○綾佳・穢された果てに(綾佳編)
成蟲編で綾佳が煉悟に挑み、敗北して陵辱されるルートの後日談。
(本編のこのルートでは綾佳陵辱後に夢美も煉悟に陵辱されて終わる。)
全てが終わったあとも、綾佳は煉悟に体内を上から下まで一気に犯される。
さらに苗床として蟲たちにも犯されれボロボロになっていく。
そうして肉体も精神も完全に破壊された綾佳は、
最期に残った頭部が潰される時まで快楽だけを感じ続けていたのだった。
>>650 店舗特典にあまり大層なものを持ってこられても逆に困る気がします。
シーン毎にCGもありますし、特典として悪いものではありませんでした。
その程度なら本編に入れろ、というのももっともではありますが。
652 :
名無しさん@初回限定:2012/01/14(土) 07:16:56.83 ID:2e1QEBvU0
信じて送り出したフタナリ彼女が農家の叔父さんの変態調教にドハマリしてアヘ顔ピースビデオレターを送ってくるなんて…
をお願いします
特にラストを・・・
653 :
名無しさん@初回限定:2012/01/15(日) 00:06:47.91 ID:IhsaUCzKO
>>651 早っ!でも、ありがとうございます。
下手に細かく書くと変な想像して気持ち悪くなりそうだったので、曖昧に書いて貰って寧ろ感謝してます。
にしても、予想以上に凄いな、このゲーム。よくこんなゲームに需要あるよな…
654 :
名無しさん@初回限定:2012/01/15(日) 02:28:58.99 ID:iowPcjFx0
Liquidの聖麗奴学園をお願いします
ODEON お願いします。
△
○
□
|
NTR彼女はいじめられっ娘〜隠れ巨乳で眼鏡っ娘の彼女が、知らない間に×××の○○○にされてたなんて〜
をお願いします。
今日、僕の彼女が最低の下衆野郎に汚されます。を頼む
白濁の蒼きエレナ〜射精したら封印が解けるなんてむしろご褒美です〜 をお願いします。
661 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 02:12:35.27 ID:AMAfPMXgO
おもな登場人物
フェレス:本製品の主役でラスボス。悪の意志chaosの使者。
次世代魔法戦士に連敗する中、新たにリビドリアンを導入する。
普段は諜報のため、魔法戦士たちが立ちよるカフェの従業員に扮している。
周囲の五感を狂わせる魔術を纏っているため、彼女たちはカフェ員=フェレスだと認識できない。
意外とパティシエに関しては真面目でナイーブ。
662 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 02:22:24.67 ID:AMAfPMXgO
フェアリーハート:次世代魔法戦士で、変身前はいずみん。
多分イメージ的には同じ声優がやってる「ヴァルプル」の亞璃絵の生き写し。
フェアリーシルク:次世代魔法戦士で、変身前はまゆまゆ。
タッチフォンを使う3人と違い、唯一変身アイテムに古びた本を使う。
実はこの理由も含めて重要なキーパーソン。
663 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 02:29:24.83 ID:AMAfPMXgO
フェアリーカノン:先代魔法戦士、変身前は学校の生徒会長。
嘗ての戦いで禁呪に近い魔法を使い、一種の心臓病に近い。
同時に以前フェレスに監禁と陵辱を受け、
身代わりにソフィアが捕まった無能さから一線を引いている。
フェアリーソフィア:先代魔法戦士。
カノンの無二の親友で匂いフェチ。
カノンの代わりに自分がフェレスの魔の手に堕ち、その腹心となってる。
664 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 02:32:48.81 ID:AMAfPMXgO
おもな用語
order:この世界の魔力を管理する存在。
一種の意志でありシステム。
魔法戦士:orderによって選ばれし正義の戦士。
chaos:orderから独立して相反する意志を持つようになった存在。
「人類は害悪だから粛正すべし」と如何にも悪らしい極論を持つ。
フラグメント:chaosやフェレスが扇動する魔物。
特撮でいうところの戦闘員。
支援
666 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 02:36:17.45 ID:AMAfPMXgO
リビドリアン:フェレスによって人間が変貌した怪物。
「魔法戦士を犯したい」という肉欲(つまりリビドー)で動く。
元が人間であるため、魔法戦士もうかつに攻撃できず、
負けたら済し崩しに陵辱に従わなければならない。
個々の能力(犯し方)は様々。
中には相手を異空間に取り込む。
さらに対象の言動を本人の思うがままに淫らに操れる奴も。
支援
668 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 02:39:24.65 ID:AMAfPMXgO
おもな流れ
悪事を企てるフェレスが
選択1:誰を狙うか?
最初はハート、シルクのどちらか。
中盤でカノンも追加。
魔物の出現を感知した戦士が
選択2:単独で出撃するか団体で動くか
当たり前だけど、無謀な道を選ぶと碌なことはない。
つまり後者を選び続けたら、陵辱もされることなくルートは正規に進む。
だいたいゲームはこの流れ。
669 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 02:48:27.93 ID:AMAfPMXgO
(序盤は省略)
人々を護るいずみんたちの姿に、失った戦意を取り戻したカノンも戦線復帰。
そしてフェレス側も、彼女の親友ソフィアを導入する。
ある日の戦いで、ついにソフィアをフェレスの元から保護。
でもそれこそフェレスの罠でソフィアにいずみんが誘拐される。
追ってきたカノンたち、隙をついて変身したハート。
3VS2の戦いを繰り広げる。
ここでルート分岐。
670 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 02:50:55.39 ID:AMAfPMXgO
正規ルートかカノンルート:
ソフィアの洗脳を解くことに成功し、ついに魔法戦士が4人揃う。
それ以外のルート:
結局ソフィアが悪堕ちしたままで、フェレスも魔術を展開。
「当時の性的な感覚を追体験していまう」
という今までの陵辱映像を見せつけられた3人は、
身動きがとれずにフェレスを逃がしてしまう。
671 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 02:55:36.58 ID:AMAfPMXgO
(正規ルート)
度重なる敗北で堪忍袋の緒が切れたフェレスは、chaosに直談判。
だがその憤怒をchaosに利用され、
自分が魔物と融合したリビドリアン…
否、巨大魔獣リバイアサンに変貌する。
駆けつけた魔法少女たちは、変わり果てたフェレスの姿に言葉を失う。
一方フェレスは、魔法戦士をいたぶれるならと自棄になって暴れ回る。
672 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:00:56.92 ID:AMAfPMXgO
魔力が増殖した文字通りの「化け物」に適うはずなく、次々と倒れていく戦士たち。
しかし、何故かシルクはこの世の終焉とも言えるおぞましい光景にデジャブを感じ、単身でリバイアサンを追う。
その彼女に、フェレスの意志がテレパシーで衝撃の事実を話し出す。
支援
674 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:09:56.60 ID:AMAfPMXgO
はるか昔の時代の出来事。
フェレス「chaos様々で、好き放題に暴れるじぇい」
愚民「うちの国の可愛いお姫様を貢がせるから堪忍してや」
order「嫌だと思う奴(chaos)と共犯するなんて、
うちの子じゃありません」
chaos「え?じゃあ、こいつら滅ぼしてもいいの?」
order「うん、好きにしていいよ」
フェレス「すんなり意気投合するなよ、お前ら」
675 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:13:42.63 ID:AMAfPMXgO
滅亡を言い渡された人類たち。
するとフェレスに嫁いだ姫様がorderに訴え、
人々の罪を償う形で、自らが悪を倒す戦士になる。
こうして戦乙女になった姫様は、戦いに身を投じる。
傷ついては休眠して時代を越え、次の世界で記憶を失って再び戦場に赴く。
永い孤独な戦いを繰り返してchaosから人々を護り続けていた。
言うまでもなく、その姫様こそまゆまゆである。
676 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:19:22.48 ID:AMAfPMXgO
自己犠牲でフェレスを倒そうとするシルクだがハートに引き留められる。
今の話が本当なら、自分たちとの「思い出」も捨ててしまうのか。
過ぎ去った他人の罪をいつまでも一人で背負うな。
友愛により頭を冷やしたシルクは結束。
カノン、ソフィアも舞い戻り、4人の合体魔法でついにリバイアサンを撃破する。
677 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:26:04.88 ID:AMAfPMXgO
完敗して人間に戻ったフェレスの処罰をどうするか悩む戦士たち。
すると突然ハートがchaosに直に要求。
フェレスを元の時代に返して、chaosの干渉なく罪を償わせるように交渉する。
敵に堂々とした態度にみんなが驚くが、
chaosも「敵(フェレス)に慈悲を与える」といういずみんの心に混乱。
価値観が変わり「人間殺すのはちょいタンマ」と退いてしまう。
支援
679 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:29:13.75 ID:AMAfPMXgO
フェレスだけでなくchaosの問題も解決した魔法戦士。
約束を果たしたまゆまゆの本の「契約」も消え、彼女も過去の呪縛から解放された。
こうして平穏な日々を勝ち取り、生徒会長の卒業式を祝ってエンド。
680 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:33:01.58 ID:AMAfPMXgO
(バッドエンド)
それぞれのヒロインのルートだと思うけどよくわからん。
ルートに入っても最後だけが違うときあるし…
大きく分けて3つ。
681 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:35:40.11 ID:AMAfPMXgO
バッドエンド1:ほとんどの流れで行き着くパターン。
フェレスの手足になったカノン、ソフィアペアが国の頭脳を襲撃。
奴隷にしたハートとシルクを利用して、快楽に堕としたお偉いさんを脅迫。
北極にあるorderの中枢に核ミサイルを連射して不要になった彼らを惨殺。
chaosの偉大なる勝利に高笑いする2人。
682 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:39:00.70 ID:AMAfPMXgO
バッドエンド2:同じく2人は洗脳され、それに完敗するハートたち。
フラグメントに襲われる人々の悲鳴が聞こえる街の中心で、カノンたちは自慰しながらハートを快楽責め。
絶頂を迎えた4人の喘ぎ声が夜の街に木霊する。
683 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:46:27.71 ID:AMAfPMXgO
バッドエンド3:全ての魔法戦士を洗脳したフェレス。
念願の姫様(まゆまゆ)を許嫁にしたフェレス。
さらに彼女が身籠ったことを知り、喜びが頂点になるフェレス。
ところが、命を宿したシルクは「もうフェレスはいらない」と切り捨て。
いずみんたちに押さえつけられたお払い箱は首チョンパ。
オホホホホ。私は女王様よ、と言わんばかりに恍惚する血塗れのシルクでエンド。
684 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:51:16.26 ID:AMAfPMXgO
おもな陵辱など
プロローグ(選択肢前)
ソフィア:フェレスが生まれたchaosの「子宮」で彼に破瓜される。
さらに空間からにじみ出る媚薬で絶頂して洗脳する。
生徒会長:嘗てフェレスに監禁されていた記憶から発情。
誰かが入ってくるかもしれない生徒会室で自慰。
685 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:56:01.24 ID:AMAfPMXgO
ハート:人間であるリビドリに攻撃できず敗北。
後ろからフェレスに胸と股間を愛撫される。
「愛液」「クリトリス」という聞き慣れない言葉に戸惑い、人生初の潮吹き。
シルク:リビドリに抱えられて犯される。
じっくりといたぶりたかったフェレスは釘をさしていたが、
興奮したリビドリはそれを忘れてシルクを破瓜。
686 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 03:59:04.76 ID:AMAfPMXgO
選択肢1回目
ハート:触手型リビドリに雁字搦めになり、股間を愛撫させられて絶頂。
シルク:(何の理由があってか)コンビニを模した異空間に取り込まれ、
冷蔵庫のガラスから伸びる無数の手に乳房を犯される。
687 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 04:02:30.88 ID:AMAfPMXgO
2回目
ハート:従わないと周りの人間を殺すと脅されたハート。
映画の撮影と騙されて寄る人々の目前で公開オナニー。
シルク:触手に吊されて、亀甲縛りというか振り子みたいになる。
手足が出せない彼女の口にフェレスのイラマチオ。
688 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 04:06:19.51 ID:AMAfPMXgO
3回目
ハート:便器型リビドリに捕らわれて、股間を晒してウンコ座りさせられる。
するとウォシュレット部分から利尿剤を陰部に直射。
失禁、直射、放尿、利尿を繰り返して膀胱の水分を絞り出されて絶頂する。
シルク:ドーベルマン型リビドリに背面位で犯される。
689 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 04:12:35.72 ID:AMAfPMXgO
4回目
ハート:満員電車を模した異空間に取り込まれる。
そこにいる自分以外はふつうの人間でリビドリに操られてる。
人質になった彼らの無数の手で痴漢されるハート。
シルク:ペニスとアナルを足したようなリビドリに押さえられる。
浮き上がったアナルにリビドリが口(?)からビーズ型触手を挿入。
ひと休憩入れて安堵したシルクの尻に、さらに太いのをブスリ。
690 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 04:19:42.26 ID:AMAfPMXgO
5回目(カノン追加)
ハート:風俗店型異空間で我に返る。
マイクロビキニ、ローション、69というコンボを行っていた自分に赤面。
だがリビドリの力で「お兄ちゃんのためにフェラする甘えん坊」を演じられ、
リビドリの口触手に股間をシャブられる。
シルク:中世の魔女狩り空間で公衆に非難される。
木の板の枷で首と手を繋がれ、
不自由な身に村人たちの連続レイプ。
つ【 支援 】
692 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 04:26:35.01 ID:AMAfPMXgO
カノン:予め媚薬ガスを吸わされた後、後ろに手錠を回されて街を歩かされる。
次第に薬の効果と、周囲に見られる羞恥心から発情する。
6回目
ハート:食虫植物型リビドリに取り込まれる。
無数のペニスを生やした内部で、出たかったら満足させろ、
自分より先にイったら近くの人間を喰い殺すと脅され、
股間の愛撫に耐えながら懸命に手コキやフェラ。
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
697 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 04:31:06.65 ID:AMAfPMXgO
シルク:海鼠型リビドリに巻き付かれて、
口とアナルを同時に犯されて苦しむ。
カノン:尻を押し出した恥ずかしい格好をさせられる。
その場でフェレスは通りすがりの青年を引き留めて
彼を脅してスパンキング。
次第に淫らな声を漏らすようになったカノンに、
男は調子に乗って力を強めていく。
698 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 04:36:11.12 ID:AMAfPMXgO
7回目
ハート:宝石店に赴き、アナルオナニーを強要させられる。
自分の穴をいじるという恥ずかしさの中、
真珠のネックレスをアナルビーズとして入れられる。
シルク:スライム型リビドリがコーティング。
邪魔な服を溶かされ、全身を同時に犯される。
699 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 04:39:44.80 ID:AMAfPMXgO
カノン:脅迫させられて公園で、膝ついて人々にフェラ奉仕。
フェレスに指示されて、出された精液を手で受けて飲む。
さらに後日。
フェレスに押さえられ、背面位で犯される。
700 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 04:44:05.35 ID:AMAfPMXgO
中間(ソフィアが戻らなかった場合)
生徒会長:また発情して生徒会室で自慰行為。
カノン:ソフィアに負ける。
抱きつかれて密着した胸の間にフェレスのイチモツ。
つまり強制的にパイズリをさせられて絶頂。
これにより洗脳されて、カノンリタイヤ。
701 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 04:48:39.43 ID:AMAfPMXgO
8回目
ハート:穿いているパンツの生地の上から手コキしろといわれ、
必死にリビドリを満足させようとする。
最後は射精されて下着がグシャグシャ。
シルク:アリクイ型リビドリに押し倒される。
乳首を舐める舌先から魔力を吸われ、服が消えていくシルク。
レスが短いのは忍法帳の所為かw頑張れ!
703 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 04:53:34.92 ID:AMAfPMXgO
9回目(ラスト)
ハート:「悪の組織の大首領(リビドリ)の副官」という役を与えられる。
玉座に座る首領に言われるがままに、フェラと自慰を体が勝手にしてしまうハート。
シルク:ヘルミッ○ョネルズなりのマッスルコンビリビドリ。
一方にM字開脚で持ち上げられ、前後から同時挿入。
アナルとヴァギナの中で動き回る異物に苦しむ。
704 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 05:00:27.24 ID:AMAfPMXgO
ハートに確定
1回目:気を失って気がついたらフタナリになってた。
射精すれば元に戻るというリビドリに従い、自慰。
本来なら感じない性感帯に、さらにリビドリのペニスをすり付けられて絶頂。
2回目:カメラマン型リビドリにより、M字に金縛りされて被写体に。
股間にローターを仕込み、口から淫らな発言をする設定にされてしまう。
705 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 05:04:02.28 ID:AMAfPMXgO
3回目:タコ型リビドリの触手吸盤に犯される。
4回目:捕まえたフェレスに連れられてどこかのステージへ。
野次馬が見る中、片足を上げた後ろから挿れられて、ついに処女を奪われる。
706 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 05:10:51.19 ID:AMAfPMXgO
5回目:リビドリが消えたと思ったら、ローターになって瞬間移動。
またフェレスに脅迫され、白昼に股間に異物を仕込んだまま歩くハート。
さらにバイブにトランスフォーム。
ハートは一度絶頂する。
でも興奮して射精したリビドリに釣られて休む間もなくまた絶頂。
707 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 05:13:44.88 ID:AMAfPMXgO
いずみん:人々に見られた恥ずかしさが興奮に変わり
それを抑えられずに授業中に下着を脱いで自慰。
次々と異変に気付いたクラスメイトの声に教室がどよめく。
6回目:その場で突然、クラスの小林君がリビドリ化。
変身して、触手で穴を犯され、クラスに自分の正体と淫乱な部分を見られてしまう。
708 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 05:18:34.66 ID:AMAfPMXgO
7回目:もう普段から淫らな感情を持つようになったハート。
偶然、以前リビドリになって犯したカメラマンを見つけ、自宅に招く。
そして変身して、自分から犯してくださいとせがみセックス撮影。
その姿を親友のまゆまゆに見られ、今の現状を後悔する。
709 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 05:22:32.73 ID:AMAfPMXgO
8回目:シルクとタッグを組んでもフェレスに適わない。
勝ったフェレスは、エッチを要求。
強がるシルクだったが、心が折れたハートは、
フェレスのいいなりになってシルクを押し倒す。
犬と猫を模したコスに替えられ、互いにキス、愛撫して潮と母乳を吹き出す。
710 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 05:29:21.11 ID:AMAfPMXgO
9回目:堕ちた自分はもう「戦士」の資格はないが、一瞬の隙でシルクを逃がすハート。
捕まった彼女は、今までの比にならない数のリビドリの相手をする。
触手にイマラをされ、伸びる手に胸を揉みくちゃにされ、
股間とアナルを犯され、フタナリ化のペニスを絞られる。
魔力でその映像が電波ジャックで全世界に映し出され、
「元正義の魔法戦士で今はこんなんになってます」と自らの淫乱さを話すハート。
711 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 05:35:33.33 ID:AMAfPMXgO
シルクに確定
1回目:首輪を繋がれ、リビドリに公園内を引きずり回される。
四つん這いで、いくら叫んでも犬語しか話せず、
リビドリに言われるまま公園で放尿と徘徊を繰り返す。
2回目:フェレスに「魔法戦士はHで回復する」と吹き込まれたオタクに囲まれる。
騎乗位、フェラ、手コキのコンボ。
712 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 05:41:34.49 ID:AMAfPMXgO
3回目:ナマズ型リビドリに捕まる。
片腕は大きな口にくわえられ、下半身は自分の体重で深く沈むようドスドス。
さらに乳首についたヒゲから高圧電流。
止めてといっても放電は続き、次第に敏感な乳首とクリしか感覚がなくなる。
合間のハート:戦いに負けて拉致。
ソフィアと触手に責められる。
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
718 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 05:52:18.36 ID:AMAfPMXgO
4回目:気がつくとスク水姿で、プールサイドでM字開脚してた。
リビドリがいないと思ったら、着ていた水着自体がそれで絶叫する。
全身を這う悪寒に襲われ、最後は股間だけ戻ったペニスに汚される。
5回目:乳首をリボンで結ばれ「放乳しないと絶頂できない体」にさせられる。
後ろから次々と襲う男たちに犯されても、イケない。
最後に栓を外され(リボンを解かれ)今までの分を全て解放して絶頂。
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
724 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 05:58:41.08 ID:AMAfPMXgO
6回目:洗脳されたカノンが家に乗り込んできて戦闘。
敗北して、フェレスにつけられた彼女のペニスに犯される。
犯しまくったカノンは呆け、その隙にイってる最中のシルクは逃亡。
家を追われて深夜の街を彷徨する。
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
730 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 10:18:28.80 ID:AMAfPMXgO
7回目:翌朝、カフェに辿り着くと、フェレスが正体を現して、それに惨敗。
テーブルの上に乗せられて、ケーキのデコレーションをされる。
塗りたくったホイップには、媚薬と放乳を促す効果があり、
執拗に乳首に塗られてミルク射出し、それとホイップを混ぜられて悪循環。
あと「野菜好きだから」と無防備な股間に人参挿入。
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
>>730 引き続き、乙であります (`・ω・´)ゞ
つ【 支援 】
「パパラブ 〜パパとイチャエロしたい娘達と一つ屋根の下で〜」をリクエストします。
736 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 10:30:49.36 ID:AMAfPMXgO
8回目:フェレスのアジトで目が覚めて、悪堕ちしたハートと再会する。
古から、ずっとまゆまゆは独りで戦って辛かったんだろとかハートは喋る。
言ってる意味が理解できないシルク。
そんなまゆまゆをフェレス様に授かった力で救うと、生やしたペニスを後ろから入れられる。
737 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 10:34:23.88 ID:AMAfPMXgO
9回目:ヘソ出しならぬ、胸出し、マンコ出しの際どいドレスでの結婚式。
体が言うことを聞かず、手が勝手に指輪交換とかしちゃう。
で極めつけが無数の触手による股間の蹂躙。
ちなみにそれらは、今まで彼女を襲った全てのリビドリ(人間)の成れの果てらしい。
陵辱に堪えつつフェレスの言葉に過去を思い出しかけるが、耐えきれず悪堕ち。
支援
739 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 10:39:16.61 ID:AMAfPMXgO
カノンとソフィアに確定
1回目
カノン:巨大虫型リビドリに後ろから犯される。
しかも場所がショッピングウィンドウで、
押し付けられた乳房や緑の液を入れたれた股間を公衆に見られる。
ソフィア:魔法で処女膜を再生されて、再び破瓜の激痛を味わう。
740 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 10:43:42.27 ID:AMAfPMXgO
2回目
カノン:フェレスに強請られて、ホームレス3人を相手に輪姦。
ソフィア:どこかの工事現場に腕を拘束。
休憩から戻ってきた現地の男どものあそこに勃起魔法。
戻したかったらソフィアにぶっかけろと言われて、男たちは大量の精液を浴びせる。
741 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 10:48:04.20 ID:AMAfPMXgO
3回目
カノン:フェレスの妨害魔法で変身を無効化、つまり半裸状態になる。
力も失い、下級のフラグメントに騎乗位、パイズリをさせられる。
ソフィア:複数のおデブちゃんリビドリに囲まれて押し蔵饅頭される。
ただでさえ息苦しいのに、体臭を嗅がされて気が狂う。
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
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747 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 10:53:06.04 ID:AMAfPMXgO
合間
生徒会長1:昨夜会ったフェレスに、フタナリ魔法をかけられる。
授業中に勃起して、どうやって隠そうかイジってたら射精して教室で異臭騒ぎ。
生徒会長2:今度はフェレスに薬を口移しで飲まされる。
用心しつつ学校のスピーチをしていると、スライム型のモンスターを脱糞。
それに我慢して、傍聴席に悟られないようにスピーチを続ける。
つ【 支援 】
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つ【 支援 】
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753 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 11:03:04.63 ID:AMAfPMXgO
4回目(ソフィアなし)
カノン:横向きに寝かされて、リビドリに鞭で打たれる。
白い太股が赤く染まっていき、
フェレスの言葉責めで自分の本性がどMだと気づかされる。
5回目
カノン:魔法で四肢を高層ビルの大ビジョンに融合させられて磔。
股間のバイブと、後ろの画面に流される前にホームレスを相手にした時の映像という痴態を人々に晒す。
754 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 11:06:42.09 ID:AMAfPMXgO
ソフィア:カノンを助けに向かって負けると、彼女と69させられる。
制限時間耐えたら住人を襲わないと言われて必死にバイブの絶頂を抑えるカノン。
でも激しくなったバイブと、ソフィアに直視されてる現状に潮吹き。
ソフィアも臭いでノックアウト。
755 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 11:11:54.62 ID:AMAfPMXgO
6回目
カノン:戦う「力」だけを奪われて、元に戻して欲しかったら、学園の男子たちに犯されろと取引される。
順に手コキ、フェラで奉仕してたら、ついに精神が揺らいで変身までも解いてしまう。
もうどうでもいいやと、驚く相手を気にせずフェラを続ける生徒会長。
756 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 11:23:26.55 ID:AMAfPMXgO
ソフィア:仰向けに寝かされて、オナニーしたリビドリに大量の精液をぶっかけられる。
生徒会長(続き):ソフィアを弄んだ後で日が暮れても、まだ奉仕していた。
様子を見に割って入ったフェレスは、順番抜かすなと男子に止められる。
自分のお陰なのに調子に乗るなと、逆ギレした彼は生徒たちの頭をぽぽぽぽ〜ん。
そんな目前の惨劇に気づかす、フェラを続行。
757 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 11:27:43.50 ID:AMAfPMXgO
7回目:カノンとソフィアの両方。
多くの陵辱でついに精神が壊れた彼女たちはフェレスと白昼の街へ。
通りすがりの人に勃起魔法をかけて、この人たちを満足させようねとパイズリを命令する。
もう自分の意志でフェレスに従うようになった2人は、とうとう彼の奴隷になる。
758 :
魔法戦士フェアリーメイズ ◆l1l6Ur354A :2012/01/20(金) 11:30:20.51 ID:AMAfPMXgO
だいたいのエッチシーンはこんなもんか?
あとハートのラストの続きで、男子生徒2人にフェラして
「みんな、今日はこの学園でご奉仕してます」て中継する場面があるけど、
シーンに入るときと入らないときがある。
以上、説明終わり。
PCから投稿できないのか
なんつうかひでぇわ
規制されてるなら規制用のほうに書いたほうが良かったかもしれんけど
どうせ人いないしいいんじゃない
乙乙
肉壺姉妹を希望します。
【リクエスト】
輝光翼戦記 銀の刻のコロナ
めばえ をお願い致します
ツンデレ姫様が淫乱発情化!〜妊娠するのは呪いを解くためですわ!…あぁンッ♪ジュボジュボ頭の中まで響いちゃう♪〜
をお願い致します
美乳kiss姉 理美 「弟のクセに逆らうなんて……ナマイキよ!」 をおねがい。
>>765 姉ルート
うざい姉ちゃんだと思ってたけど、あれ?なんかかわいくね?
→姉ちゃんの下着でオナニーしてて見つかる
→姉ちゃんだってオナニーしてるだろ、学校でばらされたくなきゃエッチの勉強手伝ってよ
エッチの勉強の効果で何故か兄弟仲よくなっていちゃいちゃ
主人公は姉ちゃんに褒められたいがために成長しだす
ある日姉ちゃんが、妊娠させてと言ってきたよどうする?
→妊娠させる→めでたく妊娠いちゃいちゃEND
→妊娠させない
遠くへの進学を勧められる姉ちゃん
姉ちゃんは主人公のために断ろうとするが、逆に主人公が進学を勧める
一年後主人公もがんばって姉ちゃんと同じ学校に進学してEND
『真夏の夜の雪物語 -MIDSUMMER SNOW NIGHT-』をリクエスト致します、何卒宜しくです。
Eternal Sky 〜悠久の空の彼方〜
をお願いします
世にも気持ちいい学園の快談 〜オバケになってあの娘に仕返し!〜
をお願いします
おはようございます
肉体契約書をリクエストします。
>>765 ハーレムルート
友達と姉ちゃん、両方とエッチの勉強をしている主人公
ある日、友達と姉ちゃんが試合についての話し合いを主人公の家ですることになる(全員テニス部設定)
姉ちゃんが、お茶を用意しに行った時、友達に姉ちゃんの部屋でフェラしてもらう
当然、姉ちゃんはすぐに帰ってきてその場はお開きに
その後、主人公に手を出すなという姉ちゃんと主人公とはもうほとんどカレカノの関係だという友達で修羅場になる
なぜか、エッチで主人公を満足させたが勝ちという結論に
→どちらも選べないと言っておけばずっと3Pできるんじゃないかと企む主人公だったが、企みはすぐにばれる
→おしおきされることになる
→姉ちゃんと友達で主人公にどういうおしおきするかを考えてたら、姉ちゃんと友達仲良くなったよ
→三人でいちゃいちゃしたらいいじゃないハーレムエンド
グロとか好きなんだけど
ヴァルプルギスてなんぞ?
ググれカス
聖麗奴学園をお願いします。
>>765 友達(非処女)ルート
主人公と友達(非処女)は同じゲームが好きで超レアアイテムを出すため二人でよくゲームをする仲になる
主人公にその超レアアイテムがでて主人公はその友達(非処女)にあげる
→お礼におっぱいもませてもらう
→童貞バレバレでエッチの勉強もさせてもらうことになる
一緒にいるうちに友達が主人公にほれて付き合うことになる
結婚してほしいといわれたぞ、どうする?
→妊娠させる→怒られるのも覚悟だったが、友達の両親も受け入れてくれて家族間の仲も良好END
→妊娠させない
ずっと一緒にいて将来結婚するために一緒に進学する予定のEND
選択肢が結婚するしないじゃないのが凄いな
花咲く乙女と恋の魔導書〜ギルドのない村にギルドを作ろう!〜を頼む。
リクエスト
あの空の向こう側
お願いします
妹選抜☆総選挙 〜365人の妹いちゃラブマニフェスト〜 をたのむ
りとる†びっち 〜Little Bitch Girls in Hog Farm〜 をリクエストいたします。
WHITE ALBUM 2〜closing chapter〜,お願いします
姦染5〜The Daybreak〜
お願いします
HOTEL. をお願い申し上げます。
あっぱれ!天下御免をリクエストします
WHITE ALBUM 2〜closing chapter〜
杉浦小春ルート
・小春の親友(峰城大付属高校のクラスメイト)であり主人公のバイト先の塾の教え子である矢田美穂子をばっさり振ったため大学に小春がやってきて主人公に説教をする
・主人公が掛け持ちでバイトしていた(主人公はすでにやめていたが助っ人という形で在籍)ファミレスに偶然にも小春が入ってくる
・お互いに衝突しながらもなんやかんやで惹かれあう主人公と小春
・二人であっている所を前述の矢田美穂子に見られてしまう
・小春が親友の想い人を寝取ったなど誹謗中傷で小春は高校のクラスで孤立する
・実際に付き合い始める二人
・徐々に追い詰められていく小春
・小春と同じクラスである小木曽雪菜の弟である孝宏の活躍で親友たちと和解の方向へ向かう
・主人公と雪菜話し合いで別れる
・小春は親友が自分と同じ大学に推薦入学することをためらって結局一浪の末に峰城大より上の大学へ進学 END
和泉千晶ルート
・主人公と和泉は同じ学部
・主人公は雪菜とは違った女っぽさを感じさせない和泉に安らぎを求めていく
・結局主人公と和泉はなし崩し的に体を重ねる
・ある日和泉が主人公の前から姿を消す
・実は和泉は大学の演劇部のエースであったということを武也からの助言で知る
・次回講演が雪菜とかずさと主人公の三人をテーマにした演劇であり(実は和泉は付属出身で以前から主人公達のことを知っていた)その作品のために主人公と寝たということを本人から聞き主人公発狂
・主人公は立ち直り真相を知った後でもやっぱり和泉がいいという結論をだす
・主人公は雪菜と別れる
・主人公と和泉お互いに好きということでEND
とりあえずここまで書きました
キャラの詳細はウィキペディアを参照していただければわかると思います
WA2乙
だがトリップを(ry
七つのふしぎの終わるとき をお願いします。
リクエスト
お前のパンツは何色だ!?
制服天使につき、BAD ENDを詳しめでお願い申し上げます。
>>788 東京プラトンに新入ホテルマンとして赤川一平(高嶋)が入社するところから始まる。
赤川の先輩・北山役に石ノ森の息子の小野寺丈、東堂役に松方弘樹、社長秘書役に紺野美沙子らが出演。
各話にゲスト出演者が宿泊者やホテルの関係者として出演し花を添える。
>>796 詳細をもうすこし分量多く書いておくれやす
恋するコトと見つけたり!
を頼みます。
処女と魔王とタクティクス
お願いします。
801 :
名無しさん@初回限定:2012/01/29(日) 19:00:23.46 ID:6sAg88QC0
美少女万華鏡 -呪われし伝説の少女-をお願いします。
三人のお姉様に女装Hや受け身Hで弄ばれる『新君』のハーレム?生活+1をお願いします
堕ちる人妻 をお願いします。
ボクの彼女はガテン系お願いします。
真剣で私に恋しなさいSをお願いします
できれば小雪ルートを詳しく
てs
翠の海予約いいすか?
うむ
811 :
翠の海:2012/02/03(金) 01:35:41.51 ID:rWNiuU7m0
自分が一体誰なのか、ここはどこなのか、どうしてここにいるのか……
カイという自分の名前以外を思い出せない主人公は深い翠の森の中で目を覚ます。
ひどく体を重たく感じながらも、森の出口を求めて歩き出すと、湖に出た。
湖の周りは全て深い森に囲まれていて、出口は見つけられそうになかった。
カイが疲れて寝ていると、そこへみちるという少女が現れる。
カイはみちるに尋ねる。ここはどこなのか? しかし、みちるは
自分もまたカイと同じように記憶が無く、気付いたらこの森にいたと応える。
みちるに連れられてたどり着いた先は森の中に不自然なほどに豪奢なお屋敷だった。
屋敷には12人が暮らしており、皆、カイやみちると同じように記憶が無く、気付いたら森にいたという。
どこにも行くあてのないカイはしばらくこの屋敷に滞在することにした。
初めてなんで上手く書けるか分かりませんが少しづつ投下してきます。
812 :
名無しさん@初回限定:2012/02/03(金) 01:39:53.82 ID:DUW4VO+b0
この月光、生来目が見えぬ!
な、生天目…
屋敷での生活は規則正しく行われていた。
起床は7時、就寝は9時。食事は7時半、12時、18時。午前中は教室で勉強。
午後2時からは運動か音楽かの選択。
屋敷には個人の部屋の他に図書室、音楽室、リビング、食堂、キッチンがある。
キッチンにはみちる、灰奈、紡の三人しか入れない決まりになっている。
屋敷の規則に従い、しばらく平穏な日常が続く。
ある日、カイは疑問に思う。この食事はどこから調達している?
電気や水道も普通に使える。疑問をカイはみちるに尋ねる。
みちるは、そんなことは考えても意味がないという。
ここは楽園で自分達は選ばれた人間達だと。結局上手くはぐらかされたが気になって仕方ないカイは灰奈にみちるに尋ねたことを聞く。
灰奈は口止めでもされているのか、ひどくおびえ聞き出せなかった。もう一度みちるに尋ねるがナイフで脅されて、
そこでは聞くのを諦めた。
選択肢1こんな事実はおかしい。追求する。
2命が大事だ。今は受け入れる。
1を選ぶと夜中の就寝時間以降に食料などを外から仕入れているに違いないと思い、夜中に屋敷を探索。キッチンにあかりが点いているのを発見。
屋敷の人間とは違う何者かがいた。
ここで選択肢で「もう少し近づく」と、後ろから誰かに刺されて死亡。
「一旦離れる」と知紗が現れ逃げるよと言う。ここにいたら殺されるそうだ。
知紗は屋敷から出たがっていた。一緒に屋敷を出ることにした二人。
外から来た人間が通った道を目星をつけて森を歩くが遭難してしまう直接的な描写はないが死んだと思われる。
ある程度書きためてから投下したほうがよくないか?
このペースだと結構期間掛かりそうだ
つうかもっと簡略にまとめてくれよ
これシナリオをコピペみたいになってるじゃん
選択肢書くとかやめてくれ
>>818 べつに選択肢を書いてもいいじゃないか。
それにこれはかなり簡略化されているよ。
誰も書かないから書いてくれればどうでもいいわ
見る側は乞食なんだから書き手が書きやすいように好きに書けばいい
それが気に入らないなら自分で書くか別の人に頼めばいいだけ
822 :
名無しさん@初回限定:2012/02/09(木) 20:01:39.60 ID:SE9h7HaoO
一番なのは長くても一気に書いたあらすじを
そのままポンと落とせたらいいけどね
文章が長すぎます→小分けする
→長い行があります→段落分け
→文章が長すぎます→さらに小分けしてうp
→連続投稿→→→バイバイサルさん
→また書き直す
精神的な悪循環だな
823 :
名無しさん@初回限定:2012/02/09(木) 20:04:07.06 ID:SE9h7HaoO
一回の投稿って 一行何文字で 何行まで載せれたっけ。
初めての人は、その知らない盲点で苦戦しそうだけど。
WA2めっちゃハマったんで一気に書いたんだけど、
クソ長くて一発でコピペするどころかスレを埋め尽くしそうな域になっちまった。
とりあえず一昨年発売でバレ警報しなくていい序章部分をできるだけ圧縮してみてからテスト投稿するんで、
それでも長いよ!とか、もっと長くてもいーやっていうアドバイス頂戴な。
826 :
824:2012/02/09(木) 21:23:59.14 ID:+CEG2+sr0
WHITE ALBUM2〜introductry chapter〜行きます。
intro部分は2010年発売で新作じゃないんでトリなしです。
なんとかそれなりの量にできたけど、たぶん連投やら長文やらで数回中断すると思う。
あと、全部終わった後に本当に可能な限り端折った圧縮版を出すんで
長すぎだろコレ、とかそういう場合はそれだけ見て頂戴。
ということで、ほぼ無圧縮版(だいたい22K)いきます。
827 :
824:2012/02/09(木) 21:43:00.78 ID:+CEG2+sr0
ヤバい。予想より最大文字数が少なかったんでかなりバラすことになりそうです。
文章手直し含めて時間かかるんで日またぎ含めて気長に待ってくださいな。
峰城大学付属高校3年、北原春希(きたはら はるき)は成績優秀品行方正で通っている典型的な委員長気質。
頼んでもいないのに厄介ごとを引き受けてしまう仕切り屋で、過剰なまでの責任感の強さのため
その堅物すぎる真面目さに辟易されつつも彼を知る人からは頼られる存在だった。
基本的に真面目で無趣味な彼のひそかな趣味とも言えるのがギター。
春希は軽音楽同好会に所属しており、補欠とはいえ彼も文化祭に向け練習していたのだが、
同好会の部長である春希の親友にして女好きで有名な飯塚 武也(いいづか たけや)たちメインメンバーが
ヘルプで入っていたボーカルとの女性関係で揉め事を起こし空中分解、文化祭への参加が危ぶまれてしまう。
支援
春希は最後に一番好きな曲である『WHITE ALBUM』を弾き始める。
隣の第二音楽室には、春希がギターを弾くと合わせてくれる謎のピアニストが居て、
春希はその顔も知らない相手とのセッションを楽しみにしていた。
心地よく最後の壁越しのセッションを楽しむ春希の耳に、聞き覚えのない歌声が聞こえてくる。
声の主を探して屋上に向かうと、そこには気持ちよく歌う雪菜の姿があった。
ごめん今の環境だと忍法帖Lv2だから制限キツイ
3になればけっこうマシになるから明日の夜まで飛ぶかも
>>1の規制者用外部掲示板に投稿して、こっちに告知だけするという手もある。
最初から手直ししたので、どうせなので最初からやり直します。
規制に合わせたつもりですが、予想より規制が厳しかった場合は
>>833さんの言うように一旦外部掲示板に載せようと思います。
では、WHITE ALBUM2〜introductory chapter〜もう一度始めます。
峰城大学付属高校3年生・北原春希(きたはら はるき)は成績優秀品行方正で通っている典型的な委員長気質。
頼んでもいないのに厄介ごとを引き受けてしまう仕切り屋で、その上誰にでも説教してしまう説教屋。
その真面目すぎる堅物ぶりに辟易されつつも、彼を知る人からは頼られる存在だった。
そんな彼の頼まれごとのひとつが一ヵ月半後に開催される学園祭の実行委員の手伝い。
付属の大学で開催されているミスコンに倣って裏で開催されている裏ミスコンの参加者にエントリーの意思を確認しに、
入学してから2年間ミスコン女王の座に君臨している学園のアイドル、小木曽雪菜(おぎそ せつな)の所へ向かうと、彼女は参加を辞退したいと言い出す。
だが、周りの男連中の反対を無視して「有名になりすぎても気苦労が多くて困るだろ、本人の意思が大切」と言った春希を見て、雪菜は参加取り消しを撤回する。
基本的に真面目で無趣味な彼のひそかな趣味とも言えるのがギター。
春希は軽音楽同好会に所属しており、裏方とはいえ彼も学園祭に向け準備していたのだが、
同好会の部長である春希の親友にして女好きで有名な飯塚 武也(いいづか たけや)たちメインメンバーが
ヘルプで入っていたボーカルとの女性関係で揉め事を起こし空中分解、文化祭への参加が危ぶまれてしまう。
これで半年の同好会活動も終わりかと、春希は最後に自分の一番好きな曲である『WHITE ALBUM』を弾き始める。
隣の第二音楽室には、春希がギターを練習しているとそれに合わせてくれる謎のピアニストが居て、
春希はその顔も知らない相手とのセッションをとても楽しみにしていた。
心地よく最後の壁越しのセッションを楽しむ春希の耳に、聞き覚えのない歌声が聞こえてくる。
声の主を探して屋上に向かうと、そこには気持ちよく『WHITE ALBUM』を歌う雪菜の姿があった。
お互いに驚愕しつつも、春希は雪菜に話しかける。
「軽音楽同好会、入らない?学園祭でバンドをやる予定なんだけど、ボーカルがいなくて」
「ごめんね…わたしの中では僅差だったけど、やっぱり無理」
翌日。一晩考えてきた雪菜の返事を聞くが、結局断られてしまった春希。
だが、諦められない春希は最後の手段として放課後、商店街へ向かう。
スーパーでアルバイトをしている三つ編みおさげでメガネの地味な女の子、それがもう一人の小木曽雪菜だった。
春希は昨日の初対面の前から雪菜がここでアルバイトしていることを知っていた。
自分の変装を見破られたのは初めてだという彼女は、自身のアルバイトの理由を語り出す。
普通の中流家庭の娘である彼女だが、学園祭のミスコンで優勝してしまったために
「お嬢様」のイメージがついてしまい、そのイメージを守るための新しい服を買うためにバイトでお小遣いを稼いで、
アルバイトのせいで時間が取れずに友達ともなかなか遊べず、付き合いが悪くなるとますますお嬢様イメージが加速して…
という悪循環に陥ってしまったという。
彼女の「いい子」すぎる打ち明け話の眩しさに毒気を抜かれてしまった春希は勧誘を諦めようとするが、
雪菜は春希に「夜10時に駅前で待ってて」と頼む。
「本当のわたしはね…あなたが今思っているようないい子なんかじゃないの」
別れ際の雪菜の言葉に緊張していた春希が駅前で待ち合わせした後向かった場所は…カラオケボックスだった。
8曲ぶっ通しで歌っても平気な顔をしている雪菜に唖然とする春希。
彼女は歌うことが大好きで、趣味は一人カラオケ。
一人で歌う理由は「複数人だと一曲あたりの値段が高くなるし順番待ちがイライラするから」。
学園のアイドルと謳われる高嶺の花の正体は、妙に庶民的で、歌に関してだけは空気を読めない少女だった。
春希に自身の秘密を告白した雪菜は、昨日の断りの撤回と同好会への参加を了承した。
翌日。春希が雪菜を口説き落としたことを話すと、
武也と、武也の5年来の腐れ縁にしてボーイッシュで体育会系な春希と雪菜の共通の友人・水沢 依緒(みずさわ いお)に仰天される。
だが、そこで雪菜の「ピアノの人は?」という質問に、春希は見栄を張って「今日は休み」ととっさに嘘をついてしまう。
その見栄のためだけの嘘を本当にするべく音楽科クラスであるH組へと乗り込む春希。
だが、第二音楽室は音楽科の面々は誰も近づきもしないという。
第二音楽室の主の正体を探るべく、春希は武也の協力のもと窓伝いで外から第二音楽室の窓を覗く。
そこに居たのは今年の初めからずっと春希の隣の席で、遅刻・サボリの常習犯である冬馬かずさ(とうま −)であった。
かずさは世界的な有名ピアニスト冬馬曜子(とうま ようこ)の娘であり、天才的な音楽センスの持ち主。
過去2年は音楽科に所属していたがその才能と曜子の名のために教師達に贔屓され、それに嫉妬されて彼女は音楽科で孤立。
今年から普通科に転属したが、相変わらずの人を寄せ付けない態度からその美貌にも関わらず教師からも生徒からも疎まれ、
毎度毎度お節介を焼きに行く春希以外は誰も好んで近寄ろうとしない孤高の人物。
現在彼女は母親とは離れて暮らしており、ここ3年間ほぼ一人で過ごしているという。
あの時の3人がバンドには必要不可欠と信じる春希はかずさの同好会への勧誘を開始するが、悉く失敗に終わる。
雪菜が春希にどうしてもかずさでなくてはならない理由を聞くと、
夏休みに春希が音楽室で練習していたとき、「ヘタクソ」などと口では冷たいことを言いつつも
初めて自分のギターを真面目に聞いて、丁寧にアドバイスしてくれたのがかずさだったからと答える。
その後、春希がかずさを語る様子に感じるもののあった雪菜は、春希に知らせず一人でかずさに会う。
かずさにはけんもほろろな態度を取られるも、雪菜はかずさとは「趣味が合う」ためにいい友達になれると直感。
かずさの方は自分の気持ちを見透かしたように明け透けに接してくる雪菜を「天敵」として苦手意識を持つ。
後日、雪菜を含めて3人で食事でもしながら話し合おうという流れになる。
雪菜は「この方が安上がりだから」ということで自宅に2人を招待し、手料理を振舞う。
ずっと一人だったかずさは雪菜の打算のないこの行為が理解できず複雑な感情を抱くが、
帰宅した雪菜の父にステージで歌うことを咎められその場の話し合いは中断してしまう。
その帰路で、春希とかずさはお互いの家庭の事情を少し語り合う。
自分は母親に見切られたと語るかずさに、春希は小学校6年までは普通だったが、離婚で父親が家を出て行き、
今では同居している母親とも滅多に顔を合わせず、話もしないほど疎遠になってしまった。
自分は中途半端だからこそ2人どちらの気持ちもある程度理解できると語る。
かずさは雪菜について語る。
「あんないい子だからこそ苦手。きっと死ぬまで同じ価値観を持てないと思う。
不倶戴天の敵か、生涯の大親友になるかの、どっちかだと思う」
かずさは小木曽家を出る直前、雪菜に父親を説得できたら自分も参加してもいいと言い残していた。
翌日。雪菜は父親を口説き落とし、晴れて雪菜とかずさは軽音楽同好会に参加する。
とりあえずメンバー探しを中断し曲決めを始めるが、雪菜は3人の出会いの曲『WHITE ALBUM』を提案。
かずさの仕切りで武也はシンセサイザーで他パートの打ち込みを担当し、3人は自パートを練習するという流れが決定される。
その日の帰路、かずさは春希を自宅へ招く。
かずさの家の地下にはピアノ練習用のスタジオがあり、春希はかずさの指導の下特訓することになる。
結局その日も、その翌日も泊り込みになり、かずさの自宅から登校することになってしまった。
土日は雪菜も含めた3人でかずさの家で合宿。
1曲目がそれなりに完成したところで、2曲目の話が出る。
1曲目が森川由紀の『WHITE ALBUM』なら、2曲目は緒方理奈の『SOUND OF DESTINY』にしようと提案されるが、
その曲は最後にギターソロが入る、春希の腕前では非常に難しい曲だった。
うっかりそれを失念していた春希に、かずさは「あたしが弾けるようにしてやる」と背中を押す。
その頃、雪菜は洗面所で使用された形跡のあるトラベルセットを見つけていた。
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日曜日の夜。帰路につく春希と雪菜。
途中、雪菜は春希に「北原くんってあんまりカッコよくないよね」などと冷たい言葉をぶつける。
そして「ごめん、明日になったら忘れて」と言い残して帰ってしまう。
春希はその事をかずさに相談したところ「全部バレてる」と言われたため雪菜に電話し、雪菜に秘密で特訓していたことを謝罪する。
すると、雪菜は3年前に起きた出来事を話し始める。
中学時代の仲良し5人グループ。ある日雪菜はバスケ部のエースに告白されるがそれを断る。
だが、彼は5人組のリーダー格の子の想い人であったために、その日以降5人はバラバラになってしまう。
その時のことが原因で、雪菜は人と近づきすぎることに臆病になってしまった。
二人が仲良くするのはいい。だけど、自分を仲間外れにしないで欲しい。
もう昔の高嶺の花として一人でいる生活には戻れない。
これからも3人で一緒にいたい。学園祭の後も、ずっと3人でいたいと。
電話を切ろうとする雪菜に、春希は約束する。
俺は絶対に小木曽から離れていったりしない、そっちから絶交されない限りずっと友達だと。
雪菜は「これから私のことは、雪菜でいいからね」と返事を返した。
本番4日前、かずさは授業中にノートに落書きをしていたとしてノートを没収されそうになる。
かずさはノートを取られることに激しい怒りを露にし、ノートを奪い返して教室を出て行ってしまう。
この日も春希とかずさは恒例の特訓をした翌朝。かずさは何かを完成させる。
疲れ果てた様子のかずさは、家を出る春希に今日は学校をサボって休息すると伝える。
その夜、かずさの家を訪れた春希は、床で倒れているかずさを発見する。
急遽医者を呼ぶと、3日は安静が必要だと診断され、春希は3日間かずさの面倒を見ながら練習することにする。
春希は雪菜に連絡し、彼女のアドバイスに従って簡単な病人食を作る。
雪菜もその場に来たがるが、本番直前で彼女が喉を痛めれば取り返しがつかないために断念することに。
本番2日前。リハーサルにも姿を見せない二人をいろいろな意味で心配する雪菜。
雪菜はその不安が拭えず、結局リハーサルで声を出すことはできなかった。
その日は週二度のホームヘルパーの柴田さんが来る日だった。
春希は柴田さんからこの家の事情を少し聞く。
元々はピアノの先生やかかりつけの主治医、米屋などとも契約しており、ホームヘルパーも毎日来る予定だったが、
かずさは最低限のホームヘルパー以外すべて自分で止めてしまったらしい。
春希はそのことを疑問に思いかずさに聞いてみると、かずさは静かに答え始める。
子供のころからひたすら母親に認められようとしてひたすらピアノに打ち込んでいたかずさ。
だが、3年前に母親が活動拠点を日本からパリに変える際に「今のあなたを連れて行く意味はない」とはっきり言われてしまった。
だからピアノをやめて冬馬曜子の娘であることをやめようとしたと。
春希はそんなかずさの事情はただの母娘喧嘩であり、バカバカしいことなんだから
本番は楽しくやって母親共々みんなをあっと言わせて見せようと言って彼女を励ます。
本番前日。文化祭の1日目。遅刻して登校してきた春希は、
和服に袴のコスプレ姿でウェイトレスをしていた雪菜の手を引いて校外へ連れ出す。
連れてきたかずさの家で、二人はかずさが作っていたものを雪菜に見せる。それは、新曲だった。
春希が軽音楽同好会に参加していたのは、3年間の集大成を何かしらの形に残したかったから。
とはいってもギターなら自分よりうまいのが二人もいる。
音楽知識のない春希に曲は書けない。だからせめて詩を書いて曲をつけてもらえればと思って書いていた1つの詩。
武也からその詩の存在を知らされたかずさは寝る間も惜しんで秘密裏に曲作りを行って無理をし、倒れてしまったのだ。
北原春希が詩を、冬馬かずさが曲を書いた、小木曽雪菜が歌うための世界で1つのオリジナル曲。
最後の24時間、3人はこの曲の練習に費やす。
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本番の日。ミスコン女王の雪菜の話題性もあり客の入りは大盛況。
本番直前、3人はそれぞれに発破をかける。
「楽しくやろうね?そして、みんなをびっくりさせてあげようね?」という雪菜。
「二人とも、迷ったらあたしの音だけ聴け、なんとか導いてみせる」というかずさ。
もうやり残したことはない。3人はステージへと登る。
1曲目は『WHITE ALBUM』。自分の一番の持ち歌である雪菜は歌い出しで観客の心を掴み、
かずさは間奏でキーボードからサックスへ持ち変えるという曲弾きで観客を沸かせてみせる。
2曲目の『SOUND OF DESTINY』ではかずさはベースへと持ち変えてその多芸さを見せつけ、
春希は難関のソロパートを見事ノーミスでやりきって場を盛り上げる。
そして最後の曲が終わったとき、絶賛と拍手の嵐が巻き起こった。
ステージ終了後。雪菜は自分のクラスの喫茶店に引っ張っていかれ、残された二人は第二音楽室に戻る。
春希は心地よい疲れにまどろみながらかずさに語る。
「卒業しても…俺達ずっと続いていたい。ここ最近は俺はもう毎日が楽しくて嬉しくて…
ずっと勝手に親しみを抱いていた高嶺の花が自分から進んで俺の目線に下りてきてくれて、
ずっと友達になりたかった奴と、やっと本音でわかりあえる友達になれて…」
「あいつは『花』であたしは『奴』か……ぅ…」
「どうしたんだ、冬馬?なんで…震えてるんだよ?」
「……寒い…」
「そうか、もうすぐ冬だもんな」
「ああ…『WHITE ALBUM』の季節だ…」
そのまま春希は眠りに落ちていった。
その後雪菜が第二音楽室に戻ったとき、扉の隙間から眠っている春希にかずさがキスをしている姿を見てしまう。
「そんなのってないよ…冬馬さん……」
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春希が目覚めたとき、そばにいたのは雪菜だった。
二人は今後のことを話し始めるが、雪菜の様子はどこかおかしい。
「学部が違っても、二年になっても、ずっと一緒にいてね。春希くん。
…今日の私は、ずっと夢を見続けて居たい。
スポットライトを浴びて、大好きな歌を歌って、みんなが喜んでくれて…
好きな人に誉められて、だから、調子に乗ってごほうびをねだって…
そしたらその人が、ちょっと苦笑いして、甘えん坊のわたしを、やさしく抱きしめて…
でも、ちょっと想像してたのと違うね、これ。
こんなふうに、自分の方から迫っちゃうなんて、計画のうちにはなかったんだけどな。
あくまでもわたしは受け身で…ちょっとびっくりしたけど、でもずっと待ってたんだからいいやって…
そんな感じの都合のいい夢だったんだけどなぁ…
仕方がないか…自分の心を掴みきれてなかったわたしが悪いんだもんね」
雪菜は春希に近づいていく。
「……よけても、いいんだよ…?」
春希の脳裏に、一瞬別の少女のことが浮かぶも、春希は自らの意志で雪菜とキスをする。
二人の、雪菜の、ファーストキスだった。
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翌日の後夜祭の後、かずさの家を訪れた春希は、かずさに雪菜と付き合い始めたことをかずさに報告する。
「これからも、3人で一緒にいてくれるか?」という春希に、かずさは答える。
「離れる理由はないよ。あたしと全然違う二人が勝手にくっついただけで、あたしに害なんて…ないよ」
その帰路、春希との電話口で、雪菜は涙を流してかずさの様子と、これからも3人いられるかを心配していた。
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さらに翌日。放課後の屋上で雪菜はかずさと二人になる。
「小木曽が悪いんだぞ。お前が北原の馬鹿に騙されてのこのこ同好会に入らなければ、あたしは平穏無事な2学期を過ごせたんだ」
「そうだね、わたしが居なければ、冬馬さんはゆっくり春希くんとの絆を深めていくことができたのにね…」
「…話にならないな。まあ、一月の恋が冷めないことを祈ってるよ」
「本当に、いいの?わたし、春希くんのこと取っちゃったんだよ?冬馬さんのものじゃなくしちゃったんだよ?」
「正直、小木曽に北原なんて似合わない。けど、小木曽の悪趣味を満たすためにはしょうがないだろ」
「でも、わたし知ってたんだよ?あの時、冬馬さんが…」
「『かずさ』、だ。雪菜みたいな勘違い馬鹿、嫌いじゃないよ?女の子なら可愛げあるもんな。
だから、この話はおしまいだ。…北原ごときに心配されるのもむかつくから…全部今まで通りにしてやるよ。
あ、1つだけ違ったっけ。どうかな…『雪菜』?」
雪菜は涙を流しながらかずさの胸に飛び込み、かずさは雪菜を優しく抱きしめた。
12月。出席ギリギリ赤点だらけのかずさを無事卒業させるため、3人は雪菜の家で勉強会を行っていた。
だが結局勉強もそこそこに冬休みの話になり、3人で温泉旅館に一泊旅行に行こうということになる。
春希の熱心な指導もありなんとか追試に通ったかずさは出席さえ足りれば卒業できることになった。
かずさはやっとピアノに集中できるようになったんだから、
2年ぶりにコンクールに出るために1日10時間練習の毎日に戻るという。
かずさも3人の輪の中でよく笑うようになり、母親の呼び方も「あいつ」から「母さん」になるなど、彼女の心境の変化ぶりをうかがわせていた。
すべてが順調なはずの3人。だが、春希の心には何か膿のようなものが残っていた。
クリスマスイブ。3人は温泉旅行に出かける。
かずさはサボり生活していた夏休みに免許を取得していたため、予定外の車で行くことに。
運転は半年ぶりのペーパードライバーのかずさの運転にヒヤヒヤさせられながらも、生来のセンスのよさからすぐにコツを掴み、
夜にはなんとか山奥の旅館に到着。雪も降り出しホワイトクリスマスになる。
3人で夕食を取り、そろそろお開きにしようという時。
雪菜の「来年のこの日も、みんなで集まりたい」という言葉にかずさは冷や水をかける。
「約束はできない。あたしは、お前達と進路だって違う。来年の今日のことなんて約束できない。
雪菜だって北原と二人きりになりたい時が来るかもしれない。そんな時今日の約束が足かせになるかも」
「それでも、ずっと3人で居たい。あの日のこと、何年経っても、懐かしく思い出したい。できれば…もう一度、二人の演奏で歌いたい」
「それなら…証明してもらおうじゃないか…永遠の友情を」
かずさはそう言ってシャンパンを取り出し、酒盛りが始まる。
雪菜はずっとかずさの胸で激しく泣き笑いしていた。
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酔いを醒ましてから、春希は露天風呂に浸かりながら考えていた。
雪菜が会うたびに違う可愛さをぶつけてくるように、
かずさは新しい美しさを見せつけてくる。
友達に、恋人の親友に、そんな目線を向けている自分は最低だと思う春希。
そこに雪菜と彼女に引っ張られてきたかずさがバスタオル一枚で乱入してくる。
必死に背中を向ける春希と二人はそのまま混浴することに。
混浴しながらかずさは呟く。
「あたしみたいな小物はさ、雪菜には一生勝てそうにないよ。ホント、勝てない…」
3人は背中を触れ合わせたまましばらくの間そうしていた。
一泊したその帰路の深夜。小木曽家前に到着し、雪菜と春希はそこで降りることに。
かずさが去った後、春希は別れの寂しさから家先で雪菜と激しいキスを交わし、その体に触れる。
帰宅後も、春希はひたすらに雪菜の感触を想い自慰をし続けた。
今は雪菜のことだけしか、思い出せないように。
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年明け。かずさは以前から言っていたようにピアノに打ち込んでおり、授業には出るものの即居眠り。
かずさを心配する雪菜に、春希はコンクールが終わりまでそっとしておこうと諭す。
春希はかずさを「本当の親友」として見なせるようになる日まで、かずさと距離を置こうとしていた。
コンクールの日。素人目には素晴らしい演奏をしたかずさだが、結果は選外。
だが、かずさはそれでも「落ちてよかった」とどこかで安堵している様子で、
長らく忘れていたピアノの楽しさをしっかりと思い出せたことに満足していた。
その夜。かずさへ一本の電話がかかってくる。「合格」と。
翌週。かずさは春からレッスンを受ける先生の元に試験を受けに行き、しばらく戻ってこないという。
今週末は雪菜の誕生日。例年では家族とパーティーをしているが、春希は雪菜に今年は二人きりで祝わないかと提案する。
春希は今週末雪菜が二人きりで会ってくれたなら、すべてを洗いざらい告白しようと決心していた。
かずさにも心が揺れていることを。そして、それでも雪菜に惹かれており、本当の気持ちの持って行き場を求めていることを。
そして…雪菜を求めていることを。
だが、雪菜の返事は「ごめん。やっぱりみんなでパーティーしよう」だった。
春希は自分の気持ちのやり場に困りつつも、雪菜の気持ちに応えるべく自制を続けようとする。
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つ【 寝落ちかも 】
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週末の2月14日、バレンタインデーの今日は雪菜の誕生日。春希は宝石店で安物のシルバーリングを買う。
恥ずかしながら、「SETSUNA」と刻印を入れてもらって。
だが、雪菜の家に向かう途中、どうしてもかずさの様子が気になった春希は冬馬家のベルを鳴らす。
そこにはかずさは居なかったが、その母である有名ピアニスト・冬馬曜子がいた。
曜子はかずさが毛嫌いしていたようなひどい人間とはとても思えないほど娘を優しく見守っている様子で、
彼女は文化祭のライブを見に来ていたため、彼女は春希のことを「ギター君」として見知っており好意的だった。
彼女にかずさの行方を聞くと、6時に戻ってくるという。
その戻ってくる先とは…成田空港だった。
雪菜に熱が出たと嘘をつき、かずさの許へ向かう春希。自分の嘘で塗り固めた言い訳に吐き気を覚えつつも、
春希は雪菜は家族みんなに囲まれているだろうから寂しくないだろうと自分を納得させていた。
だが、今雪菜の家に居るのは雪菜ひとり…彼女は春希と二人きりのパーティをしようとしていたのだった。
かずさが東京へ戻ってきたとき、雪降る中で春希が待ち構えていた。
今日は疲れたからもう帰って寝るというかずさに、春希は迫る。
「今から雪菜の誕生日パーティに行くんだ。そして、春からヨーロッパに住むことを雪菜に告げるんだ。
約束破るんだからちゃんと雪菜を説得していけ、それが責任だ」と。
文化祭の演奏を聴いていた曜子は、
その演奏からかずさが音楽の楽しさを取り戻したことを感じ、娘に再びチャンスを与えようと思ったらしい。
コンクールに出場させたのもそのためで、選外になったとはいえ伸びしろは十分にあると感じた曜子は
娘を自分の師に紹介し、その入門テストを受けさせた。それに合格したのなら、再び一緒に暮らしてもよいと言った。
そしてたった今、かずさはそのテストに合格して戻ってきた。
つまり、かずさはもうすぐ日本から、春希と雪菜から離れるつもりだったのだ。
こんなことは想定してなかった、準備する時間をくれ、と言い訳して逃げようとするかずさに、春希は叫ぶ。
「どうしてお前は俺の前からいなくなろうとするんだ!」
かずさはそんな春希に激しい感情を向ける。
「そんな台詞は、親友の彼氏に言われる台詞じゃないんだよ!
あたしの前から先に消えたのはお前だろ!
手が届かないくせに、ずっとそばにいろなんて、そんな拷問を思いついたのもお前だろ!
なのに、なんであたしが責められなきゃならないんだ…?
あんな毎日、毎日、心抉られて…それが全部、あたしのせいかよ…酷いよ…!」
春希は雪菜と知り合う以前からかずさに惹かれていたのに、雪菜にも急速に惹かれていって、
雪菜の告白に、本当の自分の一番は誰なのかという気持ちを思い込みとして、
何も言わなかった相手は、自分のことなんて何とも思っていないんだと思い込んで、
目の前の雪菜の告白を受け入れてしまった。
だが、春希は知ってしまった。かずさも以前から春希のことが好きだったと。
春希は自分の気持ちを抑えられず、かずさを抱きしめキスをするが、かずさはそのキスを跳ね飛ばす。
「ふざけるな…ふざけるなよ…なんでそんなに慣れてんだよ!雪菜と…何回キスしたんだよ!
どこまであたしを置いてけぼりにしたら気が済むんだよ!」
かずさが走り去る様子を、春希は呆然と見つめることしかできなかった。
2日後。あの後雪の中で立ちつくしていた春希は高熱を出して倒れてしまった。
そのため雪菜への言い訳はバレずに済んだが、春希はこの2日間雪菜に看病されていた。
雪菜に嘘をつき裏切っておきながら帰り際の雪菜のキスに幸福を感じてしまう自分の罪深さに春希は涙を流す。
新学期。雪菜に遅れた誕生日プレゼントとして胡蝶蘭を渡す。精一杯の真心をこめて。
以前買ったシルバーリングは引き出しの奥に押し込めた。今の自分には渡す資格がないから。
春希が雪菜にかずさの進路と、あの日起きた真実を離そうと意を決しようとしたとき、二人の前にかずさが現れる。
かずさは雪菜に春からウィーンで母親と一緒に暮らすことを告げ、約束を守れないことを謝罪した。
ひさしぶりの家族との生活、という言葉の前に雪菜も反対できず、かずさを祝福する。
「お前たちは、そのままでいてくれ、あたしの帰る場所でいてくれよ」
かずさは『責任』を果たした。あの雪の日の過ちについては一切語ることなく。
それからかずさが登校することはなかった。
卒業式の日。式の後、卒業証書を持った雪菜が、かずさからの手紙を持って春希の現れる。
机の中に手紙が入っていた、ついさっきここにかずさが居たのだと。
武也の制止を振り切り、かずさの姿を求め春希は必死になって町中を探し回る。
だが見つけられずに自宅へと戻ってきた春希のもとに一本の電話が入る。通知された番号はかずさのものだった。
会いたいと言う春希だが、かずさはもう会わないと決めていると言う。
涙声になりながら春希に別れの言葉を告げようとするかずさ。その時春希の耳に救急車の音が二重に聞こえてくる。
電話からのものと、窓の外からのもの。かずさは春希の家のすぐそばに居たのだった。
春希は携帯を握ったままのかずさを抱きしめる。
「なあ…電話なら、声だけだから伝えられる気持ちって、あるよな…?
あたし、お前のことが大好きだった。大好きだったから、雪菜に取られたとき、すごく辛かった…
言っちゃった…雪菜、ごめん。でも、いいよな…?声だけなんだから、いいよな…?
全部、お前のせいなんだ。お前が、弾くことの楽しさを思い出させてくれたのがいけないんだ。
男を好きになる辛さを、教えてしまったのがいけないんだ。
前に進みたくなる気持ちを…この場所から、逃げ出したくなる気持ちを…」
春希は部屋でかずさを抱いた。
雪菜からの着信を無視しながら、二人はお互いに初めて体を重ねた。
「どうして、こうなっちゃったんだろうなぁっ…!」
お互い素直になって、すぐに気持ちを伝えていれば、こんなにも後ろめたい気持ちにはならなかったんじゃないか。
そんな後悔とともに、体を重ね続けた。
そしてその夜、春希が眠っていた一瞬の隙に、かずさは姿を消した。
シーツに赤いシミを残し、春希の制服から2つのボタンを奪って。
翌朝、春希を心配した雪菜が春希の部屋に現れる。
かずさの手紙によれば、かずさは今日午後の飛行機で日本を経つという。
かずさにはもう会うまいと思っていた春希は雪菜に全てを話そうとするが、
雪菜は空港への電車の中でしか聞かないと言い張って春希を引っ張り出す。
電車の中で、春希は雪菜に自分の裏切りの全てを話した。
どんな罰も甘んじて受けるつもりだった春希だったが、雪菜は彼を責めなかった。
二人の気持ちを承知で割り込んで、全てを壊してしまったのは自分。
二人の気持ちが近づいて、自分が仲間外れにされることを恐れて慌てて春希を繋ぎとめようとしたのも自分。
春希が真剣に自分を必要としてくれる人の願いを断ることなんてできないとわかっていて告白したのも自分。
春希は自分の「3人でいたい」という願いに潰されてしまっただけで、自分を裏切ってなんかないと。
故に自分には怒る資格も、悲しむ資格もないとして逆に春希に謝罪する。
「ごめんね…春希くんのこと、好きだけど。かずさほど、真剣じゃ、なかったよ…」
春希が望むならもう追いかけないし、自分をかずさの代わりにしてもいいと言う雪菜。
だが、春希は雪菜の言葉を受け入れられない。雪菜が春希を許すことが許せない。
許されてしまったら、春希はずっと最低の人間のままで、そのままじゃもう二度と恋なんてできない。
雪菜のことを愛することも、できないから。
空港に到着した春希と雪菜。
春希はかずさを見つけると、かずさを力強く抱きしめキスをしてしまう。雪菜の目の前で……
「ごめん…ごめん、雪菜…」
謝罪しながらキスを続けるかずさ。雪菜の目から涙が零れ落ちる。
どうしてこうなるんだろう…
初めて、好きな人ができた。一生ものの友達ができた。
嬉しいことがが2つ重なって、その2つの嬉しさが、また、たくさんの嬉しさを連れて来てくれて…
夢のように幸せな時間を手に入れたはずなのに…
なのに、どうして、こうなっちゃうんだろう…
結局、かずさはウィーン行きの飛行機に乗り二人の前から去ってしまう。
空港の屋上で空を見上げて立ち尽くす春希と、そんな彼を温めようとその背に寄り添う雪菜の上に雪が降り積もってゆく。
♪届かない恋をしていても 映し出す日がくるかな
ぼやけた答えが見え始めるまでは 今もこの恋は動き出せない
(To be continued→closing chapter)
ということでWHITE ALBUM2〜introductory chapter〜 ほぼ無圧縮版終了です。
この後に3レスに押し込めた圧縮版も置いておきます。
とはいっても内容ほぼ一緒で過程の説明を落としただけですが…
正直introductory chapterでは後編の前提知識を出さざるを得ないうえ、
無理に圧縮すると後編でちぐはぐになりそうだったんでクソ長くなってしまいました。
細かい心理描写とかそういうのけっこう削ってるんですが、どうですかね?
自分のクソまとめと違う複線だらけの文章を感じたい方はぜひ体験版をどうぞ。
closing chapterのほうも草稿だけはほぼできてるんで、
圧縮したほうがいいか、クソ長い無圧縮のままでいいか、
コピペすぎだろ自重しろとか、こうしたほうがいいとかご意見ください。
典型的な委員長タイプの主人公、北原 春希(きたはら はるき)は
高校3年の最後の学園祭に軽音楽同好会の裏方として思い出を残そうと思っていたが、
メインメンバーの大量脱退によりそれも絶望的になっていた。
最後の思い出として一番好きな曲である『WHITE ALBUM』を弾いていると、
それに合わせて隣の第2音楽室からピアノが、屋上から歌声が聞こえ始める。
その後、屋上の歌声の主であり、学園のアイドル・小木曽雪菜(おぎそ せつな)と、
隣の第2音楽室の主であり、春希の隣の席の問題児で有名ピアニストの娘・冬馬かずさ(とうま −)が
紆余曲折あってメンバーとして加入。3人はたった3週間という短期間でステージ曲の練習をし、互いに絆を深めていく。
3人は学園祭のステージを見事成功させるが、その夜に雪菜が春希に告白。2人は付き合うことになる。
それでも3人の友情は続いていくものと思われたが、かずさがピアノを本格的に再開し、海外へ移住することになってしまう。
それを秘密にしていたかずさに春希が詰め寄ると、かずさは以前から春希が好きだったことを告白。
そのことで春希は自分の中に押し込めていたかずさへの想いが溢れ出してしまう。
かずさは2人の前から姿を消すが、未練を断ち切れないかずさは日本を発つ前日の夜に再び春希の前に姿を現す。
その夜、かずさと春希はそれが雪菜への裏切りだとわかっているのにも関わらず体を重ねてしまう。
翌日、雪菜は沈んだ様子の春希を空港へと引っ張り出し、その道中で春希はこれまでの裏切りをすべて告白する。
だが、雪菜は二人の気持ちを承知で割り込んだ自分が全て悪いとして春希を責めなかった。
空港でかずさを見つけた春希は、雪菜が見ている前にも関わらずかずさを抱きしめキスをしてしまう。
謝罪しながらキスを続けるかずさと春希を見つめながら、雪菜の目から涙がこぼれた。
結局かずさは飛行機に乗って行ってしまった。
雪の降り出す中、空を見上げて春希は立ちつくし、雪菜はそんな彼を温めようとその背に寄り添うのだった。
(To be continued→closing chapter)
>>918 大作乙
圧縮版でいいと思うけど
誰も書く奴いないし大作投下したけりゃそれでもいいんでね?
CCはどんだけの量になるのやらだがw
921 :
名無しさん@初回限定:2012/02/11(土) 13:14:30.09 ID:gME05rBN0
霧谷伯爵家の六姉妹をお願いします。
それよりもポッキー姉妹の話のほうが知りたい
連投支援がうざいな
避難所に張ればいいのに
次スレの
>>1-2、どうするよ。
このままで変更無しか?
>>926 いいんじゃね?
多分新スレ時期になりそうだけど脅迫3を予約しときます。1でも2でもなくて悪いけど
えろげー!〜Hも恋も開発三昧〜
お願いします!
殻ノ少女お願いしますm(__)m
残り容量どんだけあんの?WA2の人続き投下できんの?
まぁ退避場使ってくれればいいんだけど
もふもふお願いします。
雨あがりの猫たちへお願いします。
ここってPC98とか現行OSでプレーできないようなエロゲーをリクエストしてもいいんですか?
商業エロゲならなんでもOKでしょう
てかリク欄に98作品もあったと思った
WHITE ALBUM2〜closing chapter〜いきます。
どうするか悩んだんですが、前回同様通常版を上げた後、
キリのいいところで圧縮版も出す、という形にしようと思います。
正直closing chapterのほうは長いんで、今日のところは途中で止める予定です。
とはいえ、ただでさえ少ない書き手の中で98を書ける人はさらに稀少だろう
結構98時代やったけどシナリオ書けるほど記憶にあるやつなんて一つもない
実機かエミュ持ってる人なら別だが・・・
今リクにあるのもこの先ずっと残る気がするw
あれから3年。大学3年になった春希は講義を限界まで入れたうえに
数々のバイトを掛け持ちする忙しい毎日を送っていた。
高校卒業を機に始めた一人暮らしの費用捻出のため、というのを表向きの理由にしていたが、
辛いことを考えないで済むように自分を酷使するため、というのが本当の理由だった。
雪菜は女性としてさらに美しく成長し、大学のアイドル・高嶺の花として扱われている。
だが、あれから心から笑うことも、大好きだった歌を歌うこともできなくなってしまっていた。
春希は雪菜を裏切り傷つけた自分を許すことができないため雪菜を受け入れることができず、
かといって大切な存在である彼女と離れることもできないまま、忙しさを理由につかず離れずで逃げ続け、
ごく稀ながら連絡は取り合うも、積極的に会う機会を作ることもない状態を維持し続けている。
その3年の間に、あの時のライブの最後の曲『届かない恋』は峰城大学内限定の冬の定番曲の1つになっていた。
12月。春希のアルバイト先の1つである出版社で、春希は「遠野かずさの元同窓生」という立場から
遠野かずさ特集の記事を書かないかと言われ、春希は悩みながらもその仕事を引き受けることに。
表向きの経歴には一切載っていない、3年前のかずさとの思い出をなぞりながら、春希は記事を書き上げる。
クリスマス直前。相変わらず二人の共通の友人である武也と依緒が春希の部屋にやってくる。
二人の計らいで春希はイブ限定の映画のチケットと高級ホテルでのディナーの予約券を買わされる。
友人たちのお節介に辟易しつつも、春希は雪菜をデートに誘う。
春希の書いた記事の載った雑誌を渡すためという名目で、本当は3年の時を埋め、再び触れ合うために。
クリスマスイブ。ディナーの後、春希は雪菜に提案する。
3年前からリセットし直そう、かずさのことを忘れてこれからゆっくりお互いを知っていこうと。
春希は今日はそれだけで別れるつもりだったが、雪菜は春希に意を決した様子で告げる。
「今日、泊まってくるって言ってきた…
これがわたしのクリスマスプレゼントの代用品。
…わたしの決心が鈍らないうちに、奪って」
雪降る中、二人は3年ぶりに激しいキスを交わす。
支援
ホテルの部屋。シャワーを浴びてきた雪菜。
交代で春希がシャワーを浴びに行くと、ベッドの上には開かれたかずさの記事…
戻ってきた春希に、雪菜は再び問う。
「もう一度答えて…かずさの事を、忘れたの?」
春希が「忘れたよ」と答えたことに、雪菜は「嘘つき」と激しく非難する。
雪菜は春希の書いた記事を既に穴が空くほど読み返していた。
記事の中に溢れる3年前のまま変わらない春希のかずさへの想いに、
雪菜は数日間食事も喉を通らなくなくなるほどに深く傷ついていたのだ。
「さっき、かずさと話してたんだよね?
かずさを諦める勇気を、かずさにもらったんだよね?
あなたは…何年経っても、わたしに嘘をつき続けるんだね。
忘れられるはずのない思い出を、忘れてしまったかのように嘘で塗り固めて、
ずっと、自分を殺して生き続けるつもりだったんだね、ただ、わたしだけのために…」
居たたまれなくなった春希は一人ホテルを後にし、残された雪菜は一人号泣する。
雪菜のことが大切なら、今日だけはやめるべきだとわかっていたのに、
雪菜が無理していることに気づいていたのに、欲望のままに雪菜の体を求めてしまった。
春希は自分の軽薄さの報いに打ちのめされる。
今年も、ホワイトクリスマスだった。
●ノーマルエンド
雪菜に拒絶され、誰にもすがることのできなかった春希。
あの後、雪菜から春希に連絡があったためメールのやり取りだけは復活していたが、
春希は2ヶ月もの間雪菜と顔を合わせることができずにいた。
そこに武也と依緒の二人に強引にスキー旅行へと連れ出される。そこには雪菜の姿もあった。
旅の車中、雪が降り出す。あの時の温泉への道行と同じように。
暦はもうすぐ3月。だが、まだ二人の『WHITE ALBUMの季節』は終わらない。
●杉浦小春ルート
峰城大学付属学園3年、杉浦小春(すぎうら こはる)。
彼女は非常に真面目で責任感が強くお節介な、まるで以前の春希のような性格の持ち主。
小春の仲良しグループの一員で親友の矢田美穂子(やだ みほこ)が春希に告白した際、
春希が「気の迷い」と手酷い言い草で拒絶したことで美穂子が深く傷ついたことに腹を立て、
春希に謝罪させようと呼び出した、という最悪の出会い方をしたため、春希は彼女に敵意を持たれていた。
だが、卒業旅行の資金稼ぎのために始めたファミレスのバイトで春希が教育係になったことをきっかけに
彼の人となりに触れ、春希の抱える事情を知っていくにつれていつしか彼の味方をするようになり、
持ち前のお節介さを発揮し春希と雪菜の間の事情に首を突っ込む中で、彼女自身が春希に惹かれていく。
イブに雪菜に拒絶された春希は孤独を埋めるためにファミレスのバイトに向かう。
傷ついていた春希を心配した小春は春希と接する時間が増え、その中で春希は小春に3年前の事情を打ち明ける。
春希はその後もほぼ毎日ファミレスでバイトしては帰り道を小春と一緒に過ごすようになる。
年明け。小春は美穂子と仲直りしようとするが余計に拗れてしまい、落ち込んでしまったところに春希が現れる。
春希は小春を優しく励ますが、その事で気持ちが抑えきれなくなった小春は春希にキスをしてしまう。
だが、その事を目撃されたために小春は美穂子を裏切ったとされグループから孤立。
さらに、美穂子が小春と同じ進路に進むのは辛すぎる、と言って大学進学を諦めようとしていることを知り、
グループの面々が流した悪い噂によって学校での居場所を失くしていったことで、
小春はますます春希との関係に依存するようになり、二人は一線を越えた関係になってしまう。
それでも、小春は過剰なまでの責任感から春希には学校での事情を話さず、全てを自分一人で抱え込んでいく。
その後、春希は小春の周りの現状を知る。
小春は自分が全て悪い、自分一人が貧乏くじを引けば全て解決すると、春希に雪菜のもとへ戻るように言うが、
春希はみんなが比較的幸せになれる方法を探そうと言って、小春の手を取る。
小春は自分の犯してしまったことへの責任を果たすべく、付属上がりを蹴って別の大学を受験することを決断する。
1ヶ月後、小春の入試の後。雪菜は小春を喫茶店に呼び出す。
雪菜は小春に中学時代に仲良しグループが瓦解してしまった出来事を話す。
初めて会った雪菜の昔話にも、本気で雪名を庇おうとし、
今の状況もすべて自分の行いの報いとして罪を背負おうとする小春を、雪菜は本当に昔の春希そっくりだと感じる。
雪菜は話を続ける。
「なのに、ついこの間、同窓会に行ったらほとんどの人がさっぱり忘れてた。
悔しかったけど、やっぱり、みんな大好きだったから。
あなたも、友達との仲直り、諦めないでね。
あなたが何もかも敵に回してまで手に入れたものには、それだけの価値はあるんだって…信じてもいいと思うよ。
頑張ってね、小春さん」
「ごめんなさいっ!ごめんなさいぃぃっ!」
小春は、この受験が終わったら雪菜に春希を返すつもりだった。
だが、雪菜は2週間前にはもう春希と別れ話を終えていたのだった。
(責任なんか感じなくていい。
ただ、好きな女の子のことなら、必死に守ってあげてよ。そのコのこと、救ってあげなよ…
彼女を、守ってあげてね?昔の私、救ってあげてね?あなたは、治せる人を治してあげてね。
わたしの傷はもう…あなたには専門外だから。あなたにだけは、もう癒すことができないんだから…)
2週間前、春希と笑顔で別れた雪菜。小春が去った後、雪菜は一人涙を流した。
雪菜と別れた小春を春希が出迎える。
あんな素敵で優しい人を傷つけた私は最低だ、と自分を責める小春に、
春希は自分達は最低だ。だけど、どちらを選んでも後悔するなら、一番大切なものを選ぶしかないと諭す。
1年後。浪人してしまったが、小春は大学への合格を決めた。
そこへ一本の電話が入る。
「合格おめでとう…小春ちゃん」
一度は壊れてしまった絆も、もうすぐ取り戻せるだろう。
春希はこれからも、彼女を側で見守り続ける。
●風岡麻理ルート
春希のバイト先の直属の上司、風岡麻理(かざおか まり)はバリバリの仕事人間。
部下となった春希の真面目さと仕事ぶりに好感を持ち、様々な面で特別に目をかけていた。
ある日、春希が冬馬かずさの同級生であると知った麻理は、春希にかずさの特集記事の執筆を任せる。
そのことで麻理は春希とかずさが学園祭でバンドを組んだ関係であることを知る。
クリスマスイブ。雪菜に拒絶された春希は、バイト先の出版社へと向かう。
未だに働いていた麻理と春希は買ってきた特売のケーキで二人きりのささやかなパーティをし、
その席で春希は麻理に昔からかずさが好きで、今でもかずさのことが好きだったことを吐露する。
春希は、この年上の上司に側で話を聞いてもらうことに、安らぎを感じていた。
大晦日の夜。麻理は一緒に旅行していた無二の親友・雨宮佐和子(あめみや さわこ)に勝手に春希へ電話をかけられるが、
うっかりミスで直後に携帯を壊してしまい通話不能になってしまう。
何度かけ直してもいつまでも返事が返ってこないことに、春希は胸が締め付けられるような痛みを覚える。
さまざまな辛さを忘れるべく、どうしても部屋で一人になりたくない春希は
何も感じず、夢すら見ないように、家にも帰らず、一睡もせずに仕事に打ち込み続けた。
1月5日、出社した麻理は、春希が年末からずっと働きづめだったことを見抜き、春希を連れて出版社を出て行く。
自宅の場所を教えようとしない春希に痺れを切らし、麻理は自宅に春希を連れて帰る。
破滅的なまでに自分を酷使する春希を心配した麻理は、春希に事情を聞こうとする。
本人が大晦日のつもりで「あの夜のこと」を聞くと、春希はイブのことと取ってかずさのことを話し始める。
その中で春希が「麻理はどこか冬馬かずさに似ている」と言ったことで、
麻理は自分がかずさの代用品にされていると感じ、春希を残して部屋を離れようとする。
年末から年明けまで海外で、およそ二週間も連絡がなかった麻理。
そんな麻理が、自分を一人置いて出て行く。側に居て欲しい人が自分を置いていく。
春希は一人になりたくない、置いていかないでほしいという気持ちが募り、麻理を押し倒してしまう。
麻理の懇願もあってなんとか挿入だけは避けたが、春希は麻理をレイプしたとして警察に突き出すように言うが、
麻理は大切に育ててきた、自分の後継と見込んだ春希の将来を潰したくないとして彼を許す。
次に春希は目覚めたとき、ほぼ丸2日が経っていた。
春希は、一人でも眠れるようになっていた。
大学が始まり、あのイブの夜から二週間ぶりに雪菜からのメールが届く。
他愛のない新年のあいさつと、春希への心配が綴られた文面。
だが、春希はその返事を送ることができずにいた。
麻理とのことに決着をつけるまでは、雪菜には向き合えないから。
麻理をバーに呼び出し、春希は麻理に3年前からの事情のすべてを話し始める。
だが、今現在の雪菜との関係を話そうとした途端、麻理が吐き気を催してしまい話は中断されてしまう。
麻理の部屋まで戻ってきた2人。
以前のこともありいたたまれない気持ちになり、過ちを繰り返すまいとすぐに帰ろうとする春希。
麻理はそんな春希を呼び止める。この体調不良は、避妊薬の副作用だと。
今は仕事が大切だから絶対に妊娠はしたくない。だが、春希を受け入れたくて準備したのだと言う。
春希は麻理を愛情を持って抱いた。それが裏切りだと自覚した上で。
今の状況を解決する方法は、すべてを白日の下に晒すことしかなかった。
雪菜に会おうとメールを送るが、週末は結局会えず仕舞いに終わり、
平日になっても雪菜は都合が悪いと言って会えない。
決着のつかないもどかしさの中、春希は麻理との蜜月に溺れていく。
一週間後。麻理は海外主張で来週の月曜まで帰ってこない。
学期の終了とともに、雪菜から会うことへの了承のメールが届く。
その指定日時は、来週の月曜、バレンタインデー。雪菜の誕生日だった。
翌週月曜。今日は雪菜の誕生日パーティー。
雪菜は、春希が何を話そうとしているのかに感づいていた。
誕生日パーティーの席でなら、春希は優しいから話せないだろうと確信していて呼んだと話す、
自分で春希を拒絶しておいて、自分から春希が離れてしまうことを認められない自分のみじめさを告白し涙を流す雪菜は、
今まで春希が見てきた強い雪菜とは違う、弱々しい一人の女だった。
支援
パーティーの後、春希は麻理の自宅へ向かう。
麻理の部屋では、暴れた麻理によって家具が荒れ放題になっていた。
何度も連絡したのに、悉く無視したのはなぜか、
私よりも大事な用って何だと詰め寄る麻理に、春希は全ての事情を話す。
麻理は自分は代用品で、慰み者だったのかと自嘲しながら暴れ出す。
それを止めようとする春希に、麻理は自分はもうすぐアメリカ支局へ転勤する、
これで後腐れなくてよかったなと言い捨てる。
麻理は春には離れてしまうとわかっていたのに、自分と付き合っていた。
そのことが春希の3年前のトラウマを激しく抉る。
春希は、別れが待っているのを知っていて最後には自分を捨てるつもりだったと思い。
麻理は、自分を本命の彼女の代用品にして最後には自分を捨てるつもりだったと思う。
互いになぜ自分を捨てるんだと叫びながら、二人は最後の逢瀬を交わし、別れた。
麻理がアメリカに発った後、雪菜とのメールは復活していた。
気持ちが雪菜から離れていたことはわかっていたのに、雪菜は以前と変わらない他愛ないメールを送ってくる。
互いの心の空白に目を避けた空虚な気持ちの春希のもとに、見覚えのない相手からの電話がかかってくる。
電話の主は「雨宮佐和子」。麻理の親友だった。
佐和子は春希の麻理への気持ちの真剣さと、
二人を同時に好きになってしまう自分の悪いところを自覚していることを確認すると、1つの頼みごとをする。
来月にもう1日だけ麻理が帰国してくる。その時に麻理に会ってほしい。
そして、その時麻理をどうするかを決断してくれ。そうでないと麻理はダメになると。
支援
翌月、麻理が帰国する日。
春希は武也、依緒、そして雪菜と長野にスキー旅行に来ていた。
宿で雪菜と二人きりになった春希に麻理からのメールが届く。
その内容は、飛行機の便番号と離陸時刻。
その時春希は、雪菜に別れを切り出していた。
ずっとすれ違っていた3年のことを、自分の好きになった女性のことを、何度も何度も話していた。
雪菜は自分が突き放したから結局この状況になってしまった。
だから、自分はその人の代用品にしてくれてもいいと懇願する。
だが、春希には雪菜を彼女の代用品にされたと思って傷つけた女性の、その代用品にするなど出来るわけがなかった。
春希は雪菜にまだ麻理を諦めてはいないことを突きつける。
それが、雪菜を一番傷つけてしまうことはわかっているのに。
支援
二人は服を着たままベッドで抱き合っていた。
「ねぇ…春希くん。わたしが眠ってしまうまででいいから、こうして抱きしめていて。
一度眠ってしまったら終わりにするから…次に目覚めたら、あなたのことを忘れるから…」
雪菜は春希の胸に深く顔を埋める。
「春希くんの話を聞いて、わかっちゃった。
今春希くんの側にいるべきなのは、この人なんだって…
春希くんを、三年前の明るくて、正しくて、頼もしい春希くんに戻してくれる。
…わたしには、絶対にできないことを、してくれる人なんだって…
だったら、わたしは…もう、春希くんから卒業するしかないって、わかっちゃった…
ねぇ、春希くん。わたしは、やっぱりあなたを照らす光になれなかった。
あなたに当たるべき光を遮る存在でしかない。だから…離れていきます。
さよなら、春希くん。ずいぶん遅くなっちゃったけど、わたし、あなたを…ふってあげる。
だから、頑張って立ち直ってね。そして、素敵な恋をしてね…春希くん…」
雪菜が眠った後、宿を抜け出した春希は佐和子に連絡する。
長野から東京に戻ろうかと考えていたが、東京は現在大雪で交通網がマヒしておりすぐには戻れないらしい。
成田空港も雪で離陸も遅れていた。時間との勝負になる。
麻理の搭乗時刻。空港に春希の姿はなかった。
ニューヨーク。飛行機を降りた麻理の前に、春希が現れる。
成田行きは間に合わないと考えた春希は、中部空港からデトロイトへ飛び、
アメリカ国内線でニューヨークに先回りしたのだ。
「俺…やっぱり遠距離は無理です。側にいないと、いつでも会えないと駄目なんです。
俺は自分の道を行きます。麻理さんについていくっていう、自分の道を」
女に入れ込んで道を踏み外した典型的な駄目男。
そんな男を受け入れてしまった恋愛音痴の女。
二人は空港で抱き合いながら、これからの将来のことだけを話し合う。
二人の間にこだわるべき過去なんて、もうないのだから。
●和泉千晶ルート
春希の大学での同じゼミ生、和泉千晶(いずみ ちあき)。
出席はギリギリ、成績は進級スレスレ、奔放でだらしなく春希は何度も世話を焼かされているが、
春希にとっては男女を感じさせず接することができる存在だった。
千晶の年末レポートが締め切りギリギリだったため、春希は持ち前のお節介さから
彼女を部屋に上げてその手伝いをすることになる。
お節介を焼く日々の中で、千晶は時折今まで見せなかった「女」の態度を見え隠れさせ、春希をドギマギさせる。
イブの夜。雪菜に拒絶された春希は無意識に千晶に電話をかけるが、返事は返ってこない。
とぼとぼと自宅のあるマンションに戻ると、そこにはサンタの格好をした千晶がいた。
傷ついていた春希は部屋で千晶を抱いてしまう。千晶は、初めてだった。
千晶を抱く中で、春希は自分の中に燻る3年前からの痛みが癒されていくのを感じていた。
その後も春希は部屋から出ることもなくずっと千晶と過ごし、幾度も千晶を求め、
千晶はそんな春希の望みをすべて受け入れる。
武也とも、雪菜とも連絡を取ることができないまま年が明けようとする大晦日の夜。
手持ち無沙汰になった時、千晶は3年前の学園祭のDVDを再生し始め、それに映っているのが春希ではないかと指摘。
千晶は春希に3年前の事情を聞いてきたため、今まで誰にも話していなかった複雑な事情も含めた全てを話す。
年明けから数日。春希は千晶に元通り立ち直ることを宣言する。
千晶は、名残惜しそうにしつつも、翌日部屋を去っていった。
●和泉千晶ノーマルエンド
その後、千晶は春希の前からぷっつりと姿を消した。
春希は雪菜に自分のしたことを洗いざらい告白した手書きの手紙を送った。
雪菜は苦しみながらも、春希の前ではそれを見せないように変わらない優しさを向けてくれている。
「俺…浮気者だぞ」
「知ってるよ。わたし、けっこう、根に持つよ?」
「知ってる」
心の痛みを千晶によって癒してもらったことは確かなこと。
今も千晶のことを思い出して痛みを乗り越える強さをもらっている。
もうすぐ3月。季節は雪解けに向かう。
二人の間に降り積もる雪が本当に解ける日は、いつ来るのだろうか?
●和泉千晶トゥルーエンド
その後も春希と千晶はちょくちょく会っては体を重ねていた。
依緒と武也はしばらく連絡の取れなかった春希を訝り、春希の部屋を訪れる。
部屋に残っていた女性の痕跡を発見した依緒は、
また3年前と同じ過ちを繰り返して雪菜を傷つけるのかと春希を非難するが、
武也は好きな女が振り向いてくれない時に他の女に逃げて何が悪いと春希を擁護する。
その後、依緒は最近春希の部屋に居た女性について調査する。
その人物の正体は、武也の記憶に存在していた『宇宙人』だった。
「3年前の文化祭のDVDを最初からじっくり見ろ、和泉千晶はお前が思ってるような生易しい奴じゃない」
武也の言葉に従い、春希はDVDを再生する。
その中の演劇部の一人劇『雨月山の鬼』。
民間伝承を下敷きにした、4人の姉妹が古の鬼の力に運命を翻弄される物語。
その4人の姉妹を演じているのは同一人物。脚本を担当していたのもその人物。
落ち着いた雰囲気の長姉から甘えん坊の末妹までを一人で演じ分け、
舞台の上で圧倒的な演技力を発揮しているその人物の名は『瀬能千晶(せのう ちあき)』、
3年前の両親が離婚する前の千晶だった。
春希は大学の演劇サークル・劇団ウァトスの脚本兼看板女優『瀬能内晶(せのうち あきら)』…千晶の元を訪れる。
自分の正体を見破られた千晶は、春希にこれまでの経緯を語り出す。
彼女は生活のすべてを芝居の勉強と考えているほどの演技の鬼であり、『自分』という人格すら『役』の1つでしかない。
千晶が春希に近づいたのは、彼女が兼ねてからやりたがっていたという『届かない恋』をモチーフにした劇の題材の取材のため。
これまで春希を篭絡するために、春希に近づくための『役』を自分の中に作り上げ演じ続けていたという。
感情のまま千晶を押し倒す春希だったが、殴ることも犯すこともできず、ただ涙をこぼすことだけしかできない。
千晶はそんな春希を「真剣に愛してるよ」と言いながら、その激情ですら芸の肥やしへと変えていくのだった。
その後、春希は何も考えないように体を酷使しすぎたせいで倒れてしまう。
千晶が春希に差し入れをしようと春希の部屋を訪れると、春希の部屋には春希を看病する雪菜がいた。
雪菜が帰ろうとした時、千晶と雪菜が鉢合わせする。
その場を去ろうとする千晶を、雪菜は呼び止める。
「わたしの話、聞きたくないかな?『和泉千晶』さん?」
千晶は『取材』のため、「長瀬晶子(ながせ しょうこ)」を名乗って雪菜と何度か話をしており、友人と言える間柄だった。
だが、雪菜は先程病床で聞いた春希の話と、彼女の態度から、彼女が春希の言う『和泉千晶』だと見抜いたのだった。
「春希くんが、好きなんだね。ありがとう、晶子さん。
彼を助けてくれて、ありがとう。わたしを演じてくれて、ありがとう。
わたしの代わりに、彼をあっためてくれて、ありがとう。
これからもあんなふうに、今は何もできないわたしの代わりに、彼をあっためてあげてね?
大丈夫だよ、千晶さん。あなたは何も考えず、ただわたしになればいい…
空っぽのあなたには、それしか選択肢はないんだよ」
千晶がいくら自分の悪事を並べ立てても知った風な口を聞くだけで一切非難することのない雪菜に、
千晶は吐き捨てるように言い放つ。
「なんて強くて優しくて、そしてなんて愚かな女。馬鹿馬鹿しい、ここで本音出さないなんて、あたしには理解できない」
千晶が去った後、雪菜は一人呟く。
「理解できなくて当然だよ…だって、私の演技、完璧だったでしょ…?」
雪菜は春希から事の顛末を、熱に浮かされて漏らした千晶に対する本音を全て聞いていた。
そして、すべてを悟っていたのだった。
舞台『届かない恋』の公演初日。
春希は雪菜を連れて舞台を見に来ていた。
その姿を見つけた千晶は、目にもの見せてやると闘志を燃やす。
舞台の始まりはびっくりするほどにリアルに即していた。
学園祭がオーディションに変わっていたり、表現が大げさになっていたり、
雪菜をモデルにした『雪音(ゆきね)』の性格がモデルよりお馬鹿っぽくなっていたりするなど
細かいところは違っても、その出会い、その姿は3年前の3人とそっくりだった。
だが、次第に物語は現実から乖離していく。
雪音はオーディション直前、『和希(かずき)』に緊張しないお守りとしてギターのピックをもらい、
その直後に『榛名(はるな)』は雪音が告白する前に、緊張しないおまじないとして和希にキスをする。
オーディションの結果、雪音だけがスカウトの目に止まり、榛名は留学の話を蹴って音楽の道を断念する。
実際のかずさは日本を離れ、二人の手の届かない場所へと行ってしまったが、
劇の中の榛名は彼らのために自分の可能性を潰し友人として二人の側に居続けており、
雪音は和希との恋人関係を維持しつつも夢だった歌手への道を歩んでいた。
だが、夢破れた二人と夢を追う一人の間にはいつしか亀裂が走り始め、ついには榛名と和希は過ちを犯してしまう。
そこで雪音は一人自らの胸中を吐露する。
観客の誰もが、雪音は和希を諦めるものと思っていたが、
雪音は自らの想いも、親友との友情も、歌への情熱も諦めず、死に物狂いですべてを掴もうとすると宣言する。
その姿はすべてを掴もうとして、すべてを失うことも覚悟した、『雪菜』であり、『かずさ』であり、そして千晶でもあった。
「ね…和希くん。わたし…和希くんのことを本当に愛してる!これだけは真実だって…約束する」
この台詞の最中、雪音は両手を胸に当て続けていた。
手を胸に当てる。それは春希が千晶に提案した『本音のサイン』。
舞台の上でどんな嘘でも吐いてみせる天才女優は、舞台の上で一人の男に向けた真実の愛を叫んだのだった。
舞台終了後、倒れた千晶は深夜に目を覚ますが、春希の姿はなかった。
雪の降る道端でみっともなく涙を流す千晶。だが、そこに春希が現れる。
「なんで…あたしの前に現れた?今更どうして?彼女と一緒にあたしを嘲笑っていたくせに。あたしを捨てたくせに」
「それは…捨てたから。よりにもよって、雪菜を捨ててお前を拾いに来ちゃったんだよ、俺は」
春希に抱きしめられ、千晶は子供のように泣きじゃくった。
誰よりも人の感情を俯瞰し観察することに長けた女優の真実の姿は、誰よりも幼稚で残酷な恋をしてしまった少女。
愛しい男に捨てられた慟哭の涙も、愛しい男に抱きしめられた喜びの涙も、決して演技ではない真実の涙だった。
舞台の前、春希は喫茶店で雪菜に別れを切り出していた。
「あいつには、これからも振り回されるかもしれない。裏切られるかもしれない。
だけど、裏切るより、楽なんだ。雪菜と一緒にいるより辛くないんだ。
だって、俺が立ち直りさえすれば済む話なんだから。
俺はもう、雪菜を傷つけたくない。自分に癒せない傷が刻まれるから…
とんでもないエゴだって自覚してる。騙されたし、傷つけられた。酷い女だったけど、
あいつと一緒に過ごした時間は、辛くなかったんだ…ずっと続いて欲しい時間だと思ったんだ…」」
舞台の後、雪降る駅。
「わたしは、なれなかった。春希くんに『あいつ』って呼ばれる存在に、とうとうなれなかった…
これから新しく出会う人にこの気持ちをぶつけるのかもしれない。それとも、ずっとこの気持ちを引きずるのかもしれない…
けれど今は…今わたしとかずさを卒業しようとしているあなたを、幸せにしてあげなきゃいけないと思う。
それがわたしの最後の意地だから。
わたしは…彼女を恨んでるよ。あなたを憎んでるよ……だから…これは返さない。
雪音が和希くんにピックを返さなかったように…一生、大事にしてみせる」
雪菜の腕には、春希が別れを告げる直前に贈ったブレスレット。
「さよなら。わたしの……」
涙とともに、雪菜は春希に別れを告げた。
その後、春希がだらしない千晶を世話しつつ、二人は一緒にいた。
春希は時折心の痛みに苦しみながらも、千晶の存在に救われ、立ち続けることができていた。
春希は思う。だらしない女を世話するしっかり者の男を演じ続け、この女を自分に依存させ側に置き続けてみせると。
千晶は思う。ずっと愛する男の側にいるため、彼の傷の痛みを忘れさせるために、一生ピエロを演じ続けてみせると。
(代わりでいい、代わりでいいんだよ…わたしは誰の代わりにでもなるから。
かずさの代わりに、あなたを支える。あなたの代わりに、全てを受け止めてみせる…
あなたを、あっためてみせるからね?)
その生き方は、3年前に雪菜が空港の屋上で語った『小木曽雪菜』そのものだった。
ということでキリがいいんで今日はここで終了です。
この後圧縮版を置いておきます。予定としては5レス前後です。
●共通部
あれから3年。大学3年になった春希と雪菜はお互いを責め続けたままつかず離れずの距離を維持しており、
春希は一人暮らしを始め、自分を酷使するために勉強とバイト三昧の日々を送っていた。
ある日、春希はバイト先の1つの出版社でかずさ特集の記事を書くことになる。
3年前の記憶をなぞりながら春希は記事を書き上げ、それの載った雑誌は無事出版される。
その後、武也と依緒のお節介により、イブに雪菜とデートし、デート後に雪菜の誘いでホテルに行くことに。
だが、春希の書いた記事から春希のかずさへの想いが変わっていないことを痛感し傷ついていた雪菜は、
「かずさのことはもう忘れた」と上辺だけの嘘をついた春希を土壇場で拒絶してしまう。
●ノーマルエンド
結局春希は誰にもすがれず、その後も雪菜と会うことができないままだった。
二ヶ月後、武也と依緒に強引にスキー旅行に連れ出されると、そこには雪菜の姿もあった。
いつか再び触れ合える時は来るのだろうか?
まだ『WHITE ALBUMの季節』は終わらない。
●杉浦小春ルート
生真面目で責任感が強くお節介、という昔の春希のような付属の3年生杉浦小春(すぎうら こはる)。
小春の親友矢田美穂子(やだ みほこ)が春希に手酷くフラれたことを糾弾しに行ったことで春希と出会う。
小春が始めたファミレスのバイトで春希が小春の教育係になったことをきっかけに、
持ち前のお節介さから春希の事情に首を突っ込んでいき、その中で春希に惹かれていく。
イブで傷ついた春希を心配した小春は春希と過ごす時間が増え、
ついには春希に想いを伝え、春希もそれを受け入れてしまう。
だが、そのことを美穂子への裏切りと取られて友情にヒビが入り、学校で孤立していく。
さらに、美穂子は小春と同じ進路に行くのは辛すぎるため大学進学を諦めようとしていたと知り、
小春は自分の責任を果たすべく別の大学への受験を決心する。
入試後。春希は雪菜と話し合ってきっぱり別れ、小春は雪菜に春希と頑張るよう背中を押される。
1年後、小春が大学進学を決めると、そこに美穂子からの祝福のメッセージが届く。
春希も就職を決め、小春の側で彼女を見守り続けていた。
●風岡麻理ルート
仕事は超有能な春希のバイト先の出版社の上司、風岡麻理(かざおか まり)。
生真面目な春希に好感を持ち、将来を見込んで彼に特別に目をかけていた。
イブの後、些細な行き違いをきっかけに寂しさを抑えきれなくなった春希は、麻理を押し倒してしまう。
仕事のために妊娠したくなかった麻理はその場は必死で拒むが、後に避妊の準備をして二人は結ばれる。
雪菜のことを清算しきれないまま麻理との日々を過ごす春希。
麻理に問い詰められたことをきっかけに雪菜の存在を正直に話すと、
麻理は自分は本命の代用品だったのかと自虐し、春希にもうすぐ海外赴任になることを告げる。
その後、武也らが企画したスキー旅行で春希ははっきりと麻理を選び雪菜へ別れを告げる。
春希は海外まで麻理を追いかけ、二人は空港で抱きしめ合いながら将来の話を始めるのだった。
●和泉千晶ルート
だらしなく甘え上手で男女を感じさせない大学の同級生、和泉千晶(いずみ ちあき)。
春希は持ち前のお節介さから世話を焼かされっぱなしだったが、不思議と千晶との時間に安らぎを感じていた。
イブの夜、傷ついた春希が部屋に戻るとサンタ姿の千晶が春希を待っていた。
千晶の提供するぬるま湯の優しさにすがり、春希は千晶と一線を越えてしまう。
その後年明けまで同棲状態になるが、ある程度立ち直った春希は千晶と一旦離れることを決める。
●和泉千晶ノーマルエンド
その後千晶は春希の前から姿を消した。
今回の裏切りの内容を雪菜に伝えるが、雪菜は辛さを見せずに今まで通りの優しさを向けてくれている。
今も春希は千晶のことを思い出して強さをもらい続けている。
雪菜との関係が本当に修復する日はいつ来るのだろうか?
支援
支援
●和泉千晶トゥルーエンド
しばらく連絡の取れなかった春希を訝った武也たちによって、千晶の正体が判明する。
千晶は天才的な演技力を持つ女優の卵で、生活のすべてを芸の肥やしにしてしまう演技の鬼。
彼女が春希に近づいたのは、彼女がやりたがっていた『届かない恋』を題材にした劇の『取材』のため。
春希は千晶に騙されていたことに深く傷つく。
だが、そこまで手酷く傷つけられても、彼女との一時に確かな安らぎを感じていた春希は雪菜に別れを告げ、千晶を選ぶ。
二人は互いのために『だらしない女』と『その世話をするしっかり者の男』を演じながら生きていくのだった。
支援してくれた方々ありがとうございました。
以前は深夜〜朝方だったんで連投制限で止まってましたが、
この時間ならバイさるの10レス制限のほうが引っかかりやすいみたいです。
続きは新スレになると思います。
>634の深紅のソワレがまとめの一覧でヌルーされてるようなので、今度更新される時入れてくれるようお願いします。
がてん系お願いします
>>924 >連投支援がうざいな
単に「支援」だけでNG登録すると、他のスレッドを読む際に支障をきたしかねません。
あえて「つ【 支援 】」とする事によりNG登録し易い様にしております。
なんだコイツきもい
バカ市民ってなんだ?
そんなことより続きをはよ