清涼剤氏お疲れ様です。
今晩生きてたら桃香予定…予定。
『涼州平定』
付け忘れ…
まとめサイトの神様、まとめサイトの神様。
次からの23レスを自分の作品の
『9
>>701 三教一致 7』
と
『9
>>530 三教一致 改 拾弐』
の間に新しく作ってください、お願いします。
m(_ _)m
そしてタイトルを『涼州平定』でお願いします。
「にゃー(睡いのでシンプルに)」
「はいはい、でわ〜21桃香しますね〜」
言葉ではどう言い繕うとも、事実上の揚州攻略の失敗。
初の侵略失敗のショックなのか、少々消極的に思えなくもない行動が目立った曹操が玉座に座りながら配下の郭嘉に語り掛けた。
「…稟」
「なんでしょう?華琳様」
「次はどうすれば良いと思う?」
「迷っておられますか?」
「少々ね…」
「それならば少々助言を…迷うなどと戯れ言は覇道を進む華琳様には無用かと。迷えばその間、民は飢え苦しみ倒れていきます。何はともあれ全大陸平定の悲願を」
「・・・・・」
黙って郭嘉の語りを聞く曹操。
「今まで華琳様が歩んで来た、そしてこれからも突き進む道。今更、後戻りもできないでしょうし、そもそも端からその気も無いでしょう」
「言いたい放題ね、稟。私にだって考え込む時ぐらいあるわよ……だとして次はどうするの」
「でしたら揚州攻略の前に進言した涼州攻略を再度進言いたします。念のために一度は降伏の使者を送り、断られた後に攻め入れます。揚州攻略において多少軍事費の浪費はありましたが兵力の被害は事実上の皆無でした」
「ふむ」
「それどころか魏兵士としての心構え、それに伴う質の飛躍的な向上が見られます。もう少し鍛えればすぐにでも涼州兵に対しても引けを感じぬ屈強な兵士が出来上がるでしょう」
「それで」
「そして涼州を平定すれば後顧の憂いが無くなり、更に涼州の騎馬隊も手に入ります。大陸平定の大きな足掛かりになるでしょう」
「それから」
「その後は徐州の劉備、揚州の孫策、荊州の劉表全て平定し、最後はお好きな様に益州の劉璋を調理すれば」
「大陸を手に入れられる…と」
「御意」
「…立ち止まってはいられぬ…か。“兵の準備は”どの位かかるのかしら?」
「二ヶ月も有れば万全なモノを」
「“次は無いわよ”」
曹操の言葉は何を意味するのか。
「万が一にでもその時は私の不手際、然るのちお側に」
「そう…ならば分かったわ、涼州攻略の準備を始めなさい」
「御意」
郭嘉は深々と頭を下げた。
・・・
・・
・
◇ ◇ ◇
二ヶ月後。
涼州に遣わされた降伏の使者は案の定追い返され戦が決定する、そして涼州への進攻が開始された。
騎馬隊の運用・戦略を熟知している張遼を先頭に進軍し、その張遼の進言・行動のおかげで敵騎馬隊襲撃に寄る被害は最小限すんでいた。
だが昼夜を問わない一撃離脱なゲリラ戦法が多発する為に、不眠などからなる疲労と精神的不満は積もるばかりであった。
そんなある日。
「貴様らー!自分たちから志願しといて!その体たらくはなんだー!なの〜!」
干禁の罵声が鳴り響く。
たまたま通りかかった曹操が夏侯淵に声をかける。
「あれは?」
「はい、わりと最近に取り入れたという沙和独自の鍛練方法の掛け声です。なんでも要望が高く志願で鍛練をおこなっているとか」
「へえ、要望が出る程なんてそれは少し興味あるわね」
「行ってみますか?」
「ええ、行ってみましょう」
夏侯淵を引き連れ訓練場に向かう曹操、相変わらず干禁の罵声は鳴り響く。
「頑張っているみたいね、沙和」
訓練に夢中の干禁は話し掛けてきた者が誰だが気付かないで振り向く。
「ん?誰な!か・華琳さま!!それに秋蘭さま!!なのー」
『ザッ!!』
夏侯淵を抜かしたその場にいた者、干禁を含め兵士全員が直立不動に成る。
「そう不必要に固くならないでいいわよ」
「はい!なの〜」
『なの〜』は直らないものの曹操の言葉の効果は現れる様子が無い。
「それにしても見事なものね」
曹操が感心する訳は、今干禁が鍛えている志願兵の中には嘗てはあまり命令に背く者又は素行がそれほど良くない者が多々含まれていた。
軍としては言うことは聞くがどこか任せられない癖のある愚連隊の様な連中であった。
それが今は干禁の掛け声に一糸乱れず動き、曹操の姿に以前には無い緊張した態度で接していた。
「沙和、アナタには感謝しているのよ。あの中々に従わない者たちをよくまあここまで立派な兵士に」
「お褒めに預かりありがとうございます!なの〜」
「で、どうやったの?」
「華琳さまもご存知の通り、この新しい訓練方法での罵声を浴びせたら言うことを聞いたのー。恐らく彼らは罵声を浴びるのが大好きなちょっと変わった性癖の持ち主さん、なの〜」
「へ〜それは確かに少し変わっているわね。けれど沙和、アナタの罵声は聞き慣れないモノが多いわね、その…ふわぁく、とか…いえっさー、とか」
「それはー・・・まあ華琳さまになら構わないかなのー、実はこの本のおかげなのー」
懐から出した物はいつぞやの買った本である。
「良いの?」
「どうぞ、華琳さまなら読んでも構わないのー」
受け取った本の表紙を見ると。
「亜女利歌海兵隊式新兵訓練書?聞いたこと無い訓練方ね。著書は覇亜都萬軍曹?秋蘭知ってる」
問われた夏侯淵は首を横に振る。
「申し訳ございません」
「なら、後で風か稟に聞いてみましょう」
と、本の一頁を捲った瞬間、曹操の表情が変わる。
「これは!」
「どうしました華琳様?」
「よく見なさい、ここの文字。どこかで見覚えない秋蘭」
言われてじっくり眺める秋蘭。
「まさか!これは華琳様…」
「そう私には袁紹の所の顔良に届いた密書に書かれていた文字に非常に似ている様に見えるのよね、ここもそう…ここも」
と、記憶を頼りに次々と似ている所を探り当てる。
「沙和、アナタこの本をどこで手に入れたの?」
「その本ですか?それは許昌にある、他州の本も取り扱うとしてわりと有名なあの本屋なのー」
「・・・ああ、あの本屋ね。ことの詮索はこの戦の後にするとして…沙和この本の提出は無理かしら」
「いずれならいいとしても、その本にはまだ習わないといけないことが沢山あるのー」
「そう、ならば必要な時には貸して貰えるでしょ?沙和」
「それなら、ハイなの〜」
「よろしい、ならば沙和偶然と云えよくやったわ、褒美を取らせましょう。なにが良いかしら?遠慮無く言いなさい」
「それでしたら遠慮無く言いますの〜、沙和は新しい服が欲しいの〜」
「そんなので良いの?ならばこの辺の最新の服を…」
と、語っている曹操の言葉を遮る干禁。
「申し訳ございませんが華琳さま、服は許昌の服の方が嬉しいのー」
「あら?それはどうして」
二年振りぐらいに支援してみる
「この辺は娯楽がたいへん乏しいみたいなのー。だから服も古臭いというか、着れればいいやみたいな感じでとても娯楽用の服じゃないの〜。
今日のこの訓練もあまりに娯楽の無いこの環境を、訓練と趣味を多少強引に混ぜこねて誤魔化す為のものなのー」
その干禁の言葉に曹操の頭が回転しだす。
「沙和。アナタ、張三姉妹の予定管理の一人でもあったわよね?」
「はい?…はい、凪ちゃんと真桜ちゃんと三人とで張三姉妹の予定管理はしてますのー」
「いま、張三姉妹はどこ?」
「それでしたら元袁紹の領地を安定・慰問の為に并州にいるはずなの〜」
「呼んだとして何日で来れる」
「う〜ん、状況次第として…それでも距離的に一週間はしないはずなの〜」
「沙和!今すぐ最優先事項で張三姉妹をここに呼びなさい!」
「了解なの、お前たち今日の訓練は中止!解散なの」
「「「サー・イェッサー!」」」
慌てて走り出そうとする干禁に曹操が一言。
「沙和。許昌に戻ったら好きな服、三着買ってあげるわよ」
「了解でありますなの〜」
一瞬立ち止まって敬礼後、干禁は上機嫌で走って行った。
◇ ◇ ◇
とある村外れの淋しい飲食店の座敷で、曹操と郭嘉に護衛の夏侯淵と楽進それと張三姉妹が密会していた。
「お呼びにあずかり、到着致しました華琳様」
「ちょっとなにこの店。これじゃご馳走にありつけないじゃない」
三女の礼儀正しい挨拶を空気を読まない次女が全てをぶち壊す。
「お姉ちゃん美味しい杏仁豆腐食べた〜い」
と、長女が止め刺す。
「お姉ちゃんたちはなにか適当に注文でもして少し黙ってて」
注文の許可を貰った上二人の姉はワイワイと注文に没頭する。
「で、今日のご用件は?」
「あなたたちの用なんて歌を歌う以外になにかあるのかしら?」
その言葉に反応したのは次女。
「あっ、なんかその言葉ムカつくんですけど」
「姉さん!」
三女の戒めも聞かずに言葉を続ける次女。
「私たちが歌以外のやること?あるじゃない」
いったいなにを喋るのか意外とみんなが注目をすると次女が答えた。
「私たちの愛好者を先導しての反乱よ!」
あまりに冷たい空気が漂う中、曹操がただ一言。
「そう、なら頑張りなさい。応援は出来ないけれど」
さすがの次女もこの空気の冷たさに気付いたらしく慌てて訂正する。
「嘘よ嘘、やだな〜ちょっとしたお茶目じゃないですか〜」
「そうなの?ならば次からはもっと“嘘だと判る嘘をつきなさい”危うく騙されて討伐するとこれだったわ」
明らかに嘘を見抜いていると判っていながら三姉妹側は誰も指摘しなかった、いや出来なかった。
「では、そろそろ本題に…」
三女の冷静な言葉だけが今は響いた。
「あなたたち張三姉妹、数え役萬☆姉妹はこの地で派手に活動をしなさい」
「それだけ?」
「そう、それだけよ。そうね一つ注文を付けるとすれば、より一層派手に、すぐに効果が有る活動するために普段の入場料を半分にしなさい」
その言葉には珍しく三女が口を挟んだ。
「それは出来ません」
「心配しないで良いわ、半分の入場料は軍事費からちゃんと支給するからあなたたちが赤字になることは無いわよ」
「なら問題無いじゃん、れんほー」
「そう言う問題じゃないの姉さん、とにかくその命令には従えません華琳様」
珍しい三女・張梁からの反対意見に。
「訳を聞いても良いかしら?」
「私たち三人姉妹には歌しかないんです。穴を補うと言われても、決して歌そのものを安売りする訳にはいきません。特に将来、私たち三人が独り立ちするんですから尚更です」
「れんほーちゃん…」
「れんほー…」
「そうなの、そこまで考えてるの。でもねこっちもあまり余裕があるわけじゃないの、なんとしてもやってもらわないと困るのよ」
「そう言われましても華琳様。理由も無くいきなり半額での公演を始めては…今後、他の地で本来の値段で始めた時に不満が出ます」
張梁の言うことも、最もであった。
「それでしたら、理由を付けたらどうでしょうか?」
口を開いたのは本来護衛役の楽進。
「理由を付ける?」
「はい、華琳様は早急にそれこそ入場料を安くしてでもすぐに何らかの効果が欲しい。しかし、人和殿は将来も視野に入れての安売りは嫌だと。ならば何かしら理由を付けて期間限定にすれば問題も最小限かと」
「他の地域の人達も同じ事をしろ!と、言って来たら?」
「でしたら…やはり期間限定と銘打つ以上、今ここでしかいけない理由を付ければ良いのでわないでしょうか?」
「今、ここじゃないといけない、もしくはここだけの理由?…」
暫し考える一同、そこに店のオヤジが注文の料理を運んで来た。
「へい、注文の料理お待ちどう様。しかしお客様たちよくまあこんな時期にこんな所に、周りは戦だらけだから巻き込まれないように気を付けてくださいよ」
『!』
こうして理由は決まったのだった。
◇ ◇ ◇
『娯楽が全く無い』と言っても過言ではないこの地域、彼らに取って張三姉妹はまさに女神になった。
支援
昼間にコンサートを開くと昼間の襲撃が目に見えて減った。
次にコンサートの時間帯を夜に移動させると昼間の襲撃は再開されたが夜襲が完全に消えた。
夜襲が消えたのには将も兵もみんなが大変に喜んだのでコンサートは夜に集中するようになった。
立て続けに開く張三姉妹のコンサートに涼州兵は熱狂し、戦すらそっちのけになる者も多数出る始末。
その位『数え役萬☆姉妹』の人気は凄かったのだ。
こうして進攻当初とは比べものにならないぐらい減ったゲリラ戦法。
その隙に大きく進攻の距離を稼ぐ曹操軍、拠点攻略となれば曹操の軍勢の方が圧倒的に有利で攻め落としていった。
落としては進攻をし、進攻しては落とす。
そして、とうとう曹操の軍勢は馬騰の率いる軍勢を直接叩ける、決戦も視野に入れられる様な距離まで迫った。
ここで曹操は最後の仕上げに出た。
「ホンマにパッタリと涼州兵の襲撃が止んだわなー」
曹操の策にこの五日間、涼州兵の襲撃が止まっていた。
その成果の一つが、眠たそうな次女の文句である。
「当たり前でしょ〜ワフッ。お早うからおやすみまで丸々三日、昼休み以外ずっとの大公演会」
張宝の言う通り、五日前に始めた三日間連続の一大コンサート。
入場料はデタラメの安さ、訪れてる兵士たちは場所取りの為に陣には帰らず会場に徹夜。
深夜も曹操の機転で三人が交代してのサプライズ演出に戦でもないのに不眠の番が出る始末。
そうした結果、コンサートに参加した者は精根尽き果てて生きる屍と化していた。
そこに逆に三日間の休暇後に、一昨日まだ余力を残した張三姉妹の慰問コンサートに曹操軍のボルテージは最高潮。
その状態の勢いをかって昨日は一気に馬騰の軍勢との距離を詰めた、いまやその軍勢を視野に捉えている。
「私たちが…ここまで、頑張っ…んだから〜負けたりしたら…承知し…いわよ」
『ドサッ』
「ス〜ス〜」
寝息を立てて草の上で寝てしまった張宝、ちなみに張角・張梁は一昨日の慰問コンサート後、まだ一度も起きていなかった。
「地和を彼女たちの馬車へ運んでやって、季衣」
「ハ〜イ」
ちびっ子だが力持ちの許緒が張宝を抱えて姉妹が寝ている馬車に運んで行った。
「戦の前に馬騰にこの手紙を届けなさい」
「御意!」
決戦が間近まで迫っていた。
「ならば戦の準備をしなさい!今日でこの戦を終わらせるわよ!!」
◇ ◇ ◇
馬騰の部屋にて怒った声が響く。
「たんぽぽ!お前この三日間どこ行ってた!帰って来るなりずっと眠りこけて!!曹操が直ぐそこまで迫ってるの解ってるのか!!」
「ごめんなさい、本当にごめ〜んなさ〜い翠姉さ〜ま〜」
「たんぽぽ!!」
「ヒャウ!」
「お前だけじゃない、ここにいる半数以上の兵が同じ様な状態だ…いったい何だってんだ」
馬岱を筆頭に大多数の仲間の不甲斐なさに苛立ちを隠せない馬超。
「落ち着きなさい翠、あなたが苛ついたとして皆の状態が改善される訳でもないでしょう」
「けれど母様…」
「翠…ゴホッゴホッ」
「母様!」
「おば様!」
咳き込んだ馬騰に駆け寄る二人。
「母様は安静してくれよ」
「そうして欲しいなら私を少しは安心させなさい、今日にでも起こる戦は貴女が私の名代を勤めるのだから」
そう言われてしまっては素直に静かになるしかない馬超だった。
そんな時。
「失礼いたします馬騰様、曹操からの手紙が届きました」
「何だってこんな時期に、今更降伏勧告もないだろうに」
「読みますからその手紙を寄越しなさい」
「はい」
受け取った手紙を入念に読み出す馬騰。
その全てを読み終わったと判断するや、すかさず質問する馬超。
「母様、曹操はいったいなにを?」
暫く考える様な仕草も見せたが馬騰は口を開く。
「何でもありません…『無駄な血を流す必要もないだろう』と、ここにきて今一度の降伏勧告です。無論、私たちは最後まで漢の臣なのだからこの申し受けを了承する訳にはいきません」
息が続かないのか一旦深呼吸をした。
「翠」
「なんですか母様」
「私の代わりに名代として出陣しなさい、そして曹操の軍勢を普段通り五胡の群を蹴散らす様に撃退してきなさい…」
「分かりました母様、なら行くぞたんぽぽ!!」
「了承だよ、翠姉様!」
「待ちなさい」
静かながらも突然の馬騰による呼び止めに立ち止まる二人。
「いいえ、蒲公英に話が有ります。翠、あなたは急いで曹操の迎撃の為の出撃準備を急ぎなさい」
「…あぁ、分かりました母様。じゃあ先に行ってるぞたんぽぽ」
腑に落ちないながらも言われた通り出撃準備の為に移動する馬超。
「うん、判った。お話が終わったら直ぐに行くね、姉様」
「あぁ、待ってるぞ」
こうして馬超は姿を消した、残った馬岱に馬騰は一族を未来に残す為の自分の考えを話した。
「そんな、おば様」
「蒲公英。これは盟主としての命令。そして母としてのお願いでもあるの」
「分かりました、おば様。言われた通りに」
「ありがとうね蒲公英。そして辛い役目を背負わせてしまってごめんなさい」
「ううん、たんぽぽは平気だよ!それじゃあ行ってくるね、おば様」
「ええ、気を付けて行ってらっしゃい」
寝床の上からだったが、何事も無いように優しく微笑みながら馬岱を見送った馬騰であった。
◇ ◇ ◇
「華琳様。陣の展開、終わりました。敵陣からも将が出て来ていますが…」
「そう。なら、私も出るとしましょうか」
こうしてお互い声をかけられる距離に近づいた時、曹操から声をかけた。
凄く残念そうな声で。
「………馬騰は?」
「わたしは馬超!馬騰の名代として、この軍の指揮を取る者だ!」
「ああ、そう。馬超ね。そういえば連合の時にも見た顔ね……」
「な……なんだその反応はっ!もっとこう、あるだろうが!この侵略者め!!」
「名将と名高い馬騰と相見えるのを楽しみにしてきたのだもの。その代わりが貴方では……ねぇ」
終始、曹操に言い負かされた馬超は怒りながら陣に戻って行く、一方曹操もやはり残念そうな顔を崩さす陣に戻って行った。
こうして涼州での決戦が開かれた。
開戦と同時に騎馬隊が西涼の戦い方の定番通りにもの凄い勢いで突っ込んで行く。
まともに相手をしていたら曹操軍は甚大な被害を出す筈なのだが、どこか軍全体に余裕が伺えた。
そして両軍激突と思えるほんの少し前に涼州の兵たちから怒号が飛び交った、転倒する者まで出る始末。
「な……なんでこの辺りで地面がこんな……っ!溝やぬかるみがあるなんて、聞いてないぞっ!!」
それは李典が率いる工作隊の仕掛けであったが効果は絶大だった、脚を止められ速さを殺されては騎馬隊が主体の涼州軍に取っては致命傷であった。
素より涼州兵は曹操の策により疲れ果てており、そこに脚が止まってしまった騎馬隊は一足遅く攻めてきた歩兵が主体の曹操軍に蹂躙されていくしか出来なかった。
ぬかるみから抜け出すことが第一となってしまった涼州の兵は軍として成り立たず各個撃破されていく。
命からがらぬかるみから脱出した彼らが見たものは既に五分の一以上が討ち取られ、そして約半数以上が捕虜として捕らわれている悪夢のような光景だった。
それを見た馬超が呟く。
「たんぽぽ。お前はみんなを連れて、落ち延びな」
「姉…様?」
「まずは益州にでも行け、劉璋はあてにならないけど今のここよりましだろから…駄目ならちょっと遠いが荊州か、最悪徐州の劉備を頼りな」
馬超なりに考えた考えを馬岱に告げると。
「駄目だよ姉様、一人で突っ込むつもりでしょ」
「・・・・・」
馬超は答えない。
「おば様が言った通り」
「母様が…って?」
「おば様はおそらくこの戦は負けると予想してたの。だから密かに兵糧など別の場所に待機させるから『後々、落ち合うように』って、たんぽぽにその場所を教えてくれた」
「だったら母様も連れて!」
「駄目だって、言ってた」
「なっ!なんでだよ」
「姉様だって判ってるでしょ!おば様のあの身体じゃ…足手まといになりたくないって。それに」
「それに?」
「戦いの直前に曹操から来た手紙。あれにはおば様が『逃げ出すことも自決するのも禁ずる』って、書いてあった。もし破るなら残った者を皆殺しにするって、だから自分はここから離れなれないって」
「だったらなおさら母様を助けに…」
衝撃の事実に感情的に動こうとする馬超に馬岱が。
「姉様の馬鹿!」
馬岱が悲痛の叫びをあげる。
「おば様が…おば様がどれだけ辛い思いでこの命令を発したと…たんぽぽがどんな気持ちでこの命令を受けたと…姉様はおば様のこの気持ちを無駄に、無駄に…グズッ…」
とうとう我慢出来なくなってしまったのか馬岱が泣きはしないもののグズツいてしまった、それを馬超は不器用ながらも優しく抱き締めて頭を撫でる。
「ごめんな、たんぽぽ…こんな辛い思いさせち待って……判ったよ一旦は引く…だけど必ず再起を図る」
こうして馬超は馬岱と自分に付いて行くという者たちとで馬騰が手配した合流地点に向かった、やるせない気持ちを胸に秘めて。
◇ ◇ ◇
戦も曹操軍が勝利という形で決着がつく。
曹操が側近数名と馬騰がいるといわれてる部屋に向かい、そして訪れた。
「お初にお目にかかります、馬寿成」
進攻し勝利し征服した側としながらも、年上に対する礼儀正しい挨拶をする曹操。
「こちらこそ、初めてですわね…曹孟徳。病気とはいえ床に就いたままの非礼、お詫びします」
そして馬騰も礼儀正しく対応する。
「あぁそれは構わないわ、そちらの都合も考えずに勝手に押し掛けたのだから」
皮肉にしか聞こえない本心を告げて、言葉を続ける曹操。
「だけど良かったわ、こうしてあなたとお話が出来て。私に捕まるのを潔しとせず、自決されないかと正直冷や冷やしていたのよ」
「あのような手紙を見せられては…民の為、いかに耐え難いことが待ち構えていたとしても耐えるしかないでしょう」
物静かに、されど深く重い怒りを潜ませて答えた馬騰。
「あの手紙の内容に関しては非礼を詫びるわ、けれどあそこまで書かないとおそらくあなたは…」
ここで一旦、なにかを思ったのか口を止めた曹操。
「(私はもう進むしかないの)だから、あなた程の人物に会う為なら、その程度の蔑みいくらでも甘んじて受けましょう。この曹孟徳、伊達に乱世の奸雄とは云われてないのだから」
言葉とは裏腹にその瞳はなぜか淋しい光が宿っているのを見つけた馬騰、しかしそんなことは口にはしない。
「それで私はどうなるのです、見せしめの為の斬首ですか?」
馬騰の質問に質問で答えた曹操。
「あなたを殺してどうするの」
その答えには驚いた様子で反応し、新たな質問に答えた馬騰。
「何故です?私を処理し残った者たちには恫喝して代理の官にて統治するのが基本的で素早い方法のはず」
支援
「馬騰、それはあなたが暗愚だったり平凡な者だったらそうだったでしょう。けれどあなたは凡人ではない、人望高く名将と名高いあなたを処断すれば厄介事しか起きないでしょう。
正にあらゆる意味でただの損失でしかない、得るものなんて何も無いわ」
「曹操、あなたがそこまで私のことを買っていたのは意外でしたが、やはり私が天子と仰ぐは漢の皇帝のみ」
「なら、それでいいんじゃない?」
この台詞は馬騰にはあまりに衝撃的だった。
「曹操…あなたは何を言っているのです」
「何って…今、あなたは漢王朝の臣って自分で言ったじゃない『国有りて民有るのか…民有りて国有るのか…』だけど私は漢王朝を亡くすつもりは毛頭無い、けれど今のままでよい訳では決してない。
ならば漢の臣が力を失っている天子に代わって、今一度大陸の統一をやっておくのが筋だと思わない?勿論、宮廷内の害虫も駆逐するわよ。まあ方便にしか聞こえないでしょうけど、ただ民の為になんてね。
馬騰。あなたを私の配下につかせる訳でもなく、私の為でもなく、漢王朝の為に大陸を統一する…で、どう?」
その誘いは年頃の女の子がお茶をさそうようなお手軽さであった。
注目される馬騰の言葉。
「確かに…方便ですね」
「そう、残念ね」
「けれど衰えた天子の威光を回復させるのは臣の役目、そこ言葉には共感出来ます。されど私はこの身体、故にろくに政も出来ず、ましてや宮廷に関しては何も出来ません。
曹操、天下の政を、特に宮廷内に関しての事を頼めるのならば涼州と五胡の進攻に関しては微力ながら最善を尽くしましょう」
馬騰が漢王朝の為、天子の為、そして民の為に動いた瞬間であった。
「あら?動かなきゃいけないことは動ける人間が動けばいいじゃない。少し不安は有るものの、あなたの嫡子『錦馬超』と武勇は名高い馬超はどうしたの?あの程度の戦で戦死する訳もないでしょうし」
「翠は、馬超は帰って来ませんよ」
「あら、どうして?」
「あの子は風だから、草原を…大陸を翔る風に涼州はあまりに狭すぎるでしょう?(今は辛くともいつか必ず、アナタが本当の自分らしく居られる場所に辿り着けるでしょう…)」
馬騰の問う様な口調と瞳に今度は曹操がなにか感づくもそのことには触れなかった。
「ならば馬騰、涼州の事は任せるわよ。それと有望な文官を遣わすから、せいぜいこき使って鍛えてあげて」
出口を向き、
「なら、あまり長い時間の謁見は身体に障るでしょうから退室するわ」
そう言い放ってから歩きだす。
もう一度だけ足を止めた後、
「それと…今日はアナタと出会えて本当に嬉しかったわ。なぜかしら?不思議なことに心の痼りが取れた気分。じゃあ馬騰、身体を大事にね」
そう言い残すと、今度は本当に部屋から出て行った。
廊下を歩く曹操は呟く、
「…そう、私は止まってはいられない…次は麗羽の時の密書と沙和の本…」
と…
・・・
・・
・
「にゃー(すいません、寝ます…)」
「はい、わかりました〜。おやすみなさいです〜。それでは皆さん、ご静聴とご支援ありがとうございました〜、でわでわ〜です〜」
十三号おつ
ただ沙和が必要以上に毎回なのなの言ってるのが少し気になった
初めてここ来たけどまとめサイトって住人の職人への評価の差がすごい
どう見ても神かゴミかの二択しかない(´・ω・`;)
まとめサイトは関係ないだろうw
まとめサイト関連としてここや避難所とか見るとわからなくはないかもな
避難所での一壷酒氏に対するものと比べてみると
清涼剤氏は見た感じまだマシっぽいけど十三号氏に関しては酷い
十三号氏がんがれ!負けんな!
このスレにはすぐに職人を叩く荒らしが常駐してるだけのこと
一壷酒に対するものとか関係なく荒らしは向こうでは活動出来ないだけで
清涼剤や一刀十三号が避難所に投下する時は叩きも批判もないだろ
反応の数の差は人気の差だから仕方ないけど
もしかしてお前が荒らしか?
大荒れしてたときも人気がどうとか言って一壷酒以外の作者貶してたよな
過剰反応しすぎ
人気を絡めた荒らしなんていたのか
単発ならスルーでおkだが、もし継続してたとしたら悪質すぎるな
相手したらしたで悪い方に発展するしスルーしたらスルーしたでヤバイ
>>683の言うことが真理
軽くスルーされ気味な二人はそれがどういう意味か知るべきだと思う
適当に「SS書き、読者、スルー」とかでぐぐれば多分わかるはずだから見てこい
読者がどういう意思を持ってスルーするのか理解して今後どうするか考えるべし!!
いちいち自分で調べさせないで正直にばっさり言ってやれよw
殆どの住人からスルーされてるのはおもしろくないから、以上
後は両作者がそれを踏まえてどうするかだ
早速沸いてきたなあ……
沸いてきたって荒らし扱いかよ・・・こんなの投下スレでも常識だろうに
スルー=SSに興味がわかないor消えて欲しい
感想=そのSSが琴線に触れた
指摘、批評=そのSSが好きだからこそもっとよくなって欲しい
殆どの住人からスルーされてるのは読者に行動を起こさせるだけの魅力が無い証拠
現に玄朝秘史はちゃんと出来てるだろ?おもしろいもの書けてるなら反応もそれ相応になるもんなの
態々書かなくても二人もそんなことは百も承知だと思うけど?
SSの善し悪しの判断なんてスレの反応くらいでしか出来ないし
スルーが一番堪えるなんてのも投下スレの常識だし
きっと本人たちもこれまで何度も投下してきて十分に痛感してるはずだ
沢山感想もらってた人には荒らしも沢山ついて避難所に行っちゃったから、
ここでは感想も言いづらい。
それだけ。
いや、それはない
職人のモチベが一番下がる行為なんだから流石にわかったうえでやってる
本当に好きな職人相手ならどこだろうと感想書くよ
>>692 荒らし成分がかなり消えた現状でその言い訳は流石に通じねえよw
ぶっちゃけると何か書くのが面倒なだけだろ?
作者は金投入しないでも飲み物が出てくる自動販売機だって思ってるんだろ?
お前らうるせぇ、黙って投下待ってらんねぇの?
興味ないなら一々突っ込まんでいいだろうが
一々反応したってループするだけなんだから、もうこれから人気云々言ってる奴全部スルーな
黙って投下を待つ ×
黙って投下もスルー ○
最近、このスレを覗かせてもらってるんだけど‥
まさか職人は読者の反応には無関心なんて幻想を信じてる人がいるの?
こういうとこで公開してる以上当然のことなのに‥どや顔で説明してる人とかいるけど‥
本当に無関心で興味ないならチラ裏に書いて満足するし投下なんてしない
流石にそれくらいのことは大抵の人がわかってるでしょ‥‥
作者も人間だもの一喜一憂することくらいある。それくらい皆わかってると思うよ。
そして、それを理解しているうえで無視してる。だから別段危惧する必要はないよ。
>>697 三点リーダを単独で使うのは気持ち悪いのでやめてくれ。
お前らは何がしたいの?
荒らしたいの?それともここを良くするために議論したいの?
荒らしたいわけじゃないなら、何言ったって水掛け論にしかならないんだから、ここらが止め時なんじゃない?
これ以上やりたいなら避難所へどうぞ
__ ,vヽ
r‐f'ヾ ヾ, i|
|i! |lリノ"!ハヌ!
/\リ゚ ‐゚ノリ/\ いいですよ
((⊂/\ /\つ))
(´ ) ノ
__ ,vヽ (_⌒ヽ
r‐f'ヾ ヾ, i| ヽ ヘ }
|i! |lリノ"!ハヌ!/つ ε≡Ξ ノノ `J
|i リ゚ ‐゚ノリ// ご主人様が何人でも
ノ/ / 俺の嫁に出来るってなら
__ ,vヽ //) ノ
r‐f'ヾ ヾ, i| ⊂/ (_⌒ヽ
|i! |lリノ"!ハヌ! ヽ ヘ }
|i リ゚ ‐゚ノリ' ノ ノノ `J
ノ'( \
__ ,vヽ (´ \\ \\ 一二
⊂\f'ヾ ヾ, i| (_\つ \つ 一二
\\ノ"!ハヌ! ヽ ヘ } 一二
. //‐゚ノリ' ノ ノノ `J 一二
. (/ )
) //
(//ヽ
し ,ヘ } まずはそのふざけた
ノノ `J ちんこを切り落とす
こんな愛紗さんでも俺は愛せる
知るか
ちんこ切り落としたら愛紗さんも困るんじゃないか?
いちいち荒らしに反応すんなよ・・・
これは荒らしという訳ではないと思うがw
突然な申し出なんだが、スレの今後について真面目に議論したい。
荒れるのは望ましくないから、基本はディスカッション形式に基づいてというのはどうだろう?
・他人の発言を批判するのは原則無し
・敵意剥き出しな発言は控える
・他、敵愾心を煽る行為を行わない
上記の違反者及び、当人以下連鎖で反応した者は以降一切の意見を受け付けない
※専ブラの人はNG、それ以外の人は悪いけれどスルー希望
同好の士が集まり楽しむ場としてのスレを取り戻すための建設的な意見を頼む。
過剰な自治による雑談などの取締は見直した方がいいかも。流石に投下やそれに関すること以外禁止はきついと思う。
総合スレで出来なかった話をするもよし、総合と同じネタを話してみるもよし
一先ずはそれくらいは認めてもいいんじゃないかな?
あと議論を真剣にやるつもりなら、避難所なり別の外部掲示板なりに議論専用スレを立てるなりして
徹底的にやったほうが議論自体への文句とかも出にくいと思う。
だなここで議論すると結局は荒れるのが明白
それをわかってて敢えて議論する奴も荒らしと同類
個人的には一度話し合ってみたいというのには同意なんだけどね。
ただ、避難所だと余り長くなると他の住人の邪魔になるだろうし
萌将伝のときみたいにスレを作ってもらうのはまとめの中の人に迷惑だろうし
徹底的にやるとしたら、どうしたものだろうね。
そもそも今さらスレのあり方を議論しても無駄だろう
仮に707に書いてる事がすべてテンプレになったとしても逆に過剰な自治に発展して余計に荒れる可能性も高い
それにスレ見返せばわかるがスレが平和な時って意外に多いんだぞ、荒れる時に加速するだけで
それでも新規職人は現れないしネタも話題も誰も振らずに過疎ってる状況が多々ある
規制しいたり無理に締め付けたりしようとするよりもまずスルー力を身につけろと言いたい
TINAMI系を排除したがる理由もわからん
ネタスレなのに自治側が気に入らないところのネタは認めないスタイルが排他的すぎる
というかもう住人自体が少ない。
荒らしくんは置いといても。
避難所と同じ趣旨の掲示板を重複させてどうするんだよ
迷惑行為にしかならないからちゃんと考えて行動してくれ
結局こういう後先考えない馬鹿が現れて
余計な火種を持ち込む事になるんだね…
ところで、そもそもなにを議論するつもりなの?
スレの今後もなにも……。投下がなきゃなにもないでしょ。そういうスレなんだし。
別に議論専用なら避難所とは被らんだろ…
避難所は使用用途が多種存在してるし
いやぁ、議論がいるいらないで議論になりそうだったから用意したんだけど駄目だったか
先走りすぎたな、すまん
>>717 上で議論したがってる方が何を思ってそう言ってるのかはわからん
作ってみたのは長文レス出始めたの見て移動させたほうがいいと思ったからで
そういう意見の擦れ会いが起きた際に向こう行ってくれればと愚考したんだけど、
段階踏まなかったのは不味かった反省
>>718 今は説明文が変わってるようだが議論専用ではなく避難所の趣旨と同じことが書かれてたのよ
そもそも議論をここで続けるのか別の場所でやるのかも決まってない
別の場所でやるにしたってこの議論専用スレを避難所に作ってもらえば済む話
>>718 多種に渡ってようが議論する場所があるのだから議論専用なんて無駄なものイランだろ。
議論なんてちょくちょくやるものでも長々とやるものでも無く、一過性のものなんだし。
というか、お前ら全員避難所行けよ
もうこのスレ百害あって一利なしだな
特定作家の物のみで独占しようとするならこのスレはいらないかと
独占をやめて幅広くSSを紹介したりできる場になればいいと思う
汚れた川を綺麗にするのは難しい
そしてこの川は綺麗にしても生物が戻ってくる気がしない
今なら
>>692の気持ちがよくわかる……。
投下されたSSになにか思ったとしても書く気になれんな。
今後、投下があったとしても今まで以上に虚しい感じになりそうだ。
ゲーム内でしびれた名台詞ってどんなのがあるかな?
個人的には真であった雪蓮の大号令なんか良かった
名台詞っていうか名シーンになるけど
無印で黄巾賊に一人で突っ込んだ星のもとに愛紗が行ったときかな
掛け合いから絵まで全部ぐっときた
萌将伝の恋と焔耶の単独エピソードは外せないと思う。
あれは、どっちもかっちょよかった!
確かに、あれはかなりよかったなぁ
二人とも普段とは違う一面を見せた感じだった
魏√の華琳と桃香の一騎打ちシーンの桃香の台詞
良いセンスだb
魏って言えば、無印で操られた華琳との戦闘中の春蘭たちも好きだわ
蓮華の髪切るところもあれはあれでいいものだ
春蘭が始めて言う「一刀」もたまらん
冥琳の
「私だけに、託されたこと 私だけが、理解ること 私だけが・・・・・・・・・・・・・」
「だけど・・・・・・・」
「だけど・・・・・・・雪蓮。お前のいない世界はどこか霞んでいて、一面に霧がかかったようだよ」
これで泣いた
冥琳は無印でも真でも泣かされたよ、うん
>>729 真で一番gdgdだった蜀が萌では一番燃えを見せてくれるとは思わなかったね
恋はともかく焔耶は多分救済措置だろうね
真出たときは焔耶に対する否定的な意見も割とあったし
ちなみに俺は真の蜀エンドの全員集合で燃えた、異端かもしれんけどね
麗羽様に好感度がマツゲ一本分増えましたわって言われるところ
無印は全部何周もしたけどあのシーンはそれ以上に何度も繰り返し見た
皆にスルーされてる麗羽様を一刀が相手してあげてるという構図が良いんだ
おっと、左慈対貂蝉のバトルも忘れちゃいかんよ
あれはあれで熱かった、規格外同士の対決って感じで短くてもほぉってなった
桃園もよかった
初期から見入ったよ
まぁ、演義でもあそこから物語が始まった感じだからな。
あれがあることで物語の開始を意識できるな。
雪蓮拠点で雪蓮が血まみれになって他のはくるものがあった
やはり小覇王最後の大号令が好き
あそこは流れる曲も良かったと思う
今でも見る度に目頭が熱くなる
良い曲だけど逆にあのシーンを思い出しちゃって聴けなくなる時がある
彼方の面影とかもそう
あるある!
だって、久遠聞いて無印の一刀が消えゆくシーン思い出して切なくなるもの
華琳のピンチに春蘭たちが駆けつけたのは燃えた
龍と退治した華佗、貂蝉、卑弥呼は面白かったw
しかし漢ルートはぶっ飛んでたな
世界観が広がったというより砕きにかかってるのかとすら思ったぜw
漢ルートは
華琳さまマジ微乳!
の一言に尽きる!!!!!
間違えた、美乳だた!Σ( ̄□ ̄;
まあ微乳にして美乳だから間違ってはいないw
おまいらの背後に何か鈍い光が見える・・・
命が失われる前は綺麗なんだ
そうか!絶の由来は絶影じゃなく胸が絶ぺk
Λ_Λ
( ゜ Д゜)
___;:・  ̄
( )
| | |
(__)_)
⊂`ー、_
(゚Д゚ヽ⊂ )
(⌒) |
三`J ダッ
こっちくんなw
きっと春蘭が言ってもマジギレするよね
一通り怒った後に
一刀の好みはどのぐらいなのかしらとか思うんだよね
そんでむりやりその夜に一刀さんを呼ぶんだよね
布団の中でやっぱり大きい方がいいのかな
とか呟いたのを一刀さんに聞かれて
一刀さんが華琳の手を取って優しく
そんなことないよ、華琳のだから好きなんだよ
とか言って華琳様が頬を赤くして
ばか…
とか言うんだよしね
>>761 徐々にニヤけてたのに最後のしねで噴いちまったじゃねーかw
雑談も少しくらいは良いかと思って何も言わなかったが
おまえら投下されたSSの感想や労いは書かないくせに雑談は長々と続けるとかいい加減にしろ
そうはいってもなぁ……今のところ投下あったの避難所だけだし仕方ないって
こっちで投下あったときはちゃんと雑談止めるし何かしら書くから安心してくれ
それに葬式状態よりこうやって適当な話題見つけてなんやかやしてる方が来やすいでしょ
避難所ではなくここの以前の投下のことを言ったんだけどな
感想書いたの俺一人だけだったり反応があったのが3日後だったり、一人が乙と言っただけだったり酷すぎる
というかどういう状態が来やすいかは作者によるだろ、雑談中だと邪魔したら悪いと思って控える人も実際に居た
雑談をどうこう言うわけではないが来やすさを勝手に決め付けるのは辞めとけ
まあ確かに…投下時にはいつも現れなかったのに雑談になると
これだけの住人が顔出すというのは作者が可哀想になってくるな
恐らく元々の住人数が底を突きかけてただけだろう
それが雑談が行われたことで少しずつ人が寄ってきたんだよ、俺もその口だし
事実、これだけオープンな雑談を見たのは何ヶ月?いや一年ぶりくらいだ
やっぱりこういうフラットな空気の方が気軽に寄りつけるはずなんだ
確かに思うところはあるだろう
でも、もう少しだけ長い目でみてやってはくれまいか?
人が増えればきっと投下への反応も変わってくると思うんだ、頼む
すでに作家なんてかなり限られてる状態だし
事前に投下する時間言ってやってるから問題はないと思うがなあ
いつもの流れだな
またレスが減ってくぞ
多分唯一の正解はないだろうし、これ以上は避難所でやってもらうとして
ゲーム内で登場してるけど時代的にありえないものってなんだろう?
確かゲームに出てるタイプのラーメンはないはずだよね。
そもそも料理器具がほぼ存在しないとか聞いた事あるよ
しかし次の作品が戦国恋姫(仮)になった以上この雑談さえなくなっていくんだろうな
もう少し三国の余韻が欲しいと個人的には思うわ
原画募集よりシナリオじゃないかと思ったけどな
戦国もヒットしたら半リニューアルした続編が出てFDが出て
また誰かの出番が極端に減って無駄にスタッフトークが入って歴史は繰り返すんだろうな
恋姫が奇跡的だっただけで良い物になるかすら怪しいけどな
あと次の作品は戦国ではない
スレ違いな話題はヤメロ
なんか
>>771みたいな奴が一番タチ悪いんじゃないかと思えてきた
余計な話題はすぐに避難所へ追いやるくせに自分は余計な雑談をし続けようとする
しかもご丁寧に外史スレでは滅多に現れないp2
>>727 遅レスだけど
ゲームじゃないが石秀氏の董√の霞はうるっときたな
作者は金入れなくてもジュースを出す自販機だと思ってるんだろ
という揶揄はは秀逸だわな
>>776 え、戦国の前になんかまた三国系だすの??
あるいわ恋姫関係ないやつとか?
どうもそうらしいが何を作ってるのかはわからない
恋姫だったらいいんだけどねえ
( ´'A'`)・・・
誰かSS書いて投下しろよ
一刀が30,40代になるようなSSって有るんだろうか
原作スタート時からそこまで行くとアダルティーズが悲しい事になるから、スタート時点で既にアダルティーズより年上とか
各ルートアフターで子供達が成人する頃とかのSSならともかく、
最初から3〜40代だと恋姫キャラ達と恋仲になるってのはさすがにキツイものが…
お兄ちゃんじゃなくお父ちゃんと呼ばれてしまいそうだしw
そこはナイスミドルとかロマンスグレー的な魅力で憧れのおじ様としてみんなをメロメロ(死語)に
ちょっと武官は体力的に厳しいけど大卒、就職経験ありだろうから文官、軍師的な役割でどうだろうか
つか、そこまでいくともはや別キャラか
ネタ的には鈴々相手に起ってしまってガチロリ疑惑に悩むとか、璃々ちゃんにおじいちゃんと呼ばれて本気で凹むとか
妄想だらだら垂れ流すくらいならSSにして投下しろ
愚にもつかない文句垂れ流すだけなら口を噤んでいろよカスが
お前もな
俺のは意味のある文句だろうが
一緒にするなよカスさん
なんだ荒らしか
やっぱ一度荒れたスレって何書き込んでも意味ないんだな;;
過疎スレにだって、過疎スレでの盛り上げ方がある。
投下がなければネタ雑談したり、「こんなシチュがいいな〜」と語ったりして。
周りの住人を刺激するんだよ。
そうすればそのうちSS書きたくなる人も現れる
地震怖ぇぇぇぇ…
みんな生きてるかー?
作者の人たちは大丈夫だろうかね
誰かいないのか?というか規制解除来た?
おーい、無事かー?
誰か・・・いないのかよ
ほんと、みんな無事だといいね。
うん、そうだね・・・でも、まず人がいたことで少し安心した
ありがと
無駄に連投しまくってないで避難所も見とけ
職人はあっちで生存報告してるぞ
ここにいるぞー!
無事ッスよ〜
やっと携帯電波立った
がっつり宮城県在住で、死ぬかと思ったぞ…
ライフラインも全て駄目で、PCも起動出来ないし、携帯が充電出来ないから、次ここに来るのも大分先になるな
被災してる人お互い頑張ろうぜ
じゃ、ちょっとサバイバルして来る(´Д`)ノシ
次までに妄想溜めて置くぜ!
|ω・)ノシ
テスト
何でマルチしてんだこいつ・・・
(´;ω;`)
(´ω`=´ω`)
|ー゚)チラッ
僕と契約して、覇王少女になってよ
華琳さまなら「自分の力だけでやらなければ覇道ではない」って契約しないだろう
麗羽様じゃ願っても契約成立するほどの素質はないだろうと思ったw
麗羽「わたくしのところにはどうして契約に来ないんですの?」
猪々子「そりゃ麗羽様はもう少女って年じゃな……」
斗詩「もう何度も胡散臭い話に騙されてるし来なくて良かったですよう」
なのはさんが魔法少女名乗ってるから麗羽様でも無問題
魔女服着てどくどくしいもの煮詰めてるのがお似合いだぜ(悪気無)
おつ〜
初投稿乙
秋蘭…恐ろしい子
822 :
名無しさん@初回限定:2011/03/27(日) 21:22:56.84 ID:LhGYTjug0
誘導されてきたんだけど、これは一体どこに投下すればいいんだ?
TANAMIとかいうサイトに投下していたんだけど、ここの推奨はどこ??
>>823 テンプレを読み、スレを一通り見てくれ
このスレに直に投下するか、規制のない避難所に直に投下するか、専用UP板にうpしてからそれをここか避難所に貼り付けるかの3通りだ
あと現時点では避難所に貼る方がすぐに反応返ってきたり反応が多かったりする
>>824 丁寧に教えてくれてありがとう。そうさせて貰います。
避難所のを読んでいるから、そうさせて貰おうかな。
スレ汚しごめん。
TINAMI作者をわざわざ誘導してきたバカがいるのか・・何考えてんだ?意味わかんね
ん?なんかマズかったの?ごめん、ダメなら止めておく。どうしてもやりたい、と我侭言いたいわけじゃないし。
いや、別にあんたがダメってわけじゃないから気にすんな
まとめサイトにあるのなりで過去ログ見るとわかるが昔からTINAMIとかに掲載されてるタイプのSSは一部を除いてあまり好まれてない
要するに傾向的に合わんのよ
実際にそういった作品が叩かれて追い出されたこともあるようだし
そういった理由から誰も報われん結果になる可能性が高いってわかってるのに無責任に呼び込んだ奴に腹が立ったんだ
誘導の経緯を知りたければ総合スレ見てみ
ここ紹介したのは新規をどんどん招き入れろって騒いでた人じゃないの?
棲み分けの本当の意味を考えずに何でも招き入れろとかアホみたいなこと言ってたっしょ
そもそもネタふりの時点で外史スレ及び避難所で起爆しかねない爆弾含んでるし
それにあのタイプの話の作者が何人も短期間で逃亡してるあたり相性よくないのかなとも思う
本人の意志が強くないと心折れるんじゃないかって心配しちゃう
本当は過疎気味だし是非って感じなんだけどね
831 :
819:2011/03/28(月) 06:06:36.91 ID:kERRr6d/0
正直どうでした?
デレる春蘭が大好きなので欲望のままに書いたのですが…
どんどん書いてくれ
833 :
819:2011/03/28(月) 07:51:00.88 ID:kERRr6d/0
>>832 ありがとうございます。
恋姫大好きなんでこれからもちょくちょく書きたいと思います。
俺もデレ春蘭好きだから期待しちゃうぜ
あとたまにデレ秋蘭も書いてくれると嬉しさ倍増
kjmsn
マジキューとかアンソロで数々の外史があるけど、
鈴々メインの話ってあんましないよね…
大好きなのに…
悔しいからちょっと書いてくる
おk待ってる
>>838 すげぇ過疎ってたのに反応早いと嬉しいなw
過疎ってない
いまいちなSSばっかだから反応しようがないだけ
そうだよな
ただでさえ一壺酒氏がいなくなって残りカスばかりって感じなのに
避難所経由で勘違いしたバカに煽られた考えなしが総合スレから凸ってくる始末
しかもスレの下調べもしてないとかもう投下スレとして末期過ぎる
回りくどくなったが要するにスレのルールから逸脱しない良作を頼む!てこと
違反や駄作や下作だったら批判しか言えそうにないから反応するわけにもいかんからね
そういうわかりにくいツンデレやめろw
>>839 俺も待ってるよー!
>>837 待ってる
この際だし、良いもん投下してくれたら頑張って感想書くわ
845 :
837:2011/04/01(金) 23:45:38.35 ID:TmEnzE/j0
ポルナレフ「な(ry
なかなか良い……と思ってたらあわわちんこもげた
大どんでん返しがあるにちちち違いない
なかったらどうしようもげる
849 :
837:2011/04/03(日) 21:10:57.96 ID:OnY+ncTk0
いくらルールとして明示されてないとはいえちょっと・・・
思ったよりあっさり終わったなw
まあ鈴々が可愛いというのはよく出てると思うし乙ですよ
乙
悪くないよ〜
頑張ってもっと書いて〜
853 :
837:2011/04/04(月) 03:07:20.07 ID:PLdTXRFw0
>>850 ちょっと于吉だしときゃいいや、って安直すぎましたかねw
>>851-852 ありがとうございます。そう感じていただけたなら凄い嬉しいです。
鈴々のいじらしさが大好きなので…
妄想が堪っていい感じになったらまた書かせていただきやす!
ちょっと話に無理ないか?
イチャラブじゃないとこ全部カットしても話が成立するきがする
登場人物少ないのに無理に真(桃香+その他も存在はしているっぽい)と無印ごっちゃにしなくてもいいのではなかろうか
>854
まだ荒削り中でしょ?
そのうちにこれは必要、これは不必要、つって考えるようになるって。
確かに途中あからさまに、無いわーってのが有ったけど。
例えるなら、
ヒトラー「ユ○ヤ人虐殺って、いけないよねー」
ってぐらい。
鈴々が可愛かった
でも、普通に夢オチでも十分だったと思う
鈴々って不人気なの?
>857
> 鈴々って不人気なの?
不人気と言うより妹とかマスコットに思えて、彼女とか自家発電の対象になりにくいだけ、だと思う。
ヒロインというか、女性として見るのはなかなかなあ。
かといって、SSの受けが思わしくない原因をヒロインにあるとするのも違うと思うけどな
避難所の話題をわざわざ外史スレに持ち込んで上に避難するのもどうかと思うけどな
荒らし以外の何物でも無い
虹ヶ原が悪いんだろうな
マルチ投下なんて意味が分からないことするから
こういうところに余り慣れてないだけだろ?
今回は仕方ないとして次気をつければいいだけ
>>858>>859 情けない・・・情けないぞお前ら!!
それでも「変態」と言う名の「紳士」のつもりか!?
何かの祭りで正装としてヒロインたちにふんどしを強制する一刀さんの夢を見た……
50人ちかくのふんどしで食い込みな尻は壮大だった
投稿初心者だった頃のオイラも、同じ様な失敗をして先達の住人様方に指導して貰ったモンだw
過失か故意かを慎重に判断しないと、いきなり頭ごなしに叱り付けては新人は育たんよ
投稿3回目してるのにいきなりマルチしたのを初心者だからで済ますのもどうかと思うが
今はそれよりも
>>862よ、それは注意されてるおまえが言うことではない
回数と時間と反応だな
この三つで投稿の雰囲気が掴めれば投稿そのもので注意されるのも減るモンさ
あんたが誰か知らないけど指導とやらも意味をなさなかったんだな
つまり著者に守って欲しいのは、
短いなら分割しない
ということでおk?
同じSSを外史スレと避難所、両方へ投下した行為が意図不明で問題になってるのであって、分割は何も問題にはなってないぞ
>>872 あー。そういうことね。
俺も初心者だから分からんが、避難所と本スレって
とりあえず別なんね。
一番の問題は行為自体じゃないんだけどな・・・
こういうところを利用したことないとわからんだろうな
文体同じだし今さら初心者とか言ってるしどう見てもID:cTBSriAo0=虹ヶ原だな。
他人のふりとか姑息な真似してないでちゃんとコテ付けて質問しろ。
コテ付け質問はそれはそれでやばそうな気がするんだが
□ボや鬼畜王文台の件もあったわけだし微妙な気がする
ただ馬ニラみたいに上手くやりとり出来てたケースも存在してるからな
最終的には本人次第か
おはよー
今日は誰かが投下してくれますように…
>虹ヶ原氏へ
念の為に…
こっちのスレには一匹の荒しが粘着してて未だ粘着している可能性が有ります。
この虫はIDを取り替えられる為に単発IDによる自演ばかりします。
ので、こちらに感想として書かれたモノは粘着の荒しの可能性が捨て切れません(残念ですが)…
ですので、こちらの『単発IDの酷評』や『単発ID同士よる酷評』はあまり気にしなくて良いと思います。
逆に避難所は管理人の神様による管理が完璧の為、自演はバレて(一度警告されてます)手出し出来ません。
ですから、参考にするなら避難所の方がよろしいかと…
虹ヶ原も自分のようにこっちに思い入れが無ければ避難所の方が無難だと思います。
それだけ管理人様は素晴らしい働きをしますから。
追伸、自分も虹ヶ原氏の作品は嫌いじゃありません、可能でしたらまた作品を読ませていただき、ニヤニヤさせて(笑)ください。
m(_ _)m
成り済まし(本当なら)とマルチは荒らし関係なく酷評されて当然だろう
何でもかんでも荒らしのせいにするな
ふと思ったんだが、そもそも虹ヶ原氏はマルチ(マルチポストの略。複数の掲示板等で同一の内容を投稿する行為。)の事は知ってたんかいな?
881 :
880:2011/04/06(水) 16:39:51.93 ID:FrOkQyc20
あぁ、何か上で他のトコで投稿云々言ってたわ
そもそも、最初はエロゲ作品板でSS書いてみたーつってArcadiaにあげてたんじゃなかったか。
それを消して専用UP板に、次の投稿で避難所とマルチ、という流れかな?
そういう経緯を見ると、そもそも2ちゃんやBBSPINK、さらにはこのスレの流儀にも慣れていないんじゃないの。
ここや2chに限らず掲示板全般や大抵の投稿サイトにも言えることだな
>>882 1回目:専用うp板→2回目:外史スレ→3回目:外史スレ&避難所
2回目でマルチだったら知らなかったからで済ませてくれた人は多かったと思う
無責任なことした総合スレのバカのが悪いのに作者を責めるのは筋違いってモンだ
外史スレや避難所に誘導するのはいいことだけど紹介するならちゃんとフォローしないといかんよ
この程度のやり取りなのに誘導した奴を責めるのは筋違いだろ
> 367 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/03/28(月) 00:26:25.68 ID:yE1/xawTP
>
>>363 > SSってどこに投稿するのが良いんだ?
> 368 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/03/28(月) 00:30:46.62 ID:VnyhROof0
> 麗羽様を探索に出せばたまに鏡みっけてくれるから
> それを使えばたぶん外史移動できるよw
>
>>367 > SSは外史スレで、まとめに避難所もあるからそっちでもいいかも
>
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1282666144/
887 :
虹々原:2011/04/07(木) 00:01:23.46 ID:3woPNHWH0
物議を醸してもうた…
申し訳ないです。これから気をつけます。
お詫びの品じゃないですが、明日祭さんメインで一本あげる予定です。
祭さんか、鈴々に春蘭と自制心の欠けたのばかりなのは偶然かな?
自制心が欠けてるから書きやすいのかもな
鈴々たちの自制心が欠けてるなどとは思えないが
虹々原はんは結局何に気をつければいいかわかったん?
昔スレを混沌とさせたのがそうだったようにまた何かやらかしそうで不安だわ
テーマは子供じゃね
鈴々といえば最近読んだ萌将伝ノベル思い出した
>>891 それ凄くわかる
なんかあいつらと似た匂いがするんだよなこの人‥
スレ過疎ってたんだし、オリ主マンセーじゃなきゃ大抵のSSは許容できる自信はあるぞ
896 :
虹ヶ原:2011/04/07(木) 02:25:25.60 ID:kPLENkw60
>>888 好きなキャラ上位三人ですww
思い入れのあるキャラだと書いてても楽しいですしね。
いわれて見れば抑えが効かないよ系ばっかだな…。
>>891 SSスレのルールをちゃんと知った上で投稿するべきでした。
他の作者様はルールを守って投稿しているわけで、
そんな中ルールも空気も読まずに投稿したら、他作者様も気分を害しますよね。
スレの雰囲気も悪くなりますし、申し訳ないです。
>>896 反感持つ奴はほっとけほっとけ
そもそも壊れるような空気も雰囲気もこんなスレにはないってw
元々このスレは主に一壺酒と清涼剤のせいで終わってたようなもんだ
そのことであの二人は悪びれなかったしあんたも気に病む必要はないぞ
幸いスレが荒廃した原因の二人はもう戻ってこないようだしあんたの手でスレを再建してくれ!期待してるぜ!
898 :
虹ヶ原:2011/04/07(木) 17:47:09.75 ID:kPLENkw60
面白いとは思ったがちっとキャラが崩れてるような気もする
一刀さんはさすがに崩れすぎだろう
アンソロ版の一刀っぽい感じがするね…変態度がかなり高いわ
祭さんが可愛いのが嬉しいね
ちなみに俺は魏では春蘭、蜀では焔耶、呉では祭さんが一番好きかな
キャラ崩れって騒いでるのは原作好きでなく原作厨だろ
これくらいで首を傾げてるとかありえんわ
俺はこのくらいの方が好きだからもっとやってくれって感じだな
ID:E/XCkI3j0はいつもの荒らし
そも原作からして一刀さんはイベントごとに、というか相手によってキャラが結構変わるけど
それはヒロインの魅力を引き出すためだしね。祭さんが可愛く書けてるので、これはこれでありだと思う。
とはいえ、一刀という名のオリキャラに片足を突っ込んでる感はあるかもだけど。
祭さんのおっぱいの低反発っぷりに目をつけていたのが私だけではないと分かって、ある意味ほっとした。
地震マジびびったわぁ‥‥‥
私自身アンソロの愛読者なので、今回の一刀さんはモロ影響受けてますね。
シメサバ、杉山ユキ、RYUKI先生あたりの読みやすさと良い軽さを毎回意識してます。
祭さんに対しては甘えん坊な一刀さんって可愛いですよね。ちょっとやりすぎかww
>>897 実力不足な私には荷が重過ぎるかと……
けど期待していただけてありがとうございます!嬉しいです。
>>906 期待してると言われたからって他の作者貶す常駐荒しには頼むから反応しないでくれ
自分だけ良ければという態度だといずれキミにもアンチが湧くぞ
というような善意の忠告のフリした煽りも顔を覗かせることがある
こういうのは構うとスレが荒れるだけだから主はなるべく気にしないように
経験の無いうちは自分の思うようにやって学んでいくモンだ
というような善意の忠告のフリして作者を惑わす荒らしも顔を覗かせることがある
ID:E/XCkI3j0=ID:QKIhpUDY0みたいなのに構うとスレが荒れるだけだから作者はなるべく関わらないように
他の作者を貶したり根拠もなく煽り扱いするような輩は荒らしだという認識くらいは持つモンだ
荒らし扱いか・・・別に決めつけたいのならそうすればいいさ
これで反応してどっちが荒らしだなんて言い合い始めたらスレが荒れるだけ
無駄に荒らしの思い通りになるのはごめんだからな
要するに虹ヶ原さんにさえ伝わってくれればそれだけでいい
他の人が疑心暗鬼で疑ってきても構わんよ
黄蓋だろってツッコミはなしなのか
虹ヶ原氏はまたやらかしたのか
>>891辺りで危惧されていた事がこんなにも早く起こるとは
さすがに職人叩いてる人にありがとうとか言うのはダメだろ
というか虹ヶ原氏は一時的でも避難所に行った方がいいんじゃないか
あっちで聞いた方が
>>907と
>>908どっちが正しいかはっきりするだろ
虹ヶ原さんだけは悪く言わないでやってくれんか?
ややこしい書き込みして虹ヶ原さんに反応させた
>>897の人
それと
>>908の書き込みで荒らしと勘違いさせてスレを乱れさせたオレがいかんかっただけ
頼むから虹ヶ原さんがやらかしたなんて言い方はよしてくれ
言われた当人がショックで投下しなくなったら辛い・・・
虹ヶ原さん、避難所に書き込みしてるな
もうこっちは見捨てて向こうでやっていくってことっぽいのかなぁ
確かに安全面で言えば向こうの方がいいもんな
はぁ・・・オレのせいでまたスレが過反に戻るのか
皆ごめんな
ごめん過反でなくて過疎だわ
>915
なあ、その過剰な反応が
荒らし「ヒャハー!俺様の素晴らしい自演技術に引っ掛かった奴がまた一人!」
ってドヤ顔してるだろうと思わないか?
>>915 もういいからあんま気にすんな
それ以上荒らしを楽しませたくはないだろう?
言いたいことは皆にも虹ヶ原さんにも多分伝わってるから大丈夫
>>915 ま、あまり重く考えんな
大方擁護がちょっと過剰すぎただけのことなんだろう?
次は気をつけろよ、盲目的すぎると荒らしと同義になるから
了解、取りあえず大人しくROMっとくことにする
それとありがとう
あと避難所を見たらオレの自演ってことになってるな・・・
荒らし同然のオレと同一人物扱いで不快になったと思う、ごめんな
こういう誤解をまた生むのもあれだからこれ以降何か一言ある場合は
「避難所」で頼む
この書き込みを節目としてこの後からは虹ヶ原さんへの感想なりその他の雑談なり投下なりで
このレスごと変な空気にさせたオレの書き込みを流しちゃってくれ
今回は住人と虹ヶ原さんに迷惑かけて本当に悪かった
避難所の人たちも無駄に騒がせてごめん
感想書こう。
虹原氏も感想が多い方が嬉しいだろう。
祭さんいいなぁ。あんまし好きじゃなかったのに。
しゅらーん 祭さん 鈴々 の順で好きだな。今までの。
わたしと契約して外史の発端となってぇん♪
変なとこで切れちった
例のブツを見て↑の台詞が脳内再生されてぞっとしたw
いっつも思うんだけど、偉そうに書き込んでるお前らはSS投下しないの?
しないさ
>>924 偉そうも何もこのスレもそうだし2chやぴんくの投下スレは大抵こんな感じじゃん。
利用者なら別段おかしなことでもないだろ?というか、ずっとこうだったのに何で今更?
SS書きじゃないとSSの批評するなとか思ってそうな典型的な勘違い君か
いつも思うんだけどって言うわりにはスレのことをたいして知らない新参ぽい発言だな
すげぇ食いついてくんな。
なんだ?ここは…
揉めんな(´・ω・`)
> なんだ?ここは…
自分から新参だとバラすような発言するとは
いつからこんな殺伐としたスレになったの?
お前らカミソリじゃないんだから…
荒らしが居着いてから。
>>932 そんな上から目線のお前はSS投下してくれるんだよな?
流石にこれは荒らしの影響関係ないわ
ここの住民は大切な事忘れてない?
SS投稿→感想→SS投稿→感想
ただ単純にこの流れを永遠と続けるだけなのに、
スレが荒れるのを意識しすぎて、ガチガチになってる。
忠告だとかそういうのいらないから。
感想が書込みされないと作者は虚しいんだよ。
せっかく新しい人が入ってきて新しい風が吹いてるのに、
このまま変わらないんじゃ駄目だ。
>>936 色々言いたいことはあるが飲み込んで一つだけにしておく
これ以上続けると多分荒らし認定を受けるから本気で変わって欲しいと思うならまず避難所へ行くべき
向こうでちゃんとその胸の内を語ったならば賛同者も得られるかもしれない
いいんだよ避難所は。
あそこは管理人のお陰でよく流れてる。
理想のスレだ。
もうここなんていらないんだよ。
もうね。最後の虹さんの投稿からの流れがカオスすぎる。
お前ら誰と闘ってるの?
見えない荒らしなんて相手にするんじゃないよ。
お前らが闘うのはSS作者だよ。
感想を容赦なくぶつけ合って、作者を鼓舞させる。
つまらなかったらはっきりつまらないって書いていいよ。
どこが駄目なのか。
面白かったら褒め称えればいいじゃん!
そのレスを見て新しい人が書いてみようかな。。って思って投稿を始めるんだろ?なぁ。
お前ら恋姫好きなんだろ?
だったらもっと作者と向き合おうよ!
礼儀だとか秩序だとか流儀だとか。
そんなの気にしなくたっていいんだよ!
ただ語るべきなのは、
SSの出来の評価、感想、お礼。
それだけでいいんだよ。それがSSスレだろが。
いいか、触るなよ、絶対触るなよ
>>941 反論しようとせず、周りに同調求めるだけの
馬鹿はだまってろよ。
俺は間違った事いってないよな?
次スレからは新しい気分で生まれ変わろう。
>>942 もう森へお帰り
見ていて痛々しい
ややこしくしているのが自分だってことにいい加減気付け
例え間違ったこと言ってなかったとしても、やり方が間違ってんだから意味ねぇだろが
ここなんていらない、と思ってんだったらもう顔出すんじゃねぇ、目障りだks
一度バレてるのにまたやるってことは余程こたえてたか
書き込みからする独特な匂いが隠せてないから文体ちょっと変えたところで意味ないんだが
それすらわからんほどに切れちまってるんだろうな怖ぇ
次スレいらないんじゃないかな?(^^;;
必要ないと思う人は次スレにいかなければすむことでは?
だってさ、ここの住民だって避難所の住民じゃん
表と裏で、こっちに悪いのが出ちゃってるんだよねw
そういう意味ではバランスよく出来てるよね
結局ここの荒らしも避難所では管理人が怖くて荒らせない臆病者って事ww
全然関係ないけど、まだ結構人がいることに俺は感動した
祭さんのSS素晴らしかった。
こういう短編は読みやすくていいね。
長編はどうしても時間と体力いるし。
____________
ヾミ || || || || || || || ,l,,l,,l 川〃彡|
V~~''-山┴''''""~ ヾニニ彡| SSを投下する・・・・・・!
/ 二ー―''二 ヾニニ┤ 投下するが・・・
<'-.,  ̄ ̄ _,,,..-‐、 〉ニニ| 今回 まだ その何時と内容の
/"''-ニ,‐l l`__ニ-‐'''""` /ニ二| 具体的な事までは言及していない
| ===、! `=====、 l =lべ=|
. | `ー゚‐'/ `ー‐゚―' l.=lへ|~| そのことを
|`ー‐/ `ー―― H<,〉|=| どうか諸君らも
| / 、 l|__ノー| 思い出していただきたい
. | /`ー ~ ′ \ .|ヾ.ニ|ヽ
|l 下王l王l王l王lヲ| | ヾ_,| \ つまり・・・・
. | ≡ | `l \__ 我々がその気になれば
!、 _,,..-'′ /l | ~''' SSの投下など
‐''" ̄| `iー-..,,,_,,,,,....-‐'''" / | | 一年、五十年後かもしれないと言う事
-―| |\ / | | なにとぞご理解頂きたい・・・・!
| | \ / | |
恋姫キャラ全員でエスポワールに乗り、
生き残りをかけて限定ジャンケン…
そんなSS書こうと思ったが、雪蓮が適当に勝負して全勝、早々にあがり、冥琳が買い占め成功。
鈴々がトイレにカードを流して退場。
朱理があいこを提案して愛紗を騙す…
そんなのが浮かんで辞めた。
>951
> 恋姫キャラ全員でエスポワールに乗り生き残りをかけて限定ジャンケン…
生き残りをかけたらみんな一致団結してお終い。
ガチで闘わせる為に、かけるのは一刀1日券。
50万ペリカが必要w
麗羽様や華琳たちは主催者サイドに配役されそうだなあ
でも焼き土下座とか酷いのはやめてあげて
>>951 お前がそれを思いついたのは、一つ上のAAのせいじゃあるまいな?w
・・・・
ID:qvdJbIQP0=ID:3dYm4afr0=虹ヶ原
そろそろ次スレの季節ですね
馬超メインのSS結構少ない?
読みたいな。
>>958 980に修正し忘れただけだからまだ先だ
>>959 特定キャラ√のSSて短編を含めても
数は少ないだろ
すっかり総合スレ住人に蹂躙されて駄スレになってんな
虹ヶ原氏カムバーック!
どこでやろうが著者の勝手だろうが
本人が避難所でやってくつってるんだからそれでいいだろ
自分勝手な発言はやめろよな
>>965 優等生ぶってんなよwwww焼きそばパン買ってこいや
これじゃあ著者もいなくなるわけだ
|┃三 ,ィ, (fー--─‐- 、、
|┃. ,イ/〃 ヾ= 、
|┃ N { \
|┃ ト.l ヽ l
ガラッ.|┃ 、ゝ丶 ,..ィ从 |
|┃ \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ < 話は聞かせてもらったぞ!
|┃. |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ | このスレは消滅する!
|┃三 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン \____________
|┃ l r─‐-、 /:|
|┃三 ト、 `二¨´ ,.イ |
|┃ _亅::ヽ、 ./ i :ト、
|┃ -‐''「 F′:: `:ー '´ ,.' フ >ー、
|┃ ト、ヾ;、..__ , '_,./ /l
現在このスレに著者0だからな。
最後の新人でスレは変わるべきだった。
お前らは救いようのない馬鹿。
さて、総合スレに帰るか。
久しぶりに直投下してみます。
9分割程度の小ネタです。
蜀√に魏√の「大局〜」があったらで思いつくままに書きました。
実際の蜀√と辿った流れが違うという設定のもと書きましたので
違和感があるかもしれません、ご了承下さい。
桃香を中心として纏まり大きな力を発揮した蜀軍は三国の戦を勝ち抜き、大陸平定をなした。
数日後、桃香たっての願いで幽州へ各国の主要な武官、文官を集めて酒宴を開いた。
それは三国が一つとなった事で諍いも因縁も何もかも取っ払い行われたまさに世紀の大宴会。
一人、会場を後にした俺は夜桜の舞う中、空を見上げていた。
「ご主人様、どうしたの?」
「桃香か……それに、二人も」
「急に抜け出されたので、どうしたのかと思いましたよ」
「折角楽しい宴会なのに、こんなとこに一人でいるのはつまらないのだ!」
月の光を受ける三人の髪は煌めき、酒の影響もあってか不思議と艶っぽく見える。
三姉妹の姿に見とれている俺の横を通り過ぎた桃香が桜を見上げる。
「……もしかして、今日、なの?」
「多分な。何故かはわからないんだけど、そんな感じがする」
「一体、二人とも何を?」
「よくわからないのだ……」
何かを感じ取ったのか眉を顰める愛紗に、純粋に首を傾げて不思議そうにしている鈴々。
二人にも説明をしておくべきだろう。
「あのな、二人に……いや、三人に謝らないといけないことがあるんだ」
そう言いながら、俺は先ほど会場から失敬してきた杯を見せる。
「覚えてるか? ここで約束したこと」
「ええ、忘れようがありませんよ。大切な誓いですから」
「お兄ちゃんと鈴々たちでみんなを笑顔にしようって言ったのだ」
「ああ、そうだな」
俺の手のひらに載る杯を見ながら過去を懐かしむ二人に俺の心もあの頃へと戻る。
まだ、国を背負うという重責を知らなかった頃。
夢を見て進み続けるだけで良かった俺たちは本当に純粋だった。
つい、昔を懐かしんでいると、いつの間にか桃香が俺の方を心配そうに見つめていた。
それはこれから起こることへのものか、俺を気遣ってのものか。いや、きっと両者なのだろう。
「……ご主人様」
「大丈夫だよ、桃香」
説明を代わろうとする桃香を制し、俺はゆっくりと一言も伝え損なわないように気をつけながら話す。
「同年、同月、同日に生まれることを得ずとも……願わくば同年、同月、同日に死せんことを。この誓いを俺は破る」
「な、何を仰りたいのか私にはよくわかりません」
「お兄ちゃん……」
ようやく俺が何を言わんとしているのか理解した二人の顔に曇りが生じる。
なるべく暗くならないよう、俺は極力普段通りに喋るよう気をつける。
「実はさ、大分前に言われたんだ。大局に逆らうことで消滅するって」
「しょ、消滅……ですか?」
「はにゃ? お兄ちゃん、消えちゃうの?」
いまいち、信じ難いといった様子の愛紗に対して、鈴々は柔軟な思考で本当のことだと捉えたようで瞳を潤ませている。
俺は、ある程度のことは省き簡潔に説明する。
「本来、俺が知る流れでは蜀が三国の戦いを勝ち抜くなんてことはなかった」
「しかし! 現に我らは勝利し、こうして大陸に平和を」
俺のする話を何でもいいから否定したいのか強い語調で反論する愛紗に対して俺は首を横に振る。
「そうじゃないんだ。そういう結末が確かに存在するんだ。だけど、俺はそうなるべき流れを壊した、その報いとして消える」
「おかしいのだ! お兄ちゃんは何も悪いことなんてしてないのだ、鈴々はそんなの認められない!」
「いいかい、鈴々。もう、認める認めないってことじゃなく、そうなるって決まっちゃったんだよ」
「そんな! 何か、何かないのですか!」
「愛紗ちゃん。残念だけど……」
眼を剥いてこちらに突撃してきそうな愛紗の肩を桃香が掴む。
「桃香様、そういえば貴女は知っていたのですね。このことを」
「うん。大分前なんだけどね。最初は全然気にしてなかったんだよ、でも雛里ちゃんの一件があって」
「落鳳坂のことですか?」
「そう、その前後でちょっとあってね。それで、ああ本当に消えちゃうんだって……」
「何故、我々に話してくださらなかったのですか!」
申し訳なさそうに話す桃香に愛紗は興奮した様子で詰め寄る。
「愛紗、違うんだ。俺が伝えないように頼んだんだ」
「し、しかし……せめて私と鈴々には言っていただきたかった」
項垂れる愛紗を見て心苦しさはあるが、これで良かったのだという思いが俺の中にはあった。
「鈴々もそのことを知ってたらもっと何かできたかもしれないのだ!」
「そうかもしれない。でもな、鈴々」
「にゃ?」
「このことを知ってた桃香がどれだけ辛かったと思う?」
「それは……」
「ずっと、俺のことを気遣いながらもみんなのために気丈に振る舞ってたんだ」
「でもでも!」
「それに、桃香自身も本当は話したかったと思う。なにせ、掛け替えのない妹たちなんだからな。でも、俺が口止めしたから優しい桃香は黙っているしかなかった」
もうすっかりぐずってしまっている鈴々の頭を撫でながら俺はゆっくりと宥める。
鈴々はまともに反論が出来なくなっているようだったが、愛紗はまだ納得がいっていないのだろう俺の眼をその切れ長の美しい瞳で見据えている。
「では、何故ご主人様は桃香様にそのような頼み事をされたのですか?」
「決まっているだろ? 俺のことを知ればさっき鈴々が言ったように何かやれないかって余計なことを考えてしまう」
「余計なことだなんて……」
「俺たちの成すべき事は大陸平定。そして、民の平和。そう決めてあっただろ」
俺は諭すように語りかけるが、愛紗はその黒髪を振り乱すように首で否定の動きをとる。
「それとこれとは事情が違うではありませんか!」
「違わないよ」
「何処がですか……私にはわかりません」
悔しそうな表情でそう答える愛紗に寄り添い、桃香がそっと語りかける。
「愛紗ちゃんと鈴々ちゃん。今の二人の状態がよく物語ってる。そう思わない?」
「我々……ですか?」
「そう。冷静でいられない……ご主人様以外のことはもう考えられなくなってる」
愛紗の瞳を覗き見ながら桃香は続ける。
「わたしたちにはやり遂げるべき目標があった。なら、このことを話して動揺させたりしたら……ね?」
「本末転倒、ということですか」
愛紗が呟くように答えると、桃香は頷き、離れる。
「ま、そういうことだから言えなかったんだ。そこだけはわかってほしい
「はあ……あなたはいつも突然だ」
「そういえば、わたしたちとの出会いも突然だったね」
「最初から……ぐすっ、最後までお騒がせなお兄ちゃんなのだ……ひっく」
ぐしぐしと前腕で目元を拭う鈴々に二人の姉も感極まった様子で口元を抑える。
俺はそんな三人とは対照的に不思議と笑みを浮かべていられた。
「ご主人様は……悲しくはないの? わたしたちとお別れになっても」
「そんなことはないさ。でも、後悔はしてないから」
「後悔していない?」
愛紗が若干、気にくわなそうにムッとした顔をする。
そんな表情も月光と相まって様になっているなんて思いながら俺は頷く。
「みんなと一緒にここまでやり遂げられた。結果を残せたんだ、俺がこの世界に来た意味があった。三人の夢を叶えることができた」
「まだだよ。これからが大事なんだから」
「そうだよな……」
戦乱が終わったからと言って途端に全てが上手くいくはずもない。
きっと、これまでの後始末を初めとして彼女たちにはやることが沢山あることだろう。
「ならば、ご主人様が如何に必要であるか……おわかりでしょう?」
「わかってはいるんだけどなぁ」
「これからも、わたしたちを支えてよ!」
「そうなのだ、もっともっと教えて欲しいことがいっぱいいーっぱいあるのだ!
「そうしたいのはやまやまなんだけどね……」
「ご主人様!」
三人の表情が一段と悲壮じみたものになる。
ああ、もう消え始めているんだ。
月の青白い光に包まれた自分の腕を見ながらそんなことを考えつつ、俺は伝えたいことを口にする。
「大丈夫、三人の国や大勢の人たちを思う気持ちさえあればこの先もやっていける。反則的に万能な曹操に経験豊かな孫策がいる、絶対にもっと先へ進めるはずだ」
「そんな……ううん。そうだよね」
「桃香様!?」
「お姉ちゃん?」
涙を拭い微笑みながら頷く桃香。
やっぱり、彼女は二人の姉なんだなって思わされる。
「もしご主人様と出会わなかったとしても、わたしたちでやってきたはずだもんね。だから、わたしたちの手で頑張って絶対に素敵な世界を築き上げるんだから」
「それは楽しみだな……」
「ふふ、ご主人様が去ってしまったことを悔いるような国にしてみせましょう」
「鈴々たちなら、きっと出来るのだ!」
長女に負けじとばかりに妹たちも強い意志の籠もった瞳で俺を見つめてくる。
俺はそんな彼女たちの様子に胸をなで下ろす。
「それじゃあ、最後に……もう一度だけ、酒はなくて空だけど」
そう言ってちゃっかり持参してきていた杯を配る。
三人はその意味を把握し、その手に持ち掲げる。
俺は、そこには加わらず自分の杯に入りこんだ桜の花びらを眺める。
「我ら三人っ!」
「姓は違えども、姉妹の契りを結びしからは!」
「心を同じくして助け合い、みんなで力無き人々を救うのだ!」
「同年、同月、同日に生まれることを得ずとも!」
「願わくば同年、同月、同日に死せんことを! そして、此度こそ結盟が破られんことを!」
三人の震えた声による誓いの言葉を耳にしながら俺はゆっくりと眼を閉じる。
「……さあ、終演の言葉を頼む」
誰にも聞こえないような声で呟く。
そして、俺の言葉に従うようにして三人は声を揃えて最後の一言を叫ぶ。
「……乾杯!」
その言葉に続いて空を切る音、そのまま杯は地面へと転がりその音は静かな夜空へと響き渡った。
†
三国統一がなった日から一年近くたったある日。
いまだに何やら動きのある五胡。
各国の中、くすぶっている反乱の志を持つ者たち。
いまだ村々へ被害を与えている暴徒。
未だ気を休ませることを許さぬ事情が山のようにあり、我らの日々は相変わらず忙しいものだった。
そんな折、我らが国で三国会議が行われることとなった。
他二国の出迎え予定の時刻まで余裕があった我々は近くの園へとやってきていた。
桃香様は、今年も満開となり艶やかに身を着飾っている木を眺めている。
あの夜のものとは違うが、これも桜。
私もつられるように桜の木を見つめていると、先ほどからしゃがみ込んでいた鈴々が立ち上がる。
その手のひらには桜の花びらが山のように積み上げられている。
「にゃはは、いっぱいなのだ!」
「ふふ、ホントだ。これで何かつくれるかなぁ?」
「星あたりに見せたら花見酒を飲もうといいだしかねませんね。……それにしても、今日は少々風が強いか」
急に吹き上げた風によって鈴々の小さな手のひらから桜の花びらが空へと舞い上がっていく。
それを見送るように顔を上げた私の瞳には白い雲と青い空が見える。
「ちょうど、この頃だったか、あの方と出会ったのは……」
一枚一枚の桜が私たちに思い出を蘇らせる。
「そうだね。あれから色んな事があったよね」
彼と過ごした掛け替えのない時間が脳裏を過ぎり、桜と共に去っていく。
「そして、お別れしたのも桜の季節だったのだ……」
彼の優しい眼差しが好きだった。
何処へ行くのも一緒にと、意気込むことも多々あった。
その度に苦笑した彼に対して顔を赤くして必至に弁明したものだ。
彼といるなら、何も望むことはなかった。
ただ一つ、彼の笑顔を見続けることを除いて。
「元気でやってるかな?」
「うーん、もしかしたら、もう女の子と仲良しになってるかもしれないのだ」
「ふふ、そうだよねぇ。節操ないからすぐ手を出して……」
二人は楽しそうに語らいながらも懐かしそうに空へ向かって上昇する桜を見上げている。
私たち三人を置いて彼はいってしまった。
「わかってはいたんだけどね」
夜桜を背負った彼と対峙した、あの日。
彼は空の杯を愛おしそうに見ていた。
そして、我らの誓いの言葉を聞いて杯を傾けた。
私たちの想いを飲み込んで共に連れて行くかのように。
「ご主人様のことはずっと忘れないからね……」
それは私たちを代表しての言葉。
「桃香様! 魏の連中が来ました!」
「ありがとう、焔耶ちゃん。それじゃあ、行こうか?」
「ええ、そうですね」
「今日こそ、春巻きを降参させるのだ!」
「これ、仮にも客人なのだから失礼の無いようにしろよ」
「ふふ、鈴々ちゃんと季衣ちゃんは友達だもんね」
「ち、違うのだ! 宿命のらいばるってやつなのだ!」
「なんだそれは? らい、ばる?」
ぷうっと頬を膨らませて反論する鈴々に焔耶は首を傾げて頭に疑問符を浮かべている。
肩を竦めつつ、むくれたままの鈴々に変わり説明する。
「あの方がお教えしたらしい。強敵のことを言うのだそうだ」
「ということは、ワタシにとっての蒲公英か……」
忌々しいと呻く焔耶。きっと、蒲公英にされた仕打ちを思い描いているのだろう。
私はふと、思う。
言葉の一つをとっても彼との日々はこの国に残っているのだと。
きっと一生涯かけても忘れることなど出来ないだろう。
「今日の風は気持ちが良いね」
桜は未だに舞い上がっているようだ。どこまで飛翔していくつもりなのだろうか。
もしかしたら、天の世界と繋がって。
「ふ、馬鹿な……」
「何がだ、愛紗よ」
「せ、星! いつの間に」
「まったく。出迎えくらいはしっかりとして欲しいものね。今回が初めてというわけでもないでしょうに」
支援
「あはは、ごめんなさい。どうしてもこの時期には思い出しちゃって……」
「天の御遣いのこと?」
「はい。丁度このくらい桜の咲く頃でしたから」
曹操の言葉に桃香だけでなく、私の心までどきりと鳴る。
「何でも蜀がこの一年奮起した元であるというし、以前以上に興味を持ったのだけれど、まさか会えないとは残念ね」
「同じようなことを去年も言ってなかった? もしかして歳かしら?」
感慨深げに語る曹操の背後からぬっと現れたのは呉の孫策だった。
「もう! 桃香ったら出迎えに誰も寄越さないんだもの。びっくりしたわよ……」
「あ、あはは……雪蓮さんもごめんなさい」
「仕方ないわね。ここで呑むとしましょう」
「その前にやることをすべきでしょ」
「姉様……お願いですから、集まる度に最初に言うことがお酒というのは止めてください」
「蓮華よ。お主もなかなか苦労しておるようだな」
「お互い、国の中枢を担う者の中に酒豪を抱えているとやっかいよね」
蓮華とは酒狂いの被害者という点で仲を深めた。
もし、彼が消えることなく残っていたら、彼女もまたらいばるとなっていたのだろうか。
どこか自分と似た匂いを感じる蓮華を見てそんなことを考える自分に笑いが漏れる。
「私としては、孫策殿の意見に賛成なのだが……」
「星!」
どこからともなく酒瓶を取り出した星に呆れつつ嗜める。
「でも、もうここに現物があるんだったらもったいないし、呑もうよ〜」
「仕方ないわね。各自、会議までの時間を堪能しなさい。私もここで呑むことにするわ」
「それじゃあ、朱里ちゃんたちのお料理を運ばないと」
「是非とも、ワタシにおまかせください。すぐに行って参ります!」
桃香様が答えるのも待たずに焔耶は姿を消してしまった。
相変わらず、桃香様命なやつだ。だからこそ、いざというとき桃香様を任せられるのだが。
「なんやなんや、大将だけやなくて関羽までここおったんか」
「なんじゃ、儂に黙って酒を……策殿ぉ」
わらわらと諸将が集まり始める中、黄蓋が孫策へと絡みつく。
「何よぉ、こうして合流できたんだしいいじゃない。固いことはいいっこなし」
「もし公瑾めにばれたら……まずいが、バレなければよい。というわけでも、儂も混ぜてもらおうかのう」
「さっすが、祭。よくわかってるわね!」
満面の笑みで頷く孫策に黄蓋はこれまたどこから取り出したのか酒瓶を手渡す。
結局、彼女も初めから酒を呑むためにきたのだろうか?
「…………もう」
がっくりと項垂れる蓮華を見る限り、そうなのだろう。
「孫権。今回は私たちも咎めはしないからよしとしておきなさい」
「感謝するぞ、曹操」
「あによ、蓮華ってば相変わらず他国のみんなには固いんだからぁ……おっぱいもお尻もこんなにやわらかいなのに」
「ちょっ、雪蓮姉様! って酒くさっ! いつの間に……ちょっ、やめてください」
「ふんふふんふ〜ん、今日の肴は蓮華ちゃん〜」
「意味がわかりませんー! 助けて、愛紗!」
知らぬ。
こういうときは気付かないふりが一番だ。
「愛紗の裏切り者ー!」
例え同志であれ、時には冷酷な判断も必要なのだ。
その時、私の頬をゆるい風が撫でていく。
それに伴って舞い降りる桜の花びら。
ゆったりと下降する一枚の花びらに釣られて動かした瞳に懐かしい姿が映る。
「あれ? あれって……もしかして、ねえ、桃香? って野暮かしら」
「そうね。酒宴は後回するとしましょう。あの娘たちのとても大切な記念のものとなるでしょうからね」
孫策と曹操の元を後にした桃香様が隣にたたれる。
鈴々も駆け寄ってくる。
杯から溢れた美酒のように自然と私たちの頬を伝った雫が、大地に敷き詰められた桜を濡らす。
彼は気恥ずかしそうに鼻頭を指でぽりぽりと掻きながらゆっくりとこちらへと戸惑い気味の視線を向ける。
「その……ただいま」
桜の花びらはまた積もっていく、私たちと彼の身体に。
乙&次スレ立てとく
以上となります。
魏と似て非なるハッピーエンドな感じにしてみました。
うーん、なんでしょうね。
こういう投下形式って久しぶりなので凄くどきどきしましたw
さるさんに怯えながらちびちび投下……この緊張感こそ戦場よ!
今回はpsp版を通しでプレイしていたときの妄想を書きました。
少々物足りなかったかも知れませんが、読んで頂けたなら幸いです。
それではおやすみなさい。
>>981 すみません&ありがとうございます。
>>982 おつおつ
大局うんぬんってどの√でも適用可能だから他のでも読んでみたくなるね
\(;Д;)/
清涼剤氏&983氏乙
987 :
名無しさん@初回限定:2011/04/14(木) 09:43:32.53 ID:9nkaZ7gwO
おつ
清涼剤氏おつでした
しんみりするけどラストでホッとしました
次も期待してます
まとめサイトの神様、まとめサイトの神様。
次からの5レスを
『10
>>44 三教一致 9』
と、
『23
>>186 三教一致 改 拾六』
の間に、
タイトルを
『駈風護風』
で、掲載をお願いします。
「にゃー(どんどんやりますよ)」
「(やや暴走気味ですかね〜)」
991 :
駈風護風1-3:2011/04/14(木) 16:39:32.25 ID:a1NkpWrTO
翠が蒲公英と共に一刀と桃香たちの仲間になってから数ヶ月たったある日、一つの知らせがもたらされた。
使者は形式上、魏から桃香の蜀に対してだったが、実のところ涼州の者による翠個人への使者であった。
当初、翠は使者の心配をした『勝手な行動で曹操から難癖をつけられ罰せられないのか?』と。
だが使者からもたらされた事実は翠に取って驚く内容であった。
それは、この報告の指示を出したのが曹操本人だということだった。
だがそんなことも本来の知らせを聞いた翠の頭からすっ飛んで消えた。
『涼州太守馬騰殿、病死』
元々、身体が弱っていたのでそう長くないだろう、と思われていた。
更に曹操の涼州進行の為、心労も重なるのだから、まさにいつ亡くなってもおかしくない、長くとも二ヶ月だろうと医者は判断していた。
だが馬騰は医者の予想の倍以上を生きた。
ただ生きていただけではなく、動けない為に曹操が派遣した文官をまさに手足のごとく使い涼州の為に尽力する。
活発になったことが結果的に良い方に働いたのか、馬騰の姿はだんだんと健康になっていくように周りの者たちには見えた。
だが実際には病魔は馬騰の身体を確実に蝕んでいた。
992 :
駈風護風2-3:2011/04/14(木) 16:46:47.58 ID:a1NkpWrTO
それは燃え尽きる直前のろうそくのように。
後々、娘の翠の為にとまさに命を燃やしての活動が周りの者には『健康になっていく』ように見えたのだろう。
こうして、馬騰に取ってやっておかなければならない事をあらかた終わらし、残りは他人に引き継がせても良い政務ばかりになった数週間後…
朝、馬騰を起こしに来た侍女が亡くなっている馬騰を見つけ大騒ぎになる、真っ先に曹操の元に報告が行き残された二通の遺書も届けられる。
一つは曹操宛で自分の死後の人事の推薦と五胡への対応や今後の涼州の政務の仕方が主であった。
もう一つは娘翠への遺言であった、それを曹操は涼州の者に委ねて好きにするように命じた。
次いで、
「馬騰の死を益州、劉備の元に使者として訪れて知らせなさい」
と命じた。
曹操の命に従い、涼州の使者は馬騰の遺言も携え益州におもむいた。
使者は桃香と謁見しそれを終えると翠に会い、遺言書を渡した。
受け取った翠は使者に深くお礼を言うも、逆に馬騰様には皆がお世話になったと逆にお礼を言われる。
更に『願わくば馬超様には涼州に帰って来てもらい、馬騰様の後を受け継いでもらいたい』と言われるが明確な答えは出さなかった翠。
993 :
駈風護風3-3:2011/04/14(木) 16:53:47.66 ID:a1NkpWrTO
受け取った遺言書を持ち、一人馬を走らせて丘までにやってきた。
馬から下り逸る気持ちを抑え遺言書を開き読む。
大まかな内容は次の通りだった。
『愛する我が娘、翠へ
あの日以来、とうとう会えることは無かったけれど一日とてあなたのことを忘れた日はなかったわよ。色々な事もあったけれど曹操殿を特別に恨む必要はありません。
敵として立ちはだかるなら普通に一敵として相手をし、後に同盟などを交わすならば禍根など残さずに轡を並べなさい。それと生まれ故郷・涼州に固執する必要もありませんがまた帰るのもあなたの自由、
あなたはあなたの進みたい道を行きなさい。草原を駆け抜ける風、それがあなたなのだから』
「うぅ…うぅ…」
ポタポタと静かながらに止まることなく涙が流す翠、母様の自分に対する溢れる思いに涙が止まらない。
次第にはしゃがみ込んで泣き続けた…
「母様、ごめんなさい。死に目にも会えず、死後会いにも行かない親不孝で。ですか命を掛けて守りたい方を見つけました。時には優しく、またある時は荒れ狂う嵐に成りその方を護りたいのです。
風が止む時がきたら必ず母様が眠る大地に戻り、共に眠りますから。それまでは寂しいでしょうが、しばらくは一人で待っていてください…」
そうして、翠は一晩泣き明かすのだった。
・・・
・・
・
「にゃー(ご静聴ありがとうございました、ではまた〜。次だ次!)」
「でわ〜でわ〜・・・」
otume
ありがとうめ
( ^ω^)おっおっおつ
ume
なんかさり気なく沸くね、ここの住民(笑)嫌いじゃない埋め
猿か埋めか!
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。