■コミュ -黒い竜と優しい王国-■ S H3
日常と非日常のバランスが良い作品。
紅緒、密、カゴメは伝奇部分を、真雪、アヤヤは日常部分を強調したルート。
テーマが何でも許されるアバターの世界「優しい王国」というモノ。
所々ニーチェの文章を引用しておりキャラ毎にその思想にあった展開があり賛否両論である紅緒ルートこそ自分は善悪の価値観に共感できた。
よく挙がるdiesも同じニーチェを引用している(2007年の不完全版しかプレイしてないが)。
向こうでは日常と非日常を一緒にしたが、コミュでは完全に分けてルートにした印象。
コミュの方は思想だけで、日常部分を主に強調しているので元ネタのニーチェに関してはさわり程度である故によりゲーム的な世界観になっている。
ちなみにキャラクター個別√のタイトル名は全てへミングウェイの作品から取られている。
■装甲悪鬼村正■+2S H2
音楽もいいのはあまり知られていない。
オープニングのMURAMASA、
BGMも戦闘時の雰囲気を良く表している。
もちろん善悪相殺のシナリオやCGもよく今までのエロゲで究極の作りだった。
■ましろ色シンフォニー -Love is pure white-■C H2
キャラ部門一位。
キャラにのめり込み過ぎてルート後半のクラスメイトにぼそっと陰口を言われるシーンに、
本気で腹を立ててしまった痛い自分。
愛理がデレすぎてもうやばい。
(総評など)2009年はお金もあまりなかったので体験版でしっかり様子見ということをするようになった年でした。
ソフトハウスシールには安くて良質のエロを提供してくれるのでお世話になってます。
エロゲ歴7年 重要購入基準:原画、評判