■スズノネセブン!■S,G 3H
賑やかで軽快なキャラクター描写・テキストが秀逸。
かつここまでプレイヤーにストレスを感じさせない作りは見事。
「魔法」という設定に溺れ過ぎず、持て余しもしない匙加減が良かった。
個人的な話だけど、これが09年最初のエロゲだったことは幸せでした。
■星空のメモリア -Wish upon a shooting star-■C 2H
得意なところはひたすら魅力的に、苦手なところはひたすら投げっぱなす
いつものライターさんのパターンだった。それでもこのテキストは惹かれる。
優秀なグラフィックチームの力と合わさって、物語・ビジュアルともに心に残る作品になった。
■死神の接吻は別離の味■M 4H
制作体系に問題があり、ミドルプライスということを差し引いても全体の完成度は酷い。
が、それ故に勿体無くて仕方ないほどの素材の良さ。
奇を衒わずとも、地力のある作り手はそれだけで面白いエロゲが作れるのだと
(この中では)おるごぅる氏のシナリオから強く感じた。エロがしっかり書けてこそのエロゲだよね。
(総評)
09年は5本購入。
昨年のこのスレで出た「吟味して買えば地雷なんてものはそうそうないもんだよ」の
言葉を念頭においての1年だった。
「好き」の優劣を競うことは正直モニョモニョするのだけれど、良い作品を生み出しスタッフさんへ感謝を込めて。
エロゲ歴: 9年