■星空のメモリア -Wish upon a shooting star-■+2P,C,H2
萌え+良シナリオゲーが好きな自分の今年No.1はコレ。千波は今年一番気に入った実妹と言えるほどよかった。
しかし、千波だけでなく他の全ヒロインが非常に魅力的で、いわゆる捨てキャラが誰もいなかったことの方が
もっとよかった(そもそも千波は第二回の人気投票も恐らく6位)。BGMもよかったし、全編にちりばめられた伏線を
最後に回収するシナリオもよかった。原画も、それをさらに引き立たせる塗りも、一枚絵の好きな場所をズームできる
FavoriteViewPointシステムもかわらずよかった。自由投票項目はP以外のすべてに投票したいけど、
一番感じたのは全キャラの魅力なのでCで。今月末のFD期待してます。
■死神の接吻は別離の味■S,H5
テキストは面白いし、シナリオ構成も良い。雫は今年一番気に入った義妹。タイトルからするは鬱ゲーのようだが
そんなことは全くなく、攻略対象全ヒロインが救われ、また主人公を救ってくれる。一枚絵は総じて綺麗だし、
エロも実用性が高い。ミドルプライスな分短いが、必要以上に構えず気軽に良作をプレイしたい場合には一番お勧め。
ましろ色シンフォニーのみう先輩√が気に入った人で、この絵が嫌いでない人にはぜひやって欲しいと思う良作。
■フェイクアズール・アーコロジー■+1P,S,H4
作りこみにやや甘さがあり、サイドストーリーの選択の仕方によってはその後の本編との整合性がとれないこと
があったり、誤字脱字が多かったりといった問題点もあるが、それを補って余りあるほど話に引き込まれた。
日常シーンでダレるところがなかったし、さりげなく伏線が張ってあったり、世界観の補完にアーカイブが充実
してたり、エロが各ヒロイン平均5回あったりするのがよかった(隠しヒロインは除外)。
一番の好きなのは、トラウマを抱えた主人公がそれを克服する過程がもっともしっかりと描かれていた春子√。
加点は好きなものの中で一番埋もれそうだという理由から。