○綾子(+小春&姫歌)√(1/3)
((ワイシャツの件に関する暦の誘いを断るとこちらへ分岐。その後、綾子の「秋人は健全な男の子」宣言までは同じ。))
綾子の宣言によりシスコン&BL疑惑はすっかり無くなったが、今度は新たな問題が小春にふりかかる。
秋人&綾子の付き合いが周知となると同時に小春がフリーであることも確定し、大量のラブレターが届く。
放課後、秋人に手伝われながら返事を書く小春だが、暫くすると泣き出してしまう。涙の意味が分からない秋人。
そこへやってきた綾子は小春の涙とその理由に気付き、咄嗟に秋人と用事があると告げて小春を先に帰らせる。
更に暦と誠二に頼んで姫歌をカラオケに連れて行かせた上で、秋人を自宅に招く。
家に着くと、綾子は美作家に仕掛けたカメラの映像を秋人に見せる。
そこには、綾子が仕掛けた「秋人の歯ブラシ」等々のアイテムに見事に釣られ、秋人の部屋にやってきた小春が映されていた。
一部始終を見ていた秋人は思わず「ハル姉だから仕方ない」とつぶやく。
だが綾子は、これは仕方ないで済むレベルなのかと問い詰め、そのままモニターを見続けるよう指示する。
秋人の部屋を散々堪能する小春はそのまま自慰に及ぶ。
しかし行為が終わり冷静になると秋人への届かない想いに咽び泣き、疲れ果てて寝てしまう。
このままでは小春が壊れてしまうと告げる綾子は、呆然とする秋人を引っぱり美作家に向かう。
自慰を終えた小春が眠る部屋に秋人を押し込む綾子。
寝静まった小春を見た秋人は、「立派なお姉ちゃん」になろうと努力することで苦悩に苛まれていた小春に思い至る。
近づく秋人を寝ぼけたまま押し倒し半狂乱になる小春。強引に絶頂に導いた所でようやく正気に戻る。
無意識のうちに情事に巻き込んだことを小春は泣きながら謝る。
秋人はようやく、かつて綾子への想いに悩んでいた自分と今の小春が同じだと気付く。
秋人と扉の向こうの綾子から声をかけられた小春は思いの丈を全てぶつけ、満足感と共に眠りに落ちる。
部屋に入ってきた綾子は小春の苦しみが取れて良かったと安堵。本当にこれでよかったのか悩む秋人だったが、
世間一般の感覚に囚われず2人は2人だけの姉弟関係を築けばいいと綾子は答え、そのまま3人は川の字になって寝たのだった。