クソゲーオブザイヤーinエロゲー板

このエントリーをはてなブックマークに追加
615名無しさん@初回限定
そして翌11月には、多くのブログで紹介され一躍名を上げた「戦極姫 〜戦乱の世に焔立つ〜」が躍り出る。
総勢10名の原画によるCGはタッチや世界観はおろか塗りや等身まで見事にバラバラで並べるとコラにしか見えない出来。
加えて「告白シーンでヒロインの背後にハゲ武将が立ってるバグ」「メインルートのシナリオが劣悪」
「明らかにおかしいイベントが起こる・武将が消えるフラグミス」「システムが昔のゲーム『天下統一』からの完全流用」等、
様々な点でクソゲーとしてあるべき基本を抑えたその様は見事なものである。
……とはいえ、出来はキャラやルートによっては決して悪くなく、多くのバグはパッチで改善され致命的な問題は無い。
システムも普通のPCゲーから持ってきた分、ゲームとしてはそこらの下手なものよりよっぽど遊べると、総合的にはむしろ良作とすら言えた。
このように凄まじくクソな点とちゃんとした点を併せ持つ本作は昨今貴重な皆が笑って話せるクソゲーであり、
全体的に殺伐とした話題が多かった2008年を和ませた「愛すべきクソゲー」であった。

……しかし、ここまで挙げた全てのタイトルが前座に過ぎなかった事を我々は知る事となる。
「年末には魔物が潜む」とは本家KOTYの言葉だが、それは魔物と呼ぶのも生温いもっとおぞましい何かだった。

「魔法少女アイ参」。