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片恋いの月:
長い年月を経る間にシステムは運用に支障をきたすようになっていた。そこで『時』は月ノ輪姫の血を引く巫女達によって
成り立つオペレータ補佐を用意することにした。特に何か操作させるというわけではなく、日常の暮らしをしている巫女達の
精神リソースを勝手に使わせてもらう、オペレータ補佐と言うよりはPCでいうアクセレーションカードに近い。オペレータ補佐は
『時』の維持を助ける代わりに願い事を叶えてもらえる。ただし精神リソースを勝手に使われるので負担が大きく早死にする
傾向がある。次第にオペレータ補佐の数が減り、主人公の母親が最後の一人だった。母親が亡くなりオペレータ補佐不在の
期間始まる。オペレータ補佐が不在になったことで、『時』はより異常を来すようになってしまっていた。
そして『時』は自らが限界を迎えて崩壊する前に、自分を生み出した時ノ輪姫の強い願いである「月ノ輪姫に会いたい」という
願いを叶えようとする。月ノ輪姫の血を引いていて、しかも姿がそっくりな香津美を月ノ輪姫と勘違いして攫ってしまったのだ。
主人公達が奔走して月ノ輪姫を降臨させて時ノ輪姫に会わせてやると、時ノ輪姫は感謝して香津美を元の世界に戻してやる。
『時』は無害な懐中時計となって香津美に託される。そして日付は学園祭当日に戻って再スタート。ヒロイン全キャラが
主人公に告ったことになってるwエンド。
備考:香津美との情事は全ておまけシナリオ扱い。 以上で解説終了。