【ヘタレ】ダメ主人公総合スレ【DQN】 四十四人目
贅沢三昧で暮らしてきた獄潰しニートが現実に放り出されただけの話
医者も情緒不安定とか脳に関しては些細な事で健常者でもあるような事といってる
>ご主人の場合は緩やかにですが確実に症状が進んでいます。
>最近、情緒不安定になったりはしていませんか?
>それ故に、不安定な状態に陥りやすくなる
>すなわち、切れやすくなる、ということらしい
>「それは最初はとても些細な事です。ちょっと機嫌が悪いとか、妙に楽しそうとか
> 味覚が少し変わったとか、何かをド忘れしたとか。
> 健康な方でも時折ある程度の変調でしかありません
> それ故に、本人の自覚や周囲の発見は非常に遅れるケースが多いのです
> しかし、症状が進行しますと、これは些細な変調などでは無くなります
> 全身の神経が侵されると言う事は、つまり、
> その神経によって活動している筋肉にも障害が現れるという事です
> 四肢への障害、運動機能に障害が現れ、体が動かなくなっていき
> 次第にそれは内臓筋にも拡大します
> つまり、身体が動かなくなるのです。運動は勿論、食事や排泄も含めてです」
>たとえ、病気が無くとも、
>あの豪勢な館の中で自堕落な時間から放り出された時点で―――
>労働による収入など得た事の無かった私が―――
>生活というものを知らない私が―――
>行き着く先は一緒だったろう
>生き抜く術を知らぬ私は、あの日、菖蒲が私の部屋を訪れたあの日
>自らこの世と別れを告げようとしたのだった
>そして、彼女の存在によって、死にそびれたのだった