>>385 さすが、エロゲライターの中では少々マシと言える田中ロミオですね。
「何でエロゲ制作なんかやってんの?」という致命的な質問に対する武装はしてある(笑)。
称賛よりむしろ批判こそが、いや、「いい話」を求める愚鈍な衆人の、
感情的に発せられた全てこそが田中ロミオの望みであると(笑)。
ただ、言ってることは美味しいとこ取りでカッチョイイですが
ちょっと彼の実際とかけ離れてる感はありますね。
例えば、彼の作風は「俺はエロゲーを選ぶぜ!」と声高に言うほどエロゲー然としてない。
どちらかといえばどれも「仕方ないのでエロいれました」作品群です。
実際の田中ロミオは、このカッチョイイ覚悟完了宣言とは裏腹に
難解で衒学的な表現なども、作品にそこはかとなく漂うアイロニー(笑)やペーソス(笑)も
そういうのを好む特定の人種というのが必ずいる事をよく知った上での選択でしょう。
つまり、彼は、彼のできる範囲で少しでも高く評価されたいために
自分なりの気の効いた表現を選択してる。全否定すら歓迎するだなんてとんでもない!
そしてその事を、何かすごいことのように言い換えたい。
ごくごく普通の感性を持ったライターさんだと思います。