エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart9

主人公の拓也は、ある日、家庭教師をしている三澤家から夏休みの機会に泊まり込みで教えて貰えないかと頼まれる。
恋人の由紀との卒業旅行の資金集めに苦慮していた拓也は、その申し出を受けることに。
一代で財を成した松太郎を大黒柱とする三澤家の住まいはなかなかの豪邸であり、拓也が泊まり込む分には何の問題もなかった。
が、その家庭環境はなかなか複雑であり、そこに住む人達は一癖も二癖もある様子。

三澤家の主人で、富豪でもある松太郎。やたらとパワフルで迫力のある人物だが、どこか胡散臭い。
松太郎の後妻の香織。若くて美人、優しく貞淑な妻で拓也の憧れの人だが、結婚する前は三澤家の元お手伝いさんだったらしい。
病気で死んだ先妻の子、乙葉。拓也が家庭教師をしている子であり、健気に拓也に懐いている。
死んだ先妻の妹である律子。なぜか一家共々三澤家に居候している。また、後妻の香織のことを毛嫌いしており、ことある事に嫌味を言っている様子。
律子の娘、沙那。看護師をしながら司法試験を目指している才女だが、男嫌いで拓也に対して冷たい態度を取る。
律子の息子、隆史。引きこもりの予備校生で、誰とも口をきこうとはしない。が、乙葉にだけは心を開いている様子。
さらに、律子の元旦那である昭彦。飲んだくれのアル中で、松太郎の留守を狙っては頻繁に律子に金をせびりに来ているようである。

香織と律子の確執のせいか、三澤家はやけにギスギスした雰囲気だが、ともかく住み込みでの乙葉の家庭教師を始める拓也。
だが拓也は、三澤家に居候するようになってから、何故か性欲が過敏になっていることに気付く。
さらに、拓也を信頼しているのか、やけに無防備な格好をする香織の色香に困惑されることになるが…。

→誘惑に負けて香織を押し倒すと、最初は抵抗するもその後香織とねんごろに。
それが夫の松太郎にばれて口論になり、拓也はついカっとなて松太郎を殴り殺してしまう。
結局、拓也は刑務所に送られることになる。（BADEND）

→自分には恋人の由紀がいるからと誘惑を断ち切るも、その由紀に三澤家でお手伝いのバイトをしないかという話が出る。
と言うのも、拓也に会うために由紀が三澤家に遊びにきていた際、由紀は香織と仲良くなっていた。
それを見ていた松太郎が由紀のことを気に入って、是非三澤家で働いて貰いたいと言い出したのだそうだ。
由紀は拓也が決めたことに従うと言うので、拓也はバイトを受けさせるかどうか迷うが…。

→何か嫌な予感を感じた拓也はバイトを断るように由紀にアドバイスする。
結局、それが原因で拓也の家庭教師のバイトもクビになり、卒業旅行は海外旅行から日本旅行に格下げに。
だけど、これで良かったんだよ、と何故か安堵の表情を浮かべる由紀だった…。（由紀END）

→三澤家で働けば一緒にいることができると、由紀にバイトを受けるようアドバイスする。
由紀自身は何故か嫌そうだったが、結局三澤家にお手伝いさんとして働くことになる。
だが、好色な松太郎が由紀に目をつけて拓也は気が気じゃなくなる。
さらに、些細なことで由紀と大喧嘩して二人の仲は険悪なムードに。
せっかく同じ職場で働けるのにこれじゃ台無しだと凹む拓也。
由紀は拓也をいないものとして無視し始めるので、仕方ないから拓也は他の三澤家の住人と仲良くすることに。
いつも冷たい態度を取る沙那や、教え子の乙葉などと交流を深めて仲良くなることに成功する。

が、そんな中事件が起きる。
ある日、みんなが留守にしていた時に律子が階段から落ちて意識不明の重体に。
警察は事故と見ているようだが、その日に律子の元夫の昭彦が三澤家を訪れていたという目撃情報もある。
ひょっとして律子は誰かに突き落とされたのか？

暗雲立ちこめる三澤家に、さらに事件が起こる。
由紀が松太郎から暴行されそうになったのである。
松太郎は由紀の方から誘ってきたと弁明するが、それを聞いてキレる拓也。
松太郎の方も趣味の猟銃まで持ち出して大喧嘩にまで発展するが…。

→この時点で乙葉と親しくなっていれば、拓也はカっとなってそのまま松太郎を殺してしまう。
そしてそのまま過失致死罪で刑務所行きに。
みんな獄中の拓也の元から離れていく中、乙葉だけは拓也を見捨てずに待ち続けていた。
そして数年後。出所した後二人は結婚し、これから再スタートをすることになる。（乙葉END）

→この時点で沙那と親しくなっていれば、激しい口論にはなるが、その場はそれで収まることに。
しかし、一夜明けた後、松太郎は何者かに撲殺された姿で発見される。
当然、昨夜激しい口論をしていた拓也が疑われることに。恋人が松太郎にレイプされそうになっていたという動機もある。
連日連夜の取り調べに拓也は挫けそうになるも、沙那に励まされてどうにか立ち直る。

そこに、由紀からの不可解なメールで拓也は三澤家に呼び出される。
由紀とは事件の後連絡が取れなくなっていたので、不審に思いながらも会いに行くことに。
が、そこに待っていたのは大勢のチンピラに拘束された由紀と香織の姿。
混乱する拓也に、チンピラ達を引き連れた隆史と昭彦が現れ、拓也に衝撃的事実を告げる。
実は、一連の事件の犯人は香織であり、由紀はその共犯だ、と。

香織は元々松太郎の財産目当てで三澤家にやって来て、身体を使って松太郎に取り入ることに成功。
邪魔な前妻は毒を使って殺害していた。
だが、姉の死を不審に思った律子が香織を疑うようになり、監視するために三澤家に居候することに。
そこで、律子が邪魔になったので、昭彦の仕業に見せかけて律子を階段から突き落としたのも香織。
そして、一番の障害である松太郎を殺すために呼ばれたのが、拓也である、と。
由紀も香織と共犯で、そもそも由紀が拓也に三澤家での家庭教師のバイトを紹介していた。
そもそもの計画では香織が拓也を誘惑し、虜にした後松太郎を殺させるはずだった（そのために飲み物に興奮剤を仕込んでいたらしい）。
が、拓也は一向に香織に手を出そうとしないので、今度は由紀を使って松太郎を殺させることに。
まず由紀がバイトとして三澤家に入り込み、松太郎を誘惑しつつ拓也の嫉妬を煽る。
そして、自演のレイプ騒動を起こして、拓也に激情から松太郎を殺させようとした。
のだが、結局拓也は自制して松太郎を殺さなかったので、香織が自分で松太郎を殺してその罪を拓也になすりつけていたのだ。

意識不明になる前に、律子が秘密裏に調べていた資料からこれらの事実が判明したと語る隆史。
ショックを受ける拓也に向かって、これから香織と由紀の二人には制裁を受けてもらうと話すが…。

→事前に沙那に連絡を入れていないと、チンピラ達が暴走してそのまま陵辱パーティに。
その場に駆けつけた乙葉や沙那も含めたみんな輪姦されまくる。
拓也は止めようとするが結局殺されてしまう…。（輪姦END）

→事前に沙那に連絡に入れていると、すんでのところで助けが入る。
結局香織と由紀は刑務所送りに。
隆史は母の復讐としてチンピラ達を集めていたらしい。昭彦は日頃の鬱憤晴らしのためだろう。
律子はその後容態が回復し、意識を取り戻していた。
三澤家で律子が拓也に冷たく当たっていたのも、香織と関わるとロクなことがないと思っていたからだそうだ。
その後、拓也と沙那は結婚して、幸せに暮らしましたとさ。（沙那END）

おまけシナリオ「媚肉の香織」（沙那ルートクリア後に見れる）
事件のあらましを黒幕でもある香織視点で見られるおまけシナリオ。
香織の腹黒悪女っぷりが満載なので、悪女好きにはたまらないでしょう。
ちなみに香織の腹黒っぷりは幼少時に親から虐待されたり引取先でも性的虐待されたりと酷い目に遭いまくって形成された様子。
あと、由紀は香織の異母姉妹らしく、ＤＶ男にひどい目に遭わされていたところを香織が保護。
助けて貰った恩＋逆らったらＤＶ男の元に送り返すと脅されて仕方なく香織に従っていたのだそうだ。
だけど、騙すつもりで拓也と付き合っている内に本気で好きになってしまい、最終的には嘘がバレたら嫌われてしまうと泥沼的に共犯やっていた模様。
終わり。