ここは、のぞみんの願いを叶える世界です。
>>1乙
でもどうせ世界っていれるなら分枝第2世界
のほうがよかった分枝ぐらいはまだスレタイはいるよな
スマン。冗長に感じたんで。
気になるなら次スレでお願い。
ってことで、このままだと枯れ死にしそうだからとりあえず点呼かね。
今んとこ <3>やね。
>>1乙
巨乳マナの供給が絶たれ、のぞみん以上のサイズが存在しない分枝世界(スレ)か・・・<4>
>>1 乙
本編やっていない輩が来ましたよぉ〜<5>
>>1乙
どうしても言いたかったので、連投すまん
10なら木村あやかとセックスできる
「く〜るなネリーには、
>>1乙がぴったりだよね」
<7>
13 :
その願い、:2007/10/26(金) 17:29:36 ID:lbY0Ds0J0
夜も1時を過ぎた頃。風呂を浴びた俺は二階の自室へ上ってきていた。
週末だからこれくらい遅くとも問題ない。コップに注いだコーラをあおりながら、
ドアを開け放したままだった部屋の前へ辿り着く。
ん? 何やってんだレーメの奴。
部屋は暗いまま。そんな中で、ベランダに面した窓から夜空を眺めているレーメがいた。
正直なとこ、ここ最近のレーメは何処かおかしいとは思っていた。
好物のリンゴジュースもあまり飲んでいないし、やり取りも妙にぎこちない。
丁度真向かいにある希美の部屋から、明かりが差し込む。
そのカーテン越しの蛍光灯の明かりが、おぼろげにレーメを浮かび上がらせていた。
よーし、驚かせてやれ。
背中を見て数秒。企んだ俺は、抜き足差し足で部屋の敷居をまたぐ。
レーメに元気がないと俺も寂しいからな。多分ぽかすか俺を殴って少しは元気になるだろう。
そんな風に思って、さらに進もうとした。
けれど。
「ノゾムー、吾は、吾はどうすればよいのだ」
思いもかけないか細い呟きが聞こえ、足が止まった。
たまに酷くからかった時、真に受けたレーメのしおれた声の様な、いや、それよりも沈んでいるか……。
手のひらに収まる小さい肩が心細そうにさらに細く。見てしまったのはそんな光景だった。
やるせない、変な罪悪感。
参ったな。
14 :
その願い、:2007/10/26(金) 17:30:49 ID:lbY0Ds0J0
「レーメ」
「! な、、なんだ脅かすなノゾム」
慌てて振り向いて、目を擦りながら立ち上がったレーメはごまかすように後ずさった。
俺は、ぶっきらぼうにレーメの前にあぐらを掻いて、
「どうしたんだよレーメ」
と人差し指でレーメの頬を拭ってやる。
「……なんでもないなんて言うなよ」
先に釘を刺しておく。
「ノゾム」
俺を見上げたレーメは淡い光の中でもう一度目を擦った。
ティッシュで顔を拭いてやろうかとも思ったけど、その前にレーメは俺を真っ直ぐに見る。
弱々しい、けれども毅然と。意を決したように――小さな口が動く。
「ノゾム……神社に行かぬか? 天木神社へ」
「神社? 今からか?」
唖然としてレーメを見る。こんな時間に何考えてんだよ、と思うけれど、思い詰めた感情が滲み出ているレーメに何も言えず、
俺は青い帽子をかぶった泣き虫――自称有能な神獣を肩に乗せたのだった。
玄関を出る。
丁度のタイミングで玄関前の路上が暗がりに変わったので、
俺は何となく希美の部屋を見上げた。既に真っ暗な部屋におやすみと口中で呟いて、アスファルトの上を、歩み出した。
道中、俺もレーメも沈黙を保って何も言わなかった。
家の中ならまだしも、秋口の夜気は結構冷える。まだ半乾きの髪が結構寒い。
身震いして自販機で暖かいココアを買い半分こ。
東の低空には明るい星が大きな三角形を描いて瞬いていた。
…………
……
ん〜、支援?
長い――苦行とも言える真っ暗階段をひーこら登ったそこは、石畳の敷き詰められた清浄な空間だった。
時間帯も相まってか、下界と違う厳かな気配に満ちているようだ。
ここからでも結構遠くに在るのは、敷地の奥に鎮座したお社。その、放たれる灯火がぼんやりと俺達を照らし出してくれていた。
あれ?
何時だったかも夜中に来たこと無かったっけ――尋ねようとして空の開けた側にある手すりを見る――誰もいるわけがない。
俺、なんで……誰かに、話し掛けようと……。
脳裏をよぎる――。
「ノゾム」
背後からの声。
はっと我に返った俺は、知らない間に浮き上がったレーメへと振り返った。
「レーメ?」
俺の目線と同じ高さで、ゆらゆら揺れる、思い詰めた瞳。
不釣り合いな大きさの鈴が、寂寥とした空気をぽつりと打った。
「……吾には分からぬのだ。主の想いを叶えることが本当に正しいのか」
「想い? 主って俺のことだよな」
レーメ? 何を言いたい?
小さき守護者は空中でくるりと背を向け、言う。
「ノゾム……汝は、何か感じぬか。何かが足りないような事を」
「足りない? ……何だそりゃ?」
疑問を返しながらも目の奥でフラッシュバックするのは、ついさっきの思い過ごし――本当に思い過ごし、なのか?
根拠なんか無いのに、違和感だけが膨らんでいく。
「汝とノゾミとゼツ。神剣を持つ転生体達以外から零れていった記憶。
全て世は事もなく動いている。だが、本当にそれだけか? ノゾム」
希美、絶。そして俺。
時間樹の存亡を賭けた戦いに辛くも勝利した旅団。
俺達はそれぞれの世界へと散っていた。それから、2ヶ月ほど。
今、世界は、レーメの言う通り何事もなかったかのように動いている。
斬られ、枯れ散ったはずの枝葉は、可能な限り修復され、有るべき姿を取り戻していた。
だけど――何かがあったのは俺と希美達の記憶の中でだけ。人々は世界の騒乱を完全に忘れ、
何より、信助達すら、ものべーの背に揺られていた記憶を失ってしまっていた。
だから――本当にあったことなのか? なんて思うこともある。
毎朝希美に起こされて、二人で通学して、信助と馬鹿やって、希美に殴られて、阿川に呆れられて、
昼飯食って、生徒会室に出入りして、希美と絶と、で帰って……。
あれ? 何か、誰か……足りない、気がする。生徒会室って俺が何しに……。
「……分からないのかノゾム」
急に黙り込んだ俺を、肩越しに振り向いたレーメの顔は何故か泣き笑いで、
目元に浮かぶ水滴が金色に煌めき、月の出を迎えた半月を映し込んでいた。
――どくん
足りない……何かってなんだ? 安定した生活。ある意味で起伏の無いとも言える毎日。
今の日々は戦って手に入れたものだ。
俺は今さらになって思い起こす。ほんの僅か前の過去が、走馬燈のように走って行く。
突然の襲撃。剣の世界。精霊の世界。魔法の世界。文化祭。未来の世界。
絶との戦いと和解。希美との別離。理想幹、ログ領域――。
「だから吾は迷うのだ。吾に託された使命を果たすことが、ノゾム、汝の為なのかと。
このまま平穏に生きる。それこそがノゾムの幸せではないか、と。
吾はどうすれば良い? 吾はナルカナの一部を担う。今でも感じるのだ、ナルカナの、叢雲の鼓動を」
――どくん
「ナルカナ?……」
その名が、俺の脳裏の片隅を刹那に切り裂く。何か、何か俺は――忘れている?
俺は、何か、思い出せ。
無数の光の奔流。ログ領域――黒い何か。
掴めなかった白い手。
掴んだやわらかい光。
暗闇の生徒会室。
俺は――。
気付いていなかった……、いやどこかで感じていたのかも知れない。
希美達との毎日に感じる満ち足りなさに。
何かが欠落していること。
俺という容れ物は、その全てを全うしていないこと。
毎日の生活の中で、ふと、希美と反対の方向へ顔を向ける自分。
――どくん
胸が苦しい。心臓が口から飛び出しそうだ。
眼前に浮かぶレーメが不自然に歪んでる。
いや、ちがう。俺だ、俺の目に浮かんだ涙がそうさせていたんだ。
吐き気とも違う、味わったことのない苦しさ。
だけど、これはきっと無意味なんかじゃない。
俺の中にある――。
「苦しいかノゾム。……いいか、吾は一度しか聞かぬ。
……汝は願うか? その全てを投げ打ってこの時間樹を飛び立つことを」
諦めを含んだ顔。
呆れるほど晴れ晴れした顔。
俺の魂に刻まれた面影。
よくは見えない。けど、俺は、
「汝は望むか? 永遠に立ち向かい進んでいった者を追うことを。
ならば吾の手を取れ。永遠神剣『黎明』が神獣レーメは、汝を、真に在るべき道へと導こう」
知っているんだ。
〈手に入れたい幸せがある。辿り着きたい未来がある〉
誰かも分からない言葉が蘇る。俺の隣で一片の曇りもなく言い切った決意。前に進む力。
俺の信じた人。俺がずっと一緒にいたいと願ったひと。
その姿に手を――。
「……そうであるな。吾は、汝と一心同体。そのすべてを持ってノゾムの力となろう。
何処までも付いていくぞノゾム」
握ったレーメの手から、流れ込む抑えきれない時間の奔流。
世界に刻まれた記憶が剥がれ落ち、俺の全てが満たされて行く。
吹っ切れた顔でレーメが笑う。
俺も笑った。今度は俺が泣き笑い。
今なら、鮮明に見える。
赤く長い髪。溌剌とした笑み。俺をからかうやんちゃな瞳。
何を考えていたのか。何を思っていたのか。今は、痛いほど分かる。
けど、馬鹿だ。結局あの人は分かっちゃいなかった。
単純なこと。
俺は、俺だ。他の誰でもないってこと。
俺が好きな人は、後にも先にもただ一人だってこと。
鼻をすすりながら、夜空を見上げる。
今なら、遠くに瞬く星にだってたどり着ける。そんな気がする。
だから、だから絶対に追いつく!
振り向いた俺は、階段を全速力で駆け下りて行く。
昇り始めた半月の光輝が、俺の道行きをやわらかく照らし出していた。
「にょわー、ノゾ ムー わ れ を ふ り ま わ し て は し る な ー」
ということで、先輩が二番目に好きな稀少派が思い付きを書いてみました。いや名前すら出てませんが(汗)
沙月EDとは大分食い違っていますが、あのちゃぶ台替えしの皿を何枚か救えましたでしょうか。
無理ですか。すいません。私などが救えたつもりになってすいません。
望きゅんは想像しながら書いたつもりではあるけど、別人28号だったらスマソ。
では同時神剣無線放送を ↓
「あーあ。女二人旅ってのもいい加減やんなるなーなんかこーさ、パッとしたことないのかなあ」
「何言ってんのナルカナ。ドラマじゃないんだからそんなにぽんぽん何かが起こるわけ無いでしょ」
「……〜ム? ――ふーんそーね。起こるわけ無いんだったら、今感じた電波は言う必要ないわねー」
「は? なに? 電波とかアブナいこと言ってんじゃないわよ」
「あー、こんなこと言ってますよー。ま、しょせん電波だしぃー?
この私が到るところに分身を放っている出来る女だって理解してないこと棚上げする女ー」
「ちょっとなによそんなの初耳じゃない! ほら聞いてあげるからさっさと言いなさい」
「お局おーぼー。そうだな〜頭下げて次の世界の温泉でさいこーの部屋とって長逗留決め込んでくれるなら、
教えてあげないでもないけどなー」
「なんですって? こんっな陰険不敬傍若無人な神剣の主ってきっと素晴らし過ぎるくらいに八面玲瓏で素敵で色っぽくて、
人気投票一位で大人な女性じゃないとつとまらないわね」
「ばっかじゃないの? いまだに有りもしない幻想でアイドル気取り? 現実見なさいよ」
「何ですって!!! きーっ!!」
「あによ!!! しゃーっ!!」
その願い、聖なるかな?
乙
だが投下前の宣言くらいしてくれ
あと前スレに投下しろよ
強要はしないで善意に任せようではないか
命令形口調もいただけないしな
ルール明確にしてテンプレに入れたほうがいいだろうか?
>>1 乙。最初に立てた者としては嬉しいです。
>>21 DAT落ち回避乙です。
ただ、投下前にも宣言してもらえるとより良いかと。
>21
ありえたかもしれないひとつの未来にぐっじょぶ。
置き去りレーメたんカワイソス。正味、沙月支援じゃなくレーメ支援にしか見えないんだぜw
本スレでそういう会話が出た直後というタイミングを見ると あっちで話題振ったのも……まぁいいや
望は多少別人28号でもいいじゃんいいじゃん。元望じゃ正直話作りにくいし。ぃょぅが言うのもあれだけど。
だがあれだ。
どうせなら何がどうなってそういう展開になったのかまで書いちゃおうゼ!
レーメと黎明置き去りで叢雲は主持てるのかとか。記憶飛んでる関係はやっぱりobもとい時深さんの仕業ですかとか。色々気になって地団太踏みそうです。
>22-24
別にどっちでも良いんじゃないかなぁ。前書き式でもあとがき式でも両方使用式でも、書き手諸氏が書きやすいやりやすいようにやれば
(残念ながら)そんなに投下量多いわけでもないし 同時投下でわけわからんことになる可能性も少ないしさ
そういうとこまで規制する必要はないと思うけどね
全部で何レス分になるのかさえ分かるようにしておけば良いんじゃないの?
――ところで、だ。
>自販機で暖かいココアを買い半分こ。
とあるわけですが
自販機でココアということは、缶のサイズは多分190mlか280ml、あるいは350かもしれないがまぁそんなところ。
間を取って280缶を買ったとして、半分こした140ml分がレーメたんのおなかの中に入るということに。
に対して、レーメたんのサイズはおおむね人間の8分の1スケール弱程度。
レーメたんにとっての140mlは、人間サイズに換算すれば1.1リットル余ということになるわけで、
間違いなくおなかたぷんたぷんでホットほかほかになったであろうレーメたんのお姿に万歳拍手!
おなかぐいって押したらココアが出てくるんでしょうか。それとももっと別の何か神聖なものが出てきてくれるんでしょうか(´・ω・`)
誰か教えてください(´・ω・`)
たしか桃林檎(?)もりもり食べていませんでしたか?
一週間ぶりに(=゚ω゚)ノぃょぅ
新スレ移行後初投下なんだ(=゚ω゚)ょぅ
前スレ埋めるのに掌編考えてたんだけど良いのが出来上がらなかった(-ω-)ょ
おかげで次落とすのに間が開いちゃうし踏んだりけったりだよ
というわけで今日の分。ぜんぶで11レスかな。
前スレあれ残りどうしたもんだろうね?
神獣の中は暗闇だった。
「うわ、なにここ!? なにこれ!?」
困惑気味の阿川の声が早速聞こえてくる。妙にぷよぷよとする床の感触。真っ暗な空間の中に、5人と5体の姿だけが見えている。
広さはどのくらいだろうか。ぽよぽよしている床の上を歩いてみる。手探りで端を探してみるけれど、なかなか行き当たらない。
「みんな乗った?」
希美がひ、ふ、み、と点呼。全員確認。頷き一声上げる。なぜか妙に芝居がかった、楽しげな声で。
「ものべー、発進!」
ぼえー、と重低音の返答と共に、少し上から押さえつけられる、エレベーターが動き始めたときと同じような圧迫感を一瞬だけ覚える。
「動き出した?」
「うん。ものべー、行き先と行き道は分かってるよね?」
もう一度ぼえー。既に圧迫感は消えている。今ものべーがどう動いているのか、そもそも動いているのか、中からでは全く分からない。
あ、端に着いた。やはりこちらもぷぬっとした感触。多分全面こうなんだろう。どうしてそんな感触なのか、考えようとしていやになって止めた。
「のぞみん、やっぱりここってあの――の中なのよね?」
阿川の声に振り返る。皆が集まっている辺りから20メートルはあるか。もちろんそうだよ、という返事に、うわぁ、と頭を抱えている。
しっかし広いなぁ、と歩き回りながら言うのは信助で、床のぽにぽにと弾むのを面白がっているのはユーフィーだ。
「ん、うあ?」
不意に信助の体が浮き上がる。足をとんと床につけた反動でそのまま上へ。わたわたと両腕を振り回すけれど掴むものは何も無く、どんどんと上昇していってしまう。
「な、何事っすか先輩!? 永峰さん!?」
「あ、もう地球の重力圏抜けたの?」
「はい。ものべー、もう少し上昇したら右手のほうに行ってね」
「重力圏抜けた、って、それってどういう意」
29 :
2/11:2007/10/30(火) 22:41:31 ID:AltzLiNN0
信助の叫びには答えず、代わりにものべー、外映して。なる呼びかけを一言。ぼえと返事があったと思ったら、足元から青い光が中に入ってくる。
一同揃ってその光の正体を、と下を見れば、
「うひゃぁ!?」
「うへぇ!?」
「うわー」
眼下に広がる地球の姿がそこにあった。真下には日本列島、東西に広く薄雲が伸び、晴れ間からは青い海。フィリピンのあたりには台風のような渦巻き雲。
朝鮮半島から中国、台湾のあたりまではっきりと見える。段々上昇していく。見える範囲が広がっていく。東南アジアの島々。あれはサイパン? それとも別の島?
最初の驚声ひとつのあと、皆すっかり黙り込んでその光景を見つめていた。はっと気付いて阿川がカメラ、数枚連写して確認、満足いかなかったらしくもう何枚か撮り直す。
「すごい、な」
思わず口からこぼれ出た。あのロシア人の言葉が頭を回る。清冽なまでの青さが視界を覆っている。呆然と言葉も無い。床が抜けているのに恐怖も覚えない。その気持ちはみんな一緒のようだった。
「いて」
信助の声が遠くした。声を受けて振り仰げば、5・60メートルは上にいるだろうか。延々上昇を続けて今やっと上の端についたらしい。反動で今度は少し速度を上げて落下し始める。
その背後では、瞬かない星々が唸るほどに光っている。上下左右、全面の壁と床が、透過しているのにやっと気付いた。
「ほんとに宇宙だぁ」
感極まったかのような阿川の声。全方向にカメラを向けて、機械の限界速度で写真を撮り続ける。立ち位置を変えようとして足を踏み出し、床に足を付けた反動で彼女も浮き上がっていく。あわわ、と重なるユーフィーの声。いつの間にか先輩も、随分上のほうに昇っていた。
30 :
3/11:2007/10/30(火) 22:43:56 ID:AltzLiNN0
「どう、みんな、初めての無重力体験は」
「酔いそうでーす!」
「面白いけど、これどうやって止まれば良いんですかー!?」
信助はさっきから慣性に任せて上下しているだけ。阿川も1度上がり始めたらもう止まらない。両手両足をいくらばたつかせたからって、無重力空間ではそれでどうなるわけでもない。
ユーフィーは早々に神剣を取り出して――先輩がじとりとにらんでいるのは気にしないことにする――身の丈ほどもある神剣の、柄の部分にまたがって、空間を悠々と飛行して、信助の側まで舞い上がる。
「信助さん、私の手を取って下さい。それとも後ろに乗りますか?」
「これ止めてくれるなら何でも良いよ」
哀れな先輩を柄の後ろに乗せて、柄の前後から何かを噴射して空中で一旦静止、姿勢を制御し水平に復帰。それからゆっくり下へと降りていく。
先輩も同様に、光輝の柄を持って姿勢制御を繰り返しながら、ばたついた挙句、前転様に無限回転を始めてしまった阿川を救いに向かっている。
俺もみなの側に戻ろうと歩き出す。反動で浮き上がってしまわないように、黎明の力を少し借りながら。
「ご搭乗の皆様にお知らせいたします。本船はただいま次元転移好適地点に到着、5秒後にゲートを開きます」
冗談めかした希美の声が、おのおのが降りたり歩いたりしている中に響いた。途中に良く意味の分からない単語が混ざる。聞き返そうと思ったが、先に先輩の声がした。
「じげんてんいこうてきちてん?」
「あ、適当にそれっぽく言葉を混ぜてみたんですけど、だめですか?」
「それっぽいけど、ちょっと長いかな。私たちはただゲートって呼んでるけど」
「何の話ですかせんぷぁい?」
哀れなくらいがっしりと、悠久の柄をにぎりしめている信助が問い、見たほうが早いわよ、と先輩が言う。
「神剣の主が命じる――」
希美が進行方向の壁に手を当て、言葉を紡ぎ始める。呼応するように響く重低音。僅かに振動。暗黒の中にかすかな光。来るぞ、と経験が教えてくれた。
パンチラ支援
32 :
4/11:2007/10/30(火) 22:44:55 ID:AltzLiNN0
光。
わっ、と何人かの声が重なる。咄嗟に目を閉じたけれど一瞬遅く、網膜に焼きついた光の残滓が少し痛い。ちえ、これだから人任せはいやなんだ。
そろそろと目を開けて、2度3度としばたかせる。よし、っと。
「ごめん、透過するの止めとけば良かった」
希美の謝罪。ああ全くだ。皆の様子を見てみれば、初めての2人はもろに光を受けたのか、目を擦って小さく唸っている。先輩はさてどういう反応をしてくれるかと実に楽しげ。ユーフィーは既にうわぁと口をあけており、希美はものべーに指示を出している。
「ん、ん……ぶぁ!?」
「あ、びっくりした……って、はいぃ!?」
もう今日何度目だか分からない、2人の驚声が重なり聞こえる。くつくつと笑う先輩の声。にしても、少し眩しすぎるかな。
全面透過されたままの壁面と床。そこに写っているのは巨大な木の姿だった。
床下には、今ものべーが沿って飛んでいる野太い枝が全面を覆い、左右前後には果てしなく続く枝枝枝、曲がりくねって絡み合い、分かれあってどこまでも伸びている。
上を見ても似たような光景、しかし枝と枝の隙間には、茶色く聳える幹の威容がそこかしこに見える。幹を、枝を伝って輝き渡る金色の粒子の群れ。その光が中に注ぎ込んで、皆が金色に輝いて見えた。
「……すご」
「これが、時間樹」
つぶやく2人の声。悠久にまたがったままの信助と、先輩の左腕にすがりついている阿川。揃って呆然と時間樹の、この圧倒的光景、この峻厳な情景に見ほれていた。
しかし、何度見ても飽きないもんだ。何度見ても心底虫唾が――まずい。
33 :
5/11:2007/10/30(火) 22:47:06 ID:AltzLiNN0
「すいません、先輩」
望が言った。輝き渡る金色の光に照らされていても分かるほどに顔色が悪い。何? と問いかけ、降下を終えた沙月は返事を待つ。
「いえ、到着まで時間はあるでしょうし、一眠りしておこうかと思って。かまいませんよね?」
「ええ、もちろんかまわないわよ。半日くらいはかかるわよね希美ちゃん?」
「そうですね。そのくらいで着くと思います」
それを聞いて、望は目隠しを取り出し、壁によりかかる。ずっと望の傍らで、黙って様子を覗っていたレーメも、それに応じて剣の中に戻る。待つほども無く静かな寝息。あっという間に眠り込んだようだった。
「いきなりどうしたんだ望のやつ」
ふいぃ、とようやく床に降り立って一息つくことができた信助が言った。一歩踏み出してまた浮遊しそうになり、それをユーフィーが引っぱりおろす。無重力なのはここも一緒かよ。
「もう10時前だもの、みんなも眠いなら寝ておいたほうが良いわよ。起きたらちょうど着いてるくらいだと思うから。――まぁ、あんまり眠くはないかな?」
そう言って話題を横に逸らした。望がいきなり眠り始めた理由に見当がついているからだ。
多分、視界中に広がっている山ほどの世界を目の当たりにしたせいで、衝動を抑えきれなくなりかけたからなんだろう、と。
「ええもう。興奮しまくりですから、私」
美里も沙月の左腕から離れて、柔らかな床の上に立つ。なんか木登りして、枝の上を歩いてるみたい、と剛毅な感想を述べながら、携帯電話を取り出して時間を確認する。21時54分。
「でも、寝ておいたほうが良いわよ。明日は多分もっと大変だから。今どこに向かってるのか、分かってるでしょ?」
「……沙月先輩が来た世界、ですよね」
「そう。あなたたちにとっては、全く未知の世界よ。ちゃんと眠っておかないと、色々大変だと思うわ」
34 :
6/11:2007/10/30(火) 22:49:32 ID:AltzLiNN0
内部は暗闇に戻っていた。6人は広いものべー内にばらばらと散り、眠っている間に寝返りやなんやの反動で移動してしまっても、衝突したりしないように距離をとっている。
現に望は、横倒しに倒れた弾みで浮き上がり、妙な姿勢で後方下部奥のあたりを漂いだしてしまっている。球体たちは中空に密集隊形で停止している。しぃんとした空間に、それぞれの寝息と、静かに話す男女の声だけが小さく響いていた。
「たって、眠れるわけないよな」
「うん。無理。目閉じても、頭の中に色々浮かんできて寝るどころじゃないもん」
信助と美里、2人顔を寄せ合っていた。初めはなんとか床面に留まろうと努力していたのだが、結局抵抗むなしくまた浮いてしまい、やむなく2人でバランスを取り合いながら、右に左に上に下にと移動を続けている。
「でさ、信助はどう思う? 色々話聞いてみて」
皆を起こさないように小声で美里が言った。少し考えて信助が答える。
「24時間前だったら、与太話って笑い飛ばしたんだろうけどな。神に神剣に神獣に、世界を滅ぼすの平行世界の、って、ま、どこの漫画のストーリーだって話だ。
いや、正直今でも夢じゃないかって思いたいけどな。現実って恐ろしいぜ」
「そうじゃなくて」
「分かってる。あの変な反応のことだろ」
うん、と美里は頷いた。凍りついた校庭で、5人輪になって話をしていたときのことを思い返す。
「あの反応は絶対変だった。私たちにはいえないことなのか、って最初は思ったけど、そうじゃない。あれは……何て言えば良いんだろ」
「どうして破壊神なんてものが存在するのか、だっけか。いや、理由なんて関係なく、いるんだから仕方ないって考え方もできるっちゃできるんだが」
その質問を発したときの、自分たち2人以外の反応を思い出す。質問が発せられるその直前に、時間ごと巻き戻ったような皆の反応を思い出し、ぞく、と背すじが震えた。
「ありゃ絶対何かあるよな」
「うん。何なのかは見当もつかないけど、何かあるよね」
35 :
7/11:2007/10/30(火) 22:51:24 ID:AltzLiNN0
いつしか2人は、また壁面に近づいていた。視覚では全く判別できないが、なんども跳ね返っているうちに、なんとなく、壁が迫っているのが理解出来るようになっていた。
「あれ」
美里が怪訝な声を上げた。左手前方下、緑色の服を着た同級生が、ふらりと立ち上がっているのが見えたからだ。
とんと床を蹴って舞い上がる。向かう先にはこれまた漂っている沙月の姿。何してるんだろうと思いながら視線を送る。沙月はぐっすりと眠っており、その行動に全く気付く様子がない。
「あ」
沙月の服に結わえ付けてあった長槍――希美の神剣である清浄を手に取るのが見えた。沙月もろとも引き寄せ、紐を解く。引き寄せられた勢いで沙月の軌道が大きくずれる。
槍を一振り。明らかにその雰囲気は何かおかしかった。あの目つき、あれは確か――
校庭に不意に現れたときと同じ顔だ。
「先輩っ!」
美里が叫ぶ。同時に希美が清浄を構え、空中で向きを変えて矢のような飛翔を開始する。穂先、何物も手も無く貫いてしまえそうな剣呑な光を放っている槍先は、正確に、眠り漂っている望の体を刺し貫くコースを辿っている。
信助も気付く。ちょうど壁に到達したのを幸い、足で思い切り壁を蹴飛ばして望の元へと向かう。直後に美里も壁に着、全身で壁に一瞬張り付き、全身のバネを使って沙月の漂うあたりに向かって身を投げ出す。
「先輩、おきてっ!」
呼びかける。ふえ? と寝ぼけた声が上がるのが聞こえた。再び呼びかける。球体のひとつが動き始めるのがふと見える。赤色。うわ、とかなんとか声がする。
「沙月おきて起きて! ミゥねぇ、みんなも! 」
泡を食った声。沙月が目を擦っている。望は眠ったまま一定速度で漂ったまま。希美の飛翔コースと、望の浮遊コースは、5秒後にある点で交錯する。
36 :
8/11:2007/10/30(火) 22:53:49 ID:AltzLiNN0
5秒前。
美里が沙月に呼びかけ続ける。むにゃむにゃと何か言う言葉。寝起きが悪い。球体たちの立ち上がりも悪い。赤球体がやむなく単独で希美の後を追いかけ始める。
4秒前。
信助が急落下して望のすぐそばに降着。しかし飛び来る希美の冷淡な顔にぞっとして身をこわばらせる。柔らかい床に膝がぐっと沈んで跳ね返るのに少し時間。美里が何か言葉を放とうと口を開く。
3秒前。
赤球体、ワゥ、悩む。もしかしたらこのまま放っておくほうが時間樹のためには良いのかもしれないという考えが脳裏を泳ぐ。いずれにしても彼女の速度ではどうやっても間に合わない。
美里、誰に向けた言葉か、しゃきっとしろと叫ぶ。
2秒前。
信助行動再開。希美に飛びかかって軌道を逸らそうと考えてジャンプ。しかし無重力に慣れていない彼の飛び込みはタイミングも軌道もズレており、希美と接触するコースからはいささか後ろに逸れている。
やっちまったと後悔した彼のすぐ横を、水色の姿がカッ飛んでいく。
1秒前。
沙月がようやく目を見開く。何か行動をと思ういとまもなく、視線の先で清浄が望を貫こうとして、
横合いから恐るべき速度で飛び来たユーフィーが、悠久の刃で清浄の刃を叩き上げた。
意外と小さな金属音が響く。悠久の刃は光輝のものと同じく実体がない。ゆえにさほどの音は無く、しかし力任せに軌道を変えられた希美と清浄は跳ね上げられた槍先にしたがって後ろ向きに一回転。
一回転した先に偶然ではあるが信助が飛び込み、もろに衝突。その勢いでもつれ合いながら空中をぐるぐると回る。
ユーフィーが速やかに軌道を変更して清浄を奪い取りにかかる。赤球体が2人の間に割って入って引き離そうとする。沙月がようやく光輝を取り出して飛翔を始める。
――あれ、私。
そこでようやく、希美が我に返った。
37 :
9/11:2007/10/30(火) 22:55:56 ID:AltzLiNN0
小さくすすり泣く声がしていた。希美の泣く声だった。沙月がぎゅっと抱きかかえている。
投げ出された清浄はユーフィーの手に。信助と美里はしばらく軌道修正に苦労した後、球体たちに手助けされて、3人の側への移動をようやく終えていた。
望は、皆がこれほど騒いでいるのに、目隠しをしたままゆったりと眠り続けている。それだけが、この場の救いかもしれなかった。
「あの、今のって」
信助が尋ねた。さっきの希美の行動は明らかに異常だった。まるで何かに取り憑かれたような顔だった。理由を聞かなければ、寝なおすどころじゃない。
「ちょっと黙ってて……泣かないで、のぞみん」
沙月が制し、希美をあやし続ける。宙ぶらりんに不満げな顔を浮かべる2人、けれど希美を刺激するのもはばかられて何もいえない。そこに助け舟を出したのは球体の白だった。
「こっちに」
そう呼びかけ、2人から少しはなれる。少し遅れて信助と美里が、ユーフィーに助けられながら到着した。
「今のがなんだったのか知ってるの?」
「一応、一通りは。……せときのぞむが破壊神の転生であるというところはもう知っていますね」
「うん」「一緒にいたじゃないか」
「破壊神は世界を滅ぼし歩くもの。全てを破壊しつくすまで満たされることも潤うこともない非道の存在、そういわれています。
ですが、今時間樹は、色々ありはしますけれど、一応繁栄を続けています。世界の数は数え切れないほど、枝はよく茂ってまだ伸び続けています。不思議だと思いません?」
問いかけに、少し考えて答える。
「……誰かが破壊神を止めないと、そんな繁栄はありえない」
「その通りです。破壊神ジルオルは、他の神、神剣使いに比べて、数段上の力を振るう。ゆえに彼は破壊神として君臨し得るのです。
それを唯一止められるのが、清浄のファイム。ながみねのぞみの前世に当たる神です」
じゃあ私、お姉さんになってもいいですか!? 支援
39 :
10/11:2007/10/30(火) 22:57:33 ID:AltzLiNN0
「ファイムの神名は相克と呼ばれます。彼女のその神名のみが、破壊神を殺すことができる力なんです。
相克は浄戒――ジルオルに刻まれた神名に対して、絶対的優位という属性を持ち、また逆に、浄戒は相克に対していかなる抵抗も不可能という運命を刻まれています。
そして、相克は同時に、神名の持ち手に対して、破壊神ジルオルを殺せ、という衝動を常に与え続けるのです。
先ほどの、のぞみの行動はまさにそれです。寝ぼけた頭では相克の衝動を抑えられなかったのでしょう。いえ、これは推測ですが」
2人――ユーフィーも含めて3人、その言葉の意味をそれぞれに咀嚼していく。思い返す望の言葉。破壊神たる神名を刻まれたあいつは、常に世界を壊せと言う衝動に駆られていると言っていた。
なら、永峰さんは。のぞみんは。それと同じように、今も望を殺したく思っているのだろうか。それを理性で食い止めているのだろうか。抑え切れずに殺しかけた、その事実に涙しているのだろうか。
きっとそうなんだろう。そうでなければあの豹変は説明がつかない。そしてまたひとつ確信を得る。信助と美里、顔をあわせて言葉を交わす。
「破壊神、他の神では太刀打ちできない神。そしてそれを唯一殺せる神。絶対的な有利不利を刻まれた神名。ね。なぁ、随分と」
「出来過ぎた話だと思う? よね。私も思った。今の話で私も確信した」
この転生神話、神剣を巡る物語には、何か作為的なものが働いている。何かの意思が働いている。こんな出来過ぎた話、偶然にできるなんて思わない。思えない。
面白いと思わない? どうしてか知らないけど、私たちだけがそれに気付いてるみたいじゃない。
ああ、でも早計は禁物だぜ。もしかしたら、俺たちだけが何か突拍子もなく勘違いしてるだけなのかもしれない。もっと色々情報集めて、話聞いて。それで――
もしそうなら。真実を引っ張り出してやる。
私はジャーナリスト志望の意地にかけて。俺は、はは、みんなの友人代表として。な。
40 :
11/11 :2007/10/30(火) 22:59:14 ID:AltzLiNN0
――くそ。胸糞悪いったら。
この騒動の間。いやそもそもの最初から、望は眠っていたわけではなかった。眠れるはずがなかった。
ものべーの外に今も広がる時間樹の姿。それを目の当たりにしたときから心のそこで蠢く黒い感情が、眠りという逃避を許さなかったからだ。
ノゾム、そう気を張っていては保たないぞ。
黎明から聞こえる柔らかい声。それが今の望にとって唯一の慰めである。
眠ったフリを続けながら、今にも溢れかえりそうな浄戒の衝動を、ぐぅ、と押さえ込む。それは一種の苦行であり、望は誰知れず、今も心をすり減らし続けている。
畜生、俺は負けるわけにはいかないんだ。ここで負けたらまたやり直し。俺が俺を保てているこの奇跡を、無駄にするわけにはいかないってのに。
けれど、神名という運命は容赦なく彼を襲っている。相克の襲撃。強まり続ける浄戒の衝動。外と内両面から、望に死ねという神の声。
――そもそも、俺は。
どうして、破壊神たることを受け入れるのを、こんなに嫌がっているのだろうか。それが俺に与えられた運命なら、従うのも良いんじゃないか?
そんな誘惑に時折駆られて、またひとつ息を飲む。それはいけない。絶対にいけない。そうしたらまた――を、――――
心のどこかにある、折れない意志を支える太い根。それが何かを知りえないまま望は、長い夜をひたすら耐え忍んでいる。
きょうのぶん終わり。
にしても、その支援の言葉の意味は何w
いつの間にか
一般人ふたりが主人公になってるwww
乙でした.
先にありました希薄なマナの記述もそうでしたけども,爆弾を抱えて悩んでる様子がよいですね
SSの流れに紫晶IVぶちかます勢いでぶった切ってネタ絵投下してみますね。
ttp://deaikei.biz/up/up/7598.jpg.html パスはアイギアスの英字
本スレで出てる「神獣もっと活躍させれ」という要望と、こちらの
「クリストの設定少なすぎて動かし方ワカンネ」という疑問を無理矢理いっぺんに解消すべくこんなものを描いてみました。
ちゃんとアイギアスっぽくしたかったのですがガストでピザ片手に描いてただけなので平にご容赦を。
ルゥやワゥの下半身がああなんだからゼゥやミゥは穿いてるわけがないと思うんで脱がしました。
特にゼゥなんてチクビがボッキしておりますし。
>43
uyaaaaaaどこから突っ込んでいいか分からんけどとにかくGJ!
てか18禁マークくらいw せめて前張りくらいw そんな破廉恥な子に育てた覚えはry
その発想はないわ……w 盛大に笑わせてもらいますた。
「のぞみんと」
「ソルラスカの」
『孫ぱんち夫婦漫才〜っ』
「…って、なんで私達が夫婦なの〜っ?!」
「そりゃお前、お互いセカンドのポジションが似合う者同士ってことだろ?」
「私、めかけなのっ?! っていうか自分で言っちゃうかなぁ、そういうコト」
「現実を見つめなくっちゃな、苦しくったって悲しくったって」
「ソ、ソルラスカさんが何だかまともだ…」
「そういえば希美、ファイムは治ったのか?」
「あ、うん、まだちょっと叩かれると入れ替わっちゃうんだけど、それ以外は大丈夫だよ」
「…それは大丈夫だといえるのか妹よ」
「妹って…。うるさいな〜。私だって、知ってるんだよ?」
「へ? なにをだ」
「タリアさんの『いい薬じゃない?』発言から、ずっと花壇の世話に熱が入ってるんだよね」
「な、何故それをっ!」
「園芸委員の子が言ってたよ、いつも背中に哀愁漂わせてるって。タリアさんに言っちゃおうかなぁ」
「うわあああっ! よせ馬鹿! お、お前だって風呂でヤツィータの乳じっと見てたじゃねーかっ!」
「乳って言うなぁ! そ、それはファイムが…って、なんで知ってるのっ?! この変態っ!」
「ばっ、違うって! ヤツィータ本人が触れ回ってたんだって!」
「ヤツィータさんが? …ふぅ、ヤツィータさんじゃしょうがないか」
「ああ、なにしろヤツィータだからな。謎が多すぎて収拾しきれないぜ」
「そんなこと言っちゃダメだよ。もっと謎が多いクリストちゃん達だって、料理次第で
>>43なんだから」
「お、なんだか綺麗なオチがついたじゃないか。偉いぞ、よしよし」
「えへへ、そうだね。…あ、あんやだ、もぅ髪がくしゃくしゃに…あ、あれ? あれれ?…」
「ん? どうした?」
「……くじら」
「っておわっ! 全然治ってねーっつーかむしろ酷くなってるじゃねーかっ!!!」
サレス「というシナリオを学園祭のイベント用に作ってみたのだが」
レーメ「むぅ、流石は元管理神、ものの見事に時間樹の流れを無視してるなぁ」
ノゾ・ソル「却下」
前スレ落ちたな・・・
いきなりものべーおとしなのはファイムの貧乳コンプレックスの深さ故ですか〜
そういえば、何故か話にのぼって無いけど
人気投票、ユーフィー1位おめでとう!
>>48 結構前の話だしな
ところで抱き枕の方の結果はどうなったんだろうか
本スレみてないからわかんねw
>>49 案の定ユーフィー勝利、ナルカナ様まくりきれず
らしい
年上のちょっとわがままで可愛い女は先輩だけでおなか一杯ですよ
ナルカナ様の性格付けがダブってなければもうちょっといけたかも試練が
生徒会室
「ケイロン。なにか考え事?」
「いえ、気を煩わせてしまいましたか。これは申し訳ありません」
「んー気にしないで良いのよ。私のカッコイイパートナーなんだから。まあ人生の伴侶としてはノッゾムくんがいるけどねー」
「ははは。私としてもそう有りたいものです」
「で、ホントのとこどうなの?」
「はい。先頃合流したナルカナ殿に関してなのですが……」
「ナルカナ? あのちょっとくらい綺麗だからって偉そうにしてて、私の望君に変なちょっかい出してきてるおつむの足りなさそうな、アイドル気取りがどうかしたの?」
「……。何かと言うほどでもないのですが、我が名の由来をつらつらと思索していると……変な考えに至ってしまったので」
「変ってなに?」
「はい。我が名は主に頂いた大事なものですが、叢雲の剣と言えば、八岐大蛇伝説を思い浮かべぬわけにはいきません」
「ああ確かにそうね。しっぽから出てきたのよね」
「はい。そして、ギリシャ神話との符合であるヒドラ退治を繋げて解釈しますと、ヒドラを退治したヘルクレスは12の苦行を乗り越え、
最終的に神に列せられた英雄ですが、ヒドラの猛毒の血液を鏃に塗ったものをよく使っていて、それが為に事故で師であるケイロンを死なせてしまうのです。
となると、私にとって、いえ主にとってもなにやら因縁めいたものを感じるのです」
「うんー、気にしすぎじゃない? 流石に。あのナルカナも毒婦ってキャラじゃないし」
「……そうですね、杞憂でしょう。コーヒーでもいれますか?」
「ええお願い」
と適当な繋がりをこじつけ妄想してみたが流石に気にしすぎか。ここまでは考えてないだろうなザウス。
hoshu
ちょっと覗かなかったら保守が必要なほどさびれたのか
まあ話もネタも創りづらいしキャラも立ってないし主人公に魅力ないし
住人かぶってるからあっちのほうが盛り上がりそうだしな
枯れた世界の話が頭ン中に貯まってるけど、文章に起こす暇がないのと
投稿の作法(一投稿に何文字までとか)とかよくわかんないので尻込み中。
ていうかみんななんでそんなに字ぃ書けるんだ。あたまいいなぁ。
1レス2KB制限がかかってるからそれを目安に投稿すれば桶。
全部で何文字っていうなら無制限なんじゃね?
スレ全体でも一応500KB以上の書き込み制限はあるけど
とてもじゃないがそんなの中々創れる量じゃないしね。
っていうかまず創り上げてから心配しろよ、そんな事。
実際書いてみ、予想以上のKBの少なさに愕然とするからw
>>58 乙。これ面白いですよw
じっちゃんに癒された。
>>58 チャンとしたコマ割りってことはコミケ用の原稿か?
>>58 じっちゃぁぁぁぁん!w
これよりも高いハードルを要求するとは酷な事しますなw
>>58 GJ
戦闘時は「ぼくの!すごい!救出技!」というかけ声でヨロw
>58
ひとしきりじっちゃんに笑った後、1コマ目のルプトナの股間がもっこりしてるように見えてならなくなった…w
65 :
58:2007/11/14(水) 19:17:50 ID:Gwe9FtAY0
皆々様おありがとうございます。
個人的にはクリスターズより神獣のほうが動かしやすいと思うので
(遥か前のぃょぅの人のタリアSSとか良かったです、ありあとー)
みんなも幼女にハァハァする暇があったらちょっと獣姦など勤しまれては如何でしょうか。
>>64 チクショウ! いまだに女の子のお股を描くのは未熟なんですよう。
おにゃのこをおとこのこに描き換えればいいじゃないと思ったが
やっぱりいいや
>>67 GJ!!!
2コマ目のものべ〜のセリフだけどアイギアスさ〜んだと・・・
たしかにカティマもアイギアスだけどなんか紛らわしくない?
>>67 GJ
カティマさん、愛儀明日たん制御できてないじゃないですかw
つか4コマ目の愛儀明日、vじゃなくてXを想像しちゃう俺は物体(ry
結局このスレの死に体からして、なるかなは笑われこそスレ応援されはしないってことなのかねー……
コンシューマに移植された時にシナリオが大幅に修正でもされない限りこのまま消えていくと見た。
作品別の方が、よっぽとネタスレ化しているしな
ほとんど連投なのが申し訳ないですがすこしでもスレ応援するために投下。これにて終了です。
以前指摘されたとおり冬コミ用のマンガでもあるので打ち捨て過ぎを避けるためでもありますが(汗
ttp://etranger.s66.xrea.com/gbbs/src/1196276373212.jpg >>68 難しいところですがカティマをアイギアスと呼ぶ人はほぼゼロなのでこれで。
じゃあカティマの方を「あたまが弱い方のアイギアス」と呼べば!(だめ)
>>69 主からして自分の情操をある程度コントロールしかねているので仕方ありません。
実体も乏しくポージングが難しいアイギアスですが、フォルムは結構小動物っぽくて描く分には楽しいです。
ではみなさん、ふるってなるかなを応援しましょうー。
>>74 GJwwwww
左下のもぐらって何のネタだっけ?どっかでみた覚えがあるんだが・・・
ニューモだな(ぉ
>>74 序章からカニバリズム発動とは、ハードなシチュですねw
冬コミカタログ見てみたが、なるかなサークルは結構あるみたいだ。
アセリアサークルの方が少ない分、申込当時は新作に期待していた事がよく分かる。
だが今は……
ポジティブに同人さんに補完してもらえると取るか
ネガティブにこれ以上傷つかないようにジャンルよけするか
思案の為所
ところでおまえら冬コミは参加するのか?
なるかなサークル多いならいってみたいんだけど
>>82 それなんてホットドックプレス?w?>けんぞー
てかフイタw
無限回廊と無名の太刀のコンボは確かにしょぼいよな。
しかし本当にこっちで書く事無いよな。
ネタも作別が主流になっちゃってるし。
84 :
縁の下の力持ち:2007/12/15(土) 16:21:40 ID:7+r9TNqy0
私達が精霊の世界に来てから数日。
今、ここものべーの一室では、旅団のメンバーが何事かを言い争っている。
「だ、か、ら、何でアンタはいっつも一人で先に行っちゃうのよ!」
「いや、そんなつもりはないんだけどよ。みんなが遅いんじゃないのか?」
「タリア、いいから。ソルラスカくん、減点50点」
「うぉっ、なんで?!」
「一人で突っ走られたら、みんなが迷惑するでしょ。作戦に支障もきたすし。わかる?」
「ぐ…」
「そうだよ、ソルラスカさん。それに、一人で敵に突っ込むなんて危なすぎるよ」
「希美まで…おい望、お前からも何とか言ってくれよ」
「何とかって言われても。まあ実際、SHだとソルラスカに頼りっ切りだけどな、俺達」
「わ、私のショットブレイカーやバスタータイフォーンも…」
「いい、望くん。私達は仲間なの」
「うわ、スルーされたよ私…」
85 :
縁の下の力持ち:2007/12/15(土) 16:22:48 ID:7+r9TNqy0
「だから、ね? ちゃんと助け合い、協力して戦うのが当然でしょ」
「あ、ああ。そうだな。確かに、のこのこ後ろから付いて行くだけじゃ駄目だよな」
「そうよ。それにこんな バ カ に頼る必要なんて、そもそもどこにもないわ」
「おいタリア、バカとは何だ、バカとは。大体バカって言う奴の方がバカなんだぞ!」
「ああもう、うっさい! バカッ!!」
「ま、またバカって言った?!」
「あの、皆さん、落ち着いて下さい。わたくしに考えがあります」
「ええっとカティマさん、どういう事?」
「要はIPが一人だけ高すぎるのが問題な訳ですから、低い人とパーティーを組めば」
「あ、あたしはソルと同じパーティーなんて、絶 対 にイヤよ!」
「お前、そこまで嫌う事ねーだろ…」
「だから五月蝿いのよ! ソルは黙ってなさい!」
「はいっ! すんませんっ」
「タリアさん、何気に自分が足遅いって認めてるね…」
「…誰も訊いてないのにな。それにしてもソルラスカ…ご愁傷様」
「はいはい、みんな注目! 取りあえず、その策を採用しましょう。さて、この中で一番足が遅いのは…」
86 :
縁の下の力持ち:2007/12/15(土) 16:24:11 ID:7+r9TNqy0
「…?」
聞き耳を立てつつ一人で事務整理をしていたのだが、場が急に静かになったので顔を上げる。
するとみんながこっちを見ていたので、取りあえず首を傾げてみる。
「そうね、ソルラスカのお守りはタリアと貴女にお願いするわ。これ、決定事項」
「ちょ、ちょっと沙月! 勝手に決めないでよね! 大体あたしはイヤだって」
「お、俺だってこんな口うるさい女と一緒は」
「なんですってぇ!」
「ぐはあっ?!」
「しょうがないでしょ、部隊の運用を円滑にする為なんだから。貴女も良いわね?」
こくり、と小さく頷く。元々、彼女に逆らうつもりなどは全然無い。
それよりも戦闘に参加するのなら、この書類を早く片付けないと。
87 :
縁の下の力持ち:2007/12/15(土) 16:25:51 ID:7+r9TNqy0
「うおおっ! 行っけえぇぇっ!」
「だから、待ちなさいよバカッ!」
「…」
目の前では、相変わらず口喧嘩がが続いている。
でも戦闘中なので、危なっかしい。取りあえずマナリンクでフォローしてみる。
「…お、おお?! 漲ってきたぜぇーー!」
「油断しないで! まだ倒しきれてない!」
「くっ、しつけーな…お?」
「…あら?」
「…」
ちょっとだけHPを残した敵がいたので、フォトントーピードを放つ。
ホントは防御とか抵抗とか下げる効果もあるのだけれど、倒しちゃったから意味はない。
「へっ、気が利くじゃねーか。さて、次いっくぜー!!」
「むっ…ちょっとソル、どうしてそこでファイナルベロシティーなのよ!」
「いいじゃねぇか、丁度戦闘マナが余ってたんだから」
「そういう問題じゃない! アンタ、何の為にあたしが付いてやってると思ってんのよ!」
「…」
乱暴そうだけど、ちゃんと褒めてくれる。笑顔を返せるのが、嬉しい。
でも、失敗。折角足並みを揃えたのに、これじゃあまた自分達だけ進軍し過ぎてしまう。
あ、次の相手はディフェンスが緑。じゃあ、インスパイアで。
88 :
縁の下の力持ち:2007/12/15(土) 16:29:06 ID:7+r9TNqy0
「でりゃ、でりゃ、どりゃああああっ!」
「な、SHの緑を一撃で?!」
「まあな。これで文句はないだろ? こんな事出来るのは、現時点では俺だけなんだぜ」
「ふ、ふんっ。…まあ、馬鹿力だけは認めてあげるわよ」
「へいへい…とはいっても、だ」
「…」
今度は成功。あ、またこっち見てる。
「ありがとよ、これもお前のお陰だぜ。マトモに攻撃しても、ちっとは討ち漏らすからな」
「むっ…む〜〜っ」
「何もしてないで文句ばっかり言うタリアよりよっぽど…がはあっ!」
「ど、う、い、う、意、味、よーーーッッッ!!!」
「ま、待て落ち着けここは戦場ぎゃあああああっっ!!!」
「…」
機械越しとはいえ、急に頭を撫でられてびっくりした。
慣れていないせいか、頬っぺたがぽっぽって熱くなっている。
ひょっとしたら、タリアさんに目撃されたかも。恥ずかしい。
それにしても目の前では、何が原因なのか、口喧嘩がただの喧嘩に変わってしまっている。
結晶生命体の私には良く判らないけど、これが人間のいう夫婦漫才というものなのだろうか。
今度、沙月さんに訊いてみよう。そういえばルゥとワゥとポゥとゼゥ、ちゃんとお留守番してるかなぁ。。
×:目の前では、相変わらず口喧嘩がが続いている
○:目の前では、相変わらず口喧嘩が続いている orz
ちょっと可愛く思えて来たので、小ネタで参加。
あの乗ってるのって機械…ですよね? 違ったらすんません。
>>89 久々の文章乙。これは和むミゥ。
ネタ風味のないキャラ同士の会話の中なので、「SH」とか「IP」を使わずに文章組むと
ずっと流暢に読めると思います。
そういうNG発言が過疎る基だとわかってるのかな?
小:他人の悪いとこ指摘
中:自分の悪いとこ自分で見つける
高:自分の悪いとこ自分で見つけて自分で改善
大:悪いとこ自然に改善できる指摘箇所を言って聞かせる
神:悪いとこ自然に改善できる流れに言わずに持っていける
過疎るのは反応がイマイチ無いからだろ。
まあ
>>92みたいに感想出るたびにストッパーかける奴が居る限りここに活気が戻る事は無いだろうな。
ともあれ
>>89は乙。俺は小ネタ風味ならゲーム用語盛り込むのはありだと思う。
てか乗ってるのって多分結晶じゃない?
自分たちの世界の空間or結晶の内部でないと生きられないらしいから結晶だろうね。
そう考えると、行住坐臥命懸けなのに戦闘にまで参加してくれるクリスト族はスゴイご奉仕精神だよなぁ。
フォォォォォッ!!
キタキタキタキタキタキタ━━━━━━━━━━ !
>95
流れてる…orz
いかにこのスレが眺められてないかよく分かる流れだ(笑)
もうダメだろこのスレ…と思いはするものの、
雑魚スピの方も作品の出展頻度が低まってる気がするので
全体的にネタ切れ空気が蔓延してるのかもしれん。
3年以上ネタ出続けてるようなスレと比べられても…
多分みんな設定資料集待ちなんだよ
そうに違いないと思いたい
来年になったら・・・来年になれば!
頭にたまってる内容をとりあえず文章にしてみようと思って
チクチクメモ帳に打ち込んでたら、ムダに膨大になる上に
想像以上に自分の文章が型月臭くなってしまって激しくグンニョリしてしまった…
難しいね、ニホンゴ。
秋○康のように他人の才能で飯を喰う人がいるようですね
107 :
104:2007/12/26(水) 21:52:09 ID:BDD2IJFj0
ちょwww25kbとかwww
え〜話じゃった
結構本編に関わる話だったけど特に矛盾点はないような気がする
すごいw
流れてる(´・ω・`)
え?まじか?!もう流れたのかw
DLしとくべきだったか・・・
112 :
104:2007/12/27(木) 00:30:42 ID:U8heRVzd0
うそん。
再アップしてみたいんですけどどのアプロダが保持しそうですかね。
スレに直接投下という選択肢は無しっすか。
やっぱこう、いろんな意味でやりにくいスレなのかね。
25kB直接投下は厳しいだろ
投下する方も読む方も
雑魚スピスレなんかは3時間かけて100kクラスのSSが投下されてたりしたけど、あれは閲覧者からの支援があって出来るものであって、枯れた世界と化したここでやるのは厳しいと思う。
116 :
104:2007/12/27(木) 17:09:03 ID:U8heRVzd0
>>104 面白かったですよ、楽しかった
気遣いが互いにいい方向へ向くという表現の仕方がツボったです
キャラクターはいいのそろってるんだなーと再確認
>>116 GJ!不覚にも泣いた。
こういうのがうpろだで流れるのは本当に勿体無いと思う。
119 :
104:2007/12/29(土) 00:10:18 ID:x29lhekf0
とりあえず読んでくれた方ありがとうーです。
またなんか浮かんだらお世話になります。ギャグ文書けないのでまた長文シリアスになりそうですけど。
やっぱり資料集待ちっぽいですね。自分もルプトナとヒメオラあたりの資料が欲しいです。
('A`)
再うpしてたんだ……スパロボやってて気づかなかったヨ。
今頃気づいたorz
残念・・・
いかにこのスレが注目されていないか分かる流れだなw
また流れてたorz
>>124 ひさびの投下GJ
ルプトナさんへ
サレスは自分が傷ついたからぶったんじゃないよ
そのたわわな胸が嫌いなんd(ry
過疎りすぎ。
設定資料集もあんまり燃料にならなかったか
買えなかったもの
>>128 色々と隠し事実が浮かび上がり納得は行くものの、SSなどを執筆するにあたっての原動力になる
キャラの性格や言動が結局サッパリなのが痛い。読んでの満足感はあるけど発展性がないというか…
以前に同人誌でアセリアの妄想資料集出してるところあったけど、投下作品全部が全部あんなんになっちゃいそうだから
今回のなるかな資料集を素材に執筆するのはむしろ以前より勇気が要ると思われ。
要するに「ぼくのかんがえたすごいせってい」が載ってるだけなんでしょうか?
ゲームで使った設定の裏が見えてくるとかキャラが濃くなるとかそんなのは無い、と
まあ表に出せないご都合設定の宝庫だもんな
このまま落ちると思ってたのに発言があって驚いた。
ま、確かにあまりwktkしない内容でしたね。
シナリオの裏じゃなくて、キャラの裏を出してくれないと……マテ本がその全てですかね?w
転生体が半マナ存在というのは何処に書いてるんだろう?
クリストはほとんどゲームそのままの説明しか有りません。
ちなみに、神獣はエトカリファ限定ルールだと明記されました。
イャガさん驚いたのかなー? 食っちまわないのかな?
転生体が半マナ存在って工作の発言?
今の所論拠出てないし一人しか主張して無いから
俺は「ぼくのかんがえた〜」で流す事にしている。
最初の方で先輩が言ってなかったっけ?
神剣を持つと、持っている間はマナをうんたらかんたらとか
あんまり良く覚えてないけど
神剣使いはマナ存在だからって
まだ持って無い転生体は違うって話じゃね?
つーか二日目で完売って何だよと思ったわ。
三日目言ったら資料集ありませんとかもうね('A`)
>>137乙
次回イベ時ぜってースペース行くからな
覚悟しとけよw
保守
過疎……
ネタが投下されてるわりに雑魚スピスレほどレスが活発じゃないんだが、
実は連投しすぎてウザがられてるんじゃないか?
とりあえずなるかな自体が基本的に見捨てられているとまでは思いたくないんだが。
鯖移行したのにまだ気づいていないROMもいると思われ
>144
枯れ井戸の前に給水車が来てくれているのに、何故そういう言葉を吐くのか。
なるかなが見捨てられていると言う点は首肯しますけどw
作品別でも、(つまらん)ネタはスルー傾向が強まっているようだし。こっちに書いても同じ結果だろうし。
>>144 というか大多数の職人には見捨てられてると思うけど、
それでも見捨てようとしてない人になんでそういう事言うの?
このスレは供給される事を当たり前と考えてる人間の比率が高すぎるような気がする。
とりあえず・・・
>>144がウザいことはよく分かった
149 :
144:2008/02/03(日) 01:30:49 ID:7Sl1nY+m0
いや、これはすまん。
こないだ雑魚スピスレ周辺で「(ローカルルールに準じない)連投はどうなのよ」とかそんな話が出てたから
派生にあたるこのスレでもそういう風潮が残ってるのかな?って思っただけなんだ。
とはいえ枯れ井戸とか見捨てられてるとかその辺まで認めちゃうといよいよ職人さん離れる気が。
こういう場でアクションを起こす人はリアクションが欲しいんだし。
雑魚スピスレ並にネタに対して返しがあればいいんだけど、そう上手くはいかないのか。
>>107のとか読んでみたいのに探しようがないのもくやしい。
>>149 雑魚スピの連投は、ローカルルールに準じないからとかじゃなくて、
短編を不自然にぶつ切りして、他の住人がネタを書き込みにくい空気を作っていたのが原因だろ。
それから人のネタを平気で足蹴にしといて、後半の意見は白々しいというか不愉快なのでやめろ。
まとめて見ると連投に見えるかも知れんけど実際はあまりにもレスが少ないだけなんだぜ
枯れ井戸だろ。
既に水源は枯渇して、井戸を自分で掘りもしない村人だけが残って、
水を運んでくる最後の良心がいなくなればもう村ごと消えるだけ。
もう終了でいいよな。
ネタ的にも心情的にも広げようと思える要素がどこにもないし。
マナが枯れるってこういう事なんだろ多分。
終了とはこのスレ自体のことなのか、言い争いのことなのか。
どっちにも取れそうな気がする現状こそがもっとも悲しい。
「CSにボリュームアップ移植される→ブーム再燃」の奇跡をひたすら待つしかないんだろうか。
時に質問なんだが、雑魚スピスレの職人でコッチ見てる人っている?
いるなら、なるかなはネタ作りにくいのかどうか、作りにくいなら
どの辺が原因と感じるかを聞いてみたいんだが。
向こうほど妄想の余地がなかったり意欲がわかないだけじゃねーの
三章ラスト。
「望……私が、盾の世界と剣の世界の裂け目の要石になるね」
「ま、待つんだナルカナ! そんなことは許さない!」
「沙月、レーメ、望が暴れるから押さえといてね。……ありがとう望、お別れだね。私を握ってくれる人なんて現れないと思ってた……」
「ナルカナーーよせーー!!!!」
パアッッッーーーーー。
対消滅していくマナとナルの光が、見守る全ての存在――カオス、ロウ、天位、地位。
超越存在たる全てに、その尊い行為への哀切と崇敬の念を抱かせずにはおかないのだった……。
そう、世界は救われたのだ。
カーーーット!
「私がかいた同人誌がついに映画化までこぎ着けたんだからあんたらもっと身い入れて演技しなさいよね! さ、もう一回行くわよ!」
パパ、ナルカナさんは今日も傍若無人です。
ホントは作品別にカキコする寸前だったが、お茶を煎れようとして水を飲むが如くこっちに。
乙だが唐突なので、色々な意味で
作品別に投下するよりはコッチで正解だったと思う。
ナルカナは自分で描くよりも、漫画の才能を持つ倉橋治虫なりを創造して
一大傑作を描かすと思うんだが(笑)
明日、来るんだ
はにかみながら手渡してきた途端、
「あ、あれ…力、使いすぎたかな…」
とか結晶ごと持たれかかって来るんだ
慌てて受け止め小一時間看病してようやく回復したら
恥ずかしそうに微笑んだりして俺の心はフォトントーピード
彼女より巨大に完成したチョコを二人で仲良くマナリンク
そしていよいよ盛り上がってまいりましたコンバージョンな展開に(省略されました。続かない
夕暮れ時の、写しの世界。
小高い丘の一角で、少し目立つ大きな樹の下。
一人の少女が佇んでいる所に一人の少年が駆け寄り、膝に手を当て呼吸を整えている。
「はぁっ……はぁ……。お待たせ。でも、どうしたんだい? 僕に用事なんて珍しいな」
「……」
背中に弓やら矢束を背負った少年は、結晶体に包まれた少女へと、不思議そうに向き合う。
しかし必要以上に無口な少女は正面から見つめられると恥ずかしがって、ただ俯いてしまう。
二人は仲間だが、しかし会話をした事も、ましてやこうやって二人きりで会った事など当然無い。
少年は地味な存在だったし、忠実に役目は果たすがそれは縁の下の力持ちとも言うべきものだった。
そして一方少女は特殊な教室以外では結晶体から出られないというサナトリウムのような暮らしぶり。
接点などはたまに狩り出される戦闘以外に無く、それゆえ少年はこうして呼び出された事が意外でならない。
「えっと……僕、何かしたかな。これでもみんなの足を引っ張らないよう、頑張ってるつもりなんだけど」
「……(ふるふるふるふる)」
彼女は、懸命に首を振る。
同じ日陰の立場から見ていれば、今の彼の台詞がいかに謙虚過ぎるかが良く判ってしまうのだ。
だから、こうして思い切って呼び出した。沙月から聞いたイベントに勇気を貰って、これを渡す為に。こつん。
「……ぁれ?」
「おや、何か持っているのかい……え? 僕に? あ、でも」
「……」
こつん。こつん。
少女は懸命に渡そうとするが、硬質な壁がそれを阻む。他ならぬ、彼女の生命を守る為の壁が。
少年は、どうしていいものやらと戸惑う。一生懸命なのを助けたいのは山々なのだが、どうしようもない。
「……(ウルッ)」
「うわわ待って、泣かないで! そうだ、一旦ものべーに戻ろう!」
「……」
「え? うん、勿論。一緒だよ。はは、置いてく訳ないじゃないか」
「……ぁ」
少年は、おもむろに両手で優しく少女を包み込む。結晶ごと、大切なものを扱うように。
そっと運ばれていくのを感じた少女は、安心しきって両目を閉じる。胸元に大切なものをきゅっと抱えて。
「この戦いが終わったら、探しに行こう」
「……?」
「僕みたいな、機械の身体だったら……ひょっとしたら、結晶の外でも大丈夫な身体だって」
「っっ」
「この広い世界のどこかにはあるかもしれないしさ。そうしたら僕達と同じ大きさにもなれるよ、ね?」
「……」
少女はこれでもかという位、ぶんぶんと激しく頷く。
少年は、自分で言っておいて少し恥ずかしかったのか、足を早める。
二人を祝福するように、夕日が長い長い影を伸ばす、伝説の木に見送られて。
「……で、聞いて下さいよヤツィータさーん」
「珍しく保健室に来たと思ったら……ふんふん、『同じ白同士頑張りましょう』、か」
「いい雰囲気で貰ったんですけど……これってあれですよね? どう考えても」
「まぁ、そうね。はっきり言えば、単なる…… 義 理 ね」
「うわあああ、やっぱりっ」
「おお、よしよし。お姉さんが慰めてあげるから」
少年は期待した分だけ絶望し、そして大人への階段を昇る。
「あれ? ミゥ、何だか楽しそうね」
「……」
「え? 機械の身体? 馬鹿ねぇ、そんなのある訳ないじゃない」
「……」
「ああ、スバル? まぁ確かに彼の身体は機械だけど。でも胸のサイズは変えられないと思うわよ」
「っっ」
少女は期待した分だけ絶望し、そして大人への階段を昇る。
>>158にミゥレーダーが反応しましたので、時事ネタをば。
が、
どこで化学変化を起こしてしまったのかは自分でも良く判りませんorz
イイヨーイイヨー
ミゥに萌えたよーGJ!
サナトリウムにフイタ。
分枝世界「メーテル」へとたどり着いた二人。
結晶に走るヒビも、二人の間にかえって強い絆を生じさせる。
相身互いのマナリンクが、白いチャペルの階段を照らしているのだった。
「ねーところでさミゥ。そのネジなんなの?」
「……」
>>162 この枯れた世界でまこと乙であると言わざるを得ない。
前にもミゥネタでSS投下したひとかしらん。
しかし他人に機械の身体を勧める協調の神マジ外道(笑)
お前どういういきさつでアンドロ化したか忘れてんのか!
ところでここって、外についてはネタにしちゃだめなのか?
理想郷の愚者とか俺は大好きなんだが。
これだけ過疎ってるならいいんじゃね?
ていうか過疎りすぎ・・・
>166
外って何?
自己解決した。アルカディアか。
話したければやっぱ向こうに行くべきでね?
イイヨーイイヨーGJダヨー
1コマ目のエトたんの指がw
>>170 GJ!
このスレはあなたのおかげでもっているなw
>>166 超遅レスだが、THE FOOLの話題をこのスレで見ることになるとは思わんかった
あれいいよなー なんつーか聖なるかなに足りなかったものが詰まってる感じだw
>>173 オリキャラの造形も悪くないしな。
クールな切れ者とまっすぐ馬鹿、望と二人で王道コンビが成立してるし。
ハーレム描写もギャグ分多めだから、結構楽しめる感じ。
何より更新も速いし。平均三、四日に一回というのはなかなか驚異的なペースだ。
175 :
名無しさん@初回限定:2008/03/31(月) 00:57:01 ID:3jP/iJvi0
ちなみに俺は大野さん大好きだ
オルファリルの頃から大好きだ!
ちなみにルプトナの乳も大好きだ!
って何でCV大野まりなじゃねーんだよクソがあああああ!www
これは酷い過疎ですね
今ちょっと修学旅行中ですから
そろそろ眠らせてやろうぜ・・・このスレも・・・
もう 頑張るの やめよう?
保守支援ならぬ死亡支援で伸びるとはまた悲しいスレッドだな…。
あげ
183 :
名無しさん@初回限定:2008/05/03(土) 22:34:24 ID:46sKis3a0
まだだ!
まだ終わらんよ!!
枯れすぎた世界にマナを補充するために未来の世界のSS執筆中。
スバルのキャラがどんどんズレ込んでいる原因が「空気を主人公にする時点で
大きくズレるのは仕方ない」という事に気付きガン無視で進めてます。
ス /ヾ ノレ ←読めない
かなり長めですが、連投を使いこなしてみたいので失礼します。
『それ』は先を行く事を使命としていた。
何よりも先に出会い、享受し、蓄積し、模索する。
そして何よりも先に別れ、放棄し、減耗し、喪失する。
後ろに続くものが、隣を歩むものがあるのなら、より常に先を行くのが彼の意義。
よって彼らに滅びがあるのなら、より先に滅びるのもまた彼の意義。
ならば後が、隣が滅びを避けることは、必ずや彼を歪ませるのである。
人の心を和ませる穏やかな生活の灯が溜まる、静かな建造物の森。
足元に規則正しく網を張るのは、日々も入らぬほど丁寧に舗装された路面。
舗装の丁寧さに意味はない。走る車は地面をホバー走行するため車輪が不要。文化という慣例が惰性で
敷き続ける物でしかない。歩く人もいない。車さえあれば自室から一歩も土を踏まずに目的地に行けるから。
否、土さえもない。この街は爛熟した文明で手厚く保護され、自己と自然を冷たく隔離していた。
「―――った、助けてくれぇぇぇっ!」
そんな暖かく暗い森の中を、一つの悲鳴が飛ぶ。
しわくちゃで薄汚れた服を着たその男は、明らかにこの街の住人ではない。
そいつはこの街に相応しくない醜態を晒して、道路を徒歩で走っていた。
「あ、あぁ…やめろ、来るな……来るなああああ!」
疲労が焼き付く喉で、精一杯の叫びを上げる。だが男に追いすがるものはそれを無視する。否、そもことばを理解できようはずがない。
「たすけ!」
男の悲鳴は最後まで聞こえない。身長180センチはあったろう身体を一口に頬張りごりごりと咀嚼するそれは、男の十倍はあろうかという巨躯の怪物―――
古くには「龍」とでも呼べそうな、獰猛な爬虫類だったのだ。
その長い首には二人ほど人が跨っている。
コンピュータ・グラフィックの色をそのまま抽出したような、無機的なまでに綺麗な赤と青の髪を伸ばした美しい女性ふたりが、まるで乗りこなすかのように
巨獣に跨っている。
青い女性の耳にヘッドセットが着いており、そこにぼそぼそと声を吹き込む。
『ガーディアン00211・確認・侵入者015・ガーディアン00211・排除・侵入者015・侵入者排除数・達成・予定数015・ガーディアン00211・帰還・セントラル』
ぶつ切りの自動ガイダンスさながらの、欠片も生気を感じられない報告を果たし、女は龍を従え、空を飛ぶ。
向かう先は街で最も巨大な尖塔―――セントラルと呼ばれる、この世界の楽園だった。
「くそっ!」電灯の明かりも頼りない寂れたバーで、その男は悪態とともに拳をカウンターへと叩きつけた。
長い黒髪を後ろに縛った端正な顔立ちの男。お世辞にも良いとは言えない身なりが彼の持つ気性の荒い部分を際立たせている。名をショウ=エピルマと言う。
「またやられちまった…今度はイーストジャンクヤードの奴等だ! あいつら勝手に動きやがって…」
「そう…」相槌を打つ青年。線の細い顔立ちと落ち着いた声色が、抱えている優しげな雰囲気を相乗させる。ショウと同じボロを身にまといつつも丁寧な着こなしが
どことなく育ちの良さを連想させる。
彼の名はスバル。ショウとはお互いを親友と呼び合える仲である。二人は定例合議の場とするバーで、数人の男たちと共にいつも通り自らの苦境をまとめ上げていた。
「サーヴィランスの警戒網はどうだ? 左塔のメンテはそろそろだろう?」
「今晩2〜3人連れて行ってみる。修理業者のトレーラーが資材を広げ始めてるらしいから」
「そうか…チャンスがあるなら俺も行った方がいいな」
「ううん、ショウにはみんなをまとめていて欲しいんだ。僕じゃみんなに強く言えないから…」
そう言ってスバルは苦笑する。自分の性格は分かっている…が同等にショウの血気の逸り具合も分かっている。この男は好機と見据えればどこまでも深入りする。
それは頼もしい反面危険すぎる部分でもある。
「それもそうか…待つのは性に合わねえがお前の言い分はもっともだ。だが結果は期待させてもらうぜ?」
プレッシャーをかけるような言い草と共に、ショウはスバルに笑ってみせる。ショウとて自分の性格は分かっている。それゆえに、後手を踏むほど慎重な
スバルの冷静さを疎ましく思う事さえあるのだが。
「それじゃあ今から準備に入る。逃走経路の手配は頼んでいいかな」
「任しとけ。今回は足も用意しといた方がいいな?」
「うん、人数を抑えるぶん装備は少しおごらせてくれると嬉しい」
応と頷き、ショウはスバルに拳を突き出す。そこに拳を突き合わせるスバル。
二人は対極の性格にありながら、互いを理解し好ましく思っていた。
ショウとスバル。二人が住まう場所は先日『龍』が人を喰った街の大外に広く分布する<スラム>と呼ばれる、いわゆる貧民層である。
彼らの生きる世界は二つに大別される。
圧倒的広大さを誇るスラムの中央に豪奢な未来型先端都市――通称<タウン>――が位置する。
タウンは一部の富裕層がスラムの人足を安く買い叩き、ローリスクで産業を成長させてますます栄え、スラムは富裕層の搾取に苦しみつつも他に生きる術を見出せず、
彼らに頭を垂れる生活を選ぶしかなかった。耕せる土は売るほどあっても、耕す能力や撒く種さえも富裕層に押さえられていた。それ以前に、富裕層の産業廃棄物や
環境汚染物質がスラムに投棄されるようタウン全体が構成されており、健やかに生きる環境そのものを破壊された貧民層は、辛うじて生きるための安全な食物や
薬を確保するだけで精一杯だった。富裕層は実に巧みに冷徹に、自分たちが使役する労働力を飼い殺していた。
それを良しとしなかったのがショウたちスラムのレジスタンスである。彼らは搾取に反発し、武力で彼らの富を奪う事を画策した。しかし富裕層はそれさえも見越し
幾重にも防衛策を立てた。厳重な検問や警察配備は勿論、完全管理下の圧倒的武力をもってタウンへの不法侵入者を排除するシステムを立てた。これに適用されたのが
先ほどの『龍』――<ガーディアン>と命名された生物兵器である。小規模の混乱対策には警察を兼ねる自動人形<ガードナー>を用意した。富裕層は搾取に
一切の容赦なく、ますます支配を強めていった。
そんな中でショウはスバルと出会う。蔓延する貧富差をなんとかしたい、というスバルの主張に最初はタウンの懐柔者かとも警戒したが、その優れた能力を
スラムの人民のために惜しみなく尽くす姿に疑念を氷解させた。
スバルは不思議なほどタウンの隙をつく事に長けていた。スラムとタウンを繋ぐ唯一の中継街、サーヴィランスに住んでいたというのが本人の言だが、そこにまつわる
疑念だけは解けなかった。だがスバルの意志と実績に疑いの余地はなく、抵抗活動を続けるうちにショウもスバルを信頼するようになったのである。
「みんな早く! あと少しだっ!」
スバルの叫びが鋭く闇を疾る。
彼が率いる潜入部隊は追われていた。修理工事のために開かれていた左塔の側門、そこにはガードナーが配備されていた。罠を張られていたのだ。だがそれはスバルにとって承知済みの事態であった。
「5番ゲートを抜ければトレーラーの前に出る! トレーラーは識別信号を出しているからガードナーは寄ってこない!」
ガードナーはタウン市民でないものを自動識別で排除する。そのため警戒下での作業には生身の市民が出張しなければならない。その彼らを排除対象に誤認しないよう
トレーラーは一定域に識別信号フィールドを展開して事故を防ぐ。スバルはその構造の隙を見抜き、まずトレーラーを占拠して安全地帯を作った。タウンから奪った材は
スラムに流れ込む産廃ルートに偽装して廃棄させれば自分たちのエリアに流れ込んでくるという寸法だ。必要なのは事後逃げる足だけ。何よりもまず人命の安全を
確保するスバルらしい作戦だった。
「はっ、はっ、はぁ…!」
トレーラーの陰に隠れて拳銃を構え、ガードナーの様子を窺う。予測通り、機械人形は識別信号の有効範囲限界で立ち尽くしてしまった。しかし反撃はできない。
攻撃で敵性反応を認識されれば市民であっても犯罪行為として信号を解除し、制圧に乗り出してくるからだ。できるのは逃げるだけ。トレーラーから十数メートル
離れた場所にある、ショウたちが手配した車両に乗り込めば逃げられる…。
スバルの巡らせられる策は、そこまでが限界だった。
『ガーディアン00178・確認・侵入者・ガーディアン00178・登録申請・排除対象仮登録001-005・ガーディアン00178・許可受理・ガーディアン00178排除対象登録001-005・
ガーディアン00178・命令受諾・排除行動』
サーヴィランスの右塔からアナウンスが響き渡る。降って来るサーチライの光を見上げると、そこには人を頭に載せたあの龍が滞空していた。
「どうして…!? 識別信号は解除されてない!」「スバルさんっ!」
仲間が口々に恐慌を吐き出す。スバルも戸惑っている。警備システムの構造上有り得ない事態だ。
「どういう事だ…防衛システムがアップデートされた? それとも…そうか」
「何だよぉ、どうなってるんだスバル!」
「防衛システム『そのもの』を別に増やしたんだ。命令系統を複列にすれば互いを補い合って干渉を避けつつ動き回れるらしい。つまり、上のガーディアンは
トレーラーの識別を無視できる」
「それじゃあ、隠れてたって意味ないじゃんか!」
「焦らないで! 必ずみんなで生きて帰る…みんな僕の言う通りに動いて欲しい。間違えれば僕もみんなもこれまでだよ」
「何を、する気だ」
「僕がライトの中に立ったらみんなは車の方に向かって。足音を立てなければ走らなくていい」
「それってつまり…」「スバルさんが囮ってことじゃないですか!」
「大丈夫だよ。とっておきの切り札を使うけど、生還を保証できるだけのものだから」
「お前も、だよな?」
「勿論。僕だってこんなところで死にたくないよ。ショウに怒られるしね」
スバルは笑ってみせる。この緊張下で、仲間を安心させるために。
「…俺は死にたくない。けどこの場でお前を囮にするのも辛い……それは、嘘じゃないぞ」
「言わなくても分かってる。帰ったら祝杯さ。さぁ行くよ…落ち着いていけば失敗しない」
「すまん…!」搾り出すような詫びを最後に、ゆっくりと後ろ奥に仲間が消えていく。
その気配が遠ざかる具合に神経を集中し、彼らの安全を見計らって光の中へ歩き出す。
いつものバーにぼろぼろの姿のスバルが生還したのは、それからたっぷり四日も後のことだった。
「すまんがスバル…こればかりははっきりさせておきたい。どうやって生きて帰って来れた?」
「うん、分かってる」
集落の代表たちを集めた会議の中で、スバルは自分の「切り札」を公開した。
「これって…」「うそだろ」「いや、でもこれなら…」「スバル、お前っ」
「そう。僕の本当の名はタウンの議員セラフカの息子、スバル=セラフカだ」
スバルはあの晩ガーディアンに自分の市民識別コードを通信し危機を脱した。
あの場では一般市民でも排除対象になっただろうが、議員の身内という超VIPであれば話は別になる。この識別を立てればたとえガーディアンや新システムが相手でも
手を出してくる事はなかった。
「これがあればタウンに堂々と出入りできるんじゃないのか?」
と、代表の一人が当然の疑問を投げかけてくる。が、そこにもう一人の代表が反論する。
「タウンからスラムに出るのはいいが逆はそうは行かない。タウンを出て一定時間経った市民コードは『難民』として改訂される。難民は保護って名目で収容されるが、
その後数年間に渡り市民コードは発行されない。しかもスラムとの繋がりを絶つって名目でその期間を施設で過ごさないと侵入者として排除されちまうんだ」
「そんな乱暴な…まるで囚人扱いじゃないか」「それがタウンのやり方なんだよ。俺の親父もそうやって排除されて、家族全員不適合者としてスラムに捨てられたんだ…!」「じゃあスバルがここに戻ってくるには…」
そこまで言われたところで、スバルが苦笑する。
「まあね…ガードナーに追い掛け回されて、結構危なかったよ」
「なんでそこまで…! 戻ってこれたのはよかったけどさ、お前まだ市民だったんだろ!? 長い間制限つきとはいえスラムで苦しむよりかはマシなはずじゃねえか!」
「そうだと思うよ。でも僕は遊び半分でこっちに来たわけじゃない。本気でこの世界を変えたい。救いたいんだ―――スラムの人々も、タウンの人々も」
「タウン!? あいつらが何を苦しんでるってんだ!」ひとりが言葉尻を捉えて激昂する。スバルはそれを静かに受け止める。
「スラムの人たちは餓えに病気に、貧しさに日々苦しんでいる。タウンの人たちは裕福になりすぎて、とても沢山の物を見失っている。苦しめている同胞に痛める心を、
得がたい夢を求めて躍進する志向を、人としての優しさや強さを、発達しすぎた便利さの中で見失っているんだ」
「そんなのはあいつらの自業自得だ! 俺たちが助けてやる義理はないだろう!」
「そうだね。でも、僕らがやるべきは相手を叩き潰す事じゃないはずだ。お互いに足りないものを補い合い、世界を矯正する事だと思う。スラムには富と安全を。
タウンには人の善性を呼び覚ます刺激を。だから…僕は今ここでみんなにお願いしたい」
一同に振り返り、スバルは床に膝を突く。そのまま手を付け、躊躇いなく深々と頭を下げた。
「この先タウンを改善してみんなの暮らしが平等になったら、どうかタウンのみんなに対する怒りを収めて欲しい! 怒りや欲望に任せて奪い合うのはいつまで経っても
終わらない! 痛みや苦しみのなすり合いは、それを知っているみんなの方から終わらせよう…それを、スラムのみんなが強いられる最後の我慢にしてみせる!」
穏やかで強い語調。その言葉は居合わせる者に一切の威圧も強制もぶつけず、真摯な願いとして染み渡った。
「……………」周囲に言葉はない。スバルは黙って、頭を下げ続ける。
「…バカだな」
鼻で笑うような言葉が場に投げ込まれる。声の主はショウだ。
「市民のぼっちゃんが青臭せぇ正義感に駆られてこんな地の底までノコノコやって来て世直し宣言かよ…お笑いだな」
「……………」周囲が息を飲む。スバルは黙って、頭を下げ続ける。
「だが笑っちまった。俺はお前の事を愉快だと思った。気持ちのいい奴だと思ったぜ」
「ショウ…?」
「だってよぉ、嘘や冗談でそんなズタボロになれる奴なんてバカ以外の何モンでもねえぜ? そりゃ笑うっつーの…どこまでお人好しなんだよ、お前は」
影が下ちてくる。見上げると親友の笑顔があった。
「立てよスバル。やると決めたらもうしゃがみ込むな。あとは真っ直ぐ走り抜けるだけだ…ゴールに向かってな」
「ショウ…!」
「ただひとつ改めて聞いておこうか。お前はスラムの人間か? それともタウンの人間か?」
意志の確認。その二者択一に、スバルは一同の予想しない解を提示する。
「…どちらでもないよ。まだ、ね」
「ほお」ショウが楽しそうに微笑む。親友の考える事だ。彼にだけは、スバルの意志が汲み取れた。
「僕は、スラムもタウンもない、ただの『この世界の人間』になってみせる」
その日。渋面をつき合わせる場であり続けたバーが、久しぶりに笑顔で溢れかえった。
その後もスバルたちの抵抗活動は続いた。
スラムとタウンの力関係が逆転することはなかったが、ショウの大胆な行動力とスバルの計画性が強いリーダーシップと団結力を生み、犠牲者を押さえつつ
貧困のダメージを長期にわたってしのぎ続けた。
そんな彼らの元にタウンが使者を送ってきたのは、この結団式から実に一年後の事である。
「久しぶりですね……お母さん」
「そうね。無事で何よりだわ」
サーヴィランスの門前に設けられた仮説ハウスで、一組の親子が会談を開始した。
一人はスバル。彼に母と呼ばれたその人は、女性ながらタウン評議会の中でも極めて有力なポストに就くセラフカ女史である。成熟した体のラインにフィットする
スーツを着て、スバルによく似た面影に度のきつい眼鏡をかけている。
「話というのはなんでしょう」
「私たちの今後――いいえ、もっと大きな話をしに来たのよ。この世界が抱えている、とても大きな歪みのについての問題」
「歪みですか…」
「これは貧富の差といった、資源運用どころの話ではないの。この数年でタウンはすでに物理的な発展を終え、次の段階に進んだわ」
発展。この単語が意味するものをスバルは知っている。
もともと彼の母は政治家ではない。ある分野において天才的な業績を残し、その能力と部下の牽引力を買われて政治家のポストを与えられている科学者だった。
「<精霊回廊>の研究ですよね。何か新しい発見があったんですか?」
「…ええ」
息子の問いに、表情を暗くするセラフカ。
「教えて下さい。いったい何が…」
「実はね、この世界がとてつもない危機に瀕しているという事実が分かりはじめて来たの」
「世界の…危機?」
「この世界は精霊回廊というエネルギー経路を通じて、いわば他の時空と連結しているの。そしてその経路のつながりを探査するうちに、時空のつながり全体が
ひとつの姿を表し始めたのよ。それはとても…言葉で表現できないほど巨大な『樹木』のような姿をしていた」
「木…?」
「正確には精霊回廊という幹が時間の流れに乗って無数に枝分かれしながら伸びていて、その枝の中空に私たちが住む此処のような世界が無数に存在するの。
例えて言うなら『分枝世界』とでもなるのかしらね」
「それに危険が迫っている?」
「より正確に言えば、この世界全体が危険に向かって突き進んでいると言えるのよ。スバル、植物は根から幹を経て枝に栄養を運び、生長するのは分かるわね?
この分枝にも養分が存在する。それは物質も生命もまとめた全ての根幹を成すもの。ファンタジー小説に出てきた該当用語から、研究室では<マナ>と名付けて
いるんだけれど」
「マナ…」
「そして、私たちの世界は精霊回廊の分枝の中でも特に、ひとつの先端に位置する事が分かっている。無数に枝分かれする傾向にある精霊回廊なのに、私たちの
世界から伸びる回廊は一つしか確認されない。つまり、私たちの世界は最先端…いえ、終着点にいると推定された。その直後に、回廊全体に行き届くマナの量が
この数十年で激減している事がわかったの……どういう事か分かるかしら?」
母は子に、漠然としすぎた難解な研究結果を突きつける。しかし聡明な彼はそんな説明からもおぼろげに危険を理解し始めていた。
「この世界は、マナが足りなくなってるって事ですか?」
「そう。思い出してみてスバル。いつからこの世界はこんなに空気が淀むようになったか。日中の日照時間も年単位で減り、街は人工的な明かりを絶やせなくなって
きている。そのために使うエネルギーがますます自然資源を枯渇させ、環境汚染を進めていく。劣悪化する環境はますます貧富の差を広げ、人々から
改革の意識を奪っていく…今、自然の成り行き全てが悪循環に飲み込まれている。これらが全て、マナの欠乏が引き起こした『世界そのものの消耗』…少なくとも
母さんと母さんの仲間はそう考えているのよ」
「そんなSFみたいな話が…」
「確かにね。最初に事実と言ったけれど、実際は仮説の域を出ない部分が多い。でも研究を続ければ続けるほど、事実が見つかるそのたびに仮説がそっくり事実へと
シフトしていくの。この数年、まるで一つの図しか写されていないジグソーパズルを解いている気分だったわ」
「それで…母さんはどうするんですか? そんな事が事実だったとして!」
「勿論危機を黙って見過ごすつもりはないわ。私たちは、この世界は生きている。生きているなら生き続ける。それが生命だもの。
そのためにスバル、今日はあなたにお願いをしに来たのよ」
「それが本題ですか…僕に、何をさせたいんですか」
「あなたにこのまま、スラムのリーダーとしてタウンと戦い続けて欲しいの」
「え?」
意外な申し出にスバルは呆気にとられる。息子のそんな顔を見てセラフカは僅かに嬉しそうな笑みを浮かべた。
「分かっているだろうけど、スラムとタウンの対立感情は最悪なレベルまで達しているわ。この状態で世界が滅亡の危機に晒されているなんて知れたら、
間違いなくスラムは原因をタウンに定めて暴動を起こすでしょう。そうして二つの勢力が衝突しても絶対にタウンが勝ってしまう。さらに正直に言ってしまうと、
タウンはすでにスラムさえも必要としていない。労働力は機械化で確保できるし住環境の保全もむしろ今以上に快適にできる。その上で歯向かってくる
不要な人間なんてひとり残らず滅ぼしてしまうわ。そうすればこの世界からさらに多くの命が失われ、マナが枯渇してしまう。言い換えれば
民意のぶつかり合いを防ぐだけでも相当のマナが保護できるくらいにこの世界は窮地に立たされているのよ」
「それならどうして戦い続ける必要があるんですか? みんなはそこまで愚かじゃない…話せば分かってくれるはずだ!」
「落ち着いてスバル。言ったでしょう、人の感情は最悪になっていると。今はどんな小さな刺激でも、流れに逆らうものであれば取り返しのつかない方向に
逆流させてしまう。だからあえて悪感情のぶつかり合いを否定せず、スラムがタウンを攻めるという形で少しずつスラムのガスを抜き続けて現状を
維持するしかない。今は何よりも、命が失われる事を避けなくてはならないのよ。そのためには事情を理解して、その上でスラムの勢力を統率できる人が要る。
私にとって最適なのがあなたなのよスバル。父さんが亡くなって久しい今、この世界で私が誰よりも信じられるのは…」
気がつけば、母は静かに涙を流していた。細い方を震わせつつも、気丈に言葉を続ける。
「戦う役目が決して安全でないのはわかってるわ…こんなこと、実の子供に頼むなんて母親失格だと思う。けれど母さんはどうしてもこの世界を守りたい…!
あなたが生まれて来てくれた、この、世界を…っ」
言葉は語り尽くしたとばかりにセラフカの膝が力を失い、そのままフロアに泣き伏せる。スバルはそばに寄って母を支え起こした。
「ありがとう母さん。僕をそこまで信じてくれて」
「スバルっ…! あなたは、私をっ、信じてくれる…っ?」
「信じるよ。母さんが誰よりもすごい科学者で、嘘やいい加減な事を言わない人だって僕はずっと見てきて分かってる。そんな人にこんな大事な役目を
託される事ができるなんて、むしろ誇りに思える」
「ごめんなさい、ごめんなさい…! ありがと、うっ、スバルうぅ……!」
セラフカは愛しい息子の身に縋り、泣き続ける。亡くした夫との愛の証と呼ぶには、あまりに手をかけてやる事ができなかった。だのに彼はこんなにもたくましく、
優しく成長してくれた。だからこそ彼の生きる世界を守る。この会談はタウンへの背信にあたるが、一切の迷いはなかった。
スバルもまた母を抱きしめ、目頭の熱さを堪える。大義のためとはいえたった一人の肉親の下を出奔し、長きに渡って心配させ続けた不孝者をこんなにも
愛し続けてくれていた。そして自分の抱いていた平和への理想が世界さえ守るという真実に直面し、心に奮い立つ勇気を感じていた。
「これ…新しい市民証よ。偽造で悪いけれどちゃんと通用するから。それと気休め程度にしかならないけれど、極力警戒網が緩むような細工を仕掛けていくわ。
だからあなたは一人でも多くの人を守ってあげて…」
「わかりました。でも母さんこそ無理はしないで下さい。 ……そんな顔をしないで。今まで通りやっていいってわかっただけでも十分です。それに
僕にも心強い仲間が、親友がいます」
「いい子ね…母さんみたいなワガママに育たなくて本当によかった」
そう言って柔らかな笑みを漏らす母の顔は、息子と瓜二つだった。
…以上、前編です。
後編で神剣の覚醒を経て事件の終端までいこうと思ってます。
考え考え書いてるのでどうも無駄に長くなってしまいましたがご容赦下さい。
乙です
最後30分近くもレスないときは心配したが完結(ではないかw)してよかったよ
んー夏には新作もでるのに過疎ってるなぁ
とりあえずTHE FOOLが完結して嬉しいやら悲しいやら
もう自分でも自分の感情が解らん
hosyu
・・・久々に更新されたのかと思ったぜ
ファンディスクが出るまで残ってるといいなこのスレ。
206 :
199:2008/06/28(土) 01:12:40 ID:4wmuuTcE0
久々ですが、ごめんなさい。
細かいネタ拾い直しのために未来の世界のあたりをリプレイしてて時間食いまくりです。
しかも色々と間違った事書いちゃってたし…。
大まかな部分はできてるんですけどその辺りの再調整のためにチマチマ誤字修正感覚で直してます。
雑魚スピスレもなんだか元気だし、便乗する気で頑張ります。
最近このスレを見つけた自分に、どうか前スレを恵んで下さい。
まぁやっぱ鍵はレーメだな
>>209 前スレありがとうございます。
美味しく読ませていただきます。
ファンディスクまでもう少し
あれ?
もうファンディスクでてるよね?
買う気がないからネタバレ発言期待して来たのに
このスレの過疎っぷりには毎度のことながら驚かされる
発売後の混乱を予想して雑魚スピスレから分枝したけど、あんまり意味なかったよね
クリストのAAが出なかったのが敗因だな
小ネタをひとつ
「はぁ〜」
「ん、ノゾミか。どうした?ため息などついて」
「あ、レーメちゃん。うん、実はね……アズライールにいる鉾に勝てなくって……」
「なるほどのう。随分疲れてるようだな」
「これでもう5回は全滅したんだよ……」
「まったく、ノゾムも不甲斐ない。吾の使い手であるというのに。よし!吾が知恵を
授けてやろう」
「レーメちゃんが?」
「うむ!では、問題の部隊だが編成は……攻撃に優れた青がアタッカー、マテリアル防御
の高い緑がディフェンダーでディバインフォースを使う赤がサポーターか。ふむふむ、
攻撃重視の布陣としては極めてオーソドックスだな」
「うん……。ただ、ね。サポートのフレイムシャワーTが強烈すぎるんだよね?」
「そうだな。今のノゾム達では一発で瀕死、二発目で全滅するだろうな」
「おまけにフォースダメージだから私じゃ防げないし。沙月先輩のウォーターシールドT
なら少しは抵抗できるけどあれは単体防御でしょ?だから他の二人はやられちゃうし、
ワゥちゃんのマインドシールドだと今度は青のアタッカーに対して無力だし……
もうお手上げなの……」
「つまりフレイムシャワーTさえどうにかできればいいのだな。対ディバインフォースの
基本を忘れておるようだな」
「基本って……バニッシュスキル?」
「うむ、正解だ」
「でも沙月先輩のアイスバニッシャーTじゃあ駄目だったよ?」
「それはターゲットレベルのせいだな。サツキも言っていたと思うが、バニッシュが
成功するにはターゲットレベルがスキルレベル以上でなければならんのだ。
アイスバニッシャーTのターゲットレベルは3、そしてフレイムシャワーTのスキルレベルは4、つまりはバニッシュできない、ということだ」
「それじゃあどうにもならないよ〜」
「それ以外のバニッシュスキルは無かったか?」
「えっ?えーと、それは……。あ!」
「気付いたようだな。そう、沙月にパーマネントウィルの「トーの聖骨」を使うことで
習得できるエナジーリークTならバニッシュ可能だ。あれのターゲットレベルは4
だからな」
「トーの聖骨……私と望ちゃんに使っちゃったよ……」
「ではリトライするしかないな」
「そんな〜」
「結論を言ってしまうと
アタッカー 高いマテリアル防御に対抗するために望のオーバードライブTやカティマ
の星火燎原の太刀T、ワゥのスレッジハンマーT
ディフェンダー マテリアル防御に優れた希美やポゥ
サポーター 沙月のエナジーリークT
あたりがいいだろう」
「なるほど。それじゃあリトライしてくるね」
「うむ、がんばれ!ところで、バニッシュの成功失敗条件というのは今後も重要に
なってくるぞ。しっかり覚えておくようにな。では、さらばだ」
普通だ(笑)
昔ゲームを貸した知り合いから「〜〜〜がクリアできねーよ」的な電話が
きたのを思い出した。
どーでもいいが、後継作の戦闘体験版が色々と酷いことになってるな。
ユミナだっけまだおとしてないな・・・
223 :
名無しさん@初回限定:2008/12/02(火) 22:19:21 ID:WyJ00IaEO
かなピー
再構成してみようかと適当に考えてたら
望ナルカナユーフォリア以外に空気になってしまったの巻
あけましておめでとう
あれ?もう10日もたってんのか
てか、1ヶ月ぶりの書き込みか…
書き込みほとんどないから作品投下されてないかと思ったら結構あるのな
途中から急に途絶えたがw
クリストの人と光陰矢の人には是非ともまた投下していただきたい
228 :
名無しさん@初回限定:2009/03/22(日) 23:10:49 ID:GagMi9AZ0
ホシュ
229 :
光陰矢の人:2009/03/26(木) 12:08:14 ID:5Nh7ltwv0
召喚されたので顕現してみました。
つかココ最近の長期規制に巻き込まれてました。
>>227 ごめんね。結末までは思いついてるんだけど文章にするのにえらく時間かかってます。
まだショウが覚醒するところまでしかできてないし。
なるかな面白いよ。ゲームはアレだけど妄想材料が半端なく多い。脳みそがあと3つくらい欲しい。
231 :
名無しさん@初回限定:2009/05/24(日) 22:09:11 ID:Miex9uqD0
hosyu
232 :
名無しさん@初回限定:2009/07/04(土) 16:48:21 ID:HLO64otb0
新作期待age
全員公式に走れ
歓喜しろage
イヤ、実際のとこクリストに懸想していた割合ってどれほどのものなのよw?
出るかな?とは思ってたけど出てもさほど嬉しくは無いかな
雑魚スピと違って本編では全くイベントないし
むしろ中途半端にサブユニットなんて出したから余計にプレイがだるくなった。
育成もできないし、使う意義がまるでない。
おっとミゥの悪口はそこまでだ
ミゥ「紅白!」
ルゥ「むひょー!」
ホモ「ぎひょー!」
ho
syu
242 :
名無しさん@初回限定:2009/09/26(土) 23:17:38 ID:hBon/a3u0
出雲にて、
タ「ねぇ、希美は何をお願いしたの?」
希「タリアこそ何をお願いしたの?」
タ&希「えへへ、内緒だよ」
ソ「中の人ネタかよ……。」
レ「というか、あの二人の想い人は別ではないのか?」
保守代わりに書いたら下げ忘れた、スマン。
あと、下らんネタでスマン。
土偶だろ
hosyu
hosyu
いい加減悪あがきしないで落とせよ。
と思っていたけどアレで盛り返せるかね?
そんな甘い話は無かったようだ
作品別は盛り返したようだがここはこれ
所詮大衆は勢いのある方へ集まる
評判いいらしいんだけどまだ積んでる>天翔
バッドエンドあるらしいから期待。時間取りてえええ。
被害妄想気味だろうけど、なるかなを擁護すると「神剣わかってねえ」
みたいな空気を感じるのがなんかむかつく。
おなじみのネガ応酬も工作本スレの定例行事みたいになってるし。
なるかなが出て少ししてから精霊天翔出る少し前まで
作品別見てなかったけど、あんなのをずっとやってきてたのか
割と日常でしたw
俺もなるかなから入ったからコレでいい気はするが・・・
まぁ、賛否両論と言う程度だと思ってる
253 :
1/2:2010/02/28(日) 09:30:15 ID:zKk46sF30
リーオライナを倒し、神殿に連れ帰った翌日―
・・・コンコン
「どなたかな?」
扉を開けると青の巫女が立っていた。
「食事を持ってきた、入ってもいいかな?」
「ああ、どうぞ」
青の巫女はテキパキと持って来た料理をテーブルに並べていく。
どう見ても一人で食べる量では無いのだが・・・
「もてなしはありがたいが、量が多くは無いか?」
「ああ、私も一緒に食べようと思ってな。少々話もしてみたかったし。
もし、都合が悪かったのから私は出て行くが?」
「い、いや、私は別に構わないが、良いのか?」
「無論だ、でなければ私の分も運んだりしない。これでよし、食べるとしよう」
話をしてる内に準備が出来てしまったようだ。
誰かと一緒に食事をするなど何百年ぶりだろう。
254 :
2/2:2010/02/28(日) 09:31:07 ID:zKk46sF30
「「いただきます」」
「パク・・・もぐもぐ」
「ハクパクパク」
「パク・・・もぐもぐ」
「パクパクパク・・もぐもぐ」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「ごちそうさま」
「ご、ごちそうさま」
「中々に有意義だった、今度は他の巫女も呼ぼう」
「あ、ああ・・・分かった」
―――後日5章にて
「あ、半分喰っちまったが、よかったらどうだ?」
「いただこう。神殿は粗食でな・・・・(ああ、本当に・・・)」
勢いで書いてしまった。今は反省している。
文才とか皆無なんで少々で済まない位おかしい所があるかもしれませんが、その辺はすみません。
各キャラの言動に似せては見たが、この辺が限界らしいです。
話の中身の時間は書いてある通り。
天翔がなるかな外伝に当たる為、スレ的にこっちが良いと判断しました。
さて、回線吊って首切ってくる・・・
>>255 二日気が付かなかったけど、乙乙。
煌玉の世界って何気に食格差社会なのか?
それとも長老もだが、あの悲惨な状況で、舌肥えた奴が多いのか?
>>256氏の影響で、神殿の食事は巫女達が作ってると言う話が浮かんだ
また、リーオライナさんが酷い目に会いそうです
クリ「料理出来る子っていいよな(ボソ」
ワゥ「あのね、…料理教えて!」
リリィ「じゃあまずその神剣で、このピザ切って下さいねー」
ワゥ「…」
そこで聞くのがエドじゃなくリリィなんだよなw
エドだとちょっと対応変わるよな
「おう、じゃあまずそこのピザ切ってみろ!」
え?剣花ってピザ切るために生まれた神剣じゃないの?
切るだけでは無く焼く事も可能
一家に一本神剣「剣花」
今なら送料込みで1890マナ
>>255 2日どころか二週近く気付かなかったが乙。粗食の原因ルゥかよw
料理できる巫女っているのかな?
プロローグあたりの祝勝会?を見るにミゥは出来ないっぽいが
265 :
名無しさん@初回限定:2010/03/18(木) 20:55:08 ID:jt1hBdeWO
ミゥが出来ないなら他はもっと出来なそうなんだが
ゼゥは作中で出来ないって明言されてたが、エピローグでは出来る様になってるから頑張れば出来る子
ルゥは作中では明言されてないが、エピローグでお弁当を持ってたのでもしかしたら自作なのかも
ポゥとワゥは不明
こんな感じだな
ミゥもたぶん学べば出来るんじゃないかな。料理の詳細わかんなくて「覚えようかな」だった気がするし
まあ5人全員学べば出来そうではあるけど
……神殿って誰が料理作ってるんだ? 長老?
>>268 そういや、CGモードのボイスで「おやつ代もつけの一部に」とか言ってたからあるかもな
>>263の通販サイト行って「剣花」クリックしたら
「買っちゃえーっ!買っちゃえーっ!」ってワゥに連呼されてつい100本ほど購入してしまった。
で、ついでに1本くらいはと思って「夢氷」クリックしたら「即日決済っ!」って凄まれてビビった。
ピザか
272 :
名無しさん@初回限定:2010/05/29(土) 20:28:28 ID:MswkhyKI0
むしろ「剣花」 自体がピザ
保守
hosyu
聖なるかなの外伝のそのまたFDが出たってのにお前らと来たら…
保守
クリスト分が不足してる…誰か…
不足してる、そう思ったときがSSやイラストを書き始めるときだ
いくつかの妄想はあるんだが…
しかしここって完全に濡れ場ありってのはどうなんだ?
雑魚スピの頃からアセリア二次の発想は
「設定から拾って膨らませる」という手法が良くも悪くも板に付きすぎてしまい、
設定・キャラ付けが薄いクリスト系はなんか作ってみるかと思うと途端に手が止まる
悲しい俺のサガ。
>>279 濡れ場だろうがグロだろうがカオスだろうが自重しないのがまず第一。
所詮は掃き溜め場である事をまず利用するんだ。
クリフさんは真面目でけっこうスケベと優秀なエロゲ主人公だから
お色気を忌避する必要ないし、いいよね。
よろしい、ならばクリポゥだ。
予定10レスぐらい。
とりあえず注意書き
・濡れ場ありますけど絡みは少ないです
・キャラが多少変でも気にしないでください
・なんかルゥ編に似てるけど気にしないでください
・IFなので本編とは関係ありません
・全て「空想にふける」という一文が原動力です
・というかポゥ2回目がどうも好きになれなかったのも原動力かも
・ワゥとポゥばっかり際どいと言われるけどミゥの服も下が危ないよね
・(重要)駄文です。罵られるのは覚悟の上です
ではまぁ、しんみりと…。
NGワード:空想し過ぎにご用心
IF〜もしもあのタイミングでポゥが眠りこけてしまったら〜
「…解読が終わりましたですじゃ」
「ふむ」
森の遺跡から戻ったクリフォードは、長老にその本を見せていたが、長老の答えは読めない…であった。
しかし、今は鈴鳴が仕切っている竜鱗工房、その前親方が研究のために持っていた資料に同じものがあったために、どうにか解読することが出来た。
「…『クリストの民は、天寿を全うせし時神の契約によりて、身魂は光となり一つの雫に結晶する。
その雫こそは大いなる剣に捧げられるものであり、神は大いなる剣を通じて雫を飲み干す。
かくてクリストの民は神と一つになる』…」
「なっ…!?」
それが何を意味するのか、一瞬理解したくなかった。これが示すものは…、
「…お察しの通り、命の雫とは、クリストの民そのものなのですじゃ」
「っ…」
いつかの言葉が蘇る。クリフォードはただ、命の雫を探していると軽く言ったことを後悔するしかなかった。
命の雫…それがクリストの命だと聞いたとき、心の中では納得していた。
不老不死の妙薬だと言われていたが、そういうものには裏がある。他人の命を吸う…ある意味納得できるが、そんな効果があるのかどうかは分からない。
ベッドで一人寝転がって考えていたが、やはりあることが引っかかった。
「…悪いこと言っちまったな…」
いつ頃だったか、ポゥに命の雫を探していると言った覚えがある。
「仕方ない、謝りに行くか」
さすがにしょうがないとしか言いようが無かったが、謝りに行く必要があった。
だからこそ、部屋から出たところで、ポゥに出くわしたときは驚くしかなかった。
「あ…」
「お邪魔します…」
その様子である程度察しが付く。
いつもの気弱ではない、本当の姿とも言える、きっぱりとした態度。その辺りから勘ぐる前に何かに気づいた。
僅かにだが疲れた表情で、恐らく寝不足なのだろう、ふらついていた。
(思いつめていた…か)
「とにかく入ってくれ」
「はい」
そのままベッドに腰掛けたところで、ポゥが入り口から来ないのが伺えた。
「座らないのか?」
「ここで、結構です」
背筋を伸ばし、しっかりとした目でこちらを見ている。本当に重要な話のようだ。とはいえ、そんな話など一つしかない。
「…命の雫のことか?」
「はい。本当に申し訳ありませんが…あれに関しては、諦めてください。その事情を、これからお話します…」
「…もう諦めたさ」
「え?」
話そうと覚悟を決めていたポゥに、クリフォードはあっさりと告げた。
「全部長老から聞いたよ。人の命を貰うことなんて出来ないからな…」
「そ、そうですか…よかった…」
安堵したポゥはそのまま座り込む…というかへたり込んだ。
「お、おい、大丈夫か!?」
慌てて支えるも、ポゥは…、
「すぅ…」
「…抱え込みすぎて寝不足、か…」
そっと抱きかかえるが、ポゥが起きる様子は無い。クリフォードは仕方なしに自身のベッドに横たえてやった。
「ん…ぁれ…?」
しばらくしてポゥは目を覚ます。体を少し起こし、辺りを見回せば、そこはクリフォードの部屋だと気づく。
「あう…寝ちゃってた…?」
記憶にあるのはクリフォードが命の雫を諦めた辺り。どうやら気苦労がたたって安心したと同時に眠ってしまったようだ。
ベッドに寝転がったまま落ち着こうと呼吸をすると、その匂いが鼻に付いた。
(クリフさんの匂い…)
毎日シーツは洗われているし、そう長い時間寝ているわけでもない。でも、あの肌を重ねたときの晩と同じ、クリフォードの匂いがする。
「クリフ、さん…」
一度思い出すと記憶というのは歯止めが利かずに思い出す。まるで、そうするのが当然というように、ポゥは自分の胸に手を当てていた。
「はぅ…んっ…ふぅ…」
自身の手の筈なのに、すぐに別人のような触り方に変わっていく。紛れも無く、あの時のクリフォードの手つき。
「あっ…クリフさん…くぅぅ…」
一つ一つの動きを思い出しながら、胸を撓ませ、やんわりと刺激を与えていく。
徐々にとろけていく思考は、そこがクリフォードの部屋だということも、そして何故彼がいなのかも考えさせるのを止めていた。
『ふぅん…ここが、いいのかな…?』
「ふあぅ…駄目、です…そこはっんん…」
妄想の中でクリフォードが下に手を這わせていく。濡れていた自らの秘所に指を往復させ、背筋に走る快楽に身を委ねる。
自身が触れているという自覚は無く、妄想の中のクリフォードが触れていると錯覚し、徐々に動きは大胆になっていく。
いつしか秘所に当てていた指は覆っていた布を取り払い、指を埋めていく。
「んはっ…やぅ…くぅん…!」
『いやはや…ポゥがこんなにえっちだったなんてな…』
「はぅん…わ、私…えっちなんかじゃ…ひゃうん!」
虚ろな目が目の前にクリフォードがいると錯覚させる。昂ぶっていく体が限界まで上り詰めていく。
その時だった。
「いーや、これをえっちと呼ばずになんて呼べばいいんだ?」
不意に、自身が秘所に当てていた手を引っ張られ、妄想と快楽から引き戻される。
風呂上りなのかしっとりと濡れた髪に、湯気の上がるぐらい温まった体。湯船で温まり、まだ冷えてもいない赤くなった肌…。
思考が高速で状況を認識していく、間違いない、これは現実だ。
「ふ、ふえええええええ!?くくくクリフさん!?」
「まさか人のベッドの上でこんなことしてるなんてな…こんなに指まで濡らしちゃってねぇ…」
クリフォードが取っているポゥの指先には自身が感じていた証拠がてらてらと輝いている。不意に、クリフォードはその愛液を、指ごと口に運んだ。
「ふひゃあ!?やぅ…くぅん…」
先ほどまで自身で慰めていた体が、指先からの舌の感覚にも過敏に反応する。
もどかしいだけの感触だが、それ以上に自身から出た愛液を舐められているという事実が、恥ずかしさを加速させ、予想外の刺激となっている。
「んん…だ、め…やめ、て…くださいぃ…」
「んじゃあ…もっとポゥが自分でしてるところが見たいかな」
「ふぇ、ええっ!?」
そっと手を離と、クリフォードは覆いかぶさっていた体を起こし、ベッドに座りながら告げる。
当然、何も拘束してすらいないのだから、ポゥは逃げることも出来るだろう。だけど、体の火照りと昂ぶりは、逃げ出す選択肢を奪っていた。
羞恥は、多分まだあるだろう。だが体の疼きがもっともっととポゥに呼びかける。
「…っあ…ふぅ…」
結局勝ったのは体の疼きだった。ポゥはその疼きが欲するままに背中を壁に預け、手を胸と秘所に這わせ、再び昂ぶらせていく。
その痴態をただ何をするでもなく見つめるクリフォード。しかし、しばらくしたところでポゥの手が止まる。
「ぁうう…駄目、です…クリフさん…」
「ん?何がダメなんだい?」
自分でも分かるくらい嫌味な笑みだろうなぁと、考えながらクリフォードは笑みを浮かべる。
対するポゥは息も絶え絶えで顔も真っ赤、とろんとした表情も会い重なって、非常に色っぽい。
「もぅ…限界、です…クリフさんの…くださいっ…」
「ん?何を?」
しかしここであえて意地悪すしてみたくなったのがクリフォード。言わせてみたいという感情がどこからか沸いてきたのだろう。
「ぁう…クリフさんの…お、ぉ…」
そこまで言って、ポゥの声は途切れる。余りの羞恥に限界まで顔が赤くなる。
「くすん…いじわるしないでくださいぃ〜…」
とうとう泣き出してしまう。さすがにやりすぎたか…とクリフォードは頭を振ると、
すぐさまポゥをうつ伏せに寝かせ、タオルで後ろ手に縛り上げ、腰を持ち上げる。
「ふぇ!?あ、あの…」
「前と同じじゃ面白くないしなぁ…」
そのまますぐに入れるのかと思いきや、クリフォードはそっと愛液のあふれ出る秘所に舌を這わせた。
「ひゃううん!?クリフ、さん…焦らさないでぇ…」
「悪い。つい、な…」
これ以上は可哀想か…クリフォードは己のそれを一気に押し込んだ。
「っふあああああああんんううぅー!!」
一気に最奥まで貫いた衝撃と快感は、限界まで昂ぶっていたポゥをあっさりと達させる。
突き入れた途端に強く締め付けてくるポゥに一旦驚くも、すぐに達していたことに気づき、そっとポゥの頭を撫でる。
「はふ…はぁ…はぁ…」
「おいおい、大丈夫か?」
「はぁ…はい…」
どうみても大丈夫とは言えないだろう。だがクリフォードは秘所の強い締め付けにかなり限界が来ていた。
クリフォードはポゥを抱え込み、胸に手を這わせる。
「ひゃっ!?」
「一人で気持ちよくなってるんじゃないぜ…」
「ふぁう!やっ…駄目…今、敏感になってて…ふああっ!!」
達した直後は女性は敏感になっているという。自身を締め付ける秘所からもそれは伺えた。
「だめ…んんあっ!おかしくなっちゃう、くぅん!!」
ポゥの記憶にあったのはそこまでだった。
「ふぇ!?あ、あの…」
「前と同じじゃ面白くないしなぁ…」
そのまますぐに入れるのかと思いきや、クリフォードはそっと愛液のあふれ出る秘所に舌を這わせた。
「ひゃううん!?クリフ、さん…焦らさないでぇ…」
「悪い。つい、な…」
これ以上は可哀想か…クリフォードは己のそれを一気に押し込んだ。
「っふあああああああんんううぅー!!」
一気に最奥まで貫いた衝撃と快感は、限界まで昂ぶっていたポゥをあっさりと達させる。
突き入れた途端に強く締め付けてくるポゥに一旦驚くも、すぐに達していたことに気づき、そっとポゥの頭を撫でる。
「はふ…はぁ…はぁ…」
「おいおい、大丈夫か?」
「はぁ…はい…」
どうみても大丈夫とは言えないだろう。だがクリフォードは秘所の強い締め付けにかなり限界が来ていた。
クリフォードはポゥを抱え込み、胸に手を這わせる。
「ひゃっ!?」
「一人で気持ちよくなってるんじゃないぜ…」
「ふぁう!やっ…駄目…今、敏感になってて…ふああっ!!」
達した直後は女性は敏感になっているという。自身を締め付ける秘所からもそれは伺えた。
「だめ…んんあっ!おかしくなっちゃう、くぅん!!」
ポゥの記憶にあったのはそこまでだった。
「ぅ…」
「は…ぁ…ぅ…」
意識がはっきりしたときには、クリフォードはポゥと繋がったままベッドに倒れこんでいた。
後ろから突き入れていたはずだが、すでに向かい合わせになっている。
「あ…あ〜…」
ぼんやりと自分のしたことを思い出していく。
一体何度交わっただろう、鼻に付く匂いと、疲れ切った顔で眠りこけているポゥが、全てを物語っていた。
「やり過ぎたか…」
「もぅ…壊れちゃうかと思いましたよ…」
「あー…起きていたのか」
てっきり寝ていると思い込んでいたが、ただ目を閉じていただけだった。流石にこの体勢はきついだろうとクリフォードは己をポゥからそっと抜く。
「ぁうん…」
「悪い…無茶させちまった」
「い、いえ…あの…えっと…」
ポゥはてっきり嫌悪の篭った表情を見せるのかと思えば、どういうわけだか、満足している様子だった。
「ん?」
「私…激しいの、結構…好き、かもしれません…」
「そ、そうか…」
予想外の告白には驚いたが性癖など様々、人それぞれだと割り切り、笑って返すしかなかった。
「あ、あの、私、もう帰りますね…わっ!」
慌てて立ち上がろうとしたポゥだったが、相当な回数こなした体は、既に立たせることを適わなくしていた。
クリフォードはといえば、あっさりと反応してポゥの体を支えている。
「まぁ、無茶させしまったしなぁ…ここで寝てくか?」
「いいいいいえ、ちちちちちゃんと帰りますので…はぅ」
しどろもどろになりながらも再び立とうとして、やはりバランスを崩す。
「やれやれ、強情だなぁ」
言うとクリフォードも着こなしを正し、有無を言わさずに背負ってしまう。
「はわわわわわわ…」
「無茶するなって。それから…面倒だったら寝た振りすると良いぞ」
「え、え?」
「変に質問攻めされてもいいなら起きてると良いが」
「は、はうぅ…」
それっきり、ポゥは何も言わずに背負われた。
「…神殿なんて遠くないからな〜…って、寝ちまったか?」
「すぅ…すぅ…」
やはり相当な疲れとなっていたのだろう。部屋から出る頃には、ポゥは眠りこけていた。
クリフォードは起こすことも無く、神殿に向かって足を運ぶ。こんな日も悪くない…そう思いながら…。
え〜…色々とすいませんでした。
間違えて同じの投稿するわ、連投規制に引っかかって最後が遅れるわ…
(そういえば10レスもの連投初めてだしなぁ…)
駄文も重なってgdgdになってしまって…orz
笑いものになるの覚悟ですよ、えぇ最初っから覚悟してましたとも!
久々の投下きた!
ポゥかわいいよポゥ!
GJ!
ポゥきた!
ポゥ好きだから嬉しいぜ。良いもの読ませていただきました
俺もミゥあたりで何か妄想してみるか
GJ
ってか、発売後伸びると思ったが全然そんなことは無かったな。このスレ(苦笑
俺も無い文才でも使ってみるか
投下がないとこんなにも過疎るスレも珍しいな・・・
かといってネタ投下も出来ず・・・
アセリア関連に比べて設定の公式性が乏しいから、
どこまで自分勝手にやって許容されるか分からんところがあるからな。
ネタのフリもウケもやりにくい。
逆に考えるんだ、
「どんな設定を持ち込んでもありえなくはないといえるから原作を破壊しないで済む」
と考えるんだ
すなわち、想像力次第で無数に楽しめるのだよ
設定なんてありすぎてもいいものじゃない
この作品のヒロインは絶だと信じて疑わない
聖なるかなでは巨乳だが精霊天翔では虚乳のゼゥ。
一体どうして大きくなったのかを考えたとき、逆に小さくなったポゥを見て気がついた。
対称的な二人、そしてゼゥの黒属性にある呪い…
つまり、ゼゥはポゥから呪いで胸を吸い取ったのだよ!!
暇で子ネタ書いていただけなのに何故かむかついたのでゼゥをバッドエンドに落としてくる
精霊天翔で散々揉み込まれた結果なるかなでは大きくなっていた、では駄目なのか?
それだと、ポゥとミゥが小さくなった原因が見つからないからな
それに誰が揉んだのかという疑問も残る
ミゥやポゥが揉まれてそうだしな
プロット自体は組みあがったんだがそれを文章に起こす時間があまり取れなくてまだ書けてないんだスマン
1週間程スレ覗かずに放置して見てみれば意外と盛況でびっくりしました
>>281です。
よくよく調べてみれば分割しすぎて連投規制にかかってるという事実があり…色々調べろよと…orz
さて、ちょっと使わなかったネタを再度使ってみようかと思いましたが、
なんか書きようがないという…(文才が足りないっ…!orz
とりあえず適当に投げてみることに。
続きorこのネタ使って書いてくれる人絶賛募集中ってことで。
とりあえず注意書き
・Ifの更にIfという無茶苦茶な仕様です
・多分R-15ぐらいです
・ていうかドタバタコメディです
・ある作品をリスペクトしています。何かは…言えません
・他の巫女でも出来そうですが…何故彼女なのかは後述
・(重要)続きは無いです。書くことが出来ませんorz
懲りずに突然投下。
4レス位で…終わればいいなぁ
NGワード:謎のIF
308 :
謎のIF 1:2011/02/20(日) 05:04:29.26 ID:VhRE+wm90
>>284より分岐
IFのIF〜更にクリフォードも隣で寝てしまったら〜
「あうぅ…」
ぼやけた意識がゆっくりと頭を回す。
窓から差し込んでくる光が時刻を朝だと教えてくれるが、クリフォードは心地よい睡魔にうつらうつらと『抱き枕』を抱きしめる。
「ひゃ…うぅ…」
程よい柔らかさと人肌のような温度、何より鼻に付く甘い匂いに深く眠れそうだ。
ふと、僅かに『抱き枕』がもぞもぞと動いたような気がする。やや苛立って抱きしめるとその『抱き枕』はおとなしくなる。それにしても心地よい、とクリフォードは思う。よくは分からないがふにふにとした感触が胸元に当たり、それが一番落ち着く。
はて…? 突然に違和感が一つ、この状況にそぐわないような気がする。しかし睡魔に負けた思考はそんなことをあっさりと思考の外に追いやり、再び眠りに落ちていく…。
ドンドン!
と、眠りに落ちそうになっていたクリフォードを起こすのは、部屋を強くノックする音。鈍い頭で思い出せば、恐らくゼゥだろう。
309 :
謎のIF 2:2011/02/20(日) 05:08:22.02 ID:VhRE+wm90
だがこんな時間に彼女が来る理由なんてあるだろうか? その疑問もあってか、クリフォードは聞かなかったことにして眠りに落ちようと…、
「ああっもう!!」
ほとんど蹴破られる勢いでドアが開く。めんどくさいと思いつつも、そちらに顔を向け、重たげな瞼を開く。
まぁ予想通りにゼゥがいる。そして先ほどの声とノックから判断できた通りに、かなりお怒りの模様。俺何かしたっけ…? クリフォードは首を傾げながら聞いてみる。
「…朝っぱらから騒がしいな…何だよ…」
「何だよ、じゃないわよ!! 何やってるの貴方は!!」
「何って…抱き枕を抱えて寝てただけで…ん?」
そこまで答えたところで先ほどの違和感が再び思い出される。何故なら、クリフォードの部屋に抱き枕なんて存在しない。
では、今クリフォードが抱きかかえていた『抱き枕』とは??
何か恐ろしいものがあるかのように恐る恐る『抱き枕』の方を見ると…
「あうぅ…お、おはようございマス…」
ポゥが、いた。
ただ『居た』だけならば問題はそうないだろう。しかし一目で問題だらけだと気づく。
310 :
謎のIF 3:2011/02/20(日) 05:35:01.12 ID:VhRE+wm90
まず、クリフォードの部屋のベッドはちょうどゼゥが入ってきた入り口と反対側だ。クリフォードはベッドにいて、ちょうどベッドの向こう側の壁との間にポゥがいたことになる。
当然、そんなスペースは大して距離が無く、ポゥはクリフォードの至近距離にいる。分かりやすく言えば、隣で寝ていたということになる。
しかしそんなところにポゥはいただろうか? 手を伸ばせば十分壁に手がつく。そしてそこには『抱き枕』があったはず。
だが今はそんなものはない、否、ポゥがその『抱き枕』と入れ替わっているといえば正しいのか。
「…え?」
更に見れば、ポゥはいつもの服装である。当然これが寝巻きであるはずもなく、そのまま寝てしまったのだろう。
よく見れば髪の毛がいつも以上に跳ねている。彼女は髪質の問題だろうが、セミロングにもかかわらず、ふわりと跳ね上がっているが、それ以上に乱れている。
加えて、その格好もかなり危ない。とはいえ、元々が露出度が高いため、どうにか隠れていたといえる服装だった。
しかし今は胸元は完全に開かれて、褐色の肌の中で際立つ桜色の部分を手で隠している有様。下は脱げてはいなかったが、ギリギリまでめくれ上がり、際どい水着としか言いようが無かった。
311 :
謎のIF 4:2011/02/20(日) 05:40:13.82 ID:VhRE+wm90
本能で何かがヤバイと告げる。いや、俺の気のせいだとクリフォードは自分に言い聞かせながら恐る恐る声をかける。
「え、えーと…ポゥ…さん? いつからそこに?」
「き、昨日から…」
ピシリ、とするわけのない空気を割れるような音。
「そ、その乱れようは?」
「あぅ…クリフさんが…」
見たときも顔が赤かったが更に赤くなる。再びピシリ。
「一番聞くのが怖いが…そもそも、ここにあった『抱き枕』は?」
「わわ、私、デス…」
ブチリと、恐らく血管の切れたような音。そして後ろからの恐ろしいまでの殺気。
恐る恐る振り返れば、何か炎のようなものが後ろに見えるゼゥの姿。目元が見えないのが恐ろしく怖い。
「はは、は…えーと、ゼゥさん?」
「…最後に言い残すことは?」
「あー…話し合おう」
直後、クリフォードの悲鳴が部屋…もとい宿屋に木霊した。
(続きは省略されてません。読みたくてもありません)
まぁどこからの分岐なのかを書き忘れたのはいいとして、時間が悪かった…orz
こんな時間に思い立つなと(ry
さて、この抱き枕ネタ、他でやれなかったのは…
ミゥ:抱きついた瞬間にカウンターされるかと
ルゥ:寝てる最中に抱きついてもその後起きたら叩き起こされる
ワゥ:大まかには問題ないけど、角が…(ry
ゼゥ:キレてフルボッコだと思う
…という消去法の結果、ポゥしかなかったという…、
結構無茶苦茶です。
まぁ、所詮ネタということで。
>ミゥ:抱きついた瞬間にカウンターされるかと
これはこれで、これはこれでみたかった……っ
っと感想書き忘れた。GJ。こういうドタバタコメディ好き
なんか精霊天翔スレになりつつあるな
なるかなでネタ広げられる奴は出現しないし
クリストで広げる奴は出て来くるし、では仕方なかろ
天翔のが新しいのもあるしな
なんにせよ、スレに活気が戻りだしてるならそれだけでありがたい
まぁなるかなはどうも妄想が膨らまないんだよなぁ…
キャラはそこそこいいのに
なるかなが升すぎんだよ
エトカリタソですら雑魚っぽくなる
イェガがあらかじめおbsnとやりあって強さアピールしてなけりゃ
なるかなが追い込まれたのすらピンチと思わなかった
良くも悪くもナルカナを舞台に上げるための作品だよな
世界観も主人公もすべてがその為のもの
なんとなく神剣シリーズという壮大な物語があると仮定すると
なるかなはその外伝って感じがするんだよな
ナルカナ好きの俺としては別に文句無い作品だが
ミゥかわいいよミゥ なら想像力がウイングハイロゥを羽ばたかせるが、
サレスかわいいよ眼鏡 ではどうして良いかわからない、ということだな
ものべー可愛いよものべー ならどうにかなりそうだな
唐突にポゥのお腹を撫で回したくなってきた、どういうことだ
319
>>320 高瀬氏は発足当初「アセリアとは違うアピールでの神剣を扱った物語を作る」と言及しており、
スピリットや神剣を人間寄りの存在に引き戻す役目を負った悠人に対し
神剣のために神剣寄りの存在になろうとしたジルオルの志向はいい対比になってると思うんだけど、
緻密に練りこんだ世界観や設定を、物語・エピソードのほうではまるで使ってないという
覆しがたい弱点があるからなあ。
アセリアはその後の外伝も含め設定を十全に使って話を作っているから色々考え付くんだが。
個人的には叢雲は第一位より九〜十位くらいのほうが面白かった気がする。
位階としては弱いんだけどナルのせいで超上位からアップかまされてるとか燃えね?
なるかなはゲーム本編で語ってない設定とか多過ぎだからな
そのせいで矛盾だらけのご都合主義だらけに見えてしまう
設定資料読んでやり直してみると実はそんなにおかしくないと納得できるんだが
まぁそれでもおかしい部分はあるんだがそれはアセリアも同じだしな
ネタにもならない話題でスマンが、聖なるかなってやっぱいい曲だな。
かなり昔の話題だが(=゚ω゚)ノぃょぅ の人離れちゃったのかな
結構面白かったのに…
|・ω・)…
|ミ サッ
保守
保守
クリ「ミゥ、ちょっと猫の鳴き声真似てくれないか?」
ミゥ「え? ネ、ネコ、ですか?」
クリ「ああ、頼むよ。一回でいいから」
ミゥ「あの、えっといいですけど…でも、ネコってなんでしょう」
クリ「え、あ、ああ。そっか、そこから説明が必要なのか」
ミゥ「?」
クリ「えっとあのな、猫ってのは俺が旅した世界で見かけた動物で、ミューって鳴くんだよ」
ミゥ「へえ…。ミュー…ですか?」
クリ「そうそう、そんな感じ。そうだな、もうちょっと高めのオクターブで」
ミゥ「は、はい。えっと…ミ、ミュゥー」
クリ「惜しい。もうちょっとこう、舌足らずな感じで」
ミゥ「ミ、ミュ、…ミゥーっ!」
クリ「よしっ! 成功だっ」
ミゥ「え、え? あ、あのいったい」
クリ「いいんだ、もう目的は達成した。俺は満足だ。ありがとう、ミゥ」
ミゥ「あ、え、はい。あの、どういたしまし、…て?」
クリ「あー、はっはっは。いやぁ、今日は本当にいい日だげぶっ!」
ワゥ「お姉さまに な に や ら せ て ん の よ っ !」
すごく亀な突っ込みだけど、最後ワゥじゃなくてゼゥだろw
>>332 失礼w
クリ「俺が旅した世界にはカレーって料理があってだな」
ルゥ「ほう、それは興味深いな。一体どんな料理なんだ?」
クリ「まあ、辛いシチューみたいなもんか。だけどな、慣れると癖になるんだこれが」
ルゥ「…ごくり。で、どうやって作るんだ? ここでも出来るのか?」
クリ「そうだな、大丈夫だろ。まず野菜と肉を大鍋で煮込んで」
ルゥ「ふんふん」
クリ「最後にルーを入れて完成だから」
ルゥ「…さて、気のせいだろうか。最後にわたしを入れると言ったような」
クリ「そうか? 俺はただ、ルーを入れるって言っただけだぞ」
ルゥ「ルゥ?」
クリ「ルー」
ルゥ「わたしじゃないか!」
クリ「全然違うよ、全く関係ないよ」
hosyu
hosyu
336 :
名無しさん@初回限定:2012/02/11(土) 20:16:46.67 ID:lvQ2KXHg0
さるべ
337 :
名無しさん@初回限定:2012/05/17(木) 04:53:29.62 ID:n52ogjwG0
hosu
ここは、のぞみんの願いを叶える世界です。
新作出ても増えんか?
へんじがない。134にちぶりのほしゅのようだ