確かに士郎には
桜一人の為に多くの一般人の命を重大な危険に晒すという
決断に対する反省が全く描かれていないんだよね
桜を救うか一般市民を救うかで悩み苦しんだから 士郎には罪悪感はちゃんとあったんだけど
桜を選んだ後は悩む描写を全く入れないばかりか 変な屁理屈で桜を擁護するから
まるで「開き直り」つまり罪の意識を切り捨てたみたいに見えちゃうのがまずい
そしてそのままラストへいってしまう
おそらくそこが士郎アンチの核心部分なんじゃないだろうか
罪の意識を切り捨てたなら 罰として不幸なエンドにするなども考えられるが
変にラストを大きく変更してしまうよりはやっぱり
士郎が「裏切るとも」を最後に振り返って 重く受け止める描写が欲しかったかな