そりゃあ売り上げには成功してるけれど……
そうですねえ……たぶん自分が思うに
士郎が桜を守ると決断して以降、ただ桜の優先ばかり連呼して、その判断に対する罪悪感に
苦しんだり、振り返って反省するようなシーンが一つも無いまま、ハッピーなフィナーレにな
ってしまったので、"一歩間違えれば自分達のせいで大勢の人間が死んでいた"という認識を、
士郎が軽んじているかのように、プレイヤーによっては見えてしまうんだと思います。"結果
的に死ななかったからいいじゃん"と。
おそらくそこの描写が足りないから、愛する一人の為に大勢を犠牲にする行為が美しい判断
として描いているようにすら見えてしまい、
>>129のような批判が出てくるのでは。
>>58のように「桜の為なら罪を犯す」という明確な罪の意識と、一件落着の後に士郎の反省
を1シーンでも入れていれば、"士郎は自分の幸せの為なら、他人の命を踏みにじることを
なんとも思っちゃいないロクデナシ"に見えるという意見は一切出なかったんじゃないかと。
あとほんの少し描写が足りなかったせいで、倫理観に神経質な一部の人には、
納得のいかないものになってしまったんじゃないかと思います。