×パンの耳に砂糖をまぶして揚げても
○パンの耳を揚げたものに砂糖をまぶしても
('A`)‥
その揚げるときに真っ黒になるかもしくは消し炭になるんじゃないのか?
とどのつまりそれがウルカクォリティ。
「何とパンの耳がまっ黒な物体に!? これはきっと黒マナが豊富であります。ささユート殿ご賞味あれ」
必殺セーラーマシンガン突き!
まぁエスペリアのメモ+オルファのサポート付きでもあんなだしなぁ…
だがそれがいい
ウルカってユートが他の女見ても
嫉妬するより先に割腹自殺とかしそうで
怖いよな
いや、ウルカだと
「手前の女としての器量が未熟な証拠…!」
とか言いながら書き置き残して(花嫁)修行の旅へ行きそうだ。
んで刺身とバーベキューだけ上手くなって
帰ってくる、と
なにそのアウトドアなウルカ
そのバーベキューは八割方丸焼きな
文句のある奴ぁ食うな。俺が食う。
ところでそろそろ煽り文&点呼ネタ募集の時期ですぜ
点呼ネタ案
・○○の作った料理が食べたい
例:エスペリアの作ったシチューが食べたい
・スピと一緒に学園生活するなら誰がいい?
理由も添えて。
・このスピを落とすならこの口説き文句
…二番煎じネタ含みでスマソ
点呼案
にょろ〜んな4コマ雑魚スピ(+α)劇場
出そろったところで絵師さんの手により描かれて絵板にUP!
…というのが理想
レス「やあユート。求めはあるかい」
悠人「瞬に折られちゃったよ」
レス「にょろーん」
レス:すもーくちーずあるかな?
レス:こんにちは〜すもちーくださ〜い
瞬:ほいよ(紫色)
レス:にょろ〜ん
レス:やあユートくんユートくん
レス:雑魚スピのファン投票が行なわれてるよっ よろしくね!
悠人:ああ…俺の出番がひとつもないあれですね
レス:にょろーん
ロティー:「ヒミカたん、ヒミカたん」
ヒミカ:(ヒミカたんって言うな!)
ロティー:「僕の長編が出る可能性はあるかい?」
ヒミカ:「さあね」(BL書くけどね
ロティー:Σ( ̄口 ̄)
年長組:「なるーさん、なるーさん」
年長組:「私達の新妻だいやりーは出るかい?」
なるー:「人気投票で過一位を取ったら考えてもいいナル♪」
年長組:(☆o☆)ギローン
お前らここで点呼ネタ展開してどうする
いやワロタけどさw
レス:ユートくん、ユートくん。ヨフアルあるかい?
ユート:ワッフルしかありません。
レス:にょろ〜ん。
レム:いらっしゃーい
レス:ヨフアルはあるかい?
レム:あっても絶対おゆずりできません。
お水ならただで飲み放題!
レス:にょろーん
そろそろテンプレよろ↓
↑お前がやれ
何命令してんだチソカス
いや970がスレ建てなら960辺りでテンプレ貼っといた方が良いでしょ
命令ってほどのことじゃないと思うが
煽り文案は出なかったから過去スレから適当に拾ってきた
修正点とかあったら適時よろ。
あとついでに過去スレで目に付いた点呼案まとめ
各スピリットの新妻風景
スピリットのこんな部位が好きだ!
ベストカップリング
姉妹にするなら誰がいい?
スピ達への一言
○○は風呂でどこから洗うか
○○の作った料理が食べたい
スピと一緒に学園生活するなら誰がいい?
こちらは例によって建てた方がお好きなのを。
セリア「特技はオーラフォトンビームとありますが?」
悠人 「はい。オーラフォトンビームです。」
セリア「オーラフォトンビームとは何のことですか?」
悠人 「魔法です。」
セリア「え、魔法?」
悠人 「はい。魔法です。敵に大ダメージを与えます。」
セリア「・・・で、そのオーラフォトンビームは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
悠人 「はい。敵が襲って来ても守れます。」
セリア「いや、当社には襲ってくるような輩はいません。それに人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」
悠人 「でも、警察にも勝てますよ。」
セリア「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
悠人 「敵に10000以上与えるんですよ。」
セリア「ふざけないでください。それに10000って何ですか。だいたい・・・」
悠人 「10000ヒットポイントです。HPとも書きます。ヒットポイントというのは・・・」
セリア「聞いてません。帰って下さい。」
悠人 「あれあれ?怒らせていいんですか? 使いますよ。オーラフォトンビーム。」
セリア「いいですよ。使って下さい。オーラフォトンビームとやらを。それで満足したら帰って下さい。」
悠人 「オーラフォトンビ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ムッ!!」
セリア「アイスバニッシャー」
悠人 「・・・」
セリア「帰れよ。」
ぱんぱん。
手を叩いてイスから立ち上がったセリアは、あきれ眼マナコでユート(24・男性)を見た。
「はぁ。真面目にやって下さいね。これは永遠戦争の後、軍を除隊し、市井に溶け込む事を願うスピリット達の為の就職支援活動なんですから。
ユートさまは求めを亡くされてからはもうただの人に過ぎないんですから今後はご自分で明日の糧を稼いでいかなくてはならないんですよ。
その辺理解していますか? やはりカオリさまとご一緒に帰還なさるべきだったと……」
「帰ったら負けかなと思ってる」
おぉ、ビームはアンチブルーじゃないんだっけ。使わないから忘れてたぜw
100円ショップ何気に懐かしいな。起点は10_102だっけ?
エイプリルネタの雑魚スピスレキャラ紹介思い出したw
なんだかんでニートになったユート
ごめんなさい
世界は萌えをもって立ち、ネタをもって動き、
妄想をもって変をなす者なり。
其の疾きことはヘリオンのごとく、其の徐かなることはナナルゥのごとく、
侵掠することはヒミカのごとく、動かざることはハリオンのごとく、
知りがたきことはファーレーンのごとく、動くことはクォーリンの震うがごとく、
マターリ萌えたむるにはネリシアと戯れ、
時にはニムントールにそっぽを向かれ、
ネタをかけて動き、
先ずセリアの計を知る者は勝つ、此れこのスレの法なり。
著者不明 「雑魚スピ風林火山もどき」
永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド 24
ほんじゃ、とっとと建てちまおうか。
行って来る。
971 :
970:2006/10/21(土) 11:42:34 ID:QZZpR0w60
じゃあ埋めるか
もう、書けないかな?
※出来れば、リレー希望。いきなりだけど、一度でいいから…(泣
ラキオススピリット隊第二詰め所会議室。
ほぼ全員が極めて不機嫌な表情であり、また空気そのものも極めて険悪であった。
約一名、まるで男として大きな仕事をやり遂げたかの如く晴れ晴れと爽やかな顔の光陰をのぞいて。
悠人は拳をわなわなと震わせ、セリアのこめかみには青筋が走り、エスペリアは頭痛で頭を抱えていた。
光陰の後ろの黒板には、書記を命じられたクォーリンの白墨によりこう記してあった。
スピリット隊制服新デザイン案
すでに全員が、着替え終わっていた。
話の都合とか作者がめんどくさいからとか様々な重大かつ重要な理由による。
「じゃあ、そういう事で次の作戦からこの新コスチュームで戦闘行為を行うということで。
…ああそうそう、ちゃんとグラフィックには反映させてな?」
一部意味不明な部分をまじえつつ、光陰はいつも以上にキリリとした顔で場を締めようとする。
それが余計にカンに障ったのか、ついに我慢できなくなって悠人が怒り全開で立ち上がった。
「光陰!コレは…俺に割り当てられたコレは一体なんだっ!」
「スクール水着だ。女子用のな」
しれっと即答する光陰に、悠人は更に顔を怒りに染めながら更にわなわなと震える。
「俺じゃないぞ。確かにそれも候補に入れたが…名指しでお前にそれを指定したのはスピリットの誰かだ」
セリアとエスペリアが、ガタガタンと乱暴な音を立てて椅子から立ち上がる。
「…コウイン様。私に翠○石のコスを指定したのも、スピリット隊の誰かなのでしょうか?」
「わたくしも、知りたいです! こんなの、こんなの…どういうつもりか問い詰めなくてはなりません!」
絶対零度の凍気を放ち始めたセリアと、ストレートに言うがSM女王コスのエスペリアが同時に叫ぶ。
しかし、それに対し光陰はやれやれと肩をすくめてぐずる子供をなだめすかすかのように説明するだけ。
「まあ落ち着け。確かにこの投票箱に入っている紙を見れば文字で大体誰かはわかるだろう。
しかし、それを公表する事は認められない…そもそもが、そういうルールの無記名アンケートだしな」
そこで、光陰は一つ息をついて台詞を続ける。
「まあ…誰々にこれそれを、というのも議題での決定事項に無いが…全員が全員、誰かしらを指名してたがな」
全員かよ、みんな一体何をやってるんだ、と悠人はがくりと頭を下げる。
その時、はたと気になる事が頭をよぎる。
「待てよ、全員?それって…セリアやエスペリアも誰かに何かを指定してる、て事なのか?」
悠人の問いに光陰は、それは深ーく、重々しく無意味にシリアスな表情で頷く。
今着ているスク水の名札についてる「ソゥ・ユート」と聖ヨト語で書いてあるのを確認して疑惑の人物を見る。
悠人の疑惑の視線に気づくと、エスペリアは慌てて目をそらす。怪しすぎる。耳まで真っ赤だし。汗流してるし。
そんなエスペリアの様子に、セリアと悠人は同時にやるせないため息をつく。
そして、この場にいる各員がそれぞれ何を着ているの確認するために二人で周囲を見回す。
リアルタイムC
会議室は、もうある意味コスプレ会場と化している。
女の子というものはおしゃれが好きな生物であり、スピリットもまた性別という意味ではその例外ではない。
普通なら、喜んだりはしゃいだりお互いにチェックしあったりという行為も可能だったことだろう。
しかし元来がその手の事から一切隔離されていた存在でもあり、初めての経験に嬉しさよりは羞恥、戸惑い、
あまつさえ屈辱でも感じているのか拳を密かに握り締めつつ耐えている者までいる。
彼女達はほぼ全員がこう思っていた。こんなんで、戦闘が出来るかと。
がしっ。
「待て光陰、何だこれは」
悠人はやにわに光陰の腕を取り、スピ達の視線から隠すように持ち上げて見せる。そこにはこの世界ではありえない筈の一眼レフ。
「……目聡いな悠人。言っとくが、頼まれただけだぞ。忙しくて来れないヨーティアに」
「あっさりと黒幕を吐く辺り、お前も一枚噛んでいるんじゃないのか。どうせカメラのこともお前から吹き込んだんだろう」
「いいじゃないか、大人の階段昇るシンデレラちゃん達の姿を今一時だけで逃すなんてもったい……いや、悲しい事だと思わんか」
「ふざけんな。俺が言いたいのはそんな事じゃない」
「ああ、判ってるさ悠人。お前にもちゃんと分けてやるから。どの娘がいいんだ?」
「違う! いいか光陰」
「あん?」
「こういう場では、隠し撮りは禁止だ。ちゃんとお願いして撮らせて貰うのがマナーだぞ。そんな常識も知らないのか」
スク水姿のままコスプレルールを語る悠人も大概にアレだった。つづく
未だ全員の衣装が明らかにならない膠着状態を破るべく、遂にあの娘が立ち上がる!
次回、「おねがいおねがい弄らないで(仮)」 果たして着替えた服はマナで再生されるのか……
「げ、げげ激昂にに代わっておしおきです!」
「お姉ちゃん漢字違うし」
珍妙な金髪ロングツインテールのカツラを被ったいかにもコスプレ丸だしなセーラー服で
刀を振り上げポーズを決めるファーレーンに冷静なつっこみを入れる看護婦スタイルなニムントール嬢は今日も今日とて溜息をつき
月光をテラテラと反射し黒光りする着ぐるみでひっくり返って起き上がれずに手足をばたばたさせてふぇーんとヘリオンが泣いて
ベレー帽を被ったヒミカさんがアクター皮賞受賞の夢を見ているところへpiyopiyoエプロンなハリオンさんは竹箒をへし折って「ソウユーロウさん」と
意味を飲み込まないまま胸も潰れんばかりに呟いてでもやっぱり膨れた胸で虚無僧スタイルで尺八を抱えたナナルゥが
佳織作曲「感謝の気持ち」を朗らかに吹き上げれば水色スモックに黄色い帽子なオルファがテニスルックなネリシアと走り回ってるところを
光陰が激写しようと床に滑り込みつつスマッシュを食らいデカダンスタイルなファティマスーツを苦もなく着こなすアセリアが求めの欠片ヘッドクリスタルを
空に透かし見た時セーラー服を着たファーを恨めしく眺めるウルカがジャージ姿でアリンコ観察ゼッケン付き。
そして自己投票でウェディングドレスな書記クォーリンは常にカメラ写野の背後に。
「全く。戦闘服の案だって分かっていたら絶対に参加なんかしなかったって言うのに」
「えぇ〜? でもぉ、色々な服が選べて楽しかったじゃないですか〜」
溜息混じりに不満の声を洩らすヒミカとは対称的に、
こんな状況でもいつものニコニコ笑顔を崩さずにおっとりと言葉を返すのはやはりハリオンだ。
(そりゃ、コウイン様が提示したデザイン案から、あの子に着せてみたい衣装を選んだのは確かだけどね)
そもそもヒミカが光陰から言われた事は「この服の中から気に入ったものを選んでくれないか?」の一言だ。
これだけで、どうしてこの状況を判断できようか。
その上迂闊にも、ヒミカが誰かに着せる服を決められたということは、
ヒミカ自身が誰かにあの妙なデザイン群から服を選ばれてしまうことまで気が回らなかった。
「ふふふ〜、やっぱり思ったとおりお似合いですよ〜」
隣から続けられたのんびりした声に、ヒミカは肩が重くなる心地を覚える。
「やっぱりって。予想はついてたけど、私のを選んだのってやっぱりあんたなんじゃないのっ」
食って掛かってみせても、ハリオンは笑みを絶やさないままだ。
諦めて、ヒミカは出来るだけ気にしないことにしていた自らの衣装に注意を向ける。
襟元から胸元まで、フリル地があしらわれた軽いブラウス。
どことなくエプロンを想起させる、ブラウスの胸元を強調するようにデザインされたワンピース。
ヒミカにはワンピースにしてはスカート丈が短いのではと思われる。
ただ、普段の戦闘服が戦闘服なのでそれよりはましだとも考えられたけれど。
さらにはこれまたフリルつきのドレスカチューシャ。オプションで眼鏡までついてきた。
ハリオンにばらされるまでもない。彼女がいつも勧めてくるような可愛らしい売り子さんスタイルなのだ。
初めから戦闘服案のつもりでアンケートを差し出したであろう光陰の気が知れない。
ふとヒミカは、自分以上に実用一辺倒で衣服にとんと頓着しない彼女へと視線をやった。
ちょっとしたプレゼントのつもりだったのだけれど、
きっと、戦闘服だと聞いて用途に向かないとばかり考えてしまっているだろう。
それとも、もしかしたら。少しはこの騒ぎを楽しんでくれているのだろうか。
などと考えているところに、予想以上に大勢の目がヒミカたちへと向いているのに気が付いた。
それもヒミカではなくて、主にハリオンに。
ヒミカも、出来る限り目を向けないように気をつけていたその方向へと目を移す。
自分だっていつ噴き出すか脱力するかわからなかったのだ。
「あらあらみなさん、どうかしましたか〜。あぁ、この服ですねぇ? ふふ、かわいいでしょう〜」
相変わらずの笑顔とともに、その場でゆっくりと見せ付けるように一回転。
その拍子に、隣に立つヒミカの脚に、ぴしりと軽く衣装に付いた尻尾があたる。
ついでに大きく盛り上がった胸元もたゆんと、ぷるんと、ゆさっと揺れる。その数、実に6つ。
一斉に、全員が目を逸らした。
その場に居合わせた全員の頭の中身は、一体誰がこんなのを選んだのかという疑問だ。
ハリオンの衣装は完全に乳牛を模した、もーもーパジャマなのであった。つづく。
会議室から離れたとある一室。
「ヨフアル作りの腕は認めるけど、個人的な思いは別だもんねっ」
戦闘服選考会に現れた一陣の白い風。あなたはコスプレ? それとも変装?
次回、「おねがいおねがい、遊ばないで(仮)」 栄光の新戦闘服権は誰の手に……
「ふふふふ、コスプレとあっては私が出ない訳にはいかないでしょう」
扇子の影で含み笑いと共に颯爽と現れたのは、巫女服姿のおbsnもとい時詠みのトキミ。
よせばいいのに戦闘エフェクトの一枚絵で格好良く決めようとタイムシフトでも唱えたのか、
会議室では一瞬にして衣装を着替えさせられたヒミカとハリオンが混乱しきってしまっている。
「っていうか……なぁ」
「そうね。いまいちこう目新しさが無いというか、新鮮味に欠けるというか」
「見飽きてるしね」
「マンネリ〜ぴーひょろろ〜」
「つーかタイムシフトするなら俺のスク水もなんとかしてくれよ」
「わ、わたしのGスタイルもお願いします!」
「何故!? こういう場では、巫女服は萌えゲット定番な筈なのに……」
予想外に冷たい反応に、がっくりと崩れ落ちるエターナルであった。出番終わり。
「ゴスロリが足りん!」
「!」
突然光陰が叫び出し、反応するのは当然幸薄いクォーリン。
慌ててヒミカ著『誰でも判るハイペリア語』を覗き込み、検索する事数十秒。『ちんまい子向け』。
「……エスペリア」
「? 何ですか、クォーリン」
「殴って下さい」
「……は?」
「殴って下さい今すぐ! 手加減無しで! 遠慮は要りません、いっそ半分位に縮む勢いで!」
「????……よく判りませんが、いいでしょう。ここで緑No.1を決めてしまうのも悪くありませんし」
「え? あれ? な、なんで『献身』をしごいてるんですか? え、ちょっとエスペリアさん、いくらなんでもそれじゃ死んで」
「覚悟は宜しいですね……ウフフフフフフ」
クォーリンの明日はどっちだ。
喧騒がやがては混乱を呼び、混乱は一部陰謀と救世主の出現を望む。
次回、「おしえておしえて躊躇わないで(仮)」 果たしてヨフアルは世界を救えるのだろうか…
まだ書けるのか
埋めようぜ
次から埋めネタも考えてみようぜ
冗談
「ゴスロリをお望みですか?」
突然、セリアがずずいっと身を乗り出して悠人と光陰に聞いてくる。
「はい」
いきなりの事に、目を点にしながら条件反射で同時に頷く悠人と光陰。
「…ネリー、シアー。ちょっとこちらに来なさい。いいから来なさい、まあ来なさい」
なにゆえか、頬を染めた怪しい笑みのセリアが、これまた突然の事に怯えながら連れ去られていくネリシア。
その背中を疑問と不安に満ちた表情で見送って、悠人は改めて光陰の姿を見てコメントする。
「それにしても…異様にはまってるな。その…べ○ータ様のコス」
「そんな事より俺のこれを見てくれ、悠人。どう思う?」
「ウホッ、いい尻尾…本当に、生物感凄すぎてマジでサ○ヤ人と化したみたいだな、お前」
そういえば、声までなんだか似てるよなあと思いながら悠人は改めて大騒ぎの室内を見渡す。
「お待たせしました」
ファティマスーツ凄く違和感ないよな…普段からああだしなと妙に感心しながらアセリアについて二人がコメントを交わしていたその時。
「うわあぁぁぁぁぁッ!?」
突然前触れも無くわいて出てきた、先ほど出ていったばかりのセリアがそこにいた。
「ネリーとシアーを着替えさせてきました…いかがですか、ユート様、コウイン様」
何故か先ほどにまして頬が紅く息が荒いセリアの両手には、これまた何故か頬を染めて陶酔状態でぽーっとしているネリシア。
「確かに、ゴスロリ…だな。少なくとも、それっぽい」
疑惑とか疑問はとりあえず命が惜しいので置いておいた男二人の視線の先には、デ○ンベインなネリシアが。
シアーがアル・ア○フで、ネリーがエ○ルドレーダである。悠人はせめて自分もスク水から他のに着替えたいなと考えていた。
その時、扉がバーン!と開け放たれてついにヨフアル女王が今日子を伴って、その姿を現したー!
萌えの空より来たりて切なる属性を胸に、彼女らはエロへの路を拓く、汝永遠なるリビドー、雑魚スピリッツ。
次回、「おしえておしえて、焦らさないで」(仮)ついに降臨した、女王と最終雷撃彼女。悠人よお前はどこへ征く。
「ユートくん、お待た……ングッ」
「捕まえたわよっ! だめでしょ、こんな所まで来ちゃ!」
「ングッ! ンググ〜!!」
突然開かれた扉から元気良く飛び込んできたのは特徴のあるおだんご頭に白のワンピース少女。
何の事はないただのレスティーナ@街娘ルックだったが、
そうとは気づかずただの闖入者と勘違いして追走していた今日子が後ろから羽交い絞めにして口を塞ぐ。
そしてその光景を真っ先に見つけたのは未だ自分の不幸を知らない、たまたま入り口付近に立っていたソゥユート。
当然、三人は同時に目が合ってしまう。
「あれ? レムリアじゃないか」
「え? 悠、知り合いなの? ってな゙! 何やってんのよっ!!」
「ああ、前にちょっと……ぐはっ!」
「ん〜〜ぷはぁっ。って、え? え? きゃあ」
マトモな会話が続いたのは二行目までで、そこから先はそれぞれが今の自分の感情を持て余し、会話どころではない。
スク水姿の悠人の全身を漏れなく見てしまった今日子はあまりの事態にヨフアルを手放して仰け反り、
仰け反った拍子に着付けの失敗した浴衣の襟元が解放されてだらしなくはだけ、
ぷるん、な谷間やつん、なポッチが悠人の視神経を経由して脳と鼻血管をブレイクさせ、
ブレイクした悠人の脳が精神状態に忠実に送り込んだ信号は見事に反応した♂の膨らみを生み出し、
そしてようやく会話可能になったばかりの王女様は、指の隙間から余すところ無くそれを覗くのに忙しかった。
「ば、ばか、早く隠せ!」
「悠こそそそそそそれをなんとかしなさいってば!」
「無茶言うな! どうにかなるんだったらとっくにしてるっ!」
「うわわわわわ! ちょっとこっちこないでよっ!!」
「きゃーきゃーきゃー♪」
阿鼻叫喚だった。
「ほう……ついに羞恥プレイに目覚めたか」
そしてあらゆる状況をポジティブに考え、顎をさすりながら見当違いな事を呟く者が約一名。
入り口の辺りに轟き始めた雷鳴にもナチュラルにシールドを張りながら、我関せずを貫く光陰。
「丁度良い、戦闘時の耐久性を試す良い機会だ。悠人よ、俺は信じてるぞ……ん? どうした、クォーリン」
しかし安全もそう長くは続かない。
ふと服の裾を掴まれ振り向くと、頭の上にコブを3つほどこさえたクォーリンが涙目で這い蹲りしがみついている。
「こ、コウイン様……助け」
「フフフフフ逃がしませんよ、女王様と(ry!!」
「おいおい俺は無関係だぞエスペリぁwせdrftgyふじこlp;!!!」
気がつくのが遅かった。
クォーリンの背後から、悪魔に魂を売ってしまった鞭もとい『献身』が空気レベルであらゆるものを蒸発させつつ殺到してくる事に。
しかしそんなこんなで会議室が入り口から六畳ほどがぽっかり消滅してしまった騒ぎの中で、残された者達はわりと無関心だった。
「そーれっ! エースヲネラエッ!」
「く、苦しくたってぇ〜」
テニスルックのままエーテルスマッシュを決めるネリーを、何故かバレーの要領で受け止めようとしているシアー。
「コレは全部機能するのでしょうか」
「やあ〜ん、絞っちゃいやですぅ〜」
虚無僧スタイルで器用に寝転がり、牛スタイルのハリオンの乳×6を順番に絞るナナルゥ。衣装なのによがるハリオン。
「いいの……楽しそうだから、これでいいのよね……」
メイドらしく綺麗なレースのハンカチを取り出して目元を押さえながら自分の所業に悩むヒミカ。
ファーレーンは何かの使命を思い出したのか月に向かって走り出し、それを注射片手に追いかけたニムントールも今はいない。
自力で起き上がれないヘリオンをようやくひっくり返したセリアはうっかりウルカのジャージをすれ違いざま擦って焼き、
頭を下げて謝ったところでオルファリルに頭突きして頭piyopiyo。
どうにも収拾がつかずに半壊してしまった第二詰所。冷ややかに眺めるごつい男とヨウジョの視線があった。
次回、「おねがいおねがい、失わないで(仮)」 ついにツンデレの正体が明らかに!