「学園生活での愛は恋人同士としての王道ですから。たっぷりと堪能してくださいね。うふふふふ・・・」
「そ、そうなんですか?ありがとうございます、トキミさん!」
時深が何かを企んでいるのは明らかなのに、それに気づかない上に半分騙されているヘリオン。
時深の今までを考える以上、ストーカーのように悠人とヘリオンの生活を見て楽しむのが目的なのだろうが・・・
「ユート様、幸せに暮らしましょうねっ♪」
「あ、ああ・・・」
世にも幸せそうなヘリオンに、悠人が逆らう術は無かった。
確かに、相思相愛のヘリオンと一緒なら幸せになれるだろうが・・・時深が一枚かんでいると思うと、安心は出来ない。
それから少しの間、移住の準備が整うまでの間に、神剣の翻訳機能を交えて日本語を教えたり、色々と教育したが・・・
前途多難。悠人の脳裏にはその言葉がこびりつくばかりだった・・・
「ユートさん、どうしたんですか?ぼーっとしちゃって」
ヘリオンにそう言われて、はっとするように回想の世界から戻る悠人。
思えば、ヘリオンの様付けが直ったのも悠人の教育の賜物(というよりも、人前で様付けはヤバイ)。
ここで生活するためにヘリオンに付けた名字『黒羽』も、元ブラックスピリットだったからというわけでの安直なもの。
何よりも、この世界に驚くほど馴染んでしまっているヘリオンに、悠人は置いていかれている感じさえする。
以前来たときもそう思ったが、ヘリオンにはこの世界にいる方がいいのかもしれない。
「いや、なんでもない。・・・それより、家はそっちじゃないぞ」
悠人がそう注意を促すと、ヘリオンの隣の佳織が申し訳なさそうに言葉を返す。
「あの・・・私の家でコーヒーでもと思って。お詫びといっては・・・なんだけど」
どうやら、回想している間にそういう話になっていたらしいが・・・
すごく申し訳なさそうだ。佳織がこういう顔をするのは、大抵は小鳥が何か失礼なことを言った(と思った)時。
もちろん悠人やヘリオンはそう思ってはいないが、佳織はお詫びしなくては気が済まない性質なのだ。
「そうか・・・じゃあ、付き合おうかな」
「あ、私は用事があるので、これで失礼しますね!」
小鳥はそう言うと、駆け足でその場から去っていく。一瞬振り向いて、にやりとした表情を向けつつ・・・
「もう、小鳥ってば・・・ごめんなさい!小鳥って、ああいう子なんです」
「いや、いいよ・・・別に気にしてないから」
「そうですよ!じゃあ、その・・・コーヒーを飲みに行きましょう!」
そう言って意気揚々と、三人は佳織の家に向かうのだった・・・
─────三人が佳織の家に到着するなり、佳織の母親がぱたぱたと音を立てて玄関に駆けてくる。
「ああ、佳織。おかえりなさい。・・・あら、新しいお友達が出来たの?」
少し慌てた様子の母親をなだめるように、佳織は経緯を説明する。
「・・・そう、転校生なの。佳織、私はこれからお買い物に行ってくるから・・・ゆっくりしていってくださいね」
忙しそうに悠人とヘリオンに挨拶を済ませるなり、ダッシュで玄関から飛び出していく佳織の母。
悠人は無意識のうちに、懐かしいような・・・悲しいような、そんな視線を彼女に送っていた。
・・・もう二度と、会うことなんて無いと思っていたのに。
エターナルさえ絡んでいなければ、人の死の運命さえ変えられる・・・それが時深の時逆の力。
だが、佳織のことを考えれば・・・これがベストの選択だったのかもしれない。
佳織の両親の死は・・・悠人が引き起こしたもの。【求め】は・・・そう言っていたから。
「おじゃましまーすっ」
ナーバスな気分に陥る悠人を尻目に、ヘリオンは靴を脱いで家に上がっていく。
置いていかれては堪らないと、悠人は少し慌てるようにヘリオンの後を追った。
・・・そのせいか、悠人は気づかなかった。
玄関先においてある家族の写真から、少年のころの自分の姿が消え、佳織が笑顔になっていたことに・・・
「じゃあ、今から淹れますから・・・そこに座っててください」
佳織はそう言うと、慣れた手つきでコーヒーメーカーの電源を入れ、うまい具合にドリップしていく。
悠人とヘリオンは言われたとおりにテーブルに着くと、佳織に聞こえないように話し始める。
「ヒソヒソ・・・ヘリオン、佳織の淹れたコーヒーはうまいぞ」
「ヒソヒソ・・・え?・・・苦くないんですか?」
「ヒソヒソ・・・いや、苦いことに変わりは無いんだけど・・・なんていうのかな。香りが違うっていうか・・・」
「ヒソヒソ・・・よくわかりませんけど、私はお砂糖を使いますね。苦いのはちょっと・・・」
「お待ちどうさま〜」
ヒソヒソ話をしているうちに、佳織はコーヒーを淹れ終え、各々の目の前に運ぶ。
悠人はそれを手に取ると、大分ご無沙汰していた佳織のコーヒーの香りを堪能する。
ヘリオンはというと、テーブルの上の砂糖壷を開けて、ぽいぽいと砂糖をコーヒーの中に放り込んでいた。
一口、コーヒーを啜る・・・それは、紛れも無く佳織が淹れたコーヒーの味だった。
「どうですか?私、コーヒーを淹れるとか、料理には自身があるんです!」
「ああ、これはなかなかいけるな。俺も、コーヒーやお茶にはちょっとうるさいんだぜ」
「ふはぁ〜・・・やっぱりコーヒーは甘いのがいいですね〜」
一人ぽわぽわとしているヘリオンを交えて、大人の味を堪能する三人。
そうした和気藹々とした談合の場は、ヘリオンのふとした視線によって崩れようとしていた・・・
ちらり・・・ヘリオンの視線は、テーブルの隅にある、ひとつの写真立てに向かっていった。
「あれ?これって・・・え!?」
「な・・・!?」
ヘリオンのその言葉に、悠人と佳織の視線もそちらに向かう。
「あ、それは・・・私の大事な人の写真なんです。でも、もう・・・亡くなっちゃったんですけど・・・ね」
悠人とヘリオンは信じられないものをその目に焼き付けていた。
そこに写っているのは・・・本当はもう無くなっている筈のものだったからだ。
・・・ヨーロッパの将校を思わせる、どこかの漫画の騎士のような格好をしている針金頭の青年。
・・・その青年と同じ格好をした、どこか少年らしさも見える、かわいらしい黒髪のツインテールの少女。
・・・そして、豪華なドレスに身を包み、姫様を演じた、緑色のさらさらした髪の、豊満な体つきの女性。
その写真に写っていたのは・・・三人の記憶の結晶。
決して捻じ曲げようの無い、三人がこの世界を訪れたころの真実の写真だった。
「(この写真・・・そうか。俺、ここに置いていっちゃったのか・・・いや、それより・・・まさか、ハリオンの記憶は・・・)」
「(これ・・・ハリオンさんのレシピと同じ。私が、ユート様が・・・残ってる!)」
「この緑色の髪の・・・お姫様みたいな人、ハリオンさん、っていうんですけど・・・後の二人が、どうしても・・・
あれ?そういえば・・・後の二人って、悠人さんとヘリオンさんによく似てますね・・・」
「・・・カオリさん」
突然、きっ、と真摯な視線を佳織に向けるヘリオン。
「え・・・?ど、どうしたんですか?」
「この写真・・・もらっていっていいですか?」
写真をもらってもいいか・・・そんなこと、ダメに決まっていた。
この写真は、佳織にとって唯一の・・・大事な人の面影を残すものだからだ。
でも・・・なぜか逆らえなかった。
この写真は・・・この二人、悠人とヘリオンという人の元にあったほうがいいような気がしたから。
「・・・頼む、佳織」
真摯な顔をしているのは悠人も同じだった。
だが・・・二人ともただの真面目な顔ではない。その眼に込められているのは・・・哀しみ。
なぜだろう・・・今日会ったばかりなのに、どうしてこの人たちのことを信頼できるんだろう。
「わかりました・・・私が持っているよりは、悠人さんとヘリオンさんが持っているほうがいいと思います」
「すまない・・・佳織」
「ごめんなさい・・・カオリ、さま」
そう言われて、佳織は少しうつ向き気味になり、悠人とヘリオンのほうを見れなくなる。
この世界に戻ってから心にぽっかりと開いた穴・・・それが、埋まっていくような、この二人を見てそう感じたのに。
「お・・・おにい、ちゃん?」
心無く出てきた言葉・・・だが、その言葉を聞く者は・・・誰もいなかった。
佳織が顔を上げると、もうすでに、そこには誰もいなくなっていたから・・・
「あ・・・あれ?ゆ、悠人・・・さん?ヘリオンさん!?」
─────佳織の家から逃げるように・・・アパートに戻った二人。
「ユート様・・・ごめんなさい。でも、私・・・」
「わかってるよ。写真とはいえ・・・久しぶりにハリオンの顔を見たんだ。いてもたってもいられなくなるさ」
それに・・・ヘリオンがああ言い出さなければ、代わりに悠人が言っていただろう。
エターナルでなかったころの思い出の象徴・・・取り戻したかったのは、二人とも同じこと。
『だが、どうするのだユウトよ。このままこの世界にいるのは気まずかろう・・・』
『そうですね。あのカオリという少女は・・・一瞬ですが、記憶を取り戻しかけました。これ以上は・・・』
【聖賢】と【純真】が、早くこの世界から出て行くように進言する。
こうなった以上、そうしなければいけないことは幾らなんでもわかっていた。
「ヘリオン・・・ごめんな。学園にきて、一日で退学する羽目になっちまった」
「・・・私なら大丈夫です。なんだか、泥棒みたいですけど・・・かけがえの無いもの、取り戻せましたし・・・
それに、私・・・ユート様と一緒なら、どこの世界にでも生きていけるつもりですから・・・」
そう言って、佳織の家から持ってきたあの写真を強く抱きしめるヘリオン。
見慣れたはずの、もう無くしたはずのハリオンの笑顔を・・・たったひとつ、カタチに残しているもの。
歯を食いしばって、涙をこらえている様が・・・はっきりとわかる。
悠人に涙を見せまいと・・・健気に気張って、悲しみを抑えているヘリオンが・・・そこにはいた。
「・・・その写真、ずっと持ってろよ?俺たちがエターナルになって、皆の記憶から消えても・・・
俺たちがハリオンと一緒にすごした日々の思い出は・・・消えたわけじゃないんだからな・・・」
「はい・・・ユート様・・・」
少しでも悲しみが拭えるように・・・悠人は、そっとヘリオンの頭を撫でてやる。
そうでもしなければ・・・ヘリオンの温もりを感じていなければ・・・自分も悲しみでどうにかなってしまいそうだからだ。
すぅっと、ヘリオンの頬を伝う一筋の涙が・・・すべての本心を物語っていた。
「行こう・・・また新しい世界に、旅立つんだ」
翌日・・・佳織は、悠人とヘリオンという・・・二人の大事な人に関する記憶を完全に失った。
誰にも、佳織本人にすら気づかれないまま・・・
─────さらに、時は流れて・・・どこか、誰も知らないような彼方の世界。
「ユート様っ!早く起きてください!お仕事に遅刻しちゃいますよ!」
窓から差し込む太陽光線と、ちゅんちゅんという鳥の鳴き声が心地いい清清しい朝。
いつものように、エプロン姿のヘリオンの悠人を叩き起こす声が家中に響く。
「んあ・・・あと5分・・・寝かせて」
「さっきもそう言って・・・5分なんて5分前に過ぎちゃいましたっ!早く起きてください〜!!」
ゆさゆさゆさゆさ・・・
神剣の力を使って体を揺すぶられ、かき回される脳みそ。
だが、その中途半端な痛みが寝ぼけた脳みそにはかえって心地がいいものなのだ。
「お〜や〜す〜み〜・・・」
「はぅ〜・・・!昨日はガンガンで起こしたからもう効かないし・・・こうなったら、最後の手段ですっ!」
最後の手段・・・何をするつもりなのか、寝ぼけた脳みそで考える悠人。
以前にもあったシチュエーションを思い起こし、危機感を覚えたときはすでに遅かった。
んちゅっ!
「ん・・・んん〜!!」
予想通り、ハリオン直伝目覚めのキッスを思いっきり喰らい、呼吸困難に陥る悠人。
そしてあの時と同じく、死ぬ前にその眼をこじ開けて、静かに口付けをするヘリオンを引っぺがす。
「ぷあっは・・・!こ、殺す気かっ!」
「流石ハリオンさんの技、効果覿面ですっ!・・・というか、早く起きないユート様が悪いんですからねっ!」
頬をほんのりと赤らめ、満更でもなさそうな顔で悠人を起こすヘリオン。
「これから寝坊しそうなときは・・・いつでもこれをやってあげますから♪」
楽しそうな笑顔。なんだか、毎朝これをやるのを楽しみにしていそうな顔だ。
つまり、毎朝死の淵に立てと言うのか。
そんなことは冗談ではないが、よくよく考えたらこういうのも悪い気はしないものだ。
ハリオンほどの破壊力が無いことが唯一の救いだろう。
「さ、早く起きて、顔洗って、着替えて、朝ごはん食べて・・・お弁当もちゃんと作りましたから!」
張り切っているのか、やけにてきぱきとしているヘリオンには敵わない。
なんだか尻に敷かれているダメ亭主のような感じが拭えないのが気がかりだ。
「(なんか、ヘリオン・・・段々ハリオンに似てきたような・・・気のせいかな?まあいいか)」
顔を洗い、着替え、朝食を済ませた悠人は、今日もこの拙い家庭を支えるべく仕事に出る。
傍目から見れば年の離れた新婚さんか、あるいはデコボコ兄妹か。
「ほんじゃ、行ってきま〜す!」
と、悠人は玄関のドアを開けて飛び出そうとする。
「あっ、ユート様!いつものを忘れちゃダメですよっ!」
「おっと、そうだった」
ヘリオンにそう言われて、悠人は玄関の下駄箱の上にある写真立ての方に向いて静かに手を合わせる。
「今日も俺たちは幸せだ。ハリオン・・・」
静かに、遥か彼方の世界にいる大事な人に祈りをささげる悠人。
ふと気がつくと、ヘリオンも横に並んで祈りをささげていた。
「はい。私たちは幸せです・・・あ、でも、私が子供がほしいって言ったら、ユート様はまだ早いって言うし・・・
まだ、私が目指しているような幸せには程遠いです!」
「お゙い゙!余計なことまで報告しなくていい!」
「だって〜・・・」
まるで駄々っ子のようなヘリオン。大体そんな軽い気持ちで出来るものではない。
いろんな意味でまだ早いと、悠人は口をすっぱくして忠告していた。
「ったく・・・じゃ、俺は行ってくるから!」
「はい、行ってらっしゃい!」
ヘリオンの見送りを受けて、猛ダッシュで仕事へと向かう悠人。
その、大好きな悠人の背中を温かい目で、視界から消えるまで見つめるヘリオンは・・・
「ユート様・・・私、本気なんですよ?」
一途な想いをその小さな胸に秘めて、蚊の鳴くような声で呟いた。
丈の短いエプロンをスカートごとぎゅっと握り締め、もう見えぬ愛する人に向かって意思を紡ぐ。
「・・・もしも、私とユート様の間に子供が出来て、それが女の子だったら・・・その子の名前は・・・」
玄関の写真に写る三人。
その格好はどうあれ、幸せそうな顔で・・・まるで、本当の家族のように写っている。
写真の三人目の主は・・・一途な少女の想いを受け取ると、一言、こう呟いた。
『うふふ〜、本当、ヘリオンらしい名前ですね〜・・・』
ヘリオンの部屋で、ぼんやりと光り輝くヘリオンだけの心の剣・・・【純真】。
その光は・・・まるで、悠人とヘリオンという二人の、ただ、一途な心の持ち主を祝福するかのように・・・
世界を、種族を超え、同じカタチの心を持って、同じカタチの愛で繋がった青年と少女。
それを、遥か彼方と、すぐ傍から見守る二人の女性。
彼らの物語は、終わることは無い。エターナルという存在がなくならない限り。
永遠という名の枷に捕らえられても、大事な人のために生きようと思う限り、彼らの物語は終わらない。
愛する人と共に生き延びたい。生き延びて、幸せになりたい。
ただ一途な、誰でも持っているようでありきたりな、何よりも強い想いがある限り─────
大慌てで、 完 結 。
無駄に長い上・・・容量もギリギリで・・・やばいやばい。
あんまり多くは語れないんで・・・
誤字脱字、ハリオンマジックなど、指摘がありましたらお願いします。
>>678 乙です。
まだじっくり拝読していないので感想は後程。
で、480Kトリガー目前なので煽り文投下してみます。
どなたかスレ建て宜しくです。
――――始まりは、僅かな声と立ち絵、そして戦闘台詞だけだった。
何が、我々をこの衝動へと駆りたてるのだろうか。
何が、我々をここまで魅了するのだろうか。
あの衝撃的なスレ建ちから早2年。
今や顔グラや一枚絵はおろか、単独で一本のゲームまで発売されようとしている彼女達。
ここは永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド21。
スレでは常に来訪者による新しい彼女達の意外な一面をお待ちしております。
SS投稿乙です
見る暇がないので、後程まとめて見ます
休日中、ある場所に行った時にネタSSを思い付いたので、時間が出来たら最優先で書きます
じゃ、次スレ建ててみる。
>>678 投下お疲れ様でした
だめだ…読もうにも眠い
楽しみは明日にとっておこう
それは昔々のお話です。
あるところにガロリキュアという国がありました。
その国には嘘をついてばかりのエイブリスという男がいました。
エイブリスは嘘をついて国の人を困らせていました。
あるときエイブリスは、とんでもない嘘をついたのです。
エイブリスは言いました。
「女王様、私は見ました。
その島には山のようなヨフアルがあり、ヨフアルで出来た建物がありました。
そこはヨフアルの島なのです」
「それは本当か、私をそこへ連れて行きなさい」
エイブリスは女王様とお付の兵士たちと一緒に海へ出ました。
何日もかかってやっと島に着きました。
しかし女王様とその一行がついた島には何もありませんでした。
女王様はかんかんです。
「ヨフアルなど無いではないか、この嘘つきめ」
「そんな事はありません、きっとヨフアルは海に沈んだのです」
「まだそんな嘘を言うか、この男を死刑にしてしまえ」
こうして嘘つきエイブリスは死刑になってしまいました。
「・・・というお話がハイペリアにあったんだよ。
どうだいネリーちゃん、シアーちゃん」
「興味深いお話ですね」
「Σ!!」
「兄さんを嘘つき呼ばわりした・・・」
「いやシアーちゃん、ロティの名前を使ったけれど分かりやすくする為で・・・」
「光陰のアホー!!」
「!!ニムントールみたいな感じだけど、ネリーちゃん違うんだ!!」
「光陰〜また何か馬鹿なことをしたんじゃないでしょうね」
「きょ、今日子違うんだ、ハイペリアの文化をだな伝承する為に〜」
『問・答・無・用・!』
「うwあqswftrひゅjきぉ;p」
島巡りの冒険で突発的に思いつきました。
絵本風な語りで書いてみました。
どう見てもインスパイアです。
本当にありがとうございました。
FC特典のガロ・リキュア通信で
「信頼の人」さんの質問ありましたね〜。
ファーレーンの黒スピリット的特長とは?
その他の人の質問でも、
・ヒミカの眼鏡
・セリアの髪型
等についても語られてますな。
688 :
679:2006/03/02(木) 22:58:04 ID:almYhQZh0
>>678 ファンタ編ラスト(勝手に命名)……
神剣の理は、家族の絆も友達の絆も壊せない。
想いは受け継がれ、そして紡がれる。
お互いは、お互いの為に。ただそれのみに剣を持つ二人。
……「お姉ちゃん」には吃驚。やられました。
学園編(←だから勝手に命名するな)……
よもや写真、こんな所で使われるとはと二度目の吃驚。
同時に、エターナルとして流れていく二人が不思議に物哀しい。
最後まで拝読して、微妙な違和感に気づきました。
今回、一般的に楽しいと思われる場面は物哀しく、哀しいと思われる場面が何故か温かいんですね。
きっとそれは今までの三人やお姉ちゃん、そして周囲にすっかり感化されてしまったから。
数々の伏線と共に、練りこまれたお話。いつの間にか、ものの見事に嵌らせて頂きましたw
改めて、お疲れ様でした。次回作期待しています。
>>686 というかどんな流れでそんな古典を披露することになったんだ光陰w
あれ? ちゃんとネリーの声が聞こえた自分は一体どうすれば>アホー
689 :
寸:2006/03/03(金) 01:13:50 ID:pPxV/oTM0
>>622 まぁ、突っ込んだ話はあちらでまたそのうちとして。
読んで頂けたのならこれも、ゆっくりと私を知ってもらう一環ということで。
練れてない分、私らしさがより出ている面もあるでしょうから。
鍵はヒミカです。
>>624 おお、同志よ!(w < むしろツボ
そうか、いましたかぁ、そういう人が。良かった良かった。
>>626 うん、「投げっぱなしジャーマン」なんだ。済まない。
「もう一度」だしね、謝って許してもらおうとも(ry
> その『判る奴だけ判れ』と言わんばかりの
まぁ、既に>621で
>・拙作『寸劇@第二詰所』を読んでないとわけがわかりません。
とは言っちゃってるわけだけど(w
あれぇ? ハリオンって何かあったっけ? わかんないや。
今回本当に出番組まずに、タイプ時に紛れ込むに任せたからなぁ。
>>627 いろんな意味で懐かしんで頂ければ、二周年記念として、これに勝る喜びはありません。
>>630 うん、人を選ぶんですよね。
ある意味、本編のコアに対するアンチテーゼでもあるし。
あなたみたいに「笑顔を大切に」なんてものまで覚えてる人ばかりでもないし(w
佳織もねぇ…「忘れないよ、お兄ちゃん」ということで(w
>>631 何かしら想像の翼の助けになったなら幸いです。
スレの残り潰しをかねて・・・
フラでゲットのスピタンを起動
しょっぱなから平然と出てくる奴を見た瞬間拒絶反応で
スピタンアンインスト><
奴を気にせず遊べる日は来るのだろうか?
ゆんちゅとのダブルで最近Xuseが憎い><
なんつーかこのスレ住人に必要なのは
戦闘スキップモードじゃなくてロティスキップモードだな・・・
そこまでロティが嫌、もとい雑魚スピがユート以外と一線越えるのが嫌なら
このゲームやるの止めた方が無難だと思います。
とりあえず俺の進行ルートだと第一節から普通にエロシーンあるので。
(他の島の場合に変わるかどうかはしらない)
煽りとかじゃなく、このスレ住人としての忠告。
ロティも嫌いじゃない、てゆーかそこまでユートに執着してないよ・・・
って人はやる価値あると思う。
戦闘スキップも搭載されたので、今回のシステムが苦手な人も
ストーリーだけ気軽に追うこともできるようになったし、
雑魚スピたちはいい感じだしね。
まぁロティはユート並にヘタレだが。
・・・スピはヘタレに惚れるんだな、多分。
>>678くじらさん
お疲れ様でした。
不思議な読後感にとらわれる最終話でした。
言葉が見つかりません。
今までは、我ながら余計にも程があるだろうってくらい色々言ってたのですが。
ただ、長編を完結させた後で終わり方が妙にすっきりしてるというのは凄いと思います。
私自身、過去にオリジナルのですが長編を書いていてすっきり完結させられませんでした。
それも、二作品ほど。だから、素直にこれは凄いことだと思います。
あと、人によって同じゲーム本編でも受け取り方が全然違うものですね。
私とあなたのヘリオン&ハリオン像が全然違うと今回は特に思いました。
(それでも、苦手で知り合いだったら逃げちゃうタイプには違いないですが)
次の新たな物語をいつかまた紡がれることを期待しています。
もう一度、おつかれさまでした。
>>690 漫画キター―――――!!!
3ページ目、手を翳した悠人の表情が最高です!
もしや貴方は☆ミカ先生では(違
>>690 漫画いいですねー 特にラストのページがなんとなく格好良い。
乙。
>>691 自分は買わなかったのでその点は安心かも(違
ま、ライターさん違いますしね。
>>691 奴ってだれだよ><
スピたん評判悪いな・・・
>>678 長編乙ですた。
週末にでもゆっくり拝見させて頂きます。
>>690 おぉ、GJですよ。
続編wktkしてます。
スレ的にはうpろだに投下するよりも画像板に投下した方が
保管も出来ていい希ガスるんだけどどうなんだろ?
大分前から居るけど、画像板の立ち位置(というか使い方)が未だに良く分からん。
>>696 そりゃ、ここは特異点だからなぁ。
ここで先鋭化した愚痴が出るのはしかたあんめぇよ。
余所のスレでそういう暴れ方はしないようにせんとな。
ま、どこぞのスレで外から石投げるようなまねする奴は
ぬっ転しに行ってやってもいいかなぁ? だめかなぁ?
と思わんでもないが。
>>698 >ま、どこぞのスレで外から石投げるようなまねする奴は
>ぬっ転しに行ってやってもいいかなぁ? だめかなぁ?
>と思わんでもないが。
いちいち喧嘩ごしの意見書かんでもいいだろ。スレの雰囲気が悪くなる。
まあ、シナリオ以前の問題として戦闘システムはどの板でも不評っぽいが。
だいたい極楽モードって……
むしろシナリオ以外のシステム全てに問題と言うか・・・・
90年代のソフトをプレイしているような
>>698-700 意見マリガト
体験版をプレイしてみたが戦闘システムだるいな・・・
でも雑魚スピへの愛があれば大丈夫だと信じたいです!><
>>699 一度や二度じゃないからな。
いーかげん一度ぐらい怒鳴っておくぐらいは必要かと思うが?
ま、今のところはまだ実際に現地に乗り込むつもりはないけど。
>701
冬コミの体験版は酷かった・・・・・・あれよりかはマシらしいけど。
・・・極楽モードねえ。
>702
君のようなのは事態を悪化させるだけだよ。止めとけって。
それで良くなったスレなんて見たこと無い。
大体2chだから住人の区別すらつかないのに。
>>696 今更愚痴ってもしゃーねーんだけど
前作でもユートがスピに受け入れられるまで(条件とか)いろいろとあったのに
なんか、起動してしょっぱなからゲームのど真ん中に平然と居座られてるって
感じでハァ?って気分になったんよ。
例えれば
オリ厨の2次SSみたいな感じで
後付け設定なんでもアリ〜で、とにかく奴のために都合を合わせるって感じ。
前作ファンとしてはやっぱむかつくかも。
板汚しスマン。
まぁ荒れるのを楽しむだけの人間もいるしね。
本当にアセリアやザウススレの住人かどうかなんてわからんし。
あと言いたくは無いけどこのスレに問題が無いわけじゃないし。
正直ロティが嫌いでもいいし、無理に好きになれとも思わんが、
それをおおっぴらにしたらそりゃ他のアセリア関連スレからいい目では見られないでしょ。
このスレ住人だってみんながみんなロティ嫌いじゃないわけだし。
(少なくとも俺はロティ嫌いじゃないよ)
嫌いな人も、「好きな人だっているかもなぁ・・・」くらいの考えは忘れない方がいいと思う。
以上、ロティ程ではないけど叩かれキャラ常連の今日子ファンより。
・・・今日子も一時期そうとう叩かれたからなぁ・・・あれは悲しかった。
ま、ロティ嫌いの人も程ほどにね。
みんなファンタズマゴリアに生きる仲間ですよ。
まあ、スピたん発表当時はこのスレも含めて色々嘆きの声やらあったけど、
結局現状に落ち着いているんだし、余計な事はしない方がいいでしょ。
他板覗いて来たけど、別に問題ないようだったし。
>>707 オルタ……あちこちで戦死者多数の一品ですな……(遠い目
自分はもう手元に無いけど。
>>705 俺は今のところロティ嫌いでも好きでもないし、
(つーか体験版すらまだやってないわけだけど)
自分で特異点とかいってるぐらいで雑魚スピスレが絶対正義とは思ってない。
だが、ロティ嫌いな人や雑魚スピスレが絶対悪だとも思ってないわけだ。
だから、他スレで
ヤダヤダヤダユートジャナキャヤダロティナンテヤダジタバタ(AAry
やってたらそれは叩かれて当然だとは思うが、ここで言ってる人は守りたいと思う。
そのために声を上げてる。攻撃じゃなくて防御なんだ。
まあ、ロティ自体は嫌いだとは思わないがストーリーのプロセスが安直だったなあ・・・・
この流れもなんだかなあ・・・
すぴたんで提示された設定が
自分の思う設定にあわないって騒いでいる気がしてならない。
シアーがロティを兄さんって呼んでいることが発端でしょ?
そのくらい寛容になれよ。
自分、誰が書いたかなんて某所見たし
判っているから突っ込んで書くけど、
自分に合わないとか言うんだったら
自分のSSでオリ神剣持ち出してここに記載する必要もない。
自分のサイト立ち上げようか考えているんだったら
そこで晒せばいいやん。
システム云々に言及するのはわかるが、
設定云々に言及するのは
ザウスに直接メールして文句してもいいと思わんか?某Dさん?.
まあ、今のところはスルーがベターと言う事でFA。
>>712 >自分の思う設定にあわないって騒いでいる気がしてならない。
>シアーがロティを兄さんって呼んでいることが発端でしょ
ネタで嘆いている人はともかく、マジで;連日反論している奴なんかここにはいないでしょ。
と言うか、ここしばらくは何の問題もなくスレは進んでいたと思うけどね。他の板でも。
>ザウスに直接メールして文句してもいいと思わんか?某Dさん?
誰の事か分からないけど、荒れる要因になりそうな発言はもう止めて。
と言う訳で後はマターリと。
>>712 埋めついでにスピたんげっと後のしょっぱなの感想を
今日始めて入れただけで、ここ以外の場所で荒らすような真似はしてないぞと。
次のスレに行ってまで面倒ごとをやるつもりはないけど
>シアーがロティを兄さんって
筋違いでキモい寝言はやめれ。
718 :
紡ぎタン:
サードガラハム討伐の際、伝説についてエスペリアは語る。
悠人「なぁ、どうして守り龍とかって呼ばれているんだ?」
エス「守り龍様は、かつてバルガー・ロアからの使者を退けたと言われています。
虚無からの使者。全てのマナを奪い尽くすといわれる者を打ち滅ぼしたと」
――時を遡る事数周期前。
紡ぎ「どうしてもそこを通さないと仰るのですか」
ガラ「無論だ。小さき剣よ、ファンタズマゴリアに行きたいのなら主を探す事だ。単身では何も出来まい」
紡ぎ「クッ! ――――ふぅ、今日はここまでにしておいてあげるわ。憶えてなさい、いつか必ず素敵な主を連れて来るから」
ガラ「ふ、せいぜい捨てられないようにするのだな、人は所詮高位神剣に浮気をするもの……」
紡ぎ「黙りなさい。我はきっと我だけをずっと持っていてくれる主を選んでみせるっっ」
↓
で、スピたん。
紡ぎ「はぁはぁ、どう、この見事なまでの一心同体。何の変哲もないけどちゃんと我を運んでくれる主!……あら? いない」
ロテ「いやあのさ。守り龍がいなくなったから僕たちはここまで来れたんじゃないのかな……?」
紡ぎ「…………」
ロテ「…………」
紡ぎ「…………えいっ」
ロテ「うわぁぁぁ頭が、頭が割れるぅ! な、なんで僕がぁ!」
紡ぎ「――ふんっ!」
ロテ「もぅ酷いなぁ。いきなり強制力はやめてよ……」
紡ぎ「…………こうなったらマナを全部食べることにします。自棄食いというやつですね」
ロテ「へ? うわ、ちょ、ちょっと、ちょっと待ってってば、だから身体を勝手に操らないでよーー!!」
↓
そしてエスペリアエンドへ(ぇ