朝起きたら、妹に その11

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1& ◆L47/9ryBO6
朝起きたら妹が、新スレ立てました♪と言ってきた。

「…で、何で僕の上に跨ってるのかな?…しかも全裸で。」
「…我慢、できなくなってしまったので…。…重いですか?」
2Y ◆cf6.GAJsFA :2005/09/23(金) 21:09:37 ID:SMnc2Ind0
―お兄ちゃんと私たち妹との3つのお約束です。
1.荒らしや煽りをするような人には、関わらないでね。
2.sage進行で、こっそり、楽しもうね、お兄ちゃん。
あ、でも…ageちゃっても気にしないでね。
私はスリルも好きだよ♪…でも、…故意にageるのはやめてね♪
3.480Kb位になったら、新スレを建ててね。
「SS書きさんはトリップ推奨だよ。読者さんは、ネタを書いてくれると嬉しいな。」
「推敲を忘れないでね♪<特にハル兄。 (気をつけるよ…orz)」
私たちの愛は、永遠に不滅だよ♪

前スレ その10
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1119102619/
3Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/09/23(金) 21:18:19 ID:SMnc2Ind0
まとめサイトだよ♪(byクリスティ)
www.geocities.jp/asaimo0/

追伸:カタカナだと文字化けやトリップの乱れがひどいので
ローマ字にしました。
4名無しさん@初回限定:2005/09/23(金) 23:01:43 ID:YuNFWCf70
何をするスレか書いてねーぞコラ
5名無しさん@初回限定:2005/09/23(金) 23:11:49 ID:BJQbN5ys0
【このスレですること】

コテと書ける奴は、文句を言わず妹絡みのSS書け!!
書けない奴は、「朝起きたら妹に」に続く小ネタを投下!!
SS書いた者には、惜しみない賞賛を!!(別にマンセーはしなくていいから乙だけでも言え!!)
非難意見上等だ!ゴラァ!!  byコテ一同
6Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/09/23(金) 23:38:34 ID:SMnc2Ind0
実妹、義妹、妹系キャラとの日常ネタ、創作大歓迎!妄想、リアルは不問です。
…原点からの目的を纏めれば、創作中心妹系スレといったところですね。

7名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 00:25:41 ID:v55FqOLG0
Y氏スレ立て乙。

朝起きたら妹が、彼岸から還ってきた。
8名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 02:23:54 ID:W8q+00A00
初代1も、さすがに2ケタ超えるとは思わなかっただろうなぁ
とまれ、>>1乙です。
9名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 09:06:42 ID:mO3eYYtQ0
>>1 乙です。

朝起きたら妹に、「夕べは流石に2桁越えるなんて思わなかったょ…♥」と言われた。
10名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 10:29:44 ID:qLWsTV+I0
即死回避に点呼でもとろうか

ヒトーリ (・∀・)ノシ
11名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 11:19:25 ID:e02SSuXL0
('A`)フタリ
12名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 12:30:06 ID:ak1ps2xKO
(*´д`)サンニン


朝起きたら妹が俺のナニをにぎったまま寝てた
13名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 13:04:19 ID:s9yPhmJFO
('A`)ヨニン


朝起きたら妹と新婚さんごっこ
14桐莉兄:2005/09/24(土) 14:19:37 ID:0SA2KFX+0
ごーなのスー♪
15名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 14:34:59 ID:ZFataBMnO
6〜
16名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 15:40:58 ID:cm5fmdWj0
7ぁ〜
17名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 15:42:23 ID:7W0h692LO
7です!


朝起きたら妹に「早く絵を描いて〜」と頼まれた。
18名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 15:43:28 ID:7W0h692LO
かぶった………orz
19名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 16:05:34 ID:Lbsx5kWd0
haru氏立て乙
(*・∀・*)9だよ
朝起きたら妹の素振りの練習やろうと誘われた
「なんで二人で?」
「ん…ケーキ入刀…」
20名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 16:58:34 ID:ijplLTnn0
ジュース! 

ごめん。10です。
21名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 18:40:45 ID:dF3xZVyjO
じゅーいち。
4スレ目あたりからずっと読んでるけど、ここまで続くとは正直びっくりした。
次は目指せ20スレ目!
22名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 19:40:58 ID:oBF3bItZ0
10スレから見始めた12人目の初心者〜
23名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 20:03:17 ID:iq5udGCk0
古い13人目

ということは、前スレの最後の投下が誰か知らない人も多いんだね
24名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 20:09:11 ID:2aCncQ2U0
このスレからよみ始めた超初心者が14人目ですよ
25名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 20:17:29 ID:oBF3bItZ0
>>23
うむ、知らない。そして舞台裏も判らない。
26名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 20:29:16 ID:4RkT8zZ60
ノシ 15人目

その2 から見てるけどもう1年以上か…。
27名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 20:30:38 ID:OGi2j7uE0
16!
初代の一桁からいるw
28名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 20:37:10 ID:aZ+cXkQu0
そう言えば、途中から読点の位置が変わってるよね。
の 17人目
29名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 21:10:50 ID:cm5fmdWj0
オレは1からいるw
もうカウントしたから数にはいれないでw
30名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 21:30:18 ID:udMHZ1id0
18
初代スレから読んできたけど、最近まともに目を通してないや…
31Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/09/24(土) 22:11:50 ID:0xG6bu5k0
3スレ目くらいからずっと仮名でした。

朝起きたら妹が、「兄さん、昨日はぐっすり眠れましたか?」と聞いてきた。
…なんで顔が赤いのだろう。
19人目です。
32名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 22:23:29 ID:C2W5ZyLX0
感想専門の20人目
1年くらいいるかな。
33518 ◆518YLv.Xnc :2005/09/24(土) 22:24:32 ID:eVl7Zgar0
20人目かな?
スレ立て乙です
34名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 22:26:48 ID:eVl7Zgar0
orz
35名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 22:49:10 ID:XU25Lufn0
そんなこんなで22人目!!
初代スレからいる住人です。
最近は少し寂しいかな
36名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 23:09:54 ID:00P289Cq0
にじゅうさん、いつまで続く、この点呼、
2スレ目からの、古参住人。
何だかんだで11スレ目と長寿。
37名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 23:21:26 ID:An7SPRNE0
24
初スレからの生き残りって結構いるんだな。俺もそんな1人。
38名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 23:52:21 ID:GRiftoqX0
25
三つ目くらいからかな
39名無しさん@初回限定:2005/09/25(日) 00:30:54 ID:R40kSIc2O
26 即死は回避?
初代から。久々に過去スレ見たりするとナツカシス(*´д`)

朝起きたら妹がぬいぐるみ持って帰ってた
「お兄ちゃんにお土産だよ〜」
「おお、ありがとな…て、これ…」
「えへへ、かわいいでしょ」
一升瓶をかかえた猫のぬいぐるみ…
そして俺はご褒美に妹を…
A腰が抜けるまで犯す
B腰が抜けるまで犯す
C腰が抜けるまで(ry
40名無しさん@初回限定:2005/09/25(日) 00:36:36 ID:1IGSueS60
一升瓶を抱えた猫のぬいぐるみを(ry
41張り紙注意報:2005/09/25(日) 01:01:23 ID:c/jMZzhO0
「おはようございます、お兄様」
 まずサナは俺の姿を見つけると、恭しくお辞儀をして朝の挨拶を述べる。
 それから辺りを一瞥し、俺の背後で固まっているマユを見つけると同時、急に姿勢を低くしたかと
思うと一気に加速を付けてベッドに飛び乗り、目にも留まらぬ速さでマユを拘束した。
 あのほっそりとした白い手足のどこにそんなパワーが隠されているのかは知らないが、とにかく
サナは俊敏で力がある。さっきの緊急コールにしても、まだこの時間は寝ているはずの彼女がわず
か五秒で母屋から離れた俺の部屋に飛んでくるのだ。もはや常人の運動能力ではない。
 やがてどこからともなく取り出したタオルでマユの両手を縛り、完全に動きを封じる。暴れる間もなく
動きを封じられたマユは、今は声を出せないように頭をベッドに押さえつけられていた。
 続いて、サナの鋭い視線が俺を射抜く。
「お兄様、朝から全裸でマユと同室など、今日はどのようなお戯れですか?」
「ま、待てサナ。俺は好きでこんな恰好をしている訳じゃない。何かは知らないが、朝起きたらマユが
だなうごがっ?」
 空いてる手で頬を両側から挟まれた。
「言い訳をするのは、この口ですか?」
「おごごごご」
「マユが悪いのは、分かり切ったことです。ですがお兄様? 言い訳はよろしくありません」
「す、すふぃふぁふぇん」
 謝るとサナは、無言で手を離す。
「それではお兄様、事情の説明をお願いします」
「実はだな? かくかくしかじかまるまるうしうし……」
 サナは黙って聞いていたが、話が進むうちに段々と目がジト目に変わっていき、話し終わる頃には
完全に半目で、押さえつけているマユを睨んでいた。
42張り紙注意報:2005/09/25(日) 01:02:18 ID:c/jMZzhO0
「分かりました」
 サナはそう呟き、
「つまり、この下半身だけ裸がまた押しかけてきたのですね?」
 そう言いながらマユの顔を更にベッドに押しつける。ついでにグリグリ。
「ふぐぐぐぐ!? サナちゃん、痛い! それは痛いです!」
 ベッドにキスした姿勢でくぐもった声をあげながら、マユが抗議する。
 やがて、サナがマユの頭から手を離す。
「いいですか、マユちゃん。騒ぐと……ズドン、ですからね?」
 …………ズドンって何?
「うう……サナちゃんがいじめる」
「マユちゃんがお兄様をいじめたのでしょう?」
 サナがマユに詰め寄る。だがマユは意に介さないといった風に「フフン」と薄い胸を張り、得意気
に反論を始めた。
「それは違いますわ、サナちゃん。私がお兄様を苛めた? 分かってないですわ。私は……そう、私
はお兄様に苛めて欲しい! お兄様は私を嬲るべきだ! 詳しい方法は選挙公報inクロゼットで熟知
すべし」
 妙に聞いたことのあるフレーズをのたまいながらマユが力説する。それを聞いたサナは、
「クロゼット?」
 と怪訝な眼差しを俺に向ける。
「いや、クロゼットにマユが妙な張り紙を……」
「妙な張り紙じゃなくて、私からの心を込めたお手紙!」
「とにかく、マユが妙なモノをクロゼットに貼り付けた訳ですね?」
 俺が頷く。マユは何か言いたそうだったが、微妙に顔を膨らませたまま何も言わなかった。
「全く……」
 そう言いながらサナがクロゼットに向かい、紙を剥がす。しかも律儀に、内容を読んでいるようだ。
「…………」
 半目で紙を睨んでいる。
「……………………」
43張り紙注意報:2005/09/25(日) 01:02:51 ID:c/jMZzhO0
 まだ読んでいる。というか、無駄に長いぞあの張り紙。
「…………………………………………」
 半分くらい読んだところで、俺はサナの異変に気づいた。
「………ん?」
 最初は半目だったサナの眼が、徐々に真剣なモノになっている。
「………………………………………………………………………………………」
 しかも段々、顔が赤くなってるような……
「ふふふ、あっさり掛かりましたね」
「え?」
 突然の背後からの小声に一瞬驚く。両手を縛られたマユが、したり顔をしてサナを見ていた
のだ。
「掛かったって……何が?」
 思わず小声で聞き返す。
「よくぞ聞いてくれましたお兄様。ズバリ、あの紙は罠。エッチなことに免疫のない奥手なサナ
ちゃんが思わず赤面をするようなことをたっぷり書いてあるのです!」
「………なんだそれは? 大体、そんな罠を仕掛けてもサナが読まなかったら意味無いじゃ
ないか」
「甘いですね、お兄様。あの律儀なサナちゃんですから、例えどんなバカらしいものにでも目
を通してしまう。その難儀な性格を逆手に取った作戦です!」
「た、確かに律儀だけど………大体、そんなものを読ませて赤面させたところで何が……」
 言葉の途中で、クロゼットの方向から、ドサリ、と何かが倒れる音がした。
「……ゑ?」
「ふふふ、サナちゃん、私の勝ちです!」
 決着はあっさり付いた。マユの言う通り、そっちの方向に免疫のないサナは、顔を真っ赤に
染め上げてその場に倒れていた。
44張り紙注意報:2005/09/25(日) 01:05:24 ID:c/jMZzhO0
「なっ!? おい、サナ?」
 慌てて駆け寄る。だがこれは、見事にのぼせて気絶してる。
 ひとまず抱え上げて、ベッドまで運ぶ。ホントに、何処にあんな力があるのか分からない
ほど軽いし細い。
 サナをベッドに横たわすと、今度はその隣で縛られているマユが得意気に微笑んでいた
のが目に入る。
「さあ、お兄様。私の拘束を解いて、今度こそ甘いひとときを………いえ、縛られたままと
いうのもまた興奮する……あぁっ」
 何か一人で恍惚に浸っているが、放っておこう。よく見ると、知らぬ間に足まで縛られて
いるし、好都合だ。
「確か、母屋の方にも服はあったよな……」
「あの、お兄様? そっちは私ではなく、部屋の入り口で……ってお兄様! 無視ですか?
無視なさるのですか!?」
 綺麗に鍵を壊されたが、普通にドアとしては機能するようなので今は気にしないことにし
た。ドアを閉めて、母屋に向かう。
「お兄様! あ、あれ? いつの間に足まで……こ、これサナちゃんが目覚めたらどうする
んですの? お兄様? お兄様〜!」
 なんとも騒がしい朝だ。
45言い訳 ◆518YLv.Xnc :2005/09/25(日) 01:11:19 ID:c/jMZzhO0
こう、言い訳してサナに頬ぐりぐりされたいな〜、とか思う駄目人間ですこんばんは

というわけで、前スレの続きです
なんか、ここで終わっても良いような程綺麗な切れ方ですね
まあ、ここで終わってもいいか

マユとサナの名前の区別が非常に面倒でした
一応何度も推敲してるけど、もしかしたらどこかで間違ってるかも
因みに、二人の漢字は麻癒と砂菜
まあお解りかと思いますが、繭と蛹です




職人諸氏、今スレでも作品を期待しております
46突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/25(日) 04:52:46 ID:vZHEfLBz0
「ふ〜ふふ〜ふ〜ん♪ 兄貴、驚くだろうなぁ〜♪」
(かちゃかちゃかちゃ、きぃ………)
「なんてったって、明日帰ると思いこんでるんだもんね〜♪ お土産も買ってき
たし、今日は二人で………………………って! ええっ!?」
(ぱたん。きゅきゅ、ぱたぱたぱたぱたぱた………)
「な、なによなによなによなによっ!  ちょっと目を離した隙に!」
バタン!!
「こら〜っ、バカ兄貴ぃ〜っ!!」
(どすぅっ!)
「ぐ………げ………!?」
「色情魔っ、浮気者っ、女の敵ぃ! このまま往生しろぉ〜っ!!」
(ぐぐぐ、ぐぐぐぐぐぐぐ……)
「リカ………おま………何………息、が………」
「もんどうむよー! 天誅ぅぅぅぅぅっ!!」

朝起きたら。妹が土産持って帰ってた。
47突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/25(日) 04:54:46 ID:vZHEfLBz0
「うぬぬ……お前確か、明日まで慰安旅行だっていってたよな……!?」
いくらマウントポジションを取られているとはいえ、リカだって本当に俺を殺そう
としている訳じゃない………筈。渾身の力で徐々に押し返し、なんとか気道を取り
返して説得、というか状況説明を求める。
「そんなの、兄貴をびっくりさせようと思って最初から内緒にしてたに決まってる
でしょ! それよりもぉ………なんなのよなんなのよ〜! あの真っ赤なハイヒー
ルはぁ〜!?」
「ハイヒール? 真っ赤の? あ、ああ、あれは………」
「あんなに尽くしてあげたのに、リカが旅行に行った途端に他の女の子引っ張り込
むなんて最低ー! もうリカ以外のコには魅力感じないーみたいな事言ってくれた
から信じてたのに、兄貴の、兄貴のぉ………」
「ご、誤解だ誤解! ちょっと俺の話を聞けって!」
「その上、お部屋に入ったら何? 女物のバッグとかジャケットとスカートか散ら
かってるし、ベッドからも香水の匂いだってぷんぷんしてるんだもん! もう誤解
も六階も八戒もないでしょっ! お兄ちゃんの所為でもうリカのプライドはズタズ
タなんだからっ!こうなったら、お兄ちゃん殺してリカも死ぬぅ〜っ!!」
「そ、そんな物騒なことを目を据わらせて喚くなっ。あれは大学時代の後輩………」
「………せんぱーい、誰か来たんですかー?」
と、そこに呑気な声と共に現れたのは………
48突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/25(日) 04:55:57 ID:vZHEfLBz0
細い子、というのが初対面で里佳子が感じた印象である。撫で型の肩に、手入れの
行き届いている瑞々しくて白い肌。ゴムか何かで後頭部で結った髪は、解けば腰の
辺りまで届きそうなほどの量があり、こちらも充分に気を配っているらしく実に綺
麗な色をしている。少し細めの顔の輪郭の中でも火照った頬と大きな瞳、そして薄
い唇が非常に印象的で、整った眉と長い睫毛と可愛らしい耳(はサイドに隠れて片
方しか見えなかったが)と他のパーツ全てを総合して出る評価は、
「あ、兄貴のバカっ! あの子よりもリカの方が可愛いもん美人だもんーっ!」
と、嫉妬が垣間見える逆切れである。
「あなたが………里佳子さん?」そしてその女。程良く暖まって淡く染まった細い
裸体にバスタオル(しかも里佳子愛用の!)を巻いただけの格好でバスルームか
ら湯気を纏って現れた兄の後輩らしい女は「こんな格好でごめんなさい。はじめま
して。私、渡瀬準っていいます。お仕事の関係で、これからも色々先輩や里佳子さ
んにもお世話になると思うけど、仲良くし………」
「む……むむ………むっきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」
「だーーーっ! 準、お前今の言い回しはは『わざと』だろっ!? というかリカ、
お前その一升瓶どっから出したっ? こら待て振りかぶるなっ! そんなもので殴
られたら只じゃ済まん……というかマジで死ぬだろおいっ! お前もそこでそこで
笑ってないでリカにちゃんと説明しろ! いやその前に力づくで止めてくれ! お
前はコイツの恐ろしさを………ぎゃーーーーーーーっ!!」
(ばっこ〜〜〜〜ん!!)
やたらと景気の良い打撃音を早朝のご近所に振りまき、その騒動は一応の終演とな
った……………らしい。
49突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/25(日) 05:07:35 ID:vZHEfLBz0
続く………かもしれないw

ちなみに
里佳子=松永雪希さん
準=佐本二厘さん
であります。
ああそうだよ! 好きなんだよ! 悪いか!?>勝手に逆ギレw


>Y氏
スレ立て乙っす。

>518氏
ご無沙汰してます。
武者修行の方は、如何でしたか?

ちなみに私は初代スレはROM、二代目から参加です。
最近ちょっと停滞気味なのは、貢ぎ物で頂いた妖精族のお姫様を孕ませまくって)rya
50名無しさん@初回限定:2005/09/25(日) 10:59:51 ID:tcpwsZBXO
GJ!
なんか同じのプレイしてる予感w
51名無しさん@初回限定:2005/09/25(日) 16:07:55 ID:+EJbyOx/O
GJ&乙です。…準…最近体験版やったなかで心あたりが有る気がするんですが…w>突発屋氏
52名無しさん@初回限定:2005/09/25(日) 17:20:53 ID:1IGSueS60
このスレって、エロゲ元ネタオンリー?
53名無しさん@初回限定:2005/09/25(日) 17:28:51 ID:XJDxyBwt0
基本的に全て創作ですよ。
住人がネタ振りをして、そのリクエストに答えるパターンもありますが。
54突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/25(日) 17:57:34 ID:vZHEfLBz0
>>52
それ、単に私が偏ってるからですw
キャラ作るときに声優さん(というか好きなキャラ?)の声当てると楽なんです。
他の職人方達のは、もっと独創的だと思いますよ。
55518 ◆518YLv.Xnc :2005/09/25(日) 18:22:08 ID:ogzRXcaU0
>>49
ども、お久しぶりです
武者修行という程のものではありませんが、まあ少しは腕があがったかと……
それでもまだまだですけどね
56名無しさん@初回限定:2005/09/25(日) 18:46:27 ID:YrxJ8f7IO
>>52
前スレまだ生きてるから始めの100レスくらい読めばわかるが、パロ・リアル・オリなんでもあり
57Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/09/25(日) 19:09:05 ID:c9EpfoxV0
>>突発屋氏
せっかくエロゲネタ板に建てたわけですし、ネタが思いつかなかったときに
エロゲのネタ使うのもやっぱり有りでは?…偏ってるなんてことないですよ。
…あ、お伝えするのを忘れていましたが…Y(仮名)からハルに改名しました。
新スレという良い区切りに思いついた名前なのでw
ちなみに名前欄ではローマ字なのは…文字化け対策なのであしからずw
>>518氏
お久しぶりです。いつもGJそして乙です。またの投下をお待ちしてますよw
58名無しさん@初回限定:2005/09/25(日) 19:39:48 ID:wfmD4z2O0
ハル・エメリッヒ
59Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/09/25(日) 21:57:27 ID:c9EpfoxV0
…違いますw>>58さん

第10スレで、埋め立ても兼ねて
アンケートを投下してみました。お願いします。byハル
60518 ◆518YLv.Xnc :2005/09/25(日) 23:38:53 ID:ogzRXcaU0
>>57
お久しぶりです
スレ立て乙でした
61名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 00:59:27 ID:ow8tla4mO
朝起きたら妹にリンキングされていた。
「あ、あん、お兄ちゃんと、リ、リンキン、グぅ〜」
聞いたことのない言葉を発しながら、俺の朝立ちを利用して淫行にふける妹。
「……ただの結合じゃないのか?ってか寝込みを襲うな」
気分が乗らないので、妹をどかして引き抜く。
「あぁ!お兄ちゃんにクリックを消されちゃった!」
「だから、さっきから何を言ってるんだ?」
「あれ、お兄ちゃん知らないの?昨日の夜に凄く盛り上がってたよ?」
「昨日の夜はすぐに寝たから知らないって」
「じゃあ、今度調べてみてね!」



いや本当、名言。
62名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 01:02:43 ID:bvsx5y9M0
吉岡ハル
63名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 01:06:36 ID:rdnQ4ehF0
52ですが、>>53-54>>56諸氏 了解っす。

ちょっとフェイント気味なシチュエーションが浮かんだんで1本書いてみましたが、
キーワードで検索してみたら、図らずも前スレ>>347氏のリクエストに近い形に。
あんま本数は書けないと思うし、続きを書くかどうかも分からんけど、とりあえず投下してみます。
64にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/26(月) 01:07:28 ID:rdnQ4ehF0
 朝起きたら、弟が妹になっていた。

 なんだそりゃ。
 お前は昨日までは、俺の弟だった朔耶(さくや)だよな。
「うん……」
 じゃあなんですか、はだけたパジャマの隙間から覗く、山なりの物体×2は。
 四つん這いモードでにじり寄られると、重力の作用でかなり膨らんで見えるんですが。
 若き男の朝の風物詩が、その出っ張りに触れそうで、すごく落ち着かないです。
 しかも視線を下にやれば、下半身を包んでいるのは明らかに女物の下着で……
 そこに収まるべきはずのものは、見当たらない。
 さてさて、マイブラザーよ。心なしに赤らんだ頬と、潤んだ瞳が、俺をロックオンしているのはなぜですか?
 えーと、まぁ、なんだその、落ち着け、俺とお前。
 ちょっと愚かな兄に、状況を説明してくれないかね?
「それは……」
 斜めに目を伏せるな、色っぽいから。
「驚かないで聞いてね、兄さん」
 もう十分驚いてるわい。
65にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/26(月) 01:09:24 ID:rdnQ4ehF0
 話せば長いことながら、先月、親父が再婚したことから、この状況は始まっていた。
 親父が再婚するにあたって悩んだのは、義母の連れ子である、少女の処置についてだ。
 再婚を見透かしたかのように、上司からは転勤命令が辞令され、
 親父は海外に飛ばされ、新婚間もない義母もそれについて行くことになった。
 だが朔耶と俺は、実家に残ることを選択し、朔耶の身を案じた親父は、彼女を弟として俺に紹介したのだった。
 いずればれる嘘ではある。
 が、一旦弟と認識してしまえば、襲いづらかろうという計算があったらしい。
 あの親父のことだから、実際にはおもしろ半分だったのだろうが……そんなに俺が信用できないか。
 しかし、一月騙された俺もたいしたもんだ。
 確かに、言われてみれば、ちょっとなよっとした所はあったが……、
 そういえば、身体のラインを隠すような服装が多かったし……、
 気がつけば尻のラインを目で追っていたりもしたし……、
 ヘッドロックかけたときに、身体の細さに驚いて、慌てて手を離したりしたし……、
 時折なにかもやもやしたものを感じて、俺はノーマルだと呪文のように呟き続けた夜もあったし……、
 名前が十二姉妹筆頭っぽいのに親近感を抱いたりしたし……、
 声変わりしてないのもちょっと気にかかってたりもしたのだが……。
 気づけよ、俺。
 いや、そのうち気づいていたかもしれないが、まさか妹の方が先に我慢が利かなくなるとは。
 そんなにいい男だったか、俺?
「そうでもないけど……」
 正直だな、マイブラザー。いやさシスター。ちょっとお兄ちゃん、傷ついたぞ。
「ご、ごめん……。あの、やっぱり、気持ち……悪いかな? 
 昨日まで、僕のことをずっと弟として見てたのに、急に言われても、困るよね」
 まぁ困ると言えば困るのだが……いや、男の方が良かったって意味ではぜんぜんなくっ!
 逆のパターンで妹のはずが弟だったより、はるかに素敵な状況だしっ! 
 変態だとか気持ち悪いとか、そういうことは全然思ってないからっ!
「ほんと?」
 ほんとだから、あんまり悲しそうな顔するな。どちらにせよ、兄としては心が痛む。
66にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/26(月) 01:13:12 ID:rdnQ4ehF0
「あはっ……うん、嬉しい。やっぱり僕……兄さんのこと、好き……だよ」
 ぐはっ。
「ど、どうしたの?」
 いや、なんつーか、生まれて初めて好きと言われるのが、まさか弟からと言うか妹からと言おうか。
 なんにせよ、色々と衝撃的だ。
「あははっ。ほら、やっぱりあんまりいい男じゃないって思われてる」
 やかましい。泣いたカラスがもう笑いおって。
「でもね、僕は……別だよ」
 うぐぅ。
 いかん、なにか追いつめられてる。わ、わ、わ、話題転換、話題転換。
 そ、そういえば、一人称はデフォで「僕」なのか。
「え? うん。変かな……?」
 まぁそれはそれで、十二人中五番目くらいのポジションに収まりそうだから、エリア内だ。
 だが、いろんな意味で、ものすげー禁断の領域に手を出してしまっている気分にはなる。
「手、出してくれる?」
 待て待て待て待て。俺は兄貴でお前は弟でなく妹で。
 確かに血のつながりはなくてソフ倫的にも問題はないが、だが、超えてはならない一線というか、心の準備というか。
「好き、なんでしょ?」
 ――ぎく。
 え、え、えーと、なにが? と平静を装うのを失敗しまくりながらも問い返す。
「妹……」
 朔耶が視線を送った先は、俺の秘蔵コレクションの隠し場所。
 ば、ばれてたーーーっ!? 幾重にもカムフラージュされた、あの牙城をあっさりと攻略されるとは。
 いくらかけたか考えるのも恐ろしい、発覚したら家族会議が開かれること請け合いな、
 あれとかそれとかこれとかどれとか、見ちゃったんですか? 
 こくり、とうなずく朔耶の顔は、なぜかちょっと悔しげで。
「僕は……あの子達より、魅力的じゃ……ない?」
 あ、いや、その、新たな魅力を発見したばかりで比べるのもなんというか、うわ、なんですか、手を取ったりして、
 ぺた。
「……鼓動、聞こえるでしょ?」
 はい。この上なくはっきりと。それよか、押しつけられたふくらみの柔らかさの方に注意がいきがちですが。
 うわ、動かすな。熱い吐息を吐くな。顔、接近させるなーっ。
67にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/26(月) 01:14:36 ID:rdnQ4ehF0
「僕はちゃんと、兄さんの目の前にいられるよ? あの子達と違って……」
 やばいやばいやばいやばい。こんなこと朝から間近で言われたら、理性が決壊寸前です。
いいのか? ええのんか? いや待て、こんな状態で判断を下すのは非常に危険だ。
 ここはあれだ、事の善悪を判定するために、脳内天使と悪魔、かもーん。
 ちょっくら議論を戦わせて、俺がどうすればいいか、教えてくれ。
「「GO!」」
 声を合わせて即決するな。親指立てて見送るな。肩組んで仲良くしている場合か、天使と悪魔。
 頼りにならん奴らだ。仕方ない、ここは俺自身の内面に問いかけて……問いかけて……、
 あぅ、接近してきた際に、膝が、俺の下の袋の部分をですね、圧迫してるんですが。
 腿の辺りが、竿を押し倒し気味なんですが。
 ちょっと内面に問いかける余裕がナッシングであります、隊長。
「体調? ……悪いの? だから、ダメなの?」
 いや、すこぶる良好。
「だよね。こんな、元気だし」
 あああ、なに正直に答えているんだ、俺の馬鹿。
 って、なに嬉しげに触っているですか、朔耶君。
 うわうわうわ。まて、今非常に危険な状態で、ちょっとの刺激で暴発するかもしれないですよ!?
「あ、うん……知ってる」
 なぜに興味津々な目をするかな、この子は。
「知ってるけど、見たことないし」
 いや、見てもあんまり面白くないぞ、多分。
「見慣れると、結構かわいいって、友達に聞いたけど」
 そんな友達とは縁を切れ。まぁ確かに毎日見慣れていると、自分の分身だけに愛着は湧くが……、
「ちょっと……見てもいい?」
 あ、いやん、トランクス引っ張ったらダメ。おーろーさーれーるー。
 トランクス引っ張られるのと、ゴムの抵抗と、あれの反発とが重なり合って、なにか気持ちいい状態に。
 はっ、昨日も妹ゲーでちょっくら処理したもんだから、匂いとかが非常にまずいような、
「はぁっ……」
 あれあれ? なんかうっとりとしてますよ、このスケベな娘っこさんは。
「に、兄さんだって……スケベじゃない」
 返す言葉もありません。
68にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/26(月) 01:15:36 ID:rdnQ4ehF0
「だから、いいよね?」
 そこでなぜ「だから」につながるのか。
 先ほどから、一生懸命抵抗を続けている俺の理性。
 なんでこんなにしてまで、と自分でも疑問に思うくらい、拒んでしまっている。
 戸惑いはある。だけど嫌なわけじゃない。弟でなく、妹だったらよかったのになぁと思っていたのも事実だ。ごめん。
 だけど、ちょっと飛ばしすぎだろう、これは。って、言ってる側からにじり寄るでない。ちょっと待ってプリーズ。
「待ったよ……一月も、ずっと。兄さんは気づいてなかったかもしれないけど、僕は……」
 あ、ごめん。すみません。知らずに放置プレイ噛ましてましたか。そりゃ確かにきついっすね。
 でもほら、俺にしてみては青天の霹靂で、たしかにモニターから女神様が出てくるくらいラッキーだけど。
 だけど、禁断の領域を一気に跳び越えてしまっては、過程を楽しむ醍醐味がないではないかっ。
「過程?」
 そう、それだ、それなんだよ。
 ちょっとやきもちを妬かれたり、文句言われながらも弁当作ってもらったり、勉強教えようとして自分の方が教わったり、
 そういったハズカシシチュエーションをぶっちぎってしまうのは、あまりにももったいなさ過ぎるっ!
「段階が、必要だってこと?」
 YESYESYES――! やっぱり若い者同士、一歩ずつ歩み寄ってだな、
「僕が嫌だってわけじゃ……ないんだ?」
 え、あ、そう面と向かって聞かれると困るが……あああ、そんな悲しげにうつむかんと。
 嫌じゃない、むしろ萌え。いやなに言ってるんだ俺は。
「ほんと? 萌える?」
 どこでそんな単語を覚えましたか。
「兄さんの秘蔵の――」
 ごめんなさい、皆まで言わないで。
「あの、あの、それじゃあね、今日からは……妹として、おつきあいする、ってことでいいのかな?」
 上目づかいはよしなさい。つかそれは本当に妹としてか? それでいいのか?
「義理だから……」
 すみません、秘蔵の品でいろいろと余分な知識を植え付けてしまいまして。
 俺の目を盗んで、どこまでやったんだ、お前。
 ……目を逸らすなよ。かなりギリギリのものとかあるはずなんですが。咳払いしてもダメだっつーに。
69にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/26(月) 01:16:49 ID:rdnQ4ehF0
「だっ、だから、その、そういうことは、あんまり気にしなくてもいいよ。
 僕は、僕と、兄さんの気持ちだけはっきりしていればいいと思うし……」
 そこで朔耶が、じっと俺を見つめた。真剣な眼差しで。
 ぎく。
 聞かれる、聞かれる。どうしよう。えぇい、俺、いいかげん覚悟を決めろ。
 ほら、朔耶も意を決して聞いてくるではないか。不安と期待とで、瞳を潤ませて。
「兄さんは、どうなの? その……気持ちの方は」
 えぇと、まぁ、その……、うむ、嬉しいことは嬉しい。
 ……あ、あ、あ、こら、涙ぐむこたないだろう。さぁおぜうさん、涙をお拭き。ティッシュだけど。
「ん……」
 ふぅ、やれやれ。お前、弟の時より、妹の時の方が手が掛かるな。
「ごめんね」
 こら、撫でられるだけでそんな幸せそうになるな。
「えへへ」
 ったく……声には出せないが、滅茶苦茶萌えるではないか。
 しかし、世間一般には弟として発表してしまったんだが、どうしようか。
「ちょっと倒錯的で面白いから、そのまま弟で通そうか」
 ほんと、余計なことばかり憶えて……ばれたら大騒ぎになりそうだな。
「世間体、気になる?」
 そりゃまぁ……気になるといえば気になるけど。
「けど?」
 脳内天秤に乗せてみたら、お前の方が重すぎて、あっさり吹っ飛ばされた。
 朔耶はちょっと俺の表現に戸惑いを見せる。こんな所でにぶくなるな。
 あー、もうだから、気にするな。弟でも妹でも関係ない。俺は、朔耶と、つき合ってやるから。
 どういう関係だかややこしいけど、それでいいだろ? 
「うん……うんっ! 嬉しいっ!」
 あ、こら、ばか、抱きついてくるなっ。うわ、髪の毛が頬が腕が胸が腹があったか柔らか……っ、
 びくんっ。
 と、震えたのはどっちが先だったか。
70にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/26(月) 01:19:14 ID:rdnQ4ehF0
 朔耶の滑らかな腹に擦り上げられた俺のあれは、直接的刺激を受けて、あっさりと放出した。
 徐々に事態を理解し、耳まで真っ赤になった朔耶の顔が、ゆっくり離れていく。
 朔耶の腹から胸の辺りにまで、白い液体がへばりついていた。めっちゃ、エロ……いけど。
「あ、兄さん、これ……ごっ、ごめっ」
 うっ……うわあぁぁぁぁぁんっ。
「にっ、兄さんっ! ちょっと待って! 待ってってばっ!」
 そんなわけで、自分はただいま、泣きながらトイレに立てこもり中です。
 ううっ、挿入前に果てるというのは良く聞くが、それ以前の段階だ。
 おつきあいを受諾した瞬間に射精なんて、ギネスに載りそうなマッハ記録だ。
 しかもそれを、妹の腹と胸にぶちまけてしまうなんて……思い出すだけで、腹が立つ前にナニが立つ。
 ノーブラにはだけたシャツ+パンツの上に精液デコレーションとは、これで我がジオンは三年はおかずに困るまい。
 コンコン。
 びくっ。
「兄さん。その、僕なら……気にしてないから」
 ええい、うるさい。兄として男として、尊厳というものがあるんでぃ。
 妹に強姦同然に襲われて、抱きつかれただけでいってしまうなんて、こんな情けないことがあるか。
「あの、でも、どっちかっていうと……嬉しかったし」
 ずっきゅーん。
 そのセリフだけでまた立った。人間の業とはこうも浅ましいものか。
 つーか、朔耶、ドアの外に立たれると、鎮めることもできないではないか。
「鎮めて……あげよっか?」
 ずっきゅーん。
 え、え、ええいっ! とりあえず、どっかいってろーーーっ!
「ご、ごめんなさいっ。あの、それじゃあ朝ご飯作って、待ってるから」
 あー、頼むわ。あんまり食欲ないけど。
「うん……おいしいの、作るね」
 食欲、ないっつーに。嬉しそうに言ってくれちゃって、まぁ。
 そういやあいつ、やたら料理上手かったっけ……。
 しかし飯ができたとて、非常に顔を合わせづらいことに変わりはなく。
 幸か不幸か、今日は休日。二人きりの時間はたっぷりとある。
 さて、これからどうしたもんだか。
71にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/26(月) 01:23:55 ID:rdnQ4ehF0
以上です。しかしこの板書き込み制限きついんですな。三回で引っかかってびっくりした。
余談だが、俺の脳内画像は十二姉妹の五番目あたりとは似ても似つかない。もちろん筆頭ととも似ていない。
むしろときめも2のバレー部ピンク髪さん(仮名)をやや縮めてボーイッシュにしたような感じがある。
いや、これはどう見ても女だろ。気づけ、『俺』。
72名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 01:28:03 ID:bvsx5y9M0
いいSSだ。性欲をもてあます。
73名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 01:28:09 ID:ETZu3MED0
GJ!!
凄い続き読みたい。
リアルタイムで遭遇って言うのは次がどうなるのかっていうスリルがたまらないね。
シチュとしては王道?の秋巳きゅんの逆バージョンすか・・・・・・
いやー、良いもの読ませていただきました
74Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/09/26(月) 01:35:35 ID:SYxQCB9E0
にゃあ氏乙&GJです。次作にも期待してますよw

朝起きたら妹が、冷蔵庫をあさっていた。喉が渇いたらしい。
…背中側から声を掛けたら、おはようと言っただけなのに
「…ひゃ…あぁ…んぁ…やぁん…カルピス…顔射しちゃったよ…兄ちゃん。」
…なんだか妙にやらしかった。…というか、狙ってたな?
「…何のこと?…カルピスの件なら、偶然だけど…。」
75名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 01:56:42 ID:cbDymC1OO
新スレそうそうにぎわって嬉しいですな
職人方おつです!


朝起きたら妹に脱がされていた
76名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 02:15:11 ID:BMTqZtYRO
新スレ出だしからいい流れ
にゃあ氏乙であります
僕妹可愛いよ僕妹

朝起きたら妹がランドセルしょってた
77名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 14:20:19 ID:mjmeFYyZO
朝起きたら、妹が園児服を着ていた。

「………何してんだよ……」
「えへへ〜、こうすると兄貴が喜ぶかなぁと思って、」
お前は、俺をどんなふうに思っているんだ。「……ロリコン?」
そんな風に思われてるなんて兄ちゃんは悲しいぞ。
「え〜?だって兄貴の布団の下にある本は皆こんな感じだったよ?」
ギクゥッ!!!!!!
な、なんでお前はそれを知っている!!?てか俺に覆いかぶさってくるなぁ!!!!
78名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 14:21:27 ID:mjmeFYyZO
「……兄貴は私じゃ…いや…?」
ぬぁああぁぁっ!!!!!?
って言ってる意味がわからない上に頬を赤くして上目使いで詰め寄ってくるなぁ!!!!それは最大級の反則ですよ!!
「ねぇ……答えてよ……」
いやぁー!!そんな潤んだ瞳で見詰めないでー!!
「い…いやっていうか……その…俺達兄妹だろ…?」
「そんなの関係ないっ!!!私は兄貴がいいんだもん!!」
そう叫ぶと妹は俺に唇を合わせてきた。って、エェェェェーッ!!!!?
な、何してやがりますか!!!!!そんな事すると朝の生理現象も関係なく…、って我が波動砲をさするなぁっ!!!!口に舌をいれるなぁ!!!!!
そんな事するとお兄ちゃんが野獣になっちゃいますよ!!!!?
「じゃあ速く答えてよ…!私の事好き!?嫌い!?」
い…いやいやいや!この状態でどう答えろと言うんだ妹よ!?
「答えないとやめないから!」
なんだその理不尽さは!
「わ、わかったから!好きだから!」
そういうと妹はさする手を離して言った。

「じゃあ私と付き合って!!」
まてまてまてっ!!?なんでそうなりますか!!?俺にだって心の準備というものが…って手の動きを再開させないでーー!!!!
「じゃあ付き合ってくれる?」
「付き合うからもうやめてーー!!!!」
にんまりとして妹は手を離した。
「じゃあ速く下に降りてきてね!ご飯出来てるから!」
浮足立つような足取りで妹は部屋を出ていった。妹よ……。あなたいつからそんな性格に……?お兄ちゃんは悲しいですよ?てか服はそのままなのか?

はぁー、まぁこんな妹に振り回される生活も悪くはないかな……? 終
79名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 14:24:51 ID:mjmeFYyZO
はい、初めて文を書きました。
一応にゃあ氏の文を参考にしたつもりですが、かなりグダグダになってしまいました……orz

それではROM専に戻ります。
80名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 17:42:23 ID:ow8tla4mO
朝起きたら妹が激しく落ち込んでいた。
「どうした?世界が終わったような顔をして」
「だって、終わったんだもの……万博…」
「彼らは森に帰ったから心配しなくていいよ」
「帰られたから困ってるの」
「え?それって、どういうことだ?」
「 行 く の 忘 れ た の よ 」
「え、お前、いの一番に前売りチケット買ってたじゃないか?」
ぴらり。
「うふふ……高い紙クズでしょ……?」
「うわぁ…悲しすぎる…」


実はコレ、実話です。
81名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 22:39:47 ID:knhDjZE2O
三十年くらいとっておいたらもっと高いお宝に化けるよ。
未使用万博前売りチケットなんて。
82名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 23:16:26 ID:ZF8t6Exj0
>>77-79
オチなしで続く雰囲気で終わってるのだけが残念かも
ともあれ乙っす。またの挑戦待ってます つ旦~
>>80
そこで「なあ…俺たちだけの万博いかないか?」とか言って
旅行でも行けば妹ルート確定だったのに…w
83にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/27(火) 00:40:00 ID:+5qOSkaJ0
とりあえず、書けるときに書いておこう。>>64-70のつづきです。

 
 朝、トイレから(色々と処理をして)出たら、妹が飯作ってくれてた。
「あ……よかった、ちょうどできたところだよ」
 げほごはがほげほ。
「な、なに!? どうしたの?」
 いや、見慣れた弟のエプロン姿が、なんだか急に別物に見えてしまって……。
 先のシャツはちゃんと前が止められ、下半身にはスリムジーンズ。その前面は、エプロンに覆われている。
 まずい、ツボだ。後ろからの尻のラインとかがたまらん。……研究されてたか、俺?
 いやいや、昨日までと同じ恰好のはずだ。はずなのだが……。
 俺の視線に気づいて、朔耶がくるりとこちらを向く。
「あ、あは……。似合う、かな?」
 いつもと同じだ、いつもと。
「別物に見えるって、言ったじゃない」
 気のせい。 
「あ、そういうこと言うんだ……それなら」
 な、なんだ、兄を脅す気か。俺は脅迫には屈しないぞ。
「裸エプロンにして、嫌でも違いが分かるように」
 ごめん、兄が悪かった。マジ勘弁して。
「どーしよっかな♪」
 よせって。それに俺は、裸エプロンは露骨すぎて萌えない派だ。
「そんな派閥があるんだ……」
 うむ。男の道は長く険しく複雑なものよ。
「そういうところは、やっぱりよくわかんないかも」
 分からんでいい。お前はただでさえ、理解を示しすぎだ。
 ほら、萌えるからエプロンを脱げ。
「兄さん……こんな所で脱げだなんて……」
 遊ぶなっつーに。ほらほら、飯だ飯。冷めるだろ。
「はーい。時間なかったから、いつもとあんまり変わらないけど」
84にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/27(火) 00:41:02 ID:+5qOSkaJ0
 ……よかった、普通の料理だ。
「普通?」
 よくあるパターンで、スッポン料理とかウナギづくしとかされたらどうしようかと。
「そんなの急に用意できないよ」
 用意できたら作るつもりか。恐ろしい子っ。
「あはは。でも朝からそれはちょっとね。いいから食べてよ」
 うむ、頂きます。
「……おいしい?」
 今まで何度も聞かれて、旨い旨いとへーぜんと答えていたはずが、どうしてこうも答えづらくなるのだろうか。
 黙っていると、朔耶が不安そうな顔をして、
「なにか、まずかった?」
 いやいや、全然そんなことは。
「じゃあ、いつもみたいに、褒めてよ」
 すねるなよ。いや、なんだかな。いつもと違う感覚というか、これが妹の手料理だと思うと……。
「思うと?」
 感慨深いものがあるわけでして。
 当局と致しましても、またこの目玉焼きの半熟具合とか素晴らしいと判断するところですが。
 さても昨日の残り物ながら、このきんぴらなども豊穣な味わいがしてるようなしていないような。
「変なの」
 くすくす笑うな。ええぃ、いつも通りちゃんとうまいわい。
「ほんと? あはっ。なんだろ……いつもより、嬉しい」
 ぐはっ。
「あ、また吐血した」
 人の吐血(比喩表現)を嬉しそうに見るな。
「ん……ほら、だって今朝のあれもさ、ショックはショックでも……喜んでた、よね?」
 見透かすんじゃありません。兄としての立場を保つのが困難になる。
「ふふふっ。さ、どんどん食べて。おかわりは?」
 食い始めたばっかりだろ。ふぅ、なんだかこれじゃまるで……。
「まるで?」
 いやいや、なんでもない、なんでもない。
「新婚さんみたい?」
 貴様、分かってて聞くなーっ。って、言ってる当人がなに真っ赤になってるですかっ。
85にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/27(火) 00:42:17 ID:+5qOSkaJ0
「うわぁ……どうしよ、ちょっと恥ずかしいかも」
 俺は死ぬほど恥ずかしい。このピンク色の空気を振り払うためには……テレビだテレビ。スイッチオン。
 ふむ、関東地方は今日も晴れか。良きかな良きかな。
「あ、じゃあ洗濯物しよっと。たまってたし」
 おう、頼むぞ……はっ。
 ちょっと待て、お前、今まで当然、俺のパンツとかパンツとかパンツとかも洗っていたわけか?
「う、うん。そりゃあ……洗濯、料理は僕。台所の洗い物、掃除は兄さんって役割分担だったし……」
 そうか、だからあんなに洗濯は自分がやると主張したのか。
「だって……下着、見られたらばれちゃうし……」
 ……やっぱり、普段は、女物のパンツはいていたのか。
「あ、当たり前だよっ。そりゃ、格好は男の子っぽいかもしれないけど……僕だって、女の子なんだし。
 大体、今朝だって見たじゃない」
 う。思い出すとテーブルの下で、分身が自己主張を。
「大変だったんだよ。自分の分は、見られないように急いで運んで、部屋の中でこっそり干したりして」
 そうか、お前の部屋は、女物のパンツが乱舞していたのか。
「や、ちょっと、変な想像しないでよっ」
 な、なんだ。なんでパンツ話だと急にうろたえるんだ。変だぞ。
「し、知らないよっ。兄さんのスケベ」
 なにを言う。悪いか。男は男である以上、スケベに生まれついているのだ。
「それは知ってる。……だから、上手くいくかと思ったんだけどな」
 なにがだ?
「誘惑。今朝の」
 げほごほがほげほ。
 なにちらっと期待ありげに俺を見ますか。その話は決着がついただろう。
 ほら、飯食いなさい、飯。大きくなれないぞ。
「そ、それ……胸の話?」
 ぶはっ。
 思わず凝視すると、さすがに恥ずかしいのか、慌てて隠す。
 ……なにを今さら。女心はよく分からん。
「確かにちょっと平均よりは小さいけど……ちゃんと、ぴったりした服を着れば、僕のだってそれなりにあることが……」
 いや知ってる。知ってるから。よせるな。ボタン外すな、しまいなさい。着替えなくていいから。
86にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/27(火) 00:43:31 ID:+5qOSkaJ0
 ……あ、そうか。毎朝、俺より家を出るのが遅かったのも、制服バレしないためか。
「ううん、うち、私服だし」
 そうでした。アホか、俺は。
「中学の時の制服なら、持ってきてるよ」
 おまい、変なプレイを妄想してないか?
「新鮮かなぁ、って思って」
 もやもや。うう、頭の中に変なプレイの妄想が。
「……見たい?」
 そ、そのうちにな。
 と答えるのに意志の力を総動員した。もはや物の味も分からん。とにかく食事を終えよう。
「あ、もう……ちゃんと味わって食べてよ」
 誰のせいだと思っとるっちゅーねん。

 居間のソファーに転がりながら、テレビを見るただれた俺。
 その横を、朔耶が往復しては、甲斐甲斐しく洗濯物を庭に干してゆく。
 ……感動的なまでに家庭的だ。奥さん、精が出ますなぁ。お、終わったか。ご苦労さん。
「うん。ところで兄さん、今日の予定は?」 
 え? あ、いや……そういやなにも考えてなかったな。
「そうなの?」
 なにせわたしゃ、寂しい独り身でなぁ……はっ。
 な、なにもじもじしてますか、朔耶さん。もしかして、もしかすると……あれのお誘いですか?
「じゃ、じゃあさ……あの、僕と、デートしない?」
 そんな甘美な誘惑が、俺の休日の午前を揺さぶったのだった。
87にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/27(火) 00:44:31 ID:+5qOSkaJ0
以上です。なんかめっちゃ続き物な書き方だな。大丈夫か、俺('A`) と、不安に思いつつおまけ小ネタ。
元ネタ分からん人はすまん、と謝る前に、君らはコンビニでヤンマガをゲットすべきだと暴論を展開する。すまん。

 朝起きたら、妹がヤンマガのみなみけを読んでいた。
 隔週刊のくせに8ページ連載という恐ろしいスケジュールだが、
 美人三姉妹が出ると言うだけで、全てを許される素敵な漫画だ。
 そして朔耶は、前回から登場した新キャラを見つめ、呟いた。
「『一応女だけど男という設定に……』」
 なにかどこかで聞いたような話に、親近感を憶えているらしい。タイムリーすぎて俺も驚いた。
 確かにショートカットでボーイッシュなところは似ているが、お前はここまで男前じゃないだろう。
 ……なに胸を触って確認しているのだ。
「大丈夫。僕の方が勝ってる。ね?」
 第二次性徴期前の小学生と同レベルで張り合うな。同意するのも馬鹿らしい。
「僕もどこかで、弟を拾ってこようかなぁ……」
 お前一人で二人分の活躍をしているから、安心しろ。
「兄さんも、女装する?」
 しません。

 落ちもなく、終わる。
88名無しさん@初回限定:2005/09/27(火) 00:49:19 ID:NFuMDiF00
うぁぁ、自分の部屋が狭くて萌え転げ回れないぃぃー!!
89名無しさん@初回限定:2005/09/27(火) 00:55:43 ID:sC2baA3uO
にゃあ氏乙

とりあえず萌えじぬぅー
90名無しさん@初回限定:2005/09/27(火) 01:03:12 ID:XPMaVZ4e0
>>にゃあ氏
僕っ娘にかなり激しくハァハァしたわけだが。
              ∧_∧
      ∧_∧    (´<_`  ) わざわざ他スレからAA持ってきてその程度の感想か、兄者。
     ( ´_ゝ`)    /  ⌒i  
 ̄\  /   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ |  
 ̄ ̄| /   ./  自作    /.| |
 ̄| |(__ニつ/_____/ _| |____
田| | \___))\   (u ⊃
ノ||| |

( ´_ゝ`) 特に胸に関する記述の部分。
(´<_`  ) いいから乙の一言でも言えよ。
91ハル@携帯から:2005/09/27(火) 01:14:16 ID:LjmCWDooO
にゃあ氏、GJ&乙です。朝起きたら妹に、みなみけも、TSブームなのカナ?カナ?と言われた。
92マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/27(火) 01:50:41 ID:AmhYQ3mD0
前編
『おはようお兄ちゃん』
「ん…おはよう」
妹が俺を起こしに来る…最近はもう部屋に入ってくるのは
慣れてきた、最近は律儀に俺との約束を守っているつもり
なのだろうから何もしてこない、抱きついてくるくらいだが
それくらいなので何も俺は言わない…
『…♪』
「何だよ夏美」
『ううん♪なんでもないよ♪』
俺の顔をじっと見て夏美は微笑む
『ね、ちょっと目をつぶってくれない?』
「え?まあいいけど…」
まあ顔でも近づけてこようものなら避けてやるが
……ん??なんか硬いものが…ってこれは
夏美の胸を服の上から俺の顔につけてるのか?
「お前…何してる」
『スキンシップ♪』
「…硬いなお前全然胸無いな」
『冷静に正確な意見言わないでよ…』
「という事で離しなさい」
『…うーん…胸無いと言われてこのまま引き下がれないのが
女の意地だよお兄ちゃん、責任とって大きくするの手伝って』
「責任は取れません」
93マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/27(火) 01:51:17 ID:AmhYQ3mD0
『ええ…お兄ちゃん…お願い♪』
と言って上着を脱ごうとする
「いやいや、俺はどうされてもお前には欲情しないぞ?」
『…じゃあ直接ならどう?』
と言って俺の下半身を触ってこようとするが読めていたので
夏美の視線が下に集中している隙を突いて両手で軽く顔をはたく
『痛い…痛いよお兄ちゃん!!』
「痛くは無いだろうあんなので」
『顔が痛いのはキスしたら治るのでホッペに下さいなお兄ちゃん』
「え〜っと友人からもらったキスフライなどのセットがここに」
『熱いのは嫌よお兄ちゃん』
「嫌ならふざけてないでそろそろ朝ご飯の準備しなさい
洗濯は俺の仕事だからやっとくから」
『もう…ノリが悪いな…あ、私の下着とか好きにしてもいいからね?
私の下着でしてもいいし…でも直接のほうがわたしは好きだな』
「安心しろ、何もしないから、と言うか俺の下着お前に洗われると
嫌な予感がするから俺が洗うんだがな」
『お兄ちゃんは私を女と思ってないの!?』
「思ってないから平気で洗えるんだが」
『…ちょっと泣けてきた』
「おいおい…今に始まった事じゃないだろ、こんなの」
『…まあいいや、朝ご飯の支度してくるね』
そう言うと夏美は部屋を出て行ったそして俺はため息をつき
「…俺は禁断の愛は無理ですから…残念」
そして夏美は毎朝加奈ちゃんと登校しているのだが
いつも家に加奈ちゃんが来て一緒に学校に行くようだ
94マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/27(火) 01:51:54 ID:AmhYQ3mD0
俺はいつもならあまり気にも留めていなかったのだが
前日一緒にクレープを食べたりして少し仲良くなったので
俺も一緒に挨拶をして夏美達を見送ってから学校に行こうと思った
『おはよう、夏美』
『加奈ちゃんおはよう!』と言って二人とも抱き合っている
「お前ら何やってるんだ?」
『あ、お兄ちゃん、朝の挨拶だよ?』
『か、克哉さん…おはようございます』ちょっと恥ずかしそうに俺を見る
「えっと…加奈ちゃん何をしてるの?」
『あ…あの…いつも朝夏美がこうやって抱きついてくるので
こうやって抱き合うのがいつの間にか朝の日課に…』
「そ…そうなんだ…」ちょっと妙な雰囲気が
『ご、誤解しないでください克哉さん!!日課になっちゃてますけど
私…こういう趣味ないですから…』かなり恥ずかしそうに言ってくる
「わ…わかってるよ、友達同士がじゃれてるだけでしょ?」
『当たり前じゃないお兄ちゃん!!私の趣味はノーマルだし
私が好きなのはお兄ちゃん!!私はお兄ちゃんの物なんだから』
「…わざわざ近所に聞こえるように言うんじゃねぇ!!!」
俺は思わず夏美にグリグリ攻撃を行った
『あう〜痛いよ〜…』あまり痛そうに見えないが
『…いつも仲いいみたいですね二人とも』じっと俺達を見てくる加奈ちゃん
「まあ兄妹だしこれくらいは普通だよ加奈ちゃん」
『普通ですか・・・?でも克哉さんにいつもかまって貰えて
羨ましいです、夏美が』
95マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/27(火) 02:00:38 ID:AmhYQ3mD0
「うーん…俺の場合はやかましいからついこうなっちゃうんだけどね」
『でも私の場合そうやって甘えられる相手もいませんし…
弟はやっぱりまだまだ手のかかる子供だから』
「よくわかるよ、加奈ちゃんもお姉ちゃんだからね
もし何かあったら今度俺にも話してくれないかな?弟居ないから
どんなものか聞いてみたいし」
『はい!今度機会があればお話しましょう!』
という感じで少々はなしが盛り上がった所で
『…なんか微妙にいい雰囲気…』
夏美が少々じとっとした感じで俺達を見ている
『な、夏美…いい雰囲気って…そろそろ行かないと遅刻しちゃうよ』
と少々顔を赤くしながら加奈ちゃんは夏美に話す
『あ、そうだね!もうそろそろ行かないと遅刻しちゃうね!
じゃあお兄ちゃんそろそろ行くね!お兄ちゃんも遅刻しないでよ?』
「ああ、大丈夫だよ、俺もそろそろ行くから」
そう言って俺に軽くお辞儀をする加奈ちゃんを見送って俺も学校へ向かった
・・・・・・・そしてお昼休み・・・今日も間宮さんと会う約束をしていた
「…間宮さん居ないな…」
と思っていたら少々早歩きしながら間宮さんがやってきた
『…すみません…遅れました』少々息を切らしながら間宮さんがやってきた
「いいよ、急がなくても大丈夫だから」
『…でも…私は早く会いたいですから』
「…そっか」そう言われると俺もまんざらでもないというか嬉しい
「ねえ間宮さん…お願いがあるんだけどここだと結構目立っちゃって
恥ずかしいからほかの場所でたべない?」
『…そうですか…それでしたら音楽室に行きませんか?』
「…音楽室?」確かあそこはお昼や放課後などは進入禁止だったような気が…
「音楽室ってあそこは授業以外は入れないんじゃなかったっけ?」
『…私は一応入れる許可もらってますから…鍵もありますし…』
96マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/27(火) 02:01:30 ID:AmhYQ3mD0
「え?そうなの?」ちょっとびっくりした
『…私は一応管弦楽部なので入れるんですよ…』
「あれ…家の学校って管弦楽部ってあったっけ…?」確か無いはずだが
『…あります…私一人ですが…』
「あ…そういえば管弦楽部で一人しか居ないけど毎日綺麗なフルートの
音色が流れててファンも結構居るって聞いた事あるけど」
『…そうなんですか?』
「うん…間宮さんだったんだね…俺もたまに音楽室から聞こえてきて
聞いてて凄く心地よいなって思ってたから」
『・・・・・・・』少し照れているような様子で間宮さんは俺を見る
「でも…なんで誰も入らないんだろう…間宮さんのフルート目当てでも
結構人入りそうなのに…」
『…それはよくわからないですが…一人でも楽しいですから…
克哉君…が迷惑でなければ音楽室で食べませんか?』
「あ…ここじゃなければどこでもいいよ」
『そうですか…では行きましょう…』と言うと俺に手を差し出す
「…?」俺はよくわからないまま手を見ていた
『………』何か訴えたそうに間宮さんは俺を見る
「あ…もしかして…?」なんとなく意図がわかった俺は
間宮さんと手を繋ぎ間宮さんに引っ張られながら音楽室に向かった
よくよく考えてみると手を繋ぎあっている所は少し人に見られているため
かなり恥ずかしかった…
『では…ここで食べましょう…』
「でも音楽室で飲食してて大丈夫なのかな?」
『…一応私は先生にも許可貰ってるので大丈夫です…』
と言いながらドアの鍵を閉めていた…ん?
ちょっとマテ…いまさら気が付いたがこれは少し広いが
個室に二人っきり…しかも鍵も閉めているから外から誰も入ってこない
…マテマテ…これはもしかしなくてもまずいのではないか?
97マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/27(火) 02:03:46 ID:AmhYQ3mD0
と思いながら少し気まずそうに間宮さんを見たが
『・・・・・・・・??』と俺が焦っているのをまったく気が付いていないのか
『…じゃあ食べましょう…』と言って弁当箱を開く
「…うん」とりあえず腹も減っているので俺も弁当箱を開ける
『…今日はちゃんとおかずがあるんですね…』
「うん、今日は妹も機嫌悪くなかったし」
『…結構妹さんも料理がうまいんですね…美味しそうです…』
「よかったら少し食べてみる?この前のお礼もあるし」
『…はい…いただきます…』と言うと目をつぶって小さい口をあけている
・・・・・・これは俺から彼女に食べさせると言う事・・・だよねやっぱり
俺もこの場で何もしないのもかえって失礼な気がしたので
妹が作ったおかずを間宮さんの口に入れた
「…えっと…美味しいかな?間宮さん」
『はい…美味しいです…』少し恥ずかしそうにおかずを食べている
そういう感じで俺はかなり恥ずかしかったが昼食も食べ終わり昼休みが終わるまで
お話しをすることになったそして今度こそ聞きたい事を聞いた
「間宮さん…俺まだちゃんと俺の事好きと言ってくれた理由を
教えてくれないかな…ずっと気になってるんだよ」
『…はい…私は今まで一人で部活をやっていてこの音楽室から
いろんな人を見ていました…』
確かにここから学校のいろんな場所が見える…あまり意識はしていなかったが
『…私はここでフルートを演奏しながらいろいろな人を見ていました…
そして克哉君を見つけました…』そう言うと一息ついて
『…克哉君は花壇を直していたり校庭の銀杏の木の掃除などしてましたね…』
98マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/27(火) 02:07:22 ID:AmhYQ3mD0
「うん…確かにしていたよ」俺はそこら辺にあまり言い思い出はないのだが…
『…元々花壇や銀杏の木は他の生徒が荒らしていて
とても掃除もできない状態でしたよね…』
「うん…そうだったよね」
『…それを克哉君一人で掃除して次の日また花壇が荒らされていても
また一人で綺麗にしていて…』
「うん…そうだったよ…」一人でやっていたのにもわけがある
花壇や銀杏の木が他の生徒に荒らされていても特に気にしていたわけでもない
でも毎回そうやって荒らされているのを見ているのも気分が悪かったのも
事実だった、だから友達も誘って花壇を直そうとしたが友達も
あまり気が乗っていなかったみたいで結局一人でやった…
そして直したり掃除をしていると俺も少しずつ気分も良くなり
折角だから野菜の種でも埋めて育てていたちょっと癒されたりもした。
しかし、それも全部荒らされた、俺はそれに怒りいつも荒らしている奴らと
口論になり喧嘩にもなった、おそらくそれは他の生徒は誰も知らないと思うが
結局それが原因で花壇も無くなりそこには校長の銅像が建った、
正直なんでやねんと思いなんか馬鹿らしくなり
花壇や銀杏の木にも興味が無くなった無駄な事してたなと。
『…私はいつも花壇を直していたり掃除をしている所を
ずっと見ていました…そしてある日急に居なくなってしまってここからでは
克哉君が見えなくなってしまって…』
「うん…いろいろあって土いじりはやめたんだ」
『…居なくなって見ると急になんだか寂しく感じて…
それで克哉君に会ってみたい…話してみたいと思って…呼び出しました…』
「そうなんだ…実は…」俺は花壇についての事を間宮さんに話した
『…そうだったんですか…でもそのおかげで克哉君と直接会ってみようと
思えましたから…』
99マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/27(火) 02:08:52 ID:AmhYQ3mD0
「でも…なんで「好き」って言ったの?話すだけならそこまで言う事も
無かったと思うけど…」
『…でも…好きですから…克哉君をこの窓から見てた時も…一生懸命
やっていた克哉君を見ててこっちもなんだか暖かい気持ちになれました…』
「でも…俺も少し嬉しいかも、誰も見てないと思ってたけどこうやって
俺がやっていたことを見ててくれてその事で気分よくなってくれたら
俺も嬉しいよ」俺は誰かに見てもらおうとやっていたわけではないが
やはり俺がやっていた事を見ていてくれただけでも無駄な時間じゃなかったと
思える…それだけでも嬉しい。
『……本当は話しかけようか迷っていました…でも話してみて
克哉君が凄く話しやすくて…それに暖かいですから…』
なんかそう言われると本当に恥ずかしくなってくる
「だから「好き」なの…?」
『…はい…好きです』はっきりと間宮さんは答える
「でもその「好き」は友達としての好きだよね?
多分恋人とかそういう「好き」とは違う気がするよ」
『…そうですか?私はその「好き」の違いはわかりませんが
克哉君が好きという事には変わりないと思います』
「そっか…じゃあ俺と友達にならないかな?」
『友達…ですか?』
「うん、友達、一緒にご飯食べたり遊んだり話したり
俺間宮さんの事あまり知らないから…」
『友達…そういえば私友達というのは作ってませんでした…
このような性格なので…自覚はしてますから…』
100マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/27(火) 02:09:40 ID:AmhYQ3mD0
「そっか…じゃあ俺が初めての友達かな?」
『…そうですね…じゃあ友達になりましょう…』
「うん!友達になろう!」
と俺が言うと間宮さんは俺に抱きついてきた
「え…間宮さん?」
『…嬉しいです…克哉君と仲良くなれて』
・・・・・ここで抱きしめられると思わなかった…間宮さんやっぱり
他の人とちょっと違う…というか胸があたる…朝の夏美のとは違い
やわらかさがしっかりと伝わってくる…まずい、このままではまずい
いろんな意味で
『…?克哉君…?どうしたんですか?』
「えっと…抱きしめられるとちょっと恥ずかしくて…」
と言おうとした瞬間目の前が揺れた…地震だ!!俺は少し体勢が崩れた
『…え?』間宮さんは驚きさらに俺を抱きしめた、しかも俺は体勢が崩れて
そして少ししゃがんでしまう形になりさらに間宮さんとまずい体勢になった
『…大丈夫ですか?克哉君…』
「とりあえず大丈夫だよ、でもちょっと体勢が…」
『…あ』間宮さんは顔を赤らめながら俺から離れた
『…ごめんなさい…迷惑でしたよね…すいません…』
「あ…迷惑って事は絶対無いよ…間宮さんも大丈夫だった?」
『…はい…大丈夫です…』
それにしても何でこんなタイミングで地震が…非常識な…
これがいわゆるギャルゲーやRPGである強制力というやつか!?
「じゃあそろそろここ出ようか、あまり二人きりでここに居るのも見つかったら
まずいだろうし…」
『…私は別に…二人でもかまいませんが…見つかって入室禁止になってしまうのも
とても困るので…出ましょう…』
「うん、そのほうがいいよ」
『…あの…よろしければ今日一緒に帰りませんか…?』
「うん、いいけど…部活は…?」
101マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/27(火) 02:12:51 ID:AmhYQ3mD0
『…今日は休みます…一人ですし…今日は克哉君と一緒に居たいですから…』
そう言われると本当にドキドキしてしまう、妹以外の女の子と凄く仲良くなりそうなのは
これが初めてかもしれない…
「うん、わかったよ、じゃあ今日は一緒に帰ろう」
『…はい…音楽室で待ってますから…帰る時に呼んでください…』
そう言うと間宮さんは教室に戻っていった
続く
    '⌒⌒ヽ
   (′从 从) 新スレ乙です、そして
   (( ヽ ゚ ‐ν)) 長くなってしまいましたので後日後編と言う事で
 ┏━∪━∪━━━┓ 続きます…この後一緒に帰る時に
 ┃  マユラ    ┃夏美が乱入してきます…カオス空間
 ┃          ┃ハァハァのコツがわかりませぬ…
 ┗━━━━━━━┛ワタシエロゲーアマリヤッタコトナイネン…

102名無しさん@初回限定:2005/09/27(火) 02:32:33 ID:Rjuc70l1O
うはwテラモエスw
にゃあ氏マユラ氏GJ!

朝起きたら妹が俺の携帯いじってた
103名無しさん@初回限定:2005/09/27(火) 02:59:23 ID:vwLsqyYm0
朝起きたら、妹に触手プレイをしてみたいといわれた
104名無しさん@初回限定:2005/09/27(火) 21:25:34 ID:rCv8dnlE0
大量キテター(゚∀゚)!!
にゃあ氏、マユラ氏お疲れ様です

朝起きたら妹がエロゲやりたいと言い出した
何やらせようか?
105名無しさん@初回限定:2005/09/27(火) 22:37:00 ID:+5qOSkaJ0
>>103-104
朝起きたら妹×2に「触手プレイをしてみたい」「エロゲやりたい」と言われた。
ので、魔法少女アイをやらせてみた。

翌朝から、結亜ちゃんアタックで起こされるようになった。
ちょっといじめると、冷たい目で見返されて、「殺すよ」と言われるようになった。
なにか欲しいものがあるときに、ショーウインドー前で物欲しそうに眺めるようになった。
その欲しがる物が、やたら柄の長い鎌だったりした。
銀杏の木に、ただならぬ執着を見せるようになった。
学校内で隠された地下室を探し始めるようになった。
最近はバイブプレイがお気に入りだ。特に長めの奴。
「お兄ちゃん、いつになったらゆらぎに取り付かれるの?」と期待されるようになった。
この状態が長く続くと、本当にゆらぎに取り付かれそうで、恐い。

 個人的に二番目は萌え要素。
106名無しさん@初回限定:2005/09/28(水) 00:08:21 ID:tcEh/tdx0
朝起きたら妹にちんこはえててオナニーの仕方を教えてくれと言われた
107名無しさん@初回限定:2005/09/28(水) 01:09:34 ID:cZBZ2xWj0
しかし、そんな妹はいらないので生ゴミに出した
108名無しさん@初回限定:2005/09/28(水) 02:02:50 ID:5hu87U53O
が、萌えるゴミなので回収されなかった
109名無しさん@初回限定:2005/09/28(水) 15:56:16 ID:tTAPCYVCO
萌えるゴミは萌えるゴミの日に出してくださいと貼り紙が付けられていた。
名指しで。
110名無しさん@初回限定:2005/09/28(水) 20:01:58 ID:vQTuFI5m0
朝起きたら、妹が自分で自分を縛ってた
111名無しさん@初回限定:2005/09/28(水) 23:27:04 ID:cZBZ2xWj0
ので、窓から投げ捨てた
112名無しさん@初回限定:2005/09/29(木) 00:05:48 ID:DsCQnBZ40
朝起きたら妹がプラネタリウムを作っていた。
113マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/29(木) 04:02:44 ID:qFGcnSFj0
後編
・・・・そして放課後になり俺は音楽室に向かった
『…克哉君…』
「待っててくれたんだね、じゃあ一緒に帰ろうか、そういえば
間宮さんの家は何処なの?俺の家より遠いと悪いから」
『…えっと…』
「結構近いんだね、それなら一緒に帰れるよ」
『…そうですね…』そう言うと手を差し出してくる…
「えっと…?」
『…手を…』そういうとじっと俺を見てくるが流石にそれは恥ずかしいので
断った、少々寂しそうに見えたのに罪悪感を感じでしまったが仕方が無い
・・・・・その30分前・・・・・
『夏美、今日も一緒に帰るでしょ?』
『今日はお兄ちゃんと一緒に帰ろうと思うけど加奈ちゃんも一緒に帰る?』
『うん!克哉さんも一緒なら楽しみ!』
『…加奈ちゃん嬉しそうだね』
『あ、えっと・・・・』
『ってそろそろ時間になっちゃうから校門で待ち伏せしよう』
『そうだね、できるだけ早いほうがいいと思うよ』
そして私と加奈ちゃんは校門の前でお兄ちゃんを待っていた
しかし…
『…あの女の人は誰なんだろう…』
『克哉さんと仲よさそうな雰囲気…だね夏美』
『…マサカアイツガ…』
114マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/29(木) 04:03:17 ID:qFGcnSFj0
『ちょ、ちょっと夏美?なんか言葉使いが変だよ!!』
『…オニイチャン…』
『夏美落ち着いて!!』
『…これが落ち着いていられるかーーー』
夏美はそう叫び愛する兄の所に突撃して行った
『…お兄ちゃん!!』
「ん、って夏美か?どうしたんだこんな所で」
『ドウシタモコウシタモナイデスヨ!!ソノオンナダレデスカ!!』
「…なんで片言なんだ?夏美」
『そしてそこの女の子!!気安く私のお兄ちゃんに近づかないでよ!!
・・・このぶぶ漬け女!!』
…その意味不明のフレーズ…流石俺達兄妹だよな…悲しいほどそっくりだ
『…克哉君…私ぶぶ漬けなのですか…?』
「いやいや、気にしなくていいからおい夏美!!何しに来たんだよ!!」
『今日はお兄ちゃんと一緒に帰りたいから加奈ちゃんと一緒に校門で待ってた
のに!!その女の子誰よ!!』
「えっと…まあいいや、この子は俺の友達の 間宮 由加さんだよ
今日は一緒に帰る約束してたんだよ、なんなら皆で一緒に帰るか?」
『…友達?えっと間宮さん…お兄ちゃんと友達なの?』
『…はい…そうです…妹さんなんですよね?…はじめまして…』
『はい、初めまして、私は夏美と申します…今後ともヨロシク…って違う!』
『ちょっと夏美!!落ち着いて!!…えと、克哉さん、こんにちは…』
「うん、加奈ちゃん夏美に突き合せちゃったみたいで悪かったね…」
『いえ、そんな事は無いですよ、友達ですし…あの…私も気になるんですけど
…お友達なんですよね?』
「うん、そうだよ、最近知り合って友達になったんだよ、ね、間宮さん」
『…はい…友達になりました…』そう言うと俺の腕に捕まってくる
「…恥ずかしいから、間宮さんちょっと…」
『…でも…こうしてると落ち着くから…』
『・・・・・・・・』
『・・・・・』
夏美と加奈ちゃんが少しびっくりしたような目で俺達を見ている…
115マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/29(木) 04:04:04 ID:qFGcnSFj0
『……オニイチャン……』
『…克哉さん…』
「いや、これは…友情とかそういうのだよね?間宮さん…」
『…それはよくわかりませんが…私は克哉君が好きなので…こうしてたいです…』
『…ソノテヲヨケロソコノオンナ…』
夏美がまた片言になっている
「おい!落ち着け!!こんな所であばれるな!!」
『お兄ちゃん!!!』
「はい!!」
夏美の激昂に思わずはい!!と言ってしまった俺
『開いてるほうの腕貸して!!』
そう言うともう片方の腕を掴み両手ふさがった状態になってしまった
「おい…夏美、離れろよ」
『嫌!!間宮さんがお兄ちゃんから離れるまで嫌!!』
「そんな大声で言うな!!目立つから!!…間宮さんちょっと離れてくれないかな?」
そう言うと残念そうに俺の腕から離れた、そして夏美も俺の腕から離れた。
『ねえ…友達なんでしょ?なのになんでお兄ちゃんにべったりくっついてるの?』
『…好き…ですから…』
『私なんかずっとずっとお兄ちゃんが好きだったの!!
そんな軽く好きなんて言わないで!!』
「おい、落ち着け…夏美」
『私なんかお兄ちゃんと一緒にお風呂入ったり一緒の布団で寝てたりキスしたり
してるんだから!!間宮さんなんかと違って好きの密度が違うんだから!』
「おい!!何を言ってるんだ!!」弁解はしたつもりだが
・・・・・・・・・・・・周りの空気が凍りついたのは言うまでも無い
116マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/29(木) 04:26:08 ID:qFGcnSFj0
周りの同級生は俺をちょっと異質なものを見るような目で見ているし
加奈ちゃんも凄くびっくりして何もしゃべらない…しかし、ただ一人
この空気の中まったく動じない人が居た、間宮さんだ
『……克哉君…よかったら今日家に来ませんか…?』
「…え?何でいきなり?」
『…私も妹さんが言うくらい貴方が好きなつもりです…
だから妹さんとした事と同じ事以上のことは…出来るつもりです…』
・・・・・えらい事また言ってくれますね・・・
『…嫌!!そんなの駄目!!お兄ちゃんは私とずっと一緒に居るんだから!!』
「…何このカオス空間…」俺のせいなんですか?この状況は…
運が悪かっただけなんですか?友達になろうといった俺が悪いんですか?
混乱した俺は「助けて泥棒!!」と叫んだ…アホだな俺…
『…流石兄妹ですね…そんな所そっくりです…』
と冷静に喋っている加奈ちゃん…ヘルプミー
『…妹さん…あの…お弁当美味しかったです…ありがとうございます…』
『…どういう事なの?お兄ちゃん…』
「…お昼ご飯のおかずをちょっと間宮さんに食べてもらったんだけど…」
『…私の愛情のこもった弁当を他の人に食べさせるなんて…』
『…とても美味しかったです…』
『…コノオンナムッコロス!!』
「おい!!落ち着けって夏美!!」俺は今にでも爆発しそうな夏美をなだめる
「間宮さん…悪いけど今日は妹がこんな状態だからまた今度一緒に帰ろう?」
『…そうですか…残念ですが…わかりました…仕方ありません…』
117マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/29(木) 04:27:19 ID:qFGcnSFj0
俺は寂しそうに帰っていく間宮さんを見送った後夏美をなだめた
『…お兄ちゃん…馬鹿…』
「あのな、いきなりあんな暴走される方の身にもなれよ」
『夏美…大丈夫?』加奈ちゃんも心配している
『…お兄ちゃんはあの人どう思ってるの?好きなの?』
「俺は…わからない…中途半端で、でも好きではあると思うよ友人という意味で」
『…そう…でも、好意は愛に変わってしまう場合もあるよね…』
「正直…そこはわからない…」
『ごめん、お兄ちゃん…私先に帰るね…』
「ん…わかった…」
『加奈ちゃんもごめんね、つき合わせちゃって…』
『ううん、大丈夫だから…』
そう言うと夏美は先に帰って行った
『あの…克哉さん…ご迷惑でなければ一緒に帰りませんか…?
正直今一人で帰りたくないので…』
「俺も今は一人で帰りたくない気分だからこちらからお願いするよ」
そう言うと俺達二人は一緒に帰った、そして最後に
『…今度またお話に付き合ってくれませんか?私も話したい事あるので…』
「うん、わかったよ、また今度待ち合わせしよう、じゃあまたね」
そう言って加奈ちゃんとも別れた…そして家に着いた
夏美は・・・・うんちゃんと帰ってるな
「ただいま、夏美?いるか?」
『…おかえり…』あまり元気が無い…まあ仕方ないか
「やっぱり今日の事で元気が無いのか?」
『…うん…正直こういう日が来るのはもっと先だと思っていたから…』
そういうと夏美は俺を抱きしめてきた
118マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/29(木) 04:28:32 ID:qFGcnSFj0
『…やっぱり寂しいな、お兄ちゃんが私から少しでも離れると思うと…』
「嫌、もし俺に恋人ができても…お前から離れる事はないぞ?」
『違うの…そういう意味じゃないの…』
「…俺は夏美の事は愛してる、大事な存在だ、でも夏美とは
恋人にはなれない…」
『…家族…って残酷だよ好きになってもどんなに恋焦がれても…
ひとつになれない、愛してもらえない…残酷だよ・・・』
「夏美…ごめんな…お前の気持ちに応えられなくて…」
『でも…私は決めたから…
欲しいものは全力で取らないと手に入らないって…』
そうは言うがどうするつもりなんだ?
『…今すぐは無理かもしれない…でもお兄ちゃんが
私の事だけを考えてくれるように努力するから…』
と言って夏美は俺にキスをする…いつもよりずっと長い間
『…まあこれはいつもと違う私の決意みたいなものだから…
長い時間かかるかもしれないけど…私はもうあきらめないって決めたから』
「夏美…俺は…無理だよ…」
『今はそれでもいいの…私があきらめなければいい話だから…
それに何年か経っていい女になれば振り向いてくれるかもしれないし♪』
俺はそれ以上夏美にかける言葉がなかった…俺は夏美に今以上の感情を持つ事は
あるのだろうか…?
『まあ、今はこの話はもうお終いにして、晩御飯作るから手伝ってくれる?』
「あ、うん、わかったよ」
俺はそう言うと晩御飯の手伝いをした
「なあ、今日は俺の部屋で寝るのか?」
『お兄ちゃんが望むならいいけど…お兄ちゃんが一緒に寝たいって言わないなら
私は今日から別々に寝るよ』
「そっか…じゃあ今日からちゃんと自分の部屋で寝ろよ?」
119名無しさん@初回限定:2005/09/29(木) 04:53:49 ID:tdJ8N8UGO
こんな時間に…マユラ氏、乙であります!!
120マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/29(木) 04:58:49 ID:qFGcnSFj0
『うん…でもたまにかまってくれないとそのうち夜這いにいくかもしれないよ♪』
「おいおい…夜這いって…」
『正直お兄ちゃん程度が抵抗しても問題ないから』
・・・・・・どういうことですか?それは
「まあ、その話しはいいよ、甘えるくらいなら普段通りだから
俺は問題ないから」
『…お兄ちゃん優しいよね…』
「・・・そうか?後そろそろ着替えたいからちょっと部屋に行くからな」
と言って俺は自分の部屋に向かった
『…誰にでも優しいよね…だから私はいつも不安になるの…
私はお兄ちゃんの優しさを全部欲しい…我侭なのはわかってる…』
続く
   /⌒⌒\
   (′从 从) 
  (( ヽゝ゚ ‐ν))という感じでまたじわじわと攻められる兄です
 ┏━∪━∪━━━┓ 一応兄に取り巻く女の子達は
 ┃  マユラ    ┃ これ以上増えない予定です
 ┃          ┃ コレイジョウフエタラシュウシュウツカヘンネン…
 ┗━━━━━━━┛

121マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/29(木) 05:01:14 ID:qFGcnSFj0
   /⌒⌒\
   (′从 从) 
  (( ヽゝ;゚ ‐ν))規制で1時間近くもかかっちまいました
 ┏━∪━∪━━━┓もう少ししたら今までの自分の作品
 ┃  マユラ    ┃ まとめて何処かにUPします
 ┃          ┃
 ┗━━━━━━━┛
122突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/29(木) 07:42:45 ID:D5vj1D/v0
『ログ置き場』暫定的にですが、リニューアルしました。
ご意見等がございましたら、お寄せ下さいませ。
123名無しさん@初回限定:2005/09/29(木) 10:25:53 ID:M00c7kLcO
>>マユラ氏
GJ!
妹もいいんだけど不思議少女間宮たんに萌える俺ガイル(*´д`)
>>突発屋氏
工事おつです つ旦~
124にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/30(金) 00:58:02 ID:ganNoExk0
 >>64-70>>83-87の続きいきます。
 感想くれた方々、ちゃんとレス貰ったら(・∀・)ニヤニヤしておりますので、
 一応、この場を借りてお礼をば。ありがとうございます。ぺこり。
 では、本編どうぞ。

「んー、よしっと。兄さん、おかしな所、ないかな?」
 くるりと俺の目の前で回る、着替えた朔耶。しぐさはかわいいが、服装はやっぱり男物。
 化粧っ気の欠片もありません。まぁ、いきなりメイク全開されても戸惑うが。
 えぇ、はい。初デートです。妹との。嬉しいやら悲しいやら。
 段階が必要なんでしょ? と強気で迫られると、なにも返す言葉がありませんでした。
 ……でも、なんだかんだ言っても、俺、こいつのことを肉親として見ているんだな。ちょっと感心。
「に・い・さん! ちゃんと見てってば」
 あ、悪い。おう、いつも通りに決まってるぞ。
「えぇー、いつもより、気合い入れたのに」
 いや、どっからどう見ても普段通りのお前だぞ。
 シャツもズボンもジャケットも、完璧に俺の弟として通用する仕様だ。
 特にその大きめのシャツはフェチ心をそそるが、パッと見、女かどうか判断しづらい優れものだな。
 そう褒めると、朔耶は不満げに自分を見下ろし、
「やっぱり女装するべきだったかなぁ……でも、僕、ほとんどスカート持ってないし……」
 女装言うな。
「お出かけついでに、兄さん好みの衣装でも買おうか?」
 メイド服、売ってるかなぁ?
「それでデートするの? 僕はいいよ」
 ごめん、冗談。それはともかく、その格好で女物の服を買いにいったら、変な目で見られそうだ。
「そんなことないよ。だって、僕……」
 ん? なんだ?
「えっと、僕……こういう恰好で、下着とかも買っているけど、なにも言われないし」
 あー……左様でございますか。でも、きっと何割かは、女の下着買ってる変態男だと思ってるぞ。
「そんな兄さん並に鈍い人、めったにいないよ」
 やかまひい。
125にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/30(金) 00:59:13 ID:ganNoExk0
 ところで今日は、どこに行く?
「うーん。こういうの僕、初めてだから、よく知らないんだけど……」
 俺も初めてだよ、悪かったな。
 しかしお前、もてそうなもんだけど、言い寄ってくる男とかいなかったのか?
「不思議と、僕、女の子の方によくもてて、寄ってくる男の子は、そういう子達に撃退されていたみたい」
 ……因果なもんだ。それでお前はよかったのか?
「それくらいの障害、乗り越えてくれないと、やっぱり、ね」
 俺も自信ない。その取り巻きの女の子達に合わないことを祈ろう。
「うん。一緒に住んでいるって知れたら、兄さん殺されるかもね」
 真顔で言うなよ。恐い。
 あれ? じゃあお前、なんで、その、俺のことが、えぇと……。
「好きに、なったんだ?」
 う、うむ。自慢じゃないが、腕っ節は弱いし、顔も良く言って並だし、知識は偏っているし、趣味もやばいぞ。
「……ほんと、なんでだろう」
 本気で悩まないでくれ。途方に暮れる。
「あははっ。父さんから、そういう人だって聞いていたから、マイナスイメージが強すぎて、ギャップが大きかったのかも」
 あんのクソ親父、俺のことを正直に話しやがったのか。
「いいじゃない。家族になるんだから、隠し事はなしだよ」
 俺はお前の性別さえ、知らなかったわけですが。
「あ、あはは……ほら、父さんも、僕の身を案じてだから。 
 色々言われていたからちょっと不安だったけど、でも話してみたら、兄さん、意外とまともだったし」
 意外と、ってのが気になるが、そうか? 
「うん……普通に弟として接してくれて、なんだか、嬉しかった」
 あー、うん。妹だったら遠慮していただろうけど、弟なら、遠慮することもないしなぁ。
「ヘッドロックなんて、生まれて初めてかけられたし」
 ……妹なら、絶対にできなかったな。
「そういうスキンシップとかも、よかったのかなぁ。……二回、お尻触られたけど」
 い、いや、それは別にスケベ心とかじゃなくってなっ! ……弟だと思ってたんだから、当たり前か。
 ちょっと軽く叩いただけの奴だろ?
「うん、そう。あの時は、変な声が出そうになって、あせったよ」
 そりゃすまんかった。
126にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/30(金) 01:00:35 ID:ganNoExk0
「いいけど。とにかくね、弟としては、兄さんは十分合格点だったよ。
 僕、兄弟もいなかったし、母さんも仕事で忙しかったから、家族ができて、すごく嬉しかった。
 僕のことを、受け入れてくれて、嬉しかった」
 うん。俺もまぁ、兄弟はいないし、親父も放任主義だし、家族が増えることは、嬉しかったしな。
 それに俺の言うことをほいほい聞いてくれて、素直で大変よろしかった。
「あ、ひどいなぁ。僕、嫌われたくなくて、必死だったのに」
 それは兄貴の特権だな。逆に言うと、増えるのが弟じゃなくて、兄貴だったらこうはいかなかったと思う。
「そういうものなの? 僕は構わなかったけど」
 んー、やっぱ男と女の違いかなぁ、それは。
「ふぅん」
 妹だったら、線を引いてしまっていたかもな。年頃の娘さんはつき合うのが難しいし。
「あ、じゃあ、こういう出会い方で、かえってよかったのかも」
 そうだな。おかげで遠慮なく口を利けるし。まだちょっと複雑だけど。
「複雑と言えば……さすがに、あのコレクションの山を見たときはどうしようかと思ったけど……」
 わーわーわー、忘れてくれ、頼むから。……幻滅、しなかったか?
「ショックはショックだったけど……、そんなにいい物なのかなぁって、つい、僕もやっちゃって。
 結構面白かったし……その、Hな気分にも、なった。だから、僕も同罪だし、ちょっと分かるなぁって」
 そこは兄として喜んでいいのか、悲しんでいいのか。
「……でもね、自分のこと、『僕』って呼んでる子がゲームの中にいたとき、
 兄さんが、これで、その、いやらしいことしてるのかなぁって思ったら……なんだか、すごい変な気分になった。
 うん。弟として、妹として、喜んでいいのか、悲しんでいいのか。わけ、わかんなくなった。
 はっきりしていたのは、この子には負けたくないって、そんな気持ち。
 多分、その時にはもう、僕は兄さんのこと、好き……になっていたんだと思う」
 う……そんな顛末だったのか。
 俺のコレクションが、そんな事態を引き起こしていたとは。
 兄ちゃん情けなくて、涙出てくらぁ。
127にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/30(金) 01:02:32 ID:ganNoExk0
「あはは……ううん、僕も、スケベだったんだね。たぶん」
 いいんだよ。女の子だって、そういうのに興味を持つのは当然だろ。
「兄さんは、持ちすぎだと思うけど」
 あぅ。
「ふふっ。変な感じ。兄さんと、こんな話するなんて。
 でも、すっきりした。よかった、話せて」
 うーん、けど、こう言ったら怒るかもしれないが、お前の好きって、兄妹愛の延長線上のような気もするなぁ。
「……そうかもね。でも、僕は兄さんのことを考えると、ドキドキするし、胸が痛むこともある。
 これが恋じゃないんなら、なんなんだろうって……困るよ。
 僕だって、理由も原因もはっきりとは言えない。
 けど、結局、人が人を好きになる理由なんて、分からないんだって思うよ。決まった答えはないんだから」
 そんなもんかもな。
「だから、兄さんも、僕にもっとドキドキしてよ」
 朝っぱらからすげぇ急展開にドキドキしっぱなしですが。
「そういうのじゃなくって……あ、そうだ。兄さんじゃなくて、兄ぃってよぼうか?」
 ずっきゃぁぁーーーんっ。
「……反応が、大きい」
 いや、待て、落ち込むな。そ、それはだな、不意打ちのショックがスマッシュヒットして……。
「起動音は最近使ったファイルのあの子だったけど、
 壁紙とスクリーンセイバーはこの子だったし、画像フォルダの中でも一番容量が大きかったから、
 お兄ちゃん娘はあくまでマイブーム、こっちが本命という僕の予想は大当たり……」
 気をつけよう、起動音と壁紙とスクリーンセイバーとお気に入りとマイドキュメントと最近使ったファイル。
 てか予想するな、そんなこと。当たっているから説得力無いけど。
 不意に、朔耶は不安におののく表情で、
「……まさか、男の方がいいとか? 僕、戦略ミスした!?」
 ちーがーうー。なんだ戦略ミスって。弟として迫った方が良かったというのか? 俺がそんな人間に見えたか!?
「でも確かに一部、そういうデータが――」
 がしっ。と、俺は朔耶の肩を掴み、念力を込めて説得する。
 そのことは忘れろ。いいな。お前はなにも見なかった。
 いおきゅんとか、あきみきゅんとか、鰤たん(あくまで仮名)とか、そういう名前は一切忘れろ。忘れろ。忘れるんだ。
「う、うん……」
128にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/30(金) 01:03:40 ID:ganNoExk0
 カクカクと、壊れたあかべこのように首を上下に振る朔耶。よし、説得完了。
 ぜぇはぁ。無駄に疲れた。いや、本当の話、あれは主力ってわけじゃない。
 なんというか……気の迷いに身を任せたくなるときもあるだけの、たったそれだけの話だ。ふっ。
「そうなの? それにしては、膨大なファイルが……」
 うがー。忘れろと言うに。せいぜい、いざというときに緊急投入する、予備戦力ぐらいの実力だ。
「なんか、強そう……」
 とにかく、その話はストップだ。いいな?
 と、俺が誠心誠意言い聞かせているのに、朔耶は掴まれた肩を押さえて、ため息をついている。
「はぁ……ちょっとドキドキした」
 俺は違う意味でドキドキしたわい。ほれ、これで満足か?
「だからそのドキドキは違うんだってば」
 ぬぅ、面倒な。まぁそれは置いといて、そろそろ出るぞ。
 そうそう、念のためにいっとくけど、外では腕組んだりするのはなしな。ホモだと思われかねない。
 あくまで俺とお前は、普通の兄と弟。今日のところは。
「えぇーっ、デートっぽくないよ。せめて手を握るくらい……」
 ダメ、禁止、却下。いいんだ、初デートはそれくらいの距離感で。
「それなら家で、いちゃいちゃした方がいいかなぁ……」
 いちゃいちゃときたか、この小悪魔め。魅力的な提案じゃねぇか。いやいや。
 それじゃデートにならないだろ。段階だ、段階。刻んでいくぞ。
「ちぇっ……あはは、うそうそ。うん、僕は弟ね。ラジャーです」
 びしっ、と敬礼をしたりする。くそぅ、かわいいじゃねぇか。
 ……もしかしたら、俺、こいつが弟でも、そのうち襲っていたかも知れないな……。
 いやいやいや、俺はノーマルだ、ノーマルだ、ノーマルなんだぁ……きっと、たぶん、おそらく。
 意外とこいつ、俺をノーマルに更生させるための天使だったりして。ははは、んなわきゃない……よな?
「それじゃ、行こうか、兄さん」
 お、おう。
「デート、デート♪」
 あー、こら、そんなくるくる回るなって。転ぶぞ。
 やれやれ、まったく。
129名無しさん@初回限定:2005/09/30(金) 01:04:46 ID:6TX04r3ZO
朝起きたら妹がビールがけやってた
130にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/30(金) 01:05:57 ID:ganNoExk0
 以上です。あれ? おかしいな。
 俺の予定ではとっくにこの二人はデートに出発して、デートスポットについているはずだが。
 ちょっとエロイことでもさせてみようかな、いやいやまだまだ、とか企画している段階のはずだが。
 ラジャーです、の自文章で自爆している場合じゃないぞ、俺。それは今回の序盤のセリフでなかったか?
 それはさておき、また小ネタでも。外伝というか、アホな話です。今のところは。
 なんか最近、自分をどんどん追いつめているような気がします。


 朝起きたら、親父殿から電話がかかってきた。
 妹スレにケンカ売ってるのか。
「おう、元気か、息子よ」
 元気だけど、なんのつもりだ、あれは。
「む? あれとは?」
 朔耶だ朔耶! なにが弟だ、妹じゃねーかっ!
「ああ……今頃気づいたのか?」
 悪かったな、鈍くて。それにしたって、あんな嘘をつく必要はないだろう。なんのつもりだ。
「いや、俺も悩んだんだが……、
 お前のコレクションを見てしまっては、朔耶を妹として紹介するのは憚られてなぁ……」
 ぐはっ。え、あの……なんでそのことを知って……。
 いいですいいです、あれはもう全世界に公然の秘密なのですね。
「ちゃんと朔耶にも、こういう男だからと言って、弟として紹介することを納得させたんだ。うむ、感動的な親心だ」
 唐突に家族になる思春期の少女に、恐ろしいことばらすなーーっ!
「はっはっは。仲良きことは美しきことかな」
 いやいやいや、繋がってないし。一歩間違えれば、結成前に家庭崩壊の危機だろうが。
「そういう困難を力を合わせて乗り切らねば、真の家族とは言えぬ!」
 障害が、その家族そのものだってーのはどうかと思うぞ。
 はぁ、もういいや。で、なんだよ、今日は。
「あぁ、俺が来ている国のことは知っているか?」
 ん? 中東の某国だって聞いてるけど……まさか、戦争でも始まったとか?
「この国、一夫多妻制なんだ。ブラボー」
 しるかぁーっ!
131にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/30(金) 01:07:18 ID:ganNoExk0
「そんなわけで、俺も郷に入っては郷に従うことにした」
 おいおいおいおい、また再婚する気かよ! どういうつもりだ!
「三人増えた」
 三人!? 一気に増えすぎだ!
「お前の妹が」
 は? 
「日本に憧れているらしいので、娘たちだけそっちに送る。いやぁよかったな。賑やかになるぞ」
 お、おい、待て! そんな無茶苦茶な理屈があるかっ!
 ジリリリリリンッ。
 ちょっと、おいっ! 聞いてるのかっ!
 ジリリリリリンッ。
 はっ! 

        ガバッ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__  (;´Д`)_<  夢かっ!
|  〃 ( つ つ  | \_______
|\ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
|  \           \
\  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
  \ |________.|

 あー、あせった。いくらなんでも、あんな無茶苦茶なことは起こるわけないよな。
 ジリリリリリンッ。
 あ……電話は本物か。
 でも、なんで、こんな朝っぱらから電話が……いや、この時間は、確か親父の国では夕飯時くらいのはず……。
 ま、まさかな。ははは……。いや、緊急の用だったら困るし……、でも出るのは恐い……。
 ……どうするべきだ、俺?

 このアイデアを採用するべきかどうか、悩んでいる俺がいる。
 まぁとりあえずは、朔耶とちゃんと結ばせてから、どうするか考えよう。
 寸止めで乱入するのも朔耶がかわいそうだし……いやそれはそれで萌えかも……。というかラブコメの定番だ。
 えぇと。どうしよう。先送りしよう。では今日のところはこれで。
132名無しさん@初回限定:2005/09/30(金) 01:20:28 ID:6TX04r3ZO
乱入してまってスマソorz
リアル遭遇して読みますた
僕っ娘に新たな萌えを感じますた(*´∀`)
133名無しさん@初回限定:2005/09/30(金) 01:30:15 ID:eAdyud1w0
>>にゃあ氏
純愛好きの漏れとしては
このまま僕っ娘一直線キボンヌ。
とはいえ実に乙でした。
134マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/30(金) 01:32:00 ID:WPNh+jzx0
にゃあさん乙です
このスレはリアルに妹がいて書いている方は居るのでしょうか?
私は一応妹と弟が存在しますが
ほんの少しだけリアルにあったネタが入ってますよ
135にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/09/30(金) 01:41:36 ID:ganNoExk0
うちには兄と弟がいます。当然妄想の役には立ちませぬ。
PCの中には素敵な子達がたくさんいます。妄想の役にも立ちます。よいことです。

うちの朔耶は阪神が優勝しても、ビールかけとかしてくれそうにありません。
ので、こちらからかけてしまいましょう。
タンクトップがぴったり貼りついて、たいそう素敵なことに(*´Д`)ハァハァ
それで酔っぱらったら、虎化ならぬ、猫化して、「にゃぁ〜」と甘えてきそうです。
猫好きですから。そんな小話が次回おまけにつく予定。
濡れたささやかなふくらみを擦りつけてくるわけですよ。
これはもう虎穴に入らずんば虎児を得ずです。虎万歳。ビール万歳。
136Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/09/30(金) 04:38:03 ID:0f4TTWzg0
>>にゃあ氏>>マユラ氏
GJそして乙です。微笑ましいです。
そしてマユラ氏、レス遅くなってすみません。

…僕の妹との場合、僕との関係が普通すぎで使えないので
漫画とかゲームとか思いついたネタとかで書いてます。
137名無しさん@初回限定:2005/09/30(金) 10:37:08 ID:53FDu8Qn0
朝起きたら妹に、
「次は日本一になるように私の観音様にお百度参りしろぉっっっ!!!」
と言われた
138名無しさん@初回限定:2005/10/01(土) 12:07:37 ID:nB9SDM6B0
朝起きたら妹に、
すぱいだ〜あたっくをされた。
139名無しさん@初回限定:2005/10/01(土) 20:37:05 ID:MN+DMjbb0
朝起きたら、妹にぶら下がられていた。
「何してんだ?」
「ん〜スパイダーマンごっこ〜」
「降りなさい…つーか降りろ」
140名無しさん@初回限定:2005/10/01(土) 21:55:27 ID:bXFqohg5O
朝起きたら妹にもみじ狩りに誘われた
141名無しさん@初回限定:2005/10/02(日) 00:53:35 ID:0DwxMKnK0
朝起きたら妹にさつまいも堀りに誘われた
142名無しさん@初回限定:2005/10/02(日) 01:29:18 ID:kPSWzLG70
兄ちゃんこのイモ何のイモ?
143名無しさん@初回限定:2005/10/02(日) 02:21:46 ID:Zu9z4dIv0
朝起きたら妹に、中国産マツタケ狩りに誘われた
144名無しさん@初回限定:2005/10/02(日) 11:19:25 ID:h9gW1M9B0
朝起きたら、妹が密入国してた
145名無しさん@初回限定:2005/10/02(日) 11:41:15 ID:afVJ1XefO
朝起きたら妹がやってきた
(ゴジラのテーマ♪)
146名無しさん@初回限定:2005/10/02(日) 13:44:41 ID:K9y65Bhs0
朝起きたら妹が殺ってきた。リアルで。
147にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/02(日) 14:20:49 ID:a/gw69ta0
>>146 いずれ死ぬなら妹の腹の上で死にたい。それはさておき、>>124-131の続きです

 そんなこんなでデートである。
「行き先は?」
 ぶらぶらしながら決めよう。とりあえず、繁華街に出るとして……見たい映画とかはないか?
「うーん……なにかいいのあったかなぁ」
 ――そういえば、日曜朝八時半から黒と白の戦士が激闘するハードボイルドな番組がちょうど映画化をしていたような。
「却下」
 いや、企画上は女の子向け番組だから、お前に合わせてだな。
「今日の僕は弟でーす」
 しまった、俺としたことが。
「うん、ショッピングかな、やっぱり。服を買うって約束だし」
 う……今月の生活費、どれくらい残っていたかなぁ。
「あ、こういうときのために、父さん達から予備費を預かっているから、ちょっとくらい苦しくなっても大丈夫だよ」
 予備費? 聞いてないぞ、そんなの。
「兄さんに渡すと、きっと良からぬことに使われるからって、内緒で通帳渡された」
 ……読まれてる。
「でも、できる限り、予算の範囲内でね」
 そこら辺のやりくりは、お前に任せる。
「もうちょっと季節が早かったら、水着でも良かったんだけど」
 ……一ヶ月ほど、青春の無駄遣いをしたような気がするのは、俺の気のせいか?
「あ、あはは……。それは来年のお楽しみってことで」
 長い、長すぎる。ヤマトがイスカンダルから帰ってこれるぞ。
「じゃあ……後で、兄さんの部屋でお披露目しようか?」
 なにその素敵なパーティープラン。ふざけてるの?
「スク水もあるよ?」
 白か?
「そんなわけないっ!」
 ちいっ。……いやいやいや。やっぱほれ、秋は秋らしい装いで。
「わかった。またのお楽しみだね」
 わかってないだろ、お前。
「あははっ」
148にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/02(日) 14:21:55 ID:a/gw69ta0
 電車に乗って十五分。某巨大デパートの、婦人服フロアを覗いてみる。
 この手の売り場はめったに入らないから、ちょいと居心地が悪い半面、新鮮だ。
 若干、奇異の視線も感じる。後ろから見たら、まるっきり男兄弟だろうしなぁ。
 朔耶は慣れた様子で店舗の一つに入り……って、ここのじゃいつもと同じだろ。ジーンズ系ばっかりじゃないか。
「あ、うん。でもいつもここで買っているから、なにか、いいのないかなって思って。ほら、これなんかどう?」
 と、かけてあった、やっぱりジーンズのキャップを被る。
 うぁ。これはこれでボーイッシュな側面が強調されて危険な物体だ。またにしときなさい。
「そう? じゃあ……サングラスとか」
 そんな不良みたいなアイテム、およしなさい。今日は、女物で攻めるんだろ。
「そうそう、兄さんを悩殺するんだった」
 大きい声でんなこと喋るなっ。次行くぞ、次。
 ――むぅ、ここら辺のは、ちょっとシックすぎるな。
「そういう『婦人服』してるのは似合わないよ。OLさんじゃないんだから」
 かといってこういうピンクハウスしてるのもなぁ。
「冒険しすぎだよね」
 だが、今日は冒険しに来たわけだし。
「え?」
 ちょっくら着てみろ。何事もチャレンジだ。
「え、や、やだよ、こんなふりふりでかわいいの、絶対似合わないって」
 そこをあえて挑め、男なら。
「男じゃないもん」
 男じゃないなら、着られるはずだ。さぁ、女の子らしくなってこい。
「せ、せめて、こっちの青いのにしない? お願い」
 いいだろう。言った以上は着ろよ。
「う……もしかして僕、はめられた?」
 さぁさぁ、素敵にかわいくなってこい。
「兄さん、なんか意地悪なこと考えてる……」
 いやいや、そんなことは全然。ほら、案外、着てみたら滅茶苦茶似合うかも知れないぞ。
「視線、空に飛んでるし……」
 お、あそこの試着室が空いたみたいだな。さぁ、突入してこい。
「はぁ……。分かった。ちょっとだけだよ。どこにも行かないでよね」
 へいへい。
149にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/02(日) 14:24:10 ID:a/gw69ta0
 さて試着室からは、あれ? なんだろ、これ……、などと、
 慣れぬ衣服に悪戦苦闘している様子が、外にまで伝わってきております。
 正直、女性服どころか、スカート姿すら見たことのない朔耶が、どのように変身するか、非常に見物です。
「兄さん、背中のチャックあげてー」
 こんなとこでできるかっ!
「あははっ、冗談」 
 冗談飛ばせるとは随分と余裕があるじゃないか。
 しかし、このカーテンの向こうでは、朔耶が着替えているのか……。
 昨日までは欠片も興味なかったが、今日からは気になって仕方がない。
 落ち着け、俺。こんな場所で欲情したりしたら、非常にデンジャラスだ。
 お、着替え終わったようです。朔耶さーん? そろそろ開けていいですかー?
「だっ、だめっ」
 なんだ、まだ手間取っているのか。
「ううん、終わったけど……」
 終わったのならいいじゃないか。
「で、でも、やっぱりなんか変だし……」
 オープンしまーす。叫んだりするなよー。兄さん捕まっちゃうぞー。開けまーす。
「あ、ちょっと待ってっ」
 シャーッ。
 と、カーテンを滑らせると、顔を真っ赤にした朔耶が、なぜか胸元を隠すような弱々しいポーズでそこにいた。
 白いレースのラインが効果的に縁取りしている、濃いブルーのドレス。
 普段着と言うよりは、パーティー用にも思える、やや装飾過剰なデザインは……、
「や、やだ……。なんで、黙ってるの。やっぱり……変?」
 ……不思議と、と言ったら悪いが――、滅茶苦茶似合っている。
「う、嘘……」
 本当。マジ。びっくり。新鮮さを通り越して感動すら憶える。
「変じゃ……ない?」
 変じゃない、変じゃない。全然全くノープロブレム。
 OKサインを出すと、朔耶はおずおずと手を下ろし、不安げに自分を見回す。
 まぁ確かに普段と全然違うが、それだけにインパクトがあるぞ。
 今の俺の心を例えるならば、実の弟に女装癖があることが発覚して衝撃を受けつつも、
 予想外にかわいいことに動揺して自己嫌悪に陥りながらそのまま押し倒してしまいそうな危険なシチュエーションだ。
150にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/02(日) 14:25:19 ID:a/gw69ta0
「えーと……ここ、喜んでいいところ?」
 ものすごく褒めたつもりだが。
「でも、ちゃんと女の子に見えてるの、それ……?」 
 むぅ……。上から下まで、視線を這わす。少し怯えたように、身をすくめる朔耶。
 はい、ちょっと回ってみて。
「う、うん」
 くるりと回るとスカートが翻り、生足が覗く。
 不安に曇る表情と、弱々しく身をすくめる姿。それは紛れもなく、朔耶の中にある『女性』だった。
 女物の衣装を纏うことによって、朔耶の中にあった本来の要素が引き出されたのだろうか。
「……兄さん?」
 大丈夫だ、朔耶。今のお前は、ばっちり女の子しているぞ。ちゃんとかわいいから、自信を持て。
「……っ」
 そう正直に言うと、朔耶は耳までさらに赤くして、素早くカーテンを閉じてしまった。
 あ、こら。もうちょっと見せろ、減るもんじゃあるまいし。
 ……っと、いかん。ここでカーテンを開けたりしたら、周囲の視線が。
 いかん、もしかしたら二度と着てくれないかも衣装だったのに、携帯で激写しておくべきだった。
 おーい、朔耶ーっ。あれ?
 カーテンの下の僅かな隙間から、朔耶が膝を抱えて座り込んでいるのが分かる。
 おい、どうした?
 指でつんつんとつついてみると、朔耶はビクッと腰を震わせるが、返事はしない。
 後ろ手にカーテンを引っ張って、隠れようとする。
 どうしたんだろうな、こいつは……。
「あの、お客様?」
 あ、いえ、私は別に怪しい者じゃ、この中の人の身内ですので、ははははは。
 ふぅ、危ない。危うく通報されるところだった。しかし朔耶の奴、どうしたんだ、急に。
 ようやく朔耶が着替えて出てきたのは、それから十分ほどしてからのこと。
 おいおい、そんなぎゅっと抱え込んでると、皺になるぞ。買うのか、それ?
「買う」
 朔耶は真っ赤な顔をしたまんま、こくりと頷いた。
151にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/02(日) 14:33:10 ID:a/gw69ta0
 いや、もう少し他のを見てからでも……。
「買う」
 ……えーと、サイズとかは、良かったのか? と聞くと、朔耶はわずかに顔を強張らせて、
「胸……ちょっと余ってる」
 じゃあもう一つ小さいサイズの……。
「それだと、手の方が足りなくなっちゃうから……いいのっ、これ買うのっ」
 りょ、了解しました。なんだ? 急に年頃の娘さんモードに入ってしまったぞ。扱いが分からん。
 えーと。まぁ、それは買うにしても、他のもちょっと見てみないか?
「うん……」
 ほら、あのクリーム色のワンピースなんかどうだ?
「……ちょっと、ださくない?」
 う。で、ではあの赤いジャケットなど。
「サンタさんみたい」
 あ、あのスカートなんか……。
「地味だよね」
 ぐは。
「兄さん、センスない」
 う、うるさい笑うな。女物の服なんか分からんわい。 
「最初に指差したのも、ひどいもんだったし」
 そうだったか? なにか俺的には電波がピピッと走ったんだが。
「きっと怪電波だよ、それ。ん、やっぱりこっちの青いのにして良かった」
 はいはい。それじゃ他のも自分で選んでくれ。俺は隅っこでいじけているから。
「だーめ。はいこれ、持ってて。どこかに起きっぱなしとかしないでよ。絶対に、ね」
 サー、了解であります。
「それじゃ、次の選んで着替えるから、ちゃんと批評してね」
 あいよ。やっぱりこうなると男は荷物持ちかぁ。……暇だから、匂いでも嗅いでみるか。おぉ、朔耶の残り香が。
「な、なにしてるのっ! だめっ!」
 すいません。……ちょっとはいつもの状態に戻ったかな。
「ところで兄さん」
 なんだ?
「ないね、メイド服」
 ぐはぁっ。……どうやら完全復調した模様。難しい年頃だ。
152にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/02(日) 14:34:41 ID:a/gw69ta0
 以上です。んで、半分実話の、おまけ小ネタ。

 駅へと向かっている最中、不意に朔耶が足を止めた。どうした?
「しっ」
 な、なんだ? 敵の待ち伏せか?
「……猫」
 猫の待ち伏せか。奴らは生まれながらの狩人だからな。あいつらは成人男性より強いぞ、気をつけろ。
 見ると、駐車場の車の脇で、茶色と黒のぶち猫が毛繕いをしていた。なかなかかわいい。
 朔耶は足を止めた。猫好きか犬好きかは、猫がいる通りを歩かせてみれば分かる。
 猫好きは猫を見ると足を止める。止まらないとしても、目が吸い付いて離れない。必ずと言っていいほど。
 朔耶は典型的な、猫大好き人間だった。
 だが、朔耶がそろりと足を踏み出すと、お猫様は身を起こして逃走態勢に。
「う……」
 これ以上踏み出せば、奴は確実に逃げてしまうだろう。
 動くに動けない朔耶は、辺りを見回し――猫じゃらしを、発見した。パッと明るくなる朔耶の表情。
 朔耶は猫じゃらしを一本ちぎりとって、猫の前に差し出しながら、ゆっくりと近づいていく。
 ……が、猫は飛びつくどころか、あっさりと逃げ出してしまった。
「ねっ、猫じゃらしが通用しないなんて……、JAROに訴えてやる……」
 物騒なことを呟くな。猫くらいどこでも会えるだろう。
「でも兄さん、猫なんだよ。猫はかわいいのに。ううっ」
 なんか一部壊れてるぞ、お前。そんなに猫が好きか?
「うん。大好き。猫がいれば他の世界の全てが僕と兄さんの二人だけになってもいいくらいに」
 あのー、なんか大分壊れてるぞ、朔耶さん。拳固めて力説しないでくれませんか?
「兄さんは……猫好き? 犬好き?」
 ここで選択を間違えたら、積み上げてきた信用の一部を無くしてしまいそうな予感。
 ――自分はもちろん猫好きであります。
「だよねっ。やっぱり猫だよね」
 そして朔耶は楽しげに、猫談義を始めた。猫は神様として崇められていたから、えらくてかわいいとかなんとか。
 俺は相づちを打ちながら、こっそりと思う。
 猫も好きだけど、犬の方がもう少しだけ好きだなんてのは、朔耶には秘密にしよう。

 ではまた。
153名無しさん@初回限定:2005/10/02(日) 20:31:35 ID:3CnoQ+Q20
俺はあなたが好きです。

アイ
ライク
ユー
154名無しさん@初回限定:2005/10/02(日) 21:35:54 ID:lFTqa/en0
最近の職人さん増加傾向は喜ばしい限り
155名無しさん@初回限定:2005/10/03(月) 01:08:43 ID:yyPjxXXcO
にゃあ氏おつ!
僕娘(*´Д`)ハァハァ

朝起きたら妹がやたらパンツ見せてくる
156突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/03(月) 03:13:43 ID:wc7oZPOZ0
「なぁ、リカ?」
「……………………………」(ごしごしごしごし)
「リカさん?」
「……………………………」(ごしごしごしごし)
「ひょっとして、まだ朝のことで拗ねてる?」
(ごしごし)「………捨ててなんか、ないもん……」(ごしごしごし)
「それじゃぁ…………怒ってる、とか?」
「それも、少し違う……」
二人で入るには少々狭い浴室。長い髪をアップにして、バスタオル(『あれ』の後新
しく買ってきた)一枚を体に巻いただけの妹は、まるで破裂寸前の蒸気機関のように
不機嫌なオーラを放ちながらも甲斐甲斐しく背中を流してくれている。準が帰った後
も気まずい雰囲気は消えないまま、俺の膝枕でウトウトと昼寝をしている間も夕飯を
食べている間も、何処となく居心地が悪そうな里佳子は終始口数少なげだった。
「でも、準の事が原因なんだよな?」
「………私、あの人嫌ぁい………」
「お……おいおい、らしくないぞ? リカは人を見かけとかで一方的に決めつけたり
しないし、自分とは合わないくったって嫌ったりはしない子だろ?」
「そ、そうだけどぉ……」止まってしまった手の動き「……あの人だけは苦手。なん
でかわからないけど駄目。一緒にいるだけで、なんだか足下が無くなっちゃうような
気がしてくるんだもん。」
「あー、ああ見えても結構真面目で良い奴なんだけどなぁ?」
と言いながらも、里佳子が準から感じ取った何が拒絶反応の原因になっているのかは
薄々感づいていた。きっと、それは準の天才肌な部分に寄るものであろう。
「そ、それはそうかも知れないけどぉ………」
里佳子の気の強さの根底にあるのは、裏付けされた自信。努力と経験の積み重ねによ
って不得手を克服して会得してゆく。その実力は自らの血と汗と要した時間という強
固な土台の上に立つものであり、少々の向かい風でも容易に揺らいだり崩れたりはし
ないものだ。そして、そこまで自力で上り詰めた故に強い。
157突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/03(月) 03:15:05 ID:wc7oZPOZ0
一方の準は、里佳子ほどの時間も労力も必要としない必要とする事が殆ど無い。習得
の早さというか要領を掴むまでの時間が常人離れと言っていいほどに短いからだ。学
生の頃からなんでもかんでも『そつなく』こなしてしまうタイプだったが、その所為
か普段から緊張感というか切迫感というか苦労を匂わす言動が無く、その癖大抵のこ
とは簡単にクリアしてしまっていた。とは言っても、それを鼻にかけたり他人をバカ
にする様な奴でもなく、いつも明るく場を盛り上げるタイプなので友人も多い。だか
ら俺みたいに優劣とか勝敗とかに全く拘らない人間にとっては非常に付き合いやすい
相手なのだが、反対に里佳子の方は………
「『そうかも知れないけど』?」
「………なんか、不安になるんだもん。」
天敵、という存在になるのかも知れない。二人して並んで昼飯を作ってる後ろ姿を眺
めているだけで最初は和やかな物を感じたが、『へぇ〜、こうするんだぁ!』とか
『里佳子さん、凄いね!』と褒めながら次々と技を盗んでいく準に相当のプレッシャ
ーを感じていたらしいのは俺の目にも明らかだったし。
「………ねぇ、兄貴ぃ?」
「うん?」
「兄貴は私の兄貴なんだから、あの人とは……その、あんまり仲良くしないで欲しい
なぁ……」
「な……なんだそりゃ?」
「……自分でも、よくわかんない……」きゅっと後ろから首に巻き付いてくる細い腕
、背中にはバスタオル越しの柔らかい体「……でも、なんか不安なんだもん……」
これは、もしかして?
「………妬いてるのか? お前?」
「………………………………………………」
「おいおい、いくらなんでも相手は………」
「………………………………………………(ぎゅっ)」
「……………………リカ?」
「………………………………………………」
158突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/03(月) 03:16:47 ID:wc7oZPOZ0
返事はない。だが強くなる細腕の力が里佳子の胸の内を雄弁に語っている。
「だ、大丈夫だって。俺の一番はリカだからな。もうリカ以外の女には魅力を感じな
いって言っただろ?」
「うん………でも、あの人は……」
「だーかーらーっ!!」ああもう! こいつ、こんなネガティブ思考の持ち主だった
か?「よーしっ、今度は俺がリカの背中を洗ってやろう! 愛情込めてピカピカに磨
いてやるぞからな。さあ、後ろを向けっ!」
「え…………え? えぇーーーーーっ!?」
「この前も交代で洗いっこしただろ? ほら離れた離れた!」
「い、いい、いいよぉ……」
「遠慮するなって、ほら。」
「え、遠慮じゃなくって! 兄貴、この前『あ、手が滑った!』とか言いながら胸揉
んだもん。今日も絶対するでしょ!?」
「それが醍醐味ってもんなんだから良いの!風呂でイチャイチャするのって、実は乙
女の憧れのシュチなんだぞ?」
「そんな話聞いたこと無………って、や〜〜〜〜〜〜〜〜ん!」
慌てて腕を解き、風呂場から逃げだそうとした小さな背中をを後ろから抱きしめて捕ま
える。すっぽりと腕の中に収まってしまう妹の体。
「ほれほれ、リカの胸はスベスベのプニプニのピチピチだから大好きだぞ?」
「お、お兄ちゃん親父臭過ぎだよ〜! それにそんな褒められ方されたってリカ全然嬉
しくない〜! や〜〜ん、本当に駄目だってばぁ〜!!」
「えーい往生際の悪いっ! それにリカだって『石鹸塗れの手でされたら気持ちいい』
っていってただろっ?」
最初は冗談半分だったが、可愛い声を出しながら腕の中ででジタバタされると何故か性
欲と一緒に加虐心が内側からムクムクと鎌首をもたげてくる。いつのまにか手段と目的
が入れ替わってしまったような気がしないでもないが、もう止まらない。
「い、言ったけどぉ〜! 言ったけどぉ〜!!」
「言ったけど、なんだ?」
「お兄ちゃん、優しいし、その……おっぱい、触られるのも嫌じゃないけど……」
「嫌じゃないけど?」
159突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/03(月) 03:18:51 ID:wc7oZPOZ0
「こ、こんな遊び半分のエッチばっかりしてて………それが癖になって、真剣なエッチ
が一番じゃ無くなっちゃうのは………嫌。」
「あ…………えーと……………」
「リカにとっては、エッチも『好き』を伝え合う大切な………物だから、その、軽々し
く扱って欲しくないっていうか………やっぱり、ちゃんとしたエッチで愛し合える様に
なってから………えと………」
「……………………………………………」
「………お、お兄ちゃん……?」
目を閉じて深呼吸一つ、それで頭の中のモヤモヤを残らず吹き払う。
「怒っちゃったの? もしかして、リカに事嫌いになっちゃった? もしそうだったら
ごめんなさい! もう我が儘言わないからリカのこ……」
「………お前、時々凶悪なほどに可愛いよな。」
「……………ふぇ?」
「冗談だ、冗談!」というか、己の弱さが恥ずかしくなってきましたよ俺は「さっさと
邪魔な物(バスタオル)取っ払って一緒に(湯船に)入るぞ。お前、旅行帰りでそのま
ま来たんだろ? 良ぉく温まって今日は早く寝ようぜ。明日、好きなところに連れてっ
てやるから!」
「ほ………ほんと?」
「ンな嘘付いたら蹴り殺されるだろ? その代わり、入ってる間はずっと『抱っこ』だ
からな? これが同棲生活の醍醐味ってもんで………」
「お兄ちゃん、やっぱり親父臭いー♪ ひょとして、リカのこと抱っこしてないと寂し
くて眠れないんじゃないの〜? えいっ!」
(ざっぱぁ〜〜〜〜ん)
「うわっぷ! こら、リカ!」
「はいはい、お兄ちゃん専用の抱き枕でちゅよ〜? 良い子にしてたら、またお口でし
てあげまちゅからね〜?」
「やかましいっ! 大体お前の貞操感は古すぎるっ。だからその年で処女のままなんだぞ!」
「いいもん♪ リカ、お嫁に貰ってくれる人とだけ………って! リカは処女じゃない
もん経験済みだもんっ! 何度も同じ事言わせないでよー!」
「ぶわっ! わかった、わかったから暴れるなって! 只でさえ狭いのに………」
160突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/03(月) 03:20:54 ID:wc7oZPOZ0
そして翌日。



「………………………で、だ。」
「うん?」
「ここは何処なんだ、リカさんや?」
「うわーっ、兄貴ってばもう老眼? 痴呆症? お芋の畑に決まってるでしょ?」
「………………これが、お前の行きたかった所なのか? しかも折角のデートで?」
「ここね、お店と契約してる農家で、お芋がとっても美味しいの! 自分で掘るんだっ
たら分けてくれるって、言って貰っちゃった♪」
「山に行きたいって言うから、てっきり紅葉狩りか何かだと思ってたんだが……」
「それは来週ね。お弁当持って、腕を組んで、紅葉が舞う中を二人っきり歩こうねっ♪」
「………というか、せめて松茸とか栗とかにはまからんかったのか?」
「そんなの、お金がかかるし全然面白くないでしょう? ここのお芋は本当に美味しい
んだから。焼いても良し、煮ても良し、おろしても蒸しても良しっ♪ しかも自分で掘
って新鮮なのを収穫できるっていうのが素敵だと思わない?」
「そ、そういうもんなのか……?」
「そういうものなの! 兄貴の言葉を借りれば『醍醐味』って奴? さぁ、掘るぞーっ♪」
「…………まぁ、これで機嫌が直るんだったら安いモンだが……」
「ん? 何か言った?」
「なんでもないなんでもない。手伝ってやる代わりに、また一緒に風呂に入るからな?」
「えーーっ? 私、今晩は(実家に)帰ろうと思ってたのになー?」
「なんだなんだ、ついでに泊まってってくれるのか? じゃあ今晩も抱き枕になって貰
うとして、明日の朝はキスで起こしてくれよな?」
「うわ急に横暴になりましたよ贅沢になりましたよ、この人!」
「なに言ってんだ。どうせ俺の車で(実)家まで芋運ばせる気だった癖に。ンなのは足代
だ足代。ソーラーパネルで動いてる訳じゃないんだぞ?」
「あはは、バレてたか♪ それじゃ交渉成立だね、れっつご〜っ!」
161突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/03(月) 03:34:56 ID:wc7oZPOZ0
書き忘れてました、が一応>>48から直結ということで.
辛うじてネタに噛ませてみました(汗

『置き場』の方には池魚氏の「朝起きたら、妹に男根が……』を掲載させて頂きました。
作業が遅い上に自分の投稿もしたいので一気には無理ですが、
少しづつ更新しますので要項をご覧になった上でお寄せ下さいませ>職人諸氏

>>にゃあ氏
はじめまして&よろしくお願いします。
明るく楽しい雰囲気が凄く良いですね♪

>>マユラ氏
乙です。
こちらは、逆に『これから』の展開が気になってしょうがないですw


>>77
また機会がありましたら、是非とも投稿してください。
お待ちしております。

>>Haru氏
これからも、よろしくお願いします。
162名無しさん@初回限定:2005/10/04(火) 01:37:46 ID:aCv+Ta7RO
突発屋氏ぐっじょ!!
抱きついてくるリカたんたまらんw
リカタン(*´д`)ハァハァ


朝起きたら妹にキスマークつけられてた
163名無しさん@初回限定:2005/10/04(火) 02:51:04 ID:KNuRr/or0
朝起きたら妹にクラスチェンジした
164名無しさん@初回限定:2005/10/04(火) 09:50:05 ID:t2aZUGLj0
朝起きたら妹がシフトチェンジしていた
「いっそーく にそーく」

エンジンブローしそうだよお兄さんは。
165名無しさん@初回限定:2005/10/04(火) 09:59:27 ID:iODH7b930
突発屋氏おつー
      _
りかたんの(*゚∀゚)〇彡°おっぱい! おっぱい!
朝起きたら妹が洗濯物洗っておいてと言われた
166名無しさん@初回限定:2005/10/04(火) 11:24:42 ID:vzk3+Vhe0
>>164
朝起きたら妹がハチロクを潰していた。
167名無しさん@初回限定:2005/10/04(火) 19:44:03 ID:Yt2srkWY0
>>166
お仕置きだ!ということで豆腐の角で頭を叩いてやったら、崩れた豆腐が全身に付着してなんかエロい。
168にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/05(水) 01:49:40 ID:sI0s5nha0
>>突発屋氏
よろしくはじめましてです。
過去ログとかそちらのまとめサイトとか、ちょこちょこ拝見させて貰ってますが、
テンション高い楽しげな妹さん多いですなw 素敵です。
自分の分に関しては、まだ全部このスレで見られますし、
もうちょっと区切りつけてから、送らせてもらおうと思います。
ちょこちょこ更新も面倒でしょうし。
そういうことで、よろしくお願いします。

んでは>>147-152の続きであります。


 それから朔耶のファッションショーが始まった。
 普段着ないわりには、ちゃんと自分に似合っているのを選べる辺り、ファッションセンスはいいのだろう。
 なんかノってきたのか、次から次へと衣装を取りかえては俺に見せる。
 最初は真面目に論評していたが、そのうちだんだん飽きてきたので、適当に相づちを打っていたら怒られた。
「どれがいいかなぁ……全部買うわけにもいかないし。兄さんは、どう思う?」
 さっきのバニーガールのなんか良かったぞ。
「そんなの着てないっ」
 いやいや、あの衣装だと胸が余ってるのが露骨に分かって、それはそれで得も言われぬ魅力がだな。
「にーいーさん?」
 すみません、軽いアメリカンジョークです。
 結局、さっきのと合わせて二着分ほど買い、ついでに俺のズボンも一本新調。
 それから小物の店や本屋などを散々引っ張り回され、
 やたらテンションの上がっている朔耶を、無駄遣いイクナイと戒めながら、とりあえず買い物終了。疲れた。
 これが世間一般で言うところの「女の買い物」という奴か。恐るべし。
 お前、買い物するときはいつもこんな感じなの?
「そうでもないけど」
 ご満悦の表情で、朔耶さんはそうおっしゃる。
169にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/05(水) 01:50:37 ID:sI0s5nha0
「ちょっと喉が渇いたから、お茶にしようか」
 そうしてくれると助かる。あそこのスタバで落ち着くか。
「そうだね。僕が買ってくるから、兄さん、荷物みててよ。なににする?」
 うい。アイスラテでいいや。あと、あの新製品の鶏肉サンドイッチ。
「りょーかい」
 朔耶は元気に小走りしていった。若いもんはええのぅ。
 列に並んだ朔耶は、どれにしようかと上に書かれたメニューを、きょろきょろと眺めている。
 んで列の先頭になっていることに気づかず、店員に言われて慌てて注文してる。
 落ち着きがあるようで、あんまり無い奴だ。
「お待たせ」
 ごくろーさん。あんま店員さんに迷惑をかけるでないぞ。
「あ、見てたの? やだなぁ……でもああいうのって、なんか目移りしない?」
 俺のように、素晴らしい決断力を持つようになれ。
「でも、どれもおいしそうじゃない。このホットサンドにしたって、鶏とツナとチーズとあるんだよ?」
 そういうときは、一番上が主力商品だから、それを選ぶのだ。
「ああ、そういう風にあんまり考えないから、兄さんはセンスが磨かれないんだね」
 やかましい。ほれ、食うぞ。……うむ、これはなかなか、鶏肉とキノコのコラボレーションがいけてる。
「おいしい?」
 俺の野生の直感は素晴らしいことが証明された。
「ほんと? でもこっちのツナサンドもおいしいよ。はんぶんこしない?」
 いいだろう。俺の直感の正しさを思い知るがいい。
「こだわるなぁ」
 やっぱこうしてみると女の子なのか、朔耶は一口が小さく、食べるのが遅い。
 俺と比べて約半分のスピードだ。俺の胃袋はツナサンドを求めて暴れ始めております。
「もう、しょうがないなぁ……はい、半分」
 と、朔耶は苦笑して、六割くらい残ったツナサンドを俺に回した。
170にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/05(水) 01:51:43 ID:sI0s5nha0
 ふむ、これも悪くないが、やはり肉の方が食べ応えがあるというか……。ん、どうした?
 なぜか朔耶がサンドイッチを見つめたまま、固まっている。食べないのか?
「え? あ、うん……、食べる……ね」
 朔耶は意を決したようにかぶりつくと、うつむき加減に猛烈な勢いで食べ始めた。
 あんまり急ぐと喉に詰まるぞ。
「っ……げほっ、ごほっ」
 いわんこっちゃない。ほれ、飲め。
「ん……はぁっ。……うー」
 な、なんで俺が睨まれてるですか? 兄は何にも悪いことしてませんよ?
 はっ。もしや、サンドイッチの大きさが公平でなかったことに腹を立てていると!?
「違うよ。もうっ……いいから、早く食べて」
 はいはい。この情緒不安定はやはり思春期故のものだろうか。ここは兄として、度量深く受け止めてやらねば。
 それとも鶏肉……は分かっているはずだから、嫌いなキノコでも挟まっていたか? 俺もしいたけはちょっと。
 ……ん? キノコ? なんかエロイな。朔耶の口の中でキノコさんが……。
「兄さん、なんだか、顔がやらしい」
 ぎく。ははは、やだね、おまいさん。食事中に変なことなんか考えたりしませんよ。
「嘘」
 見抜くな。頼むから。
171にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/05(水) 01:55:17 ID:sI0s5nha0
 それからゲーセンを巡ってみたりもしたけど、朔耶はそれこそ無駄遣いだと、あまりのってくれなかった。無念。
 いつもの巡回コースに入っている、エロゲショップや怪しい本屋などを巡るわけにも行かず、
 適当に彷徨った後は、日用品や食料などを大量に買い込むことに。なんか大荷物になりました。重た。
「わ、マグロの解体ショーやってる」
 見たいのか、そんなもん。
「せっかくだしね。今日の晩ご飯は新鮮なお刺身にしようか」
 んじゃ、トロを五キロほど。
「食べきれないってば。でもこれがあれば、不意に猫に遭遇したときも……いける」
 リベンジする気満々だな。猫ごときに刺身をくれてやるのももったいないが。
 だが帰りの道中、猫とは遭遇せず、お刺身はめでたく我らのお腹の中に収まりました。ごっつあんです。
「お粗末様でした」
 食後に日本茶で一服……って、普段とあんまり変わらないな。
 最後の方は、なんだかデートっぽくなかったし。
「う……言われてみれば。夕陽の沈む公園で、ちょっとロマンティックしようかとか計画していたのにっ」
 そんなプロジェクトがあったのか。
「この年にして所帯じみている自分が……すごくショック」
 ま、まぁほら。これからいくらでも機会はあるわけだし。
「……いくらでも?」
 あぁ、うん、また、次の休日にでもな。
「ほんと? 約束だよ? 本気にするからね? 今度はちゃんと、最初っから最後までデートでっ」
 わ、分かった分かった。落ち着けどうどう。でも、あんまロマンティックには期待するなよ。
「えー」
172にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/05(水) 01:57:02 ID:sI0s5nha0
 えー、じゃありません。んなことより、俺は荷物持ってくたびれたから、ひとっぷろ浴びてくる。
「うん。僕も早く入りたいから、早めにお願い」
 ん? だったらお前が先に入るか?
「だっ、だめだよっ! やだよ、僕が入った後のお湯使われるのっ!」
 そうなのか? 普通は汚れたお湯は使いたくないと思うはずだが。
「僕もどっちにするべきかギリギリの所で悩んで、そっちで妥協したのっ」
 まぁ、確かに、お前が入った後に、髪の毛とはちょっと違う感じの毛があったりしたら……。
「わーっ、わーっ、わーっ、なに考えてるのっ! いいから早く行って!」
 うむ。たっぷり俺のダシをお湯の中に溶かし込んでこよう。
「……あんまり変なことすると、『パパの使ったお湯なんか使いたくないから入れ替えるね』攻撃をするよ?」
 ごめんなさい。しっかり身体を磨いてから入ります。
「そうして」
 朔耶は疲れた表情でため息をついた。
 そんなわけで、ただいま俺はダシを溶かしております。いい気持ちです。
 確かにあいつが入った後の風呂だと……うっかり飲んだり、毛を捜索とかしてしまいそうだ。
 危険だ。あがろう。ざぱーっ。ふいーっ。出たぞー。
「ん。じゃあ入るけど……覗かないでね」
 くぁ。考えまいとしていたのに。言われると覗きたくなるではないか。
「……どうしても見たいなら、いいよ」
 ええぃ、からかうでない。さっさと入れっ。
「あは……半分は本気だけど」
 って、不穏な捨てぜりふを残していくなーっ。
 お湯の流れる音が聞こえる。今頃朔耶は体を洗っているに違いない。はてさてどこから洗うのか。
 今うっかり洗面所に乗り込めば、パジャマの上には、ぽつんと女物のおパンツ様が乗っかっているのだろう。
 そして磨りガラス越しには、朔耶の凹凸少な目なボディラインが見えると。
 うわ、覗きてぇ。つかむしろ乱入しても許されるんじゃないだろうか、この場合。
 いわゆるソープ的なサービスとかが待っている、パライソが目の前に待機してますよ!?
 だが、今までのは全部夢で、中には弟の朔耶がいたりしたらどうする、俺!
 ――それはそれで。
 いや、ダメだってばさ。心を落ち着けるために般若心経でも読もう。はんにゃーはーらー。
173にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/05(水) 01:58:24 ID:sI0s5nha0
「……なに、呪文唱えてるの?」
 うお!? おまえ、いつの間に!? って、何ですかその格好はっ! バスタオル一枚とか、攻撃的にも程があるぞ!
「あ……うん……、だって……」
 うんじゃないだろ、うんじゃ! だってって、なにがだってですか?
 火照りを残した肌とか、濡れて乾き切ってない髪が色っぽいですよ、朔耶さん!
 俺が刺激的に情熱的に挑発されたい年頃だと知ってのことか!?
「覗き……来てくれなかったから」
 いや、あのな。俺もな、色々悩むところがあってだな。一生懸命自制心を働かせてだな。分かれ。
「やっぱりこれでも……弟に見える?」
 うわ、前屈みになって迫るな。バスタオルの合わせ目から、弟とは思えない胸の谷間が……あんまり見当たらない。
「いっ、いいのっ! 成長中なんだからっ」
 俺の股間もただいまものすごい勢いで成長中です。
 胸は薄くとも、やっぱりこんな恰好だと、朔耶はどっからどう見ても女の子なわけで。
 剥き出しの鎖骨や首筋を注視しつつ、生唾くらい飲み込んでしまいますよ、ええ。
「兄さん、僕……」
 やばい。押し倒される? あれ? あれれ? 朔耶さんの唇が迫ってきてますよ?
 肩をぎゅ、と押さえられて、身動きもままなりません。今朝のリプレイを見ているようです。
 あれに関しては決着がついたはずですが、なぜか風呂に入ったことで、朔耶さんのなにかが刺激されてしまったのか!?
 わー、いや、だめ、おーかーさーれーるー。寸前で、……ちゅっ、と。ほっぺたに、感触が。
 あれ? 朔耶さーん?
「約束だから、ここら辺でおしまい」
 はい?
 朔耶はひょいと身を起こして、可愛らしく舌を出す。でもやっぱり恥ずかしかったのか、顔は赤い。
 あ、こら。おまえ、からかったな。早くも女の武器を扱うようになるとは、この小悪魔め。
「一ヶ月、僕だってずっと悩んでたんだから、兄さんにも悩んで我慢して貰わないと不公平だもん」
 おあずけプレイですか。いきなり高度なテクを。俺がいきなり理性崩壊したら、どうする気だったんだ。
「その時は――それでもいいかなって、思ったけど。
 でも、やっぱりズルだから、こういうの。
 こういうことしたら、本気でなくても……その、しちゃうかも知れないし。
 やっぱり、そういうのは悲しいし」
174にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/05(水) 02:00:14 ID:sI0s5nha0
 きゅ、と朔耶は自分の身体を抱くようにする。だけどちょっと無理に冗談めかして、
「早く僕の魅力に気づいて、こんなことしなくても、兄さんの方から迫ってきてよね」
 えー、善処します。その件については理性さんや感情さん達と、脳内会議を開いてですね、前向きに色々と。 
「やっぱり兄さん……踏ん切りつかない?」
 う、確かにいろんな意味で、踏ん切りつかないのは事実だけど。
 まだお前に対して、弟と妹の属性が入り交じってしまっているから。
「ん……、僕はずっと女の子の気持ちでいたから……そんな気の無かった兄さんが戸惑うのも、仕方ないって思う。
 だから、待つよ。ちゃんと一人の女の子として、認めてもらえるまで。
 でも兄妹でも、ほっぺたにキスくらいなら……外国の人はするから、いいよね?」
 いいけどさ。親愛のキスにしては、滅茶苦茶、理性崩壊に一役買っているぞ。
「あは……だったら、嬉しいな。どうせなら、早く僕のことを……好きになって欲しいもの。
 兄さんって呼んでいるけど……でも、僕、ちゃんと女の子として、好きだから……ね」
 朔耶は照れた笑顔で、けれど目には真剣な輝きを残して、バスタオルを翻しながら、去っていった。
 ふぅ……まいった。朔耶さん完璧に本気ですよ。今すぐでなくとも、ちゃんと答えを出してやらないといけませぬ。
 でも俺の脳内天使と悪魔、からっきし役に立たないからなぁ。
 ほっぺたにはまだ、朔耶の唇が触れた感触が残っている。
 悲しいことに、男の生理で、期待に震えた股間もいきり立っている。
 そして俺は、滾りに滾った精神的疾患を鎮めるため、PCを起動した。
 いおきゅんとあきみきゅんと鰤たんを呼び出して、自家発電に勤しみ、三回中二回、失敗した。
 この場合の失敗とは、妄想中、キャラの声と顔が、朔耶のものになってしまったことを指す。
 めちゃ興奮した。
 見事に乗せられてるぞ、俺! でも方向性間違ってないか、俺!? 弟的画像で抜きに走ってどうする!?
 こうしてなにやら俺の複雑でややこしい一日は、終わった。
 初日からいきなり全開でそびえ立ったフラグは、あまりにも重く、大きく、甘美であった。
175にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/05(水) 02:02:38 ID:sI0s5nha0
 今回のおまけ豪華版(ノ゚∀゚)ノ

「はぁっ……」
 部屋に戻った朔耶は、後ろ手にドアを閉めると、電気もつけず、ただため息をついた。
 唇に指を当て、感触と体温を思い出す。
 たかが、キスだ。それも頬に触れただけの。 
 そう思いこもうとしても、胸の高鳴りは収まりはしなかった。
 本当は、ちょっとしたいたずらのつもりだった。
 バスタオル一枚で現れたら、兄はどんな反応をするか。やっぱり慌てふためくのか、硬直してしまうのか。
 きれいだよ……なーんて言われたりして。その気になられたらどうしようか。それは……それでありかも。
 そんな軽い気持ちで。
 だけど挑発的なことを言って、近づいて、間近で見つめているうちに、
 自分の方が、よっぽどその気になってしまっていることに気づいた。
 そして彼が、そんな気分にはなってないことも。
「兄さん……」
 無理に押し倒せば、なし崩しに雪崩れ込んだかも知れない。
 だけど違う。自分は抱かれたいんじゃない。好きになって欲しいのだ。
 ぎゅっと、解れそうになるバスタオルと一緒に、胸の奥をきつく押さえる。
 脈打つ鼓動を感じながら、手のひらを、少しずつずらしていく。
「んっ……」
 ざら、とバスタオルの繊維で荒く擦ると、たまらない感触が胸の先に走る。
 もみあげながら、その部分を集中的に力を入れて押し潰すと、反発するように固くなっていくのが分かる。
「あ……」
 自然と交差した足の間に、余った手が伸びていった。
 やっぱりまだ、直接触れるのは恐くて、バスタオルの上から押さえるように。
 湿り気の抜けていない薄い毛が、バスタオルの毛と絡み合って擦れる。
 腰が引けていくのに、手はもっともっとと、奥の方へ滑り込んでいく。
 胸に比べると随分とソフトなタッチで、包み込むように撫でる。
 と、それだけで割れた肉が上下に擦れて、甘い感触が腰全体を疼かせた。
「はぁっ……」
 立っているのが困難になって、よろめくようにして、ベッドの上に身を投げ出す。
 仰向けに体を回すと、窓から差し込む月明かりが、朔耶の身体のラインを、影にして縫いつけた。
176にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/05(水) 02:07:10 ID:sI0s5nha0
 今度は両手で、それぞれの腕と逆の胸を掴み、こね回す。
 今触っているのは兄の腕だと思いながら、やや乱暴に。
 バスタオルの隙間から指が滑り込んで、乳首をきつくつまんだ。
「あっ……あぁっ……兄さん、兄さんっ……」
 指の動き一つで体が跳ね、火照った体は汗ばみ始める。月の光が、その雫に反射した。
 朔耶の瞳は半ば涙で潤み、吐く息は火のように熱い。
 乱暴な愛撫に身悶えするたび、バスタオルが剥がれてゆく。
 かろうじて、まとわりついているのは、朔耶の一番大事な部分。
 そこにも容赦なく、兄の手が伸びてゆく。
「だ、だめだよ……そこっ……ああんっ!」
 くしゃりと押し潰すようにして、バスタオルごと鷲掴む愛撫。 
 足だけは抵抗の動きを見せて暴れるが、その間の柔肉は、確実に性感を掘り起こされていく。
 バスタオルが汗とは違う液体で湿り始める。エスカレートする愛撫にこらえきれず、片手で口元を覆った。
「んっ……んふぅっ……、ふっ、くぅ……」
 たまらず自分の指を吸うが、割れ目を繊維で擦り上げられると、たまらずに隙間から声が出る。
 だけど、ほんの少しだけ浅い。奥の方から蜜は湧いているのに、その源泉まで刺激が届かない。
 いつも表面を擦るだけで満足して、その奥には触れたことなどないのに、
 もっと深く、彼を受け入れたいと、本能がわめく。
 ――恐い。
 恐いけど、でもその欲求には逆らえない。
「はぁっ……ふぅっ……んっ……」
 いつの間にか唇を離れた指は、また胸に取り付いて、捻り潰すようにして強い刺激を与え始める。
 それは痛いほどに、心地良い。だけど、これでは足りないことも、知っている。
 自分は、女だから。
 ――兄さんなら……兄さんなら、いいよ。
 そう、許しを与えた途端、バスタオルを巻き付けた指が柔肉を割って、
 敏感な粘膜と、その奥に隠れた花芽とを、擦り上げた。
「――っ! ふぁっ、あ、あぁっ……っ」
 弓なりになった身体が、大きく跳ねて、固まった。
 その間も、指は容赦なく朔耶の割れ目から愛液と刺激を掻き出し続け、断続的な絶頂を朔耶の身体に走らせる。 
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ」
 声にならない呻きを最後に、朔耶の身体がどっと崩れ落ちた。 
177にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/05(水) 02:09:10 ID:sI0s5nha0
 歓喜と汗と涙とが顔の上で混じり合い、惚けたように開いた唇から、荒く息が零れる度に、胸が軽く弾んだ。
「うあ……はぁっ……、なに、これ……」
 絶頂、と呼ばれるものだということは知っている。
 だけどこんなにも、体の奥から快感を絞り出すような、凄まじい物だとは知らなかった。
 今もまだ、体の奥に心地良い疲労感が残っていて、動く気になれない。
 兄を使ってしたことは、初めてではないのに。
 汗ばんだ背中が気持ち悪くて、ころんと横に転がりながら、考える。
「やっぱり、心境とか、覚悟とか、そういったものの違い……なのかな」
 そういうものだと思うことにした。
 無意識に足を動かすと、まだその間にいやらしい液体が残っているのが分かって、赤面する。
 動きたくはないけど、このまま疲労に任せて眠ってしまったら、きっととんでもないことになる。
 朔耶はやっとの思いで身を起こし、
「あ……着替え……」
 が、バスルームに置きっぱなしになっていたことを思い出す。
 それにお湯は抜いてしまったけど、せめてシャワーくらい浴びなくては。
「ん……」
 濡れて重くなったバスタオルを身に纏い、
「ひゃっ」
 と、冷たさに声を上げてから、部屋を出る。
 バタン。と、ドアを閉じる音が二つ。
「……え?」
「え?」
 そこには、さっきまでオカズに使っていた兄がいた。
「にっ、にっ、にっ……兄さん!? なっ、なっ、なんでっ!?」
 噛みすぎだ。落ち着け。
「いや、ややややや……お前こそ、なぜにこのような時間帯に秘密活動をっ」
 兄にも後ろ暗いところがあるらしい。
178にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/05(水) 02:11:15 ID:sI0s5nha0
「ひっ、秘密って……別に、ぼっ、僕はその……」
「……なんで、そんな恰好してるですか?」
「えっ……? わーっ、わーっ、わーっ! 兄さん、あっち向いてて、あっち!」
「い、イエッサー!」
 慌ててバスタオルを抱えてしゃがみ込むが、もう遅い。
「み、見たっ!?」
「見たって言うか、さっきと同じ恰好ではないか! なにを今さらっ!」
「違うのっ! ぜんっぜん、さっきとはちがうのっ!」
 水分とか水分とか水分とかが。あと少々の塩分。
「え、えーと、えーと、で、でてってっ!」
「どこにっ! お前は兄をこの寒空の下に放り出しますか!?」
「秋だから平気っ! じゃなくて、へっ、部屋の中っ! 入っててっ!」
「ら、らじゃっ!」
「僕の部屋じゃないっ! だめーーっ!」
「おぉっと、こりゃまた失敬!」
 わざとか? わざとなんか? そんなに妹の恥ずかしい秘密を知りたいか?
 そう突っ込みたいのを我慢して、兄が自室に入ったのを確認し、朔耶はバスルームへとかけ出した。
 勢いよくドアを閉め、シャワーを全開にし、いきなりの冷水にひとしきり叫びを上げた後、
「どうした、朔耶っ!」と飛び込んできた兄に洗面器をぶつけ、後頭部を思い切り打ち付けた兄を、慌てて介抱する。
「うぅ……兄はもう駄目だ。ごめんなさい、天国のお父さんとお母さん。まもなくそこへ行きます」
「や、やだ、ちょっと、僕、そんなのヤダよっ。って、二人とも生きてるでしょっ!?」
「あぁ……でも最後にいいものが見られたからいいか……」
 と、視線を追ってみれば、完全に全裸の形良い胸が、兄の目の前に晒されている。
「きゃっ……きゃあああああああああっ!」
 朔耶、年に一度あるかないかの女の子叫びが、天井を震わせる。
 もう一度、全力で突き放された兄の後頭部が、床に落ちてたいそういい音を立てた。
 今度は演技でなく、兄は七転八倒し、朔耶は再びバスルームへと引きこもった。
 朔耶にとって唯一の幸せは、兄が自分と似たようなことをして、似たような理由で、
 部屋の外に出てきたということを知らなかったことだろうか。
 
 いじょうです(=゚ω゚)ノ ではまた。
179名無しさん@初回限定:2005/10/05(水) 08:29:45 ID:e6UQDY6DO
にゃあ氏乙!
微エロとはいいものだ。
180名無しさん@初回限定:2005/10/05(水) 12:21:38 ID:Bt2vnzbKO
もっ、萌え死ぬぅ……
なぜ自分にはこんな萌妹がいませんか、神様。
181名無しさん@初回限定:2005/10/05(水) 19:40:18 ID:3dOGUFJSO
えろイイ(・∀・)!!
是非ウチの弟と等価交換をw
182名無しさん@初回限定:2005/10/05(水) 20:04:23 ID:BAB+BhFy0
>>181
無理だっ……!絶対無理っ……!
7.6枚設定1がいいとこっ……!
183ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2005/10/07(金) 00:42:37 ID:ELk8UvgeO
にゃあ氏乙そしてGJです。 すっかり女の子してる朔耶ちゃんが微笑ましいですw
184ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2005/10/07(金) 00:53:35 ID:ELk8UvgeO
朝起きたら妹が、「あんまりご無沙汰だと…僕の方が我慢出来なくなっちゃいそうだよ…」と言ってきた。
185& ◆TTLQTUMllo :2005/10/07(金) 05:19:52 ID:6OKQeBuY0
バカ、何言ってるんだ…と、言いたかったけど言えなかった。
「クスクス…お兄ちゃんのコレ、またはねた…。」
…なぜなら、願う自分もいたから。―もしかしたら、その先まで…、と。
僕の煩悩は…もう、隠す意味なんてないじゃないか。
…言うならば、心の中の悪魔の囁き。でもそれは、とても甘美で…。
「…で、なんでビキニなんだ?」
ふと気になったことを言ってみたら、
「…スク水のほうがよかった?…でも、サイズ合わなかったの…」
―それに、脱ぎ着しやすいでしょ?…あと、目、閉じてて
じっと見据える視線が、そう訴えかけてるような気がした。不思議に思ったが、聞いてやることにした。

すると、熱く硬くなってしまった僕の先端に、ヒヤリと冷たい感覚が。つるつるとすべるように、塗りつけるように。
「ん、…いいよ、お兄ちゃん。」
まぶたを開けば、恍惚とした雪那の眸。懸命に奉仕してくれる姿。
「…んふ…ぁ…きもち…いぃ?…お兄ぃ、ちゃん…。」
これでも、短大に入るまではあまり大きくならなくて悩んでいたという雪那も
十分すぎるほど大きくなり、21の今では、可愛いブラ探しで悩む程だとか。

「…ん…んふぁ…ぁん…あぁ…わたしも…気持ちいぃよぉ…。」

―お兄ちゃんは、胸の大きさって気にしない?―お兄ちゃんだったら、どっちがいい?
なんて、何かと僕に質問してきた、雪那が18の頃が懐かしい。
…あの時はもう、知らず知らず、互いに意識していたのだろうか?
―打ち寄せる波に 漂って 私達の乗る 三日月のボート 
―いつかきっと 辿り着くのかな

短大時代、高校の頃書いた詩にメロディをつけたという雪那。
昔から、眸には激情が宿っていたけれど―それが誰に向けられているのかは、知る由もなかった。

―快楽の波に漂う中、意識が遠くなる。記憶の奔流が、打ち寄せてくる。

「…んくっ…あぁ…んはぁ…ぁ…だめぇ…あぁっ…!」
186Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/10/07(金) 05:22:37 ID:6OKQeBuY0
以上、特別メニュー?の風呂場編でした。
187名無しさん@初回限定:2005/10/07(金) 12:08:17 ID:iXv53flKO
エロいよ…(*´д`)GJ!

朝起きたら妹と一緒に風呂に入ってた
目が覚めたらそこは湯船、しかも妹付き
…どうなってんだ?
188名無しさん@初回限定:2005/10/08(土) 21:18:17 ID:b/1inKzOO
朝起きたら妹が芋焼いてた
189名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 19:06:45 ID:2wQRrNCV0
朝起きたら記憶なくなってた。
でなんか目の前で女の子が寝てる。
190名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 20:54:35 ID:aBC9C0W4O
1:キスする
2:胸触る
3:やる
191名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 22:21:43 ID:FiGP0H070
胸触る
192名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 22:38:00 ID:g/7k1K+W0
朝起きたら体が小さくなってた
隣りに妹が寝てるけど…
A南方の草原地帯を探検
B北方の小高い双山を探検
193名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 22:45:05 ID:Md4AdJgq0
そこに山があるからBで
194Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/10/09(日) 22:56:24 ID:LhsUQRnp0
朝起きたら妹が、男装してた。「…どしたん?」と聞いてみると、

「…変かな?ボク、自信あったんやけど…。」と言ってきた。

…胸を隠すためなのか、さらしをまいて、男言葉を話す妹は、まるで本当の弟になったように思えた。

「…男女を問わずモテそうやな、唯奈。」
「……や、やだなぁ…ぼ、ボクは…。」
「?」
「…たしかに、彼女って呼んでるあの子は親友以上の関係かもしれないけど、
 百合の気があるのはボクだけで…男装してきてって言われちゃったよ。」
―でもね…男の人は…兄貴だけ…兄貴一筋、だよ。

そう僕の耳元で囁く唯奈の声は、男装している時のハスキーな声でなく、
外出先で、こっそり僕にだけ聞こえるように誘惑する時のような妖艶さに満ちていた。
195518 ◆518YLv.Xnc :2005/10/09(日) 23:11:16 ID:lF8fnEC60
前スレで埋めついでに投下したら途中で容量使い切ってしまったorz
196名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 23:46:25 ID:4f3U7KCvO
つづきはー?(・∀・)
197名無しさん@初回限定:2005/10/10(月) 00:06:32 ID:4pOJCxsm0
朝起きたら妹に、両手を手錠でベッドに繋がれた
198名無しさん@初回限定:2005/10/10(月) 11:09:47 ID:JmKcK+FG0
朝起きたら妹が「ナデナデシテー」ってうるさいから
頭の上にマッサージ器あてて死ぬほどナデナデしたら
「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファ-」ってなった。

最初は面白かったんだけど、なんかキモくなったので首元を横から思い切りチョップしたら
「モルスァ」みたいなこと言いながらすごい勢いで飛んで行った。
199名無しさん@初回限定:2005/10/10(月) 14:07:43 ID:AiitkCCFO
続きに期待してます>>518氏 朝起きた妹が「お兄ちゃんのお宝発見♪」 なんてさわいでいた。
200名無しさん@初回限定:2005/10/10(月) 14:54:33 ID:HivHtQlf0
>>198
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1119670096/874-875

874 名前:名無しさん@初回限定 投稿日:2005/10/09(日) 22:43:19 266/uGJN0


           _,,.. -─- 、_
          //`ー‐r‐^¬ ヽ
           l ! 从从 ハノ  !
          / ∨ ・  ・ }  l |    < ナデナデシテー
          {ハ.ト、( ̄ノ ノ从从
             (/ ̄ 、 \
            ( ̄r─  }ー'
             ゙̄ー─‐'

875 名前:名無しさん@初回限定 本日のレス 投稿日:2005/10/10(月) 00:11:27 H6nSiFoV0
      _,,.. -─- 、_         
  ;  //`ー‐ r‐^¬ヽ : ぶ
 :  ,' ! 从从 ハノノ ! ; る
    / ∨=  = } ! | :  ぶ  <ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファ-
  ' {ハ(;「 ̄l ;ノ从从 ;  る
  ;  ,、_/ ̄,、_ \_) ; ぶ
    {__{___ノ ;   る
     
201名無しさん@初回限定:2005/10/12(水) 01:37:38 ID:ehU6i3Ep0
朝起きたら妹に、寝顔をデッサンされていた。
202518 ◆518YLv.Xnc :2005/10/12(水) 20:00:52 ID:Gj4glOdb0
>>199
前スレの埋め立ての為に15分で書いたから、わざわざ続きを追加する程のものでもないです
内容はちょっぴりループものだけど、いまいちでした
203名無しさん@初回限定:2005/10/12(水) 22:56:30 ID:pHhWp8gkO
朝起きたら妹とお医者さんごっこ
204にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/13(木) 02:19:53 ID:F00Y5V4f0
 こんばんはです。一週間、間が空いてしまいましたが、>>168-178の続きです。

「……くしゅん」
 むぅ。37度8分か、けっこうあるな。
 深夜にあんな恰好で大騒ぎしたせいか、朔耶が風邪をひいた。
 本人曰く、あの後も結局よく眠れなかった、というのも一因なのだろう。
 俺はといえば、出すものを出してすっきりし、朝まで快眠した。
 もちろん身体は正常そのものである。鍛え方が違うのだよ、鍛え方が。
 決して何とかは風邪をひかないわけではないのだ。
「ふぅ……」
 朔耶が熱っぽい息を吐く。うむ、やっぱ学校は休んだ方がいいな。
「……そうしようかなぁ。あーあ、僕、皆勤だったのに」
 どうせあんなもん、ろくなもんはもらえんぞ。遅刻しない人間に、目覚ましあげてどうするのかと小一時間。
 んなことより、ほれ、レトルトのお粥だが、くっとけ。薬が飲めないからな。
 だが、ただのレトルトではない。栄養補給のために、たまごを落として、梅干しも添えてある。完璧だ。
 元々、父親不在が多かった我が家では、この手の備蓄食糧は豊富である。
「あーん」
 自分で食え。恥ずかしい。
「んー、やっぱダメかぁ」
 苦笑しながられんげを取る朔耶。むしろそんなことは俺がして貰いたい、されるべきだ。
 だが病人に無茶は言うまい。
 ――もうこんな時間か。俺はそろそろ出るが、一人で大丈夫か?
「大丈夫。心配しないで、行ってきて」
 ……水は置いたし、薬も置いた。タオルとティッシュも準備良し。暇だったら俺の部屋から漫画でも勝手に取れ。
 なにかあったら、携帯に電話しろよ。
「うん、ありがと」
 じゃあ行ってくる。
「いってらっしゃい。……あ、そうだ」
 なんだ?
「メロン、買ってきてね」
 モモ缶で我慢しろ。
「はーい」
205にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/13(木) 02:20:58 ID:F00Y5V4f0
 ……風邪なんてひいたの、久しぶりだなぁ。
 しかもあんな……あんな恥ずかしい理由で。うわ、自己嫌悪。
 思いっきり兄さんには見られるし……。
 自分から見せるのは、まだ平気なのに、見られるとなんであんなにダメなんだろ。うー。
 ちょっと。ストップ。回想禁止。だーめーだってばー。わー、わー、わー。
 あー、もう。お粥食べて、薬飲んで、寝て忘れよ。病人なんだし。
 ……お休みなさい。 

 んー……あれ? 母さん? それにここ、前のアパートだよね……えぇと、ま、いいや。
 なに? 珍しく歯切れ悪そうにして。……え?
「――再婚?」
「そうなるかも知れないわね。朔耶は……どう思う?」
 夕食後、不意に母さんが切り出した、そんな話。
 寝耳に水だったけれど、むしろ、そういう話が今までなかったことの方が不思議だった。
 そういう話をすると、母さんは決まって「なかなか私にふさわしい、素敵な人がいないのよ」と笑っていた。
 それは本心だったかも知れないけど、やっぱり、父さんのことが忘れられなかったのかもしれない。 
 自分が高校に上がるまで、女手一つで育てるのは、大変だっただろうに。
 ――だから。
「僕は、いいと思うよ」
 自分が手の掛からなくなった今、そんな話が出るって事は、多分、本当に好きな人ができたからなのだろう。
「あら、相手も見てないのに?」
「んー……でもね、僕ももう高校生だし、ちゃんとそういうのは、折り合いをつけられるよ。
 だから、母さんは自由にしてくれていいよ」
 目一杯いいことを言ったつもりなのに、母さんはなぜかつまらなそうな顔で、
「ちょっと物わかりが良すぎて、面白みがないわねぇ」
 あのね。
「僕、いい子だから」
「……そうだったかしら?」
「なんで首をひねるかなぁ、この人は」
 とまぁ、そんな軽口はともかく。
 いつの間にか話は進んでいて、次の休日、僕も一緒にその人に会うことになった。
 ……身内紹介って、かなり来るところまで話が進んでない? 
206にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/13(木) 02:22:19 ID:F00Y5V4f0
 なんて悩む暇もあまりなく、次の休日はやってきた。
 ちょっと緊張してるかなぁ。大人の男の人って、先生以外に会うことって、あんまりないし。
「あなた、もうちょっとかわいい恰好してきなさいよ。また男の子みたいな服着て」
「えー」
「私が生んだの、本当に娘だったかしら?」
「母さんこそ、お化粧濃すぎない?」
「そんなこと言ってられるのも若い内だけよ。今からちゃんとケアしておきなさい。後悔するわよ」
「うーん」
 母さんが言うことは分かるんだけど、どうにも実感が湧かない。
 そして僕たちは、高級ホテルの最上階の、やっぱり高級っぽいレストランへと入った。
 ……うわぁ、僕、すごく場違いだ。ちょっとはおめかしするべきだったかなぁ。
 名前を告げると、とっくに先方は来ていて、席へと案内される。
「おぅ、こんばんは、榊さん」
 立ち上がって僕たちを迎えてくれた人の第一印象は……なんか、岩みたい、だった。
 肩幅は広く、厚く、男の人の中でも大柄な感じ。なんか豪快そうで、よく笑う大きな口が印象的。
 一応はサラリーマンだそうだけど、現地に乗り込まないと気が済まない、活動派の実業家というイメージ。
 歳は四十超えているんだろうけど、エネルギーが有り余ってるのが分かる。
 ちょっと、気圧される。
「今日はお招きに預かりまして。ほら、あんたも挨拶しなさい」
「あ、初めまして。榊朔耶です」
「あぁ。早苗さんから話は聞いてるよ。新島竜也です。よろしく」
「こんななりだけど、一応、娘だから」
「いやいや、十分可愛らしいじゃないか。うちのバカ息子なんか、むさ苦しいだけでなぁ」
「あ、息子さんが、いるんだ。じゃない、いるんですか。あれ? えっと、おられるんです……か?」
「はぁ……。うちもバカ娘でごめんなさいね」
「まぁまぁ。俺も敬語とかはどうにも肌に合わないんでな。ざっくばらんにいこう」
 あはは……恥ずかし。
 食事をしながら、当たり障りのない日常会話。
 ざっくばらんにと言うわりに、ちゃんと気を使ってくれているのが分かる。
 なるほど。母さんとは仕事上のつき合いで知り合ったんだ。……え? 式、来月ですか?
 不意に新島さんの携帯が鳴って、「ちょっと失礼」と席を立った隙に、僕は母さんを肘でつついた。
207Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/10/13(木) 02:23:03 ID:9uBwh24L0
朝起きたら妹が、男装していた。
「彼女とデートに行ってくるよ」だそうな。
例の、ラブホに興味ある親友だろうか?
「うん、やっぱり女の子同士で入るのも恥ずかしいって」
…人の心を読むな。
「…読んだんじゃないよ。分かったんだよ、お兄ちゃん。」
…にしても、男女関係なくもてるな、ほんとうに。
「ありがと。ボク、嬉しいよ。」
208にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/13(木) 02:23:37 ID:F00Y5V4f0
「なによ」
「ちょっと、もう本決まりしてるじゃない。人に聞いといてさ」
「あら、自由にしていいって言ったでしょ」
「展開早すぎっ。あれから一週間も経ってないっ」
「ほほほ」
 なに笑ってるかなぁ、この人は。新島さんもえらい人に見込まれたもんだ。今さら反対する気もないけど。
 ……うん、結構取っつきやすい人だし、この人なら、いいかなぁって思う。
 再婚って、娘の方が反発しがちって言うけど……僕にもうちょっと父さんの記憶があったら、違うのかな。
 わずかな写真の中に残っている父さんの姿は、記憶の中で曖昧なものになってしまっている。
 ――僕の一番古い記憶は、あの時、母さんが泣いている姿だったから。 
 悲しい気持ち、寂しい気持ち、そういった感情と一緒に産まれた、ある、決意。
 あまりにも弱々しく、小さな母さんの姿を見て、僕が代わりに母さんを支えなきゃって、そう思った。
 あの時始めて、僕は『僕』になったんだと思う。
「朔耶?」
 ――あ、っと。
「あ、ううん。なんでも」
 ちょっと、意識が過去に飛んでた。
「いやぁ、すまんすまん。電話するなって言っておいたんだがな」
 この人を、僕はいずれ、父さんって呼ぶのかな……呼べるのかな。

 そして話は急速に詰められていき、僕の学業、生活面にまで話は及んだ。
 新島さんちに一緒に住むとなると、僕は今より学校に近くなる――なにせ歩いていける――くらいで助かる。
「だけど、ちょっと問題があるな」
「なにがですか?」
「いやぁ……ほれ、うちには息子がいるんだが、こいつがなぁ」
 で、新島さんが語りだしたんだけど、あの、なんか、悪いイメージを吹き込まれまくってるんですけど。
 いわゆる……オタク系の人ですか? えっ、エロゲーとか、話しちゃっていいのかなぁ、こんな場所で。
 僕、上手くやっていけるかなぁ……。
209にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/13(木) 02:25:45 ID:F00Y5V4f0
「そこで俺は、素敵な解決法を思いついた」
 はぁ。
「しばらくの間、朔耶君には弟になってもらう」
 はい?
「なにせ互いに年頃だし、間違いがあっちゃあ困るからな」 
「あら、楽しそう。朔耶なら、きっと一週間はごまかせるわね」
 あの、母上?
「いやいや、あれはバカだから、半月くらいは平気だろう」
 えーと……いや、笑ってるから多分冗談なんだろうけど……。
 と、甘く見てたら本当にそう紹介された。ちょっと、ちょっと。

「こんちは。新島勇也です」
「しゃきっと挨拶せんか、馬鹿者」
 うわ、ゴンって音がした。
「あ、あの。榊朔耶です。初めまして」
「おー、よろしく」
「だからしゃきっとだな」
「待て、親父殿、そんな家庭内暴力をいきなり見せて良いものか。彼も不安になるだろう。やめるべきだ」
「家族になるんだから遠慮はなしだ」
 ……痛そう。ほんとに遠慮なしだ。
「なるほど、うちもああいう教育方針を取り入れれば良かったのね」
 母さん、今さら教育方針変えなくていいから。
 二回目の会合は、勇也さんを交えて、新島さん宅で。
 家は十分広く、男所帯のわりには散らかっていない。……慌てて掃除したのかも。
「まぁ、食事でもしながら、のんびりやりましょうか」
「おぉ、寿司なんて五年ぶりだ。感動した」
「人聞きの悪いことを言うな。無駄にでかくなっているくせに」
「いや、俺、平均より低いんですけど。無駄にでかいのはどう見ても親父殿……ロープ、ロープ」
 楽しそうだなぁ。 
 ――こうして見ると、今まで僕は男の人の生活というのを、いかに知らなかったかがよく分かる。
 例えば、お寿司の食べ方一つ取ってみても、僕と母さんは箸で取るけど、新島さん達は手でつまむ。
 ……ただの個人差かもしれないけど。食べるのも早い。……あ、勇也さん、トロばっかり狙ってたから、殴られた。
210にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/13(木) 02:27:26 ID:F00Y5V4f0
「おう、朔耶君も、遠慮せず食ってくれ。こいつにどんどんいいとこ食われるぞ」
「あ、いえ……好きなんです、玉子」
 なんか子供っぽくて、恥ずかしい。
「それは素晴らしい。俺以外の人間がみんなこんな風だったら、俺は思うさまトロを食うことができるのに」
「お前は少しは遠慮しろ」
 あはは……褒められたの、かな?
 そして、食事が終わって、
「おい、息子。お茶のおかわりを入れてこい」
「へいへい」
「あ、僕がやりましょうか?」
 と、立ち上がろうとした僕を制して、
「君はお客さんなのだから、座っていたまえ。こう見えても、俺は我が家で一番茶を入れるのが得意な男だ」
 えーと、それって? ……あらためてお茶をよく味わってみたけど、ごく普通だった。 
「ところで、息子。こんな感じだが、どうだ?」
「今朝いきなり再婚を告げられて、俺はまだ動揺しまくりなのですが、父上」
 ……うちより凄い飛ばしっぷりだ。
「んなもん、第一印象でいいんだ。ちゃんと分かりあうにはもっと時間をかけなきゃ、どうせ無駄だ」
 真理かも知れないけど、大雑把に過ぎる気もする。
「勇也君は、私がお母さんで、いいかしら?」
「いやいや、こんな素敵なお母さんができるとなると、俺はすこぶる感激の嵐です。親父にはもったいない」
 新島さんは、勇也さんにヘッドロックをかけながら、
「朔耶君の方は、どうかな?」
「あ、ぼっ、僕も……全然問題ないです」
 そういうと、勇也さんが苦悶の呻きを上げながらも、
「嫌なら嫌と、はっきり言った方がいいぞ。こんなむさいおっさんを、パパとは呼びたくないだろう」
「こんな口の悪いバカが兄貴になるが、かまわんかね、朔耶君」
 あ、ゴキって言った。
「……えっと、大丈夫です」
「俺のことは遠慮せず、兄と呼んで敬ってくれたまえ」
 ……えっと、大丈夫……多分。あはは……。
211にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/13(木) 02:30:16 ID:F00Y5V4f0
 TRRRRRRRR。
 んー……? あれ、えーと、なんだっけこれ……がさごそ。ふぁい。
「あ、寝てたか? 悪い」
 ……えぇと、もしもし。あー、勇也さんだ。
「なぜに昔の呼び方を。夢でも見てたか?」
 ふぁい? ……あー、あー、夢だ。うん。えっと、夢見てた。ごめん。
「熱でうなされてるとかじゃないだろうな?」
 ん、大丈夫。あはは、目が覚めた。びっくりした。
 熱は……まだあるみたいだけど、少し気分は楽かな? 
「そうか。もう昼だぞ。また飯食って、薬飲んで寝とけ」
 はーい。わざわざありがと。
「まぁほれ。俺としても責任の一端を感じないでもないし」
 あ、あれは……いっ、いいのっ。責任感じてるなら、早く忘れてっ!
「難しいな」
 難しくても、やるのっ!
「後ろ向きに善処する」
 前向いてーっ!
「あんまり興奮するな。悪化するぞ」
 あ、あのねぇ。誰のせいだと……はぁ。分かった、忘れなくてもいいから、話題にしないで。
「じゃあオカ」
 ダメっ! ……わ、わ、わ、うわぁ、もっとダメ。絶対ダメ。ダメだったらダメだからっ。考えるな、僕っ!
「落ち着け」
 誰のせいだとっ。
「捨て身のギャグのつもりだった。今は微妙に反省している」
 もうっ……。とにかく、大丈夫だから。
「ああ、モモ缶買って帰るから、楽しみにしておけ」
 はいはい、ありがと。――じゃあね、兄さん。
「おう」
 ふぅ……。うわぁ。そうか、そうだよね。普通男の人がああいうの見たら……わーっ、わーっ、わーっ。
 だめだ。ベッドにいると、絶対変なこと考えちゃう。食事して、薬飲んで、無理矢理にでも寝よう……。
 パジャマも下着も、汗でぐっしょり濡れてて気持ち悪いし……いや、汗。汗だってば、絶対。
 はぁ……兄さんのバカ。……僕の、バカ。
212にゃあ ◆do4qtq4mi6 :2005/10/13(木) 02:36:57 ID:F00Y5V4f0
まぁこんな感じで、過去回想編です。すいませんが、少し長いんでここで半分にカットです。
フルネームが決まりました。榊朔耶です。
今も名字は変えずに、この名前を名乗ってます。
当初、橘朔耶というのが浮かんだのですが、よく考えたら、
( 0M0)<オデノカラダハボロボロダ! の人の名前だと気づいてやめました。へたれになってしまいますw
兄の名前は新島勇也。省略すると「にいや」になります。でもここの妹はそんな呼び方してくれません。
父、新島竜也。母、榊早苗。ここら辺は適当に。
朔耶がこれからもう一眠りするんで、もう少し、回想編が続きます。
では、また。お休みなさい。
213Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/10/13(木) 02:44:00 ID:9uBwh24L0
>>にゃあ氏
GJ!そして乙です。
確認せず投稿してすみませんorz
続き楽しみにしてます。
214桐莉兄:2005/10/13(木) 04:26:55 ID:njL9ZJbl0

「ぬぅぅぅん…羨ましいのス、妬ましいのス…」

朝起きたら妹が、朝芋スレを見ながら頻りに呟いていた。

「畜生…畜生っ…時代は最早、電波じゃなくてボクっ娘か…ッ」
「まぁ、どっちが萌えるかと聞かれれば、俺も朔耶タンみたいな妹が欲し」
「ぷるごしゃァーーーッッッ!!!」

敷布団ごと桐莉に引っ繰り返された。

「ウワァァァァァン!!兄ちゃんのばか、ばか、まんこーーッ! 」
「ふっ、まぁ電波系妹の名を欲しいままにしているお前には所詮、無理な話だと言う事だよ」
「無理なもんかっ!諦めたら其処でゴール…ッ!」
「悔しかったら妹よ、この俺様を萌え殺して見せるが良いわ!」
「ぬぅっ…言ったな?言ったなぁァァァーーーっ!?」

桐莉はポケットからカッターナイフを取り出すと…ってこれはハゥァァ!?

「息子!息子!大事な一寸法師!」
「嫌ァァァァ、私の坊やを切り裂かないでェェェェーーー!」
「だが然し切り裂く!具体的には桐莉の髪とか!」

ぶつんっ。
根元から断ち切られて宙を舞う、桐莉のツインテール。
地に落ちて尚、元に戻ろうと本体目指してウゾウゾと這い回るそれを無造作に掴んでゴミ箱へ放り込み、桐莉は笑った。
ワッハッハッハッハと、モスクワ人のように笑った。
215桐莉兄.:2005/10/13(木) 04:28:13 ID:njL9ZJbl0
「き、桐莉…?」
「ウワァァァァン、髪は女の命ィィィィィ!」
「泣く位なら切るなよ!?」
「女の命を切り落としたからには、桐莉は今日から男として生きるのス…」
「いや、それはその、何か?」
「兄ちゃんはショタ趣味だったのス…ならば桐莉は弟と成って兄に付き従うのみなのス…」
「ちょっと待て、俺が欲しいのは弟じゃなくて」
「遠慮するなス、兄さん!ボクを思いっきり可愛がれっ!」

言いながら、いそいそと半ズボンに履き替える。

「うん?でも何か足りない気がするのス」
「色気か?それとも頭の中身がうごるげぷぅ!」
「はっはっはっは、そうか!ボクに足りない物はこれだーっ!」

がすがすがすごすめきべきょ。
殴られてます、痛いです、鼻血とかだっくだっく出てます。
俺に足りない物は血液です、輸血プリーズ。

じぃぃぃぃぃ、……がしっ。

「ぉぉ、そうだ!ボクに足りないのはちんぽこっス!」
「待てこら何故にこれは俺のだ掴むな離せ」
「だが然し兄さん、ちんこも無しに男は名乗れない」
「だから俺の陰茎から手を離せ恐れ多くも神聖なる週刊私のお稲荷さんが潰れ」
「兄貴のちんぽはボクの物、ボクのちんぽもボクの物っつー有名な言葉があってだなぁ」
「あるか!」
「息子ー!息子ー!大事な一寸法師ー!」

カッターナイフをちきちき言わせて、桐莉が俺のペニスと金玉袋をがっしり握って離さない。
216桐莉兄:2005/10/13(木) 04:30:20 ID:njL9ZJbl0
「殺してでも奪い取る!」
「な、なにをするきさまー!」
「兄さんは二つ持っていてずるいとボクは思うわけで、一個位ケチケチするな」
「やめぇぇぇぇ、普通に喋ってお願い桐莉様!」
「置いてけー、兄さんのちんぽこ半分置いてけー」
「いやぁぁぁぁ、きーらーれーるーーー!!!」

断末魔の一瞬、隆浩の精神内に潜む爆発力がとんでもない冒険を生んだ!
普通の人間は陰茎を掴まれ切断されようとしていれば、どうにかして引き離そうとばかり考える。
だが隆浩は違った!逆に!

「!何だ、この兄ィ!?ま…まさか!」

隆浩はなんと更に!カッターナイフの刃にペニスを押し付けた!

『なぁに、隆浩ちゃん?桐莉ちゃんが股間の鉄砲を掴んで離さないですって?
隆浩ちゃん、それは無理矢理引き離そうとするからよ。
逆に考えるの…「あげちゃってもいいさ」って考えるのよ』

「って、無理じゃーーー!母さんっ、俺には無理なんじゃーーーっ!!!」
「失礼ねっ、私、そんな変なこと教えた覚えは無いわよぅ!」

俺の部屋の扉を開けて母さんが乱入して来る。
ピンクのフリフリのネグリジェ姿なのは、どう考えても年齢的に無理があるのではないかと思われ

「ってゆーか、隆浩ちゃんに桐莉ちゃん、うるさいっ!霧佳、ご立腹ぅー!」
「かーちゃん!じゃなくてお袋っ!ボクはペニスが欲しいんだ!立派な立派なペニスが欲しいんだ!」
「あら、隆浩ちゃんのじゃ不満なのかしらん、真珠入りのイボイボとかが恋しいのねん?このエッチなませガキちゃん☆」
217桐莉兄@中断バイト逝って来るですよ:2005/10/13(木) 04:46:48 ID:njL9ZJbl0
「いや母さん、それ以前に近親相姦とか色々と突っ込む処があるのではないかと」
「つまりはもっと極太でエロエロなのを奥の方まで突っ込んで掻き回して欲しいって事ね?いやん、桐莉ちゃんってば桃色ガヴリエルっ☆」
「いや、そうじゃなくて。ボクの股間にペニスを移植して欲しいんだ、兄さんの」
「だから俺のはやらんと言っているだろうが!?」
「何でもかんでも母さんに頼ってないで、それくらい自分で練成しなさい。鋼のいんきんたむしでしょー」
「おおっ、其の手があったのス!等価交換で真理の扉にボクの女性器を捧げれば」
「既に朝芋じゃねぇよ!」
「でも、そこに落ちてる髪の毛じゃ、せいぜい2cmくらいの小さいのしか生えて来ないわよぅ?」

見ればゴミ箱に突っ込まれた髪の毛が知らない間に俺の足に巻き付いて、ふ…服を破り俺の皮膚に直に食い込んでいるっ!

「ウワァァァァァァァ、母さん!母さんっ!マイシスター!」
「ぬぅ、やっぱり桐莉は女性器を生贄に捧げてペニスを召還する事にするのス!」
「トラップカード発動よ!」
「先にこの髪の毛を何とかしてくれー!」

どぎゅぅんどぎゅぅん、ぼよよんちょ。

そして桐莉の股間に聳え立つ剛直。

「……兄さん、ボクのこれを見てどう思う?」
「……ウホッ!俺のよりでけぇよ... _| ̄|○」
「ふはははははははは、まさに魔王!これぞ我が肉体に相応しいィィィィィ!!!」
「素敵よ、桐莉ちゃん!最高に狂ってるわんっ!」
「ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン!カムバックマイシスター!」
218名無しさん@初回限定:2005/10/13(木) 12:22:37 ID:KMu4rTl5O
米と牛乳吹きましたよGJ!!
バイトがんがって下されー
219名無しさん@初回限定:2005/10/13(木) 13:21:18 ID:ntv15nC0O
マックで吹き出して、女子高生っぽいのに気持ち悪そうに一瞥されたorz
220名無しさん@初回限定:2005/10/13(木) 14:48:47 ID:8OnFJ1fqO
>>にゃあ氏
乙っす!
あれだけ不安がってたのに一ヵ月後に迫ってくる僕娘テラモエス(*´д`)
>>桐莉兄氏
ワロタw
てか桐莉たんがフタナリ!?続き気になる…
221名無しさん@初回限定:2005/10/13(木) 18:40:23 ID:3iFcoJQ+O
>>にゃあ氏
>「じゃあオカ」  ダメっ! ……わ、わ、わ、うわぁ、もっとダメ。絶対ダメ。ダメだったらダメだからっ。

このネタがわかんない…。教えてエロい人……。
とりあえず乙&期待!!


>>桐莉兄氏
グッジョブです!桐莉タソがフタナリ化って……!
222桐莉兄@続きの分ですよ?:2005/10/13(木) 20:03:13 ID:njL9ZJbl0
「さて、兄さん。ボクの股間に陰茎が生えた記念に、一緒に風呂にでも入ろうじゃないか」
「嫌です」
「遠慮するな、兄弟じゃないか。兄さんの肉棒とボクの暴れん棒将軍で洗いっこだ」
「そんなこと言う人嫌いです」
「なぁに、照れるな照れるな。ボクのお尻は締まりがいいぞぉぅ?」
「い、嫌だっ!嫌だ嫌だ嫌だ誰か助けて風呂場に連れてかれるよ妹…じゃなくて、嘗て妹だったものに犯され汚され」
「隆浩ちゃん」
「か、かあさんっ、かあさぁぁぁぁぁーーーんっ!」
「ボラギノールの準備はバッチリよんっ☆」
「ひぎぃぃぃぃーーーーー!」

終わりです世界の終わりなんですごめんなさいごめんなさいごめんなさい俺が何か悪い事をしましたか
世界が俺を許さなくても俺が俺を許しますだから誰かこの謎を解いて下さい貴方が犯人ですオヤシロさまの祟りィィィ!

「た、たすっ、助けてぅれっ、なっ、七華ァァァーーーーーーーっ!!!」
「おっけーっ!契約に従い、窓硝子を叩き割って大島七華参上っ!問答無用で――」
「ぬぅんっ!?説明口調で邪魔する気なのスか、だったら……不意打ちい・も・う・と・ビィィィィィーーーーーームッ!!!!!!」
「まじかるドミかる、無詠唱七華守護神だよっ!」

生み出された光は只一つ。
妹ビームは不発に終わり、七華のエネルギー球体が桐莉を呑み込む。

「グギャァァァス!?だがっ、まさに精子です!」
「本当にありがとうございましたっ、だよもんっ!」

更に、桐莉の妹斗百烈拳を掻い潜り、七華の極死・七華が炸裂。
あ、桐莉が鼻血吹いた。
223桐莉兄:2005/10/13(木) 20:04:29 ID:njL9ZJbl0
「ぐぬぁぁぁっ、なっ、ナズェだぁぁっ、桐っ、桐莉こそはっ、最強の電波妹……」
「妹を捨てて弟になった桐莉君は、もう妹技を使えないんだよっ!」
「ぬぁっ!?ぬぁんですとーーーーっ!?」
「練乳の主、開放!最大……七華崩拳ッ!!!」

ごしゃぁっ!
大地に激しくクレーターを穿ち、七華の拳が桐莉を叩き沈めた。

「ぐぉぁ……っ、そんな…そんな…っ、し、シスター・チャリオッツっ!」
「………クレイジー・だよもんド!」
「シスター・チャリオッツ!し、シスター……あ、あひぃぃぃっ!?」

当然。
妹波紋も発動しない。
七華のC・だよもんドは、然し桐莉に一撃を加える事無く、俺の部屋に出来た無数の破壊痕を修復して消えた。

「……桐莉『君』とは闘う理由なんて無いからね。私、弱いもの虐めはしないんだよ」
「ぐっ、ぐぬ、ぅぅぅぅっ……ッ」
「あ、ところでたかくん?」
「え?あ、はい?」
「妹が居なくなったら、朝芋スレとはスレ違いになっちゃうからね。今日からは私がたかくんの妹だよ」
「…………(゚Д゚)ハァ?」
「あ、因みに、私の妹の由紀ちゃんは自動的にたかくんの妹になるからね」
「んな無茶な!?」
「えへへー、漸く私の時代が来たんだよー。たかくん、お風呂場にお持ち帰り〜☆」
「ななねぇ、たかくんじゃなくってー」
「あ、そーだねっ、うん。おにぃちゃんっ、一緒にお風呂だよっ☆」
「んじゃ、行ってらっしゃーい」
「行ってらっしゃいじゃないよ、由紀ちゃんも一緒に入るんだよ」
「うぇっ!?ぼ、ぼぼ、ボクもっ!?隆浩と一緒にお風呂入るのぉっ!?」
224桐莉兄.:2005/10/13(木) 20:05:44 ID:njL9ZJbl0
「ほらぁ、由紀ちゃんっ!呼び捨ては駄目だよっ」
「ぁ、ぇと……その、お……にい…さま?」
「設定は、私とたかくんが双子の兄妹だよー」
「いや、俺と七華、誕生日違うし!?」
「ぇと、ぇと、ぁ…ぅ……。ぉ…兄さま、ボクが、その、背中……って、やっぱはずいーっ!」
「がんばるんだよ、由紀ちゃんは本物のボク妹なんだからね」
「ま、待ちやがれス!其処の二人っ、勝手に人の兄ちゃんを持ってくなーっ!」
「何?桐莉君」
「に、兄ちゃんと背中流しっこは桐莉がやるのス!男同士のっ、男同士のぉーーー!」
「んー、たか兄ちゃんはどっちがいいかな?私と由紀ちゃんとお風呂に入りたい?それとも……」
「兄ちゃんっ、桐莉との愛の日々を思い出せっ、目ぇ覚ませぇーっ!!!」

えーと?
つまり、あれですか?
『弟』の桐莉と風呂で抱き合うか、『妹』の七華・由紀と風呂に入るか?
俺は桐莉の股間で脈々とおっ勃っている黒々としたイチモツを見て、激しく嘆息した。
せめて、フタナリモードならまだ妹で通ったものを……。

「さぁ〜一緒に風呂に入るぞ、七華、由紀〜♪」
「わーい、たか兄ちゃんとお風呂〜」
「って、ちょ、兄ちゃんっ!?兄ちゃ」
「弟は邪魔だよ、妹ビームッ☆」

ずばしゅぅっ!

七華の目から放たれた光線の一撃で、桐莉はあっさりと壁に叩き付けられる。

「ぐはっ……桐莉は、いも……ぅ、ぐぅ」
「妹は無敵、妹は正義、幼馴染が妹スレで生き延びるのは本当に大変だったよ。でも……私っ、それでも生きてたっ……」
「兄ちゃぁぁぁんっ、桐莉をアイしていると言えーーーーっ!!!」
「……さようなら、桐莉君……」
225桐莉兄:2005/10/13(木) 20:14:58 ID:njL9ZJbl0
右手に全裸の七華、左手に全裸の由紀。
俺の背後で風呂場の扉は閉ざされる。
弟の…桐莉の慟哭だけが、向こう側から漏れ聞こえて来た。

「弟はちんこ故に悲しまねばならん…。ちんこ故に苦しまねばならん…。ならちんこなど不要…。
こんなに苦しいのなら、ちんこなど要らぬ!!!」
「くっ、この気配っ!?」
「ななねぇっ、来るよっ!」
「桐莉は…妹の道を逝くーーーッッッッ!!!」「ゴッ、ゴゲェェェェェエーーーーーー!!?」

浴室の扉をぶち抜いて、ヤマモトさんが飛んで来た!

「くっ、由紀ちゃんINドミかるステッキ!」「オーバーソウル!スピリット・オブ……モルスァ!?」

ドンガラグッシャバキォォォォンッッッ!!!
……凄い勢いで飛んでった。七華と由紀を道連れにして。

「うぁぁぁぁぁぁぁんっ、兄ちゃんっ、桐莉を固く抱き締めるーーーーーっっっ!!!」

見れば、桐莉の股間は元通りに女の子になっていて全裸だったので、勃起した俺は激しく妹を抱き締めながら、一緒に仲良く風呂に入った。
だから、ヤマモトさんと七華と由紀がその後どうなったのか、俺は知らない。
やっぱり、妹っていいなぁ。
226桐莉兄@キリ:2005/10/13(木) 20:16:54 ID:njL9ZJbl0
Q. 事件が終わったら、桐莉のちんこはどこに行っちゃうの?
A. 桐莉のちんこは森の妖精。股間には遊びに来ているだけで、閉幕後は瀬戸の海上の森へ帰ります。
227名無しさん@初回限定:2005/10/13(木) 20:36:41 ID:nbxU7S560
ああもう、腹がよじれるじゃないか!超乙桐莉兄氏!

>>221
「じゃあオカズに」
だと思われ。
228名無しさん@初回限定:2005/10/13(木) 20:38:22 ID:nbxU7S560
そう言えば「モリゾーとキッコロ」のインスパイヤネタで「キリゾーとモッコロ」ってのがあったな。
つまり、今回のネタは「桐莉ゾーがモッコリ」だったんだよ!
229名無しさん@初回限定:2005/10/13(木) 20:57:28 ID:+qUw01Y30
マジワロス
230名無しさん@初回限定:2005/10/13(木) 22:02:46 ID:3iFcoJQ+O
>>227
ありがとうございます!なるほど……すげぇ納得…。

>>228
な、なんだっt(ry
231名無しさん@初回限定:2005/10/13(木) 22:03:47 ID:8OnFJ1fqO
うはwww桐莉兄氏グッジョw
そしてティンコの設定テラワロスw
232名無しさん@初回限定:2005/10/13(木) 22:05:55 ID:8OnFJ1fqO
あげてもうた…スマンorz
233名無しさん@初回限定:2005/10/14(金) 00:26:59 ID:SzpjUE3N0
……ふと、ここの作者一同で、妹大集合1レス交代無茶苦茶リレー小説とかやったら、
とんでもないことになりそうだと思ったりした。
234マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/10/14(金) 01:25:04 ID:3td539nJ0
   /⌒⌒\ リレー小説できたら面白そうですね
   (′从 从) その時はぜひ参加してみたいものです
  (( ヽゝ;゚ ‐ν))本業終わったらまた書きに来ますね
 ┏━∪━∪━━━┓ ちょっと間が空いてしまってスイマセン
 ┃  マユラ    ┃
 ┃          ┃
 ┗━━━━━━━┛
235名無しさん@初回限定:2005/10/14(金) 01:33:22 ID:bQJP86Hg0
妹バトロワなんてものもありましたですわね。
236名無しさん@初回限定:2005/10/14(金) 02:05:12 ID:Ss48xGFYO
なんか電脳世界で妹から逃げるやつとかあったな
…であれちゃんと終わったっけ?


朝起きたら妹に焦らしプレイしてみた
237名無しさん@初回限定:2005/10/14(金) 02:46:00 ID:3+wSmZ/y0
途中で立ち消えしてるw

確か518氏が立案者だったと思う。
気になるんだったら、「ログ置き場」に掲載を頼んでみれば?
238名無しさん@初回限定:2005/10/14(金) 20:12:37 ID:tu6eENkZO
朝起きたら、妹になっていた。

というか、妹が俺に?俺が妹に?マジで訳がワカラン。
「ちょ、ちょっと兄貴!!これどういう事!?」
「し、しるかー!!!!」



まぁ入れ代わりネタも面白そうかなとwww
239518 ◆518YLv.Xnc :2005/10/14(金) 21:39:47 ID:QxM/Z75B0
>>237
恥ずかしいこと思い出させないでww
240名無しさん@初回限定:2005/10/14(金) 23:14:39 ID:ZkNqs8/w0
>>237
このスレから入った新参者の俺に、詳しく。
241名無しさん@初回限定:2005/10/14(金) 23:16:17 ID:nO+x2XkH0
朝起きたら、妹が天井に張り付いていた
242名無しさん@初回限定:2005/10/14(金) 23:53:21 ID:q9n7VUcx0
>>241
「私は、ザ・フィアー。
 兄貴にまだ見たことのない、本当の恐怖を見せてやろう!」
243突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/15(土) 00:44:18 ID:1hjgN9n+0
>>239
ふっふっふ〜っ♪

そう言われるとアップしたくなるのが関西人という人種なのですよ〜?
というわけで更新しました。

訂正や修正などのご指摘がありましたら、是非ともお寄せ下さい。
244名無しさん@初回限定:2005/10/15(土) 04:56:16 ID:WVmUfBZr0
むぅ、拝見したが、中途でおわっとるのぅ。
無念なりよ。これ、何スレ目あたりですかの? 
245名無しさん@初回限定:2005/10/15(土) 09:36:03 ID:7LykGK1R0
最初のお題が、3スレ目。実際に始まったのが、4スレ目みたい。
246名無しさん@初回限定:2005/10/15(土) 09:44:39 ID:/IfcdK4TO
そして職人離れが始まったのもそのあたり
単にネタ切れしただけの気もするが
247 ◆518YLv.Xnc :2005/10/15(土) 10:17:14 ID:mDbDH3k20
>>243
うを、いじめっ子キタコレww
昔の失敗を見て今の糧にしますか……
乙です
248名無しさん@初回限定:2005/10/15(土) 16:24:20 ID:eKboggc30
朝起きたら妹に
「右のほうにある拡大を押して一個ずつ拡大していって!」と言われた

ttp://www.its-mo.com/emmctl.htm?ENC=umW2G/pgB7Oqg8E5D4hPxSwLOze9Twa9A44OkWp/icG0AZ9MYGxJlPeoIeomDGzNVDZ/ngGc5Is5TarW1e1eyMiFHrFOrCpuEuQO59q4xxSJMOroQR4DOg==
249名無しさん@初回限定:2005/10/15(土) 16:26:53 ID:075wR30s0
>>248

イイ!


朝起きたら、妹が球界再編をたくらんでいた
250名無しさん@初回限定:2005/10/15(土) 19:49:34 ID:LOh8BzBc0
初代からいる私としては途中で止まったままのを楽しみにしてたりする。
とりあえず妹と駆け落ち(?)続きマダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン

>>284
ワロタw

朝起きたら妹が「朝のいつもの…して」と言ってきた
251名無しさん@初回限定:2005/10/15(土) 19:50:21 ID:LOh8BzBc0
未来レスになってもた・・・OTL>>248
252名無しさん@初回限定:2005/10/16(日) 01:08:05 ID:C5i2iBsV0
朝起きたら妹に、互いの部屋の直通路を塞がれてしまった。
253名無しさん@初回限定:2005/10/16(日) 01:12:46 ID:EbOzicRK0
ああ、このスレまだあったんだね。なつかすい
254名無しさん@初回限定:2005/10/16(日) 02:24:28 ID:SYiL80hP0
マユラさんキテター。
しばらく見なかったのでもう来ないかと・・OTZ
続きを楽しみに待ちます。
255名無しさん@初回限定:2005/10/17(月) 13:47:09 ID:Bq8euYWsO
朝起きたら妹が俺の部屋のゴミ箱のにおいを嗅いでた
…なんかうっとりしてる
256名無しさん@初回限定:2005/10/18(火) 00:29:42 ID:OpJffNToO
朝起きたら妹が仮装していた。
「何だ?それ。」
「ハロウィンの仮装だよー。」
「……まだ早いぞ……?」
「先取りだよー。お菓子ちょーだい?」
「ビターな水飴なら今すぐにでも出せるが、これでいいか?」
「……#」
グーで殴られた挙げ句、油性マジックでイタズラ描きされた……。
257名無しさん@初回限定:2005/10/18(火) 01:56:36 ID:81zQ8F0y0
朝起きたら妹がトランクで秘密基地を作った。
258名無しさん@初回限定:2005/10/18(火) 15:19:36 ID:aaDKCwdO0
二宮ひかるの漫画を読み返したくなった
259名無しさん@初回限定:2005/10/19(水) 00:16:04 ID:q7S+eqVh0
朝起きたら妹が俺の部屋でカーペットクリーナー転がしてた
260名無しさん@初回限定:2005/10/19(水) 09:58:24 ID:YhQPnhRg0
朝起きたら妹が男になっていた。
「わ、わたしね……お姉ちゃんのコト、ずっと好きだったから……」
261名無しさん@初回限定:2005/10/19(水) 23:16:48 ID:OBhRvtVYO
朝起きたら妹が誕生日を祝ってくれた
…妹よ、なぜ首にリボンをまいているのですか?
262名無しさん@初回限定:2005/10/20(木) 08:35:40 ID:+3JQYvXZO
ちょうど19日は俺の誕生日だったりする
263名無しさん@初回限定:2005/10/20(木) 16:25:48 ID:79kk3XV6O
朝起きたら、>>262の妹が首にロープを巻こうとしていた。
「せっかくの誕生日だし、もうちょっと寝てていいよ、お兄ちゃん♪」
264名無しさん@初回限定:2005/10/22(土) 02:41:19 ID:mv6S+T/m0
妹が翌朝起きるまで、まる一日放置されていた。
265名無しさん@初回限定:2005/10/22(土) 02:58:00 ID:1Am7/xIoO
朝起きたら妹の誕生日だ
…なんで俺の首にリボンまいているんだ?
266名無しさん@初回限定:2005/10/22(土) 12:59:10 ID:J9SaJoC70
朝起きたら妹の誕生日だ
…なんで俺の首をリボンで締めつ…け…………
267名無しさん@初回限定:2005/10/22(土) 14:51:14 ID:jJkEnE/40
 朝起きたら妹が誕生日だ。
「お兄ちゃん、プレゼントにお兄ちゃんの童貞をくれ」
 俺の妹ストレートだ。
「ちょ、誰が童貞だっ!」
「ずっと狙ってたから分かる。それに赤飯も無いし」
 ……普通炊かないがな。
「学校に遅刻するぞ」
「お兄ちゃんと2ラウンドくらいしても大丈夫な時間はある」
 ……2ラウンド20分、1ラウンド10分ですか。
「ふっ、俺も甘く見られたものだな」
「時間がないからさっさとしよう」
「お前、ムードがない」
「大丈夫。私の中では盛り上がってるから。お兄ちゃんのココも盛り上がってるし」
 妹はストレートだ。
「……断ったら」
「犯す」
 俺には選択権が無かった……。
268名無しさん@初回限定:2005/10/23(日) 04:52:01 ID:WZfu+WjvO
朝起きたら妹に、
「おはよう兄さん。体の調子はどう??」
と言われた。
269名無しさん@初回限定:2005/10/23(日) 10:25:35 ID:gr21FTyXO
朝起きたら妹に「おはよう、今日はすっきり目が覚めたでしょ?」と言われた
確かにすっきりしたような…あれ?朝なのに分身がぐったりしてるぞ
270名無しさん@初回限定:2005/10/24(月) 19:33:58 ID:RO5/2yHv0
 朝起きたら妹が俺にキスをしていた。
「まだ寝てていいよ……時間があるから……」
「お前、俺にキスしてただろう?」
「え、ええっ!? そ、そんなことしてないよっ。うん、してないよ」
 妹はふいっと目を反らす。
「俺の目を見て話せっ!」
 俺は妹の頭を両手で掴み、強引に俺の方へ向けさせる。
「あ〜〜んっっ……」
 俺と妹が見詰め合う。
(……あれっ? コイツってこんなに可愛かったか?)
 髪を染めたりしないちょっと時代遅れな感じのするヤツだが、一丁前に口紅なんて使ってるし、
俺と同じシャンプーを使ってるとは思えないくらいいい薫りはするし……。
 整った顔立ちに黒いストレートのロングは密かに俺の好みだ。
「じぃ〜〜〜〜〜……」
 ちょっぴり恥じらいの表情を見せつつも、じっと俺の目を見つめていた。
「キス、したんだろ?」
「し、してない……よ……」
 やっぱり視線を反らす。

「じゃあ、キスしようか?」

 さっと妹の顔が紅葉させ、黙り込んでしまう。
「黙ってたら肯定な……」
 昔からそんなに気の強い方ではなかったから、イヤな時だけ答えを返すようにと……昔からの俺達の約束ごとだった。
 妹は俺とベッドを何度か見比べた後、ゆっくりと瞳を閉じた。
「お兄ちゃん……んっ……」
 俺と妹の吐息が重なり、暖かで柔らかなの感触を共有し……ゆっくりと唇を離す。
 時計を見ると、学校には完全に遅刻している時間だった。
「そろそろ行こうかよ。今から行けば『2時間目には間に合うよ』」
 そういうことはハッキリ言ってほしかった……。
271270:2005/10/24(月) 19:36:09 ID:RO5/2yHv0
……ラストで誤字った……。

「そろそろ行こうかよ。
  ↓
「そろそろ行こうよ。
272名無しさん@初回限定:2005/10/24(月) 22:54:27 ID:jVrQSUU+O
ちと萌えた(*´д`)

朝起きたら妹が時を止めていた
273Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/10/26(水) 05:51:35 ID:JePNhuva0
『やだ…佑紀…はずかしいよぉ…。』
「…綺麗な身体…ゾクゾクしちゃうわ…。」
『そんな、コト…ない…。…いや、見ないでよぉ…』
なんだこりゃ…百合小説?
―気のせいか、どこかで読んだような気もする…どこだったかな?
そんなことを考えているうちに、眠ってしまったのだった。

昨日は、ソファ(のような椅子)で寝てしまったのだが、誰かが布団を掛けてくれたらしい。
「おはよ、兄貴…ボクのノート見なかった?」
朝起きたら妹が、草稿の?ノートを探していた。…で、なんで僕の部屋に?
「ひょっとして…いや、ひょっとしなくても…コレか?」
といって渡したら、ありがとうと言ってササッと出ていってしまった。

「…ひょっとして、昨日?」
いつものように借りに来て、ついでに布団も掛けていったのだが…うっかり落としてしまったらしい。
…頻繁に出入りしていたこと、バレバレじゃないか。
某漫画雑誌や兄貴のエッチなゲームをこっそりと借りたり返したりしていたのだった。
(一応女の)ボクが買うのは、正直、抵抗があるものを…。
うかつだった。…兄貴のサイトにも、百合小説も好きだってあったのに。
しかも…リンクのひとつに、ボクのサイトが…。
管理人が僕だって気づいても、おかしくはない。
…文体も一人称も変えてあるから、大丈夫かもしれないけれど。
274名無しさん@初回限定:2005/10/26(水) 08:23:12 ID:bi4beZKI0
湾岸ミッドナイト風にのスレかと思ってしまいましたよ。
275名無しさん@初回限定:2005/10/26(水) 20:47:38 ID:XOuyIu2P0
>>273
 乙です。

朝起きたら、妹が俺を抱き枕のように扱っていた。
276名無しさん@初回限定:2005/10/27(木) 00:45:20 ID:rX8CF0NI0
朝起きたら俺は、妹の抱き枕になっていた。
277名無しさん@初回限定:2005/10/27(木) 03:02:06 ID:vGpb2vBgO
朝起きたら妹が首輪をつけていた

何で俺の名前がかいてあるんだ?
「…私の飼い主だから」
278名無しさん@初回限定:2005/10/27(木) 07:41:05 ID:i4tQoaKb0
>>273
こころナビ?
279名無しさん@初回限定:2005/10/27(木) 10:03:29 ID:9qP48sNH0
>>278
凛子は最強だよね
280275:2005/10/27(木) 10:26:18 ID:wB4ELkTe0
>>276
 それだ。
281ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2005/10/27(木) 13:19:10 ID:cc4ztFFkO
ココロナビは未プレイなので…違うとしかいえないですね…。
282名無しさん@初回限定:2005/10/27(木) 15:28:18 ID:1D8CAGo70
朝起きたら妹が俺の抱き枕と入れ替わっていた
283柚子子の人:2005/10/27(木) 16:30:37 ID:wB4ELkTe0
 日曜日……朝起きたら妹が俺の抱き枕と入れ替わっていた。
「おはよう、お兄ちゃん♪」
 あれ? おかしくないか? だって昨日俺は低反発性の抱き枕を抱いて寝てたんだよ?
 それが今日起きてみたら妹になっていた? なにコレ? ドッキリ?
「な、なんでお前がここにいるのかな?」
「なんでって、お兄ちゃんから抱き枕奪ったら、代わりに私が抱きしめられたの」
 謎が解決した。
「そ、そう……悪かった」
 というか、俺はパジャマ姿の実の妹の華奢な身体に両手両足を巻きつけてさっきまで寝ていたんだよな……。
「ねえ、お兄ちゃん……私の抱き心地、良かった?」
 頬を染め、俺を見上げ、訊いてくる。
「あ、ああ……」
 いつもよりスッキリしている。
(だけど、妹を抱きしめていたってコトを思い出すだけで……)
 世間的には一歩道を踏み外しているに違いなかった。
「あれ、お兄ちゃん……顔が青いよ? 大丈夫?」
「あ、ああ……ちょっと怖い想像をして、寒気が走っただけだ」
「じゃあ、私が暖めてあ・げ・るv」
 まだ高校生になったばかりの妹の腕が俺の身体に巻きつく。
「ん〜〜〜〜、お兄ちゃんの匂い〜〜〜〜……」
「やめろ、汗臭いだけだろっ……」
 しかし、しっかりと背中に回された腕を振り払うなんてことは俺にはできなかった。
「だめーー。だってお兄ちゃん、さっきまで私のこと抱きしめてたんだよ?」
「あれは本能だって……」
「お兄ちゃんのこと、もっといっぱい感じたい〜〜……」
 きゅぅぅっと身体全体を俺に押し付けてくる。
「うわ、お前……なんかいろいろ当たってるってっ!」
「当ててるんだもん……ちょっとは『えっちな気分』になった?」
 俺は直視できなくて、そっぽ向く。
 「ばか……」と小さく呟き、俺達はそのまままったりとした一日を過ごした。
284名無しさん@初回限定:2005/10/27(木) 21:48:37 ID:tMEAgDQx0
ぐっじょぶっ!!!!
エロい気分になったよ(*´Д`)ハァハァ
朝起きたら妹が今日から俺と一緒に寝ると言ってきた
285名無しさん@初回限定:2005/10/27(木) 23:13:48 ID:i4tQoaKb0
>>279
あぁ、最高だ・・・
286518 ◆518YLv.Xnc :2005/10/29(土) 11:38:31 ID:XBWv6QdA0
 朝になって脳みそに意識が戻ると、なんだかこう「もふっ」とか「ほよっ」って具合の感覚が
首と脚辺りに絡みついていて、おまけに顔には何かが押しつけられている。
 さらに手足どころか、体も全く動かせない。まるで荒巻スカルチノフの恰好で固められた
ような違和感。
 いくら何でもそれはおかしいと思って目を開けてみると、目の前には俺の頬に自分の頬を
押しつける妹の姿があった。
「な、なんだってーーーーーーーーー!」
 と叫ぼうと思ったが、声が出ない。首も動かないので、目だけを動かして体を見ると、俺は
更に叫びたくなった。でも声は出ない。

朝起きたら俺は、妹の抱き枕になっていた。

「あふ〜ん♪」
 ♪、じゃねえ! なんて幸せそうな顔して寝てやがるんだコイツは。
「ん〜、お兄ちゃん♪」
 だから♪じゃねえよ! しかも首を絞めるな! あ〜、でも首締められても枕だから全然
苦しくない。むしろ、本来曲がらない方向に体が曲がって変な気分。
 あっ、ちょっと、脚を擦りつけるな! 股の間に挟むなんて……ナニが付いて無くて良かった。
「あぅ……んっ」
 ちょっと、こ、股間の感触がリアルに……そんなに擦るな! ってかお前は寝ながらなにを
しとるんだナニを!
「お兄ちゃん」
 というか、気づかなかったけど何でこいつは俺の事を呼んでますか? しかも俺の顔の部分に
思いっきり頬を埋めながら。
 あっ、ちょっと、キスなんかするな! ストップ、ストーップ!
 …………………………………………

「お兄ちゃん、朝だよ? 学校遅刻するよ?」
「はっ!!」
「私ちゃんと起こしたからね? 先に一階いってるよ?」
「…………………夢オチ?」
287名無しさん@初回限定:2005/10/29(土) 15:31:25 ID:mqFlMYHm0
朝起きたら妹に復讐された
288名無しさん@初回限定:2005/10/29(土) 16:12:39 ID:QL5GUJCvO
>>286
(*´∀`)b GJ!!

朝起きたら妹が抱き付いてた
「…何してんだ?」
「お兄ちゃん分を充電中」
289名無しさん@初回限定:2005/10/29(土) 16:17:57 ID:FsG8CEA5O
>>286
GJ!
ナイスオチw
290518 ◆518YLv.Xnc :2005/10/29(土) 17:02:54 ID:g3o+Dq/30
実はこれ、夢オチではなく妹が怪しい呪術で寝ている兄の魂を枕に(ry
291名無しさん@初回限定:2005/10/31(月) 19:21:52 ID:77ThMLE8O
朝起きたら妹がセクハラしてくる
292柚子子の人:2005/10/31(月) 20:03:31 ID:ADavnHBr0
 朝起きたら妹が今日から俺と一緒に寝ると言ってきた。
「はっ? 一緒に寝るって……俺達そんな歳でもないだろ?」
 だいたい同じ部屋であることですら奇跡に近いというのに、その上一緒に寝るだなんてありえん。
「だって、最近お兄ちゃん一緒にいてくれないんだもん。教室に行ってもいっつもいないし……」
「兄妹なんてそうベタベタするもんじゃないだろ」
「んもう、そうやってお兄ちゃんは女の子のラブな気持ちを無視するの?」
 近寄ってきた我が妹から離れるようにして部屋から出て行こうとする。
「妹は女の子に入りません」
「ええーー、いーじゃんっ! 血は繋がってないんだしー」
 頬を思いっきり膨らませ、部屋を出て行く俺の手を掴む。
「お前な……ゲームやマンガじゃないんだから兄妹での恋愛なんてありえない」
 握られた手に力がこもる。
「そんなの、分かってるもん……いつかお兄ちゃんが別の女の人に惹かれて、結婚してこの家からいなくなることくらい……」
「あのな……そんな先のこと心配するなよ」
「でも、お兄ちゃんの隣にいる女の人が私じゃないんだよ……誰よりもお兄ちゃんの近くにいる私じゃないのっ!」
 瞳には涙を浮かべていた。
「ねえ、どうして私じゃダメなのっ!? 私はずっとお兄ちゃんと一緒にいたいのにっ!」
「……それは『兄妹だから』だろ」
 俺は答えに窮し、つい『兄妹だから』と言って逃げてしまう。コイツは本気なのに……。
「そうだよね……私達兄妹だもんね……」
 寂しそうな表情を浮かべる。部屋の空気がとても冷たく感じた。
「…………くすん」
 妹は何を想像したか知らないが、今にも泣きそうな表情だ。
「……ったく、妹を泣かせるなんて俺、最低な兄だな……」
「しかた……ない、よ……」
 ぐずる妹を抱き寄せる。
「妹に甘々な兄は、愛する妹の願いをきいてやろうかなって思ってる……」
 小さな手が俺の服をきゅっと掴んだ。
「お兄ちゃん……ありがとう。大好き……」
 結婚は出来ないけど……恋人の真似事くらいならバチはあたらないよな、と思った。
293名無しさん@初回限定:2005/11/01(火) 00:38:42 ID:JZWI1uTl0
朝起きたら妹に、猫にされた。
294名無しさん@初回限定:2005/11/01(火) 00:59:12 ID:FMyhw58y0
朝起きたら、妹がタチになってた。

あ、いや、ちょっと、お尻はダメェッ!
295名無しさん@初回限定:2005/11/01(火) 06:53:45 ID:NhIkpJz20
>>294
「朝起きたら妹に、後ろの処女を奪われてた…」

を思い出して勃起しました。
296名無しさん@初回限定:2005/11/01(火) 16:22:46 ID:T9WQBbLcO
>>292
ぐっじょぶ(*´д`)

朝起きたら妹が冬眠の準備してた
297名無しさん@初回限定:2005/11/02(水) 22:56:28 ID:0ZW1hpcwO
朝起きたら妹と離れられない
298名無しさん@初回限定:2005/11/03(木) 01:36:07 ID:iIe5lXve0
朝起きたら妹が所信表明。
その“見敵必殺”って標語はなんですか……
299名無しさん@初回限定:2005/11/04(金) 16:46:41 ID:BcMsigIh0
朝起きたら妹が素っ気なかった。
学校でも全然無視。
しょんぼりして家帰るといつもの甘えん坊妹だった。
話を聞くと巷ではやりの「ツンデレ」なるものに挑戦してみたと。
「でもやっぱしんどいからヤメ!デレだけでイイや」
今日は何時にもまして甘えん坊ですな。たまにはいいねツンデレw
300名無しさん@初回限定:2005/11/05(土) 21:02:58 ID:EQy3SXkyO
朝起きたら妹がバイト始めたらしい
301名無しさん@初回限定:2005/11/06(日) 02:27:53 ID:Pyun4+zV0
朝起きたら妹がどう見ても精子です。
本当にありがとうございました。
302名無しさん@初回限定:2005/11/06(日) 03:42:57 ID:YF1fM6UlO
朝起きた妹にトイレの前でこけて暴発しているところを見られた
どうみても(ry
303名無しさん@初回限定:2005/11/06(日) 03:45:40 ID:TL4Ro/NH0
朝起きたら妹が、「モルスァ」みたいなこと言いながらすごい勢いで飛んで行ったのはどう見ても精子です。
本当にありがとうございました。
304名無しさん@初回限定:2005/11/06(日) 09:13:29 ID:t7ajOgZ80
朝起きたら妹が、朝芋スレに投下するネタを考えてうなっていた
305名無しさん@初回限定:2005/11/06(日) 12:29:24 ID:v+zwji0e0
朝起きたら妹が、「お兄ちゃんの描いた絵が見たいの…お願いだよ…」って言ってきた。
306名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 05:27:28 ID:VGfmqhcwO
>>305
悪い、それ実体験あった。
307名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 07:46:50 ID:GQTokXFNO
>>306
詳しく
308名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 09:38:25 ID:zImFpHCSO
朝起きたら妹に詳しく聞かせろと問い詰められた
309名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 11:26:50 ID:VGfmqhcwO
>>307
つまらないと思うが描いてみる。
うちの妹ってBL・美少女なんでもこいな腐女子なんだ(容姿は普通…なはず)。そして兄貴である漏れは名もない同人見習い(一応人にみせれるレベルであると思う)。
なるべく家族にばれない様に描いてたんだけど、ある日夜に絵を描いてたら鍵をかけ忘れていて、妹がこっそり侵入してたらしい(妹談)。
その日は何もなく終わったんだけど、次の日(土曜日)、おもいっきり寝ていたら腹の上に妹がのってきてその後は>>305の流れです(>>305みたいな萌えはなかったがな…orz)。
それ以来頼まれたら妹に絵を描いてあげてます。自分の練習にもなるし、なにより妹が喜んでくれればそれでいいのですよ。
ただ、絵の方向が萌え系ではなくショタ系になったのが悔いが残ります……。
310名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 11:28:15 ID:mjwEgP1Q0
はいはいフラグフラグ
311名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 11:53:39 ID:GFHTuCfG0
>>309
 ペンフレンド(死語)から始めましょうっ!
312名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 13:35:22 ID:zImFpHCSO
そうだ!妹をモデルにエロい絵を描けば…
313名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 14:42:45 ID:VGfmqhcwO
>>312
それやると妹に口聞いてもらえなくなるからあんまりやりたくないです……。
314名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 16:20:29 ID:RWfWgfsZ0
もう妄想話はいいよ
気持ち悪い
315名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 17:20:49 ID:VGfmqhcwO
>>314
そう思いたいならそれでいいですよ?リアルか妄想かなんて誰にも証明できませんし。
でも漏れは妹に絵を描いてと言われて描いてあげてる。ただそれだけです。
316柚子子の人:2005/11/07(月) 17:28:52 ID:GFHTuCfG0
 朝起きたら妹が冬眠の準備してた。
 冬眠と言っても、クマのように冬の間ずぅっと寝ているわけじゃない。
 冬休みの間は布団の中から出てこないという意味だ。(ご飯はちゃんと食べるけど)
 だからボクの家では『冬眠』と例えている。
 妹はベッドの中で着替え、ベッドの中でテレビを見て、ベッドの中で本を読み、ベッドの中でおやつを食べる。
 用を足すのはさすがにトイレに行くだろうが、1日中ずっとベッドの中にいると言っても過言ではない。
「おにーちゃーん、最近お布団の中が寒いの。なんかない?」
「知るか」
「じゃあ、おにーちゃんが抱き枕の代わりになって」
「ほほう。仲良く一緒のお布団で、裸でくんずほぐれつか……そいつぁいいね」
 ちょっとした意地悪のつもりで言ってみた。
「ん、なに? お兄ちゃんもOKなの?」
 意外なことに妹は乗り気だ。早速、俺の背中に手を回し、抱きついてきた。
 妹の膨らみかけの柔らかな乳房が俺の腹部に当たる。
 思わず股間が反応してしまう。
「んー……いいカンジ☆ よし、これも布団の中に入れておこう」
「おい、俺はモノ扱いかよっ!」
 妹はニヤリと笑うと、俺の股間に手を添えてきた。
「おや〜、14歳の妹に欲情する兄なんてモノ扱いで十分じゃないですか〜? それとも母上にこのことをご報告しますか?」
 妹はにっこりと笑った。
 
 そして、その日の夜。俺達は同じ布団の中に入る。
「ねえ、おにーちゃん……私ね、おにーちゃんとHしたいなってずっと思ってたんだ……。
 でも、おにーちゃんはそんな私の気持ちに全然気付いてくれなかったよね?」
 妹は艶っぽい声で俺に絡んで来る。パジャマ越しに妹の太ももとかおっぱいとかが感じられた。
「と、言うことでもう逃がさないぞ……今年の冬はおにーちゃんをいーっぱい食べるんだ♪」
 我が妹は俺の耳を「かぷかぷ」と甘噛んでいく……。妹に優しく噛み付かれる度に俺の理性は薄れ、股間に血液が集中していく。
「バカ言うな。食べられるのはお前の方だ」
「あん……それでもいいよ……おいしく食べて……何度でも食べて……」
 俺は妹に覆い被さると、まだ幼さを残した若い肉体を貪るようにして味わい、この冬を過ごした。
317名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 19:29:59 ID:7jRHQCFu0
>>309の妹がフランス人とのハーフでブロンドのロングで青い瞳した美少女だったら俺血涙。
318名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 19:39:47 ID:YM3RMbHq0
>>316
GJ!!
あと14歳の幼さを残した若い肉体をどのように貪ったのかその辺り詳しく。
319名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 23:19:13 ID:7lmFRN8S0
>>260 朝起きたら妹が男になっていた。

「わ、わたしね……」
今は男になってしまったという元妹――弟は、顔を真っ赤にして斜め下を見つめながら、呟いた。
何でこんなことになってしまったのかは分からないが、
そんなことを考える余裕は、今は無い。
弟は、時折顔を上げこちらを見ると、躊躇うように顔を伏せる。
繰り返すうちに、突然弟の手が、覚悟を決めたように強く握り締められた。
同時に、弟の顔が上げられる。
こちらを見つめる、強い眼差し。
やがて、弟の唇が動いた。

「わ、わたし……お姉ちゃんのコト、ずっと好きだったから……!」

「俺はお姉ちゃんじゃなくてお兄ちゃんだ」
情緒も何もございません。
「そんなことはどうでも良いのよ! ……良いんだよ!」
「良くねぇだろ」
「わた――僕は本気なんだよ! 男の子になっちゃっても、この気持ちは変わらないよ!」
「あのな……俺は男、お前も男、つまり、分かるな?」
弟はしばらく考えたようで、やがて発した言葉は、
「……うほっ?」
「やらないぞ! 俺はノーマルではないがまだグレーゾーンだ!」
「好き嫌いは身体に悪いですよ。
 じゃあ、僕が妹になるか、お兄ちゃんがお姉ちゃんになればオーケーなの?」
俺は一瞬返答に迷ったが、
「……オーケーではないがまだグレーゾーンだ」
「ふーん……」
弟は意味深な笑みを浮かべ、一人頷く。
あ、何かいやな予感。
「女になれば、それでオーケーね……」
あー、いや、えーと……とりあえず、その枝切りバサミを捨ててください。
320名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 23:20:23 ID:7lmFRN8S0

――ヂョギンッ

「うおぁっ!?」
慌てて飛びのく俺。
0.5秒前まで俺が立っていた腰の位置に、枝切りバサミの凶刃が襲い掛かってきた。
切りかかった体制から、ゆっくりとこちらを向く弟。
「……おしいっ」
「おしくねぇっ! いきなり切りかかってくるな!」
俺は突然の出来事に肩で息をしながら怒鳴る。
「なんで?」
とぼけた表情で聞きかえしてくる弟。殺したい。
「なんでって、そりゃお前、俺のここを切り落とs――うぉぅあゎっ!」
――ヂョギッ
かつて無い超反射で迫りくる刃をかわす。命がけですから。
「残念……」
「油断させといて切るな! バカ! 最低! この策士!」
怒鳴りながら俺はバックダッシュで距離をとる。ポジションは部屋の対角線。
「そんなに怖がらないでよ、僕たち、兄弟でしょ!?」
「うるせぇ、タマ取られてまで守る兄弟縁は無い!」
「とるのはタマじゃなくてタマだから大丈夫だよ」
「どっちにしろ駄目だ!」
「ここで逃げたら漢じゃないよ」
「漢より男だ!」
不毛だ。さっさと枝切りバサミを捨ててもらわないことには、俺に安息は訪れない。
俺は弟を説得にかかる。
「……ということだ、俺に譲る気は無い。残念だが、諦めてくれ」
「残念なんだ?」
揚げ足取りの得意な人は嫌い。
「……まったくもって残念ではありませんので、どうかお引き取りください」
「謹んでお断りさせていただきます」
「貴方の拒否権はボッシュートです。さっさと諦めやがれ」
321名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 23:24:10 ID:GFHTuCfG0
>>319,320
 GJ!! セリフ回しが面白かった。
322名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 23:25:29 ID:7lmFRN8S0
とりあえず一時休戦して、話し合いを試みる俺。
「まったく……疲れたな」
「僕はまだ、大丈夫だよ? お兄ちゃんの説得を終えるまでは」
笑って言う弟に、俺は、
「言っとくが、俺の意思は変わらんぞ。諦めろ」
「……そんなに僕のこと嫌いなの……?」
「上目遣いで涙ぐんでも駄目だ! やめろ、心が動くだろうが!」
俺が顔を背けると、弟は残念そうに肩を落とし溜息を付く。
しばらくの、沈黙。三十秒ほどの後、弟が話し始める。
「……わかったよ」
真剣そうな表情で呟いて、俺のほうに一歩近づく。
「え……本当か?」
聞き返す俺に、小さくうなずく弟。
「お兄ちゃんと付き合うのは、諦めるよ。
 でも……その代わりに、何でも僕の好きなもの一つ、ちょうだい?」
俺が返答に詰まっていると、弟は僅かに涙ぐんだ目で笑って、続ける。
「あっ、大丈夫だよ? ……そんなに高価なもの要求するわけじゃないし、
 ……『お兄ちゃんが欲しい』とかも、言わないから」
俺は弟の胸中がどれだけ辛いのか、なんとなく察して、頷きながら言う。
「……わかった、何でも言ってみろ」
「それじゃ……、少し、目閉じてて」
俺は疑問に思いながらも、おとなしく言われたとおりに目を閉じる。
目を閉じてすぐに、俺の両肩に、軽く手が添えられた。
これは……?
まぶたの内側に影が落ち、見えない弟の吐息が、軽く頬に触れる。
「……僕の好きなもの……、最初に言ったよね?」
肩に置かれた手が、スッと離れた。

――同時に、薄い刃物の擦れる音。


「――お姉ちゃ
323319=320=322:2005/11/07(月) 23:29:34 ID:7lmFRN8S0
ごめん、上のやつ続き。
324名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 23:32:34 ID:8h8I+p330
>>323
これなんてクロックタワー?
325名無しさん@初回限定:2005/11/07(月) 23:38:04 ID:GFHTuCfG0
>>323
 なんで、2と3の間に5分も間があるんだよぅ……。
 終わったと思ったのに……とくにかくGJ。
326名無しさん@初回限定:2005/11/08(火) 23:13:26 ID:+ZKNjeTFO
朝起きたら妹の尻枕で寝てた
327名無しさん@初回限定:2005/11/08(火) 23:56:55 ID:dzYuK7DX0
そして頭が浮かんばかりの放屁が後頭部へ。
成る程…寝違えたかと思った首の痛みの原因はコレか…。

そして俺は眠気とはまた別の要因で深い眠りにつくのであった(パタリ
328名無しさん@初回限定:2005/11/10(木) 00:57:06 ID:sewLOMhb0
朝起きたら妹が魔法少女になっていた。
「と、言う訳で! おにーちゃんお望みの魔法少女になってみましたっ!」
「中学生で『魔法少女』は厳しいと思うが」
「じゃ、神様」
「いや、それ姉だし」
「じゃ奥様」
「それは魔女。つーかお前まだ14だろ」
「じゃお姫様」
「……プッ」

 ぷっつん

すたー○いと○れいかー!

とか聴こえたのは空耳だと思う。
もう耳無かったし。
329名無しさん@初回限定:2005/11/10(木) 02:58:22 ID:WSOm0fELO
つ「朝起きたら妹が魔法先生」
330名無しさん@初回限定:2005/11/10(木) 09:50:26 ID:C78LS0kY0
朝起きたら妹に魔法がかかっていた
331名無しさん@初回限定:2005/11/10(木) 21:19:41 ID:eAlNAJAYO
朔耶タソマダー?といってみる。

まさかもう来ないなんて事ないだろうな……(((((;゚д゚)))))ガクガクブルブル
332名無しさん@初回限定:2005/11/10(木) 22:41:23 ID:yJXChMyaO
>>331
IDが可愛い

朝起きたら妹が太陽とバトル
333名無しさん@初回限定:2005/11/10(木) 23:13:29 ID:eD8b9OQn0
>>331
もうちょっとで「兄者よ」だったのに。
334名無しさん@初回限定:2005/11/10(木) 23:27:08 ID:SxTLNFaB0
朝起きたら、妹に看病されていた
335名無しさん@初回限定:2005/11/10(木) 23:57:09 ID:HqvjT9c30
>>331
藍那じゃよ

朝起きたら妹が巫女服姿の看護婦だった
336名無しさん@初回限定:2005/11/11(金) 00:15:44 ID:lnUwcl42O
朝起きたら妹がペットの亀を踏み続けて1UP
これでいくらでも連発OKらしい
そんなに連発でしたら俺はどうなるんだ……
337名無しさん@初回限定:2005/11/11(金) 23:58:26 ID:rsPqQ3xsO
朝からずっと妹の着替えや風呂上がりなど裸シーンに遭遇する
…わざとか?
338名無しさん@初回限定:2005/11/12(土) 00:38:07 ID:Xi3HkM8/0
    _  _∩
  ( ゚∀゚)彡 フラグ!フラグ!
    ⊂彡


339名無しさん@初回限定:2005/11/12(土) 02:51:47 ID:Ky6XcTwwO
朝起きたら妹はまず寝ぼけた頭で兄の姿を探す(甘々でもツンドラでも)
340名無しさん@初回限定:2005/11/12(土) 19:04:31 ID:bJT9ie8l0
ロシアの気候か……

朝起きたら妹に「ロシアのピロシキが食べたい」と言われた。
341名無しさん@初回限定:2005/11/12(土) 23:47:09 ID:wgVW8S2lO
>332
朝起きたら妹が左と右でキャラが違うのか?
342名無しさん@初回限定:2005/11/13(日) 00:17:29 ID:gQS8pMiy0
朝起きたら妹が双子派だった

「(*´Д`)ハァハァ…双子……星石、飼いてえ……
 ん、どうした兄者?」
「…(少し同意してしまったなんて口が裂けても言えない)」

実話ッス…こんな時どうコメントしたらいいか分かんないよママンorz
343名無しさん@初回限定:2005/11/13(日) 07:51:40 ID:f1Novg9O0
脳内のことなど聞いておりませんわ
344名無しさん@初回限定:2005/11/13(日) 19:54:48 ID:8FqFUzquO
朝起きたら妹は吸血鬼だった
345名無しさん@初回限定:2005/11/15(火) 21:34:16 ID:idqbKJNYO
朝起きたら妹に好き避けされた
346名無しさん@初回限定:2005/11/16(水) 02:26:46 ID:+BFTYlCP0
朝起きたら妹がモッコスになっていた
347名無しさん@初回限定:2005/11/16(水) 22:07:13 ID:VOTjYeq1O
朝起きたら妹が洗濯に出した俺のパンツの匂いを嗅いでいた
348Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/11/16(水) 22:07:45 ID:s4JkvLhf0
朝起きたら妹に
モッコスって?と聞かれた。
349名無しさん@初回限定:2005/11/17(木) 03:12:40 ID:9s5eMPijO
妹「モリゾーとキッコロの偽物であるキリゾーとモッコロ。それのコスプレのことだよ」

……嘘ビアか?
……うん、嘘ビアだよ。
350柚子子の人 ◆E9LrjYYP.A :2005/11/17(木) 20:30:42 ID:tfMgOijh0
 朝起きたら、妹がキスをしていた。
「ん、ふぅ……お兄ちゃん、好き……好きぃ……」
 少し濡れた妹の唇の柔らかな唇の感触に、俺は興奮を覚えていた。
「あ……」
 妹は俺のチンポが薄いタオルケットを押し上げて固くなっていることに気付いたらしい。
「お兄ちゃんのオチンチン……勃ってる……」
 呟くような声で言う。薄目を開けて妹を見ると、耳まで顔を真っ赤にしていた。
「起きてないよね……起きてないよね……起きてないよね?」
 確かめるように訊いてくるので、俺は頷いて見せた。
「良かった……」
 俺は起きてるって言ってるようなものなのに、妹は本当に俺が寝ていると思ったらしい。
 面白そうだからこのまま妹を放置することにした。
 すると、妹はタオルケットの中に手を忍ばせ、俺のチンポに触れてきた。
「わ、固い。まるで棒みたい……」
 妹は形を確かめるようにその白くしなやかな指をチンポに絡ませた。
「確か……こうするとお兄ちゃんは気持ちいいんだよね……」
 絡ませた指を上下に始める。
「お兄ちゃん、好き……お兄ちゃん……お兄ちゃん……」
 柔らかな胸と、ストレートの髪が俺に上半身に感じられる。
「起きちゃダメだからね……お兄ちゃん……」
 妹の手がズボンの中に伸びる。
 さすがにマズいだろうと思い、いい加減起きようと思ったが、
妹の唇の甘さと、胸の柔らかさの誘惑に負けて、たぬき寝入りすることにした。
「好き……大好き……」
 何度も呪文のように繰り返される言葉が耳に心地よい。
 ズボンの中では、妹の指が直接俺のチンポを懸命にしごいている。
 ズボンの中で射精したら、きっとベトベトになって気持ち悪いだろうと思う。
「好き……好き……お兄ちゃん、大好きぃ……」
 それでも、妹の好きにさせようと思った。
351名無しさん@初回限定:2005/11/17(木) 22:41:19 ID:6+0NN50yO
>>350
久々に作品が…(*´д`)GJ


朝起きたら妹が縛られてた
無理に小さい服を着たせいで上着が肩のところでひっかかり
ズボンは半尻状態からつっかえて下ろせなくなってるようだ
「おにいちゃ〜ん、見てないで助けてよ〜ぅぅ」
352名無しさん@初回限定:2005/11/17(木) 23:25:54 ID:gXmGeyRn0
>>350
>起きてないよね……起きてないよね
テラモエスwww
ぐっじょぶ!
353名無しさん@初回限定:2005/11/18(金) 00:26:28 ID:NkoqZUzdO
どう見ても精子です
本当にありがとうございました
354名無しさん@初回限定:2005/11/18(金) 10:43:44 ID:m7/M2Fux0
>>350
姉さんGJ
355桐莉兄:2005/11/18(金) 21:30:10 ID:IhxF7csF0
 名医名患者

樊城を取り囲み、于禁を生け捕り、广(ホー)徳を討ち、魏の七軍を濁流に呑ませた関羽の威名は一躍天下に轟いた。
だが、これだけの大勝をしていながら、関羽の陣には重苦しい空気が漂っていた。

「はい。お水だよ、うーちゃん♪」
「……何で翼が居るの?」
「細かい事は気にしな〜い♪」
「本国の方には影武者を置いて来たから大丈夫でしよ」
「……メイメイ師匠まで居るし」
 (※史実・演義では樊城攻略戦時、関羽の陣に張飛も孔明も居ない。)
「もー。うーちゃんが寂しくないようにって、わざわざ出て来てあげたんじゃん」
「師匠、影武者ってまさか」
「汎用人型木人兵器『走れ☆仲達君』壱號機でし!」
 (※股間の火砲がもっこりキュートでし!)
「……翼、今すぐ本国に戻って、劉兄様の警護を」
「大丈夫だってば〜。黄姉様(黄忠)とゆんゆん(趙雲)が付いてるんだから」
「ってゆーかうーちゃん、今すっごく失礼な反応をしたでしよっ!?」
「木人如きに劉兄様の警護を任せられる筈無いでしょう!」
「黄姉様年増だし〜、ゆんゆんは男に興味ナッシングだし〜、うん。兄様の警護には打ってつけの人材だねっ☆」
「わたちのォォォ科学力はァァァ世界一ィィィでしィィィ!」
「……はぁっ。(劉兄様、なるべく早く片付けて、そちらに向かいますね……。)」
「ま、そゆわけだからホイ。水飲みなよ、うーちゃん」
「ん…………ぃぎっ!?(ズギュゥゥゥゥゥン☆)」
「ぉぉっ、やった!この音ッ、ブ厚い鋼鉄の扉に流れ弾丸のブチ当たったような音ッ!」
「波紋の流れる音でしか?」
「違うっ、これはっ、虫歯が激しく痛んでいる音だァァァッ!」
「―――――っーーーッ」
「……って、あー、うーちゃん?大丈夫?」
「冷たいお水は虫歯に染みるんでしよねぇ」
356桐莉兄.:2005/11/18(金) 21:31:32 ID:IhxF7csF0
「でもさ、武将が虫歯ってヤバいんじゃないの?」
「そうでしねぇ、歯を食い縛れないと力を出し切れないんでしよ」
「……ぅしっ、抜くか♪」
「ひっ!?」
「虫歯は早めに治療しといた方がいいでしよ?」
「全身の病の元になるって言うしねー」
「(ぶんぶんぶんぶんぶんぶんっ)」
「丁度陣中にわたちのお友達の名医が滞在してるでしよ」
「ぉぉっ、メイメイ師匠の知り合いって事は」
「マッド系でし。人体を切り刻んでチョメチョメするのが大好きな変人でしよ」
「師匠!必要ないです、師匠!私は虫歯なんかじゃありませんから!このとおりっ、全然っ、ほんとのほんとにっ!」
「大丈夫でしよ、荒療治だけど腕は確かでし」
「ほぉーらぁー、うーちゃんっ。勇気出して、レッツ治療行為っ☆」
「華陀ちゃーん、ちょっと診て欲しい患者さんが居るでしよ〜」
「患者違うっ、違いますっ!私っ、健全体ですっ、五体満足ですからっ!」
「ふーん、この娘が私の患者さん?痛いのは何処かしら、お姉さんに見せてごらんなさい」
「うーちゃん、お口開けて〜」
「(ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんっ)」
「翼ちゃん、うーちゃんの鼻を摘むでし!」
「合点承知っ!」
「(――〜〜―〜―――ッッ)っぶぁっ」
「ぁらぁー?んーっ、…うわぁ〜、これはっ」
「どうでしか?」
「歯茎の奥の神経まで腐り掛けてるわねー。今の内に悪血を出して歯を削らないと、廃物になっちゃうわ…」
「……ぁ、ぁの、な、何を……?」
「歯を削る時に痛むからね、動かないように縛るのよ」
「(ガクガクガクガクガクガクブルブルブルブルブルブル)」
357桐莉兄:2005/11/18(金) 21:33:21 ID:IhxF7csF0
「麻肺湯は使わないんでしか?」
「あー、あれね。あれ使うと……つまらないじゃない、痛がらないし」
「使って下さい、先生!お願いですから!後生ですからぁぁぁ!」
「あ、それと、貴方の後輩さんが立ち会いたいって言ってるわよ」
「おねえさま〜」
「しゅ、周倉!」
「あー、周ちゃんだー。おひさー」
「おねえさまっ、麻肺湯無しで歯を削るんですって!?」
「え、いや、ちが……」
「すっごいですっ!あまね、そんけーしちゃいますぅっ!」
「ぇ、ぇぐっ、ひっ……」
「で、どーするの?関羽ちゃん、麻肺湯、使う?」
「………そんなものはいらん(←棒読み)」
「あら、要らないの?」
「………医者の治療を恐れていて、生命を張って戦は出来ないわ(←泣きそう)」
「ふーん、じゃあ………そのままで(ニヤソ)」
「うわー、すっごいねー、うーちゃん勇気あるー」
「(ガクガクブルブルガクブル)」
「いくわよ〜」
ちゅぃぃぃぃん……
「(ガクガクガクガクガクガクガクブルブルブルブルガクブルガク)」
ちゅぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん……
「(ガクガクガクブルガクブルガクガクガ)ひ、い……いやああああああああああああああああああああ
ああああああああああーーーーーーーーーぅぁぅあぅあああああーーーーーーーーーっっっ!!!!!!!???」
358名無しさん@初回限定:2005/11/18(金) 21:44:51 ID:oNnkZcGT0
長いだけでつまらないな
359桐莉兄@キリ:2005/11/18(金) 21:52:05 ID:IhxF7csF0
………
……
…………

「えっぐ、ひぐっふぐっふぇっぇっ……」
「ぇ、ぇっと?うん、治療はこれで終わりよ、あはっ。よくがんばったわねー、えらいえらい」
「ぁーぁ、思いっきり泣かせたでしねー?」
「うーちゃん、生きてる?」
「お、おねーさま、えっと、その……この事は絶対に口外しませんからっ!」

数日後、関羽が麻肺湯無しで凄く痛い手術に耐え切ったとの噂が流布された。
敵味方の武将達は皆、流石は関羽とその武名を称えたものである。
360名無しさん@初回限定:2005/11/18(金) 23:07:47 ID:d+my9RLA0
桐莉兄氏がキテタ━━(゚∀゚)━━!!
久しぶりの三国志、乙です

朝起きたら妹がニーソックスを履いてた
「似合う…かな?」
ニーソ(*´д`)ハァハァ
361名無しさん@初回限定:2005/11/18(金) 23:37:45 ID:a6e+1Z90O
ワロタw
桐莉兄氏ぐっじょぶ


朝起きたら妹に中だししてた
362Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/11/19(土) 06:27:51 ID:HQgidT0G0
朝起きたら妹の悠が、「あの頃の事、覚えてる?」と聞いてきた。
あの頃?と聞いてみたら、
「この痕見れば分かるかな?普段はバンダナ巻いてるんだけど…」
と、外してみせてきたのは…。「…あの子の名前?…なんで?」
「…ほえ?」
「…ほら、片仮名で、ミキって読めるだろ?」
「…クス、本当だ…なんでだろう?」
……一時期悩んで、自虐的になっていた私がリストカットしてた頃に支えてくれた、私の彼女…笹川観希。
―ウチも悩んでたんや…こっちに転校するまでな…。せやけど…。
「彼女だけは、私のこと受け入れてくれたんだっけ…。」
―ある人がな、言うてくれたんや、『そないなことで、わやにしたらあかん』ってな。
「…2人きりのときとはいえ、教室で、傷跡にキスしてくれるとは思わなかったな…。」
―ウチもな、おんなじ悩みかかえとってん…『…女同士やからって、何があかんのん?』
 『観希みたいに…好きんなった相手がたまたま女の人やったんならなおさらや。』
―ってある人が言うて、ようやく落ちついたんよ。…今は、どこにいるのかわからんねんけどな…。
「観希と、デートと称して遊びに行く時が、一番の楽しみだったなぁ…。」
…9年前、私がとある女子校の中学部で出会った「彼女」との馴れ初め。
私、感謝してる…もしも観希がいなかったら、兄さんとも会えなかったし、
つまらないまま…楽しい事を知らずに終わっていたかもしれないから…。
363柚子子の人 ◆E9LrjYYP.A :2005/11/19(土) 22:15:09 ID:4rLpE64F0
 ■1/3
 冬眠すると言っていた妹の罠にはまって、俺は妹の布団の中までノコノコとやって来てしまった。
「と、言うことでもう逃がさないぞ……今年の冬はおにーちゃんをいーっぱい食べるんだ♪」
 我が妹は俺の耳を「かぷかぷ」と甘噛んでいく……。妹に優しく噛み付かれる度に俺の理性は薄れ、股間に血液が集中していく。
「バカ言うな。食べられるのはお前の方だ」
 逆襲と言わんばかりに、妹の両手を掴み、ベッドへと押し付ける。頭の上で手を交差させて、俺の片手を自由にした。
「あん……それでもいいよ……おいしく食べて……」
 とても14歳とは思えないような色気のある言葉に、ドギマギする。
「おにーちゃんの好きにして……」
「当たり前だ。お前は今から俺に食べられるんだからな」
 パジャマの裾から手を差し入れ膨らみかけの乳房に触れる。ノーブラだった。
「や、んんっ!」
 軽く触れただけなのに、妹は鼻にかかったような色っぽい声を上げる。
 俺は丸く育った妹の若い張りのある乳房の形を確かめるようにモゾモゾとパジャマの下で動かした。
「んっ……んん……やぁんっ」
 左右の胸を交互に揉んでやると、俺の耳にだけ届くような小さな声で可愛く喘ぐ。
「あああぁんっ!」
「バカっ! 大きな声出したら、下にいる父さん達に聞こえちまうだろ」
「ご、ごめん。……じゃあさ、おにーちゃんがお口を塞いでよ……もちろん、『お兄ちゃんのキス』で」
 妹はゆっくりと瞳を閉じ、少しだけ唇を突き出した。その小さな唇に俺の唇を重ねる。
「んっ……ファーストキス……だね」
 少しだけ、鼻から息が抜ける。薄く開いた瞳で俺を見つめ、恥ずかしそうに頬を染めた。
「バカか……ファーストキスからテンスキスまで全部俺のモノにしてやる」
 普段は恥ずかしくて言えないようなセリフが口をついて出てしまう。
「10回じゃ全然足りないよ……数え切れないくらいキスして……そして私の全てをおにーちゃんのモノにして……」
(俺、ダメかもしれない……こんなにストレートに好意をぶつけられたら、拒否なんてできねーよ)
 布団の中に充満した妹の香りも相まってか俺の理性を破壊する。
「もう泣いたって許してやらないからな」
 パジャマに手をかけると、全てボタンを外して左右に開いた。
364柚子子の人 ◆E9LrjYYP.A :2005/11/19(土) 22:15:45 ID:4rLpE64F0
 ■2/3
「おにーちゃんに全部見られちゃってる……恥ずかしい……」
 頬を染めて瞳を閉じる。
「きれいだ……」
 布団の中の少ない光量でも、シミ一つない白い肌なのがわかる。
 妹の裸を見るのはとても久しぶりだ……最後に見たのは小学校に上がるまえだったと思う。
「おにーちゃん、成長したでしょ? 私の裸はおにーちゃんにしか見せないよ。だから、じっくり見てね」
 自分の体を強調するように、背を反らして俺に未熟な乳房を見せ付ける。
 未熟とは言え、成長の証は見えるし、妹の同級生と比較したら大きいほうだ。
 優しく鷲掴みにして揉み、舐め、吸い上げる。
 ほんのりと優しい花の香りがする妹の胸を堪能しつつ、パジャマのズボンの前の開き穴から指を差し入れ、下着越しに股間を擦る。
「んんぅうぅ……」
 とても14歳とは思えないような色気のある声に、俺は思わずドキッとした。
 そして、生まれて初めて触れた股間の感触に驚きを覚える。
(……妹のアソコってこんなにも熱くなるものなんだ)
 ズボンの穴から出し入れしていると、アソコの部分が熱く湿ってきてる。
「おにーちゃぁん……」
 妹は目に涙をため、切なそうな表情で俺を見上げていた。その表情を見て全てを悟る。
「いいのか?」
「おにーちゃん以外の男に初めてをもらわれるなんてイヤ……いやでも貰ってもらうよ」
 はしたなくも、妹は俺の腰に自分の足を絡めて、逃げられないようにした。
「今更イヤだなんて言っても、最後までするからな」
 俺の男性自身がパジャマの前の穴から入り込み、ずらした下着の間に差し入れる。
「お兄ちゃんのも、すごく……熱いね……入ってくるのが分かる……すごぃ、ピクピク言ってる」
 布団の中での秘め事……下にいる家族に聞こえないようにひっそりと、しかし濃密に俺達は繋がっていた。
「んっふぅうっんんんんっ……」
 お互いに声を潜め、布団の中でお互いを抱きしめあう。
365柚子子の人 ◆E9LrjYYP.A :2005/11/19(土) 22:16:27 ID:4rLpE64F0
 ■3/3
 俺のモノが妹のアソコに全て入る。初めてだから、痛いはずなのに、健気にも笑っていた。
 嬉しそうに笑っていた。
「おにーちゃん、動いて……私をいっぱいいっぱい気持ちよくして……そして、私の中をお兄ちゃんでいっぱいにして……」
「おい、無理しなくても……」
「無理じゃないよ、お兄ちゃんにしてもらうんだもん。一生の記念だよ……絶対最後までしてもらうもん」
 自分から腰を動かし始める。
 服の隙間から入れているため、かなりキツい。下着やパジャマなどにも俺のモノは擦れた。
「ああぁ……んんぅ、あああああ、あああああっ……むぅぅぅんんんんっ!!!」
 俺は慌てて妹の口をふさぐ。
「声出したらダメだろ?」
「ごめん……でも、声出ちゃうの……おにーちゃんにされてるって思うと、どうしても声がでちゃう……」
 しかし、一度繋がった俺達はそう簡単には止まらなかった。
 長年思い続け、ひた隠してきた思いが成就したのだ。止まるわけがない。
「おにーちゃん、ああんんんっっう、あぁああ、おにーちゃん、おにーちゃぁぁんっ!!」
 もしかしたら下にいる父さん達聞こえてるかも知れなかった……。
 でも、もう俺達は止まりそうになかった。
「ああああ、おにーちゃんっ! おにーーーちゃーーーぁんんっ!!! ああああああっ!」
 お互いをしっかりと抱き合い、もっとも深い場所に俺のモノを突き刺した瞬間、世界は白くなった気がした……。

 全身にうっすらと汗の玉が浮かんでいる俺達は布団の中で抱き合ったまま、そして結合したままだった。
「オニーちゃんの……赤ちゃん……授かるといいな」
「ばーか、お前まだ初潮来てないだろ?」
「そ、そんなのっ、すぐに来るもん」
 俺の言葉に真っ赤に染め、俺の胸に顔をうずめる。
 ぴったりと触れ合うと、妹の乳房が俺の胸で押しつぶされ、形を変えた。
「あ……お兄ちゃんのがまた……」
「いっぱい、食べさせてくれるんだろ?」
「……うん」
 俺達は再び布団の中でひっそりと結合し始めた……。   〜 終わり 〜
366名無しさん@初回限定:2005/11/19(土) 23:31:22 ID:lYW0OzQw0
あそこがおっきした(*´д`)ハァハァ

朝起きたら妹が俺の手を使ってオナニーしてた
367名無しさん@初回限定:2005/11/20(日) 04:27:03 ID:BgJum2fI0
GJ!
368名無しさん@初回限定:2005/11/20(日) 20:22:42 ID:WN9EfiZe0
長いだけでつまらない
369名無しさん@初回限定:2005/11/21(月) 01:09:40 ID:Edh37g0uO
エロくていいね!
長編もキボン。

朝起きたら妹が俺をスルーするんですが、何か気に入らないことをしたっけ?
370名無しさん@初回限定:2005/11/21(月) 08:50:44 ID:pFdVtGIVO
朝起きたら弟が妹になっていた、の作者さんはもう来ないのかな?

すっげぇ楽しみに待ってるのだけど、
371名無しさん@初回限定:2005/11/21(月) 16:57:47 ID:x7wQZKiiO
朝起きたら妹とその友達と一緒に遊ぶことになった
何しようか?
Aツイスター
B脱衣麻雀
C王様ゲーム
372名無しさん@初回限定:2005/11/21(月) 17:10:14 ID:mYH84oai0
373名無しさん@初回限定 :2005/11/21(月) 21:51:58 ID:omHLXVe30
一般生活で許される範囲ならCだろうな
374名無しさん@初回限定:2005/11/21(月) 22:25:14 ID:Puk5p7JT0
俺はB!!
375名無しさん@初回限定:2005/11/21(月) 22:48:03 ID:FR8MFzmT0
D お医者さんごっこ
376名無しさん@初回限定:2005/11/21(月) 23:58:45 ID:gsh0TUjh0
E 一夫多妻制リアルおままごと
(*´д`)ハァハァ
377柚子子の人 ◆E9LrjYYP.A :2005/11/22(火) 10:21:33 ID:G13Mia7Y0
 朝起きたら妹が縛られてた。
 無理に小さい服を着たせいで上着が肩のところでひっかかり、
 ズボンは半尻状態からつっかえて下ろせなくなってるようだ。
「おにいちゃ〜ん、見てないで助けてよ〜ぅぅ」
「お前、何やってんだ?」
 ……説明によると、服を脱ごうとしたらつんのめってしまったらしい。
 その表紙に自分の足を引っかかってしまい、上着がフックにひっかかり、動けなくなってしまったらしい。
 つまり、手は万歳に近い形でフック引っ掛けられ、足は膝より下がズボンによって絡まっている。
「な、なにっ! おにいちゃんの視線を感じるよっ。しかもとびきりエッチなっ!」
「いくら妹とは言え、年頃の女の子の身体をじっくりと見れる機会はそうそうないからさ、
 この際だからじっくり見せてもらおうかと」
 妹は身体をよじる。
「イ、イヤッ! おにいちゃんの変態っ! やめて見ないでっ!」
 妹は上着の下に中央に小さなリボンをあしらった3/4カップの白のブラが見え、
ショーツもブラとおそろいのショーツだ。妹の身体にピッタリと張り付き、尻の形をはっきりと見せていた。
「お前、ずいぶん成長したな」
「や、やだっ見ちゃやだぁっ! エッチ、変態っ!! いやーー、見るなーーっ!!」
 左右に身体をくねらせて、俺の視線から逃れようとするが、無駄な抵抗だった。
「このまま、いたずらしちゃおうかなぁ……」
「えっ……ウソでしょ、おにいちゃん……?」
 俺は黙って妹の身体を見る。
 胸は綺麗な形と大きさを持ち、ブラからわずかにはみ出している。
 お尻も触れたら弾みそうなくらい、大きく実っていた。
「お前の成長具合は満点だよ」
 よく見ると、白い肌はうっすらと桃色になり、ショーツの底には僅かなシミが出来ているように見える。
「さて、妹の身体も堪能出来たことだし、いい加減助けてあげないとな」
 俺は妹に近付き、引っかかっている服を開放してやる。
 しかし、妹は助かったのに、なぜか顔を真っ赤にして怒っていた。
「……ううぅ〜〜、なんで襲わないのっ! おにいちゃんのバカーーッ! もぅ知らないっ!!」
 どうやら、妹の精一杯の誘惑だったらしい……たいへん、惜しいことをした。
378名無しさん@初回限定:2005/11/22(火) 13:48:22 ID:cq3LeToa0
>>柚子子の人氏
エロスwwwGJ!!
襲っちゃっても良かったかもしれんw

朝起きたら俺は既に縛られてた
目の前には妹とその友達数人がいる
遠目に妹のPCを見ると「友達と一緒にお兄ちゃんを犯します!!」という名前のスレが表示されている

朝起きたら妹とその友達に犯される様子をネットで実況された
379名無しさん@初回限定:2005/11/22(火) 15:14:41 ID:NUhLxuC60
GJ!胸とか尻の説明がエロい(*´д`)ハァハァ

>>378
その様子ももちろんデジカメでうpされるわけですね(*´д`)ハァハァ
380Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/11/23(水) 05:45:32 ID:g7R6lOqA0
朝起きたら妹が、「蜜ちゃん怖いよ…」といっていた。
…オオカミナス?

NAO2、結局買いました。紆余曲折ありましたけど…。
…そんなわけで、生存報告でした。
381名無しさん@初回限定:2005/11/24(木) 08:46:34 ID:if47XuXk0
>>380
消えてください
382名無しさん@初回限定:2005/11/24(木) 11:57:26 ID:WhM8Bv/A0
>>Haru氏
今度はエロいのもお願いします(*´Д`)
それにしても急に失速してるな…

朝起きたら妹とこたつでイチャついた
383名無しさん@初回限定:2005/11/24(木) 23:37:10 ID:Tz4w5RygO
そういやもうコタツの季節か…


朝起きたら妹が俺を使って2人羽織で寝てた
…ちょwww俺の勃ってるのが妹の股に挟まってるってwww


あ、動くな…こら、ヤバいって…もぞもぞするな
妹のいい匂いが柔らかい太股が…ああもうだめ…うっ…
384Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/11/27(日) 04:14:41 ID:dKHc7yEO0
362のあと、続けていくつもりだったのですが…
…うまく繋がらなかったのですよorz
関連するけれども別の話という形で続いてく予定です。こっちとは別ネタで。
385Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/11/27(日) 06:42:35 ID:dKHc7yEO0
朝起きたら義妹と従妹が、布団の中でゴソゴソと…。
…仕事が忙しく、へとへとに疲れて帰ってきていたこの2週間…。
…ご飯と風呂の後は即爆睡していた。…次の日の仕事に支障をきたすことを気にして、
ずっと堪っていたのだった。そして、日に日にエスカレートする悠と観希のアプローチ…
…頼むから、同じ布団でイチャイチャするのはやめてくれ…orz
386Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/11/27(日) 07:24:36 ID:dKHc7yEO0
ウチは、観希。ハル兄の従妹で、悠の「彼女」や。よろしゅうに。
…なんでこないなことに?…ウチも、不思議でしゃぁなかった。
始まりは、ご無沙汰やった悠からのメール。『観希に会いたい…』とだけ。
…そして、早速遊びに来て、やっと要領をえたのだった。
「…ハル兄も意地悪やなぁ…ここ、こんなにしとる妹がおるのに…。」
「…ん…んくっ…ぅ…ふぁ…ぁ…観希…お願い…」
「…悠、どや?…ん?…もっと…?」
「…う、うん…もぅ…おかし、く、…んぁ…なっちゃぅ…ぁ…」
「…そろそろええな?ほな、…イクで…。」
「…ぁ…観希…私も…してあげる…お礼、だよ…。」
「…んふ…悠…ウチの中、悠のを舐めとるうちにこんなになっとる…。」
「…ほんとぅ…すご、い…観希のココ、トロトロだよぉ…」
そういいながら、自分の中に指を入れてみせる悠。我慢できへんのやろか…?
スイッチが入ってしまったらしい…蕩けたような眸と赤味のさした頬。
そして…恍惚とした表情。全てがウチも溶かしていく。
そして、蜜を湛えた花に吸い付く蝶のように、悠がウチにキスをくれる。
「…ん…ちゅっ…ぁ…はむ…」
ついばんでみたり、舌と舌を絡ませてみたり。
「…ん…ぁ…悠…こっちも…お願い…」
ん、と短く答えて、軽くキスして…悠はウチの気持ちいい所を探り出した。
…それほど経たないうちに、ジュワ…っと、再び溢れ出すのを感じた。
―とめどなく溢れてくる愛液で、ぴちゃぴちゃという音がたっている。
ウチらのあそこは蜜壷というよりは寧ろ泉のように、すっかり濡れ、溢れていた。
「悠…が、…ぁ…上手、やからぁ…。」
387Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/11/27(日) 07:25:40 ID:dKHc7yEO0
…ふと、悠とは違う、大きな手で肩を触られて、
やっとハル兄が起きていることに気がついた。
「…頼むから、同じ布団でイチャイチャしないでくれ…。」
「…堪忍して、ハル兄…ウチ、もうあかんの…。」
「…ぁ…おは、よ…お兄ぃ、ちゃ…ん…っ…ん…ぅあっ…。」
「…別の場所でするとか…違う部屋にいくとかあっただろ?」
「…しゃぁないやん…ウチはともかく、悠まで箍はずれてしもたんやから…」
…先週は休日返上で仕事していたハル兄だが、やっと休みになったらしい。
「…うん…ぁっ…お兄ぃ…ちゃん…ごめん、なさい…だけ、ど…。」
「…ん?」
「…そ、そのぉ…お兄ちゃんの、朝…の、生理現象見て
 …堪らなくなっちゃって…だけど、お兄ちゃん疲れてるみたいだから…その、観希と…ね。」
「……朝っぱらからというのは、さすがにウチもどうかと思うたんやけどな…
 ご無沙汰なのはお互い様やし、堪忍して…ハル兄。」

<(続く)※本番は次回投下分にまわします…すみませんorz>
388名無しさん@初回限定:2005/11/28(月) 00:52:15 ID:a0Q4l8Vp0
Haru氏おつ〜

朝起きたら妹がクリスマスプレゼントで悩んでた
389名無しさん@初回限定:2005/11/28(月) 01:23:07 ID:mPTNw9rMO
朝起きたら妹が覆い被さってた。
かけぶとんごとベッドに押さえつけられてる。動けない。
390名無しさん@初回限定:2005/11/28(月) 02:33:38 ID:6P04ZtuE0
朝起きたら妹が妹カフェをやっていた
391名無しさん@初回限定:2005/11/28(月) 02:59:42 ID:D95iwRvhO
>>390
影乃いりすキター(゚∀゚)

朝起きたら妹が風俗嬢
392名無しさん@初回限定:2005/11/28(月) 22:43:04 ID:22Vnb2gs0
朝起きたら妹が美少女になっていた。
393名無しさん@初回限定:2005/11/29(火) 00:01:49 ID:T+TMLAni0
元の妹は小錦ですか?
394名無しさん@初回限定:2005/11/29(火) 00:53:43 ID:cPf8jC7dO
ロリ・可愛い系妹→美人・アイドル系妹
のことジャマイカ?
395柚子子の人 ◆E9LrjYYP.A :2005/11/29(火) 17:14:41 ID:1pKxneqO0
 朝起きたら妹が美少女になっていた。
 「誰?」と、素で訊いてしまったのはナイショ。
「お、お兄ちゃん……に、似合ってる?」
 今まで地味な服装に、地味な髪型しかしてなかったのに……。
 いつも結んでいた髪を下ろして、肩の部分で切り揃え、邪魔な前髪がなくなっていた。
 いつもつけていた分厚いメガネもかけてないようだった。
 服も無地で質素な感じモノから、俺好みのゴシック系の服を着ていた。
 幼さを残した顔に、うっすらと化粧をし、唇がみずみずしいピンク色を見せている。
 分かりやすく言うとイメージチェンジしていたわけだ。
「あ、あのね、お兄ちゃん……お願いがあるんだけど……」
 元々声だけは可愛いと思っていたのに、今はどう見てもタレントだと言ってもおかしくないくらいだ。
 そんな妹が俺の目の前に立っているというだけで、ドキドキした。
「あ、ああ。なんだい?」
「い、一緒にお買い物……して……」
 布団の端をきゅっと掴んで、俺を見上げていた。
 こういう小さな癖は変わっていないことに安心する。
「どこに行くの?」
「メ、メガネ屋さん……あのね、メガネがないからよく見えなくて……」
「今まで使っていたのは?」
「壊されたの……くすん。それで、服とか勝手にお母さんに着せられて……」
「すっごくかわいいよ」
「嬉しい……♪」
 妹はとびきりの笑顔を見せてくれた。

 俺達は外に出ると、妹は俺の腕をきゅっと掴んでくる。
「あ、あのね、私……目が見えないから放しちゃダメだからね……」
 顔を真っ赤にして俺の腕に絡み付いてきた。
「し、しかたないな……」
 まるで恋人達がそうするように、俺たちは腕を組んでメガメ屋まで買い物に出かけた。(おしまい)
396名無しさん@初回限定:2005/11/29(火) 17:37:39 ID:EaLJp4A30
誰にどうしてめがねを壊されたのか気になる・・・
397柚子子の人:2005/11/29(火) 18:52:52 ID:1pKxneqO0
>>396
 そっちの方が哀れかなって。まあ、変身フラグです。
 >>392見て、ぱっと書いたヤツなんで、叩けばいろいろ誇りが出ると思います。(苦笑)

>>385,386,387
 GJです。でも、視線変更はちと読み辛いかも。
398Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/11/29(火) 20:24:15 ID:p8Eoc2uT0
私設まとめを兼ねてネタ置き場とか作ろうとは思ってるのですが、
僕のは構想段階なので、まだまだですので、
突発屋氏に(少なくとも、もうしばらくは)お任せします。
準備出来次第また報告します。現状報告でした。
柚子子の人さん、GJ!そして乙です。
>読み辛いかも。
…そうですね…。
やはり、「〜サイド」という形で1レスごとに区切ったほうが、
まだ良いのかもしれないなとか考えて、いろいろと試行錯誤中です。
基礎確立までにはまだまだ遠いかもしれませんが…。
>>桐莉兄氏
GJそして乙です。今更って位の遅レスですけども…。
三国志には疎いのですが、独特のテンポで楽しませて頂きました。
次にも期待してます。
それでは。
399Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/11/29(火) 21:37:58 ID:p8Eoc2uT0
朝起きたら妹に、「イメチェンしてみたの、どうかな?」と言われた。
…パッと見変わらないので気づかなかったが…。
オーバーニーソックス、スパッツはさておき…。
「…それ、どっちかと言うと勝負下着じゃないのか?」
深紅に紫の刺繍の、ブラとパンツが見えた。
「…いつもそうだけど、反応薄いからつまらない…やっぱり…」
「…?」
「…お兄ちゃんって、不能?それとも、私と同じで同性のほうが好きなの?」
そういえば、どっちかと言うとボーイッシュな格好が多いよな…。
「私は…女友達というよりは彼女っぽい関係の子ばかりだったしね…。」
「…幾らなんでも、実の妹のように可愛がってきた妹に欲情すると思うか?」
一緒に暮らしてきた日々を考えれば、実の妹みたいなもんだが…。
「…同性愛については、否定しないの?」
「…心じゃなくて、空気を読んでくれ…もちろん、違うぞ。」
鈍いんだか、鋭いのだか分からない、僕の妹だが…
僕のなかでは…少しずつだけど、変わり始めていた。
でも、これでいいのだろうか…。僕はイマイチ、踏み切れずにいた。
400Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/11/29(火) 21:48:30 ID:p8Eoc2uT0
>>362系とは別ネタの、冒頭部分投下しました。
Hシーンは、こっちのネタでは当分先になりそうですけども…。
ひとまず、362系の続きを書いてきます。それでは。
401名無しさん@初回限定:2005/11/30(水) 11:03:43 ID:CAe0H5tC0
>>399
 Haru氏、乙です。
 同性愛、ワロタ。

>オーバーニーソックス、スパッツはさておき…。
>「…それ、どっちかと言うと勝負下着じゃないのか?」
>深紅に紫の刺繍の、ブラとパンツが見えた。
 で、妹はオーバーニーソックスとスパッツを穿きつつ、真紅に紫の刺繍のブラ姿なのは分かったが、
 パンツが見えているってことは、もしかしてスパッツの上にパンツ穿いてます?
402Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/11/30(水) 15:24:36 ID:btpwgomi0
>401さん
>"とパンツ"の件
またやってしまった…推敲したにもかかわらず消し忘れてましたorz
…スパッツの上…あるいは、透視能力でもあるのか?という感じですね(苦笑)
感想とご指摘、ありがとうございました。
403名無しさん@初回限定:2005/11/30(水) 19:55:52 ID:EV+A43Xi0
朝起きたら妹が部屋の隅に鎖でつながれていた
反対側の端っこには俺がつながれている
そして中央には謎の自殺死体
404名無しさん@初回限定:2005/11/30(水) 22:01:40 ID:WgsivXmnO
職人さんたちGJ


朝起きたら妹が責任とってと言ってきた
405名無しさん@初回限定:2005/11/30(水) 23:05:29 ID:oKihRaEW0
職人のみなさま、おつです♪

朝起きたら責任をとると言ってきた
406名無しさん@初回限定:2005/11/30(水) 23:06:47 ID:oKihRaEW0
妹が抜けてる。
失礼しました。
407名無しさん@初回限定:2005/12/01(木) 00:37:40 ID:54jiuz9lO
朝起きたら妹が無愛想と言うかツンデレのツンみたいな状態だったので、色々いたづらしてみた。

まずはギュッとしてみる。反応無し。
次は軽めにちゅー。数回すると顔が紅潮してきた。
後ろから手を回して胸を揉む。徐々に息が荒くなる。
今度はディープにちゅー。思わず声が出たので悔しいのか、少し睨んでくる。
下を触る。少し湿ってる?しかしツン状態の割に抵抗ゼロなのは何故だ、妹よ。
準備万端みたいなので挿入。少し激しくすると我慢してた分いつもより乱れて何度もイく。



イメージ映像、桐莉たん。
個人的には次回作に希望。
408名無しさん@初回限定:2005/12/01(木) 23:01:00 ID:EkvVijta0
朝起きたら妹がこたつで丸まっていた
409名無しさん@初回限定:2005/12/02(金) 21:00:27 ID:QaPTpG6JO
朝起きたら妹が、歌っていた。
「なかせて〜私をなかせてよ〜♪」
…少女Q?
410名無しさん@初回限定:2005/12/03(土) 11:45:24 ID:dHPdv1RR0
>>408
それはネコだ!!
獣姦はいけないぞ!!
411名無しさん@初回限定:2005/12/03(土) 15:45:14 ID:fNpceXTyO
>>410
猫耳妹なら大歓迎だ


朝起きたら妹がヤンデレ
412名無しさん@初回限定:2005/12/03(土) 16:48:41 ID:i+/0TnbTO
朝起きたら妹がヤンガス
「飯でげすよアニキ!」
413名無しさん@初回限定:2005/12/03(土) 20:06:02 ID:dHPdv1RR0
>>411
「あたしなんて・・・あたしなんて・・・」
と言いながら、手首にカッターを・・・・・



こんな感じの妹か?w
414名無しさん@初回限定:2005/12/03(土) 23:10:41 ID:HJTJ0mcy0
ヤンデレってつまり超依存じゃんな?
415名無しさん@初回限定:2005/12/03(土) 23:24:04 ID:IF8TvsW10
冬子とよっぴーと海おねぇちゃんと沙耶足した感じ?
416名無しさん@初回限定:2005/12/03(土) 23:57:16 ID:Lbgxe8AF0
しゃっほーと似たような展開になるの?>ヤンデレ
417名無しさん@初回限定:2005/12/04(日) 00:20:09 ID:cyeMCVPG0
アニメシャッホーを見た人が作った言葉だろう?
昔からある依存嫉妬ジャンルの王道と知らずに
418名無しさん@初回限定:2005/12/04(日) 10:26:06 ID:VODVMl310
>>403
それなんてSAW?
419名無しさん@初回限定:2005/12/04(日) 21:15:14 ID:lqEX7RvEO
朝起きたら妹がクーデレ
420名無しさん@初回限定:2005/12/06(火) 12:01:33 ID:i6KSeg6vO
朝起きたら妹がクーデルカになっていた。
いつのまにか子持ちになって精神病院に監禁されてた……
421名無しさん@初回限定:2005/12/07(水) 00:43:23 ID:td9p8KfE0
朝起きたら妹に……猫耳。
422名無しさん@初回限定:2005/12/07(水) 21:33:20 ID:+yjRykgDO
朝起きたら妹が腕骨折してた
俺が介護する事になった
「お兄ちゃんごはん食べさせてー」
「漫画よんでー」
「…身体洗って欲しいな。ダメ?」
423名無しさん@初回限定:2005/12/07(水) 23:47:42 ID:zeCXKrti0
今更だけどなんでこんなに過疎ってるの?
424名無しさん@初回限定:2005/12/08(木) 01:38:42 ID:CNUjFyWQ0
朝起きたら妹が、○○○まみれになっていた。
425名無しさん@初回限定:2005/12/08(木) 08:24:44 ID:VN8Gif60O
職人諸氏のネタ切れと定期的に出てくる叩きが原因の一つに入るのは確実
426名無しさん@初回限定:2005/12/08(木) 16:01:52 ID:qDpYf4ay0
ついでに自分が素直クールにはまってるのも一つ
427桐莉兄:2005/12/08(木) 19:07:18 ID:DvWwvj8X0
いや、ネタはあるのでつ。
仕事が忙しくて書いてる時間と体力的余裕が皆無なだけなのス。
嗚呼、明日も四時起き…ぐふぅ。
428名無しさん@初回限定:2005/12/08(木) 20:18:10 ID:W9iF2IzeO
前回投下から2ヶ月経過した時点で、開き直って時間かけてじっくり書いてる。
429柚子子の人 ◆E9LrjYYP.A :2005/12/08(木) 20:52:58 ID:yKFbl2YU0
素で別の板の住人。
今も書いてるけど、仕事の兼ね合いもあって遅れてる。
430名無しさん@初回限定:2005/12/08(木) 22:18:47 ID:amanWZ8xO
おお、職人さん方がひさびさに…


桐莉兄氏が健全的な生活をしているのを知って少し安心した
431名無しさん@初回限定:2005/12/10(土) 23:27:44 ID:ERhy5fmCO
朝起きたら妹が止まってた
さあてナニしよう?
432名無しさん@初回限定:2005/12/11(日) 14:08:16 ID:cgWHuaWx0
朝起きたら妹が、となりに引っ越してきた。
433名無しさん@初回限定:2005/12/11(日) 18:55:48 ID:R3aLkO0k0
朝起きたら妹が俺の部屋に引っ越してきた
いつもいられると自家発電ができないんですけど…
434名無しさん@初回限定:2005/12/11(日) 23:10:06 ID:kW7J66CA0
引越し先に着いたら、妹が荷運びを仕切ってた。
あれ?一人暮らしのはずなんだけどなぁ・・

ぜんぜん朝起きじゃねーや。
435名無しさん@初回限定:2005/12/12(月) 11:10:31 ID:C3Bl9y2zO
朝起きたら妹が、
「たまには変わったシチュエーションでも…」
と言ってきた。
…例えば?と聞くのが怖い気がするのは、
なんでだろうか…。
436名無しさん@初回限定:2005/12/12(月) 23:04:32 ID:YzuV6j110
朝起きたら妹が悪の女幹部に捕まっていた。
437名無しさん@初回限定:2005/12/13(火) 00:04:05 ID:xM1o2jMj0
「ふふふ、私は悪の女幹部! 妹を帰して欲しくば、わたしの言うことを聞きなさい!」
「くっ………」
「まず手始めに、私の前で妹をファックして見せろ! さもなくば、お前の家から半径100mの家全てに
ピンポンダッシュをかましてやる!」
「な、なんて悪党なんだ………しかたない、許せ妹よ! 世界の平和の為だ!」
「うん、お兄ちゃん! 世界の為なら、私はお兄ちゃんに抱かれても良い!」
「ふふふ、妹とのファックが終わったら、次は私をファックしろ! さもなくば、私がお前の実の妹だと
ばらすぞ!」
「くっ……なんて悪t(ry


こうですか? わかりません!
438Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/12/13(火) 03:18:57 ID:0aQqtMDT0
「たまには変わったシチュエーションでも、してみたいね…」と言われた。
そして、なんだか嫌な予感を感じつつ、例えば?と聞いてみた。
「…お兄ちゃんが女装したり、」
「…ク○ハかよ。」
「…続きがあるの。…私が男装したりしての擬似同性愛とか、電車とかの中で、いわゆる痴漢プレイとか」
「もっと性質悪い…。逮捕されたらどうするんだ」
「『…彼とは恋人関係で、相互同意の上でです』って言えば…。」
「…まだマシだが、公然猥褻で二人して捕まりかねないだろ、どちみち…。」
「…そっか、ゲームや漫画や小説みたいにはいかないね…残念。」
「悠…。」
439Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/12/13(火) 03:27:09 ID:0aQqtMDT0
…場繋ぎの小ネタですので、ツッコミどころ満載なのは勘弁してくださいorz
SS制作諸氏…特に、個人的には、突発屋氏のSSを特に待望してます。
……自給分以外の百合が不足してるので…。
ちなみに、僕の持ちネタの悠と、突発屋氏の佐伯悠ちゃん(でしたっけ?)とは一切関係有りません。
あだなというか、呼称です。クリスもそうですよ。……懺悔中のハルでした。
440名無しさん@初回限定:2005/12/13(火) 11:25:20 ID:VUJ8hEtSO
痴漢プレイとかまだみたことないな…(*´д`)ハァハァ


朝起きたら妹に無理やり襲ってみてと言われた
「嫌がるけどやめないでね」
レイーププレイですか…
441名無しさん@初回限定:2005/12/13(火) 12:30:56 ID:M7WbANfQ0

『ドアが閉まります、ご注意下さい。ドアが閉まります―――』

……ふう。
何とか乗り込めた、乗車率十割超えの車内で一息つく。
朝七時半の満員電車。人ごみが苦手な俺は何度乗っても慣れない。
目的の駅まで二十分、この牢獄での短いようで長い監禁が続くと思うと軽く鬱になる。
そしてその窮屈な牢獄は、ゆっくりと加速し始めた。

発車から三分程。加速し、二十分後の目的地に向かって一直線に向かう車内で、俺は眠気と人いきれの中意識が朦朧とし始めていた。
幸い、吊革を両手で握って体もすし詰め状態なので大丈夫だろうと意識をゆっくりと沈めていくと。

微かな、違和感が、過ぎった。

(……?)

まさか、な。感触のあった場所やその『触られ方』がどうにも痴漢のそれっぽい気もしたが気のせいだろう。
というかそもそも痴漢の触り方っていうのも未経験だ。
いやいやしかし世の中には男を痴漢する奴っていうのもいると聞いたことが……
442名無しさん@初回限定:2005/12/13(火) 12:31:17 ID:M7WbANfQ0
ざわり。

ぞ、とする。
冬服の、厚い生地のズボン越しに股の付け根から裏筋を通って撫で上げる、確かな一本の指の感触。
それだけで俺のモノが熱く膨らんでいく。

(嘘だろ……!?)

混乱する。どうする、どうする、どうする。
何一つ考えはまとまらず、両手で握る吊革に力が入るだけだった。
頭に血が上る中、後どれくらいでここから出れるんだろうか何て見当違いな考えが過ぎる。
そんな俺を嘲笑うかのように一本の腕が俺を拘束する。
左脇下から密着を求めて俺の胸へ手を回し、一体となる。

はぁ、と後ろからため息を吹きかけられ、その甘美な匂いに理性がさらに奪われる。
背中に確かに当てられる柔らかい感触、確実に俺の乳首に当てられる左脇下からの腕。
たったそれだけのことで、俺は快楽を与えられるだけの人形になる。
443名無しさん@初回限定:2005/12/13(火) 12:31:51 ID:M7WbANfQ0
股間に回された右手がもそり、と睾丸を持ち上げるように包み、揉みしだく。
軽く痛いほどのその愛撫は確実に俺のモノを最硬度まで持っていく。

「勃っちゃったね」

小さな、けれど俺に確実に届く声。くすくすという嘲笑が後を引いた。
瞬時に耳まで朱に染まる。想像もつかなかった可憐な少女の声。
そんな少女に弄ばれる自分。
一片の理性すら奪われた俺は、後十数分の時をただひたすら耐え、愉しみ、待ち続け、到着を望まずに。
半端な快楽を与えられ続けた。



「着いた」

ギンギンに勃起したままのモノに構うことすらできず、ホームの中ほどで呟く。
先を急ぐ人々が俺を邪魔そうに避けて階段を下っていった。
ホームの人がほとんど掃けた頃、ようやく思考が戻りどうすんだこの天を突く勢いなご子息をとか考えてると。
ばぁん、とかなりの勢いで背中を平手打ちされた。
444名無しさん@初回限定:2005/12/13(火) 12:36:25 ID:M7WbANfQ0
「やっほ、変態さん」

「……ちょっと待て」

愚妹だった。心なしか顔が赤い。
何かほくほくしてる。

「 お 前 か 」

「あは、着く前にイカせたかったんだけどやっぱりズボンの中に手入れないとダメだったねぇ」

けらけらと逆上せた顔のまま笑う愚妹。いや確かにイケなかったがあれはあれで……待て。

「おい、電車の中でのあの声……お前のじゃなかっただろう」

そう。いくらなんでも十年以上の付き合いだ。
あの声は確かにうちの愚妹のものじゃないはず……。

「……C.V、妹さんの友人Aでお届けしました」

「うおお!?」

背後からの声に飛び上がる。振り返ると大人しそうな、愚妹と同じ制服の女の子が立っていた。

「位置的に触れてたのは私だけだったんだけどねー。あ、これからトイレ行くでしょ? 色々私たち二人で手伝ってあげるよー」

「な、いらんわぁぁぁぁぁぁぁ!」

色々って何だ、色々って。つうかトイレ行くとか配慮すんな。いや行くけど。
後「な」の部分でちょっと3P想像して迷った俺氏ねと思う。
そうやってその日の遅刻は、確定した。
445名無しさん@初回限定:2005/12/13(火) 12:37:10 ID:M7WbANfQ0
投下完了。
朝起きたらになってない気がするが勢いだけでやった、今は反省していない。
446名無しさん@初回限定:2005/12/13(火) 12:44:38 ID:wTCCvvwIO
超GJ!
仕事中なのにハァハァしますた!
447名無しさん@初回限定:2005/12/13(火) 20:20:45 ID:fE/DCxyaO
チ・カ・ン! チ・カ・ン!
448名無しさん@初回限定:2005/12/13(火) 21:02:07 ID:BlylWWfl0
朝起きたら妹が痴漢にあっていた
触ってるのは俺
そして中央線には謎の自殺死体
449名無しさん@初回限定:2005/12/14(水) 00:15:41 ID:qYrts4GY0
オダギリが「どうする、オレ〜」って言ってる絵が目に浮かんだ。
450名無しさん@初回限定:2005/12/14(水) 14:35:08 ID:PqtgNVcm0
妹バトロワっぽいもの
ttp://www14.plala.or.jp/funore/sismageddon.html
451名無しさん@初回限定:2005/12/14(水) 14:45:49 ID:7pxt1uMR0
そういう妹モノは嫌いだな。
というかネタっぽい物は全体的に受け付けない
452名無しさん@初回限定:2005/12/14(水) 22:42:33 ID:xv6B8zTR0
古橋ってそういうのも書くのか。
ブラックロッドシリーズとデモベノベライズにサムライレンズマンしか知らなかった。
453名無しさん@初回限定:2005/12/15(木) 22:20:54 ID:1Anv/CKT0
朝起きたら妹が巨乳になっていた
454名無しさん@初回限定:2005/12/15(木) 23:35:46 ID:URMNbEO70
>>453
妹=貧乳という考えが見える。
そういう方は妹を語らないでください。
455名無しさん@初回限定:2005/12/16(金) 08:05:03 ID:Xo9ROEqP0
朝起きたら妹が爆乳になっていた。
456名無しさん@初回限定:2005/12/16(金) 11:12:13 ID:+7CG693nO
妹であれば貧でも爆でもOKさ

朝起きたら妹が「もうすぐクリスマスだね〜」と言ってきた
457柚子子の人 ◆E9LrjYYP.A :2005/12/16(金) 20:08:43 ID:bqzM3bey0
兄妹依存症

 兄妹依存症【きょうだいいぞんしょう】……。
 それは、妹は兄の存在が無いと生きていけず、兄もまた妹がいないと生きていけない。
 近くにお互いを感じられないと落ち着きが無くなり、妙にイライラしたり、不安になったりする。
 先天性の病気で、感染するのは1人の相手だけ。
 その兄妹にとってお互いは水や空気と同じくらいに重要な存在になるのだ。

 物心が付く前の子どもの頃、私達はキスばかりしていた。
 何かで遊ぶことは少なく、ただひたすら相手を抱きしめキスを繰り返す。
 親が引き離そうとすると、お互いをしっかりと掴んで泣きわめいたそうだ。
 当然そんなわけだから、私達はずっと同じ部屋だ。
 しかし、部屋に用意された2段ベッドの片方は常に誰もいなかった。

 小学生にもなるとお互いの身体にも興味を持つようになり、お風呂場での洗いっこや、
お互いの着替えをさせる時、お互いの身体を触り合うようになっていた。
 寝る時はお互いを抱き枕にし、キスしたまま眠ることもよくあり、お互いの身体をまさぐり、
舐めて合う日も日に日に多くなっていった。

 第2次成長が始まっても関係は崩れることはなく、逆に相手を求める衝動は強くなる。
 視界に相手がいないと吐き気を催したり、不安のあまり気絶したりすることもある。
 学校生活において、男女が一緒に入れないトイレは不便極まりなく、誰にも見られないように
トイレに侵入するのがとても大変だった。

 そして今、私は生まれたときからの人生のパートナーと共にいる。
 お互いの命という、運命の赤い糸なんかどうでもよくなるくらい強固な鎖で結ばれている人と共にいる。

 兄妹依存症を周りの人は悲しい目で見る人が多いけど、私は毎日が幸せでいっぱいの日々を送っている。
 ……だって、最愛の人が常に自分の傍にて、助け合って生きていけるんだから……。
458柚子子の人:2005/12/16(金) 20:13:55 ID:bqzM3bey0
>>437
 妹をファックしろって……(笑)
>>438
 短いのもいいですね。
>>441-443
 協力してくれるお友達を下さい。はぁはぁ。

 皆にGJ。

 そして、誤字かました私、お馬鹿っ!
 ×舐めて合う
 ○舐め合う
459名無しさん@初回限定:2005/12/16(金) 22:33:07 ID:c/ZMEyxt0
朝起きたら妹が美乳になっていた。
460名無しさん@初回限定:2005/12/18(日) 16:44:48 ID:4aZOasbjO
朝起きたら妹が声優になりたいと言ってきた
461名無しさん@初回限定:2005/12/18(日) 21:16:02 ID:LXLndmAL0
朝起きたら妹が魔乳になっていた。
462名無しさん@初回限定:2005/12/18(日) 22:49:21 ID:0cIi16f70
朝起きたら妹がやさしく微笑みかけてきた。
463名無しさん@初回限定:2005/12/19(月) 14:31:59 ID:xdNTWQ/JO
朝起きたら妹がやらしく微笑みかけてきた。
464名無しさん@初回限定:2005/12/20(火) 10:55:20 ID:yQdcYDeIO
>>463
それをみて某妹姫の雌豚を思い出した
465名無しさん@初回限定:2005/12/20(火) 15:49:22 ID:El8mD8oCO
朝起きたら妹がエロゲーの原画担当だと発覚した
466名無しさん@初回限定:2005/12/20(火) 15:54:45 ID:S9BU5CtK0
しかもBL。
掘られてるのは相当美化されてるがオレのようだ。
467名無しさん@初回限定:2005/12/20(火) 16:17:40 ID:9HtjMXhZ0
相手は俺の親友のようだ。
どちらが攻めで、どちらが受けになるかどうかで、ケンカしたようだ。
468名無しさん@初回限定:2005/12/21(水) 07:30:43 ID:YkTw3KikO
しかし決着がつかなかったため、毎回攻守交代することで落ち着いたようだ
469名無しさん@初回限定:2005/12/21(水) 14:36:24 ID:htBYPCG60
>>466-468
おまいらはそんなにその物語が読みたいのかと小一時間w

朝起きたら妹が自分の写真集を作ると言い出した
470Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/12/21(水) 19:19:20 ID:/x995GU/0
朝起きたら義妹が「不束者ですが、よろしくお願いします。」と言ってきた。
三つ指ついて挨拶って…どういうことですかお義姉さん。
「…そっちの方が、おもしろそうじゃないかなぁって思ったの。」
何故か、妹が暫定の許婚かつ家事手伝いということに。
…ややこしくなるような真似はやめてくださいorz

…思いついたネタをメモしつつ生存報告。(というか事後報告ですが。)
某マンションの件で立ち退き勧告食らったようなものなので、
別のマンションに引っ越しました。(建設会社だったかが関係者だったので…)
賃貸なので、購入された皆さんよりはずっと経費はかからずに済みましたが。
471名無しさん@初回限定:2005/12/21(水) 19:39:49 ID:+Vhdw+AuO
>>470
なにかそんなギャルゲーを知っているんだが気のせいだな。

朝起きたら妹がムーンウォークで近付いてきた。
472名無しさん@初回限定:2005/12/21(水) 19:54:09 ID:/OQ2EBR70
>>470
 行数に余裕があるから、妹のセリフは分割した方が見やすいし、1人物として認識しやすいかな。
 
 引っ越しオツカレさまです。
473名無しさん@初回限定:2005/12/22(木) 04:58:54 ID:dw72uxRRO
朝起きたら妹は一級建築士

無理矢理感が漂いすぎだなコリャ
474名無しさん@初回限定:2005/12/22(木) 09:44:49 ID:tpUmlhE4O
「姉歯があるのに妹歯がないのはおかしい!」
「…つっこむところはそこなのか?」
「つっこむのは下にしてほしいな…」
「結局そのネタですか」

朝起きたら妹歯一級建築士
475名無しさん@初回限定:2005/12/22(木) 10:21:06 ID:7WsS8v/YO
妹という名の地震により倒壊する訳ですね
震度2くらいで倒壊しそうです

朝起きたら妹がサンタさん
476名無しさん@初回限定:2005/12/22(木) 11:59:07 ID:Q8rfXvw/O
プレゼントは私、でも配るのは他の家。
477柚子子の人 ◆E9LrjYYP.A :2005/12/22(木) 13:08:32 ID:10n/zk8f0
 朝起きたら妹が俺の手を使ってオナニーしてた。
「んぅ……ああぁ、気持ちいいよぉ、兄さまぁ……」
 甘くとろけるような声を上げながら、俺の手を自分のシャツの下に潜り込ませ、胸を揉ませている。
「もし、兄さまにこんなことしてるって気付かれたら……でも、気持ちよくてやめられないの……」
 肌には張りがあり、とても手触りが良く、このまま撫で回してやりたい気分になる。
「Hな私を許して兄さま……でも……もう私、切なくて……」
 薄目を開けて妹の姿を確認すると、透き通るような綺麗な素肌に男物の白いワイシャツと、ショーツだけ。
 例え相手が血の繋がった妹だとは言え、襟の隙間から見える乳房の谷間や、ショーツにくらくらする。
 白いワイシャツは薄手の物なのか、興奮して尖っている乳首の色と形が透けて見え、俺を興奮させた。
 妹は俺の上にまたがると、屹立した俺のペニスをズボンから取り出し、自分のヴァギナの割れ目を押し付ける。
「このまま兄さまとセックス出来たらいいのに……」
 ショーツ越しだがペニスに妹の熱いヴァギナを感じ、俺はどうにもたまらなくなる。
 「兄さま……兄さまぁ……」と囁くように繰り返し、ヴァギナを擦り付けていた。
 俺の両手をつかむと、ワイシャツからこぼれ出させた乳房に触れさせる。
「兄さまの手が気持ちいい……兄さまのココも……すごく熱くて、硬い……」
 妹は腰をくねらせ、俺のペニスとヴァギナを擦り合わせながら、大きめのバストを俺の手で揉ませる。
(やば、我が妹のこんな淫らな行為に付き合わされたら……俺……)
 情けない話、俺はあっさりと妹に絶頂を迎えさせられてしまった。
「わ、わっ兄さまっ! 精液がこんなにたくさんっ!? ……いま、綺麗にして差し上げますね」
 驚きと感動の表情を見せながら、妹はこともあろうに舌を使って飛び散った精液を取り始めた。
 ペロペロと俺の精液に舌を伸ばしてすくい取る行為は、ひどくそそるものがあった。
 普段は清純そうな顔をしているのに、こんな淫らなことをする妹だったなんて思うと正直複雑な気分だ。
「これで綺麗になりましたわ……また、兄さまとエッチさせて下さいね……」
 頬にキスをして帰る妹のお尻を見送りながら、今度は俺が妹の手を使ってオナニーしてやろうと思う。
478名無しさん@初回限定:2005/12/22(木) 20:15:54 ID:Ve18wchh0
つまらん。帰れ
479名無しさん@初回限定:2005/12/22(木) 20:48:34 ID:ry8jgDH10
エロいよ(*´д`)ハァハァ
480柚子子の人:2005/12/22(木) 21:08:36 ID:10n/zk8f0
>>478
 どの辺りがつまらなかったがご指摘願えますか?
 今後も書く上での参考にさせていただきたいと思います。

>>479
 ありがとうございます。今後も精進したいと思います。
481名無しさん@初回限定:2005/12/22(木) 21:23:22 ID:1JC1EPJs0
>>柚子子の人氏
たぶん例の>>425だと思う
ともかく激しくエロくてGJ!
482名無しさん@初回限定:2005/12/23(金) 00:01:06 ID:k8FCcNCE0
エロエロしい
483名無しさん@初回限定:2005/12/23(金) 00:24:02 ID:V00TuE/40
いくらなんでも展開に無理があるだろうと思いつつもエロいのでよしw
484名無しさん@初回限定:2005/12/23(金) 01:20:32 ID:mg4fiMYU0
朝起きたら妹に父の人格が入り込んでいた
そして父には飼い犬の人格が入り込んでいたし俺の手には肉球がある
485名無しさん@初回限定:2005/12/23(金) 02:07:03 ID:9Rz22h0M0
つまりお兄ちゃんの体に入ってるママと、私の体に入ってるパパがセックスしてるのを
ママの体で私が見つけたってことで、っていうか私の初めてはお兄ちゃんにあげたのか
ママに奪われたのか、パパが貰われちゃったのか、とにかく何がなんだかわからないうちに
私はママの体で獣姦しちゃってるわけで。
486名無しさん@初回限定:2005/12/23(金) 02:42:24 ID:rV+NUxxv0
>>477
(*´Д`)ハァハァ

朝起きたら妹が修羅場モードに
487コピペ:2005/12/23(金) 22:37:04 ID:k8FCcNCE0
妹「お兄ちゃんクリスマスどうする?」
俺「んー、別に何も。寝るかな」
妹「ふーん・・」
俺「どうした?何かあったか?」
妹「ううん、ちょっとね」
俺「何だよ水くさいな、言ってみろよ」
妹「う、うんとさ・・・」
俺「おう」
妹「お兄ちゃん、この間一緒に歩いてた人、彼女?」
俺「・・・は?」
妹「一緒にクリスマス過ごさないの?」
俺「ああ・・・あいつか。なわけないだろ、ただのクラスメートだよ」
妹「ほんと?」
俺「嘘言ってどうすんだよ」
妹「そっか、それならいいんだ!えへへ」
俺「おかしな奴だな」
妹「ふふ♪お兄ちゃんに彼女なんてできるわけないよね、よく考えたら。」
俺「こらこら、失礼だぞ」
488名無しさん@初回限定:2005/12/24(土) 09:46:05 ID:8/+o4o+z0
妹「いいじゃない、本当のことなんだからw」
俺「それならオマエはどうなんだよ?」
妹「え?私?」
俺「俺のこと教えたんだからお前も教えるのは当然だろうが」
妹「私はねぇ・・・」
俺「ん?」






妹「彼氏とデート! じゃあ、クリスマスは家で留守番お願いねw」
俺「( ゚д゚)ポカーン」
489名無しさん@初回限定:2005/12/24(土) 12:07:58 ID:k/w1w6DvO
ちょwwwおまえら現実持ち込みすぎwww
ここでくらい妄想に浸らせて…('A`)


朝起きたら妹にクリスマスデートに誘われた
490名無しさん@初回限定:2005/12/24(土) 13:56:42 ID:Omt808Lu0
クリスマスだから妹と、サンタとトナカイプレイをするんだけど…
当然こっちがトナカイ(受)。

トナカイで合ってるよな…?
491名無しさん@初回限定:2005/12/24(土) 15:04:12 ID:VWk5XAgh0
朝起きたら妹が大きな靴下に入つて枕元に転がつてゐた。
492名無しさん@初回限定:2005/12/24(土) 15:18:26 ID:tAOe62ipO
気にせずそのまま着用。
しばらく暴れていたが、10分程で静かになった。

今日の靴下は、やけに暖かいなあ。
493名無しさん@初回限定:2005/12/24(土) 16:37:30 ID:p86TtXSeO
サンタのソリ引いてるトナカイって牝らしいからアナルバージン喪失だな。
494名無しさん@初回限定:2005/12/24(土) 17:52:14 ID:AH64TjZj0
妹「ねぇお兄ちゃん、サンタは居ないとして……トカナイは居るよね?」
495名無しさん@初回限定:2005/12/24(土) 17:58:59 ID:pRzJRmVV0
兄「お前トナカイなんて信じてるのかよ!!空飛ぶ鹿なんていねーよ!!(プゲラ」
496名無しさん@初回限定:2005/12/24(土) 18:58:09 ID:AkbCR0N+0
姉「うわ、マジだこいつ」
497名無しさん@初回限定:2005/12/24(土) 20:12:09 ID:jszNQ4qN0
従姉「鹿とトナカイは別よ」
従妹「こーゆーようなのです(カキカキ」
498Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/12/24(土) 21:25:20 ID:ZcJZnAHf0
「…クリスマスイヴに合コンってどう思う?」
「…人数足りないらしいから、良かったらお兄ちゃんもどう?」

と、妹たちに言われた。
気遣いはありがたかったけど、なんだか複雑な気分だった。
499名無しさん@初回限定:2005/12/26(月) 06:43:22 ID:FUxf5sEZO
>>494->>497
それなんてあずまんが?

朝起きたら妹がツインテール
500名無しさん@初回限定:2005/12/26(月) 22:37:18 ID:l9bO0QM6O
妹「楽よね、妹キャラ」
いやお前ですが。
501名無しさん@初回限定:2005/12/27(火) 22:59:58 ID:kVl07Vu8O
朝起きたら妹が姉と本気でキャットファイトしてた
原因はどっちが俺を起こすか、ということらしい


ああ、姉のパンツ丸見え…
今度は妹のブラ丸見え…
たまらん(*´Д`)ハァハァ
502名無しさん@初回限定:2005/12/27(火) 23:31:09 ID:Z5ti+BAeO
しばらく睨み合っていそのうち、ふと俺が起きてることに気付いた二人。
姉「何で一人で起きてるのよ!」
妹「お兄ちゃんはまだ寝てて!私が起こすんだから!」
姉「何言ってるの!私よ!」
妹「私だってば!」
俺「あの……今日はデートなんでもう時間が……」
姉「ダメよ、私が起こすまでは起きちゃダメ!」
妹「だから私が起こすの!」
姉「私だって言ってるでしょう!」

ゴメン志摩子、間に合いそうにないよ……orz

姉妹「誰よ志摩子って!?」

心を読むなぁーっ!
●| ̄|_
503名無しさん@初回限定:2005/12/28(水) 00:33:51 ID:RR3roDaFO
次の瞬間二人の怒りの矛先が俺に代わった

姉「アンタが原因でケンカしてるのにのんきに彼女とデートに行こうなんて…」
妹「…一滴も出ないように搾り取ってやるんだから!」
うわなにをするやめ




ごめん、志摩子。
今日は勃たないかもしれない…orz
504Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/12/28(水) 22:00:43 ID:g9EP1LI/0
ハルです。朝起きたら妹が、ガラスの部屋を弾き語りしてたとです。
しかも流暢に…思わず、自虐したくなったとです。
ハルです。最近、ろくなネタが浮かばんとです。
いっそ私設纏めの準備をしようかと思ったとです。
ハルです。志摩子と聞くやいなや、マリ○てが浮かんだとです。
百合は自給分だけでは、とても足りんとです。

ハルです。ハルです。ハルです…。
505名無しさん@初回限定:2005/12/29(木) 08:37:50 ID:r9WJDFDPO
まあ、実際ネタ元はマリ〇てなわけだが
だって可愛いんだもん、志摩子。
506名無しさん@初回限定:2005/12/29(木) 13:06:08 ID:b0Bb2hDCO
>>499
そして愚鈍な男を連れてきた。
507名無しさん@初回限定:2005/12/29(木) 21:49:50 ID:EJAui+0MO
朝起きたら妹がツインテール
…のコスプレしてた
「がおー」
「…楽しい?」
「わりと」
「そうですか」
「お兄ちゃんのもあるよ」
「やっぱグドンかよ。ご丁寧に鞭までついてるし…食べていいの?」
「…やさしくしてね」
508名無しさん@初回限定:2005/12/30(金) 20:18:45 ID:NdfQE5gr0
……ところで、我が家の雑煮には何時もエビが入っている訳だが。
509名無しさん@初回限定:2005/12/30(金) 23:34:14 ID:Be4C9vg30
朝起きたら妹がつれてきた友人多数で補給基地化orz
510名無しさん@初回限定:2005/12/30(金) 23:38:14 ID:P4JLHJPAO
ええい面倒だ、まとめて全員相手してやる!
511名無しさん@初回限定:2005/12/31(土) 03:19:47 ID:mNND7TseO
「いくか、いくか?…いった〜今日4発目〜」
「ちょ…休ませて…」
「だめ〜。はい次の人〜」
その日30回に達しました(自己ベスト更新)
512名無しさん@初回限定:2006/01/01(日) 01:06:35 ID:fg0sBl9LO
年が明けたら、妹が初詣に連れてってとせがんできた。

「兄さんは何てお願いしたの?」
「家内安全ってな。お前は?」
「ん…内緒♪」
513名無しさん@初回限定:2006/01/01(日) 01:45:44 ID:yyuC+ePTO
毎年恒例、朝起きて妹と姫はじめ
514池魚 ◆KSWDn0UBZs :2006/01/01(日) 06:16:03 ID:pqKYU0mL0
朝起きたら妹と、年越し

「さて、お兄様」
俺がコタツでぬくぬくしていると、向かい側から妹が話しかけてきた。
俺は顔だけそっちに向けて、ミカンの白いスジをとりながら続きを待つ。
長い黒髪をコタツの上に垂らしながら、妹は言う。
「もうすぐ年越しなわけですが」
何をいまさら。
俺は気の抜けた声で返事をすると、ミカンを4房ぐらいまとめて口に放り込む。
そんな最中も、コタツ布団の下では熾烈な制空権争いが続いているが、
お互いそれは顔には出さない。
妹は俺の足を押しのけて広いスペースに脚を伸ばすと、指を一本立てて言う。
「年越しといえばなんでしょう?」
「コタツでミカン」
「違います。馬鹿ですか?」
溜息と共に、見下すような勢いで俺の答えを却下する。
少しだけムッときた俺は、次の答えを言う。
「餅つき」
「違います」
それは年が明けた後でしょう、とか声が聞こえてきそうな勢い。
自分で分かってるなら俺も言わなきゃ良いのに。
「紅白」
「今となっては夢の跡です」
「行く年来る年」
「何歳ですか?」
「大晦日だよ!ドラえもん」
「何歳ですか?」
そろそろ本気で思いつかなくなってきた。
「じゃあ、一体なんだってんだよ」
俺の問いに、妹は呆れた様に答える。
「そりゃ、貴方。除夜の鐘に決まってるじゃないですか」
お前が何歳だよ。
515池魚 ◆KSWDn0UBZs :2006/01/01(日) 06:17:00 ID:pqKYU0mL0
「なんでまた除夜の鐘なんだよ」
コタツの中で何とかスペースを見つけて俺も脚を伸ばしながら言う。
「なんでって……そんなことまで言われないと分からないんですか?」
馬鹿にされるのもそろそろ慣れてきた。
俺は反論せずに続きを待つ。
「そもそも、除夜の鐘が何なのか知ってますか?」
少し思いついたように、俺に問う妹。
俺は頷いて、
「アレだろ? 108回鐘をつくやつ」
「そうです。除夜とは、本来『浄夜』と書きまして、
 人間のもつ108の煩悩を、聖なる鐘の音と共に一つ一つ清め、
 心身ともに浄化していくという、日本古来の行事なのです」
スラスラと教科書の暗唱のように答える妹。
一瞬感心してしまった。
「ほー、そうだったのか。年の終わりにまた一つ賢くなった」
俺がそう言うと、妹は大きく溜息をついて、
「だから貴方は馬鹿なのです」
東方不敗かお前は。賢くなったっちゅーのに、俺は馬鹿か。まだ馬鹿か。
俺が ハァ? って顔をしていると、妹は、
「今のは全部嘘です。八割偽造です。浄夜とか。中国ですし。
 今の情報を外で言ったらそれだけで完全馬鹿宣言が出来ますよ」
スラスラと言う妹。一瞬殺意を覚えた。
俺は膝を少し曲げて、そして一気に伸ばして妹の足を蹴ろうとして、
華麗に避けられて柱に脛をぶつけて。
妹は素知らぬ顔で言う。
「まあ、本題に戻して、なぜ除夜の鐘なのか、と言いますと」
「……なんだよ」
「年越しで108回、突く、と。それに煩悩がどうのということで」
一言一言切って言う妹に、俺は続きを待つ。
妹は最後に大きく間をおいて、
「姫仕舞いと姫初めを同時にやってしまいましょう、ということで」
結局それか。馬鹿が。
516池魚 ◆KSWDn0UBZs :2006/01/01(日) 06:17:59 ID:pqKYU0mL0
「断る」
ミカンを食べる為だ、と俺は断言してやった。
……はずなのだが。

「多分、断れません」
正直、今、心が揺れている。
何故かと言うと。

コタツの中で、俺がいくら足を閉じようとしても、その間に割り込んでくる、妹の足。
妹はそのまま足を伸ばして、片足で俺の膝を割り開くと、
もう片方の足の裏で俺の股間をぐりぐりと圧迫してくる。
否応なしに血液が股間に集中していって、……

「あれ? 手が止まってますよ?」
妹が面白そうに言ってきて、俺は自分がミカンを掴んだまま硬直してしまっていることに気が付く。
「あ、ああ……」
返事をしたものの、この状態ではとてもそれどころではない。
妹はニヤニヤと笑いながら、
「食べないんですか? ……じゃあ、私がもらっちゃいますね?」
ミカンを持った俺の手を軽く掴む。
そしてそのまま自分のほうに引き寄せると、……俺の指ごと、ミカンを口の中に咥えこんだ。
「うわっ、な――!?」
指先を、暖かい口の中で舐め回される。
指の股に舌をなぞる様に這わせたり、指先を唇で吸われたり、
俺の弱点をよく知り尽くした動きで、俺を翻弄する。
「ん、ぁむ……まだ、イヤですか?
 私とミカン、どっちを食べますか?」
手から口を離して、舌を唇に這わせ俺を誘う。
……なんと言うか、こう、

「ずるい」
517池魚 ◆KSWDn0UBZs :2006/01/01(日) 06:33:40 ID:pqKYU0mL0
場所をベッドに移し、半ば押し倒されるようにして倒れこむ俺と妹。
「ぅわ――」
そのまま俺は抱きしめられて、そして、倒れた勢いで思いっ切り強く口付けをされる。
「、んぅ……!」
「ん……」
舌を強引に口の中に入れられ、俺はそれに渋々応える。
口の中で滑りを帯びた舌が絡み合い、ぞくぞくとしたものが込み上げる。
「ん……はぁっ、……108回、頑張ってくださいね?」
「……お前こそ、途中で力尽きるなよ」
……今は、理屈は抜きだ。
互いに舌を絡め唇を交わしながら、相手の服をはだけさせ、素肌に手を這わせていく。
窓の外は冬の澄み切った空が広がっているが部屋の中は暖かく、
妹のきめ細かな肌が、心地よい。
俺は妹の服の前だけ開け放つ。
上着は袖にだけ腕を通した状態で、下はズボンだったので脱がせてやった。
「あ……」
その途中で、一瞬、手が止まる。
自分からこんなことを誘うだけあって、下着は、付けていなかったらしい。
服を脱がせてやると、俺は妹の身体を片腕で抱きしめる。
背中側から腰に手を回し、
空いた方の手で、脇腹の辺りを撫で、そのまま少しずつ、下のほうへ滑らせていく。
その手が妹の足の付け根にまで行った時、指先に、濡れた感触が触れた。
「ん……!」
その瞬間、妹の身体が小さく震えた。
そのまま指を進めると、そこは、
「お前……」
そこは、もう、触れるだけで指先が粘液で覆われてしまうような状態になっていた。
俺が何を言おうとしているのか察したのか、
妹は恥ずかしそうに顔を俺の胸に埋める。
「……言わないでください」

「もう、年が明けてしまいます……早く、してください」
518池魚 ◆KSWDn0UBZs :2006/01/01(日) 06:34:54 ID:pqKYU0mL0
妹の身体は、既に俺を受け入れる準備は出来ていたらしい。
妹は俺の手を退けると、四つん這いになってお尻を俺のほうに向けて、言う。
「もう大丈夫なので……お願いします」

少し恥ずかしがっている様子の妹の顔に、
愛液を溢れさせ、明かりの無い部屋で濡れて光る妹の秘裂。
二つが相まって、俺の興奮も高ぶりを見せてくる。
俺は、自分のものの先端をそこにあてがった。
くちゅ、とドロドロの熱い粘膜の感触。
「じゃあ、……入れるぞ」
腰に少しずつ圧力を掛ける
「んっ……!」
小さな肉孔が、俺のものに沿うようにして広がっていく。
零れる程の愛液のおかげで摩擦はほとんど無いものの、
触ってほぐされていない妹のそこは、まだ少しきつい。
「……いいか?」
俺が心配して聞くと、妹は軽く笑って、
「……今からそんな心配してて、良いのですか? ん……ッ」
一瞬、痛そうに眉根を歪めるが、
「これから三桁もするっていうのに、……余裕ですね?」
妹の無理に、俺も答えないわけにはいかないだろう。
「……はっ」

「ん……ぁ、っ……」
ゆっくりと腰を動かし始めると、妹の口から甘い息遣いが漏れる。
まだ固い肉の壁が俺のものを締め付け、
奥に入れ、また出すたびに引き摺られるようについてくる。
あまりこういう状態でしたことはないが、普段とは違う快感が背筋に走る。
「……もっと、ん……激しくしてもいいですよ?」
「そうか……?」
俺は妹の腰を一度手で掴み直し、少し腰の動きを大きくする。
「あっ、そ、そう……! んっ、ぅ……もっと……!」
519池魚 ◆KSWDn0UBZs :2006/01/01(日) 06:36:56 ID:pqKYU0mL0
俺は根元まで妹の胎内に入れて、そのまま奥の壁を揺らすように刺激する。
「ぅあっ……あっ、ん、……んんっ……!」
だんだん、最初は固かった膣壁も柔軟になり、
こちらの動きにあわせて襞が蠢く。
俺のカリ首の抉れた部分にまで、ぴったりと密着するように絡み付いてきて、
中で少し動かすたびに腰が砕けそうになる。
「く、ぁ……お、奥ばっかりじゃなくて、もっと、……入り口の方も……!」
「ん……」
俺は最奥まで入れていたものを一旦先まで引き抜く。
「ひ、ぁあぁぁ!」
全身を震わせ、背筋を仰け反らせる妹。
俺は殆ど抜けかかった先端を、入り口の壁の辺りで前後させる。
濡れた肉の孔が、俺のものの太さに合わせて広がったり小さくなったりを繰り返す。
「ぁんっ……んっ……おにいっ、さ……!」
奥よりもこちらの方が好きなのか、さっきよりも甲高い声で鳴く。
俺はしばらく浅いストロークを繰り返すと、
いきなり根元まで突き入れる。
「はぁぁっ、ん……! ちょっ、おねが……!」
俺の不意打ちに、妹は振り返って抗議する。
その顔が、思いのほか可愛くて、
俺の加虐心も一気に掻き立てられる。
妹の腰を自分に引き寄せるように打ちつけて、刺激を更に強める。
「ひぁっ、あっ、……強すぎっ、ます……!」
熱いものが昇ってくる。
多分、もうすぐ限界がくる。
「……中に……出すぞ……?」
「中にっ、んっ、く……中に出して下さいっ……!」
急に締まりが強くなり、肉襞が精液を搾り取ろうと蠢いてくる。
一度先端まで引き抜いて、そして一気に、奥の壁まで突き入れ、

「ひぁ、あぁぁっ――!」
520池魚 ◆KSWDn0UBZs :2006/01/01(日) 06:46:54 ID:pqKYU0mL0
視界が快感で白く染まる。
体の奥から、熱いものが放出される感覚。

妹は背筋を反らせ、全身をビクビクと痙攣させる。
「はぁ――ぁぁぁ……!」
長く続く、恍惚とした吐息が妹の口から漏れる。
そして、やがて肘から力が抜けたのか、上半身からベッドの上に崩れ落ちた。

俺は快感に背筋を震わせながら、それを眺める。
まだ、性器の脈動は続いていて、少しずつ精液を妹の胎内に吐き出しているらしい。
俺のものが脈を打つたびに、妹の身体がかすかに震える。
「は……ぁ……はぁ……」
蕩けきった表情で、大きく呼吸を繰り返す妹。
口はだらしなく開かれ、その中から弛緩した舌が覘いている。

「ぁ……、ぁ……、……お……お兄様……」
やがて、意識が少しずつはっきりしてきた妹は、首だけ俺の方に向けて、言う。
「に、回目……、して、ください……」
涎が口元に垂れ、瞼の下りかかった眼で懇願され、
俺のものが、妹の中でまた大きさを取り戻していってしまう。
「ぁ……はぁ……!」
嬉しそうに微笑んで、か細い溜息を漏らす妹。
「じゃ、いくぞ……」
俺は、少しずつまた腰を動かし始めた。
「あ、お兄様……」
「ん?」
「おめでとう、ございます……」
俺は意味が分からず、動きを止める。
「時計。……もう、新年ですよ?」
言われて初めて気が付く。時計の針は、既に僅かながら12時をまわっていた。
妹は、また、微笑んで言う。
「それでは、ここからは、姫始めで……」
521池魚 ◆KSWDn0UBZs :2006/01/01(日) 06:52:31 ID:pqKYU0mL0



「――無理に、……はぁ……、決まってん、だろうが……!」
「ダメです、まだ足りませんよぉ……!」

第7ラウンド。
男の限界を感じたため、リタイア。

諦めて妹の膣内から性器を抜き取ると、
7回分の精液が一気に溢れ出てくる。
「あ、零れちゃ……」
名残惜しそうにそれを見下ろす妹。
「あー……」
膣壁がビクンビクンと小さく痙攣するたびに、白い塊が奥から漏れ出てくる。
「凄いです……」

「もう、……今日は、無理だからな……」
疲労困憊状態で、生気の無い声で言う。
「そんなこと言うんだったら私、これからはもう、一人でしてしまいますからね?」
「あ、それは困る……」
「それじゃあ、来年までに、残りを精算してくださいね?」
嬉しそうに言う妹。馬鹿か。
522名無しさん@初回限定:2006/01/01(日) 08:25:16 ID:9fJjb0rf0
GJ!!!
元旦の早朝からこんなエロイの投下するなんて!(*´Д`)ハァハァ
池魚氏ステキ杉。お兄様って予備隊でつ。
良作ことよろ。
523名無しさん@初回限定:2006/01/01(日) 09:43:33 ID:yyuC+ePTO
池魚氏お久しぶりです、そしてGJです
524名無しさん@初回限定:2006/01/01(日) 13:36:54 ID:dw71DxreO
池魚氏が久々にキタ―――(゚∀゚)―――
初っ端からハァハァさせてもらいましたよ、GJ!

朝起きたら妹が餅つきの準備を始めていた
「餅たん(*´Д`)ハァハァ」
525名無しさん@初回限定:2006/01/01(日) 15:27:03 ID:JC5Rnpkn0
池魚氏ぐっじょーぶ!!!
新年早々ありがたい(*´Д`)ハァハァ

「朝起きてすぐで悪いとは思うのだが…」
「どうした妹よ?」
「やらせろ」
「はぁ?てかお前酒臭いうわあナニをするやめr」

朝起きたら妹が素直シュール
526名無しさん@初回限定:2006/01/01(日) 16:49:37 ID:BkJGBlNO0
池魚さま、GJです。いいですね、妹さん。

朝起きたら、妹が着物を着るのに苦戦している。
527名無しさん@初回限定:2006/01/03(火) 19:59:48 ID:hOR6hznD0
朝起きらた妹に、書初めしてみた。
528名無しさん@初回限定:2006/01/05(木) 23:11:37 ID:MwdTYMd4O
朝起きたら妹が釣りしてた
「…釣れる?」
「スレタイに妹をつければわりと」
「…」
529突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/06(金) 03:21:25 ID:cGss8W2/0
己の未熟さ故に永らくご無沙汰しておりました。
>>160からの続きです。

とりあえず今晩は冒頭部分だけ投下!
530突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/06(金) 03:21:54 ID:cGss8W2/0
「お?」
「な、なによぉ……!?」
最初に気づいたのは匂い。緊張しているのを悟られまいとする為か、いつも以上に
ツンケンした態度を装う里佳子の髪からは、いままで嗅いだことのないシャンプーだ
かトリートメントだかの匂いが漂っていた。
「いや、お前………」
そういえば口紅も違う。普段の営業用に使ってる控えめな色じゃ無くって、里佳子
くらいと年の子達がデートで使うような鮮やかな色。
「だ、だから何よぉ……!?」
「あー……」一瞬、ツッコもうかと思ったが、ガチガチになった様子にある可能性を
感じて止めた「……随分遅かったけど、仕事帰りか?」
「え、えーと………うん、そう……」
クリーム色のダッフルコートにピンクのマフラーと完全耐寒装備の妹は、どうやら
今晩も職場から原付で駆けつけたらしい。ドアを大きく開けてやると、口の中で寒寒
と呟きながら俺の腕の下を潜って部屋の中に駆け込んでいった。
………大きな紙袋を抱えたまま………
「………なんだ、それ?」
「え? ああ、これ? シャンパンとワイン。ちょっと気が向いたから、そのぉ……」
ごとんごとんと、中から少し値が張りそうなボトルが二本……って!
「お前、この寒い中で酒瓶二つも持って原付運転してきたのか? 風引いたらどう
するんだよっ!」
しかも髪の香りから察するに風呂(シャワー)上がりに違いない。全く何を考えて
るんだかと憤慨しながら大股で部屋を横切りファンヒーターの設定温度を上げよう
とする背中に遠慮がちな声。
「あ、あの………今日は、タクシーで来たから大丈夫………」
531突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/06(金) 03:23:14 ID:cGss8W2/0
「………なら、良いけどな。」
「う、うん……」
なんだか分からんが、里佳子が控えめというか「いじめて君モード」というか、とに
かくモジモジオドオドと落ち着かなげな為に間が持たない。いつもなら俺を押しのけ
て乗り込んできたかと思うと開口一番「あ〜あ、またこんなに散らかしてぇ! ほん
とにしょうがないなぁ、兄貴はぁ。ほら、邪魔だからどいてどいて。ってゆーか私が
掃除しとくから兄貴はお台所を片付けるっ!」ってな具合に勝手に仕切った上、これ
でもかと言う勢いで世話を焼いてくれるので里佳子のペースに合わせるだけで場が盛
り上がるのだが、今日の里佳子は。
「ほら、突っ立ってないで座れよ? それからコート脱げって?」
「う、うん……」
まるで借りてきた猫みたいだ。俯いたまま、のろのろとダッフルコートのボタンを
外してゆく里佳子は、これまた消えてしまいそうな小声で呟く。
「あ、あのね………兄貴?」
「んー?」
そういやハンガーは……木製のは箪笥の中か。
「あの、あのね………笑わないって、約束して欲しいんだけど……」
「なんだそりゃ?」
あれ? 確か一本余ってたはずなんだが?
「べべ、別に深い意味はないんだからね? たまたま気が向いただけっていうか、偶
然持ってただけって言うか、ちょっと誰かに見せたくなったって言うか……」
「さっきから何をゴチャゴチャと言っとるんだ、リカらしくもない。ほれ、このハン
ガーを……………………うわぁぁぁっ!?」
ハンガーを手に振り返った俺の目の前には、黒いレースのチューブトップドレスに同
じデザインの肘丈手袋、そして銀のネックレスを身につけた………
「………やっぱり………変、かな?」
532突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/06(金) 03:25:02 ID:cGss8W2/0
とりあえず、ここまでです。
某別スレでの投稿を見かけた方もいらっしゃるかも知れませんが、
間違いなく私ですのでご安心を。

つい先日クリアしたもので(汗)
533名無しさん@初回限定:2006/01/06(金) 08:00:48 ID:JtN0OfzxO
突発屋氏キタコレ!!
しかもリカたんですよリカたん(*´Д`)ハァハァ
534名無しさん@初回限定:2006/01/06(金) 15:54:50 ID:LBCE1Hla0
リカたんかわいいよリカたん(*´∀`)

朝起きたら妹が素直クール
535名無しさん@初回限定:2006/01/06(金) 15:55:30 ID:LBCE1Hla0
sage忘れ氏んでくるorz
536突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/07(土) 02:58:28 ID:ytNRwl210
第二夜、投下。
537突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/07(土) 03:00:27 ID:ytNRwl210
照明を落とした部屋の中、以前に里佳子にせがまれて買った(というか押しつ
けられた)カウチに寄り添って座る里佳子と俺。
「……………………………………」
「……………………………………」
「……………………………………」
「……………………………………」
こつん、と画面に目を向けたままの里佳子が俺の肩に頭を預けてくる。こんな
時に使うには少々役不足な大きさのテレビにはトウモロコシ畑の中、心から楽
しそうな笑顔で追いかけっこをする少年と少女の姿が映っている。二人と併走
する画面の中、二人は自分達の背丈よりも高い茎が立ち並ぶ中をクルクルと踊
るように跳ねるように軽やかに走り、笑い合う。
そしてテレビと俺達の間には里佳子が『お店の余り物だけど……』と言いなが
ら取り出した黒パンのサンドイッチが盛りつけられた皿と、シャボン玉みたい
な小さな気泡が行儀良く列を作って生まれて消え、生まれては消えを延々と繰
り返すシャンパングラスがぼんやりと液晶画面の明かりに反射して、音もなく
光っている。
「……………………………………」
「……………………………………」
正直言って、映画の内容など殆ど頭に入ってこない。というか里佳子の仕掛け
た罠から未だに抜け出せていない。裸も下着姿も散々拝んだというのに、全く
の不意打ちだったドレスアップ姿の妖艶さと可憐さと生々しさが網膜に焼き付
いて離れないからだ。顔から首筋、更に胸元から両の肘まで。チューブトップ
とはいえ丈の長いスカート部分と肘丈のレース手袋というコーディネイトで露
出度そのものは低いはずなのに何故だか触ることすら出来ない。触っただけで
ガラス細工のように壊れてしまいそうで怖いのだ、妹が。
538突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/07(土) 03:01:53 ID:ytNRwl210
「………ね、兄貴?」
「……………………………………」
「静か………だね………」
少しハスキーがかった声でもぞもぞと甘えてくる度に、体の密着度が上がって
ゆく。もうクリスマスも正月も過ぎ、この時間帯に走る車も酔って出歩く連中
の無粋な声もなく、ただただ画面からの音楽がそよ風のように周囲の空間を静
かに優しく揺らす。里佳子の髪の香りと、ほんのりとした温かさと、触れあっ
た部分の熱さと、吐息が混ざり合った麻薬が頭の中を痺れさせて時間感覚どこ
ろか平衡感覚まで奪われそうになってしまう。サンドイッチも、シャンパンも、
全く減らないまま遠くでコチコチと時計だけが時を刻んでいる。
「………リカ?」
「うん……」
「寒く………ないか?」
「うん……」
すりすりすり、と頬を擦り付けてくるだけで濃厚な「妹の香り」が頭の中をい
っぱいにしてしまう。こんな……ロクに男と付き合ったこともない小娘相手に
イニシアチブを取り返せないという事実。そしてリードしてやる切っ掛けすら
掴めないもどかしさ。仕事が終わってから(何処の風呂だかシャワーだか知ら
ないが)念入りに体を磨いて、新しいトリートメントで髪も洗って、でも香水
は使わないで、とっておきの口紅を塗って、一張羅のドレスを着て洋酒と夜食
まで用意して押しかけてきた里佳子が何を望んでいるのかは理解しているつも
りだが、そのプレゼンが里佳子本人の予想を遙かに上回る効果を演出してしま
っているのだ。
539突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/07(土) 03:03:39 ID:ytNRwl210
ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ!
「「あ……!」」
ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ!
「俺の………だな。」
「うん……」きゅ、と襟元にしがみつく細い体「……リカは、スイッチ切って
るから……」
そりゃ、こんな展開どころか里佳子が此処まで気合い入れてくるとは想像もし
てなかった(明日が定休日なので来ることは分かっていたが……)から充電器
に刺しっぱなしだから、俺の携帯は。大方、掛けて来た準だろうが。
「あ、兄貴……」だから、そんな捨てられた子犬みたいな目で見上げるなって!
ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ!
「よしよーし、こわくないこわくない。な?」
「う、うぅぅ……!」
ちょっと子供扱いした途端に頬を膨らませる里佳子が可愛くて仕方ない。さっ
きまでの上品さというか行儀良さというか大人の雰囲気は何処吹く風。何かを
ねだるような顔で拗ねる里佳子は俺のよく知ってる『リカ』。そんな些細なやり
とりで魔法は解け、余裕が出てくる俺も案外、単純な生き物だなと胸の中で苦
笑しながら剥き出しの細い肩に左腕を回して軽く抱き寄せる。
「わ……!」
ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ!
「ほら、リカ?」
「あ、あの………」
準に少しだけ感謝。そして……
「………いいな?」
そうして残った右手の指先で顎を摘んでやると、こくりと喉を鳴らしながら息
を飲み頬を染め、恥ずかしそうに目を閉じる俺の妹。今晩は俺は全部リカの物
だから、というメッセージを受け取った顔には、もう不安の色はない。
「う、うん……」
リカの小さな唇は、シャンパンの甘い味がした。
540突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/07(土) 03:06:38 ID:ytNRwl210
やっぱ、相変わらずのワンパターンだな俺w

>>533>>534
覚えて頂けていたようで、正直ホッとしております(汗

大分間が開いたし、まとめの方にリカ編もあげておこうかな?
では、また!
541名無しさん@初回限定:2006/01/07(土) 10:30:03 ID:JrJCedscO
突発屋氏GJですた!
またリカたんの話が見れて良かったよ
 _  ∩
(*゚∀゚)彡リカたん!リカたん!
  ⊂彡

朝起きたら妹がこたつの中でいたずらしてきた
542名無しさん@初回限定:2006/01/07(土) 11:19:22 ID:ATJTmRZr0
>>540
GJ!!!

続編期待ス
里佳子かわいいよ里佳子
543名無しさん@初回限定:2006/01/07(土) 16:13:39 ID:T7Ln9NZjO
>>540
GJ。

朝起きたら妹がダディクール。
544ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2006/01/09(月) 03:36:14 ID:1RhowB5gO
公開IPリストに載せられたらしく、
クリスマス辺りから、書き込み不能に
陥ってしまったハルです。
…推敲や構成の為の時間を与えられたのだと、
前向きに考えることにします…
とりあえずネタをメモしておきますね



朝起きたら妹が、
「私だけでしょうか?
女は、もし子供を産めなくなったとしても
楽しめるから男の人より得だと思うのは」
と聞いてきた。
…バイやビアンの子だけじゃないか?
そんなこと思うのは…。
545名無しさん@初回限定:2006/01/09(月) 12:07:13 ID:M+NgMSQH0

こいつは荒らしだからスルーしてくれ。
546名無しさん@初回限定:2006/01/09(月) 16:17:50 ID:hoPNd6Cg0
スレ汚しスマソ
>>545に同意するわけではないがスレをネタ帳がわりにするのはやめた方がいいと思う
ネタをメモするだけなら携帯でもできるのでは?
気分を害されたのであれば申し訳ない
そんなつもりでなかったのであれば厨房の独り言としてスルーして頂きたい

ここもあと一月程で2周年
初代スレから見てる者としては最近の過疎化ぶりはちょっとさみしい
Haru氏も含め職人さんガンガレ
547名無しさん@初回限定:2006/01/09(月) 18:08:00 ID:Tkb4G7PkO
俺も初代からだよ
ずいぶん過疎なのは同意
一日に一話落とされてた全盛期が懐かしい
やはり俺たちの反応が少なくて減ったんだろうか(´・ω・`)
548名無しさん@初回限定:2006/01/09(月) 21:23:03 ID:QBLz2vXZ0
ある程度まとめ読みなんでGJタイミング逃してしまうことしばしば…。
感想もなかなか上手いこと言葉に出来なくって歯痒いというか。

GJってだけでも入れりゃ良いのにね俺。
549名無しさん@初回限定:2006/01/09(月) 23:57:38 ID:V8Dltr6rO
あまりの過疎っぷりに次のレスのネタで一本書いてやろうとか思った
550名無しさん@初回限定:2006/01/10(火) 00:05:46 ID:HhzrwceXO
朝起きたら妹が理性を失っていた
俺を見つけると即座に押し倒してきた
551名無しさん@初回限定:2006/01/10(火) 00:13:13 ID:MjsBiuiO0
ああ、俺も久しぶりに1レスネタを書いてみようかな
552名無しさん@初回限定:2006/01/10(火) 00:18:50 ID:WKD4Kf9rO
>>550
おk、それで行く。しばし待て。
553名無しさん@初回限定:2006/01/10(火) 01:01:53 ID:WKD4Kf9rO
朝起きたら妹が理性を失っていた俺を見つけると即座に押し倒してきた


朝、といっても冬の今はまだ明るくない時間。
眠い目を擦りながら時計を確認して朝だとわかった。
「…寒いな。」
そう思い俺はもう少し寝ているつもりだった。それに気付くまでは…。

「…はぁ、はぁ…。」
カチャ。
「ん、どした?」
小柄な妹の姿を薄明かりの中に見付けて聞いた。
「…にい…さぁん…。」
かすれた声とともにこちらを向く。その瞬間、起こしかけていた体をベットに押しつけられた。
「うぉ、おいっ…ぁ」
途端に口を口で塞がれ、ねっとりとした感触に満たされる。それだけで寝起きだったモノがさらに充血してしまった。
「はぁ…はぁ……頂戴、兄さん…」
耳元で囁かれて抵抗なんてできなかった。これから始まる事の濃厚な甘さを知っていたから。
一線を越えてしまった背徳感がさらに甘くすることも。
「…あぁ。」
短い返事とともに妹の乳房に手を伸ばす。理性を失っていた妹は触れられる刺激を待ち望んでたようだ。
そりゃそうだ、昨夜あいつが美味しそうに食べてたミルクプリンにはそういうものを入れといたからな。
「あっ、あぁ…はぁ」
胸だけじゃなく下に向かって手を伸ばす、すると妹の腕が自分のそこへ導き愛撫を求めてきた。
「んぁ、はぁぁ」
俺は容赦なく秘部をまさぐり、刺激を与え続ける。指を出し入れするたびに妹の声のトーンが上がっていく。

一旦切ります、スマソ
554名無しさん@初回限定:2006/01/10(火) 01:31:18 ID:WKD4Kf9rO
続き

「…は…やく…っ、ちょ…うだい…」
その声を聞きながら思ったよりもそれが効いていることに今更ながら驚いた。
そして愛撫していた指を広げ、自分のそれを押し当てる。
「入れるから。」
「んはぁ…ぅ…ん」
急かすような妹の声、そしてそのまま妹の中へ押し込んでった。
シーツが擦れる音。堪えきれず鳴くように喘ぐ姿。秘部から溢れだす愛液。
一つ一つが俺の欲望を募らせていく。そしてそれは妹を求める衝動になっていく。俺はその衝動のままに腰を動かし妹を犯していく。
「…あっ…んっ……っあ」
妹はいつもより数段上の快楽に息もままならないようだ。そんな姿が俺を一層気持ち良くさせてくれる。
「…もっと…ちょうだいってばぁ…」
妹がいきなり自分の足を俺の背中にまわし、抱きつくような姿勢になった。
「…って、いいのかよ…?」返事はない、だが頷くような素振り。それを肯定と受け取る。
それを合図にして一気にスピードを上げる。背中の鈍い痛みも気にならなかった。
「んっ、んぁあ…あぁぁっ」「くっ、んん…」
妹の中を精液で満たしていくのを感じながら、夜が明けていくのに気付きながら、俺は真っ白の中に意識を落とした。
555名無しさん@初回限定:2006/01/10(火) 01:51:20 ID:WKD4Kf9rO
ラスト

「…それで、どうしてしたいなら言ってくれなかったの?」
「試してみたかっただけ。知ってたらつまんないだろ?」
「つまんないってねー、寝てたら体が熱くて熱くて、起きちゃったのは覚えてたけど、そこからよく覚えてない。で、気付いたら兄さんの上。」
「激しかったぞー、背中に爪の跡だって、ほら」
「!?…恥ずかしいから言わないでよー。」
「普段からこれくらいなら満足なんだけどな。」
「…そ、そんなことできるわけないでしょ!」
「だから使ったんだよ。」
「んもー、兄さんのばかっ、変態!」



シャワーを浴びて、部屋に戻って着替える。鏡に映ったあたしを見つめる。
「…あたしだって、別に嫌なわけじゃないのに。」
「だけど…あんなの恥ずかしすぎるよぅ」
思わずベットに飛び込む。
「…す、すこしだけならがんばってみようかなー。なんてね。」
兄さんがよろこんでくれるなら。すこしだけ、ね。
556549:2006/01/10(火) 01:53:24 ID:WKD4Kf9rO
一応終わりです。
読み返しておかしいところ見付けたけどほっといて。
推敲する余裕なんかなかったようorz
557名無しさん@初回限定:2006/01/10(火) 01:57:39 ID:HhzrwceXO
超おつ!!!!
書こうという心意気も良かったよ
GJ!
558突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/10(火) 02:28:07 ID:nDHcK6qH0
朝起きたら妹に、「まだ起きないで!」と言われた。

「え?」
朝一番、水でも飲みに行こうと起きあがった私は、お姉さん顔の妹に叱られてしまった。
「もう、勝手に起きちゃ駄目だって言ったでしょ? 風邪は治りかけが一番大事なんだよ?」
腰に手を当てたポーズで「めっ!」と睨まれてしまった。
「だ、大丈夫よ? もう熱も下がって……」
「だめだめだめだめっ、ちゃんと計るまでは駄目だよぉ。 良いから横になって?」
中身はお茶らしいペットボトルとコップの載ったお盆を布団の脇に置いて、制服の胸ポケッ
トから電子体温計を取り出し、妙にうれしそうな顔で迫ってくる知佳。
「あ………知佳、汗臭いの移るから………」
「そんなの平気だよ。」自分で脇に入れようと伸ばした手を遮られる「さぁ、患者さんは大
人しく寝てて下さいね?」
やんわりと押さえつけられて横になり、浴衣の懐から体温計を差し込まれる。うう、姉の威厳
が台無しだぁと凹み気味な私の心中など全く気づかず満足そうに世話を焼いてくれる知佳。
「いま、お母さんがお粥作ってくれてるから待っててね? お茶、飲む?」
甲斐甲斐しく動き回る知佳を見ていると、この子も隆司君と付き合い始めてからずいぶんと変
わったなぁと思えてくる。もともと『尽くす』タイプの知佳だが、今までは肝心の相手がいな
かった為に持ち前の積極性や行動力を開花させることも出来ないでいた。そこに、知佳にとっ
ては理想的とも言える『年上で頼れる』彼氏が登場したのだ。きっと今の知佳は女の幸せを
独り占めしているような気分なのだろう。しかし……
「あ、あのね知佳。お姉ちゃん、もう平……」
「だいたいお姉ちゃんは普段から無理のしすぎだと思うよ? 生徒会のお仕事があるのは分か
るけど、ちゃんと治さないと周りの人にも迷惑かけると思………ほら、まだ37℃もあるじゃ
ない。もう一日お休みしようよ、ね?」
「だから、もう……」
「お休みだね。ね?」
うぅ、お姉ちゃんには喋らせてもくれないの知佳?
559突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/10(火) 02:29:37 ID:nDHcK6qH0
「……はい、これでお終い♪」
体温検診と水分補給も終了。これで知佳もお役御免だ。知佳には悪いけど、早く学校いってく
れたらシャワー浴びれるのにな、と罰当たりな想像。昨日はタップリと汗をかいたので臭いし
ベタベタして気持ち悪い。お布団も代えてシャワー浴びて、一刻も早く新しい下着で寝直した
いというのが本音だったりする。
「ち、知佳? あとはご飯食べてお薬飲むだけだから、そろそろ学校……」
「そうだお姉ちゃん、私が体拭いてあげようか?」
「………あの、だから、がっこういかないとちこく……」
「そうしようよ? そうしたらお姉ちゃん、ご飯食べた後にすぐお薬飲んで寝れるよ? 着替
えも出してあがるから脱いで脱いで♪」
うぅ、お姉ちゃんのお話は全部シカトなの知佳?
「お姉ちゃん、シーツと下着も替えるよね? ブラは要らないんだよね?」
熱かあるから寝てろと言った舌の根も乾かない内に起きて全部脱げとは、と頭の片隅で思った
りもしたけど、一生懸命に準備している後ろ姿を見てると些細なことを口に出すのも馬鹿馬鹿
しくなってくる。これじゃ隆司君にシスコン呼ばわりされても仕方ないか、と小さく苦笑いを
しながら帯を解く………が。
「お姉ちゃん、すぐにお湯汲んでくるから脱いだ服は一つに………………って、あれ?」
眩しい笑顔で振り返った知佳、その瞳が私の体の異変をみつけて、停止する。
「知佳? どうかし……」私もつられて自分の半裸体に目を落とす「………って、あ……!」
「お姉ちゃん、それって………」
そう、私の左の乳房、乳首の少し上辺りに小さな赤い痣が。
「傷………じゃないよね? 湿疹?」
それは皮下の毛細血管が外部からの急激な吸引力で破裂して出来る赤い跡、いわゆる………
「………なんだろう? 変なの?」
目を細め、顔を近づけてきてまじまじと観察する知佳。こうして知佳が真面目で節度と慎みが
あって純真な子に育ってくれたのは嬉しいけど、なんだかお姉ちゃんの方が世俗の垢に塗れて
しまった様で複雑な心境になってくる。
560突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/10(火) 02:31:11 ID:nDHcK6qH0
「え、え〜と………そう、思い出したっ! 夕べ、お手洗いに行こうとしたら時にフラついて
ね、柱の角かどこかでぶつけたのよ! そうそう、それに違いないわっ!!」
「そ、そうなんだ。でも………」
「ちちち、知佳? お母さんが呼んでるみたいよ? もう出る時間じゃない?」
「だって、お姉ちゃん……」
「ほらほら、もう時間ないでしょ? ね? ね?」
慌てて浴衣を羽織り直してキスマークを隠しながら弁……というか言いくるめ。
帰る頃には消えてると思うから、あとは気の所為で押し切るしかない。何か言いたげな不安
顔で何度も何度も振り返ろうとする知佳を、半ば追い立てるようにして学校に行かせる。
「……はぁ。」
溜息混じりに胸元を開くと、やはりキスマークは消えてくれていなかった。チクチクと良心を
小突いてくる痛みとともに蘇ってくる昨日の夜の甘い時間………

「ちゅ……ぴちゃ……ぴちゃ……」互いの唾液を混ぜあい、舌の上で転がしてから喉を鳴らし
て飲みあうようなキスで火照ってしまった素肌の上を這い回る小さくて柔らかい舌「……お姉
様の体って、汗まで甘いんですね? それに良い匂いぃ………ちゅ……」
「あ、あのね? 下は駄目よ? 上だけだからね? 舐めるだけよ?」
丸一日、熱を出して寝込んでいたのだ。べったりと汗が張り付いて石けんやトリートメントの
香りも落ちてしまっているだろう。そんな体臭まみれの裸体を年下の子に舐めさせている、と
いうシチュエーションでは羞恥以外の感情が沸くはずがないのだが。
「あ、固くなってきた! 気持ちいいんですね、お姉様?」
「え? あ………」
「次、乳首にもキスしても良いですか?」
「………えっと……その……」
「すごく綺麗だし、美味しそうだから舐めたいんです。だめですか?」
「でも、汗臭いでしょう……?」
561名無しさん@初回限定:2006/01/10(火) 02:33:32 ID:nDHcK6qH0
「そんなことないですよ?」すんすんすん、と目を閉じ鼻先を押しつけるようにして臭いを嗅
いでいる無邪気な顔「……やっぱり、甘い匂いがしかしませんよ。舐めたら少しだけしょっぱ
いかなって思うけど、それでも美味しいですから。」
その様子を見ているだけで先っぽの辺りがジンジンと疼いてくるのが分かる。果たしてこれは
濃厚なキスの所為なのか、舐められて感じているからか、ここまで慕ってくれるこの子が愛お
しいと思うからなのか、それとも………
「……駄目なんですかぁ?」うるうるうる「そっか……駄目なんですね………」
「え? あ、ああああ! 別に駄目とかそういうんじゃ無くって、その……未央が嫌じゃなか
ったら別………きゃうんっ!?」
キスとか舐めるとか言うレベルの刺激ではなかった。すっかり勃起した敏感になった乳首どこ
ろか乳輪まで食べられてしまうかと思うような勢いで吸い付かれ高圧電流が全身を駆け巡る。
「あれ、痛かったですか? すみません……」
しゅん、と項垂れながら離してしまう顔。
「う、ううん。そんなんじゃ……ないんだけど……」熱い口の中に包まれた瞬間に感じた快感
が消えてしまったのに加え、べっとりと塗り付けられた唾液が体温を奪って揮発してゆく冷た
い感触「……その、ちょっと驚いただけだから。それに……」これで少なからず優位を取り戻
せたような気がしてきたので、少し調子に乗ってみる「……そんなに「がっつい」ちゃ駄目で
しょう? 知佳だってお父さんたちだっているのに? もうちょっとだけなら舐めさせてあげ
てもいいから、もっと優しくね?」
「は……はいっ♪」
「よしよし、良い子ね?」そして主導権を握る。仮にも十年以上の「お姉ちゃん歴」を誇って
いるのだから、もともと年下の扱いは得分野である「じゃ、お行儀よくね?」
「は、はいお姉様。えっと……」
その恭しい仕草に、今度は少しサディスティックな興奮が全身に満ちてくる。自分を慕ってい
る年下の女の子に、自ら進んで、汗まみれの胸を、その可愛らしい口で、舐めて奉仕させてい
るという達成感にも似た征服感で上半身のもならずショーツの内側までもがジクジクと涎を漏
らしはじめ、お腹の一番奥が切なげに収縮する。
562突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/10(火) 03:01:34 ID:nDHcK6qH0
「ほら? 『いただきます』は?」
こくり、と二人の喉が同時に唾を飲み込む音。
「い………いただきます、お姉様……」
今度は躊躇いがちに、あ〜んと開いた小さな口に包まれる。先ほどは母乳でも吸い出そうとし
ているのかと思うほどの吸引力だったが、今度は乳首の更なる勃起を誘導するように、ゆっく
りと唇で愛撫し吸い上げてくる。
「…………」
今度は痛くないですか? と尋ねてくる上目遣いの視線に笑顔で応えてやると、もう一度深く
吸い付いてから、唾液をたっぷりと含ませた舌が先端部に絡み付いてくる。
「……っ!」
「♪」
徐々にこちらの反応を読み取ることが出来るようになってきたのか、アイスクリームを舐める
ように舌を動かしつつ、更に顔を密着させて頬を擦り寄せてくる。なんだか奉仕と言うよりも
甘えているような未央の仕草に微笑ましささえ感じてしまう。が、それとは別に丁寧で優しい
舌使いは確実に快感を送り込んでくれるわけで、息が熱く荒くなるのと同時に思考そのものが
快楽の甘い蜜で満たされていく。
「良い子ね……」そんな未央に新たな愛おしさを感じつつ、そっと頭を抱き寄せ髪を撫でなが
ら、目を閉じた私は息を胸一杯に吸い込む「……ほんとうに、良い子。」
秒針が時を刻む音と、未央の匂いと、仄かな快感だけが世界の全てだった。
563突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/10(火) 03:03:58 ID:nDHcK6qH0
「はぁ。結構、気持ちよかったなぁ……」
結局、その後は自分が満足する(軽くイける)まで舐めさせた訳だが、まさかキスマークを付
けられているとは迂闊だった。健気に胸に吸い付き、ぴちゃぴちゃと子猫がミルクを舐めるよ
うな音を立てながら小さな舌の上を転がされる感触は直接的な刺激よりも精神的な満足感を与
えてくれた……までは良いのだが、その快感に酔ってしまったのが拙かったらしい。不穏な喜
びに浸りつつ、今一度昨夜の感触を反芻してしまう。遠慮がちに何度も何度も往復する柔ら
かい舌先の感触を思い出しながら、人差し指の先で、そっとキスマークの辺りをなぞってみる
「んんっ! でも次は、ちょっと教えてみても良い……かな?」
思い返してみると、なんだか物足りなかったような気がしないでもない。確かに気持ちよかっ
たのだが、絶頂に直結するほどの快感ではなかった。どうせまた強請られるのだろうし、つい
でと言っては何だが自分好みの女の子に染め上げてしまうというアイデアも魅力的だ。色々と
自分が感じるポイントを教え込んで、自分専用の子猫にしてしまえば……
「それとも、今度は私の方から…………んんんっ!」
そういえば、あの子が喘ぐ姿というのも確かに見てみたい。私が見ている前で、あの子に自分
で脱てせて裸にして、恥ずかしがってるのを楽しみながら舐め回すように全身を観察して恥ず
かしいところとかも手で広げさせて、それから小さな乳首を音を立てながらしゃぶったら、ど
んな顔でどんな可愛い声を………
「(こんこん)おねーちゃん、起きてる?」
「いっ……!?」
「(かちゃ)お母さん、どうしてもお仕事抜けられないから私が………どうしたの? 汗びっ
しょりだよ……?」
「あ……えと……これは………」
「具合が悪いんだったら誰か呼ばないと駄目だよー。やっぱり私が拭いてあげる。あ、それか
ら先輩のメールが来てて、帰りに未央さんと一緒にお見舞いに来るって。拭き終わったら朝ご
飯食べようね、お粥持ってきたから。今日は私が『付きっきりで!』看病してあげるから、
『ちゃんと!』寝て『真面目に!』病気治そうね?」
「…………………………………………………………………はい。」
564突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/10(火) 03:08:04 ID:nDHcK6qH0
やっちまったぁ、初の誤爆だぁ!w

と言うわけで、偶然発掘した未完成品に加筆して投下してみました。
ちょっとアンバランスですが、まぁご愛敬と言うことで(汗

次回は、一応>>539の続き予定。
里佳子編の最終話の続きになります。

>>549
乙です。
またも投稿を、お待ちしてます♪
565名無しさん@初回限定:2006/01/10(火) 07:24:50 ID:WKD4Kf9rO
>>突発屋氏
GJ!いつも読ませてもらってます。お姉ちゃんハァハァ

やっぱりレスつくとうれしいし励みになるよ。そのうちまた書きます。
566名無しさん@初回限定:2006/01/10(火) 11:08:00 ID:HhzrwceXO
寝たあとに突発屋氏がきてたとは…
今回は百合ですな
新たな可能性の予感期待(*´д`)ハァハァ
567名無しさん@初回限定:2006/01/10(火) 22:53:17 ID:DiscjMLy0
初代からROMってたがスレの繁栄を願って初カキコ

>>549
>>突発屋氏
ぐっじょぶです。
568突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/12(木) 02:25:58 ID:eMSvyq5g0
お約束した通りに>>539の続き行きます。
569突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/12(木) 02:26:40 ID:eMSvyq5g0
このまま押し倒して、全部剥ぎ取って、何もかも自分の物にしてしいたいとい
う衝動はをありったかの理性で抑え込む。いくら絶好のタイミングだとはいえ
初体験がカウチの上だというのは余りにもリカが可哀想だ。正直、どこまで年
上かつ経験者らしい振る舞いが保つのかは疑問だが、最低限ベッドまでは誘導
してやらなくてはならない。これまた、なけなしの気力を動員してリカの甘く
て柔らかい唇を解放する。
「あ……兄貴……」
だから、そんな捨てられた子犬みたいな顔で見上げてくるなと言うに。すっか
り発情した頬、潤んだ瞳、少し乱れた前髪、そして半開きになったままテラテ
ラと光る唇までもがゾッとするほどに艶めかしい。
「と、とりあえず此処じゃアレだし、ベッドに………」
「………やだ。」
「り、リカ?」
「やだぁっ!!」
うわっ! などと驚く暇も与えてくれない攻撃。全身のバネを使って飛びつい
てきた体を辛うじて最高跳躍点で受け止めたは良いが、そのまま頂頭部に腕を
巻き付かれて抱き寄せられてキスを奪われてしまう。そして追い打ちをかける
ように塗れた舌が差し込まれて俺の舌に絡みつく。あらん限りの力で全身を密
着させ、相手の全てを己が体内に取り込もうとするかのように貪欲で攻撃的で
一方的で………果てしなく純粋な求愛。
「ん……んん……んんんん……!」
いままでのリカから考えられない程に強引に動く舌を避け、その先の辺りだけ
に軽い愛撫で応えて宥めようとするが、聞く耳(?)持たず。更に腕の力を強
めて凶暴な「おねだり」を続ける俺の妹。
570突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/12(木) 02:28:10 ID:eMSvyq5g0
(これは………言うだけ無駄か……)
が、リカの暴走も悪いことばかりでもないようだ。リカが一方的に突っ走って
くれているおかげで、置いてかれ気味な俺の方が冷静さを取り戻せた。このま
ま床の上でヤる訳にはいかない以上、強引にでもベッドまで運んでやるしかな
いだろう。背中に回していた腕を下へと、細いウエストへと移動させ爪先立ち
になっているリカの体重を持ち上げるように左腕で支える。そして空いた右手
の指先で出来るだけ刺激しないよう、そっと背中の窪みを辿ってファスナーを
探す。
(この手の服は、たいがいファスナーかボタンを外せばパラリと脱がせる物だ
と相場が決まっていると思うんだが…………あった!)
(ぴくっ!)
俺が触感だけでファスナーを探し当て生地の合わせ目に隠れていたそれを指で
起こした瞬間、リカの体に小さな震えが走った。
「………………………………」
「………………………………」
「………………………………」
「………………………………」
何とも気まずい空気包まれてしまう二人。
「……………………あ………あ、兄貴、その……」
「リカ」まさか、今までのは強引な態度は……「俺は、リカが欲しい。すげぇ
欲しいんだ。だから……今日こそは俺の好きにするぞ?」
進むか否かを聞くなんてリカの覚悟に失礼過ぎで、ここから先の知識をリカに
求めるのは酷すぎて、でもこれ以上の強がりを期待するのはもっと残酷だと思
ったから………
「う、うん………兄貴の………好きにさせてあげても良い……よ?」
……だから俺は自らのリードで進めるとだけ宣言しファスナーを一気に引き下ろした。
571突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/12(木) 02:36:26 ID:eMSvyq5g0
今回は文章量とともに(やや)ストーリィ要素が濃いので意図的に細かい分割で
作成&投稿していますが、如何でしょう?

多数のご要望があれば、以降は大量投下に切り替えます。

>>565
新しい職人さんの参加は大歓迎です。
よろしくお願いします。

>>566
私自身「口を使った行為」というのが非常に好きなので、結果として百合系も書いたりしますw
ですが、とりあえずは里佳子編の完結を優先させたいと思いますので………

>>567
思えば遠くに………ですなw
572突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/12(木) 02:38:44 ID:eMSvyq5g0
>>544
ハル氏へ。
この様に1〜2レス程度でも一応の形には出来ると思いますよ?
そろそろ復活など如何でしょうか?
573名無しさん@初回限定:2006/01/12(木) 02:44:51 ID:ZOmPo1Wk0
深夜遭遇(・∀・)ニヤニヤ
大量にすると投下間隔あきまくりそうなのでこの量を毎晩とかw
しかしいいところで切られた生殺し
⊂⊂⌒~(*。A。)⊃⊃
574名無しさん@初回限定:2006/01/12(木) 03:35:08 ID:f8J7yaOy0
つ・づ・き!つ・づ・き!
やふー!
575突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/13(金) 03:17:35 ID:jwkr6l0P0
第四夜、投下。
576名無しさん@初回限定:2006/01/13(金) 03:19:52 ID:jwkr6l0P0
ふわり、とストラップなしのレースのドレスは重力に引かれて音もな落下して
ゆく。だがそれは『脱衣』などという下世話な単語で評するには余りにも美し
い光景で、俺の目には可憐な蝶の脱皮…………いや、夜明け前の静かな闇
の中で静かに開いてゆく百合か水仙の花弁の動きの様な触れ難い神々しささえ感じ
させる情景だった。
「………………………………………」
「………………………………………」
黒いドレスの中から現れたのは、未だ俺以外の誰にも許したことのない純白の
素肌。その華奢にして柔らかい裸体が身につけているのはドレスと同じくレー
ス地の黒いストラップレスブラと、ガーターベルトと、ソングショーツとスト
ッキング。太股から爪先まではストッキングで、肘から指先までは手袋でと普
段は露出している部分が隠れているのに対して首筋からバスト、ウエスト、ヒ
ップに至るまでの神聖な部位が殆ど全て無防備に晒されているというギャップ
が、無駄という言葉とは無縁なリカの体を更に艶めかしく飾っている。更に普
段から地味で堅実で上っ面のオシャレとに流されない自分のファッションセン
スだけを頑なに守り続けてきたリカが、俺を誘惑する為だけにここまで扇情的
な色とデザインの衣服を身に纏ってくれたという事実が俺の心臓を完全に打ち
抜いてしまっている。
要するに、俺は妹の艶姿に完全に悩殺されてしまっているのだ。
「え………えっと……あの………兄貴……?」
もじもじもじ、前を隠したくなる衝動を必死に抑えながら両腕を背中に回して
体を揺らす姿が更に劣情を煽り、少しハスキーがかった声までが羞恥心で弱々
しく掠れて、なぜかセクシーに聞こえてくる。
577突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/13(金) 03:21:36 ID:jwkr6l0P0
「あの……あのね? やっぱり、変だよね?リカ、こんなの付けるの初めてだ
し、その、おっぱいも大きくないから似合……………きゃっ!?」
「………綺麗だよ。」
「え、えっと……えっと………えぇっ!?」
一言だけ口にするのが精一杯だった。というか、そんな陳腐な褒め言葉以上の
物を頭に浮かべる余裕すら無い。そんな気恥ずかしさと、すぐにでも奪いたく
なってしまう焦りと、加速度的に膨らんでゆく期待感で一杯になってしまった
俺は、有無を言わさぬ素早さで背中に羽でも生えているのではないかと疑って
しまうほどに軽い妹の体を『お姫様だっこ」で抱き上げ、目を合わせないよう
にしながら足早にベッドへと向かう。
「……ほんとうに、綺麗だから……」
「う、うん………」
きゅっ、と照れ隠しで首に抱きつくリカが本当に愛しい。だからこそ昨日まで
のような「兄妹以上恋人未満」というぬるま湯に浸かったままでいたかったの
だが、恋愛経験が無く一途で真面目で何事にも真剣勝負でぶつかってゆくリカ
は、俺が望んでいたような狡賢い恋を受け入れる事なんか出来なかったのだろ
う。そして、結果としてこんな無理を強いてしまったという訳だ。なんとも情
けない兄貴ぶりに涙が出てきそうだ。
「……リカ、降ろすぞ? 良いか?」
「う、うん……」
だが悩むことが許される段階などは、とっくの昔に通り過ぎていた。ここまで
きて尻込みなどしては、きっと拒絶したとき以上にリカを傷つけるだけだ。リ
カは既に十分すぎるほどの勇気と想いを示してくれた。それらを全て、兄貴と
して受け入れる決断をした以上、俺は全力でリカを守るしかない。
578突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/13(金) 03:23:13 ID:jwkr6l0P0
「リカ?」
「うん……」隣室で付けっぱなしになっているテレビ。その画面に映し出され
た砂嵐の反射光だけが仄かに照らす中、いまにも泣き出しそうな顔をしながら
純白のシーツに横たわった妹が呟く「……良いよ?」
「よし。じゃあ、さっきも言ったけど、今日は俺の好きにするからな?」
「う、うん………」
「リカを、俺のモノにするからな?」
「う………うん……」
「だから……リカはジッとしてるだけで良いから、な?」
「で、でも………」
「……嫌か?」
「ま……」と耳まで真っ赤になって視線を逸らすリカ「……ままま、マグロっ
て言うの? そういうの、ちょっと格好悪いし、えと、あの、リカはお人形さ
んじゃないから……その、兄貴の事も気持ちよくしてあげないと……えと、そ
れに……えっとぉ……」
要するに受け身一辺倒なまま抱かれるのはプライドが許さないし、無機質に扱
われたら性処理の道具みたいで癪だし、大好きなフェラが出来ないと物足りな
いし、折角の初体験くらいはロマンチックに「愛し合う」セックスがしたいの
だと仰ってるらしい。全くもって律儀なお姫様である。だが……
「却下。今日のリカは、俺のモノで決定!」
「お……横暴よぉ……」
顔だけ横を向いたまま、ムスッと頬を膨らませた横目で睨まれる。
「横暴結構、俺は亭主関白主義なんだよ。それにリカは、俺に貸しがいっぱい
あるよな?」
「貸し? 貸しって何よ? リカ、そんなの知らないもん!」
579突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/13(金) 03:25:22 ID:jwkr6l0P0
リカには悪いが処女が妙に気合いを入れても余計に破瓜が痛くなるだけだし、
最終的には男の動きに翻弄されるのがオチだし、飲ませるまで許してくれない
リカに合わせて口内射精してしまったら本番となる二回目が長引いてリカの負
担になるだけだし、そもそも最初のセックスで映画の様な展開を期待するのは
果てしなく不可能に近い。よって今夜は俺に任せて貰うしかないのだ。
「知らないって事はないだろ? なんなら言ってみようか?」
「リカはホントに知らないもん! 嘘に決まってるもん!」
なんだかベッドで組み敷いてする会話では無くなってきたような気がしないで
もないが、まぁこの方が俺達らしいと言えば俺達らしい。
「ほんとうに、身に覚えがないかな?」
「ないもんないもん! 兄貴のウ……」
「……じゃあクリスマスの夜、丑三つ時に押しかけてきたかと思ったらケーキ
も食わずに風呂の中で寝ちまったのは誰だったかなぁ?」
「え! あ、あれは………」
恋人たちの夜、『約束があるから!』と正直に断れば良い物を変に意地を張っ
た為に職場のパーティに引っ張って行かれ、実は事情を知っていた同僚に浴び
るほど飲まされた挙げ句に俺の部屋にたどり着いてダウン。
「正月だって、せっかく(実家に)出向いてやったのに二人の時間を作ってく
れなかったしなぁ?」
「うぅ、それは……」
持ち前の責任感を発揮し、甥っ子姪っ子の世話を全部引き受けてしまったり他
の妹の分まで料理やら何やらを頑張ってヘトヘトになったり。
「まだまだあるぞ? あと、梨狩りに行ったときも………」
「あぅぅぅぅぅぅ……!!」
580突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/13(金) 03:26:33 ID:jwkr6l0P0
そんな生真面目で、融通が利かなくって、余計な仕事まで背負った上で尚、這
々の体になっても俺の部屋のベッドまでは必ず来てくれるリカが可愛くて。
「………兄貴のいじわるぅ。リカだって、ほんとは……」
「ああ。」わかってるって!「だから今日は、リカの全部を俺のモノにするか
らな? リボンも包装紙も付いてないけど、リカ自身が最高のプレゼントって
事で貸しは全部帳消しだ。」
「ふぇ?」
「言っとくけど、可愛い妹から貰った贈り物を粗末に扱うほど落ちぶれちゃい
ないぞ俺は? もう目一杯可愛がって大切にしてやらないとな?」
「え? え? えぇ!?」
「箱……」色々な感情が一気に吹き出してパニックを起こしそうになっている
リカの上に覆い被さり、囁くように尋ねる「……俺が開けても良いよな?」
「え? あ………!」
ご丁寧なことにフロントホック仕様になってる黒いレースブラ。きっと今晩の
為だけに(一式セットで?)買ったのだろう高級そうな勝負下着。不意を突か
れてタジタジになっているリカの思考回路に復旧する隙を与えず、俺は妹から
の贈り物の最初の封を切った。
581突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/13(金) 03:36:00 ID:jwkr6l0P0
いくら何でもファスナーを降ろしただけじゃ脱げないだろうとか、
ストラップレスブラにフロントホック仕様のがあるのかとか、
こういうドレスを着るときにはガードルも付けるんじゃないかとか、
色々不自然な部分もあるかとは思いますが、とりあえずスルーして頂けると……w

582名無しさん@初回限定:2006/01/13(金) 14:58:06 ID:T+iqIz1j0
処女喪失クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

朝起きたら妹が幼女になってた
583名無しさん@初回限定:2006/01/13(金) 17:59:16 ID:ZRNB/tPFO
wktkしながら次を待ってます
突発屋氏GJ!


朝起きたら妹にいたずらしてみた
584549:2006/01/14(土) 00:29:09 ID:OBDW1xneO
朝起きたら妹にいたずらしてみた

ばさっ。
突然目が覚めてしまって体を起こしてみる。
すると傍には妹が気持ち良さそうに眠っているではないか。これはいたずらしなくては、いや義務だ。
まずはそーっと胸に触れてみる。パジャマの上からでもブラの感触のない肌のやわらかさが伝わってくる。
小さそうでも意外に大きいんだな。着痩せするのだろうか?そんなことを思いつつ、今度はそーっとズボンをおろしてみる。
すると水色のしましまが少しずつこんにちはしてくるではないか!
コイツめ、こんなにかわいいの穿いてやがって、すこしお仕置き決定。
ぱんつの後ろに手を入れて丸くて肉付きのいいおしりを撫でていく。
「……ん……ふん」
気のせいか上気しているようにもぞもぞする妹、それに尻の感触もたまらず、どんどん手の動きがいやらしくなる。
そして我慢出来ずに前に茂みに触れようとしたとき…
「兄さん。」
…っ!!起きてたのかコイツ。まさかそんなことがあると思わず、ずっといたずらしてしまったじゃないか。
まずい、これはピンチじゃないのか俺?
「何のつもり?」
「こ、これはちょっとした朝の挨拶というか出来心?」
「ふーん」
突き刺さる視線。非常にツライ。
「兄さんの変態っ!」
あー……嫌われてしまった。こういうときは何をしても逆効果だな、おとなしくしていよう…。
そして妹は俺の部屋のドアを壊しそうな勢いで閉めて出ていった。

「なんてねっ。」
まさか夜中に兄さんにいたずらしたなんて思ってもいないだろう。
跡が残らないようちゃんと全部飲んだし、こぼしたりもしてないし。
それにしても兄さんのすごく濃かったな、また今日もいたずらしちゃおー。
585名無しさん@初回限定:2006/01/14(土) 00:38:37 ID:teSlftb90
グッグッ
586名無しさん@初回限定:2006/01/14(土) 01:06:34 ID:ePfDih500
ぐっさん
587名無しさん@初回限定:2006/01/14(土) 02:43:26 ID:Fj/4rqwYO
短いながらもおっきおっきした
GJ!!
588名無しさん@初回限定:2006/01/15(日) 11:30:37 ID:li4Akgd/O
朝起きたら妹が
「セックスしよ?」
と言ってきた
589名無しさん@初回限定:2006/01/16(月) 00:23:40 ID:zwC5Hbbw0
今更だけどさ、初代辺りのは打ち切り気味?のが多かったよね・・・
名無しだった作者達は今も見てるのかな?






朝起きたら妹が、恥ずかしい写真満載のアルバムを見てた
590突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/16(月) 02:01:35 ID:egIeitBY0
では>>580の続き、第五夜です。
591突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/16(月) 02:02:37 ID:egIeitBY0
「んっ!」
小振りな膨らみの上に乗った小さな桃色の突起。乳房ごと口に含むように
唇で甘噛みしてやると、それだけで細いか体がシーツの上で白魚のように
跳ね上がる。最後の聖地だけは未だ誰にも許したことはないようだが、そ
れを除けばリカの躰は半年ほどかけて施してきた俺にペッティングで十分
に性感帯を開発されている。むしろ、散々に快感を流し込まれながらも子
宮の疼きに耐え最後の一線を守り続けてきたリカの精神力を褒め称えるべ
きなんだろうと思う。
「んあっ! くぅぅぅぅぅぅぅん……!」
みるみるうちに熱を帯び快楽色に染まってゆく白い素肌。ここに来る前に
念入りに磨いた名残であろう石鹸の香りと、うっすらと浮いた汗の味と、
仄かに漂い始めた濃厚な『女の匂い』を楽しみながら、俺は妹の二つの膨
らみを唾液まみれにしてゆく。
「……リカ?」
「はぁ、はぁ……あうっ!?」
シーツの上に広がった長い髪に指を絡ませ、軽く梳いてみる。既に全身の
神経が性感帯となってるであろうリカにとっては、頭皮に伝わる僅かな刺
激も性的な愛撫となるのだ。
「リカ? 気持ちいいか?」
「う……」逡巡。肌を重ねるごとに繰り返してきた問い。素直に答えるま
では焦らされるとだけだと知っているリカは、それが俺の意地悪だとわか
っていながら体の求めには逆らいきれず悔しそうに恥ずかしそうに目をそ
らし、渋々返事をする「……うん……きもち、いい……よ…」
「よしよし、リカは素直で良い子だな?」
「ば、馬鹿にして………ひゃんっ!」
592突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/16(月) 02:04:13 ID:egIeitBY0
胸の谷間に顔を埋め、胸骨の形をなぞるように舌を這わせると、それだけ
でブルブルと震えが走る。そのまま肩口から喉笛の辺りに何度もキスを繰
り返しながら顔を目指す。実はへそを舐めたりしてやっても大層悦んでく
れるのだが、今日の最終目的を互いに認識している状態で顔を下半身へと
近づけてしまうと逆に警戒されてしまう恐れがある。リカの性格から察す
るに性器を見られたり舐められたりすると羞恥が快楽を上回ってしまう可
能性もあるので、とりあえず今回は『お預け』に決めた。俺のは喜々とし
て(というか勝ち誇ったお姉さん顔で)しゃぶるくせに、全くもって扱い
が難しいお姫様である。
「じゃあ、こっちは……」そして、二人が一つになる為には避けて通るこ
とが出来ない最後の関門。妹がいままで頑なに守り続けた部位、何度も一
緒に風呂にも入ったというのに一度も許されなかった場所に静かに指先を
伸ばす「………どうかな?」
「っっっっ!!」
汗か愛液か、それとも両方か。予想してた以上に薄く触感の黒いレースの
ショーツは、すでにしっとりと湿り気を帯びていた。その内側の茂みも比
較的薄いのか、少し指先に力を加えただけで布地の下の淫唇の境目をハッ
キリと感じることが出来る。
「っっっっっっっっっっっっ………」
「………………リカ?」
いまの状態で脱がせても怖がるだけと思われるので、ショーツの上から手
のひら全体で包んで軽く上下に揺らしてみる。ここには触れなかったとは
いえ、ある程度快楽は教え込んであるし、リカも健康な成人女性である限
りは覚醒した性に抗いきれずに自分で慰めた事くらいはあるだろう。だか
ら未体験の感覚で戸惑ってる訳ではないと思うのだが。
593突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/16(月) 02:05:08 ID:egIeitBY0
「リカ、我慢しなくて良いんだぞ? 気持ちいいんだったら素直に声を出
しても恥ずかしくないんだって教えたろ?」
「………っっっっっっ……」
「リカ? り………」
「っ!!!!」
(びくびくびくびくっ!)
「……っ駄目ぇぇぇぇっ! もうらめぇぇぇぇぇぇっ!!」
腕の中、細い体が跳ね上がるみたいに反り返り……
(どぷっ!)
「な!?」
「ぃあっ、あぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」
手の下で膨れ上がった、と思った次の瞬間に溢れんばかりに大量の熱い液
体が広がってゆく感触。下着をべとべとに濡らしながらも流れ落ちてゆく
早さとさらさらとした手触り(つまり粘度の低さ)からして………
「………潮?」
「あ……あ………あふぅ………」
ぽふっ、とシーツの上に落ちた。熱く荒い息づかいと大量の汗、そして緩
やかに上下を繰り返す胸の膨らみ。
「もう、イッたのか………?」
「はぁ、はぁ、はぁ……」
確かに、一度イカせてやろうとは思っていた。そうすれば愛液が大量に分
泌されて挿入時の抵抗が少なくなるし、体のスイッチが入るから受け入れ
やすくなるし、ついでに意識が曖昧なら筋肉の緊張もないから痛みもかな
り軽減されるからだ。だが、この早さは予想外だった。
「……はぁ、はぁ……おに……あにき、ごめんなさい、ごめ……」
「良いから良いから。気持ちよかったんだな?」
「う、うん……うん……」
594突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/16(月) 02:06:34 ID:egIeitBY0
>>589
あう、耳が痛いっす……w

>>584
乙です。
何とも、えちぃですなw
595名無しさん@初回限定:2006/01/16(月) 07:58:46 ID:kFU7C0fe0
堅物のリカたんがどれだけ理性崩壊してくれるか楽しみです
 、  ∩
(*゚∀゚)彡GJ!GJ!
  ⊂彡
596名無しさん@初回限定:2006/01/16(月) 21:14:43 ID:GmDgx6/P0
初期のも魅力的な話もあるのにな…
それはともかく突発屋氏GJ!
597名無しさん@初回限定:2006/01/17(火) 01:46:14 ID:wxp15fBL0
そういえば、初期ってどの辺くらいまで初期になるんだろうか
598突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/19(木) 03:44:43 ID:NbVETuSz0
第6話、投下!
599突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/19(木) 03:45:08 ID:NbVETuSz0
「ちょ………みみ、見ないでぉ……」
お姫様の初体験の最終段階は、これまたご無体な言葉から始まった。
「………自分で脱ぐのか?」
「そ、そそ、そんな恥ずかしいこと………女の子に出来るわけ……」
そりゃ、まるで粗相の後のようにグッショリと濡れたショーツをジタバタと脱
ぐのに抵抗があるのは理解できなくもないが、かと言って穿いたままでは非常
に入れにくいと思うのだが。
「だいたい兄貴、いつもリカのブラだって手探りで外しちゃうじゃない! だ
からその、ショーツも……出来たら……」
「そりゃま、出来なくはないが……」耳まで真っ赤になったリカの拗ねた顔に
は逆らえない「……その場合、リカがオシメ換える時みたいな恐ろしく恥ずか
しいポーズをとってくれないと……おっ?」
「そ、その……」ぎゅ、と首に抱きついてきた妹の囁きが、熱い吐息とともに
耳の中まで侵入してくる「……サイドの紐を解いたら、取れるから………」
「あ、ああ、なるほど……」
暗くてよく分からなかったが、どうやら水着(?)と似た構造らしい。結び目
さえ解ければ、あとは尻を上げたり足を曲げたりしなくても簡単に脱がせられ
るものなんだな。
「じゃ、脱がすな?」
「う、うん……」
更に強く抱きついてくるリカの返事を確かめてから、手探りで結び目を探し、
蝶々結びの先らしき部分を引っ張って解く。
600突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/19(木) 03:46:26 ID:NbVETuSz0
「あ………!」
最後の覆いが取り除かれ、秘部が外気に晒される感触に小さく震えるリカ。こ
れで全ての準備が整ったことになるが……
「………リカ? 離れてくれないと、出来ないぞ?」
「う、うん。あのね、兄貴………?」
「ん?」
「り、リカは……リカはね……あの……」
「………………………」
回した右手で背中をトントンと叩いて先を促してやる。普段なら「子供扱いす
るなー!」と怒鳴られる所だが、どうやらそんな余裕は欠片も残っていないら
しく、コアラみたいに抱きついたまま浅い呼吸を何度も繰り返す妹。
「………リカはね、その……えと、初めてじゃないから……ね?」
「ああ、わかってるって。大事にしてやるから、な?」
「う、うん………」
更に数分かけてなだめた後、薄暗がりの中に浮かび上がった白い裸体を眺める
ようにしながら俺も服を脱ぐ。その音が聞こえているのかいないのか、自由に
なった両の肘でプックリと盛り上がった乳首を隠し両手の平で口元を覆い、真
っ赤に染まった頬と潤んだ瞳のリカは、全てを俺に委ねた人形のように身動ぎ
ひとつしないまま視線を泳がせ足先をかすかに震わせながら、一生で只一度の
瞬間が来るのを静かに待っている……ように見えた。
「………リカ?」
「う、うん……」指の間から吐息と共に漏れる呟く「………来て。」
出来るだけ怖がらせないよう、ゆっくりと妹の両足の間に割り入って、これ以
上ないという程に固くなった分身を片手で握って妹の秘所にあてがう。ぬるり
とした感触と共に互いの粘液同士が初めてふれあった感触。
601突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/19(木) 03:47:58 ID:NbVETuSz0
「あ、兄貴?」ちらりと俺の顔を伺う横目に浮かんでいるのは、期待と不安と
切望と覚悟が入り交じった輝き「……リカのこと、ほんとに好き? リカだけ
って、思って良い……?」
「当然だろ?」何度も言ってるけど、という言葉は飲み込む「もうリカしか目
に入らない。リカじゃないと満足できない。リカだけを愛してるから、全部欲
しいんだ。だから……な?」
「うん。り、リカも、兄貴だったら………あ!」
くちゅり、と馴染ませる意味も含めて恥唇を撫でていた切っ先が入り口を探り
当てた。熱い愛液を湛えた泉へと、少しだけ腰を突き出して侵入を試みる。
「よっ、と。」
「うあ………あ……!!」
やはり、一度イかせておいたのが正解だったようだ。リカの小さな膣口は想像
していた程の抵抗を見せずに広がり、亀頭の半分程までをすんなりと受け入れ
てくれた。
「少しだけ入ったけど……大丈夫か?」
「え……あ……うん、だいじょうぶ……」
ここまでなら、まだ痛みはない。あるのは異物の侵入による違和感だけだが。
「落ち着いて思い出すんだ、リカは何度も何度も口でしてくれただろ? 大き
さはリカが一番よく知ってるよな? あれが、赤ん坊の通り道に入るだけなん
だからな?」
「わ、わかってるって! もぉしつこいなぁ兄貴はぁ……」てへ、っと精一杯
の作り笑顔で強がってくれるリカが愛しい「……それにリカ、初めてじゃない
から。怖くないから、思いっ切り兄貴のモノにして………ください。」
これ以上時間をかけると逆効果だろう。リカの言葉からそれを感じた俺は改め
て位置と角度を調整して、細いウエストを両手で固定して、深呼吸をして、も
う一度から愛してるからと声をかけて、一気に妹の内部へと押し入った。
602突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/19(木) 03:49:15 ID:NbVETuSz0
(ぶちぶちぶちぶちっ!)
「あぐっ! い………ぎ………が………ぁ!」
充分な愛液で満たされていたとはいえ、力任せに突き破る瞬間の抵抗は半端で
はなかった。文字通り串刺しにされたリカの上半身が跳ね上がり、その小さな
唇から声にならない叫びが呻き声となって迸る。
「あ……あ……あ……!?」
きゅうきゅうと締め付けてくる内壁の動きは混乱と拒絶に近い。
「リカ、全部入ったぞ? 大丈夫か?」
それでも、その熱さとぬめりは強烈な快感となって俺を追い立ててくる。少な
くても他の女の処女膜を破ったときよりは遙かに心地よい、などと不謹慎な感
想が浮かんでしまう。
「は………はいった………の……?」
ぜーはーと荒く乱れる息の合間の問いかけ。
「ああ、全部入ってる。リカは、ちゃんと出来たぞ?」
「そ、そう、なんだ……えへへ……」力の入らない笑み「……あにきは、きも
ちいい? リカのなか、へんじゃない?」
「変じゃない変じゃない。すごく気持ちいいぞ?」
「んくっ。そりゃ……リカはいいおんな……だもん。あにきも、がまんできな
かったら……んっ……りかのなか……」
「リカ……」そんなに無理をするな、と言いかけて再び飲み込む「……リカの
言うとおりだな、我慢できないよ。リカの中に出して……良いか?」
「しょ、しょうがないなぁ、あにきはぁ……」痛みに耐えながらも幸せそうに
細めた目尻、そこから小さな滴が零れる「……すきにさせてあげるって、やく
そくした……から、とくべつ、ゆるしたげる。」
603突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/19(木) 03:50:06 ID:NbVETuSz0
そこから先は、もう夢中だったとしか言いようがない。固く歯を食い縛って蹂
躙に耐え続けるリカの中を繰り返し犯し続ける。リカの性格から言っても途中
で抜いたりしたらプライドを傷つけてしまうだろうし、一番奥に射精するまで
は絶対に許して貰えそうにないのは確かだ。だったら一刻でも早く終わらせて
解放してやる以外にリカをいたわる方法が思いつかない。ガクガクと全身を揺
さぶられて涙を流し続ける妹の姿を目に焼き付けながら、自分の性欲だけ満た
すために乱暴に腰を振るう。
「リカ? もうちょっとだからな? リカの中に全部出すぞ?」
辛そうに目を閉じながらもコクコク頷く健気さに胸が締め付けられそうになっ
てしまうが、そんな想いを無駄にしないためにも心を鬼に、プルプルと小刻み
に揺れる小振りな右手で揉み解しながらラストスパートをかける。ぱんぱんぱ
ん、と二人の体が乱雑にぶつかり合う音の中で、繰り返し小さく動く唇が形作
る途切れ途切れの言葉が、なぜかハッキリと見とれた。
(おに……ちゃん……おにい、ちゃん………)
「リカっ……!」
そして腹の奥から吹き出してくる熱い迸り。その圧力を渾身の力で尿道へ尿道
口へと導き、愛しい妹の一番奥を突き上げる瞬間に合わせ一気に解放する。
「ぐ……!」
「はひゅんっ!!」
果たして大量の精液が子宮口に叩き付けられる感触を知覚する余裕がリカにあ
ったかどうかは疑問だが、俺の方は只でさえ狭い膣内が自分が放った大量の精
液で瞬く間に満たされてゆく熱さを男性器全体で味わうことが出来た。きっと
絶頂はおろか快感すら得られなかったろう妹の内壁は、一方的に放たれた液体
を搾り取る為の収縮すら起こさず、結果普段にも増して長く続く射精で放出さ
れ続ける粘液が外へと通じる出口へと向かって逆流して……
「おにぃ……あにき……?」
溢れだしたそれがドロリと垂れてゆくのを止める術はなかった。
604突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/19(木) 03:51:34 ID:NbVETuSz0
「………おわった……?」
「ああ……」破瓜の痛みと、息つく暇もなく責め立てられた為の酸欠と、痛が
る声を聞かせまいと無理をした反動と、初めてのセックスによる消耗とで朦朧
としているリカの頬を優しく撫でてやる「……リカの中があんまり気持ちいい
から、あっという間に出しちゃったよ。」
「そ………か……そう、なんだ……」
それでも尚嬉しそうに目を細めるリカを見ていると、自分がどれだけ慕われて
いたのかを改めて実感してしまう。こんなに真っ直ぐで純粋な女に全てを捧げ
て貰ったんだなぁと。
「兄貴、リカの中に……その、出したんだよね? リカの体で、イっちゃった
んだよね? 全部、出してくれた? リカに遠慮とかしてない?」
「だから目一杯注ぎ込ませて貰ったって。リカだって、中が一杯になって溢れ
てるのが………あ……!」
「……………………………………」
しまった、と気づいたときには後の祭り。初体験で乱雑な扱いを受けてしまっ
たリカの内部はすっかり痺れてしまって感覚などないだろう。股間を伝って何
かが流れてる感触くらいは分かっているのかも知れないが、それが俺の体液で
あるという確証もない。そして俺の言葉が、自分が処女であったとは決して認
めないリカの逆鱗に触れたのだとしたら。
「り………」
「見せて!」
「み、見せてって……」これでリカが怯むかも、と僅かな願いを込め惚けてみ
る俺「……何を……かな?」
605突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/19(木) 03:52:58 ID:NbVETuSz0
「そ、それは………兄貴の……ナニよぉ……!」
「な、ナニって……」
「どど、どうせ、まだリカの中に入ってるんでしょ? ちゃぁんと兄貴の……
が付いてるかどうか確かめるから、すぐに見せてっ!」
「いや、見て気持ちいいもんじゃないし、あとで……」
「ッ!!!」
「……………ちょっとだけだからな?」
一瞬、食い千切られるかと思うほどに締めつけられて冷や汗が流れた。

「ひつこいようだが、あんまり気持ちの良いもんじゃないからな?」
破瓜の血と愛液と精液でべとべとになってる俺の分身は半勃ち状態で異様な有
様である。こんなものを処女喪失したてのリカに見せたりしたら、ショックの
余りに失神しそうで怖いのだが、お姫様の我が儘には逆らえない。仕方なくベ
ッドを降り、どうやら腰が抜けてしまったらしい妹の目の前に晒してやる。
「う……わぁ……!」
「ど、どうだ? わかったろ?」
前言撤回、失神してくれた方がマシだ。少なくても好奇心丸出しの視線でジロ
ジロと観察されるよりは。
「もう、良いよな? じゃ、風呂まで運んでやるから一緒に……」
「……って、勝手に動かないでよっ!(ぐいっ!)」
「わわっ!」
腰に腕を回して逃げられないようにロックし、更に顔を近づけてくるリカ。す
ぴすぴと竿の部分にかかる鼻息がこそばゆいというか、恥ずい。
「ほんとうに……べっとり……これがリカの中に……」
「り……リカ?」
「これが……ほんとに……愛してくれたんだ……」
606突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/19(木) 03:54:18 ID:NbVETuSz0
「リカさん……?」
「これでリカ、おにいちゃんの物に………はむっ!」
「って! おい待てっ!!」
「あむあむっ………じゅる、ちゅちゅちゅっ、ちぅぅぅぅぅぅっ!」
まるで餌を欲しがる雛鳥みたいに一生懸命首を伸ばして……
「止せって! おい! そんなの汚いだろっ!?」
本当に幸せそうな顔で……
「じゅる、じゅるるっ! あむあむあむっ!」
白と朱が混じり合った粘液で口の周りをベタベタにしながら……
「リカっ! 舐めたいんだったら後で好きなだけ舐めて良いから、な?」
「ちゅぱっ、ちゅぱっ、じゅるるるる……じゅ……う、うぅぅぅ!」
「り……か……?」
なんだか、変な声が?
「ふぇぇぇ……ちゅ、ちゅ、ひくっ、あむむむむっ……!」
「リカッ!!!」
ちゅぽん、と肩を掴んで無理矢理引きはがした妹は口だけではなく顔全
体をグシャグシャに歪めて濡らして、それなのに心の底から嬉しそうな
泣き笑いを浮かべていて……
「おにいちゃ……おにいちゃん! お兄ちゃんのの味がするのっ! リ
カの血とお兄ちゃんがセーエキが混ざった味がっ!!」
「ああもぉ! 大きくなっても餓鬼のまんまだな、リカはぁっ!!」
そんな情けなくって格好悪くって餓鬼っぽい妹が、とてつもなく可愛く
思えて、無理矢理腹の中に引っ張り込んで髪をぐりぐりとかき混ぜてや
る。そうでもしないと、この愛しさを伝えきれないように思えて。
(全く、揃いも揃って不器用な兄妹だよな、俺達って。)
607突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/19(木) 03:55:08 ID:NbVETuSz0
「お兄ちゃん! お兄ちゃん! リカ、本当は痛かったのっ! 死んじ
ゃうかと思うくらい痛かったよぉぉ!!」
本当に結ばれたのだと実感して緊張の糸が切れたか、堰を切ったように
わんわんと泣き出すリカ。
「ああ、わかってる。わかってるからな?」
「お兄ちゃんを困らせたくなかったのっ! 初めてを貰って欲しかった
けど困らせたくなかったのっ! でも痛くって痛くって気持ちよくなっ
てるフリしようって思っても出来無くって! でもお兄ちゃんに嫌われ
たくないからいっぱいいっぱい我慢してっ! でも痛くて痛くて全然動
けなくってお兄ちゃんを気持ちよくしてあげらなくってっ!!」
「そんなことないって、リカは最高だったって言ってるだろ?」
それでも見栄っ張りで実は気弱で、人の顔色ばっか伺ってる奴で。
「これでリカ、お兄ちゃんの彼女になれたっ? お兄ちゃんを独り占め
にしていいのっ? お兄ちゃんを満足させられるっ!?」
「ああ、ああ……俺には勿体ない位だって。」
「リカ頑張ったから! いっぱいいっぱい頑張ったから! これからも
っともっと頑張るから! だから……う゛ぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
あとは、もう言葉にならない。お兄ちゃんお兄ちゃんと繰り返しながら
子供みたいに涙を流すだけのリカ。これがセックスの後とは到底思えな
いほどに色気も情緒も駆け引きもない二人だが、まぁリカを幸せに出来
たんだから結果オーライかな、と満たされた想いになる俺。
「……………けど今度こそ、俺がリカを守ってやらないとな……」
音もなく降り始めた綿雪が、全てを優しく包み込んでいった。
608突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/19(木) 03:56:00 ID:NbVETuSz0
一応、次回でラストの予定です。


……にしても本番シーン弱いのな俺w
609名無しさん@初回限定:2006/01/19(木) 08:40:02 ID:CUY0r3zF0
リカたんよかったね・゚・(つ∀`)・゚・オシアワセニ
ラスト期待してまつ
突発屋氏GJ!!
610名無しさん@初回限定:2006/01/19(木) 12:51:16 ID:M1wdzBLd0
おかしい、漏れにもこんなけなげな妹がいるはずなんだが、皆知らないって言うからとりあえずGJ!
611名無しさん@初回限定:2006/01/19(木) 20:37:16 ID:c/6QuUhpO
突発屋氏GJ!!
今度は感じてるのも見たいな(*´д`)
612名無しさん@初回限定:2006/01/19(木) 23:25:43 ID:1JWVhv0C0
それより
ちょっと聞いてくれよ、
今日坊さん描こうとして
「僧衣」でぐぐったんだ
そしたら一番上が
613名無しさん@初回限定:2006/01/19(木) 23:48:38 ID:XKA1gjBt0
確か一番上はログインって書いてあるな。・・・・・で、なに?
614名無しさん@初回限定:2006/01/20(金) 03:55:18 ID:4GWEP4Kb0
僧衣を脱ぐ時?…そういえばこの画風どこかで見たことがあったような…。
615Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/01/20(金) 04:18:32 ID:4GWEP4Kb0
…上の書き込みは気にしないでください…書き込みテストだったので…。
どうにか復活できたようです。長かったです。

>「ネタメモ」の件について(スレ住人の皆さんへ)
個人の覚書と(コテの有無関わらずの)職人諸氏へのネタ提供を
兼ねていたつもりだったのですが、言い方が拙い所為か、
結果的にスレを荒らす事態になってしまいごめんなさいorz

>>突発屋氏
乙&GJです。
次回でリカちゃん編は完結してしまうと思うとなんだか寂しいですね。
個人的には、クリスマスもので復活予定だったのですが…。
百合ものも期待してます。
616名無しさん@初回限定:2006/01/20(金) 22:10:18 ID:caVy5X/y0
ここが噂の朝芋スレか
617名無しさん@初回限定:2006/01/20(金) 22:47:04 ID:zmPAo2/n0
あなたがあの妹萌えSSマスターですか
618名無しさん@初回限定:2006/01/20(金) 23:51:20 ID:WsfZ2B0YO
妹「問おう。あなたが私のマスターか?」
兄「…兄ですが」
619突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/21(土) 17:37:24 ID:mLHSNP2R0
こういうネタフリをされても、FSSか東鳩かポケロリ位しか知らない自分が悲しいw

>>Haru氏
如何ですか?>無責任な押しつけ
620桐莉兄:2006/01/21(土) 20:20:57 ID:pHgNAVtR0
>>618
「問おう。貴方が私のシスターか?」

「ああ、私が貴様のシスターだ」
「但し……」
「姉の方だがなァァァッ!」

〜壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)〜





神様、時間を下さい. ... _| ̄|○
621名無しさん@初回限定:2006/01/21(土) 21:40:09 ID:4YVGSdMbO
桐莉兄氏おひさ〜ノシ


朝起きたら妹がパンを咥えて「遅刻遅刻〜」と言いながら体当たりしてきた
622名無しさん@初回限定:2006/01/22(日) 02:23:10 ID:Nb9U9I3xO
>>突発屋氏
…詰まるところ、考え中です。
マスターと呼ばれるのは某異次元根源世界もの位しか
プレイ歴ないですから…。
(…ところで、未亜は超依存なんでしょうか?)
戯画さんのゲームはアレが初買いでした。
PS2版の副タイトルがデスティニーなのは
なんだか某SEEDみたいな気がしました。
(だからといって、別に詳しくはありませんが)
623ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2006/01/22(日) 04:40:58 ID:Nb9U9I3xO
コテハン忘れてました…orz
僕の携帯、クッキー非対応のようです
624突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/22(日) 08:11:22 ID:JLIlQ/080
前々から楽しみにしてた「有頂天ホテル」観てきました。
登場人物達の、クールに生きようとしながらも善人の欠片を捨てきれない様子。
その善意故の滑稽さが微笑ましいというか羨ましいドラマでした。

>>ハル氏
流石にデスティニーは購入しませんでしたが、ジャスティスは再コンプ
しました。クレアルートが無いのが腹立たしい限りですw
ちなみに超依存の未亜も、ハーレムルートでは非常に良いキャラに生
まれ変わってて安心しました。


>>桐莉兄氏
ご無沙汰してます。
ほんと今年の冬は寒いですよね〜。
625名無しさん@初回限定:2006/01/22(日) 11:18:49 ID:AZGiFHnb0
>>621
家の中で、ですか?
626名無しさん@初回限定:2006/01/23(月) 00:22:41 ID:ArbM5WSkO
>>625
もちろん家の中でだな

朝起きたら妹と風呂場でばったり
627Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/01/23(月) 18:16:43 ID:6nwsyfIl0
>>突発屋氏
未亜については、否定意見の方が強いみたいですよね。
あれ位思われたら、僕なら結局は、
かえって大事にしたくなると思います…あくまで個人意見ですけども。
それだけに、ハーレムルートで改善されたこと、少々残念にも思えましたw
…クレアルートはかなり無理があると思いますよ(苦笑)
>>桐莉兄氏
ごぶさたしてます。氏の次作に期待してます。
628突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/24(火) 21:04:48 ID:H+Uq8iDn0
では、予告通りに最終話投下。
629突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/24(火) 21:06:16 ID:H+Uq8iDn0
(もぞもぞもぞ)
ポカポカしてて、フワフワで、何だか良い匂いがするモノが腕の中から擦り抜けて
いく感触に反応して意識が浮上し始める。まだ少し朦朧としながら半ば条件反射で
腕に力を込め、謎の抱き枕を強引に引き寄せる、と……
「むぎゅっ!?」
……と妙な声で鳴いた。
「ちょっと兄貴、苦し……」
「……リカ?」
覚めたばかりの視線を降ろして見ると、胸板に顔面を押しつけられた全裸のリカがき
ゅうきゅうになりながら呼吸困難でもがいていた。
無論、ベッドの中で。
「………なにしてるんだ、おまえ?」
「な、なにって……」逃がさない程度に力を緩めてやると、真っ赤になった妹が照れ
とも憤慨ともつかない怒り顔で抗議の声を上げる「……朝ご飯の用意をしようと思っ
たに決まってるでしょ! 早く放してよぉ〜!!」
と再び暴れ始めるが、そもそもフルパワーを出していない上に肩とウエストとをガッ
チリホールドされた状態で男の腕力に適う筈もない。結果、柔らかい頬やら胸やら太
股やらをスリスリと擦り付けて俺を幸せにしているだけだと気づかない御本人。
「良いから良いから。一食くらい抜いたって命に別状はなし、リカも折角の休みなん
だから、もちっとこのままイチャイチャしてよう、な?」
しかし、年下の女の髪ってのは本当に良い香りがするなぁ。
「いちゃいちゃって………だ、駄目よそんなの! 規則正しい生活は心と体の健康の
基本なんだから、朝ご飯食べてお洗濯とお掃除しないとっ!」
「……なんつーか、お前、初々しさがないよなぁ……」それとも、これがリカなりの
精一杯の照れ隠しなのだろうか「……とにかく俺はリカをは離したくない! だから
昼まで一緒にゴロゴロに決定!」
630突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/24(火) 21:07:30 ID:H+Uq8iDn0
ともあれ、昨夜のいっぱいいっぱいの様子からは考えられないほどの優等生モードの
復元ぶり。処女膜が破れてからまだ半日も経ってないし、中の違和感やら入り口あた
りのヒリヒリした感触も消えていないから動くのも辛いだろうに。
「よ、余計なお世話よっ! リカはお腹すいてるんだから朝ご飯食べるもん! 兄貴
の変態っ、スケベっ、デリカシー無しぃっ!!」
「大丈夫大丈夫。昨日、あれから風呂まで運んでやって隅々まで綺麗に洗ってやった
だろ? リカの体、石鹸の良い匂いしかしないぞ?」
結局嬉し涙(?)が止まらず、ぐすぐす言ってるリカを裸にしてお姫様抱っこで風呂
場まで運んで、そのままスポンジで体中を磨いてやったのだ。幸いにして出血は少な
かったみたいだし、思ったほどの手間はかからなかった。というかお人形さんみたい
にしてる自分の女の体を好き勝手に洗うというのは、思いの外楽しい体験だった。
「だ、だだだ、だからそういうのが無神経だって言うのっ! リカはお兄ちゃんの彼
女なのに、いつまでも子供扱いしないでってばぁっ!!」
「彼女にして妹。二重に好きって事だな。可愛いぞ、リカ!」
「あ……あ……朝っぱらから見境無く口説くなぁっ! っていうかお尻撫で撫でしな
いでよぉ! リカはお兄ちゃんのお世話………って、えええええぇ!?」
「……………あ。」
(むくむくむくむくっ。)
「『あ』じゃないっ! こんの無節操っ!!」
うわ、拙いと分かっちゃいるが先が柔らかい肌と擦れる感触が……たまらん!
「や、これも……なんつーか……リカを恋人として愛してるから……かな?」
そしてその感触の所為で満足な言い訳すら浮かばない俺。
「そ、そそ、そんな下手な………馬鹿にして……」
が、それでもリカには刺激が強すぎたらしい。
「ほら、胸がドキドキしてるのが聞こえるだろ?」
「うわ、うわぁ………」
631突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/24(火) 21:09:08 ID:H+Uq8iDn0
肩に回していた手で小さな頭を抱えて胸に押しつけて、抵抗がないのを確認してから
優しく髪を撫でてやる。
「………どうだ、聞こえるだろ?」
「う、うん……」
「腕の中にいるのがリカだから、こんなにドキドキして抱きたくなるんだぞ?」
「う、うん……」
「でもまぁ、無理に抱こうとは思わないからな? リカの事が大事だし、もちょっと
我慢してくれたら、収まるからな?」
「………………………」
「こうして抱きしめてるだけでも満足だから………リカ?」
「……辛く、ない?」ふぁ、と熱い吐息が胸に浴びせられる「……お兄ちゃん、この
ままでも大丈夫?」
「そ、そりゃリカを抱きしめてるんだし、平気かと言われると……」
「……どっち?」
「………リカの為なら、我慢できる範囲かな?」
「もう……」と嬉しそうな溜息「……しょうがないなぁ、お兄ちゃんはぁ。」
「へ?」
「手、放して?」もぞもぞもぞ「まだ少し痛いから、ちゃんと愛してあげることは出来
ないけど、お口で良かったら……」
「だ、だからな? 痛みとかあるんだったら無理しなくても……」
「……お口じゃ、だめ? 足りない?」
「き、気持ちは嬉しいけど……」
「リカが舐めたいの。お兄ちゃんの………飲みたいの。」
「あー……」
「しても、いいかな?」
「………リカ?」
「うん?」
「その代わり、昼まではイチャイチャして、その……」
「うん。」
「今晩、一緒に怒鳴られに行く……か?」
「うんっ!」
632突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/24(火) 21:10:31 ID:H+Uq8iDn0
一応、それなりの設定もあるのですが、掘り下げとか始めると
キリが無いので思い切って全て捨てましたw

では〜♪
633名無しさん@初回限定:2006/01/24(火) 22:25:30 ID:Ok/ZVXm10
リカたんに萌え尽きちゃった…⊂⌒〜⊃*。A。)-з

>一応、それなりの設定もあるのですが、掘り下げとか始めると
>キリが無いので思い切って全て捨てましたw

なんと後生な!!書いてください!!おながいしまつ_ト ̄|○
634名無しさん@初回限定:2006/01/25(水) 00:08:29 ID:6KS5AZElO
突発屋氏おつ!!
ツンデレモエス(*´д`)ハァハァ


朝起きたら妹がマッサージしてと言ってきた
635名無しさん@初回限定:2006/01/25(水) 22:01:17 ID:kRHFkoMi0
突発屋氏おつ〜
…もちろんリカたんの朝のご奉仕フェラシーンはありますよね?(*´Д`)ハァハァ
636名無しさん@初回限定:2006/01/26(木) 00:30:43 ID:SPzwSScs0
朝起きたら妹に、急かされた。

「お兄ちゃん、早く起きてよ、起きてよぉ!」
急いだ口調の割に、揺すり方が優しいのは性格なのだろう。
優しい妹を困らせるのは趣味じゃない。俺はすぐに目を覚ました。
「おはよう、佐奈。今日は休みのはずだが、どうしたんだ?」
「どうしたんだ……じゃないでしょ、もう!お兄ちゃん、知ってるくせに……意地悪!」
もちろん、覚えている。今日は一日、佐奈と一緒に居る、って決めた日だ。
「普段、仕事が忙しくてあまり構ってやれない分……明日は全部佐奈と過ごすよ」
昨日の晩、そう約束した。でも……。
「ああ、悪い悪い。寝起きでボーッとしてたんだよ。しかし佐奈、何を急いでるんだ?」
「だって、せっかくお兄ちゃんと一緒に居られるんだから……時間がもったいないんだもん」
「ハハ、嬉しいこと言ってくれるじゃないか。それじゃ、まずは一緒に寝るか?」
そう言いつつ体を横に移動させて、佐奈が入れるスペースを確保。
「お兄ちゃん、ムードも何も無いよぅ……」
それでも佐奈は俺と居られることが嬉しいんだろう。幸せそうな顔で布団に潜りこんでくる。
「ムードなんて、こうやって抱き合ってればすぐに出るよ。ほら、顔、こっち向けて?」
「ん……お兄ちゃん……」
学園二年生の佐奈は、前の夏に海へ行った時に俺に想いを告げた。
その時からもうすぐ半年。それ以来、佐奈と俺は兄妹を超えた関係を続けている。
これと言って大きな問題も無く、平和に愛を育む日々。
お互いに生活が違うために、なかなか同じ時間を共有できないが、
週末の休みくらいは一緒に過ごそうと決めている。
「……ふむぅ……んむ……ちゅっ……ぷぁ、はふぅ……」
「最近、佐奈の舌使いが上手すぎて負けそうだなぁ」
「お兄ちゃんが教えてくれたことじゃない……って、もう、何言わせるのよぅ」
「いいじゃないか。本当の事だし。それに、こういうことをハッキリ言うほうが、俺は好きだぞ」
「ん……それじゃ、お兄ちゃん……しよ?」

続く
637名無しさん@初回限定:2006/01/26(木) 01:12:43 ID:Sj9sAbfX0
C
638名無しさん@初回限定:2006/01/26(木) 23:40:56 ID:ekYkzH/T0
なんとエロそうな…
期待して待ってます
639Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/01/27(金) 07:11:13 ID:8MP2C9TK0
朝起きたら妹(?)に、「あなたが私のマスターですか?」と聞かれた。
…こんな口調じゃなかったはずなんだけどと思っていた。
「…あ、来とる来とる。…すごいなぁ…ヒスイ…ウチにそっくりやんかぁ」
…月○のメイドさんじゃあるまいし、と思ってしまったのは内緒だ。
「祐乃…双子の妹なんていたのか?それとも従姉妹?」
「ウチのDNA情報ベースに作ったクローンや。保存してもらっとってん。」
…道理で見間違えるはずだと思った。
「…そのうち、イ○ファみたいなのんとか、ホムンクルス作れるとええなぁ」
と言っていた。
「…兄さんも、しんどい時は言うてな。よー効く薬、調合するから」

キャラ設定は近々。
こんな感じで考えてますが>突発屋氏
ときおりゲームネタも多少ちりばめますが、絶対数が少ない上に、今回話題に上げた
月姫は未プレイ、リーフさんのもTH2と天使のいない12月くらいしかプレイ経験はありませんけどねw
640名無しさん@初回限定:2006/01/27(金) 14:55:23 ID:sWsErq5a0
>>639
つまらないからカエレ
641名無しさん@初回限定::2006/01/27(金) 18:13:48 ID:jO3gvAZb0
『朝起きたら妹に、後ろの処女を奪われてた…』編
が完結したのは何スレ目なんですか?
さがしてるのに見つからないので
642名無しさん@初回限定:2006/01/27(金) 18:54:09 ID:bEr5/3HD0
>>641
> 『朝起きたら妹に、後ろの処女を奪われてた…』編
7スレにあるのが最後で, 結局完結はしていないのでは?
643名無しさん@初回限定:2006/01/27(金) 23:31:17 ID:fWiBNAh/0
朝起きたら妹がゾンビごっこしてた
「うー」
「何だよ朝っぱらから」
「ゾンビはお兄ちゃんを狙ってます。うー」
「なるほどそれはいかんな。ばんばん」
「うぼぉー…(バタ」
「死んだか。あっけない」
「…うがー」
妹が飛び掛かって来た。マウントポジションをとられた。
「…死んだんじゃないのか」
「ゾンビはハンターになりました」
「卑怯者め」
「ではいただきます……んっ」

エロシーン誰か頼む
644名無しさん@初回限定:2006/01/28(土) 01:10:00 ID:SkHQD7un0
>>639
ttp://www.liar.co.jp/jan_1212.html
これ読んでから出直して来い
645名無しさん@初回限定:2006/01/29(日) 01:02:33 ID:/QGB6nLf0
Haru氏の文は「…」が多くてちと読みづらいよ〜
あと、一場面しか書かれてないことが多いので
何の話、誰の話なのかが分かりにくい。

もうちとガンガレ。
646突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/29(日) 19:58:42 ID:FD5ZW/1B0
「ではいただきます……んっ」
「ひ……………………っぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」


「………お前、もしかして歯形か? それ?」
「あ……」うわ、早速見つかったか!「……あー、まぁな……」
「それって和菜ちゃんだろ? おとなしそうな子だと思ったけど、結構
情熱的っていうか、乱れるタイプなんだな。」
「あー……まぁな。」
「しっかしイチナナの試験運用も近いってのに余裕だな? 今度搭載す
る新しい……なってったっけ? 学習プログラムが結構癖が強くて微調
整に手間取ってるんだろ? 何処にそんな………っと、噂をすれば!」
「………あ。」
「よ、おはようさん。」
「おはようございます。優介ちゃん、霧島さん。」
俺達と同じ白衣に身を包み、長い髪をサラサラ揺らしながら現れたのが
俺の幼馴染みにして現役彼女の倉橋和菜。つきあい始めた中学の頃
からずっと『一緒が良い』という理由だけで同じ高校、同じ大学の同じ
電子工学部に合格し、そして同じ最先端エレクトロニクス部門にまで就
職してしまうと言う、一つ間違えばストーカーと化してしまうほどの強
者である。
「お、おう!」
「………………(しげしげ)」
「………………あの……霧島さん? 私、どこか変ですか?」
「いや、人は見かけによらないなぁと……」
「はい?」
647突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/29(日) 19:59:52 ID:FD5ZW/1B0
「あ……あー、そうだ和菜!」と不穏な雲行きになってきたので強引に
話題をすり替えることに知る「今日はフィードバックデータの転送テス
トだけなんだよ! 一緒に飯でも………」
「………………怪しい、です。」
「い?」
「霧島さんもですけど 朝からデートに誘ってくれる優介ちゃんは凄ぉ
ーく怪しいです。何か、私に隠し事してませんか?」
だから、その上目遣いの潤んだ瞳は止めろ。罪悪感が……
「あー……いや、別に隠し事なんて……なぁ?」
「何で俺に振るんだ? というか隠すも何もないだろ? そりゃ、あん
まり自慢できる話じゃないかも知れないけど、そんだけ二人が仲良くや
ってるって意味だろ? 倉橋は恥ずかしいかもしれないけどさ……」
「恥ずかしい? 私がですか?」
「あー……あはははは……」
「倉橋も少し加減してやれってくれよな? まぁ男にとって勲章みたい
なものだって言われりゃその通りなんだけど、こいつな場合は倉橋に清
純って言うか大人しめっていうか、そういうイメージを守って欲しいっ
て思ってるから困る部分もあるらしいんだよなぁ。」
「え? はい?」
(こそーり、こそーり……)
「あ、もちろん俺だって吹聴して回る気なんて無いから安心してくれよ
な? しかし倉橋達って予想外に熱愛だったんだなぁ。俺ぁてっきり幼
馴染みの延長線みたいな、なんかほのぼのした雰囲気を……」
「えと、ごめんなさい霧島君。私、何の事を言ってるのか全然分からな
いんですけど?」
648突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/29(日) 20:01:11 ID:FD5ZW/1B0
「いや、だからコイツが……」
(そろーり、そろーり……)
「………優介ちゃん!」むんず、と襟首を掴まれた「優介ちゃんって、
私に嘘付くときは必ず言葉がどもったり、即答できなかったり、こそこ
そ逃げだそうとしますよね? 何を隠してるんですか?」
「え? いや、別に、その……」
「優介ちゃん?」ニッコリと穏やかに微笑む和菜だが、その瞳の奥で燃
えさかる炎が非常に怖いです「さっきのデートお誘い、ありがとうござ
います。私の方の仕事が終わったら研究室まで迎えに行きますから、今
晩は一緒に『ゆっくりと』お食事しましょうね?」
「……………………はい。」



「………た、ただい……まぁ……(ばったり)」
「あ、お兄ちゃん。今日は遅かったけど和菜ちゃんとデート…って、お
兄ちゃんどうしたの? しっかりして!?」
「あ、あかん。もう煙も出ねぇ………」
「うわ、和菜ちゃんの(香水の)匂いがべったり!」
「あ、奈々ちゃん。こんばんわ。お邪魔しますね?」
「和菜……ちゃん? これっていったい?」
「うふふ、奈々ちゃんは気にしなくても良いんですよ? ちょっと優介
ちゃんに二人の愛を証明して貰っただけですから。さぁ優介ちゃん、私
がお部屋まで運んで介抱してあげますね? それと、今日は泊まってい
ってあげるから大丈夫ですよ? じゃあ奈々ちゃん、お休みなさい♪」
「う、うん、おやすみなさい……」
「な、奈々、助………」
「あ、おじさん、おばさん、お邪魔しますね?」
ずるずるずるずる………ばたん。
「……か、和菜ちゃんが、怖いよぉ。」
649突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/01/29(日) 20:05:39 ID:FD5ZW/1B0
以上、小ネタでした。
え? えちくない?w

>>636
乙です。
是非続きを投稿してください、ぺこり。

>>639
>Haru氏
うわ、随分と無理をさせてしまった様で申し訳ないっす(汗

もちょっとテーマを絞り込むと、読みやすさが増すと思いますよ?
650名無しさん@初回限定:2006/01/29(日) 20:12:53 ID:JhPioeiH0
リアル遭遇しますた(・∀・)ニヤニヤ
エロシーン省略がと残念だが微エロもいい!!

朝起きたら妹がお医者さんごっこしてきた
「は〜いぬぎぬぎしてね〜」
「やっぱり下かよ!」
651名無しさん@初回限定:2006/01/29(日) 21:44:17 ID:pCLvQMKT0
ここの連中は妹を性処理道具にしか思っていないのですね。
652名無しさん@初回限定:2006/01/29(日) 23:14:49 ID:FD5ZW/1B0
そりゃま、エロゲ板だしなぁ?w
653名無しさん@初回限定:2006/01/29(日) 23:20:00 ID:nxhrft060
朝起きたら妹に「お兄ちゃんはあたしの性処理道具よ!」と言われた
654名無しさん@初回限定:2006/01/29(日) 23:50:20 ID:ntuJeXcpO
突発屋氏おつ
使い捨てるのが勿体ない設定ですな(*´д`)
655名無しさん@初回限定:2006/01/30(月) 15:00:22 ID:74+Ul/0+0
>>突発屋氏
こういうの好きです。ぜひ続編を!
656突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/01(水) 00:00:42 ID:LhwpuPpl0
むむ、他の方々はチャージ中ですかね?w

別スレの方での長編が終わったので、戻って参りました。
また近々小ネタなどを書こうかと思ってします。

>>655
気に入って頂けたようで、とても嬉しいです。
ですが正直、続編というのは現存のアイデアでは難しいかと……(汗
657名無しさん@初回限定:2006/02/01(水) 00:34:36 ID:9400haGA0
>>656
他スレ用の中編を書き中で
658名無しさん@初回限定:2006/02/01(水) 10:03:29 ID:u55FFBBF0
>>656
つまんないからもう書き込まないでくれない?
659名無しさん@初回限定:2006/02/01(水) 15:06:16 ID:kgD0b419O
>>658
つまんない煽りのくせにIDが16進数
660名無しさん@初回限定:2006/02/01(水) 16:25:17 ID:RfPof6g6O
>>658
IDだけはかっこよす
661名無しさん@初回限定:2006/02/01(水) 19:09:41 ID:zcJNTuaB0
気が付いたらあと2週間で2周年
662名無しさん@初回限定:2006/02/01(水) 21:36:40 ID:NUK3JUM/0
そしたらこのスレ終わりにしよう
663名無しさん@初回限定:2006/02/01(水) 21:59:44 ID:DbIxgD9HO
現在進行形で書いてる分が投下完了するまで終わらせてたまるか
664池魚 ◆KSWDn0UBZs :2006/02/01(水) 22:45:12 ID:YYb/SqF1O
ふたなりSSを完結させるまで終わらせてたまるか
665名無しさん@初回限定:2006/02/01(水) 23:21:24 ID:QTtfKDfK0
いやー
終わらないで・゚・(つд`)・゚・
何気に池魚氏までいるしw
666名無しさん@初回限定:2006/02/02(木) 01:40:13 ID:oQtbpmeu0
>>664
あなたのエロさが目標です
667名無しさん@初回限定:2006/02/02(木) 01:58:37 ID:zHnZnYtg0
ふたなりSSが一番つまらんのだがな・・・。
正直もう止めて欲しいね
668Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/02/02(木) 02:03:14 ID:9dzVCDSe0
>>池魚氏
両性具有はお任せします。僕はダメダメなので…。
>>突発屋氏
ネタにする、と言っても、精々
下の名前が同じとか、「ひょっとして○○か?」みたいに
ゲーム中のキャラを想起するような感じで使う程度なので、
複数ゲームのキャラでもまだ平気な気はしてます(自分では)
>別スレでの長編
って何処の何だろう?と思ったハルでした。
669名無しさん@初回限定:2006/02/02(木) 05:37:00 ID:J0XMRjEA0
俺は逆にふたなりが一番楽しみ。
これが完結するまでこのスレは去れない。
670名無しさん@初回限定:2006/02/02(木) 19:18:19 ID:tGKk1PFF0
素直クールな妹でも輸入するべきか……
671名無しさん@初回限定:2006/02/02(木) 20:41:32 ID:BzJYf0te0
素直シュールもみたい
672チラシの裏 1:2006/02/03(金) 12:14:14 ID:DKfSKs0X0
「あ――」
「む――」
 朝起きたら妹と風呂でバッタリ。
 目の映る妹のシルエット。湯気のせいで微妙に見えない。
 いや、見たいわけではないですよ? そんなよこしまな思考、持っている可能性は無きにも非ずともいえなくもない気もしないでもないですよ?
「悪りぃ」
「誤るより閉めてよ」
「見えないからいいだろ」
「よくない」
 押し問答。
「隠すもんなんか無いだろうに」
「あたしは別に見られても気にしないけど」
 じゃあなんだ。
「兄貴のソレも見られて困るもんでもないね」
「ナッ――」
 高速でドアを閉める。うおー、オレもハダカダッター。
「うっうっ……」
 洗面所で泣き崩れる。妹に嘲笑された。しくしく。
「泣くなよ」
「泣かした本人が言う台詞じゃないっ」
「どうでもいいけど風邪引くよ、そんな格好だと」
 冷静、あまりにも冷静。クールビューティーどころじゃない。冷凍マグロくらい氷点下。
「お前、あと何分くらい入ってんだよ」
「んー、40分くらい」
「ふざけんな。人の局部みといてなにぬかす。5分で出て来い。凍死するぞオラァ」
「無茶苦茶言ってるよ。兄貴」
「無茶じゃねー。それくらい重い罪なんだチクショー」
「別に見たくて見たわけじゃないけど……じゃあ、あたしの見る?」
673チラシの裏 2:2006/02/03(金) 12:17:44 ID:DKfSKs0X0
「ナンダト?」
 何て言いましたかこのシスターは。
「フィフティフィフティ。一緒に入っちゃえば兄貴も待つことないし一石二鳥じゃない」
「バカモノ、貴様嫁入り前の娘がそのようなフシダラは発言を許されるとでも思っているのか。罰
としてこの兄が直々に矯正を加えてやろう。否、俺が咥えられてやろう」
 俺の頭は腐海そのものだった。
「シャンプー切れてるからそこにある買い置きのやつ持ってきてね」
 聞いちゃいねえ。
「え、なに。マジで入っていいの俺」
「好きにすれば? 別に見られても困るもの持ってませんから」
 微妙に怒ってるのか?
「じゃ、じゃあ折角ですのでお邪魔させてもらいます」
 なぜか正座。しかも両手でおずおずとドアを開ける俺。あまりにも不甲斐ない。
「し、失礼します」
「おいでやす」
 もわっと一面真っ白な湯気が立ち込めている。妹は俺になど見もくれず、湯船に浸かって気持ち
よさそうな顔をしていた。
「ん、なに?」
 こちらに目線を向ける妹。
「ナ、ナンデモナイ」
 脳みそが揺れるくらいの速度で首を回転させる。
「変な兄貴」
 鼻で笑う妹。ちくしょう。
「変なのはお前だ。思春期の娘が破廉恥な」
 ボディスポンジを軽く握りながら言葉を返す。微妙に泡立つスポンジは、妹の使用後であるとい
う事実を暗に語る。
 う、ちょっとおっきした。どうやら破廉恥なのは俺の思考らしい。
「別にいんじゃないの。兄妹だし」
「理由になってねー。仮にも男と女だ」
「……」
「なんで黙る。冷静な切り返しはどこに行った」
674チラシの裏 3:2006/02/03(金) 12:19:38 ID:DKfSKs0X0
「いや、まあ確かにその気になったら兄貴とでもセックスできるもんね。なるほどこれは盲点だっ
たなぁ」
「ば、バカ。お前アホ! マジアホ。どっからそんな思考が出てくるんだ。恥を知れッ――」
「いや……兄貴が言ったんだけど。男と女って」
 俺のせいか!
「なに、兄貴あたしのことそーいう目でみてたん?」
「ミテナイ」
「こっち見て言ってよ」
 ちゃぷん、と湯船から妹が乗り出す。
「バカ。見えるぞっ」
 というか既に視野に乳首が入っている。ああ、まことに不本意ながらドキドキしてしまった。た
かだか妹されど妹。妹を笑うものは妹に泣く。
「俺は今から身体を洗わなければならないのだ。妹ごときの戯れあいに付き合っている暇はななな
いなのだ」
 もういっぱいいっぱいである。
 勢いに任せ思いっ切りシャワーの取っ手を捻った。
「あ――今、みず」
 遅い。
「ギャー」
 冷たい。マジ冷たい。死ねる。凍死する。俺が96歳なら死んでた。
「あー、もーバカだなぁ。ほら湯船入りなよ」
「うう……」
 世話のかかる兄でごめんなさい。
 お湯の熱さが体を痺れさせる。
「ああ、日本人はやっぱ風呂だなぁ……」
「そうだね」
 眼前には不敵の笑みの妹。視線が睦む。ピキリ、という音とともに温度が25℃くらい下がった
気がした。
「ろっくおん」
「やめろっ、こっちみるな」
675チラシの裏 4:2006/02/03(金) 12:26:08 ID:DKfSKs0X0
 つーか、火照った妹の顔エロい。いや、違う俺の脳がエロいのか? ともかくどっちにしてもだ
めだ。生理現象が抑えられん。
 くるり。
「あー、どうして後ろ向くかな。質問に答えてよー」
「どうして、そんなにこだわるんだっ。さっきまでのクールっぷりはどこ行った!」
「えー、だって気になるじゃん」
「気にするな蚊ほどにも気にするなそれがお前のためだ。そうしないと俺のべレッタがフルフラッド」
 さすがに生娘にこの高等な隠語を駆使したオブラード作戦はわかるまい。俺って賢いなあ。
「ちんちん立ったの?」
「フォーー――――――ッ!」
 どこまでもうちの妹はズレとるですか! こんな妹いねえ。普通じゃねえ。半端ねえ。マイノリ
ティイモート。
「見せて見せてー」
「童女のように言うんじゃない! コレはダメダ。毒だ。見たら死ぬ触ったら死ぬ。間違えても咥
えたりしたら即死する(俺が)」
「減るものじゃないしいいじゃない」
「減る、無性にHell」
「おにーちゃん、あたしのこと嫌い?」
 な、何を言うですか、My妹?
 思わず振り返ってしまった。
「ワーイ」
 にぎっ。
「不覚ゥ!」――あ、やばい、天国見えた。
「うわ、ナニこれ。硬っ」
 ナニです。
「ばか……離せ」
「ほい」
 離しちゃった。
「なんで切なそうな顔するかなぁ」
「シテマセン」
676チラシの裏 5:2006/02/03(金) 12:27:50 ID:DKfSKs0X0
「こんなのがあたしの膣に入るのかぁ。いたそ〜」
「イレマセン」
「別に兄貴の入れるわけじゃないし」
 なんだ、この会話は。
「お前はもっと恥じらいを持て……異常だぞ」
 色んな意味で将来が心配である。
「昨日、保体(保健体育)で習ったからさ〜。百聞は一見にしかずってやつ? クラスの子とかで、
もうやっちゃってる子もいるみたいだし」
 ああ、なんかヤバイ流れだ。
「実物見たからもういいだろ。ほらそろそろでないとのぼせる」
「しゃせーとかするんでしょ、これ」
「見 せ な い か ら な」
「正しい性知識を学べなかったばっかりに、妹は怪しい男に騙されて恥ずかしい写真を取られて、
卑しい肉奴隷にされて堕ちていくんだわ、しくしく」
「突っ込みどころ満載だなオイ」
「突っ込みたいの?」
 マイサンを指差す。
「つっこみてーって言ったらさせてくれんのか」
 もう自棄。
「無理。処女」
 やな処女だなぁ。
「確か、摩擦を加えるとしゃせーするのよね」
 妹の両手にはタワシと垢すり。
「ヤメロ! そんなもん恋人にしたら死ぬ!」
「恋人?」
 恋人は右手とは死んでもいえない。しかも新鮮さを求めるために最近は逆の手(以下略)。
「なに、お前知らないの? その……射精」
「だから見せてって言ってるじゃん」
 あくまでクール。しかし、墓穴を掘ったな妹よ。さすがにこの兄とてここまで侮辱されて黙って
いるわけにはいかんですよ?
 ここは、兄の威厳というものを見せねばなるまい。
 とは言うものの、さてどうしよう?
677チラシの人:2006/02/03(金) 12:35:17 ID:DKfSKs0X0
 (´・ω・)つ旦 過疎ってるのでお目汚しながら。先の展開は考えてません。
678名無しさん@初回限定:2006/02/03(金) 14:31:56 ID:IJPvnxuw0
今すぐ先の展開を考えるんだ!
679名無しさん@初回限定:2006/02/03(金) 16:31:56 ID:WcNfEfjyO
ちんちんおっきした。
かなりGJ!
680名無しさん@初回限定:2006/02/03(金) 23:54:59 ID:xSDWep8TO
やばい…風呂場というシチュエーションが俺のパトスを奮わせるぅ!!
GJ!GJだ!
681名無しさん@初回限定:2006/02/04(土) 05:00:59 ID:oBSjrjh0O
微妙に素直クールでいい感じです
がんがれ
682名無しさん@初回限定:2006/02/04(土) 06:09:08 ID:U9nD5DFr0
これが本物の実力か……!
ここまで強力なものが簡単に出せるなんて……!
683Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/02/04(土) 06:55:29 ID:JVXe6ciB0
>>677(チラシの人)さん
GJです。
>先の展開
そこまで言うなら・・・と乗ってやるとか、
コトが終わった後に耳年増って言って
こつんと頭を、とかでいいと思いますよ?
…ヒントになればうれしいです。
684名無しさん@初回限定:2006/02/04(土) 19:54:13 ID:Zf+D28sKO
CROSS†Channelみたいなノリだな
685名無しさん@初回限定:2006/02/04(土) 23:45:27 ID:AgmEBWeU0
言われてみれば確かに聞こえる
686チラシの裏 6枚目:2006/02/05(日) 18:40:31 ID:tB7YXNxL0
「よし、妹よ。わかったこの兄がお前の将来のために一つ射精をみせてやる」
 ざばぁぁと湯船からあがる。見て驚くなよ妹。この俺の――
「あ、まって身体洗う」
「チョットマテヤ」
 俺の制止も気にせずさっさと椅子に座って髪を洗い始めた。残された俺は呆然とその姿を見てい
るしかない。ガッデム!
 長いワンレングスの髪が湿気でしっとりと濡れて妹の身体に張りついている。発展途上を思わせ
る胸のラインから、まだくびれるには早いすこしぽっこり膨らんだおなか。
 魅入ってしまっている俺なんか意にも介さず妹はわしゃわしゃと髪を洗う。無邪気無防備。
「あ、イタっ」
 顔をうずくめる。
「あんだ。シャンプー目に入ったか」
「ぶぼーめがーめがー」
「ほれ、こっち向け」
「んぅー」
 タオルを濡らして目の周りの泡をふき取る。視界に色々よろしくないものが見えるがあえて無心。
「目瞑ってろ」
 桶にお湯を汲んで頭から泡を流し落とす。
「んぶぶぶぶ」
「あとは泣け。泣いて洗い落とせ」
「うぶー、前にもこんなことなかった?」
「ガキのころか? あったなあ」
 シャンプーが苦手で毎回髪を洗ってやるのは俺の仕事だった。当時、億劫だった記憶がある。そ
の上、身体洗うのも嫌いとか言って俺がしようもなく洗ってやっていたような……って、この展開
はまずい気がする。どれくらいまずいかって、具体的にわからないけどメガギガ超えてテラヤバイ。
「兄貴」
 頭にピコーンと架空の電球が見える。何か閃きましたか!
「洗え」
「命令口調かよ」
「全自動身体洗いマシーン・兄一号」
 それはソープだ。
687チラシの裏 7枚目:2006/02/05(日) 18:43:07 ID:tB7YXNxL0
「はい、石鹸。はいスポンジ。さあ洗え」
「決定事項かよ」
 渡されたボディスポンジを見てふと思う。
「あれ。さっきこのスポンジ泡立ってたよな? お前もう身体洗ったんじゃ――」
「ん、ああ。いやぁ身体きれいにしておこうかとおもって」
「え……それって」
 まさか、そんなだって心の準備が。え、ちょっと妹ですよ? マサカそんなハハハ。でもお前か
ら望んでくるんだったら俺は拒まないぜ?
「明日身体測定だし」
「……は?」
「ちょっとでも垢とかないほうがいいかなと」
「おめえの垢は何キロあるんだ」
 色気もなにもねえ。
「で、洗ってくれるの?」
「アライマス」
 男って弱い。
 とりあえず渡されたスポンジを見て考え込む。恥ずかしさと欲望が決闘しつつ開始2秒で欲望の
勝利。そして実行。
「んあ、どして素手で洗うの?」
「お、俺の身体洗いにはマッサージも込められているんだ! 血流がよくなって体重落ちること受
けあいなんだ! 近所でも評判だ!」
 深夜の通販並の怪しさ。
「別にきれいになればなんでもいいけど」
 言ってみるものである。
「それじゃぁ、ァらうぞ?」
「いいってば」
「デ、デワ」
 石鹸を手で泡立てて、妹の背中にぺタリとくっつける。くるくる円を描きながら腰のラインに合
わせて手を下降させていく。ツツツと両の手に感じる弾力のある肌。やばい、そのくせ柔らかい。
 腰をつかむように上下にスライドさせる。軽く臀部で指先を遊ぶせるとピクリと肩が震えた。
「ん――」
688チラシの裏 8枚目:2006/02/05(日) 18:46:06 ID:tB7YXNxL0
 ダメダヨ妹ちゃん! そんなふうに反応しちゃ。なんも刺激与えてないのにマグナムが暴発シチ
ャウヨ。とは言うものの、すでに我が手は勝手に動く。悲しすぎるエロスパワー。
 すこしづつ手を妹の前面へ這わせ、お腹のあたりで指先を挨拶させる。ちょうど後ろから抱きし
めるような感じ。そうなると俺と妹の距離もそうとう近く、すでにナニが妹のおしり数センチまで
迫っている。
 イレサセローイレサセローという架空の声がこだまする。だまってろっ。
 お腹のあたりで指をワサワサ蠕動させる。ほんのすこしだけ膨らんだ下腹部が心地いい。
「腕、あげて」
「ん」
 睦んだ指を解離させ、急速浮上させる。目指すは二つの塔ヨーソロー。あばらの感触の先で柔ら
かな丘に遭遇。そっと指をドアノブを握るようにして妹のおっぱいを軽くもんだ。
「んふっ――」
 おお……なんか知らんが感じとる。妹の身体は小刻みに震えていた。俺の理性は軽く弾け、もは
や体を洗うことなど遠い過去のことだった。
 思ったより妹の胸は柔らかくなく、若干のしこりがあった。感動冷めあらぬ中、更なる未開の地
へと。稜線に対に設けられた二つの突起。両の中指でぷるんと乳首をはじく。
「ふ……ふっ――」
 妹は手を口に当てた。
 ヤバイ、エロイなんてもんじゃない。愛撫っていうかペッティングそのもの。リミットブレイ
カー状態。俺は遠慮なしに妹の胸をもみしだいた。
「ひぅ」
 一段と大きくなる妹の震え。そうだ、イってしまえ! さぁ! 俺ももう限界だ!
 射精感がこみ上げ、妹の背中が弓なりにしなる。
 次の瞬間――
「へっくしっ」
「くしゃみかよ!」
 勘違いはなはだしいが時既に遅し。億単位の因子がどぴゅっと弾けとんだ。
「きゃあ、なになに。背中になんか熱いのかかった」
「おおおお湯だ」
「うそだ、お湯じゃないよ今の」
「実は通販で買った新しいボディシャンプーなんだ」
689チラシの裏 9枚目:2006/02/05(日) 18:48:41 ID:tB7YXNxL0
「ホント? なんだ、ちょっとびっくりした」
 信じる妹。案外バカである(←失礼)。
「ていうか、なんで胸ばっかそんな洗ってるん」
 目ざとい。
「いや、これはだな、ちょっと感度を……」
「よくわかんないけどくすぐったい、そこ」
「左様で」
 どうやら妹の性感帯はまだ、あまり発達していないようだ。
「どうでもいいけどさ、早く洗ってくんない」
「ハ、タダイマ!」
 とはいうものの、いいのか。精液だぞ、これ。……ま、いっか、なんかエロいし。
 妹の背に飛び散った精液を引き伸ばす。うわぁ、俺出しすぎ。
「なんかべにょべにょする」
「それがいいんだ」
 妹の背中からお腹に、腕に胸元に、精液を伸ばしていく。
「あは、やぁだ、くすぐったい」
 くまなく全身に塗りたくる。またたくまに精液まみれの妹。語弊があるが間違ってはいない。
 さて残すは、いわゆるデリケートゾーンなわけだがさすがにここを洗うのはちょっと……。てい
うか精液だし……あーやばい、んなこと考えてたらまたドキドキしてきた。
「あのさ、ここも俺が洗うの?」
「ん、どこ?」
「いや……だからそこ」
 指示代名詞しか使うことのできない俺はさりげなく妹の局部を指差す。
「ああ、ここはおしっことかで汚いからいいよ」
「いや、むしろそれが燃えるシチュ……いやなんでもない」
 色々と死んだほうがいいらしいようだ。ああ、自分でもそう思うね!
「きれいになったー?」
 むしろ洗うどころか汚したわけだが、そんなことは言えない。
「ん、ああ……一応。洗い流すぞ」
 シャワーの温度を調節して妹の体から精液を洗い落とす。
「おーすごい、なんかキューティクル」
690チラシの裏 10枚目:2006/02/05(日) 18:54:59 ID:tB7YXNxL0
 無邪気なものである。俺は微妙に罪悪感に囚われているというのに。
「チョット身体冷えちゃった。お風呂はいろ」
「え、ちょっと俺の身体はだれが洗うの?」
「自分で洗えば?」
 冷たっ。バナナで釘が打てるくらい冷たっ!
「いやおまえ、ここは……じゃああたしがお兄ちゃんの身体洗ってあげるー。え……前も洗うの?
 恥ずかしいよおにいちゃぁん……的な展開とか一切選択肢ないですか?」
「なんで恥ずかしいん?」
「いやお前、それは……」
 まじめに聞き返されても困るわけだが。
 つーか兄のナニを躊躇いもなく掴む妹でしたね、そういえば……。あいも変わらずマイペースで
鼻歌なんか口ずさんでるし。
「ジブンデアライマス」
「よきにはからえ」
 ちくしょう、妹め。どうしてくれるか。

(´・ω・)つ 中途半端もあれなんで続きです。まだ続きそうな感じですが。
 C†CはMyベストエロゲーなので多分、もろに影響うけてるのかもしれまん
なぁ。
691名無しさん@初回限定:2006/02/05(日) 21:00:29 ID:3gTm0ArB0
C†Cの影響は大きそうだな
小説家の才能は無さそうだが、エロゲライターの才能はバリバリかもしれんな
小説スタイルで書けばまた少しは違うのかもしれんけど

だがGJ! この俺の最も好きなことは、始めに酷いこと言っておいてあとでGJと全力で褒めることだ!
692名無しさん@初回限定:2006/02/06(月) 00:44:51 ID:znFJzPxZO
C†C知らんがこれ読んだらやってみたくなったよ
チラシさん乙です
693名無しさん@初回限定:2006/02/06(月) 01:07:16 ID:xNBgomqz0
乙!!
兄は射精みせる約束したんじゃないのか?
背中に一発かけてるけど大丈夫かw
にしても刺激なしで発射なんてエロいわ(*´д`)
694名無しさん@初回限定:2006/02/06(月) 10:23:05 ID:bijLTjmEO
お、乙(*´Д`)ハァハァ

精液まみれっていいですね〜 かなりGJ!!
695名無しさん@初回限定:2006/02/06(月) 18:01:21 ID:OjhahvlIO
チラシの裏と銘打つには勿体ない!
シリーズ化キボンヌ!
696チラシの裏 11枚目:2006/02/07(火) 00:07:41 ID:ZdaOG+WZ0
(´・ω・)つ 一応ラスト。ムダに長いのでお気をつけおば。

 体を洗い終えた俺と妹は再び湯船に浸かっていた。
「兄貴ー、射精はー?」
「直球ど真ん中だな、おい」
「それだけがあたしを支える生き甲斐でした……」
 いやすぎる支えだ。
「って、あー! 干からびてるよ、兄貴」
「干からびてる言うな」
「じゃあ収縮?」
「それはお前の膣に入れると起こる現象だ」
「へぇ」
 感心するな。どんな会話だっちゅーねん。恥ずかしいちゅーの。
「どうしよ? 擦る?」
 右手に垢すり、左手にタワシ。
「そんな物騒なもんは捨てろっ」
 高速でなぎ払った。
「じゃあどうするのさ」
 そこで選択権を俺に渡すとは……妹よ、墓穴を掘ったな。そして俺は別の穴を掘りた(以下自主
規制)。
「そ、そーだな。な、舐めてみるか?」
「やだよ、汚いじゃん」
「バッ、俺はお前のためにわざわざ射精を見せてやろうとこうして……」
「えー、だってちんちんだよ。おしっこ出ることだよ。無理だよ、兄貴だってあたしの舐めるの嫌
でしょ?」
「むしろ舐めさせろ」
 欲望に忠実。ビバ、健康男子。
「嘘だー。無理してるでしょ?」
「してないっつの」
 どうやら妹の性知識は非常に偏ったものであるようだ。まあ、学校の授業でペッティングまで教
えるとこは無いだろうが……。
697チラシの裏 12枚目:2006/02/07(火) 00:10:04 ID:ZdaOG+WZ0
 つーかきっとこれは神が俺に与えた天恵に違いない。ならば、おれは突き進むまで。そこに妹が
いる限り!
「よし、じゃあ俺がお前のお、おまんこ舐めたらお前も俺の舐めるな?」
「おまんこってなに? どっかの首長国?」
「オマーンじゃねえよ」
 舐めれるかっつの。
 相変わらずのずれた会話。
「ったく、そんなことも知らないのか。女性の性器のことだ」
「へぇ。知らなかった。明日加奈ちゃんにおしえてあげよっと」
「ヤメロっ」
「じゃあ美樹ちゃん」
「そういう問題じゃない!」
 友達に話す→クラスに広まる→近親相姦の噂→タイーホの図式が即時に脳裏に形成された。
「いいか、コレは秘密にするんだ。誰にも話しちゃいけないんだ。特に親父とか母さんとかには絶
対話したらダメだぞ。とんでもないことがおきるぞ」
「具体的にどんなこと」
「とりあえず母さんは泣くな。間違いない。親父は下手すると、俺のチンコ切り取るかもしれん」
「あはははは」
「笑うんじゃねえ! どこに笑う要素があるんだ……」
「えっ、あは。だって兄貴のちんちん切ったらおねーちゃんになっちゃうね。……ぷっ、あはは」
「いや、さすがにそんなことはしないと思うけどよ……とりあえず勘当されて家はでなきゃならん
だろうな……」
「やだ」
 立ち上がる妹。顔色が変わっていた。
「やだ、おにーちゃんいなくなっちゃうのやだ」
「お、おい」
「言わないから、いなくなっちゃヤダ!」
「い、妹よ――そこまで俺のことを!」
 おもわず抱きしめる。
「ふごー!」
 ちくしょうウイやつめ。どさくさにまぎれてお尻もみしだいちゃうぞ、ぐにぐに。
698チラシの裏 13枚目:2006/02/07(火) 00:12:36 ID:ZdaOG+WZ0
 多角的に腐った俺を誰か止めてくれ。
「ぐるじー」
「おお、すまない。スウィートシスター」
 ぱっと手を離す。一回り小さい妹が下から俺をにらみつけてくる。
「別に兄貴がいなくなるのがイヤなんじゃないからねっ。しゃせーみたいだけなんだから」
 微妙にあせっている。上気した顔でいっても説得力が無い。まあ、俺がさせたんだが。
「まあ、それはいいとして、閑話休題だ。さっきの条件飲むのか?」
 不適な笑みをこぼす妹。
「いいよ。兄貴に舐めれるはず無いもん」
 まるで、うどんに普通のレトルトカレーをかければカレーうどんになるのはあたりまえじゃない
ですか、と言わんばかりの自信っぷり。
 だが悲しいかな妹よ、定説とは常に覆されるものなのだ!
「そうだな、じゃあ俺が下になるか」
 言うが早いか既に風呂場に寝転がる俺。
「え、ほんとに舐めれるの?」
 まだ半信半疑の妹。
「ホラ、早く乗ってこいよ」
「う、うん」
 上から被さってくる妹。
「逆だ。騎乗位で入れるぞオルァ」
「え、あ。こっちか」
 くるりと180度回転。
「ぶっ」
 マイヴィジョンに映し出されるパノラマ妹まんこ。しかしその程度でドキドキしていては日本男
児の名がすたるってもんよっ。ドキドキ。
「腰落として」
「無理しなくていいよ?」
 こっちの台詞である。
 ヤバイ、ヤバイスジが迫ってくる。そしてペタン、という音とともにブラックアウト。
「ぶぼっ」
 顔に重圧がかかる。ていうか息ができん。ほのかな甘酸っぱい香りが鼻腔をくすぐったがそれど
ころじゃない。
699チラシの裏 14枚目:2006/02/07(火) 00:15:10 ID:ZdaOG+WZ0
「びぶっ(死ぬっ)――」
 天国と地獄。どかそうと思えばすぐにどかせたのは内緒だ。これがほんとの腹上死。
「んなわけねえだろっ!」
 腕で妹尻をスライドさせた。
「ほら無理じゃん、兄貴」
「顔にすわるんじゃねえ! 殺す気か!」
「あれ、ちがったか」
 人によっては正解ではある。
「ちょうど数字の6と9を重ねるみたいにやるんだ」
「ふむふむ」
 リテイク。
「そうそう、そこらへん。お腹あわせちゃっていいよ。腰だけすこし浮かせて」
「ん、このへん?」
「うむ、絶景だ」
 兄妹始めての共同作業シックスナインの完成であった。俺は神レベルにアホである。
「で、どうするの?」
「こうするんだ」
 臀部を鷲づかみにして舌を外陰部に這わせてみた。
「んひゃ、くすぐったい」
 妹のあそこは恥丘から会陰にかけ完璧なまでの一本スジ。エロビデオでみたようなビラビラもな
ければクリトリスも見えない。勝手がわからない俺は、とりあえずスジに舌を当て上下にスライド
させつづける。正直こんなんだけでも興奮しまくりです。しかも妹です。おかげで当社比185%です。
父さん母さん生まれてごめんなさい。
「うわ、ちんちんたってる」
 たたねえわけねえ。
「ほら、約束だ。さあ舐めるんだ妹よ!」
「うう、やだなぁ」
 さっき散々握ってたくせになにぬかすかね、この子は。
 恐る恐る、陰茎をつつく妹。
「そこじゃないぞ、もっと上の亀頭だ」
「亀頭?」
700チラシの裏 15枚目:2006/02/07(火) 00:17:40 ID:ZdaOG+WZ0
「そうだ、亀が頭出してるみたいに見えるだろ」
「……ほんとだ。ちょっと可愛いかも」
「そうだ、可愛いんだ。ほら亀の頭だとおもって咥えてみるんだっ」
 無茶苦茶である。
「でもちょっと皮かぶってるね?」
「――ッ」
 言ってはならないことを……。
「あ、萎んだ。すごいおもしろい」
「ちくしょーこうなったらスパルタだ陵辱だ! オラ咥えろメスブタ! 容赦しねーぞゴルァ!」
「あー、いたいいたい! お尻痛いっってば。わかった、舐めるからっ」
「しくしくしくしく」
「変な兄貴。えーと、い、いただきます……?」
 それはちょっとちがう。
 萎んだマイサンを舌先でちょんちょんつつく。未知のえさを出された猫のように。
「んぅー。へんな臭いする。……ちょっとしょっぱい。おしっこじゃないよね、これ」
「カウパー液というのだ」
「へぇ、勉強になるなあ」
 あまりためにならないことばかりだが。むしろ悪影響。
「ソフトクリーム舐めるみたいに」
「うん」
 陰茎の根元から舌を這わせそのまま舌の真ん中で亀頭をはじく。ざらざらした猫のような舌はい
っそう陰茎を刺激する。
「おほへほぅあ」
 情けない喘ぎ声である。負けずに俺も陰部を舐めまさぐる。しかしどうにも妹の反応は悪い。や
はりまだ、性感帯が発達していないのかもしれない。
 妹は舌の裏側を亀頭に置いて器用に舌をまわし始めた。
「おふほぅぇあほほ――おまへ、どこでそんなテクをほげへほほふぅあ!」
「あいふたへるとひはひふもほうはよ」
 アイス食べるときはいつもこうだと?
「そんなエロい食べ方してたのかお前は! おひょー」
「んむう」
701チラシの裏 16枚目:2006/02/07(火) 00:20:00 ID:ZdaOG+WZ0
 妹は意を決したように陰茎をくわえ込んだ。もはやレッドカードものである。
 妹の咥内はずいぶん熱く粘着質な液体がねっとりと絡みつくように陰茎全体を刺激する。
「んへぇ、おおひふなっは」
「しゃべるんじゃねー。でちまうー」
「はめらよー、ちゃんとひゃへいみふんだはらー」
 そんなもん見せてる余裕はねぇー。自然に腰が浮き上がり、俺は今朝二度目の射精を――
「っぷはぁ」
 口を離した。でるっ――
「あ、あれ」
 もう後一歩というところまでこみ上げた射精感がギリギリで寸止めされていた。
「ぷぅー。あご疲れるー」
 妹は右手で俺の竿を掴みつつ、左手の指先でで睾丸の下、会陰の部分をしっかりと押さえていた。
「ちょ、おまっ、そこ抑えてたら出せない。うおっ、なに。なんでそんなこと知ってんの。ウソ、
まじやめて、出させて――しぬっ」
「ん、どこ? ここ? 抑えてるとしゃせーできないの?」
「そこっ、離して指っ。射精みたいんだろっ、なっ?」
 こっちを振り返った妹に懸命に談判する。
 睦む視線と吊り上がる妹の口。
「もうちょっと舐めるっ」
「やめれーーーー」
 妹〜芽生え始めた加虐心〜 とかエロゲーっぽいタイトルが浮かぶ。
「げ、ゲームじゃない……ゲームじゃないんだ。妹よ……俺が死んでしまう」
「んむぅ……れへぇ」
 先走って出た汁やら妹の唾液やらなんやらの混じった液がジュプリジュプリと狭い風呂場に響く。
 コツを掴んでしまった妹は必要以上に唾液を分泌させ、ふんだんに陰茎全体にまぶしていく。
「んじゅ――ぷちゅ……」
 もはや成す術無しであった。力尽きた俺の腕が妹の臀部から崩れ落ちた。
「んひぅっ――」
 突然妹が体を硬直させた。数瞬を置き会陰から指が離され射精感がこみ上げる。
「んおっとぉ。危ないー」すぐさま押さえにかかる妹。
 いけず……。
702チラシの裏 17枚目:2006/02/07(火) 00:22:01 ID:ZdaOG+WZ0
「兄貴ダメだよっ、そんなとこ触ったら。汚いしなんかビビビってきたよ」
「ナニィ……? 汚いって、後ろの穴……?」
 最後の力を振り絞って妹の会陰から指をお尻の穴付近に這わせてみる。
「んきゃぁ」
「なに、お前ここ感じるの……?」
「なんか知らないけどムズムズする。鳥肌立つし。ていうかやめれー」
 聞く耳持たず。
「反撃じゃー」
 指先を穴にあてがい少しづつ力を込めた。
「んぅ――やだ……そこだめっ。い、いたい」
 あまりにもガードが固い。指一本入り口付近ですらギチギチに拒んでくる。
 妹の口技はおざなりになり反撃の糸口が見えてきた。ていうか形勢逆転。
 ちかくにあったボディソープを指にたらし、妹のお尻の穴の周りに塗りたくる。
「やだ、なに兄貴」
「妹よ……射精封じという近代まれに見る極悪非道な所業。断じて許すわけにはいかないのだよ。
この兄としては」
「や、ちょっと待ってタンマ」
「天誅――っ!」
 ぬめりけたっぷりの中指をお尻の穴に差し込んだ。天誅とかいいつつ可哀相なので第一関節まで
だけどさ。
「やぁっ――きもちわるいっ。動いてるっ……んあっ」
 クネクネとお尻の中で指を曲げる。へぇ……お尻の中ってこんなブヨブヨしてんのか。
「やだ……ちょ、兄っ……抜いてっんはぁ」
「まだ途中だろ。射精させたらやめてやるよ」
「ちょ無理っ、力はいんない……んっ」
 妹の脚がガクガクと震え始めた。膝と腕を支柱に四つんばいだった身体が体重を支えきれなくな
りガクリと俺の体に被さる。
「ほら、急がないと」
「ふー……ふー……んむ、れろぉ」
 再び妹に含まれる。
「うぅ……お前マジでフェラうまいな……」
「ぷちゅ……んむ」
703チラシの裏 18枚目:2006/02/07(火) 00:24:44 ID:ZdaOG+WZ0
 咥えられて口の中で舌を転がしているだけなのに、咥内全体が熱っぽいせいか、膣内を想像させ
る気持ちよさだ。
 本格的に仕込んだらやばそうなぁとか、ふと思った。
「おしり……じんじんするよぅ」
 突っ込んだ穴は赤みヒクヒクと蠕動して指を痛いほどに締め付ける。こんなんにチンコいれたら
二秒で射精しそうだ……。
「俺も……そろそろ出るっ」
 自然に腰が浮いて足の先がピーンとつんのめる。
「でるぞっ」
「ぷぁ」
 妹が唇を離した瞬間、異常なほどの快感とともに大量の精液が放出された。
「うあ――んぷぅ。」
 連続して勢いよく噴射し妹の顔を犯していく精子。
「うぁん。ベトベト」
「……わが生涯にいっぺんの悔い無し」
 人差し指を天ではなく妹の尻につっこんだまま俺は昇天した。
「どうでもいいけど……」
 ムクリと上半身を起こす妹。
「さっさとぬけ、ばかぁ!」
 強烈なケリがあごに入った。
「ぬぼぁ!」
「ふんっ」
 ざぱーんと豪快に風呂にはいる妹。
「あ、あの妹さん……俺もはいってよかですか?」
「勝手にすればっ」
 アーア、怒っちゃったよ。
「お、俺先出るわ」
 そそくさと風呂場を後にしようとすると、妹に指を掴まれた。
「ん、なに?」
 消え入りそうな声で
「……またしてね」と、妹は言った。             おわりー。
704チラシの人:2006/02/07(火) 00:31:13 ID:ZdaOG+WZ0
|柱|ω・`) ありがたい応援のおかげでなんとか書き終えられたよ。また過疎ってたら燃料投下したいな、とは思ってます。職人の方々、がんばってくだされ。
705名無しさん@初回限定:2006/02/07(火) 01:04:07 ID:yrEGNdheO
>>ちらしの人
GJ!
できれば続きが読みたいな
706名無しさん@初回限定:2006/02/07(火) 01:47:47 ID:nmevO3frO
GJ!
世の中にはリアル萌妹がいるはずなのに、なぜそれが俺のところではないのだろうか。
707名無しさん@初回限定:2006/02/07(火) 07:37:14 ID:+Lgl3uRJO
妹〜芽生え始めた加虐心〜をプレイしたいですw
GJですた
708名無しさん@初回限定:2006/02/07(火) 12:25:32 ID:F/Zf+UgQO
会社で立っちまったぞモルスァ!
次回作は……挿入?

(;´д`)ハァハァ
709ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2006/02/07(火) 21:27:35 ID:kE+Liw6uO
>チラシの人さん
GJ!そして乙です。
実は職人諸氏の誰かで、リハビリ中のために
コテハンをつけていなかっただけなのでは?
と思ってしまうほどに良かったです。
僕も精進しなくてはなあ、と思いました。
710名無しさん@初回限定:2006/02/07(火) 22:28:27 ID:gWGp4SGG0
ああ、くそぅ、PCの調子が悪い+他のスレばっかり見てる、のせいで、
ちっとも>>636の続きが書けやしねえ!しかもチラシ氏のほうが上手いし!
711ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2006/02/08(水) 00:33:50 ID:72JYnVcZO
「隊長♪習作ですが、どうぞ。」
と言われた。
お世辞にも容姿がいいとは言えない身な上に、
自営業という職種の関係上もあって、つくづく縁が無かったものだったが、
そんな僕を案じてか、
妹は『恋人』に贈るチョコの習作を
いつしかくれるようになっていた、という訳だ。
『親愛なるあなたへ』とフランス語で書かれた
一から作ったハート型のチョコプレート
(友達との交換用には入れてないらしい)をメインに、
トリュフチョコ等を少しずつ添えた、チョコのプチアソート。
「今年も頑張るですよ〜♪」と意気込む妹が愛しくなって、
いつものように優しく頭を撫でてやる。
妹は嬉しそうに微笑み、されるがままになるのだった。
712名無しさん@初回限定:2006/02/08(水) 22:48:03 ID:Xi96zYok0
習作と聞いて臭作を思い浮かべた俺ガイル
713名無しさん@初回限定:2006/02/10(金) 13:41:42 ID:/EH44rWPO
>>712
('A`)ノ よう俺
714ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2006/02/10(金) 22:58:56 ID:Yeq5FTKnO
「昨日、駅前ブラブラしてたら、ラブホの割引券貰ろたんや」
と言われた。
今朝、やけにソワソワしていた妹が、意を決したように、
朝一番に切り出した言葉だった。

紆余曲折あって、既に組んだ予定の一環とした。
妹の誘惑とホテルに対する興味に負けてしまったからだ。

「兄貴以外の男ん人とはよぉやられへん。よう知らん人とする位なら、
愛しゅうてたまらんアノコたちとがええ。
でもな、せめて、初めてくらいは、兄貴とイキとうてしゃあなかったんや。」
「背中で…擦るの、いいよぉ…」
次第にコリコリとかたくなってくる、妹の尖端は
未だに桜桃を思わせる程綺麗なんだろう。
僕も気持ちいいので妹に抱きつかれるがままにしている。
「ウチを、ウチを…女にして、兄貴ぃ…」 気分が昂ぶってきたのか、声に艶と熱が混じりはじめた。
ゲームやイメトレ(という名目での妄想)ではなく現実なのだと思うと、
かつてない興奮が喚起されるような気さえもした。
715ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2006/02/10(金) 23:46:43 ID:Yeq5FTKnO
711とは別ネタですが、
こっちの方が先に一段落したので投下します。
716突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/11(土) 01:40:08 ID:nXcn7kiH0
最初にお断りしますが、初の「思いつきだけ」です。
この先、筋が通ったシナリオ性とか精密な伏線とかは一切期待しないでくださいw

ああ、鈴菜編を何度書いても納得できねぇ〜w
717突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/11(土) 01:40:43 ID:nXcn7kiH0
当初の予定からは外れに外れまりで中学生か何かの様な情けない初体験
だったが、それでも里佳子の価値観を変え大人の女としての自信をつけ
る役目は十二分に果たしていた。大事に守り続けた故にトラウマにも近
いコンプレックスだった未体験という遅れを此処で一気に取り戻した里
佳子は、恋愛についても人生についても浩介と対等になったという自負
から、いままでは無かった余裕を身につけ始めていた。
「えへへっ……ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ……」やんわりと包んだ手の中
の兄の勃起に嬉しそうに顔を寄せ、根本から裏筋へ、亀頭へと軽く触れ
るだけのキスで焦らすように移動し、最後に尿道口を唇の先で含み、わ
ざと音を立てながら吸い上げてみせる「……ちゅぅぅぅぅぅっ!」
「ぅわっ!?」
いままで、ただがむしゃらに奉仕して吸い出そうするだけだった妹のフ
ェラの変化(進化?)に驚いた声とともにピクリと跳ね上がる分身。
(お……? なんか可愛い反応が?)
そして、それを見逃す里佳子ではない。思わず妹の様子を伺ってしまっ
た浩介視線と、反応を確かめようと見上げた里佳子の視線とが空中で絡
み合う。
「えへへへ〜♪」ちろちろちろ、と見せつけるみたいに伸ばした舌先で
尿道口の奥を刺激しながら勝ち誇った笑顔になる里佳子「どう? いつ
もより気持ちいいでしょ? 我慢できなかったら声、いっぱいいっぱい
出してもいいんだよぉ?」
718突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/11(土) 01:43:31 ID:nXcn7kiH0
口調からして明らかな挑発だが、経験数で言えば遙かに先を進んでいる
浩介の頭脳は爆発的な速度で冷静に演算を開始し、わずか数秒間で適切
な打算をはじき出した。それは……
「まぁ、なんだ、その………」
と気まずそうに言葉を濁して視線を逸らす。
「あーあ、兄貴ってば素直じゃないんだー?」と弱みを見せてやれば里
佳子は調子づいて更に張り切ると想像したのだが「リカには恥ずかしい
声いっぱい出させたくせに、自分はやせ我慢するんだぁ? そんな我が
儘な兄貴はぁ………あむっ!」
そう言うと目一杯に口を開いて根本辺りまで一気に飲み込む里佳子。全
体がヌルヌルと熱い吐息に包まれ先端部分が一番奥の粘膜で擦り上げら
れ思わず腰が跳ねてしまう浩介。
「んふふぅ〜♪」
(うわぁ我慢してる我慢してる! 可っ愛いぃ〜!)
お腹の奥、子宮の辺りで小さな火が灯る感触。そこから湧き出してくる
熱い密が、ゆっくりと膣内に満ちてくる。奉仕で相手を興奮させている
歓びと、口の中に広がる味と、セックスそのものを経験したからこそ感
じる疑似性行の快感で口内粘膜までもが性感帯と化してしまった里佳子
は以前よりも小さく遅めのストロークで顔を前後に柔らかく動かす。
(や、やばい! ホントに上手くなってやがる!)
じきに溢れ出すだろう愛液と同じ速度で分泌される唾液が肉棒に絡み付
いてチャプチャプと卑猥な音を立てる。唇で締め上げ頬肉で撫でて裏筋
に張り付いた舌からザラザラとした感触を送り込まれ、限界は浩介自身
の予測よりも遙かに迅速に訪れそうである。
「………リカ……!?」
小さな頭が自分の股間に抱きつき吸い付いて、サラサラの髪と一緒に揺
れている。そのうなじの辺りに指を差し込んで丁寧に梳いてやると、メ
ッセージを受け取った妹が上気した笑みで小さく頷き返し、ペースを上
げて追い込みにはいる。
719突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/11(土) 01:45:02 ID:nXcn7kiH0
(うわ……くる! きちゃう! お口の中に出されちゃう!)
先端から滲み出る粘液の味に特有の苦みが加わり、頬で圧迫された亀頭
部分が射精の前兆で更に膨らむ。放たれたモノが気管に入って蒸せたり
はしないように角度を調整しつつ、男性器全体を舌の上に乗せて『おね
だり』すると……

どくん!

「リカっ……!」
勢いよく吹き出した精液が直接、喉の中に流し込まれる。慌てて顔を引
いて舌全体で兄の味を受け止め感じながら、溜まった唾液と一緒にどん
どん体の中へと飲み下してゆく。一滴も逃さないようにと唇に力を入れ
吸引力を頼りにチュウチュウと搾り取る。
(お兄ちゃんの味、お兄ちゃんの味ぃ……)
粘度の高い液体が熱い固まりとなって食堂を嚥下し、お腹の奥まで熱と
一緒に貯まってゆくと、まるで自分が受け止めたと勘違いしたかの様に
子宮筋までもが急激に収縮して里佳子を軽い絶頂へと導く。同時に昨夜
の痛みが引ききらず力が入らないヴァギナからチーズにも似た匂いの粘
液がトプリと溢れ出す。
「ん、ん………んんんん……!」
トロトロと内太股が濡れてゆくのを意識の片隅で感じながらも、里佳子
は半ば本能的に兄の精を残らず吸い出し続けた。
720突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/11(土) 01:46:09 ID:nXcn7kiH0
ちゅぽん、と浩介が里佳子の口の中から解放されたのは、射精が終わっ
てから更に数秒後だった。
「………体中の水分が全部出るかと思ったよ。」
「そんなに良かったんだ? いつもより気持ちよかった? リカ、上手
になったでしょ?」
唇に残った残滓も綺麗に舐め取って口の中で転がす健気さが可愛くって
たまらない浩介が髪を撫でてやると、照れくさそうに頬を染め微笑えむ
里佳子。一糸まとわぬその姿からは、何故か卑猥さは感じられない。
「じゃ、リカがキレイにしてあげるね?」
再び顔を埋めた妹がピチャピチャと子猫がミルクを舐めるみたいに飲み
残しを丹念に舐め取っている音を聞く幸せに浸りながらも浩介は、どう
やって里佳子との仲を実家の連中に納得させるかを………

ぴんぽ〜ん!

「お?」
「え?」

ぴんぽ〜ん!
721突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/11(土) 01:47:54 ID:nXcn7kiH0
「……………準ちゃん、なの? もしかして?」
「いや、あいつがこんな朝早くにくる訳がない。ちょっと見て来……って
おいリカ!?」
「あむっ、らぁーめ! まだキレイになってらいもん! ちゅるるっ!」
「馬鹿、よせって! 誰だかわからないだろ?」
「きっと新聞か何かの勧誘に決まってるもん。だから………あん、兄貴動
いちゃ駄目だってばぁ!」
「だ、だからって咥えるな! また立っちまうだろうが!」
「そしたら、リカがもう一回飲んだげる♪ 昨日はリカ、マグロになっち
ゃって兄貴にお風呂で洗って貰っちゃったでしょ? だったから今からお
返し、ね?」
「あ、あのな………」これが数十分前まで規律ある生活が云々かんぬん
言ってた奴とは……と軽い頭痛を感じる浩介「……とりあえず、見てくるだ
けだから。速攻で帰ってくるから、それからイチャイチャし直そうな?」
が、彼も里佳子も、里佳子の子犬チックな我が儘が彼女自身の女の本能が
察知した危険からの回避行動だとは、この時点では全く気づいていなかった。

ぴんぽ〜ん!

「うぅ〜っ………!」
「だから、そんな捨てられた子犬みたいな目をするなって? 良い子にし
てたらタップリと撫で撫でしてやるから?」
「ば………」馬鹿にして! と言いかけた唇が止まる「……約束……」
「約束約束! じゃ、そこで『お座り』して待ってろよ〜!」
頬に軽くキスをしてから、急いでズボンを履きシャツを羽織って玄関に向
かう浩介。その背後から『ばば、馬鹿にして〜っ!!』と飛んできた枕は
余裕で避けて寝室と繋がっている居間の扉を後ろ手で閉める。
「お兄ちゃんの……ばかぁ………」
人生の急展開まで残り三十秒とは、二人とも知るよしもなかった。
722突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/11(土) 01:55:09 ID:nXcn7kiH0
近況。
やっと時間が取れたので尊敬するS・キング氏の「ダーク・タワー」を読み始めました。
一巻では「?」と思う部分もあったにですが、それ以降は相変わらず面白さ!
明日から三巻目に突入です♪

>>チラシの裏(?)氏
初めまして、で良かったでしょうか?
よろしくお願いします。

>>Haru氏
携帯からの投稿が多いように見受けられますが、PCは不調でしょうか?
ちなみに私は、今年に入ってから既に三回目の再インストですw

ちなみに私もTH2ネタで全く同じ日に一本書きましたが被ったので温存してますw
723名無しさん@初回限定:2006/02/11(土) 02:40:20 ID:pSIUI7IR0
>>突発屋氏
珍しくリカちゃんの視点でエロくて Good です。

でも途中で地の文の視点が変わってて一寸読み難かったっす。
724名無しさん@初回限定:2006/02/11(土) 07:36:51 ID:3aby+CnwO
朝から…勃っちゃった…(*´∀`)GJ
725ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2006/02/11(土) 16:01:48 ID:grsM3NSvO
>>突発屋氏
GJそして乙です。
>被った(TH2ネタ)
別のネタ、一応あったのですが
まだ構想中だったので…(-_-;)
726ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2006/02/12(日) 11:55:09 ID:LLWzdQVpO
ひとまず明後日の記念作準備にかかろうと思います。
ディスクレス対応のものは外付けにインストールし直したので、
パソコンは前よりもマシになりました。
またもプロキシ規制に引っ掛かってしまったので、携帯からですが(-_-;)
727名無しさん@初回限定:2006/02/12(日) 13:28:48 ID:6Ca49n8V0
リカたんキテター(゚∀゚)!!!!
GJっす!

原点に戻って
朝起きたら妹がチョコ作ってた
728ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2006/02/12(日) 17:53:55 ID:LLWzdQVpO
「次はホワイトチョコ〜♪」
と言いながら大量に湯煎しているのを見守っていると、
「狙いすぎかな?」
と聞かれた。
729名無しさん@初回限定:2006/02/12(日) 19:58:29 ID:c1aAxxf/0
俺「ほら、今日2月14日だけど、何か忘れてない?」
妹「は?なにいってるの?」
俺「あ、そう。。。ならいいや」
俺「うそだよおにいちゃん!ほらチョコあげるよっ!」
俺「さっすが俺の妹!わかってるな!」
俺「おにいちゃん。。いつもの義理チョコじゃないからね。。」
俺「それどういう意味だよ!」
俺「もう、、おにいちゃん鈍感なんだから〜」
730名無しさん@初回限定:2006/02/12(日) 20:02:24 ID:7IycjeLB0
いつもとは違うメーカーの義理チョコ。
731名無しさん@初回限定:2006/02/12(日) 20:03:43 ID:ZlaoY6ei0
>>729
吹いたあとに心理を理解して哀しくなった
732名無しさん@初回限定:2006/02/12(日) 22:02:38 ID:apekpGWg0
朝起きたら妹が泣いていた。

お、俺が悪かったのか?
733名無しさん@初回限定:2006/02/12(日) 22:49:51 ID:EkDElRVz0
>>突発屋氏
遅れてだけどGJ (*´∀`)ハゥ

鈴菜編、期待してるよ
つか、期間あいてた?から打ち切りかと・・・
734突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/13(月) 02:19:22 ID:l7/yJuXx0
「ひっく、ひっく、うぅぅ……」
下半身に広がる妙な違和感と、押し殺した泣き声という非常に不愉快な
刺激のミックスで呼び覚まされ意識が急速に浮上してくる。

『朝起きたら妹が泣いていた』

「ひくっ、ひっく……」
覚醒と同時に脳内のブートシステムが昨夜のシャットダウンログを読み
込んで次々と表層意識にデータを送り込んでくる。そう言えば確か、夜
中に揺すぶり起こされ、最近やっと懐いてきた新しい妹に一緒に寝て欲
しいとせがまれた………所までは覚えている。これが奈月か真衣辺りだ
ったら問答無用で追い返してくれてやるのだが、この子ならまだ体が小
さいし一緒に寝ても言う程狭くは感じないだろうと言うことで笑顔で迎
え入れてやったのだ。
ついでに白状すると、ここ二週間文字通りの『かかりっきり』でご機嫌
をとり続けてようやく埋まってきた溝を再び深くはしたくない、という
打算もあった。淡いピンクのネグリジェとはマセた奴だな〜と思いつつ
俺の腹くらいまでの背丈しかない義妹を布団の中にいれてやり、やんわ
りと抱いたまま眠ったのが最後の記憶、ということは………
735突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/13(月) 02:20:55 ID:l7/yJuXx0
「り、里佳子………ちゃん?」
びくぅっ、と非常にわかりやすい反応を見せてくれた後に腕の中で硬直
してしまう小さな体。布団を捲ってみると、胎児のように背中を丸めた
まま繰り返し繰り返ししゃくり上げている頭が見える。
「ひくっ……ひくっ……」
「あ……あーと、その……」と当たり障りのない単語という奴を必死に
検索しても見つからない「………もしかして……やっちゃった、かな?」
「う………うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
「って、いきなりマジ泣きっ!?」
「ごめんなさいごめんなさい! ごべんなざいぃぃぃ〜!」
「あー……怒ってない。怒ってないから落ち着こう、な?」
というか、しがみつかれたら冷たいわけがだ。
「うわぁぁぁん! うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
「と、とりあえずあれだ。このままだと風邪引いちゃうから、とにかく
着替えような?」
幼いながらに引き取って貰った負い目を感じているのか、この子は生真
面目で融通が利かなくて見栄っ張りな部分がある。新しい家族の前で醜
態をさらしたり手間がかかる子になったり出来が悪い子だと思われるの
を極度に恐れているのだろう。そんな子にとって、兄貴に添い寝を強請
った挙げ句に粗相をした等という失態は致命傷に近い。
「ごめんなさい! ごめんなさいぃぃぃ〜!」
「あーわかったわかった、全然気にしてないからね? 二人だけの秘密
にするから大丈夫だし。とりあえず、お姉ちゃん達に見つからないよう
に片付けよう? ほら? たてるかな?」
「ひくっ、ぐすっ………うん………」
まぁ他の家族に隠し通すのは不可能に近い、というか無理だが、一通り
後始末をしてから口裏を合わせて貰って、俺達以外は誰も知らない様に
振る舞ってもらうことは出来る。それ自体、遅かれ早かれ里佳子ちゃん
にも見抜かれるだろうが、その頃には(少しは)柔らかくなってくれて
いることを期待しよう。
736突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/13(月) 02:22:56 ID:l7/yJuXx0
「よしよし、じゃあ右足をあげて? はい今度は左ね?」
ベトベトに濡れた寝間着を上から脱がすわけにも行かず、肩紐を解いて
落としてから片足づつ抜いて脱がせる。まだ殆ど凹凸のない体型の中で
僅かに丸みを帯びて柔らかそうなバストが目の前でむき出しになった瞬
間、ちょっと驚いてしまったのは内緒だ。食生活の所為か、最近の子供
は発育が良いんだなぁ……
「ぐす………ぐす……」
余りの大失態に茫然自失となっているのか、まるで人形のように従って
くれる妹が何故か普段よりも可愛く思える。なにかというと背伸びして
必死に取り繕ってる彼女の新しい一面を見たというか、隠していた子供
らしい部分が見れて嬉しいというか、とにかくやっと生身の人間を相手
にしている手応えのような物を感じてホッとしている自分がいる。
「ぐす……ぐす………ひっく……」
「全部脱いだら、俺のシャツを着てお風呂場に行きなさい。シャワーは
一人で使えるね? 下にはお姉ちゃん達がいると思うけど、知らないふ
りして通り過ぎて良いから。」
「ぐす……ぐす………はぃ………」
そして最終段階、可愛いリボンの付いた唯一の下着を………

(がちゃっ!)

「ちょっと兄さん、凄い泣き声が聞こえまし……た……け……ど……」
「ねぇナッちゃん! リカちゃんの部屋は殻だよ、しかもベッドを使っ
た様子も………って、どしたの? 石化して?」
「な、奈月……これは……だな?」
ベッドの上でヒクヒクと泣いてる里佳子ちゃん。その前に跪いて寝間着
を脱がし、膝の辺りまでパンツを降ろしてやってる俺。朝っぱらからそ
んな様子を目の当たりにした奈月は、お釈迦様が賽銭箱の中身を数えて
る場面に出くわしてしまったかのような顔をしていた。
737突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/13(月) 02:24:52 ID:l7/yJuXx0
「に、にに、にににににににに兄さん……」
「ナッちゃんナッちゃっん、いったい何が……………え゛?」
「おい、真衣も落ち着けよ? おそらく非常ぉーに誤解を生みやすい
局面だとは思うが、これは天に誓ってお前らの想像してるような事と
は違うからな? つまり………」
「ぐす……こ、こーすけ兄さんは悪くない……です。」と、ぐしぐしと拳で
目を拭いながらの助け船が「………ぜんぶ、全部、リカがいけないんで
す。リカが、その……我慢すれば良かったのに……リカがいけない子だ
から、こーすけ兄さんは……リカに優しくしてくれるのに……リカが…
…リカがぁっ……」
……………………泥船?
「……………………………真衣ちゃん?」
「な、なに?」
「リカちゃんをお部屋に連れて行ってくれませんか? 私は兄さんと少
し、大切なお話がありますから。」
目が笑ってない。目が笑ってませんよ奈月さん?
「な、なつきおねーさん、リカは平気ですから! ぐすっ、その、みん
なリカが悪くって……リカが言うこと聞かないから……ひゃん!」
「はーぃ、危ないから避難しましょうねぇ〜? あとはナッちゃんに任
せて、おねーちゃんと温っかいミルク飲もうか〜?」
「え? でも、こーすけ兄さんが……」

(ばたん)

「ま……待て奈月、落ち着いて冷静に話し合おうじゃないか? な?」
「………私、兄さんを見損なっていたようですね? 琉美ちゃんや真里
亜ちゃんにチョッカイ出す程度ならともかく、リカちゃんまで……」
「だから待てって! ほらベッドの染みとか濡れた服とか見れば一目瞭
然じゃないかワトソン君? 俺は里佳子ちゃんがだな……」
「問答無用! 天誅ぅぅぅぅぅぅっ!!
738突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/13(月) 02:32:00 ID:l7/yJuXx0
あかん、何も考えてなかったw>二周年

>>723
それは失礼いたしました。
精進しますぅ(汗

>>ハル氏
実はいままで規制に掛かったことが一度も無いんですよ。
でも今月からKDDIに変わったのでもしかしたら……w

>>727
原点、原点………………

>>729
切なすぎッス……w

>>733
打ち切りではないです。義体ネタとかは放りっぱなしでも良いかと思って(w)ますが
「鈴菜編」と「愛理&早苗編」は技量不足で停滞です(汗
739名無しさん@初回限定:2006/02/13(月) 02:39:16 ID:TrY17TlY0
こんな時間に萌え話が投下されてる〜
乙&GJ!
740名無しさん@初回限定:2006/02/13(月) 23:05:37 ID:o1rb12lq0
左奈子「お兄ちゃん、起きて!」
由右子「兄貴、いつまで寝てるの?」
妹のステレオボイスに鼓膜を揺さぶられ、一気に目覚める。
「う、あ、おはよう。こんな早くから、どうした?」
左奈子「どうした、じゃないでしょ?」
由右子「今日はバレンタインだよ、はい!」
寸分の狂いも無く同時に差し出される、可愛らしくラッピングされた箱。
そうか、今日はバレンタインだったな……。
「ああ、毎年ありがとうな。ありがたく頂くよ」
左奈子「一応、言っておくけど……義理だからね?」
由右子「そう、義理よ、義理!兄貴だから、特別なのよ!」
「うん、分かってるよ。それじゃ、着替えるから……」
俺がチョコを受け取り、着替える為に妹たちを部屋から出す。
「着替える前に……今年はどんなチョコかな?」
毎年変わるチョコの形が密かな楽しみ。まずは、左奈子のチョコだ。
「今年は、ハートか……で、書いてある文字が……【LAVE】……?」
LOVEと書きたかったのだろうか?これじゃ意味が通じないぞ……。
次は由右子のチョコ。こちらもハート型のようだ。
「……こっちは【RAVE】……あいつら、真面目に勉強してるのか……?」
まあ、気付かないフリをしてやるのが兄の優しさだ。
だけど、来年は間違えないように、ちゃんと教えておこうと決意した。
741名無しさん@初回限定:2006/02/13(月) 23:06:35 ID:o1rb12lq0
左奈子「……お兄ちゃん、気付いたかな?」
由右子「大丈夫、絶対『真面目に勉強しろよ』とか思ってるって」
左奈子「だと、いいんだけどなぁ……」
由右子「むしろ、気付いたほうが凄いわよ。あんな無理矢理なメッセージだもん」
左奈子「そうよね……でも、私たちの思いは……本当だから、ね♪」
由右子「ねー♪」

LAVE……レフト 愛してる ベリー エンドレス
RAVE……ライト 愛してる ベリー エンドレス



朝起きたら妹に、義理チョコを装ったマジチョコを渡された。
一日フライングで投下。即興なので出来の悪さは勘弁してください。
742突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/14(火) 00:34:34 ID:CfncpycA0
朝起きたら、妹がチョコレートを作っていた。

「あ、兄貴………お・そ・よ・う。」
「んあ? どうやら寝惚けて目覚まし(のスイッチ)切っちまっ
たらしくてな………って、リカだけか? 親父達は?」
「今日もお仕事だって。とっくの昔に出たわよ。」
「じゃあ、奈月は?」
「おデート。」
「………真衣は?」
「学校。」
「………………………………………」
「………………………………………」
「……………じゃ、俺も講義があるから……」
「もう間に合わないでしょ? それに次の課題をちゃんと出せば
単位も取れるんじゃないの?」
「………………………………………」
「………………………………………」
「……………………な、なによっ!?」
「え、えーと……リカさん、学校は?」
「今日は午後からの模試会場に直接いくの。だからたまたま家に
いだだけなのっ!!」
「そ、そうなのか……」
「何よ何よっ、その目はぁ!? 私が兄貴の目覚まし勝手に触
ったとでも言うの? 証拠はあるんでしょうね証拠はぁ!!」
「悪い、話が全然見えないんだが?」
「だだ、だから兄貴をわざと寝坊させて、二人っきりになるのを
待ってた訳じゃないって何回言わせれば……」
「………一度も言ってないが?」
「………………………………………」
「………………………………………」
743突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/14(火) 00:36:03 ID:CfncpycA0
「………あ、兄貴さぁ、お腹すいてない……?」
「? そりゃ、まだ朝飯食ってないしなぁ。」
「そ、そうなんだ? ででで、でももう朝ご飯はリカが片付けち
ゃったんだ。ごめんね?」
「いや、寝過ごした俺が悪いんだから良いよ。冷蔵庫の中の物で
適当に………」
「っっっっ!!!」
「………………えっと………なんでせうか?」
「っっ!! っっ!!」
「……あ、あー……リカさん?」
「なな、なにっ!?」
「この、テーブルの上に鎮座ましましてる円形の物体は?」
「ちょちょ、チョコレートケーキに決まってるでしょ! それも私の
手作りの!」
「そ、そっか………」
「………………………………兄貴、ひょっとして食べたい?」
「いや、別に無理には………」
「っっっ!!!」
「………是非とも頂きたく存じます、はい。」
「しょ、しょうがないなぁ。特別なんだからね? ちゃんと味わって
食べないと駄目だからね?」
「……了解であります。」
「じゃ………はい、あーん♪」
「………………………………………」
「っっっ!!」
「………あ、あーん………」
(もぐもぐもぐもぐ)
「………どう!?」
「んくっ。ちょ、ちょっと甘過ぎ………かな?」
「そ、そっか………じゃあ、こっちのクッキーも食べてみてよ!」
「こっちって、冷蔵庫の中に何が……………うわぁっ!?」
744突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/14(火) 00:37:37 ID:CfncpycA0
「あ、せんぱーい! 今日は重役出勤ですか?」
「げぷっ! ちょっと、その、家庭内の問題でな……」
「ふーん? でも、なんか顔色悪いですよ? 変な物でも食べたんじ
ゃないんですかぁ♪」
「ああ、ちょっと妹にせがまれて冷蔵庫の中身を半分近く……げぷっ!」
「はぁ、よく分からないけど大変なんですね? じゃ、これ、お見舞い
代わりに差し上げますから、持って帰ってお部屋でゆっくり召し上がっ
て休んでください♪」
「あ、これ、もしかして……」
「一応、手作りで……きゃ、恥ずかしいっ!」
「あ、えと………」
「それじゃ先輩、絶対絶対食べてくださいねっ。失礼しますー♪」
「お、おぃ……げぷっ!」
「あ、浩介ちゃん! こんなところにいたんだ!」
「げっ!」
「一体全体何処に隠れてたの? ずいぶん探しただからぁ? はい、お
待ちかねのプレゼントですよ〜♪」
「………急性チョコレート中毒で死んだ奴なんて………げぷっ……まさ
かいないよな……?」
「ん? なーに?」
745突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/14(火) 00:39:23 ID:CfncpycA0
>>741
乙です。
なにげに「まじぷり」を思い出してしまったw

双子ネタですか、良いですね〜♪
746Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/02/14(火) 07:31:06 ID:iXq+TkH70
>>突発屋氏
乙です。
747名無しさん@初回限定:2006/02/14(火) 10:39:11 ID:G8k/s2hk0
朝起きたら妹に、
「おめえあと何回渡せば俺の気持ちに気づくんだぁ!? 仕舞いにゃ過程すっ飛ばすぞ!!」
と人類最強並みに怒鳴られた
748名無しさん@初回限定:2006/02/14(火) 13:30:58 ID:+/EVyfbK0
突発屋氏、名無しさんおつです!

>>747
強気妹も見てみたいなw
749チラシの人:2006/02/14(火) 16:30:16 ID:QxJL+9R/0
 朝起きたら妹にチョコを渡された。
「別に兄貴のために作ったんじゃないから、そこんところ勘違いしないでね! 余ったんだからっ!」
 そう言うが早いか速攻で部屋から立ち去る妹。
 勘違いも何も、俺、今起きたばっかで布団からも出ていないんだが。
「ふぁ……顔洗うかな」
 

ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/imageboard/file/1139901346.jpg

 (´・ω・)つ 一発ネタです。マジで一発ネタです。文ともども適当です。
てゆーかこういうのアリ……か?
750チラシの人:2006/02/14(火) 16:35:00 ID:QxJL+9R/0
 Haruさん、突発屋さん、名無しさん乙です。
 ロム基本なんで皆さんの作品楽しみですわ(`・ω・)+
 これからも楽しみにしてます!
751Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/02/14(火) 18:16:43 ID:iXq+TkH70
ようやく抜け出せたようなのでテスト書き込み。
今日中に書き直せるか不安です(-_-;)
>>チラシの人
GJ!そして乙です。絵つきは寧ろ推奨です。
…絵が人に見せられるようなものじゃないんでUpしないだけですよ<僕は
752桐莉兄:2006/02/14(火) 19:08:44 ID:jRbNuZH40
桐莉兄です。

朝芋スレ誕生二周年記念って事で、
バレンタインネタで、久方ぶりの投下です。
ちょっと長くなっちゃったんで、
投稿制限の関係上、upろだ使わせて貰いますネ。


カサマツさんupろだ 1MB
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/upload.html
ichi24887.zip 朝芋スレ住人宛て 13KB
PASSは kiriri で。


PS.お仕事辞めちゃいました。
生活と精神の安定を代償にして手に入れた時間を使って、童話作家を目指すです。
……つーか、桐莉兄の病弱ボディは、
世間一般レベルのお仕事にすら耐え切れなかった模様です……うぐぅ。

753名無しさん@初回限定:2006/02/14(火) 20:10:08 ID:BWuVydyG0
モテナイくんテラカワイソスw

仕事なんか辞めちゃったほうが精神的には安定だよ?
と愚にもつかないことを大人の童話作家さんにのたまいつつ
応援とGJ!の言葉を送って消える。オカンに貰ったチョコ食いながら。
754名無しさん@初回限定:2006/02/14(火) 21:24:23 ID:Ur4Ti8ra0
>>749
すげえw

>>桐莉兄氏
落としたんであとで読むッス!
755桐莉兄:2006/02/14(火) 21:29:05 ID:jRbNuZH40

すまそ。
練乳仮面暴走シーンの茂手内君の台詞が一行抜けてたのと、
最後のところの茂手内君の一人称が僕から俺に間違ってたのと、見つけたんで修正しますた。
前のはデリートしたので、こちらからDLお願いします。

カサマツさんupろだ 1MB
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/upload.html
ichi24916.zip 朝芋スレ住人宛て 13KB
PASSは kiriri で。

756Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/02/14(火) 21:36:03 ID:iXq+TkH70
実妹におこづかいあげて本命クラスのチョコ(ただし市販)をもらいましたw
…ここまで来るとワイロや買収じゃないかと思いつつ製作中。
間に合いますように。
757名無しさん@初回限定:2006/02/15(水) 00:06:28 ID:xbV1wqxy0
近くにゴディバがあるんだが、買ってきてと頼んだら間髪いれずにヤダ言われましたが。
758武零度 ◆/2ImyVmliw :2006/02/15(水) 01:47:28 ID:FSKuZFjT0
朝起きたら妹が受験生だった。
「お、莉緒。お前が休みの朝早くから勉強か?やめてくれよ、折角の花見シーズンだ。雨でも降るんじゃねーか。」
「うるさいな!おにぃはあっち行ってて!あたしはもう受験生なんだから!」
「はぁ?何言ってんだお前は。」
カレンダーに目をやる。日付は4月1日・・・そうか、わかったぞ坂東さん!
「今日はエイプリ・・・ぐほぅくぁwせdrftgyふじこlp・・・」
「あたしが嘘つくと思っているの・・・?」
最後まで言わせてもらってもいいじゃないか、マイシストラース。
「あたしはおにぃみたいにね微妙なドイツ語覚えるような勉強はしたくないの。」
お前は俺か。確かに単語をかじっただけで文法無理。会話無理ときたものだが。
「とにかくあたしは華縁鯉学園に入るため勉強してんの。」
「ああ、あの鯉のぼり学園?」
「それを言うなぁー!」
超有名校で有名にしたのは学園名を決めるときに鯉のぼりの如く風を受けても高く華のように〜だの
と言った(らしい)ことだろう。理由は分からないがとにかく凄い自信だ。
名前はともかく凄くレベルの高いお嬢様学校で学費は1年前に突如、
今年のヤッキースは世界を制覇できると信じたいから近くで応援しようだのほざいた両親のおかげで
なんとかなるのだが実際制覇できなかったから泣きの1年といったところだろう。
「ちなみに今のお前の学力ではどーなんだ?」
「・・は・・・はん・・良い判定よ!」
「E判定か。進路変更するか?」
「な、ななななな何言ってんの!良い判定なんだからこっから奇跡の大逆転劇があるわよ!」
ツッコミ所満載でもう・・・この時点で受かる気しないわ。
「だから本命のあたしが頑張るって言うんだから協力してよね、お兄様☆」
「☆なんてつけるなよ痛てーな。さてと今日の特撮は・・・おっ仮免騎士ギャロンがやるじゃねーか。」
「いきなりそんなん観るなぁぁぁぁぁーーーー。あたしがいるとき観ていいのはN○Kのみ!」
そうだ、これから一年間妹の戦いが始まる。頑張れ妹!だけどギャロンだけは観させろ。
「がんばろうね。おにぃ!落ちたら責任取ってよね☆」
まだまだ未熟のため感想、ご指摘よろ。
759名無しさん@初回限定:2006/02/15(水) 01:52:58 ID:pFaXqq3TO
期待してます
760名無しさん@初回限定:2006/02/15(水) 08:28:06 ID:xNRXAIKmO
やべえ、今頃投下に気付いた!
コレ、いつ頃まで残ってる?
761Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/02/15(水) 20:28:38 ID:V9tHWXE+0
途中でデータ消えてしまいました…投稿できなくてごめんなさいorz

…15000円(お年玉並み)あげましたからね…アレでもらえなかったらきつかったです。
>>桐莉兄氏
GJ&乙です。そしてお久しぶりです。
>>758さん
GJそして乙です。
次作にも期待してます。
762名無しさん@初回限定:2006/02/16(木) 00:08:32 ID:1u57JwRL0
>>桐莉兄氏
今よんだ
最初題名の意味が分からなかったけど最後まで読んで納得した
GJ!

朝起きたら妹がゴスロリ着てた
763名無しさん@初回限定:2006/02/16(木) 23:24:05 ID:61xAIN80O
「う、うわあぁぁぁー!!」
跳ね起きたら、いつもの自室。覚えてないが、悪夢を見たようだ。
ふと見ると、妹がいた。
朝起きたら妹がベッドの横の床に背中を向けて座っていた。
「おはよう、お前、何でここにいるんだ?」
返事はない。
「おい、寝てるのか?」
返事はない。
「こんなところで寝たら風邪引くぞ!」
妹の肩に手をかけて揺さ振ると、妹の顔がこっちを向いた。
すると妹の顔が首から動いてゴロリと落ちた!!
「う、うわあぁぁぁー!!」
跳ね起きたら、いつもの自室。覚えてないが、悪夢を見たようだ。
ふと見ると、妹がい
764名無しさん@初回限定:2006/02/18(土) 17:05:58 ID:qCj0VCmk0
 ホラーテラコワス(((゜д゜;)))
 乙&妹ものサスペンスもいいなと思った。
765名無しさん@初回限定:2006/02/18(土) 20:02:31 ID:ihn3POIy0
朝起きたら、妹が透明少女だった。
766名無しさん@初回限定:2006/02/18(土) 21:48:01 ID:0TrQZ4dAO
朝起きたら透明人間だったので妹にいたずらしてみた
767名無しさん@初回限定:2006/02/18(土) 21:51:56 ID:mOsIGjOc0
朝起きたら妹が探偵になっていた
弟は助手だった
768名無しさん@初回限定:2006/02/18(土) 23:17:51 ID:dAakqvYr0
朝起きたら妹に部屋を家宅捜索された
769突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/18(土) 23:21:24 ID:f9hvlGUi0
某スレから帰って参りました。

里佳子編の続き、執筆(?)に入ります。
770桐莉兄@SoundHorizonネタで:2006/02/19(日) 02:43:45 ID:RT8jzpik0

≪いもうとサスペンス2nd〜失楽園妄想物語組曲〜≫


朝起きたら、妹が包丁を逆手で握り締めて、俺の部屋で歌っていた。

「―箱庭を騙る檻の中で、禁断の海馬に手を加えて
 驕れる無能な神にでも、成った心算なの……?」

そしてじっと俺の目を覗き込む。

「兄ちゃん、成った心算スか……?」
「し、しらんよ!俺にそんな事聞かれても!」
「―我々を楽園へ導ける箱舟は 哀れなる魂を大地から解き放つ
 救いを求める桐莉にArkを与えよう ≪包丁≫は日光を受けて鈍色に煌いた」

ぶんっ。
――ザクッ!

桐莉が放り投げた包丁は俺の耳を掠め、深々と枕に突き刺さる。

「ちょ、待て、桐莉!落ち着け!話せば解るッ!?」
「ねぇ、何故変わってしまったの?あんなにも愛し合っていたのに…」
「浮気か!?唯ちゃんの事か!?真由美ちゃんの事!?それともさや」

きしっ、ベッドの上に上がって来る。
俺の上に布団ごし馬乗りになって、動けない、包丁に手を伸ばし引き抜く。

「―くすくすくす。さぁ…楽園に帰りましょ、兄ちゃん…」
「いやぁぁぁぁぁ妹許してやめて妹!」
「―愛憎の箱舟!」
771桐莉兄@SoundHorizonネタで:2006/02/19(日) 02:44:51 ID:RT8jzpik0
神様、仏様、じまんぐ様!
俺は何で妹に≪虚妄型箱舟依存症候群≫されているのですか!?
たすけ、誰か助け、アヒィィィィ!!? ――ガシャァァァンッ☆

砕け散る窓硝子 飛び出した少女
俺に振り下ろされた凶刃を弾き返す
動けない俺 向かい合う二人の少女
此方…殺人包丁の桐莉たん
彼方…撲殺棍棒(ナナカリボルグ)の七華たん

「武器を持たぬ兄になにをするのか!」
「兄ちゃんと言えど浮気をした 情けをかけてやる必要などありはせぬ!」
「道を踏み外すな 目を覚ますのだ!」
「貴様にだけは言われたくないのス!偽善者!練乳狂!撲殺魔!七華姉ちゃん!」
「―たかくん、とにかくこの場は逃げるよっ!」

勢い良く桐莉を突き飛ばし、包まっている毛布ごと俺を持ち上げ、
ってゆーかっ、ここは二階なんですけどぉーっ!?

―逃げる七華と追い掛ける桐莉  紅糸で手繰る 操り人形
繰り返される 喜劇 茶番劇  紅糸で手繰る 操り人形
牙を剥いた妹 追い詰められた窓際
武器を投げ捨てて七華 「飛び降りるよ、たかくん!」

「あ、こら、待ちやがれス!七華姉ちゃーんっ!!!」

青い空 白い雲 飛び降りた七華 沈み行く俺の意識

「気絶してる場合じゃないよ、たかくん!」
「うぉぁ!?」
772桐莉兄@SoundHorizonネタで:2006/02/19(日) 02:47:52 ID:RT8jzpik0
窓から投げ付けられた包丁を紙一重でかわし、七華と手に手を取り合って逃走。
ああなった桐莉は手が付けられない。
今はとにかく身を隠して、時間を潰して、あいつが落ち着いた頃に何か土産でも持って帰宅しよう。
幸い、今日は学校休みだしな……。

「でもほんと、良く来てくれたよ七華。お前のおかげで助か……」

――サクッ。

「うん、でも私も浮気は怒ってるからね」

暗転する視界。
最後に認識したのは、俺の腹部に深々と突き刺さる、冷たくて鋭い鋼鉄の刃。
桐莉が、投げた、包丁。

「なん、で、七……かは…っ」
「あは…あははははっ…お揃いだね、たかくん。お揃いだよ、ああ…幸せ」

――そして、俺の現実は朽ち果てる……。

どうして、気付かなかったんだ。
七華が好きなのは、練乳の白なのに、今日に限って、紅い、服。


………結局、兄ちゃんは運命の手から逃れられませんでした。
されど、憐れむ必要はないのです。
桐莉も、兄ちゃんも、次回のお話では何事も無かったかのように元気ピンピンなのスから。

めでたし、めでたしだっ。
773名無しさん@初回限定:2006/02/19(日) 12:10:11 ID:MUFnD9DuO
元ネタわかんないが、なんとなく面白いのだ。
774名無しさん@初回限定:2006/02/19(日) 13:09:33 ID:RT8jzpik0

(´・ω・)つ 幻想楽団 ≪Sound Horizon≫  ttp://sound-horizon.net/Circle.htm
       クロニカ学習帳(SH世界考察ページ)  ttp://chronica-note.com/

ネタ元
『Chronicle 2nd』より  『聖戦と死神 第二部 「聖戦と死神〜英雄の不在〜」』 『沈んだ歌姫』 『書の囁き』
『Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜』より  『Ark』 『StarDust』 『エルの楽園→Side:E→』

両方とも虎の穴とかで入手出来るのです。
775名無しさん@初回限定:2006/02/19(日) 23:52:11 ID:JBbJxeXHO
元ネタを知らなかったが、オチにワロスw
確かに明日になれば全快だっ!
776名無しさん@初回限定:2006/02/21(火) 01:13:41 ID:hf7TP1+q0
結局殺されても無事なんだなw
さすがギャグキうわなにをするやめ(ry
777名無しさん@初回限定:2006/02/23(木) 00:01:19 ID:bbgpAs3m0
朝起きたら妹が777ゲットしてた
778突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/23(木) 02:12:55 ID:CAE0yiYC0
>>721の続きです。

「兄貴の馬鹿ぁ……」
浩介を射精まで導き、精液を全て飲み干した興奮と達成感と軽い絶頂が
与えてくれた熱が引いてくると、下半身の痛みが再び意識の表層に浮か
び上がってくる。まだ膣内に何かが挟まっているような違和感と乱暴に
扱われ軽い炎症を起こしかけている入り口付近の痛みは確かに浩介と結
ばれた証なのだが、それを労ってくれる相手が側にいないのが無性に悔
しくて寂しい。
「……やっぱり、一回許しちゃうと変わっちゃうのかなぁ……」
他の男を全く知らない里佳子でも、噂話で『抱かせる前と後では態度が
全然違うよ。ほんと、釣った魚にはなんとかって感じ。』という内容を
小耳に挟んだことくらいはある。だから就職して成人して自立でき対等
に付き合えるる大人の女性になるまで大事に守っておいたのだが。
「……そんなこと、ないよね?」
シーツの上に力なく倒れ込み、浩介の移り香が残った枕に顔を埋めて何
故だか溢れそうになる涙を…………

『…………ま、真里亜ぁっ!?』

「………真里亜ちゃん?」
玄関の法から聞こえてきた大きな声で、里佳子のネガティブな時間は無
理矢理打ち切りとなってしまった。
779突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/23(木) 02:13:58 ID:CAE0yiYC0
「うん浩介ちゃん、久しぶりだね?」
開けた扉の向こうに立っていたのは懐かしい顔。黒地に白い格子模様の
トレンチコートに同じ黒のロングスカートと着込み、寒空の下でも昔と
変わらない柔らかい笑みを浮かべた浩介ている同い年の従姉妹の真里亜
の姿だった。
「な、なんで…………」
最後に会ったのは、一緒に大学を卒業した直ぐ後。田舎の本家からの強
制帰還命令で渋々帰る真里亜を浩介一人でホームまで見送った。それ以
来、家に軟禁状態で会う機会も無かった筈なのだが………
「えへ♪」と小首を傾げて笑う癖は昔から「積もる話は沢山あるんだけ
ど、とりあえず上がっても良いかな? 夜行でついたばっかりで、実は
クタクタなの。」
「ああ悪い、勿論良………………………あ。」
良いぞと言いかけて、背後の室内に誰がいるのかを思い出し言葉に詰ま
る浩介。当然、寝室には全裸のまま彼の抱擁を待つ妹が。
「?」
「………あ、あー………えぇと、だな………」
「???」
突然しどろもどろになり、居心地が悪そうに視線を彷徨わせ始める浩介
は挙動は不審以外の何物でもない。その様子から、ある可能性を感じ取
った真里亜は顎の高さで綺麗に揃えた髪を揺らしながら家の中のクルク
ルと見回し、足下に並べてある物体を発見する。
「………浩介ちゃん、新しい彼女作ったんだ?」そこには昨夜、里佳子
が履いていた黒のハイヒールが揃えて置いてある「もしかしてお邪魔だ
ったかな? だったら少し時間を潰してから出直して……」
「ううん、全然平気だよ。どうぞ♪」
そこへ居間の扉を開いて現れた里佳子の視線がグサグサと背中に突き刺
さるようで、とてつもなく苦しい浩介だった。
780突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/23(木) 02:14:35 ID:CAE0yiYC0
「ごめんね真里亜ちゃん、インスタントしか無いんだ。」
「いいえ、お構いなく。」
きっと全ての証拠物件を寝室に押し込んだであろう居間は綺麗に片付い
ており、それ自体は非常に好ましい展開なのだが。
「うふふ、美味しい。」
徐々に暖房が効き始めた室内。テーブルを挟んで差し向かいに座った浩
介と真里亜の間には湯気の立つマグカップが二つ。自分のカップを両手
で包むように持ち上げ、熱いコーヒーを上品に一口含んだ真里亜は、そ
の褐色の液体が体の中へ温かさを運んでくれる感触に素直に微笑んだ。
ちなみにコートの下から現れたのはクリーム色のセーター。
「でも、懐かしいよね?」と自分のカップを片手に浩介に寄り添って腰
を降ろす里佳子は明らかに大きすぎるポロシャツにブカブカのジーンズ
というラフ過ぎる格好。誰が見ても本人の服ではないと分かる格好を意
図的に狙ったとしか思えない「大きな鞄もってるけど、今日はどうした
の? 旅行? お仕事? それとも叔父さんの用事? 相変わらず忙し
くて大変ね?」
その何気ない笑顔で放つ言葉を要約すると『こんな所で油売ってないで
早く出て行け』と催促している訳だが。
「う、う〜ん。それがね?」
コトリとカップを置き、困ったように照れたように頬を染め複雑な笑み
を浮かべる従姉妹の姿に、これでもかと頭上に疑問符を並べる兄妹。
「………私、家を追い出されちゃってね? 今日から此処で浩介ちゃん
と一緒に暮らさないといけないの………」





「「………な、なんだってぇぇぇぇぇぇぇっ!?」」
781突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/23(木) 02:18:21 ID:CAE0yiYC0
ここまでです。

前回の書き込みの後にPCが飛んで、モチベーションが
崩壊してしまいました>言い訳w

レスは、また後日♪
782名無しさん@初回限定:2006/02/23(木) 03:16:33 ID:/a2Ewlw1O
ΩΩ Ω<ナ、ナンダッテー!?
急展開で続きが気になってしょうがねぇ(´・ω・)
783名無しさん@初回限定:2006/02/23(木) 21:28:57 ID:tBD5FqO70
ニャンだってー   ニャー
  ∧_∧    ∧_∧
ヽ( ・∀・)ノ  (・∀・ )

せっかく幸せになれたとおもったら!
784名無しさん@初回限定:2006/02/24(金) 02:27:06 ID:U5DUeWdAO
な、なんだっ(ry
期待して待ちまつ(*´д`)
785名無しさん@初回限定:2006/02/26(日) 00:42:38 ID:pOQwk+f90
朝起きたら妹がいた
786名無しさん@初回限定:2006/02/26(日) 02:01:16 ID:Z9PeA9lF0
朝起きたら妹に殺されていた
787名無しさん@初回限定:2006/02/26(日) 11:31:55 ID:ED6mXki/O
童貞が殺されていたんでつね(*´д`)ハァハァ
788名無しさん@初回限定:2006/02/26(日) 11:37:09 ID:SvZrJwI10
妹「うん、良く言われるよ」
兄「参考までに何人ぐらい手に掛けた?」

妹「うーん、3クラス分ぐらい?」
そのまま、妹は腰を動かし続けた…
789名無しさん@初回限定:2006/02/26(日) 12:53:59 ID:qVG+X5FW0
朝起きたら妹に泣きつかれた


どうやら怖い夢を見たらしいぞ
どうする?

ニア叩く
  引っ張る
  笑う
 慰める
790名無しさん@初回限定:2006/02/27(月) 04:56:26 ID:Y+oKmudUO
ニア 布団に引き入れる
791名無しさん@初回限定:2006/02/27(月) 14:52:05 ID:ZPZ4EVcgO
朝起きたら妹の布団に引きずりこまれた


「朝だぞ。起きろ」
「…うるさい」
「起きろってもう昼にってうわなにをするやめr(ズルズル…」


誰かエロいの頼む
792突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/28(火) 00:21:26 ID:63D/aK/v0
>>780の続きです。
793突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/28(火) 00:21:51 ID:63D/aK/v0
「追い出されたって、お前……」
「……一体全体、何したのよ?」
「えへへ」バツが悪そうに微笑む真里亜「その、実はね、私が……………
……………のが、バレちゃったの。」
「え?」
「なになに?」
「だから、私が………………………なのがバレて、お見合いが壊れちゃっ
て、それで家から追い出されちゃったの。」
「なぁ、真里亜?」
「もう少しだけ、大きな声で言ってくれないと……」
「で、でもぉ………」
「そんなに言いにくいことなのか?」
「ひょっとして、恥ずかしいから兄貴は聞かれたくない?」
「えっと、どっちかって言うと里佳子ちゃんに聞かれたくないお話、なの
かな? 出来れば浩介ちゃんだけに……」
「それならリカ、悪いけど席を……」
「っっっっっ!!」
「……………リカも一応身内だし、なにか力になれることがあるかも知れ
ないから一緒に聞いて良いよな? な?」
「こ、浩介ちゃんそこまで言うなら………」もじもじもじもじ「……あの
ね、実はね、そのね………?」
「「ごくり!」」
「この前、お父さんが縁談のお話を持ってきたんだけど、その、それまで
私、浩介ちゃんとその……従姉妹以上の関係? になってたこと、内緒に
してて、それから………えっと、浩介ちゃんに、つまり……初めてをあげ
ちゃって、何度も愛し合ったって事も黙ってて……」

(ぷっちん!)

その瞬間、決定的な何かが切れる音が浩介の横から発せられた。
794突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/28(火) 00:22:28 ID:63D/aK/v0
「どどど、どーゆーことなのよっ、兄貴っ!!」
一通りの事情を聞き取った後、とりあえず真里亜を風呂場に押し込んだ浩
介と里佳子は居間の真ん中で正座して禅問答のように対峙していた。
「いや、まぁ、リカだって知ってるだろ? 俺と真里亜が一緒の高校と大
学通ってたの? 仲良くもしてたよな?」
「でもでも、付き合ってたなんて聞いた事もないもん!」
シャワーを浴びている真里亜に声が届くとも思えないが、何故か抑え気味
の声量になってしまう二人。
「そりゃ、まぁ、叔父貴にバレたら殺されかねんし……」
「しかも何よ! 真里亜ちゃんの、ははは、初めてを貰ったとか何度も愛
し合ったとかなんとかっ!」
「………断っておくが、真里亜も同意の上で………」
「んな事は問題じゃなぁぁぁぁぁいっ!!」
もっとも、二人の関係は真里亜の強制帰還命令でアッサリと消滅したもの
と双方が意識していたのだが。まさか何年も経ったあとで責任を取らされ
る羽目になるとは夢にも思っていなかった浩介。
「リカだってリカだって、兄貴にはリカだけだって思ったから、だから
あげたのにぃ〜!」
里佳子の方も、足下の大地が瓦解して消えてゆくような錯覚で平衡感覚す
ら怪しくなり始めていた。
「と、とにかくだ……」と頭を振って浩介「……なっちまったものはしょ
うがないとして、これからのことを考えよう。」
「………これからのことって……?」
里佳子、ちょっと涙声。
795突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/02/28(火) 00:22:59 ID:63D/aK/v0
「先ずは真里亜の身の振り方だ。ここに来れたってことは家に寄ったか連
絡したかして事情を話して住所を聞き出したんだろう。ということは向こ
うに押しつけることも出来ない。」
「そ、そうかな………?」
「うん、そう。お父さんも『傷物にされた責任を浩介に取らせるまで家の
敷居は跨がせん!』て息巻いてたし、私が電話したときには叔父さん達も
事情は知ってたから。」
「じゃあ、やっぱ此処で引き受けるしか………」
「そ、そんなの絶対に駄目! そしたら真里亜ちゃんを認めたことになっ
ちゃうじゃない! リカは、そんなのヤ!」
「って、リカ……」
「少し落ち着いて、ね?」
「ヤなものは、ヤ! 真里亜ちゃんには可哀想だと思うけど、いまの兄貴
の彼女はリカでしょ!?」
「え………………?」
「でもほら、男の側には責任ってものもあるだろう?」
「それだったらリカの責任もとってよぉ! 処女はあげたばっかりかも知
れないけどだけど、何度もフェラしてあげたし全部飲んであげたよね? 
リカ、お兄ちゃんのは精液一滴も残したことないもん! リカ、お口もア
ソコも、キスだって裸を見せたのも体に触らせたのだって、一緒に全部お
兄ちゃんが最初なんだからぁ!!」
「ええっ!?」
「だから誰もリカを捨てるだなんて言ってないだろ? だいたい……」
「じゃあ、真里亜ちゃんはどうするの? もう一度、お兄ちゃんとやり直
しに来たんでしょ? 一緒に部屋に住んで誘惑とかされたら、お兄ちゃん
ちゃんと拒否できる? エッチしないって、誓える?」
「……だだ、だから、その事を今から………」
「じゃ、じゃあゴミ箱に捨ててあった血まみれのティッシュは……」
「それはリカとお兄ちゃんが結ばれた証だもん! いま、大事なお話して
るんだから横からブツブツと……………………………え?」
796名無しさん@初回限定:2006/02/28(火) 00:26:59 ID:63D/aK/v0
以上です。
え? やっぱり切り方が露骨すぎます?(汗

近況:「ダークタワー」の四巻購入。
……………………って上中下巻構成で各800円だとぉ!?
797名無しさん@初回限定:2006/02/28(火) 06:30:59 ID:TYtVQ9/kO
見境なく暴露しまくってる里佳子に興奮した(*´Д`)
798名無しさん@初回限定:2006/02/28(火) 11:11:50 ID:+EuncRDaO
お兄ちゃんをとられたくなくてリカたんが積極的になるんでつね
(*´Д`)ハァハァハァハァ


朝起きたら妹が催眠術の練習をしてた
799名無しさん@初回限定:2006/02/28(火) 20:49:56 ID:BiFnhvMU0
いや、もっと大事な可能性がある…





3P(*´Д`)ハァハァ
800名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 00:14:20 ID:hcYeLjr+O
え〜と、朝じゃなくてさっきなんだけど、起きたら妹にパンツから出たミニマムマイサンを見られてた。

かなり気まずいんですがどうしましょう……。
801名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 02:35:26 ID:axvoQw180
起きたばかりなのにミニマムなのは、膨張してるのにミニマムってことなの
kうわなにをするやめr
802突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/02(木) 03:43:03 ID:agBtLjUU0
>>795の続きです。
当分は、この位の量の投稿を続けようと思いますが如何でしょう?>all
803突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/02(木) 03:45:18 ID:agBtLjUU0
「浩介ちゃんのことだから、絶対に新しい彼女作ってるとは思ってたけ
ど、まさか里佳子ちゃに手を出すなんて………」
結局、最近の給湯器の使い方が分からないからと戻ってきた真里亜に代
わって浩介が温度調整を行い、真里亜が改めてシャワーを浴びている間
に家の中を(主に散らかった里佳子の服やら下着やら)片付け、湯上がり
の真里亜を待って再度食卓を囲う一同。真里亜は持参したスーツケース
から取り出した紺の浴衣を綺麗に着こなし、里佳子も前々から持ち込み
箪笥の引き出しに仕舞い込んであった普段着に着替えて今度は作り置き
のポタージュを温めカップに注いで皆の前に並べた。
「ま、まぁ、いろいろあってな……」
と浩介。
「真里亜ちゃんには、関係ないことでしょう?」
と里佳子。
「あら、関係なくないと思うけど?」と里佳子の方にだけ返事を返す真里
亜の目は、妙な輝きを持ち始めている「だって、私は浩介ちゃんの婚約者
だもの。将来の旦那様の女性関係を知る権利くらいはあるでしょ?」
「こ……!」
「ここここ、婚約者ぁ……!?」
「だって私の家も、叔父さん達も私と浩介ちゃんが関係を持ってたって事
を理解した上で、他の縁談を取り消して浩介ちゃんと一緒に住みなさいっ
ていってるんですもの。これって、公認の関係になったって事よね? だ
ったら奥様筆頭候補。つまり婚約者よね? 浩介ちゃん?」
「そ、そりゃまぁ、表向きはそうなって………いてっ!」
804突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/02(木) 03:46:42 ID:agBtLjUU0
「そそ、そんなのはお父さん達が勝手に決めた話でしょう! 何年も何年
も放ったらかしにしといて、いきなり押しかけてきて『結婚しましょ』だ
なんて虫が良すぎる話だよ! そんな昔の関係を持ちだして今更よりを
戻そうとしたって無駄なんだもん! いまの兄貴に愛されてるのはリカだ
けなのリカだけなのっ!!」
「へ〜え、そうなんだ? ふぅ〜ん?」
「な、何よぉ………」
「あ、あのぉ〜? お二人とも、少し俺の意見も……」
初っぱなから正論を持ち出されて押され気味の里佳子は、早くも防戦一方
になって幼児対抗化し始めている。対する真里亜は学歴というアドバンテ
ージで鍛え上げた論戦術を記憶の書庫から引っ張り出して嬉しそうに表面
の埃を払っているご様子。長(?)年、圧倒的権力下で抑えつけられ拘留
され続け溜まりに溜まった鬱憤を晴らす機会と、久々に対等(以下?)の
相手を言い負かせそうな期待感と興奮を隠しきれない。
「じゃあ話は簡単よね? 私が浩介ちゃんの心を自力で取り返したら良い
だけなんでしょ? それなら文句ないわね、リカちゃん?」
そう言い放って胸を張るのはバストサイズの差を見せつけるためか、或い
は自信の程を示しているのか、その両方か。
「じ、じじじじ自力で取り返すって……」
「先ずは家事全般よね。お料理でしょ? 掃除洗濯でしょ? ずっと軟禁
状態で暇だったからお裁縫も覚えたし、本も沢山読んだのよね。」横目で
里佳子を挑発しながら、見せつけるように指折り数える「……それからエ
ッチも。どうすれば浩介ちゃんが悦ぶかは良く知ってるから、たっぷりご
奉仕しちゃおうかな〜?」
805突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/02(木) 03:47:55 ID:agBtLjUU0
「たっぷり………ごほうし………」
がーーん! という擬音が聞こえそうな位の衝撃を受けてKO寸前の里佳
子。処女を失ってからまだ一日も経っていない純情な里佳子には献身的な
セックスの方法も男に媚びる技術もある筈がない。せいぜい自分の体を好
きに扱わせて満足させるか、自分自身も好きな口淫と精飲で愛情をアピー
ルする程度しかないわけで。
「お、おにぃちゃぁん………」
結果、半泣きになりながら腕に抱きつくしかない。
「うわ! な、泣くなって!!」
そして、この必死さというか生真面目で一途な恋心と「いっぱいいっぱい」
になりながら健気に気丈に立ち振る舞おうと頑張る一生懸命さが自分の最
大の武器であり魅力であると気付かない皮肉。まぁ本当に余裕がないので
無理もないのだが。
「あら、もう降参? だったら………」
「ま、負けないもん!」ちなみに、この意地っ張りな部分も彼女に対する
保護欲をかき立てさせる武器。小さな子犬が怖いのを我慢しながら精一杯
の虚栄を張って唸っているような愛らしさ「お兄ちゃんは、リカのお兄ち
ゃんなんだから! 真里亜ちゃんには絶対負けないんだもん!!」
が、残念なことに論理性が皆無である。
「………………で、俺の意見は………?」
「がるるるるっ!!」
「ふ……ふふふふふっ!」
上目遣いに威嚇する里佳子と不適な笑みを浮かべる真里亜。空中で視線を
ぶつけ合い火花を散らす二人は、もう互いの姿以外は何も見ていないよう
だった。
806突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/02(木) 03:56:04 ID:agBtLjUU0
参考書代わりにと買ってみたフランス書院の美少女文庫の本。

属性は無いのですが、シリーズになっているらしい青橋由高氏の
「メイドになります!」を読んだのですが、これが過激なエッチ満載
の割に純情ラブコメ路線も守っていて予想外に面白い!
とりえず、氏の作品を全部拝読してみたいと思ってますw

>>800
あー、なんというか………
こうなったら男の威厳を取り返すためにも一思いに……>やめれ
807名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 04:05:14 ID:nTBMzs0b0
。・゚・(ノД`)・゚・。 リカちゃんがんがれ・・・
808名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 04:53:17 ID:zlbunXO+0
>>802
キリのいいところで切れてるし問題ないと思う。
809名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 08:20:14 ID:Cjs+upHk0
>>806
作者宣伝乙
810名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 08:25:31 ID:iKKGevgXO
幼児退行カワイスw
リカたんガンガレ(*゚∀゚)〇彡゜
811800:2006/03/02(木) 09:00:45 ID:hcYeLjr+O
>>801
自分はそう思ってるんですが実際どのくらいが普通なんですかね?


で、見られた後気まずかったんで、何故そういうことをしたのか聞いたんですが、
「友達から色々聞いて興味があったし実際に見てみたかったから。」
だそうです。
これはナニに期待してもよさげですか?
これからどうしましょうか?

>>突発屋氏
毎度GJです!
いつも楽しみにしています!
812名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 10:04:00 ID:cCuyn9NP0
>どのくらいが普通なんですかね?
日本人だと、13〜14cmくらいが標準的サイズじゃね?

>これはナニに期待してもよさげですか?
多分ただの好奇心。夢は寝て見るのが吉。

だいたいミニマムさらしといて、そっち方面に誘引しようとは大胆な奴
実は池面?
813チラシの裏 1/4:2006/03/02(木) 13:59:16 ID:axvoQw180
 決戦前夜。
 全ての計画は当初の予定通りに進み、あとは敷かれたレールを走破するだけであり、そこに変更
の余地はないようにみえた。
 朝起きるといつものように妹が朝食を作っていた。トントンストトンと包丁の音が耳朶に響き心
地よい。
 記録級の寒さも猛威を潜め、春を感じさせる穏やかな日差しが窓から差し込んでいた。
 朝餉の香りも、今日は一層と馥郁に感じる。これも気分が高揚しているせいだろうか。起きたば
かりだというのに、志気は非常に高まり、まるで遠足前の小学生のようだ。
 そう、今日、俺は少年の日々を捨てる。
 かねてより級友同士で結成した紳士同盟。そこで画策しあってきた「大人への階段」作戦。それ
がついに今日決行されるのだ。
 紳士=童貞。そう、つまり今日俺は一歩大人になる。そう思えば、少々恥ずかしいがこのくらい
の武者震いは当然なのである。
 まあ、風俗なんだけどね……。
 とはいえど、このままではヤらずの二十歳を迎えることは必須。ならば高校生活のフィナーレに
一大イベントをぶちかましてやろうぜ! と思うのは至極まっとうなことなのだ。うむ。
「あ、おはようお兄ちゃん」
 テーブルに料理を置きにきた妹がこちらに気づく。
「おはよう、咲。なにか手伝おうか」
「へ、どしたの? いつもは手伝え手伝え言っても新聞読んでるだけなのに」
「そうだったけ? まあ、いいじゃないか、俺も大人になったってことだ」
 正確にはこれからなるのだが。 
「へんなの。まいいや。もう終わるから座って待っててね」
 応、と返すといつもの席に座る。
「お兄ちゃん、なんかうれしそうだね」
 対面にちょこんと座った咲が不思議そうにこちらを見てくる。
「え、そうか? 味噌汁が旨いからじゃないかな」
「いつもと同じだって。なにかいいことあった?」
「ん、ああ。ちょっとな」
814チラシの裏 2/4:2006/03/02(木) 14:01:16 ID:axvoQw180
 なぜか、ふう、とため息をつく咲。やっぱりか、と聞き取れないくらいの小さな声でつぶやいた
後、
「風俗」と一言。
「ぶほっ――」
 反射的に妹をみやる。絶対零度の瞳がそこにあった。元々釣り目がちとはいえ、さっきまでの穏
やかな瞳はそこにはない。ただ鋭さだけを増した眼は、人一人を射抜くことくらい容易い。
「ななななんでお前、それを知って」
 スッと用意良く、くしゃくしゃになった紙切れを差しだされた。
「洗濯してたらポケットから出てきた」
 ○月○○日 ○○駅集合 さようなら童貞!
 お、俺のバカ。なんで意気込みなんかメモに書いてあるんだよ。これ書いてなきゃ普通にバレね
えじゃねえか!
「風俗でしょ」
「ば、ばか、おまえ普通に彼女とデートかもしれねえじゃねえかっ」
「ないよ、それは」
「断言するのかよ!」
 事実なれど多少悲しい。
「だっお兄ちゃん、モテないし」
「おま、ちょっとヒドいんじゃありませんか?」
「さすがにわかるよ、兄妹だもん。彼女できたらもーちょっとお洒落になるだろうしさ。休みの日
だってうちでゲームばっかりじゃない」
 それもそうだ。ぐぅの音もでないくらいに正論である。身内は内情を知っているが故侮れない。
「でもいくらモテないからって風俗はちょっとどうかと思うよ」
「ちがっ、お前これには理由が……」
「どうせ、モテない人が集まって高校最後の思い出に一花咲かせてやろうぜ的な感じでしょ」
 エスパーかお前は。
「恋の一つもしないで若いうちから風俗にはまる兄とか想像するとすごいイヤなんですけど」
「ちげーっつの。風俗はあくまで告白大作戦の過程にすぎないわけで……」
「なにその作戦?」
「あ」
 やばい、思わず口が滑ってしまった。
815チラシの裏 3/4:2006/03/02(木) 14:03:25 ID:axvoQw180
「え、嘘、なにお兄ちゃん、告白するの? 誰に? ていうか好きな人いるのになんで風俗?」
 興味をそそられたらしくテーブルに乗り出してくる咲。
「いやちょっと……その同じクラスの子なんだけど……俺あんまりかっこよくないからさ……」
 童貞だし。
「……自信つけるために?」
 こくんとうなづく。なにこのみっともなさ全開。
「あっきれた」
 脱力して椅子に座り込む妹。
「好きな人いるのに別の女の人とその……」
 言いよどむ。
「その?」
「え、エッチするのとか……う、裏切りじゃん」
「いや、俺まだ彼氏じゃないし」
「そんなのは免罪符になりませんっ。大体そんなことで自信つけられるなら苦労しませんっ」
 手のひらを歌舞伎役者のように押し出す。妙に迫力があるのが怖い。
「お兄ちゃんだって、好きな人が別の人と、その……」
 また言いよどむ。免疫があまり無いようだ。なんだか勢いがあるくせに妙にそういうところだけ
消沈するさまが可愛い。
「えっち?」
「……う、そう。ぇっちしちゃってたりしたらヤでしょ!」
「いや、でもだって……やっぱ告っても振られると思うし……」
「喝! だめだよ、お兄ちゃんそんな弱気じゃっ」
「お前はどこぞの坊さんだ」
 そんな些細な突っ込みに応じる口は持ち合わせてございませんとばかりに指先を俺に押し付け、
「今日はあたしと買い物にいくよ。すっごいお洒落にしてあげるんだからっ」
 とか、言い出す妹、咲。
「えぇー。ちょ、まてよ、俺の友達との約束はどうすんの?」
「そんなの断ればいいじゃない」
「ばかやろう、おまえ、男の友情をそんな簡単に……」
「エッチなだけじゃない」
「ち、ちがわい。俺は単に自信がつけたくて……」
816名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 14:08:23 ID:agBtLjUU0
支援
817チラシの裏 4/4:2006/03/02(木) 14:11:47 ID:axvoQw180
「ホントにぃ?」
 ジト目で視線を俺に流す咲。一寸の信用すらしちゃいねえ。
「めちゃめちゃリアリーですよ?」
「じー」
「いや、マジでホントに下心なんかこれっぽっちもないんだ。スゲー紳士マジ紳士。レジェンドオ
ブ紳士なんだって」
 迫力のある眼光で睨まれて脂汗が背中を滝のように流れているのは内緒だ。
「意味がわかりません」
「いいんだ。お子ちゃまはすっこんでろってことだ」
「どうしても行く気ね」
 額に手を当て飽きれ気味。
「ああ、男の友情は折れない翼みたいなものなんだ」
「じゃあ、行く前に質問に答えて」
「なんだ、マイシスター」
「ほんとに下心ないのね、ただ自信がつけたいだけなんだね」
「愚問だな」
「じゃあ」
「止めるな咲。男にはいかなきゃならないときが……」
「あ……あたしで練習してみる?」
 一瞬、言葉と認識にずれが生じ、硬直状態になる。が、すぐに氷解した。それでも、
「は?」
 とだけ、単音口にするのがいっぱいいっぱいだった。
 咲の端正な顔立ちは無表情だが、ほんのりと朱がさし、蠱惑的。
「だから……あたしで……その、練習するかって聞いてるのよ」
 三月初頭の暖かい朝、折れない翼には、早くも亀裂の音が生じていた。
818チラシの人:2006/03/02(木) 14:19:51 ID:axvoQw180
(´・ω・)つ 題名がイマイチつけにくかったので、ただ朝の設定なだけです。一応続きます。

801も実は自分です。なんとなくツッコミいれてしまった(´А`)
新しいネタの投下方法かとおもったのは俺だけでいい(*´_`)

>>突発屋氏 毎度、コンスタントな作品投稿GJです。先を期待させる終わら
せ方がニクイっす(つω・)
819名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 17:16:11 ID:RYQQ4c9j0
うはwwwwww投下いっぱいwwwwww
突発屋氏、チラシ氏とも先が気になります(*´д`)ハァハァ

朝起きたら妹にオカズを没収された
820名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 18:42:03 ID:OjLXI74J0
チラシ氏はチラシだなんて謙遜しすぎだと思う
821名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 20:44:09 ID:wCmgtCEe0
チラシ氏、なんか前より上手くなった気がする。面白い
822名無しさん@初回限定:2006/03/02(木) 23:22:39 ID:N03tjE9YO
チラシ!チラシ!
  _  ∩
 ( ゚∀゚)彡
 (  ⊂彡
 |  |
 し⌒J
823名無しさん@初回限定:2006/03/03(金) 09:52:11 ID:GzZG+3YA0
朝起きたら妹が、雛人形出してた。
今月いっぱいは片付けさせないようにしよう
824名無しさん@初回限定:2006/03/03(金) 20:53:15 ID:d0Qv0K4EO
朝起きたら妹がお雛様
825名無しさん@初回限定:2006/03/04(土) 10:52:04 ID:8Hj/vpM10
朝起きたら妹が分身して3人になっていた
1人でも大変なのに
826名無しさん@初回限定:2006/03/04(土) 14:56:31 ID:wkRripCkO
朝起きたら妹が自宅でメイド喫茶
827突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/05(日) 04:58:46 ID:11G9AX5o0
小ネタで一本。




「ふぅ……」
山間の朝は早い。一通りの作業を終え、型遅れのデスクトップパソコン
をシャットダウンさせる頃には、既に窓の外は白み始めていた。霧のよ
うな白が淡い赤へ、そして透き通った蒼へとカクテルグラスの中の甘い
アルコールみたいに幾重にも重なって変化してゆく光景は何度見ても飽
きない物だ。音も風もなく、ただただ虚空に溶けてゆく蜃気楼の様に明
けてくる新しい一日の始まりを………
「………あら?」
その時、視界の隅で何かが動いた。小さな人影が一つ、倉の陰から現れ
たかと思うと小走りに庭を横切り、母屋の縁側に上がって背中を丸めた
まま移動している姿が次第に明るさを増してゆく早朝の空気の中でハッ
キリと確認できた。
誰か、などと悩む必要もない。使用人の中には、あんなに小さい人はい
ないし、第一寝間着である浴衣のままで出歩くはずもない。ふぅ、と溜
息を漏らしながら、私は立ち上がって不審者の目的地であろう母屋の二
階へと足音を忍ばせながら向かうことにした。
828突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/05(日) 04:59:43 ID:11G9AX5o0
「ちぃ? 起きてる?」
ばたばたばた、と障子の向こうから慌てて偽装工作を行っている音がモ
ロに聞こえてきたりする。おそらく障子の内側には私が正座している陰
が鬼の角付きでクッキリ映っているに違いない。それが分かっていても
、もう妹には逃げ場がないのだが。
「入るわよ? ちぃ?」
よく手入れされた障子は微かな摩擦音とともに片手で苦もなく開けるこ
とが出来た。そして十二畳の部屋の真ん中には、案の定カマクラか大福
か鏡餅みたいな布団の固まりが鎮座し、ふるふると振動している。
「あ、あのねぇ………」その情けない姿を見ていると厳しく追及してや
ろうとか注意しようとか言う意気込みが力ない吐息と一緒に全部抜けて
しまう「……起きているのはわかってるのよ? みっつ数える間にお布
団から出てこないと大きな声を出すわよ? お父さん達が起きてきても
いいの? ひとーつ……」
「ま、待って! ま−ちゃん!」
呆気ないほどにアッサリ降伏してしまった妹。というか、親に見つかる
よりは私を相手にしたほうが良いと判断したのだろうが。ひょっこりと
亀の甲羅の中から突き出した幼い顔が大きな瞳を潤ませながら必死にな
って助けて下さい光線を放っている。ちなみに先ほどからの「ちぃ」や
ら「まーちゃん」というのは二人の間だけの呼び名である。
「とりあえず、入るわよ? いい?」
「ど、どうぞ……」
枕の中に顔を隠しながら横目で可哀想な子犬ビームを照射し続ける瞳と
は視線を合わせないように気をつけながら、極力音を立てないように後
ろ手で障子を閉め、改めて布団の脇に座り直す。
829突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/05(日) 05:01:01 ID:11G9AX5o0
「それで、お布団の中に何を隠してるのかしら?」
「あ、えっと、別に、その……」
「倉の中にいたわよね? お姉ちゃん、全部お見通しだよ?」
見回してみる室内には布団の他に本棚、大きな箪笥とノートパソコン付
きの勉強机と来客時に使う頑丈そうなテーブル、そしてラジカセが一台
と電気ストーブだけ。
「あぅ……」
「お姉ちゃんには言えない? じゃあ可哀想だけどお父さんに……」
「あ! ま、まーちゃぁん……」
「………勝手に何を持ち出したの?」
親に渡すつもりなど毛頭無いが、事情が分からなければ庇いようもない
し後始末も出来ない。それに、絵に描いたような箱入りで育てられた妹
は他人との協調に疎く我が儘な部分が少なからず見受けられる。姉とし
ての躾も大事なのだ。
「う、うぅ………」数秒間の硬直戦の後、もぞもぞと布団の山が動き始
める。どうやら普段のように無条件で見逃してはくれそうにないと悟っ
たらしい「………こ、これ………その、お雛様を……」
「………………お雛様?」
にゅ、とお腹の下あたりから生み出されたのは古そうな檜の箱。
「そ、そう。お母さんが、いつまでも飾ってたら縁起が悪いって言って
一日で仕舞っちゃったから………ちょっと可哀想になって……」
「そ、そういえば、そんなこともあったわねぇ。」
この時も母さんの背中に捨てられたチワワ光線を『これでもか!』とば
かりに集中照射していたような記憶が。
「……でも、縁起が悪いらしいっていうのは本当よ? 出しっぱなしに
してたらお嫁に行くのが遅くなるとか……」
830突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/05(日) 05:01:45 ID:11G9AX5o0
「そ、そんなのは俗習でしょう? ちぃ、調べたもの。」
「ま、まぁね………」
先祖代々受け継いできたお雛様は実に上品で素朴で愛らしい。確かに年
に一日だけのご披露は勿体ないと思ったこともあるが。
「ほらぁ!」こちらが怯んだ隙を逃さず布団の中から這い出し正座して
向かい合う妹「そんなこと言ってたら可哀想でしょ? お雛様だって出
して貰った方が喜ぶよ!」
生まれつき発育が遅れ気味で、近隣の女子校に入った今でも小学生で通
用しそうな子だが、こういう時には妙な迫力を発揮する。やはり血は争
えないというか、お嬢様育ちの恐ろしさというか……
「ちゃんと見つからないようにするから。まーちゃんには絶対迷惑かけ
たりしないから。ね?」
ちなみに、生まれてこの方その約束が完遂されたことは一度もない。
「まーちゃんは、内緒にしててくれるだけで良いから!」
「う、う〜ん………」
「お願いお願いお願いっ!」
「うぅ〜〜〜ん………」
「ぐすっ、まーちゃぁん!」
「ま………まぁ、しょうがない………かなぁ……?」
「ほんと? まーちゃん、ありがとっ!!」
「そ、その代わり、お姉ちゃんは何も手伝わないからね? ちぃが、一
人で責任もって保管するのよ?」
「うん! うん!」

余談だが、ちぃが箱を間違えた事に気付いたのは同日の夜中で、その交
換作業に無理矢理引っ張り出されたのは言うまでもない。
831突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/05(日) 05:08:27 ID:11G9AX5o0
某コスプレファミレスのゲームを終えました>挨拶
しかし、単調な作業げー&メインヒロイン背景は変わらずですね。
全体的にエッチ回数が増えたのは評価に値しするかも知れませんが、差し
分CGは無いに等しいし、キャラデザは壊れまくってるしで………・w

気に入ったのはチャイナっ娘と鍵っ子ですかね。

それと某メイド喫茶作がキャラ追加で移植だそうで。
かなり精密な作品なのでバランス崩れそうで怖いっすw
832名無しさん@初回限定:2006/03/05(日) 08:35:54 ID:flN15AKt0
ここはオマエの日記帳じゃねーんだ。
無駄なこと書き込むんじゃねーよ
833名無しさん@初回限定:2006/03/05(日) 10:57:48 ID:IWBkhmpg0
和んだ(*´∀`)GJ

朝起きたら妹がなんかホワイトデーの話題持ち上げてくる
834チラシの裏 5/8:2006/03/05(日) 23:41:40 ID:5ZFtzm2y0
 万物にはイレギュラーが内包し、世の中には多くの想定外が存在する。それくらいは重々承知だ。
だが、百聞は一見にしかず。
 まさか、十年以上同じ家で暮らしてきた妹から、「エッチの練習してみる?」(←ここまではっ
きり言ってない)などと言われたらそりゃ驚かないほうがどうかしている。
 それでもなんとか咲の言葉を無理矢理、咀嚼して理解しようとする。真に判らないのは咲の心情
だが、俺のスペックではたとえ妹であろうと女心がわかるわけもない。
「……ぁー」
 行き場を失った咲の目線が中空をさ迷い、落ち着き無い指先はフレアスカートの裾を弄り回して
いた。
 いったいどれ位俺は硬直していたというのか。
「あ……咲」
 思いのほか潤いを失った喉から、かすれた妹の名が漏れる。ほんの一瞬咲と視線が合わさり外れ
る。注視していないと判らないほどの微弱な妹の反応。
「お兄ちゃんさ、やっぱ……あたしじゃイヤ、かな?」
「いや、イヤってわけじゃないけどさ……。なんでまたそんなこと言い出すのかって思ってさ。そ
れに、好きな人いるなら他の子とするの、ダメとか言ってたし、さ」
「え、いやその、お兄ちゃんが自信つけたいっていうし。風俗行かれるくらいなら、あたしでして
もらったほうがマシっていうか、うー、ちょっとちがうな……えーと」
 理由がありすぎて選別に困っているのか、効率的な回答が見出せないようだ。
「と、とにかく、お金使わないし自信もつくし、お兄ちゃんからすれば一挙両得でしょっ。断る理
由がどこにあるのっ」
「いや、妹だし」
「やっぱイヤなんじゃん」
「あ、いや違う、今のは条件反射というか……咲のことは嫌いじゃないけどさ。やっぱ兄妹でそう
いうことするのってちょっと普通じゃないと、思う……ょ?」
「むー。でもこうでも言わないとお兄ちゃん、風俗いくでしょ」
「そんなに嫌か」
「ヤだよ。お兄ちゃんがこれ以上堕ちていくの見てるの」
 風俗と近親相姦、どっちも人に話せるようなものではない。さらにどちらかといえば後者のほう
が堕ちている気もするのだが、ややこしくなりそうなのでそこらへんは口に出さないことにした。
835チラシの裏 6/8:2006/03/05(日) 23:44:29 ID:5ZFtzm2y0
 しかしここで無理矢理にでも紳士としての任務を遂行して、明日から咲が口も聞いてくれなくな
ると考えると、精神的にあまりよろしくないという結論が俺の中で出た。
「しょうがねえ……わかったよ。じゃあ風俗行くのはやめる」
「ホントに?」
 仏頂面が一転、曇りのない純粋な笑顔に変わる。
「ああ、ちょっと断りのメールいれてくるよ」
 紳士仲間の一人にメールを送信すると速攻で携帯の電源を切った。恐らく、敵前逃亡とみなされ
非難のメールがメンバー全員から送られてくるであろうことは、自明の理だからだ。
「よし、じゃあ、行こうか咲」
「うん!」
「よし、じゃあ俺はこのままでいいけどお前、着替えたりするか?」
「へ、着替えって? ……あ、お兄ちゃん、もしかして制服とかのほうが好きなタイプ……?」
「? よくわからんが、まあいいんじゃないか? 着たいなら」
 妙な擬音でも出てきそうな、含み笑いを浮かべながら先は自分の部屋に消えていった。
 手持ち無沙汰になったので、テーブルの食器を全て流しに持っていって洗うことにした。せいぜ
い五分もあれば着替えには事足りるだろう。
 いくら気温は暖かいといってもまだ、朝の水道水は冷たい。慣れない手つきで食器を片付けてい
き、まだかまだかとぼやいてるうちに、結局全部終わってしまった。それを合図とするかのように
妹の部屋のふすまが開く。
「おまたせー」
「遅い」
 たかだか着替えに都合十五分もかけられたのでは、俺のような女心を解さぬ輩にはストレスばか
りたまるというものだ。
「ごめんごめん。色々選んでたら遅くなっちゃって」
「選ぶって、制服着るだけだろ。俺なら1分もかからないぞ」
 パッと見、変わっているところはオーソドックスなセーラー服とせいぜいボーダーのニーソック
スくらいか。似合っているとは思うがそれはまた別問題。
「そ、そりゃあ、し、下着だってちゃんとしたの着たいし……さ」
「なんで下着なんか着替える必要あんだ」
「え、だって……これからその……ごにょごにょ……するんだし、やっぱお気に入りの着たいし。
……ていうかお兄ちゃんなんで玄関で靴はいてるの?」
836チラシの裏 7/8:2006/03/05(日) 23:48:00 ID:5ZFtzm2y0
「んあ? だってこれから買い物行くんだろ」
「はい?」
 UFOでも見たように、口を開けてほうける咲。どうも二人の間に情報の齟齬があるようだ。
 というか、下着って……。
「……咲、間違ってたらすまないがお前、もしかしてエッチするきでいたのか?」
「あ、いや、あのその……」
 シドロモドロ。今にも目がなると状に渦巻きそうだ。
「あのな、咲。さすがに妹にそこまでさせるほど俺も堕ちてないぞ。無理すんな」
 強がりであるのは明白だったが、妹に対する兄の威厳のほうがエロ心よりほんのわずかだが上回
っていたようだ。
「あー、いや、あたしは別に強がってないって言うか……別にお兄ちゃんがそれで自信つくなら、
全然構わないし……」
「だから、別に俺のためにそこまでしなくていいってば。咲くらいの年頃の子は、もっと自分のこ
とばっか考えててもいいと思うぞ」
 あれ、俺すげーいい兄っぽくね?
「う、あの、だから」
「ほら、早く行こうぜ。お洒落のことは俺にはさっぱりだからな。お前だけが頼りだ」
「いや、あたしの話を……」
「でもあんまり金もってねーからあんまり高い店は勘弁してくれよっ」
 笑顔で言う。ああ爽やか、俺ってあまりにも爽やか。
『ぶちり』
 なにかケーブルが断線したような音がした。
「お兄ちゃんの――」
「ん、咲?」
「鈍感っっ!」
 手元にあった花瓶をおもむろに掴むと勢いよく投擲する咲。ビュンという風を切るものすごい音
と共に凶悪な鈍器が迫る。
「うぶおっ! あ、あぶねーじゃねえか!」
 見事にキャッチしたものの中の水をもろにかぶってしまった。頭からシャツにかけて水浸しであ
る。
「信じらんないっ。いい、あたしがエッチしてみたいの! 興味があるの! どうして気づかない
のっ、アホバカスットコドッコイ!」
837チラシの裏 8/8:2006/03/05(日) 23:50:53 ID:5ZFtzm2y0
 ああ……なるほど、会得した。さっきからの咲の煮え切らない態度はそういうことか。
「あ……でも別に勘違いしないでね。お兄ちゃんが好きとかそういうんじゃないから!」
「さ、咲、そのなんだ、わかったからちょっと落ち着こうか?」
「お、落ち着いてるよっ。こんな事言わせないでよ、ばかっ」
 怒っているのか恥ずかしいのか、もしくはその両方か――耳まで真っ赤にした咲。目端にはかす
かに涙さえ浮かんでいる。
 いい兄どころか完全に愚兄である。
「あー、じゃあちょっとやってみようか……?」
「『じゃあ』ってなにさ。別に無理してやんなくたっていいもん」
 プイッとそっぽを向いてドスドスと歩くとボフッとこちらを背にソファに座る咲。テンプレート
のごときオノマトペのオンパレード。
 あーあ、意地になっちゃったよ。
「あー、なんだ。俺もその、強がってっけど、実はやっぱして……みたいしさ」
 ピクリと頭が動く。効果アリか?
「お兄ちゃんがしたいなら……してあげる」
 どうしても行為の理由を俺の側にもっていきたいらしい。あれだけ暴露しておいて今更な気もす
るが、そこらへんは、可愛いとかいう単語で片付けられてしまうんだろう。
「あー、じゃあおれちょっとシャワー浴びてくるわ。咲、とりあえず俺の部屋いっとけよ」
「う、うん。ごめんね、お兄ちゃん」
 花瓶のことだろうか。気難しいように見えて素直な奴。
 トトトっ、と俺の部屋に向かっていく咲の後姿を佇立しながら見送る。
 どうやら、覚悟を決めないといけないらしい。
 紆余曲折を経たものの決戦のときは予定通り、たしかに迫っていた。
838名無しさん@初回限定:2006/03/05(日) 23:53:28 ID:goq2L/hN0
8/8ってここまで来て終わりなのか?!
839名無しさん@初回限定:2006/03/05(日) 23:55:03 ID:YqGxmst8O
当然12まで続くよね?よね?
840チラシの人:2006/03/05(日) 23:55:45 ID:5ZFtzm2y0
(´・ω・)つ すまない、即席エロにしようと思ってたのに、なぜかこんな話に……。
 それはそれとして、皆さんの支援いたみいりまする(`・ω・´)+
841名無しさん@初回限定:2006/03/06(月) 00:45:25 ID:ggCvEqwf0
どっちもぐっじょぶ、ちぃ、おぼえた!
842名無しさん@初回限定:2006/03/06(月) 01:06:34 ID:8lbEY2pMO
>チラシの人
イイヨイイヨー。(*´Д`)が止まらねぇwww
843名無しさん@初回限定:2006/03/06(月) 04:26:39 ID:FGdBCQBSO
チラシの人GJです(*´∀`)
裸で続きを待ってます
844名無しさん@初回限定:2006/03/06(月) 19:07:03 ID:T6RJ9vv30
親が離婚しましたよ。

…再婚したら妹が出来るのかなぁ、と。
そうだったらスゴクウレシイデスヨネ。


焼酎もう一杯飲んできます。
845名無しさん@初回限定:2006/03/06(月) 23:05:55 ID:6ROxGSMc0
そうだ!男なら前のめりに倒れろ!
846名無しさん@初回限定:2006/03/07(火) 00:06:02 ID:rHCKlYVh0
>>844
うちの親も離婚歴があるが、会ったことの無い姉と妹ならいるな。
オレを引き取った母親の再婚相手が別れた元妻のトコに残してきた娘と
兄貴を引き取った父親の再婚相手の連れ子。

どっちもオレにゃ関係ない世界の話さ……
ってか姉妹じゃないな、法的にも世間的にも。
847武零度 ◆/2ImyVmliw :2006/03/07(火) 00:27:04 ID:6+KvNdxn0
第2話「偽りの図書館」
昨日は散々な目に遭ったな。志望校を決めるのはいいがノリがまるでもう
桜塚やっくんみたいで見ていて兄として辛かったぞ。今日のギャロンでも観て
心を潤して、ごろごろでも・・・「なっ!!ギャロンは特番で潰れるだと!?」
思わずデカイ声をあげてしまった。気づいたときには既に遅し、
「うるさいな!朝からそんな声出しているんじゃないの!」
「お前の方が声はデカイぞ。」「なんか文句ある?」即答。発言権はないようだ。
「今日は早いな。勉強でもするのか?」いつも莉緒はもっと寝坊をする妹だ。
「うん、今日は早く起きて家で勉強しようと思って。」なるほど。だがここは、
「俺のために朝ご飯をか、気持ちは嬉しいんだがな・・・」
「そんな訳ないでしょ。」また即答。こんな決断が早ければエロゲでも苦労しないぞ。妹よ。
「ご飯ならおにぃには・・・」ちゃらちゃらちゃらちゃらららんちゃらーんらーんらん・・・
作者よ。読者の方々に分かりにくい着メロやるなよ。いや、確信犯だな。これは。
「もしもし〜!緋奈野〜?」「おう、紅羽。」素早く電話に出る。
この娘は紅羽(あかはね)ちこ。くれぐれも赤羽でもあかばねでもない。
ちこという名は変わっているが俺が言えた口ではないし、親が一所懸命につけてくれた
名を馬鹿にするのは人としてやってはいけないことだ。
かくいう俺は緋奈野千騎(ひなのちき)あの、前言撤回していいですか?
なぜに平成に一騎当千の大武将みたいな名前をつけられるのですか?
それにしても第2話で俺の名前が公開だと。作者よ、設定出すの遅すぎだぞ。
とと、話がずれた。「今から家に行くよ。」「急だな。」
「昨日言ったでしょ!」そういやそんな気も・・・あんな状態だったからな。
「気をつけて来いよ。」「ありがと、じゃ待っててね。」電話を切り一息つくと、
「ちこさん来るんだ。それじゃ図書館行って来る。た・の・し・ん・で・て・ね」
「おいおい、別にここでやったって・・・」妙にアクセントのある声に驚くしかない俺。
「うるさいな!おにぃはここで楽しくいちゃいちゃでもしてれば!この鈍感男!」
「あのなぁ別に付き合っているわけじゃないだから・・・!!!」
これ以上は言えなかった。妹が泣いて家を出て行ったから。
848武零度 ◆/2ImyVmliw :2006/03/07(火) 01:02:34 ID:6+KvNdxn0
第3話「広がる誤解」
駄目だ。分からない。問題が解けない。分からないのは自分の頭のせいじゃない。
理由は分かってるけど今は解決できない。

         何で強がって出てきちゃったんだろう?

それは・・・怖かったからだ。あたしのいつも近くにいたおにぃが離れていくのが怖かった。
結果的にあたしの方から離れてしまったわけだが。全く自業自得だな。
息抜きしよう。適当に本を取ってパラパラと読めば・・・たぁっ!
ドンッ!「キャッ!」偶然同じ本を選んだらしい。隣にいた女の子にぶつかった。
「ご、ごめんなさい!ってあれ?」「あたた、ん?莉緒ちゃん?」
友達のゆいちゃんだ。偶然本を選んで偶然友達にタックルか。凄いなあたし。
「ところで何の本を読みに来たの?」「そ、そそそ、それは・・・」
突然口ごもるゆいちゃん。そういえばさっき何の本をお互いに手に取ったのだろう。
ふと足元に目をやると、「バストアップ革命」ごめん、ゆいちゃん。
「だ、だって、牛乳の力だけじゃ、うわぁぁぁん。」
「あたしだって困ってたからさ。気にすることはないよ」自虐ネタはヒロシだけで十分だ。
「うぐ、ひっく、ところで莉緒ちゃんはどうしてここに?」それは、あれ?
理由の魂胆は残っているけれどさっきよりは楽になってることに気づく。
「うん、家で勉強しようとしたけどおにぃが女を連れ込んで・・・」
「えっ!?千騎さん彼女いるの!?」驚くゆいちゃん。なんだこの展開は。

どうも武零度です。第2話からサブタイトルがつきました。
ちなみに第2話の着メロは私の携帯の着メロです。気づいた方は凄い。
第4話は軽く予告すると「女の子のトークに華が咲く感じですね」
お楽しみにしてくだされば製作者側としても嬉しいです。
849名無しさん@初回限定:2006/03/07(火) 04:07:09 ID:vE/QlEl60
会話文のあとは改行しようね、読みにくいから。
850チラシの裏 9/10:2006/03/07(火) 16:55:19 ID:gn+F67pl0
 ――幕間

 失敗した失敗した失敗した。
 そう心の中で連呼せずにはいられないほどの段取りの悪さであった。
 咲は、兄の部屋の前で先ほどの自分の失態を省みていた。当初の予定ではもっとスマートにここ
までもっていけるはずだったのだ。
 兄の鈍感っぷりを考慮しなかったわけではないが、多少楽観視していたのかもしれない。やはり
兄妹と言えど、相手の気持ちを推し量るのは難しい、そう咲は思った。
 とはいえ、齢十六にも満たぬ少女。予定調和に物事を推し進められるほうが異常というものだ。
「ハァ……なんか疲れた」
 廊下にぺたんと座り込み両手を頬に当てると、先ほど袖先にかけたオーデコロンの微かな香りが
鼻腔をかすめた。指先に感じる紅潮した顔の熱は今もなお冷めない。
(なんであたし、休みの日に制服着てこんなとこでドキドキしてるんだろ)
 思い返せば二日前、友人と興じた他愛のないお喋りで、偶発的に出た男性経験の会話が発端であ
った。その会話のあまりの内容に、咲は驚愕し、また驚嘆した。
 普段から仲のいいグループ内で自分だけが男性経験どころか、恋愛経験すらゼロという事実は、
この年頃の少女にすれば、取り残されたという錯覚にとらわれたとしても、なんら不思議ではない。
 何かいい手は無いものかと物思いにふけりながら、いつものように洗濯をしていた矢先、あのメ
モだ。あまりのタイミングのよさに天啓めいたものを感じてしまった、というわけだ。
 貞操観念も同年代の御多分に漏れず曖昧といっていい。ただ誰にでも、というわけではない。単
純に異性に対しての免疫がない咲が、唯一意識しないでいい相手が兄だったというだけの話。
 持ちうる倫理さえ不明瞭であるため、本来性的な行為からは真っ先に除外されるべき兄が候補に
あがってしまったのはそういった理由からだ。
 そう、他に誰もいないから兄を選んだ――はずだった。
「あー……やだやだ。おさまれおさまれ」
851チラシの裏 10/10:2006/03/07(火) 16:58:32 ID:gn+F67pl0
 とくんとくんと鳴る心臓は微かな音のはずなのに、スピーカーでながす重低音のように耳朶にま
で響く。まるで脳が揺さぶられているようだった。
「だいじょうぶ……だいじょぶ。だってお兄ちゃんが相手なんだし」
 兄程度、という意味合いである。
 それもそう、これはファーストフードを軽くつまむくらい簡単なことのはずだったのだ。
 頭ではわかっている、ただ身体がついてこない。事実は小説よりも奇なり、とは言うものだ。
 そうこうしているうちに、風呂場から聞こえていたシャワーの音が途絶えた。ビクリと顔を上げ
た咲は兄の部屋に逃げるように飛び込んだ。
 無論、自ら清水の舞台から飛び込んだとは本人は思いもしない。ただ数分後に気づくだけだ。
(なんでこんな早くに上がっちゃうかなぁ! まだなんも準備できてない。どうしよう困った――)
 近づく物音、早くなる鼓動。
「――あ、あうわぁ……どっか、隠れるとこっ」
 今の咲はほとんど上せた状態に近い。おもむろに目に入ったベットに飛び込むと掛け布団で体を
くるむように覆った。
 墓穴を掘り続ける。
「さきー? いるかぁ?」
 控えめにふすまを開ける音。
 もはや、これ以上引き伸ばすことは不可能であろう局面がきていた。(いろんな意味で)
852名無しさん@初回限定:2006/03/07(火) 17:04:38 ID:tv44YLq20
えー、また終わりー?
続きまだー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
853チラシの人:2006/03/07(火) 17:08:01 ID:gn+F67pl0
(´・ω・)つ 幕間劇ってことで三人称になってますのでお気をつけをば。
つーか、引き伸ばしスギダネ。反省してます。
 次から兄視点にもどります。きちんと行為にはいってるので許して(;´д⊂)

 >>武氏 確かに、改行しっかりしたほうが読みやすいかと。展開は面白い
とおもいます。GJです。
854名無しさん@初回限定:2006/03/07(火) 17:27:08 ID:eBrC5dfYO
>>チラシの人
またしてもGJ(*´∀`)
ワクテカして続き待ってます
855突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/08(水) 03:25:30 ID:bxETRgFp0
>>805の続きです。
856突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/08(水) 03:25:57 ID:bxETRgFp0
「お帰りなさい、浩介ちゃん!」
掴み合い寸前までヒートアップしていた従姉妹と義妹を実力行使で強引に
引き離し前者をベッドに放り込んで寝かしつけ、後者を何とか宥めて実家
まで車で送った浩介がマンションに戻ったのは、もう日も暮れて暖かい夕
食の匂いがご近所の家々から漂い始める時間帯だった。
「あ、ああ………」
扉を開けた途端に流れ出す暖かい空気からは微かに人肌の心地よい味が感
じられる。味噌とネギの匂いも。
「で、どうだった?」ショートかとを左右に揺らしながら台所から駆けつ
けた真里亜は、どうやら持参したらしいエプロンを付けて無邪気に微笑ん
でいる「リカちゃん、帰るの嫌がってたでしょ? ごめんね? 浩介ちゃ
ん一人に押しつけちゃって?」
「いや、お前が口を挟んでも「こじれる」だけだったしな……」
「そっか……それもそうだね。」
にはは、と少しバツが悪そうに笑う真里亜を責めるわけにも行かない浩介
は曖昧な笑みを返すしかない。冷製に考えてみれば誰にでも理解できるこ
とだが、要するにタイミングが悪すぎただけの話なのだ。もっとも、その
前に『天文学的確率で』という言葉は付くだろうが。
「はぁ〜……」
溜息しか出ない浩介。
「あ、こ、浩介ちゃん? とりあえずお風呂、入ってきて? その間にお
夕飯の支度も終わるから、ね?」
ふらふらと脇を通り過ぎ、部屋の中に入ってゆく背中を慌てて追いかける
真里亜。もちろん、施錠は忘れない。
「いろいろ相談しないといけないこともあるけど、その前に汗を洗い流し
て、お腹をいっぱいにした方が良いでしょ? ちょっと気分転換してネガ
ティブ思考を追っ払っちゃわないと、良い考えも浮かばないよ?」
「………そうだな。悪いけど、そうさせて貰うよ。」
「うんうん、ごゆっくり!」
857突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/08(水) 03:26:32 ID:bxETRgFp0
とは言っても垢を落とした程度で改善されるような状況でもないし、気分
も全く晴れない晴れるはずがない。殆どオートマチックで自分の体をゴシ
ゴシしている浩介の頭の中では、いまも義妹と従姉妹が火花を散らしなが
らのにらみ合いを続けている。
「ったく、どうすりゃ良いんだか……」
しかも根本的な原因が文字通り『自分で蒔いた種』であるから始末に負え
ない。出来れば、どちらにも責任ある対応をしたいところだが……
「ねぇ、浩介ちゃん?」
と、風呂場の前の洗面上まで来たらしい真里亜の声が聞こえてきた。
「ん?」
「タオルと着替え、用意してないでしょ? 何処にあるのか見当は付くけ
ど、私が勝手に探しちゃっても良い?」
つまり室内を勝手に漁っても良いか、と聞きたいらしい。そういえば出迎
えが居たので実家か、あるいは部屋に遊びに来た里佳子を相手にするよう
に何の準備もなく風呂に直行してしまっていた浩介。
「あ、えっと…………」
相手は従姉妹にして元(?)恋人。別に気兼ねするような間柄では無いの
だが、何故か否とも応とも即答できない浩介。
「どうするの、浩介ちゃん?」その戸惑いに気付いたのか、扉の向こうの
声色に不機嫌な響きが混ざる「みっつ数える間に決めないとぉ……乱入し
ちゃうぞぉ!?」
「な………なんでそうなる? というか真里亜、お前いったい全体何を考
えて……」
「はい、さんにいぃいちぃ! 突撃ぃ〜♪」
「う、うわっ!!」
飛び込んできた真里亜は、案の定(?)何も身につけていなかった。ずっ
と実家に軟禁状態だった割りには無駄な贅肉など無く、更に田舎の新鮮か
つ安全な食品で安定した食生活を過ごしてきた肌は最後に会った頃よりも
木目が細かく綺麗になった様に思えた。
「……って、真里亜!」
「なに? 浩介ちゃん?」
858突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/08(水) 03:27:03 ID:bxETRgFp0
にこにこにこっ、と昔と変わらない柔らかい笑みを浮かべながらお辞儀を
するような格好で、立ち上がることすら忘れてしまった浩介の顔を上から
覗き込んでくる真里亜。その下でたわわに実った膨らみが二つ、その大き
さを誇示するように揺れる。リカと比べたら明らかにカップ二段階ぐらい
は違うだろうな、と場違いな上に失礼な想像をしてしまう浩介。
「何考えてんだよ、お前はっ!」
そして、次の瞬間に慌てて体の向きを変える。樹脂製の風呂椅子の上でサ
ンダーバードの操縦席よろしくクルリと回転。
「なにって……」そんな様子に自分の優位を見取った真里亜は、更に接近
して首を伸ばし、浩介の耳元で吐息と共に囁く「……誘惑しに来たに決ま
ってるじゃない? お風呂場だったら脱がす手間もいらないしシちゃった
後に汗を落とすのも簡単でしょ? 一石二鳥じゃない?」
「ば、馬鹿言うな! 昼間、リカと『とりあえず自重』って事で話がまと
まったばかりだろ!?」
というか、そうでもしないと里佳子が拗ねて部屋に根を下ろしそうな勢い
だった訳なのだが。
「私もね、最初は浩介ちゃんの言うとおりに暫く浩介ちゃんと寝るのは我
慢しようかなって思ってたんだよ?」
背後からフワリと音もなく首に巻き付く細い腕。
「だ、だったら……」
「でもね? 浩介ちゃんが脱いだズボンを持ち上げたときに気付いちゃっ
たんだよねぇ。リカちゃんのトリートメントの匂いに。浩介ちゃん、リカ
ちゃんを送っていくだけって言ってたのに、ズボンに匂いが付いちゃう様
なコトしちゃったんだぁ?」
「いっ!?」
「ほんと、相変わらず偽装工作が下手だよね、浩介ちゃんは。リカちゃん
が落ち込んでたから慰めてあげたんでしょ?」
「ま、まぁ、な……」
「だったら、私の寂しい気持ちも埋めてよ? これでも浩介ちゃんが最初
で最後のオトコなんだよ、私には?」その言葉に合わせて、ここ数年味わ
ったことのない豊満な乳房が背中に押しつけられる「それで、リカちゃん
の抜け駆けも帳消しにしてあげるから、ね? ね?」
859突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/08(水) 03:35:31 ID:bxETRgFp0
>>チラシの人氏
乙です。順調ですね。
いよいよの本編部分、ワクテカしながら待ってますw

ところで、最後の一文が非常ぉーに意味深に見えたのは私だけでしょうか?

>>武零度氏
とてもエロゲ的(?)でラフな文章構成ですね。
参考にさせていただきます。

失礼ながら、やはり改行に関しては見直された方が良いかと
(私も人のことは言えませんが………w)
860名無しさん@初回限定:2006/03/08(水) 03:44:29 ID:3gPkLvBRO
こんな時間に投下が!?GJであります!!
861名無しさん@初回限定:2006/03/08(水) 21:22:46 ID:+DXL5AaSO
とっても…エロいです(*´д`)ハァハァ
リカたん好きなのに不覚にもびんびんです
862名無しさん@初回限定:2006/03/08(水) 21:24:37 ID:l8zBwwcC0
朝起きたら妹にポーションを飲まされた
863名無しさん@初回限定:2006/03/08(水) 21:58:39 ID:YTfcEYWY0
突発屋氏GJ!!つか生殺しでつか…(つд`)
個人的にはリカたん送ったとこのシーンもぜひお願いしたい フェラ(*´Д`)ハァハァ

朝起きたら妹にポーション(媚薬入り)を飲まされた
864名無しさん@初回限定:2006/03/08(水) 22:50:32 ID:Addi5aEn0
>>863
媚薬入りっつーか、英語でLove Potionでそのまんま媚薬だけどね。
865チラシの裏 11/15:2006/03/09(木) 01:10:09 ID:6DUgMpdy0
「咲?」
 シャワーを浴びて部屋に戻ってみると妹の姿は無く、代わりにこんもりと膨れた布団の山が一つ。
「何してんだ、お前」
「う、うぅ」
 もそっと頭だけ出てくる。珍妙な姿だ。
「おま……制服皺になるぞ。髪の毛もバサバサになってるじゃねえか」
 手を伸ばし軽く髪を梳くと、驚くほどに滑らかだった。指先が浸透――したかのような錯覚に見
舞われる。
「あ……」
 ピクリと顔を上げた咲と視線が触れ合う。熱でもあるんじゃないかというくらいに赤くなった頬
と潤んだ瞳は、いやがおうにも性欲を掻き立てる。
 数十分ほど前まではただの妹だったのに、認識一つでこうも変わるものか。
「やっ……ちょまって、おにいちゃ――」
「まだなんもしてない」
「うー……なんかだめなの。すごくドキドキしてて……力抜けちゃって」
 色々と男をダメにする台詞である。平素と違い、ストレートに感情を口にするあたり、そうとう
余裕が無いように見える。当の本人は気づいていないようだが。
「しゃ、シャワーでも浴びてくるか?」
 男にとって一択しかないような状況で弱腰になるのは、自分の女性経験の無さを物語っているよ
うで悲しい。
「そ……そうしたいんだけ……ど、腰抜けちゃった……みたいで」
「一体お前は何をしていたのか、と」
 思わず包まっていた布団を剥ぎ取る。
 横向けになった咲の姿があらわになる。制服は若干乱れ、丸めた足からやや視点を下ろすと、め
くれたスカートからのぞく水色と白のストライプショーツ。
 俺の視線はそこに釘付けになるが、咲は隠す様子すら見せない。どうやらそれどころではないよ
うだ。
 紅潮した顔。半開きになった口からは吐息が漏れ続け、肩で息をしながら視線はどこか虚ろだ。
 こんな女の子に触っても大丈夫なんだろうか?
「ど、どうしようか?」
866チラシの裏 12/15:2006/03/09(木) 01:12:08 ID:6DUgMpdy0
「どうって……するんでしょ? エッチ」
 しないとは言えない、ていうかしない奴は男じゃない。兄である前に男であってしまった俺。心
の中で妹に謝る。
「き、キスするぞ」
「えっ……待って、部屋明るい――んっ」
 朝なんだから部屋が明るいのは当たり前だ。そう言おうとしたが、意志よりはやく身体が咲を求
めていた。
 勢いをつけすぎた口付けは軌道をそれて半分を頬に、もう半分を唇に乗せた。ぷるんとした唇の
感触が末端神経を刺激する。
 若干咲の体が強張ったが抵抗は無かった。
「ん、ふぅ……んぅ」
 ほんのり甘い。お菓子や砂糖の甘さではなく、もっと自然な、天然水に含まれるような甘さ。
 そんな心地よい甘さを味わうように十秒も口付けていただろうか。そっと顔を離すと視界いっぱ
いに妹の表情が映し出される。
「これがキス……かぁ」
 春情の波長を受けた咲の艶かしさは淫靡であるのに可憐。相反した二つの顔が溶けあう少女の顔
は、今の俺には言い表すことができない。
「ん……お前も、初めてか……?」
 コクリ、と頷く。お互いが初キス。幼少期ならともかく、この歳での兄妹のキスはあまりにも含
んだ意味が違いすぎる。
 ……ああ、そうだった、こいつ妹なんだ。
 まさかこんな形で交わるとは、夢想すらしなかった一番身近な女の子。
 その事実に、数瞬くらりと陶酔し、無意識にまた唇を重ねていた。
「んんっ――むじゅ……ふむぅ――」
 今度はさっきのような軽いキスではなく、咲の唇を覆うように吸い付く。硬く閉じきった咲の唇
の結び目を舌でノックする。意図を察した咲は、恐る恐るといった感じに舌の侵攻を許し始めた。
 軽く舌を戻し、ありがとうの意味を込め、上唇を軽く噛み、チュッとキスの上にキスを被せた。
「あ……あう……おにいひゃ……」
 咲の咥内を舌でまさぐる。熱い。同じ人間でこれほどに温度が違うものだろうか。
 奥のほうで小動物のように縮こまった咲の舌をちょこんとつつく。目と舌先の動きで『舌、出し
て』と合図する。
867名無しさん@初回限定:2006/03/09(木) 01:13:16 ID:gFovtLiq0
支援
868チラシの裏 13/15:2006/03/09(木) 01:14:06 ID:6DUgMpdy0
「はぁ……れぁ」
 上手く伝わった意思に応じ、咲の舌が俺の舌をつつき返す。再び唇を重ね合わせ、妹の舌に舌を
絡ませた。
「ん〜〜ッ」
 キス、粘液の交換。こんなに気持ちいいものとは思わなかった。
「んぅ、んぅぅ〜〜」
 そろそろ咲が苦しそうだったので名残惜しかったが口を離した。二人の唾液が混ざり合い糸状に
なり、今の俺の心を代弁するかのように、切れることなく二人をつないでいた。
「はぁ……はぁ……ご、ごめん……ね、おにいちゃ……」
「ん、なにが?」
「あ、あたし……はぁ……苦しくなっちゃって、キス……やめちゃって」
 ああ、なんだそんなことか。
「ぜ、全然だいじょうぶ。咲の口、すごく甘かったし」
 理由になってない。
「うぅ……お兄ちゃんに自信つけて……もらわなきゃなのに」
「いいって。お互い初心者だろ」
「うそだぁ。すごくうまかったもん……く、口の中に舌いれるし……」
 参考資料だけは豊富だから、とは口にはできない。ましてやここ数晩イメージトレーニングを行
っていたなんて天地乖離しようとも言えぬ。
「そういってもらえると自信もつくってもんだな。その調子でたのむよ、咲」
「え、う、うん。が、がんばる」
「俺もがんばるっ」
 ふふっと咲が笑う。
「なんかおかしいね」
 確かにベットの上で交わされるような会話ではない。
「いいんだ、二人とも初めてなんだから」
 そっと咲の髪を梳き、そのまま手を落とすと胸元のスカーフをほどく。ボタンは……無いか。
「咲、ちょっと起きて。セーラー服脱がすよ」
「ぬぬ、脱がすのっ?」
「着たままするのか」
 それはそれでおつではある。
869チラシの裏 14/15:2006/03/09(木) 01:16:07 ID:6DUgMpdy0
「こ、腰抜けちゃってて起きれないよ……」
 ああ、そうだった。
「ん……じゃあちょっと失礼」
 丈の短いセーラー服から露出する、可愛らしいおへその両脇から腕を進入させる。ジットリと汗
ばんだ肢体と柔らかな肌が、指先を通じ脳を刺激する。
「ん、やだ、おにいちゃ……やぁ……」
「腕上げて」
 恥らってはいるものの、咲の反応は従順そのもの。顔を隠すように両手を上げる。
 セーラー服をたくし上げると二つの丘陵が姿を現した。ショーツと同じ柄のブラで覆われた胸は
足早に上下を繰り返している。
「咲……着やせするタイプなのな……」
「はぅ」
 咲のおっぱいは成長期真っ只中とはいえ、手の中に納まりきらないほどに大きい。二年くらい前
まで薄型液晶もびっくり、なくらいだったのに……。
「はずす……よ?」
「……」
「あ……一々、確認取る男はウザい、かな?」
「えっ、ちが……ていうか、聞かないでよ、恥ずかしいよ……」
「そ、そっか。それもそうだ、よな」
「いいよ……練習なんだから。お兄ちゃんの好きなようにして」
 ――頭を直にフルスイングされたようなショックに見舞われる。
 なんてこと言うんだ、この妹は。ほとんど失いかけていた理性の牙城が奮闘むなしく、咲という
巨大な津波によって飲み込まれていった。
「さきっ」
 構造なんて全く知らないはずのブラを二秒で外す妙技を繰り出すと、剥ぎ取るように投げ捨て、
淡い桃色の乳首にむしゃぶりつくように吸い付いた。
「や――おにぃ……いきなり、むね、やぁ……」
 舌で乳首の突起を転がしつつ、双方の手でふにふにともみしだくと、咲の口から甘い声が漏れる。
「うぅ、恥ずかしい……だめぇ」
 両手で俺の顔を引き離そうとするが言葉に反し、ほとんど力が入っていない。
 意にも返さず俺は咲の胸を堪能し続ける。右の乳房から左へと舌を這わせ同じように乳首を口に
含む。
870チラシの裏 15/15:2006/03/09(木) 01:18:15 ID:6DUgMpdy0
 甘い、唇とはまた違う肌の甘み。汗ばんだ肌の微かなしょっぱさが混ざり合う。
「おにいちゃ……胸、熱い」
 確かにこねくり回したせいか、咲のおっぱいはずいぶんと熱を持っていた。冷静になって見てみ
ると唾液でテカってないところなどない。いつのまにこんなに垂らしたのか。
「やぁ……ベトベト」
 咲の淫靡さは、さっきから留まることを知らない。ズボンの中ではちきれんばかりに膨張した相
棒が、今か今かと出番を待ち構えている。
 もう少し咲の胸を堪能していたかったが、工程を進めることにした。
 太ももまで手を下ろしスカートをたくし上げる。可愛らしく真ん中にリボンの意匠を凝らしたシ
ョーツに手を当てると、またも咲の身体が強張った。
「――やっ、パンツだめっ」
「だめ?」
「あ、だ、だめじゃない……けど、やっぱだめぇ〜」
 どっちだっつの。
「さっきから恥ずかしいの、あたしばっかだもんっ」
「どうしろと」
「おにいちゃんも、ぬ、ぬいで」
「ず、ズボン?」
 肯定を返す咲。
 多分、脱いだら脱いだで余計恥ずかしくなると思ったが言わないでおいた。だって、可愛いんだ
もん。(←ダメ兄貴)
 俺は躊躇いもなくズボンのチャックを下ろし、下着と一緒に脱ぎさった。
871チラシの人:2006/03/09(木) 01:25:38 ID:6DUgMpdy0
(´・ω・)つ ハァ、エロシーンはむじーですわ。支援ありがたく頂戴いたし
やした。

>>突発屋氏
 トリートメントの描写が俺の中でヒット……。ヤバスグル。想像を掻き立
てるようなエロは、ちょっと色々と俺をダメにするんですよ……。ちょっと
今度ぱくらせてもrげふんげふん。
872名無しさん@初回限定:2006/03/09(木) 02:03:22 ID:nUXHvDpx0
職人さんの大量エロ投下で勃ちまくりなんですけど…(*´∀`)
GJですた
873名無しさん@初回限定:2006/03/09(木) 04:18:09 ID:MutPeuGEO
突発屋さんもチラシさんに乙とGJ
二人ともイイヨイイヨー

朝起きたら妹がイザーク
874名無しさん@初回限定:2006/03/09(木) 20:29:27 ID:PJUydi8o0
萌え死にそう……
875名無しさん@初回限定:2006/03/10(金) 20:51:16 ID:ikh4NbNSO
職人のお二方乙。
股間の神槍が収まらないのだがどうすれば…
876名無しさん@初回限定:2006/03/11(土) 01:07:05 ID:4jrpSav+0
朝起きたら妹にチンコ切られてました
877チラシの人:2006/03/12(日) 06:43:11 ID:chru9HYD0
(´・ω・)つ 朝っぱらからなげーです。冗長なのは勘弁して下さい(;´д⊂)
878チラシの裏 16/21:2006/03/12(日) 06:44:25 ID:chru9HYD0
 AM9:46。
 本日はお日柄よろしくも、家の中で妹とエッチの真っ最中。
「お、おに、おに――」
「節分は過ぎたぞ」
「ち、ちがっ、おにいちゃ――それっ……それっ」
 咲はしどろもどろで一点を指差す。
 やはり初見は驚くものなのだろうか。いきり立った俺のモノを瞬きもせずに見る咲は、驚愕に打
ちひしがれていた。
「そんなマジマジ見るなよ。咲が脱げって言ったんだろ」
「あわっ――わわっ」
 パニック一歩手前。ただ興味はあるらしく視線をそらすそぶりは見せない。
「ちょ……ちょっと触っても、いい?」
 上目遣いで聞いてくる。願ってもないことだ。
「いいよ、練習なんだから。咲の好きなようにして」
「う、うぅ……ばかっ」
「てか、どうしよ。腰抜けて立てないんだよな」
 妹はベットの上で仰向けになった状態。無理矢理起そうと思えばできないこともないが。
「乗って」
「はい?」
「あたしの上。ま、間近で見たいから……」
「えーと、それは要するに、咲の顔の上に……?」
 答えるまでも無いといった咲の表情。
「恥ずかしい思いさせてやるっ」
 マズイ、キレた。
「あー、咲さん……別に横からでも触れる……よ? ていうか乗ったらすごく恥ずかしいと、思う
よ?」
「いいのっ。肉を切らせて骨を断つのっ」
 引用が間違っている気がする。
「あー、もう……ままよっ」
 覚悟を決めて咲に馬乗りになった。ベットがギシギシと軋む。
 視線が交差しあい、興奮と羞恥のドキドキ感が心臓を圧迫してきた。
879チラシの裏 17/21:2006/03/12(日) 06:46:15 ID:chru9HYD0
「見えない。もっと上、来て」
 ズリズリと膝で前進する。亀頭と咲の顔が接近してきた。
 咲の――妹の、ピンクの、唇が……。
「や、ちょ、おにぃちゃ、近――」
 ハッ、いかんいかん! 俺は着陸しそうになった亀頭のベクトルを強引に修正した。危うく妹の
口に突っ込むところであった。J○Lもビックリの誤着陸である。
「うわぁ……」
 目下の男根を見つめ、感嘆の意をシンプルに示す咲。まずい、これは相当恥ずかしい。
「さ、触るね」
 未知のエサを出されたネコのように、おそるおそる手を伸ばす咲。
 亀頭に爪先が触れると、ビクンと陰茎全体が跳ね上がり、反動でぺちりと咲の頬を弾いた。
「ひゃぁ」
「うわぁ、悪い、咲」
「びっくりした」
「先端の部分は敏感だからできればやさしく頼む」
「う、うん。ごめんね」
 まだ、ためらいを残しつつもふたたび手を伸ばす妹。ひんやりした手が陰茎全体をちょんと突付
かれる。気持ちはいいがどこか物足りない。
「先っぽ以外はもうちょっと強めに扱っても大丈夫だよ」
 大きく頷くと左の手で茎の部分を握り、右手で亀頭をちょこちょこと突付き始めた。
「う……」
「い、いたい?」
「いや……逆」
 人に触ってもらっただけなのに、痺れるような快感は、一人でするときの比ではない。
「ん……すごく熱い」
 単純におもちゃで遊ぶ子供のような無垢さと、行為の淫猥さの対比が興奮を掻き立てる。妹の口
から漏れる吐息が裏すじをこそばゆく刺激し腰が引けた。
 今すぐにでも咥内に突き入れてしまいたい衝動にかられる。しかし初めての女の子にそんなこと
をさせるのは気が引けた。中には口淫に嫌悪感を持つ女性も少なくないと聞く。
 未知の快感に対する欲求と、咲に対する配慮が葛藤しあう。
「舐めるの……? これ」
880チラシの裏 18/21:2006/03/12(日) 07:00:24 ID:chru9HYD0
「咲、お前――」
 思いがけない言葉が飛び込む。
「おにいちゃんのこれ……お口に入れたそうなのに、我慢してるみたい」
 頭ではどう思っていても身体は正直らしい。
「舐める……?」
 必殺の上目づかいは選択肢の存在を許しはしない。
「オネガイシマス」
 咲は目と口をぎゅっと閉じると、震えるように唇を開け、
「いいよ……腰落として」
 と、覚悟を決めた。
 突き出した男根に妹の舌が接近し――口からほんの少し突出した舌に鈴口が当たった。
 ほとんど感触は無かったが、伸ばされた舌がチロリと亀頭を一舐めると、背中を電撃が走った。
「う……あ」
 思わず腰を引く。
「おにいちゃんのおちんちん、ビクビクしてるよ?」
「うぅ……」
 さっきいじめた仕返しなのか、咲の口調には嘲笑めいたニュアンスがある。
「ん……れろ」
「……ヤバイ……きもちいぃ」
 断続的に舌を性器に当てる咲。同じような軌道の反復行為は確かに初心者っぽい。
 気持ちはいいけど、段々と物足りなくなってくるのは欲張りだろうか。
「咲、咥えて……くれる?」
「え? うん……もっと前に」
 やりやすい態勢にすればいいのだろうが、仰向けの妹の顔に股間を埋める体位は、非常に興奮す
る。
「んぐ……んぷ」
 咲の口の中に陰茎が埋め込まれていく。
 口いっぱいに陰茎を咥え込むと、苦しそうに鼻で息をし始める。やがて落ち着くと、ぎこちなく
舌を動かし始めた。
 ふぅふぅと苦しそうに鼻で息をする咲が頭を動かす度に、熱い咥内の感触が性器を通じ伝達され
る。勝手に腰が浮き快楽を求めるように緩やかに蠕動し始めた。
881チラシの裏 19/21:2006/03/12(日) 07:02:57 ID:chru9HYD0
「咲、思いっきり舐め回して……」
 そう言うと、先の舌の動きが激しくなった。不規則ででたらめな動きだったが、今の俺に快楽を
与えるには十分すぎた。
 分泌した唾液が口から溢れ出てじゅぷりじゅぷりとイヤらしい音を立てる。
「んふ、ふぅ、んぶっ――」
 尿道から昇りあがる射精感が、ピストンを早める。
「――んぐっ! がっ」
 咲が苦しそうな声を上げたような気がしたが、もう理性が消し飛んでいた。
 勢いよく腰を突きこむと、競りあがる快感とともに、咲の咥内に大量の精液をぶちまけた。
 射精の余韻が体が弛緩していくと、いきなり勢いよく突き飛ばされた。
「うええぇぇぇっッッッ――」
 何が起こったのか全くわからなかったが、痛々しく咳き込む妹を見て、数瞬を置いて氷解した。
「う……え……っく……えあっ……ふ、ぐ……」
 のどの奥に出された精液が絡まっているのか、えずきつづける咲。
「ご――ごめ、咲、おれっ」
 慌てて近寄って見ると、涙と唾液でぐしゃぐしゃになった妹がそこにいた。限界まで紅潮した赤
は、春情があてるそれではなく、苦痛に歪まされた赤だった。
 俺はなにをしているんだ!
 自分に対して激しい憎悪が生まれ、嫌悪感で一杯になったが、今はそれどころではなかった。
「咲、ごめん、ごめんな」
 咲の身体を支え背中をさする。
 今、突き飛ばされ拒絶されたとしても文句は言えなかった。
「ん……う……うぅ……うえぇ……」
 口から白い液が零れ落ちていく。
「はっ……はっ……、ひっく……」
 やがて、嗚咽が混じりだすと、段々と咲の様子が落ち着いてきた。
「う……ひっく……う、おにい……ひゃ、んの……っく、ばかぁ」
「ホントにごめんっ! 許し……いや許さなくていい! どんな罰でも受ける!」
 フローリングに即座にひれ伏すと、床をぶち抜く勢いで土下座した。
「く、るし――かった、ん、だ、からぁ……」
 しゃくりあげた声は、一層俺を攻め立てる。
882チラシの裏 20/21:2006/03/12(日) 07:04:51 ID:chru9HYD0
「ホントにスイマセンデシタ……」
 もはや、ほとんど言葉に血の気が通っていなかった。妹の顔を見ることすらままならない。気分
は死刑囚そのもの。
「……すんっ。こっちきて」
「は、ハッ」
 ビンタの一発や二発は覚悟、いやグーで殴られてもおかしくない。
「顔、あげて」
 おそるおそる、顔を上げてみると、涙の痕がはっきりわかるほど辱められた妹の顔があった。
 無意識に口からでようとした謝罪の言葉が、咲の唇でふさがれた。
「――!?」
 予想もしなかった行動に身体が硬直した。口の中に咲の舌が浸入し、唾液が流し込まれ――いや、
これは、違う。このドロっとした液は――まさか、目には目をッ!?
「(咲、お前――)」
 目で訴えた、が、それは失敗だった。人一人程度、軽く穿ちかねない凶悪な眼光が、古代の怪物
よろしく俺を石化させる。
「ん、んぐ、んんんんんぶぅ――」
 なす術が無い。俺は自分が出した液量を呪った。
「ぷはっ」
 ようやくキスから開放される。
「ハッ……ハッ……これで、っく、許して、あげ、る」
「あ、ありがとぅ、ごじゃましゅ……」
「……まったく……次は怒るよ、って、おにいちゃ……なんでまた大きくなってるのよ!」
 咲が向けた視線の先にはついさっき放ったばっかりの陰茎が、何事も無かったかのように、力強
くそそり立っていた。
「い、いや……咲のキスがあまりにも情熱的だったもので……で、できればもう少し続けたいと思
う所存なのです、が……」
 さっきまでの反省の色はどこ吹く風。あまりにも欲望に忠実すぎる。ちょっと反省(←本当にチ
ョット)
「うー、ばかっ。勝手にすればっ」
 そっぽを向いてしまったが、呆然としていた俺を横目で見ると、
「なによ……するなら早くしてよ」
 と、口を尖らせて言った。
883チラシの人:2006/03/12(日) 07:29:46 ID:chru9HYD0
(;・ω・)つ うわぁ、20で終わっちゃったよ、失敗だぁ。今回はここで終わ
りです。
884名無しさん@初回限定:2006/03/12(日) 10:08:52 ID:rLw2MSKH0
容量警告
885名無しさん@初回限定:2006/03/12(日) 10:33:18 ID:ZnY3aZxk0
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886名無しさん@初回限定:2006/03/12(日) 13:04:09 ID:gRcWtUAn0
487kb
次スレの季節ですね。
このスレは投下が少なくて、1000まで行ってしまうかと思われましたが、
後半に来て盛り上がってなにより。

チラシの裏氏、相変わらず生殺しですか(´・ω・`)
887名無しさん@初回限定:2006/03/12(日) 21:08:34 ID:zKlLth750
勃起しまくりんぐ(;´Д`)ハァハァ
888武零度 1/2 ◆/2ImyVmliw :2006/03/13(月) 01:27:26 ID:0AwzXnUI0
第4話「パンツの話は別の所で」
「彼女は・・・いないよ。だけど、仲がいい人はいるよ。」
正直に言ったつもりだが本当にあっているのだろうか?そう思う莉緒だが
ゆいはもう止まらない感じで、
「うっそ〜!彼女はいないんだ〜。仲がいい人ってクラスメイトとか?」
「そうなんだよ。だけどおにぃは止めといたほうがいいよ。」
自分でも何言ってんだと思った。だけどここで諦めがつけばいいかも。
「(ん、あたし、別に、おにぃのことなんか・・・)」
「え、なぁに?莉緒ちゃん。なんで止めた方がいいの?」
ゆいが縁日の射的の如く身を乗り出す。おいおい、転げ落ちるぞ。
「だってね、普通に部屋の中ではパンツ1枚で着ててもTシャツぐらいしか
 着ないんだよ。それに洗濯物はあたしの下着まで全部やるしさ。」
図書館でパンツとか言っていいのかあたし。
「えー!パンツ1枚・・・千騎さんがパンツ1枚・・・それに洗濯物を・・・
 私のパンツやブラまで・・・それって、かなり羨ましいよー!」
889武零度 2/2 ◆/2ImyVmliw :2006/03/13(月) 01:29:12 ID:0AwzXnUI0
もう場所を気にしていないのか、パンツに収まらずブラとまできた。
ゆいちゃん、あの本といい、脱げば凄いんです。みたいな子だったんだね。
「(むむむ、ドン引きどころか興味を持っちゃってるよ。ならここは!)」
莉緒達の頭から図書館という場所は消え去ったらしく一層声が上がる。
「それに絶対、あたしのパンツとかの匂い嗅いでるよ!」
その時、時間は止まったが歴史は動いた。二人の興奮は止まらないようで
「それにね、それにねおにぃの好きなスタイルや服装は・・・」
カツン、誰かが近くに来たらしい。顔を見上げると図書館の人がいて、
「パ、パ、パンツとか、ブラの話をするのなら他の所でしてくださいっ!」
本日最強の咆哮がこんな所に。恥じらいをこめて言った分強くなるとは
反則だよ。反則なのは20代前半なのにその見かけだけにしてください。
「じゃあ私の家でお話しない?美味しいお菓子と紅茶を買ったんだぁ。」
ゆいの言葉にどうやら第2ラウンドの開始の予報が鳴っている。

第4話終わりました。武零度です。皆様から受けたアドバイスを元に
頑張ってみました。大先輩であり毎回楽しみに読ましていただいている
突発屋氏やチラシの裏氏方からお言葉を頂いて本当に嬉しかったです。
皆様また感想、ご指摘ありましたらお願いします。
890突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/13(月) 05:57:17 ID:ZeqX7NVJ0
そろそろ危なくなってきたので、新スレです。

朝起きたら、妹に その12
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1142195695/
891突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/13(月) 06:07:49 ID:ZeqX7NVJ0
>>チラシの裏氏
なかなかに引っ張りますなぁ>オマエガイウナ
しかも処女にイマラチオさせ、フィニッシュは口内射精とは豪快です!>ダカラオマエガイウナ

ともあれ御自身のペースで楽しんで書いて頂きたいですので、是非とのこの調子で。
これは持論ですが、書いている本人が楽しめる文章でないと他の方に何も
伝わらないと考えていますので。


>>武零度氏
こちらは、なかなかにウブで微妙な展開ですね。
先が非常に楽しみです。
892ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2006/03/13(月) 23:05:57 ID:ZFwBuVJtO
SS職人諸氏、乙そしてGJです。
>>突発屋氏
急展開にワクワクです。リカちゃんの嫉妬が可愛いです。
そして新スレ立て乙です。
…メイド喫茶でリカだとパ○○ェを
思い出しますねw
>>弐零度さん
最初は、「あれ?ミス投稿かな?」
と思ってしまいました。ごめんなさいorz
最初の2話よりずっと引き込まれるような
展開にワクワクしてます。
>>チラシの人さん
咲ちゃん可愛いなぁ…次回投稿が楽しみです。
893ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2006/03/13(月) 23:15:33 ID:ZFwBuVJtO
もはや僕のこと等知らないか忘れてる
人の方が多い気がするハルです。
ノートパソコン買おうかな…
漫喫行くにしてもビジネスホテルにしても
USBメモリとか忘れやすいし…。
と思いながら、
私設まとめ兼朝妹系サイトの準備したり、
リハビリしたりしてます。
埋めついでの近況報告でした。
追伸…後々URLとリハビリ作品のせときます。
894突発屋 ◆63./UvvAX. :2006/03/13(月) 23:42:32 ID:ZeqX7NVJ0
>>ハル氏
ご無沙汰しております。

保守や雑談やご感想レスでもスレは進んでゆきます。
冷酷なことを申し上げるようで非常に心苦しいのですが、2ちゃんに於いて投稿を行わない
コテハンが忘れ去られるのは或意味当然の流れであり避けがたい定めかと………

ちなににイメージキャラは里伽子ではなくて玲愛の方です。
「リカちゃん」って響きは結構好きなのですが、そのまんまパクるのは流石に気が引けて……w
895Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/03/14(火) 17:06:55 ID:erR30zw00
>>突発屋氏
むしろ、批判してくれる人すらいないのが悲しいって意味の方が大きいです。
同じような事言ってるようですが、違うんです。
言葉にすらしたくないという示唆なら仕方がないのですけどね…w
とりあえず、昔の感覚取り戻すために書いてk(略)の日々ですw
896名無しさん@初回限定:2006/03/15(水) 05:55:42 ID:rjh0GxwhO
長文で申し訳ない
>>895
まぁなんだ
つまりは満足な投稿もせずにご意見番ぶってるコテハンは消えろという事だ
はっきり言わせてもらうが、あなたのこれまでの作品の中で1つでも継続しているモノや完結してるモノはあるのか?
もしあるのならば、多少の支持を得たからといって天狗になっているのではないか?
時々あなたに対して辛辣なレスがつくのを目にしているが、現状ではそれも仕方ない事だと思う
最近の自分の投稿にレスがつかないのは、自身に落ち度があるからだと考えた事はないのか?
現に他のコテハン諸氏には少ないながらも何かしらの反応は必ずあるようだが
良作には惜しみない拍手、駄作には無言の非難
どんなかたちであれ、他人に作品を見せるのであればそれは当然の事
お題すら出せず、自分の非力さをスレ住人のせいにするようなヤツは名無しかROMに戻ってくれ
残念だが今のあなたにはコテハンである必要性をまったく感じない
スランプに陥っているなら、自信が戻った時にまた帰ってくればいい
897名無しさん@初回限定:2006/03/15(水) 11:56:12 ID:9QDZZ0PD0
個人差もあると思うけど、読み始めた瞬間に、なんか読みづらいなあと思うことがままある。
そうなると、内容以前にもう読む気をなくしてそのままスクロール。
いい評判のレスが付いてる人は、読みやすさがあるんじゃないかと。
898Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/03/15(水) 12:38:34 ID:bMYNI3iu0
ここ数ヶ月は、自分の過去作品について反省するいい機会でした。
そのかわり、ちっとも書かないがゆえに忘れられたのでしょうか。
それ以前も決してよく書いていたとはいえないこと。
シリーズで書いてたのを中途半端な形で残してしまっていること。
自分が原因で荒れてしまったこともあります。
思い起こせば自分の悪かった点は幾らでも出てきます。
だから自分の非力さを住人さんの無関心等のせいと思った事はないです。
そう思われたのならごめんなさい。
しかし、遠慮なく意見を言ってもらえたら、と思うのも傲慢でしょうか?
自分の視点だけじゃなく、皆さんの視点から考えるための参考として意見を求めてはだめでしょうか?
そういう意図で、今回はすこしぼやいてしまいました。
文章力も、構成も、まだまだ未熟ですけど、できましたら今後もお願いします。
特に896さん、辛辣な中に優しさが垣間見える意見、ありがとうございました。真摯に受け止めます。
打ち切りみたいになってる作品については、設定崩れしないようしっかり纏め直してから続けようと思います。
今でもどうかわからないですけど、まして当時の自分にはちょっと冒険が過ぎたと思うので、
まずは短編で感覚取り戻して、自信ついてから長編にも移行しようと思います。長文失礼しました。
899名無しさん@初回限定:2006/03/15(水) 15:25:30 ID:LyxPsIUh0
読んでるだけの側からは言いにくいけどさ、
語る前に作品落とせってことなんじゃないの。
ハルさんはなんかちょっと、語りすぎの気がする。
ハルさんなんかよく設定とか普通にしゃべって漏らしてたけど、
ああいうのは作品の深みを増すためのものでさ、わざわざ作者自身でしゃべんなくても
話がすすむうちに見えてくるもので、だからこそ味が出てくんだと思うけどなあ。
まずは自分がこうだと思うもの、できあがったもの落としてみてたらさ、
そしたら意見が帰ってくんだと思うけど。
ちょっと前よくやってたちびちび小出し&設定語りとかじゃ、感想とかも書きにくいと思うよ。
900名無しさん@初回限定:2006/03/15(水) 15:27:09 ID:LyxPsIUh0
作品に関しては作品で語れ、っていうか。
ごめんなんか意味わからんね。書き込んどってなんだけど。
901名無しさん@初回限定:2006/03/15(水) 22:02:41 ID:84Q+6bO/0
長期間に渡って何も投下しないで、それで忘れられるのは悪いことではないと思う。
作品の良し悪しを判断するのは投稿者の名前ではないのだから、
例えば名無しで投下するのと同じことなのだし。
少なくとも、俺はそれで構わない。
まあ、連載ものは毎回あらすじを書いてるけど。

それから、レスを貰えないのはこんな掲示板に投下している限り、よくあることだと思う。
俺もこのスレで、ろくにレスを貰えなかったりもするし、他の人もそうだと思う。
SSの技術を身に付けたければ、エロパロのSS書きスレで作られた板があるので、
そこにあるスレを全部読むだけでも、どんな文章が好まれるかとかは分かるかもしれない。
案外参考になったので、実際に投下してみてもいいし。
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/5301/
902Haru ◆cf6.GAJsFA :2006/03/16(木) 03:49:17 ID:saevCPBa0
さて。久々に投下のお知らせです。…構想3ヶ月、
結局投稿できなかった時事ネタと平行線で書いてきたものの1つです。
個人的な感覚では、中編と短編の間くらいの長さです。
1.百合に嫌悪感お持ちの方は回避お願いします。
1話目では直接的なものではないですが念のため。
2.1話目はとりあえず妹キャラの1人称中心で、
兄や友人たちの会話と…自慰のみです。
本番は…2-2以降になると思います。
903& ◆nVxwfa0Vks :2006/03/16(木) 04:40:49 ID:saevCPBa0
起こしちゃうかもしれない。聞かれちゃうかもしれない。そんなスリルが、寧ろ堪らなかった。
私の痴態を見て嘲り笑っている、他の人には見えない私がいる。
『こんな淫らな姿を見たら、義兄さんはなんていうでしょうね?』
『こんなに濡らして、私ってなんてイケナイ子なのかな?フフッ…。』
そんな、自嘲の声が聞こえる気がする。
無事卒業してすぐに、義兄さんと結婚して足を洗ったけれど、
男子禁制の百合の咲き乱れる学園を梯子して、後輩を愛し、先輩に愛されながら、
多感な思春期も含めた16年間を過ごしてきたから。
「んっ…ぁぅ…んぅ…」
クチュクチュとか、ピチャピチャなんてなまやさしい音じゃない。
「…兄ぃ、さぁん…んぁっ…」
尽きることない泉のように、蜂蜜のようにトロトロとした蜜が溢れ出てくる。
行きどころを失った蜜が大腿や股間を伝い、ポタリポタリと洗い場に落ちる。
風呂場の湿気だけではなく、汗や蜜にまみれた身体。
声を抑えても、静かな家の風呂場ではやけに響く気がする。
蓋をした湯船からもれる湯気が立ち込めて、寧ろ暖かい、この洗い場で、
『自慰なんて、ほんの一時しのぎに過ぎない。』 
『ひたすら、自分を抑えるためにするだけ。』
―キスマークをもっとつけて、私は貴方のものだと主張して。
―私を縛りつけ、浮気したいなんて思えない位激しく抱いて。
急き立てるように、求めても求めてもやまない。
強い衝動と、あくまで冷静な理性との狭間で揺れながら、
最愛の義兄に抱かれる自分を思い浮かべて、指を蠢かせる。

「…っ…んぁ…っ…ふぁ…ぁあっ…っ!」

なんとか軽く1回、押し流されるままに快楽の波に漂った後、
私は汗を流し、改めて身体を洗ってから風呂場から出る事にした。
長風呂で湯あたりして、起きてきた兄さんに心配かけないために。
まして、新聞の片隅に載っちゃったりなんて御免だから。
9042-1/3 回想 ◆cf6.GAJsFA :2006/03/16(木) 05:37:01 ID:saevCPBa0
「メールの暇ないのはわかっとる。せめて、声聞かせて。テレビ電話なんて贅沢言わへんから…。」
と、出発する前日に、請うてみた。
「会社から出る経費で行くんだ。テレ○ラみたいな事なんてできないよ。」
兄さんの冷静な、どちらかと言えば常識的な答え。だけど、私にはひどく冷たく聞こえた。
海外研修は、結構頻繁で慣れているつもりだったけど、
「今回は、ひょっとしたら一ヶ月以上かかるかもしれない」
と聞いた私は、そんなに耐える自信など無くて、思わずゾッとしていた。

結婚してまだ2年。4歳上の義兄は、年の割にはいい位置についていると私は思う。
「会議での決定を対訳の文章にまとめたり、入社規定改正前から勤められる人の補佐が今の仕事だ。」
と、活き活きとした笑顔で語ってくれた、夫でありかつ義兄であるこの人の、
さらに出世する好機をふいにさせるようなことなど言えなかった。
地位やお金が全てではないけれど、努力してきた成果だとは思うから。

「国際電話に対応した携帯持ってく。ホテルに戻ったら電話するから。」
数時間にも思える間黙り込んでいた私に、ようやく妥協案を出してくれた。
「…あほぉ!いけずぅ!何で最初からそう言うてくれへんの!」
「ウチのゾッとした顔見て、おもしろがっとったんやろ!このサディスト!」
不安になった私を見て内心笑っていたような気がして、思わず感情が剥き出しになってしまう。
「しんどうなって寝てまうかもしれんから、下手なこといわれへんやろ?堪忍な…。」
実家の方の言葉で優しく言ってくれたおかげで、ようやく落ち着いた。
なんとなく分かっていたことだけど、確信もてなくて不安だったから。
905突発屋 ◆63./UvvAX.
コテハンについて少々。

表裏一体なんですよね、実際。
作者が明確であると、以前に読んで気に入った方は無条件で受け入れて少々の
長文だろうが、とっつきにくい導入であろうが「とりあえず」読んでくれます。(卑怯な発想ですが)
また、ある程度定期的に投稿することで長編やシリーズ物にも挑戦できます。
この二者の最大の強みは「土台作りを省ける」「キャラを動かしやすい」という点です。

が、常に「常に前作以上の出来を」という看板を背負って歩かないといけないのも事実です。
また個人が特定できるので言質や言動も非常に重要でしょう。
これらが破られてしまうと、急転直下で墜落死は間違いなしとも言えますw

以上、言ってしまえばチラシの裏ですが、私はこれらの要素を天秤に乗っけた上でコテハンで
ある道を選んだわけです。ご期待に沿えているかどうかは常に不安ですがw

>>ハル氏
賛否に関わらずレスポンスが欲しい、というお気持ちはよく理解できます。
………・なら、何故にこちらに投下を?