そして今日はもう一冊、宙出版「カルタグラ オフィシャルファンブック」を(´∀`)ノ□ カテキタヨ
以下レビュー。
いつものVFBサイズ、128ページで2300円(税抜)。ポスター付き、CDなし。
ポスターの絵柄はメイド服姿の七七と楼子。そういやゲンガーがメイド好き
だとどこかで読んだっけ……。プレゼント等の告知は特になし。あと、表紙
の紙質がマット仕様というか、とにかくコーティングなしでザラザラしている。
この手の表紙は汚れやすいので保管に注意。もっとも表紙の絵柄は黒が
基調なのでそうそう酷い事にはならないと思うけど。白いと読んでいくうちに
徐々に手垢が目立ってきたりするので……。
内容。キャラ&シナリオ紹介、攻略、書き下ろしショートストーリー、スタッフ
インタビュー、ゲストイラスト、版権イラスト、ボツ原画集。
キャラ&シナリオ紹介。時系列順にCGを並べ、主人公視点のシナリオ紹介
を短文で載せる形式。ぶつ切りになっていて全体の流れが分かりにくいが、
まあこんなもんか……シナリオを知らない人が読むもんでもないし。立ち絵
と表情差分についても小さいけど載っている。CGの載せ方は悪くないかと。
ゲームの仕様上縦長のCGとかも結構多いので、組み方がバラバラになる
のは仕方ないとオモ。差分の扱いが小さいのは不満だが載ってないよりマシ。
攻略は特に語る事もないので略。単純な選択式だし、特に引っかけめいた
部分もないのでこれがなくても詰まる人はいないと思う。
書き下ろしショートストーリー「幻肢痛」。冬史が左腕を失う事になった過去を
回想する内容で3ページ。描き下ろしの挿絵も付いていていい感じ。
スタッフインタビューは杉菜水姫(ゲンガー)と飯田和彦(ライター)のクロス
インタビュー形式。夏コミで売っていた設定資料集を既に読んでいる身から
するとあまり目新しい事は載っていないと思う……。続編の構想もないわけ
ではない(元々カルタグラは三部作を予定していたらしい)とか、「主人公が
事件を解決しないのは不満」と言われたのは予想外だったとか……うーん、
それはどうだろ。ミステリー的な面白さを期待したのはそりゃユーザー側の
勝手だけど、あの雰囲気で期待をするなと言われるのもちょっと……いや、
本編への不満はどうでもいいか。
ゲストイラスト。外部の人が一人1ページでイラストをよせるという安ty……
いやいや、穴埋m……いやいや、よくある企画。描いている面子は川原誠、
橘由宇、中央東口、長浜めぐみ、吉田誠治の5人。やっぱり半分くらいしか
分かりません、はい。
版権イラストは例によって特典テレカと雑誌のピンナップを中心に、イベント
で販売したグッズの絵柄やHP掲載のカウントダウンイラストなんかも収録。
……雑誌ピンナップの掲載サイズがバラバラなのは何か特別な理由がある
のだろうか? 2ページのぶち抜きで掲載されるとページの真ん中で絵柄が
切れてしまうので、「大きく載っていて嬉しい」と単純に喜べないのだけど。
ボツ原画集。原画集というよりは線画集だが、これも前述の設定資料集に
全部載っていたような気が……これなら初期設定ラフやイベントCG線画を
載せてくれた方が嬉しいと思うのは俺だけだろうか。時子のエロとか八木沼
死亡シーンとか、どういうイベントが予定されていたか分かるのは興味深い
と言えば興味深いが。
結論。夏コミの設定資料集を買っていない人にならそれなりにお勧めかと。
情報が被っているのが痛いと思う。既に設定資料集を買ってる人には……
あまり強くは勧められませんな、正直。
追記。カバーを外すとたこ焼き屋の親父の1ページ漫画が! ……まーた
たこ焼き屋ですかそうですか。