雑誌以外のエロゲ関連本について語るスレ 3冊目

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54(´∀`)ノ□ カテキタヨ 1/2
今日は笠倉出版「あやかしびと 百妖草子 CG&設定資料集」を(´∀`)ノ□ カテキタヨ
以下レビュー。

いつものVFBサイズ、112ページで2520円(税込)。ポスター付き、CDなし。
ポスターの絵柄は帯カバー参照……男か、男なのか。巻末に振込用紙が
ついており、表紙とポスターの柄のテレカをそれぞれ1500円で買えるように
なっている。〆切は11/30。また、読者プレゼントとして帯カバーに付属の
応募券を官製ハガキに貼って送ると夏コミで売っていたドラマCD(3名)か
販促用ポスター(10名)を抽選でプレゼントだとか。

内容。キャラ紹介、シナリオ&CG紹介、スタッフインタビュー&攻略、版権
イラスト&ラフ画&設定資料集といった構成。イラストが一番後ろっていう
のはちょっと珍しいかも。

キャラ紹介。まあ、順当な構成。一人1ページ(サブキャラは二人1ページ)
で、キャラ設定とか立ち絵とか身長・体重・スリーサイズとかが載っている。
身長や体重について具体的な数値が出たのは初めて、かな? 刑二郎は
161センチと思っていたほど小さくない(それでも男性キャラでは天と比良賀
にしか勝ってない……ちなみに八咫烏と同身長)とか、さくらは170センチの
大台を超えているとか。ページの下が各キャラの名/迷言集になっている。
やはり輝義の「我は銃によって生まれ(ry」はいいものだ、うん。

シナリオ&CG紹介。まず共通パート、その後薫・トーニャ・刀子・すずの順
でルート別紹介になっている……CG、ちょっと小さくないですか? 差分も
載っていたりいなかったりでちょっと微妙。載っていないCGはないと思うが。
あ、でもカットインとして使われていた一部のCGがフルサイズで載っている
のは嬉しいかも。刀子ルートラスト近くの血まみれの愁厳とか、すずルート
ラスト近くの倉庫の壁に寄りかかて座る九鬼先生と双七とか。
55(´∀`)ノ□ カテキタヨ 2/2:2005/09/29(木) 01:10:14 ID:ewGDoiOg0 BE:16262584-##
スタッフインタビュー&攻略。本書のキモですな。荒川工(プロデューサー)、
東出祐一郎(ライター)、中央東口(ゲンガー)の単独インタビューが2ページ
ずつ。それと別にスタッフコメント(こちらは全員)、声優の一問一答、音楽を
製作したファクトリーノイズ&AGのインタビューも。スタッフのインタビューは
あやかしぼん(初回版封入特典)を読んでいる身からするとさほど目新しい
事は書いてないかも。刀子シナリオは後半がリテイクで大きく変わったとか、
一兵衛は初期デザインだともっと細身でスーツ姿だったとか、エロシーンは
気合を入れて書いたんだけどくるみのレイープシーンは入れどころを間違えた
と思っているとか。あと、声優の一問一答は人によって結構温度差があって
別の意味で楽しい。九鬼先生の中の人ちゃんと質問には全問答えてよ九鬼
先生の中の人。攻略は……CGコンプの手助けにはなるかもしれない。普通
にやっている分にはさくらのエロ関連くらいしか見逃しようがないと思うけど。
もともとそんなに難しい選択肢はないので、まあこれはこれで。

版権イラスト&ラフ画&設定資料集。イラストは特典テレカの画像を中心に
雑誌のピンナップ、夏コミテレカなど。TGで連載している短編小説の挿絵も
載っている……これで全部かは知らないけど。ラフ画はやはり初期設定を
見て今とのギャップに驚くものですな。ソバージュのさくら、細身の一兵衛、
普通のロシア人っぽいウラジミール……あと、イベントラフは単体で見ても
なかなか趣深い。中央東口は独特の描き方をしているからか。ラフ画集の
下段に色々と裏設定やこぼれ話が載っているので見てニヤニヤするべし。
九鬼流の絶招、残りの2つはアレとアレだとか、刀子シナリオで天が胞難と
斬り合うのは某エピソード2からのインスパイヤだとか。


結論。CGの件を除けばファンアイテムとしては申し分ない出来かと。特に、
設定絡みの情報が欲しい人は必携かもしれない。

追記。カバーを外してもイベントCGの線画が載っているだけでした。残念。