夜の校舎で、祐一は舞と出会う。彼女は目に見えない「魔物」と戦っていた。
彼女やその友達の佐祐理と仲良くなり、祐一は夜に差し入れをする。
ある日、佐祐理が魔物に襲われ重傷を負い、怒った舞は本格的に魔物を退治することを誓う。
夜、舞は魔物を次々と仕留めていくが、次第に体の自由がきかなくなる。
最後の一体になった所で魔物の攻撃を受けた祐一は魔物の正体に気付き、
舞を制止する。全てを知った舞は剣で自殺する。
その後断片的なシーンが続く。以下まとめ。
舞は超能力者。
十年前、麦畑で祐一と舞は一緒に遊んでいた。
が、遊びに来ていただけの祐一は帰る事になる。舞は祐一と離れたくないため
「魔物が来る、一緒に守ってよ」と嘘をつくが、祐一はそのまま帰る。
この嘘が舞の力によって具現化し、魔物が現れた。
麦畑の跡地に校舎が建っても、舞は十年間ずっと戦い続けていた。
戦いの中、彼女は次第に理由を忘れてしまっていた。
祐一は舞と一緒にいる未来を妄想する。そこに魔物が語りかける。
魔物は「祐一とずっと一緒にいたい」という願いから生まれたものなので、
祐一もそれを約束し、魔物は「希望」となり舞に回帰して、舞は生き返る。