みなも「どうかしたの?」
彩 「…鳴風さんのおかげで、とても……どうかしてます。わたし」
みなも「そう…」
彩 「いつから」
みなも「え?」
彩 「いつから丘野さんを寝取るようなことしてたんですか?」
みなも「寝取るなんて…」
彩 「丘野さんと寝たでしょう…知ってます」
みなも「まこちゃんが言ったの?」
彩 「……」
みなも「違うんだね」
(省略)
彩 「ええ、おかげであなたがしてることが分かりました」
みなも「そう…」
彩 「もう一度聞きますけど…いつから」
みなも「はい?」
彩 「いつから丘野さんを寝取るようなこと」
みなも「寝取ってなんていないよ」
みなも「いいかげんにしなさいよっ!!まこちゃんと寝たくせに!」
彩 「丘野さんと寝ました。学際のときだけじゃなく、もっとたくさん
それは鳴風さんのいうとおりです」
みなも「だったらっ」
彩 「だけど、寝取ったのは鳴風さんあなたです」
みなも「なにいって」
彩 「わたしの丘野さんと屋上で」
みなも「あれは…」
彩 「わたしと丘野さんと愛し合っているの知っていて
丘野さんの寂しさに付け入って…
みなも「違うのあれは」
彩 「ああいうの、寝取るっていいませんか」