朝起きたら妹に、その4

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1名無しさん@初回限定
朝起きたら妹に・・・・
「お兄ちゃん、スレ立てて」
と言われた。
そんなわけで、本当にスレ立てました。

このスレは、兄と妹の関係を余すところ無くつづったスレです。

前スレ - 朝起きたら妹に、その3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1086964962/

前々スレ - 朝起きたら妹に、その2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1081884827/

前々々スレ - 朝起きたら妹に、
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1076726246/

朝起きたら妹に、まとめページ
http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/8645/
まとめページ(作者別)
http://www.geocities.jp/rhys1672/authors.xml

妹「今日も全国のお兄ちゃんが良い日で有りますように。」
2名無しさん@初回限定:04/07/19 08:41 ID:V8aupno2
余裕で2
3池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/19 09:29 ID:F3Xt3TUZ
>>1乙です。

まとめさんいつもご苦労様です。
当然の結果なのですが、俺がコテハン使わなかった所為か、
登録がバラバラになってしまいました。(現在は3スレ571として登録中)
これからはコテハン使っていきたいと思うので、お願いします。
既に登録されている作品については、自業自得なので修正はして頂かなくても構いませんが、
一応前スレで書いた作品をリストアップしておきます。

456.464 朝起きたら妹に、妹の歯ブラシ使ってるのがばれた。オナ○ーに。
504-507 朝起きたら妹に、選挙に誘われた。
571-575 朝起きたら妹が、化けて出た。
591    朝起きたら妹に、モザイクが入っていた。
613    朝起きたら妹が、「海の日連休キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」と叫んでた。
649    朝起きたら妹に寄生されていた
663    朝起きたら義妹に…マウントポジションを取られていた。……何故だ!?
4名無しさん@初回限定:04/07/19 09:45 ID:R5xwa9GK
ちんこむぎゅう
5ぬるぽさん@初回限定:04/07/19 09:59 ID:odvV2oe7
妹とぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽっぽー
6ガッさん@初回限定:04/07/19 10:09 ID:1vHAAots
妹にガッガッガッガッガッガガッ
7名無しさん@初回限定:04/07/19 10:49 ID:y9eMF0r+
>>1
乙です。
8名無しさん@初回限定:04/07/19 13:19 ID:sPV7L8VQ
>>1乙、即死回避カキコ
9名無しさん@初回限定:04/07/19 13:41 ID:eedSKg6R
妹に、こだわり「職人だねー」こだわりこだわりこだわりこだわり
10名無しさん@初回限定:04/07/19 14:37 ID:J7CNdzoE
この前、朝起きたら
義理の妹が1ダース出来ていました

まじやばいまじやばい
11テンプレじゃないの?:04/07/19 15:37 ID:gIHMb6zA
すべてのお兄ちゃんへ注意事項
★煽りや荒らしなんて嫌いだよ、お兄ちゃん。
  そんなお兄ちゃんなんて無視しちゃうんだからね。みんなも相手にしちゃダメだよ
★あたしは恥ずかしがり屋さんだからsageてね、お兄ちゃん。ageちゃ、やだよ
★あやや、お兄ちゃん。950をとったら次スレ立てないとダメなんだよ。がんばってね。

SS職人のお兄ちゃんへ
★あたしのお兄ちゃんってわかるように、トリップをつけてね。
★お兄ちゃん、落ち着いて。書き込む前に、一度推敲しようよ。

読んでいるお兄ちゃんへ
★がんばれ〜! がんばれ〜! ほらほら、お兄ちゃんも職人さんを応援しようよ。
★ほらほら、お兄ちゃんもネタを振ろうよ。SS職人さんも喜ぶかもよ。
12この辺も:04/07/19 15:44 ID:gIHMb6zA
関連スレ?
妹的存在・年下キャラについて語ろう2
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1073319008/
エロゲ的な現実の幼馴染・兄弟姉妹23
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1062940410/
エロゲマ撃滅! 現実の幼馴染・兄弟姉妹24
ttp://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/game/1966/1084083126/
【義妹は】実妹キャラについて語れ【偽妹】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1079439598/
最強の妹は誰だ?
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1076889498/
萌える妹の作り方 その2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1072193842/
偽妹・脳内妹スレpart2(ネタ/妄想/創作/非現実)
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1063984328/
朝起きたら妹に、まとめページ
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-King/8645/ (更新停止中)
ttp://www.geocities.jp/rhys1672/
13名無しさん@初回限定:04/07/19 15:51 ID:MPdHXTkp
新スレ乙です。
14藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/07/19 16:12 ID:3CblMqww

続きが出来たので保守がてら投下します。
あと、どうにも長くなりそうなんで、トリップ付けてみます。
初めてなんで、失敗してたらすいません。

>突発屋氏
私自身よく碧と緑は間違えるので気にしないで下さい。
(ややこしいのも許して下さいw)

>Y氏
同盟恐縮ですwけど、嬉しいです。

それではよろしくお願いします。
15藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/07/19 16:14 ID:3CblMqww

「ぅうんんん!! お兄ちゃん・・・はぁ、大き・・・はぅっ!!」

火照った白い肌を小刻みに震わせ、大きな瞳を少し涙に潤ませながら、藍はそれをしっかりと受け止めた。

そこはやわらかく広がり、俺を締め付ける。

解けてしまった髪をみだりに揺らしながら、藍は俺に必死にしがみつき、足で腰を抱き、
背中につめを立て、その幼い体に広がっていく許容を超えた快感の波に必死に耐えている。

俺も藍の華奢な体を優しく抱きしめる。

肩口に藍の荒い吐息を感じ、胸元に藍の乳首が擦れるのを感じ、指に藍の汗に濡れた髪を絡ませる。

「藍の乳首立っちゃってる。可愛い・・・」

俺は藍の耳元で、吐息を吹きかけるようにそっとささやくと、より速いスピードで藍の膣壁を削ぐ様に・・・・

「ひゃっ、はぁ・・・はぁ・・・そんないやらしいこと・・・言わないで・・・
んっああっ・・・・はっ・・・おっ、おにい・・・いろんなとこっ・・・はげしっ・・・」

藍はもうまともに喋る事も出来ないまま、俺を抱きしめる。
俺はより深く、より強く、藍のそこをひたすらに突く。

16藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/07/19 16:14 ID:3CblMqww

もっと密着したい。もっと深いとこまで藍を感じたい。
藍のもっと乱れた姿がみたい。ずっと藍とひとつでいたい・・・

「んんっ・・・おっ・・にいちゃ・・・くっ・・・もうっ・・・くるっ」

藍はそう言うと、さっきとは比べ物にならない力で俺を抱きしめ、体全体を震わせた。
膣が中で痙攣して、俺を根元まで締め付ける。

「っっ!!あ、藍・・・・おれもっ!!」

俺はその刺激に耐えることが出来ないまま、昇りつめる射精欲に任せ、藍の腰に手をやり
子宮に届く位お互いを深く密着させると・・・・・

・・・・・一気に爆ぜた・・・

「んんんっ、あ、ああっあぁぁあああああ!!!!」

そのドクドクと音がする位の量と勢いに体の奥が叩かれ、藍はなすすべも無いまま、
より高いところへ自分が連れて行かれるのを、ただ受け止めていた・・・・・
17藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/07/19 16:16 ID:3CblMqww
―――――――

昔の夢を見たのは久しぶりで(そもそも夢をみる事自体が余り無い)、俺は結構気分が良かった。

『俺は生きていて、藍は俺の記憶の中で今も色褪せずに生きている』

そんな事を実感するだけで、俺は言いようの無い幸せに包まれる。
俺はトイレを済ませると、もう一度ベットの中にもぐりこみ、
『また、藍に会えるかもしれない』という期待に胸を膨らませ、もう一度目を閉じる。

・・・・・

『ピンポーン』

呼び鈴が聞こえたが、無視する。いわゆる居留守だ。
あとニ・三度鳴らしても無理だったら帰るだろうし、それよりもこの眠気を奪われたくはなかった。

・・・が、

『ピンポーン』『ピンポーン』『ピンポーン』『ピンポーン』『ピンポーン』・・・・

・・・・連打してやがる。一回鳴らして出なかっただけなのに。
眠気もどこかに逝ってしまい、俺は立ち上がり、顔を洗った後、玄関のドアを開けた。

「どうも」

制服姿の女の子が鋭い目でこちらを睨んでいる。

・・・・・休日(夏休み)、女の子に強引に起こされた。

―――――
18藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/07/19 16:19 ID:3CblMqww

「どうしてここが分かったの?お父さんから聞いた?」
良太は台所で二人分の紅茶を用意をする。ポットに湯を注ぎ、紅茶の葉を入れ少しくゆらす。
「はい。今日ちょうど学校終わって、時間余ったから。
・・・いつも部屋ではそんなだらしの無い格好してるんですか?見てるとこっちまで気分が萎えますよ。」
碧は椅子に腰掛けこっちを睨んだままそっけなくそう答えた。
「ごめんね。寝起きなもんで。留守だとは思わなかったの?」
良太はそういいながら、自分と来客用のマグカップに紅茶を注ぎ、それをテーブルにそっと置いた。
「はい。(トイレの)水を流す音が聞こえました。っていうか、いるんならさっさと出てくれないと困るんですけど。
おかげで呼び鈴何度も鳴らして恥ずかしかったんですからね。
いくら夏休みだからって、こんな時間まで寝てるなんて不摂生ですよ。」
碧はそう言うと、きりっとした目でこちらを睨みつけ、差し出された紅茶を一口飲む。
良太が1を投げると10になって碧が返してくる。嫌な感じではないが、良太は少しやりにくかった。

「・・・で、今日はどうしたの?」
良太が苦笑いをしながらそう言うと、碧は、
「その・・・先週の事謝って来いって、お父さんが。
・・・・・この前は、失礼しちゃってどうもすいませんでした。」
と言ってお辞儀をした。が、口調はさっきのままで謝る事自体に納得がいかないようだ。

「・・・・・・くくっ」

良太は、そんな口調で謝る碧の意地っ張りがむしろ微笑ましいものに思えてしまい、つい笑ってしまった。

「人の顔みて笑うのって失礼だと思います。」
「いや、気にしないで。でも、そんな無理しなくてもいいよ。」
「!! 無理なんてしてません!何かその見透かした感じ、すごく不愉快なんですけど!」
「ごめん。」

良太を睨みつける碧に、良太はなるべく顔がにやけないように謝った。
19藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/07/19 16:21 ID:3CblMqww

――――


(やっぱどうにも似てないよな。この子と藍。)

良太は先日の義父の言葉を思い出しながらふと思う。

義父はこの子と藍が重なると言っていたが、どうしても分からない。

肌は褐色とまではいかないが、藍ほど白いわけでも無い。
顔立ちも藍のように柔和なものではなく、きりっとして、目も藍ほどに大きくない。
背丈は藍と同じ程度だが、線が藍の様に細くなく、藍よりも少し色っぽい。
髪型も藍はロングで碧はセミロングと、呼び方は似ているけれど見た目は全然違う。
性格だって―――

「人の事ジロジロ見ないでくれませんか。はしたないですよ、そういうの。
それとも私の顔に何かついてますか?私には何も感じませんが。」

良太がつい碧を観察するのに夢中になっていると、容赦なく碧の突っ込みが飛んできた。

「っと、ごめんね。つい・・・」

(こんなに違うしな。ま、あの人も随分心配性って事だな。)

良太はそれ以上そのことについては考えなかった。


――――
20藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/07/19 16:25 ID:3CblMqww
「それじゃぁ、外も曇ってきて雨も心配だし、勉強があるので今日は失礼します。」
しばらくして、お互いに紅茶を飲み干すと、碧はそう言って立ち上がり、良太に向かって頭を下げたが・・・

サァァーーーー

一足先に雨が降り出し、碧は困った顔をして、どうしようか悩んでいる。
雨がやむまでここにいると言うわけにはいかないらしいことは良太にも見て取れた。

「傘持ってないんだったら、僕のを借りてって。」
「けど・・・・」
「俺はもう今日は外に出ないつもりだし、予備もあるから大丈夫。」
「・・・・」
「良いから、貸しにするつもりも無いし、俺だって君に風邪をひかせる訳には行かないから。」

良太が笑いながら傘を渡すと、碧は少しだけ顔を赤らめ「すぐにお返しします。」とだけ言って出て行った。
良太は玄関のドアを閉じ、「ふぅ」と一息つくと、ちょうど空腹になってきているのを感じた。
何か食べようと冷蔵庫を開け―――

『ピンポーン』

・・・・また呼び鈴が鳴った。
「はぁー」
良太がため息をつきながら玄関で出迎えると・・・・ついさっきここを後にしたはずの碧が顔を赤らめたまま立っていた。

「あの・・・・」
「なに?」
「紅茶に変な薬とか盛ってませんよね?」
「そんな・・・有り得ないよ。」
「なら良いんです。それでは。」

碧が何を気にしたのか、良太は聞きたかったが、碧はまたすぐ部屋を出ていってしまった為、
良太は訳がわからないまま取り残されてしまった。
21名無しさん@初回限定:04/07/19 16:26 ID:7waD3eV2
支援
22藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/07/19 16:28 ID:3CblMqww

以上です。スレの職人様、これからも頑張って下さい。

それでは失礼しました。
23藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/07/19 16:29 ID:3CblMqww
>21氏
支援ありがとうございます。
タイミング悪くてすいません・・・orz
24名無しさん@初回限定:04/07/19 16:30 ID:LDuNBe65
>>藍と碧 ◆RMITsKBXMc 氏
乙!続きが気になるのでガンガッテくだちい。
25& ◆QWv3R1XL8M :04/07/19 17:06 ID:86eoL8do
Yです。
>>1さん
スレ建て乙です。
>>池魚(前スレ571)氏
前スレ663のSS、ありがとうございました。
…さんざん既出っぽかったうえ、ありがちなので
誰かに「無理だ」とかいわれたらどうしようかと(苦笑)
>>10さん
……シ、シ○プリ?(汗)
26Y ◆cf6.GAJsFA :04/07/19 17:07 ID:86eoL8do
Yです。
>>1さん
スレ建て乙です。
>>池魚(前スレ571)氏
前スレ663のSS、ありがとうございました。
…さんざん既出っぽかったうえ、ありがちなので
誰かに「無理だ」とかいわれたらどうしようかと(苦笑)
>>10さん
……シ、シ○プリ?(汗)
27& ◆zlprGL050c :04/07/19 17:13 ID:86eoL8do
…誤って連投…ごめんなさいorzお詫びというには何ですが…支援小説投下します。
↓突発短編です(天然義姉妹シリーズとは一切関係ありません)
ネタ:朝起きたら、義妹が、コスプレをしていた。〜悠紀・綾乃兄妹の場合〜
「兄さん、おはよ〜」という、綾乃のおっとりとした声で目が覚める。いつもと同じ朝。
…と、思いきや。
「綾、おはよう…今日もありがt…って…。」
「どうしたの?兄さん。」といって、小首をかしげて、横座りをする綾乃。…おいおい…。
「どこで手に入れたんだ?コレ。」 ちなみに、「コレ」とは、チャイナ服のことだ。
あくまで冷静に、自分の気を鎮めるように答える。
ぴったりとしたチャイナ服が、綾乃のなかなかいい感じになった体型を強調している。
…そういえば、いつのまに、こんなに成長したんだろう。
「えっとね…私の友達…紗紀ちゃんの、小母さんがね、
『私の姉さんからのお下がりなんだけど、私にも紗紀ちゃんにも少し大きいから』って。
で、試着させてもらったの。…私にはぴったりだったから、何着か頂いちゃったんだ。」
嬉しそうに言う綾乃。…そういうことね。と、僕は思った。
紗紀ちゃんの伯母さんは中国の人で、チャイナ服もいっぱい持っている。
僕も、高校生の頃に一度だけ会ったことがある。
小柄な紗紀ちゃんや小母さんと比べ、けっこう背の高い人だったっけ。
「ところで、兄さん。似合う?」と、背筋を伸ばし、にっこり笑う綾乃。
姿勢も良いからか、自然と胸も強調される。
「…似合ってるよ。だけど…。」
小さめにみても、CかD位はありそう…じゃなくて。兄として、極力やさしく忠告しなくちゃ。
「1人で外出する時や、女の子だけで行く時は、チャイナ服で外出するのはやめたほうが良いと思うよ。」
…がっかりさせるかもしれないが、綾乃の身の安全の為だ。
「…はい、兄さん。…でも…どうして?」
しょんぼりしてしまった綾乃。小首をかしげて上目遣い…可愛いなぁ、やっぱり。
「…心配なのさ。…だから、ね。」
綾乃をそっと抱きしめ、頭を撫でてやる。
「はぁい。じゃぁ…兄さん、チャイナ服着たい時には、付き添ってね♪」
素直な妹でよかったなぁ…と、思った。
<了>
28Y ◆cf6.GAJsFA :04/07/19 18:42 ID:86eoL8do
Yです。こんばんは。
3スレ目541氏&542氏へ。いらっしゃいましたら、ありがとうございました。
あの時、朝1投稿だったのは、寝落ちしてしまったからですorz
ともあれ、精進します。
突発屋氏へ。いつもGJです。
僕の名前欄の、トリップ乱れは気にしないで下さい。orz
天然義姉妹シリーズ続編、6&7連投です。

天然義姉妹その6〜忘れていた遠い記憶との共通点〜

「しっかし、びっくりしたなぁ…。」
…風呂にさっさと入り、寝室で昨日からのことを考えていた。
…小説や漫画、ゲームでよくある嬉し恥ずかしなハプニング…。
「…でも…役得だよなぁ…。」
だけど…。僕は、自分の理性と、僕達の未来に少し不安を感じ始めたのであった。

「ん〜。」
お風呂でさっぱりした後、私…瑞希は、昨日からのことを考えていた。
「優しそうな青年だったなぁ、竜祐。うふふ」
少年のような純情さと、優しげな瞳。体つきと顔立ちは、やっぱり、大人の男の人だったけれど。
…いけないいけない、思い出し笑いしちゃった。
……ずっと前にも、こんなことあったわね…。
突然思い出した、ずっと忘れていた記憶。
「私、再婚する。来月から私達は、新しいお父さんのところで住むのよ。」
…と、数枚の写真を持って来たお母さんが言い出した、遠いあの日。
アレをきっかけに、私達の関係は始まったのだ。
29名無しさん@初回限定:04/07/19 19:39 ID:4NrUU+jM
朝起きたら妹に、
露天風呂で出くわした。
30名無しさん@初回限定:04/07/19 19:55 ID:q3rQ7hGd
朝起きたら妹に人体改造された。


妹「兄の身体データをチンコ測定委員会に提出したらかなり屈辱的な結果になったので
  ついカッとなってやってしまった。今では大変満足している」
31名無しさん@初回限定:04/07/19 19:59 ID:++3gAzWT
朝起きたら妹に、「にいや」と言われた。
32名無しさん@初回限定:04/07/19 22:43 ID:o8Y9iyQ6
朝起きたら妹に、ダルマにされていた
33池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/19 23:22 ID:F3Xt3TUZ
 朝起きたら妹に、露天風呂で出くわした。

それは、一家で旅行に出かけた二日目、
俺が朝早く起きてひとっ風呂浴びようとしたときのことだった。
「あ〜あ、今日はどこ行くかなあ」
なんて言いながら露天風呂につかると、後ろから突然、
「キャーッ!」
女性の声で悲鳴が上がった。すぐ近くだ。
なんだなんだ?湯けむり殺人事件か?などと思いつつ、
俺は勇気を出して声のした方へ行き、紳士的な言葉をかける。
「大丈夫ですか、お怪我は? 一体何がおぺガァッ」
突如、いつになく紳士な俺の顔面に、謎の円盤が襲い掛かった。
女性の前で格好悪いところは見せられないと、倒れそうになるのをこらえ、
飛来した円盤の正体を見極める俺。それは――
――ハトカ旅館。
洗面器かよ。誰だ?こんなもの投げるのは。
「キャーッ! キャーッ!」
さっきの女性がまだ叫んでいる。叫びながら、俺に洗面器を投げつけてくる。
「出てって! 早く!」
もしかしてこれは妹とか? で、俺は変態扱いされてるのか?
いい加減ベタな展開には飽きてきた。
「わ、悪かったよ、俺が。 でも、家だとそっちから裸見せてきたりするじゃあないか」
俺は説得を試みるも、妹はまだ暴れるのをやめない。
「早く出てけ! 変態! 誰か!」
カァッチ〜ン、妹に変態と言われちゃあ、流石に紳士な俺も怒りますよ。
俺は妹の両肩を掴んで、暴れるのを止めさせた。が、その時、背後から、
「キャァー!」
また女性の悲鳴が。後ろを振り向くと、声の主は妹の瞳だった。
――妹? じゃあ、この俺が掴んでいる人は?
「お母さーん! お兄ちゃんがお風呂で知らない人襲ってるー!」

俺の人生はこの時終焉を迎えた。
341/2 ◆GYhzO8OFh6 :04/07/20 01:34 ID:LgRWqGZT
「うふふふ♥ お兄様ったら」
 すでに甘い蜜を蓄えたつぼみが花開くように、あでやかな笑みを浮かべる妹。だけど、その笑み
の花は、哀れな虫を誘い込み、その体を溶かして養分を吸い尽くす食虫花。
 濡れる瞳を避けるように、俺は妹から視線をはずして、ぶっきらぼうに言う。
「お…重いんだから、早くどけよ」
 しかし、何もかも見透かしたように小さな笑い声をもらした妹は、俺の膝の上に乗せてある小さな
お尻をわずかに動かした。
 てっきり膝の上からどくのかと思いきや、妹は尻に敷いていた制服のスカートの裾を引き出した。
そして、俺の膝を覆うように引き出したスカートの裾を大きく広げる。
「お、おまえ。なにを……!?」
 下腹のあたりで奇妙な感触に気づいた。それとともに、金属を小さく打ち合わせる音。
 スカートに覆い隠されたその下で、妹がベルトをはずそうとしていることに気づいた俺は、とっさに
腰を引こうとしたけど、妹を膝の上に乗せた状態では、そんなことをしても逃げられるわけもない。
 いや、本気で逃げようと思うなら、いくらでも手はある。
 大声で叫べばいい。
 妹を突き飛ばせばいい。
 だけど、俺は動けなかった。手探りでベルトをはずそうとしながら、胸の中にもたれかかるようにし
て俺を見上げる妹の視線に、俺は指ひとつ動かせずにいる。
 妖しい光をたたえる妹の視線は、伝説のメドゥーサの視線よりも確実に、俺の手足に絡みつき、
動きを封じていた。
「お兄様は、そのままでいらっしゃって。すべて、わたくしがいたしますから」
 カチャと音を立てて、ベルトがはずされる。ついで、ズボンのホックがはずされ、ファスナーが引き
おろされた。
「あは♥ お兄様のものが、自由になって喜んでますわ」
352/2 ◆GYhzO8OFh6 :04/07/20 01:34 ID:LgRWqGZT
 妹がいうとおり、押さえつけるものがなくなった俺のものが、トランクスを突き破ろうとするかのよう
にそそり立っているのがイヤでもわかった。
 妹はトランクスの布越しに、ペニスの亀頭の部分をゆっくりとねぶるように撫で回す。
 達するにはもどかしく、静めるには無視できない、微妙な刺激にジリジリと興奮が引き上げられる。
「おまえ…マジで、やめろ…って……」
「あら? やめてよろしいんですの?」
「……はうぅっ!?」
 悪戯をとがめられた子供のような顔をした妹が、トランクスの前から差し込んだ人差し指の爪で
亀頭を引っかいた。
 なぶられつづけて敏感になっていたが、それでも達するには弱すぎる刺激にもだえていたペニ
スには、その刺激は強烈すぎた。一瞬、頭の中に火花が散り、射精してしまったかと思ったほど。
「本当に、やめてもよろしいんですの?」
「……」
 悪戯っぽい笑みを浮かべて問いかける妹に、俺は答えることができなかった。
 それを承諾と受け取った妹は、素直になったご褒美とでも言うように、ペニスをトランクスの中か
ら取り出して、直接撫で回し始めた。
 たった一枚の薄い布がなくなっただけなのに、先程とは比べ物にならない快感が背筋を駆け巡
る。
 直接触れる妹の掌は燃えるように熱く、その熱と興奮でぬらしたような汗をかいていた。その汗を
なすり込もうとするように、しつように俺のペニスをなぶる度に、ニチャニチャという湿った音を立て
る。
 興奮と背徳感に、心臓がドクドクと胸を突き破りそうなほど高鳴っている。
 いけないことだとわかっていても、振りほどくにはあまりに甘美な快感。
 荒い鼻息をつき、ただ妹が与える快感に悶える俺の耳元に、妹が口を寄せた。
「お兄様……射精したい?」
3680たん ◆GYhzO8OFh6 :04/07/20 01:38 ID:LgRWqGZT
新スレ乙です。新スレになったので、取り急ぎ続編投下
……のつもりだったんですが、もともとエロシーンは苦手なので予定のところまで終了しませんで
した。あんまりエロくないかもしれませんが、勘弁。
しかも、文量が多くなりすぎたので、全部ではなく前編という形で一部投下です。
明日か明後日あたりに、残りの部分を投下します。

           ∧_∧  
          ( ´∀`)  
       _φ___⊂)_
      /旦/三/ /|
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    |忘れてる?.|/
37桐莉兄@1/6:04/07/20 01:51 ID:aCVzgoq2
「ばばんばばんばんばん(はーびばびば)♪」
「ばばんばばんばんばん(はーびばびば)♪」
「此処は天国〜♪」
「桐莉のぉ湯ぅ〜♪」

「………」
「ぐっもーにんっ、兄ちゃん!」

朝起きたら妹に、露天風呂で出くわした。

「待て待て待て。OK、マイシスター。落ち着いて考えてみよう……」
「何をスかー?」
「……久々の家族旅行で温泉地にやって来た」
「ちょっとぬるめでいいお湯だー!」
「……山奥の秘湯とやらで宿泊客は俺と桐莉、親父、お袋、以上の四人だけだ」
「貸切スよ!貸切ッ!超ゼータクな気分スねーっ!」
「……更に言えば此処は混浴の露天風呂オンリーで、親父とお袋は昨夜の宴会料理と酒の後遺症からまだ立ち

直っていない」
「多分昼過ぎまで起きて来ないスよ」
「……って事はだ」
「って事はスねー」

「……………」「……………」

「兄ちゃん、露天で合体だーっ!!!」
「だぁぁーーーっ、矢張りイキナリそう来るかーーーッ!!!」
38桐莉兄@2/6:04/07/20 01:52 ID:aCVzgoq2
ぱぴょぉぉんっ、っとルパンダイブで飛び掛って来る妹を紙一重で回避!
其のままブクブクと乳白色の湯の中に消える桐莉。
沈黙の欲情もとい浴場に張り詰める空気が俺を戦いの日々へと立ち返らせる。

「――来る!」

ヅザザザザザザザザザザザザザザザッ!

猛烈な勢いで迫り来る水飛沫。
半歩下がると、俺は濡れタオルを力一杯振り被る!

「兄ちゃんっ、ギブミーソーセージィィィーーーっ!!!」
「甘いっ、其れは私のおいなりさんだっ!!!」

すぱぁんっ☆

「きゃひぃぃぃーーーんっ!」

重みを増したタオルが、妹の生っ白い尻に直撃!
其のまま水底へと沈み行く桐莉。
いや、すまん。
兄ちゃん、ホントはインディー・ジョーンズみたいにさ、足首にタオル巻き付けて投げ飛ばしたかっただけなんだ。

「………よし、今のうちに退避する!」
39桐莉兄@3/6:04/07/20 01:52 ID:aCVzgoq2
判断したら即行動、其れが戦場で生き残る鉄則だ。
このまま湯の中に居ては危険だ。
何せ妹は全学徒対抗水泳大会で全種目単独優勝を果たし、以来巷では水戦試挑体と呼ばれているような奴だ。
尤も、陸に上がったら上がったで、火戦試挑体に変わるだけのような気もしないでもないが。

俺は速攻で水場から離れる。
投擲用の洗面器を幾つか確保し、妹が息を切らして飛び上がって来る瞬間を狙う。
其の一瞬で勝負をキメるぜ!

「さぁ、来い……桐莉っ!」

ざっ―――

葉擦れの音がして、後は静寂が辺りを包むのみ。

――落ち着け。焦って先に動いた方が負ける――

くそっ………すげぇプレッシャーだぜ……
…何処だ……何処から狙ってやがる……

………………………………
………………

……ってゆーか、あれから何分経過したんだ……?

「お、おい……桐莉……?」
40桐莉兄@4/6:04/07/20 01:55 ID:aCVzgoq2
あの馬鹿、浮いて来やがらねぇ!

「桐莉っ!」

慌てて俺は湯の中に飛び込む。
幾らなんでも五分も六分も潜って居られる訳が無いだろ!
畜生っ、俺が付いていながらこんな――

「桐莉っ!死んでたら返事しろっ!桐莉ぃっ!」

じゃばじゃばじゃばっ!

「桐莉……悪ふざけはいい加減にしろよ……兄ちゃん、マジで怒るぞ……」

――ぬろんっ。

「!?」

何かが(というか、桐莉しか居ねぇだろ!)俺の足に絡み付いて、てぃむてぃむを咥え込む!

――ぢゅぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅぷ

瞬く間に硬質化するイチモツに、気合込めつつ勢いヨロシク、俺は思う様背後に向けて腰をエビ反らす!

「でりゃぁぁぁっ!いもうと一本釣りぃぃぃーーーっっっ!!!」
「おわぁっ!?兄ちゃんの釣り竿ご立派ぁっ!?」
41桐莉兄@5/6:04/07/20 01:57 ID:aCVzgoq2
ちゅっぽんっ、と音を立てて、俺の竿から妹の口が離れる。
其のまま5メートル程吹っ飛んで、派手な水柱と共に立ち上がる桐莉。

「んっんーっ、まったりとしてコクがあり、この鼻腔を擽る磯の香りが……」
「湯船の中で何やってんだよ、おまいはっ!」
「ちょっとくらい白いの射しちゃっても大丈夫スよ。元から白いし……」
「そーいう問題じゃないっ!」
「……あ、そーだ。だったら、桐莉の膣内に射せば無問題ス!」

それが一番問題だ!
つーかマジで勘弁してくれ、マイシスター!
兄ちゃん、さっきから妹マソコでこきこきしたいの必死に我慢してんだからYO!

「誰も見てないスよー?」
「妊娠したらどーすんだよっ!」
「桐莉は兄ちゃんの子供なら産んでもいいスよ?」
「だから、お前は俺の実妹なんだってばよ!」

微妙に、微妙ォ〜にッ、会話が噛み合って無ぇっ!

「うーっ……兄ちゃん、桐莉のコト、好きじゃないスか?」
「好きだからヤベェんだろ!」
「解んないス!好きだったらピーしても問題無いじゃないスか!」
「兄妹だからマズイんだって!」
「どうしてスか?だったら、兄妹なんてやめるスよ!」
「んな簡単に辞めれたら、世の悩める兄妹’sは何も苦労せんっつーの」
「じゃあ、いっそ義理の妹だったってコトで一つ……」
「だから……義理とかって勝手にこっちで決めれるもんじゃないだろ……」
「世界の中心で愛を叫ぶス!アイィーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!」
「叫ぶな、馬鹿!五月蝿い!」
42桐莉兄@みっしょんこんぷ:04/07/20 02:00 ID:aCVzgoq2
怒鳴り付けてから、俺はかなり後悔したね。
桐莉の奴、マジ泣きモードだよ……。

「………ぃちゃん……きだも……っ……」

こいつ、普段は緩めの変な奴だけど、昔から――

「……泣くなって……」
「桐莉、兄ちゃんが好きなんだもんっ!」

うぉーい、勘弁してくれぇ。
嬉しいよ。嬉しいけどさ、もうなんつーの?理性が限界っつーか、
メチャ萌えな表情と台詞でキメながら、下の方ではさり気に漏れのてぃむぽを揉み揉みするのはどうかと思う。

てぃんこ揉み揉み揉ぉみ揉みぃ〜♪(涙)

やばい……やばいです、もう我慢がぁぁぁ……。

――どぴゅっ☆

「……ああっ!?ちょ、まだ射しちゃ駄目スよ!?これから山場なんスよ!?」
「山場とか言うなぁぁぁっ!」
「もう一回っ!今すぐ猛り狂わんばかりの性欲をフルチャージするがいいスよぉぉぉぉーーーーーっっっ!!!」

………どうやら、俺は未だ辛うじて桐莉の兄ちゃんで居られるらしい………。
43名無しさん@初回限定:04/07/20 07:36 ID:u5WS87fb
>>36
80たんキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
待ってました。十分エロイです。
続きも期待して待ってます。

>>37
GJ!
全編超ハイテンションですね。
>「おわぁっ!?兄ちゃんの釣り竿ご立派ぁっ!?」
に吹いた。
44池魚 未完 ◆6J6PPOanMI :04/07/20 08:01 ID:u5WS87fb
 朝起きたら妹に人体改造された。

目が覚めると、俺はなんだか見慣れないベッドに寝かされていた。
「ん……? ここは……?」
起きようと試みるも、手足がベッドにしっかりと固定されていて、動けそうにない。
しかも気がつくと、俺は今全裸のようだ。寒い。
「目が覚めたか、兄」
頭上からする妹の声。
首の可動範囲を限界まで使って上を見ると、妹は白衣にゴム手袋、マスクと、
まるで手術のような服装をしている。
「おいっ! これは一体なんだ! 何をした!」
怒っているのを示す為に手足をガチャガチャと揺するも、裸だといまいち迫力が出ない。
「兄、自分の股間を見てみてくれ」
年頃の女の子がいきなり股間だなんて、破廉恥な。とか思いつつ下を見ると、
「うおっ! ぎょっ! 俺のアレが!」
魚魚と叫ぶほどに驚いたのは、俺のアレが超巨大化してたからだ。
前まではMAX10センチちょいだったのが、今では20センチオーバーだ。(当社比2倍)
「おい! 何をしたってんだ!」
「兄の身体データをチンコ測定委員会に提出したらかなり屈辱的な結果になったので
 ついカッとなってやってしまった。今では大変満足している」
妹は淡々と言い終えて、最後に、
「――兄は不満か?」
いや不満はないけどね。むしろハッピィハッピィだけど、ここで喜ぶ訳にもいかんだろ。
「何勝手なことしてやがる! 何とかしろ! まず手足の鍵を外せ!」
「……不満なら戻してもいいが?」
せっかくやったんだから戻さんでもええのに。……何とかごまかすか。
「うるせえ! とりあえず解放しろ!」
暴れる俺を見て妹は、
「……兄にはそれの凄さを分からせてやる必要がありそうだな」
俺の股間のほうに近付いてきた。

    ――続ける?――
45名無しさん@初回限定:04/07/20 11:53 ID:OHenb3gl
>>44
続ける!
46名無しさん@初回限定:04/07/20 12:12 ID:941282dh
朝起きたら妹に、
「お兄さま、強制射精の時間です。」
と言われた。
うわ、なんだ手にしたその電気マッサージ機は。
47名無しさん@初回限定:04/07/20 14:49 ID:Ttn/uHDW
朝起きたら妹に、外人部隊入隊の契約書にサインさせられていた。
48名無しさん@初回限定:04/07/20 14:53 ID:la2M3s0q
エロゲ88送りか!
49名無し兄:04/07/20 15:18 ID:bCuqKYdW
>>46

朝起きたら妹に、
「お兄さま、強制射精の時間です。」
と言われた。
うわ、なんだ手にしたその電気マッサージ機は。

「今日はまた新しいマシンを持ってきたので試したいのです。お兄さま、よろしく」
「まてぃ!ちょっと待て!」
「いいえ待てませんお兄さま。何度も申し上げた通りこれは私とお兄さまとの勝負なのです。
射精して頂ける時間をこの前よりも短縮できれば私の勝ち、お兄さまがこの前以上に
持ちこたえられればお兄さまの勝ちです。過去通算15勝3敗、最近は私の6連勝中
ですから、たまには頑張って頂かないと、ね(はあと)」
そう。いまいましいことに最近はロクに持たずにイカされっぱなしなのだ。兄、というより
男として沽券にかかわる事態なのだが・・・
「気持ちいいんだよなぁ(ボソ)」
「さあ、用意は出来ましたわよ。ストップウォッチ、スタート!」
おぅ、何時の間にトランクスまで下ろされて機械装着までされてますよ。竿に沿って
グニャグニャな棒を這わされ、妹の右手にはマッサージ機。そいつがウィィンと・・・うっ
「お兄さまのお好みは承知しております。睾丸を暖めながらマッサージ機をこの辺りに・・・
うふっ、お兄さまのが硬く立派になってきましたわ。そうなると沿わせたこの棒の先が
カリの裏を刺激して、うふふふっ」
50名無し兄:04/07/20 15:20 ID:bCuqKYdW
くそ、機械だけならまだ大丈夫なハズなんだが、妹にされていることと妹のあの妖艶な
笑顔が俺を駆り立ててしまう・・・う、うっ、あぁ、ああぁ。
白濁液は艶然と微笑む妹の顔に当たり、汚して行く。
「お兄さま、今日も元気ですわね。私、嬉しいです。そして・・・ついに1分の壁を破りました。
53秒、レコードですわお兄さま」
嬉しくない、嬉しくないぞっ。1分も持たないなんて・・・いくら妹にしてもらったからと言って・・・
それに勝負に負けると・・・
「これで7連勝。お兄さま、そろそろ勝って頂かないと私・・・ちょっと寂しくなっちゃいます。
お兄さまの・・・コレ・・・で喜ばせて頂きたいです。で、でも、ルールはルールですから!
約束通り指と口だけで私をイカせて下さい。そしてお兄さまは次の勝負まで射精しては
ダメですよ。一人HもNGですからね(はあと)。ひゃん、あぁ、お兄さまぁ、私もうこんなに
お漏らししてるんですぅ・・・」
妹を口で攻めつつ、この後マスもかけない自分を考えると情けない想いで一杯になる。
次こそは。54秒持てばいいんだから。なんとか持たせて、妹と一緒に・・・へへ。
「あん、ああん、もう、イッてしまいますぅ〜」
51名無しさん@初回限定:04/07/20 16:37 ID:fIUhD4+8
>>44
チン測最小記録は勃起時4cmでござんすわよお兄様
52池魚 >>44より ◆6J6PPOanMI :04/07/20 18:02 ID:u5WS87fb
「私が兄に施したのは性器巨大化及び性的能力の強化手術だ。例えば、このように――」
妹は、マスクを外して俺の顔を覗き込んできた。
すると何故だか俺は急に体が熱くなり、股間に血が集まって行くのが自分でも分かった。
「近くに雌の存在を確認するだけで発情し、生殖準備が完了する」
痛いくらいに勃起している俺の性器。
裸で仰向けで勃起なんて、生き地獄な。
恥ずかしすぎて、穴があったら入れたい。いや入りたい。いや、今はむしろ入れたい。
「私に入れたいか? 早く出して楽になりたいか?」
こいつ俺の心でも読んでるのか? 読んでるんならさっさと入れさせろ。
「どうした? 発情しすぎて言葉も出ないのか?」
心読め、バーカ。いやこれは無茶か。
さっきからグダグダ心の声で喋っているが、実際もう我慢の限界だ。腹くくるか。

「――分かってんだろ。早く出させてくれ。……お願いだ」
今の心境は、『試合に負けて勝負に負けた』って感じだ。
妹が、めったに見せない笑顔を見せる。
「分かればいい。じゃあ、手でやってやろうか」
妹はゴム手袋を外した。
だが、俺としてはやはり入れたい。
何とか言いくるめられないものだろうか、とか考えていると、
「なんてな。せっかくの生殖器だ。使わせてやろう」
やっぱり心読んでやがるな、この妹サマ。ありがとうございます。

服を脱ぎ終えて、俺の足に馬乗りになる妹。
妹は右手で俺の性器をくりくりと弄っている。
「うぁっ……くっ、やめっ……」
妹が性器に触れるたびに、バカになるんじゃないかというほどの快感が押し寄せる。
俺の顔を見て、妹は楽しそうな顔で聞いてくる。
「なんだ? これくらいじゃあ、物足りなかったか? 早く入れて欲しいか?」
YES!YES!YES!と叫びたいところだが、流石にそこまで積極的になるのはまずいので、
「……はい」
やや控えめに。
53池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/20 18:03 ID:u5WS87fb
「ふふっ、……いいだろう」
そう言って妹は、腰を持ち上げる。
妹の顔は赤く上気し、その性器からは、一筋の透明な液が垂れていた。
やがて妹は俺の性器に、腰をあてがった。性器の先端が軽く触れる。
「ッ……!」
たったそれだけでも、今の俺には射精してしまいそうなほど快感が走る。
「ふぁっ、…ど、どうだ……? 今入れてやる……う、嬉しいか……?」
妹のほうもかなり興奮しているらしく、俺の性器にたらたらと汁を垂らしている。
こいつ自分にも発情手術でも施したのか?とか思ったが、
そこを突っ込んだら死にそうなので、俺は何も言えないでいる。
「じゃあ、い、行くぞ……」
妹は一気に腰を沈める。
「うああぁぁあっ! ああっ、熱っ、んん!」
死ぬほど気持ちいい。つか死ぬ。息がうまく出来ない。
「ああぁっ! 兄っ! わかる、か? 奥、奥にっ、当たってる!」
分かりますとも。
過敏になった俺の性器は、妹の中の襞の一本一本まで判別できるほどになっていた。
「あんっ、兄ぃっ! うあっ、くっ、んっ、ああぁっ!」
妹はあられもない声で喘ぎながら、腰を振り続ける。
俺も一緒に動きたいが、妹の所為で動けないこの悲しさ。
少しすると俺は、すぐに限界が近付いているのに気付いた。
「お、おいっ! と、止まれッ! 出ちまうっ!」
「はぁっ! あぁっ! ひぁ、あはぁあっ!」
……聞いちゃいねえ。こいつ、俺に手術したの自分が楽しむ為だろ。
まあいい、そっちがその気なら、こちらも最後までイかせて貰おう。
しばらくの間、部屋には、男女の喘ぎ声と、グッチャグッチャと水音が響いている。
やがて、
「うぁあ……ああぁ! くっ、イ、イク!」
「えっ? あ、あぁっ、ん、あっ、……んあああぁぁあ!」
俺は妹の中でイッてしまった。それと同時に妹もイッたようだ。
54池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/20 18:04 ID:u5WS87fb
射精はしばらく止まりそうもない。
精液が妹の中で放出される感覚が、俺の脳に克明に刻まれていく。
「ああっ、兄っ、んっ、兄ぃっ! ひあぁあ、熱ぃっのぉ!」
「ッ……!」
「はあぁっ! まだっ、でるのぉ!? ……んはぁああっ!」
膣内に大量に射精される感覚で、妹はまたイッたようだ。
それから30秒近く、俺は強化された性器で射精し続け、それを受けて妹はイキ続けた。

「はあ……はあ……、終わったか……」
目の前の妹の腹はぽってりと膨れ、それでも入りきらなかった精液が
ベッドと、見えないけど多分床に白い池を作っている。
「はあ……こんなに出すとは、よっぽど発情していたのだな、兄は」
そりゃテメーだろうが。その顔で言われてもいまいち説得力ないわ。
妹の顔は真っ赤に上気し、自分で撒き散らした涎でデロンデロンになっている。
「俺がこんなんなったのは、お前の変な手術の所為だろうが」
「分かってるじゃあないか……つまり私の手術はそれだけ凄いのだと、言いたかったのだ……」
ああ、そういえば最初はそんなことで始まったんだっけか。
「気持ちよかっただろう……? これで不満は何もないな?」
俺の言った不満は『解放しろ』という内容だったはずだが。これはちゃんと伝えねば。
「とりあえずこの手錠を取れ」
俺はそうしっかりと小声で呟いた。妹には聞こえていない。
ふと妹が何かに気が付いたように顔をあげる。
「……おや? ……流石だな、私の手術は」
「……何がだ?」
「兄の物が、私の中で早くも元気になってきているぞ?」
「なっ……!」
「もう一度してやろうか? なあに、我慢するな。
 そうだ、それが終わったら、手術の続きだ。まだ強化が不十分なんでな」
俺に拒絶は出来ない。俺は、もうあの快感が忘れられなくなっていた。
「それじゃあ第二ラウンド、行こうじゃあないか……」

ベッドの上で、二人はいつまでも――
55池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/20 18:14 ID:u5WS87fb
エロ描写に初チャレンジ。恐ろしく書きにくい。もうやめようかなあ。
続編なのに>>44のときと空気が全然違うかも。気にした人は呪います。
「けい」って呼び方もありえないとか気にした人はコンクリで固めてアトランティス送りにします。

>>51
(;´Д`)マジですか。
10センチじゃちょっと長いかな、とも思ったけど、そこまでとは。
561/5 ◆GYhzO8OFh6 :04/07/20 21:54 ID:5q1TssZ8
>>35からの続き

「お兄様……射精したい?」
 背筋に、ゾクリッと何かが走る。
 驚きに眼を見開く俺の顔を妹が何もかも見透かしたような笑みで見つめていた。
 何か言わなくてはいけないのに、口の中が一気に干上がり、咽喉がひりついて言葉にならない。
「射精したい?」
 再びつむがれた言葉に、俺の首が小さく下に落ちる。
 とたんに、ペニスを強く握られた。それまで微妙な刺激に慣らされていた俺は、思わず息を呑む。
だけど、次の瞬間、それまでとは打って変わって激しい動きでペニスをしごきあげられ、俺は呑ん
だ息を熱い吐息にして口からもらした。
 激しく幹をしごき上げたかと思うと、亀頭をなでまわし、時にはカリ首を爪で引っかく。強く、そして
弱く、変化をつけて俺を攻め立てる。
 妹のもたらす快楽の海に、俺の理性はあっという間に飲み込まれ、ただただ翻弄されるだけ。
「…・・・! ど、どこでっ! おま、え、こんなことッ…を!?」
「あら? まさか、他の殿方で練習したなんて思っていらっしゃるの?」
 いかにも心外というように、興奮に赤く染めた頬を小さく膨らませた。
「わたくしが、こんなことをするのはお兄様だけ。お兄様にしか、こんなこといたしませんわ」
「で、でも! うますぎッ……!!」
「だって、練習しましたもの」
 テストで100点を取ったことを親に報告する子供のような誇らしげな顔で、妹は言う。
「いつか、お兄様にご奉仕する日のために、いろんなご本を読んで、友達に聞いて、殿方が喜ぶ
やり方を勉強し、道具をつかって、それを一生懸命練習しましたのよ。それに、毎夜お兄様がオナ
ニーをしている姿を盗み見し、お兄様がどうご自分をお慰めになっていらっしゃるのか研究しました
わ。そう、お兄様のためだけに、お兄様が喜ぶやり方を」
 こ、こいつ! 盗み見までしていたのか!?
 本当ならば穴があれば入りたいくらい恥ずかしく思うところだが、今はそれすらも快感に変わる。
「ですから、これが正真正銘、わたくしの初めての御奉仕」
572/5 ◆GYhzO8OFh6 :04/07/20 21:54 ID:5q1TssZ8
 そう言うなり耳に息を吹き込まれ、俺は思わず背筋をふるわせる。
 もはや快感は押さえが利かなくなるところまで高められていた。ペニスは痛いほど固くなり、肛門
からマグマのような熱いものが突き上げ、今にも弾けそうだ。
 それでもわずかに残った理性が、腰を引いて高ぶりを必死に押さえ込もうとする。
「我慢なさらないで、お兄様……」
 ブレザーの胸元から差し入れられた手で俺の乳首を押しつぶし、長く伸ばされた舌が耳の穴に
侵入する。
「お願い。射精して……」
 その一言で、頭の中で何かが弾けた。
 一瞬、頭の中が真っ白になったかと思うと、ペニスからは精液がほとばしる。とどまることを知ら
ないほど大量の精液が、解放の喜びの声を上げていた。
「あああっ……!!」
 それを歓喜の声を上げて、掌で受け止める妹。
「すごい。すごいですわ、お兄様! 熱い。本当に熱いです。掌が打ち抜かれちゃうくらい、すごい
勢い! ああ、お兄様ぁ」
 まるで、腰の中がえぐり取られたかのような喪失感を覚えるほどの大量の精液を放出して、よう
やく射精がおさまった。
 俺は、ただただ荒い息をつく。
「あは♥ これがお兄様の……」
 自分の仕事の成果を確かめるように、俺の精液をためた掌を顔に寄せると、妹は香水の香りを
確かめるように小さく鼻を動かし、それから――。
 ペロリと舐めた。
「これが、お兄様の味なんですね。うふ、生臭くて、ドロッとしてて、えぐくて、それで――」
 そして、またペロリ。
 また、ペロリ。
 また、ペロリペロリ。
「……おいしいですわ」
583/5 ◆GYhzO8OFh6 :04/07/20 21:55 ID:5q1TssZ8
 俺に見せ付けるようにして、精液を一滴残らず嘗め尽くした妹の掌は、今度は唾液で指先から掌
までヌラヌラと濡れそぼってしまう。
 それが、何ともみだらで、おぞましく。
 そして、美しい。
 妹は俺の膝の上から降りると、スカートの裾を直すと、
「お兄様。わたくし、ちょっと後処理をしてまいりますわ。このまま、お兄様の匂いに包まれたままで
午後の授業を受けるのは、わたくし個人はよろしいのですけど、さすがにそうはまいりませんでしょ」
 不意に、俺の頬に軽く口付けする。
「では、お兄様。また、放課後に」
 そう言って、足取りも軽やかに校舎に戻っていった。
 それを茫然と見送っていた俺は、その後姿が校舎に消えてからも、まだ我を失ったままだった。
とにかく、頭の中がグチャグチャになっていて、何も考えられない。そのまま、ひとり中庭で茫然と
ベンチに座っていたが、午後の授業の予鈴が鳴ったのに、ようやくノロノロと立ち上がる。
「ご、午後の授業に出なくちゃな」
 わかりきったことを口に出さなくちゃいけないほど、混乱している俺。のろのろと校舎に歩いていく
俺の姿は、さながらゾンビ。
 今はただ、綾乃ちゃんに会いたかった。
 とにかく、綾乃ちゃんの顔を見て、声を聞いて、話がしたい。
 そうじゃなきゃ、頭の中にこびりついた妹の痴態が消えないことがわかっていたから。
「……あっ。綾乃ちゃん」
 俺の願いが届いたのか、中庭の脇を横切る校舎と別棟をつなぐ渡り廊下に、綾乃ちゃんの後姿
を見つけた。
 彼女との距離はたった10m。ほんの少し駆け足で追いかければ、すぐにでも追いつける距離。
 でも、今の俺には――汚れた俺には、その距離は越えらることができない、へだたりだった。
 だけど、それがどんなに越えることができないへだたりであっても、今はただ――。
 ただただ、綾乃ちゃんに会いたい! 
「綾乃ちゃんっ!!」
 俺は周囲をかえりみず叫んだ。
594/5 ◆GYhzO8OFh6 :04/07/20 21:56 ID:5q1TssZ8
 ゆっくりと、だが確実に振り返る綾乃ちゃん。
 振り返った彼女は、驚いたように口を小さく開き、ついで頬を染め、視線をずらし――

「きゃぁ〜〜〜っ!! 変態ぃ!!」

 へ?
 目をつぶって悲鳴を上げ続ける綾乃ちゃんが指差す先は、俺の股間。
 そこでは、ベルトがはずされ、ファスナーが下ろされたズボンの中から、力尽きてしおれた俺のナ
ニの姿が!!
 し、しまったぁっ! しまい忘れていたいました!!
「綾乃ちゃん! ちがっ! これ! そうじゃ! うわっ!」
 大慌てでファスナーを上げようとしたらナニを挟んで、何とも形容しがたい激痛が走る。
「この変態っ!! 死んじゃえ!」
 どういうわけか持っていた分厚い辞書を投げつけられ、頭を両手で抱えて避けようとしたら、ずり
落ちた制服のズボンに足を取られて、顔面から地面に倒れてしまった。
「ご、誤解なんだぁ! 綾乃ちゃぁ〜〜ん!!」
 それでも必死に誤解を解こうと地面に突っ伏したまま、必死に綾乃ちゃんを呼ぶ俺。
 そんな俺の前に、誰かが立つ。
 ああ、綾乃ちゃん! 俺を信じてくれたんだね! って、なんだかデジャ・ヴュが(冷汗)
 ゆっくりと顔を上げると、そこには――。
「……あはははは。こんにちは、猪熊先生」
 予想とたがわず、俺の前で仁王立ちになっているのは趣味の悪い紫色のジャージを一年中着て
いる体育教師兼生活指導部の猪熊先生。
 やだな、猪熊先生。そんなに怖い顔しちゃ、ダメだって。あはははは(汗)。
 審判の日に罪人を断罪する主も真っ青の怖い顔で、先生は一言。
「おまえ。放課後、生徒指導室な」
 NOooooooぉぉ〜〜!!
605/5 ◆GYhzO8OFh6 :04/07/20 21:57 ID:5q1TssZ8
 放課後、たっぷりと生徒指導室でお説教を受けた俺は、解放されたときには生きる屍だった。
 猪熊先生はネチネチと俺を責め立て、最初は俺の生活態度を注意していたはずなのに、気づけ
ば俺の存在がいかに無駄でゴミであるかにはじまり、猪熊先生が40代になっても結婚できないの
は俺のせいだったり、果てはお昼のカツカレーのカツが2枚しか入っていなかったのも俺のせいに
なっていた。
 さすがに、カツが2枚だったのは学食のおばちゃんのせいじゃないでしょうか?(涙)
 そんな猪熊先生に理不尽な説教をされたことで、俺はある決意を固めた。
 そう、もっと早く決意すべきだったんだ!
「ただいま……」
 家に着き、玄関のドアを開けると、いつものように妹が待ち構えていた。
「お兄様♥ お帰りなさいませ」
 とととっと小走りに駆け寄った妹は、そのまま俺の胸に飛び込むと、その細い腕で俺をギュッと
抱きしめる。それから、いつものように目をつむり、おとがいをあげて俺に「ただいまのキス」をねだっ
た。
 昨日までなら何とか妹を言いくるめようと四苦八苦する俺だったが、今日は違う。これから自分が
起こす出来事に対する不安と緊張に、小さく震える両腕に力を込める。
 そして――。
「きゃっ!!」
 次の瞬間、妹は小さな悲鳴を上げて、玄関に倒れていた。
「お兄様……いったい?」
 自分が何をされたのか理解できない妹。
 でも、それも無理はない。だって、俺は今まで妹から逃げることはあっても、突き飛ばしたことは
ないんだから。
 自分では気づかなかったけど、いつの間にか妹に対する不満が毒のように胸にたまっていたん
だろう。俺の口から飛び出した言葉は、自分でも信じられないくらい、暗く刺々しい毒に満ちていた。
「おまえ、もう俺に近づくな! 妹のくせに、気持ち悪いんだよっ!! ヘドが出る!」

 それは、生まれて初めて妹を拒絶した瞬間だった。
6180たん ◆GYhzO8OFh6 :04/07/20 22:00 ID:5q1TssZ8
昨日に引き続き、ギャグ少な目でその分、エロ分補充。
ギャグやネタ系SS書きには、エロはむずい。エロに不満があっても勘弁
たぶん、次回かその次に、このシリーズは終了になりますので、もうしばらく
付き合ってください。
資格試験も近いので、今度はそんなに待たせないと思います。

           ∧_∧  
          ( ´∀`)  
       _φ___⊂)_
      /旦/三/ /|
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    |資格マニア.|/
62518 ◆518YLv.Xnc :04/07/20 22:29 ID:b9tOWpFD
やっとアクセス規制解除されました

えっと、まず>>1乙です
まとめさんも相変わらず乙です

そして全ての職人さんGJです!
数多すぎて個別にGJ付けられない……
というよりも、新しい職人さんが多くなってきたので、そろそろ私は世代交代の時期かな?

>>藍碧タソ
前スレで名前間違えてしまって申し訳ない
前々スレで泣かせてもらった話の続き(アナザーエピソード?)なので、期待してます

>>80タソ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
完結大いに期待しています!
63名無しさん@初回限定:04/07/20 23:38 ID:2VQwSStq
>>80タソ
一日千秋の思いで待ち続けてきました〜。乙です!
64池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/20 23:58 ID:u5WS87fb
 朝起きたら妹に、「にいや」と言われた。

朝、目を覚まして自室を出、食卓へと向かう俺に、いつものように妹が話し掛けてきた。
「にいや、おはようございますにょ」
――なんかおかしい?
「にいやってのは何だ? にょってのも。いつもはお兄様とか呼んでるのに」
「最近にいやが私のお相手をしてくださらないので、にいやはどのような物がお好きなのかと、
 部屋にあったゲームをお借りして勉強してまいりましたにょ」
中途半端な勉強の所為で、無理して若者言葉を使うおじさんのようなチグハグさが溢れている。
どうも、敬語には似合いそうにない言葉ばかりチョイスしている気がする。
「勉強してくれたところ悪いが、その言葉使いはあまり使わない方がいいぞ?」
やんわりと使用をやめさせる俺。
「す、すみません。にいや――いえ、お兄様はこの言葉があまりお好きではないようですね」
少し違うが、俺は頷く。妹は更に、
「では、もう少し別の言葉を使ってみるっちゃ」
――ちゃ?
「ダーリンは、今日は僕と一緒にお買い物に出かけてくれる予定だったよねっちゃ」
今の妹の発言は、例えるならば、
『タイガーウッズとイチローと羽生名人の最強タッグがカーリング大会に出場』
みたいな無意味っぷりを、むしろ逆効果を発揮している。
ボクっ娘とカミナリ娘の特徴を普段の自分の言葉に織り交ぜる妹の感性を疑う。
「それも止めろ。俺は、そんな風な変な言葉は好きじゃあない」
「と、いう事は、つまり――」
妹が顔を輝かせて言う。
「ありのままの私が一番好きだということですわね? 私、今とっても嬉しいですわ」
何でそう解釈するのか? かといって、きっぱりと否定する訳にもいくまい。
「いや、別にそういう訳でも……」
「私、お兄様のためにもっともっと勉強してまいりますわ」
妹は、俺の言葉も聞かず、自分の部屋へとトタトタとかけて行った。

「お兄様、今日は服装について学んでまいりましたわ」
次の日俺のもとに来た妹は、ネコミミと翼とナース服と包帯を身につけていた。
65名無しさん@初回限定:04/07/21 00:11 ID:q7brvJRF
朝起きたら妹の巨乳に顔を埋めていた
66名無しさん@初回限定:04/07/21 00:51 ID:O3PpKxTw
朝起きたら妹が、免許を取っていた−

「で、どうして俺は助手席に座らされているんだ?」
「この前のあたしの初運転、兄さんだけ寝ていて付き合ってくれなかったっしょ?
だから今日はあたしの会得した技術を体感しなさい。」
「いや、体感も何も、幾つか疑問があるんだが…」
「質問は一個ずつね。」
「どうして俺達は今、高速道路を走っているんだ?」
「こんな良い天気の日に普通に走っても面白くないでしょ。
大丈夫、夕方には帰れるように計算してるから。」
「どうして他の家族はいないんだ?」
「みんな忙しそうだったから。
お互い前期試験も済んで暇でしょ?」
「どうしてこの車は我が家にある大型車でなく、先端にエンブレムの付いている…」
「近所のKさんの車。頼んで借りた。」
「どうして今右車線、しかも自動車学校出たばかりの奴がこんなスピード…」
「大丈夫。もし何かあっても多分大丈夫だから。」
「それ、理由になって…
助けてー」




続かない…
俺の文才ではこれが限界ですた
67突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/21 01:22 ID:2EuCf7go
前スレ>>658から続きます。
…・…と言っても急に思いついた話ですがw


『露天風呂』と言えば聞こえは良いが、要するに敷地内で偶然湧きだした
温泉の横に簡単な脱衣所をこしらえ、更に周囲の石を積み上げ隙間にコン
クリートを流し込んだだけという粗雑で適当な天然浴場である。が、企業
の私有地ということもあって周囲には邪魔な建築物も公道もなく、海から
少し離れた斜面に作られた即席のそれは『露天風呂』と呼ぶに相応しい開
放感と自然らしさ、そして静けさを兼ね備えた理想的な浴場でもあった。
「へぇ〜え!」
何があったのか知らないが、ヤマタノオロチも裸足で逃げ出しそうな勢い
で酒をあおった挙げ句に潰れてしまった両親ズのお陰で今晩は泊まりにな
ってしまった。まぁ元々が『研修施設』と称する施設だけあって寝泊まり
や炊事には事欠かない設備が揃っていたし、確かに二人揃ってベロンベロ
ンでは帰宅は望めない。ならばと親父を問いつめ、聞き出したのが同じ敷
地にある此処である。
「んじゃま、折角だから堪能させて頂きますか!」
脱衣所でパパッと脱ぎ捨て、丸めて籠に放り込んで出撃。着替えは施設の
物を拝借済みだ。潮風でベトつき日差しで熱くなった体を洗おうと(これ
も備え付けの)入浴用品一式を小脇に抱えて扉を………
『……………えっ!?』
68突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/21 01:24 ID:2EuCf7go
「お…お前、風呂に行ったんじゃ…?」
「いい、行こうと思ったらお母さんが『露天風呂があるわよ』って教えて
くれたから……兄さんこそ!」
「俺も、親父に聞いたんだけど……」
気まずい、間違って民間機を撃墜してしまった某国のイージス艦の艦長並
みの気まずさだ。肩も露わに入浴中だった先客、鈴菜は水面に潜望鏡だけ
を出して恥ずかしがってる様な咎める様な複雑な表情で頬を赤らめ俺を
睨んでる。
「それにしたって不注意だよ。脱衣所に私の服、あったでしょ?」
「………自慢じゃないが、全っ然気にしてなかった……」不幸中の幸いだ
ったのは俺自身が無意識の内に家風呂じゃなく銭湯かサウナ屋に行く気分
で前にタオルを巻いていたということだ。そうじゃなかったら「………
ごめん、出直してくるよ。」
「……………………………………………」
「終わったら声、かけてくれるかな? 親父達の………」
「…………………………もう、いいよ。」
「………はい?」
「一応、水着着てるし。兄さんだったら………家族だから……」
巻いたタオルの中に押し込まれた長い髪。濡れて額に張り付いた前髪の下
で大きな瞳だけが俺の視線から逃げる様に端に逃げる。
「……いいのか?」
「うん……」と小さな呟き「……海が近いし、夜はちょっと涼しいから薄
着でうろうろしてたら風邪引いちゃうでしょ。ここで追い返して兄さんが
病気になったら、ちょっと可哀想だし………………だけどっ!」
「しないしない、ヘンな事なんて絶対しないっ!!」
69突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/21 01:24 ID:2EuCf7go
「……じゃあ、いいよ……」
すすすっ、と小さな波を立てながら鈴菜の体が海側へと動いていく。乳白
色? の湯なので肩以外は見えないのだが、何故かうなじから背中にかけ
ても素肌が異常に色っぽく感じる。落ち着け落ち着け、昼間と同じ格好だ
ろうが! しかも相手は妹だぞと自分に言い聞かせながら無理矢理視線を
反らし背中を向けて体を洗う。ビンビンになったムスコが情けないという
かみっともないというか、とにかく頭の中で寿限無を繰り返す俺。


「…………兄さん?」
すっかり塩分を洗い流して湯船に浸かっても、気まずさは消えない。
そりゃそうだ。兄妹とはいえ義理だ、しかも年頃で、一歳しか変わらない
男と女が二人っきりで風呂に入るなんて………猛烈にハズい! 俺でさえ
この有様なんだから鈴菜には相当のプレッシャーになってるだろう。疲れ
を落とすために来た露天風呂でストレスを溜めていては本末転倒だが、い
かんせん現状では出すべき話題がない。かといって速攻で出て行ってしま
っては鈴菜が『自分の所為で』と気に病むかも知れないし、途方に暮れて
いた所で、意外な事に鈴菜の方から話しかけてきた。
「昼間の………事なんだけど。」
「ああ、昼の事ね……」
背中を向け合っての会話。海からの夜風が涼しい。
「私、すぐ暴力に訴える男の人って嫌い。」
「うぐ……」
「あと、女の子の手を乱暴に引っ張る人も嫌い。」
「うぐぐ……」
「でも…」声が…近づく?「…真剣に女の子を守ってくれる人は…好き。」
70突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/21 01:25 ID:2EuCf7go
ぴと、と背中に寄りかかってくる小さな肩の感触に心臓が止まりそうになる。
「……だけど、どうして『妹に』じゃなくって『俺の女に』だったの?」
真意を測りかねる微妙な声色。問いかけのようであり、確認のようでもあり、
そして何かを告げようとするかのような妹の言葉。
「そりゃお前……」そして俺は……逃げる「……あ、兄貴よりは彼氏だって
事にした方が追い返しやすいと思ったから……」
「あの時、もう兄妹だってバレてたのに?」
「あ……!」しまった、墓穴を掘ったか!?
「ふぅ……」やっぱり、と言いたげな溜息「……前に言ってたよね。『妹に
なる前だったら恋人にしたかった』って?」
「い、言った………かな?」
「言ったよ!」
確かに言った、覚えてる。思えばあの頃から、いつも距離を開けて作り笑い
で周囲を誤魔化し続ける義妹の素顔が見たいと感じた時から、俺は鈴菜を独
占したいと考えていた様な気がする。本当に怒った顔、笑った顔、泣いてる
顔、そんな『本当の表情』を自分にだけ向けて欲しいと思った瞬間から、他
の誰にも触らせたくないと思う様になった。だが家族として俺を頼ってくれ
る妹に、そんな感情を知られたくない。兄貴だからこそ側に居てくれる鈴菜
に知られたら………
「じゃあ、いまは……」背中に架かる重さが増す「………いまは、どう?」
「いっ!!」
ドクンッ、と耳の中まで響く鼓動。触れ合った鈴菜も聞こえるほどの。
「私は…………私はね?」
71突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/21 01:27 ID:2EuCf7go
こつん、と更に鈴菜の頭が俺の後頭部に寄りかかってくる。それだけの事なの
に、俺は同じ傘で身を寄せ合った時よりも部屋で二度、抱きしめた時よりも肩
が触れ合う程の距離で座った朝食の席で頭を撫でてやった時よりも鈴菜との距
離がゼロに近づいたと直感した。紅潮した二人の体温の熱さ、晴れるしそうな
程に加速される鼓動、そして…………
「私も…………恋してみようかなっ?」
不意に離れる鈴菜。元に戻る二人の距離。
……………何故かホッとしてしまう俺。
「なーんちゃってね♪」すっかり『いつもの』声に戻った鈴菜がゆっくりと離
れてゆく気配「兄さん、私先にあがるから。こっち見ちゃ駄目だよ?」
「馬鹿、今更お前の水着姿なんて見ても………」
「兄さん?」
「うん?」
「う・そ!」
「うそ? 嘘って………」
一体、どれの事だ? と振り返った先に、もう妹の姿はなかった。
72桐莉兄@ちょっとだけよん:04/07/21 01:30 ID:EmChThu1
朝起きたら妹が、免許を取っていた。

「で、どうして俺はスケベ椅子に座らされているんだ?」
「そりゃ勿論、桐莉が兄ちゃんに初乗りする為スよ!」
「大体だな。お前のそれ、車の免許じゃ無いんじゃ……」
「尺八の免許皆伝ス!」
「中々に渋い選択だな」
「五本抜きスよ!五本抜きっ!愛と性技の力で昇天ス!」
「………」
「兄ちゃ――」

……俺は無言で妹撃退装置の紐を引いた。
73突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/21 01:33 ID:2EuCf7go
微エッチで攻めてみましたw

私もエチは苦手です。
とゆーか所謂「ずっこんばっこん」が好きじゃないので…
果たして鈴菜タンにエチシーンは有るのか!?>マテ


>>職人様方
正直、羨ましいです。
私にゃ無理な演出&文体ばかりで尊敬するばかりです。


>>518氏
>そろそろ私は世代交代の時期かな?
ンな事仰らないで一緒に頑張りましょう!
74名無しさん@初回限定:04/07/21 09:03 ID:8b0d71Vu
朝起きたら妹に、
甘口小倉抹茶スパを食べに連れてかれた。
75名無しさん@初回限定:04/07/21 13:30 ID:PX9rj40u
前スレ>662がネタだししてたがそれだけじゃまだ甘い。
朝起きたら妹が、兄争奪BRプログラムを開始してた
BR… バトルロワイアルじゃないよな。
BR、B、B…、Brother、R、R…、R……、Rape?
ブラザーレイプ? 兄を強姦!?

「出来ちゃった人が優勝だよ。お兄ちゃん」
何がだ―――――!!!!!
76一番手 ◆518YLv.Xnc :04/07/21 16:16 ID:qSjDwkZL
朝起きたら妹が、兄争奪BRプログラムを開始してた

 窓から見ると、真っ黒なスーツに身を包んだ十二人の(同じ顔した)妹たちが、家の前に整列している。
その中の一人が、「BRプログラムを開始します」とか何とかほざいて、家の中に入ろうとしていた。
 それよりも、ここは何処だ? まるで見たことのない部屋だが…………それにBRって何だ?
BR… バトルロワイアルじゃないよな。 BR、B、B…、Brother、R、R…、R……、Rape?
「ブラザーレイプ? 兄を強姦!? 嘘だろーーー!」
 とっさに後頭部に手をやる。…………プラグが付いてない? ってことは、ここはまた妹が書いた
エキセントリックな"訓練プログラム"の中なのか!?
 慌てて枕元の携帯電話を手に取り、短縮ダイアルを押す。
――――プルルルル――――プルルルル――――プル…
「オペレーター」
 電話に出たのは、まさしく原因を作った妹だった。
「お、おい! 一体何の真似だ!? ってか人が寝てる間に勝手に転送すんな!!」
「あー、お兄ちゃん? ちょっと訓練プログラムの実験台として使わせてね?」
「一体何の訓練だよ!?」
「出来ちゃった人が優勝だよ。お兄ちゃん」
 何がだ―――――!!!!!
「ってわけで、上手いことエージェントに逆レイプされないように頑張って逃げてね?」
「ふざけんなーー! 早く出口をよこせーー!」
「無事一日間逃げ切れたら出してあげるよ。じゃね〜」
 プツ……ツーッ…ツーッ…ツーッ………
「ふざけんじゃねーーー! 何の訓練なんだこれは!?」
 などと大声を張り上げていると、早速部屋のドアの前に妹達が集結したようで、平和にも部屋のドアを
ノックしている。
「お兄様、開けてくださいな」
 一瞬開けようかどうか迷ったが、今まで妹の書いた訓練プログラムはマシなモノが無かった事を思い
出し、とりあえず俺は窓から逃げることにした。
77MATRIX(の1)が好きな518 ◆518YLv.Xnc :04/07/21 16:22 ID:qSjDwkZL
リレー小説のリクエストがあったので、やってみませんか?
とりあえず一番手で、好き勝手書いてみました。

一応設定としては、
1、マトリックスのような訓練プログラムの中の話なんで、物理法則とか完全無視で
何でもご都合主義にいけます。
2、兄の貞操を狙う妹は12人。みんながみんな同じ顔をして、真っ黒でピッタリななスーツを着ています
勿論衣装替えは自由ですが、基本形はスーツということにしてください(サングラスはしてません)
3、兄が逆レイプされても、"出来ちゃった"判定が無ければ、ゲームオーバーになりません
要は、やっちゃったらそれで終わりというわけでは無いということです

一応上が基本ルールみたいな感じで、もし参加してくれるという職人さんが居られれば、後はご自由にどうぞ〜
もし誰も参加が無かった場合は………まぁ、打ち切りということで
78名無しさん@初回限定:04/07/21 22:56 ID:A0omY+1s
>>77

12人の妹(の外見をコピーした)仮想敵プログラムなんですが…

1、全く同じプログラム12体が情報リンクを行いながら動いてる。
2、一個のプログラムが12体の分身を操作している。
3、外観は同じだが、実は全部違うプログラムが動いてる。
4、3と同じプログラムが情報リンクしながら動いてる
5、実は妹が操作しているw。

……等々の条件でかなり違ってきますが?
79Y ◆cf6.GAJsFA :04/07/21 22:57 ID:8/u6Yw3f
こんばんは。Yです。
連投といいつつUP忘れたのでカキコに。orz
結構複雑になってしまったので、もうしばらく伏線を張った後に詳細設定をUPします。
>>作者のみなさん
いつも乙&GJです。僕も、皆さんと一緒にこのスレを盛り上げられるよう、一生懸命精進します。
>>80
乙です。完結編、期待してます。
>>◆518氏
世代交代だなんて!いつも楽しみにしています。
天然義姉妹7〜同じ名前の男性(ひと)〜
―私…彩美にとっての、竜祐さんの第一印象は、写真を初めて見た時と同じだった。
「竜兄ぃ……。」
高校生の頃を思い出す。優しかった、従兄の竜祐のことを。
竜兄ぃと呼んで慕っていた、あの人のことを。
竜祐さんの自己紹介を聞いてすぐは、……「ひょっとしたら…。」と、思った。
同じ名前だったから、その、わずかな可能性に賭けていた。
そして…その可能性が消えた今、どうしてだか、
―10数年前に父が会社を創立した頃に離婚してしまった女性との間に、
―私と同い歳の息子さんが居てその人もリュウスケという名前である
(漢字は覚えていないが)ということを聞いたことも思い出した。
その話を聞いた頃、私は小学生であったにもかかわらず…。 
ちなみに、リュウスケさんの母が亡くなってしまった今は、
養子縁組され、幸せに暮らしているとのことだ。
「元気かな、リュウスケさん」
物思いに耽りつつ、私は目を閉じた。今日は、良い夢が見られそうだ。

80830:04/07/21 23:22 ID:8b0d71Vu
朝起きたら妹に、
「サービス♪」
をされた。
ふっ、いつまでたっても子供だとおもっていたが、
すでにボボボーボ・ボーボボだったとは・・・。

そんだけ。終わり。
81名無しさん@初回限定:04/07/21 23:24 ID:SXrj7hNO
朝起きたら妹に、くすぐられた。
82518 ◆518YLv.Xnc :04/07/22 01:14 ID:MUy7dGMd
>>78

イメージとしてあったのは>>4です
そのうち一体だけは>>5って感じで
勿論イヤープラグは必需品w

でも、続きを書いてくれる職人さん次第で変わっても面白そうですし
別に多少設定を無視してくれても構わないと思います

ところで……書いてくれる方はいるのだろうか?
83名無しさん@初回限定:04/07/22 02:21 ID:NxOnlsID
朝起きたら妹に、脅迫されていた。

「兄さん、BR法って知ってます?」
「・・・は?」
「バトルロワイアル、いえ、この場合ブラザーレイプとでも言いましょうか?」
「・・・へ?」
「悪いとは思いましたが、兄さんを寝ている間にマトリックス空間にサブリメーションしました」
「・・・はい?」
「このマトリックス空間は現実とリンクした作りになっています
兄さんには、他の「兄」を「妹」から守る役目をしてもらいます」
「はい?」
「このプログラムには、他に数人の「兄」が参加しています。
ルールは、「兄」が「妹」の中に射精、妊娠させたら「兄」の負け。兄さんは武器を持ち、その「兄」を「妹」から守ってください」
「ちょっと、待て」
「兄さんには支給武器として「イングランドM11」をプログラムします。兄さん、マニアですから使い方と性能は知ってますよね?」
「38口径の小型サブマシンガン、一秒間で24発の弾丸をバラまく・・・ってヲイ」
「では、繋げます。もし、全ての兄が死んだら、現実世界で「私」が死ぬので」
「お・・・ちょっと、わけが・・・!」
「ご武運を」

<転送>
84名無しさん@初回限定:04/07/22 02:23 ID:NxOnlsID
とりあえず、リレーしてみました。
い、いいのか、こんなんで!?(滝汗)
俺は面白そうだから参加しますよ。

ちなみに、俺は皐月たん作者です。

本作は今、皐月対齊藤です。しばしお待ちを。
85名無しさん@初回限定:04/07/22 02:27 ID:NxOnlsID
スマソ、訂正。予想変換の間違いで「イングランドM11」になってしまった。
正しくは「イングラムM11」。

コミック版バトルロワイアル桐山の銃です。
86名無しさん@初回限定:04/07/22 11:42 ID:x4Mm/DIU
朝起きたら妹に、
輸血をもらっていた。
そっか、俺、助かったんだ。
87名無しさん@初回限定:04/07/22 15:06 ID:toL6QMKW
朝起きたら義妹に血を吸われていた
義父さんが吸血鬼らしい
88名無しさん@初回限定:04/07/22 19:12 ID:i20A3PAj
リレー形式でするのなら続きがかぶらないように
先に『続き書きます』とレスした方がいいんじゃないかな。

それにしてもマトリックスか…
全員性格が違っててSだったりMだったり幼女系だったり男性的思考だったり
ふたなりだったり触手が生えたりと今まで出来なかったプレイが出来るわけですな
89突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/22 20:13 ID:26vNcSis
参加しても良いけど・・・・

気の所為か>>76>>83で初期設定が180度ターンしてる様な…?
どっちにリレーしよう?w
90突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/22 20:20 ID:26vNcSis
あと余談ですが……

イングラムは構造上、連射時の反動が非常に大きいです。
基本は腰だめ、或いはサプレサッサー&ストック装着で肩に押し当てて発砲。
漫画の様な撃ち方すると手首イワす上に10メートル程度離れただけで当たりません。
………とは言ってもマトリクスの中では関係ない様な……w
91皐月タソ作者 ◆rZLlLMvFno :04/07/22 20:29 ID:NxOnlsID
トリップ付けてみました。

なんか、混乱させてしまいスマソ。
BRってかなりハマってしまってその影響が(土下座)

ちなみに、イングラム肩当ては危ない。
ストックが安定せず、小さい。
理想は脇に挟んで・・・って、スレ違い。

邪魔なリレーだったら削除してください・・・
92リレー支援830:04/07/22 21:06 ID:x4Mm/DIU
「なんなんだよまったく!できちゃった奴が優勝とか、一日逃げ切れれば出してやるとか!」
勝手な妹の訓練プログラムで、あの妹どもは俺の子を妊娠しようとしてくるらしい。
妊娠?馬鹿な!妹を相手にそんなケダモノ行為が出来るかってんだ。たとえそれが訓練プログラムだったとしてでもだ。
「待てよ・・・。」
俺はひらめいた。要は妹を妊娠させなければいいんだ。
ならば、妹どもに捕まる前に自慰に自慰して自慰しまくれば打ち止めになるじゃないか。一日の間、隙を見つけてはオナニーし続ければ・・・。
「馬鹿め、兄を舐めるな!」
俺はベルトを外し勝ち誇ってパンツを下ろす!
だが、俺は大切なことを忘れていた。
これはBRプログラム。
BRといえば首輪だ。
だが首輪は・・・、
俺の首ではなく、カリ首にはまっていた。
93830:04/07/22 21:09 ID:x4Mm/DIU
リレー支援してみました。
でも、いつも通り、
「朝起きたら妹に」も思いついたら書いていきます。
そっちが本筋だし。
9480たん ◆GYhzO8OFh6 :04/07/22 21:42 ID:6mmQ5mva
兄視点限定? それとも、追いかける妹視点もOK?
95名無しさん@初回限定:04/07/22 21:53 ID:k3RzpNW2
最初にレス番使ったフローチャートみたいの書いてからにしたらどです?
そしたら分岐も出来るし、かぶったからって取り下げる必要もなくなる
96突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/22 21:58 ID:26vNcSis
では、とりあえず>>92の続き行きますと予告風味。
97リレー突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/22 22:40 ID:26vNcSis
ドンドン、ドンドン!
「お兄様、お兄様っ!!」
呆然としている場合じゃなかった。
オンラインゲームで仕入れた戦闘モードも幾つか有るが、獲物も無しで
12体のプログラムと正面からやりあって勝てる筈がない。
「……この私に居留守をお使いになるのですね、分かりましたわ。
でしたら、こちらにも考えがございますわよ!」
ドアを叩く音が止む、向こうがドアを破る気なのは明白。となると妹(?)
達が雪崩れ込んで来る前に脱出せねば。急ぎトランクスとズボンを引っ張
りあげ、唯一の脱出口である窓へ……
「……カウント3で突入、レディ!」
「げっ!!」
「3、2、1、GO!!」
パパパパン、と蝶番と鍵に仕掛けたらしい爆薬が炸裂して扉が外れる。
そして開いた窓から飛び出そうとしている俺に向かって幾つもの陰が一斉
に飛びかかってきた。
「お覚悟!」
「してたまるかっ!!」
柵に手をかけ、一気に乗り越えてジャンプ。跳び蹴りの要領で道路を挟ん
で向かい側にあった電柱に垂直に足を着き、そのまま再度跳躍して先程ま
でいた家の屋根の上に着地する。振り返ると、俺が飛び降りたものだと思
いこんだ数人が道路に飛び降り、ロストした俺の姿をキョロキョロと探し
ている。馬鹿め、俺様がそう簡単に………
「………あ、見つけたっ!!」
……と思ったら、どうやら恐くて飛びさせなかったらしい一人が窓に。
「………………へ?」
「に、にに、逃がさないわよぉ!」
ガクガク震えながら窓から身を乗り出し、よいしょよいしょと屋根に這い
上がってくる様が何というか………微妙に可愛い。
98リレー突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/22 22:41 ID:26vNcSis
「恐くない、恐くない、恐くない……」
口の中で呟いてるのが丸聞こえ。お前、本当に戦闘プログラムなのか?
「……恐くない、恐くない……って、あわわわっ!?」
「あーもーっ! ほれ、つかまれ。」
「うん! よいしょっと……」
「ったく、いくつになっても手間のかかる奴だ。」
「はぁ、はぁ……あ、ありがとうお兄ちゃん………」」
「ほれ、大丈夫か?」」
「うん……ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ……」
「………………………………………………」
「…………ぜぇ、ぜぇ…………あっ!」
「『あっ』?」
「と、とうとう捕まえたわよっ!!」
「………あ、あのなぁ……」
「問答無用っ!!」
と、今迄のドジっ子ぶりから想像できない鋭い蹴りが炸裂する。
体全体の回転を乗せ次々と頭部を狙って放たれる回し蹴り。こいつのはキ
ックボクシング系なのか? 後退しながら腕でブロックするが、体格に
似合わず、一発一発が結構重い。やはり戦闘プログラムは伊達じゃない
らしい。しかし!
99リレー突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/22 22:43 ID:26vNcSis
『見えた!』
移動しながらなので単調になってしまう攻撃パターン。その隙を狙って
体を沈め、コサックみたいな格好から妹の軸足を払う。すってーん、と絵に
描いた様に綺麗にひっくり返ってくれる。
「きゃっ!?」
そのまま屋根から転げ落ちはしなかったが、斜面では上手くバランスが取れ
ない。ようやく立ち上がろうとした所を狙って蹴りをお見舞いする。悪く
思うなよっ!
「……え? あ!」
「しばらく『おねんね』して……」
「……い、いや! お願い止めて、お兄ちゃんっ!!」
「なっ……!」
転んだ拍子で外れたサングラスの下のウルウル目、幼い頃をリフレインさせ
る可愛い声に瞬間、動きを止めてしまう俺。だが、格闘戦においては一瞬の
躊躇こそが最大のタブーである。
「私に手を上げるなんてっ、お兄ちゃんのばかーーーーーッ!」
涙目でイヤイヤしながら放った拳。それが俺の顎にクリーンヒットした
100突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/22 22:48 ID:26vNcSis
ちと長すぎました?(汗

>>94
その辺りは自由にした方が良いのでは?
得意な方法をつかった方が個性というか味が出て面白そうだし。

>>91
レスありがとうございます。
中途半端な知識で恥ずかしい……(汗
101rhys1672:04/07/22 23:44 ID:yulsC/tO
SS職人のみなさま、いつもGJです。

>>95さんの言うように、フローチャートとか作った方があとあと便利になるんでしょうが、
HTMLでうまい具合に表現する方法が分からないので、今までのまま、1つのファイルに
まとめていこうと思います。
いいアイデアが浮かんだり、別のいい案があった場合にはそっちを採用するかもしれません。
SVGで行こうかな、とも思ったけど……それを見るにしてもAdobe SVG Viewerが
ないと見られないし……うーんw
ま、気が向いたら考えます
102池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/23 00:18 ID:ky4upU35
 朝起きたら妹に、輸血をもらっていた。 そっか、俺、助かったんだ。

目が覚めて最初に目に入ったのは、いつもの部屋ではなく見知らぬ天井だった。
隣を見ると、もう一つのベットに妹が寝ている。
起き上がろうとすると首に痛みが走り、手を当ててみると包帯が巻かれていた。
「ここは……? ……たしか俺は、さっきまで……」
急に、先ほどまでの記憶がよみがえる。
―――――――――――

昨日の朝起きたとき、俺は首を寝違えてしまっていたんだ。
「お兄ちゃん、首、大丈夫?」
妹は心配そうな顔で首をさすってくる。しかし、そのたびに俺の首に激痛が走る。
ありがた迷惑だが、ストレートに言う訳にも行かない。
「あ゛う゛っ、だ、大丈夫だから、心配するなよ」
そう言って手をどけさせる俺。
「そんなっ、無理しちゃダメよ、お兄ちゃん。今私が直してあげる!」
「え゛っ!? いやいや結構です大丈夫ですから」
一年程前、妹が怪我をした小鳥を拾ってきたとき、
次の日カゴを見てみたらトマトピッツァが入っていたのを覚えている。
「遠慮しないで! もう準備できてるから!」
妹はマイ医療バッグをいつのまにか持ってきていた。別名パンドラの箱。
「いやほんとお願いしますから大丈夫なんですよ心配なしっつかパーフェク――」
言い終えないうちに妹は俺の体を、コの字のような形の金属を床に打ち付けて固定した。
「だいぶ腫れちゃってるわ……可哀想……。これはまず腫れを抜かないとダメね」
腫れを引かせるなら分かるが、腫れを抜くって何だ、抜くって。
俺が気にしていると、妹が精一杯の慈悲を持ってパンドラの箱を開き、道具を取り出した。
二秒後、妹の手に握られていたのは、俺が想像するようなとんでもない兵器ではなかった。
だが、普段見慣れているから、逆に怖い。妹が持つのは、ごくありふれたカッターナイフ。
お前、一体それで何をする気なのかと。
「じゃあ、お兄ちゃんちょっと我慢してね?」
お前、一体俺に何を我慢させる気なのかと。
一瞬、首筋に冷たい感触が走る。サヨナラ現世。
103池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/23 00:20 ID:ky4upU35


痛い。痛い。痛い。……痛い。……痛い、かな? 痛くない? 痛くない。痛くない。
首を寝違えた痛みもない。とても楽だ。……なんで?
……まあ、いいか。何も考えたくない。真っ白だ……。

―――――――――――

俺が回想に浸っている間に、妹も目を覚ましたようだ。
「お兄ちゃん、……首、治った?」
「……寝違えたのは、治ったみたいだ」
代わりに激痛が走っているが、嘘は言っていない。
「私がお兄ちゃんを治してたら、お母さんが帰ってきちゃったの」
ありがとうお母さん。こんなに感謝したことはありません。
「で、なんかお兄ちゃんに輸血しなくちゃいけないとかで、私が立候補したの」
なるほど、そうだったのか。
「でも、私の血だけじゃ少ないと思ったから、代わりにポカリ入れといたよ!」
タスケテ。
あ、なんかポーっとしてきた?
あーあ、妹よ、せめてトマトジュースにしといてくr
104518 ◆518YLv.Xnc :04/07/23 00:45 ID:uNHa21HW
リレー企画に賛同してくれた職人さん方、ありがとうございます
面白い企画になりそうなので、がんばりましょう

まとめさんもありがとうございます

それでは、突発屋氏の続きは私がいきましょう
今から書きます
1051/2:830:04/07/23 01:20 ID:bMjDqxYA
朝起きると妹が、


パンツ脱ぎだした。

はぁ、家族とはいえ俺は男なんだから、
家の中で平気でパンツを脱ぐのはどうかと思うんだが・・・・。
まだ小学校に通ってるからそんな意識はないんだろな。
と思ってると何やら妹は座り込んで作業をしているようだった。
見ちゃいけないと思いつつも、
ちょっと遠めに見てみると、ん?毛抜き?
「ん!・・・・ん!」
はは・・・・、陰毛の処理らしい・・・・。
いや妹もそんな年になったんだとちょっと感動してしまった。
だが、処理をすすめる妹の顔がどこかうかない顔のような気がする。
兄貴の俺からみて、ちょっと心配になったので思い切って声をかけることにした。
1062/2:830:04/07/23 01:22 ID:bMjDqxYA
「えっと・・・・。」
「あ、お兄ちゃん・・・・。」
妹の顔はちょっぴり赤くなった。
「お前。何やってんの?」
「抜いてるの・・・・。」
妹はちょっと悲しそうな顔をした。
「でも抜いても抜いても生えてくるの・・・。どうしよう・・・・。」
「ちょ・・・ちょっと待て!お前、生えてくる毛を全部抜こうとしてるのか!?」
「だって恥ずかしいじゃない!」

「そんなことしてバイキンとか入ったらどうするんだ!!!」

俺は珍しく大きな声を出してしまった。
「ぜんぜん恥ずかしいことじゃないよ。それは大人に近づいた証拠なんだから。」
「でも、クラスの女の子はまだだって言ってるし・・・・、」
「いい?成長の速度は人それぞれ。お前ぐらいの年だったら別になんの問題もないし、もちろんまだの子も問題はないんだよ。」
「それに生えてきた子も処理をしてるって聞いたし・・・・・。」
「それははみ出る分だけだよ。」
「えっ?」
「処理ってのは、たとえば水着を着てはみ出る分だけを処理するんだ。」
「そ・・・そうなんだ・・・・。じゃあ、こんな痛い思いしなくていいんだね。」
「毛ってのは大事なとこを守るために生えるんだ。それに抜く以外にも剃るとかできるからな。」
「うん、わかった。お兄ちゃん、ありがとう。」
そう言うと妹はパンツを履き直して部屋に戻っていった。
「ほんとにありがとね。」
妹はどことなく安心したような顔になっていた。
「まったく、なんで俺が女の子の性教育をするんだか・・・。」
とりあえず俺は、さっき目に焼き付けた妹の股間で一発抜く事にした。

終わり
 スコーーーーン!

 涙目で放った一撃とはいえ、やはり相手はエージェントプログラム。その
威力は半端ではなかった。
 結果的にアッパーとなったその一撃で、俺は隣の家の屋根まで吹っ飛ぶ。
 気絶しそうな顎の痛みを堪えながら、元居た場所へと目を向けると、屋根の
上で仁王立ちしながら、イヤープラグに左手を当てている妹が居た。
「…………何やってんだ、あいつ? ……ん?」
 何となく嫌な予感がして、家の前の道路に目を向けると、同じく左手を耳に
当てた格好をした妹の軍団と目があった。
――――ヤバイ!
 そう感じると同時に、俺は隣の家の屋根へと飛び移る。すると、逃がさんと
ばかりに妹たちが追ってきた。
 妹たちのスピードは速い。だが、それでも俺の方が運動能力が上らしく、そ
の差はだんだんと開いていった。
「とりあえず……人が多いところに逃げ込むか」
 だが、よく考えてみれば、ここは初めて見るフィールドだ。勿論地図情報な
んて持ち合わせているはずがない。
 とりあえずは、向かう先に見えている高層ビルが建ち並ぶ一帯へ逃げようと
思いながら、屋根の上を飛び越えていった。
108518 ◆518YLv.Xnc :04/07/23 01:30 ID:qCRzN13g
――――プルルルル――――プルルルル――――プル…
「オペレーター」
「おい、お前。とりあえず俺が狙われる理由を説明しろ」
 今の場所は、高層ビルが建ち並ぶ一角。そこにあるファーストフードの
店から電話を掛けている。
「狙われてる理由? 勿論お兄ちゃんの訓練だよ。それ以外にあるの?」
「いや、訓練は構わないんだが、何で俺がレイプされなきゃいかんのだ?」
 以前、この街並みは写真で見たことがある。確か、二十一世紀初頭の
ヨコハマとかいう街だった気がする。その割には東京タワーとか大阪城とか
場違いなモノが建っているが、恐らく昔の地形の3Dデータを適当に継ぎ接ぎ
して仮想フィールドへ仕立てたのだろう。妹のセンスの悪さがうかがえる。
「何でレイプかって? その方がお兄ちゃん必死になるでしょ?」
「…………………」
 ちょっと複雑な気持ちがするが、ここはあえて黙る。
「それに、ヴァーチャルだったら兄妹でエッチしても問題なしだよ!」
「待て、親族のヴァーチャルセックスは確か電脳倫理法に抵触…」
「お兄ちゃんうるさーい! こっちも忙しいんだからもう切るよ?」
「おい、俺には武器も渡されないのか?」
 ヴァーチャルとはいえ、妹を傷つけるのは気が進まないが、流石に丸腰はマズイ。
「そんなもの、適当にその辺にロードしてあるから勝手に探してよ。あと、不用意に
電話をするのも良くないと思うよ?」
「え? なん………」
 何で、と言おうとして俺は固まってしまった。
 何故なら、いつの間にやら通行人が、妹へと姿を変えている途中だったのだ。
「盗聴かーーーー!」
 流石エージェントプログラムと思いつつ、急いでその場を逃げ出すことにした。
109518 ◆518YLv.Xnc :04/07/23 01:32 ID:qCRzN13g
続きは任せました。誰かお願いします



池魚氏、830氏、GJです!
110名無しさん@初回限定:04/07/23 02:34 ID:JM7YHjhJ
自慢ではないが俺と義妹は仲がいい。友人たちから羨望の的になるほどに。
でもいくら仲がいいといっても
「……義妹よ、なにをなさっておいでですか? 」
寝ている兄の首筋に噛み付いたり、あまつさえ血を吸ったりするのは人としてどうかと思います。
あ……力が抜けてく……。
「ごめんねーお兄ちゃん。ちょっと血をもらってるよ」
……お兄ちゃんはそんな子に育てた覚えはありません。
血には鉄分が入ってるるんだぞ?鉄だぞ鉄。金属だぞ?
水道水よりはマシかもしれないが、そんなものがおいしいはずはない!
利き水が得意で世界の名水100種以上を区別できるお兄ちゃんが言うんだから間違いない。
水より血だなんて、そんなグルメはお兄ちゃん許しませんよ!!
「そんなこといわれても……私、ハーフだけど吸血鬼だし……。文句はお父さんに言ってよ。
お父さんが吸血鬼なんかやってるから私もこうなったんだもん」
な、なんだってー!!
たしかに義父さんは日中外に出ないし、ニンニクダメだし、時代錯誤な黒マントなんか着てるうえに、
時々コウモリに変身したりするけどまさか吸血鬼だったとはー!
オカルト研究会会長としての面目丸つぶれじゃないか。
「そーゆーわけだから。もうちょっと我慢しててね」
……いや、さっきから血を吸いながら会話するなんて神業こなしてるところ悪いんですが、
そろそろ……やめていただかないと……俺の……体が……。
「!?わー!お兄ちゃん死んじゃダメ! 」
あれ……父さん……死んだはずなのに……なんでそんなところに?
「ウフ……ウフフフフ……」
「お兄ちゃーん。戻ってきてー」
111名無しさん@初回限定:04/07/23 02:34 ID:JM7YHjhJ


目を覚ますとそこは天国でした。
なんてことはなく、ここは俺の部屋。
……さっきのことは夢……じゃないよね……首痛いし。
「お兄ちゃん……ごめんね。大好きなお兄ちゃんの血を吸ってるんだって思ったら、
やめられなくて……」
言われてることは嬉しいが、死にかけるのは結構キツいぞ義妹よ。
お兄ちゃんは悲しいです。
「あっ、で、でも。すぐに輸血したから。だから大丈夫だよ」
腕を見ればたしかに注射の跡。ついでに点滴までされてるし……。
……何で家にこんな設備が?
「義母さんがもってたから」
なるほど。すごく納得した。
これ以上ない説得力だ。……あの親だしな……。
「えっと……それでねお兄ちゃん。命は助かったんだけど……輸血に使ったの私の血だったから……」
と、どこからか取り出したコップの中身を俺の手にかけ……痛ッ!
痛いぞそれ!何かけたんだよ。塩酸か?硝酸か?まさか硫酸じゃ……。
……いや、これはただの水だ。
利き水が得意で世界の名水100種以上を区別できるこの俺が水とそれ以外を見間違えるわけがない。
「……お兄ちゃんも吸血鬼になっちゃった。テヘ」
あーそういえば吸血鬼は水に弱かったなー。
そっかー。俺も今日から吸血鬼かー。
「ハハハハハハハ」
「ハ、ハハハハハハハ」
……………………マジ?
112リレー企画@前スレ447:04/07/23 05:21 ID:HKqDWA9+
>>109の続き(別視点)

私は妹L。
……という名前では味も素っ気もないし、さしもの兄も萎えると思うので、一応コードネームが師走 妹(しわす まい)と言う事になっている。
プログラム名以上に安直な名前である事実はさておく。どうせ他で名乗る事も無いだろう。

他の十一人の私達が何を考えているかは知らないが、ああ闇雲に追いかけて捕まるものでもあるまい。
兄の能力は私達一人一人のそれを越えている。正攻法、しかも一対一で追い詰めるのは困難だ。
しかも追い詰めた後、私達は妊娠しなければならない。女が抵抗する男を犯すのは、これまた困難である。
数を頼めば不可能ではないにしても、その場合『私』が妊娠できる確実性が薄れる。
単独で動くのが確実だ。

兄の動きを封じ、かつ篭絡する方法。
だが、並みの壁や檻ではアイテムによって破壊されてしまう可能性があるし、
トリモチなどでは目的の性交が困難になってしまう恐れがある。
よって私は単純な手に出る事にした。落とし穴である。
数メートル掘れば兄の跳躍力では容易に脱出する事は出来ない。
しかも穴の中は狭い。私が一緒に入れば、兄に張り付く事も容易だ。

これを兄の通りそうな地点数箇所に仕掛け、それぞれに監視ユニットを置く。
兄が嵌ったら私はそこに急行し、飛び込むという寸法だ。
逃げ場の無い、しかも密着した状態で繰り出される絶技の前にはさしもの兄と言えどあっさりとその理性を手放すだろう。

という訳で、今穴掘りの真っ最中である。
もう二メートル以上は掘ったか。穴の縁まで手が届かない。土を上に放り上げるのも限界だ。
兄を長時間拘束する必要を考えると、もう少し深い方が良いのだが。
少し掘り方を変えねばなるまい。

私は用意していたバケツと縄梯子を取るべく、上に上がろうとした。

……上まで手が届かない(汗)
113リレー企画@前スレ447:04/07/23 05:22 ID:HKqDWA9+
ひょっとして……出れない?

どうやら私の製作者は、相当間が抜けているらしい。
つまりこれは私の失策ではない。絶対にだ。私は断固そう主張する。

『聞こえてるわよ』

「なっ! まさかモニターしていたのか!?」
『してない訳無いでしょ……。
 いざお兄ちゃんを犯す時には感覚もリンクするんだから。
 で……? アンタの製作者がなんだって?』
「うっ!」
 ああ、なんとまあ余計な事まで聞いてるんだこの女は。
『……だから、言葉に出して無くてもモニタできるんだって』
「あう……」
『せっかく出してあげようかな〜? って思ってたのにねぇ。
 そーかそーか、師走ちゃんはこのあたしの助けが要らない訳ね?』
「そ、その名で呼ぶなぁ!」
『反省の余地無し、と。じゃあ頑張ってねぇ〜』
「ああっ、待って下さいっ。神様!仏様!創造主様〜!」
『だーめ』

はうう……(泣)

結局私はスコップで壁を突き崩し、坂を作るようにして外に出た。
途中で外に積み上げていた土が崩落してきたりして大変だった。
この屈辱をバネにして、何としても兄を犯そうと思った。
私の苦労の上で、あの女がいい思いをするのはあまり気に入らないが。

『だから……聞こえてるんだってば』

あ……(汗)
114前スレ447:04/07/23 05:32 ID:HKqDWA9+
ヘッポコ妹L視点で書いて見ました。
コードネームは本人が指摘するように、安直です。
さてお兄ちゃんは今頃何処を彷徨っているんでしょうか。
115名無しさん@初回限定:04/07/23 07:41 ID:cd008SZE
朝起きたら妹に、
「じゃあ、お兄ちゃんはキュアホワイトね。」
アリエナイザー・・・。
116リレー支援:04/07/23 22:57 ID:eRmXcL7Z
>>108の続き >>112-113と同時進行

 俺の周囲には自己データを転送し、そこにいる人間の自我プログラムに上書きを完了させた妹
たちが次々と現れる。
 だが、まだ妹たちは体のデータが完全に転送しきっていないため動けないでいる。その隙をつい
て、俺は脱兎のごとく、その場を逃げ出した。
 馬鹿め。外見を気にしすぎるあまり、身体データ及び服装データに余分な情報量を割いたのが
おまえたちの敗因だ!
 スニーカーの靴底を削って路地を鋭角に曲がり、家の垣根を飛び越え、俺は逃げる。
 俺の逃げ足には妹の足では追いつけるはずはないのだが、追跡する妹の一団の中から、ひとり
の妹が飛び出した!
「うおるぁ〜〜!! 待ちやがれ、このくそアニキ!! 逃げるな! あたしの話を聞けぇ〜〜!!」
 な、な、なんだ、あいつはッ!? 見る見るうちに俺に迫ってくるじゃないか!
 肉体と精神が崩壊する危険を感じた俺は、限界ギリギリの前傾姿勢になって一気に加速する。
 こ、これならどうだ!?
「てめえ! もうすぐ捕まえてやるからなぁ!! マジで、ボコる。めちゃボコるからなぁ!!」
 うわぁ〜〜ん!! 追いついてきてます(涙)。
 追いついた妹が俺の襟首を掴む。
「うぎゃぁ〜〜!! レイプされちゃう!! もう、お婿にいけなくなるぅ〜〜!!」
117名無しさん@初回限定:04/07/23 22:58 ID:eRmXcL7Z
 そのまま押し倒されてレイプされると思いきや、襟首をつかんだ妹は、いきなり真横に飛ぶと、そ
こに入り口を開けていた狭い路地に俺を連れ込む。
「誰が、アニキみたいな変態を襲うか、バカッ! 今はあたしと一緒に逃げるんだよ!」
「え? ええっ!? どういうこった? おまえらが俺を襲うのが目的のプログラムなんだろ? という
か、おまえ本当に妹なのか? 全然性格違うじゃん!!」
 外見はまったく変わらないのに、この言動の悪さ。こいつ、いったい!?
「わかんないのか、バカ。これは、訓練! オリジナルが、その…ア、アニキと変なことしたら、そい
つが優勝って言ってただろ! まったく同一のあたしたちじゃ、何の競争にもならないだろーが。あ
たしたちは、オリジナルの持ついくつかの個性を抽出・強化されてプログラムされてんだよ!」
「えーと。それじゃあ、おまえはオリジナルの妹や他の妹たちとは違うんだな?」
「そいうこと。ま、そのおかげでこんなふざけた競争をブチ壊してやろうなんて考えるあたしができ
ちゃったんだから、笑えるよな。ちなみに、あたしの設定は『勝気でボーイッシュ』タイプ妹。属性は
『スポーツ少女』だ」
 ずいぶんと、マニアックな設定だな、おい。だが、友達になると楽しい奴っぽい、性格をした妹だ。
 そのとき、妹がいきなり急ブレーキをかけて立ち止まる。それまで怒っているくせ楽しそうだった
顔は、一変して鋭い戦士の顔に。
「……チッ!! 先回りしてやがったか」
 俺たちの行く手をさえぎるようにして立っているのは、また別の妹だった。
118名無しさん@初回限定:04/07/23 23:01 ID:eRmXcL7Z
>>112では兄の能力は妹ひとりひとりの能力を上回っているという設定でしたが、>>107では
妹はエージェントプログラムで兄より強い様子
間をとって、妹もある特定の能力のみは兄を上回っているが、他の能力は兄を下回っている
ことにしています。
119名無しさん@初回限定:04/07/23 23:24 ID:pwfrKxNT
( ゚Д゚) 

;y=( ゚д゚) プシュ

(゚д゚) 期待しております。
120名無しさん@初回限定:04/07/24 03:19 ID:GDQlvp0a
幾人もの職人さんの手によって紡がれるリレーは見てて非常に楽しいのだが、
それだと他の作品が投下しにくいような……ガイシュツ?
121名無しさん@初回限定:04/07/24 08:32 ID:u6/nouko
朝起きたら妹に、
召喚されてしまった。
「ワタシハ キチク オニイチャン。コンゴトモヤラシク。」
122名無しさん@初回限定:04/07/24 09:02 ID:vCMJTxQr
>>120
案ずるな。このネタがよほど盛り上がるようなら
スピンアウトさせて独立スレを作ってもいいだろう。
123名無しさん@初回限定:04/07/24 09:42 ID:mGj+Bmjw
朝起きたら妹に、銃口を突きつけられていた
124池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/24 21:30 ID:pdmaKkF6
 朝起きたら妹に、銃口を突きつけられていた

目が覚めて最初に目に入ったのは、妹の顔。
「あ、おはよ――」
「黙って。それと、動こうとしないで。死にたくなければね」
朝から何を言ってるのだか、こいつは。プリッキュアごっこの次はテロリストごっこか?
とか思っていると、頭の右の方に、黒い影があるのに気がついた。そちらを向こうとすると、
「動かないで。3度目は言わないわよ。次、動こうとすれば、撃つわ。」
撃つ? なんで? つーかなにで? ひょっとして、右に有るのって拳銃だったりする?
とりあえず右にあるものの正体が気になるので、目だけで頑張って右を向いてみる。
「に゛ゃあ゛あ゛あ゛!?」
俺が甘かった。拳銃の方が良かった。見ないほうが良かった。因みに上のは心の叫びだ。
これって何ていうんだっけ。カノン砲とか、そんな感じ? なんで家に有るの?
がたがた震えていると、妹が話し始めた。
「お兄ちゃん、黙ったままで聞いてね? 今日は、テロリストごっこをやろうと思うの」
おお、合ってたよ、俺。E・S・P!E・S・P!
「で、お兄ちゃんには人質の役をやってもらうから、よろしく!
 ちなみに私がテロリストの役で、今日はお友達のヒトミちゃんが、警察の役ね!」
とりあえずカノン砲があれば人質は要らないと思います。
「あ、警察から電話が来たわ!
 ――何のようだ?」
『テロリストだな? 要求は何だ? 金か?』
「今から1時間以内に、現金で3000万と、逃走用の車を用意しろ!」
カノン砲はどうするんでしょうか。一緒に乗せるんですか?
『3000万だと!? それは無理だ!』
あー、警察も今、財政危機なんですかね。
「出来ないのなら、人質を一人づつ殺していく。こちらには大砲があるぞ!」
人質って俺一人じゃん。頼むから殺すのだけは勘弁な。
『かまわん! 発射を許可する!』
お前、発射を許可する言いたいだけちゃうんかと。
つーか妹、お前なに発射準備してんだよ。警察も警察ならテロリストもテロリストだな。
あ、発射準備完了? いや、撃たないでよ? 俺は何回天国に行けばすm
125名無しさん@初回限定:04/07/24 22:00 ID:sftWr5If
朝起きたら義妹に怖い夢を食べられていた
子供の頃から時々来ていたピンクのバクは義父だったらしい
126名無しさん@初回限定:04/07/24 22:03 ID:XHu+0mWU
>> 池魚タソ
>『かまわん! 発射を許可する!』
爆笑しました。GJ!
127舞タン作者 ◆x4I13Sbcj6 :04/07/24 23:37 ID:bqLZU8yV
朝起きたら妹に、銃口を突きつけられていた。

「ふりーず!」
妹の右手にはオレンジがかった透明なプラスティックで出来た…
「…水鉄砲?」
「身柄を拘束、連行する。指示に従わない場合は発砲する。」
「発砲って…舞、お前何言って…」
「えいっ!」ぴゅ〜っ。
「ぷはっ! 止せって、お前朝から何考えてるんだ!」
「まだ抵抗するか!」ぴゅ〜っ、ぴゅ〜っ!
妹の情け容赦ない連射でずぶ濡れになってゆく俺。只の水らしいので
害は無いだろうが…
「舞、止めろって!」
「往生際が悪いぞ、お兄ちゃん!」
ぴゅ〜っ、ぴゅ〜っ、ぴゅ…ぴゅ…
「……あ、あれ?」
子供用の小さい奴だ、数回撃つだけで空っぽになって当然。
「舞!」
昨日は色々あって疲れているというのに、朝から叩き起こされ思わず
不機嫌な声が出てしまう。最近やっと素直になってきた妹を怒るのは
良くないかも知れないが、こういう事はちゃんと言っておかないと!
「高校生にもなって子供みたいな…」
「ふりーずっ!!」
が、俺に全部喋らす暇も与えず拳銃を投げ捨て、背中に背負っていた
らしい大型銃を取り出す妹。射程距離7メートルとか10メートルと
か言う妙にSFチックなデザインの丸っこくて極彩色のパーツで組み
立てられた一挺ン千円という代物。
「…参りました。」
銃口を額に押しつけられ、思わず降参してしまう俺
128舞タン作者 ◆x4I13Sbcj6 :04/07/24 23:38 ID:bqLZU8yV
「10分だけ待つ。着替えて、このバッグを持って歩け。」
流石にフル装填状態では重いのか、数歩下がって腰で構え直す。いつ
の間にかベッドの脇には俺のリュックが。
「…これ、何が入ってるんだ?」
「ん?」
「これだ、これ!」
とベッドから降りながら足下のリュックを指す。
「お兄ちゃんの水着とタオル。」
「水着? 俺の?」
「ん。」と澄まし顔「今日は舞とデート。一緒にプール行くの。」
「ぷ、プールぅ!?」
「ん。」
「待ってくれよ。今日は俺だって…」
「新しい水着買ったから試着。今年はビキニに挑戦だよお兄ちゃん?」
「ば…馬鹿、そういう問題じゃ…」
「舞一人で行ったら、男の子に超声かけられるかも。ビキニだし。」
「アホか、今時市民プールでナンパする様な奴が…」
「あと、子供連れのオジサン達にジロジロ見られるかも。ビキニだし。」
「いい加減に…」
「舞、あんまり泳げないから視線浴びっぱなしかも。ビキニだし。」
「…………………」
「お家でウジウジしても仕方ないよ。一緒に遊んだら少しスッキリする
かも。だから今日は他の事全部忘れて、舞に泳ぎ方教えて?」
「…………………」
「…ビキニだし。」
クスリ、と兄妹揃って目尻を下げてしまう。全く、やれやれだ。
「わかったよ、降参!」
129舞タン作者 ◆x4I13Sbcj6 :04/07/24 23:40 ID:bqLZU8yV
トリップ付けてみました(笑

肉体労働者なので、今年の夏は特にキツイです。
でも、そろそろ再起動しようかなと思った夏の日の夜でした。
130339:04/07/25 05:00 ID:ZiQ/4GpV
約一名からご好評いただいたので、前スレ564の兄妹で二編ほど。わざと王道で。
設定も幾つか作りましたが、日の目を見ることは多分ないでしょう(w

しかし、前回ミニクーパーと書きましたが、調べたらBMWミニは2001年からでした。
もっとずっとずっと昔のような気がしてました……
つーわけで、ごめんなさい、ローバーミニということで。

>>リレー
皆様GJです!
妹L(*´Д`)ハァハァ

>>127
舞タンキタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
ビキーニ待機中
131(1/2) 免許@339:04/07/25 05:02 ID:ZiQ/4GpV
 ぺしぺし。
 軽くて固いもので頬をはたかれて目を覚ました。
 僕は、半分以上眠りながら、片手でその辺の空間を引っかき回す。
「ひゃっ」 妹が変な声を上げた。
 腕を掴んで放り出すつもりだったが、指先がブラウスの奥のどこかにかすったのだ。胸
だったのかもしれない。まあ、よくある事故だ。気にはしない。
 気になるほど大きくもないし。
 片目を開けると、思った通り、妹のメイ(本当の名前は芽衣子だが、本人が余り気に入っ
ていない)が、何かを我慢するような顔で僕を睨んでいた。
「……すけべ」
「すけべって言う奴がすけべなんだぞ」
「そんなわけないでしょ」 妹は笑い出した。「ねえ、約束したじゃん。早く起きて」
 ひらひらと、小さなカードを振ってみせる。昨日手に入れたばかりの運転免許証だった。

「姿勢が悪い」
「はい」
 メイは、段々前かがみになってきていた姿勢を直した。僕は助手席に座りながら、あれや
これやと口を挟んでいたが、実際のところ、それほど妹の運転にまずいところは無かった。
車庫から出すのに若干手間取ったが、それは誰でも同じだろう。MT操作も問題ない。
 目的地は海。
 簡単かつ、行きたいところを選んだらこうなった、そうだ。ベタな選択が彼女らしい。
「左後ろに原チャリがいるから、気を付けて」
「へい」
 運転席とミラーを自分の体型に合わせ、神社で買ってきた安全運転のお守りをピラーに
下げ、お気に入りのCDをかけた『メイ・カスタム』のミニを、彼女はかなり気に入った様子
だった。
 洗車とかも手伝わなきゃいけないかな、と言うので、義務だろ、と答えると、
「そうだよねぇ」
 と、嬉しそうに言った。
132(2/2):04/07/25 05:04 ID:ZiQ/4GpV
 駐車場に車を停めると、妹は幾分上気した顔で伸びをする。潮騒と太陽。昼下がりの、一
番暑い時間帯だった。
「やったー着いたー」
「歩いても来られる距離だけどな」
「そう言う兄さんはどうだったのよ、初日は」
「200km以上走った」
「マジで!?」
「……道に迷ったんだよ」 僕は白状した。「帰れないかと思った」
 メイはひとしきり笑い転げた後、「でもさ、これで兄さんと同等だよ。時々、ミニちゃん借りる
かもだからね」
「いやむしろ、毎日僕の送り迎えをする方針で」
「やーだよ、お嫁さんじゃあるまいし」 妹は口を尖らせた。「……大雨で、兄さんが傘持って
なくて、どーしようもなく暇だったら考える。あと、兄さんが電話で可愛くお願――」
「コンビニ傘買って帰る」
「可愛くないっ!」
 僕らは夕方まで海沿いを散歩したり、ちょっと駐車場所を変えたりした。浜辺は、以前に比
べればずっと綺麗になったとかで、二人でぼんやり立って海を眺めるのも良かった。
 帰りは僕の運転で、別のコースを通って帰ることにした。メイ・カスタムの名残はお守りだけ
になった。
 CDがループした。手探りで止め、フロントグラスの向こうを見たままで訊いた。
「メイ、次は何にする?」
 答えがないのでちらりと助手席を見ると、妹はシートベルトに頬を乗せ、すっかり寝こけてい
る。やれやれ、と僕はため息をついた。助手席側から射す夕日が、彼女の湿った前髪で輝い
ている。僕はしばらくそのまま走り続けた。
 疲れたんだろう。――でもそれはいい傾向だ。僕から遅れて数年後、僕を追うように田舎を
出てきたメイは、生来の余裕をすっかり失って、いつもピリピリしていた。それがようやくここの
環境にも慣れ、リラックスして前向きに頑張れるようになったのだ。
 いつか巣立っていくまで、僕がちゃんと巣を守らなければ。
 信号待ちでFMを入れた。いつもの局に合わせ、クラッチを繋ぐ。
 助手席の妹は、ラジオと潮の香りに包まれて眠っている。
133ヒゲ:04/07/25 05:06 ID:ZiQ/4GpV
 朝起きると、妹に――
「メイ。ヒゲ、ヒゲ」
 ――ヒゲが生えていた。僕はそれを指さした。
 妹は慌てて口元に手をやり、貼り付いた海苔をつまむ。
 が、何を思ったか、それを頬に並べて貼り付け始めた。
「ほら、猫さん。にゃーご」
「もう少し可愛く」
「ごろにゃん☆」 軽く握った両手の甲を、顎の下に当てる。
 僕は最後の一口を食べ終わると立ち上がった。
「さて、猫はおいといて、会社に行くかな」
「こらー!」
「ミルク飲むか?」 冷蔵庫からパックを取ってやる。
「飲むか! あ、いや、やっぱり飲む……ありがとにゃん」 和食でよくミルクが飲めるなあ。
「ヒゲ取りなよ、眼鏡猫さん」
「やだなぁ、そんなに照れることないのに」
「いい感じに動物的だぞ。ニモと戦える」
「ググると面白いよね、ファイティングニモ。生か死か! みたいな」
 ファインディングだなんて普通思わないだろう、あれは。カタカナの字面が悪すぎる。
 小気味の良い音を立て、メイは飲み干したコップをテーブルに置いた。ジャンプするよう
に立ち上がる。
「そんじゃあ、行きますか、兄さん」
「よし」
 お互い、バッグを取って玄関へと向かう。今日は土曜日。僕と妹は、ステディもいない同
士、二人で独立系の映画を見に行くことにしていた。
 先にローヒールを履いた彼女は、ドアノブに手をやって、ようやく振り向いた。
「ツッコンでくれないわけ?」
「そのまま外に出たら面白いな、と」
「もう」
 妹は乾きかけた海苔を引っぺがすと、口に入れた。
 僕に向けて鼻にしわを寄せてみせた顔は、何だか本当の猫みたいだった。
1341/2:830:04/07/25 11:41 ID:e8Ci2SH3
朝起きると妹が、
運転免許をとっていた。
「お兄ちゃんでーす。」
「妹でーす。」
「今日は妹が免許をとったというのでー。」
「お兄ちゃんに助手席に乗ってもらってドライブでーす。」
「では行こう。エンジンかけたらサイドブレーキを外そう。」
「心のブレーキも解除しましたー。」
「それは君、やる気だね。」
「はい、チャンスですから(ニヤソ)。」
「では次はシフトレバーだよ。」
「はい、しっかりにぎりましたぁ♪(ギュウ〜、ニギニギ)」
「おいおい、お約束だがそれはシフトレバーではない。」
「きゃあ♪これお兄ちゃんのシフトレバーじゃん♪」
「わかってたらその高速上下運動をやめなさい。潤滑油がでちゃうだろ。」
「えへっ。ゴメン。」
「では駐車の練習だ。シフトレバーをバックにいれたまえ。」
「はわわ〜」
「はわわ〜ってなんだね。はわわ〜って。」
「お兄ちゃんのシフトレバーをバックからいれるお注射の練習だなんて、ケ・ダ・モ・ノ♪」
「いや、そのボケには無理があるんじゃないかと思うだよ僕は。」
「あは♪やっぱり?」
「わかったら下着をつけなさい。」
「お兄ちゃんもパンツはいたら?」
「そんなものはない!」
1352/3:830:04/07/25 11:50 ID:e8Ci2SH3
「次は運転中にしてはいけないことを考えてみようではないか。」
「してはいけないこと?」
「危険だと思われる行為だよ。」
「危険日のカーおセックス。」
「それもどうかとは思うのだよ僕は。君は運転しながらあんあん言うのかね。」
「じゃあ運転中のおフェラ。」
「それはありえる話だね。」
「ではさっそくいただきま〜す。」
「運転手がやるんじゃねー。前見ろ前。」
「ふぇ〜。じゃあ場所代わって♪」
ポジションチェーンジ!
「ど、ど、どうしよう。」
「なぁに?お兄ちゃん。」
「ちんちんが、ちんちんが我慢できないよぉ!!」
「え〜、こんなとこで!?」
「お願いだ。口でしてくれ。」
「ふぇ〜、困ったお兄ちゃんでちゅねぇ。じゃあ、お兄ちゃんにご奉仕するニャン♪」
「おぅー、気持ちいい(クイックイッ)。」
「あむっ・・・、じゅる、ちろちろ・・・。」
1363/3:830:04/07/25 11:52 ID:e8Ci2SH3
「では運転中のオーラルセックスがどれだけ危険かお見せしよう。おっと突然子供が飛び出した!」
キーキキキ!!
「もう、突然急ブレーキなんてかけないでよぉ。」
ぽろん。
「きゃああああ!お兄ちゃんのおちんこ様噛み切っちゃった!!!」
「いやぁ、恐ろしい話ですね。痛々しい話ですね。あ、画面前のあなた、ちんちんを手で隠しましたね。このように、運転中のオーラル・セックスは大変危険な行為です。よい妹のみなさんは真似してはいけませんよぉ。」
「お兄ちゃん!解説なんかしてないで病院行かなきゃ!!くっつけなきゃ!!」
「ハッハッハ。安心しまたえ。それはフランクフルトだよ。」
「(涙ぼろぼろ)心配した!本気で心配したよ!コンチクショー!」
「それでは今日勉強したことをおさらいしよう。」
「運転中に出したくなったら手コキで対処。常識よ♪」
「お兄ちゃんと〜」
「妹の〜」
「教習所で教えてくれない運転講習でした〜。」

終わり。いやわけわかんねぇよな・・・
137池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/25 12:30 ID:g4KyNiTC
 朝起きたら義妹に怖い夢を食べられていた
 子供の頃から時々来ていたピンクのバクは義父だったらしい

薄暗い町の中、俺は一人歩いている。上を見るとこうもりが飛んでいた。
歩いていると、背後から何かが飛び掛ってきた。首筋に冷たい濡れた感触が触れる。
「うあぁあ!」
慌てて背後を振り返る。が、そこには誰もいない。
「――どうしたの?」
突然背後から、女の子の声が聞こえた。さっきまで誰もいなかったはずなのに。
今度は恐る恐る、首だけで声のした方を向くが、そこには、やはり誰もいない。
ふと気付くと、先ほど首に触れた濡れた感触は、今もまだ続いていた。
それも先程よりも強く。ぬるぬると、俺の首をしつこく嘗め回しているような感触。
「うわああぁぁ(AA略)」
俺の体に、緊迫した感覚が走る。急に息苦しくなる。
なんだかよく分からないが、我慢が出来ない。
やがて、全身に強い快感が走った。
「ああっ!」

目の前には、いつもの部屋が広がる。――夢か。それもそうだな。
「おひゃようおあいあふ、おにいさま」
妹の声。だが、こっちはいつもとは少し違った。ろれつが回っていない。
「ああ、おはよう――ってお前……!」
言いながら、俺は上半身を持ち上げ、そして見た。
俺の股間にある、妹の顔。そしてその口には、俺の物が咥えられていた。
「何やってんだ、やめろ!」
恍惚とした表情で俺の物を舐め続けていた妹は、俺の声を聞くとすぐに口を離した。
そして、ごくん、と何かを飲み下すような動作。
「ふうっ……お兄様の、とっても美味しかったですわ……とけちゃいそうなほど……。
 あんなに濃いのを沢山お出しになるなんて、よっぽど我慢していらっしゃったのですね?」
濃いの? 出した? ひょっとして、俺は既に発射してしまっていたのか?
「だから、勝手に何をやっているんだって聞いてんだ!」
恥ずかしいので、大声を出してこちらの優位を保つ作戦に出る。
138池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/25 12:32 ID:g4KyNiTC
妹は、相変わらずうっとりとした表情で、時折口の中を嘗め回しながら、
「お兄様が悪夢にうなされているようでしたから、それを食べて差し上げようと思って……」
「悪夢を食べるって、お前はバクか……?」
「お父様が、ピンクのバクでしたので。 お兄様の元へも、何度か訪れたそうですよ?」
ああ、あのときのバクはそれだったのか。あれには随分世話になった。
「だが、お前は人間とバクのハーフのくせに、100%人間じゃないか?」
「あら、お母様の方は人間だなんて、誰も言っていませんわ」
「ええっ!? じゃあ、お前は100%バクなのか!? 嘘だろ!?」
「嘘ですわ」
どこからどこまでが嘘なのかわからんが、
これ以上このやり取りをすると、人を信用できない大人になりそうだ。

「……で、お前は俺の悪夢を食べようとして、妙なことをしていた訳だ」
「でも、事実お兄様が射精なさったときに、お兄様は悪夢から解放されましたわ。
 つまり、お兄様の精液が、悪夢の元だったのですわ」
「その悪夢の元を、お前は美味しいとか言ってたが」
「ええ。濃くて、ねばねばしてて、苦くて、とっても生臭くて、あれは悪夢に違いありませんわ。
 ……でも、私には、それがとても美味しく感じられた。それだけのことですわ」
言い終えると、妹は妖艶な笑みを浮かべてこちらを見つめた。
なんつーかもう、何も言えない。
「さて、お兄様、ちょっと中途半端に口を離してしまったので、 お兄様のがべたべたですわ。
 後始末、して差し上げますわ」
そう言って、再び俺の物を咥える妹。それを俺は慌てて制止する。
「待てまてマテマテ」
妹は一瞬だけ口を離し、
「……お兄様が本当にそれを望むのなら、私は待ちますけど、それでよろしいのですか?」
今度は舌を突き出してぺろぺろと舐め始める妹。
その仕草があまりに刺激的で、俺の物は見る見る大きさを取り戻していく。
「う……!」


「ああ、美味しい。――お兄様、悪夢にお悩みでしたら、いつでも言ってくださいね?」
139池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/25 13:12 ID:g4KyNiTC
ギャグ薄。エロ薄。中身が無いSSになっちまいました。
理由を考える。
・敬語妹を使うとギャグがイマイチ出せない。(俺の場合だけ)
・肝心のフェラシーンが、省略。(ただの構成ミス)

あとこのスレで出されたネタで、書いてないのは……
>>32ダルマ・>>46強制射精・>>47外人部隊>>65巨乳・>>74甘口小倉抹茶スパ
>>81くすぐり・>>87吸血鬼・>>121召喚
ってところか。当然だけど書いてないネタの方が多いな。
キュアホワイトは書いたけど落ちがつかなかったのでナシ。


>>130
339氏の作品は、文学的な空気があっていいですね。
ああいう感じの奴が書けるようになりたい。

>>134
わけわかんない(w でも、その勢いが好きです。
会話の勢いが凄いから、冷静に読めるような奴じゃ逆に面白くないんじゃないかと
140突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/25 15:09 ID:8Ey11yMS
他に居なければ、リレー上げますが?
141518 ◆518YLv.Xnc :04/07/25 15:38 ID:K13I85+Q
>>140
では、突発屋氏の続きを私がいきましょう
お願いします
142リレー突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/25 15:52 ID:8Ey11yMS
「兄さん、その子から離れて下さいッ!」
新たな『妹』の口から意外な言葉が。
「え? え?」
「よく考えてみて下さい。私達は全員『兄さんとエッチしたい』っていう
夢を仮想世界の中で実現するために作られたプログラムですよ。私達の行動
原理の根底には『兄さんと愛し合いたい』という感情がプログラムされてい
るんです。」
スーツの下、ショルダーホルスターから二挺の『ベレッタ92F』を抜いて
両の手で構える。ジョン・マクレーン刑事の活躍で有名になった米軍正規採
用の拳銃。最大装填15+1発が二挺で32発の弾丸。かなり厄介だ。
……個人的には、同社のマシンピストル『M93R』の方が好きだが……
「それなのに、兄さんと何もしたくないなんて言う子が本当にいると思いま
すか? その子の言う事を簡単に信じるんですか?」
「ば、馬鹿野郎! あたしは……!!」
と良いながらも右手を背中に回す。こいつもなにかエモノを持ってるらしが。
「『あたしは…』?」
「……あたしは、あんた達とは違うんだよっ!!」
その手が動くと同時に何かが光る。が、それを確認するよりも早く三人は半ば
反射的に駆けだした。『スポーツ少女』は『二挺拳銃』との間合いを詰めよう
と壁に駆け上がり、彼女が投げたスローイングダガーから身をかわそうとバッ
クステップを踏みながら連射する92Fの弾痕が雨の滴の様に次々と壁に刻ま
れてゆく。その反対側の壁を走りながら、この場から脱出しようとする俺だっ
たが流石は戦闘プログラム、二人とも互いの動きを牽制しつつも俺の姿を決し
て視界から外そうとはしない。
「兄さん!!」
左側を通り抜けようとする俺に銃口と共に注意を分散させた瞬間を逃さず、反
対側から壁を蹴って『スポーツ少女』が右手の銃を蹴飛ばす。俺も手から離れ
た92Fの軌跡を目で追いながら速度を合わせ、右手をいっぱいに伸ばし空中
でキャッチ。そのままフィギュアスケートの様に回転しながら着地する。
『何発残ってっるんだ、コイツの中には!?』
143リレー突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/25 15:54 ID:8Ey11yMS
「くっ…!」
背中へと手を伸ばし、後ろのヒップホルスターらしき場所から別の拳銃(SI
G230?)を抜きながら体ごと俺の方へと向き直る。そして左手で『スポー
ツ少女』、右手で俺を狙う様に体制を立て直すが……
「兄さん!」
「アニキ!」
「動くなっ!!」
ジャキジャキジャキッ! と俺の92F、『二挺拳銃』の銃口、そして俺の反
対側の壁際に着地した『スポーツ少女』が刃をそれぞれの指の間で挟む様に新
たに両手で抜いた合計6本のダガーが一斉に構えられ、動きを止める。うわー、
映画か歌舞伎みたいだー等と思わず感動してしまう緊張感欠落気味の俺。
「………スティーブン・セガールの真似が良いか? それともジェームズ・コバーンか?」
「個人的には、トム・クルーズの方がセクシーで好きですけど?」
「……ンな古い映画なんて知らないよ。」
果たして誰が味方で敵なのか? 互いの動きを牽制しつつも その真意が読み切
れず動くに動けない三人。わかっている事は一つだけ、最初に仕掛けた奴が他の
二人を相手にせねばならないと言うことだけだ。こんな所で固まっていては不利
になってゆくばかりだと重々承知していても、これでは……
「………お二人に、提案があるのですけど?」
どうやら同感だったらしい『二挺拳銃』が額に緊張の汗を浮かべながらも意味あ
りげな微笑みを向けてくる。
「提案?」と油断無く他の二人から視線を反らさず『スポーツ少女』
「ええ、そうです。互いに思うところもあるでしょうが、少なくても此処でこう
して睨み合っていても、誰も得をしないと思いませんか?」
「………」ぴくり、と『スポーツ少女』の眉が動く。
「その点は賛成だが……」
「貴女も、ほんとうは兄さんとエッチな事したんじゃなくて? でも『オリジナル
』に道具みたいに扱われたり動いたりするのはプライドが許さない、でしょ?」
「…………だとしたら……なんだよ?」
「お、おい…!」なんか、非常に嫌〜な予感が………
「私は、兄さんとエッチしたいわよ。でも……」ぴん、と左手でイヤープラ
グを抜く「……エッチにも、色々あると思わない?」
144リレー突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/25 15:56 ID:8Ey11yMS
やっぱアクションでしょ、ということでw
でも、そろそろエッチ風味のの書きたいカナ?

では、518氏ヨロシクです!
145518 ◆518YLv.Xnc :04/07/25 16:04 ID:bZhnKQ2k
それでは次いきます……が、なんだかもの凄く難しい振りですねw
エッチシーン……う〜ん、頑張ります
146リレー518 ◆518YLv.Xnc :04/07/25 17:44 ID:bZhnKQ2k
「兄さん……」
「アニキ……」
 二人はそれぞれ構えていた武器を降ろすと、こちらに向かって歩み寄ってくる。
 俺は二人に向かってM92Fを構えるも、一人ならいざ知らず二人を同時に相手にするのは不可能だろう。
あっという間に両腕を押さえられ、その場に拘束されてしまう。
「さあ、どうぞ」と言うのは、後ろで俺の両腕を押さえている妹。二丁拳銃を操っていた方だ。
 そして、その声を合図とばかりに俺のズボンのジッパーを降ろしているのが、ダガー使いの妹。
「う…ぁ」
 妹は、俺の性器を露出させ、そしてそのまま口に含む。
「く……そ、あのやろう…………感覚神経を………相当高く設定してやがる」
 その事を証明するかのように、俺のモノは徐々に固さを増していく。
「んっ…ちゅ……アニキ、気持ちいい?」
 俺のモノを舐めながら、上目遣いでそんなことを尋ねてくる妹。だが、俺には答えられない。
「兄さん、強情ね」
 後ろで俺を捕らえている妹は、そう言うと同時に片手で俺を捕らえたまま、器用に体をねじり、俺の
腰を回るようにして顔を前に出し、俺のモノにキスをする。
「うぁっ」
 今度は二人の同時責めだ。二人の舌が、同時に俺を刺激する。
「アニキ……どう?」
「兄さん……どうです?」
「…………………………」
 本当のところは、もうとっくに出してしまいそうな程気持ちが良い。だが、それでも俺は黙る。
「ん………とことん強情なんだね、アニキは」
 と、その時。
「……………!!」
 俺の後ろの妹が、何かを発見したかのように、首を右にひねった。
 妹の責めに耐えながらそっちの方向を向くと、そこには妹と同い年くらいの、全く違う容姿をした
女の子が立っていた。
147リレー518 ◆518YLv.Xnc :04/07/25 17:46 ID:bZhnKQ2k
「見つかった!」
 どっちが叫んだかは解らない。でも、それを確認する前に、その女の子は妹へと姿を変え始めていた。
 その女の子は、たまたまそこを通りかかっただけだったのだろう。だが、エージェントプログラムにしてみれば、
彼女はただの目に過ぎない。すぐさまその場所へ自分のデータを転送したのだ。そうなると、イヤープラグで情報を
リンクしている他の妹たちがここへ来るのも、時間の問題となる。
 だが、これは絶好のチャンスだった。俺を拘束している二人が、そっちに気を取られた瞬間、俺は横に向かって
大きく跳躍した。そして、手に持っていたM92Fを三人に向かって発砲する。
 生憎距離が離れていたため、放った五発は全てよけられてしまったが、さらなる隙を生み出すのには十分すぎる。
そのまま後ろ向きに大きく跳んで、大阪城の建っている方を目指した。あそこなら天守閣に武器が置いてあるかも
知れない。そう思いながら俺は、ホールドオープンしたベレッタを捨てた。

――――

 兄は逃げたが、行き先の知れない今は追いかけても無駄だろうと悟り、その場に留まる。
「逃げられたようね」
「お生憎様とあなたのせいでね」
「それは悪いことをしたけど、私だってむざむざ貴方に優勝を譲る気は無いわ」
 そう言っている間にも、その路地裏には次々と同じ顔をした人物が集まる。
 私はイヤープラグを付け直した。
「追いかけないの?」
「今は無駄よ」
「今サーチをかけているわ」
「見つけた」
「お兄様を?」
「追いますか?」
「ええ」
「追いつけるの?」
「だってお兄ちゃんは所詮……」
「ただの人間ですもの」
148518 ◆518YLv.Xnc :04/07/25 17:49 ID:bZhnKQ2k
最後の台詞は、映画の中に出てくるやつを少しもじりました
何人もの妹が喋っています

そしてエロいシーンは中途半端で終了
石を投げないでください

それでは次の方、よろしくお願いします
149Y ◆cf6.GAJsFA :04/07/25 17:53 ID:I4wYu0IX
Yです。こんにちは。天然義姉妹シリーズはネタ切れ気味なので、
外伝というか、途中途中の小話と言う感じに突発短編を2本UPします。
>>SS職人諸氏
乙&GJです。僕も、精進します。
>830氏
軽快なノリのよさがいい感じでした。
ネタ提供:本スレ65さん
「朝起きたら、妹の巨乳に顔を埋めていた。」
150Y ◆cf6.GAJsFA :04/07/25 17:54 ID:I4wYu0IX
目が覚めたとき、目の前に白くて柔らかいものが目の前にあり、吃驚した。
「…あ、彩美!?…おはよう。」
「…うふふ…おはよう、竜祐さん」
「…あ;」
ガバッと起きたから、彩美の胸に顔を埋める形になってしまっていた。
「見てのとおり…だよ。」
僕の上から降りて、彩美はいつの間にか、僕のモノを取り出し、握っていた。
「…そ、そういう意味じゃなくて…。」
冷静になろうと必死になる僕。
「……ん?」
それを遮ろうとするかのように、小首をかしげる彩美。…可愛いなぁ、もう。
「血がつながってないとはいえ、親が再婚するんだから…まずいよ…。」
彩美にというよりは、自分に言い聞かせるように言っていたのは、
「…うふふ♪…だいじょ〜ぶだよ♪」
きっと、本能をむき出しにしてしまうと後が怖いからだと思う。
「まだ、大丈夫だよ♪…だって、婚姻届だしてないもの、お母さん。」
「…えぇっ?!」
「…竜祐さん、声大きいって…。隣の部屋の方に、迷惑だよ?」
「ごめん…。」
「……うわぁ…ここもおっきく硬くなってるよ…。いじっちゃえ♪」
恍惚とした笑みを浮かべる彼女に、触られている。ぎこちないが、コレはコレで気持ちいい。
「……平気なの?」
「…えへへ…。うん。好奇心の方が勝ってる、かな…。」
「(…う…。やばい…。)」
「竜祐さん。…私……体が熱くなっちゃった…。」
お、追い討ちをかけるかのような囁き…。
「…ごめん、彩美!」とうとう我慢できなくなって、押し倒してしまった。
「キャッ…!」
「ごめんな…彩美……優しくするから…。」
「…うん…。」
151Y ◆cf6.GAJsFA :04/07/25 19:14 ID:I4wYu0IX
―そして、お互い服を脱ぎ、同じ布団の中で。
「んっ…」
柔らかな胸の先端に手を伸ばし、揉んで…先端を、クリクリと摘んで。
「あっ…あ、竜祐、さん…」
初めての刺激に、悶え、戸惑っている彩美が可愛い。
「あっ…んっ…あぁっ…ちょっ、と、痛っ…い……。」
「ご、ごめん…」
勝手が分からないので、戸惑ってしまった。

―もうじゅうぶんだろうかと思い、愛撫の手を緩めてみる。
「…あっ…もう…」
指を彩美の中に入れてみると、準備はできているようだった。
「入れるよ…」
「うん…。」
彩美の瞳からは、怯えや不安よりも、好奇心や期待を見てとれた。

―なんとなく持ってきたビニールシート、役に立ったかも。
…旅館の布団に初めての証…破瓜の血が染み込んではと思い、敷いたのだ。
「…っく…あぁっ……もう…だめっ…」
「…出る…っ!」
「あっ…竜祐さん…ぁあっ!」
不安になったのか、彩美が僕に抱きついてきた。
それと同時にイッたので、結果的に、中で…してしまった。
152Y ◆cf6.GAJsFA :04/07/25 19:28 ID:I4wYu0IX
(短編2本目:秘め事の翌朝、義妹が、僕の背中に抱きついていた。)
………『…竜祐さん、竜祐さん。』
「ん…?…夢…か(汗)」
「おはよう、竜祐さん。」
目を開けると、
「おはよう…彩美…って…えぇっ!?」
…下着姿の彩美が、僕に抱きついていた。……夢だったのだろうか。
「竜祐さんと一緒に寝ると、なんでだろう…安心できるの。」
…残念に思う一方で、正夢だったとしても夢だと思いたい。
…こんなに信頼されているのに、…僕からは、手を出すことなんてできないよ。
「…夢じゃ、ないよ。」
……え?
「…初めてが竜祐さんで、良かった。私…。」
「ごめん…我慢できなかった。…大丈夫な日、だよね?」
「…えっと…。うん、大丈夫。」
「よかった…。」
「……でもね?…もしもできちゃったとしても…。大丈夫だよ。」
「…そ、そう…。」
背中に当たる、彼女の胸の柔らかさに反応してしまった。
「…あ…竜祐さんの、おおきくなった…。えへへ…。」
ちょっと、悪戯っぽい笑みを浮かべる彩美。
「だって、彩美の胸…気持ちいいからさぁ…。」
「えっと…じゃ、じゃぁ…。」
めずらしく、言いよどんでいる彩美に、?を浮かべる僕。
「…はさんであげよっか、竜祐さん…。」
「ん?」
……
「うまくできるかわからないけど、私、がんばるから!」

(作者より:用事があるので、一度落ちます。続きは後程。 ノシ)
153名無しさん@初回限定:04/07/25 19:34 ID:jXftna9q
(´д`;)ハァハァハァハァ……グジョーブ、グジョーブ!
妹エロいよ妹!
154名無しさん@初回限定:04/07/25 21:28 ID:W4Vxs5GL
>>123
朝起きたら妹に、鈴口を突きつけられていた
155名無しさん@初回限定:04/07/25 22:23 ID:WH36uKDL
「…ってちょっと待て、それはなんだ?いつ生えた?」
「あれ、知らないの?今時の女の子には皆生えてるんだよ」
「嘘つけ!…いーからとりあえずそれを隠せ、話はそれからだ」
「今いい感じだから詳しい話はちょっと待ってね」
「待てるか!つーかまずその手を放しやがれ」
「あんっ…も、もう逝きそう」
「待て待て、逝くならせめて横を向けてkhだkrkdl;あ」

がばっ!

…何か酷い夢を見ていたような気がする
「兄さん、おはよう」
妹よ…何故俺の身体にまたがっていますか?
しかも臨戦状態のそれは一体?

156池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/25 22:32 ID:g4KyNiTC
 朝起きたら妹に、鈴口を突きつけられていた

目が覚めて最初に目に入ったのは、妹の顔。
「あ、おはよ――」
「ああぁっ、お兄ちゃん、舐めてっ! 私の舐めてぇっ!」
朝から何を言ってるのだか、こいつは。プリッキュアごっこの次はペコちゃん(不二家)ごっこか?
とか思っていると、頭の右の方に、黒い影があるのに気がついた。そちらを向こうとすると、
「早くっ、お願いぃ、我慢できないよお! ――ああっ! で、でりゅうぅ!」
出る? なんで? つーか何が? 母乳?ひょっとして、右に有るのって妹の胸だったりする?
とりあえず右にあるものの正体が気になるので、勇気を出して右を向いてみる。
「あみゃ゛あ゛あ゛あ゛!?」
俺が甘かった。胸の方が良かった。見ないほうが良かった。因みに上のは魂の叫びだ。
こういうのって何ていうんだっけ。ふたなりっ娘とか、そんな感じ? なんで家にいるの?
ハアハアしていると、妹が射精を始めた。
「ああぁぁっ! 出てるっ! ミルク出てりゅぅっ! んああぁぁぁあ!」
顔にべちゃべちゃと妹の精液がかかる。
そういえば、これもプリッキュアごっこになるのか? どっちかつーとみさくらか。
やがて、俺の顔とベッドがファブリーズしても全然ダメなくらい真っ白になった頃、
「あはあっ、はあっ、……お兄ちゃん、今日は、ふたなりはプリキュアごっこをやろうと思うの」
おお、合ってたよ、俺。E・S・P!E・S・P!
「で、お兄ちゃんには、キュアホワイトの役をやってもらうから、よろしくっ!
 ちなみに私がブラックで、今日はブラック×ホワイトね!」
とりあえず、どうやってふたなりっ娘になったのか、言うべきだと思います。
「待て待て待て! となると、お前が俺を犯すのか?」
「うん、今日は、後ろの処女を頂いちゃいます!」
そんな軽いノリで。本当に頼むから、それだけは止めてくれ。
「嫌なの? じゃあ、ヒトミちゃんにも相談してみるね? ぴっぽっぱっぴっぽ。
 ――もしもし? カクカクシカジカと言う訳なんだけど、どう思う?」
『かまわん! 挿入後、発射を許可する!』
お前、発射を許可する言いたいだけちゃうんかと。お前に何の権限があるのか。
つーか妹、お前なに俺の尻にそれ当ててんだよ。
あ、今入ってきてる? ああ、なんか思ったよりも気持ちいいかもしれn
157池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/25 22:34 ID:g4KyNiTC
上の奴は、>>124の『朝起きたら妹に、銃口を突きつけられていた』とセットで読んでください。
158名無しさん@初回限定:04/07/25 23:19 ID:fL/9SEZs
>>156
みさくら語になっているのにウケました。
159名無しさん@初回限定:04/07/25 23:44 ID:+UtStTNP
むやみに器用な職人の多いスレだなあ、と感心する。

可愛い妹の鈴口……個人的にはお口で奉仕するにやぶさかでない。
160突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/26 00:56 ID:5q7T3Q6B
前スレ>>466の続きです。
朝起きたら妹に、甘口小倉抹茶スパを食べに連れてかれた。

「美味しいか?」
「うん!」
はにかんだ様な笑顔で笑う七歳下の妹『瞳』。
幼い頃に体が弱かった所為で学校でも余り人付き合いが出来なかった事も
あって、我が家の末っ子は自己主張が下手というか意思が弱い所がある。
きっと周囲の人間の手を借りる事が多すぎたので、自分の存在自体を『
お荷物』と感じてしまっているのだろう。そして成長と共に健康な体を手
に入れたものの、幼児期の成長遅れというコンプレックスと対人関係構築
経験の絶対的な不足から今でも友人らしい友人も居ない。家族の中でさえ
二人の姉である『優と』『望』を通り越して俺にしか心を許そうとしない。
「そっか、良かったな?」
「うん、でも……」そんな俺に対してさえ、瞳は遠慮がちに上目遣いに
しか話さない「……お兄ちゃんは、食べないの?」
「あ、ああ。俺は……ほら……」甘い物は得意じゃない、と言いそうにな
って慌てて言葉を選ぶ「……夜中に腹が減って、ちょっと食べたからなあ
んまり食欲無いんだ。それに瞳が美味しそうに食べてるのを見てるだけで
、満足できるから、な?」
「………うん。」
ちょっと寂しそうな微笑み。どうやら嘘は見透かされた様だ。
「ところで、今日はどうしようか? 好きなところに連れて行ってやるぞ?」
そんな表情は見たくない。情けないほどに慌てて話題をすり替える俺。
「もう夏休みだろ? しばらくは泊まっていっても良いぞ。お袋には俺が
言っておいてやるから二人っきりで過ごそうな?」
161突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/26 00:57 ID:5q7T3Q6B
うん、と先程よりは明るい返事を返して食事を再開する妹。俺が好きだと
言ったから髪を伸ばし、俺の視線を追いながら服を選び、俺のアパートに
一番近い学校に入り、学校とアパートを往復するだけの日々を望んでいる
妹。そして、俺と手を繋いでいないと安心して眠る事もできない妹。
「そうだ。映画とか、どうだ?」
「……映画?」
「一人じゃ入りにくいだろ? 一緒に行こうか?」
チラリ、と目を合わせたかと思うと俯いて前髪の中に顔を隠してしまう。
「……映画……でも……行かなくても……」
「うん?」
「……お兄ちゃんに抱っこ……お部屋で……ビデオ……」
どんどん小さくなって行く声、これが瞳の精一杯の主張。
「……我が儘……私の……迷惑……だけど……」
「い、良いよ。ビデオ借りて帰ろうか?」
「………うん。ごめんなさい、お兄ちゃん。」
瞳は知らない。自分の肌が毎夜、俺の手で弄ばれ汚されている事を知らない。
もはや俺の自慰は瞳の肌なくしてはあり得ない。謝らなければならないのは
俺の方だというのに、何も知らない瞳は俺のアパートに入り浸るばかり。
そして謝る。いつだって俺に合わせて、俺に謝ってる。だから……
「……だから、謝らなくて良いって。俺は瞳に喜んで貰いたいんだから?」
「……うん、お兄ちゃん……」
瞳に依存させすぎだ、と周囲は俺達……いや、瞳の居ない所で俺を非難する。
だが本当に依存しているのは俺と瞳、果たしてどちらなのだろうか?
162突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/26 01:05 ID:5q7T3Q6B
ちょっと描写弱いかな〜と反省。
あと、場所が不明なままだし……w


>>池魚氏
多芸で羨ましいです。
とゆーか私ゃ知識が狭い&偏ってるものでw


>>Y氏
ほのぼのですね〜♪


>>830氏
わけわかんなくても、ちゃんと整ってる所が凄いです。
163名無しさん@初回限定:04/07/26 01:39 ID:lbp4JRhi
瞳タンは名古屋住人でしたかw
微妙な背徳感がGJです!
164Y ◆cf6.GAJsFA :04/07/26 02:04 ID:XSys1/Vz
Yです。皆さんに退かれないか心配だったので、153氏の言葉は嬉しかったです。
(備考:名前で呼び合っているのは未だ親同士が婚約したばかりだからです。)
(152の続き)
「ねぇ…竜祐さんも、裸になって…。やりにくいよ…。」
「うん…。(…いつの間に脱いだんだろう。)」
「挟むね……んっ……んぁっ…熱くなってる…うふっ♪」
「…彩美の胸…気持ちいいよ…柔らかくて…少し冷たくて…。」
「…えへへっ…もっと頑張っちゃう♪…ところで…。」
「ん?」
「…んっ…ちゅ…んんっ…こふふうろ…んっ…んふっ…れろ…んちゅ…
…もっ…ろ…んっ…ひもひほふ…れろれろ…ぷはっ…なるのかなぁ♪
(訳:こうすると、もっと気持ちよくなるのかな?)」
悪戯好きな、小悪魔のような笑み。
それはそれで可愛くて…また、限界が近付いてきた。
「…すごくいいよ…彩美…今日初めてとは思えない位…。」
「えへへ…瑞希と一緒に、頑張ったんだから…研究。…んしょ…んっ…」
「彩美…僕、そろそろ限界だっ…。」
「…じゃぁ、ラストスパートいきまーす。…んふっ…む…ふっ…ちゅ…ちゅぅ…」
―胸の動きをさらに増やしつつ、懸命に奉仕してくれる彩美。
「でるっ…彩美っ!」
「ん…ん…竜…祐…さんっ!」
彩美の口から引き抜いた僕のモノが、溜まっていた欲望を放って彩美の体に飛び散っていく。
とろんとした瞳で、どこか妖しげな笑みを浮かべる彩美は、僕よりもずっと、大人びて見えた。
その後、尿道に残ったのを吸い出してもらい、僕と彩美の最初の秘め事は終わった。
その後、さながら新婚の両親に、疎外感を感じた瑞希さんが部屋に来るのは、また別のお話。<了>
165Y ◆cf6.GAJsFA :04/07/26 02:13 ID:XSys1/Vz
今晩は。Yです。
150〜151と、152・164は、僕なりのエロエロ路線で突っ走ってみました。
―のある部分は、少し端折ったところです。
>溜まっていた欲望を放って彩美の体に飛び散っていく。
の部分は、
>溜まっていた僕の欲望を放ち、彩美の体に飛び散らせていく。
の誤りです。
…しっかりチェックしておけば良かった…orz

>>突発屋氏
乙&GJです。お互いに依存している兄妹って、なんか良いですね。

また、ネタが纏まったらUPしに来ます。ノシ
166名無しさん@初回限定:04/07/26 03:34 ID:A1iFMqo8
朝起きたら妹に、ハッキングされていた
167名無しさん@初回限定:04/07/26 09:17 ID:mdEl/Jhc
朝起きたら妹に、
「夏休みの宿題手伝ってね、お兄ちゃん。」
と言われた。
168名無しさん@初回限定:04/07/26 09:47 ID:n7xU4Ffr
朝起きたら妹に「ドリルスパイラル」かまされた。オレの腹には、風穴が開いてしまった。
オレの名前は兄。破天荒な妹の名前は【なみ】、なぜか右手がドリルな女の子なのだ。
兄「朝っぱらから必殺技だすな!」
なみ「朝起きたら気力が120だったんだもん、出せるとき出さなくちゃ損な気分するもんね〜」
兄「…」
なみ「お兄ちゃん?どうしたの?」
返事が無い。ただの屍だ。
なみ「お兄ちゃん!お兄ちゃん!誰に殺されたのよ!仇は私がとってみせるね!」
兄「…(お前だろが!)」
169830:04/07/26 11:08 ID:mdEl/Jhc
朝起きたら妹に、
「夏休みの宿題手伝ってね、お兄ちゃん。」
と言われた。
「いいけどどんな宿題があるんだ?」
「えっと計算ドリルでしょ、漢字ドリルでしょ。」
「うんうん。」
「それからドリルスパイラル〜♪」
ボコッ。
「え゛」

168に勝手に続く
170池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/26 16:52 ID:2sAWiAsn
 朝起きたら妹に、「夏休みの宿題手伝ってね、お兄ちゃん。」と言われた。

夏休みも終わりに近付いたある日の朝、俺の目の前に現れた妹が、
「夏休みの宿題手伝ってね、お兄ちゃん」
俺に死の宣告を告げた。俺は恐る恐る聞く。
「……どの位残ってるんだ?」
「えーと、……これくらい!」
妹は、終業式の日に渡された宿題一覧を差し出した。
「……終わってないのはどれだ?」
上のセリフを意訳すると、『俺の処刑日はいつですか?』
「この表に載ってるの、ぜんぶ!」
上のセリフを意訳すると、『一昨日です』
妹は放心し気味の俺に抱き付いて、
「やってくれるよね? お兄ちゃん!」
俺が抱きつかれて断れるはずも無いのだが、……仕方ない。覚悟を決めるか。
「……わかった。俺はどの位やればいいんだ?」
妹は笑顔で即答する。
「この表に載ってるの、ぜんぶ!」
――な…なんと 我が頭上に死兆星が!!
「じゃ、よろしくねーー!」
妹はノートと日記帳と画用紙と、鉢植えと朝顔の種と土を部屋に置いて去っていった。

「ああ、どうすっか……。とりあえず、引き受けたからにはやるしかないのか……?」
「兄さん、どうしたの?」
俺がうなだれていると、背後からもう一人の妹が、声をかけてきた。
「ああ、ほら、夏休みの宿題ってあるだろ? あれをあいつが――」
「その夏休みの宿題なんだけど――」
更にその声を遮って、背後から死神の声が。
「お兄様ー! お話があるのですが、お時間いただけますかー?」
「にいやー! どこー? ちょっとお願いがあるんだけどー!」

北斗百裂拳! 兄に37564のダメージ! 兄はもう死んでいる
1711/3:830:04/07/27 03:00 ID:APE7Y1+A
朝起きると妹で・・・



オナニーに挑戦していた。

インターネットの世界にはすごい鉄人がいたものである。
卒業アルバムのクラス写真の女子全員一人一人をオナニーで抜くというのである。
僕も好きな女の子の写真なら、
サランラップはってその上にぶっかける擬似顔射をしたことがある。
だが鉄人は違う。クラスメイト全員だ。
もちろん中にはザクとかグフとかリックドムもいただろう。
ジオンの重MSで抜くには多大な妄想力と勇気が必要だ。
だが、それを鉄人はやってのけたのだ。僕は鉄人に最大限の敬意を表する。
ということで、僕も鉄人の偉大なる功績にならって、
クラスメイト全員を抜くオナニーマラソンに挑戦することにしたのだった。
それもやるなら今のクラスのだ。
毎晩が苦闘だった。
抜けない女の子でもいいとこ探しのシチュエーションプレイでなんとか抜いた。
足なんて飾りですよ。
クラスで最大の難関であったパーフェクトジオングも昨日クリアした。
そして最後に残ったのが・・・、妹だった。
1722/3:830:04/07/27 03:01 ID:APE7Y1+A
四月生まれの僕に三月生まれの妹。
僕たち兄妹はぎりぎりで同学年である。
両親は明るい家族計画というものを考えなかったのだろうか。
小学校、中学校ならともかく、僕と妹は高校生になっても同じ学校に、しかも同じクラスに在席している。
その妹がこんな形で僕の前に壁となってあらわれるとは、なんたる運命のいたずらなのだろう。
実の妹。
これは抜けるようでなかなか抜けないのである。
ザクレロに強制フェラ、アッガイにアナル調教という僕の逞しいイマジネーション。
それをもってしても妹で抜こうにも我が息子は元気にならない。
これでは伝説達成はできない・・・。
仕方ない。僕は決心した。イマジネーションの世界を捨て、三次元の力を借りる!
三次元の力といっても妹の風呂をのぞくとか、妹に手コキしてもらうとかではない。
そんなことしたらあの凶暴な妹にコブラツイストで締め上げられるだろう。
いや、きっとコブラクローで使用不可能にされる。
僕が狙うのは着衣だ。
妹の脱ぎたての服を着ることで妹との同化をはかり、さらに妄想とともにオナニー。
そんな状態で射精したらどれだけ気持ちがいいのだろうか。
しかし、朝では妹の脱ぎたての服は洗われてしまって一着もない。
僕は妹が出かけて帰ってくるのを待った。
1733/3:830:04/07/27 03:03 ID:APE7Y1+A
チャンスは昼過ぎに来た。
午前中、どこかに出かけていた妹はいったんシャワーを浴びに帰ってきたようだ。
「またどっかでかけるのか?」
「うん、ちょっとね。」
「気をつけてな。忘れ物するなよ。」
「はぁ〜い。」
ムフフフフ。妹よ早く行ってくれ。
僕はこれから最後の伝説を達成しようとしてるのだから。
我が家は脱衣所に洗濯機がある。
だから脱いだ服は洗濯機の中にいつも入れている。
そして脱衣所の入り口に鍵をかけることでお風呂場と脱衣所の空間は外部からは切り離された空間となる。
そこはまさに俺たちのオナニーフィールドである。
カチャリ。
鍵をかけた。さぁ、脱ぎたてを物色させていただこうか・・・・・。
洗濯機の蓋を開けて目に飛び込んできたものは・・・・
「ゴクッ。スクール水着・・・・・・。」


続く?
174桐莉兄@タブン1/10位:04/07/27 03:15 ID:59sYG+ur
「兄ちゃん、動くなーっ!」
「……………」
朝起きたら妹に、銃口を突き付けられていた。
「……………」
起きる。
「わわわっ、動いちゃだめスよ!動いたら本気で撃つスよーっ!」
知らん。つーか重い。
朝っぱらから不愉快極まりない。
勝手に人様のモーゼルC96持ち出しやがって。
銃口突き付けてフリーズか。
ほんとおめでてーな、うちの妹ちゃんは。
「………邪魔」
弾丸とガスは入っているのか。
安全装置は外したか。
完全に動きを封じたいなら布団でも被せてビニール紐ででも縛っとけ。
「………桐莉」
日曜日だ。
おまけに早朝だ。
「………今、何時だ?」
「ういス!午前四時四十五分!今朝も元気にグワーッと起きるス!」
「……………今、何時だ?」
「う、ういス!……午前……四時、四――」
「…………………今、何時だ?」
「はわっ、わわわきゃんっ!」
上体を起す。
其のまま、桐莉を押し倒す。
手に握った銃をもぎり取る。
175桐莉兄@タブン2/10位:04/07/27 03:15 ID:59sYG+ur
「………桐莉、返事は?」
「ご、ごめんなさい……ス」
「………なんで謝ってるの?オマエ」
「あ……あぅっ・……」
「………なんで謝ってるの?オマエ」
「に、兄ちゃんが……」
「………なんで謝ってるの?オマエ」
「……兄ちゃんが…寝てるの、起した……から………」
「違うだろう」
「ひ…っ」
「違うだろう違うだろう違うだろう、桐莉よぉ。オマエ、俺が寝てるの知ってて眠いの知ってて起したよなそうだよな?
だからさっきからそんだけ怯えてガタブル震えて泣きそうにちびりそうになってんだよな?な?」
「ち…が」
「違わない。じゃあなんで謝ってるの?オマエさぁ……」
「あ、あ、……ぅっ……」
「………桐莉、返事は?」
「ぁ……ぅぅっ……ひぐっ……ぅ…っ」
桐莉の泣き顔は可愛い。
目に涙浮かべて必死で泣くの我慢してるのとか見ると勃起するくらいにイイ。
だから時々虐めて泣かしてやりたくなる。
だけど桐莉の泣き声は五月蝿い。
頭に響く。
声が無駄に甲高いからだろう。
「ウザイ。泣くな。殺すぞ」
口にモーゼルの銃口突っ込んでやったら静かになった。
流石に至近距離で口内にBB弾ブチ込まれるのは怖いらしいな。
この間合いだと妹ビームされたりしたら俺も蒸発させられるからかなり怖い。
諸刃の剣。
妹にはお勧め出来ない。
176桐莉兄@タブン3/10カナ?:04/07/27 03:16 ID:59sYG+ur
「………で、何だっけ?動くな……だっけか?」
「ぅ」
「………オマエさ、人様に銃口向けた以上、撃たれる覚悟はしてるよな?」
「ぅーーーっ!?」
「………朝起きたら妹に、銃口を突き付けられていた。……これってさぁ、すげームカツクよな?」
「んぅーっ、うーっ!」
「・…………」
「ぅー……」
「………オマエさ、朝っぱらから俺に喧嘩売ってるのか?」
「ぅーっ!」
「………サバゲやりてーの?この玩具で俺に遊んで欲しいんだ?ふーん……よし、撃つか」
「ぅーーーっ!ぅーっ!?」
妹の口から銃口を引き抜くと、涎が絲引いてなんかエロい。
其れを妹の内太股に押し付けて容赦無く引き金を引く。
……ちゃんとガスも弾丸も入っていて、安全装置は外れていたらしい。
いい音がして、妹の躯が跳ねた。
元気で大変宜しい。
「っ痛ぁっ!」
良かったな、妹。
痛いのは生きている証ってやつだ。
二発目。三発目。四発目。
少しづつ、より妹の股間に銃口を近付けながら撃つ。
足の付け根辺りでとうとう妹が泣き出す。
やっぱりバカだ。
泣くくらいなら最初から喧嘩売るなっつーか、俺ぁオマエの泣き顔見てると余計に虐めたくなるんだよ?
ショーツ越しに妹のクリがある辺りに銃口を付けると、桐莉がひぐひぐ泣きながら失禁しやがった。
純白の布地にジワリと広がる黄色いシミは芸術だな。
――俺のベッドで俺の布団だぞ、コラ。
177桐莉兄@タブン4/10カナ?:04/07/27 03:18 ID:59sYG+ur
「………お仕置き、だな」
「もう嫌スーっ!痛いの嫌ぁっ、兄ちゃん許してぇっ!」
「五月蝿い」
やかましいから口の中に指突っ込んでやる。
何度も出し入れしながら生温かい舌を押え付けてやったら、妹のヤツ、虐められてるってのに、自分から俺の指にチュウチュウ吸い付いて来る。
其の感触がエロいからチンポが勃起して来た。
ちゅぽん……。
指に絡み付いて来た妹の唾液を舐める。
余った分は妹のスカートを捲って、さっきBB弾を撃ち込んで赤くなってる処に塗り付けてやる。
ぴくり。
妹の体が震えた。
顔が赤い。息も荒い。
……やばい。マジ可愛い。俺の妹可愛い。虐めたい。もっと泣かしてやりたい。
「ぁ……兄ちゃ……」
「消毒、しといてやるから大人しくしてろ」
「………ん…っ」
足を無理矢理広げさせると、俺は妹の股座に頭を突っ込む。
……親父かお袋が見たら卒倒するな。
ショーツ越しに尻穴を指で刺激しながら、太股の赤く腫れた部分に舌先を這わせる。
「……此処か、桐莉?」
「………ん…ち、ちょっと……上…スね……」
其のまま舌先を滑らせて、腿の付け根辺りを軽く吸い上げる。
ショーツに滲む妹汁と小便が、桐莉の彼処をいやらしく浮き出させているのが見える。
「……此処か、桐莉?」
「……は…ぁっ……も…ちょっとだけ……上……」
俺は妹のショーツの股布をズラすと、剥き出しになった其処を舐め上げる。
178桐莉兄@タブン5/10カモ:04/07/27 03:19 ID:59sYG+ur
エロい。妹の匂い、エロい。小便臭くて最高にエロい。
ショーツの股布をしゃぶって、染み込んだエロ汁やら何やらを一滴残さず吸い出す。
指で妹の其処を広げて、尻穴からクリまでれろんれろん舐め倒す。
妹まんこ……俺、今妹のまんこ舐めてる……俺の舌で舐め回されて妹がエロい声出して喘いでる。
可愛い。桐莉、可愛い。俺の妹だけど、可愛い過ぎる。エロい。犯したい。
この穴に突っ込んで思い切り掻き回したい。
妹でもいい、挿れたい。桐莉とセックスしたい。
虐めるのも泣かすのも俺じゃなきゃ駄目だ。桐莉は俺のだ。俺だけの物にする。
「桐莉……」
「……ん……好き…ぃ……」
恥かしそうに頬を赤らめて、桐莉が自分で広げてくれた。
「………兄ちゃん……好き…スよ……」
何時だって、俺が言えば桐莉は俺の事を受け入れてくれただろう。
……桐莉は本気で俺の事を好きで居てくれている。
けど、いざこうなると逆に其れが…桐莉の其の言葉が…暴走している俺の思考を押し留める。
いいのか? 本当にいいのか? 俺は実の妹を……
「据え膳スよ!覚悟を決めるス!」
「…………据え膳とか言うなよ、今週の山場だぞ……」
「……兄ちゃん、桐莉のコト嫌いスか?」
「好き」
「…じゃあ、何も迷う事なんて無いス」
「……一度ハメちまったらもう後には退けないし、兄妹だけど兄妹じゃ無くなっちまうんだぞ」
「………ん。それでも、桐莉は兄ちゃんの事好きスから………」
「俺だって……お前の事、好きだよ。本気で好きだ……」
俺の首に腕を回して、妹がそっと唇を重ねて来た。
……考えてみたら、何度もフェラとかされてるのに、妹とキスするのはこれが初めてだ。
軽く…本当に軽く、唇で唇を挟むようにして……。
179桐莉兄@タブン6/10カモ:04/07/27 03:20 ID:59sYG+ur
ぎゅ…っと、抱きついて来る、桐莉の吐息が、甘い。
「桐莉は兄ちゃんが好き。世界中の誰よりも、一番好き。だから、」
滾り立つ俺のペニスを自分の其処にくっ付けると、桐莉が一気に腰を落とす。
「ん…っ……ぁ……ぁっ……」
軽い抵抗感をぷつっと突き抜けて、
…………………うぁ、マジで!刺さってるよ、俺のティムポ!ぬむぬむって、妹の生まんこに刺さってる!
「ふっ……く…ぁっ……兄、ちゃんの…おちんち…んっ……おっき…っ…」
これが…っ、これが『媚肉の締まる』感覚ッ!正に新境地ッ!
しかも流石は妹まんこッ!馴染む…馴染むぞ、URYEEEEEEEEEEEEEEッ!!!
「(――はっ、俺とした事がつい、妹の余りの具合の良さにトチ狂っちまったぜ。)」
おいこら、其処。
実妹犯してる時点で狂ってるとか言わないように。
妹の膣内はかなりきつい。
つーか、熱い。
うねうね絡み付くのが気持ち良過ぎて、直ぐにでも果ててしまいそうだ。
「は…っ……は……ぁ…っ……。これで全部入ったスか……?」
「大丈夫か、桐莉」
「……ん。大…丈夫ス。毎日兄ちゃんの事考えながらオナニーとかしてたスから……って、何で!?まだ兄ちゃんのキングマンモーおっきくなるんスか!?」
「お、お前が可愛い事言うからッ――」
嗚呼、これ以上はマジで勘弁して下さい。
兄を萌やし尽くす気でつか。汁とか赤玉とか吸い尽くすつもりでつか。
小宇宙とか萌えてまつ。巴里も真っ赤に萌えてまつ。俺の拳もナニも真っ赤に萌えてて、
ごめんなさい、兄ちゃんキチクなクールビューティ(?)気取ってみたけど、やっぱし妹にタジタジでつ。
ぬぁぁぁぁっ、桐莉っ!桐莉ぃぃぃぃーーーーーっ!!!
「ずっと待ってたスよ……今、兄ちゃんが桐莉の中に居るんスねー……」
―――ぶぴゅっ☆ どぴゅっ、どぴっ、びゅびゅーっ☆
180桐莉兄@タブン7/10カモ:04/07/27 03:21 ID:59sYG+ur
「……ぇ?(汗)」
「……………」
「に、兄ちゃん、もしかして……」
挿入直後、妹の萌え笑顔だけで逝かされた男、此処に誕生ッ!(涙)
つーか、あの顔は反則だぁぁぁ……妹に膣内射精、気持ちいぃぃぃぃ………。
「……え、えーと……にぃちゃん?」
「……………ハイ。何デゴザイマショウカ」
「こほん。――あーん、いくいくすー♪兄ちゃぁん、桐莉、チョー気持ちいいスぅー♪あっはぁんっ☆」
やっ、やめてくれっ、マイシスター!
気を使わないでくれっ!
俺のブロークン・ハートに荒塩塗り込むような真似はァァァっ!
「……駄目スか♪」
「……駄目だよ♪」
嗚呼っ、せめて俺の息子よ!
お前がエロゲの絶倫主人公の如く、五秒で戦線復帰してくれたならっ!
勃てっ、勃つんだっ、ジョォォオォォォォッ!
『あはっ、立ったぁ!クララが立ったぁ!』
……俺の息子は勃ちません。 _| ̄|○ 
「………はぁぁぁぁぁ。大事な初めてがこんなんでゴメンなぁ、桐莉ぃ。兄ちゃん、もう駄目みたいだぁ………」
「兄ちゃんのバカぁ!いくぢなしぃっ!諦めたら其処で試合終了だって、安西先生も言ってたスよ!」
「………桐莉………」
「大丈夫ス!桐莉が憑いてるス!イザとなったら前立腺マサーヂでもバイヤグラでも!」
「いや、誤解するなよ!?兄ちゃん早いけど、機能しない訳じゃ無いんだぞっ!?」
181桐莉兄@タブン8/10カモ:04/07/27 03:24 ID:59sYG+ur
なんつーか、兄の威厳とか色々と台無しな気がする日曜の朝五時半。
結局俺は……
「……でもちゃんと膣内射精だったから、桐莉は幸せスよ?(アフターピルもバッチリっス♪)」
「いや、マヂで!ちゃんと機能するんだってばよ!本気の俺ちんぽ凄い!まぢ凄い!俺を信じろ!」
「じゃあ、次は兄ちゃんのテクで腰が抜けて気絶するまでいぢめて貰うス♪」
「おうよ、覚悟しとけよ!」
……何か勢いでとんでもない事を約束したりなんかして。
「すぅー……すぅー……」
「…………」
「……兄ちゃ………大すきぃ………」
……其のまま、妹と手ぇ繋いで二度寝したりとかして。
次に目を覚ました時は、多分昼を過ぎてるだろうな。
桐莉の体温、ぬくい。桐莉は可愛い。俺の妹だけど、凄く可愛い。
そっと髪を撫でてやりながら、俺も目を閉じる。
182桐莉兄@あ、これでコンプだ…。:04/07/27 03:25 ID:59sYG+ur
………子供の頃の夢を見た。
俺が居て、幼馴染の七華や由紀が居て、妹の桐莉が居て。
小さい桐莉は遊ぶ時邪魔にしかならなくて。
だけど、虐めても泣かしても、俺の後を追いかけて来て。
だから、桐莉を公園に置き去りにして。
夕方、暗くなっても桐莉が帰って来ないってんで、大騒ぎになって。
親に怒られるのが怖くて、公園まで桐莉を連れ戻しに行って。
だけどあいつ、おいてきぼりにした俺の顔見ても泣きも怒りもしなかった。
ただ、ホントに嬉しそうににぱぁっと笑って、「ずっと待ってたスよ……」って言っただけで。
只、それだけの夢だけど………。
――次に目を覚まして、妹と顔を合わせたら、ずっと恥かしくて言えなかった台詞を言ってやろうと思う。
「長い間待たせてごめん」
「何時も虐めたり、泣かせたり、ほんとにごめんな」
「だけど、約束する」
「もう、絶対に一人きりで置いてったりしない」
「何時でも手ぇ繋いでやるし、だっこもしてやるし、遊んでやるから」
「兄ちゃんがずっと傍に居るから」
「――愛してるよ、桐莉」
183518 ◆518YLv.Xnc :04/07/27 10:46 ID:EA6772YL
GJです
最後で感動しました

でもガスガン至近距離撃ちは冗談抜きで痛いですよ?
一回間違えて自分の右手を撃ったことありますが、本気で泣きそうでした
184名無しさん@初回限定:04/07/27 16:10 ID:I6NaQ73F
そうだな、妹を撃つにはチーフススペシャルに限る。
185名無しさん@初回限定:04/07/27 20:27 ID:3BLBgzED
いや、妹を撃つなら股間のマグナムにかなうものはない
186名無しさん@初回限定:04/07/27 20:51 ID:puXms6N2
『かまわん!発射を許可する!』
187名無しさん@初回限定:04/07/27 21:09 ID:gvPgHyVk
朝起きたら妹に、

抱き枕の代わりにされていた
188名無しさん@初回限定:04/07/27 21:35 ID:sbMfrGCE
朝起きたら妹に、罵倒された
189830:04/07/27 21:35 ID:z0mS/Zde
朝起きたら妹に、
マジレスされた。
「いい?ガス銃ってのはアルミ缶ぐらいなら貫通する威力はあるんだよ。
それを人様に、しかも妹の柔肌に向かって構えるってのはどういうことか、
わかってんだろなぁー!」
「は、はい!」
って、アイスピックも兄の喉元に突き付けるものじゃないって!
「相手になったげる。私の全存在をかけてアニキを否定してあげる!」
キャー!誰かノリノリの妹を止めてください〜!!
190桐莉兄@CZ75でなら……:04/07/27 21:43 ID:59sYG+ur
好奇心に駆られて自分の太股撃ってみた事ありまつ。
すげー痛かった上に内出血しますた。
手の甲辺りにしときゃ良かった。つーかマジ飛び上がったし涙出た。
四発耐えた桐莉は偉い。
アレはリアル猫さんやリアル妹ちゃんに向けて打っちゃいかんでつね。
兄ちゃんとの約束でつ。
191名無しさん@初回限定:04/07/27 21:54 ID:zl8ETUYt
朝起きたら妹に、今晩のおかずにされていた
192名無しさん@初回限定:04/07/27 22:05 ID:z0mS/Zde
朝起きたら妹に、
あんなこといいな、
できたらいいな、
あんな夢こんな夢
いっぱいある〜けど〜♪
193名無しさん@初回限定:04/07/27 22:16 ID:7BniMy6K
みんなみんなみんな、叶えてくれる
不思議な職人さんが叶えてくーれーるー

『朝起きたら妹に、鈴口を突き付けられていた〜♪』

  「はい! みさくらなんこつー!」

アンアンアン
とっても大好き
職人さん
194桐莉兄@1/2:04/07/27 22:49 ID:59sYG+ur
朝起きたら妹に、抱き枕の代わりにされていた。
妹を抱いたあの日から、桐莉はちょくちょく俺のベッドに忍び込んでは抱き付いて来るようになった。
……以前からも大して変わり無かったような気がしないでも無いが。
何時でもだっこしてやるとか言っちまった手前、部屋から叩き出す訳にも行かないだろう。
暑い……狭い……。
今日も桐莉は小判鮫の如く俺の背中に張り付いて、自己主張の激しい胸の突起二つで、俺を悩殺とか誘惑とかし

てくれちゃっている訳だ。
親父……頼むから食事で顔を突き合わす度に殺意の目線を向けないでくれ……。
お袋……シーツを洗濯に出す度に赤飯炊くのは勘弁な……。
いや、昼過ぎて親が起こしに来るまで裸のまま無防備に妹と抱き合って爆睡してた俺がアホだったんだが。
ある意味では親公認の仲って事になるんだろうか。
けど、親が俺を見る眼は絶対に変わったと思う……つーか、多分高校卒業したら速攻で何処かの安アパートにで

も追い出されて、妹と引き離されるんだろうな……。
俺の横で寝ていた筈の恥医者ゆうなタン抱き枕は、腸綿ブチ撒けられて無惨な姿にされちまっていた。
「だぅーっ、脳漿もブチまけろぉぉーーーっ!!!」
寝言か!?今の、寝言なのか!?
……桐莉はすげーヤキモチ焼きだ。
既にわたおにフィギュア(予備)は全滅、リカヴィネも、小麦タンも、でじこも、花穂タンも、ネトラン付録のちゆ十二

歳フィギュアまでもが、妹の手に因ってピカソも真っ青の前衛的な姿に魔改造されてしまっている。
無生物に欲情する兄が言うのもなんだが、妹よ、無生物にまでヤキモチ妬くなよ……。
「……兄ちゃん……好き……ぃ」
寝顔も寝言も可愛いのに、何故君は吸血姫も容易に十七分割出来そうな牛刀なんか握っているですか?
「………だーりん……浮気したら……滅殺だっちゃ〜………」
あと、例のデスノートに俺の知り合いの女子全員片っ端から暗殺対象として書き込むのはどうかと思う。
「雛人形にぃ〜……肉〜を〜………」
俺に懐いてた野良猫のMEたん(♀)に下剤入りの猫缶食わして追い払ったのも――
「……愛故にッ!愛故にィィィッ!」
「おまえ、起きてるだろ!?」
「…………くー…………」
195桐莉兄@こんぷ:04/07/27 22:50 ID:59sYG+ur
昔から馬鹿な奴ではあったが、小学校二年生頃まではどっちかと言えば引っ込み思案な奴だった。
こいつがこんなアグレッシブなジェラシっ娘になったのは、七華に借りた少女漫画に影響されたせいらしい。
『恋は何時までも虐殺だ』とか何とか。
そういや一時期七華の奴も、「恋は戦って勝ち取るものなんだよーっ!」とか燃えてたなぁ。
戦いに備えて生卵を五十個ばかりランドセルに詰め込んで登校してた時期があった。
配給された武器がロボピッチャだったんだとかで。
言うまでも無く給食係の割烹着は割れた卵でドロドロだったが、流石は七華、平気で其れ着て係りの仕事をこなし

ていたのを覚えている。
あいつ、何時でもポケポケだけど、恋とかまともに出来る人種だったのか。
「……んゆ……兄ちゃん、おすわり〜……」
くいっ。     ごわーーーんっ☆
妹が、妹撃退装置の紐を引き、俺は自分の仕掛けた金盥でしこたま頭を打ち付ける。
何故だか知らんが桐莉の奴、俺が自分以外の女の事を考えていると、例え寝ていても無意識に俺を攻撃しちまう

らしい。
嬉しいけど、何か怖い。
実兄とできちまってる妹って、何処でもそーゆーもんなんだろうか。
「……兄ちゃんの……」
……兄ちゃんの、何よ?
ホント、変な奴だ。
背中が暑い……。首筋に掛かる妹の吐息が……
…………明日の夜は、先手を打って俺が妹を抱き枕にして可愛がってやろうと思った。
196桐莉兄@ガクーリ:04/07/27 22:51 ID:59sYG+ur
……スンマソン、改行思い切り狂ってる……
197池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/27 23:41 ID:bJuILZwr
 朝起きたら妹に、罵倒された

「早漏」
いやいきなりかよ。状況説明まだなんですけど。
朝、目が覚めると目の前にいた妹が、いや俺の体の上にいた妹が、軽蔑の眼差しで言った。
上半身を起こして前を見ようとすると、
「見ないでっ!」
妹は俺の肩をベッドに押し戻してきた。
こっちを馬鹿にしておいて今度はお願いですか。これは強引にでも見てやる価値があるな。
「まったくさっきから何を――おわあぁっ!?」
視線の先にある妹の上半身は、なんと何も着ていなかった。
下を向いた妹の耳は、真っ赤に染まっている。俺は少し強引に力を入れて体を起こす。
「お、お前、一体なんで――んなっひゃああぁっ!?」
上体を起こした俺の目線の先にある妹の下半身は、やはり何も着ていなかった。
お前、露出趣味があったのか!? 俺はそんな妹に育てた覚えは――これはこれでO.K.da!
――ん? なんか冷たい?
「何だ? 水か何か――あ゛み゛ゃああぁぁああぁっ!?」
更に上体を起こした俺の目線の先にある”俺の”下半身は、これまた何も着ていなかった。
お、俺にも寝ている間に露出趣味が!?
しかも、俺の腹の上に、なにやらぬるぬるした白濁液が……!

そうか……。 今!全ての糸が繋がった! この天才には、何もかもがわかったぜ!
妹の突然の罵倒、発覚した妹の露出趣味、覚醒した俺の露出趣味、そして謎の液体……!
 俺は、夜な夜な無意識のうちに服を脱いでしまうという性癖を持っていたのだろう。
 そこを今朝俺を起こしにきた妹が目撃、自分の趣味と俺の趣味が一致する事に気付き、
 共に露出をしようとした。
 しかし、喉が渇いてしまった妹は、冷蔵庫の牛乳をゼラチンで固めて、
 こくまろミルクゼリーを作って露出中に食べようと思った。
 しかし、しっかり固まらないうちに冷蔵庫から出してしまった為、今のような惨劇に。
 ショックを受けた妹は、『まだ出すのは早い』という意味で『早漏』と口走った……!
完璧な推理だ。妹よ、どう思うね?
198池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/27 23:41 ID:bJuILZwr
「全然違う。私、露出趣味無いし」
やっぱり? それはそれで残念だが、まあいいだろう。
「じゃあ、一体なんでお前そんなカッコなんだ? 俺も」
妹は、肩を震えさせながら、顔を真っ赤にして言う。
「私は……お兄ちゃんと、エ……エ、エッチなことがしたかったの!」
な、なにいっ! ま、まて待てまて待てマテ待て、早とちりすんなよ、俺。
まずはホッペをつねれ。痛い。千年の眠りも覚めるような痛みだ。夢じゃあない。
近くに何か表示はないか確認しろ。※この発言はフィクションです 見たいなやつは無いな?
今日の日付は……4月1日ではないな? 実はこいつは妹じゃあないとかもないな?
どうやらこいつの言ってることは本当みたいだ。
「お、俺とエッチなことがしたくって、裸で、俺の服も脱がせて、ここにいるってのか?」
妹は黙って頷いた。
ほ、本当なのか!? いや待てよ、早とちりすんなよ、俺。
手始めにホッペをつねる。
――ブチプチッ
あ゛。ホッペの肉が警告音を発してる。ヤバイ痛い。夢の世界に行っちまいそうなほど痛い。
「でもね――」
俺がリアル瘤取り爺さんやっているうちに、妹が話し始めた。
「私がお兄ちゃんのやつをズボンから取り出そうとしたら、なんか既にビンビンになってて、
 しょうがないなーって思って我慢して脱がせたんだけど、
 私も裸になって覚悟を決めていざ挿入って時に、
 お兄ちゃん一人で勝手にイっちゃったのね。
 それで私驚いちゃって、しばらくそのまま放って置いたの。
 で、しばらくしてお兄ちゃんのものを恐る恐る触ってみたんだけど、
 そしたらなんかまたイっちゃったみたいで、とんでもない早漏ねって飽きれてたところよ」
あー、夢精ってやつですねー。2回もなんて、なんやショックやわー。
近くに表示でもないかなー。 ※この発言はフィクションです みたいなやつ。
無いな。無いか。そりゃ無いさ。つまりはノンフィクション。
俺が何も言えないでいると、妹は裸のまま部屋を出てってしまった。
やっぱ露出趣味があるのは本当だったのだろうか。
朝っぱらからこんなに罵倒されて、今日も良い一日が始まりそうだこと。あー、飛びてー。
199池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/27 23:48 ID:bJuILZwr
なんか、最近BADEND物しか書いてないな。

>>197を書いた時点だと、このあとエロに持っていくか、このままBADで行くか、
実はまだ決まってなかった。
エロも、そのうちにもっと勉強して、いっぱい練習してから書かないとなあ、なんて。
既に一回書いて失敗作を生み出しちゃったから、なんともなー。

最近ネタ提供が充実してて、嬉しい限り。
200名無しさん@初回限定:04/07/28 06:36 ID:VPdQzbIK
>>196さん
そんなの気にならないぐらい最高の作品です!


みなさんGJです♪
こんな良スレ今まで2chやってて初めて見ましたW
これからも頑張って下さい♪楽しみにしています♪
夢をありがとう
201名無しさん@初回限定:04/07/28 11:23 ID:FlOwJP47
朝起きたら妹に、







はちみつかけてた。
202名無しさん@初回限定:04/07/28 12:44 ID:jdiqXu/i
朝起きたら妹に…



埋葬されていた。
203池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/28 16:10 ID:JG0LJj2s
 朝起きたら妹に……埋葬されていた。

目が覚めると、なんだか全身が冷たい感触で包まれているのに気付いた。
耳をすませば、上のほうからザック、ザックという音がしている。
「……?」
目を開けてみると、そこにはいつもの部屋ではなく青空が広がっていた。
周りを見ると、どうやら俺は小さな穴の中に寝ているようだ。深さは1メートル無いくらいか。
俺が戸惑っていると、上空になにやら黒い影が。
「ん? なんか落ちてくぶふぇっ」
突如、俺の顔面を、天より舞い降りた黒い影が襲った!
「げほっ、げほっ、一体何がおびげふぉっ」
黒い影は、数秒おきに何度も俺の顔に降りかかる。
さっきから黒い影黒い影言ってるけど、ぶっちゃけた話これは土だ。味でわかる。
「おいっ! 誰だ? さっきから俺に土をかけてるのはげほはぁっ」
俺が土を吐き出していると、穴の上から、人影が覗き込んできた。
「……あれっ!? お兄ちゃん、もしかして生きてたの!?」
「妹か!? もしかしてってなんだよ。俺が死んでるとでも思ったのかべふぁあっ」
「今日の朝、お兄ちゃん呼びかけても応えてくれないから、私頭を揺すってみたの!」
いきなり頭を揺すりますか。このごろ首が痛いのはそういう訳だったのか。
「そしたらね、お兄ちゃんの首が、物凄く冷たくなってたから、死んじゃったのかと思って!」
「それは氷枕だ。寝苦しい夜にはマジオススメ。
 でも、それだけで俺が死んでると思ったのかがしゃぁっ」
「ううん。それで、息してるかなって思って、お兄ちゃんの鼻つまんでキスしてみたんだけど、
 十分間やっても反応が無かったの! それで、本当に死んじゃったんだって!」
お前俺を殺す気か?
「なるほど? だが、奇跡的に俺はまだ生きてるんだ。どうすればいいか分かるなっぎゃべっ」
さっきから会話をしながらも土をかけるのをやめない根性には恐れ入った。
「まだ生きてるって事は、……そうだ! 早く人工呼吸しなくっちゃ!」
何故そうなる。さっきの、呼吸が止まってたってのをまだ引っ張る気か?
「違う。俺はちゃんと呼吸できてるから、それは大丈夫だぶはべゃあっ」
「えっと……確か学校で習ったのだと、最初は……もしもし! 意識はありますか!?」
「あります。でもそろそろピンチです。ちなみにそれも違うばっはぁっ」
204池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/28 16:11 ID:JG0LJj2s
「意識があるから、次は、止血しなくちゃ! お兄ちゃん、これで首を強く縛って!」
妹は上からロープを投げてきた。
「なんとしても俺を殺す気だな? 首は冷たかっただけで、血は出てないぞ。それも違うがべはっ」
まずい……そろそろ顔が完全に埋まってきた。早めに決着をつけねば。
「ええっ!? じゃあ、何をすればいいの?」
「俺に土をかけるのを止めてくれべとべぇんっ」
「えっと、土かけちゃ駄目だから……お水でいい?」
「それはもっとダメだがぼがばごばあっ」
なんでこんなに早く大量の水が用意できるのか。
「水でもダメじゃあ、お兄ちゃんを埋められないじゃないっ!」
逆切れですか。キレる17歳ってなんか懐かしい響き。
「なんで俺を埋めるんだ? ちゃんと分かってるのか?」
「お兄ちゃんが死んじゃったから、今埋葬してあげようとしてるの!」
駄目だこいつ……! 早く何とかしないと……。あとそれは死体遺棄だ。
「俺は生きてる。息もしてるし、意識もある。じゃあどうすればいいか、わかるなびだびでっ」
「えっと、お兄ちゃんが生きてたから、お墓が必要なくなっちゃって……」
「ああそうだ。だから、もう俺に土をかける必要は無びもざるとっ」
「やっぱり土かけると駄目なの?」
ようやく妹の手が止まった。遅せえんだよこの○○が(自主規制)。
今は首をギリギリまで突き出して、鼻が何とか出るぐらいの状態だ。

……ん? なんか、体の上に、どすどすと重いものが落とされてる感覚が。
もはや喋れないので、テレパシーでメッセージを送る。本気を出した俺はすごい。
『土以外の物で埋めようとしても駄目だぞー!』
「大丈夫! もう埋めたりなんかしないから!」
『じゃあ今何落としてんだ?』
「薪と、油と、あとついでに生ゴミ!」
『Why?』
「土葬が嫌みたいだから、火葬にしようと思ったの! 死者の意志は尊重します!
 薪はちゃんと乾かしたし、油はオリーブオイルで、風味抜群! では、点火!」
風味抜群て、ものすっごい生臭いんですけど。
……あ、熱! 燃えてる燃えてる! やばい燃える! 燃えとる! ああ、萌える、萌ぇ…  
205名無しさん@初回限定:04/07/29 00:01 ID:bHvFMuyW
GJ。笑いころげました!
206突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/29 00:10 ID:z9sZLGbZ
ちょっち煮詰まったのでエチに走りますw
前スレ>>344の番外編。
最近気付いたのですが、早苗×愛理のシーンが一つもないぞ・・と。


「やだ、早苗! なにこれ!?」
「えっへっへ〜っ、ハチミツだよ〜♪」
「や〜ん、そんなところに垂らさないでよぉ…」
「垂らすだけじゃないよ? それっ、ぬ〜りぬ〜りっ♪」
「な、なんだかヌルヌルして気持ち悪いよ。早苗ってば、食べる物で
遊んじゃ駄目だよぉ〜!」
「えーっ、遊んでないもん。ちゃんと舐めるから大丈夫だもん。ちゅぱっ、
れろっ、れろれろれろれろっ!」
「あ、あ、あぁ………!」
「ふふっ。愛理ってばピクピク感じちゃって可愛い! 愛理の肌、柔らかく
って暖かくって、それに甘くてとっても美味しい……」
「ああんっ、お、おへそ舐めないで! 胸、ヌルヌルの手で揉まないでぇ!!」
「こぉんなに尖らせながら言ったって説得力ないよ。じゃ、ハチミツ味の
愛理のおっぱい、頂きまぁ〜す!」
「んあ……ふぁ……んんっ!」
「ハチミツの味と愛理の汗の味が………ちゅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
「だ、だめぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

「……あいつら何をやっとるんだ、朝から……」
ギシギシ、と二人が絡み合ってベッドが軋む音まで壁越しに聞こえる。親が
いなくなると、直ぐこの調子だ。仲が良いのは結構だが、隣の部屋にいる俺
の存在をブッチして始めるのは、正直いかがなものかと思う。
207突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/29 00:10 ID:z9sZLGbZ
「さ、早苗、そんなに吸ったら跡が残っちゃうよぉ!」
「だぁって美味しいんだもん。それにここならブラで隠れるから大丈夫だよ。
ちゅ、ちゅ、ちゅっ!」
「あん! あん! あん! あん!」
「愛理の胸、ハチミツいっぱいいっぱいマッサージしてあげる。そ〜れ、とろ
とろとろぉ〜♪」
「………さ、早苗は……小さい胸は嫌い………?」
「そんなことないよ。大好きな愛理の体だもん、全部好きだよ………んん。」
「ん……ん……ちゅぱ、ちゅる……」

しかも馬鹿ップル全開……などと呆れてる余裕は無くなり始めていた。
余りに露骨な会話の連続に、俺の中で愛理の感触が蘇りだしていた。スレンダー
で少し発育不足ながらもしっかりと皮下脂肪の付いた愛理の肌触り、小さめな
胸の感触、俺の下になって恥じらいながらも喘ぐ姿と声が脳裏に蘇る。そして
無節操なムスコが膨張を始めている。
『いかんいかん、このままじゃ野生に戻っちまう……!』
肉体関係を持ってしまったとは言え、相手は妹の恋人。建前上なら確かに愛理
は俺の女だし、愛理も俺を受け入れてくれたが俺達の関係はいわば『浮気』で
あり早苗には………
208突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/29 00:11 ID:z9sZLGbZ
「んんん………ちゅるっ………はぁ、はぁ、愛理……」
「早苗……………それっ!」
「きゃ!」
ぎしぎし、ぎしぎしぎし!
「え? ちょっと愛理、待って!」
「だーめ、早苗もヌルヌルにしちゃうからね?」
「やだっ、そんなに擦り付けたら……」
「ん! ん! 早苗の胸も、ああん! ヌルヌルになって…きたよ…?」
「やん、なに、これ、ちょっと、なんか気持ち良……」
「私も、気持ち良いよ。二人でヌルヌルして、舐っこしようよ、ね?」
「うん……うん!」

……早苗が……小さい頃から知ってる妹の早苗が愛理と……

「ふぁ、ふぁ、ふぁ、ふぁ……」
「ねぇ? 早苗の中に指、入れて良い? ハチミツでヌルヌルの指入れて良い?」
「んんっ、良いよっ、頂戴! ヌルヌルの指、ちょうだい……」
「じゃあ早苗、私にも入れて? 二人で一緒に入れよ?」
「………うん………」
「うふふ。早苗ってば、お口が『早く下さい』ってヒクヒクしてるよ?」
「……愛理だって、涎でベタベタ……」
「だって、早く早苗にして欲しいんだもの。じゃあ、せえの…………んっ!」
「はぁんっ!!」

愛理の中の熱さが、吸い付く様に締め上げられる快感すらリフレインされる。そして。
『では早苗の中は、どれだけ気持ち良いのだろうか……?』
と漠然的に思い始める俺が居た。
209518 ◆518YLv.Xnc :04/07/29 01:10 ID:RU1d8MbZ
突発屋氏、池魚氏、桐莉兄氏、830氏
みなさんGJです!
そしてエロい!
210名無しさん@初回限定:04/07/29 14:23 ID:39iav/nt
朝起きたら妹に、
チャックがついていた。
211名無しさん@初回限定:04/07/29 15:49 ID:uscWzBqW
朝起きたら妹に、 メールを送った。
212名無しさん@初回限定:04/07/29 15:55 ID:8SuN2JMg
朝起きたら妹に、腹上死されていた。
213名無しさん@初回限定:04/07/29 16:01 ID:W5lntrQ9
朝起きたら妹に、阻止されていた。
214名無しさん@初回限定:04/07/29 16:17 ID:1cqfG6ZP
>>206
おお! (さり気無く)この二人を待ってました!
GJです!
215名無しさん@初回限定:04/07/29 17:33 ID:WVgoOoWr
朝起きたら妹に、ろりろりされていた。
216名無しさん@初回限定:04/07/29 19:44 ID:ILsN8W7p
朝起きたら妹に、子供がいた…
217池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/29 19:48 ID:o34RPXlM
 朝起きたら妹に、チャックがついていた。

「おはよう、お兄ちゃん」
朝起きて自室を出た俺に、妹が言う。
「ああ、おはよう。それにしても、今日は朝からやたらと暑いな」
手で顔をパタパタしながら応える俺。
「うん、温度計見たら、38度だって」
「うぁ、まだ7時なのに、体温より熱いってどういう事だよ?」
「ねー。異常気象だよ。ちょっと上脱ごうかな」
妹の今の服装は、ワンピース一枚に下着の上下のみ。下着のことまでわかる理由は聞くな。
……つまり、上を脱ぐとは全身下着姿になることを意味する。
「ま、待て待て、そんなこと、いや、ここは……待たないでも? いや……うん。
 ……こんなに暑いんだし、上だけでも脱ぐといいんじゃないかな?」
「だよねー。じゃ、思い切って脱いじゃおっと」
そう言って、ワンピースを一気に脱ぎ捨てる妹。
ああ、神様、妹を変なところでバカに創ってくれてありがとう。
そう、こいつは昔っから変で、この間も、回転寿司で取り逃した一つのカッパ巻きを追って、
ハシを片手に店内を3週ほど走っていたりした。
回転寿司は皿を台から取ってから食べるということを知らなかったらしい。
こいつは、ねじが2・3本抜けているというより、元々そういう仕様なんだろう。きっと。

――そして今、俺の目の前に、妹の下着姿が!
俺が見惚れていると、見るからに暑そうな顔をした妹が言う。
「暑い。暑いよぉ……。ここは思い切って、もっと脱いでみるか!」
そう言って、妹は背中に手を回す。ブラのホックを外す気だろう。
「な、なにい! いや、そこまでやっちゃうと、ね? ほら、流石にまずいから、
 ――脱いじゃえ!」
「うん、これで涼しくなるね!」
妹は背中にやった手を下のほうにスライドさせる。
――ジーッ
「……今何やった?」
ああ、もう、嫌な予感で頭の中がいっぱいになってきた。先が読めてしまって仕方ない。
218池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/29 19:49 ID:o34RPXlM

「あー、すっずし〜ぃぇぃ。これ着てると暑くて暑くて、やんなっちゃうよね〜」
いや、『よね〜』って言われても、応えようが無いんですけど。
どうにも怖くて、妹のほうが向けない俺。 あー、見たくねえなあ……。
「あれ? なんで後ろ向いてるの? お兄ちゃんも脱がないの? 中だけになると楽だよ?」
中の人などいないっ! いや、俺が知らないだけで、実は俺も上が脱げるとか?
「ねえっ、なんで後ろ向いてんのって!」
妹が、俺の目の前に回り込んでくる。
――無理に見せるなあ゛あ゛あ゛!
「イヤアアァァァア! イィヤアアア!」
……って、あれ? 普通の妹?(全裸) エロイ。
「どうしたの? いきなりそんな超音波出して」
「あ、いや、何でもない……。なあ、変なこと聞くけど、今脱いだものは何?」
「ん? これ」
妹が差し出したのは、肌色のなんかぶよぶよした物。
超恐る恐る、改めて見てみると、どうにも妹がさっきよりも小柄になったような気がする。
「イィィヤアアアァァァァァ! マトリョーシカアアァァァアァ! アリーヴェデルチイィィィ!」
「うわっ! お兄ちゃんどうしたの? さっきから――」
「それは……脱ぐな……もっかい着ろぉぉ……」
見てはいけないものを見てしまった俺は、今にも消え入りそうな震えた声で言う。
「ええ〜! やだよお、これ、暑いんだもん!」
「暑くても着て……オネガイ……シマス……」
「しょうがないなあ、なんだかよく分からないけど、もう一回着ればいいんでしょ?」
怖えー、マジ怖えー。もう今後は、迂闊に脱げとか言わないようにしよう。
さあ、さっさとその物体Xを着てくれ! そして――
「目の前で着ないでええエェェえエェぇ!」
グロイ、グロいよ、グロすぎだよ。ああ、蛇って脱皮するときいつもこんな光景見てるのか。
慌てて後ろを向く俺。……はあ、もう少しでカミーユみたいになる所だった。
「ねえ、お兄ちゃん。チャック上げてくれない?」
「もうやだああああぁぁぁ……」
しかし、これじゃいつまでたっても終わらないので、死ぬ思いで、妹のチャックを上げる俺。
……あはは、星が綺麗だなあ……。
219池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/29 19:50 ID:o34RPXlM
5分ほど後、ふと我に帰って思う。
そうだ、何もかも、この暑さの所為だ。暑いのが悪い。
こんなにダルイのも、妹がなんか上を脱いでるのも、妹がなんか全裸(実は違う)なのも!
「よーし、おい妹! この暑さを何とかするぞ! 何かいい考えはあるか?」
「暑いのは、やっぱり太陽の所為だと思います! だから、太陽を何とかしよう!」
相変わらず狂った考えを持った妹と、
「おお、いいなそれ! では、行くぞ!」
精神ダメージが大きすぎて、もはや手遅れな俺。

家の庭に着いた俺と妹。
「で、太陽をどうしたらいいか!」
「説得しよー!」
本来なら妹に意見を求める時点で愚の骨頂だが、俺は相当ダメージが大きかったらしい。
「おい太陽! もっと光るの抑えやがれ! 暑いんだよ!」
五分後。
「反応なし、か。あの野郎、シカト決め込む気だな……」
「言うこと聞かないんなら、壊しちゃおー!」
「おいおい、それは無理だ」
「なんで?」
「太陽には手が届かないだろ。クソッ、せめてあと20センチ背が高かったら……」
「お兄ちゃん、私の厚底ブーツ貸したげる!」
「おおっ、ほんとか!」

十分後、家の中。
「死ぬ……マジ死ぬ……。あんにゃろう、シカトしてるかと思ったら、いつの間に攻撃を……。
 この俺が日射病とは……なにか、助かる手段は無いのか……」
「……そうだ! 手段を選ばなければ、いい方法があるよ!」
妹は俺をうつぶせに寝かせる。
「日射病なら、涼しくすればいいんだよね!」

――ジィーッ
220名無しさん@初回限定:04/07/29 21:58 ID:WVgoOoWr
すげぇ…
GJ〜

です。。
221名無しさん@初回限定:04/07/29 22:30 ID:f2rVhnNA
そこはかとないエロさと不条理さが良かった。オチも良し。
222名無しさん@初回限定:04/07/29 22:42 ID:39iav/nt
最後の音は前のチャックを開ける音じゃ・・・
223突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/29 22:43 ID:QRsL9Itl
>>222
大正解と思われ。
多分、背中。
224突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/30 00:27 ID:zVAZyiQT
朝起きたら妹に、 メールを送った。

『おはよう、朝から暑いよ。そっちはどう?』

『緑が多いからかな? そんなに暑くないよ。
窓から入ってくる風が気持ち良いです。』

『それは良かった、というか少し羨ましい(笑)
今から家を出るよ。またメールする。』

『気を付けてねお兄ちゃん。お仕事頑張って下さい。』
225突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/30 00:28 ID:zVAZyiQT
『今、昼休み。誕生日の事だけど、何とか休みが取れそうだよ。」

『ごめんなさい! いま、部屋に戻った所です。
今日はC検査があったから時間がかかっちゃいました。
誕生日だけど、あんまり無理しないで下さい。
………と言いたいけど、お兄ちゃんにだけちょっと我が儘言います。
絶対、絶対、来てね?』

『俺だって会うのは楽しみだよ。
だから頑張る、お前も頑張れ!』
226突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/30 00:29 ID:zVAZyiQT
『山間だから、夕暮れが早いです。もう暗くなってきちゃった。
でも、今日は寂しくなかったよ。
お兄ちゃん、携帯ありがとう!
私も、お兄ちゃんに負けない位に頑張っちゃいます!』

『その意気、その意気!
一人の晩飯が少し侘びしい、お前の料理が恋しいよ。
早く帰ってきて、またオムライス作ってくれ。
差し入れで、何か食べたい物あるか?』

『私の得意はオムライスだけじゃないよぉ!(笑)
ケーキとか食べたいけど、食事制限があるので駄目だそうです、ぐすん。
でも果物とかだったら良いと思う、持ってきて欲しいです。』

『了解、みんなでも食べきれない程持っていく(笑)
それとプレゼントも楽しみにしとけよ?』

『そんなこと言って良いの? 大大大期待しちゃうよ?
でも、ほんとはお兄ちゃんが来てくれるだけで超幸せな気分になれます。
だから、ホントのホントに絶対来て下さい。
お兄ちゃん、愛して……』
…って、これは秘密。だから訂正!
『……お兄ちゃん、大好きです。また明日もメールして下さいね?』
それと、これはメールに出来ないけどお兄ちゃんに送っちゃう。
ありがとうと、おやすみなさいと………
「……私の、お兄ちゃん………」
………そして、愛してますのキスを、想いと一緒に。
「…………んっ!」 
ぴっ!
227突発屋 ◆63./UvvAX. :04/07/30 00:31 ID:zVAZyiQT
うっわ〜!
あからさまに即席風味〜!!(汗)

228名無しさん@初回限定:04/07/30 01:19 ID:KA9EHdhw
朝起きたら妹に驚かれた


「はぁ?専ブラ入れようと思ってたら?ダンプに撥ねられ?全身?…複雑骨折!!?」

…完治したのかな、某スレのあの人
2291/5:830:04/07/30 02:30 ID:PvYXrmsZ
>>173の続き

スクール水着といっても、うちは学校指定でやや競泳タイプのものである。
いわゆるスク水と呼ばれる僕たちが想像するもの(スカート付きの旧型タイプ)ではないが、
スパッツ型の無粋なタイプでもない。
洗濯機の中から妹の水着を摘み上げる。
ほのかな塩素の香りがついさっき着られていたことをはっきりと想像させる。
馬鹿な!勃ってきただと!
妹では欲情できないはずだったのに、スク水恐るべし。
観察してみる。ナイロンっぽい薄いすべすべな生地。触ってて気持ちいい。
気になる裏側を広げてみると・・・・
胸にはパットどころか裏地すらないようだ。
ははぁ、いつも気になっていたが、この水着の胸のポッチはホンモノのポッチなのか。乳首確認♪
もっとも気になる部分を、股間の部分には白い裏地がついていた。
鼻を押し当ててみる・・・・。
僕はいそいそと服を脱ぎだし、全裸になっていた。
2302/5:830:04/07/30 02:30 ID:PvYXrmsZ
ドキドキしながら両足を通す。
それだけでもう怒張する僕の息子。
腰、背中と通し、競泳型の細い肩紐を肩にかければ装着は終了する。
なんというか、レスリングのような格好。
だが、本来そこにモノがあるようには設計されていない股間は、
すでに大きくなった僕の息子がパッツンパッツンに締め付けられていた。
この締め付け具合がなんとも・・・・・。
尻に食い込む水着の端を親指で引っ張り、食い込みを直す。
こ・・・これだ・・・。この動作が神だ。
感動に浸りながら今度はシャワー浴びる。
水を含んだ水着はますます身体にピッタリと張り付く。
僕は風呂場に仰向けに横たわり、水流で胸や股間を刺激し始めていた。
だが、ここで脱衣所の向こうから声が聞こえた。


妹の声が。
2313/5:830:04/07/30 02:31 ID:PvYXrmsZ
「お兄ちゃん、シャワーあびてるの?」
ドキッ!
そ、外に出かけたはずの妹がなぜここに!?
「暑いカらナ。」
大丈夫、風呂場の中は妹にはまったくわからない密室状態。
ましてや妹の水着を着てオナニーをしているなんて想像もできまい。
僕は妹がすぐそこにいる緊張の中、オナニーを続けた。
ボディーソープを手にとり、それをローションの代わりにして全身に塗りたくる。
そしてニュルニュルした感触で水着の上から全身を撫で回す。
そして、最後は股間に集中する。
う・・・・(ニュルニュル)、
あ・・・・(ゴシゴシ)、
ああ・・・・(ゴシゴシゴシゴシ)、
出る・・・・・(ピッ・・ピピッ)、
快感が込み上げる。ドクゥ、ドクゥ!
声は押し殺したまま、僕は妹の水着の中に熱い欲望を発射した。
2324/5:830:04/07/30 02:34 ID:PvYXrmsZ
やべぇ、めっさ気持ちいい。
しばらく射精の余韻に浸っていた。
クラスメイト斬り達成も感動だが、妹の水着を着てのオナニーに明らかに興奮した。
「お兄ちゃん。ちょっと開けてくんない?そこに私の水着があるんだ。」
えっ!?
「もう一度プールに行く事になってさ。友達待たせてんの。」
あまりの突然の事態に身体がガクガクする。
僕は急いで水着を脱ぐとシャワーでボディーソープを洗い流しにかかった。
「ねぇ、ちょっと開けるだけでいいからさ。」
よくねえよ!お前の水着はまだ石鹸がついてんだから。
水着を裏返し、股間の部分は特に念入りに水をかける。
僕がさっき放出した白い精液がどろっと流れる。
ちゃんと洗わないと、ちゃんと洗わないと万一にも妹が妊娠しちゃったら・・・・。
「早くしてよぉ!」
「わ、わかったよ!」
こ・・・これくらいでいいか。水着を表向きにして、急いで風呂場から出て洗濯機の中に放り込む。
そして脱衣所の鍵を外し、すぐに風呂場に戻った。
2335/5:830:04/07/30 02:35 ID:PvYXrmsZ
「入るよ〜。」
風呂場で一息をついたところで妹は脱衣所に入ってきて水着を取り出した。
ふぅ・・・。なんとか間に合ったぜ。
「あ、もしもし?ゴメ〜ン。」
妹が脱衣所で何かしゃべりだした。だが僕に話し掛けてるようではない。
ああ、携帯か。
「ちょっと今日は行けないわ。また今度ね。」
ありゃ?断りの電話か?
こんだけハラハラさせておいて。
「お兄ちゃん。いいかな?」
「ん?なんだ?」
「私の水着が石鹸臭いんだけど。」
そ・・・、それは・・・・
「どういうこと!!」
「それはさっき石鹸を洗濯機の中に入れちゃって・・・・。」
「私の水着だけ石鹸の臭いがするの!!」
ああ、もう言い訳が思いつかない・・・
僕は無言で妹がその場を去るまで待っていた。

234830:04/07/30 02:38 ID:PvYXrmsZ
すみません。
オチもなくただのバッドエンド。
続きもありません。
ここんところ、書きたい勢いで書いて、
オチが思いつかない場合が多いです・・・。
235名無しさん@初回限定:04/07/30 07:36 ID:fvnHPv4R
朝起きたら妹に、
「今日一日彼女になってくれ!」
と頼み込んだ。
236名無しさん@初回限定:04/07/30 08:32 ID:BZwn651B
228の妹さんや、235さんの妹さんの反応…
だいぶろりめいてそうですねぇ〜
237名無しさん@初回限定:04/07/30 12:29 ID:QLsw+jsG
朝起きたら妹に、彼氏ができていた。
238名無しさん@初回限定:04/07/30 13:40 ID:BZwn651B
朝起きたら妹が、彼氏になっていた。
239名無しさん@初回限定:04/07/30 15:35 ID:QLsw+jsG
朝起きたら妹になっていた。
240211:04/07/30 18:15 ID:08ksASWG
>213サンクス
どうやら突発屋氏は気づかなかったようで…

朝起きたら妹が、マギー○司の真似をしてた
「お兄ちゃん、お兄ちゃん。胸が(ry
2411/4:830:04/07/30 23:36 ID:PvYXrmsZ
朝起きると妹に、
なっていた。

起きた時からな〜んか違和感を感じていたが、
鏡を見たときにはっきりした。
この身体、この匂い、この声は俺の妹のものだ!!
え?何?なんで俺は妹の身体になってんだ?
こんな・・・・、こんなのって・・・・・・
キターーーーーーーーー!!
普段から、「女になりてー」とか「犯されてー」とか危ないことを言ってた俺だが、
ついに願いかなったり!
嘘じゃないよね!
ほっぺたをつねってみる。

ギュ〜?

痛くなーーーーーーーーい。
なんだ、夢なのか。これは夢なのか・・・・・。
でも、夢のなかでも願いがかなったことに間違いは無い。
夢の中ならなんでもありだ。俺は今から女を経験する!
2422/4:830:04/07/30 23:38 ID:PvYXrmsZ
妹はそれなりにスタイルがいい。
まだまだ発展途上と思われる胸に手をやると、
「あふう。」
すげぇ、思わず「あふぅ」なんて言っちまった。
全身がガクガクする。
あまりの気持ちよさに一気に俺の股間がトラトラトラのMAX状態になる。
ん?俺の股間がV-MAX?
俺は恐る恐る自分の股間に手をやると・・・・
ある。
あのとっても右手で触りなれた、ドクドクと欲望をたぎらせる熱き欲棒が・・・・。
俺、女のここをリアルで見たことないからな・・・・・。
母の胎内で35億年の進化を遂げる間に女のここの記憶ぐらいあっても良さそうなのに、
俺の記憶ではこれが精一杯だった。
はぁ・・・・。
とため息をついたところで、
ポロっと俺のチンチンはとれた。
2433/4:830:04/07/30 23:38 ID:PvYXrmsZ
ぬぉ!
俺のチンコはいきなり俺の身体から離れてどっかに旅立っていった。
あまりに突然のことに俺は呆然とした、が、すぐに重大な事実に気が付いた。
チンチンがとれたことで熱い欲望は今下腹部からあそこらしき辺りに感じられる。
お・・・・、とうとう女の身体に・・・・・・。
となれば最初にやることは一つ。
この薄い布を取り去り、俺の目にしっかりと焼き付けることだ。
俺は妹が大事にしている、俺がなんどもお世話に合った黄色の下着に手をかけ、
それを右足を引き抜いて、左足にひっかけた状態にする。
そしてM字開脚で恐る恐る自分のあそこを見る。
こ・・・・これが女のあそこ・・・・・・・。
つるん♪
98版の同級生じゃねーか!!
俺の股間はつるつる。何もなかった。
いや、本当に何もなかった。
見たことないもんはやっぱ再現不可能なんだ。裏でいいから見ておけば良かった・・・。
でも、何もないってのは変だろ。そう、スジぐらいは・・・・
ということで俺の股間には一本のタテスジが入った。
俺の想像力なんてこんなものさ。
2444/4:830:04/07/30 23:40 ID:PvYXrmsZ
こうなったらいっそ目を閉じた方がいい。
俺は目を閉じて股間に手を這わせる・・・・・。
「うぐぅ、ひぎい!」
今時ながら、「うぐぅ」「ひぎい」なんて言葉が俺の口から出る。
中指で縦にこするとちょっとずつ湿り気を帯びてくる。
これなら指を入れれる・・・・。
俺は恐る恐る右手小指を入れてみる。
ちょっとした異質感の中、小指が何かにあたる。
こ、これが妹のマクか・・・・・・。

俺の想像力なんてそんなもんだった。
245池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/31 00:06 ID:SLtjNDeV
 朝起きたら妹が、マギー○司の真似をしてた「お兄ちゃん、お兄ちゃん。胸が(ry」

朝起きて、食卓へ向かうと、妹が目を輝かせて座っていた。
「ね、ね、お兄ちゃん。すごい事やってあげる! 見ててね!」
「お? なんだなんだ?」
「……えーっと、お兄ちゃん、彼女できた?」
――何をする気だ? 読心術とか? ここは一つ、嘘をついてみるか。
「ああ、できたよ。スッゲエ可愛いんだぜ。俺って結構もてるんだよ」
自分で言っててなんだか悲しくなってきた。
俺が言い終わると、いきなり妹が目を光らせる。
「わー! ビックリして胸がおっきくなっちゃったー!」
――ボンッ
その瞬間、妹の胸が一瞬にして巨大化し、
「あ」
――ガシャガシャン バリーン ボタッ
それに押されて食卓の上にあった朝食と皿は一気に床の上に落とされた。
「……」
「……」
「……ごめんなさい」
「え、あ、ああ……」
部屋が一気に気まずい空気に包まれる。
一気にテンションの下がった妹は、巨乳を揺らしながらテーブルの下を拭いている。
このままじゃあ、気まずくて死にそうだ。何とかしなければ。
「そ、それ、その手品、どうやったんだ? お兄ちゃんもう一回見たいなー……なんて……」
声がきょどってる。自分でもわかるほどに。
妹が、ぼそりと呟く。
「……これ、手品じゃないのに……」
テ・ジ・ナ・ジャ・ナ・イ! テ・ジ・ナ・ジャ・ナ・イ! じゃあなんなのさ。
「じゃ、じゃあ、それ、本当に大きくなってるのか? ど、どうやったんだ?」
「……ビックリしてって、最初に言ったじゃん……」
――心臓止めてやろうかこnゲホンゲホン。
ほう、お前の胸はビックリすると大きくなるのか。
246池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/31 00:07 ID:SLtjNDeV
じゃあ、そんな服がはちきれんばかりに胸が大きくなるって事は、
俺がモテるってのがそんなに以外だったのか?
「あ、ああ、そうだったな。お兄ちゃんうっかりしてたよ。
 でも、随分大きくなったな。ちょっと見せてくれないか?」
さりげに下心。
「……お兄ちゃん、やっぱり興味あるんだ? ふふっ、どうしよっかなー?」
妹の声のトーンが少し明るくなる。ここはこのまま引っ張り上げねば。
「いいだろ? ちょっとぐらいさ。見られて減るもんでもないだろ?」
「減るからダメ」
――息の根止めてやろうかこnゲホンゲホン。
お前の胸はビックリすると大きくなって、見られると減るわけですか。
――だが! その程度の言い訳で! この俺を止められると思うなよぉ!
「でも、お前のその胸じゃ、服着れないだろ?
 だから、ちょっとぐらい見せて減らした方がいいんじゃないか?」
「ご遠慮します。後で、自分で下向いて見て減らすから」
見られると減るっつーのは本当なのか。しかも自分でもいいとは。
それにしても、まだ言い訳をする気か。仕方ない、久しぶりに本領発揮モードに入るか。
――妹よ! この俺に本気を出させたこと、とくと後悔するがいい!
「お前は確か、最初に俺に対してこう言ったよな?
 『ね、ね、お兄ちゃん。すごい事やってあげる! 見ててね!』ってな。
 『見ててね!』だぞ、『見ててね!』。つまりお前は、俺に見て欲しいとお願いしたわけだ。
 それなのに見せないってのは、おかしいんじゃないか? え? どうなんだ?」
一気にまくし立て、相手に発言の機会を与えないのがコツだ。
「そ、それは、おっきくなるところを見てって言っただけで――」
「じゃあ見てやるよ、大きくなったお前の胸を! 見せろ! さあ!さあ!さあ!」
相手が少しでもこちらに有利なことを言ったら、少し強引にでも一気に攻めろ!
「そんな……」
「それにお前の所為で俺は朝飯が食えなくなったんだ! その賠償だ!」
相手が怯んだら、適当に周りから材料を集めて攻めまくれ!
「……わかったよ、見せれば、ヒック、いいんでしょ、それで、満足なんでしょ……ヒクッ……」
「いや、ごめんな、お兄ちゃんが悪かったよ、泣くことは無いんだ、な?」
相手が泣いてしまったら素直に謝りましょう。
247池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/31 00:08 ID:SLtjNDeV

「見せるよ……見せるから、もう、怒んないで……」
そう言って、服を脱ぎだす妹。
もはや、俺の取るべき作戦は一つ。MISSION CODE:DONIDEMONARE。
「ああ、最初から見せればよかったんだ。そうすればお兄ちゃんも怒らないから」
完璧なまでの変態っぷりを発揮している俺。
「……はい、お兄ちゃん、私のおっぱい、見て……」
妹は顔を真っ赤にして、上半身裸になっている。手で胸を隠したりもしていない。
妹の胸は、普段の小さなものではなく、今では両手に余るほどの巨乳になっていた。
「おお……!」
思わず見惚れていると、
「お兄ちゃん、朝ごはん、ごめんね……? 代わりに、私のミルク、飲んで……」
そう言って、妹は手で胸を持ち上げ、俺の顔の前に持ってきた。
「……! ……ああ、わかった」
妹の言うがままに、俺は妹の乳首を咥える。ほんのりと甘い。
試しに軽く吸ってみる。
「ん……、ふぁ……!」
ほんの少しずつ、母乳が染み出してきた。俺は余った手で、もう一つの方の乳首を責めてみた。
「んああっ、お、お兄ちゃん、やめ、……ああ!」
口の中いっぱいに、甘い味が広がる。妹の母乳で、手がべとべとになっていくのがわかった。
「お、お兄ちゃん、ダメぇ……今日は、飲むだけだからぁ!」
妹の体がガクガクと震えている。だが、妹は両手が空いているはずなのに、抵抗はしない。
ぴちゃぴちゃと、淫猥な音が部屋に響いている。
「お兄ちゃ、お、おにい、ちゃん、私、私ぃ、もう……!
 ……ああっ、お、お兄ちゃぁん――」
突然、妹の胸が俺の口から離れる。
「――あれ?」
妹の胸は、いつのまにか元通りの貧乳に戻っていた。
「見られて減った――ってやつか? さっき言ってた」
「みたい、だねえ……。でも、ちょっと残念だったかな……?」

「ねえ、今度は、今日よりももっと、私を驚かせてね……?」
248池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/31 00:11 ID:SLtjNDeV
>>217に引き続き、不条理もの第2弾。
前回は、落ちがかなりうまくいったので、今回のはすごい見劣りするかも。

試験的に、中途半端なエロシーンを入れてみた。
そのため、展開が超強引に。気にした人にはカノン砲を打ち込みます。
249名無しさん@初回限定:04/07/31 10:26 ID:+ODxOi3g
朝起きたら妹に彼女を寝取られた。
250名無しさん@初回限定:04/07/31 11:22 ID:hVZnZ3pM
朝起きたら妹に

俺の布団に入り込まれていた














…リアルで
251名無しさん@初回限定:04/07/31 12:03 ID:deYDdaOS
そうか
252名無しさん@初回限定:04/07/31 12:05 ID:1/7Yrpdm
オイ!ゴルア!!






かわってください
おながいします
253名無しさん@初回限定:04/07/31 12:23 ID:cPE9cU0p
>>250
とりあえず長編とはいわないから中編くらいで書け
いや、書いて?
……書いて下さいお願いします
254妄想軒:04/07/31 15:37 ID:FNeSOt4E
朝起きたら、妹が俺の布団にもぐりこんでいた。

俺「なんでこいつがいるんだ?」
俺には思い当たる節は無い。だいたい、妹としょつぽりしようとなんて考えたことは無いと言いたいが、実はある。しかし、今回の件には関係ないはずだ…と頭の中でナレーションが喋ってるうちに妹が目を覚ました。
妹「ふんにゃぁ〜、兄貴おはよぉ〜。むにゃむにゃ…」
俺は、二度寝しようとしている妹に対して突っ込みの一言を言ってしまった。
俺「…挨拶した次の瞬間には二度寝かよ。」
すると妹は、信じられない一言を言い放つではないか。
妹「ここ、私のベットだよ〜休日くらい二度寝させてよ〜」
俺は、その一言で回りを見渡した。4畳半の狭い部屋。もちろん、男くさい部屋だった。どう考えても俺の部屋であり、俺の布団であり、妹のベットじゃない。
俺は妹を排除しようと考えた。しかし、相手は妹とは言え、年頃の女の子だ。いくら家族とはいえ、体をむやみに触るのは倫理上いかん気がする。
俺「ここ俺の布団なんだけど。」
妹「むにゃむにゃ…アイズグリーム…」
…この状態では、妹を起こす事は無理だ…奴はアイスクリームの夢を見ている時に起こすと大変な事になってしまうのだ。続く…
255名無しさん@初回限定:04/07/31 15:50 ID:SLtjNDeV
>>254
やばい続きが気になる。アイスクリームて。


朝起きたら姉に俺の布団に入り込まれていたことなら何度もあったけどねえ。昔だけど。
256妄想軒:04/07/31 16:01 ID:FNeSOt4E
奴の伝説はこうだ。
ある日、俺は妹に頼まれて起こしてやることになったのだが、起こした瞬間に俺の顎に鉄拳を喰らわせた前科がある。
もちろん、一度や二度ではない。奴が寝言でアイスクリームと言った時には必ずその鉄拳が襲ってくるのだ。
俺「流石に起こすのはマズイようだ。しかし、この場に放置となると、些か妖しい関係に思えてしまうだろう。」
俺は、無い脳味噌をフル回転させて考えた。そうして出た結論は何とも間抜けなものだった。
俺「妹をベットまで運ぶしか無い!」
俺は、寝ている妹をお姫様抱っこで持ち上げた。すると、妹は目を覚ました。
そして、俺の顎に鉄拳を喰らわせて去って行く後ろ姿を遠退く意識のなかながめていた。

257妄想軒:04/07/31 16:02 ID:FNeSOt4E
奴の伝説はこうだ。
ある日、俺は妹に頼まれて起こしてやることになったのだが、起こした瞬間に俺の顎に鉄拳を喰らわせた前科がある。
もちろん、一度や二度ではない。奴が寝言でアイスクリームと言った時には必ずその鉄拳が襲ってくるのだ。
俺「流石に起こすのはマズイようだ。しかし、この場に放置となると、些か妖しい関係に思えてしまうだろう。」
俺は、無い脳味噌をフル回転させて考えた。そうして出た結論は何とも間抜けなものだった。
俺「妹をベットまで運ぶしか無い!」
俺は、寝ている妹をお姫様抱っこで持ち上げた。すると、妹は目を覚ました。
そして、俺の顎に鉄拳を喰らわせて去って行く後ろ姿を遠退く意識のなかながめていた。

258妄想軒:04/07/31 16:05 ID:FNeSOt4E
二重カキコになってしまってすまん。
259名無しさん@初回限定:04/07/31 16:06 ID:8XBzWbZt
朝起きたら妹に、祭に行こうと言われた。
で、祭に行くものの途中で雨に見舞われ、慌てて駆け込んだところがラブホで……という展開キボンヌ。
途中で「浴衣姿の妹にドキリとする」描写があるとさらに萌え。

龍玉あったら文才欲しいよ(´・ω・`)
260名無しさん@初回限定:04/07/31 16:21 ID:Arbn9Q4U
>>255
「ぺろぺろ要員として手頃」という事でわ <アイスクリーム
261池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/31 17:50 ID:SLtjNDeV
 >>259朝起きたら妹に、祭に行こうと言われた。

「ああっ! 今日はお祭りがあるのかー! 知らなかったー!」
朝、俺が部屋から出てきた瞬間、妹の声が聞こえた。何故か棒読み。
「お祭りかー、このごろ行ってなかったなー、行きたいなー」
何故こちらをちらちらと見ながら言うのですか?
「お祭りか。行ってくるなら、小遣いやろうか?」
「お金があってもなー、誰か一緒に行く人が欲しいなー、誰がいいかなー」
妹はこちらをしっかりとは向かず、独り言のように言っている。
こちらが黙っていると妹は、突然こちらをバッと振り返って、
「あ、お兄ちゃん! おはよー!
 はは〜ん、その顔はさてはお祭りに行きたいな?
 私もちょうど暇だから、一緒に行ってやってもいいぞ?」
妹の顔はなんだか真っ赤になっている。兄として、ここは断れまい。
「……じゃあ、お願いしようかな」
「ほんと!? やったー!」

妹は、今日一日中ハイテンションで、お祭りの準備を何度も確認していた。
「ジャーン! どう? 似合う?」
紅い浴衣を完璧に着付けた妹が、俺に言ってきた。
正直、妹は何を着ても可愛い。
「ああ、似合ってるよ。だが、まだ3時だぞ? 着替えるには早いんじゃあないのか?」
「いーの! 早めに準備しとかないと!」

夕方。俺が外着に着替えていると、
「ユカ〜タを〜着〜よう〜よ〜 お〜に〜いちゃ〜ん〜♪」
既に浴衣を着た妹が、セリフをなんかのメロディーに乗せて言ってきた。
「わかったわかった、着ればいいんだろ?」
「私が着せてあげよっか?」
「別にいいよ、一人で着るから」
二人でそんな他愛も無い会話を繰り返し、ついに夜を迎えた。
262池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/31 17:51 ID:SLtjNDeV
「お祭りだー!」
毎年近所の公園で開かれる夏祭り。来るのは5年ぶりくらいだろうか。
「ねえ、ねえ、お兄ちゃん! ソースヤキソバがあるよ! やってこーよ!」
妹よ、それはソースヤキソバではなくてソースせんべいだ。ペヤングか。
ルーレットを回し、止まった目の数だけせんべいがもらえるという、ある種のギャンブル。
昔は、これに1000円近くはたいて、結局30枚しか食べられなくって泣いてたりしたっけか。
お土産用の100枚500円ぐらいの奴を買った方が絶対安いのに、絶対に買いたくは無かった。
「待て待て、そんなに走らないでも――」
妹が指差した屋台に着いて、俺が目にした文字は、『ソースヤキソバ』。
「――ウソ……ほんとにあったの?」
ルーレットを回して、止まった目の本数だけヤキソバがもらえるらしい。
俺は台を覗き込んで、目を確認する。
「10…15…5…25…10…20…12…7…100…20…0……」
ヤキソバ5本なんて貰って、一体何をしろというのだろうか。
それに最も多い目で100だ。こんなの、やる奴はいるのか?
「おじちゃん、二回分、よろしく!」
いたよ。しかも妹だよ。
屋台の人に400円を手渡した妹の笑顔は、
「はい、二回あわせて、12本ね」
二十秒後にはムンクの叫びみたいになっていた。

妹は誰かの食べ残しのようなヤキソバを泣きながら5秒で食べ終えると、
「もうちょっと、いいお店さがそっか……」
とぼとぼと歩き始めた。
「ねえ、お兄ちゃん……」
「ん? なんだ?」
「手、繋いでも――あ、いや、私ちょっと手が寒いの! だからお兄ちゃんの手、握ってもいい?」
手をバタバタと振りながら、あわただしく妹が言う。
「別に、俺は構わないぞ」
「じゃあ、握るね……?」
妹は、左手で俺の右手を握ってきた。
263池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/31 17:52 ID:SLtjNDeV
妹といえど、女の子と一緒に手を繋いでいると、俺も流石にドキドキしてきた。
「なあ、暑いから、やっぱり離さないか?」
妹は下を向いて、ぼーっと俺の手を見つめている。
「……。――えっ? あっ、うんっ、ご、ごめん、聞いてなかった」
「いや、暑いから、手、離さないかって」
「あっ、ご、ごめん……。でも――」
妹は、手を繋いだまま言う。
「――私、まだ離したくない……!」
妹は、顔を真っ赤にして俯く。手が少しだけ震えている。
薄暗い光の中で、浴衣を着た妹のその姿は、なんだか俺の心に強く残った。
「……わかった。好きなだけ、繋いでていいぞ」
「……うん」
俺と妹の二人は、しばらくの間黙ったまま公園を歩いている。

「――あっ、ヨーヨー釣りだ! 今度は、お兄ちゃんも一緒にやろ!」
俺と妹は、手を繋いだままでヨーヨーつりの出店へと向かい、そして思う。
――何故この町のお祭りにはまともな店が無いのか?
このヨーヨー釣りは、糸の先につけた釣り針に、紐もついてない水風船を引っ掛け、
釣り上げるというものだった。唯一の引っかかりは、水風船の結び目か。
吊り上げた後で、ゴムの紐をつけてヨーヨーにするんだとか。
2分ほどやってみて、こんなの、釣れる訳が無い事がわかった。
「よっ! はっ! よいさあ!」
妹はというと、どういう原理か知らないが順調に吊り上げているようだ。
「ふう、ここは妹に任せて、俺は、――ん? 雨か?」
腕に、点々と冷たい感触が触れる。
「これは……お嬢ちゃん、雨が降ってきた。今日は店じまいだ」
妹の快進撃は、途中で強引に止められてしまったようだ。
雨は、刻々と強さを増していく。
「お、お兄ちゃん! とりあえずあっちの建物で、雨宿りしようよ!」
俺たちは、ヨーヨーを抱えて、妹の指差した方に向かって走っていく。

――そこが、ラブホテルだとも知らずに。
264池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/31 17:56 ID:SLtjNDeV
とりあえず途中まで書いた。
萌え期待のようなので頑張って書いてみた結果、
予想以上に膨れ上がってしまい、ギャグ分を削ることに。

注文通りですかね?
後半はまた書くけど、エロシーンは入らないかも。多分ドタバタで終わる。
265名無しさん@初回限定:04/07/31 18:14 ID:O8wdzu9r
いつもながらみなさん面白いっス

>>202>>203>>204>>205>>206>>207>>208
266名無しさん@初回限定:04/07/31 18:16 ID:O8wdzu9r
あ、下のほう誤爆しました・・・。
本当すいません。m(_ _)m
267 ◆RMITsKBXMc :04/07/31 20:10 ID:vcvRmegT
朝起きたら妹に彼女を寝取られた。

俺の腕で寝ていたはずだった彼女はいつの間にか俺の隣から消えていて、
妹の部屋のベットの上で嬉しそうに抱かれている。
「あぁあっぁぁぁぁぁぁ」
妹に後ろから抱きしめられたまま、舌で、指で感触をいたぶられ嬉しそうに声をあげる。
「おまえ・・・・どうして・・・・」
俺は余りの出来事に言葉が続かない。目の前の光景が少しだけチカチカとする・・・・・

「ほら見て、お兄ちゃん。この人は結局気持ちよければ何でも良かったんだよ」
妹が俺を見つめながらそんな事を言った。その顔は自信に満ちている。
「昨日お兄ちゃんに言ってた言葉なんて全部嘘だったんだから」
彼女の(パジャマの上からでも分かるくらいに突起した)乳首を優しく弄び、彼女は「んんっ」と艶やかに声を漏らす。
「『あなただと嬉しい』とか『あなたが好き』だとか、全然関係なかったんだよ。
ただ気持ち良くなりたかっただけなの、この子。ね、気持ちいいのが好きなんだよね?」
妹はそう彼女に問いかけながら、彼女のうなじを舌で汗を掬い取るようにぺろりと舐め上げた。
「あぁっ・・・・・・はいっ。きもちいいの・・・好きです・・・」
それが彼女の返事だった。

「何なんだよ!!これ!!!!」
俺はやりきれない気持ちで、妹に怒鳴った。
そして、その勢いに任せて妹を睨みつける。
なのに妹は臆する事も無いまま、俺を見つめ冷然と言ってのけた。
268 ◆RMITsKBXMc :04/07/31 20:11 ID:vcvRmegT

「大学に入って忘れちゃったみたいだから、思い出させて上げてるの。
いっつもベットの中で言ってくれてたよね。『お兄ちゃんはお前にモノだ』って。」
「・・・けど、もうこんな事はやめようって、俺が大学に入る時に――――」
「『私のモノ』に何言われたって聞くも聞かないも私の勝手じゃない。そんな事も分からないの?」
妹はそう言いながら、彼女の乳首を千切れるほどに強くつまみ捻った。
「んぁっぁぁぁぁぁぁ」
彼女はこみ上げてくる痛みと『何か』に悦び、目にはうっすらと涙が滲んでいた。
「こんな淫乱な変態を勝手に彼女だと思った挙句、家にまで連れて来るんだもん。
お兄ちゃんならと思てったけど、これからはちゃんと管理しようと思ってるの。」

妹に『その素質』があることには気付いていた――――
「持ち主として、他の人の『迷惑』にならないように、ちゃんと躾けてあげる。」
最初は受け入れることが出来る程度だったが、妹の独占欲は日に日に増していき・・・・
それが嫌で妹と距離を置いた―――――――
「これも何かの縁だし、この子とお揃いの首輪を買ってあげることから始めようと思うの。
定番の赤と精液が映える黒のどっちがいいと思う?」
そして、妹のそれも少しは落ち着いたと思っていた―――――
「とっとと質問に答えなさいよ!!それとも早速もう我慢できないって言うの?」
怒鳴られたおかげで意識がはっきりとして、加虐心むきだしの妹の顔がより鮮明に映る。
その顔つきに久々に何かが心に中を流れ圧倒的に支配していく。

「ふふふ、お兄ちゃんたら、震えたってこれからはもう優しくなんかしてあげないから。
・・・・あら、口元がにやけてるわよ。もう期待してるの?」
269藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/07/31 20:23 ID:vcvRmegT
これって寝取られなんでしょうか・・・・・・orz
かわいらしく妹を描写するのって俺にとっては難題です。

碧の方も色々と詰まりました。
ので、勝手ながらちょっとだけ質問させてください。
欝っぽいのと幸せっぽいののどちらのエンディングがいいですか?
どっちも話の筋は出来てて、後は書くだけなんですが・・・・・orz
270518 ◆518YLv.Xnc :04/07/31 20:31 ID:IQHTRBIO
(=゚ω゚)ノ幸せっぽくお願いします
271249:04/07/31 20:54 ID:+ODxOi3g
>>267-268
◆RMITsKBXMc氏 GJ!です。このスレはしばらくROMってましたが初カキコで投下したネタで書いてくださって本当にありがとうございますですm(__)m
想像以上にエロい&妹が怖いところが(・∀・)イイ!!続きが楽しみです。応援してますよー。
272池魚 ◆6J6PPOanMI :04/07/31 22:08 ID:SLtjNDeV
>>267-268
すごいエロイです。こういうの大好き。
藍と碧、鬱系の話も好きだけど、ここはハッピーエンドでお願いします。



ところで、>>262の、ソースせんべいがルーレットで枚数を決める、
っていうのは、俺の家の近所ローカルだったりしますか?
その辺を考えるのを忘れてました。
273名無しさん@初回限定:04/07/31 22:46 ID:PFgWD8mR
>>池魚氏
萌え!
274突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/01 01:40 ID:twB18GDJ
「おはよう、お兄ちゃんっ!」
「あ……!」
いつもの朝の様に居間に行くと、意外な二人が並んで料理している姿が
目に入った。妹の『葉月』と……
「……お、おはようございます。清孝さん……」
「ああ。おはよう葉月、葵さん。」
……もう一人は見合いが切っ掛けで交際を始めた俺の彼女『嘉神葵』さん。
見合い故に両家共に互いの息子娘のプロフィールは掌握済みということも
あって、葵さんが家に来たりという事も割と簡単&頻繁になっていて、例
えば昨日の様に客間に泊まるのも別段珍しい事ではない。

……もっとも、まだ婚約まで進んでいないので、厳しい躾で育ち真面目で
貞操感の強い葵さんとは非常にプラトニックな関係のままだが……

「日曜日だからね。お母さん達にはゆっくり寝ててって言っておねーちゃ
んと二人で朝ご飯作ってるの。いま、おねーちゃんからお味噌汁の作り
方教えてもらってるんだ。ね? おねーちゃん?」
その中身とは裏腹にショートカットが似合う素直でハツラツとしたイメー
ジがある葉月が、オレンジのワンピースにエプロンという格好で健康その
ものの笑顔を作って『にぱっ』と微笑む。
「う、うん……」
反対に長い髪と、和服が似合いそうな清楚さを漂わせる葵さん。白のサマ
ーセーターとジーンズの上に持参のエプロンを付けて……いるのだが?
275突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/01 01:41 ID:twB18GDJ
「……葵さん、どうかしましたか?」
葵さんは礼儀正しい人だ。決して気が強い性格ではないけど常に相手の目
を見ながら正面で向き合ってハッキリと話す。その葵さんが、何故か顔半
分だけをこちらに向け、妙によそよそしく視線を泳がせつつ曖昧な返事。
「いえ、別に……」
エッチがまだだと言っても、俺だって一応は葵さんの彼氏だ。様子がおか
しいことくらい一目瞭然。まるで俺を怖がる様にオドオドしている葵さん
を見ていると、ある可能性が頭の中で浮かび上がってくる。
「……葵さん、ちょっと葉月を借りても良いですか?」
「えっ!」ビクッ、と想像通りの痛々しい反応が「…あ、あの…でも…」
「ご飯作ってる最中だよ、後にしてよお兄ちゃん!」
見せつける様に腕に抱きつく葉月、抱きつかれて頬を染める葵さん。兄妹
の間でバチバチッ、と視線がぶつかり火花を散らす。そして俺の中では、
可能性が確信へと変わりつつあった。
「葉月……『大事な話』があるんだがな?」
「だって、だってぇ……!」
強がっても所詮は妹。葵さんの肘位までしか背丈のない葉月は、声に少し
怒気を混ぜただけで揺れ始める。助け船を求めて葵さんを見上げるが。
「………………………」
超常識人の葵さんは既にオーバーヒート。声も出せずに真っ赤になって俯
くだけ。葉月を手元から離したくはないが、殿方で婚約者候補の俺の頼み
を大義名分なしで無下にする事も出来ない。
「…………いいですね、葵さん?」
結局根負けして、はいと小さく返事した葵さんから引きはがす様にして妹
を俺の部屋に連行した。
276突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/01 01:41 ID:twB18GDJ
「……お前、また『やった』ろ!?」
「な、なな、なぁーんのことかなぁ……?」
これがマンガか何かなら額に特大の滴が浮かび上がりそうな表情で視線を明
後日の方向に向ける葉月。ベッドに腰掛けた俺の前で所在なさげにそわそわ。
「とぼけても無駄だからな。妹の趣向に一々口出しするほど野暮じゃないつ
もりだがお前、過去に何回俺の邪魔したか覚えてるか?」
「………よ……よんかい?」
「六回だ!」思わず大きくなる声「相手が欲しけりゃ学校で探せ街で見つけ
ろ自分で口説け! どうして俺のを横取りする!?」
「だ、だって……」そわそわと狭い部屋の中を歩き回りながらチラリ、と片
目で俺の表情を伺う「……お兄ちゃん、モテる上に趣味いいんだもん。可愛
くて擦れてなさそうな子ばっかり連れてくるから……その……つい……」
「あ、あのなぁ……」
「お兄ちゃんに悪い事してるなーとは思ってるよ。でも、お兄ちゃんが他の
子とイチャイチャ楽しそうにしてたら嫉妬しちゃうんだもん。それにお兄ち
ゃんと私って女の子の好みも凄く近いし。まだ私、他の男の子が好きになれ
るほど傷が治ってなし……」
「……それはわからない事もない。だから今迄は大目に見てきた。」葉月の
同性愛化の責任は俺にも有る、だが。「……だけど葵さんは拙いと思わなか
ったのか? あの人は、その辺の普通の女とは違うんだぞ?」
他の人間に肌を許したばかりか同性に純潔を奪われたとあっては、もう俺と
付き合う事は出来ないだろう。それどころか一生独り身という可能性もない
とは言い切れない。
277突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/01 01:42 ID:twB18GDJ
「………それなんだけどさ、お兄ちゃん?」
「あん!?」
今度こそは、と思わせてくれる程に葵さんは理想的な人だ。美人だし家事万
能だし親と一緒でも良いと笑顔で言ってくれたし、なによりも思慮深くて控
えめだが自分の考え方というモノをしっかりと持ってる人なのだ。そんな葵
さんを失ってしまって不機嫌になりつつある俺の横に並んで腰を下ろした葉
月は、俺の声色にも怯まず……
「……葵さん、レズの経験有るんだよね。知らなかったでしょ?」
……と、とんでもない事を耳打ちしてきた。
「ば……馬鹿言え! まさか葵さんが……」
「だって、昨日は葵さんの方が夜中に私の所に来たんだよ? っていっても
エッチしにじゃなくって相談に。私がお兄ちゃん好きな事とか、いまは女の
子しか興味がない事とか全部お見通しだって言われちゃった。昔の自分と
良く似た目をしてるって。」
「………それで?」
「葵さん、ずっと私立のお嬢学だったんでしょ? だから男の人と全然縁が
なくって、レズに傾いた時期があるって言ってた。もちろんプラトニック
っていうか、じゃれ合いっていうか友情の延長先みたいなキス程度の付き合
いだったらしいけど………」
「…………………………」
「だからね、私にも『早く立ち直りってください』って励ましに来てくれた
んだ。不自然な恋愛は周囲も不幸にしてしまう事が多いから良くないって。
すっごく真剣に説得してくれて、私の話しも全部聞いてくれて。私も『ああ、
葵さんだっらたお姉ちゃんに欲しいな』とかって思ったりもしたんだよ。だ
けどね、最後に優しく抱きしめられて撫で撫でされてたら……その……」
「………ムラムラきた……と?」
「ぴんぽぉ〜ん♪ ………って暴力反対! まだ続きがあるんだよぉ!」
278突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/01 01:44 ID:twB18GDJ
思わず首を絞めそうになったが、すんでの所で自粛する。まぁ話を聞いてや
ってからでも遅くはあるまい。
「その……まぁ……しちゃったことはしちゃったんだけど、葵さんはまだ処
女のままだよ? それにお兄ちゃんの事、本当に好きなんだよ。気持ち良く
はなってたけど最後までずっとお兄ちゃんに謝ってたし、大きな声ださなか
ったのだって私達兄妹が喧嘩しない様にって気を遣ってたからだと思う。だ
からさ、お兄ちゃんの方からね?」
「………俺の方から?」
「思い切ってプロポーズしちゃいなよ? 葵さんの事だから後ろめたくって
マゴマゴしちゃかも知れないけど、そこでお兄ちゃんが男らしく押し切ったら
ハッピーエンド間違い無しだよ? 本当だよ?」
「男らしく……ねぇ……」
「うんうん! 葵さんの初めての人になってあげなよ。そしたら葵さん過ぎ
た事は全部吹っ切って、お兄ちゃんにトコトン尽くしてくれるよぉ?」
本音を言えば、それでOKを貰えたとしてもなんだか弱みを利用してるみた
いで少し気が引ける。だが葵さんと………か。
「……それが良いかもな。ところで葉月?」
「なに、お兄ちゃん?」
「怒らないから正直に言え。お前………葵さんにどこまでシた?」
「……お兄ちゃん、きっと聞いたら怒ると思うから……」
「怒らないって、いい話も聞かして貰ったからな。」
「………ほんとーに、怒らない?」
「神に誓って!」
「うんうん! それじゃ白状するけどね、葵さん『処女だけは、絶対に清孝さ
んに捧げるんです!』っ聞かないから、諦めておし………ぺぐはぁっ!?」
思いっきり後頭部を叩くと、お茶目が過ぎる妹はキッチリ前転で二回転して、
勢いよく壁にキスしたまま停止する。
「………おにーちゃん、『神に誓って』怒らないっていったのにぃ……」
部屋から出てゆく背中に不満たらたらな呟きが届くが……
「アホ、俺は仏教徒だ。」
……一言だけ返して、俺は急ぎ葵さんの元へと向かった。
279突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/01 01:46 ID:twB18GDJ
最近、ペース落ち気味。
どっちつかずの出来になってしまったなぁ・・w
280名無しさん@初回限定:04/08/01 02:59 ID:wseBGvzF
(;´д`)ハァハァハァハァハァ……ウッ
281名無しさん@初回限定:04/08/01 08:03 ID:1A1hMsXb
箱入り娘のおしりを割り広げて……悪くないねえ。
282名無しさん@初回限定:04/08/01 09:29 ID:eWa8lPuN
諦めておし・・・
諦めてオシ・・・
諦めてオシベ・・・
オシベ?
つまり葵さんはふたなり!みさくらなんこつだったんだよ!!
283名無しさん@初回限定:04/08/01 13:06 ID:6YjfNkKk
朝起きたら妹は

ギタリストとしてメジャーデビューしていた
284名無しさん@初回限定:04/08/01 14:50 ID:sMgaRJYh
寝取られってきついよな。でも寝取られ属性の人もいるわけで…
だから俺はこう考えた。
『自分が寝取られればいいんだ!』・・・? あまり良くないな

朝起きたら、
妹→妻 になってた。
いったい何をどうした?
285名無しさん@初回限定:04/08/01 20:20 ID:KMVbx2ha
朝起きたら妹に、
足の指を嘗められていた。
286名無しさん@初回限定:04/08/01 23:51 ID:OOKH8V/S
朝起きたら妹に、
右腕を改造されていた。
287名無しさん@初回限定:04/08/01 23:59 ID:IikcR+aV
↑ちんちんに
288突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/02 00:56 ID:4ZILkpgL
前スレ>>609と同じキャラ……の筈ですが、何故か壊れてますw
ところでこの子、どこの国の出身なのやら?>マテ

「っ!?」
足下の異様な感触で目を覚ます。まだ暗い部屋の中、半ば本能的に壁時計を見
るが。
「……まだ四時じゃ……ぬあっ!?」
なにやらヌルヌルと温かいモノが足の指の間で蠢いている?
「……お静かに。大きなお声はいけませんわ、お兄様?」
「………クリス?」
俺の足下、ベッドの中からくぐもった妹の声。
「はいお兄様、お目覚めですか? んん、じゅる……ちゅぱっ、ちゅぱっ……」
「クリス、お前何を………うわ!」
今度は親指が包まれる、熱くて濡れてて柔らかい何かに包まれる。
「じゅる、、じゅるるっ、はぁ………勿論、ご奉仕して差し上げてるのですわ。」
細い指が親指と人差し指の間を優しく開く、そして広がった指の付け根の間を
何かが這い回る………って、これはクリスの舌、か? それに『ご奉仕』って?
妹の小さな舌が指の間ににゅるにゅると唾液を塗り付け、口に含んで水っぽい音と
共に吸い上げるたびにゾクゾクとした快感が背筋を駆け抜ける。銀髪碧眼、ハーフ
の美少女が俺の足を舐め、しゃぶっている。全て布団の中の出来事なので見えはし
ないが、それ故に触感が鋭敏になり妄想も際限なく広がってゆく。更にクリスが立
てるじゅるじゅるという下品な音が興奮をかき立て、俺の意思とは関係なく血流が
一カ所に集まってゆく。
「駄目だクリス……や、止めなさい!」
「お兄様……」どこか面白がる様なクリスの囁き「……余り大きなお声を出される
と、瑞樹ちゃんが起きてしまいますわ。それでも宜しいの?」
「…………!!」
289突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/02 00:56 ID:4ZILkpgL
その言葉で完全に目が覚めた。隣で眠る瑞樹、クリスと同い年の従姉妹、そして密
かに付き合ってる俺の恋人。昨日も愛し合って……
「…………んん…んー…」
良かった、全く気付いてない。幸せそうな寝顔で左腕に抱きついている。
「……あらあら、暢気に眠っていますわね? でも私は見られても構いませんのよ。
なんでしたら、起こして差し上げましょうか?」
「馬鹿な事を言うな。いい加減に………って、うわ!?」
きゅっ、と完全に勃起したムスコが細い指に包まれる。
「お兄様ったら、私のご奉仕でこんなになさって………お苦しいでしょう? すぐに
楽にしてあげますわね?」
そっと握った親指で裏筋が愛撫される。そして体を擦り付ける様にしてクリスが更に
ベッドの中に侵入してくる。ふくらはぎから太股へと、何も付けていないクリスの胸が
移動している。
「まぁ、凄い匂い! これがお兄様の……」やがて下半身に抱きつくような格好で布団
を膨らませながら、クリスの頭が俺の腰にたどり着く「……良い匂い、これだけで酔っ
て達してしまいそう……」
クンクン、と臭いをかぐ気配と微妙な空気の動きが敏感になった先端を刺激する。更に
熱い吐息が吹きかけられ、情けない事に先走りが溢れ出す。
「ちゅるるっ、んん! こんなにお漏らしになって。お可愛そうに……」
次から次へと湧き出す液体を唇で吸い上げ、唾液と一緒に飲み下す音。
「クリス、もう止めなさい。俺は、お前とこんな事……」
姿勢を変えようとクリスが動く度に必要以上に密着したスベスベの素肌が、皮下脂肪の
のったプニプニとした感触が……
「……でも、このままで宜しいの? お辛いでしょう?」
もう片方の手も添えられ、両手で作った筒でゆっくりと上下にしごき始める。俺とクリス
の興奮した体温で、ベッドに中は汗ばむほどに熱くなってる。
290突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/02 00:57 ID:4ZILkpgL
初めて触れた男性器は、想像していた以上に複雑な構造を感じさせる触感だった。しか
も熱い、とくとくと脈打ちながら私の手の中で硬度を増してゆく。正直、夜明け前のお
布団の中で正解だったと思う。明るい所で見たりしたら、お兄様が戸惑う以上に私の方
が尻込みしていたかも知れない。
もぞもぞ、と瑞樹ちゃんの足が私の腕に触れる。お布団の中の異様な温度に異変を感じ
取っているのかも知れないが、残念ながら手遅れだ。お兄様は、もう私の手の中。
「うう…!」
快感を堪えるための呻き声。そして私の方も愛液を涎の様に垂らしている。私とお兄様
の汗の匂いと、男性器が放つフェロモン臭が混ざり合って何とも言えない香りが満ちて
いる。無意識の内に内股を摺り合わせてしまう程に強烈な匂い。自分で慰めたくなる衝
動を抑えて男性器を愛撫する事だけに意識を集中する。
「ク、クリス……!!」
片手が私の頭に添えられ、押し返そうとする。お兄様の最後の理性の現れ。
「ご無理は、なさらないで。いま。キスして差し上げますから……」
でも、その力は弱々しい。快感に押し流されそうなのだ。私の愛撫がそれだけの快感
を与えている、そう思うと勇気にも似た自信が湧いてくる。
「……お兄様は、じっとしていらして?」
「!!」
ちゅ、ちゅ、ちゅ、と先端に軽く唇で触れただけで手の中の男性器が大きく跳ねる。
『これだけで、そんなに気持ち良いの? お兄様?』
驚くと同時に、もっと悦ばせて感じさせて差し上げたい想いが強くなる。子宮が膣が
キュンキュンと切なさを訴えているが、いまは自分が気持ち良くなりたい以上にご奉
仕したいという衝動の方が強い。自然と口の中を満たしてくる唾液を一回て飲み込ん
で、舌を差し出しながら唇をいっぱいに開く。前もって本で勉強していた知識(技巧
?)が頭の中に入っていた筈なのに、充満した空気でクラクラして一つとして思い出
せない。だが愛液の様に分泌され口から垂れだした唾液の糸に誘われる様に、私は本
能の赴くままにお兄様を口の中に迎え入れた。

『朝起きたら妹に、 足の指を嘗められていた。』
291池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/02 18:01 ID:VEKsesea
>>突発屋氏
GJ!
そんなにペース落ちてますか? すごい速筆だと思うのですが。


今から投下しますが、いろいろと。
>>261の続編です。あっちを読んでない人は無理して読まないでいいです。
・ギャグ分ゼロです。ギャグ期待の人は無理して読まないでいいです。
>>264で書いたのに反し、エロシーンを入れてしまいました。
 俺の書くエロはエロく無いので、無理して読まないでいいです。読み飛ばして。
・心理変化が主役ですが、心理描写が下手なので、無理して読まないでいいです。
・長いです。相変わらず1レスに32行ピッタリ詰め込んでいるので、余計長いです。
292池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/02 18:03 ID:VEKsesea
「うわー、これ、ちょっと止みそうも無いねー」
雨は先ほどから強さを増し、まさに滝のような雨となっていた。
しかも風が強く、雨は軒下で雨宿りをしている俺たちにも降りかかってきた。
「仕方ない、このままじゃびしょびしょになっちまうし、ちょっと中に入れてもらうか」
俺は自動ドアを開く。
「いらっしゃいませー!」
目の前に広がるのは、俺の思っていたような普通のお店ではなかった。
見回してみたところ、これは、……いわゆるラブホテルというやつだろうか。
「……ヒトミ、どうする?」
中にはいるにも、外にいるにも、どうにも気まずいのは変わりない。
「うーん、まいったねえ……。
 ……恥ずかしいけど、雨、多分今日中には止まないから、いっそのこと泊まっちゃう?」
その選択肢は、一応俺も考えてはいた。
金ならあるし、どうせ明日も日曜だから、家に帰る必要も無い。
俺たちには両親はいないから、その辺の心配も必要ない。
――だが、これは許されることなのだろうか?
兄弟同士でラブホテルに泊まるなんて。
しかし、だからといって妹に雨の中歩かせる訳にも――
「お兄ちゃん、部屋、ここの上だって!」
ってお前、いつの間に。

「ここに泊まるからって、別に恋人同士じゃなくってもいいわけだし、
 その、エッチなこと、しなくちゃいけないわけでもないし、ね?」
廊下を歩きながら、妹が言う。
「まあそりゃそうだが、なんだかな……」
「あ、ここね! 着いたわ、お兄ちゃん」
妹が勢いよくドアを開ける。そして、
「うわぁ……。こんなんなってたんだ……」
なんだか気まずい空気が流れる。
「ま、まあ、とりあえず入ろうか」
ここに突っ立っていても仕方ないので、俺は勧める。
今夜は、色々と大変な夜になりそうだ。
293池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/02 18:04 ID:VEKsesea
部屋に入って、とりあえず落ち着いた俺たち。
ふと、自分の浴衣が雨によってかなり濡れてしまっているのに気がついた。
「うっわ、これは着替えないと駄目だな……。……と、いうことは……」
妹のほうに目をやると、妹の浴衣も、雨に濡れて透けてしまっていた。
見てはいけないとは思いつつ、胸とお尻に目をやると、妹は下着をつけていないようだった。
まだらに透けた肌や、胸の先にある乳首が、なんとも扇情的だ。
このまま目の前にいられるとまずい。
「なあ、ちょっと、服濡れちまっているから、着替えないか?」
「えっ? あ、ほんとだ! ちょ、ちょっと、やだ、透けてる?」
妹は、手を広げてワタワタと自分で自分の体を見て、
「わ、私、ちょっとシャワー浴びてくるから!」
妹はトタトタとシャワールームの方へ行き、途中で一度振り返って、
「えーっと、……『覗いちゃダメよ?』」
今のセリフは、たぶん一度言ってみたかったらしい。

残念ながら、このラブホテルは、シャワー浴びてるところが外から見えるようになってたり……、
……やめとこう。妹が知ったら失望するだろう。そんな兄には、俺はなりたくは無い。たぶん。
今はとりあえず、妹のために、着替えを用意しておいてやろうか。

……無い。俺は初めから、着替えなんて、持ってきていないことに気がついた。
でも、ラブホテルなんだからその辺にあっても……有るわけないか?
とりあえず、バスタオルは有った。今日はこれを巻いてもらう事になるのだろうか。
シャワールームの前に置きに行こうとすると、
――サーッ
妹がシャワー浴びている音が聞こえ、擦りガラスのドアには肌色のシルエットが移っていた。
擦りガラスといっても、普通のものとは違い、曇り具合がかなり低い。
妹の裸体が、輪郭ぐらいならかなりはっきりと見て取れた。
俺はなるべくそれを見ないように、しかし目の端ではしっかりと捕らえつつ、更衣室を後にした。

「お兄ちゃん、シャワー、終わったよー。次入る?」
妹が、シャワールームから出てきた。
……バスタオル姿で。
294池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/02 18:06 ID:VEKsesea
……しまった。短すぎた。選択ミスったか? いや、これはこれでいいか。
バスタオルは思ったよりも幅が狭く、胸の先端と足の付け根が、
両方ともギリギリで見えそうで見えない位置にある。
「やっ、やだ! そんなに見ないでよ!」
妹は、恥ずかしそうに体を捻らせた。
「あ、ああ、悪い……。
 ……じゃ、じゃあ、俺もシャワー浴びてくるから」

しばらく後、シャワーから上がった俺。
「ふう、お待たせ――って、どうしたんだ?」
俺の目の前では、妹が顔を真っ赤にしてうずくまっていた。
「だ、だって――」
妹は、ますます顔を赤くして、
「だってお兄ちゃん、このホテル、ここからシャワー浴びてるところ、丸見えなんだもん!
 ……だから、お兄ちゃんが浴びてるところ、ずっと見えちゃってて……その……」
しまった。その可能性を考慮してなかった。
「あ゛……わ、悪い……」
タオル一枚で突っ立っている俺。。タオル一枚で膝を抱えてうずくまっている妹。
なんとも微妙な光景のまま、しばらくの沈黙が流れる。

「そ、そろそろ寝ようか」
気まずい空気を破って、俺が切り出す。
「……あのさ、お兄ちゃん」
「何だ?」
妹が、真っ赤な顔のまま言う。
「えっとね、お金払ってこんなところに泊まってるんだからさ、なんか……勿体無くない?
 あの……せっかくこんな設備が充実してるんだから、使わないのも……ね?」
「……?」
「……お、お兄ちゃん、まだ彼女いないでしょ?
 だから、彼女と、あの……初めてエッチするときに、やっぱり経験無いと戸惑ったり……」
俺が黙っていると、妹はさらに続ける。
「だからね、あの、今の内に、私で練習しておいた方が、いいんでないかなあ……なんて……」
295池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/02 18:07 ID:VEKsesea
妹の突然の発言で、俺の頭はパニック状態に陥った。
こいつは、……つまり、俺とエッチをしようといっているのか?
「お前、な、何をいっているんだ?」
「お兄ちゃんも、そういうこと、興味あるんでしょ……?
 だから、……仕方ないから私がやらせてあげるって言ってるの!」
どうやらそういう意味らしいが、俺のために、なんて理由で妹とやるわけにもいかない。
「……だから何を言ってるんだ、さっきから」
確かに俺も、妹とでもやりたいと思ったことはあるが、ここは我慢しなければ。
「……どうしてそういうイジワルするの……?
 お兄ちゃんならわかってるでしょ……?」
妹は、覚悟を決めたような顔で、叫ぶ。
「……つまり、私は、お兄ちゃんとエッチなことがしたいの! ダメなの!?」
妹はそう叫んで、俺をベッドの上に押し倒した。
「お前……」

――いつからだろうか。妹が俺に、兄妹以上の愛情を注ぐようになったのは。
6年前に両親が死んで、今まで俺たちは二人っきりで暮らしてきた。
その時はまだ小学生だった妹を、俺は一人で守ってやらなければならなかった。
そして妹は、頼りない俺に守られて、育ってきたのだ。
……あいつにとって、俺は兄であり、親であり、唯一の家族であり、
そしていつのまにか、一番大事な人となってしまっていたのだろう。
振り返ると、ずっと昔から、こいつは俺の事が好きだったのかもしれない。

妹は俺の股間に手をやって、
「ほら……! お兄ちゃんだって、ほんとはやりたいんでしょ?」
俺の股間は、タオル姿の妹を見てか、いつのまにか固くなってしまっていた。
薄いタオル一枚ごしに、俺の股間が妹の手で弄られる。

……駄目だ。もう、俺も欲望が抑えきれない。
「ヒトミ……いいのか?」
妹の顔が、明るく輝く。
「私は、お兄ちゃんになら、何をされてもいいの……」
296池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/02 18:08 ID:VEKsesea
「あ、ちょっと待ってて。電気……消してくるね?」
妹はそう言って、ベッドの上から降りた。
――カチッ
部屋が暗闇に包まれ、窓から差し込む月明かりが、唯一の照明となった。
月明かりが差し込むということは、あんなに降り注いでいた雨は既に上がり、
雨雲も去り、空は晴れ渡っているということで、本来ここにいる理由はなくなったのだが、
――今となっては、もはやどうでもいいことだ。

「お待たせ」
妹のシルエットが、俺の隣に横たわる。
そしてすぐに、それは両腕を俺の体に回し、抱きしめてきた。
「私もね……ずっと待ってたの。お兄ちゃんが、私を受け入れてくれる日を……」
俺もそれに応え、妹を強く抱きしめる。
「悪いな……お前の気持ちに、ずっと気付いてやれなくて……」
俺と妹は、月明かりの下で、お互いの体を感じ合う。
「んんっ! ……い、いいの、お兄ちゃん……。
 お兄ちゃんは、今、私の気持ちに……あんっ……気付いてくれたから……んぁっ!」
俺は、妹を後ろから抱きしめる形で、妹の小さな胸を、両手で弄る。
俺は指先で、二つの突起をくりくりと転がしてみた。
「ひぁぁっ! お、お兄ちゃん、そんなに……いじめちゃ……あっ……あはぁあっ!」
妹は、女性経験のない俺の稚拙な愛撫にも敏感に反応し、甲高い声で喘ぐ。
あんまり妹が良く感じるので、俺は少し意地悪をしてみることにした。
「なあ、お前、初めてなんだよな、こういうの……。なのに、なんでそんなに感度がいいんだ?」
「んあぁっ! ……そ、そんなこと……聞かないでぇっ!」
妹は、顔を俯ける。俺はそれを見て、さらにいじめてみたくなった。
「ひょっとして……いつも一人で触ってたとか? どうなんだ?」
「そ、それは……んっ! ……お兄ちゃんと……エッチするときに、
 感度がいいほうが……ぅんっ……嬉しいでしょ……?
 だから、私、お兄ちゃんのために……はぁっ!
 自分が……んっ……気持ちいいからとかじゃ……ないから……」
妹は、俺が体を刺激するたびに、本当に気持ち良さそうな、嬉しそうな顔をして喘ぐ。
妹が言っているのは多分いつものウソだが、ここは追求はしないことにしよう。
297池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/02 18:09 ID:VEKsesea
「ねえ……お兄ちゃん……あんっ! ……そろそろ…こっちも……」
俺がいつまでも執拗に胸ばかり攻めていると、妹が言った。
妹は俺の手を掴んで、自分で自分の秘所に指先を誘導してきた。
指先に、妹の毛が触れる。それは、妹の出した液で、既にびしょびしょになっていた。
俺はさらに奥へと手を進める。
――ツプッ
「ひぁあっ!」
妹の秘所に、俺の指先が触れた。
俺はそのまま指を上下にくちゅくちゅと揺らす。
「あっ、はあぁっ、あぁっ!」
妹は、面白いようによがってくれる。
俺が調子に乗って弄り続けていると、妹が俺の手を押さえて、
「お、お兄ちゃ、あんっ、指だけじゃなくて、んっ、お兄ちゃんの、……欲しいのっ……!」
「……!」

――ここまでなら、ただのじゃれ合いで済んだ。
ただお互いに抱き合ったりしているだけだ。
――だが、ここからは、そうはいくまい。
本当に、いいのだろうか。そうする絶対的な理由が無ければ――。

――理由。
――妹が、俺にそれを望んでいる。
妹の望みをかなえるだけだ。俺は悪くない。別に悪い事をする訳ではない。
自分の為じゃない。妹を幸せにして、何が悪い。
妹の為だ。俺は悪くないんだ。こうすることが、妹の幸せなんだ。

「ねえ、どうしたの……?
 早く入れてよ……! お兄ちゃんと一つにならせてよ……!」


――理性は消えうせた。
298池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/02 18:10 ID:VEKsesea
妹はいつのまにか俺の手の内から離れ、目の前で足を広げて座っている。
妹の一番大事なところが、月明かりの下に晒される。
先ほどまで指で弄っていた所為か、それともその前からそうだったのか、
妹の誰にも汚されたことのないそこは、どろどろに濡れて光を反射していた。
「ね……お兄ちゃんだって、入れたいんでしょ……? いつでも、準備は出来てるから……」
俺は、妹のそこに俺の性器をあてがった。
先端がほんの少しだけ、妹の割れ目を押し広げる。
「うあっ……! い、いいよ……そのまま……」
「じゃあ……行くぞ……」
俺は言われるままに、少しずつ腰を進めようとする。
「っ……! やっ、い、痛……!」
妹は痛みに顔を歪め、悲痛の声を漏らす。
確かに、妹のそこは十分に濡れてはいるが、
固く閉じたそこは、簡単には開いてくれそうにない。
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫だから……早く……奥まで……あうぅっ!」
俺がほんの少し押し入れようとするだけで、妹は強い痛みを感じるようだ。
「ねえ……早くっ……して……!」
妹は痛みを我慢し、俺に挿入を促す。
ふと顔を見ると、妹の眼からは、痛みからか、既に涙が流れ落ちていた。

「駄目だ……。お前が苦しんでいる姿を、俺はこれ以上見たくない」
俺は、妹のそこから性器を離した。
「えっ? な、なんで! 私なら大丈夫なのに!」
「強がるな。お前、本当は辛かったろ?」
「それは……確かに痛かったし、苦しかった。けど、私はそれでもお兄ちゃんと――はむっ!」
俺は話す妹の口をキスで塞いだ。
その後、口を離し、
「お前が苦しかったのなら、それだけで俺が止める理由は十分だ」
俺は、妹を優しく抱きしめて言う。
「一つになるのは、また今度だ。お前が痛くなくなるまで、時間をかけて、な?」
「……うん」
299池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/02 18:11 ID:VEKsesea
俺たちは、月明かりの中で抱きしめ合い、キスをしあっていた。
「本当は……最初から気付いていたのかもしれないな……」
「何が?」
「お前の気持ち……お前が俺の事を好きだってことを、さ
 ……気付いていたけど、多分、気付かない振りをしていたんだ。
 ……怖かったんだ。こうなってしまうのが……。
 許してくれよ……これからはもう、俺も自分に素直になるんだ……」
「いいの、お兄ちゃんは、今、私の気持ちに応えてくれたから……。
 それにね、私も、ちょっと言うことがあるの」
「何だ?」
「私もね……本当は、最初から気付いてたの……」
妹は、くすくすと笑って、続ける。
「ここが……雨宿りに選んだこの建物が、ラブホテルだってこと!」
……な、なんだってー!
「それに、今日、夜から雨が降るってこともテレビで調べたし、
 このホテルに一番近いお店が、ヨーヨー釣りだってことも、ちゃんと知ってたのよ」
俺は、唖然として何も言えないでいる。
「結局、お兄ちゃんと一つになれはしなかったけど、……また今度、でしょ?」
「……ハハッ、俺はまんまと嵌められたってわけか? クックックッ、ハハハハハ……」
なんつーか、もう笑うしかない。
「ふふっ、お兄ちゃん、今日はありがと!」


「今日も、お祭りだー!」
「待て、そんなに走るなって何度言ったら……」
「今日こそはソースヤキソバで、せめて味わえる量をとってやる!」
なんと低い志。
「今日はお兄ちゃんもやるの! 二人の愛があれば、ルーレットなんて――あれ?」
「どうした? ――ん?」
俺も、頬に冷たい感触が触れるのに気がついた。

「――雨かな?」
300名無しさん@初回限定:04/08/02 21:54 ID:mT/sboI4
突発屋氏、池魚氏、GJです!
二人ともエロイ! (;´д`)ハァハァ

ところで、どうでもいいですが浴衣は水に濡れても透けない気が……
301名無しさん@初回限定:04/08/02 22:02 ID:HbZT2WJ9
>>池魚氏
GJです。十分エロいですよ!
302名無しさん@初回限定:04/08/02 22:04 ID:7OxwBpwz
同じくGJ!
>>300
そこは水色や黄色とか色が薄い浴衣だと脳内補完で。
303池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/02 22:09 ID:VEKsesea
>>300
> ところで、どうでもいいですが浴衣は水に濡れても透けない気が……

あー、まじすか。浴衣ってあんまし着たことないんで。
じゃあ、濡れてピッタリと張り付いてるって感じに脳内保管しといてください。
あと、ラブホも入ったことないんで、その辺の描写も適当に保管しといて下さい。

>>302
残念ながらそれも、>>261で『紅い浴衣』と描写してしまっているので無理ですねえ。


それから、>>272で書いた、ソースせんべいの件、誰か教えてください。
304名無しさん@初回限定:04/08/02 22:15 ID:BKwTltJT
>>池魚氏

GJ
締め方がまた素晴らしい。自分もSS書きの端くれですが、同時に池魚氏のもの凄いファンですわ。
305302:04/08/02 22:18 ID:7OxwBpwz
>>303
読み返して続けて読まなかったから忘れてたよorz吊ってきます...。
306名無しさん@初回限定:04/08/03 02:36 ID:w+WIsTt6
激しくGJ!
307名無しさん@初回限定:04/08/03 07:17 ID:0ZF7OViB
朝起きたら妹に、
義理チョコを装ったマジチョコを渡された。





もう八月なんですけど。




開けてみたら、チョコを装ったコンドームだった。
308名無しさん@初回限定:04/08/03 12:21 ID:Qu2o9ab5
>307
元はその最初一行からなんだよなあ。
スレ建てた人まだいるのかな?
309池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/03 19:24 ID:ODuez8p8
 朝起きたら妹に、義理チョコを装ったマジチョコを渡された。もう八月なんですけど。

「お兄ちゃん、はい、これあげる!」
朝、俺が部屋から出ると、真っ赤に赤面した妹が言った。
妹は両手で四角い包みを持って、それをこちらに突き出している。
「これは……?」
「ちょっと遅いけど、チョコレート!」
ちょっと遅いってのは、もしやバレンタインの事を言っているのだろうか。
どうやら妹と俺の時間感覚は、ゾウの一秒とネズミの一秒ぐらい違うようだ。
「か、勘違いしないでよ!? こ、これはただ多く作りすぎちゃっただけで、
 お兄ちゃん誰にも貰えなさそうで可哀想だったから、……ぎ、義理よ、義理!」
多く作り過ぎたって、他に誰にあげるつもりだったんでしょうか。
あと、こんな真夏には誰にも貰えなくて当然です。
「ほらっ、さ、さっさと受け取りなさいよ!」
妹はチョコの包みを俺の手に押し付けて、トタトタと自分の部屋に駆けて行ってしまった。
「……何なんだ?」

俺が包みを片手にボーっとしていると、
――ピンポーン
玄関の呼び鈴が鳴った。
「はい、どちらさま」
『あ、ミサトちゃんのお兄様ですか? 私、ミサトちゃんのお友達の、静香と申します』
「ああ、いつも妹がご迷惑を。 今開けるから、待ってて」

「お邪魔します」
「ああ、ミサト、今部屋にいるから、よんでくるね。そこで待ってて」
「はい、――あら? その包み、何ですの?」
俺は、さっき妹に渡された包みを、未だに持っていることに気が付いた。
「ああ、これはさっき妹が、義理チョコだって言って、くれたんだ。今更な」
「義理チョコ……? バレンタインデーのときのものでしょうか」
静香ちゃんは、俺の持つ包みを見つめている。
「――これは、義理チョコではありません。おそらくは、本命用の包みでしょう」
310池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/03 19:26 ID:ODuez8p8
「えっ!? 本命? なんで分かるの?」
「ここに、メッセージカードがはさんでありますわ。ハートマーク入りの」
よく包みを見ると、包みを留めているリボンの間に、ピンク色をした四角いカードが。
俺はそれを手にとって読んでみる。
「――お兄ちゃんへ
 色々と手間取っちゃって渡すのが遅れちゃったけど、一生懸命用意しました。
 私の気持ちです。受け取ってください――」
「……なかなかラブラブですわね。羨ましいですわ」
「あのヤロウ……本命ならもっと早くに渡せってんだ……」
なんだか涙が込み上げてきた。
「きっと、納得のいくものが出来るまで、何度も作り直していたのでしょう。
 ミサトちゃん、お料理下手なくせにこだわり派ですから」
下手のくせにこだわる……一番厄介なタイプだな。
「よろしければ、私にも見せてくださいませんか? そのチョコレート」
「あ、ああ、そういえばまだ開けてなかったな」
俺は、包みを破かないように丁寧にテープをはがし、包みを開いた。

『超つぶつぶくんスペシャル
表面に1500もの凹凸を敷き詰め、より強い快感をあなたに
パートナーも満足してくれること間違いなし――』

がびーんたい。これはある種の嫌がらせでしょうか。二重トラップとはなかなかやりますね。
「コンドームですわね」
なんでそんなに冷静に反応が出来るのですか。怖いです。
ひょっとして今時の女学生の間ではこのくらいのいじめ日常的だったりするのでしょうか。
「これは、私も意表を突かれましたわ。――私も今度試してみようかしら」
「……期待した俺がバカですか。もうやだ。死にたい死にたい死にたいしにtいさntisにta」
精神崩壊中。
「手紙には、『私の気持ちです』とありますから、そんなにがっかりすることもありませんわ」
「くぁwせdrftgyふじこlp;@:――なに? なんでさ。そうやってまた俺を落とし入れようと」

「――つまり妹さんは……貴方と一緒にこれを使いたいということですわ」
311池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/03 19:37 ID:ODuez8p8
>>261の「夏祭り」みたいなストーリー物を書いた直後だと、
なんだかはっちゃけたギャグを入れられません。
早くカンを取り戻さねば。
312突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/03 23:22 ID:4JvAgQ37
前スレ>>550の義体モノです。
先日、シリーズ全巻一気買いしましたとさw


『朝起きたら妹に、右腕を改造されていた』


「お姉ちゃん! またお箸が持てなくなっちゃったよぉ!」
「まぁまぁ、代わりに今年のメンテ費用は全部持つから、ね?」
「う〜っ……!」
「でね、この新しい手には…ごにょごにょごにょ……」
「えーっ、人差し指と中指にバイブ機能っ? そんな悪趣味な
機能要らないから、元の手に取り替えてよぉ〜!」
「そんなこと言わないで。女の子が悦ぶわよぉ?」
「私、レズじゃないもん!」
「でも、エッチするなら女の子よねぇ純ちゃん?」
「けどけど、私レズじゃないもん!」
「じゃ、ひとりエッチに使ってみたら? 気持ち良いわよ?」
「…………………」
「それとも、男とエッチする?」
「………お姉ちゃんのイジワル……」
「はいはい。それから更に追加機能が……ごにょごにょ……」
「ええーーっ! 神経素子の代わりに性感帯が通ってるのぉ!?」
「あ、インストールしたソフトでモード変更できるから大丈夫よ。
女の子に『入る』時だけ切り替えれば良いわけ。もしかしたら、
ペニス並の快感かもよぉ?」
「お姉ちゃん……あの……」
「……断っとくけど射精機能はないからね、流石に。」
「………お姉ちゃんのイジワル……」
「良いじゃない! これで純ちゃんも女の子も同時に気持ち良くな
れる訳だし、指フェラだけでイケちゃうんだから。そうだ、早速
試してみようか? みさきちゃんでも呼ぶ?」
313突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/03 23:23 ID:4JvAgQ37
「み、みみ、みさきお姉ちゃん!?」
「純ちゃん昔から、みさきちゃんの事好きだったでしょ? この
義体でだったら、お願いしたら指くらいはくわえてくれちゃかもよ?
それとも、中に入りたい?」
「そ、そんなこと……」
「義体なんだもの、そんなに生真面目に考えちゃ駄目よ。只でさえ
慣れない体で戸惑う事が多くてストレスも溜まりやすいんだから、
少しは発散しないと。」
「でもでも………」
「不倫とか浮気とかって考えるから後ろめたいのよ。みさきちゃんに
お願いして、ちょっとだけストレス発散に協力して貰うだけ。これ
もリハビリの一環なのよ?」
「……………………………………」
「それに知らない子よりは、みさきちゃんの方が良くない?」
「……………………………………」
「どう、純ちゃん?」
「……………………リハビリの一環、かぁ。」
「そうそう! それに新製品の実験でもあるわ。知的好奇心を満たす
為の機械的な事務作業の延長線上なの!」
「………それに義体だもんね。大丈夫だよ。」
「そうよそうよ! じゃ、みさきちゃんに早速…………ってなに? 
純ちゃん、その何だか含みを感じさせる笑顔は?」
「お姉ちゃん、前か後……って、そう言えば後ろは処女だったよね?」
「や、あの、だから、あれ…?」
「みさきお姉ちゃんは素人さんだからね? まず専門の人が安全を確認
した方が良いよね?」
「ちょ、ちょっと待って、心の準備っていうか………」
「お姉ちゃん。私の指、とぉっても美味しいんだよぉ?」
「あ…………あ〜〜〜れ〜〜〜っ!!
314名無しさん@初回限定:04/08/04 00:16 ID:G7x4qR1q
>>308
さすがに見ていないんじゃないか?
というか、あきらかな単発ネタスレで、100もいかずに沈むかと思っていたのに
気づけば4スレ目
おまいら、何か間違っていませんか?(w
315名無しさん@初回限定:04/08/04 00:49 ID:znfvg1kW
>>310
敢えてつっこませてください。


「私も今度試してみようかしら」って誰にですかぁぁぁぁぁぁぁぁ
316名無しさん@初回限定:04/08/04 00:59 ID:8x7Z03Ar
朝起きたら妹に、ラジオ体操に誘われた。

「眠いから、却下。ラジオ体操もJOJO体操もイヤ」
「え.........」
「でも、体操服着てくれたら、どうしようかなぁ」
「,,,,,,,,,,,,.,,」

                 (つづ・かない)
317830:04/08/04 02:01 ID:ZiFSDUSh
朝起きたら妹に、
幽霊がいるって言われた。
しかもオレの部屋。
「うちって、みんな右ききでしょ。それが幽霊は左ききなの!」
「うそくせー。なんかうそくせー。」
「ホントなんだって!証拠だってあるんだから!」
と、妹は俺の綾波参号を指差す。
「証拠?俺のパソコンが?」
「気付いてないの?毎朝お兄ちゃんのパソコンのマウスが左にあるんだよ!」



・・・・。それ幽霊ちゃうから。

終わり
318830:04/08/04 02:26 ID:ZiFSDUSh
続・朝起きたら妹に、
幽霊がいるって言われた。
しかもオレの部屋。
「お兄様。私見てしまったんです!怪奇現象というものを・・・。」
「うそくせー。なんかうそくせー。」
「ホントですわ!証拠だって、ほらここに!」
と、妹は俺の惣流・アスカ・ラングレーを指差す。
「証拠?俺のパソコンが?」
「気付いてらっしゃらないのですか?昨日お兄様が出されたエクトプラズマが画面に付着しているのを!」


・・・・・・。見てたのか。
「この銀色のねばーっとしたもの。これはきっとエクトプラズマですわ。」
・・・・・・。それエクトプラズマちゃうから。
「こんなはっきりしたエクトプラズマは世界初やも。」
いいから、さわるな!
「ということで、一部を採取してテレビ局に送っておきました。」
「早く取り戻してこい!!」
319名無しさん@初回限定:04/08/04 08:03 ID:Ho2u3yjo
>>317-318
腹筋が擦り切れる程ワラタ
むしろ我がPCにぶっ放した白濁液(当然飲んでた牛乳ですよ)をどう処理してくれよう…
320830:04/08/04 11:08 ID:YJcGnlH2
>>319さま
ワラタってレスが一番嬉しいです。
最近、他の職人さん方のレベルが高くて自信なさげだったんよ。
ありがたいことです。
白濁液はティッシュで処理が王道です。
321名無しさん@初回限定:04/08/04 11:10 ID:Fw70rYth
>>319
どちらにしろティッシュで拭き取るしかなさそう…w
322名無しさん@初回限定:04/08/04 19:42 ID:rZ2gwFby
>>まとめさん、いつも素早い更新おつかれ様です。
パラパラと見ていたら、抜けとミスを発見しました。
作者別ページのほうで、桐莉兄氏の『朝起きたら妹に、銃口を突きつけられていた』が、リンク先が違います。
池魚氏の、『朝起きたら妹に、鈴口を突きつけられていた』が見つかりません。


>>315
そういえばこの静香ってキャラ、池魚氏の初期作品の妹の名前ですよね。
ということはやっぱりおに(ry
323名無しさん@初回限定:04/08/04 19:53 ID:xkx552h5
朝起きたら妹にインポテンツをなじられた
324322:04/08/04 19:55 ID:rZ2gwFby
あと、まとめページが、俺のパソはIEだと文字化けして見れないのですが、何か対策はありますか?
325名無しさん@初回限定:04/08/04 21:24 ID:eHk8Jvx/
[表示]→[エンコード]→[日本語]
326322:04/08/04 22:56 ID:rZ2gwFby
>>325
日本語(EUC)という所にあわせているのですが、出来ませんでした。
文字は、さくらんぼや椰子の木などの絵文字が表示されていて、
SSを表示する画面では普通に日本語で表示されます。

この辺の解説がされているスレなどがあれば、そちらに誘導お願いします。
327322:04/08/04 23:08 ID:rZ2gwFby
何度も連レスすみません。
インターネットオプション→ユーザー補助→「webページで指定されたフォントスタイルを使用しない」で解決しました。
328名無しさん@初回限定:04/08/04 23:41 ID:YJcGnlH2
朝起きたら妹に、
誤爆してしまった。
329名無しさん@初回限定:04/08/05 06:58 ID:sj/JWGhl
>>322
チェックありがとうございます。
リンク先の修正は完了
鈴口〜は、
>124の『朝起きたら妹に、銃口を突きつけられていた』とセットで読んでください。
とあるので、
ttp://www.geocities.jp/rhys1672/ss/0161.html
の後ろに追加しました
330名無しさん@初回限定:04/08/05 15:09 ID:q3V1jY+y
朝起きたら妹に、
謝罪と賠償を要(ry
331池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/05 21:03 ID:5JHSijls
 朝起きたら妹に、謝罪と賠償を要(ry

「なんでアンタなんかと兄弟に生まれたのよ! 最低!」
朝起きて、妹と顔をあわせると、いきなりそう叫ばれた。
昨日までは、お兄ちゃんお兄ちゃんと、うるさいヤツだったが、どうしたのだろう。
「うるさい。そうやって叫んでいても、どうにもならないだろう」
「ええそうね。それじゃあ、行動に移させてもらうわ!
 もう、父さんも母さんもいないんだから、このまま兄弟の縁を切ろうと思うわ!」
なんでこいつはいつも発想が極端なのだろう。
「お前にゃ無理だ。やめておけ」
「無理じゃないわ。私は一人でも暮らせる」
「……お前、料理も出来ないだろ」
「出来るわ! バカにしないで!」
こいつは、生野菜を皿に並べるだけでは料理とは呼べないことを知っているのだろうか。
「それに、金もないだろ。とにかく、バカな考えはやめることだ」
「やめないわ。もう、準備も出来てるもの! さあ、これにサインすれば終わりよ!」
妹は、なにやら書類を突きつけてきた。
『離婚届』
「残念ながら、これは兄弟の縁を切れるものではないな」
「ええっ!? 違ったの!? じゃ、じゃあ、兄弟の縁を切るには――」
「先に言っとくが、ハサミで切れるものでもないからな」
「う゛っ! それじゃ、これでどうだ!」
半円ですか。そういう、しばらく考え込んでも分からないような縁起物はやめてください。
「それをどう使おうって言うんだ。とにかく、諦めろ」
「うう……。いつか、必ず兄弟の縁を切ってやるわ! 今に見てなさい!」
妹はそう言うと、部屋に戻ってしまった。
332池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/05 21:04 ID:5JHSijls
そして5秒後。
「決めたわ! 縁を切れないなら、あなたに謝罪と賠償を請求するわ!」
「俺は何を謝ればいいんだ?」
「もちろん、私の兄として生まれてきたことよ」
先に生まれてきたのは俺なんですが。
「えー、『生まれてきてごめんなさい』……で、いいのか?」
「ま、30点って所ね。次は、賠償をしてもらうわ」
「何をすりゃあいいんだ?」
だんだん相手をするのが面倒になってきた。
「そうね……じゃあ、今日一日、私の言うことを何でも聞いてくれる?」
「あー、はいはいわかりました。それでいいのね」
「それじゃあまず、最初のお願いね?
 ……私の夏休みの宿題を全部やって」
「言っとくが、言うことを聞くのは今日一日だぞ」
「今日全部やって。いえ、やりなさい」
夏休みの宿題が一日で終わる量なのなら、俺は毎年悪夢を見ずに済んだのに。
8月31日は、全国の学生にとって、まさにラグナロク。
ノストラダムスの予言は、実はこの日の事をさしているのでは、とも思ったぐらいだ。
「じゃ、ここ置いとくから、よろしくね?」
……行ってしまわれた。
まあ、明日になるまで何とか誤魔化しぬけば、もう後の祭りだ。

――ピンポーン
突然、玄関の呼び鈴が鳴る。
「はい。……ああ、静香ちゃん? 悪いんだけど、うちの妹、また部屋にこもっちゃってて」
俺は一応、玄関の扉を開き、静香ちゃんを中に招き入れた。
「あら、今日もですの? 今日は何が原因でしょう?」
「いや、よくわからないんだが……いきなり俺と兄弟の縁を切るとか言い出して」
「ふふっ、なるほど、そんなことが……。それ、多分私のせいですわ」
静香ちゃんは、くすくすと笑い続けている。

「昨日、法律上兄弟では結婚できないということを教えて差し上げただけなのですが」
333池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/05 21:06 ID:5JHSijls
なんか、ギャグに吹っ切れない_| ̄|○
なんで中途半端なストーリー要素を入れてしまうのだか。
334名無しさん@初回限定:04/08/05 21:13 ID:aYV2zJGL
>>333
単なる暴走妹かと思ったら、ちゃんと落ちがあったのですな。
GJです。
335名無しさん@初回限定:04/08/05 22:40 ID:mQoGaxcx
朝起きたら妹に、幼児化する薬を飲まされていた
336突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/06 00:15 ID:ysG8BIW6
朝起きたら妹に、謝罪と賠償を要(ry……


「お姉ちゃん! 昨日、私のシャンプー使ったでしょ!」
なにやら物騒な一日の始まりになった。
「………どうしたの、朝から?」
「『どうしたの?』じゃないよ! お姉ちゃんのそういうルーズなトコ、
私すごく迷惑してるんだよ!?」
耳と頭のてっぺんから湯気が噴き出しそうなくらいにご機嫌斜め。寝起
きの私にお構いなく一方的にヒートアップしている。
「そうだったかな? ごめん。」
「その言い方、全然誠意が感じられなーいっ!」
「誠意って……」
「口先ばっかで、ホントは反省とかしてないでしょ! 悪い事したと思っ
てるんだったら、もっとちゃんと謝ってよ!!」
「ちゃんと、って?」
「もうっ、それくらい自分で考えてよぉーっ!!」
考えるまでもない、どう言葉を選んだ所で機嫌を直してくれないのは明々
白々だ。シャンプー云々は口実なのだろう。本人は理路整然と私を非難し
ているついもりなのかも知れないが、姉である私になら何を言っても邪険
に追い返したり逆ギレして怒鳴られたりしないと踏んで文句を並べている
に過ぎない。つまり甘えている訳だ。
「………だから新しいのを買って……って聞いてるのお姉ちゃん!?」
「聞いてるわよ…っと。」
337突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/06 00:16 ID:ysG8BIW6
ベッドから降りて大きく伸びをする。機嫌が悪い理由も大体は察しはつい
てる。きっと気分転換が良い薬になるだろう。
「嘘だよ聞いてないよ! だいたいお姉ちゃんは私の事いつも子供扱いし
てばっかりだじゃない。それ、すっごくムカつくんだけど!」
「そんなことないわよ。それは香澄の考えすぎじゃない?」
クローゼットを開けて、服を選ぶ。今日も暑くなりそう……
「考え過ぎじゃないもん、絶対そうだよ いまだって全然聞いてくれてない
でしょ。私だってねぇ………」
「その話の続きは、車で聞くから。」
え? と鳩が豆鉄砲を食ったような顔で氷結してしまう妹。
「出かけるから、着替えてガレージ開けておいて。」
「お、お姉ちゃん?」
「子供じゃないなら、失恋の度にお姉ちゃんに八つ当たりする癖は治しなさ
い。全部、顔に書いてあるわよ?」
「わ、わた、私は別に……!!」
「良い女になりたかったら、そんなネガティブな発散法は捨てなさい。そう
いう時は、思いっきり騒いで呑んで吹っ切っちゃうの。女の魅力も分からな
い程度の『しょーもない』男の事でウジウジしてるなんて時間の無駄!」
「………………………………………」
「行くの? 行かないの? さっさとしないと置いてっちゃうわよ!」
「い、行くよ! 行くからちょっと待ってて!」
「……あ、香澄?」
「な、なに?」
「今日はお姉ちゃんが奢ってあげる。その代わり明日からガンガン自分を磨い
て、もっともっと素敵な恋を見つけるのよ。いい?」
「…………うん、お姉ちゃん!」
338突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/06 00:18 ID:ysG8BIW6
もう一ひねり、したかったんですが無理でした。
当初は「兄妹」でしたが、「姉妹」の方が味があるかなぁと。
339518 ◆518YLv.Xnc :04/08/06 00:40 ID:EWpYwvxJ
池魚氏、突発屋氏、両氏とも激しくGJです
どっちもオチがきれいで素晴らしい

最近ずっと名無しでGJレスしてましたが、久々にトリップを付けてみるテスツ
340名無しさん@初回限定:04/08/06 01:30 ID:GZxaJTC6
このスレの住人のPCは、『きょうだい』を変換するとやっぱり『兄妹』が最初に出て来るのだろうか?
341名無しさん@初回限定:04/08/06 02:00 ID:X5cWQ+bA
朝起きたら妹に、幼児化する薬を飲まされていた。
いやまぁ。幼児というよりは、小学生二年くらい?
「んで、妹よ。釈明を聞こうか」
「ん。別にない」
うちの妹は、冷静というか無口というか無感動というか。そんな類の言葉が似合う女だったりする。
つまるところ、他人に全く興味を持たないのだ、わが妹は。趣味が盆栽って所からして極めまくってる。
休日は大体盆栽眺めて終了だからな。それでいて学年TOPクラスの頭のよさ。
顔も身内の贔屓目でも良い線を行っていると思う。不公平にもほどがあるよなぁ。ハァ……。
「強いて言うなら、お兄ちゃん可愛くなった」
「そんな事、強いて言うな! とゆーか、何故に俺はこんなことになってるんだよ?」
「ん」
言葉と共に、俺の背後を指差す妹。振り向く。
そこにあったのは――
『姉、ちゃんとしようよっ!2』
机の上には、いつの間に出されたのか、姉ゲーのパッケージが置いてあった。
「んと。私、中学二年。お兄ちゃん、小学三年」ポン、と胸を叩いて。「私、お姉ちゃん」
「へ?」
342名無しさん@初回限定:04/08/06 02:01 ID:X5cWQ+bA
ポカンとした俺は、鳩が豆鉄砲をくらったような表情をした。
けれど、妹はそんな俺に全くかまわず。
「お姉ちゃんは弟、可愛がる。だから、私はお兄ちゃん、可愛がる」
ポンポン、と自分の太股を叩く妹。
ああ、わかった。わかってしまった。妹は自分に座れと言ってるんだ。
いや、そんなニコニコされても。期待の眼差しで見られても。
「はやく」
「――――――」
「はやく」
「―――――――――――」
「ん」
満足そうに妹が呟く。
ちょこんと、妹の太股に座った俺は、背中に押し付けられる胸の感触のせいで混乱中。
もちろん妹は、そんな俺を全く配慮してくれない。
満足そうに、俺の頭を撫でる妹の表情を見て、まぁいいか、なんて気にもなって来た。
――冷静というか無口というか無感動というか。なんて評した妹が、こんなにも笑ってるんだし。
343342:04/08/06 02:04 ID:X5cWQ+bA
ageてしまいすみません。

>>335に捧げる。
なんか続けられそうですね。これでおわりですけど。
個人的に、無口な妹は萌えですね。
344名無しさん@初回限定:04/08/06 02:49 ID:eOU6tuKw
朝起きたら妹と

深夜、学校のプールに忍び込む約束を交わした



「しにがみのバラッド。」の逆ver.

あと斉藤和義の「真夜中のプール」は泣ける。スレ違いでスマソ。

題材に使って頂けたらありがたい。
345名無しさん@初回限定:04/08/06 19:18 ID:xAMN1afd
呼んだか?
             /\
      /\  /__\
    /__\ |´ < ` |
     | ´ ゝ` | 彡πヾ⌒i  
    /彡πヾ\    | |   
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
  __(__ニつ/ mind  / .| .|____
      \/  flayer / (u ⊃
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
346名無しさん@初回限定:04/08/06 19:21 ID:xAMN1afd
すまない、ミスった。
347名無しさん@初回限定:04/08/06 19:40 ID:4pz+ygbi
>>342

あたしゃこういうのが好きだ。
348名無しさん@初回限定:04/08/06 21:17 ID:JtLFlA7I
>>340
兄と妹でも、兄弟って書かないかとか思って、
このスレを「兄弟」で検索かけてみたところ、俺しか使ってない。(ノ∀`)アヤー

>>344
「しにがみのバラッド。」読んでないんだけど、本来ならどんな感じなの?
流石にここで書くのがまずいようなら、どこか書いてあるようなサイトがあればそこを
349名無しさん@初回限定:04/08/06 23:37 ID:eOU6tuKw
>>348
…難しいことを聞きなさる。
主人公は姉貴に、深夜に学校のプールに入り込むことを教えて貰ったんよ。その姉貴は自分をかばって死んだ。あとはまぁ、独白と恋愛がぽつぽつと。

たいした文章じゃないと思う。ってか話にしっかりとした脈が無い。むしろ詩。どっちかというと絵に人気があるから。
俺は文も結構好きだから買ってるけど。

板違いスマソ。まあ、題材にはなるかと。
350桐莉兄@投稿中:04/08/07 03:59 ID:URhC6aby
ども、久方ぶりの桐莉兄こと九曜隆浩です。(今回漸く兄名確定した模様。)

まとめページ>> 自己申告在りスか?
桐莉兄で今スレ37〜42の温泉が保管抜けス。

以下、今回の分の投稿続きます。
351桐莉兄@投稿中:04/08/07 04:01 ID:URhC6aby
『あわっ、あわわわわわぅぅぅーーーっ!!?』
『はひゃぁぁぁぁぁっ!!?』
ずんがらがっしゃんどがちゃぁぁぁんっっっ!!!
――朝起きたら妹が、蜂蜜塗れになっていた。
「……何やってるの、オマエ」
「あぅぅぅぅぅ……」
制服のブレザーが上から下までべったりと、見事に蜂蜜色に染まっている。
頭の上には逆さまになった蜂蜜の瓶がまるで其処に在るのが当然だと言わんばかりの似合いっぷりでちょいーんっと乗っていて、
(嗚呼、こいつは根っからのギャグキャラなんだな……)と今更ながらに強く再認識させられる俺である。
いいじゃないか、極めろ妹。
ギャグキャラはとっても不死身で不老不死だ。
奇声上げて、目から怪光線とかぶっ放してる時点で、どの道引き返せない運命だったんだからな。
いっそ太陽ともトモダチになって、世界征服した後で俺に献じてくれないか。
「桐莉はギャグキャラと違うスよ〜……」
「ケンタッキーのビスケたんウマー」
「それも違うス!はちみつくまさんス!」
一体どっちなんだと小一時間心の中で問い詰めながら、妹の手を引いて立たせてやる。
床一面、割れた皿やコップの破片が散らばってて酷い有り様だ。
桐莉の奴、高一にもなって小学校高学年のガキんちょにも負ける位に背が低い。
蜂蜜を取ろうとして、椅子に乗って背伸びして、それでも届かないんで癇癪起こして飛び跳ねたら、勢い余って食器棚を押し倒してしまった……ってトコか。
「違うのだよっ、兄ちゃんっ!桐莉は文明の恩恵に毒された今時の癒し系現代人スよ!
ジャンプしたんじゃなくて、ほんのちょっと包丁とか手当たり次第に投げ付けて、ついでに力いっぱい物干し竿とか振り回しただけなのだーーっ!」
「……今日も朝から素敵なはっちゃけっぷりですな、バカ妹よ。兄という者が在りながら食器棚を押し倒すなんて、この、エッチ!スケッチ!ワンタッチ!」
「ちょっとした力学上の誤算スよ!まさかこんな悲劇が起きるなんて、森の人(オランウータン)も吃驚スよねーっ!ウホッ、いいゴリラ☆」
あのな、桐莉。
蜂蜜取るだけで、まさかこんな喜劇が起きるなんて、兄ちゃんもマジで吃驚だよ。
あと、オランウータンはゴリラじゃねぇ。
352桐莉兄@投稿中:04/08/07 04:03 ID:URhC6aby
「そうっ、つまり悪いのは桐莉じゃなくて地球の引力と空気抵抗ス!直ちに異端審問が弾劾裁判で問答無用の獄門貼り付――めきょぱろっ!?」
ごちんっ☆
「すまん、桐莉。髭を剃ろうとしたら力学上の誤算が起きた」
「ぇぅぅぅぅ……り、力学上の誤算なら仕方ないスね――いぎゃひぃんっ!?」
べちぃっ☆
「おおっ。すまん、桐莉。服を着替えようとしたら地球の引力と空気抵抗がちょっと俺の身体を操ってな」
「ひぅぅぅぅぅ……ち、地球の引力と空気抵抗が悪いんスよね。あはっ――んがぱぎゃうっ!?」
がつんっ☆
「またしてもすまん、桐莉。たった今、俺の真横の亜空間第六次元領域を辛度三十万スコヴィルのタキオン粒子が通り抜けて行ったぞ」
「痛かったス!今のはまぢで痛かったスよ、兄ちゃんっ!?痛かったぞぉぉーーーーーーーッッッす!」
涙目の桐莉は可愛い。
蜂蜜塗れで頭抑えてるトコなんか、普段の三割増し位可愛い。(当妹比)
叩いても虐めても、天麩羅の調理中にいきなり後ろから犯しても、頭の悪い犬みたいに尻尾振って来るトコとかが凄く可愛い。
絶対に俺の事、嫌いになったりしないって解ってる筈なのに、
つい虐めてしまうのは多分、それでも自分を好きで居てくれる妹を見て安心したいんだろう。
我ながら凄く歪んでるとは思うが、大体そんな萌え顔でひぅひぅ言う桐莉も悪い。
だからこれは愛っ!実妹に欲情するのも全部愛ッ!全ては愛故にィィィッ!
「ひーひゃ、いひゃいっひぇ!ほっへひゃほひふふー!(兄ちゃん、痛いって!ほっぺた伸びるスぅーっ!)」
「オマエさ、向日葵の種とか好きか?」
「桐莉はハムスターじゃないのスよーーっ!?」
俺が差し出した向日葵の種を頬張りながら、何か後ろ向いて閻魔帳に書き込んでやがる。
肩越しに覗き込むと、やや乱雑な丸まっちぃ妹文字で『兄ちゃんは鬼ス!デビルマンっス!鯖の味噌煮ス!でもそんなトコも大好きス!』とか書いてある。
……誰が鯖の味噌煮だゴルァ。(照)
353桐莉兄@投稿中:04/08/07 04:04 ID:URhC6aby
「教育的指導ぉーっ!」
粛清作業に没頭している妹の後頭部目掛けて界王拳十倍馬場チョップを叩き込む。
「――ぱきゅぅっ!?」
すこぉーーーんっ☆ っと、空洞っぽい良い音がして、妹がよろける。
其のままきりきりと三回転半、硝子や陶器の破片が散乱した床へと倒れ――
「桐莉っ!」
――込む妹の躯を慌てて受け止める。
「ぃッ」
妹の方は滑り込みセーフだ。
俺は皿の破片で腕とか切れたが、こんなもん痛くも痒くもかなり痛い。
服の袖に滲んでぽたぽた垂れて来た俺の血を見て、桐莉が動転して変な事を叫んでいる。
「うああああああんっ!兄ちゃんが死んだスーーーっっっ!!!」
「まだ死んでないッ!」
「衛生兵ッ!衛生兵ーーーッ!傷は深いス!致命傷ス!気を確りと持つス!まずは腕を大きく上にあげて背伸びの運動ーーーッ!!!」
「せんでいい!」
「オナニーは済ませたスか!?神様にお祈りは!?生命保険の受け取り名義は桐莉宛てだったら凄く嬉しいス!」
「俺には命乞いする権利も時間も与えられんのかっ!?」
「葬式は仏式スか!火葬式典にするスか!?桐莉は教会でバージンロード歩きたいス!兄ちゃんの今のお気持ちはDotch!?」
「どっちも嫌だでファイナルアンサー!」
……ったくよ、持ちつけ妹。自業自得だろ、俺の。
何でそんな顔するかな、オマエは……。
354桐莉兄@投稿中:04/08/07 04:05 ID:URhC6aby
「だって、だって兄ちゃんっ、桐莉を庇って怪我したスよ!はっ、もしかして兄ちゃんのジョブは桐莉専用ナイトっスか!?全自動人肉シールド!?」
「よせいやい。破片でちょっと切っただけだ。治す方法は俺が知ってる。俺に任せろ」
「流石兄ちゃん、頼りになるス!キャー!!!……さては、アビリティは薬を使うスね!コカインとかヘロインとか、アポトキシンとか使うんスね!!」
「……ときに桐莉、白い布とか持ってないか」
「顔に掛けるスか?やっぱ兄ちゃん死んだスか!うわぁぁぁぁんっ、桐莉も今すぐ腹掻っ捌いて殉死するスーーーッ!!!」
果物ナイフを引っ掴み、腹に当てる妹を慌てて押し留める。
昨夜、『最後の腹切り族〜恐怖の人肉ソーセージ〜』とかなんとかいうB級ホラー(?)映画見てただろ!一々影響され過ぎなんだよ!
「包帯だ、馬鹿!包茎じゃないぞ!何時の時代のコントだよ!いいから綺麗な布一枚、さっさとよこせ!因みにトイレットペーパーは代用不可だ!」
「んしょ……」
「……何やってんの、オマエ」
「うぃス!白くて綺麗な布ス!ちょっと濡れてるスけど、遠慮せず使うがいいスよっ!」
極上の笑顔で妹が差し出したのは、リボンのアクセントがさり気無く効いている純白の脱ぎたて妹ぱんつ(生暖かさ120%、股布部に少々黄ばみ有り)だ。
355桐莉兄@投稿中:04/08/07 04:06 ID:URhC6aby
よし、遠慮なく使わせて貰うぞ妹よ!
速攻で装着!ついでに脱衣(クロスアウッ)!尻の方が上になるように被るのがミソだ!
「フォォォォォォォオォォオッッッ……って、アホーーーっっっ!!!妹ちゃんのど阿呆ーーーっっっ!!!」
「うあーんっ、兄ちゃんが変態仮面ーーーっっっ!!!……でも、桐莉で興奮してくれて、なんかちょっぴり嬉しいスーーーっっっ!!!」
「何処の世界に脱ぎ立てパンツを包帯代わりに渡す妹が居ますか!此処に居ますよ!全宇宙の皆さん、うちの妹マジでバカチンですっ!」
「今朝履き替えたばかりの綺麗なパンツすよッ!蜂蜜だって付いてないス!桐莉の必殺勝負パンツなんスよぉーーーっ!ブランドは勿論、GUNZEス!!」
「蜂蜜じゃないならこの蜜は何だ!悪魔のようにエロく!地獄のように熱く!接吻のように甘いぞぉっ!!!」
「それは乙女の秘蜜っスよぉぉぉーーーっっっ!!飛ばせ、鉄拳!ロケットパンツっスーーー!!!」
………はぁ、はぁ、はぁ………。
………ついでにクンクン、ハァ、ハァ、ハァ………。   
うーん、ナイススメルだ、桐莉。GJ!                ……アナルの辺りがちょっぴりスパイシー。
356桐莉兄@投稿制限(汗:04/08/07 08:09 ID:URhC6aby
「――それはそうと妹よ、兄ちゃん鼻血も出て来て出血量がかなりヤバイのでマジでちゃんとした包帯を……」
「もうっ、ホント兄ちゃんはしょうがないスね!包帯、消毒液、バンドエイド、刺抜き、栓抜き、釘抜き、耳掻き、殺虫剤、暴君ハバネロ、」
「辛いーっ!うま辛いーーーっ!!」
「オリハルコンにガマニオン、それと銀星砂(スターダストサンド)、」
「……この隆浩。この命懸けて、桐莉の聖衣共々命をあたえよう。この命で修復出来るのなら、喜んで」
「BLTサンドにツナタマサンド、後は……」
「何だ?まだあるのか?」
「……桐莉の愛のパワーで治すっス!電波送信、ATフィールド全開ス!念〜ッ!!!」
ゆわん、ゆわん、ゆわん。
いもうとビームに似たポーズで、妹が何やら怪しげな波動を送り込んで来る。
危険だ!回避っ!マトリーーーックス!
「あーっ、避けちゃ駄目スーっ!」
マジでガクーリと凹む桐莉。
「冗談だ。もう一度頼むぞ、妹」
「うぃス!はぁぁぁぁぁぁぁぁっ、アイィィィィィィィィィィーーーッッッ!!!」
必死で念を送って来る妹は、傍から見てると可哀想な人にしか見えない。
……黄色い救急車とか来ねぇだろうな?(汗)
「アイーッ、アイィィィーーッ!アイィィッ、アィイィーーーッッ!」
「おさ〜るさ〜んだYO〜♪」
「もうっ、兄ちゃん!無駄口叩いてる暇があったら、さっさと治るスよーっ!」
「それを治すのがオマエの仕事だろ」
「兄ちゃんは桐莉が絶対に治してみせるス!愛のパワーに不可能は無いスよーっ!!アィィイィーーーーッ!!」
つーかだな、これで治ったら全世界の医者は即廃業だぞ、コラ。
357桐莉兄@投稿制限(汗:04/08/07 08:10 ID:URhC6aby
「――それはそうと妹よ、兄ちゃん鼻血も出て来て出血量がかなりヤバイのでマジでちゃんとした包帯を……」
「もうっ、ホント兄ちゃんはしょうがないスね!包帯、消毒液、バンドエイド、刺抜き、栓抜き、釘抜き、耳掻き、殺虫剤、暴君ハバネロ、」
「辛いーっ!うま辛いーーーっ!!」
「オリハルコンにガマニオン、それと銀星砂(スターダストサンド)、」
「……この隆浩。この命懸けて、桐莉の聖衣共々命をあたえよう。この命で修復出来るのなら、喜んで」
「BLTサンドにツナタマサンド、後は……」
「何だ?まだあるのか?」
「……桐莉の愛のパワーで治すっス!電波送信、ATフィールド全開ス!念〜ッ!!!」
ゆわん、ゆわん、ゆわん。
いもうとビームに似たポーズで、妹が何やら怪しげな波動を送り込んで来る。
危険だ!回避っ!マトリーーーックス!
「あーっ、避けちゃ駄目スーっ!」
マジでガクーリと凹む桐莉。
「冗談だ。もう一度頼むぞ、妹」
「うぃス!はぁぁぁぁぁぁぁぁっ、アイィィィィィィィィィィーーーッッッ!!!」
必死で念を送って来る妹は、傍から見てると可哀想な人にしか見えない。
……黄色い救急車とか来ねぇだろうな?(汗)
「アイーッ、アイィィィーーッ!アイィィッ、アィイィーーーッッ!」
「おさ〜るさ〜んだYO〜♪」
「もうっ、兄ちゃん!無駄口叩いてる暇があったら、さっさと治るスよーっ!」
「それを治すのがオマエの仕事だろ」
「兄ちゃんは桐莉が絶対に治してみせるス!愛のパワーに不可能は無いスよーっ!!アィィイィーーーーッ!!」
つーかだな、これで治ったら全世界の医者は即廃業だぞ、コラ。
358桐莉兄@投稿制限(汗:04/08/07 08:12 ID:URhC6aby
「――治ったスか、兄ちゃん?」
「治ってたまるか」
「今すぐ治れス!五秒で治れス!治ったら……前に兄ちゃんがやりたがってた桐莉の×××で××××な××××してもいいスよ?」
「…………まぢ?」
「マジす!大まぢス!そりゃもう、蜂蜜とかえち蜜とかその他色んなナニでナニがナニな感じでキャーっス!」
あわび!じゃなくて、あわびゅ!
ごめん、世界中の医者ども。全員即刻廃業しやがれコンチクショウ。
兄のエロスは奇跡を起こすのだよ!
こんな傷の一つや二つ、アカシックレコードを書き換えればちょちょいのちょいだァッ!
ドギュゥゥゥゥゥゥゥウンッッ!
「おおッ!やったス、この音ッ!ブ厚い鉄の扉に流れ弾丸の当たったような音ッ!身も蓋も無く具体的に言っちゃえば、勇気の産物とか、人体の神秘とか、ご都合主義の奇跡とかが起きた時の音スねッ!」
「――治ったぞ!ジャスト五秒!複雑粉砕骨折していた腕の痛みも感じないッ!こんな重い妹だって持てるッ!カエルだってエルクゥだってメメタァだッ!!」
「凄いス!兄ちゃん、愛のパワーの勝利スよーーーッ!!!……ってゆーか、桐莉は重くないス!」
其の時、俺は背中に不死鳥っぽいニワトリだかダチョウだかを背負っていたらしいが、そんなもん序の口。
妹(と××××)の為なら俺は、バハムート零式でも、聖帝十字陵でも、超時空要塞だって背負ってやるとも!
愛に覚醒した俺は最早絶対無敵の超越生物であるが故にどんな無茶でもアリアリアリアリアリアリアリアリアリーデヴェルチ!(さよならだ)
……って、さよならしてどーすんだ、俺。
妹が閻魔帳(デス・ノート)の切れ端に書いてくれた『桐莉の×××で××××な××××券』をありがたく財布のコンドームの横に突っ込む。
有効期限は無期限だ。俺様、蝶ゴキゲン。
こいつを使うまでは百辺死んでも死に切れねぇ。
まぁ待て。落ち着いて良く確認するんだ。
桐莉の朝までご機嫌生テレビ券だったりしないだろうな。
359桐莉兄@投稿制限(汗:04/08/07 08:14 ID:URhC6aby
「――よしっ、本物だ!早速使うぞ、桐莉!そら脱げ!服脱げ!今すぐ全部脱げ!」
「うぃス!服脱ぐーっ!!兄ちゃんも脱げーーーっ!!」
「脱いだら風呂場にレッツラゴーーーッ!」
「……此処の後始末とかどうするスか?学校も遅刻しちゃうスよ?」
「どーせもう間に合わねーって。制服だってべとべとだろ」
「オマケに都合よく雨が降って来たス!これはもう、制服乾くの明日になっちゃうスね!」
言いながら、妹が乾燥機に向けて妹斗百裂拳を叩き込む。
アーイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイ―――ばぼんっ☆
「おまいはもう壊れてるス!」
まだ数ヶ月ローンが残っていた筈だが、金を払うのは親父だから気にしない。
愛と欲望の渦巻く楽園に、俺は妹と今旅立つ!
「さらば地球よ!こんにちはイスカンダル!」
「って、ちょ、兄ちゃんっ!何でお姫様だっこスか!?」
「俺は妹を持ち運ぶのが趣味なんだ」
「桐莉は荷物じゃないスよぉーっ!」
「いいから大人しく運ばれてろ。足、怪我してんだろが」
何せ桐莉は妹斗神拳伝承者で、火戦試挑体の上に、ご町内担当の魔物ハンターだったりするような奴だ。
そのうち出世魚みたいに強化改造されて、最終兵器オンドゥルになるに違いないと俺は思っている訳で、そんな妹が俺の不意打ち馬場チョップ程度であっさりと倒れたりする訳が無い。
桐莉のほっぺたに垂れて来てるはちみつをエロさり気無く舐め取ってやるタイミングばっか気にして、倒れた椅子に挟まれて怪我した足の方を気にしてやれなかった俺は、兄貴失格っつーかなんつーか、でも一匹のオスとしては別に間違っていないよな?
……ってな訳でだ。受け取れ、俺のせめてもの罪滅ぼし!
寧ろバルス!俺の罪、バルス!忌まわしき記憶と共に逝ってよしッ!!
360桐莉兄@356と357重複してるし…:04/08/07 08:32 ID:URhC6aby
「ぅー……兄ちゃん……恥かしいスよ。桐莉が先に滅んじゃうス……」
「何だったら駅弁で運んでやってもいいぞ」
「あ、それいいスね。あと、兄ちゃんせんせーの舌で侵察恥療とかして欲しいス!」
「……俺にはお前の恥の基準が今一つ良く解らん……」
「勿論優しくなでなでもして欲しいス!」
「んー、この辺とかかぁ?」
「ひゃんっ!?」
「ここかぁー!……ん!?まちがったかな……」
「……ぁ、…そ、その辺……んぅ……」
どうやら桐莉の奴、うなじの辺りが特に弱いらしい。
……今度集中的にいぢめてみよう。
それはそうとして、蜂蜜の足跡だらけになった床の掃除が後で大変だ。
「風呂、沸いてるかな」
「あ、桐莉が朝方沸かしといたス!既にマットとスケベイスも準備OKスよ!」
――待てコラ、お前最初から全部……?
「んふ♪んふふふふふ♪」
「は、謀ったなッ、妹ォォォォ!」
「さぁー?何の事だか桐莉にはサッパリわけわかめでござるよぉー?」
ハァハァ…ハァハァハァ、ハァ、……って、何の音だ。
俺から逃げるように、半分誘うように脱衣場の引き戸を開けた妹が―――固まる。
「げっ!お、親父ィッ!?」
「ハァハァ、ハァ、ブラジャー!おぉ、ブラジャー!娘よ、本当に大きくなったなぁ………うっ!(どぴゅっ☆)」
「……父ちゃん、桐莉のブラで何やってるスか……」
其処に一匹の猿が居て、そいつは血を分けた俺の親父で、無性に哀しくなったのを覚えている。
脱衣籠の周囲に散乱した洗濯物の山。
親父は、錆び付いたブリキのロボットみたいにぎこちない動きで、首をギギギギギッとこちらに向け――
「――隆浩ォォォッ!貴様という奴ぁ性懲りも無く、こんな破廉恥な物を風呂場に持ち込みやがって、しかも同伴風呂とは生意気なっ!桐莉は正真正銘血を分けた貴様の実妹―――」
「うるさいス。氏ね(はぁと)」
ごすばきどごめこばこごきべこぐしゃどがざすべこぐずどげばきゃめこばきょぐちょがすがすがすどげしぼぐわしゃぁっ!!!!!
おぅ、なんか奥歯みたいのと赤黒い肉塊っぽいのが飛んで来たぜ。
361桐莉兄@投稿中:04/08/07 08:40 ID:URhC6aby
「右ス!左ス!両方ス!ブラブラブラブラブラブラっス!!」
「ギャース!たっ、隆浩ぉぉーーっ!何をボヤッと見ているぅーっ!さっさと俺を助けろォォォォ!!?」
「――と言ってるが?」
「兄ちゃん、退くス。そいつ、殺せない(はぁと)」
キレた桐莉は戦闘力百万超のヒューマノイドタイフーンだ。
最早俺の手には負えないし、実娘のブラでオナってるような親父を助ける義理なんてねぇ。
まぁ、俺も時々妹のパンツでオナってるが、それはそれ。
「つーか、桐莉は俺のだ」「桐莉は兄ちゃん専用ス」
「き、貴様等ッ、二人して創造主に歯向かうのかッ!?」
「よくも桐莉のブラを大人の玩具にしてくれたスね!」
「それがどうかしたのか!お前は俺が作っ――」
「兄ちゃん、チェーンソー」「敗因はたった一つ、お前は桐莉を怒らせた」
「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOぅッ!?」
親父と桐莉が風呂場に消える。
良かったな、親父。
女子校生の実娘と一緒にお風呂だ。
「うわー、凄いスねー!父ちゃん垢がいっぱいボロボロ零れ落ちてキターッ!!」
「やめろォォォォ!其れは垢じゃなくて俺の背中のにぐぅぅ"ぅぅぅ!!!」
「あぁ〜ん?聞こえんスねぇ〜?」
ガギュォォォォオオォォオォォヴィィィガギギギギギギギギュギャァァァァァアァァァァッッッ!!!
「ごめんなさいごめんなさいうまれてきてごめんなさいごめ―――うわぁ、うわ、……うわらばぁっ!?」
「雛人形に肉を〜っス♪」
さらば、親父……お前が死んだら、屍くらいは踏み越えてってやるぜ。
まぁ、バラバラになってなければの話だけどな。
362桐莉兄@投稿中:04/08/07 08:42 ID:URhC6aby
なんつーか、時折ビチャァッと赤い液体が風呂場のガラス戸に内側からブチ当たったりとかして、非常にスプラッタな気もしないでも無いが、モザイクが掛かってるから多分OK、無問題。
うちの母さん悪の組織の幹部だし、いざとなったら改造人間にでもなって生き延びる事だろう。
そん時はついでにチョイチョイッと脳改造でもして貰って、もう少し真人間になって戻って来いよな。
「はぁー、父ちゃん最近痩せたスねー」
「返事が無い。只の屍のようだぞ、桐莉」
妹は風呂の中からさっきの続きをしようと呼んでくれたが、流石に血肉腐臭の大浴場で妹に欲情出来るほど俺は人間辞めちゃ居ない。
『桐莉の×××で××××な××××券』を握り締めて、湧き上がる喜びを噛み締めると、俺はさっさと制服に着替えて学校に向かう事にした。
なに、ちょっと蜂蜜塗れになってたからって、練乳七華にくらべりゃマシってもんだ。
実際其の日俺の奇抜過ぎるヘアスタイルにツッコミ入れた奴は居なかったし、要するに現代人は隣人に対する興味とかがあんまし無いんだろうな。(其処、単に相手したく無かっただけとか言ってくれるな。)
だから俺は、あの後どうやって風呂場が俺の帰宅までに元通りになってたのかなんて事は知らないし、親父が何処に消えたのか、どうして夕食が山盛りの串カツだったのかとかは考えない事にした。
「あーあ、今日も据え膳食わせ損ねたス。明日はモロヘイヤで行くスかね……」
何やら不穏な事を考えてやがる桐莉の傍で、俺はテレビのニュースを見ている。
363桐莉兄@投稿中:04/08/07 08:43 ID:URhC6aby
親父クリソツの怪人ヤドクガエル男が幼稚園バスを襲撃、ょぅι゛ょを五、六人ほど陵辱したらしい。
だから多分、あれは牛か豚の肉に決まってる。絶対そうだ。そうに決めた。
……でも、桐莉とお袋が白い飯しか食わんかったんで、俺も白い飯だけにしといたり。
まぁアレだ、ちょっとしたダイエットだよ、うん。
「――隆浩ちゃん、桐莉ちゃん、私ちょっと出掛けて来ますね」
俺の横でテレビ見ていたお袋が、秋子さんみたいな最凶の笑顔で、血錆びの染み込んだ金属バット持って何処かに出掛けてった。
ああ見えて俺のお袋は……イカデーモンだ。
秘密結社逆さ縛り首団の幹部で、怪人で、人体改造工学とかの権威らしい。
前に間違えてイカソーメンって呼んだら、普段はスカートの中に隠してあるらしい十本ある触手で、少年誌には書けないようなお仕置きをされてしまった。
「……兄ちゃん、明日もダイエット確定スね……」
なぁ、妹。
『明日も』って何だよ、『明日も』って。
やっぱりアレは………
364桐莉兄@投稿中:04/08/07 08:44 ID:URhC6aby
――――――――――
『あわっ、あわわわわわぅぅぅーーーっ!!?』
『はひゃぁぁぁぁぁっ!!?』
ずんがらがっしゃんどがちゃぁぁぁんっっっ!!!
――次の朝起きたら妹が、とろろ汁塗れになっていた。
「……何やってるの、オマエ」
「兄ちゃん、見ての通りのとろろ汁スよ!理由は聞くなス!」
制服のブレザーが上から下までべったりと、見事にとろろ汁でベトベトだ。
つーか妹、おまいは何で自分のパンツに手ぇ突っ込んで、とろろ汁擦り付けたりしてるのでつか?
「大変スよ、兄ちゃんっ!桐莉のあそこがかいかいス!兄ちゃんのピーで掻いて欲しいスよー!」
「大変なのはお前の頭だっ!」
とろろ汁が効いて来たらしい桐莉は、はひはひ悶えながら切なげに尻を振りつつ、自分のあそこを掻いている。
あのな桐莉、今、お前のマソコに突っ込んだら、兄ちゃんもかいかいになるだろうが。
俺は妹を放置して、鞄持って靴履いて、さっさと家を出る。
「うあっ!?そんな、兄ちゃん酷いス!無茶苦茶痒いスよ!?ちょ、桐莉を措いてくなーーーーっ!!!」
(嗚呼、やっぱりこいつは根っからのギャグキャラだ……)と今更ながらに強く再認識させられる俺である。
「あうーんっ!兄ちゃっ、兄ちゃぁぁんっ!切ないス!桐莉、ヘンになっちゃうスよぉーーーっ!!!」
心配するな、妹よ。
お前、元からすっごく変だから。
「痒いスーっ!あひぃっ、アィィィーーーーーーッ!!!!」
どったん、ばったん、がたがたばりがちゃーんっ。
七転八倒、アクロバットしながら世界の中心でアイーッを叫び続ける妹を見て俺は、某銀河征服を企む悪の組織の戦闘員を思い出していた。
………お袋、もしかして桐莉も改造済みなのか?
365桐莉兄@みっしょんこんぷ:04/08/07 08:54 ID:URhC6aby
一応今回の桐莉のキリでつ。
重複とかズレとか長いとかスマン。
366名無しさん@初回限定:04/08/07 09:40 ID:PxKkP7tq
おぉっ、桐莉兄さん相変わらず面白いしエロいw
最高です!GJ!
367ノームサムライ:04/08/07 10:51 ID:XrxTKllZ
朝起きたら妹に、おっぱいを揉みしだかれていた。

「……もみゅもみゅー」
「……」
 どうやら、私のベッドに忍び込んで、そのまま沿い寝していたらしい。
 この子はいつまでたっても姉離れできないで困る。
 本当、可愛らしいったらありゃしない。
「――こぉら。この甘えんぼう」
 寝ぼける妹の鼻を、ぎゅむ、とつまんでやる。
「……ふみ? おねーちゃん?」
「おねーちゃん、じゃないわよ。もう」
「……すやすや」
「こらそこ。なにごともなかったかのように寝入らない」
「まだ寝りゅー」
 もぞもぞと、私の胸の間に頭をうずめてくる。
「……まくら」
「……あたしのおっぱいは、あんたの枕じゃないんだけど」
「やぁ、おねーちゃんのおっぱいまくらー」
 ……そりゃ、この子の枕に出来るくらいには大きいのだけれども。
368名無しさん@初回限定:04/08/07 10:52 ID:XrxTKllZ
「窒息させてやろうかしら」
「むぎゅふ」
 おっぱいで小さな頭を挟んだまま、ぎゅうと力強く抱きしめる。
「ほらほらー」
「ふ、ふむー、ふむー」
 じたばたと暴れはじめたので、手を離す。
「ぷはー」
「どう、ちゃんと起きた?」
「うん。おねーちゃん、おはよー」
「ん、おはよ」
「ちぅ」
 抱きつかれたまま、ほっぺたにキスされる。
「えへへ」
「……んもう」
 少しだけ気恥ずかしい。
 だが、可愛らしく笑うこの子の顔を見ると、何よりもいとおしさがこみ上げてくる。

 ――ああもう。
 私は、この子のことが、好きで好きで仕方がない。

369池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/07 12:27 ID:Dt4KXFWS
 朝起きたら妹と、深夜、学校のプールに忍び込む約束を交わした

「おはよー!」
朝早くから、妹の元気な声が耳に響く。
「ああ、おはよう。今日もまた暑いな」

――先日のラブホ雨宿り事件から一週間。
あれから俺たちは、何事も無かったように今までどおりの生活を続けていた。

「そう、暑い! こんなに暑いと、何もやる気が起きなくなっちゃうよ」
「ああ、そうだな。……クーラーでもつけるか?」
妹が何を言いたいのか、俺は必死に読み取ろうとする。
「クーラーは温暖化を進めるから、夜になってからのほうがいいわよ」
いつも俺がクーラーをなかなか付けない言い訳に使っていたセリフだ。
「こんなときは、何か冷たいものに触れるのが一番だと思うのよね」
「……アイスなら、冷凍庫に入ってるぞ」
「アイスは、太っちゃうからな〜」
妹は、そのスレンダーな体を見回しながら言う。
「だからね、そんなんじゃなくって、もっと、水とか、そういうものが……」
「……プール?」
「あっ! お兄ちゃん、プール行きたいの?
 仕方ないな〜、お兄ちゃんが行くんじゃ、私も行くしかないわね」
相変わらず、こいつは演技が下手だ。だが、俺もそれを口に出すほど野暮でもない。
「……ああ、一緒に来てくれるのか? 嬉しいな」
「私と一緒に泳げるなんて、ありがたく思いなさいよ!!
 さーて、そうと決まれば早速準備だ!」
妹は、水着セットのしまってある部屋にトタトタと駆けて行った。

「ンン〜ンン〜ン〜ンン〜ン〜♪」
嬉しそうに鼻歌を歌いながら、プールの準備をする妹。

――その先に、残酷な運命が待ち受けているとも知らずに。
370池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/07 12:37 ID:Dt4KXFWS
ヤッチマッター!
専用ブラウザの書き込みウィンドウでいつも書いてるんだけど、
1レス分書き終わるたびに他のところに移すようにしてるのね。
で、「よっしゃ、1レス目終わりぃ!」とか思ってエンター押したら、書き込んじゃいました。
まあ、今見てみれば、予告編的なシメになってるから、大目に見てください。

>>349
返答どうもありがとうございます。
結局、何がどうなったのかさっぱりだったので、「朝起きたら〜」だけをテーマに書きます。

因みに、読んでもらえば分かると思うけど、今度の兄弟は、>>261と同じキャラ。

あと、テーマである「深夜学校のプールに」っていうのは、まだ出てきません。
>>369で言ってるプールは、普通の市民プールです。
371名無しさん@初回限定:04/08/07 12:42 ID:u8hAOr9a
朝起きたら妹が、

子猫を拾ってきていた。
372名無しさん@初回限定:04/08/07 12:58 ID:sCZMHUsR
>>351->>364
近来まれに見るデムパ作品だ(褒めている)
373突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/08 01:44 ID:V7cfkVbc
『朝起きたら、妹と深夜の学校のプールに忍び込む約束を交わした』

「今晩、学校に行かない?」
夏休みも中盤に差し掛かった暑い日の朝、俺の部屋に飛び込んできての第一声が
それだった。
「……学校?」
「今晩は、ドコも合宿とかしてないんだって。だから、こっそり忍び込まない?」
三つ離れたの妹、未来(みき)は何かというと俺と一緒……というか俺を巻き込ん
で行動したがる癖が昔からある。決して内向的とか気が弱いとかいう性格でもない
し、友達だって居るはずなのだが、悪戯心が絡んだ行動となると必ず俺に最初に声
をかけてくるのだ。
「忍び込んで何するんだ? 肝試しか?」
「違う違う。プールで泳ぐんだよ。冷たくて気持ち良いよ?」
日が暮れて水温も下がったプールを独占して好き放題に泳ぐ、確かに魅力的な話だ。
しかも見つかる心配が皆無だというのなら逃す手は無い……と思うが。
「本当に、大丈夫なんだな?」
「うん!」と嬉しそうに頷く未来「生徒会の先輩に教えて貰ったの。内緒の抜け道
があるんだって。」
ここ最近連発している学校侵入事件で、俺達が通ってる私立学校にも本格的な警報
装置が導入された。夜中に忍び込むなんて不可能だと思っていたのだが、生徒会筋
からの情報なら信憑性も高い。
「ね? ね? いいでしょ? 一緒に泳ごうよ?」
「……そうだな、行こうか。」
「うんっ!」
374突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/08 01:44 ID:V7cfkVbc
「しかしお前、俺と泳いだって面白くもなんともないだろ? クラスの女とか、他に
誘う奴いないのか?」
「うぅ〜ん、それは主目的の問題かな?」そして夜更け、いわれた通りに未来の後を
着いてくると確かにフェンスの一カ所に穴が開いてた……というか誰かが工具でフェ
ンスを破った跡が「実は『学校に忍び込んで』って部分が私的には一番のお楽しみで
あって、泳ぐのは三番目くらいなんだよ。だから友達よりもお兄ちゃんの方が信用で
きるっていうか共犯にしても心が痛まないっていうか、なにより兄妹だったら秘密の
漏洩だって起きにくいでしょ?」
「……すまんが今、とてつもなく失礼な事を言われた様な気がするんだが?」
「か、かか、考えすぎだよお兄ちゃん! あ、バッグ持ってて。」
動きやすそうなワンピース姿の未来から着替えとかタオルやらが入ってるらしいボス
トンバッグを受け取る。そして手ぶらになった妹は早速、四つん這いになって茂みで
カモフラージュされた抜け穴へと………って!
「お、お前! そんな格好したらショーツが丸見え……!」
「うるさいなぁ、もぉ! 今日初めて見た訳じゃないでしょ、意識しすぎだよ!」
そりゃ見た事有るよ、何度も。お前、いつも下着姿どころかトップレスで家の中ウロ
ウロして怒られてるからな。しかしこのアングルでは股間の…その……付け根の辺り
のプックリと膨らんだ箇所の形が目の前に……
「お兄ちゃん、姿勢低くしてちゃんと付いてきてよ?」
「あ、ああ……」
しかしこれ、本当に下着か? 局部以外は殆ど隠れてないぞ?
「……それから視線。敏感な所にチクチク感じるんスけど……!?」
「アホか、目の前でフリフリしてるお前が悪い! だいたい色気もクソもない妹の見
て嬉しいかっつーの! 見られたくなかったらスパッツか水着でも着てこい!」
「………ま、いいけどね………」
375突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/08 01:45 ID:V7cfkVbc
とまぁ馬鹿っぽい言い合いをしながら潜り抜けた俺達は、そのままフェンスに沿う様
に中腰で移動を開始する。良く晴れた夜、蒸し暑いままだが夜空に浮かんだ満月の
明かりは真昼の太陽よりは遙かに優しい。人気が無く、少し不気味ささえ感じるほど
に静まりかえった校舎を横目で見ながら敷地の端の方にある屋外プールへと足音を忍ば
せ陰から陰へと。
「そういやお前、どうして服の下に水着着て来なかったんだ? こんな時間だから恥
ずかしい事もないだろ?」
それに着替えの時間が減るから有効に遊べると思うのだが。
「恥ずかしながら、単なるド忘れだったりして。あははは………」
「……ったく、精密なんだか大雑把なんだか……」
「到着するまでの事ばっか考えて………ああっ!!」
「な、なんだ?」
「よく考えたら更衣室、使えないじゃん! どーしよーっ!?」
「どうするもこうするも、もう手遅れだろ。適当な場所で着替えろよ。」
「そんなぁ! 花も恥じらう純情乙女にソレは酷だよぉ!」
「そう思うんだったら、普段から………ほらプールが見えてきたぞ。あとはどうや
って中に入るんだ?」
「………此処まで来たら大丈夫。校舎からは見えないし、センサーも無いから普通
に柵を乗り越えるだけだよ……」
「それじゃ、俺は(水着)着てきてるから先に行くよ。覗いたりしないから落ち着
いて着替えてから来いよな?」
「………はぁーーーい。」
376突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/08 01:46 ID:V7cfkVbc
ちゃぽん。
服を脱いで、いざ! と意気込んだ所で耳にしたのは小さな水音。
「なんだ?」
未来じゃない。まだ着替え中の筈だ。じゃあ、もしかして他の誰かか? 
「…………………」
同じように忍び込んだ生徒なら問題ないが、そうでない可能性だってある。脱いだ服
を荷物と一緒にポンプ室の脇に隠して、そっとプールサイドにサイドに向かう。あれ
ほど賑やかだった蝉も鳴きやみ時さえ止まったかと思うほどに静かな夜。淡い月明か
りの下の水面は、見た事もない不思議というか幻想的な色をしている。
そして、再び水音が……………
『……あ!』
最初、それが人間には見えなかった。少なくても、人間とは思わなかった。
濡れて肌に張り付いて尚美しく長い髪。なんの同様も恥じらいもなく、さも此処が自
分の聖域であるかの様に凛としていて、でもなんの威圧感も感じさせない無邪気で涼
しげな瞳。無数の水滴を纏った裸の上半身は月明かりを反射して仄かに輝き、そのバ
ランスの取れたボディラインと相まって、まるで童話の中から抜け出した天女か妖精
か人魚のように触れがたい美しさに満ちていた。水から出ようとしていたのだろう手
摺りに掴まった彼女を中心にして、鏡の様な水面に綺麗な波紋が広がってゆく。
377突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/08 01:47 ID:V7cfkVbc
「……あ。」
そして、彼女が俺に気付いた。キレイというよりは可憐、という言葉が似合いそうな
美少女。やや線が細すぎるイメージを与える子だが、何故か儚さとか弱さは全く感じ
ない。大きな瞳から感じる存在感が、彼女を一回り大きくしている様な気がする。
「………あ!」
やがて、異世界から迷い込んだのかと思っていたその顔に人間の表情が戻り、月に照
らされて白く光っていた肌がだんだんと朱に染まってゆく。
「そ、その……ごめん……」
思わず謝ってしまう俺。しかし……
「……誰? 誰ですか……?」
驚いてはいるものの、彼女の目に拒絶の色はない。視線で俺を捕らえたまま、ゆっく
りと乳房を半分ほど迄水面下に隠す。その余りに平然とした仕草と瞳で俺は金縛りに
あってしまったように動けなくなる。きっと同い年くらいであろう俺と彼女、二人の
間で何かが繋がり、そして互いを縛り付けてしまう。運命? 一目惚れ? そんな柄
にもない言葉が浮かんでは消えてゆく中で見つめ合う俺達、そして………
「お兄ちゃん? そんなところでなにを………って、副会長!?」
これが、俺と沙也香の出会いだった。
378名無しさん@初回限定:04/08/08 01:55 ID:kGMDTIzC
ぁ〜…
ゃっぱ突発屋さんの小説ぃぃな〜…

もし投稿中だったら…連投回避という事で見逃してください(ぉ
379突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/08 01:59 ID:V7cfkVbc
続きません!w
夜の学校のプール…というと私的にはこんなイメージかな?
ちなみに「「しにがみのバラッド。」も全然知らないし>マテ


>>桐莉兄こと九曜隆浩氏
長文、お疲れ様です。
こういう話は書けないので羨ましいです。


>>池魚氏
この妹サンも、また可愛くて良いですなぁ♪


518氏>>
そろそろ復活なさいませんか?


>>ノームサムライ氏
姉妹キターーーーーッ!!w


>>まとめサイト管理人様
スミマセンです。
No274は「朝起きたら妹に彼女を寝取られた」で合ってます(汗
380名無しさん@初回限定:04/08/08 03:44 ID:Kg7kSe6h
ここは妄想爆発のいんたーねっとだね?お兄ちゃん?
381名無しさん@初回限定:04/08/08 06:10 ID:BDqu4/7s
朝起きたら妹が、なにやら妄想爆発させていた…。
382名無しさん@初回限定:04/08/08 12:35 ID:2qtF4jb4
朝起きたら妹から、代打としておくられた。
383池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/08 18:49 ID:EnIjxg3N
>>379
続かないのか! てっきり続きモノかと。
情景描写が上手くて、羨ましい限り。
それにしても、副会長、裸で水泳ですか……。



あー、一週間ぶりに長めのヤツを書いてます。>>369のヤツ。
なかなか筆が進まないというか、進んでるけど終わらないというか。
夏祭りのヤツは、あらすじが用意されてて楽だったなー、なんて現実逃避。

現在、7レス分ぐらい書きあがってるけど、合計で多分10レスぐらいの予定。
ろりあえず、キリのいいところまで投下しますね。
384池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/08 18:49 ID:EnIjxg3N
 朝起きたら妹と、深夜、学校のプールに忍び込む約束を交わした

「おはよー!」
朝早くから、妹の元気な声が耳に響く。
「ああ、おはよう。今日もまた暑いな」

――先日のラブホ雨宿り事件から一週間。
あれから俺たちは、何事も無かったように今までどおりの生活を続けていた。

「そう、暑い! こんなに暑いと、何もやる気が起きなくなっちゃうよ」
「ああ、そうだな。……クーラーでもつけるか?」
妹が何を言いたいのか、俺は必死に読み取ろうとする。
「クーラーは温暖化を進めるから、夜になってからのほうがいいわよ」
いつも俺がクーラーをなかなか付けない言い訳に使っていたセリフだ。
「こんなときは、何か冷たいものに触れるのが一番だと思うのよね」
「……アイスなら、冷凍庫に入ってるぞ」
「アイスは、太っちゃうからな〜」
妹は、そのスレンダーな体を見回しながら言う。
「だからね、そんなんじゃなくって、もっと、水とか、そういうものが……」
「……プール?」
「あっ! お兄ちゃん、プール行きたいの?
 仕方ないな〜、お兄ちゃんが行くんじゃ、私も行くしかないわね」
相変わらず、こいつは演技が下手だ。だが、俺もそれを口に出すほど野暮でもない。
「……ああ、一緒に来てくれるのか? 嬉しいな」
「私と一緒に泳げるなんて、ありがたく思いなさいよ!!
 さーて、そうと決まれば早速準備だ!」
妹は、水着セットのしまってある部屋にトタトタと駆けて行った。

「ンン〜ンン〜ン〜ンン〜ン〜♪」
嬉しそうに鼻歌を歌いながら、プールの準備をする妹。

――その先に、残酷な運命が待ち受けているとも知らずに。
385池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/08 18:50 ID:EnIjxg3N
「本日定休日」
プールの入場券売り場に下げられた札を読み上げた。
「だ、そうだ。この辺に他にプールはないし、今日は諦めろ」
「……」
妹が、かつて無いほどに殺気を漂わせている。
「……! と、とりあえず、家に帰ろうか。な?」
「……うん。帰る」
家に帰る途中、背後の市民プールから爆音が聞こえた気がしたが、
その直後に妹が晴れやかな顔をしたのを見てしまって、俺は背後を振り返ることが出来なかった。

「ただいまー」
俺は無事に家に帰り着き、ドアを開けて言う。それに応えてくれる人間は、当然ここにはいない。
妹は何も言わずに居間へ行き、今朝急いで用意した水泳セットを床に投げ捨てた。
「……」
妹はそのまま俯いて、じっと黙り込んでいる。
「……なあ、また今度じゃ、ダメか?」
「……」
「夏休みは、まだまだあるだろ? 別に今日にこだわらなくても、さ」
「……」
「……そうだ! 明日、お兄ちゃんも仕事休んで、プール連れてってやるよ!
 平日だから、貸切みたいなもんだ! 一日中お前と遊んでやる!」
俺が言い終わると、妹はようやく顔をあげて、
「……ううん、いいよ! 仕事休んだりしたら、後が大変だよ!」
僅かながら、瞳が潤んでいる。
「私、諦めるよ! お兄ちゃんも忙しいし、贅沢言ってらんないわよね!」
妹は、無理に笑顔を作って言う。もう、見てられない。
「……お前が諦めるとかじゃなくて、元々プールに行きたいのは俺だったんだ。そうだろ?
 俺がプールに行きたいから、行くって言ってるんだ」
「……! ……ありがと、お兄ちゃん。でも、流石に仕事休んじゃいけないから……。
 あっ、……私、実は今日でも入れるプール、知ってるんだ」
「何、どこだ? この近くでか?」
「……私の学校。休みの日は、夜なら誰もいないから」
386池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/08 18:51 ID:EnIjxg3N
「それは、バレたりしないのか?」
「私の友達も、たまに遊びに行ってるらしいから、多分大丈夫」
妹は、俺の家のすぐ近くにある女子高に通っている。徒歩十五分。
「ね、いいでしょ?」
……本当に大丈夫なのだろうか。
仮にバレなかったとしても、それは不法侵入だ。そんなの、許されることなのか――
――やめだ。許されざることになんて、つい先週手を出したばかりだ。
今更考える必要もない。
「――わかった。夜だな? 10時になったら、出掛けようか」

昼。夜出かける準備をしている俺と妹。
「お兄ちゃん、衣装はどれがいい?」
「衣装?」
妹は、クローゼットをガーっと開き、中のものを見せた。
「誰にも見つからないように忍び込むんだから、やっぱりそれっぽいものがいいよね!
 全身黒タイツに、黒子装束に、忍者服! カモフ系なら、枝垂れ桜の着ぐるみも有るけど」
この季節に桜は咲かん。というか、全長4メートル近くあるそれを着て動くほうがよほど目立つ。
「俺は……普通の服でいいかな……」
「冗談よ。もう少しまともな衣装もあるから」
妹は、隣のクローゼットを開く。
「学校に入り込むなら、やっぱり学生服よね! これなら見つかっても誤魔化せるしね。
 はい、学ラン! ブレザーでもいいよ」
「お前の学校は、女子高だろうが」
「あ。……じゃあ、女子高で見つかっても誤魔化せるという事で――」
妹は、クローゼットの奥に手を突っ込み、中のものを引き出した。
「セ〜ラ〜服〜!」(ド○えもんボイス)
「私服で行くぞ」
さっさとその場を離れる俺。

「……ふう、やっぱりダメか」
残されて一人呟く妹。セーラー服やら学ランやらをしまいながら、微笑む。
「ま、ここまでは計算通り、かな?」
387池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/08 18:56 ID:EnIjxg3N
夜10時。結局服は、夜なので上下とも黒い普通の服にした。
「時間だ。出かけるぞ。準備はしたか?」
「もちろん。お兄ちゃんがどうしても行きたいって言うから仕方なく、ね」
妹は、上下とも黒に統一した服で決めている。俺と、同じに。
肩には、おそらくプールで使う水着や浮き輪などが入った大きなバッグをかけていた。
「じゃ、いこっか」
俺は、誰もいない家の中を振り返り、そして言う。
「いってきまーす」

「ここか。門は閉まってるし、どこから入れるんだ?」
妹のほうを振り返ろうとすると、
――ガッ……ガッ………バギャッッカランカランッ……ギィィィィッ
開いた扉と、地面に落ちている壊れた南京錠と、コンクリートブロックを掲げた妹。
「ここ開いてたから、早く入ろっ?」
……何も突っ込むまい。

「プールだー!」
「うっわ、おい、静かにしろ!」
黒服のまま、プールサイドを駆け回る妹。
「じゃ、早速水着に着替えよっか!」
服を脱ぎ始める妹。
「ま、待てえぇい! 俺の目の前で着替える気か!?」
妹は顔を赤らめて、
「そ、そんな今更意識しないでよ! じゃ、じゃあ、向こう向いてて」

「こっち向いていいよー」
しばらく待っていると、妹の声がしたので、俺は後ろを振り向く。
ついに妹の水着姿が俺の目の前に……ッ、無いッ!
なんでさっきの黒服のままなんですか。
「なんで着替えてないんだ?」
妹は、ニッと笑ってバッグを開き、
「お兄ちゃん、どの水着着て欲しい?」
388池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/08 19:00 ID:EnIjxg3N
妹の大きなバッグの中を見ると、色とりどりの水着が並んでいた。
なるほど、バッグがやたらと大きかったのはそういう訳か。
「何色のやつがいい? お兄ちゃんの好きなやつ着たげる!」
「どれどれ……って、お前これ全部スク水じゃねーか! 違うのは色だけか!」
スク水というチョイスは、俺への当てつけだろうか。
「色だけじゃないよ! 背中の名札とか、裏地の有無とか、色々違うから!」
……ここはやはり、定番の紺色名札有りか? ――って、何を真面目に考えているのか。
「どう? 決めた? 因みに、スペシャルとしてスケルトンカラーも有るよ!」
妹は、スケルトンスク水を自分の体に当てて見せた。
……ヤバイ、スケルトンヤバイ、マジでヤバイよ、マジヤバイ。
まず透ける。もう透けるなんてもんじゃない。超透ける。透けるとかっても、
『ワイシャツ濡らしたぐらい?』とか、もう、そういうレベルじゃない。何しろ透明。
「……お兄ちゃん? 聞いてる?」
妹が、心配そうな顔をして俺の顔を覗き込んできた。
どうも、興奮しすぎて少しあっちの世界に行ってしまっていたようだ。

結局、流石に兄として妹にスケルトンを着せる訳にも行かず、
水着は黒の名札無しで、惜しかったが裏地は有りになった。
「ジャーン! 本邦初公開、御先ヒトミちゃんの水着姿ー!」
妹が着替え終わった。その間に俺も建物の影で着替えた。
「おし、じゃあ、入るか」
「イヤッホー!」
妹は、浮き輪を装着して勢いよくプールに飛び込んだ。
――ジャボーンッ
「――ニ゛ャァァァァアアァッ!」
妹が飛び込んで一瞬の後、妹の歓声は悲鳴へと変わった。
「お、おい! どうした!」
俺は慌ててプールに入り、妹の側に近寄る。
「ツ、ツ ベ タ ヒ……」
虫の息の妹。どうやら、水が冷たいと言っているようだ。
確かに冷たいが、俺にとっては悲鳴をあげるほどのものでもなかった。
何の準備もなしに飛び込んだからだろう。俺は急いで妹をプールサイドに引き上げた。
389池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/08 19:01 ID:EnIjxg3N
「……大丈夫か?」
妹は、タオルをまとってガタガタとうずくまっている。
「……べ、別にお兄ちゃんに助けられなくても……わた、私、我慢できたもん……」
「……余計なお世話、だったかな?」
俺がそう言うと、妹は顔をこちらからそらし、
「ううん……一応、お礼は言っとく。……ありがと。
 ……言っとくけど、私、助けられなくても大丈夫だったからね! 形だけよ、今のは!」
「そうか……。大丈夫なら、それでいいんだ」
妹は、まだ向こうを向いたまま聞いている。

そのまましばらくの時が流れた。
「さ、て。もう大丈夫! 体力回復したから、もう一回チャレンジだ!」
妹は立ち上がって言った。
「そうか。今度は慎重にな」
妹は、少し考え込むような素振りをし、
「……今度は、お兄ちゃんも入るの!」
両手で俺の腕を掴んで、強引にプールの淵まで連れて行く妹。
「そ、そんなに引っ張らんでも――」
妹は、後ろ向きに引っ張っているので、足元が見えていない。
「――あ゛」
妹は、プールの縁に足をぶつけた。そして後ろに倒れこみ、
――ジャッパーンッ

「んみゃあああぁぁ゙ぁ゙ぁ゙あ!」
妹が腕を掴んでいたので、今度は俺も一緒に落ちた。
「プハッ、ゲホッゲホッ……おい、そんな冷たくないから、落ち着け」
「ひゃァあぁ……おにいひゃん、たすけ……」
妹は俺の腕を頼りに、俺に抱きついてきた。
「……。あったかい……」
「……」
……胸が当たってる。つーか、全身べったりくっ付いてる。
気になるが、流石にここで突き放す訳にも行かないので、俺は妹をそのままにする。
390池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/08 19:10 ID:EnIjxg3N
ここまで。
妹のキャラが夏祭りのときと変わってるとか、気にした人はコンクリブロックで砕きます。
感情の変化が急すぎるとか、気にした人には残酷な運命が待っています。


しにがみのバラッド。について、調べてみたらおもしろそうだった。確かに絵がいい。可愛い。
紹介読んでたら内容も気になったので、今度買ってみる事に。(スレ違い)
391518 ◆518YLv.Xnc :04/08/08 20:14 ID:IbzjtKaM
>>桐莉兄氏
GJです
電波をゆんゆん感じます(言い意味で


>>突発屋氏
GJ&続きキボンヌ
復活の方は、最近いろんな職人さんが頑張ってるし、
私が書いても他の作品の素晴らしさに埋もれてしまうだけだと思うので…
多分もう私が書く意味はないんじゃないのかな〜と…


>>池魚氏
GJです
是非コンクリブロックで砕いてください。出来れば妹さ(ry
しにがみのバラッドを、同じく読んでみようかなと思案しています
その前に積んでるラノベ&小説を何とかしなくてはいけないですが…
ちなみに今は「お・り・が・み」を読んでます。良い具合に電波です
392名無しさん@初回限定:04/08/08 20:39 ID:vqqcDjMN
>>391 518氏
復活予定は無いですか(´・ω・`)
このスレで初めて読んだSSが518氏のダブルだったんですよ。その時過去スレからミッシングも読んですごく好きになりました。
この前まとめサイトで久しぶりに通して読み返してやっぱりいいなぁって思いましたよ。
もし、また復活なさるのでしたらその時は応援しますよ(・∀・)b
393518 ◆518YLv.Xnc :04/08/08 22:36 ID:IbzjtKaM
>>392
ありがとうございます
何だか、そう言ってもらえるともの凄く嬉しいです
でも、正直ダブルはいろいろやろうとして失敗しすぎた作品なんで少し恥ずかしいw
ミッシングの方は上手くまとまった自信があるんですが……ダブルは不完全というか
実はダブルは全体かなりから大幅に話をカットをしたので、未完成なんですよね
いつか完全版を書いてみたいと思ってますが、私の才能ではきっと叶わないなと思います

とも有れ、本当にありがとうございます
394名無しさん@初回限定:04/08/08 22:57 ID:EnIjxg3N
>>391
俺も、518氏に復活を希望。
あんなに綺麗にまとまった長編ものを書けるっていうのは、やっぱり凄いと思います。
長編は負担が大きいようなら、1レス作品でも是非。
395桐莉兄@投稿中:04/08/08 23:38 ID:/rxPqT6o
どだだだだだだだだだだだ――ばだぁんっ!
「兄ちゃんっ、これ見るーーーっ!!!」
「……ぬぅ……だから、朝っぱらから俺の部屋に殴り込み掛けて来るのはやめ―――――」
『うなー』
「………うなー?」
…………朝起きたら妹が、…………こっ…………仔猫キタぁぁぁーーーーーーーーーーーっっっ!!
「―――――ねこ」
「うぃス!にゃんこス!!」
「―――――ねこだ」
「うぃス!そうとも言うスね!!」
「―――――ねこだぉ〜」
「うぃス!ごっさ可愛くて萌え萌えス!!」
「ねこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっっ!!!!!!!!!!!」
「わきゃ!?兄ちゃんご乱心ッ!?」
ハァハァハァハァハァハァハァハァ…………
『うなー』
ぐは!鼻血が!
「に、兄ちゃん……?」
396桐莉兄@投稿中:04/08/08 23:39 ID:/rxPqT6o
「……桐莉、おまえこれを何処で拾って来た」
「ぎゅ、牛乳配達してたら……」
「……してたら」
「公園住まいの社会的弱者のオッサン達が、貴重な蛋白源に体内で変換作業しようとしてたんで……」
「……してたんで」
「ちょこーっと月に代わってジェノサイドしちゃったりとかして、か弱い生物を救助活動なんかしちゃったりとか……」
「……しちゃったりとか」
「あ、でも大丈夫ス!ちゃんと砂場掘って地下二十五メートル位のとこに埋めて来たスよ!」
「……何を」
「えと…………その……………あの………………………………………………お、おっさん………」
「……おっさん」
「も、萌えないゴミは……地中に…埋め……るスよね?」
「……何人くらい」
「三人で鍋囲んでたス!猫鍋なんて残虐非道ス!母猫は既に食われてたス!もう、全部いもうとビームで一蹴スよ!」
「……桐莉」
「いやぁもう、そんなに誉められると照れちゃうすね〜!あは、あははははは、ははは、は…………」
「……桐莉ィィィィィィ!!!」
「は、はわわわわぅっ!?やっぱまずかったスか!?今すぐ掘り出して来るス!!でもって改めて富士の樹海か東京湾か北朝鮮にでも捨て――」
がしっ。
「……良くやった!九曜桐莉、ブラボーだ!!」
「――う、うぃス?(汗)」
「偉いぞ、流石は俺の妹!」
397桐莉兄@投稿中:04/08/08 23:40 ID:/rxPqT6o
「えっと……これはひょっとして、兄ちゃんに誉められてるスか?」
「誉めるも誉めないも無い、今日のお前は最高に輝いているさ!愛してるぜべいべ☆」
桐莉と仔猫を思いっきり強く抱き締める。
『なーう』
「や、やたっ!兄ちゃんにアイされたスべいべ☆」
つーか寧ろ、桐莉は仔猫のオマケだ。
「諸君、私は猫が好きだ。 諸君、私は猫が好きだ。 諸君、私は猫が大好きだ。
白猫が好きだ。 黒猫が好きだ。 茶虎猫が好きだ。 斑猫が好きだ。 三毛猫が好きだ。 
アビシニアンが好きだ。 スコティッシュフォールドが好きだ。 ロシアンブルーが好きだ。 ノルウェイジャンフォレストキャットが好きだ」
「……に、兄ちゃん?」
「平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 泥中で 湿原で
この路上で寝そべっている愛らしさ溢れる猫達の行動が大好きだ!」
「兄ちゃん、正気に戻るス!のーみそが猫電波にやられてるスよぉっ!」
「よろしい、ならばニャンニャンだっ!」
「全然宜しくないス!兄ちゃんの鯖味噌っ!獣耳マニアーーーっ!!!」
おお、何を言うんだ、桐莉!
お前にはこの猫達の愛らしさが理解出来ないのかい?
この耳、この尻尾、この肉球、しぐさの一つに至るまでが完成された美の結晶!
そうか、親父だな!親父が桐莉を洗脳して俺を猫から引き離そうとしているんだ!
よし、待ってろ。今すぐ俺があいつを殺してお前を元通りの可愛い猫耳に改造してあげよう。
愛してるよ桐莉、愛してるよ桐莉、アイシテルよキリリあいしてルよきり
「だぁーーーーっ!兄ちゃんっ、いい加減電波受信するのやめるス!アイーーーーーーッ!アィィーーーッ!!!!」
うぐぁ……何処からか別な電波が飛んで来るッ!晴れた日は電波が良く届くゥゥゥ!!!!!
398桐莉兄@投稿中:04/08/08 23:45 ID:/rxPqT6o
「っ、ダメだス!仔猫でイッちゃった兄ちゃんはどうにも止まらないス!こうなったら……兄ちゃん、これ見るス!」
これ……これって何だ………俺に呼び掛けるこの声は………
「いくス、合体!バイルダーオンっス!」
『うなーーーっ!』
がぽっ。
「………………」
「に、兄ちゃんの部屋にあったゲームのキャラがこんな感じだったスけど………」
「………………」
「………あぅ〜、やっぱダメすか………」
「まっ、真琴ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっ!!!!!!!」
「どわぁっ、兄ちゃんが本格的に壊れたス!」
「ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴろぉぉおおおおおおぉぉおおぉぉ!!!!!!!!!」
「駄目ス!本格的にやばいス!後頭部を斜め四十五度の角度で叩いても直らないス!もう買い換え時期が来てるスか!?」
「ももももももっももおっもももえっ、萌えもえっ、もへぇえええええーーーーーーっっっ!!!!!」
「兄ちゃんっ、おちけつ!いもうとビーーーームッ!!!!」
「ぐはぁっ!ビーム!ぷちこタンっ!ぷーちーこーたぁぁぁーーーーーんっ!!!」
「うぎゃーーーっ!逆効果だったスかぁーーーーーっっっ!!?(涙)」
ぎゅぅぅぅぅぅぅっ、ぎちぎちぎちぎちぃっ。
「ねこー、ねこだー」
「やめるス!苦しいス!暑苦しいス!何で脱ぐスか!?」『うなーーーー!?』
「……猫なのに『ス』とか言うなぁ!」
「き、桐莉は昔から『ス』なキャラで通して来たスよ!?」
「猫さんはッ、猫さんは『にゃん』とか『にょ』とか付けるの!『ス』なんて認めないッ!そんな妹、修整してやるゥ!」
「うぎゃぁぁぁぁっ!やっ、やめ……やめるにょーーーーーーっ!!!(泣)」
「それだぁっ!もっ、萌えッ!もへぇええーーーーーーっっっ!!!!!!」
「ひぃぃぃぃーーーーーース!!!!(涙)」『うなーーーーーーーーー!!!(泣)』
399桐莉兄@投稿中:04/08/08 23:46 ID:/rxPqT6o
がつんっ☆
「………ぐは!」
………暗転する視界の向こうで………。
「か、かーちゃん!助かったス!」『うなー!』
………信楽焼きの狸を………。
「あらあら。可愛い猫さんね」
「うぃス!萌え萌えス!」
「きちんと世話をするのなら、うちで飼ってもいいわよ」
「でも、猫見せたら兄ちゃんが壊れるスよ」
「それは困ったわね」
「桐莉は仔猫飼いたいけど、兄ちゃんが壊れるのは嫌ス」
「そうだわ!お母さんにお・ま・か・せ☆」
………思いっきり俺に叩き付けたのは………。
「う、うぐぅ……」
――どさっ。

――――――――――
………ぅぅ……っ
「あ、兄ちゃん。起きたスか!」
何だ……頭がいてぇ……
「大丈夫ス!傷は浅いス!術後の経過もバッチリっス!」
……今何時だ……つーか、此処は………
「あらあら、隆浩ちゃん。良く似合ってて、とーってもぷりてぃよっ☆」
……そうだ……あの仔猫は?
「にゃーにゃーなら其処に居るス!」
「…………?」
「うふふふふふふふふ。久々の会心作だわぁー♪」
「うぃ、鏡ス!」
………………ま、まさか。
400桐莉兄@みっしょんこんぷ:04/08/08 23:50 ID:/rxPqT6o
「―――ぎゃーーーーーー!俺が猫耳ぃっ!?」
「やーんっ、超カワイイーっ!あなたは今日から、逆さ縛り首団の改造人間<ニャンデヤネン>よっ!」
「にゃんでやねーーーんっ!」
「そうそう!いいわよっ!実にイイわぁっ!」
「兄ちゃんに拒否権は無いス!ついでに今日付けで人権も無くなったス!諦めて桐莉の世界征服に付き合うスよ!」
「ちょっと待てっ、何でお前じゃなくて俺がっ!いや、じゃなくて、おまっ、お前が総帥ぃぃぃーーー!!?」
「うぃス!逆さ縛り首団総帥、九曜桐莉ス!大人しく忠誠を誓うがいいス!諸君、世界は腐っているのだーーーーーーっ!!!!!」
「「「「「「「「「「アイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」」」」」」」」」」
「せっ、戦闘員まで居るぅぅぅーーーーーー!?」

――拝啓、多分前回天国に逝っちまった父ちゃん。
俺もなんか改造されちまったみたいで。
しかもよりによって猫耳男で。
人権とか拒否権とか、其の他、人として色々と大事なもん無くしちまったみたいで。
なんか良く分かんない間に、我が家の台所に全身黒タイツの覆面戦闘員が五十名ほど居たりする訳で。
今、みんなで仲良くおかずのニラタマ突付いてる所です。
古株戦闘員のムラマツさんが持って来てくれた梅干が美味しいです。
俺の人生暗夜行路で、いろいろと間違っちゃってる気がしないでも無い訳ですが、
愛しの桐莉とにゃーにゃーと一緒なんでちょっぴり幸せな気がしないでも無かったりする訳で。
こうなった限りは力一杯、逆さ縛り首団で元気にご奉仕するにゃん、です。
父ちゃん、天国でも元気にやってまつか。
俺は多分、今日も明日も逝ってよしでつ。
追伸。
俺の尻尾と猫耳、一応出し入れは自由に出来るみたいです。
………………………………………………………誰か、悪い夢だと言って下さい。
                                              隆浩より、アイを込めて。
401名無しさん@初回限定:04/08/09 00:46 ID:i67/6lHi
あいかわらずデムパぶんぶんでよろしい。乙。
402518 ◆518YLv.Xnc :04/08/09 01:36 ID:X7GLaq1M
>>桐莉兄氏
GJです
相変わらず電波が……

>>まとめ様
久々に自分の書いた物でも読んでみようと思い、ミッシングを読んでいたのですが
兄妹の会話の部分が抜けてました
「その2」の744-747が抜けてました
あれがないといきなりエッチシーンに突入する展開になっちゃうので、補完お願いします
403突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/09 03:10 ID:0MdtQS/8
久々に長文、行きます♪

とん、と胸を軽く押されただけで小柄な私は後ろへとよろめき、そのまま
ベッドの端に足を引っかけてしまって仰向けに倒れ込む。ぱふっ、と羽毛
布団柔らかい感触に包まれる背中。
「せ、せんぱい……!」
『なぁに?』
と言いながら、ゆっくりと覆い被さってくる先輩。大人びた瞳は獲物を捕ら
えた猫のように細く微笑み、耳が隠れる位の高さで綺麗に切りそろえたショ
ートカットがサラリと揺れる。私の顔の両横に手をつき、太股を挟む様にし
て膝をついた姿勢の先輩には指一本触れられいないが、何故か動けない私。
「わ、わたし、こんなことするつもりで来たんじゃ……」
『じゃあ、何をしに来たのかしら?』
「な、なにって……」
『私、言わなかったかしら? 今日は誰もいないから、良かったら家に寄っ
ていかないって?』
「……仰いましたけど、それは……」
『それは?』
「……それは、え、えーと……」
近づく顔と顔、先輩の熱い吐息を感じる。
『良いのよ、隠さなくても?』ちゅ、とほっぺにキス『本当は、期待してた
のよね? けど、エッチな子だって思われたくないから、一生懸命に言い訳
してるんでしょ?』
「ち、ちが………んんっ!?」
不意打ちのキス。柔らかくて濡れた舌が侵入してきて、まるで別の生き物の
様に私のそれに絡みつく。上から下へ、舌を伝って甘い唾液が口の中にどん
そん流れ込んでくる。
『んん……んん……ちゅぱっ、ちゅるる……』
「せ、せんふぁい……んんんっ。」
404突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/09 03:11 ID:0MdtQS/8
『うふふふふふっ♪』唇が離れ、次に名残を惜しむ私から抜け出す様に舌が
抜じ取られる。『キスだけで良い? 駄目よね、もっと欲しいでしょ?』
「で、でも……」
『でも……なんて無しよ。』するり、と魔法の様に制服のタイが解かれ、ブ
ラウスのボタンが下から順番に片手で外されてゆく。『好きな相手に気持ち
良い事を望むのは、当たり前。恋人だからこそセックスで愛を確かめ合うも
のだと思うけど………違う?』
「でも……今日は……下着、可愛くないし……」
お腹の辺りだけがブラウスが開かれると、キスで火照って敏感になった素肌
がエアコンの効いた空気に触れる。
『あらあら……私は、下着の趣味で未央を好きになったんじゃないし告白し
あ訳でもないのよ?』
「け、けど……ふぁっ!?」
触れるか触れないか、そんな微妙な力加減の指先がおへその周りと一周して、
お腹の上を滑る。つつつ…と胸を目指す動きにゾクゾクする。
『……だけど、未央が嫌がるんじゃ仕方ないわね……』ブラまで到着した指
先が下から乳房の頂点へと『……今日は、下着の上から愛してあげるね?』
「っんんんんんっ!?」
同性ならではの慣れた動きでブラの上から乳首を見つけ、力を入れずに指先
だけでクルクルと円を描く様に撫でる。刺激……と表現するのもおこがまし
い程の触れ方だが、その微妙なタッチが焦れったさとなり私の乳首は自分か
ら強い快感を求める様に固く尖ってくる。先輩に攻められて熱くなってゆく
左胸とは正反対に触れても貰えない右の乳房は反応すべき愛撫さえ与えられ
ないままに、一番奥で灯った火を持て余すばかり。そんなアンバランスな快
感で頭の中がグチャグチャになってゆく。
「せんぱぁい、右も、右もぉ……!」
『うふふ。右も、なぁに?』
「右の……右のおっぱいも、してぇ!」
『がっついちゃって、しょうがない子ねぇ。じゃあ……あむっ、んんん!』
「ひぃっ!?」
ブラの上から唇で摘まれ、引っ張られた途端に頭の中で火花が散る。待たさ
れていた場所への強い刺激に軽く達してしまう。
405突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/09 03:12 ID:0MdtQS/8
「はぁ、はぁ、はぁ………」
『まぁ!』驚いた様な、それでいて嬉しそうな先輩の声『直に触った訳じゃ
ないのに、もうイッてくれたの?』
「はぁ、はぁ………ご、ごめんなさい……」
『良いのよ、謝らなくても。』乱れ、汗で張り付いた前髪を指で梳いて額に
キス『感じてくれるって事は、私を受け入れてくれてるって事ですもの。け
ど凄い感度ね、いつもオナニーは胸でしてるんじゃない?』
「え、えっと……それは……」
『恥ずかしいでしょ。言わなくても良いわ。』
「……ごめんなさい、先輩。」
『その代わり、体に聞いてあげる……』胸をいじっていた指がスカートの中
に差し込まれる。そのまま先程と同じ愛撫が太股に。『乳首だけでイッちゃ
うくらいに敏感だったら、ここをイジメたらどうなっちゃうのかな?』
「せ、先輩、止め………ああんっ!!」
素肌をくすぐる指先。今度は五本の指全てを使って内太股全体をくまなく撫
で回す。その煮え切らない愛撫の感触が一番近い性感帯である女性器にピリ
ピリと伝わり、ヒクヒクと蠢き始める。焦らして遊んでいる、面白がられて
いるのだと理解していても、もう私は体の制御が出来ない。既に命令中枢部
位は頭脳から子宮へと移ってしまっているからだ。一番気持ち良い所に触れ
て貰おうと腰を浮かしても先輩の指は巧みに逃げる。
「せんぱい、せんぱぁい!」
『どうしたの、そんなにお尻を振っちゃって? もしかして、一番恥ずかし
い所に触って欲しい?』
「うん……うんっ!」
406突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/09 03:13 ID:0MdtQS/8
『じゃあ、今日から私の事は”お姉様”って呼ぶの。出来る?』
「出来る、出来ますからぁ!」
『それじゃ、言ってご覧なさい?』
「お……お姉様ぁ………」
『……………ん? なに? 聞こえないわ?』
「お姉様、お姉様ぁ……!」
『聞こえなぁい……』
「そ、そんなぁ! お姉様ぁ!」
『もう少し大きな声だったら、聞こえるかな?』
「お、お姉様! お姉様っ! お姉様ぁっ!!」
涙を流し、お口とアソコから涎を垂れ流しながら叫ぶ私。もう格好悪いとか言
ってる場合じゃない。おかしくなりそう!
『よしよし、良い子良い子。じゃあ、してあげるね?』
「はい、お姉様っ!」
既に愛液が染みこんでベタベタになっているショーツ。そこにお姉様の掌が添
えられ、次の瞬間には股間全体を凄い勢いで上下に擦り始める。
「あ……あああああああああっ!!」
407突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/09 03:23 ID:0MdtQS/8
「お姉様っ! 私、イッちゃうーーーーーッ!!」
「どわっ!?」
隣の部屋、未央の悲鳴(?)で目が覚めた。


『朝起きたら妹が、なにやら妄想爆発させていた…。』


「未央っ、一体何がどうしたっ!?」
パジャマから着替えるのももどかしく、俺は慌てて未央の部屋に飛び込んだ。
妹と言えど一応は年頃の女の子、普段ならノックがルールだが、こと今回に限
ってはンなことを言ってる場合じゃない。寝ていたので何を叫んでいたのかは
不明だが、あの大声はただ事じゃない。
「未央、一体………………って………あれ?」
「ふぇ? おにーちゃん?」
妹は部屋にいた。見たところ五体満足な模様だし、何者かが侵入している形跡
もない。だが………
「お前、さっきの大声は……もしかして……?」
全裸でベッドに横たわる未央。端から使っていなかったのか掛け布団は床の上
に落ちており妹の体は丸見え。そしてその右手は胸、左手は股間に添えられ、
しかも立て膝で大きく開いた足の間には粘着性で透明な液体が広範囲に付着し
てキラキラ朝陽を反射して光っている。おまけにシーツには染みが……
408突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/09 03:23 ID:0MdtQS/8
「………………あ!」
隠しようもフォローも出来無いほどにハッキリ残る自慰の痕跡。余程、気持ち
良かったのか絶頂の余韻で呆然となっていた未央だが、俺の浮かべた複雑な表
情が良いクスリとなったのか見る見る正気を取り戻し赤くなってゆく。
「…………見た、よね? お兄ちゃん?」
と慌てて足を閉じる未央。もはや数億年分は手遅れだが。
「いや、まぁ、なんというか……ちょっとだけ?」何故か疑問形。
「………………………………」
「な、なにやら叫び声が聞こえたんで、心配になってだな?」
「………………………………」
「それに、まさか朝からオナ……んなことしてるとは思わないだろ、普通?」
「………………………………」
「まぁ、別に未央が無事なら良いんだが、俺は……」
「…………………で……」
「『で』?」
「で………出てけーーーーーーっ!!」
「ふごぁっ!?」
今時珍しい蕎麦殻&檜チップ入れの枕が顔に直撃し、ブラックアウト。
409突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/09 03:24 ID:0MdtQS/8
「昨日、こんなの貰ったんだよ……」
と未央から便せんを手渡される。ちなみの朝の大騒ぎから三時間後の俺の
部屋である。
「誰から?」
「三年の先輩から、楠楓さんって綺麗な人。」
「ああ、あの風紀委員会会長の楠先輩か。俺が見ても良いのか?」
「うん、ちょっと相談したいと思うし……」
「どれどれ? 『好きです。明日の午後三時に中央公園の噴水前で…』って!
これ、ラブレター!?」
「やっぱ、お兄ちゃんもそう思う?」
「いや、誰が見てもラブレターだろ? 本当に楠先輩の手紙なのか?」
「間違いないよ、直接手渡されたんだもん……」
お堅いオーラの人だが、その反面(?)真面目で清潔感溢れる先輩で皆にも
結構慕われてる人なのだが……
「……あの人、レズだったのか? どんな感じで貰ったんだ?」
「帰りに、校門の所で。『これ、お願いできます?』とか爽やかな笑顔で
差し出したから何も考えないで受け取っちゃったんだけど………」
「そりゃ、まぁ、確かにラブレターだとは思わんわな普通は。」
「……でしょ? 私、どうしたら良いんだろう?」
「どうするもこうするも、お前が決めるしかないだろ?」
「そうじゃないよっ、どうお断りしたら良いんだろうって事だよ!」
「いや、だってお前、今朝のアレは……」
「オカズと恋愛は全然別問題だよっ! 私はレズじゃないもん!」
410突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/09 03:25 ID:0MdtQS/8
「そ、そういうものなのか……」アレを聞いた後では釈然としないモノが
多々あるのだが「……じゃ、正直に『女の人とは付き合えません」って
言うしかないだろ?」
「お、お兄ちゃんは二年だからそんなんこと簡単に言えるんだよ。一年の
私が三年生の先輩を振るなんて出来ないよぉ……!」
「じゃ、楠さんと付き合うのか? 嫌だったら断るっきゃないだろ。」
「うん。だからね、お兄ちゃんにお願いしようかなって……」
「……………はい?」


『朝起きたら妹から、代打としておくられた。』


そして午後三時……の三〇分前。
「お兄ちゃん、頑張ってね!」
「……引き受けた上でこう言うのもなんだが、此処まで来たら一緒に来た
方が良いんじゃないか?」
良く晴れた日曜。麦わら帽子を目深にかぶり約束の中央公園の入り口でコ
ソコソ周囲を警戒してる未央。はっきりいって挙動不審だ。
「ヤだよ出来ないよっ、だからお兄ちゃんにお願いしたんじゃない!」
「……ったく、しょーがない奴だなぁ……」
「恩に着るよ、お兄ちゃん。ぐっどらっく!」
411突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/09 03:27 ID:0MdtQS/8
中途半端な声援を背に、指定ポイントの噴水前に向かう。可愛い妹の為と
は言え、正直女性に悲報を送るのは気が進まない。しかも相手は学校でも
屈指の美人と評判の楠先輩だ。日曜日と言う事もあって周囲を駆け回る子
供達を避けながら、どうすれば一番ソフトに伝えられるのだろうかと考え
ながら足を進める。
「……はぁ……結局、どう言葉を選んでも中身は同じなのな………」
重い足取りとは言え、歩き続ければやがて目的地に着いてしまう。十字型
の砂利道交差点(?)の中央にして公園の敷地のほぼ中心点に位置してる
巨大な噴水施設の周囲には、数組のカップルが人目も気にせずに寄り添っ
て幸福な時間を堪能している。先輩らしき人影は……ないな?
「………十五分前。」
時間に律儀な人間………とかいう以前に誘った身である以上は来ていても
おかしくない時間なのだが。
「ま、此処なら暑くないし良いか。」
流水が周囲の気温を吸ってくれるのか、噴水の脇に腰掛けると少し涼しい。
デートの待ち合わせ場所としては良いかもな、と暢気な事を考える。
「…………十分前。」
楠先輩、以外と時間にルーズな人なのか? 以前に仕事を手伝った事があ
るのだが、その時はとても几帳面で時間には正確な人だった。だがプライ
ベートだとこんなものなのだろうか? それにレズというのも……
「………す、すみません……」
と、いつの間にか目の前に女の子が立っていた。
「…………?」
「えと………楠、です……」
「楠………さん?」
あれ? この子誰? というか先輩は?
412突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/09 03:29 ID:0MdtQS/8
「はい、楠……知佳、です。」「
「………知佳………さん?」
「あの…お手紙、あの…ご覧頂けましたでしょうか?」
「…………手紙?」
「はい、えと、恥ずかしながら、おね……姉に頼んでお渡しました。」
「………ひょっとして、ライトブルーの便せんの?」
「はい、同じ色の封筒に入れて………」
姉……と言う事は楠先輩の妹さんか。先輩と同じ髪型、クリーム色に黒の
縁取りが入ったブラウスとロングスカートにベレー帽。黒のリボンタイが
ワンポイントの大人しげな子だが、確かめたい点が一つ。
「……それって、誰宛?」
「?」怪訝そうに眉を動かす知佳さん「……もちろん、先輩宛です。封筒
に私の名前と、先輩のお名前が書いてあったと思うのですけど……?」
「………封筒?」
「はい、それで、あの………突然の事で申し訳ないんですけれど、その、
お返事を頂きたくて………」
「あ、ああ……」
「先輩、いまお付き合いしている方とかいらっしゃいますか? おられな
かったら、もしご迷惑でなければ、その、私と……」
未央の奴、さては封筒に書かれてる事なんぞ全く確認しなかったな?
「と、とりあえず場所変えないかな? お茶でもどう?」
「……は、はい?」
「俺、知佳さんの事を全然知らないしね。先ず話とかしない?」
「は………はいっ、喜んで!」
「じゃ、早速行こうか? この辺とか知ってる?」
「ごめんなさい、あんまり………」
未央の奴、帰ったら小一時間ほど問いつめてやる! と頭の隅で考えなが
らも柔らかい手を取って、少し気分がよい俺だった。
413突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/09 03:30 ID:0MdtQS/8
前半と後半の作り込みのギャップは……眠たいからですw
414名無しさん@初回限定:04/08/09 12:57 ID:vy+fswvF
>突発屋氏
G・J!
415名無しさん@初回限定:04/08/09 14:13 ID:6pCYvwes
GJ!
面白いっす。期待してます!
416339:04/08/09 17:31 ID:IBpKsyR+
GJ!!
久々にヒットしたのでID
417518 ◆518YLv.Xnc :04/08/09 17:47 ID:KIqmKIUX
>>突発屋氏
GJです!
あぁ、続きが気に(ry

>>416
一瞬ビックリしたw
418名無しさん@初回限定:04/08/09 18:44 ID:SujcHp+h
朝起きたら妹の、お墓参りに行ってきた。



・・・化けて出た((((;゜д゜)))ガクガクブルブル
419名無しさん@初回限定:04/08/09 18:53 ID:SujcHp+h
IDがスジッコの体力はHで回復、と出た

成長しないからいつまでたっても1○才
420名無しさん@初回限定:04/08/09 20:09 ID:zyk1n6uP
>>桐莉兄氏
GJ!です、ほのぼの話になるかなーと思って投下したら兄ちゃん暴走&改造ですか(゚Д゚)
このまま電波全開でおねがいしまつw

>>突発屋氏
GJ!なんかこういいところで切りますねーw
続きキボンヌ。
421皐月タソ作者 ◆rZLlLMvFno :04/08/09 20:30 ID:Zhk0XI8T
どうも・・・PCがイかれてしまったのでしばらく挨拶もできませんでした・・・。
今現在は携帯から書き込めます!

・・・で、どこまで書いたか忘れてしまったんですが・・・続きを書いた方がいいですか?それともSSちっくに書き込むのがいいでしょうか?
422名無しさん@初回限定:04/08/09 21:00 ID:zyk1n6uP
>>皐月タソ作者氏
まとめサイト様もあることですし、続きからでいいんじゃないでしょうか?
423池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/09 22:53 ID:ep0ugXzU
>>桐莉兄氏
相変わらず凄いカッ飛ばしてますね。
色々なネタの含有量が凄いです。コレ、全部分かる人はいるんでしょうか。


>>突発屋氏
楠妹かわいい……。続きが読みたいです。


それにしても二方とも、( ゚д゚)書くのハエー……。
424突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/10 01:21 ID:kMxn6syo
『朝起きたら妹の、お墓参りに行ってきた』

海が見える高台の霊園。
陳腐で安易な発想だが、あいつが一番喜びそうな場所だと思う。
「……来たぞ。今日も良い眺めだろ?」
高くなり始めた日差しが小さな小さな墓石を暖かく照らす。緑の匂い、
人工ではない微風、微かな潮の香り、木々のざわめき、無機質な空間の
中で短い一生の大半を消費してしまった妹が欲しかった全てが此処にあ
るのだと信じたかった。
でなければ、自分の余りの無力さに押し潰されそうになってしまう。
「…………お兄ちゃん?」
「!!」
「……お兄ちゃん、こっちだよ。」
「栞……?」
「そうだよ、お兄ちゃん。こっち向いて?」
驚き、次に困惑、そして最後に恐怖。幻なのか幽霊なのか、だがそんな
思考を押し流してしまうほどの愛しさがこみ上げてくる。例え正体が何
であれ『それ』が栞の声で話しかけて来るのなら……
「こんにちわ、お兄ちゃん。」
「あ、ああ。」
……俺に、無視など出来るはずはなかった。
「ご免ねお兄ちゃん、驚いたでしょ?」
後ろに立っていたのは確かに栞だった。通っていた中学のセーラーに身
を包み日差しの中で穏やかに微笑んでいる。
「ちょっと、な。でも元気そうで安心したよ。」
「えへへっ…」と舌を出して照れ笑い「…それが、そうでもないんだよ
でも、どうしてもお兄ちゃんだけには会いたかったんだ。」
「栞………?」
425突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/10 01:22 ID:kMxn6syo
思わず一歩、踏み出す。手入れされた芝を踏む感触と音。
「いままで、本当にありがとう。そして………さよなら。」
「栞!」
「ずっとずっと、お兄ちゃんの時間も心も独り占めしちゃった。本当は
分かってたんだけど、でもお兄ちゃんの優しさに甘えちゃってた。ごめ
んなさい!」
「そんな……栞、俺は……!!」
「ううん。」と寂しそうに目を伏せ、首を振る「だけど……だからこそ、
私は幸せな人生を歩く事が出来ました。他の人達に比べたら、ちょっと
短かったかも知れないけど、みんなに……中でもお兄ちゃんから貰った
沢山の優しさと愛情は誰にも負けないと思う。私、自分が不幸だとか損
をしてるとか感じた事なんて、一度もないよ?」
更に一歩、一歩と妹に近づく。駆けだして抱きしめたい衝動と、触れた
途端に消えてしまいそうな予感が頭の中でせめぎ合ってる。
「もう、私には時間がないってわかってる。お兄ちゃんに何もしてあげ
られない事も知ってる。だけどせめて、お礼くらいは言いたかったの。
そして………」
「栞ッ!!」
「……大好きです。誰よりも好きでした。だからお兄ちゃんも私のことを
想ってくれてたら、生きて、恋をして、笑って、お兄ちゃんに出来る事で
ひとりでも多くの人に幸せを分けてあげて下さい。どうか私の事で悲しま
ないでください。そうしてくれるだけで、私はいつまでも世界で一番、
幸せな女の子でいられるから……」
ニコリ、と儚げに微笑む妹の姿がゆっくりと空気に溶けてゆく。呪縛から
解き放たれた両足を限界まで使って腕を伸ばすが……
「っ!」
もう、そこには誰もいなかった。妹の温もりさえ無かった。
「……さようなら、大好きなお兄ちゃん……」
426突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/10 01:23 ID:kMxn6syo
『……少し、落ち着いた?』
『栞はっ!?』
『残念だけど………あの頃の電脳移植技術では、栞さんの体力ではとても
じゃないけど手術には耐えられなかったの。だけど、辛うじて意識の一部
だけだけどコピーする事は出来た。それが、いまの遺言よ。』
『そのデータは!?』
『栞さん本人の意思で、たった今消去したわ。これも遺言。』
『ゴーストハックまでして、そんな一方的な……』
「それについては謝罪します。殴られても仕方ないと思ってる。」
……いまのは電脳通信じゃなく、肉声? ということは!!
「主任っ!!」
「だけど明日からは……」そっと、墓石に添えられる小さな花束「……また
一緒に働いて欲しい。あなたが必要なの。」
「……………………………」
「栞さんには間に合わなかった。でも私達は、今なら、同じ悲しみを一つ
でも多くつみ取る事が出来る。そのための電脳と義体技術よ!」
「……………………………」
「……助けたい人が、居るの。時間は無いけど、私は諦めない!」
「………肉親……ですか?」
「……………………………」
「……仕方ない、手伝いますよ。こう見えても元、真面目な社員なんですよ?」
空の上、雲の向こうから栞が見てる。そんな気がした。
「……それに、これからは頑張らないと、妹が五月蠅そうで……」
『ファイト、お兄ちゃん!』
見上げた青空から、そんな声が聞こえた様な気がした。
427突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/10 01:38 ID:kMxn6syo
他に浮かばなかったとは言え、読み返して『安易やな〜』と反省。
これも、もう一ひねりすべきだったか……


>>諸兄方
や、>>412は一応、一発ネタなんで……
ちなみに>>377の続きは既に投稿済みだったりしてw

>>518氏
ファンの方々もいらっしゃいますよ?
読み切りで復活なさっては?>シツコイ

>>池魚氏
>それにしても二方とも、( ゚д゚)書くのハエー……。
いや、私はアイデア構築速度のムラが非常に大きいので……w

>>皐月タン作者氏
お待ちしております!!

>>桐莉兄氏
GJ!
完結、ですか?
428桐莉兄:04/08/10 02:11 ID:LG87sX/3
いぇ、未だ書いてまつよ。
七華と由紀も出ます、次の。
429名無しさん@初回限定:04/08/10 11:01 ID:S7ylNK9G
>>428
がんがれッス兄ちゃん!!
430名無しさん@初回限定:04/08/10 13:10 ID:Ao4Drg3S
朝起きたら、妹に「兄やんには、今から魔王を倒す旅に出てもらいます。」と言われた。
…んな事言われても、無理だっての。エッ!何それ!銅の剣と旅人の服に、100Gですか?
ドラクエ参じゃあるまいし、無理なものは無理なんだよ!
431名無しさん@初回限定:04/08/10 15:46 ID:09/JH0bo
朝起きたら妹に、
読書感想文の添削を頼まれた。







みさくら語だった。
432池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/10 18:17 ID:5JNE6a25
今日は早く帰レタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
と、いうことで、>>384の続き、いきます。
>>261-の夏祭り及び>>384-389を読んでいない人は、そちらを先にどうぞ
433池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/10 18:18 ID:5JNE6a25
1分ほど後、妹が口を開いた。
「ありがと……すぐに助けに来てくれて……」
俺はお前に引きずり込まれただけなんだが。
「もう大丈夫……ちょっと暖まったから」
「そうか……。それにしても、後ろを向いていて落ちるとはな。少しは気をつけろよ?」
「それは――」
妹は、軽く微笑んで言う。
「――わざとなの。お兄ちゃんと一緒にプールに入りたかったから……」
「……? 一緒に入るだけなら、言ってくれればいつでも……」
「同時に飛び込まなきゃ、冷たいって言ってお兄ちゃんに抱きつけないから……」
「え……?」
「たいして冷たくもない水で、あんなに騒いだのも……。
 わざわざ市民プールが休みの日に駄々をこねたのも、
 学校のプールが夜に開いてることを教えたのも……」
「……」
「本当は、そっちから襲ってくれるの待とうかとも思ったんだけどね……」
妹が、今まで以上に強く抱きついてきた。
「さっきから何を言っている?
 ……もう、大丈夫なんだろ? そろそろ離れ――ふぁむっ!」
……キス、か。妹が俺に抱きついたまま、キスをしてきたようだ。
妹は少しして口を離し、
「えへへ……お兄ちゃんの真似」
「……何のつもりだ?」
妹は、俺の目をじっと見つめて、言う。
「この間の続き……しない?」

「……約束でしょ?」
「……約束、か。……確かにそうだな……」
「えっ? じゃあ、いいの?」
――妹が、喜んでくれるなら、今更断る理由もあるまい。
「いい、かな」
――少なくとも、前回と同じところまでならば。
434池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/10 18:18 ID:5JNE6a25
深夜の闇の中。
二人の他には誰もいないプール。
そこで抱きしめあっている俺と妹。
今日一日の妹の行動は、全てはこの状況を作り出すためにあったらしい。
――そう、ちょうど一週間前の、夏祭りの日と同じように。
……そこまでして俺を求める妹の心を、裏切ることなど出来ようか。

「お兄ちゃん……お願い、今日こそは最後まで……」
水の中で妹が更に強く抱きしめてきた。
「……」
俺は何も言わず、妹の股間に手を伸ばす。
「やっ、そ、そんないきなり……!」
俺は水着の上から、妹の割れ目を撫で付ける。
決して強くは擦らず、やんわりと優しく、しかし執拗に撫で続けている。
「んっ……ど、どうしたの? 急に……んぁっ……!」
「お前が……そんな格好で誘ってくるからだぞ……」
実はさっきから、俺はスク水で抱きついてくる妹に少しだけ欲情してしまっていた。
俺は左手で妹の肩を抱き、右手は相変わらず妹を責め立てる。
だんだん、妹の股間が、明らかに水とは違うぬめりを帯びてきた。
「っ……きょ、今日は、私だけじゃなくって……お兄ちゃんも……んんっ……
 ……一緒に……き、気持ち良くなるの……!」
妹が俺の股間に手を伸ばしてきた。
水着の布越しに、妹の柔らかな手の感触が触れる。
「……えっと、こ、こう? ……んっ……こんな感じ?」
妹は慣れない手つきで、必死に俺を気持ち良くさせようと試行錯誤している。
「……ふぁっ……こ、こっちかな……? ねえ、お兄ちゃん、どこを――ひぁああぁ!」
俺は妹の水着を横にずらし、その中身を直接擦る。
「俺が気持ち良くなるのは……とりあえず後回しだ」
「ああっ、んっ……な、なんでぇっ……ひっ、はあぁあ!」
妹には、もはや俺を愛撫するような余裕は残っていない。
「……さーて、何でだろうな……」
俺は自分自身に問い掛けるように、呟いた。
435池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/10 18:19 ID:5JNE6a25
「……お、おにいちゃ……んあぁっ、あっ、……どうして……あぁぁっ……!」
「……お前が、ある程度満足したら、その後は俺の番だ」
俺は少し体勢を変え、妹を後ろから抱く姿勢になった。
左手で妹の脇の下を通して妹の体を支え、同時に指で胸を愛撫し、
右手も妹の体の前に回し、股間を刺激し続ける。
「……ひあっ、んっ……そ、そんなっ、二箇所もなんて……んっ……ず、ずるいよぉ……!」
妹の乳首は既に水着の上からでも分かるほどに勃起しており、俺はそれを摘んでやる。
同時に下のほうでも、指でクリトリスの皮を剥き、それを刺激する。
「んああぁっぁ! だ、……わ、私……ッ……もう……!」
「……早いな、もうイキそうか?」
「ひっ、あはあぁっ、……だ、ダメぇっ、……いぃっ、イクぅっ!」
「……そうか」
俺は両手で摘んでいた乳首とクリトリスを、今までで一番強く摘み捻る。
「――ッ、あああぁぁあぁ!!」
妹が体をびくびくと震わせ、絶頂を迎えた。
「……ぁっ、はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
妹の全身から一気に力が抜け、俺の腕に体を預ける妹。
その口は軽く開きっぱなしになり涎をダラダラと垂らし、
その瞳はまばたきをする事さえ忘れて虚空を見つめ、心を無くしてしまったかのようだった。
「……水から、上がろうか」

俺は力の入らない妹の体を抱きかかえ、プールサイドへと引き上げた。
水から上がるとき、剥き出しになった妹の股間から透明な体液が水面へと糸を引き、
妹がどれだけ感じてくれていたのかが実感できた気がした。
俺は妹をプールサイドに寝かせ、乱れた水着を直してやろうとする。
「――ひぁあっ!」
俺は股間の部分の水着を直そうとして、妹の股間に触れてしまった。
たったそれだけで、妹は過敏な反応を取る。
「っと、悪いな」
その時、妹が俺の手を力なく掴んだ。
「……何だ?」
「……お、おにいちゃん……おねがい……もっとぉ……!」
436池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/10 18:22 ID:5JNE6a25
「おい、お前あんまり無理は――」
言いながら妹の顔を見て、気付く。
「――眠ってる……? 水ん中じゃ、ちょっと疲れすぎたかな……?」
俺は妹の体をタオルで軽く拭き、服を何枚かかけてやる。
「……おやすみ。ゆっくりと、な」


「ふぁっ!? あ、あれ? ここは、――あっ!
 もしかして……寝ちゃった?」
妹が突然跳ね起きて、俺に言った。
「今は、ちょうど夜中の2時ぐらいだ。随分早起きだな」
「そ、そうじゃないでしょ!? は、早くさっきの続き、しようよ!」
妹は立ち上がって、俺のほうに歩み寄ろうとして、
「――え?」
足から突然力が抜けたように、倒れこんでしまった。
「そんな体じゃ、今日はもう無理だな」
「で、でも、まだ私、お兄ちゃんに何もしてあげられてないし、
 ……本当は今日、お兄ちゃんと一つになれると思ったのに……」
「今日は諦めろ。今にも倒れそうな状態で、満足の行くように出来るのか?」
「うう……」
妹は悔しそうな表情で、俺を見つめる。
「諦めて、さっさと着替えろ。帰るぞ」
「わかったわよ……はあ……」
スク水に手をかけ、脱ぎ始める妹。
「ま、待てぇぇぃ! 俺の目の前で着替える気か!?」
着替えている最中という姿は、裸よりも気恥ずかしいものがある。
「な……! さっきまで散々体触っておいて、今更それ言うの!? もう気にしないでよ!」
「わ、わかったよ、俺が勝手に後ろ向いてりゃいいんだろ」

「着替え終わったよー!」
「そうか、じゃあ、帰るか」
そして俺たちは帰路についた。
437池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/10 18:25 ID:5JNE6a25
あの日、――夏祭りの日の夜、疲れて眠ってしまった妹の横で、俺は一人で考えていた。
妹の幸せの為、俺は今まで行動してきた。
妹の願いを何でも叶えてやるのが、妹の幸せだと思っていた。
妹が、俺と一つになりたいと、そう望んでいた。
それを叶えてやるのが、妹の幸せだと思っていた。
でも、……本当にそうなのだろうか?
一時の感情に流されて、一生の後悔を負う事にはならないだろうか?
そして俺は、結論を出した。

「はあ、結局今日も、お兄ちゃんやらせてくれなかったな〜……」
家に向かって歩く俺の隣で、不満そうに溜息をつく。

妹の欲求を、溜め込みすぎて爆発させる訳にはいかない。
妹の願望を、全て叶えてやる訳にもいかない。

恨めしそうに俺を見つめる妹に、俺は以前にも言った言葉を告げる。
「一つになるのは、また今度だ」
――そして、これからも言い続けるだろう言葉。

妹も、いつかは男と交わり、処女を失うのだろう。
愛しく想う人と、共に暮らすようになるのだろう。
――そしてその相手は、俺じゃない。 俺が今、妹を汚す訳には行かない。

「あーあ、また先送りにされちゃった」

俺はこれからも、妹に言い続けるのだろう。『また今度』、と。
妹が俺を騙すように、俺も妹を騙し続けるのだろう。
永遠に来ることのない『今度』を、妹に待たせ続けるのだろう。

「ただいまー」

――妹に大事な人が出来る、そのときまで。
438池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/10 18:32 ID:5JNE6a25
以上。夜のプール、完結。

そういえば昨日、「萌」って名前の人に会いました。
別に萌え系な人でもなく、普通の人でしたね。一緒にヴァイオリン弾きました。
スーパーの中心で萌えを叫ぶとかやってみたかったけど、
読み方は「メグミ」だそうで。なんだそやー

超今更なんですが、京都にいる友達に聞いたら、「知らない」との事。(当方埼玉在住)
え? 何がって、そりゃあソースせんべいのことですよ。ローカルでしたね。
439名無しさん@初回限定:04/08/10 19:05 ID:tZlzsBZd
池魚氏、GJ!!
440名無しさん@初回限定:04/08/10 19:24 ID:nTdiuiHV
441名無しさん@初回限定:04/08/10 19:53 ID:evADuNKf
池魚氏,乙そしてGJ
442518 ◆518YLv.Xnc :04/08/10 20:44 ID:DekbWQfG
>>突発屋氏
GJです
復帰に関しては……う〜ん、少し自信ないんですが
それではそのうちに、短いのでも一編書いてみましょうか

>>池魚氏
GJ&長編完結乙です
>スーパーの中心で萌を叫ぶ
ワラタw

ところで、>>344さん
昨日買ってきた「しにがみのバラッド。」を読了したのですが
いいですね、これ。結構面白い。一番最初のエピソードが気に入りました
でも、プールネタなんて出てこなかったんですが……続きの方なんでしょうか?
443名無しさん@初回限定:04/08/10 21:01 ID:hyoxyv5d
>>池魚氏
GJ! こういうお兄ちゃんはこのスレじゃあまり見かけないので新鮮ですね。
ちょっち感動
444名無しさん@初回限定:04/08/10 21:14 ID:y7RvBiUg
夜中のプール忍び込みは正直イリヤしか思い付かん。
445名無しさん@初回限定:04/08/10 21:16 ID:zdL90Yzc
>>444
ナカーマ
446名無しさん@初回限定:04/08/10 21:31 ID:PcpfBFzb
>>518
2巻ですね。プールは。全5巻なんで。

>>444
ナカーマ(ぇ
447池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/10 22:15 ID:5JNE6a25
ちょっと他所に誤爆して、そのときになんかトリップばれちゃった疑惑なので、
次からトリップ変わります。次からは多分これ。
池魚◆KSWDn0UBZs
448名無しさん@初回限定:04/08/10 22:30 ID:D2a1OvA/
え〜スレ違いですが…
以前の会話から、『しにがみのバラッド。』に興味を持った方
悪い事は言いません最新刊の5巻はイクナイ。。
ぃゃ、1〜4は気に入ってるんですけどね?

>>444
ナカーマ(三番煎じ
449名無しさん@初回限定:04/08/10 22:56 ID:qvOx/QDy
>>444
ナカーマ
イリヤアニメ化するって言うけど・・・大丈夫かな。
450池魚 ◆6J6PPOanMI :04/08/10 23:31 ID:5JNE6a25
 朝起きたら妹に、読書感想文の添削を頼まれた。みさくら語だった。

「おにーちゃーん!」
目を覚ますと、ドアの外から妹の元気な声が聞こえてきた。
「な、なんか用か?」
俺は慌ててドアを開ける。アイヨー。
「あのね、お願いがあるの! 夏休みの宿題手伝って!」
ギャー。
「……わ、わたくしめは何をやればよろしいのですか?」
俺は、極力相手の気を損ねないよう聞いた。
「読書感想文、書いたから見て欲しいの!」
「……え? それだけ?」
あまりに意外な答えに、俺は耳を疑う。もっと、こう、『この表に載ってるの、ぜんぶ!』とか。
「もっとやりたいの? ……お兄ちゃんって、S?」
イヤ違うから。つーかお前、SとMの区別付いてないだろ。
「Sってのは、痛めつけるのが好きなほうのことだぞ?」
「えっ!? Sって、奴隷じゃないの? マスター&スレイヴのことかと思ってた……。
 お兄ちゃんの机の中に、そういうタイトルのゲームがあったから……」
「えーと、で、読書感想文、見せてみろ」
机の中のM&Sについては、触れないでおこう。
「はい、コレ」
*本の題名* [生の定義と死の克服]
*読んだ日* [8/9〜8/10]
*感想*    [わたし、こ、この本を読みおわってそれでぇっ、生きるっていう事とぉっ、
も、もくてきっ、それの目的についてぇぇっ、ふかく、深く考えさせられたのおお゛ぉ゛お゛ぉ゛!!!
わたしのしんぞうが、心臓がドクンドクンってあばれちゃってるだけじゃぁっ、
『生きている』ってことには、この本の中の『生きている』ってことにはならないってゆうぅっ、
かん、かんがえがああぁぁっ、とっても、きょ、興味深かったれしゅううぅぅっ!!!!]

「……どう?」
書かれている内容が超真面目なだけに、しゅ、しゅごい言いづらいのおおぉぉ!!
「……まあ、内容自体は中々良いんじゃないかと思いましゅっ。……あ。」
451名無しさん@初回限定:04/08/10 23:56 ID:v2SwVuyK
>>444
ナカーマ

>>449
何か今更とか思ったけど期待。
でも個人的には「リバエン−SF」を(ry
452名無しさん@初回限定:04/08/10 23:58 ID:nTdiuiHV
朝起きたら妹に、連れ去られた。
453名無しさん@初回限定:04/08/11 00:12 ID:d3n1Lp8W
朝起きたら妹に、体を手のひらサイズにされていた。

「かわい〜(はぁと」

「今すぐ元に戻せ!」
454名無しさん@初回限定:04/08/11 00:29 ID:IBa5a3ND
>444
ナカーマ
455名無しさん@初回限定:04/08/11 08:24 ID:AYXfrX0c
みさくらスレにて、池魚氏確認。状況は次のスレタイを話し合い中。


924 名前: ◆6J6PPOanMI [sage] 投稿日:04/08/10(火) 18:42 ID:UzW6hLmd
>>922
ふたなりっ娘自体が複数なら大歓迎

スレタイ、みさくら7んこつ希望しようかと思ったけど、語呂が悪いか……?

925 名前:924[sage] 投稿日:04/08/10(火) 18:44 ID:UzW6hLmd
ヤッベ、よりによって、よりによってなスレにコテハン誤爆した。

――――――――――――――――――

やっぱり氏はみさくら・ふたなり好きであること判明。

しかも今まであえてスルーして来ていたけど、このスレの>>383で、
>ろりあえず、キリのいいところまで投下しますね。

>ろりあえず

>ろり

つまり、池魚氏の好みはふたなり幼女な妹だったんだよ!!
456名無しさん@初回限定:04/08/11 11:29 ID:iX+Ad9TZ
な・なん(ry
457名無しさん@初回限定:04/08/11 13:01 ID:onkgpHsH
マ、マジデスカー!?
458名無しさん@初回限定:04/08/11 14:11 ID:UwQ471/5
>455
ナカーマ
459名無しさん@初回限定:04/08/11 15:38 ID:uD+v5gfe
そっとしといてやれよ……w
460突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/11 16:17 ID:pdqNvrdn
ご本人のコメントが是非聞きたい所ですが…w

ふたなり……ふたなり……ねぇ。
まぁ、悪かな…ゲフンゲフン!
461名無しさん@初回限定:04/08/11 19:38 ID:DKpie8Aj
このスレのSS職人であるかぎりふたなり好きだろうが、ょぅι゛ょ好きだろうが人妻好きだろうが妹嫌いだろうがまったく問題なし。
462名無しさん@初回限定:04/08/11 20:59 ID:SMOIpdJP
   朝起きたら妹に、
                 ――――狙撃された。

     ♪  ,一-、
   ♪   / ̄ l | ヤンマーニ
       ■■-っ  ヤンマーニ
     ヽ ´Д`/ ノ  ヤンマーニ
        (  へ)   イェーィイェ!
          く<


        ,一-、
   ♪   | l  ̄ ヽ ヤンマーニ
     ♪ 6-■■   ヤンマーニ
      ヽヽ´Д` ノ ヤンマーニ
         (へ  )    イェーィイェ!
             >
463名無しさん@初回限定:04/08/11 23:42 ID:y8hq3VYn
つーか実妹に萌える時点で(ry
妹が生きていた頃、何時も私を起こすのは妹の役目だった。
だけど、今は――
『おねぇっ、おきろーっ!朝だぞ!朝飯食って学校行くぞーっ!』
「ぅ〜……まだねむたいぉ〜……」
『ほらっ、寝惚けてないでシャキッとするっ!』
「……く〜」
『おねぇっ、おきろーっ!朝だぞ!朝飯食って学校行くぞーっ!』
「あと〜……五分〜……」
『ほらっ、寝惚けてないでシャキッとするっ!』
「んにゅ〜……あと一時間〜……」
『おねぇっ、おきろーっ!朝だぞ!朝飯食って学校行くぞーっ!』
……………
………
…………………
「はうっ!」
慌ててベッドから飛び起きる。
時刻は午前六時過ぎ。
目覚し時計を三時間ほど余裕持って合わせておいたお陰で、どうにか遅刻しないで済んでいる。
私、大島七華は寝起きが悪い。
『おねぇっ、おきろーっ!朝だぞ!朝飯食って学校行くぞーっ!』
「……うん。起きたよ、由紀ちゃん」
『ほらっ、寝惚けてないでシャキッとするっ!』
「……うん。今日も一日、がんばるよ」
録音式の目覚し時計に入ってる声は、四年前に事故に遭って死んでしまった妹が吹き込んでくれたものだ。
友達と一緒に、泊り掛けで旅行に行くからって、朝が弱い私を気遣って準備しておいてくれた時計。
待ち合わせをしていた駅に向かう途中、由紀は暴走トラックに撥ねられて、其れきり家に戻って来なかった。
朝、出掛けに玄関先で、明後日には戻ると元気に言ってたばかりなのに。
妹が残してくれた目覚し時計のボイスが、私の聞いた最後の妹の声になった。
父さんも、母さんも、仕事で滅多に家に帰って来ない。
二人とも、地球防衛軍に務めている。
小さい頃からずっと、この家で過ごした時間の殆どは、妹と一緒だった。
今は、広い家に私一人だけで、とても寂しくなってしまった。
『おねぇっ、おきろーっ!朝だぞ!朝飯食って学校行くぞーっ!』
かち。
目覚し時計のスイッチを切る。
妹の声は、四年前のあの日の朝と全く変わっていない。
そして、多分、私の時間も……時計と一緒に、四年前から止まってしまっているんだと思う。
――午前六時半。
洗顔と着替えを済ませて、お弁当を用意、昨日のうちに準備しておいた鞄に詰め込む。
トースターが吐き出した焼き立てのパンに、バターをたっぷりと塗り付ける。
一枚は何時も通り、お気に入りの練乳。(これも鞄に詰め込んでおく。)
もう一枚は日替わりで、今日はりんごのジャムに決めた。
パンを口に咥えたら、出撃準備完了。
きっちりと家の鍵を閉めて。
「……由紀ちゃん、行って来るね」
私は、学校に向けて全速力で走り出す。
何時もの通学路、何時もの曲がり角。
間に合った…時刻は六時四十四分。足音が近づいて来る……。
3……2……1……対衝撃姿勢で曲がり角を飛び出す。
『よぉーし、動くな!大人しくパンをよこせ、七華ぁーーーっ!!!』
せ〜のっ、
「きゃあああっ!?」
何時もの時間、何時もの場所。
飛び掛って来た隆浩君に向かって、私は精一杯の勇気を込めて、口に咥えたパンを突き出す。
ばくぅっ☆
……あーんっ、あと5センチなのに〜……。
で、でもっ、昨日よりは0.02センチ近づいたモンっ!
「へへっ、いただきっ!」
「んくぅっ……び、びっくりしたー。たかくん、おはよー」
「今日はリンゴジャムか。中々のグッドチョイスだぞ、七華」
そりゃそうだよ、私の手作りぢゃむだもん♪
私の口元から食い千切ったパンを、美味しそうに食べる隆浩君。
ああ……やったぉ……これって絶対、間違い無くっ、間接キスだよねっ?ねっ?
――って、そっちは未だ私の唇触れてない分だぉ〜。(涙)
「しくしくしくしく」
「……半分返そうか?」
「へっ?あ、ううんっ!たかくん、全部食べちゃっていいよっ!」
「そうか?それじゃ遠慮無く」
毎朝襲撃されてパン取られちゃうから、ちゃんと二枚目持って来てるもん。
私、隆浩君にだったら乱暴にされちゃっても平気なんだよ。
……でも、隆浩君、私の幼馴染で、クラスメートで、家も席も隣なんだけど、私には興味無いみたい。
だって、学校では余り話し掛けて来てくれないし……。
由紀ちゃんが居た頃は、私と隆浩君、由紀ちゃんと桐莉ちゃん、四人で一緒に良く遊んでたんだけど、
私一人じゃ、とてもじゃないけど恥ずかしくて、遊びになんて誘いに行けないよぅ。
ぅー、いいもん。私、食料調達係、がんばる。けど、どうせならパンより私を食べて欲しい………って、はわぅっ!
ち、違うのですっ!これは三次元人が無理矢理言わせてるんですっ!わたっ、私っ、そんな……(赤)
「……何だ、俺の顔に何か付いてるのか?」
「へ?あ、ううんっ!猫さんのお耳が付いてるだけだぉっ!」
「!」
うわ〜、凄いよ。猫さんのお耳、シュッ。瞬きしたら元通り。
かっこいいなぁ〜。すてきだなぁ〜。ねこ〜、ねこ〜。
明日は鰹節パンにしようかなぁ。
「……ふー。ごっつぉさん」
「――れ、練乳もあるんだよ〜」
「ああ、俺は練乳はいい。甘ったるいの苦手だし」
がぁぁぁぁんっ!
そ、そんな……春になったら勇気を出して、イチゴ狩りに誘おうと思ってたのにッ!
うわ。凄い!私の勇気、凄い!どれくらい凄いって、魔王アンリ・マユも簡単にイチコロになっちゃうくらい凄い!
私、イチゴ大好きだし!寧ろ練乳!それも特濃!こくまろみるく、らいすきなんれしゅぅ〜っ!!
主役が練乳で、イチゴなんてただのオマケだもん!偉い人にはそれが解らないんだよ!
練乳無しでイチゴ食べるなんて、私、絶対にがまん出来ないよ!そんなの、人間の食べる物じゃないよっ!
ってゆーか、そんな隆浩君、人間じゃないよっ!改造人間だよっ!鯖味噌だよっ!
「なんつーかさ、やっぱ漢なら硬派に暴君ハバネロで決まりだぜ」
「――練乳っ、お、おいしいぉ……?(涙)」
「……何でお前、泣きそうになってるんだ?(汗)」
泣いちゃダメです、大島七華ッ!
鯖味噌でも隆浩君だもん!むしろ私、鯖味噌大好きになるよ!鯖味噌、アモーレ!!
折角、今日は桐莉ちゃんが居ないんだからっ、もっと笑顔でいっぱいお話しないとっ!
このチャンスを逃してなるかぁっ!
「うんっ、負けないッ!私、負けないからッ!絶対に負けないよっ!」
「あ、ああ……良く解らんが、頑張れ」
「はわぅっ!?が、がががががががが、がんばりゅっ!(こくこくこくこくこくこく)」
たたた、隆浩君に応援されちゃいましたよ、大島七華ッ!
エマージェンシ!エマージェンシー!私の乙女回路(ドキドキダイナモ)がオーバーヒート寸前ですよ!
これはもうっ、思い切って一気に押し倒すしかっ!………って、はわぅっ!
ち、違うのですっ!これは毒でむぱ星人の陰謀なのですっ!アルミホイルでだいじょぶなのですっ!
白装束装備っ!渦巻き用意っ!鏡の仰角六十九度っ!何だか微妙にえっちな数字ですっ!
がさがさ。ごそごそ。ゆんゆんゆんゆん。びびびー。かきーんっ。こきーんっ。あはーんっ。ぴんぴろぴーんっ。
これでOK!万事OK!
私、電波から隆浩君を守ったよっ!だからもう、ゴールしてもいいよね。……にはは、ゴールっ。
「って、まだゴールしちゃ駄目ーーーっ!おかーさーんっ、ぱんきゅいっちょーーーーーっ!!?」
「……お前、ちょっと熱いぞ。顔も赤いし。熱でも出てるんじゃねーの?」 (ごちん☆)
―うはぁーっ!
何っ?何ですかっ?
いいいいいいいいいまっ、わたっ、私のおでこと隆浩君のおでこがゴツンコしたですよっ!?
おお、ジーザス!腰降りエルビス!パトラーッシュ!
第三種接近遭遇で私のハートがキャトルミューティレーション!
キバヤシさん!私の安全弁はファイナルフュージョン承認済みで暴発五秒前が危険で危ないですっ!
だからCM!ここでCM!
イチゴ狩りなら血まみれ農場で!二時間10000ペリカから!
唸るフォーク!潰れる果肉!飛び散る果汁!どれをとってもバイオレーンスッ!!!
きみも一緒に や ら な い か ?
……いや、おちけつ私。最初とキャラが変わってるって。
「だ、大丈夫だぉっ!私、ほら、凄く元気っ!」
これが私。
天然ボケの幼馴染。
口調、だよもん。ちょっぴりにゃゆき。猫さんと練乳大好きっ娘。
必殺技はMP不足のイオナズン。
何処からどう見ても王道ラブコメのメインヒロイン。
電波なんて受信したり反射したり致しませぬ!
――こほんっ。……で、でむぱなんて受信しないもんっ☆
「それにしても、お前何時も朝早いよな」
「――え?……う、うんっ!だって私、食料ッ!」
「?」
「はわぅっ!ちちちちがうですっ!食料じゃなくてわたっ、私ッ、たかくんの食料調達係でっ、いやそりゃ私は何時で
もエブリディ捕食OKなたかくん専用携帯食だけどっ、今日は危険日だから危険が危なくて駄目なんですーーー
っ!!!」
「良く解んねーけど、何時も助かってるぞ」
きゃーーーーんっ!
隆浩君に誉められちゃったよっ!私っ、もう由紀ちゃんの目覚し時計に足向けて眠れないよぉっ!
どきどきどきどきどきどき、もう止まらないです!どうにでもなれです、私言っちゃう!勇気出して言っちゃう!
本当の私の気持ち、受け止めて欲しいの!
「あっ、あのあのあのっ、た、たかくんっ、私っ―――」
「ドリルたけのこスーーーーッッッ!!!」
ギュィィィィィィィィィンッ、ズボォッ☆
「――はふぅぅんっ!?」
「…………はりゃ?此処は何処スか?真っ暗ス!地球の裏側まで突き抜けちゃったスか?」
「きっ、桐莉っ!?」
「あ、兄ちゃん!オイース!」
……あ、私……もう、駄目……ぇぇぇ……(涙)
ぷしゃぁぁぁぁぁぁ………。
「ぶわっ、何スか!温かいス!ショッパイっス!黄色いス!」
「……ぅくっ……ふぇ……」
「なっ、七華姉ちゃんっ!何で桐莉の上に居るスか!ってゆーか桐莉は聖水プレイなんて好きじゃ無いスよぉ!」
「ばかっ!お前が地面の中から突然湧いて出て来たんだろうがっ!」
「あ、そうス!兄ちゃん、これ見るっ!母ちゃんに作って貰った新型のドリルアームっス!これで学校まで掘り進んで
地下道作るス!街の地底は全部、我ら<逆さ縛り首団>が制圧するの・だぁーーーーーっ!!!」
……酷いよ、桐莉ちゃんっ!
告白の邪魔するなんて、馬に蹴られて死んじゃうべきだよっ!!
それだけじゃないよっ、そんな悪い子は私、大島七華が地獄の炎の中に投げ込んじゃうよッ!
ドリルだよ、ドリル!
スパイラルなみとか、瑠璃堂どりすとか、グレートマジンガーとかに付いてるあれだよっ!凶悪なあれ!!
そんなものが私のピーに刺さったり!あまつさえも隆浩君の前でスカート捲りされてお漏らしだよっ!
いやぁぁぁぁぁぁ!もう駄目!世界の終わり!ハルマゲドン到来ッ!
私もう笑えないよぉーーーーっ!!!
許せない許せない!いちごのぱんつ、許せない!この恨み、晴らさでおくべきかーーーっっっ!!!
仕返しするもん!夜寝てるとこにこっそり忍び込んで練乳塗れにして八匹のにゃんこに体中ぺろぺろさせちゃう!
それから、それから………おっ、おぼえてろーーーっっっ!!!(泣)
470桐莉兄@みっしょんこんぷ:04/08/12 02:17 ID:SC7gX3E7
「お、おいっ、七華!」
「うわーんっ、桐莉ちゃんのお母さん、でべそーーーっ!」
「……桐莉のかーちゃんは兄ちゃんのかーちゃんでもあるスよ(汗)」
うわぁぁぁん!
私死んじゃう!勇気出して死んじゃう!
もう、隆浩君に顔向け出来ないよ!
私、脱兎の如く逃げ出しちゃった。
今の私ならきっと、はぐれメタルにも勝てるよっ!
「うっ、うっ、うっ……」
「―――あらあら、七華ちゃん」
「あ、隆浩君のお母さん……」
「―――こっちは地獄の一丁目ですよ(はぁと)」
「ひっ!」
『……かーちゃんの悪口言ったが最後、死ぬまで追い詰められて、お仕置きされるスよ……』
『……お袋、地獄耳だからなぁ。多分今ごろ七華の奴……』
『……諦めるス、兄ちゃん。いい香具師はみんな死ぬスよ……』
いやあああああああああああああっ!
家族揃って鬼だよっ!デビルマンだよっ!
額に油性ペンで<肉>って書かれたんだよっ!?
「うふふふふふふふふふ。日焼けしたら大変ね〜♪」
「うぁぁぁぁんっ!うぁぁぁあぁぁあんっ!!」
「次は<贄の烙印>でも書いちゃおうかしら〜♪」
いやぁぁぁあっ!
アークデーモン降臨だよぉっ!
助けてっ、グリフィス様ァァァァーーー!!!(涙)
「起きないから奇跡って言うんですよ☆」
きゅっ、きゅっ、きゅーーーっ♪
471名無しさん@初回限定:04/08/12 05:27 ID:ovin83k+
…うあー・・・

まともな人は居らんのか…

いや、誉め言葉だが。
472池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/12 10:32 ID:0/VGJ/1f
>>桐莉兄氏
ちょっと感動系のストーリーかと思ったら……相変わらずゆんゆんですね。


さて、昨日から話題になっている、俺の『ふたなり幼女な妹』属性疑惑ですが、
まったくの潔白です。無実です。濡れ衣です。政府の陰謀です。
昨日、「さーて、どうやって誤魔化したものか……」とか考えてましたが、決めました。
>>455の二つの書き込みをしたのは確かに俺です。>>447で言っている誤爆も、それのことです。
しかし、>>445氏は大きな間違いを犯しています。キバヤシ並みの。

まず、属性を全て混ぜちゃった時点でダメです。属性は、打ち消しあったりすることが多いです。
属性全部混ぜると、俺の場合、
『敬語を使う青髪ふたなりメイドな妹を媚薬+野外+バイブ責め+触手+百合百合なシチュエーション』
という、ワケワカラン状態になってしまいます。因みに女性は嫌がりながらも感じまくってる方がいいです。

次に、俺は幼女は嫌いです。SSに出てくる妹も、全て幼女な年齢では書いていません。
『このSSの登場人物は、みんな18歳以上だよっ!』って感じです。17歳とかもいますが。
キーボ−ドでTとRが隣にあるのが原因です。

因みに、みさくらは好きです。ふたなりも。『らいしゅきいぃっ!!!』ってくらい。わるいですか。
473桐莉兄:04/08/12 10:45 ID:SC7gX3E7
いやぁ、最初は感動系になる筈だったのになぁ。どうしてこうなっちゃったんでせうかねぃ?
直前に佐藤ケイさんのロボット妹と、朝妹スレ伝説の初代ハイテンション妹読みながら、みいたんの魔法でポン!聞きつつ書いたのがまずかったようです。
せめて病弱妹の方読んでたなら、もしかしたら感動系になれてたかも知れませぬ。
鍵葉大好き!みさくらも大好き!媚薬も野外も触手もバイブもおもらしも近親相姦も女装少年もイイ!
いいじゃねスか、ブラザー!漏れの脳内には敬語使いの日本刀装備猫耳金髪ロリメイド子悪魔だの、マッドサイエンティストでおにぃちゃんみゅあーな青髪エロうさみみ妹だの、
れずれず大好き犬耳首輪ょぅι゛ょだの、二十匹くらい住み着いて日々愛と性技の合体バーニングクロス!な毎日すよ。
474名無しさん@初回限定:04/08/12 18:26 ID:wWv7WiZu
ここは脳内が幸せなスレですね。
475名無しさん@初回限定:04/08/12 18:46 ID:NbT27Pnz
だがそれがいい
476名無しさん@初回限定:04/08/12 19:04 ID:0eAaIrcq
朝起きたら、妹が魔王になっていた。
477名無しさん@初回限定:04/08/13 01:44 ID:qPx2iEfR
朝起きたら、妹がバオーになっていた。
そいつに触れる事は死を意味するッ!
478突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/13 02:15 ID:i5INmJSH
予想外にの好評らしいので書いてみましたが…妙に混沌としてきた様なw
>>412から続きます。

「と、とりあえず場所変えないかな? お茶でもどう?」
「……は、はい?」
「俺、知佳さんの事を全然知らないしね。先ず話とかしない?」
「は………はいっ、喜んで!」
「じゃ、早速行こうか? この辺とか知ってる?」
「ごめんなさい、あんまり………」
「じゃ、少し歩くけど一番近いコーヒーショップで良いかな?」
と言いながら、さりげなく手を取ってエスコート。
「…………………………」
が、返事がない。
「………知佳さん?」
「…………………………」
俺より頭一つ半分くらいの身長の楠妹さん、やんわりと握られた自分の手を
凝視したまま真っ赤になってフリーズ。
「知佳さん……」そのまま小さな手を腕ごと持ち上げると、それを追って視
線も上昇。その目を覗き込む様に質問「……もしかして、急すぎた?」
「………え? あ、えっと……」
視線を合わすと、やっと現空間にご帰還。ぱちぱちっと瞬きした瞳が、今度
は大きくなって………
「……い、いい、いいえっ! ぜぜ、全然平気ですっ!!」
細い指できゅっと握り替えしてくれる。なんだか、これだけで萌え死んでし
まいそうな程に可愛い反応に少し感激。
「じゃ、コーヒーショップで良いかな?」
「はいっ、先輩にお任せしますっ!」
まだ少し固いが、笑顔を返してくれたのでゆっくりと歩き出す。
「でも、ビックリしたなぁ。先輩……お姉さんとは前に生徒会の仕事を一緒
にしやことがあるから知ってるけど、知佳さんとは会った事ないよね?」
「いえ、実は……えぇっと、お姉ちゃんが……」
『チャンチャカッチャ〜ン♪ チャカチャッカ、チャンチャッチャッチャッカ〜ン♪』
479突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/13 02:16 ID:i5INmJSH
「……え?」
「あ、ごめん。メールだ。」
慌てて携帯を取り出して確認する………やっぱり未央だ!
「あの、先輩…?」
「大丈夫大丈夫、妹からだから。ちょっとだけ待ってくれるかな?」
「あ、はい。お気遣いなく。」
そういや当初の目的を完全に忘れてた、っつーか全て未央の勘違いという
か確認不足だ。全く、幾つになっても落ち着きがない奴だなぁと考えながら
メールを開くと。
『その子誰!? ちゃんと私の用事済ませてよね!』
と暢気なお怒り。立ち入らないようにと少し離れて明後日の方角の景色を見て
いる知佳さんを待たせない様に素早く返信。


『ニンムカンリョウセリ、キカンサレタシ。ホウコクハ、ノチホド。』
「『任務完了せり、帰還されたし。報告は、後ほど』ぉ!? 何よ、このふざ
けたメールは! お兄ちゃん無責任過ぎーーーっ!!」
ナンパ? したらしい女の子と手なんか繋いで去ってゆくお兄ちゃん。なによな
によなによっ、ちゃんと説明しなさいよっ!!
「こらーっ、お兄ちゃ………」
「…………佐藤さん?」
と、小さくなってゆく二人を追撃しようとした私の背中に声が。
「……………楠………せんぱい………?」
「はい、こんにちわ。」
油が切れたロボットか何かの様な動きで振り返った先には、私が現在一番会いた
くなかった楠先輩が、穏やかな微笑みで立っていた。淡いピンクのTシャツの上
にブラウンのホルターネックのワンピース。やや季節外れの配色のような気がし
ないでもないが、知的で清楚なイメージの楠先輩には合ってると思う。
480突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/13 02:18 ID:i5INmJSH
「せ、先輩っ、そのっ、本日はお日柄も宜しくっ、今日もお綺麗ですねっ!」
思考回路と口との直結回路が断線風味の私。とにかく時間を稼いで、この場から
の脱出手段を模索するが……
「もうっ。学校じゃないんだから、そんなに緊張しないで?」右手の五本指で口
元を隠してクスクスと上品に笑う先輩「昨日はごめんなさいね? 突然の事で
随分驚いたでしょう?」
心持ちスローな喋り方。学校ではキビキビと厳しいイメージがあるけど、プライ
ベートではとても優しいお姉さん的な雰囲気を漂わせてる。お兄ちゃんと殆ど変
わらない位にスラッと長身な先輩は、こうして見ると『微笑み』という表情が凄
く似合う人なんだなーと感心してしま………ってる場合じゃない!
「え、あ、は、はいっ! まさか先輩みたいな方からお手紙頂けるなんて思って
もみみみ、みませんでしたからっ!!」
とにかく、粗相というかご機嫌を損ねる様な事態だけは避けなくては!
「そんな、無理をお願いしたのは私の方なんだから、余り固くならないで?」
「は、ははは、はいっ!!」
逃げ出したい、逃げ出したいが、私の根性無しの膝は既に完璧ブルってる。
「昨日はみんなが見てたから説明できなかったけど、大丈夫だった?」
「全っっっっっく問題無しですノープロブレムですバッチグーですコンディショ
ン・オールグリーンです、サー!」
「そう? なら、良かったけど。」と肩を撫で下ろす先輩「それで、どうだったか
しら? OKして貰えそう?」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ…………!!」
キタキタキタキターーーーーーーーッ!!
「……………?」
「そ、ぞれなんですげども………」
「………うん?」
あーんもぉ! なんで私が自分で言わなきゃいけないわけ? それもこれもお兄
ちゃんがナンパした子と一緒に逃亡した所為だ! 裏切り者ぉー!!
481突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/13 02:24 ID:i5INmJSH
「わ、わだじは、ぞの……」
「………うん。」
ここで『私、やっぱり男の子の方が……』なんて馬鹿正直に言ったらどうなるん
だろ? やっぱ風紀委員会から目の敵にされる? 噂が広まって友達とかも巻き
添えが嫌でどんどん離れていって、部活でも村八分にされて、噂に聞く楠先輩の
ファンクラブとか親衛隊とかって人達のテロ目標の筆頭になって、少なくても丸
一年は絶望的な学校生活………いやいや、下手すると卒業するまで毎日下駄箱の
中に不幸の手紙が詰め込まれたり水着が盗まれたりノートに落書きされたりする
日々が続いたりして! うわ、なんか想像しただけでクラクラしてきた……
「佐藤さん?」
「せ、せんぱい………」
「大丈夫? 佐藤さん?」
見上げた先輩のお顔は逆光の中。なんだか目までチカチカしてくる。
「もしかして、日射病? とりあえず日陰に移動しましょ、ね?」
ふらつく私を受け止めようと膝を折って目の高さを合わせてくれる先輩。
「くすのき……せんぱぁい………お、お……」
ああ、優しいんだぁ。寝不足と混乱と直射日光で朦朧とし始めた意識の中で悪魔
の囁きが聞こえてくる。イジメられるくらいだったらOKすればいいじゃん?
先輩、優しくしてくれそうだし別に好きな男の子だっていないでしょ? それに
先輩と付き合った方が色々有利かもよ?
「佐藤さん? 歩ける? ほら、掴まって?」
「………お、おね、おね………」
「え?」
そうだよ、先輩が卒業するまでなら、良いんじゃないかなぁ………?
「……おねえさま、すきですぅぅぅ………」
「っんんんっ!?」
薄れゆく意識の中、ファーストキスの柔らかさと温もりだけは確かに感じた。
そして、奇妙な達成感というか満足感も………
482突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/13 02:31 ID:i5INmJSH
とまぁ、むちゃくちゃな内容ですが、『これも』続くのか?w
ちなみに私の属性は………読めば分かるか……
 
ふたなりモノもちょこっと考えましたが、どうにも内容に
オリジナリティが出せそうに無くって駄目でした。

あと全作品通しても『巨乳』と呼べるのは「進藤みさき」嬢
一人だけだったりします。
483名無しさん@初回限定:04/08/13 04:49 ID:GP8HANyH
「お兄ちゃん、私、今日から魔王になったから」
「……は?」

朝起きたら、妹が魔王になっていた。

「魔王って、ハクション大魔王とか、そういうやつか?」
「どっちかというとピッコロ大魔王の方かなぁ」
「……ふーん……」
「ってお兄ちゃん、あからさまに異常者扱いするのやめて」
額に手を当てようとする俺を制し、妹は朝食に箸をつける。
我が妹である唯子は、あまり冗談を言う方ではない。
たまにボケたつもりなのか、とんでもないことを言う時はあるが、
今朝の場合は至極真面目なようである。
もしやゲームのやり過ぎとかマンガの読み過ぎで精神に異常が?
やはりP○Aが執拗にこれらを目の敵にするのも一理あるのだろうか、
などと的外れなことを考えていると、唯子が俺を睨んでいるのに気付いた。
「あ、いや、別に信じないとか言うんじゃなくて……」
「何かあったの?」
「へ?」
484名無しさん@初回限定:04/08/13 04:50 ID:GP8HANyH
唯子の視線の先は俺の背後にあった。
振り向いてみると……空間が歪んでいると言うんでしょうか、
なんか空中に波紋みたいのが生じているんですけど。
ついでに波紋の中心から何かが顔を覗かせているんですけど!
『……魔王様。例の件ですが、手配が済みました』
「そう。ありがとう」
『書類にサインを』
波紋の中心から姿を現したそいつは、唯子に羊皮紙のようなものとペンを渡す。
つーか、そいつって外見からして完全に悪魔じゃないんですか?
しかし唯子は意に介した様子もなく、すらすらとペンを走らせて羊皮紙をそいつに返すと、
何事かを小声で耳打ちしている。
「……で、……の通りに……を極刑……」
って待てコラ!穏やかじゃない単語が聞こえたぞ!なんだよ極刑って!
「《きょっけい【極刑】(名):いちばん重い刑。死刑。》」
「わぁ、なるほど。わかりやすい説明ありがとう……ってそんなことを聞いているんじゃなくて
なんでそんな物騒なことを、ってそれ以前になんで俺の考えていることがわかるんだよ!」
「だって私魔王だから」
……わかりやすい説明ありがとう。
485名無しさん@初回限定:04/08/13 04:50 ID:GP8HANyH
どうやら魔王になったというのは本当のことらしい。
まぁ確かにこの妹は昔から事あるごとに爪の間に畳針を刺すだとか
生爪を剥がすだとか不穏当な言動は多少なりともありましたよ、ええ。
しかしなんでまた魔王なんだ。
「なんでかってそれはね、お兄ちゃん」
ちょっと唯子さん、兄にもプライベートっていうものがあるんですから
そんなにしょっちゅう心の中読まれるといやん恥ずかしいっ☆
「お兄ちゃんに近づく女をすべて排除するため、かな」
流されたよ。そういうのって兄は悲しいんですけど。
って何?なんか不穏当な発言が聞こえたような。
「まず手始めに、昨日お兄ちゃんにちょっかい出してた……宮部さんだっけ?
最初の犠牲者になってもらうことにしたから」
一瞬思考が凍りつく。犠牲者ってナンデスカ。ぎ・せ・い・しゃ……。
《ぎせいしゃ【犠牲者】(名):1.犠牲となった人。2.死者。》
そして再び時は回り出す。
「じゃ、さっきの極刑って……」
「うん。宮部さん」
そう言って唯子は微笑んだ。その表情は紛うことなく魔王のものだった。
486名無しさん@初回限定:04/08/13 04:57 ID:mEAGUJ/y
乙。
487Y ◆cf6.GAJsFA :04/08/13 10:35 ID:/LdYpdPP
最近ネタ切れのために長期ロム中のYです。
…僕は、この中では割とまともな方かもしれませんが、
百合物や甘えんぼ、ガードの緩い子、小悪魔っ子にはめっぽう弱かったりもします。
今のところは、獣耳やロリっ子に興味もてない位でしょうか…。
(割と何でもOKだった一年前に、ちょっとトラウマになってしまったので…。)
続きその他は、ネタが纏まり次第UPしますね。
488池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/13 10:53 ID:PFcVCJAz
 朝起きたら、妹が魔王になっていた。

「フッハッハッハッハッ……よく来たなお兄ちゃんよ……」
なんかサイコさんがいるよ、とか思って目を開けるとベッドの上で妹が腕を組んで立っていた。
「ど、どうしたんだよ、いきなり」
「私は今日から、魔王になったのだー! お兄ちゃんはこれから、私に服従するのよ!」
「……! ……ああ、暑い日が続いてるからな……」
「ち、ちがーう! 私は本当に――って、そこっ! 哀れむような目で見るなあ!」
「大丈夫、自分のペースで、しっかりと着実に自分を取り戻していけばいいんだから……」
「クッ……あくまで私をサイコさん扱いする気ね……!
 それなら、私が魔王だって言う、証拠を見せてあげるわ!」
妹は、パジャマのポケットに手を突っ込み、何かを取り出した。
「身分証明書よ! これの職業の欄に魔王って載ってるわ!」
「わー。本当に魔王って書いてあるー。すごいなー。
 しかもこの身分証明書、全部手書きで書いてあるー。珍しいなー」
「ううっ……普通に否定されるよりも悔しいのは何故……!?
 仕方ないわ、乱暴なことはしたくなかったけど……コレでどうだあっ!」
……青竜刀ですか。意外とコレクターですね。流石に死にたくはありません。
「ま、待て、じゃあ、何をすれば満足するんだ?」
「私を魔王としてあつかって」
「……ようこそ、来訪者よ……」
「バオーじゃなくて! ちゃんと魔王としてあつかわないと、刺すわよ!」
俺はベッドの下から木刀を取り出すと、妹を叩き伏せた。
「ウボァー! ……何すんのよ!」
「……魔王ってのは、勇者に倒されるもんだろ」
「じゃあ、最後の手段……!これ、お兄ちゃんの机の中にあったの。お母さんにばらすわよ」
「そ、それは俺がやっとの思いで手にいれた、『恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの』に、
 『大好きな先生にHなおねだりしちゃうおませなボクの/私のぷにぷに』じゃないか!」
「そうよ。この『恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの』と『大好きな先生にHなおねだりしちゃうおませなボクの/私のぷにぷに』を、
 人質に取らせてもらうわ! ばらされたくなければ服従しなさい!」
「こ、この悪魔め……! よりによって、俺の『恋する妹はせつなくてお兄ちゃn
489池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/13 11:01 ID:PFcVCJAz
1レスSSを書くと、投稿制限の2048バイトピッタリで投稿することが
なぜか多くなってしまう今日この頃。あっちを削ったりこっちを削ったり、大変。

>>突発屋氏
あなたも、自分の属性羅列しませう。別に強制はしませんが。

>>Y氏
俺はまともでないと。 いや、自覚してますが。
でも、獣耳に幼女は俺もあんまりですね。
490830:04/08/13 11:05 ID:wMO/Z8ej
朝起きたら妹に、
「朝〜、朝だよ〜、朝ごはん食べて〜、ナツコミに行くよ〜。」
と言われた。



人生初のナツコミに行ってきます。
491Y ◆cf6.GAJsFA :04/08/13 12:01 ID:/LdYpdPP
>>池魚氏
>俺はまともでないと。 いや、自覚してますが。
いえいえ、そんなつもりで言ったわけではないです(汗)
それに、好みもSSの傾向も人それぞれでこそ面白いと思いますし。
なんとなく、「僕も比較的、まともな方なのかな?」と思っただけですので。
気を悪くされたのならごめんなさい^^;
492池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/13 13:58 ID:PFcVCJAz
 朝起きたら妹に、連れ去られた。

目が覚めると、そこは真っ暗でした。しかもやけに狭い。箱か何かの中のようだ。
「あれ? ここは?」
起きようと思っても、どうやら体が縛られているらしく、動けない。
どうやら、誰かに拉致られたらしい。
「誰かー、助けてー!」
「あ、お兄ちゃん、起きたの? 私よ、私」
「妹か!? おい、お前かこんなことしたの! 早く俺を解放しろ!」
「それは無理ね。解放しろって言われて解放するなら、初めからこんなことしないわ。
 これから、お兄ちゃんをある場所へ連れて行こうと思います! 何処だか当ててみて!」
拉致されて連れて行かれる場所っつーと……相場は決まってるもんだ。
「……北朝鮮?」
「……」
長い沈黙。俺の頭の中に、こちらを目を細めて見つめてくるみのもんたの顔が浮かんでくる。
「――ざぁんねん!」
――プシューッ
何かスモークが吹き出るような音。
「トルネードスピン、スタートゥッ!」
「えっ? ――って、うわっ、おいっ、ちょ、やめ、助けでべッ、舌噛んだアァッ!」
マジで回ってる。やばい。このままじゃバターになるんじゃないかって心配なほどに。
「本日はいつもより多めに回しておりまーす!」

あれから、一時間ほどたっただろうか。箱の中の俺は、いまだ回り続けていた。
現在箱の中は、俺の心配とは裏腹にバターではなくもんじゃ焼きになっていた。
もんじゃ焼きの詳しい意味は聞かないで下さい。特にお食事中の方。
「はい、しゅーりょーーぅ!」
……やっと回転が止まった。
ああ、何この感覚。止まっているのに回転しているような、なんとも言えない気持ち悪さ。
「正解は……アトランティスでしたー! それでは、また来週〜!」
――ドボーン
来週もやるんですか。それまでに何とか陸に上げてくださいね。お願いしまぶこぱこぷごぼごぼ……
493池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/13 14:00 ID:PFcVCJAz
>>Y氏
いや、そんな真剣に言った訳ではなく、多分他の人なら『w』とか文末につける感じなので。
4941/4:830:04/08/13 14:59 ID:wMO/Z8ej
朝起きたら妹に、
「今日一日彼女になってくれ!」
と頼み込んだ。
「なんで私がお兄ちゃんの彼女にならなきゃいけないのよ。」
「実は・・・・・。」
事の始まりは一ヶ月ほど前。
彼女の一人や二人、俺なら簡単にできるぜ!と悪友たちの前で豪語したのが間違いだった。
「で、今日の飲み会に彼女を連れてこいって話になってな。」
「別にいいじゃん。できませんでした、で。」
「連れてかないと鼻からスパゲティを食べる約束なんだよ!」
「・・・・・・・・・・。鼻からスパゲティを食べる方法なら教えてあげる。」
「いや、それはかんべんしてくれ。」
「鼻から食べるなら甘口小倉抹茶スパがいいよ。」
「確実に遭難する!!」
「まぁ、いいよ、その話。その代わり。」
妹は何やら小さなメモ帳を取り出した。
「なんだよ、それ。」
「せーきゅーしょ♪」
「おい、俺から金を取るのか!!」
「バイトよ、バ・イ・ト。身体はるんだから当然よ。駄目ならお断りします。」
「うう・・・・、学割でお願いします・・・・。」
「毎度有り〜。」
というわけで俺は金で妹の買収に成功。今夜の飲み会に挑むことになった。
4952/4:830:04/08/13 15:00 ID:wMO/Z8ej
「すっげ〜〜〜!!かわいいじゃん!」
俺の彼女だ!と悪友たちの前で紹介すると、口々にへぇ〜、ほぉ〜の声がもれる。
みんな俺が女の子を連れてくるなんて思ってなかったからな。
妹がいるって内緒にしておいて良かったぜ。
「ねぇねぇ、年は?」
「う〜ん・・・・、1つ下♪」
「普段はこいつのことなんて呼んでるの?」
「えっとねぇ・・・・・(ウフ)・・・・、お兄ちゃん。」
ば・・・馬鹿!!こんなところでばらすんじゃ・・・。
「感動した!彼女に『お兄ちゃん』って呼ばせるなんて、躾がいい!お前は素質がある!」
何の素質だよ。よかった、こいつら馬鹿で。
「こいつの彼女になってびっくりしたことある?」
「あ・・・・・(チラリ)」
妹がチラっとこっちを向く。な、なんだよその小悪魔な微笑みは・・・。
「(小声)お兄ちゃんのうちももにほくろがあったこと♪」
悪友たちは顔を見合わせた。
「死刑!!(異議なし!!)」
うわーーーーー。俺は無実だぁーーーーー。
4963/4:830:04/08/13 15:00 ID:wMO/Z8ej
「よぉし、君たちカップルのために素晴らしいゲームをやろうではないか。」
と悪友Aが手に取ったのはポッキーだ。
「なんだよ、それ。」
「ポッキーゲームだよ。ポッキーゲーム!お互いが両端から同時に食べていってどこまで短くいけるか挑戦する奴だよ!」
げ!そんなの間違ってキスまでいったらどうするんだよ!
「おい!実は・・・・・。」
「お兄ちゃん♪準備いいわよ。」
俺が言いかけたところに口をはさんだのは妹だ。
右手に持ったポッキーを唇の前に持ってくる。
その顔は、いわゆる、『お願いします。』の顔。
「うっ・・・、じゃ、じゃあいくぞ・・・。」
カリッ・・・、カリッ・・・。
ポッキーをお互い一噛みづつ進める。
あ、妹の目が、鼻が、唇が、息遣いが、目の前に・・・・・。
駄目だ・・・、これくらいで折ってしまおう。
コリコリコリコリ!
「うぉ!」
妹は突然、まるでビーバーのようにポッキーをものすごいスピードで噛み進めた。
妹の顔の急接近に驚いた俺はとっさにポッキーを折って顔をそむけた。
〜チュッ・・・〜
避けたものの・・・、俺の唇は軽く妹の唇に触れたようだった。
なんだか、チョコのような甘い味がした。
ポッキーの味だって。
「おお、すげぇ記録が出た!!俺たちの記録を一気に塗り替えたぞ!」
お前ら男同士で何やってんだ。
「エヘヘ。お兄ちゃん。」
妹はニッコリしながら俺の手に、自分の手を重ねてきた。
な・・・なんだよ・・・・。お前の手、柔らかいじゃないか・・・・、
って、何か小さな紙切れを手渡された。
〜ポッキーゲーム代:別途せーきゅー〜
オプション料金ですか!!
妹は俺の前でニッコリ微笑んでいた。
4974/4:830:04/08/13 15:02 ID:wMO/Z8ej
その後、いろんなゲームが提案されるたびに妹からは『別途せーきゅーしょ』が渡された。
途中、トイレに行くふりして妹を連れだすと、
「私はお金の奴隷・・・・・。」
なんて開き直ってやがった。
ちっきしょーーー。やってられん。飲む。飲んでやる!!

不覚。俺はアルコール苦手なんだった。
目が・・・・、目がまわ・・・・・・。

再び目を覚ました時、俺は妹の膝枕で寝かされ、介抱されているところだった。
「気分はどう?」
「良くねぇ。みんなは。」
「帰ったわよ。兄妹仲良くねって。」
「なんだよ、ばらしたのかよ。」
「みんな最初から知ってたわよ。私たちが兄妹だって。」
「はぁ?」
「私がお願いしたの。今日一日お兄ちゃんの彼女ってことにしておいてって。」
「マジかよ。気づいてないのは俺だけかよ。」
「へへ〜。まいどありがとうございました。」
「おい。」
「ん?」
「いくらだよ。今日の支払い。」
「ん〜。別にいいわよ。今度一日遊びに連れてってくれる条件でかんべんしてあげる。」
「あまり高いところには連れてかんぞ。」
「いいよ。その代わりその時はまた一日彼女にしてね。」
「はいはい。わかりました。」
「それとね・・・・・。」
「なんだよ。」
「今日一日はまだ、彼女だからね。」
チュッ。妹は膝枕の上にある俺の頬に軽くキスをした。
終わり
498名無しさん@初回限定:04/08/13 16:23 ID:7t67PENo
職人様方に敬意をこめてGJ!

>>桐莉兄氏
お母様(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ぜひ魔王桐莉タンが読みたいとリクエストしておきますw

>>突発屋氏
長編GJ!少しづつでいいんで続けてくださいm(__)m

>>483
実はコテハンだったりします?

>>池魚氏
1レスSSもおもしろいです。魔王妹の人質にワロタ

>>830
ぶっ飛んでるのが多いなかこういうSS見るとちょっと安心w
終わり方とかすごくツボです。

>>Y氏
いつでも投下してください、応援しますよ(・∀・)b
499名無しさん@初回限定:04/08/13 16:42 ID:7t67PENo
朝起きたら妹に、妹の制服を着せられていた。












前にリアルで彼女にやらされたさorz
500名無しさん@初回限定:04/08/13 16:51 ID:mOCFcsjl
リアルで彼女がいる地点で俺は羨ましい。
しかも妹の制服を着せられるんだから、もっともっと羨ましい。
501名無しさん@初回限定:04/08/13 18:38 ID:7t67PENo
自分の妹じゃなくて彼女の妹の制服だったんだが、そういや彼女のも着せられたな。
それもブレザーと中学の時のセーラーも両方着せられた。他にもミニスカもロングも履かされた。おかげでスカートの感触はよくわかる('A`)






着てたとき自分はノリノリだったのは秘密だorz
502池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/13 19:13 ID:PFcVCJAz
 朝起きたら妹に、妹の制服を着せられていた。

「お兄ちゃん、朝だよ、朝ですよー、起きてくださーい」
妹の声が聞こえる。もう朝か。仕方ない、起きるか。
「ああ、おはよう……なんで今日に限って起こしに来たんだ?」
「いや、いろいろ有って……ね。ちょっと、自分の体見てみて」
「体……? ――んなああぁぁぁあっ!?」
俺の体にはいつものパジャマではなく、妹の学校の制服が着せられていた。
しかも、セーラー服、スカートはもちろん、ニーソックス、パンツにブラジャーまで、フルアーマー制服状態。
「一度、お兄ちゃんが私の制服着ているところ見てみたかったの」
「てめっ、そういうことはちゃんと許可取ってからやれば大歓迎なのにゲフンゲフン」
「お兄ちゃん……スカート、捲れてる。パンツ丸出しよ」
「えっ? うわっ、マジだ! ――とにかく、用が済んだならもう脱がせてもらうぞ」
履かされていた白いニーソックスに手をかけると、妹が、
「待って、お兄ちゃん! それ着てる状態で、ちゃんとポ−ズとって欲しいの!」
「……どんな」
「まず、女の子座りで唇に指を当てて上目使いで見つめてみて」
「……わかったよ」
妹の制服を着れて実は内心ノリノリだったのは秘密だ。
そのまま注文通りのポーズを取ろうとする俺。だが、しかし――
「足、開かねえんだけど」
ここで言う女の子座りっていうのは、正座から太腿はそのままで膝から下を外に開く座り方の事だ。
これがチャラヘッチャラで出来る男子は多分2割くらいじゃなかろうか。
「えー、そんなぁ……。じゃあ、私が押したげる!」
俺の肩に手を乗せて、下に押し下げる妹。
――ガゴキッブチブチッ

次の日。病院のベッドの上でパソコンを開いている俺。
「やられた……あいつ足壊しただけじゃ飽き足らず、こんなことまで……」
俺が見ていたのは、ネット掲示板の半角板というところ。
そして画面に映るのは、『パンツ丸出しで寝てるセーラー服姿の大学生画像』という題名の写真。
「迂闊だったな……まさか写真を撮られていたとは」
503池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/13 19:17 ID:PFcVCJAz
>>499
姉に、メイド服っぽいのを着せられたことならありますね。制服じゃないですが。


>>830
初めてのナツコミ、帰ってくるの早くないですか?
書き込みの間が約4時間……。家が近いとか?
504名無しさん@初回限定:04/08/13 19:49 ID:7t67PENo
>>池魚氏
GJ!!さすがに足壊されたりは無かったですが、ぬいぐるみ持たされてポーズ取らされたり、写真撮られたりはありました('A`)
505830:04/08/13 19:51 ID:1a4gOstw
>池魚氏
いやいや今夜の名古屋初夜行バスです。
(小倉抹茶スパは名古屋の方ならわかるネタだし。)
別に目的はないのですが雰囲気を味わいにいってきます。

「今日一日彼女に・・・」の終わり方は、
当初酔っ払った兄が今日一日は彼女なんだろ!とホテルに連れ込むのを考えました。
(それも妹の計算で、『責任とってね』というせーきゅーしょを出される。)
でも、かわいい妹が書きたくなって今のものになりました。
506483:04/08/13 22:01 ID:dnBaE3BJ
>>498
いえ、初書きですが。
ひょっとして書く時ってトリップ必須なんでしょうか?
507498:04/08/13 22:09 ID:7t67PENo
>>506
そうなんですか。初書きでも上手いですよ、GJ!
トリップはあったほうが何かと便利かと、レスしやすいし、まとめサイトの中の人もわかりやすいんでは。
508483:04/08/13 22:29 ID:dnBaE3BJ
>>507
了解しました。
次に書くことがあるのかどうかわかりませんが、
その時にはトリップをつけることにします。
509830:04/08/14 18:20 ID:lkoANjG1
朝起きたら妹に、
「またいっぱい無駄使いしたのね!!」
と叱られた。
510名無しさん@初回限定:04/08/14 18:54 ID:7AMh5gEx
>>509
おかえりなさいませ。

休日なのにレスが少ないのは、皆ビッグサイトに行っているせいでしょうか。
511名無しさん@初回限定:04/08/15 06:43 ID:RQQACvyG
朝起きたら、妹に誘われた。(ビッグサイトに)
512お兄ちゃんは優柔不断!!!:04/08/15 09:34 ID:r1A0q6CX

妹に、チョコレートを渡された。
「はぁい、お兄ちゃん、これぇ」
早朝、ミサはいつもの舌足らずな口調でそう言いながら、俺にチョコを渡してきた。
「・・・・・どうしたんだ、チョコだなんて」
「ミサの『色んな思い』が詰まってるからぁ、ちゃぁんと食べてよねぇ」
「っても俺、今から学校なんだけど・・・・しかも今日遅いし・・・」
「じゃあぁ、夜になっちゃってもいいからぁ」
ミサは俺と話してる間、その幼く(贔屓目に見なくても)かわいらしい顔でてらてらと笑い、
ポニーテールにしてあるウェーブのかかった黒髪は、やわらかく揺れていた。

夜、俺は学校から帰ってきて、早速チョコを食べようとした。
「?」
包装紙の間に何やら小さなものが入っている。
手にとって見てみると、『お兄ちゃんへ』と書いてある、ミサが俺に宛てた手紙らしきものが入っていた。

『お兄ちゃんへ
急にチョコレートなんてびっくりしたよね。
ほんとはバレンタインにお兄ちゃんにあげるつもりだったの。
ミサ、今までずっとおにいちゃんに助けてもらってばっかだったから、だから、
思い切ってお兄ちゃんにありがとうの気持ちをプレゼントしようと思って。
・・・・・けど、何となく恥ずかしくって、今までずっとしまってたの』
513お兄ちゃんは優柔不断!!!:04/08/15 09:36 ID:r1A0q6CX

俺は少し意外だった。これまで俺からミサに何かをしてあげる事はあっても、
ミサから俺に何かをするといったことは無かったから。
これまでミサを守る事が自然だと思ってきたし、ミサもそう感じてきたはずだ。
『バレンタインの頃からね、やっと分かってきたの。
・・・・・・ミサずっとお兄ちゃんに甘えてたって。
泣いちゃいたい時とか、苦しい時に、どうしても心の中で「お兄ちゃん助けて」って思っちゃう。
兄ちゃんの迷惑になっちゃうって分かってるのに、どうしてもお兄ちゃんがいないと落ち着かない。
お兄ちゃんに傍にいて欲しくて・・・・けどこのままじゃ、ミサのせいでお兄ちゃんまで駄目になっちゃうって・・・・・』
俺はミサに対して済まない気持ちで一杯だった。
ミサのことを考えずに、俺自身の満足の為に今まで行動してきたのだということを思い知り、
そんな俺の過保護のせいで、これまでミサが苦しみ、悩んでいると思うと・・・・・・
『これからは、ミサ、ちゃんと自分自身で考えて、自分のことは自分でして、
おにいちゃんの迷惑にならないようにしようと思うの。
このチョコはね、そんなミサの決意のしるしなんだから。
          大好きなおにいちゃんへ     ミサより』

(ミサの奴)
俺は自分の行動を反省しながらも、ちゃんと成長しようとしているミサのそんな気持ちが嬉しかった。
これで良いのだと、こうして兄離れする事に対して寂しさを感じるのもまた、
兄としての勤めだとであって、こうやってお互いに心が熟成していくのだと・・・・・

(因みに)・・・・・・ミサのくれたチョコはビターにしても苦すぎた(笑)
514お兄ちゃんは優柔不断!!!:04/08/15 09:37 ID:r1A0q6CX

「・・・・ぃちゃん・・・・お兄ちゃぁん」
遠くの方から、ミサの声が聞こえるような気がして目を覚ました。
どうやらそのまま眠ってしまったらしい。
目を開けると・・・・


・・・そこに俺の腰に跨ったミサがいた!
「よかったぁ、お兄ちゃん、気がついたぁ。ミサ用量間違えちゃったかと思ったよぉ」
ミサはブラとショーツだけという格好で、俺も(寝ている間に脱がされたのか)トランクス姿だった。
場所もミサの部屋のベットに上に移されている。
「な、何をしてるんだ!ミサ!!」
俺は単純にこの状況が普通じゃないと思い、ミサをどかそうとした。このままじゃ冷静になんかなれっこない。
が、体が痺れて思うように動かない。
動かす事はかろうじてできるのだが、その力は余りにも弱く、
俺の上にかぶさる美沙を跳ね除ける事が出来ないのだ。
「ミサ、ほんとはお兄ちゃんにちゃんと分かって欲しかったんだけどぉ・・・・」
ミサはそう言いながら、顔を俺の胸元に近づけ、クンクンと俺の胸元に頬ずりをする。
「ミサ、どうしてこんな・・・・」
「バレンタインの時にねぇ、ミサ、お兄ちゃんが知らない女の子からチョコもらってるの見ちゃったんだぁ」
「!!」
確かに、それは事実だ。
俺はちょうどその日、掃除当番で、校舎の裏側にある焼却炉にごみを捨て教室に戻る途中、
突然声をかけられチョコを手渡されたのだ・・・・・
515お兄ちゃんは優柔不断!!!:04/08/15 09:39 ID:r1A0q6CX

「ミサ、ショックだったぁ。真っ赤な顔しながらチョコを受け取ってるお兄ちゃんを見てぇ、
このままじゃいけないって思ったのぉ。このままじゃおにいちゃんにとってミサはずっと『妹』だってぇ。
ちゃんと『女の子』として見てもらわないといけないのぉ。
・・・心の中のすごく深いところからすごく大きな声で叫ばれちゃったぁ。」
そう言いながらミサは顔をあげ、俺を見つめる。
唇は湿り、表情は色に火照っている。そのどこか常軌を逸した感じは、
いままでのミサのものとは思えないくらい、艶やかで美しい女性の表情だった。

「・・・気付いちゃったのぉ。ミサは『女の子』としておにいちゃんを欲しがってるんだよぉ」

「だからって、こんな・・・・どうして」
俺は戸惑いながらも声を絞り出した。
まだどうしても理解できない自分がいて、でも確かにこんな状況を望んでいた自分がいて、
それが納得できなかった。
「お兄ちゃんはぁ、『トクベツ』なんだよぉ」
ミサは更に顔を近づけてそう言った。唇が触れ合いそうなほどに接近し、ミサの吐息が頬にあたる。
「クラスの男子とか全然気にもならないのにぃ、お兄ちゃんだとそのまま体が勝手に吸い寄せられちゃうんだぉん。
最近なんかねぇ、お兄ちゃんにちょっと触れただけでぇ、体中に電気が流れたみたいにピリピリィってなっちゃうのぉ。
今だってぇこんなにぃ・・・」
ミサはそう言いながら、俺の手を取って自分の左胸に押し当てた。
ドクンッドクンッとミサの激しすぎる鼓動が聞こえると同時に、
やわらかい胸の感触に、その少し汗ばんだ肌の熱さと震えを感じて――――
「・・・・・欲しいよぅ、お兄ちゃん」
俺にキスをした。そして俺は、甘くやわらかいミサの唇の感触に何か枷がそっとはずされた気がした。
516名無しさん@初回限定:04/08/15 09:39 ID:MJwRzH2M
支援♪
517お兄ちゃんは優柔不断!!!:04/08/15 09:43 ID:r1A0q6CX

ンッ・・・・ンンッ・・・チュル・・・ンチュ・・・
それは初めてというには余りに淫らだった。
一心不乱に舌を絡め、歯茎の裏までも舐め上げる。
俺の唾液をすすり、ミサ自身の唾液を強引に俺に流し込む。
口と口とが呼吸を忘れてしまうくらいに深く絡み合い、
俺はそのまま何かが甘く痺れていくのか感じた。
俺の最も奥底の部分を細胞レベルで揺さぶってくる、原始的な快感。
唇から何かが流れ、何かを流し込んでいる、そんな感じだった。

「ぷあぁっ」
ようやく唇が離れると、ミサの口元からすすりきれなかった二人の唾液がだらしなくこぼれた。

「あぁ、もうぅ・・・・キスしただけなのにぃ・・・・痺れちゃったよぅ」
ミサはそう言うと、俺の上にそのままもたれかかってきた。
いつもなら単純に可愛いと思うだけの、そのちょっと舌足らずな口調も、今はとても色っぽいものに思える。
汗の甘い香りがする。
少し体を痙攣させプルプルと震えるミサの体のやわらかさを感じる。
まだ幼い頃、おんぶしたり一緒にお風呂に入ったときに、少しだけ感じたミサの肌の感触とは違う。
膨らんだ胸、甘い香り、その頃から比べて明らかに成長したその体を―――

俺は『本当は』――――

「!」
そんな事を考えていると、不意にミサが俺のトランクスを脱がしにかかった。
股間があらわになってしまう事に俺は恥じらいを感じながらも、どうしても抵抗する事が出来ず、そのまま脱がされてしまった。
518お兄ちゃんは優柔不断!!!:04/08/15 09:45 ID:r1A0q6CX

「ミサぁ、お兄ちゃんの為に雑誌とかでイロイロ勉強したんだよぉ」
ミサはそう言いながら、俺の股間をクリクリといじりながらそのまま体を反転させる。
シックスナインの体勢になり、既に固く突起した俺のそこはまじまじと見られてしまう。
「あぁん、お兄ちゃんこんなになってぇ・・・・嬉しぃ」
ミサは、嬉しそうに俺の竿をぺろりと舐め上げた。
そのまま、左手で根元の部分を擦りながら、右手で玉をやわやわと揉み、
カリの辺りを吸い上げるような細かいキスを降らす。
「おにいひゃんおこふぉ、にゅるにゅるひゅるぅ(お兄ちゃんのここぉ、ヌルヌルするぅ)」
ミサはそう言って、俺の鈴口から出た先走りを舐めとりながら、先っちょをぱくりと口に含んだ。
瞬間、俺の脊髄に電流が走ったような感覚がして、
「くぁっ!!・・・・あぁ・・・・ミサ!!・・・・」
俺はついにだらしなく声を上げてしまった。
ミサはそんな俺の反応が楽しいのか、口に含んだそれを舌でねぶり、喉を鳴らしながらいやらしく啜る。
これまでのミサの愛撫の影響もあり、俺はどうしようもなく高まってしまった。
股間に感じる、ミサの暖かい口の中に放ってしまいたい衝動を、もうどうしてもこらえる事が出来ない!
「うあぁ!!もうっ!!!」
全身の熱が股間に集中し、それが一気に吹き出るような気がした・・・・
ドクッ・・・ピュルルッ・・・ドクドクッッ・・・・
俺は自分でも信じられないほどの勢いでミサの口内に放ってしまっている・・・
頭の中が真っ白になる。何度も頭の中が小さな爆発をして、俺の中の鎖を・・・何度も・・・何度も・・・・・
「ンッ、ンンッ」
ミサは、俺の精液を喉を鳴らしながら飲み込み、中に残ったのまでも搾り取ろうと鈴口をチュウと吸い上げた。
すべて飲み干してしまって、口を離すと、
「どうしてなのぉ?本に書いてあったのと全然違うよぉ。お兄ちゃんの美味しいよぉ」
と歓喜の声を上げ、今度は竿や袋に垂れた分を一生懸命に舐めはじめた。
519お兄ちゃんは優柔不断!!!:04/08/15 09:45 ID:r1A0q6CX

俺はむしろやっと冷静になれたのかもしれない。
ミサが盛った薬の効果も切れ始め、体の力も大分戻ってきている。
俺の真上に見える、ミサのショーツはぐっしょりと濡れ、鼻につく愛液のにおい。
俺の肉棒をぺチョぺチョと舐めるミサの舌の感触。
先程までの本能と理性の葛藤は既に俺の中には見当たらない。
俺がミサを過保護にし過ぎたのはミサが純粋に大切で、誰にも渡したくなったからだ。
どうして大切なのか。何が、どう大切なのか。
誰にも渡したくない位の『大切』って一体どういうことだったのか。
ミサが俺を欲しがる理由が今では分かる気がする。
むしろ、どうして今まで俺は気付かなかったんだろうかと少し後悔した。
肌の触れ合う部分がちりちりと熱くなる。
本能がミサ以上に満たされる事はないということを俺の中に知らせてくる。
そうだったんだ、そういうことだったんだよ・・・・・
520お兄ちゃんは優柔不断!!!:04/08/15 09:48 ID:r1A0q6CX
俺は既に垂れるほどに濡れてしまっているミサのショーツを
殆ど力を取り戻した両手で剥ぎ取ると、夢中でそこに喰いついた。
「あぁっ?お兄ちゃぁん・・・そんなぁ・・・・急にぃ」
ミサが驚きの声を漏らす。しかしそこには明らかに悦びの感情が混じっている。
俺はミサに触れることが嬉しく、うっすらと産毛が生えているそこにしっかりとキスをして、
とめどなく溢れてくる愛液を啜りながら、舌で先端の突起を転がした。
「だめだよぅ・・・・いいよぉ・・・もっとしてぇ・・・」
初めての与えられる刺激に耐えることが出来ないのだろう。
ミサの俺への愛撫は全く止まってしまい、只ひたすらに、快感を受け入れることに必死になっている。
しばらくそうしてミサのそこをほぐした後、俺はミサを体の上からどかし、
俺の肉棒をミサの割れ目に添えるようにして、ミサの上に覆い被さった。

ミサの顔は既に上気しきっていて、乳首も腫れてしまっているのかというくらいコリコリと立っていた。
「・・・・・おにいちゃぁん、きてぇ」
ミサが切なげな声を漏らす。――――お互いにこれからどうしたいのか分かる。
「ミサ、俺もお前が・・・・欲しい!」
そして、俺はミサの秘部にあてた肉棒をそのまま強引に押し込んだ――――
521お兄ちゃんは優柔不断!!!:04/08/15 09:50 ID:r1A0q6CX
「んぁっぁあっぁあああぁあ!!!!!」
プチュリと何かが切れる音が聞こえて、ミサのそこはあっけなく俺の全てを飲み込み、
俺はそのままガンガンと腰を動かした。
ミサのそこはヌルヌルと柔らかく、俺を締め付ける。
俺はその感覚に耐える事が出来ず・・・・いや、耐えるとか、耐えないとかじゃない。
単純な気持ちよさを感じる以上にどうしようもなく、止まる事が出来なかった。
そして、ミサはそんな俺の暴力的なピストンを喜んで受け止めていた。
「あっあぁっ、お兄ちゃんゴーインだよぉっ!!
イタいのにぃ、ミサ、痛いのに気持ちいッ!!気持ちいッ気持ちいッ気持ちいよぉ!!」
そう絶叫しながら俺の背中に手を回し、足で俺の腰を抱き、離すまいとしっかりとしがみつく。
「ミサッ、ミサッ!!もう離さない!!ミサッ!!!」
俺は愛おしさに身を任せ、もっとミサの奥をえぐり、胸をいたぶる。
「お兄ちゃん、嬉しいよぉ、もっとイタく、キモチ良くしてよぉ!!!」
ミサは息を荒くしながらも、キスをして必死になって舌を絡めてくる。
接合部からは、血とそれ以上の愛液がたれ、チュクチュクと音が響く。
お互いの喘ぎ声の中、熱気で部屋はサウナのように熱く、俺とミサは汗をかきながら更に求め合った。

「くっ」
しばらくして、俺は限界が近いのを感じ、この温もりを逃すまいとミサの腰に手をまわし、ラストスパートをかけた。
「あっ、ああっ、お兄ちゃん、深すぎるよぉ!!ミサ、何か来ちゃう、飛んじゃう、どっかに飛んじゃうよぉ!!!!」
ミサはフルフルと顔を振りながら泣きそうな声で必死に俺にすがる。
そして、
「んんあぁぁああっ!!!」
ミサの中が、俺が放つのを求め、催促するかのようにしっかりとくわえ込んで離さないまま、
ビクンビクンと痙攣して、キュウッと締まった。
次の瞬間ミサに一足遅れて、俺も、その収縮に合わせるかのように、
ミサの子宮めがけて今日二回目とは思えないほどの勢いで射精した。

「ふぁぁあああ!?ミサのナカぁ、お兄ちゃんでドクドク鳴ってるよぉ、お兄ちゃんがたくさんきてるよぉ!!!ミサ、妊娠しちゃうぅ・・・・嬉しい、幸せだよぉ・・・」


522お兄ちゃんは優柔不断!!!:04/08/15 09:52 ID:r1A0q6CX
目を覚ますと、俺はミサに腕枕をした状態でミサの部屋のベットにいた。
ミサは余程疲れたのだろう。俺の腕の中でまだすやすやと眠っていて――――

「むうぅ・・・・どうして起こしてくれなかったのぉ?」
「だって、ミサの寝顔久しぶりに見たし」
「(顔を真っ赤にして)そんな事言ったってぇ、学校遅刻しちゃいけないじゃなぁい」
「そんな事言ったら、ミサがチョコの中に盛った薬のせいで、
まだ微妙に体のだるい俺はどうなるんだ?今日体育あるんだぞ」
「だってぇ、ミサ我慢できなかったんだもん。お兄ちゃんがぁ、ミサ以外の女の子と仲良くするなんて嫌だもん。
それにお兄ちゃんもぉ、『ミサのおかげで本当の気持ちに気付くことが出来た』って今朝言ってくれたじゃなぁい」
「それは確かにそうだけど・・・・
つーか、そもそも何でチョコ受け取ったくらいでそこまで気になるんだ?しかも義理だぞ、あれ。」
「違うもん。ミサには分かるのぉ。あれは『義理チョコを装ったマジチョコ』だよぉ。」
「何だそれ?・・・ところで、ミサはどうして俺の腕に抱きついてるんだ?しかもミサの鞄まで俺が持ってるし・・・・」
「・・・・・昨日のでちょっと疲れちゃたからぁ(はぁと)」
「もう甘えたり、迷惑かけたりしないんじゃ・・・・・」
「これからはぁ、『彼女』としてお兄ちゃんに甘える事にしたのぉ」
「・・・・・そうですか」
「まだちょっとアソコが痛いのぉ。嬉しい(はぁと)」
「・・・・・・・そうですか」
そんなことを喋りながら俺とミサは完璧遅刻になってしまった学校への道のりをゆっくり一緒に歩いていった。

お終い
523藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/08/15 10:02 ID:r1A0q6CX
以上です。
テンションで乗り切ろうとしたにも拘らず、かなり時間がかかりましたorz
暇つぶしに使ってくれたら幸いです。

>518 ◆518YLv.Xnc 氏
レス遅れた締まって申し訳ありません。
幸せっぽくいこうと思います。

>249氏
続くとなると、お兄ちゃんもっと弱くなりそうな気がします。
それも面白そうですね。

>池魚 ◆6J6PPOanMI
ありがとうございます。萌え!

>516氏
支援ありがとうございます。

職人様方、皆さんGJ!!です。
自分もかなりのスローペースながら頑張りたいと思います。
それでは。
524藍と碧 ◆RMITsKBXMc :04/08/15 10:34 ID:r1A0q6CX
>池魚 ◆6J6PPOanMI 氏
すんません。
>523は>272に対してのレスです。
何だか分からなくなってしまって申し訳ありません。
5251/4 ◆GYhzO8OFh6 :04/08/15 12:00 ID:LQswcU9g
>>511で「朝起きたら妹にエロゲーをすすめられた」の兄妹

「さあ、お兄ちゃん! 行くわよ!!」
 せっかくの日曜日に朝寝坊を満喫しようとしていたら、なぜだかハイテンションな妹にたた
き起こされた。
 って、おまえ、その格好はなんだ? 首からは汗拭き用のタオルと水筒、小銭がパンパン
に詰まってそうながま口の財布。背中には大きなリュックを背負い、さらには荷物運び用の
カートまで持っていやがる。
「ふっ、甘いわね、お兄ちゃん! さらにカチカチに冷やしたアイスノンも標準装備よ! さら
にさらに、この雨天の中でゲットしたブツをぬらさないためのビニール袋も完備してるわ!」
 さいですか。
「んもう。テンション低いわね。そんなんじゃ、戦いに打ち勝つことはできないよ、お兄ちゃん!」
 戦いって、なんですか?
 というか、俺は今睡魔と闘っております。もちろん勝つ気ゼロ。ぐー。
「うわぁ〜ん! 寝ないでよ、お兄ちゃん。ほら、あたしがお兄ちゃんのための準備までして
おいてあげたんだから、早く行くわよ!」
「うるさいな! だいたい、どこに行くって言うんだ!?」
 俺の言葉に妹は、びっくりしたような顔をするが、すぐに「ふっ。これだから素人は困るん
だよ」とぼやく古強者の老兵のような呆れた顔になる。

「8月15日(日)に行くといえば、有明ビックサイトに決まっているでしょ!!」

 ……なんで、朝起きたら妹にビッグサイトへ誘われなくちゃいけないんだ?
「俺はいいや。今日は積みゲー崩す予定だから」
 ごろんと寝返りを打って妹に背を向け拒絶を示すが、しつこい妹は俺の身体をさらに半回
転させやがる。
「ダメェ〜!! こんな日に積みゲー崩しなんて、スレ的にはOKかもしれないけど、ダメって
いったらダメ! だいたい、お兄ちゃんが今積んでいるのって、『姉、ちゃんとしようよっ!2』
と『聖マリエス学園〜イカせて!お姉さま〜』じゃない! そんなの不潔だよ!」
5262/5 ◆GYhzO8OFh6 :04/08/15 12:03 ID:LQswcU9g
「て、てめえぇ! また俺の部屋を漁ったなっ!?」
「そんなこと、どーでもいいの!!」
 良かねーよ、と突っ込む間もなく、妹が電波を発する。
「もう何度も教えたでしょ、お兄ちゃん! 姉なんて、どーしようもない淫乱雌豚なんだって!
英語だと姉は『older sister』。oldだよ、old。うわ、古いんだって。最悪だね。もうなんだか、
誰かの使い古しって感じで、ボロボロだね。他の下衆野郎の手垢にまみれて、アソコは真っ
黒って感じしない? するよね? するのッ!!
 他には『big sister』って言い方もあるけど、こっちはさらに最悪って感じ。だって、『デカい』
だよ、『デカい』。『うどの大木』、『でかい奴はでかいウンコをする』って言われているように、
『デカい』のなんて何の得にもならないんだよ。それに、アソコ、ガバガバって感じで、締りゼ
ロ? もう、ダメダメ。姉なんて、ろくなもんじゃないよ」
 というか、おまえの発想の方がろくなもんじゃないぞ。
「それに対して妹は英語で『younger sister』。『若い』だよ、『若い』。そりゃもう、ピチピチって
感じ。古今東西、男の人は若い女性に欲情するの。これは生物として当然のことなんだよ。
生物の本能は自分の遺伝子を残すのが大前提! 雌が若いってことは、まだ他の男の精
子を受け入れていない可能性が高いってこと! つまりは、新品!! まっさらな清純の白
そのもの! そんな相手に自分の精子だけを注ぎ込み、はらませたら、確実に自分の子っ
てことになるの。確実に自分の遺伝子を残すことを目的としている雄にとって、これほど確
実なことはないもんね。
 つまり、男の人が若い女の子に(*´д`)ハァハァするのは本能なの!! 生物として当然!
逆に姉なんて淫乱な精液便所に欲情するなんて、そんなの異常だよ。変態だよ」
 精液便所になった姉っていうのも、なんだかいけない属性に目覚めてしまいそうだぞ、俺。
5273/5 ◆GYhzO8OFh6 :04/08/15 12:04 ID:LQswcU9g
「そして、妹は『little sister』とも言うね。『little』だよ、『little』。『小さい』ってことだよ! かの
有名な『あ●っ女神さまっ』でも言ってたでしょ! 『小っちゃいって事は便利だね』って! 
そう、小さいことは良いことなの。これ定説! 漫画で言ってたもん、間違いないね」
 ああ。でも、あの「小っちゃいって事は便利だね」に出ているのは、姉のウ●ドじゃなかった
か?
「それにそれに、小さいってことは、アソコもキツキツなのよ!(ポッ)」
 いや。口で「ポッ」なんて言っても、顔は全然赤くもなっていないぞ。
「キツキツのアソコに、無理やりねじ込まれるお兄ちゃんの肉棒。
『ああ、お兄ちゃんの大きいっ!』
『もうちょっとだ、我慢しろ』
『ああ、お兄ちゃん!』
 どう? どうっ? 萌えるでしょ!? 萌えるでしょ!!?」
 なんだか頭が燃えそうなくらい、熱が出てきたよ、妹よ。
 それまで恐るべき肺活量で電波を送信していた妹が、いきなり肩をガックリと落とした。
「でもね、エロゲには最大の壁があるの……」
 うなだれていた妹は「ゴゴゴゴゴッ!!」という書き文字をバックに、伏せていた顔を上げる。

「そう! エロゲでは、実妹は許されていないのよぉ!!」

 そんな力説することなのかよ? だいたい血縁関係はヤバイだろーが。
5284/5 ◆GYhzO8OFh6 :04/08/15 12:04 ID:LQswcU9g
「ええいっ! この自称有識者の手先みたいなことを言わないでよ、お兄ちゃん! 血縁が
ヤバイって誰が決めたのよ! だいたい近親婚による遺伝子異常は、科学的に証明されて
いない、近親婚を忌避するための恣意的な情報とも言われているわ! というか、あたしは
そう信じる! だから、近親婚マンセー! あたしとお兄ちゃんも問題なっしんぐ!」
 問題大有りだ、このボケ!
「そんな禁断の関係を崇拝するあたしたちにとって、今のエロゲ事情は嘆かわしいというし
かないのよ」
 『あたしたち』じゃなく、『あたし』にしてくれ。
「でもでも、そんなあたしたちにも希望の光があるの。そう、それこそが同人誌!!」
 そういって妹が差し出したのは、「閉鎖的妹」「SISITER COMPLEX」などなど。
「……ずいぶんと偏っているラインナップだな、おい」
「ほっといてよ! 8●タンの手持ちの実妹ものは、それしかなかったんだから!! 好きな
の! 好きで悪かったわね!! ええ、ファンですよ。何か悪い!?」
 なぜ、そこでキレる?
「ともかく、最近規制の厳しい同人誌でも、まだ実妹OK! バンバンやっちゃいますよ、お兄
さん。それにコミケのスタッフのチェックなんて、その場でパラパラ確認するだけ。よほどの
ことをやらなきゃ、大丈夫だもん!」
 そりゃ、問題発言だって……。
 妹はニッコリと笑うと、
「お兄ちゃん、わかった? エロゲが実妹ものが出せない以上、実妹もの同人誌こそ、この
世の男たちの煩悩を満たす福音書なんだよ」
 妹の発信する電波に冒され疲れ切った俺。
5295/5 ◆GYhzO8OFh6 :04/08/15 12:12 ID:LQswcU9g
「マジで疲れた。こんな状態で、これから一般入場するのはヤダ。だから行かない」
 そう断ったのに、なぜか満面笑みの妹。
「えへへぇ〜。そんなこともあろうかと、ジャ〜〜ン! ここに2枚のサークル入場券!」
「! お、おまえ、それをどこで!?」
「んっとね。インターネットで知り合った親切なお兄ちゃんが、あたしの使い古したショーツを
あげたら、大喜びでチケットくれたよ。――でも、変な人だよね。あたしが間違えて買っちゃっ
たから便座拭く布代わりにしていたのに、そんなショーツが欲しいだなんて。しかも、『汚い
から洗ってから送りますね』って言ったのに『洗わなくて大丈夫。というか、洗わないで』とか
言うんだよ。お兄ちゃんが立っておしっこして汚れた便座を拭いたから、真っ黄色になった
ショーツなのにさ」
 ……今、この瞬間にも、変態野郎がショーツについた俺の尿の匂いや味を確かめている
と思うと、なんだか俺が汚されたような気がします。
 ママ、ぼくはお婿にいけない身体になっちゃいました(涙)。
「でも、そんなことはどーでもいいから、コミケ行こう。お兄ちゃん」
 そういってチケットを差し出す妹の手から、チケットを受け取ると、
「お客様。不正入手したチケットはご使用できません」
 と、音を立ててチケットを破り捨てる。
 さて、茫然としている妹は放って置いて、朝ごはんでも食べるとするか。
 部屋を出て、階段を下りている途中で、ようやく我を取り戻した妹の悲痛な叫びが、俺の耳
に心地よく響いた。

「 お 兄 ち ゃ ん の バ カ ァ 〜〜!!」
53080たん ◆GYhzO8OFh6 :04/08/15 12:15 ID:LQswcU9g
4分割の予定が本文が長すぎて急遽5分割に。それで連投にひっかかりました(汗
とにかくお尻の処女を奪われたお兄ちゃんより前に、エロゲー妹同人誌バージョン投下
ギャグの方が書きやすいんです。もともとネタやギャグでしかSS書かない人間なもので。
でも、お尻の処女を奪われたお兄ちゃんも近いうちに書きますです。はい。

           ∧_∧  
          ( ´∀`)   座右の銘は、予定は未定にして確定にあらず
       _φ___⊂)_
      /旦/三/ /|
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    |試験勉強中|/
531名無しさん@初回限定:04/08/15 12:46 ID:MHDNWucR
毎度のことながら乙
ギャグも好きなので期待してます
532名無しさん@初回限定:04/08/15 14:02 ID:1dCk6/Ib
朝起きたら妹が、パクリをやらかしていた。
こいつの頭に危機管理という言葉は無いのか?
「うぃス!兄ちゃんもこのジュース飲むス!」
「ヤメろ、そのジュースは き○り じゃないか、それ以上やらかすと俺がヤバい」


正直スマンカッタ、もうしません。
533名無しさん@初回限定:04/08/15 14:24 ID:f7JmZr6Y
ひさびさに80たんキター。(*´Д`*)ハァハァ
またーりがんばってください。たのしみにしてまつ。
534518 ◆518YLv.Xnc :04/08/15 19:27 ID:nhV7LHv4
多すぎて個別に付けられないので
全職人激しくGJーー!!


830氏と同じく人生初のコミケに逝ってきました。マジ風邪ひきそうです
会場で嗅覚と創作意欲を刺激されたので、久々にSSを書こうと思います
というわけで、誰かお題をください


>>344さん
しにがみの2をこの間読了しました
プールのエピソードも発見
でも個人的には2より1の方が好きです
あぁ、私もああいう話を書きたいな〜と思いつつ、間違いなくスレ違いなので書けません
535名無しさん@初回限定:04/08/15 19:41 ID:p3PEfXIW
518氏キター――(゚∀゚)――!
コミケ帰り乙です、それではお題。
朝起きたら妹に、告白した。
536無名その6 ◆518YLv.Xnc :04/08/15 20:34 ID:nhV7LHv4
朝起きたら妹に、告白した。

 朝一番、妹を携帯電話で部屋に呼びつけ、今の俺の気持ちを説明する。
 その告白を、顔を真っ赤に染めて聞き入る妹。そして……
「お、お兄ちゃん………それ、本気で言ってる?」
 俺の告白を聞き終え、恥ずかしがりながらも妹が尋ねてくる。
「本気も何も、こんな恥ずかしいことお前以外の誰に言えるってんだ」
 対する俺も、顔を真っ赤に染め上げて答える。
「だってお兄ちゃん……いつも姉モノのエッチなゲームで…その……一人エッチを………」
「なっ! お前、知ってたのか!? い、いや確かにそうなんだが、それとこれは別というか」
「お兄ちゃん、毎晩一人エッチして…それなのに……どうしていきなりそんなことを私に言うの?」
「いや……正直俺も、まだハッキリと気持ちの整理がついてないんだ……すまない」
 そして、二人の間に沈黙が流れる。
 ホント、俺にも解らない。どうして朝一でこんな展開になってしまったのか…………。妹が混乱す
るのは無理もない話だろう。実際、当事者の俺だって大混乱だ。
「ねえ、お兄ちゃん。私はどうすればいいの?」
 ややあって後、妹が口を開く。覚悟は出来た、と言う訳か。
「そうだな………とりあえず、バスタオルを持ってきてくれ。風呂場に行きたい」
 それを聞くと妹は、再び顔を赤くし、「解った。待ってて」と言って部屋を出ようとする。
 そして去り際に、こんな事を口にした。
「どうして毎晩姉モノでヌいてるのに、お姉ちゃんに言わずに私なの?」
  俺はややうつむき気味にこう答える。
「だってな………この年で夢精しましたとか死んでも姉貴には言えないよ。言えるのはお前だけだ。
それよりも早く洗いたいからバスタオル持ってきてくれ!」
537518 ◆518YLv.Xnc :04/08/15 20:35 ID:nhV7LHv4
ギャグオチです
このままエッチな展開になると思った人、残念でした

かなり久々なんで、全然感じが取り戻せていないです(´・ω・`)
538名無しさん@初回限定:04/08/15 21:00 ID:MJwRzH2M
いや、じゅうぶん面白いっす!GJ!
539名無しさん@初回限定:04/08/15 21:37 ID:BUNeWYX8
>>518
見事にしてヤラレました。
モニターの前で一人でクスクスしてて、親に白い目で見られちまいました。
540名無しさん@初回限定:04/08/15 23:00 ID:RQQACvyG
朝起きたら、妹に自白した。
541名無しさん@初回限定:04/08/15 23:34 ID:FO/y/2Z+
朝起きたら、妹に漂泊された。塩素で。
542ヤバイ番組1/3 ◆IN1ZjiMZLM :04/08/15 23:59 ID:nQ5jdWb3
朝起きたら、妹の部屋から凄い音がした。安普請の家の壁がミシミシ
いってるぞ。
――ゴン、ゴツン、ゴンゴンゴン、ゴンゴン
「っていうか、私の隣の部屋うざったてー」
およそ20才童貞彼女無し友達無しが言うべきでない独り言を言いながら、
俺は妹の部屋に抗議しに行った。
「妹よ、アクロバティックな体位でソロ活動するのは構わんが、壁に蹴り
を入れるのは勘弁してくれ」
ドアの前でそう抗議したが、妹の部屋からは相変わらず壁を叩くような音が
聞こえてくる。
「仕方ないな」
俺はドアを開けて中に入った。

話は8月6日(だったよな?)に遡る。
「何だ、こりゃ」
「あら、まあ・・・」
バラエティー番組『ザ・ジャッジ』を見た父と母は、その内容に顔をしかめた。
「・・・」
妹は顔を真っ赤にして俯いている。
その内容とは

 257 名前: 名無しでいいとも! 投稿日: 04/08/07 01:56 ID:Z9pg/wDE
 VTRの一番最初に、「男と女のトラブル」と表示。
 ↓
 29才の姉が結婚すると家族で祝福。しかし弟不機嫌。
 ↓
 真っ暗な部屋に弟が体育座りでたたずむ。姉がやって来る。弟をイイ兄弟でいようと諭す。
 ↓
 弟、姉襲う。
 ↓
543ヤバイ番組2/3 ◆IN1ZjiMZLM :04/08/16 00:00 ID:VWkN2sHo
 258 名前: 名無しでいいとも! 投稿日: 04/08/07 01:58 ID:Z9pg/wDE
 姉妊娠。イヤな予感が。
 ↓
 出産後、赤ちゃんの血液型が、弟と一致。
 ↓
 弟、ハッスル。病室が修羅場に。

※実況板から引用。っていうか、兄弟じゃなくて姉弟にしろと何度言ったら(ry

というものである。しかも再現TBR付き。
「VTRだぞ、息子よ」
失礼、CBTだそうだ。
「VTRよ」
・・・VTRだ。こんなモノをゴールデンタイムに放送するだなんて、世もまつ(←なぜか
変換出来ない)だな。
「・・・」
今のはスルーですか。っていうか、脳内の声にツッコミを入れるな我が両親。

そして、話はまた今日に戻る。
「妹よ、ソロ活動にハリキリスタジアムなのも結構だが、もう少し静かにだな・・・ん?」
妹は布団の中に入っていた――そして、烈しく転がっていた。
「お、おい。(頭)大丈夫か?」
そう問いかける俺を無視して、妹は転がりつづけた・・・満面の笑みを浮かべている。
妹は3分ほど転がり続け、そして元に戻った。妹は、俺の存在に気付くと布団を
かぶったまま近づいて来た。「こたつむり−こたつ」である。
「お兄様、禁断の愛って最高ですわね(はぁと)」
血縁絡みのドロドロな展開になる冬ソナが大好きだと言う妹が、とんでもない事を言い出す。
「・・・」
「はぅん、行間読みまくったら、私、頭の中が真っ白になってきちゃって・・・」
僕は妹に恋をするとか何とかいう漫画を愛読している妹が、アホな事を言う。
「お兄様、私も・・・って、どこに行かれますの、お兄様?」
バカらしくなったので、俺は部屋から出て行き、また居間に戻った。
544ヤバイ番組3/3 ◆IN1ZjiMZLM :04/08/16 00:02 ID:VWkN2sHo
しかし、居間でもバカな光景が広がっていた。
「修羅場キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!!」
「修羅場(;´Д`)ハァハァ 」
「いやー、流石に子供達の前で近親相姦ネタはまずいからなあ。とりあえず顔をしかめておいたが、
こりゃ久々に大収穫だ」
「うーん、古き良き昼メロっぽくて最高ね」
親父とお袋がバカな事を話してやがった。さすがは「人生相談」のためだけに讀賣新聞を取る家だ。
この家でまともなのは漏れだけでつか。いや、2ちゃんねらーがまともな人間かどうかはさておき。
俺は呆れて2階に戻った。


――そのため、その後の会話は彼の耳には入っていなかった。
「新婚時代を思い出すわね、お兄ちゃん♪」
「お、おい、家でその呼び名はマズイだろ」
545 ◆IN1ZjiMZLM :04/08/16 00:05 ID:VWkN2sHo
日時設定は8月7日です。『今日』とか言ってますけどorz
材料的に姉スレだろーとか思ったのですが、この番組見てて気まずくなった
人が実況板にスレ立ててたのでそこからアイデア(妄想)を頂きました。
546大小豆(1/2) ◆TS2GiVdoNM :04/08/16 00:17 ID:lCydrA7D
ヴェ〜……皆のSSが強力すぎて新作投下が途惑われる今日この頃。
名無しでお題だけ出し逃げってのも考えたが……やっぱり自分で書きテェ。


朝起きたら妹が、変態仮面になっていた。
「妹よ、何をしている……朝からブリーフ仮面か?」
「失敬な、私は妹仮面だ!」
「どうでもいいから俺のブリーフをかぶるな」
「フハハハハッ!返して欲しくば私に抱かれたまえ」
「ごく普通の兄として、当然拒否だ」
「ならば用は無い、さらば!」
そう言うと妹は何故か異様に凄い跳躍力で俺の頭上を飛び越えて部屋から出て行った。
「いや、返せよ!しかもそれ、昨日の晩洗濯に出したヤツじゃん!」
「フハハハハッ!香る、香るぞぉッ!」
「匂ってんじゃねえよぉ!」
ダッシュで走り去る妹。世界新出てんじゃないのか?
「くっそー、妹のやつめ……」
とりあえず階段を降りて行ったので、1階のどこかに居ると思うが……
547大小豆(2/2) ◆TS2GiVdoNM :04/08/16 00:18 ID:lCydrA7D
妹探して三千里。もとい3部屋。俺は台所にやってきました。
「ここにも妹は居ないみたいだな……ん?なんでこんなところに生貝が?」
指で突いてみた……妙〜〜に生暖かい……
「残念、それは私のアワビちゃんだ」
「な なんだっtウボァー!」
物凄い勢いで俺の顔に押し付けられる妹の股間。
叫んだ時に開いた口とジャストフィットした妹のスジから、温かな液体が流れてくる。
こ…この水は……に…尿!
「兄よ……天に帰る時が来たのだ! 必・殺!ナイアガラキッス!」
ナイアガラキッス――アメリカ200年の歴史が生み出した、必殺の性技。
相手に強制的飲尿をさせることにより、心身ともに破壊し尽くす大技である。
しかし、仕掛けた方も膀胱炎の恐怖に怯えなければならない、禁断の奥義でもある。
「ヴっ…グ…ゥゥ……」
完全に技が決まっているため、ひたすら尿を嚥下することしかできない俺。
あまりの精神的ダメージのために意識を失いかけたが、ギリギリのところで終了したようだ。
もはや立ち上がることすら不可能なダメージを受けた俺の姿に満足したのか、
「成・敗!」
と妹はポーズを決めた。妹だからか、効果音は「チーン」ではなく「マーン」だった。
どこから出てる音なんだろう……?
こうして俺の散々なある休日は過ぎていったわけだが、予想通りと言うか何と言うか、
無理に尿を我慢していた妹は後日に膀胱炎と診断されたそうだ。これに懲りろよな!


続くヨウ素が無い。ので終。
548大小豆 ◆TS2GiVdoNM :04/08/16 00:23 ID:lCydrA7D
ついでにお題を複数投下。時事ネタに弱いので旬なウチに誰かに料理してもらおうとか考えたり。


朝起きたら妹に、甲子園の土が欲しいと言われた。俺の夏は既に終わってんだよ!

朝起きたら妹に、アテネに行きたいと言われた。パスポート無いです。

朝起きたら妹が、記憶喪失になっていた。

朝起きたら妹に、看護の練習させてくれと言われた。

朝起きたら妹が、ガテン系になっていた。
そりゃ、妹の名前は鷹乃だけどさぁ、マジにタカさんになんなくてもいいじゃん!

朝起きたら妹が、ドアの前に立っていた。
「……で、お前は何をしているんだ?」
「ヒャッハァ〜 ここは通さねえぜ」
……さて、どうしてくれようか?

朝起きたら妹に、実は夕方起きたと知らされた。せっかくの休日が……


一部は鈍意執筆中です。助言とか色々頂けると上手いのが早く書けるようになります。
549名無しさん@初回限定:04/08/16 00:47 ID:VWkN2sHo
>>547
>>「残念、それは私のアワビちゃんだ」
飲みかけのコーヒーが原稿にかかったぞw
5501/3:830:04/08/16 01:50 ID:iMc+r/m2
朝起きたら妹に、
紙袋に入ったプレゼントを渡された。
「ふふ〜ん。お兄ちゃん。」
「なんだよ。俺はコミケ疲れで一日寝るつもりなの。」
「おっほん。そんなお兄ちゃんの疲れもグワキーンと吹っ飛ぶプレゼントアル。
いいから開けるアル♪」
いったい何事なんだと妹が差し出した紙袋を開ける。
中から出てきたのは・・・。
「こ、これはTY○E-MOONの企業ブースの販売グッズじゃないか!
テレカ、うちわ、ストラップにセ○バーバスタオル。それにペンダントまで!」
「そう!お兄ちゃんが朝から五時間並んだのにストラップだけしか買えなかったのTY○E-MOONのグッズアル♪」
「ちょ・・・・、ちょっと待て!これってそう簡単に手に入るもんじゃなかったはずだぞ!」
「実は私も並んでいたアル。」
「妹よ、お前もか!?」
「えっへん♪実はお兄ちゃんよりずっと先に並んでたアル♪」
「そう?俺だって始発電車組だぞ?」
「甘い、甘いアル!私は徹夜組アル♪今回は事前情報から始発でも危ないと思ったのがズバーーーっと的中アル♪」
「お・・・・、お前・・・・。」



妹はニコニコ微笑んでいた。



「馬鹿野郎!!コミケで徹夜なんてするんじゃない!」
「ひゃう!?」
5512/3:830:04/08/16 01:53 ID:iMc+r/m2
俺は普段出さないような声で妹を叱り付けた。
妹はなんで怒られたのかさっぱりわからず、とまどっていた。
「コミケでの徹夜は禁止なんだ。いいか?深夜に会場付近に人がいることの治安の問題!
会場付近の施設に侵入したり、ゴミを散乱させたことでのクレーム!
何千人もの人間が徹夜なんかしてみろ!警察だって黙ってないし、
最終的にはコミケ会場としての使用の禁止だって発展する問題だ!」
「あう・・・・・。」
「それにお前は設定年齢こそ成人だが、見た目はどうみたってろりぷに系だ。
お前が深夜に会場付近にいてみろ!補導されたって不思議じゃなかったんだぞ!」
「そ・・・それはちゃんと考えたアル!」
「何を?」
「お兄ちゃんの好きな白いほうのプリティでキュアキュアなコスプレで徹夜してたアル。
これなら正義の使者としてみんなを守る立場として・・・。」

「ふざけんな!!」
「きゃう!?」
僕は一層大きな声で妹をしかりつけた。


「コスプレは更衣室で登録してするものだ!
コスプレしたまま会場に行くんじゃない!!」


「ご・・・ごめんアル・・・・。」
ん?今度は素直にゴメンが言えたようだな。
「俺たちはコミケという『表現の自由』を手に入れたと同時に、『責任』も背負っているんだ。
コミケがこれからも存続していくために必要な事。わかるだろ?」
「はい・・・・・・アル。」
「それとな・・・・。」
ついでに俺は申し訳なさそうにボソッと言った。
「俺は黒派だ。」
5523/3:830:04/08/16 01:55 ID:iMc+r/m2
「え゛っ、お兄ちゃん確か白の方が好みだって言ってたはずアル・・・・・。」
「最初はな。でも番組を見てるうちに黒派になったんだ。悪い。」
「そうアルか・・・・・・・。(ヒック、ヒック)」
妹はうつむいて・・・・、そして涙をこらえているようだった。
「でもよ・・・・・。気持ちは嬉しいぜ。」
下を向いた妹の頭を軽く撫でてやる。
そうだ。何も悪気があってやったことではない。
今回の反省を次に生かすことが大事なのだ。
「このグッズはありがたくいただくよ。」
「ホ・・・・ホントアルか・・・・?」
「ああ。本当に欲しかったんだ。ありがとう。」
その声にやっと妹は顔をあげた。
瞳を潤ませている涙は、悲しい涙から、嬉し涙に変わったように見えた。
「でも、このストラップはお前が使ってくれ。」
「い、いいよ。これ全部お兄ちゃんのアルから。」
ストラップを返そうとする妹に、俺がとってきたもう一個のストラップを見せる。
「ストラップは俺も一個持ってる。一緒に・・・・・、おそろいのを使おうぜ。」
「う・・・うんアル!」
妹はありったけの笑顔で喜んで、俺の手からストラップを受け取った。



「あっ!」
「なんだよ今度は。」
「お兄ちゃん。私、また今度白をやるアルから、その時は一緒にお兄ちゃんが黒をやるアル♪」
「ちょ・・・・ちょっと待て!俺は男だ!」
「大丈夫アル!だってふたなりはプリ○ュアアルから!」
ほ・・・ほんとに冬はそんなことするのか!?
だが、妹はもうその気になっているのだった。
終わり
553830:04/08/16 02:10 ID:iMc+r/m2
518氏、その他コミケに行かれていたみなさまお疲れさまです。
今回初めてのコミケでいきなりTY○E-MOONのすんごい行列に並んでしまいました。
バスタオルは買えましたが、なんかかってないぐらいの列だったんですね。
(七○葵先生の行列の伝説は聞きました)
14日の猛暑と15日の大雨。一回で両方を体験できたコミケでした。

ということで、コミケを題材に書いてみました。


>職人の皆様
新しい方も古参の方もお久しぶりの方もGJです!
554名無しさん@初回限定:04/08/16 06:21 ID:VWkN2sHo
漏れもコミケ行ってきた。企業の行列鑑賞をした後に国際交流コーナーに
行ってみたら、韓国のブースにやけにエロい同人誌が置かれてた。その中には
『オナニー中に妹が部屋に侵入する』
       ↓
『そのまま兄妹近親相姦セクース』
という基本中の基本のネタが有ったw

前回の取材の結果か、フランスとドイツ、それとタイにもかなり広いスペースが
割かれていた。
555名無しさん@初回限定:04/08/16 09:46 ID:rKTK+kMQ
朝起きたら妹に、孫ができていた。
556名無しさん@初回限定:04/08/16 14:15 ID:KIYULD9L
朝起きたら妹に、
「好きな人が出来た」
と聞かされた。

そういや最近妹の俺を見る目が変わったような気がする…(汗
557名無しさん@初回限定:04/08/16 15:04 ID:ydSA6fCo
朝起きたら妹に、
青のり前歯についてるよ
558名無しさん@初回限定:04/08/16 15:56 ID:snUfZ5pd
>555
孫を「まご」じゃなく「そん」と読んでしまった・・・
(´A`)ウボァ
559池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/16 16:05 ID:5Vi5Xekv
さて、スレの空気にイマイチ合わない作品投下。

初の妹視点にチャレンジしてみるか、と思い、
いつものストーリー物書こうとして構想立てていたら、
劣化ハイテンション妹が出来上がりそうな予感がしたので、
急遽方向転換してみたところ、こんなものが。
方向転換しすぎたか……?
560池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/16 16:06 ID:5Vi5Xekv
 朝起きたら妹に、はちみつかけてた。妹視点。

ベッドの中で気が付いた私。今日もまた一日が始めると思うと、憂鬱だ。
「……?」
なんだか体がべたべたする。何だろうか。気持ち悪いので、嫌々ながらも私は目を開けた。
「――あ! お、おはようございます、お兄様!」
私のぼやけた視界に浮かぶのは、唯一の肉親である兄の顔。
『お兄様』、と呼んでいるのは、そうしないとまた何をされるのか分からないから。
兄は何やら大きなビンを手に持っている。目を凝らしてみると、蜂蜜と書いてあった。
どうやら私の体がべたべたするのは、兄が私に蜂蜜を塗りたくった所為のようだ。
「おはよう。いい朝だな」
何がいい朝なものか。人の体をこんなにしておいて、一人だけ爽やかな顔で。
「ええ。ところでお兄様、この蜂蜜はなんでしょうか?」
私の体は、全身くまなく蜂蜜塗れになっていた。また布団を洗わなくては。
私は家の中では服を着る許可を与えられていないので、寝巻きも洗う心配が無いのは少し嬉しい。
「おや、お前体が蜂蜜塗れじゃないか。寝てる間に食べようとしたのか?
 まったく、千夏は食いしん坊だなあ」
兄は私の言葉を無視し、私を嘲るような声で言う。
「……はい、千夏は食いしん坊な、悪い子です」
兄の言うことには、素直に従うほうが良策だ。
「そうだ、千夏みたいな悪い子には、お仕置きを与えてあげないといけないなぁ……。
 でもその前に、そのべったべたの汚い体をキレイキレイしてあげようか」
「……はい、お願いします……千夏の汚い体をきれいにしてください……」
「それじゃあ、お風呂場に行こうか。ここじゃ何も出来ないでしょ?」

お風呂場までの廊下を歩くとき、当然の事ながら床が蜂蜜塗れになってしまった。
「あ〜、千夏ったらこんなにしちゃって。ここ、自分で舐めてきれいにしろよ?」
私は直ぐに床を舐めはじめる。もう慣れてしまっているので、躊躇いはさほど無い。
体は蜂蜜塗れなままなので、どんなに頑張って舐めてもきれいになることは無いのも知りながら。
「随分涎垂らしちゃって、そんなに美味しい? どう? 自分で汚した床舐められて嬉しい?」
私が床を舐めている間、兄はずっと屈辱的な言葉を投げかけてくる。私もそれに応え続ける。
「ふぁい……とても……おいひいれす……」
561池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/16 16:07 ID:5Vi5Xekv
兄は私に10分程床を舐めさせると満足したのか、
「まったく、自分できれいにすることも出来ないんだな。いいよ、あとは俺がやっとくから」
「はい……申し訳ありません……」
唾液塗れの床をそのままにして、私たちはお風呂場へ向かった。

「じゃあ、まず手からきれいにしてやるよ。右手、出して」
私は言われるままに右手を前に出した。
「うっわー、凄い蜂蜜だな……。じゃ、いくぞ――あむっ」
兄はいきなり私の手を口に咥えた。人差し指と中指が口の中に入っている。
どうせこんな事だろうとは思っていた。兄が私の体をまともに洗ってくれるはずは無い。
指先にぬめぬめとした感触がまとわりつく。
兄は私の指を舌で嘗め回し、時折強く吸ったりしながら、私の指についた蜂蜜を落としている。
指の間を舌が割って入ってきた。
「ひゃっ、ちょ、くすぐったいです……っ」
「どうした、そんな声あげて。気持ち良いのか?」
「は、はい……お兄様に指を舐めていただいて、気持ち良いです……」
気持ち良いはずなど無い。ただくすぐったいだけで、むしろ気持ち悪い。
それなのに気持ち良いと答えるのは、そう答えないとまた酷い目に遭うから。
「エッチな子だな、千夏は」
兄はそう言って、私の手を舐めるのを再開する。

10分程して、私の両腕から蜂蜜はきれいに無くなり、代わりに兄の唾液に塗れていた。
「はあ……はあ……」
私はくすぐったさに耐え、声を押さえるのに必死で、少し息が上がってしまっていた。
少し休んでいると、兄が私の手を取って、上にあげ、
――ガチャンッ
「――え?」
私の腕は、バンザイをする姿勢で、天井から下がる手錠に固定されてしまった。
この風呂場は、何年もこういうことに使っているうちに、色々な設備が充実してしまっていた。
「せっかくきれいにした手で体に触れちゃったら、台無しだろ? だから固定してやったんだよ」
この変態め。
「……はい、ありがとうございます……」
562池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/16 16:08 ID:5Vi5Xekv
「さってと、手が終わったから、次はお顔をきれいにしてやらんとな」
兄はそう言って、私の顔に顔を近づける。
兄の顔は、私の蜂蜜が付いて光っていた。
「ん」
兄の舌が私の顔を嘗め回す。気持ち悪い。
「ほら、顔横向けて」
私が顔を横に向けると、兄は私の耳を舐めてきた。気持ち悪い。
耳の穴の中にまで舌を突っ込んで、くちゅくちゅと嘗め回す。
「ひっ……ん……ふぁっ……!」
押さえようとしても、声が上がってしまう。気持ち悪いだけのはずなのに。
――違う。気持ち悪いだけなのに、無理をして声をあげているんだ。
そうしないと、兄の機嫌が悪くなるから。
「ほら、口の中も」
兄が口付けをしてくる。私の唇を割って、舌が強引に押し込まれる。
舌も、歯茎の裏側も、唇の内側も、隅々まで嘗め回されている。
「……はむっ……んん……ふぁっ……く、んっ……!」
兄が強く口を吸って、私の唾液が吸い出される。
その感覚に浸っていると、今度は兄の唾液が私の口の中に流し込まれ、私は黙ってそれを飲む。
兄の機嫌をとるため。これ以上こんな目に会わないためだと、自分に言い聞かせる。
「――ふうっ、こんなもんで良いかな」
「あっ……」
兄が口を離した。私の口から、名残惜しそうな声が漏れる。
「どうした? もっとキスしていたいか?」
「……はい、私は、お兄様ともっとキスをしていたいです……」
私は、兄が望んでいるだろう言葉を吐く。私はそんなこと望んでいない。キスなんてしたくない。
「残念ながら、先にお前の体をきれいにしてやらないと、日が暮れちまうんでな」
兄はそう言って、私の足を手に取る。
「そんな……」
残念そうな声を出し、私は物欲しそうに兄を見つめる。
「ダメったらダメだ。お前の体をきれいにし終わったら、いくらでもしてやるよ」
兄はそのまま私の足の指に舌を這わせる。
――気持ち悪い。
563池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/16 16:10 ID:5Vi5Xekv
「んぁっ……くぅっ、う、あぁっ!」
兄の舌の動きにあわせ、私の口から嬌声が発せられている。
私は気持ち良くなんかない。兄の機嫌を取る為だ。
「まったく、これくらいでそんなに喘ぐなんて、千夏は淫乱だな」
「は、はい……千夏は足の指を舐められただけで感じてしまう淫乱です……!」
自分でも反吐が出そうになるセリフ。

ふと顔をあげると、風呂場の壁面にある鏡が目に入った。
そこには、顔を紅く上気させ、口から涎を垂らして喘ぐ少女が映っていた。
――あれは、誰?
鏡の少女は虚ろな瞳でこちらを見つめ、その顔は明らかに発情していた。
――私じゃない。私はこんな事で発情したりしない。
「あぁっ……い、ひぃっ……んっ……や、あぅんっ!」
浴場に甲高い喘ぎ声が響く。
――こんな声をあげるているのも、兄の機嫌を取る為だ。
『こんなに体が熱くなっているのに?』
もう一人の私が、私に聞く。
――体が熱いのは、兄に体を舐められて恥ずかしいからだ。
私は答える。
『乳首がこんなに硬くなってるのは何?
 下の口から、床まで垂れるほどに愛液を垂れ流しているのは何?』
――体を触られて、体が勝手に反応しているだけだ。
『じゃあ、こんなに快感を感じているのは、何?』

13歳のときに両親が死に、兄が壊れてしまってから5年間。
毎日毎日全身を愛撫された私の体も、もうとっくに壊れてしまっていたのかもしれない。

「ぁっ……んっ……あ、ああぁっ!」
太腿の内側、足の付け根付近を舐められると、私の体はびくびくと反応する。
「何かここ、蜂蜜以外の味がするな。千夏、お前のあそこから出てる蜜じゃないのか」
「はいっ、淫乱な千夏の愛液の味ですぅっ……!」
――気持ち良くなんかないはずなのに。体がもう、止まらない。
564池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/16 16:12 ID:5Vi5Xekv
「はいっ、足きれいになったから、こっちも固定しようか」
突然兄が私の足から口を離して、言った。
「あ……は、はい、お願いします……」
私は、いや私の体は、自ら進んで足を持ち上げる。兄がそれを手に取り、錠に固定する。
これで私は、両手も下げられないまま、足をMの字に開かれた姿勢になった。
「次は体をきれいにしてやらんとな」
兄は私の肩の辺りに舌を這わせる。
「……ッ……んっ……!」
私は必死に声を押さえようとするが、それも無意味なものだった。

「次はここだな」
兄が私の大きな胸を手で持ち上げ、その周りに舌を這わせた。
気持ち悪い。見るだけで吐き気がするようなその行為。
「んっ……あ、んっ……!」
気持ち悪いだけなのに。
「まったく、こんな馬鹿みたいにでかいと、表面積が広くてきれいにするのも一苦労だな」
思春期初めから私の体を弄って、女性ホルモンを過剰に分泌させた兄が悪い。
「は、はいっ、馬鹿みたいな大きなおっぱいで、す、すみません……!」
「ほら、乳首もこんなに尖らせて……千夏は本当にエッチだな」
兄が私の乳首を口に含む。
「ひあぁっ! んっ……はっ、はいぃっ! ち、千夏は、ほんとにエッチな娘ですぅっ……!」
気持ち悪いのに。
「やっ、あぁっ……!」
気持ち悪いだけなのに。
「んっ……あぁっ! い、いいぃっ!」
気持ち悪いだけのはずなのに。
「はあぁっ! い、いいですっ! 気持ち良いですぅっ!」

鏡に映る私。気持ち良さそうに、大声で喘いでる。
――なによ、その顔は。ふざけてるの?
私は馬鹿みたいに口を開いて、涎でどろどろな顔で、蕩けた目をしている。とても嬉しそうに。
――気持ち悪い。
565池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/16 16:14 ID:5Vi5Xekv
「あぁっ! ひ、ぁあぁっ! そ、そうっ……いいぃっ! あはぁ――」
「はい、胸終わり。次は何処にするかな」
兄が口を離した。
「――あ……や、やだ、もっと……お願いします……もっと、胸をしてくださいっ!」
突然快感が断ち切られた私の体は、拘束を振り切るように体を揺する。
さっきまで兄に弄られていた胸が、上下に激しく揺れた。
「もっとして下さいって、何をだ? きれいにするのが終わったんだから、それで良いだろ?」
兄は私にイジワルそうな顔を向ける。
「あ……そ、そんな……。……はい……わかり、ました」
私は何とか体を静めようとするが、体の火照りは収まりそうにない。
「じゃあ、次は……さっきから物欲しそうにしてる、ここかな?」
兄は、私の股間に顔を近づけて、言う。
それに反応して、私のそこはぴくぴくと蠢き、中を満たしていた愛液が小刻みに飛び出した。
「は、はいっ、そこっ、お願いしますっ! もう、私……我慢が……」
さっきから私は何を言っているのだか。
「ここは――」
兄は私のそこから顔を遠ざけ、
「――必要ないな。もう、お前のいやらしい汁で洗い流されてるよ」
「え……?」
胸への刺激が絶たれ、秘所への刺激も期待を持たせるだけ持たせておいて望みを無くされ、
私の体はどうしようもない絶望に包まれた。
期待を持たされた乳首や陰唇やクリトリスはこれ以上無いほどに充血し、
上下の口から涎がとめどなく溢れ出していた。
「そんな……。お、お願い……私の性器でも、胸でも何処でも良いから、早く触ってくださいぃ!
 お、お願い、します! 触ってぇ! 早く私の体ぐちゃぐちゃにしてぇっ!」

「ふう、これで大体、全身がきれいになったかな」
兄は、あれから長い時間をかけて、私の言葉を無視し私のお腹や脇、背中を舐めていた。
「……はっ……やだ……あっ……ぅあっ……はっ……お願い……」
わざと性感の弱いところだけを舐められ続け、私はもう少しで気が狂いそうになっていた。
目の焦点が、どこか遠くに合っている。耳がよく聞こえない。何が起きているのかわからない。
――私が、わからなくなる。
566池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/16 16:17 ID:5Vi5Xekv
最初に書くの忘れてたけど、今回はギャグ分ゼロです。
夏祭りとか夜のプールとかには、何とか無理やりギャグ要素をねじ込んでたけど、
今回は最後までシリアス路線でいく予定。

全部であと2回ぐらいの投下、つまり合計15レスぐらいで終わる予定。
567名無しさん@初回限定:04/08/16 16:49 ID:UR7A7FgW
妹の名前がおかんだorz
568名無しさん@初回限定:04/08/16 23:05 ID:Cn32Jc7l
>>567
つまり兄はおとんだ
569483:04/08/17 00:48 ID:0ZIvPVDP
朝起きたら妹に、孫ができていた。

夏休み特有の遅い朝食。
両親が共働きのため、この時期は俺と唯子の二人で食卓を囲むのが
習慣となっているのだが、今日は唯子の隣に見知らぬ少年が座っていた。
「なぁ、妹よ。そこな少年はどなただね?」
少年が恐ろしい勢いで食事をたいらげていくのに圧倒されつつ、唯子に事の次第を尋ねてみた。
「さぁ。なんだか私を倒しに来たみたいだけど」
「は?」
「『おめえだけはオラ絶対ゆるさねぇ……』だって」
な、なんかどこかで聞いたようなセリフ……。
「もしかして、その子の名前って……」
「あー、ちょっと。食事中に悪いんだけど、お兄ちゃんに名前教えてあげて」
「オラ悟空だ。孫悟空!」
やっぱし……。
570483:04/08/17 00:49 ID:0ZIvPVDP
「さて、腹いっぱいメシも食ったから、今度はおめえなんかに負けねえぞ」
少年は椅子から飛び降りると、唯子に向き直った。
唯子もそれに応じてゆらりと立ち上がる。
「ふははははははははっっっ!! ガキが調子に乗りおって!!!
お前のようなゴミがパワーアップした私に勝てると思っているのか!!!!」
妹よ、口調は我慢する。なんたって魔王だからな。
でも声が青野武になるのは勘弁してくれぇ……。

数時間後、激闘の巻き添えを食ったため、我が家を中心に辺り一帯は廃墟というか荒野と化していた。
その中で爆風に巻き込まれボロボロになった俺は、呆然としながら呟いていた。
これは夢だ。悪い夢だ。本当の俺はベッドの中でぐっすり……ウフフアハハ……。
571483:04/08/17 00:50 ID:0ZIvPVDP
>>555
>>558
すんません、ちょっとやってみたかったんです
もう二度とこのネタはやらないので勘弁してください('A`)
572突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/17 01:37 ID:6hyImHyu
ここ数日、次々とハイレベルな投稿が続いて凹み気味ですw
池魚氏に触発されたみたいでナンですが、私も過激風味に。
573突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/17 01:39 ID:6hyImHyu
>>161の「瞳」タンの続きです。

私と兄の差は一オクターブ。その決して埋める事の出来ない差が私を兄を
狂わせる。私と兄を縛っている。
「ただいまぁ。」
学校帰りに、そのまま合い鍵で入ったお兄ちゃんのアパートには当然なが
ら誰もいない。お兄ちゃんはまだお仕事で会社だし、勝手に部屋に入るの
を許されてるのは私だけ。お父さんもお母さんも、お姉ちゃん達も、この
アパートの鍵は持っていない。だから此処は、誰にも邪魔されない私とお
兄ちゃんだけの世界なのだ。
部屋の匂いを胸一杯に吸い込むと安心する。お家の空気は嫌いだ、だって
いつも私を見張ってる気配で満ちてるから。お父さんとお母さんは仕事に
かまけて私の事をお兄ちゃんに押しつけてばかりだった。『四人の子供の
養育費だけでも大変なのに、昔は瞳の病院代だって…』なんて今更言い訳
したって遅い。構ってやれないなら子供なんて作らないでよ。そのくせ今
になって『瞳もそろそろお兄ちゃんから卒業しないと……』なんて一人前
の保護者面されたって虫ずが走るだけ。
お姉ちゃん達だって同じだ、小さい頃から私を避けてた。すぐに熱を出し
たり寝込んだりしてしまう私に触るのを怖がって全く近寄ろうとはしなか
った。私だって女の子だもの、中学に入る頃にはお兄ちゃんに恥ずかしく
て頼めない事言えない事見せられない事もあったのに、一度も気遣っては
貰えなかった。だからお風呂で体を拭いてくれたのも一緒のお布団で寝て
くれたのも病院の送り迎えだって全部お兄ちゃん。男の人に座薬を入れら
れたり、血が付いた下着を見られるのがどれだけ恥ずかしいのか、きっと
全然理解していないに違いない。それが私が健康になった途端に『瞳だけ
のお兄ちゃんじゃないんだから……』なんて虫が良いのにも限度があると
は思わないのだろうか?
だから私は決めた。私達の邪魔はさせない、と!
窓からそっと、外の様子を確かめてからカーテンを閉める。それから電話
の受話器をわざと浮かせて玄関の鍵を二重に閉める。
………そして『儀式』を始める。
574突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/17 01:40 ID:6hyImHyu
脱いだ制服と下着を綺麗に畳んで部屋の隅に重ねておく。手鏡でアソコを
チェックして剃った毛が生えていないかを確認してから、お兄ちゃんの枕
を押入から引っ張り出して膝立ちの足の間に置いて太股で挟む。そのまま
、いつもお兄ちゃんがお布団を敷いている場所へ移動して目を瞑る。
「………お兄ちゃん………」
昨夜のお兄ちゃんは更に過激になっていた。寝たふりをしている私のパジ
ャマのボタンを外し、露わになった胸にキスしてきた。ツンツンと舌先で
乳首に刺激を与え、それでも私が目を覚まさないと知ると、円を描く様に
その周囲を舐め始めた。その感触を思い出しながら、私は自分の右手の中
指を口に含み、たっぷりと唾液を絡めてから昨夜のお兄ちゃんと同じよう
に指先で乳輪の上を滑らせる。
「………んんっ!」
声を出さない様に一生懸命に我慢する私。体を動かすのも駄目。そんなこ
としたらお兄ちゃんは止めてしまうに違いない。私の指はお兄ちゃんの舌。
だんだんと輪を大きくしながら私の胸をヌルヌルと舐め回る。更にお兄ち
ゃんの手がもう片方の胸を優しく包み、指だけでプニプニと全体を揉み始
める。そのマネをして私の左手が動き出す。膨らみを下から持ち上げる様
にして指だけで揉んでみる。
『き、気持ち良い、お兄ちゃん!』
小さな胸だけど、まるで子犬を綺麗してあげようとするお母さん犬の様に
隅々まで舐め回して私の胸を味わってるお兄ちゃん。手の方は膨らみの形
を確かめる様に触れるか触れないかの力加減で撫で回している。
「んんんんっ!!」
染み出した液が滴となって内太股を伝う感触。そのくすぐったささえ今の
私の火照った素肌は快感として認識してしまう。真水と違って粘度がある
愛液は昆虫が這う様にゆっくりと、ゆっくりと敏感な肌の上を焦らすみた
いに移動する。もう私は全身が性感帯となったのと変わらない。
『お兄ちゃん、お兄ちゃん……!』
575突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/17 01:42 ID:6hyImHyu
更なる刺激を求めて固く尖った乳首から痛みにも似た焦れったさがズキズ
キと伝わってくる。だけどお兄ちゃんは触らない。そこに触ると私が目を
覚ましてしまうのではないかと怖がっているからだ。慎重に突起だけを避
けながら、絶頂へと誘うには程遠いソフトな快感ばかりを延々と注ぎ込ん
でくる。私の切なさも知らずに。
『………もう、我慢できないよぉ!!』
お兄ちゃんはイタズラするだけ、昨日もこのままズボンを私の太股に擦り
付けながら達してしまったらしい。残された私は火照った体を持て余しな
がらお兄ちゃんに抱かれて悶々とした夜を過ごすだけ。男の人の汗の匂い
に興奮し触れ合った部分の熱さに発情しながらも『妹』を演じるため必死
に自分を制止しながら寝たふりをするだけ。
だけど、今は違う。オナニーまで我慢する必要なんて何処にもない。船に
揺られるようにフラフラと揺れる世界の中で、私は頭の中のスイッチを『
再現』から『妄想』へと切り替える。
「っ!!」
足で挟んだ枕はお兄ちゃん。そうお兄ちゃんの顔だ。ヒクヒクと蜜を溢れ
出しているアソコをお兄ちゃんのお口に押しつけ、動かす。
『舐めて、お兄ちゃん、。舐めて!』
「んん! んん! んん! んん!」
つるつるに剃られたアソコから湧き出す私のエッチな液は、そのまま全部
枕に、お兄ちゃんのお口の中に流れ込んでく。大好きなお兄ちゃんに顔に
無理矢理押しつけ、飲ませる。まるでお兄ちゃんの全てを独占してしまっ
たみたいな満足感と、自分のしている事の恥ずかしさが頭の中でグチャグ
チャに混ざり合って信じられないほどの快感になる。もっと密着させるた
めに右手でお兄ちゃんの顔を下から持ち上げながら、ずっとお預けされて
いた乳首をギュッ、と左手の中指と人差し指でつねる。
「ああああああっっ!」
576突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/17 01:42 ID:6hyImHyu
それだけで目の前がフラッシュみたいに白くなって、全身の関節がブルブ
ルと痙攣する。だけど、まだだ。まだイキたくない。もっと、もっとお兄
ちゃんに飲ませないと!
『お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃん!!』
擦り付けたりはしない、だって飲ませたいんだもの。だからお兄ちゃんの
顔を固定したままユサユサとお尻を揺らし続ける。お兄ちゃん、飲んでく
れるかな? 美味しいよって言って? もっと欲しいよって言って? ベ
ロ伸ばして、一番奥からかきだして! 私の小さなお尻、掴んで押しつけ
てベロベロして! いやらしい音、いっぱい出して! そして、こんなに
エッチな私の事を………
「んんん! んんんんんんんっ!!」
快感のメーターが振り切れそうになってるのがわかる。お兄ちゃん、お兄
ちゃん、お兄ちゃん、誰にも、誰にも渡さないんだから! まるで動物み
たいにお尻を振る私、恥ずかしいけど、もう止められないっ! 素肌が焼
け付きそうな程に熱くなり、足下から全ての感触が消えた瞬間。
「んーーーーーーーーーーーーんっ!!」
何かが破裂する感覚。プシュッとアソコが液を吹き出す快感。自分のお部
屋じゃ絶対に得られない絶頂感と入れ替わる様な脱力感に身を任せて、私
は絨毯の上にパタリと倒れ込んだ。
「っはぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
胸の動悸が収まるのを待ちながら、オナニーのあとの余韻に浸る。お兄ち
ゃんのお部屋で、お兄ちゃんに内緒で、お兄ちゃんの枕で、お兄ちゃんの
事を想像しながらしちゃったよ。そんなことを考えながらアソコと枕を繋
ぐ幾つもの粘着性の糸を指に絡め目の前まで運ぶと、白く濁った蜜が粘膜
の様に指先を包み込んでキラキラ光っているのがわかる。そうなのだ、お
兄ちゃんがお仕事から帰ってくるまでに、まだ、やらなきゃいけないこと
があるんだ。
「お兄ちゃん……」にちゃっ、とイヤラシイ音を立てる私の蜜「……今日
は私がご飯作るよ。私の愛が入ったお味噌汁、飲んでね?」
577突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/17 01:48 ID:6hyImHyu
本来なら「鈴菜編」を進めるのが筋なんですが、
どうにも次回のストーリーが固まり切りません(汗
申し訳ないのですが、気長にお付き合いくださいませ、ぺこり。
578名無しさん@初回限定:04/08/17 02:41 ID:ve75NzMm
えろい!GJ!(*´д`*)ハァハァ
579830:04/08/17 09:51 ID:A2jT+wpK
朝起きたら妹に、
四次元について聞かれた。
「三次元ってのは、縦と横と高さでいいアルか。」
「そうだよ。僕らが生きるこの世界が三次元だよ。」
「じゃあ、四次元には縦、横、高さに何が加わるアル?」
「そ、それは・・・





『萌え』だ!縦+横+高さ+萌えが三次元より一つ高い次元なんだよ!」




「それって、二次元アルヨ・・・。」
「な、なんだってーーーー!」
終わり
580830:04/08/17 18:33 ID:A2jT+wpK
朝起きたら妹に、
「またいっぱい無駄使いしたのね!!」
と叱られた。
「いや、欲しかった同人誌が思いの他多くて・・・。」
今年のコミケはとにかくいっぱい回った。
最初からチェックしてたサークルに加え、F○te関係で良さそうなものもあらかた手をつけた。
「いったいどれだけ出したのよ!」
終わってみれば三十冊はあるか。一冊あたり五百から千円として、ざっと見積もって・・・。
「2万・・・くらい?」
「そんなに少ないはずないでしょ!」
はぁ?妹はベッドの脇にあるゴミ箱を指差した。昨夜、一冊につき一回づつ抜いたティッシュが山積みに捨てられたゴミ箱を。
「一回の射精で3億の精子が出るとして、ざっと見積もって三十回は出してるから約100億?あ〜ん、お兄たんの精子い〜、もったいないよぉ〜!!」
「やかましい!」
俺は次の瞬間にはコミケの分厚い本を投げて妹を黙らせていた。
終わり
※コミケの分厚い本は妹に投げてはいけません。
581名無しさん@初回限定:04/08/17 19:09 ID:kT0FMiHR
朝起きたら妹の、
戦闘力が53万だった


さらに変身するらしい…
582池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/17 21:34 ID:+tdJk6o9
 朝起きたら妹が、記憶喪失になっていた。

「あ、あれ? こ、ここは? 何処? あれっ?」
妹と会話をしていたら、突然妹が言い出した。
「お、おい、どうした!?」
「うわっ!? だ、誰!? 知らない人がいるっ!」
どうも、妹の様子がおかしい。俺の事を知らない人と言うとは。
「お前……俺のことわかんないのか?」
「えっ? わからないって、私、あなたの事知らないもの!」
わからないどころか、知らないってか。つまり、こいつは記憶喪失したってわけか。
どうも、さっき冷蔵庫の中の俺のプリンが消えていたんで、何か知らないかと聞いた直後からこうだ。
……となると、言えることは一つだ。
「犯人はお前だ!」
「は、犯人って、何の? 何の犯人カナ? カナカナ?」
うっわーうぜー。こいつこんなウザイ系のキャラだったか。
「俺が2年前から楽しみに取っておいた、俺のプリンを食べた犯人だ!」
「え゛え゛っ!? あれ、2年前のやつなの!? なるほど、どーりで……」
「どうりで?」
「いや、カラメルシロップの分量が、ちょっと多すぎる気はしたんだよね……8割位あったし……。
 でも、あの下の上でとろける様なやわらかさは絶品だったんだけど……」
「やっぱり食ったのお前か」
「ああっ! 謀られた! おのれ、策士め! くっ、こうなったら――
 ――あれっ!? あなた誰!? ここは何処!?」
「しつこい! いい加減、認めたらどうだ。今言えば、お兄ちゃんもそんな怒んないから。
 ちょっと小腹が空いて食べちゃったとかだろ?」
「わたしは、おなかがすきません。小腹が空くって、どんな気持ちですか?
 ……あっいやごめんちょっと待ってよ認めるからとりあえずその包丁を置いてほしいななんて」
「それでよろしい。今なら怒んないから」
「今は怒らないのなら、もう一個謝っとく事があったんだけど」
「何だ?」
「2年前の4月1日に言った、『プリンは熟成させるとおいしい』っての……まだ信じてた?」
……嘘だったの?
583池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/17 21:36 ID:+tdJk6o9
>>560の、朝起きたら妹に蜂蜜かけてた。の続き、書こうか書くまいか考え中。
最後まで書いてもストーリー要素薄めだし、かといってこのままじゃストーリーゼロだし。
584名無しさん@初回限定:04/08/17 22:15 ID:Gz3Zq1rh
朝起きたら妹が、分裂していた。
585483:04/08/17 22:20 ID:b3UmEj4z
>>581

朝起きたら妹の、 戦闘力が53万だった。

「ふ〜ん。……で?」
「あ〜、なになにその可哀想な人を見るような目付きはぁ?
53万てとんでもない数値なのにさらに変身するんだよ!?
お兄ちゃんなんて戦闘力たったの5かゴミめ〜なんだからね!」
「わかったわかった」
朝っぱらからこいつの戯言に付き合うのも疲れるので、俺は妹に背を向けて二度寝にかかる。
「む〜っ。信じてないなら実力行使だ!」
妹は突然俺の膝の上にまたがってきた。鬱陶しいので放っておいたのだが……。
「っておい、どこ触ってんだよ!」
「お……お兄ちゃんの戦闘力……きゅ、90000……バ……バカな……まだ上昇している……!」
「……何赤くなってんだよ」
赤面したいのはこっちだ。
「だ、だってお兄ちゃん……私の手でこんなに感じてくれてるんだもん……」
「感じてるとかじゃなくて仕方ねぇだろ朝なんだから!つーかいいかげんやめれ」
「こうなったら見せてあげよう!私の変身を!」
聞いてねえし。
「って何脱いでんだお前はっ!」
いきなりパジャマの上着を脱いで上半身はブラジャーだけの姿になった妹に、さすがの俺も狼狽する。
久しく見ていなかったが結構成長してるんだな……じゃなくて!
「くす……驚いているみたいだね。でもまだ私はあと2回も変身を残しているんだからね……」
586名無しさん@初回限定:04/08/18 10:32 ID:/cCfmKUX
ALL職人ズへGJ!!
夜勤明けハイテンションな漏れには刺激強過ぎ。
触ってもいないのに…読んだだけで…こんなに…。
587名無しさん@初回限定:04/08/18 11:44 ID:aJ6my3tP
耳が大きくなっちゃったよ!!
588名無しさん@初回限定:04/08/18 15:01 ID:hJIvDc2U
朝起きたら妹に、
「お兄ちゃんが萌えるセリフ、あたしがいったげる♪」
と耳元でささやかれた。
589名無しさん@初回限定:04/08/18 16:57 ID:d2wlbPwy
朝起きたら妹と
神経を共有してた

気持ちいいのも二倍二倍
590池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/18 19:13 ID:1Efztnmf
 朝起きたら妹に、「お兄ちゃんが萌えるセリフ、あたしがいったげる♪」と耳元でささやかれた。

朝。目が覚めて起き上がった俺に、突然背後から、
「お兄ちゃん! おっはよう!」
「うおぁっ! いきなりでかい声出すな! ていうかお前いつからそこにいた!」
「ん〜……おととい?」
バカ一名発見。どうりでこの頃姿が見えないと思った。
「で、朝っぱらから何の用だ?」
俺が聞くと、妹は怪しげな笑みを浮かべて、
「お兄ちゃんが萌えるセリフ、あたしがいったげる♪」
「な、なにを……?」
「実は、一昨日からこの部屋にいた理由は、お兄ちゃんがエッチなゲームやってるところを見て、
 どんなセリフが良いのか勉強しようと思ったからなの!」
「なるほど……と、いうことは、俺が昨日一昨日とやっていたエロゲーと、
 それを見ながら俺がしていた行為は一部始終見られていたという訳か?」
平静を装う俺。内心はもう今すぐにでも9階の窓から大空に向かって羽ばたきたい気分。
いや、I can fly!って感じがしたんです。嘘じゃないですって。え?ヤバイネタは止せって?
妹は顔を赤らめて、
「あっ、だ、大丈夫! 大丈夫だから! 
 お兄ちゃんがお楽しみの間は、私パソコンの方しか見ないようにしてたから、大丈夫!」
あー、それって大丈夫なんでしょうか。どうですか? 見られてなければ平気ですか?
……昨日ゲームどんなのやったっけか。……あー、卑語モードONでバリバリやりまくりでしたね。
俺が頭をペシンと押さえて、ヤッチマッターってポーズを取っていると、妹が、
「と、とにかく、昨日一昨日のゲームで勉強した成果、たくさん言ったげる!」
「ぅゎぁ、ゅぅぅっゃ……ぁぁ、ャヶゃ。ぉぃ、ぃぇょ」
もう、声がまともに出ませんね。そのまま、部屋にしばらくの沈黙が流れる。
「では早速。コホン、『ご主人様……朝のご奉仕を、させていただきます』」
なにっ!? そ、そんなことまで! ちょっぴりドキドキして待っている俺。
「……」「……」
「……あれ? どうしたの?」
「いや、萌えるセリフ、言うだけだから……ね? それに、『えっちなのはいけないとおべぎゃッ」
俺の右ストレートが妹の顔面を貫き、何事もなかったかのように一日は始まった。眠い。
591名無しさん@初回限定:04/08/18 21:51 ID:3FG8y88p
>>590
タロワ
592上手く改変できねー:04/08/18 22:14 ID:3FG8y88p
兄「あの・・・いや・・・こんな事聞くのは・・・ちょっと あれなんだが・・・」
   妹「なあに?何でも聞いてよお兄ちゃん・・・!」
兄「あぁ・・・その・・・妹に恋愛感情とかは・・・」
   妹「ウフフ・・・なあんだ、そんなこと?・・・もちろんOKよ・・・!」
兄「え?」
   妹「だってお兄ちゃんだもん・・・!」
兄「い、いいのか・・・?」
   妹「当然の権利よ」
兄「一緒に寝たりとかも・・・?」
   妹「問題ないわ・・・!」
兄「じゃあ・・・」
   妹「ん?」
兄「その時にキスしたりとかは・・・?」
   妹「いいわ・・・!したくなったら、して・・・!」
兄「本当っ・・・!」
兄「イタズラは・・・?エッチなイタズラってのは・・・?」
   妹「ウフフフ・・・好きなだけしてもいいよ・・・!」
兄「本番がしたいんですが・・・入れてもいいか・・・?」
   妹「フフ・・・やはり・・・悪魔の子ねっ・・・!」
兄「え?」
   妹「考えてみなさい。私達が・・・今言った事をソフ倫が許すと思う・・?」
兄「え・・?」
   妹「お兄ちゃんだってそれはわかっていた・・・最初はね・・・でも・・・
     私が少し甘い雰囲気を出すとものの5分でもう心がゆるんで・・・
     本性が立ち上がる・・・!自分勝手な欲求が始まる・・・!
     それは許していくと際限なくエスカレート・・・!
     次第に言葉もソフ倫を舐めた口調になってっ・・・!慎みも分もわきまえない・・・!
     まさにそれこそがお兄ちゃんの正体・・・!クズねっ・・・!
     その膨れあがった自分本位・・・叩きつぶしてあげるっ・・・!
     再教育よっ・・・!ゴミめっ・・・!一般人でいられると思わないでっ・・・!」
593名無しさん@初回限定:04/08/18 23:14 ID:hJIvDc2U
はい、逸般人です
朝起きたら、妹が俺の隣でテレビを見ていた。オリンピックだ。
「ところで、これは生放送か?」
「違うわ。昨日の結果のダイジェストを放送しているのよ」
「ほう・・・」

「ほら、バレーボールの試合よ。日本対ギリシャ」
「おおっ。バレーボール、ブルマーか!(←バレーボールという単語しか耳に入ってない)」
「・・・日本はハーフパンツだから」
「な、何だってー(AA略)!ルーベン・アコスタは何をやっている!仕方ない、ギリ
シャだけ見るか」
「・・・変態」
「うほっ、いい生足、いい生ふともも、いいお尻の割れ目」
こ か な い か
青い上着に青いブルマー。青のワンピース水着かっての。っていうか、ケツ覆う生地
薄杉!このいやらしい格好で目立とうってわけか。そのいやらしいお尻がぷるんぷ
るん揺れている所がテレビ画面に映し出されている。
ふふふ、分かってるねえ、NHK!見事なエロアングル!さすがは深夜に、外国の海岸
の水着のねーちゃんの尻を追いまくっているだけの事はある!
「・・・」
「うがあっ!いきなりブラクラ(監督)映すんじゃねえ!」
と思ってたら、突如画面が切り替わり、今度はヒゲを生やしたおっさんが出て来た。
「あら、スターリン様そっくり」
ぉぃぉぃ

「今度は新体操ね」
「うむ、食い込みだな」
「・・・今度は新体操ね」
「うむ、絶頂の仰け反りだな」
「・・・・・・今度は新体操ね」
「うむ、あのボールに、俺はなりたい。あのサラサラな生地の上を滑ってみたい」」
「・・・・・・殺されたいんか、エロ坊主」
隣で妹が色々言ってるが、全く気にならん。
「縦に足おっぴろげ♪」
「バランス」
「股を広げて男を迎え入れる準備か、良いね」
「後方ぞり」
「絶頂迎えて仰け反ってるな♪」
「コウダチ」
「おおっ、床(とこ)運動炸裂♪」
「そ れ は 床 (ゆか) 運 動 だ」
「華子は細かいなあ」
「黙れ、バカ兄貴!」


散々バカやっていたら、何だかおなかがすいてきた。
「さて、そろそろ朝食を作らないとな。華子は何が食べたい?」
「私は・・・兄さんが食べたいわ」
なかなか笑えるボケをかましてくれるな、華子は。
「あいにく、フランクフルトは切らしているんでね」
「大丈夫よ、ポークビッツは有るでしょ?」
「ガーーン_| ̄|○」
今日も我が家は平和である。
「あ、カラシも付けてね」
付けるのかよ!
596突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/19 01:10 ID:BgAcp9xz
朝起きたら妹に、
「お兄ちゃんが萌えるセリフ、ボクがいったげる♪」
と耳元でささやかれた。


「………おやすみ。」
「あーん! 寝直さないでよ、お兄ちーゃん!!」
ゆさゆさゆさっ、ゆさゆさゆさゆさゆさゆさっ!!
「いいから撤収しろ、お前にゃ無理!」
「なんでなんでぇ〜っ!?」
ゆさゆさゆさっ、ゆさゆさゆさゆさゆさゆさっ!!
「……だってお前、バスト75も無いだろ?」
「え!!」
ゆさゆさ……ゆさ。
「ちなみに京は76ある。」
「うわ!」
「つるぺたも魅力の内かも知れないが、それでも限度というモノがある。お前
のサイズじゃ『ロリ』以前に『幼女』だ。」
「うわうわうわっ、酷いよお兄ちゃん。ボク、傷ついた! だいたい京ちゃん
だってボクと5センチしか変わらないよぉ〜!!」
「その5センチが歴史を変えるのだ馬鹿者め。そういや胸を揉んで性感帯を刺
激すると女性ホルモンの分泌が増えて発育するって話だぞ? オナニーする時
に、ちゃんと胸も使ってるか唯?」
「それセクハラだよっ、兄妹だから言って良い事と悪い事があるよっ! それ
に、ボクは牛乳で健康的に育ててるから平気だもん!!」」
597突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/19 01:10 ID:BgAcp9xz
「いや、それ、迷信だから。」
「嘘っ!?」
「無理に信じてくれなくても良いぞ? 牛乳でも豆乳でも好きなだけ飲んで成
長させてから出直してこい。」
「…………………………………」
「わかったな? わかったら……」
「……じゃあ、お兄ちゃん……唯の胸、揉んで?」
「…………………………………」
「あ、ちょっと萌えた?」
「するかっ!」
「もうっ!」ごそごそ「…ほら、お兄ちゃん。ボク、ブラしてないんだよぉ〜?
ほらほらっ、妹のナマ胸だよ〜?」
「いや、もう散々見たし……」
「そうだよね………お兄ちゃんの大きな手、暖かかったよ?」」
「………………………………」
「ほら、今度こそ萌えた?」
「萌えないっ、それどころか萎えたっ! 良いから部屋に帰れ!!」
「あん、押さないでよー! お兄ちゃん、最近冷たいよぉー!」
ばたん!
「お兄ちゃん、ボクとも遊んでよ〜!」ドンドンドン「彼女出来たら速効でポイ
なんて酷いよぉ〜、ボクも構ってよぉ〜!!」
「はぁ〜………」
「お兄ちゃん、お兄ちゃんっ!」
「………しつこいぞ、唯。」
「……それでもボクは可愛い服に着替えて、今日一日、お部屋でお兄ちゃんだけを
待ってます……」
不覚にも、ちょっと萌えてしまった。
598830:04/08/19 01:25 ID:5m8up/qm
朝起きたら妹に、
「お兄ちゃんが萌えるセリフ、あたしがいったげる♪」
と耳元でささやかれた。

「なんだよ。いつ帰ってきたんだよ。」
「さっき♪収録が近くであったから寄ってみたの。」
収録。妹は声の仕事、いわゆる声優を職業としている。
といってもアニメの仕事はなく、もっぱらエロゲーの声をあてる事が多い。
「じゃあ、○○の××で。」
「んーとねぇ。『だ、だめらおぉ〜。お、お兄ちゃんの・・・、あ、赤ちゃんできちゃう・・・、あぐぅ・・・。できちゃう!できたゃう〜!』っかな?」
エロカワイイ声が耳の中に響く。
目を閉じればまさにリアルサウンド。去年の夏、パソコンに向かった思い出が鮮明に思い出される。
「あいかわらずいい仕事しやがるな。」
「へへっ。これでもちゃんと努力してるんだぞ。」
つーか、俺ってすげーぜいたくものかも。
「あ、私の出てるゲーム、みんな買ってくれてるんだ。」
「おまえが買えっていうからだ。」
「でもちゃんとみんなプレイしてるんだ。えらい!えろい!」
「そりゃ、お前ががんばってるかどうか気になるからな。」
「ふぅ〜ん。ねぇねぇ。」
「なんだよ。」
「あたしの声で抜いた?」
「ぶっ!!」
「あはは♪図星なんだ。」
「お前なぁ。やってる役が偏りすぎなんだよ!」
「そうだよ。仕事選んでるもん。」
「だからって妹役ばかりってなんだよ。」
「それはね・・・・・、お兄ちゃんを喜ばせてあげたいから♪」
なんとなくこれで終わり
599名無しさん@初回限定:04/08/19 09:34 ID:BcdAtS/E
職人さんたち、最高っす!
600名無しさん@初回限定:04/08/19 13:26 ID:ryaQpOjA
朝起きたら妹にょ
601名無しさん@初回限定:04/08/19 16:23 ID:8CtL6C91
結構前からこのスレ見てたんですが、ここってほとんどエロだけのSSって嫌われるんですかね?
>589を使って書いてみようかと思ったんですが。
602名無しさん@初回限定:04/08/19 16:36 ID:SsNqPxpB
ここのSSの半分はエロで出来ている!
「妹」を生かしたエロSSなら、みんなハァハァしてくれるさ!
603名無しさん@初回限定:04/08/19 19:06 ID:iNXDo/PW
>>601
安心しろ。その分、俺がエロ抜きのSSを書くから、あわせればバランスがとれて無問題!
604名無しさん@初回限定:04/08/19 19:07 ID:77/BPmp1
>585
出来るなら「服を脱ぐのがお前のいう変身だったとはな!」byべ○ータ
をいれてほしかった…

兄が
「何があっても俺たち、兄妹だよな」
なんてこと言うから、今日は合体記念日
605名無しさん@初回限定:04/08/19 20:01 ID:B/sjH6Zf
>>601
多分大丈夫だけど、そういうのって最近投下されてるっけ?
妹題材なら何でもありなんじゃないかと思うけど。
606名無しさん@初回限定:04/08/19 21:50 ID:azuZTKqn
名無し達が書いた一行ネタを拾ってSSにしてるのが多いが
べつに職人さんがオリジナルで書いても良いんだよな?
607名無しさん@初回限定:04/08/19 22:49 ID:ryaQpOjA
職人さんオリジナルもOKだし、
一行ネタを拾うのもOKよ。
一行ネタは職人さんのインスバイアの元だから、
わりかし重要なんよねぇ。
608名無しさん@初回限定:04/08/19 23:41 ID:B/sjH6Zf
>>607
わりかし重要っつーか、俺の場合それが無いとろくに書けないので超重要。
609830:04/08/20 02:50 ID:VsaBOnnE
朝起きたら妹が、
みさくら語変換機を見つけてきた。

朝起きたら妹に、
「またいぃっぱいぃ無駄使いぃしたのぉおおね!!」
と叱られたのぉおお。
「いぃや、欲しかった同人誌が思いぃのぉおお他多くて・・・。」
今年のぉおおコミケはとにかくいぃっぱいぃ回ったのぉおお。
最初からチェックしてぇぇぇぇ゛たサークルに加え、F○te関係れ良しゃそうにゃものぉおおもぁあああ あぉらかた手をちゅけたのぉおお。
「いぃったいぃどれらけ出したのぉおおよお゛お゛お゛ぉ!」
終わってみれば三十冊はぁあああ あぉるか。一冊ぁあああ あぉたり五百から千円としてぇぇぇぇ゛、じゃっと見積もって・・・。
「2万・・・くらいぃ?」
「そんにゃに少にゃいぃはずにゃいぃれしょ!」
はぁぁ゛ぁ゛?妹はベッドのぉおお脇にぁあああ あぉるゴミ箱を指差したのぉおお。昨夜、一冊にちゅき一回づちゅ抜いぃたティッシュが山積みに捨てられたゴミ箱を。
「一回のぉおおれひゃうっ れひゃうよぉおお゙れ3億のぉおお精子がれひゃうっ れひゃうよぉおお゙としてぇぇぇぇ゛、じゃっと見積もって三十回は出してぇぇぇぇ゛るから約100億?
ぁあああ あぉ〜ん、お゙ぉおォおん兄たんのぉおお精子いぃ〜、もったいぃにゃいぃよぉ〜!!」
「やかましいぃ!」
俺は次のぉおお瞬間にはコミケのぉおお分厚いぃ本を投げて妹を黙らせていぃたのぉおお。
終わり
※コミケのぉおお分厚いぃ本は妹に投げてはひぃけません。

ゴメン。もうしません。
610名無しさん@初回限定:04/08/20 06:46 ID:IMZ+2Ar3
ワロタ GJ!というかネタがイイ!
これ、シリアスなSSならどうなるんでしょ?w
611rhys1672:04/08/20 07:13 ID:t8JLNhWo
830氏のSS( >>598 ttp://www.geocities.jp/rhys1672/ss/0225.html )が、
突発屋氏のSS( >>596-597 ttp://www.geocities.jp/rhys1672/ss/0224.html )の中に間違えて
入れてしまってた模様。
うー、大変申し訳なかったです。
修正しておきました。
612名無しさん@初回限定:04/08/20 11:51 ID:Jv5+VWbx
>>609
「3億のチンポミルク」を期待してたのに……w
613名無しさん@初回限定:04/08/20 15:15 ID:KqFH64sV
朝起きたら妹に、
「かゆいの・・・。」
と言われた。
614名無しさん@初回限定:04/08/20 16:34 ID:GqNqapOM
         ビフォー
朝起きたら妹に、
「かゆいの・・・。」
と言われた。
          ↓

         アフター
朝起きたら妹に、
「お兄ちゃんが昨日イれたのは、
 お姉ちゃんのお○んこですか?ゆいの・・・。」
と言われた。

うたた寝したせいで脳みその位置がずれてるようです…
                      寝なおしてきます。
615池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/20 21:35 ID:uh0/2CuZ
 朝起きたら妹に、「かゆいの・・・。」と言われた。

朝、目が覚めて食卓に向うと、妹が床をごろごろと転がっていた。
「ぅ゛〜〜〜〜……」
妹は何とも言えない苦しそうな声を出しながら、転がり続ける。
どうも最近多いんだよな、サイコさんな行動が。
「おい、どうした? 暑さにやられたか?」
妹はピタリとその場に止まり、首を横に振って、
「かゆいの・・・。」
「は? 痒い?」
「……お兄ちゃん、我慢できないから、掻いてよ」
「自分で掻けよそんなの……」
「じ、自分で掻くなんて、そんな……そんないやらしいコト、私……」
妹は顔を紅く染め、頬を両手で押さえてもじもじしている。
「はあ? ……なんだか知らんが、わかったよ。何処がかゆいんだ? 掻いてやるから」
妹は顔を更に紅くしてスカートをめくり、
「私の××××……掻いて……」
「てめえで掻けボケが」
「ちょっ、速っ! 掻いてくれたっていいでしょ!?
 それとも何? そんなに私がオナニーしてるところ見たい!?」
本性現しやがったな。
「じゃあ、俺の見てないところで掻いてこい。ほれ、これ貸してやるから」
「孫の手なんかなくても届くわよ! ……いや、一応借りておくわ。あとで使うから」
妹が孫の手を何に使うのか、その辺は聞かないで置こう。
「届くんなら自分で掻けよ」
「そういうことじゃなくって……もっと、精神的なものなの!」
「オナニーはダメで、近親相姦はいいのか……? ……そもそも、何で痒くなったんだ?」
「昨日の夜、寝てたら蚊に刺されて……」
「そうか、じゃあキンカン塗っとけ」
俺は妹にキンカンを渡し、部屋を去った。背後から妹の悲鳴が聞こえたが、まあいいだろう。

後になってよく考えてみると、今の妹のセリフ結構深い。
616池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/20 21:40 ID:uh0/2CuZ
最近なんかオチが弱い。明日は連休なのでじっくり練りますか。


>>614
脳みその位置、どれだけずれてますか……?
暑い日が続いてますから、お大事に(優しい目)。
617名無しさん@初回限定:04/08/20 21:41 ID:8MYD6an6
>「そうか、じゃあキンカン塗っとけ」
デリケートゾーンにはきちんとした物を塗った方が…
618名無しさん@初回限定:04/08/20 23:11 ID:ZELeqF8N
朝起きたら妹に、戦力外通告を言い渡された。
619名無しさん@初回限定:04/08/20 23:16 ID:Wia9tL2+
>「私の××××……掻いて……」
>「てめえで掻けボケが」

ハゲワラwww
620名無しさん@初回限定:04/08/21 00:06 ID:aEtFmmvL
ビフォー
朝起きたら妹に、
「かゆいの・・・。」
と言われた。
背中にでっけえバンソウコウを張ってやった。

数日後

May 21, 1998
かゆい かゆい おにいちゃ− きた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。

4
かゆい
うま
621突発屋 ◆63./UvvAX. :04/08/21 00:15 ID:AWBxSeWd
>>620
一作目の研究員の日記・・だったっけ?
622名無しさん@初回限定:04/08/21 01:30 ID:spfaxUt1
>>617
> デリケートゾーンにはきちんとした物を塗った方が…

つばつけとくか、精液を塗るとたちどころに痒いのが直る、と
本@民明書房 には書いてあるらしいぞ。
623暫定706希望  :04/08/21 01:53 ID:nxGSk8ki
ある朝の事、朝食を半分ほど食べ終えた俺はおもむろに口を開く。
「周りの肉々しい筋肉黒人集団はなんなんだ、結依(ユイ)?」
いつもは2人の朝食、何故か今日は『黒スーツを着た肉塊1ダース』と朝食を囲んでいる。
「質問の意図を図りかねます、お兄様。」
……
「何故、俺が、朝っぱらから、こんな筋肉と、飯を食わねばならんのかと聞いている…」
「私がこの方々を雇ったからです。」
もちろんそんな答えで納得がいくはずもなく、納得するつもりも無い。
追い詰める理由は簡潔。
また一つ彼女に『お仕置き』をする口実ができる、それだけ。

 妹と肉体関係を持ち、2年…。
 結依の心を繋ぎとめる鎖に、ボディガードなど何の障害にもならない。
 『お仕置き』を望んでいるのは、結依自信なのだから。

―――俺は責めを再開する。
「いつも俺が守ってやっているだろう、何故こんな『肉塊』を雇う?」
「お兄様には関係ありません、私個人の問題です。」
「答えになっていないな、俺に言えないような事でもあるのか?」
「っ、それは…」
「相変わらず嘘が下手だな…言ってみろ。」
……
「―――ぃですか…」
「ん?」
「しかたないじゃないですか!」
初めて触れる妹の激昂。
「お兄様の魚肉ソーセージでは前戯にもならないのだから!!」



―――朝起きたら妹に、戦力外通告を言い渡された。
                    PS.脳のよじれが治らない
624名無しさん@初回限定:04/08/21 04:55 ID:EIVdkHWq
>>622
ンなマネしたらx51に載るぞw
625名無しさん@初回限定:04/08/21 11:26 ID:EfceMP5y
朝起きたら妹に、
「私も金メダルが欲しい」
なんてこと、言うじゃない?

そこのそれ! 金は金でもメダルじゃありませんからっ! 残念!!

自前のかたな切りっっっ!!!
626830:04/08/21 13:39 ID:SuoJZMcA
朝起きたら妹に、
「かゆいの・・・。」
と言われた。
「どこが?」
「口じゃ言えない所・・・。」
「ぶほっ!!」
兄に向かってなんてこと言うんだ!まぁ、言いにくいことを言ってくれるのは兄貴冥利につきる。
「調べたの・・・。性病っぽい・・・。」
「それは俺に聞くより専門医に聞くのがいいんじゃないかな。」
「うん・・・。じゃあ、行ってくる・・・。」
妹は病院に行く身仕度をはじめた。
「私、そんな覚えないのに・・・。」








ゴメン
627830:04/08/21 13:40 ID:SuoJZMcA
続・朝起きたら妹に、
「かゆいの・・・。」
と言われた。
「どこが?」
「口じゃ言えない所・・・。」
「・・・・。性病かぁ?」
「そうかもしれない・・・。」
「そうか。」
俺はしばらく考えてから答えた。
「わりぃ。俺、それの覚えあるわ。」
「いいの。性病なら、治せばいいから・・・・。でも・・・・。」
「うっ!?」
「心がかゆいのは一生治せないから・・・・。」


ゴメン。バッドエンド
628名無しさん@初回限定:04/08/21 13:59 ID:gZxnmClM
>>615
>後になってよく考えてみると、今の妹のセリフ結構深い。

上の文の意味がよく分からないんだけど、どう深いの?
629名無しさん@初回限定:04/08/21 15:08 ID:shK2o6uo
朝起きたら妹に、
「かゆいの・・・。」
と言われた。
「どこが?」
「口じゃ言えない所・・・。」
「ぶほっ!!」
兄に向かってなんてこと言うんだ!まぁ、言いにくいことを言ってくれるのは兄貴冥利につきる。
「むずむずが止まらないの・・・。おにいちゃん部屋にあったお薬飲んだら・・・。」
「そ、それは象コロリ・・・(パオーーーン」
「うん・・・。じゃあ、責任取ってね・・・。」
妹は寝巻きを脱ぎはじめた。
「私、こんなにえっちじゃないのに・・・。」

630名無しさん@初回限定:04/08/21 15:44 ID:5gZJmf+Q
>>628
>「昨日の夜、寝てたら蚊に刺されて……」
ここの部分。
なぜ蚊にさされるのかが・・・
631名無しさん@初回限定:04/08/21 16:11 ID:gZxnmClM
>>630
サンクス。そんな所が蚊に刺されるような状況にあるってことは……、ってことね。
632830:04/08/21 21:31 ID:SuoJZMcA
>610>612
妹がみちゅけてきたみしゃくら語変換機れしゅぅぅぅ。
今回はこれれ一気に変換かけたのぉおおれ
「3億のぉおおちんぽミルク」は出ませんれしたのぉおお。

ttp://p46.aaacafe.ne.jp/~foxx/misakura.html
633名無しさん@初回限定:04/08/21 22:32 ID:EIVdkHWq
>>632
こんなおバカな機械が存在するとは、世も末だな。漢字が弱いらしいから、
精子は変換できなかったのかと邪推してみる
634Y ◆cf6.GAJsFA :04/08/22 01:03 ID:nvfb5S85
こんばんは、Yです。
1.朝起きたら、妹に…「『明るい家族計画』って何?」と、聞かれた。
…ゴム製の避妊具だよ、いわゆるコンドーム…。
この歳で知らないって、ある意味危険かもな…と、思った。
…後ほど、僕も書く予定のネタをメモ。
使いたい方、いらっしゃいましたらどうぞ。
短編や、天然義姉妹の続編ができたら、追ってUPします。では。
635池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/22 10:13 ID:l/+RhVo8
こにゃにゃちわ、休日につき、>>560『蜂蜜』の続き投下です。

・>>560-を読んでいない方はそちらを先にどうぞ。
・ギャグレスなので、その辺期待の人は読み飛ばしてくださって。
・次の投下で完結ですが、最後まで読まないとストーリーさっぱりだと思います。
・ぶっちゃけ今回の投下はスレ違い気味。
636池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/22 10:13 ID:l/+RhVo8
「……はぁっ……ふぁっ……やだぁっ……はっ……」
肩を揺らし、舌を突き出して激しく呼吸をしている私。
我慢が限界を過ぎて、半分意識が飛んでいる。
顔は涎と涙でぐちゃぐちゃになり、体中も兄の唾液や汗や愛液で汚れていた。
「おい、きれいにするの、終わったぞ」
きれいになんて、なってない。それどころか、蜂蜜がついていた頃の方がまだきれいと言える。
だが、今の私は、そんな事も分からない様な状態にあった。
「……はあっ……触って……お、お願いっ……します……触ってっ……!」
「はあ? お前の体がきれいになったから、次はお仕置きをするはずだったろ?」
「……お仕置き……? ……はぁっ……早くっ……してぇっ……お仕置きしてぇっ……!」
なりふり構わずに、おねだりをし続ける私。
――私、何やってるんだろう。
「ああ、今すぐやってやるよ」
「あはぁっ……早くぅっ……!」
――私はこれ以上、求めちゃいけないのに。感じちゃいけないのに。
「じゃ、流石にそろそろ触ってやらないと、壊れちゃいそうだからな。
 どろどろになってる下の口にお仕置きしてやるか」
じゅぷっ、という音だけが、私の耳の奥に強く響く。
一瞬、時間が止まったような気がした。
「――っぁぁああぁああ!」

かつて無いほどの、強すぎる快感。
もう、恥も誇りも全て消え去ってしまうような、最高の快楽だと思った。
……だけど、違う。
これを遥かに超える快感を、私は以前に味わっている。
思い出したくない記憶。そして、絶対に忘れられない記憶。
あれは今から5年前。
私の13の誕生日。
それまでの私と、今の私の境界。
それまでの兄と、今の兄の境界。

忘れたかった記憶が、鮮明に蘇ってくる。
637池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/22 10:14 ID:l/+RhVo8
 1999年1月14日
新学期が始まってすぐなので、学校は午前中だけで終わった。
今日は家に帰ったら、家族でお誕生日会をやる。
きっと、大きなケーキとプレゼントが用意してあるはずだ。
学校でもお友達にお誕生日のプレゼントをいっぱいもらって、今日の私はとてもごきげんだ。
私は親友のアイちゃんと家の前で別れ、ドアの呼び鈴を鳴らす。
「ただいまーっ! 千夏だよーっ!」
いつものように、私は元気良く叫んだ。
「……?」
返事が無い。いつもなら、お母さんがすぐに玄関のドアを開けて、私の荷物を持ってくれるのに。
聞こえなかったのかな。それとも、お昼寝中だろうか?
子供が学校に行って頑張っているというのに、まったく、しょうがない親だ。
「た! だ! い! まー! お母さーん、寝てるのー!?」
私は、今度はドアを拳で叩きながら叫んだ。
――ガチャッ
私がドアをどんどんとやっていると、突然、鍵が開いたような音が。
眠すぎて、おかえりを言う気力もないのか、うちの親は。
私は勢い良くドアを開ける。
「ただいまー! 私の誕生日なのに、自分だけ寝てんじゃねーぞーっ!」
あれ? ……誰もいない?
良く見ると、奥の部屋の電気がついているようだ。
私は、足音を立てないようにその部屋の前まで歩み寄り、勢い良くドアを開けてさっきのセリフを言う。
「私の誕生日なのに、自分だけ――」
頭の奥に、鈍い音が響く。痛い。目の前が暗くなる。体が動かない。

――ドサッ

――キィィィッバタンッ

――ガチャッ

「やあ、千夏ちゃんか。相変わらず、かわいいねぇ」
638池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/22 10:15 ID:l/+RhVo8
誰?
霞んだ視界に映るのは、男の人の顔。
「僕のこと、覚えてないかな? お兄ちゃんの友達なんだけど」
……思い出した。何回か、家に遊びに来た事があったはずだ。
名前は知らないけど、優しい感じの人じゃなかったっけ?
私がボーっと考えていると、突然、聞きなれた声が聞こえてくる。
「やめろ! お願いだ、妹は逃がしてやってくれ!」
……お兄ちゃん? なんだ、お兄ちゃんもう帰ってたんだ。
「ふふっ、親友の頼みとあっちゃ、殺すわけにはいかないね。
 といっても、元々この子とハルは殺す気ないけどね」
殺す? 何のこと?
だんだん、頭がはっきりしてきた。目もちゃんと見える。
私は、改めて部屋の中を見回す。
目の前にいる男の人と、その後ろで寝転がってるお兄ちゃん。うつ伏せで両手を後ろに回している。
――縛られてる?
なんで? この人がやったの?
私は慌てて部屋の全体を良く見る。
左の方にいるのは、お母さんとお父さん。

――
                          手首
    赤い
        お父さん 首     
赤い壁                    赤
             何?                 中身が
    赤い             首だけ
                銃
 目玉       母さん          赤         出てる
          無い                 逆向き
 何で?          血 半分
  
――なにこれ。
639池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/22 10:21 ID:l/+RhVo8
気が付いたら、私はあの男に服を脱がされているところだった。
「やあ、案外早く気が付いたね。3,4分しか経ってないんじゃない?」
「……や、やめてっ! 離して! 誰か! 誰か助けて!」
私は何とか抵抗しようとしたが、気が付いたばかりでどうにも体に力が入らない。
「誰かって? ハルに助けでも頼んでるのかい?」
ハル……そうだ、お兄ちゃんだ!
「お兄ちゃん! 助けて! ねえ、助けてよ!」
お兄ちゃんのほうに目をやると、縛られた手を何とか振り解こうとしているようだった。
「はっはっは、あれじゃ、とても助けるなんて出来ないね。諦めなよ」
そのまま結局私は逃げられないまま、服を全て脱がされてしまった。
「じゃあ、こっちの方も準備が出来たから、入れさせてもらうよ」
男は、いきなり自分のズボンを脱ぎ始めた。
そこには、ギンギンに大きくなっている、男の人のものがあった。
やだ、グロイ、あんなもので私……犯されるの?
男が、両手で私の足を広げ、腰をそこにあてがう。
「……やだぁっ! お兄ちゃん! 助けてえっ!」
「くっそ……やめろぉぉっ!」

――ズンッ

痛い。
痛い。
肉を裂かれるような感覚。
痛い。そこに刃物を突き立てられたような痛み。痛い。
痛い。
「――かッ……は……!」
声が出ない。
息が出来ない。
「ああ、もしかして千夏ちゃん、初めてだった? ……そりゃそうか、まだ13歳だもんね」
男は笑っている。
お兄ちゃんが何か叫んでいる。聞こえない。
――助けて、お兄ちゃん。
640池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/22 10:22 ID:l/+RhVo8
私は、しばらくあの男に突き続けられていた。
性器も、内臓も、脳まで、全てぐちゃぐちゃにかき混ぜられ、壊されている気がする。
多分、私はこのまま死ぬんだろう、と思った。
「うーん、泣いてばっかりじゃなくて、もっと色っぽい顔して欲しいんだけどなあ」
男が何か言っている。
「そうだ、いいものがあるから、それ使ってあげるよ! これならきっと気に入ってくれるはずだよ!」
突然、男の動きが止まった。私の中から、ものを引き抜く。
「……ッ! かっ……はあっ……はっ……!」
「ほら、腕出して」
男は私の腕を強引に引くと、そのまま肘を固定する。
突然腕に軽い痛みが走る。
私は自分の腕を見ると、そこには、注射器のようなものが刺さっていた。
「ん? これ? お薬だよ」
いいながら、男は空になった注射器を引き抜く。
「しばらくすれば効いてくる筈だから、待っててね」
男はそのまま、自分の腕にも注射器を刺した。

私はぐったりして、息を整えていた。
頭がくらくらしてきた。まずい。本当に死んでしまいそうだ。
息が収まらない。それどころか、どんどん早くなっていく。
何も考えたくない。
何も考えられない。

――体が熱い。

「あ、そろそろかな? じゃあ、いれるね?」
男のものが私のあそこに触れる。
「あはあぁっ!? あっああぁ!」
口から自然に声が出る。
信じられない程の快感が、全身に走る。

私は、どうしてしまったのだろう。
641池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/22 10:22 ID:l/+RhVo8
「うっわー、凄い効き目だね。大丈夫?」
男が、私の肩に手を添える。
「ああぁっ! や、はあぁあっ!」
肩に触れられただけなのに、普段の自慰行為の何倍もの快感が走った。
「じゃ、今度こそ入れるね」
――ジュプッ
明らかに濡れた音がしたが、そんな事、私の耳には入っていない。
「ひああぁぁああっ!」
体がびくびくと痙攣する。多分、私はイってしまったのだろう。
男はそのまま、私の中を掻き混ぜる。
――ジュップッ――グッチュッ
「ひゃ、ああああぁぁぁああっ! ああぁあぁっ! あぁぁああっ!」
気持ちいい。
死んでしまいそうな程に。
このまま死んでもいいと思える程に。
「ぁああっ! ああぁあぁああっ!」
「はぁっ……いい、いいよ、千夏ちゃん……すぐに出そうだよ……」
男は自分に打った薬が効いているらしく、虚ろな目をしている。
そのまま男は、腰の動きを速めた。
――ジュブッ――グジュッ――ブジュッ
「はあああぁっ! ひゃ、あああぁぁっ! あああぁぁっ!」
気が狂ってしまいそう。死んでしまいそう。壊れてしまいそう。
「……うっ……で、出るよ、千夏ちゃん!」
出る? ああ、そうだ。私今、男の人に犯られているんだっけ。
でも、もうどうでもいいや。
――ビクンッビクンッ
「ひあああぁぁぁあ!」
私の中で男のものが膨らんで、激しく脈打っている。
止まらない。男の射精も、快感も、無意識的な私の腰の動きも。

「くっ……はあっ、はあっ、……いやー、いっぱい出たねえ」
男はようやく放出を終えた。私のあそこから、赤と白のまだらに混ざり合った液体が垂れている。
642池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/22 10:23 ID:l/+RhVo8
男のものは、あんなに出したというのに依然萎える様子は無い。
「じゃあ、次は僕のを舐めてもらおうかな」
――ズルルッ
「ああぁあっ!」
男は私の中から無造作にものを引き抜いた。
「あれ、気持ち良すぎてお漏らししちゃった?」
男が引き抜いた瞬間、私は失禁してしまっていた。
「あっ……はあっ……ひ、ああっ……!」
その恥ずかしさも、今の私には快感にしかならない。
「ほら、君が汚したんだから、舐めてきれいにしてよ」
男は私の顔の前に、勃起したものを突きつける。
「あはぁあぁ……」
――おいしそう。これが、私に快感を与えてくれたもの。
私は躊躇い無く、それを口に含んだ。
「ふぁむっ……んっ……ふぁ、はあぁっ……!」
気持ちいい。口の中を、男の人のもので掻き混ぜられている。
「いいよ……千夏ちゃん……。ちょっと動くけど、我慢してね」
「ふぁっ? はむっ、んん!」
男は、私の頭を両手で固定して、自ら腰を振ってきた。
少しも遠慮の無い、乱暴な突きが喉に刺さる。
「んぐっ! がはっ! んんんっ!」
痛い。苦しい。そして、……気持ちいい。
男に喉を突かれて、下の口がびくびくと反応し、体液があふれ出ているのがわかる。
――処女を喪失し、血流が止まらないほどに激しく掻き混ぜられた痛みも、
   兄の前で犯され、失禁してしまったというシチュエーションも、
   部屋に響く淫らな水音も、汗と精液と血の入り混じった匂いも、
   無理やり味合わされている男のものの味も、
   全て、至上の快楽に感じられる。
精神配列を破壊され、五感の全てを快感としてしか感じられない体。

――ダァンッ
快感に浸っていると、突然、目の前が真っ赤に染まった。
643池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/22 10:27 ID:l/+RhVo8
頭の上から、温かいものが落ちてくる。
私は驚いて上を見上げた。
見ると、目の前の男の、頭の上三分の一が無くなっていた。
「え……?」
「千夏……ごめんな……すぐに助けてやれなくて……」
兄の声。
私は兄の方を振り向く。
兄の手には、さっき床に落ちていた大型の拳銃が。
兄の手首にはロープは無かったが、血に染まっていた。
「や、やだ……」
「ごめん……本当に……」
「何で……」
「俺も頑張ったんだが――いや、言い訳はしないさ……」
「何でよ……」
「悪い……だが、もう大丈夫だからな……」

「――何で……何で殺しちゃったの……?」

「……え?」
「ねえ、お願い……動いてよ……もっとしてよ……」
私は、死んだ男の上で腰を振り続けていた。
「ち、千夏……!」
強制的に夢から覚めさせられた感じ。
夢なら、覚めなくてもいいのに。
あの快感を、ずっと味わっていたかったのに。
兄の声が聞こえる。
目の前が暗くなっていく。
体に力が入らない。
息が出来ない。
何も考えたくない。
何も考えられない。
――寒い。
644池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/22 10:29 ID:l/+RhVo8
ここまで。
このあとで、兄が壊れた理由やらなんやらが出てきます。
この時点ではまだ壊れてません。

改めて読み直すと、ちょっとはっちゃけ過ぎたかも。


>>628
すみません、分かりにくかったですね。
次からは、もうちょい解説不要な感じのを目指します。
645518 ◆518YLv.Xnc :04/08/22 11:13 ID:yEDqtO8Q
ALL職人さん激しくGJ!

>>池魚氏
おぉ!何かスゲー( ゚д゚)
激しく続き期待してます!
あ、あとジョークっていうのはその場のノリみたいなのもあるし、解らなければ読み飛ばすまでであって
解説してしまうと面白くなくなってしまうので、今まで通りで良いのではないでしょうか?



池魚氏がダークな長編を書いているので、私も対抗してハートフルな長編を書いてみようかと思案
良いネタが思いついたら書いてみます
思いつかなかったら……脱兎w
朝起きたら妹が、隣でまたアテネオリンピックを見ていた。
「ところで、これは生放送か?」
「分からないけど、LIVEと出ていないから録画じゃないかしら?」
「俺と似て、いい加減な妹だ」
「失礼ねっ!!」
くすん、妹に思いっきり拒絶された。

「お?棒抱き飛びか」
「・・・棒高跳び」
「ああ、それそれ。カリ高飛び」
「・・・」
女子の棒高跳びをやっている。多分男子もやっているんだとは思うが、
そんなものは誰も見たくないのでNHK側でカットしているんだろう(違います)。
「ん〜いいね〜。セクシーな格好しちゃって」
「出来る限り身に付ける物を軽くして、かつ暑さを防げるような格好
をしているだけです」
「いいね、いいね。日本の子の可愛いお尻が」
「・・・」
誰かは知らないけれど、日本代表の子が胸の谷間に棒を押し当てている。
そして、聳え立つ棒に向かって走り出し、棒を地面に突き刺して、高み
に上り詰める。良く見ると、胸の先端が棒を刺激しているのが分かる。
今度はスローモーションで飛ぶシーンを映している。舐めるように下から
見上げるアングルも有れば、股間が良く見えるように正面から映すアング
ルも有る。
・・・やばい、早くも俺の息子がお怒りだ。
「バーは落ちなかったわね」
妹が呟く。
「ああ、もう上がりっぱなしだ。元に戻りそうにない」
俺がそれに答える。
「・・・」
あ、妹がジト目でこっちを睨んだぞ。
そんな微笑ましい事をしている間に、次の選手の番がやってきていた。
「ん?おおっ、これは凄い谷間だ!」
「はぁ・・・」
胸ではない。お尻だ。『こんなブルマーじゃ小さ過ぎて私のお尻をカバ
ー出来るわけないじゃない』とでも言わんばかりに、双丘が薄布を持ち
上げている。それで谷間を形成しているってわけだ。外国人に多い気が
する。体格の違いか?それとも、着ている物の素材の違いか?
「見ているこっちが恥ずかしくなるわね」
「そうだな。不自然に前屈みで歩くハメになるのはちょっと恥ずかしい
な。家で見る分には構わないが、会社の昼休みに見て、昼休みが終わっ
た後に男性陣が全員前屈みで仕事を始めるのは異様な光景だぞ」
「そういう意味じゃないわよ!」
・・・あれ?何かが違ったみたいだ。


「今度は女子100M決勝ね」
「うむ。ブルマー祭りだな」
「違います」
何と言うか、『ブルマー』なんて言葉では済まないほど体を覆う面積が
狭い物を穿いた連中が次々と入ってくる。
「失礼、ブルマーなんかよりもさらにハイレグでした。すまん、この通
りだ→_ト ̄|○」
「・・・」
「しっかし、凄い格好だなあ」
「あの方が足裁きが良いのよね」
「股を大きく開けるからな」
「・・・兄さんが言うと別の意味に受け取れます」
まずは品定めでもするかのように、次々と女の子の下半身にカメラが焦
点を合わせる。俺も妹がいなければ自分のシャッターを下ろすところだ。
「挑発するかのようにトントンとジャンプしてお尻を揺らすのもいるな。
全く、困ったものだ(嬉)」
「兄さん、そんな理由で飛んでいるわけではないと思いますけど」
「分かってる、分かってる。本当は胸を揺らすのが目的なんだろ?った
く、カメラマンもこういう時は胸を映せっての。同じ男として、ハイレ
グに目が行く気持ちはよ〜く分かるが」
陸上の選手の胸はほとんど無いようなものだが、それでも思いっきりジ
ャンプすればそれなりには揺れて楽しませてくれる。
「・・・」
妹とラブラブなやり取りをしている間にも、レースが始まる寸前になっ
た。みんな一斉に位置に着いた。そして、競技はスタートした。
・・・って、
「な、何なんだこれは!どうしてスタートの瞬間を前方から映すんだ!」
「その方が試合全体を映すのに都合が良いからです」
「バカな!クラウチングスタートの姿を真後ろから映すのは当然の事だろ!」
「・・・なぜ?」
「お尻が後ろに突き出されるからだ。これは良い。2ちゃんねるフェチ板
に単独スレ(実在)が立つぐらい良いんだよ、お尻を突き出すシーンという
のは!落とした財布を拾う時、身を乗り出して遠くを見る時とか、他にも
色々とチャンスが有る。身を乗り出すのは背後からのパンチラも拝めて一
石二鳥だな」
「・・・」
「お尻突き出しってのは『準備完了♪』といった感じがたまらんな・・・
って、どうした、華子?」
「兄さん。ちょっとこちらに向けてお尻を突き出して下さい」
「男が尻突き出したってしょうがないだろ・・・ま、良いけどさ。ほらよ」
と言って、俺は妹に向かって尻を突き出した。すると・・・
「この、変態野郎がッッっ!」
ゲシッッ!
「はぅっ!」
尻に妹の強烈な蹴りを食らってしまいましたとさ。
649名無しさん@初回限定:04/08/22 12:21 ID:wIbkw14O
朝起きたら妹に、
「5スレ目って、ゴスロリみたいな響きでいいよね。」
と言われた。
そろそろじゃないかな?誰か頼みます。
650名無しさん@初回限定:04/08/22 12:29 ID:H1cMGlHh
現在490kb
容量制限が近いため、次スレまでSS投下はお待ちください。
651Y ◆cf6.GAJsFA :04/08/22 15:44 ID:nvfb5S85
職人の皆さん、GJです。僕も精進しなければ…orz
とりあえず、ネタを暖める事にします。
652名無しさん@初回限定:04/08/22 18:54 ID:V7atAaJY
SS投下がやばいんなら、次スレ建てるんかい?
653518 ◆518YLv.Xnc :04/08/22 22:12 ID:uddDX92r
一応予告した導入部が完成
果たして長編へと続くかどうかは知りません

というわけで、次スレが建つのを楽しみにしてます
なかなかスレが立てられない条件な自分なので、人任せになってしまうところが申し訳ないですが
654Y ◆cf6.GAJsFA :04/08/22 22:21 ID:nvfb5S85
SS投下の為にも、そろそろ建てたほうがいいと思うので、建てますね。
スレタイは、 朝起きたら妹に、その5
テンプレ等は、このスレの1さんを参考にします。
655桐莉兄:04/08/22 22:37 ID:lEfPNqAd
朝起きたら妹に、その5
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1093181625/

はぢめて次スレ立てちゃいました。(汗)
メモ帳に書いて作って戻って来たら、Yさんのスレ立て時間差で入ってたス。
重複とかになったらスマソです……。
656Y ◆cf6.GAJsFA :04/08/22 22:48 ID:nvfb5S85
関連スレの見極め中に、スレッド一覧をリロードしたら、
桐莉兄さんの新スレが入ってたので、建てませんでした。
だから、重複にはなっていません。かなり危なかったですが(汗)
657名無しさん@初回限定:04/08/22 23:02 ID:RzUphaCs
oh⊂(`・ω・´)⊃セーフ
658池魚 ◆KSWDn0UBZs :04/08/22 23:20 ID:l/+RhVo8
なんか、ハイになってる時ってありますよね。
普段は出来ないのに、なんか自分でも信じられないくらい調子が良くて、
『俺は今、ハイパーになっている!』って状態です。
弾幕シューなんかやっている人は良く分かると思います。
今日の朝、>>636-643書いてた時まさにそうだったんですけど、
普段の執筆ペースの3倍位のスピードで書いてたんですよ。
でも、そういう時って結構その場のノリでどんどん次行っちゃうから、
こういう形に残っちゃうものだと、後で見返してみたときに目も当てられない状態だったり。
まあ、何が言いたいかっつーと予定していた伏線破壊しまくっちゃって、どうしよう、っていう状態で。
ハルの友達が死んじゃったのも、千夏の誕生日が一月なのも、
誰が書いたんでしょうね、あれ。まったくしょうがないなー。
まあ、それはともかく置いといて、

>>桐莉兄氏
乙です。
659名無しさん@初回限定:04/08/23 01:57 ID:U8NBiK81
その5の方に記念パピコ

しようと思ったが、容量の事を考えて何もしないでおいた。
保守しなくてもそう簡単に落ちはしないだろうと予測
660名無しさん@初回限定:04/08/23 10:39 ID:yluB5vHY
凄まじくしょうもないネタなので、こっちに投下。

朝起きたら妹に、愛妹弁当を手渡された。
「で、これはなんなんだ?」
「卵焼きのようなモノだと思う」
「こっちは?」
「トマトのようなモノっ!」
「これは?」
「ええとねぇ……よく分かんないや」
「これ、お前が作ったんだよな?」
「そうだったような気もするけど……」
曖昧な弁当だった。
661名無しさん@初回限定:04/08/23 12:08 ID:XqYnlGTR
>>660
最後のオチでちょっと吹いた。
こういうのも面白くてGoodです。
662Y ◆cf6.GAJsFA :04/08/23 13:32 ID:Q27mX/G6
>>660
愛妹弁当が実は曖昧弁当というオチが面白いです。GJ!
663名無しさん@初回限定:04/08/23 14:54 ID:az82tsxa
レスが>700いかないうちに
次スレが立つほど盛況とは…
数ある妹スレのなかでも質、量ともにNo.1だな

初スレ1さんに50万ジェニーと水を贈りたい
664Y ◆cf6.GAJsFA :04/08/23 16:34 ID:Q27mX/G6
>>663
しかも、1ヶ月ほど前にたったばかりのスレですしね。
新スレ33から、新たなシリーズにも挑戦中のYです。こんにちは。
天然義姉妹もネタができ次第UPしていきます。
僕の精進の日々はまだまだ続きそうです。
665名無しさん@初回限定:04/08/23 20:38 ID:qY7eyjEi
>>663
立った当初は絶対にすぐに消えると思っていたんだがな。
それが気づけば5スレ目。いったいなにが?
666名無しさん@初回限定:04/08/23 20:50 ID:gWgi+FAZ
妹への愛だよ、お兄ちゃんw
667名無しさん@初回限定:04/08/23 21:57 ID:A4WMJDoo
朝起きたら妹に、ハッキングされていた

既に自我を構成する為のクラスタ確保も危うい状況だ

僕の名前は…友永……和………樹…………
668名無しさん@初回限定:04/08/23 22:30 ID:0pKjZUvk
かかかかか和樹タソ、こんなとこにいちゃダメです!!
さささ、私と一緒にニトロスレに帰ろうね、大丈夫、痛くしないから
669名無しさん@初回限定:04/08/23 23:31 ID:A4WMJDoo
まだ活動しているクラスタが…再度ウィルスを仕掛ければ停止は確実でしょうけど

さて……これで本当に最後です

さよなら、兄さん
670518 ◆518YLv.Xnc :04/08/24 22:40 ID:bW+Xkt9i
何となく人が居ない気がするので、こっそりやってくるテスツ

最近真面目に進路希望に「小説家」って書いて、卒業後に物書きの勉強しようかと思いつつ
間違いなく無理なんで、いつか自分のサイトを作って小説を書くのが今の夢
小説の同人誌って人気あるんかな?
67180たん ◆GYhzO8OFh6 :04/08/24 23:56 ID:dmmiZJUz
>>670
小説だろうと漫画だろうと、同人誌はまさにピンキリ
有名な某月も同人だったが、異常としか思えないほど人気がある。今は商業に場を
移しているんけどね。ここと張り合うくらいの同人誌は、漫画、アニメ、創作を問わず
かなり限られてくるでしょ。
それとは逆に毎回20部程度しか売れないで赤字を出し続けているうちのようなところ
もあるわけで(´Д`lli)
672名無しさん@初回限定:04/08/25 12:00 ID:MmHBCmfd
>518タン
昼間からこんなところに居る漏れが答えましょう。

一般的に、手にとってもらいやすさは
漫画>>>>小説
これも表紙がちゃんと(奇麗・可愛い絵が描いてあり目を引きやすいなど)してて、
なおかつパロディ小説の場合。
オリジナル小説となるとさらに厳しくなる。
かなりの大手になるか、それなりの話題性がなきゃ
同人の小説は厳しいんじゃないかと。
小説の壁サークルも両手で足りるぐらいの数しかいなかったと思うし。

なんだかんだ言ったけど、漏れは応援してるからガンガレ!
673名無しさん@初回限定:04/08/25 22:53 ID:4Sw54wKB
>>670
小説家として生活していくのは現実無理としても、
同人誌としてではなく、
電撃あたりのラノベ新人賞に応募すれば、
上手く行けば本を1,2冊出すぐらいなら可能なのではないでしょうか。
674518 ◆518YLv.Xnc :04/08/26 00:33 ID:Q8QXZz2k
人が居なくなったかと思ったら、以外と居てビックリ

>>80たん氏
アドバイスありがとうございます
いっそのこと、私も某月のように絵師と手を組んでサークルを(以下自粛
それはさておき、80たん氏も同人活動をなさって居るんですね
驚きです
もしかして、以外とこのスレには多いのでしょうか?

>>672さん
同じくアドバイスありがとうございます
オリジナル小説を書きたいので、お話を聞くとやはり難しそうですね……
しかも私は絵が描けないので、やはり絵師と手を組んで(以下略
前途多難ですが、頑張ります!

>>673さん
アドバイスありがとうございます
ラノベの新人賞ですか……
う〜ん、悪くは無いのですが、果たして自分にそこまでの実力があるかどうか……
現実は厳しいです

みなさん、ありがとうございました
675名無しさん@初回限定:04/08/26 00:37 ID:gqZu75kz
朝起きたら、妹にファッキングされていた。アハァ
676名無しさん@初回限定:04/08/26 03:33 ID:AjgHMiVp
>673-674
エロラノベって言う手もありまつ
http://pie.bbspink.com/test/r.i/erocomic/1092738207/

まぁ環境は劣悪っぽいですが…
677名無しさん@初回限定:04/08/27 00:13 ID:arF3UTGo
>>676さん
ありがとうございます
でも、エロイの書くのはここだけなのでw
自分のHPを作ったり、どこかに応募するときはファンタジーとかを書きたいですね
678518 ◆518YLv.Xnc :04/08/27 00:13 ID:arF3UTGo
トリップ忘れてた……(´・ω・`)
679名無しさん@初回限定:04/08/27 10:26 ID:WWUdR33o
geqe
680名無しさん@初回限定:04/08/27 11:27 ID:hPl5+Gqp
518 ◆518YLv.Xncさん
貴方が朝起きて、頭の中に小説を書く事しか無ければ、貴方はその時点で小説家です。
と、シスター マリー・クラレンスも言ってました(W
(Wなんて付けましたが、上記の言葉、俺は好きです。
頑張って下さい!挿絵を入れて小説と漫画のハイブリットは良いと思います。
681518 ◆518YLv.Xnc :04/08/28 00:06 ID:2itVmlls
>>680さん
ありがとうございます
頑張ります`・ω・´)ノシ

流石に朝起きたら妹……じゃない、小説書くことしか頭にないわけでなく、多少の雑念はありますが
一度本気で小説を書いてみたいというのは、最近常々思っています
というよりも、アイディアが頭の中で暴走中w 書きたい物がいっぱい
6821読み手:04/08/28 21:03 ID:Zhpq3+t7
凄いな、このスレ
夢語っても、「21歳未満の方はお立ち退きください」みたいな煽りが無いってのが

才能ある人の文章から感じられるような「臭い」は無いが、大器晩成の書き手なら書けば書くほど育つだろうし

まぁ、ガンガレ
683名無しさん@初回限定:04/08/28 21:20 ID:ueafhpaz
まれにみる良スレとなったここは、そもそも
初代スレ1の気まぐれな立て逃げによって作られたことを思い出すたびに
ニヤニヤしてしまう漏れ。

職人の皆様方、引き続きがんばってください。
684518 ◆518YLv.Xnc
>>682
リアルで大学生なんで、一応規定ギリギリの歳ではあります
果たして大器晩成なんて真似が出来るかどうかはわかりませんが
これから物書きの勉強をして、なんとかやり遂げたいですね

ただ「臭い」だけはどうにもならないからなぁ(´・ω・`)
精進します